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別紙 概要版体系図(PDF:419KB)
平成 26 年度 松本市いがやレクリエーションランド改修事業基本構想 【改修の必要性】 ■ 現状と課題 【主な状況】 ✖マスツーリズムの衰退 ・下げ止まらない地区入込客数 ・乗鞍岳シャトルバス利用者のみ堅調 ◎アウトドア利用の増加予兆 ・参加者の初心者比率の増加 ・他宿泊事業者からの紹介の増加 △異なるアクティビティの利用傾向 ・景色を楽しむアクティビティは増加 ・どこでもできるパターゴルフ等は減尐 ✖施設依存の限界 スライダー等施設の魅力に頼る誘 客手法は施設陳腐化に対し無力 ◎高原景観の重要性 高原の景観に魅力を感じて来訪 しているというヒアリング結果 ✖支出削減による行き詰まり ・指定管理導入から赤字削減を意識 ・支出削減により縮小再生産が進行 ◎新たな利用に対する評価 オープンカフェ、セグウェイ 等、新たな事業への高い利用意向 ✖施設の老朽化 ・建築物の外壁や設備等の老朽化 ・稼働困難なリフト、スライダー等 ✖地域内観光機能の不足 子どもの遊び場、雨天時の利用場 所、車中泊対応の受け皿等の不足 ◎地元の積極的な活動 一の瀬景観保全、ヤギ飼育、車 中泊対策など地元の積極的活動 ✖地元産業との関わり希薄 いがレク利用者と宿・飲食利用 者等との相乗効果があまりない 概要版 別紙3 ●深刻な地域の観光産業の衰退、急激な過疎化の進行 ●乗鞍高原の観光客に比べ施設利用者の減少が著しく、地域の観光に寄与していない ●廃止した市営いがやスキー場に代わる観光拠点や振興策が必要 【検討課題】 乗鞍高原が抱える観光の課題を解決する一拠点 地域の観光産業を支援し活性化するための施設 ■ 基本構想 【考慮すべき条件】 【改修コンセプト】 としてリニューアルすることを目指す 【導入施設】 ■リゾート+アウトドア志向 シャトルバスの利用動向から伺える 「リゾートとアウトドア」の視点 ■アウトドアの受付・窓口 事業者毎の受付等を集約する など、乗鞍観光の柱として育成 ■成長分野へのシフト ■改修基本方針(H25 年度) ・アウトドアアクティビティ の拠点整備 ・子どもも楽しめる施設内ア クティビティの充実 ・絵になる緑の景観づくり ・収益性の確保 利用者の増加が見込まれる高 原景観を活かした分野を強化 ■本質的魅力の伸長 施設だけに頼らず、自然や景観 を壊さず、魅力をより高める ■乗鞍地区におけるアウトド アアクティビティの基地・ 拠点としての位置づけ ■高原の魅力体感 乗鞍岳、高原、施設が生む庭園 的な高原の魅力を積極的に提供 ■持続可能な事業規模設定 再生産可能な適正規模を設定 し、持続可能な事業として計画 ■ニーズ受入と負担軽減 ニーズが高く、設備投資と維持 管理の負担を抑える施設に再編 ・乗鞍地区の4つの観光拠点 の機能を整理 ・アウトドア総合窓口を設 け、アウトドアアクティビ ティの基地・体験型滞在型 拠点として位置づけ ■老朽施設の修復 活用する建築物等を改修し、景 観を阻害する不要設備を撤去 ■地元観光用の機能確保 宿泊者の利用、子ども、団体利 用、雨天時の利用等の場を提供 ■地元活動との積極的連携 地元の組織や活動と本施設の 取り組みの間で積極的に連携 ■地元産業への相乗効果 施設利用が地元観光事業者の 売上増に貢献する仕組みづくり ■検討部会の意向 ・盛土造成地の芝生広場整備 を最優先 ・導入するキャンプ場の規 模・設備の過大化抑制と未 利用地を中心とする配置 ・地区外からのアウトドアア クティビティ事業者の受 け入れ制限 ・若者定着に向けた雇用創出 の重視 ・乗鞍地区との協力関係の重 視 ア ウ ト ド ア と 高 原 リ ゾ ー ト の 融 合 ゆ っ た り と し た 時 間 を 過 ご す こ と も で き る 場 所 と し て リ ニ ュ ー ア ル す る 乗 鞍 地 区 の ア ウ ト ド ア の 基 地 ・ 拠 点 と し て 機 能 し な が ら 、 乗 鞍 岳 を 望 み つ つ 乗鞍の自然や風景と一体になる きっかけをつくる アクティビティや提供するサー ビスは、自然や風景と一体になるき っかけとして位置づける 誰もが写真を撮りたくなるような 感動する風景をつくる まるでスイスにいるかのような、 乗鞍岳の景観、シラカバと草原に囲 まれた風景、池の水面の魅力を高め る景観を整備する 様々な利用が可能な基盤施設を 充実し時々のニーズに対応する 時々のニーズに対し柔軟に対応 できるトレイルやキャンプ場等に ついて、運用によって対応できるよ う整備する 既:既存施設を改修して対応 新:新規整備 場所 ■オープンカフェ ■外部アウトドア受付 ■内部アウトドア受付 ■ジップライン+樹冠ウォーク ■音楽堂前芝生広場 ■芝すべり ■遊具広場 内容 ウッドデッキ、シヨン部分改修 受付事務所 増改築等による確保 ジップラインと樹冠ウォークの増設 セグウェイ、ストライダー、MTB 練習コース 現況地形を利用 アスレチック遊具 既 場所 ■芝生広場 ■ゲレンデ ■花畑 ■放牧 内容 広場、キャンプファイヤー用炉 現況利用 地元の整備・管理 現況地形を利用(柵設置) 既 場所 ■シェルター ■トレイル 内容 体育館程度の大屋根 歩行者用トレイル(樹脂舗装) 多目的トレイル(土・砂利) 自動車兼用園路(キャンプ車両) バリアフリー園路(新設区間) 誘導サイン(アクセス誘導、施設案内) オートキャンプ(宿泊・ディキャンプ) バンガロー 7 棟(電気のみ) 20 台 受付、備品貸し出し トイレ洗い場棟 ベルン修復のみ 後は自主事業 現況地形を利用(柵設置) アイガー等の修繕・改修 スライダー、スキーリフト等の撤去 既 ■キャンプサイト ■建築系サイト ■キャンピングカー専用サイト ■管理棟 ■トイレ・洗い場 ■ペットホテル ■ドックラン ■施設の改修・修繕 新 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 新 ■ ■ ■ ■ 新 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 【事業効果】 施設の健全運営と 地元への貢献を両立する ・既存施設を活用して費用負担を抑え て事業継続性を高める ・地元への効果発揮を重視する ☑ 利用者数:7,200 人程度の延べ利用者の増加 ☑ 消費効果:15,000 千円程度の地元消費の増加 ☑ 雇用効果:5 名+α 程度の直接雇用の増加 【今後の検討課題】 ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ 戦略的な改称:(仮)乗鞍 TERRACE(要継続検討) 専門性の高い指定管理者の募集 立ち上げ期に事業規模を落とさない仕組み(委託料制の当初導入) 地区内の若手雇用を促す人材育成 引き続き検討部会で実施設計を検討