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6号(通算29号 2013.5.31)
2年学年通信 広島班別研修を 行いました(その1) 5月24日(金)に広島班別研修を実 施しました。事業所訪問の時刻に合わせ て、班別に南岩国駅からJRで出発しま した。 朝なので電車内は通勤(通学)する方 がたくさんおられましたが、生徒たちの 車内でのマナーは良く、とても静かに過 ごすことができました。大野浦駅、前空 駅、横川駅で数班が下車し、目的地に向 かいました。それ以外のほとんどの班は 広島駅で下車し、それぞれの目的地に向 かって出発しました。 今回の広島班別研修は、事業所訪問が 主な目的ですが、それだけでなく昼食を 各班で自由にとることや、空いた時間で 広島の名所を訪れることも計画にいれて いました。1日をかけて広島ならではの 「学」、「食」、「観」を深めることができ たのではないかと思います。 そして、全ての班が広島駅への再集合 時刻を守りました。(実は集合時刻に遅れ た班が2班ありましたが、「電車が満員で 乗れないので、少し遅れます」ときちん と連絡がありました。) ルール違反などもなく、学ぶ“姿勢” についてもみんなが意識して研修を行う ことができました。事業所によっては、 真剣に話を聴く生徒の姿勢を褒めてくだ さるところもありました。研修を通じて、 2年生の成長を感じることができました。 それでは、各事業所ごとのレポートを お伝えしたいと思います。 第6号(通算29号) 2013.5.31 ~テレビ新広島~ 『ひろしま満点ママ!!』見学、報道ス タジオ体験、中継車見学の後、お話を聞 きました。 5人のグループで、一人一人がじっく り研修することができました。 野球やサッカーの中継をする大きい中 継車は、機材を含めて10億円くらいす るそうです。スポンサーを募集するため に、広島市内でも1000軒くらいの家 で視聴率調査をしているそうです。 テレビ新広島に就職すると、フジテレ ビで研修するそうですが、違うテレビ局 に転勤することはないそうです。ただ、 報道、営業、番組制作など、全く違う部 署に転勤して、そこで一からやっていく ということになるので、記憶だけに頼る 学習だけでなく、変化に柔軟に対応でき るような学習を積む必要があるという話 が大変心に残りました。 ~ゆめタウン広島店~ 従業員や業者の方の受付入り口から入 らせていただいて、裏の商品の置き場所 や事務所、食堂、ミーティング、作業場 などを見せていただきました。誰でも意 見が言えるシステムになっているそうで す。同じゆめタウンでも、お店によって いろいろ違います。 中学生のうちに自分のやりたいことに ついて考えて将来の目標をもって生活す ると、その後の進み方が変わってくるの で、進路や職業について学習しておいた 方がよいとアドバイスされました。「学校 を卒業してからの人生の方が長い、それ からが人生のスタートだ」という言葉に 考えさせられました。 ~広島市現代美術館~ 他の学校の生徒2名と一緒に2階にあ るミーティングルームに通され、そこで 話を聞きました。 学芸員さんが、美術館の位置づけにつ いて説明され、博物館の一部であること など詳しく話をしていただきました。 その後事前に送った質問に答える形で インタビュー活動を進めました。生徒た ちはとても真剣に話を聞いていました。 ~広島カープ大野屋内総合練習場~ ~広島県立美術館~ 展示室の間にある休憩室でインタビュ ーを行いました。まずは、学芸員さんの 方から学芸員の仕事についての話を聴き ました。その後、生徒から質問をしまし た。終始和やかな雰囲気で1時間ほどイ ンタビュー活動を行いました。。 その後、話の中にあったダリの作品を 食い入るように見つめ、「あれが、さっき 言われたきりんが燃えているのね。」など と言いながら鑑賞をしていました。 学芸員という馴染みのない言葉から、 生徒達にはその仕事内容を想像するのが 難しい様子でした。しかし、学芸員さん がなぜこの仕事に就いたのかなどの質問 から、さまざまな挫折を経験しながら、 この仕事に就かれたことを聞き、将来の 自分を想像しながら真剣に聞いている様 子が伝わってきました。 当日は3軍の選手だけでなく、2軍の選 手も調整していました。ウォーミングア ップの様子から打撃練習、ブルペンでの ピッチング練習の様子までを見させても らいました。1番の衝撃はピッチング練 習の際、ピッチャーは1個 1500 円するボ ールを出していたことです。ちなみに学 校にいただいた1つは校長先生にお渡し しました。 ※裏面に生徒作成のまとめ新聞を掲載し ています。