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NOMURA IR Report 2013

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NOMURA IR Report 2013
証券コード:9716
http://www.nomurakougei.co.jp
NOMURA IR Report 2013
第77期第1四半期のご報告
2013.3.01∼2013.05.31
株主の皆さまへ
平素より格別のご高配を賜り、
厚く御礼申しあげます。
NOMURA IR Report 2013では、
当社グループの
「今」
をご報告させて
いただきますので、
ご高覧のほどお願い申しあげます。
2013年8月
第1四半期のハイライト(連結)
売上高
営業利益
259億83 百万円
16億79 百万円
(前年同期比14.4%増)
代表取締役社長
経常利益
渡辺 勝
四半期純利益
17億35 百万円
(前年同期は3百万円)
Point
(前年同期は営業利益△26百万円)
10億31 百万円
(前年同期は四半期純利益△1億63百万円)
主力市場である専門店市場と広報・販売促進市場において新装・改装需要が
拡大したため、売上高は前年同期の実績を大きく上回りました。
売上高の増加に加え採算を重視した受注の徹底や原価管理の徹底により、営
Point
業利益、経常利益、四半期純利益のいずれも前年同期より収支が大幅に改善
しました。
今後の見通し(連結)
第2四半期業績予想
(2013年度)
通
期
予
想
(2013年度)
前
期
業
(2012年度)
績
売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
1株当たり配当金
(百万円)
(百万円)
(百万円)
(百万円)
(円)
47,000
1,900
1,950
1,100
0
100,000
3,500
3,600
2,000
12
101,316
2,212
2,383
1,242
10
(注)実際の業績は上記の業績予想と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
(注)2012年度は決算期変更にともない12.5ヵ月決算となっています。
Point
今後も首都圏や近畿圏における再開発案件、大型アミューズメント施設、
モータ
ショーなどのプロジェクトを控えており、
通期では5期連続の増益を予想しています。
業績の概況
Point
売上
ファストファッションなどのアパレル関連店舗を数多く手掛けた専門店市場、家電メーカー・住宅関連の大型ショー
ルームを手掛けた広報・販売促進市場、
シティホテルの改装を手掛けた余暇施設市場などが増加しました。
Point
受注
受注高は、大型商業施設への出店が相次ぐアパレル関連店舗を数多く受注した専門店市場が大きく増加し、前年
同期比16.3%増加しました。受注残高は、大型複合施設の改装のほか、アミューズメント施設やホテルなどの
新装・改装を受注した余暇施設市場が大きく増加し、同14.4%増加しました。
Point
財務
総資産は、たな卸資産が増加しましたが、売上債権の回収により受取手形及び売掛金が大幅に減少しました。
売上高
受注高
(百万円)
受注残高
( 百万円)
24,916
25,983
22,712
11,764
7,131
2,629
4,216
2,714
2,137
1,993
1,182
2,321
1,304
1,117
181
1,705
2,699
5,405
275
65
1,191
2,044
297
2,159
1,541
290
2,567
第75期第1四半期 第76期第1四半期 第77期第1四半期
(2011年度)
(2012年度)
(2013年度)
20,923
8,577
1,411
1,951
1,072
2,809
25,334
10,544
16,939
9,198
1,976
1,122
28,985
21,419
20,220
7,374
(百万円)
2,083
1,438
4,507
2,148
821
384
1,458
4,503
5,313
4,551
第75期第1四半期 第76期第1四半期 第77期第1四半期
(2011年度)
(2012年度)
(2013年度)
5,319
4,875
3,088
1,270
468
4,105
2,299
1,881
262
2,968
1,031
251
1,276
3,549
5,418
2,848
4,466
1,256
1,750
2,175
845
1,690
1,105
7,055
7,057
3,654
304
2,970
第75期第1四半期 第76期第1四半期 第77期第1四半期
(2011年度)
(2012年度)
(2013年度)
■ 専 門 店 市 場 ■ 百貨店・量販店市場 ■ 複合商業施設市場 ■ 広報・販売促進 市 場 ■博 物 館・美 術 館 市 場 ■余 暇 施 設 市 場 ■博 覧 会・イベント市 場 ■その他 市 場
(注)売上高につきましては、不動産事業と飲食・物販事業をその他市場に含み、市場分野別に記載しています。
受注高・受注残高につきましては、不動産事業と飲食・物販事業を除き記載しています。
事業分野別売上高:ディスプレイ事業(25,379百万円)/不動産事業(119百万円)/飲食・物販事業(484百万円)
連 結 貸 借対 照表 の 概 要
資産
■ 流動資産
58,340
連結損益計算書の概要
(百万円)
57,617
■ 売上高
57,617
58,340
■ 売上総利益
■ 固定資産
■ 営業利益
26,468
負債・純資産
35,224
(百万円)
24,837
34,275
25,983
22,712
4,254
■ 経常利益
■ 四半期純利益
2,608
■ 流動負債
■ 固定負債
5,827
5,932
26,044
26,848
1,679 1,735
■ 純資産
1,031
23,115
23,342
3
△26
第76期末 第77期第1四半期末
(2012年度) (2013年度)
第76期末 第77期第1四半期末
(2012年度) (2013年度)
第76期第1四半期
(2012年度)
△163
第77期第1四半期
(2013年度)
実績 紹 介
Case 1
MAR K I S み な と み ら い
横浜美術館の正面にオープンした「MARK IS みなとみらい」。街のなかに「立体都市公園」を
造ることをコンセプトにしています。当社は建築計画の段階から業務に参画し、施設内部か
ら外の自然を感じる環境づくりを進めてきました。回遊性を高めながらも滞留性にも配慮
した居心地の良い空間を散りばめています。また、鮮やかで個性的な家具や親しみやすい
アートワークを配することで、来館する皆さまに愉しさを提供する施設となっています。
Image
DATA
●
オープン日 : 2013年6月21日
●
クライアント: エムエムデベロップメント特定目的会社様
●
URL
三菱地所リテールマネジメント株式会社様
Case 2
: http://www.mec-markis.jp/mm
パナソニッ ク セ ン タ ー 大 阪
大阪の玄関口、
「 グランフロント大阪」の顔となる「パナソニックセンター大阪」。パナソ
ニック様のグローバル情報受発信拠点として、この春オープンしました。2Fは「ライフス
タイルフロア」、1Fは「ソリューションフロア」、B1Fは「リビングフロア」で構成される、新
しいライフスタイルや明日のくらしをお客様と共に創っていくためのショウルームです。
当社では全フロアの設計、制作・施工など多岐にわたりお手伝いをさせていただきました。
DATA
●
オープン日 : 2013年4月26日
●
クライアント: パナソニック株式会社様
●
URL
: http://panasonic.co.jp/center/osaka
NOMURA トピックス
Topics
1
生誕80周年記念「藤子・F・不二雄展」開催
当社が制作委員会の一員として参加している生誕80周年記念「藤子・F・不二
雄展」が7月19日から10月6日まで東京タワーにて開催中です。本展は、
「つ
なぐ、未来へ!」というコンセプトのもと、貴重な原画や日本初の室内型4D
プロジェクションマッピングなど、藤子・F・不二雄氏が描き続けた多くの作
品が持つ力で、子どもから大人まで楽しめる企画展です。この夏、ご家族ご友
人をお誘い合わせのうえ、ぜひご来場ください。
会 場: 東京タワー フットタウン屋上・4F
会 期: 2013年7月19日(金)~10月6日(日) 80日間
開場時間: 10:00~21:00 入場は20:30まで
※会期中無休
※上記の会期および開場時間等については変更する場合がござ
いますので、公式ホームページ等でご確認ください。
公 式 H P: http://www.fujiko-f80.com
Topics
2
「マチハコ×HOOTERS」が期間限定でOPEN
当社が提供するコンテナ規格サイズの建築工法「マチハコ」を活用したカ
ジュアルレストラン&スポーツバー「HOOTERS」が6月13日より東京・大手
町に期間限定でOPENしています。パーティのように明るくて楽しい雰囲気
のなか、アメリカンフード&ドリンクとHOOTERSガールの陽気なサービス
を楽しむことができます。皆さまのご来店をお待ちしています。
場
所: 東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル メトロスクエア1F
会 期: 2013年6月13日~9月末日
営業時間:(平 日)ディナー 17:00~23:00
(土日祝) 11:00~22:00
U R L: http://www.hooters.co.jp
Topics
3
日本展示学会 第4期学会賞を受賞
5月31日に日本展示学会 第4期学会賞が発表され、当社が企画・設計・施工な
どを手掛けた「名古屋市科学館 理工館・天文館」と「姫路城大天守修理見学
施設 天空の白鷺」が作品賞を受賞しました。日本展示学会作品賞は「展示学
とは何か」を広く周知することを目的に「展示学」として優れた作品を表彰す
る賞で、デザイン偏重ではなく、展示学的視点、意味から評価がなされます。
受賞した両施設は、社会的・文化的見地からもきわめて高い水準であると認
められました。
名古屋市科学館 理工館・天文館
日本展示学会HP:http://www.tenjigaku.com
姫路城大天守修理見学施設 天空の白鷺
ディスプレイ・デザインの歴史
21
当社の主要事業であるディスプレイについてご理解を深めていただくために当社ホームページ、
社史“ディスプレイ100年の旅”より「ディスプレイ・デザインの歴史」を掲載しています。
空間演出の模索
◆ デザイン時代の博物館
1951年に刊行された『全国博物館・動植物園・水族館』
( 日本博物館
協会編)によると、当時わが国には、極めて小規模な博物館を加えて
も、230館(動植物園・水族館の62カ所を含む)を数えるに過ぎな
日本空港ビル・航空教室(1955年)
大阪交通科学館(1963年)
倉紡記念館(1969年)
北海道開拓記念館(1971年)
上越市立総合博物館(1972年)
青森県立郷土館(1973年)
大阪市立自然史博物館(1974年)
別子銅山記念館(1975年)
かった。これは戦前の290館を大きく下回るものである。
1951年になって、戦前から課題となっていた博物館に関する法制
度がようやく整備され、ここに新時代の博物館活動の基盤が醸成さ
れた。また戦後の文化的動向として、デザインの重要性が語られる
ようになり、博物館にも影響を与え、出品物やその保存にのみこだ
わっていたそれまでの展示から、よりトータルなデザインへの意識
改革がもたらされた。
ことにディスプレイ・デザインは、単品のデザインとは異なり、人と
モノ、モノ相互の関係を空間に取り込むことに意が払われる。
ディスプレイ業界は、このデザインという用語が定着する流れに
沿って、文化施設へ参入する。グラフィックデザインが主流を成し、
パネルワークが展示イメージを形成した。固定化された建築空間の
なかで、間仕切り壁を多用した展示会的な構成が特色であった。照
明設備は、あらかじめ建物に設置されている建築照明だけで、展示
空間が独自の照明設備を備えるようになるのは、博物館の建築が無
窓式となり、展示室がスタジオ的な空間のしつらえを持ち始める
1970年代以降のことである。
表紙写真
A
C
E
B
D
F
A 谷津遊園第2回菊人形「歌舞伎当狂言」
(1955年)
Dサンメッセ香川開館記念事業「わくわくサイエンスカーニバル」
(1994年)
B シアトル見本市会場風景(1951年)
E MARK IS みなとみらい(2013年)
C 日本国際博覧会(愛・地球博)
「アフリカ共同館」
(2005年)
F パナソニックセンター大阪(2013年)
NOMURA IR Reportは文字の読みやすさ(視認性)を高めたユニバーサルデザ
インフォントを使用し、よりわかりやすいレイアウトにしています。
地球環境を考え、環境に優しい
植 物 油インキを使 用して印 刷
しています。
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