...

資料 9 「今後の観光熱海のあり方について」 応募者意見の概要

by user

on
Category: Documents
11

views

Report

Comments

Transcript

資料 9 「今後の観光熱海のあり方について」 応募者意見の概要
資料 9
熱海市観光戦略会議 市民委員公募
「今後の観光熱海のあり方について」 応募者意見の概要
ID 2
76 歳 男性
◆ 間歇泉前のソメイヨシノの開花は非常に早い、この桜に焦点をあて日本一開花の早い桜と宣伝していく。
◆ 旅館・ホテルでの食中毒は地域のイメージの悪化になる、ハード・ソフト面での安全対策を充実させる。
◆ 温シェルジェ・温泉マイスターを旅館・ホテルへ駐在させる。
◆ 市内を巡回し、道に迷い易い外来者への案内・ガイドをする仕組みを取り入れたい。
◆ 熱海の特産物(農漁業関係)をつくりだす。
◆ 熱海梅園は森林浴の元祖である。梅園の通年利用のためにも梅園の歴史から森林浴の PR をする。
◆ 七尾たくあんを昔風につくり復興させる。
◆ 渋柿で四ツ溝柿ごいう小型柿が放置されているが、研究してこれを特産品として売り出したい。
◆ 海水や温泉水を利用した“米”の研究をすべき。
◆ 温泉の活用方法をさまざまな方向から検討する。
ID 3
60 歳 男性
◆ 熱海は関東という大きな市場からの利便性も良く発展してきましたが、バブルの崩壊によってレジャー産業界は大
きな打撃を受け観光都市熱海も企業等の業績悪化により社員旅行・各種団体旅行・企業等の接待旅行等
が激減して業績悪化につながった。
◆ 時代の変革は防ぐことができない、その時代が求めているニーズをいち早く受け止め各世代に合致した商品作りを
考案し常に将来像を描いていくことが必要。
◆ 熱海は関東という大きな市場を身近に持っており、市民が一体となり真剣に取り組めばまだまだ発展する。
<魅力ある熱海の町づくりの指針>
1 小松地所が開発し、現在閉鎖されている熱海自然郷の各スポーツ施設の再開発
2 地域の景観の骨格をなす海や公園等の景観の保全と再開発
3
商店街の活性化と再開発(EX. 陶芸通り[陶芸博物館]、呉服通り[呉服博物館])
4
ゴルフコンペの開催
5
海外からの観光客の誘致
ID 5
69 歳 男性
◆ 全国でただ一つだけ温泉地で新幹線が止まる駅があり、首都圏より 1 時間以内という通勤圏にありながら、温
泉・山・海と自然に恵まれている。この立地条件の良さを活かさなければならない。
1
サッカーJ リーグチームのキャンプを誘致(ビーチや温泉、養生法などを取り入れたトレーニング)
2
姫の沢公園の利用を通年化するための植栽強化
3
スカイデッキ・レインボーデッキへの足湯の通年設置
◆ 団塊の世代の永住地としての余暇を楽しむことのできる施設を充実させる必要がある。
◆ まちの活性化(ホテル完結型からまち歩きを促進する)のため、市中心部にアンテナショップをつくり、名産特産品
を集め熱海市認定ブランドにより観光客に宣伝販売する。
◆ 市民一人一人が熱海の案内人になれるよう、ボランティアガイド活動を充実する。
◆ 熱海駅をホテルのロビーと考え、日本髪をした芸者や国際観光専門学校とのタイアップにより学生の芸者体験な
どを組み合わせ、熱海駅頭での観光客の出迎え、芸妓文化の紹介をしてはどうか。
1
◆ 熱海の豊な食文化を紹介する料理コンテストの開催により、旅行者の期待感の増幅と、調理師の励みとする。
ID 6
69 歳 男性
◆ 駅を軸として観光地区長と事務局 2 名計 3 名により情報交換、行動力、適切な予算付けと任にあて、JR から
商店街、自治会青年部を統括する体勢をつくる。(将来の地区長への布石としても使えるように。)
◆ 観光とはホテル、旅館への依存度ではなく、景観、自然、地域を含めた総合的な展開であると考える。伊東、稲
取と活発な活動下にあり、伊東は観光番からキネマカフェ、稲取では観光協会事務局長として公募の渡辺さん
が東伊豆事業会議への活動に入っており、責任対応と予算付けなき熱海市の遅れを痛感する。
◆ 戦略室の持つ意味は、業界利益をもって成り立つものではなく、地域の協力、活性化を共有する努力が必要と
心得るべき。
ID 7
78 歳 男性
◆ 平成 17 年度に組織された熱海市観光基本構想・観光基本計画策定市民会議の委員として活動してきた、そ
の総まとめ、実施計画の策定が今後の課題であると考える。戦略決定には、費用と効果を勘案して行うべき。
1
アタミ観光推進 再起動宣言を布告する
2
展望塔の設置(EX.熱海駅北側の山腹に)
3
海上複合施設の建造(防波堤に展望・飲食・レジャーのできる海上ガーデンの設置)
4
各種イベントの創出と展開(イベント参加者が低廉に宿泊できる公共施設の設置、割引制度の導入など)
5
観光資源の発掘、エリアの拡大(熱海・箱根、富士山の観光を結び中国・韓国からの誘客を強化する)
ID 8
71 歳 男性
◆ これまでの熱海市は危機意識が欠如していたと考える。努力せずとも来る客を迎えるにまかせて、通り来る時代
の変革の波を察知する努力を怠ってきた。バルブの後遺症が目に付く市街地を教訓として総括することが観光戦
略策定の基本理念となる。
◆ 子孫百年の大計を立てて街づくりの理念とする。ワンインチ・ワンイヤーの心で、負の遺産を後世に残さない堅実
な街づくり、身の丈に会った等身大の戦略が求められる。
◆ 「観光立市」が前面に出すぎている。居住者と観光業者が無理なく整合するまちづくりを進めることで、自然豊か
な街のたたずまいを保ち、環境に優しい自治体としてアピールし、観光客のきびしい評価に耐えるのが正道です。
住民参加の「美の基準」「まちづくり条例」の推進と観光戦略を同列に考えていくべき。
◆ 熱海市の歴史、民俗、産業、民力を精査して観光戦略を立てる必要がある。飲み食い、遊びだけのエンターテ
イメント型歓楽地から脱し、現代の賢明な消費者に息長く愛され、定住型都市の魅力をそなえることが安定した
観光客の誘致につながる。
◆ ワンイヤー、ワンインチの意味は、船の乗組員が港に上陸するたびに、小さな私物を船内に持ち込む。一人ひとり
が「これくらい」と思う行為も積もり積もればその重さで巨大な船も喫水線を一立に一インチ沈めていく。船の速度
は鈍り、正しい舵をきれない。英国海軍に伝わる警句です。市の将来を決める舵きりの肝に銘じてほしい。間違
っても「カジノ」などという思い荷物を背負いこむことのないように、その責任の重大性をこれ先よく認識して政策の
策定を願う。安易な策定は出来ないし、俄作りの戦略会議にてその運用に慎重を期待する。戦略は対策にあら
ずして戦略用語の理解からスタートすべきと思う。市民は冷静な目で見つめている。
ID 10
41 歳 女性
◆ 今、どの世代でもデトックスが関心を集めている。熱海の温泉と、近隣からの新鮮な食材は、心身の両面に対し
てデトックス効果をもたらすものだと思う。殺伐とした社会で人の心は疲弊しているように見える。サンクチュアリにな
2
りうる要素をもつ熱海の存在は、小さくは無いのではないか。
◆ 市民が楽しく暮らす街であれば、観光客はそこに魅力を感じる。近年、沖縄の離島が人気を集めるのは、大都
市とは違うコミュニティの空気に魅力があるからだ。
◆ 熱海の高齢化問題が全国的に知られたなら、高齢者にやさしい保養地とて再出発する良い機会だと考えればよ
い。高齢者だけでなく病気や障害など、ハンディキャップに対して市として取り組むことができれば、弱者に優しい
街は人を惹きつけるだろう。
ID 11
67 歳 男性
◆ 熱海はマンションの乱立によっても人口の増加は期待できず、県下一の高齢化に伴う人口の激減も予想される
中、二代目、三代目が昔の熱海復活に思案を期待するしかありません。カジノ発想よりも温泉場熱海の再生を
目指して立ち向かっていくのが熱海の宿命ではないでしょうか。
1
夜の街の賑やかさを取り戻す(北陸の温泉場の成功例から考える)
2
花の楽園「熱海」(和田浜南埋立地に桜の楽園を創出)
3
イベントの充実(熱海の観光祭[全市的なイベントとする]、通年イベントの実施[産業祭、ビール祭])
4
温泉の町に相応しい温泉ドーム・健康ランドの新設
ID12 62 歳 男性
◆ “癒し”と“健康”が大ブームである昨今、「温泉浴」は国の内外を問わず、又年齢の如何にかかわらず観光事業
の“核(コア)”であることは間違いない。各時代、各世代、各社会のニーズと環境に迎合し、即応した各施設の
装備のハード面と血の通ったきめ細かなサービスと心のこもったおもてなしの精神といったソフト面での経営融合策
は不可欠である。
◆ およそ 1200 年の歴史を有し、文化・芸術・自然という資質を併せ持つ国内屈指の温泉地熱海が秘める「魅力
性・地域性・独自性」のさらなる向上、構築化を目指すためには、「官」という“チカラ”と「民」という“知恵”で“ミク
ロ”でみる“業”で“本気”と“やる気”の情熱を携えて、全機能的に、全能動的に対処することが先決であり、観
光事業のコアをつくる新たな「目玉」の再発見と再開発に労を惜しまず、“モノ・ヒト・カネ”の流入策と新たな「宣
伝力」の導入という戦略も重要課題である。
ID13 74 歳 男性
◆ 今までのような既成概念を変え、新しい時代に即した観光の目標を設定すること。単なる観光バスの通過点とな
る観光資源はどんな立派な施設であっても宿泊客増に寄与しない。少なくとも 3 時間ぐらいは楽しめる施設が必
要。時代が変わり高齢化社会となる今後の観光スタイルは、一日中バスで観光地や名所をめぐるものでなく、温
泉地で余裕をもって楽しむというスタイルに変化すると思われる。
ID14 71 歳 女性
◆ 湧き出る温泉が海に流れ出るところから熱海の名がつけられたゆえ、市では「海」近辺に力を注いできた。が、「姫
の沢公園」や整備中の樹齢千年以上の原生林「林ガ丘公園」など山並みの美や魅力を引き出していきたい。
◆ 海、山の立地のよさを生かせる設備、芸術活動を活発にし、観光客を取り込んだイベントを計画する。
ID15 61 歳 男性
◆ 昭和 40 年頃までは、昼も夜も大変な活況を呈していたが、旅行エージェントの大量な画一的な団体客の送り
込みにより受入施設は「大量処理工場」の体制をとることを余儀なくされ、お宮の松の目抜き通りは巨大ホテル
街となり、パリー風呂などに代表される巨大浴槽のブームは「湯治場」としての熱海の内容を急激に変身させて行
3
った。明治 18 年に建てられた
汽館は、国立の日本初の温泉保養館であり、それが熱海に建てられたという「湯
治場」としての輝かしい伝統や、日本でトップクラスの温泉量と温度という資産はどこへ消えたのか。熱海の推移を
振り返って、明確に認識すべきは、「熱海の外で企てられたビジネス戦略」により振り回され、その仕掛けられた戦
略の色に染められてきたという点である。「熱海発の戦略」が今こそ必要である。
ID16 37 歳 男性
◆ テーマ 1 「見る」 : 熱海はイベントが多く、市内外の人たちには関心が薄れているのではないか。
・
花火大会を年 1 回削減し、開催時間を 1 時間 30 分くらいにする。
・
イベント開催時の宿泊料金を低廉化する。
・
韓国庭園を活用し、韓国をテーマにしたイベントを展開する。
・
埋立地でのコンサート会場誘致、水族館建設等など若者の観光客が来るイベントを開催。
◆ テーマ 2 「守る」 : 高齢化率の高い熱海では福祉にも力を注ぐべき。
・
坂が多い町であり、高齢者・障害者が訪れ易いバリアフリー化が必要。また、宿泊施設においても補助制
度によりバリアフリー化を推進する必要がある。
◆ テーマ 3 「買う」 : 梅を生かした取り組みはどうか。(ゼリー、ワイン、化粧品など地域ブランドして売り出す)
◆ テーマ 4 「あたたまる」 : 温泉を使った施設が必要。(足湯の設置、女性向けの宿泊イベントの開催)
ID17 51 歳 男性
◆ マンションの住民をはじめ新しい市民と観光地としての熱海が共存共栄するには、熱海はその懐を広げなければ
その魅力は生かせない。富士・箱根・伊豆全体の観光拠点としての熱海になるべき。熱海市内から箱根に向か
うと、十国峠で雄大な富士山の眺めが眼前に現れる。この富士山をもっと熱海の観光名所にすべきである。
◆ 食や生活スタイルに個性をもつべき。「環境にやさしい観光地」という新しいイメージを創造することが必要。目玉
は、市内で出る生ごみをリサイクルして、有機野菜を市内の食材にすること、安全で新鮮な野菜は観光地のイメ
ージアップになる。
ID18 64 歳 男性
◆ 「若者向け熱海ブランド」づくりが必須。「若者が来たくなる街」「若者が働きたくなる街」「若者がかっこいいと思う
町」に仕立て上げていくことが必要。
◆ 温泉・温暖な気候・風光明媚に加え、「熱海」の名称、新幹線停車駅、海の魅力等々、活かせる素材には事
欠かない。色々な切り口で活用していく、例えば「癒し」という切り口で、都会の喧騒と激務の中で働く若者には、
首都圏から至近距離にある熱海は最適の地である。IT ベンチャーの誘致など魅力ある施策となるはず。
◆ 海を活かした企画・初島巡りナイトクルージング、山を活かしたカップル向けナイトビュースポットの整備や若者向け
イベントやコンサートなど若い人が増えることによって、さらに若い人が集まってくる。このことは熱海の観光振興に
結びついていく。
ID19 58 歳 男性
◆ 「株式会社熱海市役所」について。新採職員から部課長まで全員に「今後の観光のあり方」や「熱海の今年は」
といったテーマで毎年作文を書かせること。これにより市民に対してはっきりした自身の目的意識が生まれる。これ
が行政の原動力となり新しいプランや有能な職員の発掘も見られる。
◆ イベントの見直し。財政状況から優先順をつけ、整理する必要もある。インターネット等を活用しもっとリアルタイム
にイベントを発信すべき。
◆ 誘客アイデアについて
4
1
観光用地手前の熱海港を埋立て広い事業エリアを創出すること。
2
花火大会を全国の花火師に「自慢の花火を打ち上げてもらう」コンテスト形式にする。
3
熱海版「よさこいソーラン」の開催
ID20 62 歳 女性
◆ 「歩いて楽しい熱海」の推進。徹底的に歩いて楽しいものにすること、熱海の弱点を利点に変えること。あとはその
目玉をつくることではないか。JR やバス会社とタイアップして特別な事情のある人以外は公共の乗り物で来訪する
ように呼びかけていく。
◆ 「歩いて楽しい熱海」の目玉として徒歩圏に地元産出の樹木や岩石、ロープだけを資材とする温泉レジャー施設
をつくる。傾斜地であればそのまま地の利を生かして熱海の大自然の一部であるかのような大規模なものを整備
する。
ID21 85 歳 男性
◆ 熱海の千本桜と千本紅葉
熱海を取り囲んでいる山が桜や紅葉になったところを想像してください。それらの景観を海上からの遊覧船で見ら
れたらどんな感じか想像しただけでも心躍ります。桜は種類が多く早咲きの熱海桜、河津桜、次の吉野桜、八重
桜等木種を選べば 2~3 ヶ月以上楽しめます。この期間海上からの花見は特に長期間の誘客につながる。
ID22 46 歳 男性
◆ 大正ロマンを漂わせる街づくりをするべきである。
お宮の松と起雲閣を軸として、この 2 つを結ぶ線上にもう 1 つ記念館のようなものを作り双柿舎とともに景観形成
地区に指定。浴衣に下駄履きに、丹前を引っ掛けて闊歩するお客さんが帰ってくることが期待できる。
◆ 車椅子でも散策できる街にするべきである。
高齢化社会を考えるとバリアフリー化を推進しなければならない。急坂は地形の問題で改善は難しいが、フラワ
ーポット等狭い歩道に置かないで車椅子を通れるようにしたい。
◆ 送迎バスを運行することを検討すべきである。
熱海は交通の便のよさで全国一であるが、宿泊客の皆さんを玄関までお連れするという目的で、東京まで迎え
に行ってはどうか。協賛のホテルを募って共同運行を。
◆ 駐車場つきの道の駅的観光案内所を作るべきである。
ワカガエルステーションを道の駅として時間制限で無料駐車を認め、飲食や買い物もできる観光案内所を新たに
設置する。
◆ 駅の発車メロディを熱海らしいものに替えるべきである。
「金色夜叉の歌」を発車メロディにしてはどうか。方向別に楽器を変え、大正琴・バイオリン等で使い分けては。
◆ 共同湯の保護をすべきである。
熱海の温泉は温度が高いため加水は仕方ないが循環式が多すぎる。そこで外湯として共同湯を活用する。
ID23 66 歳 男性
◆ 大衆温泉浴場の整備
・
大衆浴場程度の温泉浴場を整備し、熱海に行けば安い金額で源泉掛け流し温泉に入れるようにする。
・
市営の大浴場の設置、ホテルの入浴料を 500 円以下に。
◆ 熱海の特性を生かす施策
・
徳川時代から愛用された温泉であり、日本一の温泉である。
5
・
海岸の景観はまさに地中海のリゾート海岸である。
・
狭い地区に集中して整備可能。
・
東京に近く大衆を呼び込み易い。(季節ごとのイベント)
・
観光施設が多い。
・
湯~遊~バスの整備と活用
◆ 市民が一丸となる施策
ホテルのバス共同運用、繁華街での途中下車の促進、ホテル内でのスナックやお土産店の抑制、海岸地区での
夜店等の出店、ホテルの共通入浴券など。
◆ 時代の変化への対応
団体客から個人客対応へ、インターネット時代への対応、グローバル化への対応、老齢化への対応
◆ 広報活動の推進
ID25 66 歳 男性
◆ 団体旅行や招待旅行が少なくなった現在、家族・グループ単位の旅行への対応が求められている。湯布院や黒
川温泉はこのあたりにターゲットをおいて成功しているのではないか。
◆ 熱海に住む人が元気になることから始まる。住んでみたい街づくりが始まりであり、観光地で物価が高く生活がし
にくい町からそうでない町にしていく。
◆ だれもが言うように「おもてなし」が本当にできるのかが課題。
ID27 79 歳 女性
1
東北の JA とタイアップ共催「山の恵と海の恵」の出会いの催し、東北の祭りと熱海の盆踊りの共催。
2
「熱海の顔」として芸者衆に熱海駅での送迎、お座敷の作法、芸事の指導。
3
料理店の板前によるマナー教室、料理指導等を観光事業にする。
4
空港開港にあわせ空からの国際観光客の誘致(ヘリコプターの利用)。
5
中国・韓国の高齢者を招聘し、湯につかりながら友好交流を。
6
野生の猿に入浴場を与え、動物と人間との自然交流を PR。
7
全市民が観光大使として、観光情報入り年賀ハガキを知人・友人に発信。
ID28 68 歳 男性
◆ 目指そう!東洋のモナコ公国(観光特区)
1
中・長期ビジョン(なぜモナコ公国を目指すのか)
100 年余りで「地上の楽園」を築き上げた。はじめに「カジノ」ありきで高級ホテルやリゾート開発がされ今の繁栄に
つながった。現在のモナコはホテルの 8 割が三ツ星以上で滞在型ホテルでは「タラソテラピー」や「スパ」が充実。モンテ
カルロ地区は町全体がショーウインド(ショッピング天国)である。
2
短・中期ビジョン(現在の熱海に立脚して)
・
マリンスパあたみを活性化し、宿泊約を取り込む(熱海養生法の活用など)
・
素泊まり施設を増やす(町全体の活性化につなげる)
・
観光地の目玉をつくる(「道の駅」「アウトレットショップ」の誘致、展望公園の整備、風力発電、樹木葬など)
・
他地域温泉地の「民間力」を参考にする。
ID29 71 歳 男性
◆ 行政が中心となるべきもの
6
1
駐車場対策(駅周辺部の駐車場を整備する、旅館ホテルの駐車場の拡充を補助する)
2
花の都熱海実施計画の継続(糸川・初川べりをアタミザクラ・ブーゲンビリアで植栽、熱海梅園の若返り策)
3
家康来熱 400 年事業の展開
4 熱海港海釣り施設の整備
5
遊歩道、歩道の整備
6
湯~遊~バスの増便
7
新幹線ひかりの停車回数を増やす対策
◆ 地元との協議が必要なもの
1
熱海価格といわれている土産物、飲食代その他の値下げを検討する。
2
温泉利用客は増加傾向になったともいわれるが低価格旅館・ホテルを増加させる対策をとる。
3
職場の宴会の誘致を強化する。
4
商店街を活性化させる。
ID30 53 歳 男性
◆ 熱海はリピータが極めて少ない。リピータを増やすためには二つの方針が必要。
1 負の部分の徹底的な洗い出し・官民一体となった払拭作業の展開
① スラム街のような駅周辺地域の美化・活性化
② ホテル・旅館の質の低下
③ 異常ともいえる物価の高さ など
このような観光客に不快なイメージを与えているものを洗い出し、払拭する方策を考え、官民一体となって推進。
2 温泉にさまざまな反復性の高いアイテムを複数加えることで、リピータを増やす。かつては熱海温泉そのものが反
復性価値を持つものだった。しかし、今はその価値はない。澤田美術館・起雲閣そして今回の池田満寿夫美術
館にしても、一回性(一度訪れたらもう来ない)のものばかり。反復性の高いものを複数見出し、あるいは創出し、
温泉とリンクさせ付加価値を高め、リピータを増やす。
① 熱海にこれがあるという従来の考え方ではなく、東京の人々の個々のニーズにこたえるプラン
例:フットサルやテニス(団塊世代の退職で東京は平日でもコートがいっぱい)
② 免許取得あるいは講習後、熱海で楽しめるもの
例:クルーザー、パラグライダー、スキューバダイビング、気球(前3つに関しては、熱海市内に既存の施設
が複数あり、しっかりとしてプレーイングエリアがある。特にパラグライダーは、熱海のような地形に絶対必
要。熱海のスポーツとしてPRできる)
③ 熱海なればこそという地形を活かしたイベント
例:パラグライダー大会、急坂でのバイク(自動車)レース、初島からはじめるトライアスロン大会
◆ 団塊の世代の大量定年・静岡空港のオープンといったここ 5 年が観光都市熱海の正念場。首都圏からの近さそ
して豊富な自然、温泉、海の幸といった旧来の利点を生かし、このようなリピータを増やす体勢作りが不可欠であ
る。
ID33 49 歳 男性
◆ 観光地熱海のこれからは、旬に旬の食材を食べ、温泉でリフレッシュして身も心も新たにして帰っていただく健康
型、滞在型保養地の提供である。
◆ 熱海地区は、錦ヶ浦を中心とする景観美とハイセンスな街並みの熱海らしさ、多賀・網代は農漁業と共生した
多賀らしさ、網代らしさを、伊豆山七尾は神社信仰の歴史と風土文化の伊豆山らしさ、離島初島は海洋資源
と海洋スポーツのエコアイランド、泉は県境、伊豆への期待を膨らませる東の玄関らしくそれぞれの地域の魅力を
7
磨く。全体像としては価値が醸成された調和の取れた熱海らしさを整える。
◆ 観光ニーズ、誘客の主力はリピート客の多い国内近隣地域に向けるべき。主幹企業も囲い込みでなく、町全体
の魅力で集客増を図る選択をすべきで、それにより個人の店が元気になり、住んで訪れて楽しい、歩いてみたくな
る多様性の個の魅力があちこちにあふれる長期滞在型保養地としての熱海が整うことになる。
◆ 地域まちづくりと観光をコーディネートし、団体や組織を動かし観光熱海全体をマネジメントできる、自ら考え行動
する知識、スキル、感性を備えた人材が必要である。次の世代へ引き継ぐために若者の育成を一緒にやっていく
ことが求められる。
ID35 37 歳 女性
◆ 今の熱海に必要なのは「子供への視線」。子供向けのイベントや子供が快適に過ごせる街づくりは若い世代の住
民を満足させ、若い世代の移住を促進し、親子 3 世代の観光客を呼び込むことが可能となります。祖父母世代
が満足する場所に子供は興味を持ちにくいでしょうが、子供が満足する場所には祖父母世代も興味を持ちま
す。子供にやさしい観光地「子連れリゾート」の創出を。
◆ 熱海の環境状況から考えると、1 年中賑わう施設作りや街づくりよりも、単発的なイベントのほうが反応がいいよう
な気がする。既存の施設を有効活用して常に新鮮なものを組み込んで注目されるべき。姫の沢グラウンドやサン
ビーチはサッカー、フットサル、ビーチサッカー、ビーチバレーなどのスポーツの団体を積極的に誘致する。ムーンテラス
ではストリートミュージシャンを集めライブをやってみる。そんなことで若者にも周知されるのではないか。
ID36 62 歳 男性
◆ 街の雰囲気も品川・ヨコハマの延長線上での海・山・温泉があるハイカラな街として若者も気安い都市型温泉都
市を目指す。
◆ 投資を要しない市民も含めた運動(1stステップ)
・
観光都市スイス辺りを参考にした熱海花いっぱい並びに清掃運動の実行。
・
歩道の整理、商店による使用の制限と街中にテーブルを置き観光客の休憩場所を設置する。
・
熱海港近辺を初島・大島の玄関口として整理・整備する。
・
建設中の日本ジャンボーの 43 階マンションあたりを公園として整備し“海の見える丘公園”とし、熱海花博を
行った公園を“街を望む公園”として熱海城、錦ヶ浦とつなげ散策コースとする。
・
親水公園・サンデッキでのオープンカフェの設置。
・
海岸通りの駐車場の無料化。
・
観光客も楽しむ一体となったお祭の復活。
・
図書館入口に誰も関心を示されない“初代お宮の松”の移設。
・
わかりやすい案内板の設置。
◆ 中長期的視野での運動・構築(2nd ステップ)
・
熱海駅前ビルを再開発しオフィスビルを建設、企業を誘致する。
・
間歇泉の整備と湯けむりの設置。
・
駅前~ホテル志ほみや前の幹線道路の街並み整備
・
熱海での生活は単純・平凡であるが東京へは 1 時間以内というチリ的好立地を生かす。
・
駅前広場の整理、びゅうプラザの閉鎖跡地を待合所への転用。
・
ゴーストタウン化している西山地区など森が多い地区等のあり方の検討。
・
一時話題になった海底遺跡の開発・観光化。
・
コンベンションルームを確保し温泉施設がある場所での会議施設の充実。
・
花博跡地の有効活用。
8
・
熱海産の土産・産物の開発。
ID37 43 歳 女性
◆ 熱海の印象は「熱海はがんばっていない」。熱海の強みは、アクセスが良いこと、おいしい水に恵まれ、海や温泉が
豊富な上に、娯楽がない田舎というイメージもなく、そこそこ都会的な要素が揃っている。しかしこれが生かしきれ
ておらず、中途半端な時代遅れの温泉観光地となっている。
◆ 来遊されるお客様が求めるものは、家庭で味わえない楽しさ、豊かさ、感動、興奮などのエンターテイメントだと思
う。日本人観光客も多いハワイには、温暖なトロピカルな気候と自然が一番の魅力であり、一日のんびりとビーチ
で過ごしてみたり、スポーツを楽しんだ後でも夜遅くまでお店が開いていることで、十分にショッピングが楽しめる。ム
ードを満喫できるディナーショーなど老若男女が楽しめる楽園。熱海は都心から一時間足らずでハワイのようにす
べてを満足させることができる要素が揃っている。
◆ しかし、熱海に足りないものはホスピタリティとエンターテイメント性である。現代の観光客は質の高いサービスを求
めている。旅館・店舗などの各観光施設が、サービスのプロフェッショナルとしての意識を高めなければお客様を満
足させることはできない。熱海にとって「熱海のホスピタリティ環境づくり」がこれからの課題となる。その第一歩として
宿泊・観光施設、店舗に、各経営理念、哲学、信条を明確にし、公開していくことでホスピタリティを徹底させ、
熱海のイメージアップをさせていくことが必要である。
ID39 28 歳 男性
◆ 熱海のまちづくりに関する「研究会」を立ち上げてから月に 1 度、定期的に熱海で集いを開いてきた。熱海で生ま
れ育った人、熱海に移ってきた人、熱海に通い学んだ人、地域の内か外かを問わず人を結び、立場を越え、まち
を動かすために環をつくる。この「研究会」に託したコンセプトこそ、今の熱海に求める観光戦略そのものである。
◆ 新しいネットワークを新しい方法で結び、地域を越えて人が集まり、企画し、実践する場を生み出さなければ熱海
は近い将来しぼんでしまうのではないか。「地元住民」を池の水に喩えるなら「観光客」は川の水だ。熱海は、この
2 つの水が混ざり合って脈を打っている。観光熱海のまちづくりは「住」と「観」が力を足し合うそれに他ならない。
ID41 70 歳 男性
◆ 今までの観光地熱海の再検証
昭和 40 年代隆盛を誇った熱海は、その後観光客の低下により衰退し現在に至っている。もう一度観光全般に
対し総括し、再点検することが将来を展望するための一方策となる。
◆ 温泉を核にしたまちづくり
NPO エイミックが推進している温泉と健康との連携の健康メニューや温泉養生法、温泉の上手な入浴法など大
いに PR すべき。また、「足湯」のさらなる整備や、ホテル旅館の協力により温泉手形など外湯めぐりを推進すべき。
◆ 観光ボランティアガイドの育成
熱海では湯~遊~バス、起雲閣のボランティアガイドはあるが、まちを一緒に歩きながら案内するガイドの養成が
必要である。
◆ 宣伝媒体としてのマスコミの利用
パブリシティを強化するため、ユニークなイベントや観光情報を発信するための専門スタッフの育成やネットワーク作
り、各種団体のインターネット HP の一元化など経費を節減しながら効果を上げる努力が必要。
ID43 87 歳 女性
◆ 周囲を囲む山々に「春に桜」、「秋に紅葉」という名所があり、ふもとに小さな公園を整備することで、年間を通じ
た楽しみを提案できると考える。
9
○観光戦略会議の市民委員募集について、ご応募いただいた44名の方の「今後の観光熱海の在り方につい
て」のご意見をまとめ、文書にて公開の同意を伺いました。
○4月25日現在、公開の同意をいただいた方のみ掲載しています。
10
Fly UP