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西宮市営住宅迷惑行為措置要綱

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西宮市営住宅迷惑行為措置要綱
西宮市営住宅迷惑行為措置要綱
(目 的 )
第 1条 この要 綱 は、西 宮 市 営 住 宅 条 例 (平 成 8年 西 宮 市 条 例 第 44 号 。以 下 「条 例 」とい
う。)第 31 条 第 1項 第 1号 に定 める、迷 惑 行 為 が発 生 した場 合 の措 置 に関 し、必 要 な事
項 を定 める。
(用 語 の定 義 )
第 2条 迷 惑 行 為 とは、次 に掲 げる行 為 をいう。
(1) ペ ッ ト を 飼 育 す る こ と に よ り 、 他 の 入 居 者 に 対 し 安 眠 を 妨 害 し 、 傷 害 し 、 恐 怖 感
を与 え、又 は生 活 衛 生 上 迷 惑 を及 ぼす行 為
(2) 楽 器 又 は カラ オケ の 演 奏 、 大 音 量 での テ レビ 又 は 音 楽 等 の 視 聴 、 大 声 その 他 床
又 は壁 等 を叩 く、又 は蹴 ることによる振 動 又 は騒 音 を発 生 させ、他 の入 居 者 に対 し安
眠 を 妨 害 し 、又 は 日 常 会 話 等 の 生 活 に 支 障 を 来 たす 行 為 で 、 別 表 第 1 に 定 める基
準 値 を超 えるものをいう。
(3) 住 宅 、店 舗 等 、物 置 内 又 は共 同 施 設 で生 ゴミ等 を放 置 し、悪 臭 又 はダニ、ゴキブ
リ等 の害 虫 を発 生 させて、生 活 衛 生 上 迷 惑 を及 ぼす行 為
(4) 別 表 第 2に定 める基 準 値 を超 える臭 気 を発 生 させる行 為
(5) 他 の入 居 者 に 対 して、蹴 る、殴 る、恫 喝 その他 の粗 暴 な言 動 に より、精 神 的 苦 痛
又 は恐 怖 感 を与 える行 為
(6) 火 災 又 は 度 重 なる 階 下 への 水 漏 れ を起 こ し、 他 の 入 居 者 に 対 して 著 しい 損 害 を
与 え、又 は損 害 発 生 の不 安 を与 える行 為
(7) 刃 物 、金 属 棒 その 他 の危 害 を加 える恐 れのあるものを携 帯 し、他 の者 に恐 怖 感 を
与 える行 為
(8) 廊 下 、ベランダ等 から物 を投 げるなど、他 の入 居 者 等 に危 害 を加 える行 為
(9) エレベーター、廊 下 等 の住 宅 管 理 施 設 内 において、人 を著 しく羞 恥 させ、又 は不
安 を与 えるような卑 わいな行 為
(10) その他 これらに類 する行 為 で市 長 が相 当 と認 めるもの
(事 実 調 査 )
第 3条 市 長 は 、迷 惑 行 為 発 生 の 連 絡 を受 けた 時 は 、申 立 者 から 事 情 聴 取 し、 その 後 、
近 隣 入 居 者 、管 理 人 、自 治 会 役 員 等 からの聴 き取 り及 び現 地 調 査 を行 うものとする。
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市 長 は 、前 項 の 調 査 に おいて、迷 惑 行 為 の 有 無 を明 らかに するため、現 場 写 真 、騒
音 測 定 、臭 気 検 知 等 による記 録 及 び証 拠 を収 集 するものとする。
3 市 長 は、前 項 の記 録 及 び証 拠 の収 集 にあたっては、事 前 に申 立 者 等 の了 承 を得 なけ
れ ばならない。この 場 合 に おいて、調 査 結 果 が迷 惑 行 為 に 該 当 した場 合 は、明 渡 し請
求 訴 訟 に 至 った際 の 訴 訟 証 拠 として、これ らを使 用 する旨 を、申 立 者 等 に 再 度 了 承 を
得 ておかなければならない。
(是 正 指 導 )
第 4条 市 長 は、前 条 の 事 実 調 査 により迷 惑 行 為 の事 実 を確 認 した時 は、迷 惑 行 為 の原
因 者 (以 下 「原 因 者 」という。)に 対 し事 情 聴 取 をし、原 因 者 の 言 い分 も 聞 いた上 で、当
該 行 為 を止 めるように指 導 するとともに、今 後 当 該 行 為 を行 わない旨 の誓 約 書 (様 式 第
1号 )を提 出 させるものとする。
2 市 長 は、原 因 者 が 誓 約 書 を提 出 しない場 合 、 又 は提 出 しても 迷 惑 行 為 を止 めない場
合 は、迷 惑 行 為 是 正 指 示 書 (様 式 第 2号 )を内 容 証 明 郵 便 で通 知 するものとする。
(最 終 是 正 指 導 )
第 5 条 市 長 は、原 因 者 が前 条 の指 導 に従 わない場 合 は、迷 惑 行 為 是 正 指 示 書 (最 終 )
(様 式 第 3号 )を内 容 証 明 郵 便 で通 知 するものとする。
2 前 項 の通 知 に際 しては、事 前 に法 的 措 置 検 討 委 員 会 で検 討 する。
3 前 項 の検 討 により明 渡 し訴 訟 が困 難 な場 合 は、第 1項 の通 知 を見 合 わせ、継 続 して是
正 指 導 を行 うものとする。
(明 渡 し請 求 )
第 6条 市 長 は、原 因 者 が 迷 惑 行 為 是 正 指 示 書 及 び迷 惑 行 為 是 正 指 示 書 (最 終 )を受
領 したに も 係 わらず、迷 惑 行 為 を止 めない場 合 は、住 宅 を契 約 解 除 し、又 は店 舗 等 の
使 用 許 可 を取 消 し、条 例 第 46 条 又 は第 64 条 第 2項 の規 定 に基 づき明 渡 し請 求 を行 う
ものとする。
(措 置 実 施 の配 慮 )
第 7条 市 長 は、原 因 者 が認 知 症 (痴 呆 )、高 齢 者 又 は精 神 障 害 者 等 の自 立 生 活 が困
難 である場 合 には、親 族 、保 健 所 及 び福 祉 担 当 機 関 等 に連 絡 し、当 該 原 因 者 の受 入
先 について相 談 するものとする。
付 則
この要 綱 は、平 成 17 年 11 月 1日 から適 用 する。
別 表 第 1(第 2条 関 係 )
地 域 の類 型
2車 線 以 上 の車 線 を有 する
道 路 に面 する地 域
上 記 以 外 の地 域
基
準
値
昼 間
夜 間
60 デシベル以 下
55 デシベル以 下
55 デシベル以 下
45 デシベル以 下
(備 考 ) 時 間 の区 分 は、昼 間 を午 前 6時 から午 後 10 時 までの間 とし、夜 間 を午 後 10 時
から翌 日 の午 前 6時 までの間 とする。
別 表 第 2(第 2条 関 係 )
悪臭物質名
基準値
アンモニア
1ppm
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