...

彩の木補助事業補助金取扱要領

by user

on
Category: Documents
22

views

Report

Comments

Transcript

彩の木補助事業補助金取扱要領
彩の木補助事業補助金取扱要領
(趣旨)
第1
この要領は、一般社団法人埼玉県木材協会(以下、「木材協会」という。)が実施す
る彩の木補助事業補助金の交付等について、補助金の交付手続きに関する規則(昭和4
0年埼玉県規則第15号)、埼玉県林業関係補助金交付要綱(平成2年12月25日制
定)及び埼玉の木みんなで使って豊かな暮らし応援事業実施要領(平成26年4月17
日制定)に定めるもののほか、次により補助金総額の範囲内で事業を実施するものとす
る。
(事業の内容)
第2
さいたま県産木材認証制度により産地及び流通履歴を証明された木材(以下、「県
産木材」という。)を使用して新築・購入又は、増・改築・内外装木質化を行う住宅・
事務所・店舗・木造集合住宅等(以下、「住宅等」という。)を対象として、県産木材
の使用量に応じた利用奨励のための補助金を交付する。
(補助対象者)
第3
補助対象者は、県内に住宅等を新築・購入(以下、「新築等」という。)又は増・
改築・内外装木質化(以下、「増・改築等」という。)を行う者とする。
(補助対象住宅等)
第4
補助対象の住宅等は、建築基準法に適合するものであるほか、次のとおりとする。
(1)住宅等の新築等
ア 当該年度の3月15日までに木工事が完了するもの。
イ 埼玉県内に所在すること。
ウ 県産木材の使用量(単位:立方メートル)をすべての木材使用量若しくは延床面
積(単位:平方メートル)に0.15を乗じて得られる数値※で除して得られる数値
が0.6以上であること。
エ 県内に事業所・営業所を有する住宅生産者等が新築工事を行うこと。
※ 合板は除くことができます。
木 材 量 = 延 床 面 積 ×0.15- 使 用 す る 合 板 材 積
( 例 ) 延 床 面 積 115.5 ㎡ で 合 板 使 用 量 4.88 ㎥ の 場 合
( 115.5 ㎡ ×0.15- 4.88 ㎥ ) ×0.6= 7.47 ㎥ 以 上 の 県 産 木 材 使 用 量 が
あれば対象となります。
計算式
野 地 合 板 : 1.82m × 0.91m × 0.012m × 68 枚 = 1.35 ㎥
床 合 板 : 1.82m × 0.91m × 0.028m × 76 枚 = 3.53 ㎥
計 : 4.88 ㎥
(2)住宅等の増・改築等
ア 当該年度の3月15日までに木工事が完了するもの。
イ 埼玉県内に所在すること。
ウ 県産木材の使用量が3立方メートル以上であること。
エ 県内に事業所・営業所を有する住宅生産者等が増・改築等の工事を行うこと。
(補助金の額及び限度額)
第5
補助金の額及び限度額は次のとおりとする。
(1)補助金の単価
県産木材1立方メートル当たり17,000円とする。
(2)補助金の額
新築等又は増・改築等に使用する県産木材の材積(小数第3位を四捨五入し、小数
第2位止め)に補助単価(17,000円)を乗じた額(1万円未満切り捨て)とす
る。
(3)限度額
1戸当たりの限度額は34万円とする。
(補助金の申込み)
第6
補助金の交付を受けようとする者(以下、「申請者」という。)は、当該年度の指
定された期間内に補助金申込書(以下、「申込書」という。様式1)に別表 1 に掲げる
関係書類を添えて木材協会に提出するものとする。
2
木材協会は、前項の申込書を受理した時は、申込内容を確認し、申請者に通知(様式
2)するものとする。
3
申込みは先着順に受け付け、補助金総額に達し次第終了する。
(補助金利用上の条件)
第7
申請者は、住宅等の建築(施工)中及び完成後において、次の事項を承諾するものと
する。
(1)建築現場に「県産木材を使用した住宅」であることを表示すること。
(2)住宅等のうち事務所・店舗については、完成後も県産木材を利用した建築物である
ことを室内等に継続して表示を行うこと。
(3)木材協会・埼玉県が県産木材住宅に関するアンケート等を実施する場合は、調査に
協力すること。
(補助金の利用辞退)
第8
申請者は、次のいずれかに該当する場合は、速やかに辞退届(様式3)を木材協会
に提出するものとする。
(1)当該年度の3月15日までに木工事の施工が完了できないことが明らかとなった場
合。
(2)補助要件を満たさないことが明らかとなった場合。
(3)その他の理由により、補助金を辞退する場合。
2
前項により届出があったときは、補助金に係る申請及び交付決定はなかったものとみ
なす。
(補助金の交付申請)
第9
第6の規定に基づき申込みを行った申請者は、「新築又は増改築等」にあっては木
工事の完了後、「購入」にあっては住宅の引渡し後14日以内若しくは当該年度の3月
15日のいずれか早い日までに、補助金交付申請書(以下、「申請書」という。様式4)
に別表2に掲げる関係書類を添えて木材協会に提出するものとする。
(検査)
第10
木材協会は、前条に規定する申請書を受理したときは、その内容を審査するとと
もに、必要に応じて検査員を指名し現地検査を行うものとする。
2
現地検査の実施等は別に定める。
(補助金の交付決定及び支払い)
第11
木材協会は、前条の検査において適合すると認めた時は、申請者に補助金交付決
定及び確定を通知(様式5)するものとする。
2
前条の検査において適合すると認められなかった場合は、申請者にその旨を通知(様
式6)するものとする。
3
木材協会は、申請者から請求書(様式7)が提出された時は、速やかに補助金を支払
うものとする。
(その他)
第12 この要領に定めるもののほか、事業の実施に関して必要な事項は別に定める。
附 則
この要領は、平成27年4月1日から施行する。
Fly UP