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2010年3月26日~4月1日分当地

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2010年3月26日~4月1日分当地
UAE主要内外政動向
(除、ドバイ・北部首長国)
(2010年3月26日~4月1日分当地報道取り纏め)
平成22年4月1日
在アラブ首長国連邦日本国大使館
1.要人往来
(1)当国要人の外国訪問
26日
ガルガーシュ外務担当国務相が、リビアで開催されたアラブ平和イニシアティ
ブ委員会会合に出席。
27日
カーシミー対外貿易相が、ブリュッセルを訪問し、ベルギーの事業・能率化担
当相やベルギー皇太子妃と会談。
27日~
サウード・ウンム・ル・カイワイン首長が、リビアで開催された第22回アラ
28日
ブ連盟首脳会議にUAE代表団団長として出席。27日には、カタールのハマ
ド首長、28日はリビアのカダフィ指導者と会談。
28日~
グレイルFNC議長が、バンコクで開かれた議会間連合の会合(1日まで)に
29日
出席し、エルサレムの地位を決定するための同連合の委員会を作るよう呼びか
け。また、イランの諮問評議会副議長とも会談し、二国間関係や議会間関係な
どについて協議。
(2)外国要人の当国訪問
28日
カアビー連邦軍副参謀総長が、ソマリア沖で海賊対策にあたっている中国海軍
のアブダビへの一時寄港に合わせ、中国海軍東シナ海艦隊作戦部長と会談。
29日
ハムダーン公共事業相が、当地を訪問した独ピーター・ラムザウアー交通・建
設・都市開発相と会談し、鉄道運輸、運輸安全、技術システム等の分野での協
力について協議。また、連邦交通庁と独交通・建設・都市開発省の間で、当地
の鉄道分野を中心とする交通整備計画の協力に向けた覚書に調印。
29日
グバーシュ労働相が、当地を訪問したバングラデシュの労働・外国居住者福祉
担当相と会談。
2.アブダビ王族の動向(除、要人往来、外政)
26日
アフマド・アブダビ投資庁専務理事兼ザーイド慈善基金代表(故ザーイド大統
領11男)が、モロッコで乗っていたグライダーが墜落し行方不明となり、捜
索が行われていると、当地国営通信WAMが報道。
28日
UAE救助・探索チームがアフマド専務理事捜索のため、モロッコに派遣され
捜索活動を行っているものの、捜索現場の地理上の複雑さから捜索は困難なも
のとなっていると、国営通信WAMが報道。
1
30日
モロッコで搭乗していたグライダー機が墜落し行方不明になっていたアフマ
ド・アブダビ投資庁専務理事の遺体が、墜落現場の湖から発見されたと当地国
営通信WAMが報道。大統領官房省は31日より3日間の喪を発表した。
30日
ハリーファ大統領は、アフマド・アブダビ投資庁専務理事の逝去の逝去に際し、
エジプトのムバラク大統領、アブドッラー・サウジ国王、ヨルダンのアブドッ
ラー国王から弔電を受け、スルタン・サウジ皇太子及びエルドアン・トルコ首
相より弔意を表す電話を受ける。
31日
アフマド・アブダビ投資庁専務理事の遺体がモロッコよりアブダビに戻り、葬
儀が執り行われる。ハリーファ大統領は、各首長国の首長及び王族、サバーハ・
クウェート首相、バーレーンのサルマン皇太子らからの弔問を受けたほか、韓
国の李明博大統領、アルジェリアのブーテフリカ大統領、エリトリアのイサイ
アス大統領、スペインのファン・カルロス国王、スーダンのバシール大統領、
モロッコのモハメッド6世国王、チュニジアのベン・アリ大統領らからの弔電
を受け取り、イランのアフマディネジャード大統領、サウジのアブドッラー国
王、コモロ連合のサンビ大統領らから弔意を表す電話を受ける。
1日
ハリーファ大統領は、引き続きムハンマド副大統領兼首相、ハマド・バーレー
ン国王、パレスチナのアッバース大統領らからの弔問を受けた他、トルコのギ
ュル大統領、クウェートのサバーハ首長、カザフスタンのナザルバエフ大統領、
モーリタニアのアブデル・アジズ大統領、タジキスタンのラフモン大統領、ト
ルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領、アゼルバイジャンのアリエフ大
統領、ベラルーシのルカシェンコ大統領、ベトナムのチエット国家主席、アル
メニアのサルグシャン大統領、フランスのサルコジ大統領、ギリシャのパプー
リアス大統領らからの弔電を受け取り、アフガニスタンのカルザイ大統領及び
ハマスのマシュアル政治局長から弔意を表す電話を受ける。
3.外政(除、要人往来)
28日
当地にて50ヶ国以上が参加して、3日間に亘り四大陸国際交通安全国際会議
が開催。
29日
ルーミー社会問題相が、在UAE英国大使と会談し、社会分野に関する関係強
化について協議。
29日
米下院代表団が、当地のUAE女性連盟本部を訪問し、UAEの女性問題への
取り組みについて説明を受ける。
29日
イエメン・フレンズ会合の経済と統治に関するワーキング・グループ会合が、
当地にて20ヶ国以上の代表が出席して開催。
29日~
UAE外務省が、ロシアの地下鉄で発生したテロ事件を強く非難し、ロシアと
30日
の連帯と支持を表明する声明を発表。また、30日ハイダーン政務担当外相補
佐官と会談した在UAEロシア大使が、UAEのロシアへの支持へ謝意を表
2
明。
30日
在UAE外務省ヌアイミー領事部長が、在UAEギリシャ大使と会談し、二国
間関係について協議。
31日
UAEが、ツバルとの外交関係樹立に関し、NYの国連代表部で大使レベルで
の合意文書に調印。
31日
シャムシー国務相が、モルディブで開かれたモルディブ・ドナー会議2010
に出席し、UAEから同国への1000万ドルの拠出を表明。
4.政令・人事・機構改編
31日
ターイル財務担当国務相が、2011年から13年までの3年間の連邦予算原
案を準備するよう、各連邦省庁などに回章を発出。
5.連邦国民評議会(FNC)の動向
29日
グレイルFNC議長が、バンコクで開かれている議会間連合の会議に合わせ、
イスラム諸国会議機構議会連合の今年の議長国として初めて会議を主催。
30日
米国下院代表団が、FNCを訪問し、ダーヒリーFNC第一副議長と会談。両
国の議会間関係の強化やイランとUAEが領有権を争う三島問題について協
議。
31日
バンコクで開催されている議会間連合の会合のサイドラインで、スウェイディ
ーFNC議員とウガンダの議員が会談。また、FNC議員は在タイのGCC諸
国大使館主催のレセプションに参加。
6.その他国内政府機関等の動き
26日
保健省が、ザーイド大学との相互協力協定書に調印。
26日
連邦メディア評議会が、子どもをトラウマやケガから守るための独立機関を設
置するよう呼びかけ。
30日
マンスーリー経済相が、同省幹部と会談し、UAEビジョン2021達成のた
めの同省の将来の計画や戦略について協議。
7.国内外における国内人道支援機関の活動
28日
エミレーツ世界人道支援移動病院が、エジプトでの医療活動を開始し、120
名以上の患者を受診し、100回以上の心臓手術を行う予定と発表。
8.労働政策
29日
労働省が、人身売買撲滅に関する新しい課を省内に新設。
9.治安情勢
3
29日
シャルジャ首長国・シャリア法第1審裁判所がアルコール密売人のインド人が
パキスタン人男性1名を刺殺したとして、事件に関わった17名に死刑を下し
た判決に関し、司法省の公式情報筋の、右判決は予備的な判決であり、控訴審
で審理が行われるとするとのコメントを、当地国営通信WAMが報道。
10.その他
28日
アブダビ~成田間のイッティハード航空の直行便が就航を開始し、第1便が2
7日夜10時25分に当地を出発し、28日午後1時35分に成田に到着。
29日
イッティハード航空のアブダビ~成田直行便の就航にあわせ、アブダビ空港会
社と成田国際空港会社が姉妹空港関係樹立に関する覚書に調印。
30日
アハマド・アブダビ投資庁専務理事の逝去に伴い、3日間の服喪期間中の「ア
ブダビ・フェスティバル2010」のキャンセル及びザーイド・モスクの一般
公開停止を発表。
(了)
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