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外国人観光案内所 認定審査の考え方
「外国人観光案内所 認定審査の考え方」の変更点 JNTOのカテゴリーⅡ認定基準の見直し カテゴリーⅡとは、英語で対応できるスタッフが常駐し、広域の観光や交通の情報提供ができる案内所 英語対応スタッフの常駐について 【観光庁指針】 (5)多言語対応(スタッフ) フルタイムで少なくとも英語で対応可能なスタッフが常駐していること 現行 認 定 審 査 の 考 え 方 ( J N T O ) (案内所が開所している時間に、必ず英語 対応可能なスタッフが常駐している) 変更後 原則、案内所が開所している時間には、英語対応可能なスタッフが常 駐しなければなりません。ただし、英語対応可能なスタッフが休暇、休憩 等により、不在の時は、電話通訳サービス等、代替えの手段を用いるこ とで英語対応が可能な場合で、下記の要件を満たす場合は、英語対応 可能なスタッフが常駐しているとみなします。 ・英語対応可能なスタッフは、年間240日以上勤務すること ・英語対応可能なスタッフが不在の際は、以下のような対応でもって、 代替えの手段とみなします ○電話通訳サービス、通訳ソフト(人が介するもの)等を用いて不在時 の英語対応が可能(JNTOによる簡易通訳サポートは含めない) ○案内所にはいない他の職員(市役所職員、事務所職員)で、不在時 の英語対応が可能 ○他の案内所とスカイプ等による手段を用いることで、職員不在時の 英語対応を補完 する 等 【カテゴリーⅡの要件を満たすと考えられるケース】 年中無休て開所している案内所に、英語対応できる職員が1人いるが、職員の休日(週休2日等)時には、英語対応できないた め、現在カテゴリーⅠである。 → 英語対応職員不在時において、代替え手段を用いることで、カテゴリーⅡに認定できる。 「外国人観光案内所 認定審査の考え方」の変更点 広域案内について 【観光庁指針】 (8)提供するサービス 立地する地域において必要とされる、より広域の範囲の情報を提供すること 認 定 審 査 の 考 え 方 ( J N T O ) 現行 変更後 (略) また、広域や全国の交通、観光情報については、以下の 要素が満たされる必要があります。 ・目的地までの交通情報を案内できること ・目的地までの主要ルート上の観光地については、各々 の特徴を理解し、説明できること さらに、目的地近郊の詳細情報については、必要に応じ て周辺に立地する認定案内所等を紹介するなどの対応 を行ってください。 (略) また、広域や全国の交通、観光情報については、以下の 要素が満たされる必要があります。 ・目的地までの交通情報を案内できること ・目的地までの主要ルート上の観光地については、各々 の特徴を理解し、説明できること なお、目的地近郊の詳細情報については、必要に応じて 周辺に立地する認定案内所等を紹介するなどの対応が なされるのであれば、要件を満たします。 「広域の範囲」とは、案内所地域から観光客が訪れる割 合が高い都道府県に跨る近隣地域とします。北海道は 道内全域、沖縄は、主な離島を含む県内全域を案内する ことで、「広域」とみなします。 「広域の範囲」とは、案内所地域を含む都道府県内全 域又は案内所地域から観光客が訪れる割合が高い複数 の都道府県に跨る近隣地域とします。後者の場合、近隣 地域間に含まれる各都道府県の全域を案内範囲とする 必要はありません。 【カテゴリーⅡの要件を満たすと考えられるケース】 常時、英語対応できるものの、案内範囲が、県内となっているため、現在カテゴリーⅠである。 → 県内の観光地を案内できれば、「広域の範囲」の条件を満たすため、カテゴリーⅡに認定できる。