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1.基礎系 - 東京歯科大学

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1.基礎系 - 東京歯科大学
Title
Journal
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東京歯科大学研究年報 : 平成24年度
東京歯科大学研究年報, (): http://hdl.handle.net/10130/3119
Right
Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College,
Available from http://ir.tdc.ac.jp/
平成24年度
東京歯科大学研究年報 講座・研究室プロフィール
基礎系
更新履歴
Dec. 31, 2013 ver.1.0.0
最初の公開バージョン
無断で全部または一部を改変すること、
電子的または印刷によって複製を作ること、
再配布することを禁じます。
Copyright 2012-2013, 東京歯科大学研究部 All rights reserved.
凡 例
1. これは、東京歯科大学における平成 24 年度 ( 平成 24 年 4 月 1 日 ~ 平成 25 年 3 月 31 日 ) の講座・研究室のプロフィー
ルと研究業績をまとめたものである。
2. 業績は、担当者の所属する講座、研究室の別に分け、それぞれ論文(総説・原著 / 原著論文・原著 / 臨床研究論文・
原著 / 症例報告論文)、解説、単行図書、学会発表、調査報告、その他の順に配列した。
3. 論文の記載は、①著者名、②題名、③掲載誌、④巻、⑤初頁 - 終頁、⑥発行西暦年の順とした。号の必要な時には、
④巻のつぎに括弧で囲んで記入した。また学位論文には、⑥に続いて学位論文の種別を記入した。
4. 解説の記載は、①著者名、②題名・表題、③掲載誌、④巻、⑤初頁 - 終頁、⑥発行西暦年の順とした。
5. 単行図書の記載は、①著者名、②単著・共著・著分担・監修・編集・訳の別、③書名、④発行西暦年、⑤出版
社または発行所、⑥出版都市名、⑦ ISBN/ISSN 番号の順とした。単行図書の一部を分担執筆した場合には、③書
名に続いて、分担部分の表題、その初頁 - 終頁を追記した。
6. 学会発表の記載は、①演者名、②演題表題、③抄録掲載誌、④巻、⑤初頁 - 終頁、⑥発行西暦年、⑦発表学会、
⑧開催地の順とした。
7. 調査報告は、①著者名、②単著・共著・著分担・監修・編集・訳の別、③報告書名、④発行者名、⑤発行西暦
年の順とした。一部を分担した場合には、④発行者名に続いて、分担部分の表題、その初頁 - 終頁を追記した。
8. その他には、上記のカテゴリに該当しない学術的業績を記載した。
9. 学術学会に相当しない団体が開催するセミナー・研究会・カンファレンス等における発表・講演はプロフィールの「研
究活動の特記すべき事項」の項目に記載した。
10.医学知識の啓発を目的とする講演会(一般市民を対象とするもの)における講演・発表や、メディア等への掲載・出演は、
プロフィールの「社会的貢献・社会に対する活動」の項目に記載した。
11.業績の後にはつぎの事項をその順序に従って記入した。①文科省科研費の種別、②その他の助成金・受賞等、③著者・
発表者の所属機関の名称、④ DOI、PubMed ID、URI、医学中央雑誌番号等の標識。
12.発表者の所属機関は検索の利便を考慮して略記せず、可及的に正式な機関の名称を表記した。東京歯科大学の各部
署の表記規則については後掲の別表に定めるところに拠った。
13.欧文で発表されたものについては、氏名は ICMJE (International Comittee of Medical Joural Editors) が推奨す
る形式(Vancouver Style)に準じて、ローマ字で表記するものとした。
例 :Nakamura T, Tanaka Y, Smith AJ.
所属機関の表記は検索の利便を考慮して、欧文で発表されたものであっても、本学および国内機関の名称は和名で表
記した。これは同一の機関や部署であっても、発表ごとに英文表記が異なる場合が多いためである。
例 Dept. of Periodontology, Tokyo Dental College → 東京歯科大学歯周病学
14.雑誌名は英文誌においては NLM (National Library of Medicine) の NLM Catalog: Journals referenced in the
NCBI Databases (http://www.ncbi.nlm.nih.gov/nlmcatalog/journals) の定めるところに拠って略記した。国内和
文誌においては略記せず正式な誌名をそのまま表記した。
部署名表記の規則
1. 必ず東京歯科大学を先頭に付ける。
a. 市川総合病院、水道橋病院の部署はそれぞれの名称を東京歯科大学に続けて表記する。
2. 部署名の後に「講座」、「研究室」等の名称は表記しない。
3. 区切りスペースは用いない。
4. 東京歯科大学水道橋病院口腔健康臨床科学講座の各分野は、分野名を続けて表記する。
ただし分野名に付く「科」は省略する。
5. 中黒 ・ は下記に限り使用する。
a. 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学
b. 東京歯科大学千葉病院摂食・嚥下リハビリテーション・地域歯科診療支援科
c. 東京歯科大学口腔健康臨床科学講座の各分野
d. 東京歯科大学口腔科学研究センターの各部門
6. 学外の研究機関については業績の根拠となるデータ(論文・学会発表の抄録など)に記載された表記に拠る。
ただし下記については共著となる例が多いので統一規則を用いる。
慶應義塾大学医学部
例)慶應義塾大学医学部眼科
東京慈恵会医科大学
例)東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科
東京都立大塚病院口腔科
東京都立府中病院歯科口腔外科
平成 24 年度東京歯科大学研究年報 部署コード番号および表記の一覧
001
002
003
004
006
007
008
009
010
011
101
102
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
219
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
220
東京歯科大学解剖学
東京歯科大学口腔超微構造学
東京歯科大学生理学
東京歯科大学生化学
東京歯科大学微生物学
東京歯科大学薬理学
東京歯科大学歯科理工学
東京歯科大学衛生学
東京歯科大学法歯学
東京歯科大学社会歯科学
東京歯科大学歯科保存学
東京歯科大学歯周病学
東京歯科大学小児歯科学
東京歯科大学口腔外科学
東京歯科大学歯科麻酔学
東京歯科大学有床義歯補綴学
東京歯科大学クラウンブリッジ補綴学
東京歯科大学歯科矯正学
東京歯科大学歯科放射線学
東京歯科大学スポーツ歯科学
東京歯科大学臨床検査病理学
東京歯科大学口腔インプラント学
東京歯科大学千葉病院総合診療科
東京歯科大学口腔がんセンター
東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学
東京歯科大学市川総合病院内科
東京歯科大学市川総合病院外科
東京歯科大学市川総合病院循環器内科
東京歯科大学市川総合病院心臓血管外科
東京歯科大学市川総合病院消化器内科
東京歯科大学市川総合病院小児科
東京歯科大学市川総合病院脳神経外科
東京歯科大学市川総合病院整形外科
東京歯科大学市川総合病院産婦人科
東京歯科大学市川総合病院眼科
東京歯科大学市川総合病院耳鼻咽喉科
東京歯科大学市川総合病院皮膚科
東京歯科大学市川総合病院泌尿器科
東京歯科大学市川総合病院放射線科
東京歯科大学市川総合病院麻酔科
東京歯科大学市川総合病院精神科
東京歯科大学市川総合病院臨床検査科
東京歯科大学市川総合病院形成外科
505
東京歯科大学市川総合病院角膜センター
301
東京歯科大学口腔健康臨床科学・歯科保存
302
東京歯科大学口腔健康臨床科学・歯科補綴
303
東京歯科大学口腔健康臨床科学・口腔外科
304
東京歯科大学口腔健康臨床科学・歯科矯正
305
東京歯科大学口腔健康臨床科学・小児歯科
306
東京歯科大学口腔健康臨床科学・歯科麻酔
307
東京歯科大学口腔健康臨床科学・口腔インプラント
308
東京歯科大学口腔健康臨床科学・総合歯科
309
東京歯科大学口腔健康臨床科学・歯科放射線
310
東京歯科大学水道橋病院眼科
311
東京歯科大学水道橋病院内科
401
東京歯科大学英語
402
東京歯科大学独語
403
東京歯科大学数学
404
東京歯科大学物理学
405
東京歯科大学化学
406
東京歯科大学生物学
407
東京歯科大学体育
408
東京歯科大学法人類学
501
東京歯科大学口腔科学研究センター(hrc7, hrc8 を含む)
502
東京歯科大学口腔科学研究センター・口腔インプラント学研究部門
504
東京歯科大学歯科医学教育開発センター
その他
放射線技師、看護師、歯科衛生士、歯科技工士、薬剤師等の所属を示す場合の例
東京歯科大学千葉病院放射線科
東京歯科大学千葉病院歯科衛生士部
東京歯科大学千葉病院医療安全管理室
東京歯科大学千葉病院看護部
東京歯科大学市川総合病院看護部
東京歯科大学市川総合病院歯科・口腔外科
東京歯科大学市川総合病院栄養管理室
東京歯科大学市川総合病院薬局
東京歯科大学水道橋病院放射線科
東京歯科大学水道橋病院歯科技工室
学生が著者の場合は 東京歯科大学(学生)とした。
名誉教授・元教授は元の所属講座が記載されていない場合に限って、東京歯科大学とした。
1. 解剖学講座
プロフィール
1.教室員と主研究テーマ
教 授
井出 吉信 歯科インプラントにおける偶発症抑止のための顎骨内部構造の解析
主任教授
阿部 伸一 環境変化が摂食・嚥下関連筋群の筋線維特性に与える影響
准 教 授 坂 英樹 乳歯歯根吸収に関する形態学的研究
講 師
松永 智 顎骨における生体アパタイト結晶の配向性
上松 博子 乳歯と永久歯における形態的特異性に関する観察
助 教
木下 英明 皮質骨の厚さ、
海綿骨構造とインプラントの埋入深度がインプラント周囲の応力とひずみ
分布に及ぼす影響 −骨梁構造を考慮した三次元有限要素解析−
大学院生
岸 飛鳥 胎生期マウス顎舌骨筋の形成過程における中間径フィラメントの役割
菊地 昭仁 マウス胎生期における下顎正中部の発育に関する中間径フィラメント
中尾 正 マウス舌内部における神経の分布形態
小林 史明 軟口蓋形成過程の3次元フィラメント構築の解明
野口 拓 老化促進モデルマウスを用いた骨構造の比較
原 睦喜 水分摂取時の嚥下機能評価
山本 将仁 マウス胎児外側翼突筋におけるデスミンの発現について
福田 真之 歯科インプラントにおける偶発症抑止のための顎骨内部構造の解析
山根 茂樹 細胞シート工学を利用した口腔粘膜組織の再生における細胞骨格関連
梅澤 貴志 細胞シート工学を利用した口腔粘膜組織の再生における細胞骨格関連タンパクの発現
大峰 悠矢 インプラント応用を想定した上顎結節部における骨形態計測
笠原 正彰 上顎骨臼歯部における骨質の解析
専 攻 生 菊池 龍介 乳歯歯根吸収に関する形態学的研究
鈴木 正史 乳歯と永久歯における形態的特異性に関する観察
猪狩 安豊 マイクロCTを用いた乳臼歯歯冠外形と髄室の三次元観察
下尾 嘉昭 環境変化が摂食・嚥下関連筋群の筋線維特性に与える影響
浅川 幸子 環境変化が摂食・嚥下関連筋群の筋線維特性に与える影響
牧 浩壽 環境変化が摂食・嚥下関連筋群の筋線維特性に与える影響
2.成果の概要
1)顎骨における生体アパタイト結晶の配向性
顎骨における荷重伝達機構の一端を解明することを目的として、微小領域X線回折装置を用いた下顎骨の骨質解
析を行った。その結果、基底部における近遠心方向への一軸優先配向性を示したのに対して、歯槽部では歯の長
軸方向への配向性が高まることが明らかとなった。骨量解析では得られなかった顎骨の精細データを得ることが
できるようになったことから、力学的要因に強い関連性のあるアパタイト配向性が、顎骨の生体力学的解析に有用
であることが明らかとなった。
Materials Transactions, 53(5): 980-984, 2012.
Journal of Hard Tissue Biology, 21(2): 165-172, 2012.
2)筋の再生および成長過程に関与する成長因子の解析
筋機能の再活性は、高齢社会を迎えた現在において大きな課題である。筋幹細胞であるサテライト細胞は筋組
織の中に存在し、筋肥大または修復など必要に応じて筋前駆細胞へ分化するが、この過程で様々な成長因子が関
与することの一端を明らかにした。特に我々は、肝細胞増殖因子 (HGF) がサテライト細胞の活性と増殖に影響を与
え、インスリン様成長因子 -1(IGF-1)は筋芽細胞の増殖と分化を活性化していることを示唆した報告を行った。こ
れら因子は筋の成長、発育にも重要な役割を担っていることが明らかとなった。
Clin Anat, 25(2): 189-197, 2012.
Anat Sci Int, 87(3): 126-131, 2012.
J Hard Tissue Biol, 21(4): 421-426, 2012.
3.学外共同研究
学外研究施設
担当者
研究課題
阿部 伸一
組織構築過程のKeyたんぱく質について
松永 智
腓骨移植用インプラントの最適化
研究施設
所在地
責任者
Universidad
Madrid
Rodríguez-
Complutense
Spain
Vázquez JF
University of
Edmonton
Wolfaardt J
Alberta
Canada
4.科学研究費補助金・各種補助金
研究代表者
研究課題
研究費
阿部 伸一
顎顔面再建治療へ向けた上皮−間葉ハイ
ブリッド型細胞シートの創製プロジェクト
文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(C)
阿部 伸一
(分担者)
上皮からみた口腔機能の特異性基盤の解
明と疾患抑制
私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8
5.研究活動の特記すべき事項
シンポジウム
シンポジスト
年月日
講演演題
学会・研究会名
開催地
阿部 伸一
2012. 9.23
インプラント医療事故への
対応 −術中出血−
第42回日本口腔インプラント学会学術大会
大阪市
学会招待講演・特別講演・教育講演
講演者
年月日
演題
学会・研究会名
開催地
阿部 伸一
2012.11. 3
インプラントのための臨床
機能解剖学
第32回日本口腔インプラント学会東北・北海
道支部学術大会
郡山市
学会・研究会名
開催地
6.教育に関する業績,活動
医学教育・歯学教育に関連する講演
講演者
年月日
演題
阿部 伸一
2012. 8.30
学生サポート体制の構築
東京歯科大学平成24年度教育ワークショップ
千葉市
他の大学・研究機関等における学生・大学院生を対象とする講義・実習
担当者名
年月日
テーマ・演題
大学・機関
所在地
阿部 伸一
2012. 6. 6
Swallowing function
Taipei Medical University
台北
中華民国
阿部 伸一
2012. 6. 8
Clinical anatomy for dentist
Yonsei University
ソウル
大韓民国
原著/原著論文
8
24001018 原著/原著論文
Fujita S, Ide Y, Abe S.
Variations of vascular distribution in the mandibular anterior lingual region: A high risk of vascular injury during
implant surgery.
Implant Dentistry, 21(4), 259-264, 2012.
東京歯科大学解剖学
24001019 原著/原著論文
Kikuchi A1), Kishi A1), Yamamoto M1), Yamane S1)2), Umezawa T1), Ide Y1), Abe S1)2).
Expression of intermediate filaments in the development of genioglossus muscle.
J Hard Tissue Biol, 21(4), 421-426, 2012.
1) 東京歯科大学解剖学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8
24001020 原著/原著論文
Kim JH1), Abe S2)3), Shibata S4), Asakawa S3), Maki H3), Murakami G5), Cho BH6).
Dense distribution of macrophages in flexor aspects of the hand and foot of mid-term human fetuses.
Anat Cell Biol, 45(4), 259-267, 2012.
1) Dept. of Anatomy, Chonbuk National University Medical School、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、3) 東京歯科大学解剖学、4) 東京医科歯科大学、5)
岩見沢江仁会病院内科、6) Dept. of Surgery, Chonbuk National University Medical School
DOI : 10.5115/acb.2012.45.4.259 PubMed ID : 23301193
24001021 原著/原著論文
Kinoshita H1), Umezawa T1), Omine Y1), Kasahara M1), Rodri´guez-Va´zquez JF2), Murakami G3), Abe S1).
Distribution of elastic fibers in the head and neck: a histological study using late-stage human fetuses.
Anat Cell BIol, 46(1), 39-48, 2013.
1) 東京歯科大学解剖学、2) Dept. of Anatomy and Embryology II, Faculty of Medicine, Complutense Univ.、3) 岩見沢江仁会病院内科
DOI : 10.5115/acb.2013.46.1.39
24001026 原著/原著論文
Matsunaga S1), Naito H1), Tamatsu Y2), Takano N3), Abe S1), Ide Y1).
Consideration of shear modulus in biomechanical analysis of peri-implant jaw bone: Accuracy verification using
image-based multi-scale simulation.
Dent Mater J, 32(3), 425-432, 2013.
1) 東京歯科大学解剖学、2) 鹿児島大学歯学部口腔解剖学、3) 慶應義塾大学理工学部
PubMed ID : 23719004
24001030 原著/原著論文
Katori Y1), Kawase T2), Cho KH3), Abe H4), Rodríguez-Vázquez JF5), Murakami G6), Abe S7).
Prestyloid compartment of the parapharyngeal space: a histological study using late-stage human fetuses.
Surg Radiol Anat, 34(10), 909-920, 2012.
1) 仙台市民病院耳鼻咽喉科、2) 東北大学医学部耳鼻咽喉科、3) Dept. of Neurology, Institute of Wonkwang Medical Science, Jeonbuk Regional
Cardiocerebrovascular Disease Center, Wonkwang Univ. School of Medicine、4) 秋田大学医学部解剖学、5) Dept. of Anatomy and Embryology II, Faculty of
Medicine, Complutense Univ.、6) 岩見沢江仁会病院内科、7) 東京歯科大学解剖学
DOI : 10.1007/s00276-012-0975-2 PubMed ID : 22576264
24001031 原著/原著論文
Kishi A1), Yamamoto M1), Kikuchi A1), Iwanuma O1), Watanabe Y2), Ide Y1), Abe S1)3).
Gene and protein expressions of vimentin and desmin during embryonic development of the mylohyoid muscle.
Anat Sci Int, 87(3), 126-131, 2012.
1) 東京歯科大学解剖学、2) 東京歯科大学口腔外科学、3) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8
DOI : 10.1007/s12565-012-0132-3
1
24001050 原著/原著論文
Furuya H1), Matsunaga S1), Tamatsu Y2), Nakano T1), Yoshinari M3), Abe S1), Ide Y1).
Analysis of biological apatite crystal orientation in the anterior cortical bone of the human mandible using microbeam
X-ray diffractometry.
Materials Transactions, 53(5), 980-984, 2012.
1) 東京歯科大学解剖学、2) 鹿児島大学歯学部口腔解剖学、3)東京歯科大学口腔科学研究センター・口腔インプラント学研究部門
解説
2
24001011 解説
阿部伸一、井出吉信
インプラント手術の際に必要な口腔底の解剖学的知識
ザ・クインテッセンス, (7), 3-6, 2012.
東京歯科大学解剖学
24001017 解説
阿部伸一、井出吉信
顎関節の機能解剖学的知識
ザ・クインテッセンス, (8), 3-6, 2012.
東京歯科大学解剖学
単行図書(分担)
4
24001001 単行図書(分担)
阿部伸一
施術前に知っておくべき上下顎の解剖
超音波骨切削機器それぞれ その実力と臨床応用, 20-25, 2012.
デンタルダイヤモンド社 東京都千代田区
東京歯科大学解剖学
24001029 単行図書(分担)
阿部伸一
22. 歯の喪失後に変化する下顎管の形態
イラストで語る歯科医学最前線, 89-92, 2013.
クインテッセンス出版株式会社 東京都文京区
東京歯科大学解剖学
24001034 単行図書(分担)
阿部伸一
23. 無歯顎における上顎同の形態変化
イラストで語る歯科医学最前線, 93-96, 2013.
クインテッセンス出版株式会社 東京都文京区
東京歯科大学解剖学
24001035 単行図書(分担)
阿部伸一
24. 上顎結節部の脈管・神経
イラストで語る歯科医学最前線, 97-100, 2013.
クインテッセンス出版株式会社 東京都文京区
東京歯科大学解剖学
2
学会発表・口演
20
24001007 学会発表・口演
野口拓、木下英明、松永智、井出吉信、阿部伸一
骨粗鬆症モデルマウスにおける脛骨及び顎骨の経時的骨梁構造の変化
日本骨形態計測学会雑誌, 22(1), S81, 2012.
第32回日本骨形態計測学会 大阪市
東京歯科大学解剖学
24001008 学会発表・口演
木下英明1)、松永智1)、高野直樹2)、井出吉信1)、阿部伸一1)
歯科用インプラント埋入部位の骨構造と下顎管周囲の応力分布との関連性 −骨梁構造を考慮した三次元的有限要素解析−
日本骨形態計測学会雑誌, 22(1), S82, 2012.
第32回日本骨形態計測学会 大阪市
1) 東京歯科大学解剖学、2) 慶應義塾大学理工学部機械工学
24001012 学会発表・口演
下尾嘉昭1)、山根茂樹1)2)、比嘉一成2)3)、島崎潤2)3)、井出吉信1)、阿部伸一1)
細胞シートとコラーゲンを用いた口腔粘膜組織の再生
歯科学報, (2), 161, 2012.
第293回東京歯科大学学会(例会) 千葉市
1) 東京歯科大学解剖学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、3) 東京歯科大学市川総合病院眼科
24001013 学会発表・口演
菊池龍介、中尾正、菊地昭仁、上松博子、井出吉信、阿部伸一
胎生期マウスの舌形成過程における神経分布の経時的変化
歯科学報, (2), 162, 2012.
第293回東京歯科大学学会(例会) 千葉市
東京歯科大学解剖学
24001014 学会発表・口演
猪狩安豊1)、上松博子1)、坂英樹1)、岡野繁2)、井出吉信1)、阿部伸一1)
マイクロCTによる下顎第二乳臼歯歯冠の三次元観察
歯科学報, (2), 162, 2012.
第293回東京歯科大学学会(例会) 千葉市
1) 東京歯科大学解剖学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター
24001015 学会発表・口演
鈴木正史、木下英明、福田真之、松永智、井出吉信、阿部伸一
インプラント周囲の皮質骨厚径が下顎管の変形に及ぼす影響 −骨梁構造を考慮した三次元有限要素解析−
歯科学報, (2), 163, 2012.
第293回東京歯科大学学会(例会) 千葉市
東京歯科大学解剖学
24001022 学会発表・口演
梅澤貴志1)、山根茂樹1)2)、上松博子1)、比嘉一成2)3)、島
潤2)3)、吉成正雄2)、井出吉信1)、阿部伸一1)2)
上皮・筋ハイブリット型細胞シート合成過程に発現する細胞骨格関連タンパク
歯科学報, 112(4), 549, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学解剖学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター、3) 東京歯科大学市川総合病院眼科
3
24001023 学会発表・口演
福田真之、木下英明、松永智、井出吉信、阿部伸一
教育ツールとしてのインプラント手術シュミレーターの開発 −失敗事例の力覚データベースの構築−
J Oral Biosci, (Suppl), 87, 2012.
第54回歯科基礎医学会学術大会ならびに総会 郡山市
東京歯科大学解剖学
24001032 学会発表・口演
笠原正彰1)2)、古屋英敬1)、木下英明1)、森岡俊行2)3)、矢島安朝3)、吉成正雄2)、井出吉信1)、阿部伸一1)2)
ヒト下顎骨および上顎骨前歯部皮質骨における生体アパタイト結晶配向性解析
歯科学報, 112(4), 25, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学解剖学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター、3) 東京歯科大学口腔インプラント
24001040 学会発表・口演
木下英明1)、高野直樹2)、矢島安朝3)、井出吉信1)、阿部伸一1)
教育用ツールとしてのインプラント手術シミュレーターの開発 −試作機による使用感の評価
日本口腔インプラント学会誌, (特別号), 201, 2012.
第42回日本口腔インプラント学会 大阪市
1) 東京歯科大学解剖学、2) 慶應義塾大学理工学部、3) 東京歯科大学口腔インプラント学
24001041 学会発表・口演
木下英明1)、松永智1)、高野直樹2)
教育用ツールとしてのインプラント手術シミュレーターの開発
日本臨床バイオメカニクス学会抄録集, 127, 2012.
第39回日本臨床バイオメカニクス学会抄録集 千葉市
1) 東京歯科大学解剖学、2) 慶應義塾大学理工学部
24001042 学会発表・口演
山本将仁、菊地昭仁、井出吉信、阿部伸一
胎生期マウス外側翼突筋におけるdesminの発現
第118回日本解剖学会総会・全国学術集会抄録集, 108, 2013.
第118回日本解剖学会総会・全国学術集会 高松市
東京歯科大学解剖学
24001043 学会発表・口演
山本将仁、岸飛鳥、井出吉信、阿部伸一
胎生期マウス外側翼突筋におけるdesminの発現
日本解剖学会関東支部会第100回学術集会抄録集, 23, 2012.
日本解剖学会関東支部会第100回学術集会 東京都大田区
東京歯科大学解剖学
24001045 学会発表・口演
福田真之1)、高野直樹2)、矢島安朝3)、井出吉信1)、阿部伸一1)
教育ツールとしてのインプラント手術シミュレーターの開発 −失敗事例の力覚データベースの構築−
第42回日本口腔インプラント学会誌, (特別号), 202, 2012.
第42回日本口腔インプラント学会 大阪市
1) 東京歯科大学解剖学、2) 慶應義塾大学理工学部、3) 東京歯科大学口腔インプラント学
24001046 学会発表・口演
大峰悠矢1)、木下英明1)、坂英樹1)、上松博子1)、伊藤太一2)、矢島安朝2)、井出吉信1)、阿部伸一1)
ヒト上顎結節部顎骨形態と神経分布に関する局所解剖学的研究
歯科学報, 112(4), 548, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学解剖学、2) 東京歯科大学口腔インプラント学
4
24001047 学会発表・口演
山根茂樹1)2)、井出吉信1)、阿部伸一1)2)
細胞シート工学を用いた口腔軟組織の再生
日本口腔インプラント学会誌, (特別号), 202, 2012.
第42回日本口腔インプラント学会学術大会 大阪市
1) 東京歯科大学解剖学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8
24113002 学会発表・口演
岩田優行1)、森岡俊行1)、松本達事1)、阿部伸一2)、矢島安朝1)
ヒト下顎無歯顎大臼歯相当部皮質骨における生体アパタイト(BAp)結晶配向性
Japanese Journal of Maxillo Facial Implants, 11(3), 143, 2012.
第16回日本顎顔面インプラント学会総会・学術大会 北九州市
1) 東京歯科大学口腔インプラント学、2) 東京歯科大学解剖学
医中誌 ID : 2013204126
24502019 学会発表・口演
松本達事1)2)、森岡俊行1)2)、阿部伸一3)、吉成正雄1)、矢島安朝1)2)
ヒト下顎骨における生体アパタイト結晶の配向性と力学的性質との関係
日本口腔インプラント学会誌, 25(特別号), 134, 2012.
第42回日本口腔インプラント学会・学術大会 大阪市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・口腔インプラント学研究部門、2) 東京歯科大学口腔インプラント学、3) 東京歯科大学解剖学
24502026 学会発表・口演
松本達事1)2)、森岡俊行1)2)、阿部伸一3)、吉成正雄1)、矢島安朝1)2)
ヒト下顎骨における骨密度および生体アパタイトの結晶配向性とヤング率との関係
日本口腔インプラント学会第32回関東・甲信越支部学術大会プログラム・抄録集, 2013.
日本口腔インプラント学会第32回関東・甲信越支部学術大会 東京都新宿区
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・口腔インプラント学研究部門、2) 東京歯科大学口腔インプラント学、3) 東京歯科大学解剖学
24502069 学会発表・口演
岩田優行1)2)、森岡俊行1)2)、松本達事1)2)、松永智1)3)、阿部伸一1)3)、吉成正雄1)、矢島安朝1)2)
ヒト下顎無歯顎大臼歯相当部皮質骨における生体アパタイト(BAp)結晶配向性
歯科学報, 12(4), 549, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・口腔インプラント学研究部門、2) 東京歯科大学口腔インプラント学、3) 東京歯科大学解剖学
医中誌 ID : 2013124513
学会発表・示説
10
24001024 学会発表・示説
野口拓、木下英明、松永智、井出吉信、阿部伸一
老化促進モデルマウスにおける経時的な骨梁構造の変化
第118回日本解剖学会総会・全国学術集会抄録集, 154, 2013.
第118回日本解剖学会総会・全国学術集会 高松市
東京歯科大学解剖学
24001033 学会発表・示説
Kinoshita H, Abe S, Ide Y.
Association between the peri-implant bone structure and stress distribution.
日中歯科医学大会抄録集, 149, 2012.
日中歯科医学大会2012 成都、中国
東京歯科大学解剖学
5
24001036 学会発表・示説
Nakao T, Abe S, Ide Y.
Site-dependent characteristics in sympathetic nerve fibers running along muscle-innervating nerves.
日中歯科医学大会抄録集, 149, 2012.
日中歯科医学大会2012 成都、中国
東京歯科大学解剖学
24001037 学会発表・示説
Abe S.
Variations in vascular distribution in the mandibular anterior lingual region.
日中歯科医学大会抄録集, 175, 2012.
日中歯科医学大会2012 成都、中国
東京歯科大学解剖学
24001038 学会発表・示説
Kishi A, Abe S, Ide Y.
Gene and protein expressions of vimentin and desmin during embryonic.
日中歯科医学大会抄録集, 151, 2012.
日中歯科医学大会2012 成都、中国
東京歯科大学解剖学
24001039 学会発表・示説
Kikuchi A, Abe S, Ide Y.
Development of mouse intrinsic lingual muscles in the embryonal period.
日中歯科医学大会抄録集, 165, 2012.
日中歯科医学大会2012 成都、中国
東京歯科大学解剖学
24107013 学会発表・示説
上田貴之1)、福田真之2)、阿部伸一2)
インプラント埋入部位の骨構造と下顎管周囲の応力分布との関連性
日本補綴歯科学会第121回学術大会プログラム・抄録集, 193, 2012.
日本補綴歯科学会第121回学術大会 横浜市
1) 東京歯科大学有床義歯補綴学、2) 東京歯科大学解剖学
24108014 学会発表・示説
大平真理子1)、石田瞭2)、眞木吉信3)、大久保真衣2)、杉山哲也2)、酒寄孝治3)、田代宗嗣3)、原睦喜4)、佐藤亨1)、前田広士
5)、藤島一郎6)
要支援・要介護高齢者におけるMASAの評価者信頼性の検討
第17回・18回共催日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会抄録集, 491, 2012.
第17回・18回共催日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会 札幌市
1) 東京歯科大学クラウンブリッジ補綴学、2) 東京歯科大学千葉病院摂食・嚥下リハビリテーション・地域歯科診療支援科、3) 東京歯科大学社会歯科学、4) 東京歯科大学解
剖学、5) 聖隷三方原病院、6) 浜松市リハビリテーション病院
24109016 学会発表・示説
田草川舞1)、西井康1)、末石研二1)、野嶋邦彦1)、佐野司2)、福田真之3)
日本人正常咬合感想頭蓋骨の形態分析
第71回日本矯正歯科学会大会プログラム, 130, 2012.
第71回日本矯正歯科学会大会 盛岡市
1) 東京歯科大学歯科矯正学、2) 東京歯科大学歯科放射線学、3) 東京歯科大学解剖学
6
24504002 学会発表・示説
山本仁1)、村上聡2)、平田創一郎3)、杉原直樹4)、高橋俊之5)、望月隆二6)、河田英司1)、井出吉信7)
東京歯科大学における市民参加型教育団体Patient Communityとその授業参加について
第31回日本歯科医学教育学会総会および学術大会プログラム・抄録集, 116, 2012.
第31回日本歯科医学教育学会総会および学術大会 岡山市
1) 東京歯科大学歯科医学教育開発センター、2) 東京歯科大学臨床検査病理学、3) 東京歯科大学社会歯科学、4) 東京歯科大学衛生学、5) 東京歯科大学千葉病院総合診療科、
6) 東京歯科大学物理学、7) 東京歯科大学解剖学
学会発表・シンポジウム
1
24001044 学会発表・シンポジウム
阿部伸一
インプラントのための臨床解剖学
日本口腔インプラント学会誌, (特別号), 124, 2012.
第42回日本口腔インプラント学会学術大会 大阪市
東京歯科大学解剖学
学会発表・招待講演
2
24001048 学会発表・招待講演
阿部伸一
顎機能と患者の評価を高めるために必要な機能解剖学的知識
第30回日本顎咬合学会学術大会プログラム抄録集, 2012.
第30回日本顎咬合学会学術大会 東京都千代田区
東京歯科大学解剖学
24001049 学会発表・招待講演
阿部伸一
インプラントのための臨床機能解剖学
第32回日本口腔インプラント学会、東北・北海道支部学術大会プログラム抄録集, 2012.
第32回日本口腔インプラント学会、東北・北海道支部学術大会 郡山市
東京歯科大学解剖学
学会発表・ワークショップ
1
24001006 学会発表・ワークショップ
阿部伸一、菊地龍介
顎機能と患者の評価を高めるために必要な機能解剖学的知識
日本顎咬合学会誌, 32(S), 111, 2012.
東京都千代田区
東京歯科大学解剖学
7
2. 口腔超微構造学講座
プロフィール
1.教室員と主研究テーマ
教 授
栁澤 孝彰 歯牙硬組織の脱灰と再石灰化
山本 仁 歯と歯周組織を含む顎顔面口腔領域の発生に関する研究
プロタミン分解ペプチドの効果に関する基礎的研究
准 教 授 澤田 隆 萌出と機能に伴う歯と歯周組織の超微構造的変化
見明 康雄 単結晶ナノチューブアパタイトの可能性
再石灰化および歯質強化効果促進物質の開発に関する研究
講 師
森口美津子 歯牙形成における誘導因子とシグナル伝達について
助 教
山﨑 貴希 インプラント表面性状の違いによる周囲組織との結合能の違いとそれに対する薬剤
の影響
専 攻 生 小鹿 真由 顔面形成と歯牙発生におけるアポトーシス誘導因子
石川 敏樹 歯および骨形成に及ぼす薬剤の影響に関する形態的研究
萌出と機能に伴う歯と歯周組織の超微構造的変化
蛭間 信彦 歯および骨形成に及ぼす薬剤の影響に関する形態的研究
2.成果の概要
1) 再石灰化および歯質強化効果促進物質の開発に関する研究
この研究では食品素材による齲蝕予防を考え、Ca, Mg, Na, F, P を多量に含む石化海藻を含有するガムを作製し、
象牙質齲蝕予防効果を検証した。石化海藻含有ガムとコントロールガムの抽出液および再石灰化液を作製し、象牙
質ブロックを 2 週間浸漬した(耐酸性処理)。その後脱灰液に 6 時間浸漬し、耐酸性を評価した。評価は CMR の
画像解析による脱灰深度 (ld)とミネラル喪失量 (ΔZ)、EPMA による定性分析、SEM による表面構造の変化で行った。
その結果、全ての試料で溶液に浸漬した部分は耐酸性を示した。特に、石化海藻溶液とそれを含まない溶液の間
の ΔZ では有意差がみられた。また、Ca, Mg, Na, P が検出され、耐酸性処理による象牙細管の閉鎖が観察され
た。以上の結果より、石化海藻を含有するガムは象牙質の耐酸性を有意に増加させる効果のあることが示された。
J Hard Tissue Biol 21(3): 315-320, 2012.
歯科学報 113(1): 17-25, 2012.
2) 歯牙形成における誘導因子とシグナル伝達について —免疫組織化学的研究—
Wnt signaling pathway によって誘導される Axin2 は TGF-ß signaling pathway の Smad3 の活性化を促進
し、Wnt と TGF-ß の pathway 間に cross-talk のあることが報告されているが、歯原性の細胞に関しては報告が
みられない。そこで両 pathway の各 factor(Wnt10、Dvl、Axin2、TGFß-R1、活性型の pSmad3)について免
疫組織化学的に検索した。いずれの factor もほぼ同様の免疫反応を示し、歯乳頭細胞や前象牙芽細胞より分泌
機能を持つ象牙芽細胞が、内エナメル上皮より基質形成期エナメル芽細胞がより強い反応を示し、特に Axin2 と
pSmad3 はともに象牙芽細胞と基質形成期エナメル芽細胞に最も強い陽性反応を示した。したがって、Axin2 と
Smad3 を介した両 signaling pathway の cross-talk が示唆され、odontoblast と ameloblast への分化とそれら
の分泌機能に深く関わっていると考えられた。
J Hard Tissue Biol 21(2): 113-120, 2012.
3) 萌出と機能に伴う歯と歯周組織の超微構造的変化
Dentin matrix protein 1(DMP1) は、象牙質形成と骨形成の石灰化に関与しているが、セメント質形成におけ
る同分子の機能については不明な点が多い。今回、セメント質における DMP1 の局在を解析した。灌流固定した
ニホンザル顎骨から臼歯を採取し、脱灰後、凍結切片を作製、ウサギ抗 DMP1 抗体に浸漬し、酵素抗体法あるい
は金コロイド標識法により解析した。その結果、DMP 1は有細胞および無細胞両セメント質に局在し、特にシャー
ピー線維に強い染色が認められた。有細胞セメント質ではセメント小腔が良く染色された。電顕観察では、シャー
ピー線維を構成するコラーゲン細線維と、セメント小腔の壁面に沿って金粒子の沈着がみられた。以上の結果から、
DMP1 がセメント質、特にシャーピー線維の石灰化に関与していること、また、セメント小腔のスペースの保持にも
DMP1 が関与していることが示唆された。
Biotechnic & Histochemistry 87(5): 360-365, 2012.
4) プロタミン分解ペプチドの効果に関する基礎的研究
カラゲニンにより重度の骨吸収を伴う歯周炎を惹起させたラット下顎第一臼歯部にプロタミン分解ペプチド含有
シートを週に 2 回、3 週間応用し、μ CTを用いて歯槽骨の回復状況を観察した。その結果、プロタミン分解ペプ
チド含有シートを応用しなかった群と比較して、応用群では骨の添加が観察され、プロタミン分解ペプチドが歯槽骨
の再生に有効に働く可能性が示唆された。またラット頭頂部に作製した皮膚欠損モデルにプロタミン分解ペプチド含
有シートを一日 1 回、7 日間応用したところ、プロタミン分解ペプチドを含まないシートを応用した群と比較して欠損
部の修復が良好であることが示され、プロタミン分解ペプチドは創面の治癒に有効に働くことが示唆された。
医学と生物学 1516(11): 774-783, 2012.
J Hard Tissue Biol 21(1): 51-56, 2012.
3.学外共同研究
担当者
研究課題
山本 仁
澤田 隆
学外研究施設
研究施設
所在地
責任者
プロタミン分解ペプチドの治癒効果
日本大学松戸歯学部
松戸市
久保山 昇
接合上皮内側基底板制御因子の探索と
奥羽大学薬学部
郡山市
大島 光宏
日本大学歯学部
東京都
山口 洋子
特定
澤田 隆
接合上皮内側基底板制御因子の探索と
特定
見明 康雄
キシリトールに関する一連の研究
ロッテ株式会社中央研究所
さいたま市
佐伯 洋二
見明 康雄
年齢による歯石構造の違いに関する研究
高知学園短期大学保健学部歯
高知市
三島 弘幸
高知市
三島 弘幸
科衛生士学科
見明 康雄
コノドント歯の結晶構造に関する電顕的
高知学園短期大学保健学部歯
研究
科衛生士学科
4 科学研究費補助金・各種補助金
研究代表者
研究課題
研究費
見明 康雄
単結晶ナノチューブアパタイトの可能性
文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(C)
見明 康雄
天然アパタイトの生体応用の可能性
大学連携等による共同研究
澤田 隆
接合上皮内側基底板制御因子の探索と特定
文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(C)
5. 研究活動の特記すべき事項
受賞
受賞者名
年月日
賞名
テーマ
学会・団体名
森口美津子
見明 康雄
2012. 8.25
Hard Tissue Regenerative
Biology Award
Immunolocalization of
the factors related to Wnt
signaling pathway in developing rat molar germ
硬組織再生生物学会
見明 康雄
2012. 9. 1
日本再生歯科医学会論文賞
歯肉縁上歯石の性差と加齢に
よる形態と組成の変化
日本再生歯科医学会
取得者名
年月日
番号
名称
見明 康雄
2012. 9. 1
5053624
歯質強化剤及びその製造法
特許取得
学会招待講演・特別講演・教育講演
講演者
年月日
演題
学会名
開催地
見明 康雄
2012. 5.14
硬組織の非脱灰試料作製と観察法
第68回日本顕微鏡学会
つくば市
学術学会に相当しない団体が開催するセミナー・研究会・カンファレンス等における発表・講演
講演者
年月日
演題
会合の名称
開催地
見明 康雄
2012. 5.11
歯の脱灰と再石灰化におよぼす唾
液とキシリトールの作用
花王株式会社すみだ事業場講演会
東京都
墨田区
6. 教育に関する業績、活動
他の大学・研究機関等における学生・大学院生を対象とする講義・実習
担当者名
年月日
テーマ・演題
大学・機関
所在地
山本 仁
2012. 4.17
軟骨組織
日本大学松戸歯学部
松戸市
山本 仁
2012. 5.25
女性生殖器
日本大学松戸歯学部
松戸市
山本 仁
2012. 7.13
歯の発生
日本大学松戸歯学部
松戸市
山本 仁
2012.12.19
歯の発生
奥羽大学歯学部
郡山市
澤田 隆
2012. 7.13
口腔粘膜疾患
埼玉県立大学保健医療福祉学部健康開発学科
越谷市
澤田 隆
2012. 7.20
口腔腫瘍・嚢胞
埼玉県立大学保健医療福祉学部健康開発学科
越谷市
澤田 隆
2012. 7.27
顎骨病変・唾液疾患
埼玉県立大学保健医療福祉学部健康開発学科
越谷市
見明 康雄
2012. 6.15
歯の発育異常
埼玉県立大学保健医療福祉学部健康開発学科
越谷市
見明 康雄
2012. 6.22
齲蝕
埼玉県立大学保健医療福祉学部健康開発学科
越谷市
見明 康雄
2012. 6.29
象牙質・歯髄複合体
の病変
埼玉県立大学保健医療福祉学部健康開発学科
越谷市
見明 康雄
2012. 7. 6
歯周疾患
埼玉県立大学保健医療福祉学部健康開発学科
越谷市
見明 康雄
2012. 8. 3
まとめ講義
埼玉県立大学保健医療福祉学部健康開発学科
越谷市
原著/原著論文
9
24002001 原著/原著論文
Moriguchi M1), Yamada M2), Miake Y1), Koshika M2).
Immunolocalization of Axin2 and p-Smad3 in developing rat molar germ.
J Hard Tissue Biol, 21(2), 113-120, 2012.
1) 東京歯科大学口腔超微構造学、2) 新潟医療福祉大学医療技術学部理学療法学
24002007 原著/原著論文
Sawada T1) , Ishikawa T1) , Shintani S2) , Yanagisawa T1).
Ultrastructural immunolocalization of dentin matrix protein 1 on Sharpey's fibers in monkey tooth cementum.
Biotech Histochem, 87(5), 360-365, 2012.
1) 東京歯科大学口腔超微構造学、2) 東京歯科大学小児歯科学
DOI : 10.3109/10520295.2012.671493 PubMed ID : 22435407
24002010 原著/原著論文
Miake Y1), Hiruma N1), Asada S2), Katakura A3)
Effect of chewing gum containing calcified seaweed on remineralization and acid resistance of enamel subsurface
lesion.
J Hard Tissue Bio, 21(3), 315-320, 2012.
1) 東京歯科大学口腔超微構造学、2) 株式会社ロッテ中央研究所基礎研究部口腔科学研究室、3) 東京歯科大学オーラルメディシン・歯科口腔外科
医中誌 ID : M911290013
24002016 原著/原著論文
久保山昇1)、Bhawal UK2)、有川量崇3)、奥村重年4)、田村仁志5)、山本仁6)、安孫子宜光2)
皮膚欠損ラットに対するDMXの創傷治癒効果
医学と生物学, 56(11), 774-783, 2012.
1) 日本大学松戸歯学部薬理学、2) 日本大学松戸歯学部生化学・分子生物学、3) 日本大学松戸歯学部公衆予防歯科、4) 株式会社ロート製薬、5) 田村歯科医院、6) 東京歯科
大学口腔超微構造学
医中誌 ID : 2013071947
24002019 原著/原著論文
三島弘幸1)、大久保厚司2)、井上昌子3)、田中和夫4)、見明康雄5)
歯肉-歯周病変部の歯石と歯肉縁下歯石の組織構造, 化学組成および結晶の比較検討
日本再生歯科医学会誌, 10(1), 13-19, 2012.
1) 高知学園短期大学生活科学学科、2) 日宇歯科医院,、3) 高知学園短期大学専攻科応用生命科学、4) 田中歯科医院、5) 東京歯科大学口腔超微構造学
医中誌 ID : 2013189776
24002020 原著/原著論文
見明康雄1)、朝田慎也2)、佐伯洋二2)
脱灰エナメル小柱におけるキシリトールの再石灰化促進効果
歯科学報, 113(1), 17-25, 2013.
1) 東京歯科大学口腔超微構造学、2) 株式会社ロッテ中央研究所基礎研究部口腔科学研究室
医中誌 ID : 2013205948
24101021 原著/原著論文
Kobayashi T1), Watanabe H2), Morinaga K1), Matsunaga K1), Sekine T1), Yanagisawa T2), Nakagawa K1).
Changes in expression VEGF-A, -C and VEGFR-3 in dental pulp after tooth replantation in rats.
J Hard Tissue Biol, 21(1), 57-63, 2012.
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 奥羽大学歯学部口腔組織学、3) 東京歯科大学口腔超微構造学
医中誌 ID : M801330008
1
24104003 原著/原著論文
Kumazawa K1), Sawada T2), Yanagisawa T2), Shintani S1).
Effect of single-dose amoxicillin on rat incisor odontogenesis: a morphological study.
Clin Oral Invest, 16(3), 835-842, 2012.
1) 東京歯科大学小児歯科学、2) 東京歯科大学口腔超微構造学
DOI : 10.1007/s00784-011-0581-4 PubMed ID : 21717095
24104004 原著/原著論文
Sekiguchi H1), Senzui S1), Yamashita H1), Shintani S1), Sawada T2), Yanagisawa T2).
Missense mutation of EDA1 gene in Japanese family with X-linked anhidrotic ectodermal dysplasia.
Pediat Dent J, 22(2), 188-192, 2012.
1) 東京歯科大学小児歯科学、2) 東京歯科大学口腔超微構造学
医中誌 ID : MB02260012
解説
1
24002021 解説
柳澤孝彰
超高分解能電子顕微鏡の世界 エナメル質結晶の脱灰と再石灰化
歯科学報, 113(1), 1-9, 2013.
東京歯科大学口腔超微構造学
医中誌 ID : 2013205946
単行図書(分担)
3
24002008 単行図書(分担)
Sawada T1), Inoue S2).
Chapter 13 - Ultrastructural organization of collagen fibrils in shark mandible: Part 1 - Main body
Advances in Zoology Research, Volume 3, 235-244, 2012.
Nova Science Publishers New York, USA
1) 東京歯科大学口腔超微構造学、2) Dept. of Anatomy and Cell Biology, McGill Univ.
24002009 単行図書(分担)
Inoue S1), Sawada T2).
Chapter 14 - Ultrastructural organization of collagen fibrils in shark mandible: Part 2 - Surface layer.
Advances in Zoology Research, Volume 3, 245-254, 2012.
Nova Science Publishers New York, USA
1) Dept. of Anatomy and Cell Biology, McGill Univ.、2) 東京歯科大学口腔超微構造学
24002018 単行図書(分担)
Sawada T1), Inoue S2).
Structure of elactic-fiber microfibrils more dynamic than that in non-elastic tissue.
Current Microscopy Contributions: To Advances in Sciences and Technology, 422-428, 2012.
Formatex Badajoz, Spain
1) 東京歯科大学口腔超微構造学、2) Dept. of Anatomy and Cell Biology, McGill Univ.
研究課題番号: A70020-1
学会発表・口演
5
24002011 学会発表・口演
森口美津子1)、山田まりえ2)、見明康雄1)
発育中ラット臼歯歯胚におけるWntシグナル伝達経路関連因子の免疫分布
第21回硬組織再生生物学会学術大会・総会プログラム・抄録集, 12, 2012.
第21回硬組織再生生物学会学術大会・総会 名古屋市
1) 東京歯科大学口腔超微構造学、2) 新潟医療福祉大学医療技術学部理学療法科
研究課題番号: A08-0020-3
2
基盤研究(C)
24002024 学会発表・口演
蛭間信彦、山
貴希、見明康雄、澤田隆、森口美津子、山本仁、柳澤孝彰
卵巣摘出ラットの抜歯窩新生骨形成におよぼすビスホスホネートの影響
歯科学報, 112(4), 554, 2013.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
東京歯科大学口腔超微構造学
医中誌 ID : 2013124522
24104018 学会発表・口演
熊澤海道1)、澤田隆2)、
澤孝彰2)、新谷誠康1)
Amoxicillin 投与ラット切歯形成に及ぼす影響
日本小児歯科学会第27回関東地方会大会・総会抄録集, 24, 2012.
日本小児歯科学会第27回関東地方会大会・総会 東京都品川区
1) 東京歯科大学小児歯科学、2) 東京歯科大学口腔超微構造学
24104020 学会発表・口演
米倉智子1)、本間宏実1)、桜井敦朗1)、森口美津子2)、見明康雄2)、豊澤悟3)、新谷誠康1)
Xenopus laevisの硬組織石灰化に関与するDMP1の発現解析
歯科学報, 112(4), 539, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学小児歯科学、2) 東京歯科大学口腔超微構造学、3) 大阪大学歯学部病理学
医中誌 ID : 2013124493
24106013 学会発表・口演
征矢学1)2)、黒田英孝1)2)、正村綾1)2)、佐藤正樹1)、山本仁1)4)、田崎雅和3)、一戸達也2)、渋川義幸1)3)
ハムスター口腔粘膜の単離メルケル細胞におけるTRPチャネル発現の検討
第11回釧路ニューロサイエンスワークショッププログラム・抄録集, 24, 2012.
第11回釧路ニューロサイエンスワークショップ 釧路市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学歯科麻酔学、3) 東京歯科大学生理学、4) 東京歯科大学口腔超微構造学
学会発表・示説
10
24002005 学会発表・示説
石川敏樹、澤田隆
ニホンザルセメント質シャーピー線維におけるDMPIの超微局在
第44回日本結合組織学会学術大会・第59回マトリックス研究会大会合同学術集会プログラム・抄録集, 76, 2012.
第44回日本結合組織学会学術大会・第59回マトリックス研究会大会合同学術集会 東京都新宿区
東京歯科大学口腔超微構造学
24002006 学会発表・示説
三島弘幸1)、井上昌子2)、見明康雄3)、國藤邦彦4)
海底から発見された頭蓋骨の経年経過推定を貝殻の成長線から検討した例
化石研究会第30回総会・学術大会プログラム・抄録集, 11, 2012.
化石研究会第30回総会・学術大会 札幌市
1) 高知学園短期大学、2) 高知学園短期大学応用生命科学、3) 東京歯科大学口腔超微構造学、4) 國藤歯科
24002012 学会発表・示説
Sohn WJ1), Gwon GJ1), Kee S2), Yamamoto H3), Kim JY1)
Molecular and cellular dissections of patterned palatal rugae formation during mice embryogenesis.
14th International Congree of Histochemistry and Cytochemistry, Program and Abstracts, 106, 2012.
14th International Congree of Histochemistry and Cytochemistry 京都市
1) Dept. of Biochemistry, School of Dentistry, IHBR, Kyungpook National Univ.、2) School of Life Sciences and Biotechnology, Kyungpook National Univ.、3)
東京歯科大学口腔超微構造学
3
24002013 学会発表・示説
Yamamoto H1), Yokoyama M2), Okumura S3), Tamura H4), Kuboyama N5).
Novel experimental model for periodontitis and effects of protamine-reduced peptide for experimental periodontitis
analyzed by micro-computerized tomography.
14th International Congree of Histochemistry and Cytochemistry, Program and Abstracts, 141, 2012.
14th International Congree of Histochemistry and Cytochemistry 京都市
1) 東京歯科大学口腔超微構造学、2) 日本大学松戸歯学部生理学、3) ロート製薬株式会社、4) 田村歯科医院、5) 日本大学松戸歯学部薬理学
24002014 学会発表・示説
三島弘幸1)、大久保厚司2)、西野彰恭3)、笹川一郎4)、青柳秀一4)、見明康雄5)
歯周病変部の歯石と歯肉縁下歯石の組織構造および組成の検討
J Oral Biosci, 54(Suppl), 155, 2012.
第54回歯科基礎医学会学術大会・総会 郡山市
1) 高知学園短期大学、2) 日宇歯科、3) にしの歯科、4) 日本歯科大学新潟生命歯学部先端研究センター、5) 東京歯科大学口腔超微構造学
24002015 学会発表・示説
森口美津子1)、山田まりえ2)、見明康雄1)、山口康昭2)、山本仁1)
ラット臼歯歯胚におけるLEF1、SP6、Pospho-Smad1/5/8の分布
J Oral Biosci, 54(Suppl), 158, 2012.
第54回歯科基礎医学会学術大会・総会 郡山市
1) 東京歯科大学口腔超微構造学、2) 新潟医療福祉大学医療技術学部理学療法科
研究課題番号: A08-0020-1
24002017 学会発表・示説
三島弘幸1)、井上昌子2)、服部淳彦3)、鈴木信雄4)、田畑純5)、筧光夫6)、松本敬7)、里村一人8)、見明康雄9)
象牙質の成長線の周期とメラトニンの分泌リズムの関連
第7回バイオミネラリゼーションワークショップ講演要旨集, 15, 2012.
第7回バイオミネラリゼーションワークショップ 東京都文京区
1) 高知学園短期大学、2) 高知学園短期大学専攻科、3) 東京医科歯科大学生物学、4) 金沢大学環日本海域環境研究センター、5) 東京医科歯科大学大学院医歯学研究科硬組織
構造生物学、6) 明海大学歯学部口腔解剖学、7) 日本大学松戸歯学部附属病院、8) 鶴見大学歯学部口腔内科学、9) 東京歯科大学口腔超微構造学
24002022 学会発表・示説
山本仁1)、横山愛2)、山
貴希1)、森口美津子1)、見明康雄1)、澤田隆1)、奥村重年3)、田村仁志4)、久保山昇5)
カラゲニンによる実験的歯周炎モデルラットの作成と実験的歯周炎に対するプロタミン分解ペプチドの効果に関するμCTによる解
析
第118回日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集, 185, 2013.
第118回日本解剖学会総会・全国学術集会 高松市
1) 東京歯科大学口腔超微構造学、2) 日本大学松戸歯学部生理学、3) ロート製薬株式会社、4) 田村歯科医院、5) 日本大学松戸歯学部薬理学
24002023 学会発表・示説
森口美津子1)、山田まりえ2)、見明康雄1)、山口康昭2)、山本仁1)
ラット臼歯歯胚におけるSP6、P-Smad1/5/8、Dkk1、LEF1の分布
第118回日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集, 169, 2013.
第118回日本解剖学会総会・全国学術集会 高松市
1) 東京歯科大学口腔超微構造学、2) 新潟医療福祉大学医療技術学部理学療法科
研究課題番号: A08-0020-1
24109010 学会発表・示説
永田順也1)、野嶋邦彦1)、西井康1)、末石研二1)、見明康雄2)、山
貴希2)
歯根吸収後の修復に関する歯科矯正学的研究 −3Dレーザー顕微鏡による三次元的定量解析‒
歯科学報, 112(4), 557, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学歯科矯正学、2) 東京歯科大学口腔超微構造学
4
学会発表・シンポジウム
1
24002003 学会発表・シンポジウム
見明康雄
硬組織の非脱灰試料作製と観察法
顕微鏡, 47(S1), 50, 2012.
日本顕微鏡学会第68回学術講演会 つくば市
東京歯科大学口腔超微構造学
5
3. 生理学講座
プロフィール
1.教室員と主研究テーマ
教 授
田﨑 雅和 口腔粘膜受容器の形態および機能に関する研究(A79-0090-1)
講 師
遠藤 隆行 脳幹孤束核細胞の生理機能について
(A04-0090-1)
澁川 義幸 象牙質形成細胞の生理学的研究(A95-0090-2)
助 手
顎運動関連ミラーニューロシステムの検討(A02-0090-1)
津村 麻記 TRPチャネル特性の検索による感覚受容機構の解明
2. 成果の概要
1) 顎下神経節細胞カルシウムチャネルに対するニューロペプチドYの効果について検討した。
ニューロペプチド Y はアデニル酸シクラーゼ、タンパクキナーゼ A 経路を介して顎下神経節細胞 L 型カルシウム
チャネルを促進した。GTP 結合タンパク質 βγ サブユニットを介して顎下神経節細胞 N 型カルシウムチャネルを抑
制した。
Neurosci Res 73(4): 275-281, 2012.
2) 骨芽細胞カルシウムチャネルに対するアドレノメデュリンの効果について検討した。
アドレノメデュリンは骨芽細胞カルシウムチャネルを促進した。この効果はカルシウムチャネルの電位依存性に変化
を及ぼさないものであった。
Bull Tokyo Dent Coll 53(4): 203-206, 2012.
3) 培養象牙芽細胞を用いた細胞膜伸展刺激受容と反応象牙質形成との機能連関
象牙芽細胞に発現する TRP チャネルが細胞膜伸展刺激を受容し、細胞内にカルシウムイオンを流入させた。そ
のカルシウムイオンが Na+-Ca2+ 交換体によって濃度依存的に細胞外へ排出されることで反応性象牙質形成が駆
動することを報告した。
J Endod 39(6): 779–787, 2013.
4) 外的刺激が象牙質に加わると、防御機転としての象牙質形成と感覚受容という2つの歯髄機能がCB1受容体・NCX
と機能連関しているTRPV1チャネル活性化を介して駆動することが示唆された。
Cell Calcium 52(2): 124-136, 2012.
5) ヒト象牙芽細胞に発現する電位依存性ナトリウムチャネル特性を検討した。
J Endod 38(10): 1355-1362, 2012.
3. 学外共同研究
担当者
研究課題
学外研究施設
研究施設
所在地
責任者
澁川 義幸
象牙芽細胞の細胞内Ca2+信号に関する
延世大学・歯学部
ソウル
研究
澁川 義幸
澁川 義幸
Dong MS
大韓民国
電位依存性K+チャネルの生体物理学的
School of Medicine,
特性に関する研究
University of Calgary
唾液分泌の微細構造 −機能連関
自然科学研究機構生理学
佐藤 正樹
Canada
Giles WR
岡崎市
村上 政隆
研究所
澁川 義幸
象牙芽細胞のTRPM8チャネルに関する
研究
鹿児島大学歯学部
鹿児島市
徳田 雅行
澁川 義幸
唾液腺細胞のAQP発現
岩手医科大学歯学部
盛岡市
佐原 資謹
澁川 義幸
唾液腺水分泌機構
日本大学生産資源学部
藤沢市
杉谷 博士
4. 科学研究費補助金・各種補助金
研究代表者
研究課題
研究費
澁川 義幸
象牙芽細胞における新規ATP輸送タンパク質を介す
る神経−石灰化情報伝達
文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(C)
津村 麻記
アルカリ感受性TRPチャネルを介した反応性修復象
牙質形成機構の解明
文部科学省科学研究費補助金・若手研究(B)
5. 研究活動の特記すべき事項
学術学会に相当しない団体が開催するセミナー・研究会・カンファレンス等における発表・講演
講演者
年月日
演題
会合の名称
開催地
澁川 義幸
2012. 8. 3
味覚のサイエンス
横浜臨床座談会
横浜市
澁川 義幸
2012. 9.21
激辛が歯痛の特効薬になるかも
しれない−味覚と歯痛の基礎
第568回東京歯科大学理工懇談会
例会
東京都
千代田区
澁川 義幸
2012.10.23
口腔内体性感覚の特殊性
株式会社花王研究講演会
東京都
墨田区
澁川 義幸
2012.11.29
食育にかかわる味覚の基礎
練馬区学校歯科医会
東京都
練馬区
6. 教育に関する業績、活動
共用試験
氏名
年月日
種別
役割
開催地
澁川 義幸
2013. 2.20
平成24年度東京歯科大学 第4学年CBT
監督者
東京都
千代田区
澁川 義幸
2013. 3.13
平成24年度東京歯科大学 第4学年CBT
追・再試験
監督者
東京都
千代田区
他の大学・研究機関等における学生・大学院生を対象とする講義・実習
担当者名
年月日
テーマ・演題
大学・機関
所在地
澁川 義幸
2012.10.11
体性感覚機能の役割
日本大学松戸歯学部
松戸市
澁川 義幸
2012.10.25
口腔感覚
日本大学松戸歯学部
松戸市
7.社会的貢献・社会に対する活動
医学の啓蒙を目的とする講演会(市民を対象とするもの)
講演者
年月日
演題
講演会名
開催地
澁川 義幸
2013. 2.18
食育支援を考えるための味覚
の基礎
第2回多職種向け食育支援講習会
−歯と口の健康からはじめる食育支援−
東京都
千代田区
総説
1
24003019 総説
Shibukawa Y.
Cortical mechanism of oral somatosensory function.
J Oral Biosci, 54(1), 15-18, 2012.
東京歯科大学生理学
医中誌 ID : 2013029645
原著/原著論文
6
24003001 原著/原著論文
Tsumura M1)2)3), Sobhan U1), Muramatsu T1)4), Sato M1), Ichikawa H2)5), Sahara Y1)6), Tazaki M2), Shibukawa Y1)
2).
TRPV1-mediated calcium signal couples with cannabinoid receptors and sodium-calcium exchangers in rat
odontoblasts.
Cell Calcium, 52(2), 124-136, 2012.
若手研究(B)
1) 東京歯科大口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学生理学、3) 東邦大学薬学部、4) 東京歯科大学病理学、5) 東京都立大塚病院口腔科、6) 岩手医科大学歯学部口
腔生理学
DOI : 10.1016/j.ceca.2012.05.002 PubMed ID : 22656960
24003013 原著/原著論文
Tazaki M1), Endoh T1), Kobayashi H2), Nobushima H1), Shibukawa Y1), Tsumura M1), Sato M1), Sobhan U1), Sueishi
K2).
Adrenomedullin facilitates calcium channel currents in osteoblasts.
Bull Tokyo Dent Coll, 53(4), 203-206, 2012.
1) 東京歯科大学生理学、2) 東京歯科大学矯正学
PubMed ID : 23318926
24003017 原著/原著論文
Ichikawa H1)2)3), Kim HJ1), Shuprisha A4), Shikano T1), Tsumura M1), Shibukawa Y1)2), Tazaki M1).
Voltage-dependent sodium channels and calcium-activated potassium channels in human odontoblasts in vitro.
J Endod, 38(10), 1355-1362, 2012.
1) 東京歯科大学生理学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター、3) 東京都立大塚病院口腔科、4) Dept. of Physiology, Prince of Songkla Univ.
DOI : 10.1016/j.joen.2012.06.015 PubMed ID : 22980177
24003018 原著/原著論文
Tazaki M1), Ichikawa H1)2), Tsumura M1), Sato M3), Sobhan U3), Shibukawa Y1)3).
Bradykinin up-regulates voltage-dependent sodium channels in human odontoblast.
医学と生物学, 156(6), 404-409, 2012.
1) 東京歯科大学生理学、2) 都立大塚病院口腔科、3) 東京歯科大学口腔科学研究センター
医中誌 ID : 2012282388
24003020 原著/原著論文
Fujisawa M1), Tokuda M1), Morimoto-Yamashita Y1), Tatsuyama S1), Arany S2), Sugiyama T2), Kitamura C3),
Shibukawa Y4), Torii M1).
Hyperosmotic stress induces cell death in an odontoblast-lineage cell line.
J Endod, 38(7), 931-935, 2012.
1) 鹿児島大学歯学部歯科保存学、2) 秋田大学医学部生化学、3) 九州歯科大学歯科保存学、4) 東京歯科大学生理学
DOI : 10.1016/j.joen.2012.03.023 PubMed ID : 22703656
24106040 原著/原著論文
Kuroda H1)2)3), Shibukawa Y1)3), Soya M1)2)3), Masamura A1)2)3), Kasahara M1)4),Tazaki M3), Ichinohe T2).
Expression of P2X1 and P2X4 receptors in rat trigeminalganglion neurons.
Neuroreport, 23(13), 752-756, 2012.
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学歯科麻酔学、3) 東京歯科大学生理学、4) 慶應義塾大学医学部
DOI : 10.1097/WNR.0b013e3283568a29
1
解説
5
24003003 解説
澁川義幸1)2)、市川秀樹3)、Sobhan Ubaidus1)、津村麻記1)2)、佐藤正樹1)、田
歯髄・象牙質感覚の基礎と臨床
雅和2)
日本歯科医師会雑誌, 65(2), 163-172, 2012.
1) 東京歯科大口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学生理学、3) 東京都立大塚病院口腔科
医中誌 ID : 2012241679
24003012 解説
澁川義幸
歯科医学の古きをたずねて新しきを知る 第1回 象牙質の痛み
日本歯科評論, 73(1), 155-157, 2013.
東京歯科大学生理学
24003015 解説
澁川義幸、田
雅和
歯科医学の古きをたずねて新しきを知る 第3回 象牙質知覚過敏症
日本歯科評論, 73(3), 143-145, 2013.
東京歯科大学生理学
24003016 解説
澁川義幸
歯痛の臨床医的解釈
Dental Diamond, 38(5), 118-119, 2013.
東京歯科大学生理学
24501067 解説
佐藤正樹1)、隝田みゆき2)、津村麻記1)3)、Sobhan Ubaidus1)、澁川義幸1)3)
歯科医学の古きをたずねて新しきを知る 第2回 歯内療法薬剤の作用機序
日本歯科評論, 844(73), 149-151, 2013.
若手研究(B)
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター、2) 東京歯科大学口腔健康臨床科学・小児歯科学、3) 東京歯科大学生理学
学会発表・口演
9
24106013 学会発表・口演
征矢学1)2)、黒田英孝1)2)、正村綾1)2)、佐藤正樹1)、山本仁1)4)、田崎雅和3)、一戸達也2)、渋川義幸1)3)
ハムスター口腔粘膜の単離メルケル細胞におけるTRPチャネル発現の検討
第11回釧路ニューロサイエンスワークショッププログラム・抄録集, 24, 2012.
第11回釧路ニューロサイエンスワークショップ 釧路市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学歯科麻酔学、3) 東京歯科大学生理学、4) 東京歯科大学口腔超微構造学
24106014 学会発表・口演
正村綾1)2)、征矢学1)2)、黒田英孝1)2)、田崎雅和3)、一戸達也2)、渋川義幸1)3)
ラット三叉神経節細胞におけるP2Y受容体の発現検索
第11回釧路ニューロサイエンスワークショッププログラム・抄録集, 25, 2012.
第11回釧路ニューロサイエンスワークショップ 釧路市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学歯科麻酔学、3) 東京歯科大学生理学
24106034 学会発表・口演
川口綾1)2)、征矢学1)2)、黒田英孝1)2)、佐藤正樹1)、田
ラット三叉神経節細胞におけるP2Y12受容体の発現検索
雅和3)、一戸達也2)、澁川義幸1)3)
歯科学報, 112(4), 540, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学歯科麻酔学、3) 東京歯科大学生理学
2
24201010 学会発表・口演
西山明宏1)、佐藤正樹2)、澁川義幸2,3)、田崎雅和3)、片倉朗1)
象牙芽細胞におけるグルタミン酸受容体の発現
第11回釧路ニューロサイエンスワークショッププログラム, 26, 2012.
第11回釧路ニューロサイエンスワークショップ 釧路市
1) 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、3) 東京歯科大学生理学
24201018 学会発表・口演
西山明宏1)、佐藤正樹2)、津村麻記2)3)、田崎雅和3)、片倉朗1)、澁川義幸2)3)
象牙芽細胞系細胞におけるグルタミン酸受容体の機能検索
歯科学報, 112(4), 542, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、3) 東京歯科大学生理学
医中誌 ID : 2013124499
24305004 学会発表・口演
隝田みゆき1)、津村麻記2)3)、佐藤正樹2)、Sobhan Ubaidus2)、山下秀一郎4)、田
グアヤコールは象牙芽細胞のCa2+チャネルに直接作用する
雅和3)、澁川義幸2)3)
歯科学報, 112(4), 541, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学口腔健康臨床科学・小児歯科、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、3) 東京歯科大学生理学、4) 東京歯科大学口腔健康臨床科学・総合歯科
医中誌 ID : 2013124496
24501001 学会発表・口演
Sobhan Ubaidus1)、佐藤正樹1)、四宮敬史1)2)、大久保みぎわ2)、津村麻記1)3)、田崎雅和3)、川口充2)
唾液腺におけるTRPチャネル発現と分泌メカニズム
J Oral Biosci, 54(秋季特別号), 89, 2012.
第54回歯科基礎医学会学術大会・総会 郡山市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学薬理学、3) 東京歯科大学生理学
医中誌 ID : 2013313121
24501002 学会発表・口演
Sobhan Ubaidus1)、佐藤正樹1)、四宮敬史1)2)、大久保みぎわ1)2)、津村麻記1)3)、村松敬4)、田崎雅和3)、川口充2)
唾液腺におけるTRPチャネルの発現 −機能連関
日本唾液腺学会誌, 53, 22, 2012.
第57回日本唾液腺学会学術大会 東京都文京区
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学薬理学、3) 東京歯科大学生理学、4) 鶴見大学歯学部病理学
24501072 学会発表・口演
黒田英孝1)2)、澁川義幸1)3)、征矢学1)2)、川口綾1)2)、笠原正貴1)4)、津村麻記1)3)、佐藤正樹1)、Sobhan Ubaidus1)、一戸
達也2)、田
雅和3)
口腔上皮組織を支配する三叉神経節(痛覚特異的ニューロン群)の特性解明
平成24年度東京歯科大学口腔科学研究センターワークショッププログラムおよび抄録集, 38, 2013.
平成24年度東京歯科大学口腔科学研究センターワークショップ 千葉市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学歯科麻酔学、3) 東京歯科大学生理学、4) 慶應義塾大学医学部医化学
学会発表・示説
8
24003002 学会発表・示説
Endoh T, Nobushima H, Tazaki M.
Neuropeptide Y-Induced modulation of calcium channels in hamster submandibular ganglion neurons.
8th Forum of Neuroscience Program & Abstracts, 2012.
8th Forum of Neuroscience Barcelona, Spain
東京歯科大学生理学
3
24003005 学会発表・示説
津村麻記1)2)、Sobuhan Ubaidus1)、佐藤正樹1)、西山明宏3)、田
雅和2)、澁川義幸1)2)
象牙芽細胞におけるTRPV1チャネル・CB1受容体・Na+−Ca2+交換体の機能連関
トランスポーター研究会九州部会プログラム抄録集, 2012.
トランスポーター研究会九州部会 福岡市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学生理学、3) 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学
24003006 学会発表・示説
津村麻記1)2)、Sobuhan Ubaidus1)、佐藤正樹1)、西山明宏3)、田
象牙芽細胞におけるTRPM8チャネルとTRPA1チャネルの発現検索
雅和2)、澁川義幸1)2)
J Oral Biosci, 54(Suppl), 86, 2012.
第54回歯科基礎医学会学術大会・総会 郡山市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学生理学、3) 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学
24003007 学会発表・示説
遠藤隆行、田
雅和
骨芽細胞カルシウムチャネルに対するインターロイキンの修飾作用
J Oral Biosci, 54(Suppl), 164, 2012.
第54回歯科基礎医学会学術大会・総会 郡山市
東京歯科大学生理学
24003010 学会発表・示説
澁川義幸1)2)、Ubaidus Sobhan2)、佐藤正樹2)、津村真紀1)2)、大久保みぎわ3)、四宮敬史3)、村上政隆4)、吉成正雄2)、川口
充3)、田崎雅和1)
唾液分泌機構における温度感受性カルシウムシグナル
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 93, 2012.
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
1) 東京歯科大学生理学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター、3) 東京歯科大学薬理学、4) 生理学研究所
24106016 学会発表・示説
Kuroda H1)2), Kawaguchi A1)2)3), Soya M1)2)3), Satou M1), Sobhan U1), Tsumura M1)3), Tazaki M3), Ichinohe T1)2),
Shibukawa Y1)3)
Sodium-Calcium Exchangers in Rat Trigeminal Gangrion Neurons.
第6回トランスポーター研究会九州部会プログラム抄録集, 2012.
第6回トランスポーター研究会九州部会 福岡市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学歯科麻酔学、3) 東京歯科大学生理学
24106022 学会発表・示説
Kuroda H1)2), Shibukawa Y1)3), Tazaki M3), Ichinohe T1).
Expression of sodium-calcium exchangers trigeminal ganglion neurons.
The 5th Annual Meeting of the Federation of Asian Dental Anesthesiology Societies, Program & Abstracts, 2012.
The 5th Annual Meeting of the Federation of Asian Dental Anesthesiology Societies 西安市、中国
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学歯科麻酔学、3) 東京歯科大学生理学
24109011 学会発表・示説
小林弘史1)、遠藤隆行2)、内田悠志3)、澁川義幸2)、田
雅和2)、末石研二1)
骨芽細胞カルシウムイオンチャネルに対するインターロイキン1βおよび6の修飾作用
歯科学報, 112(4), 558, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学歯科矯正学、2) 東京歯科大学生理学、3) 東京歯科大学口腔健康臨床科学・歯科矯正
4
学会発表・招待講演
1
24003008 学会発表・招待講演
澁川義幸
激辛が歯痛の特効薬になるかもしれない−味覚と歯痛の基礎
2012.
第568回東京歯科大学理工懇談会例会 東京都千代田区
東京歯科大学生理学
5
4. 生化学講座
プロフィール
1.教室員と主研究テーマ
教 授
東 俊文 幹細胞移植を用いた再生医療の基礎的、
臨床的検討(A04-0325-1)
准 教 授 佐藤 裕 口腔レンサ球菌のプラーク定着機構の分子遺伝学的解析(A95-0129-1)
助 教
篠 宏美 幹細胞移植を用いた再生医療の基礎的、
臨床的検討(A04-0325-1)
小野寺晶子 幹細胞移植を用いた再生医療の基礎的、
臨床的検討(A04-0325-1)
2.成果の概要
1)幹細胞移植を用いた再生医療の基礎的、臨床的検討(A04-0325-1)
歯根膜間葉系細胞において、持続的に TGF-β を作用させ、骨分化を抑制した細胞では IGF-1 分泌が著明に減
少し PI3K の活性化が低下し骨分化が抑制されること、さらに IGF-1 を投与することにより PI3K が活性化され骨分
化が再び促進されることを明らかにした。このメカニズムは特に長期間炎症が持続する組織(TGF-β が持続的に
産生されている炎症組織)における骨再生不全の機序として重要である可能性を示唆している。また ES 細胞、iPS
細胞において唯一高発現している癌抑制因子 Lefty は、膵臓癌、肝臓癌細胞において発現が抑制されているが
TGF-β 処理により発現が誘導できる。しかし癌細胞をリプログラムして得られた癌幹細胞では TGF-β の存在下で
も Lefty 発現は抑制されたままであった。これらの Lefty の発現調節には TGF-β-Smad2/3 経路の活性化および
Lefty 遺伝子のメチル化が重要であることが示唆された。
J Biol Chem 287(27): 22654-22661, 2012.
FASEB J 27(6): 2165-2174, 2012.
2)口腔レンサ球菌のプラーク定着機構の分子遺伝学的解析(A95-0120-1)
前年度までの研究で、Streptococcus mutans の Z1 株は、グリコーゲンホスホリラーゼ GlgP と命名されたタンパク
質が他の株に比べて極端に高いことが分かっていた。そこでこの glgP 遺伝子とその上流でオペロンを形成する malQ
との 2 つの遺伝子がコードするタンパク質の性質を調べた。GlgP はマルトデキストリン、アミロデキストリンからグルコー
ス 1 リン酸を遊離するグリコーゲンホスホリラーゼとして働き、MalQ タンパク質はマルトース、マルトトリオースからグル
コースを遊離する活性をもっていることが明らかになった。更にこれらの失活変異株を構築して調べた結果、S. mutans
はデンプンを直接エネルギー源に出来ないが,唾液によるその部分水塊産物を上記 2 つの酵素タンパク質の働きにより、
エネルギー源にしていることが明らかとなった。
3. 社会的貢献・社会に対する活動
メディア等への掲載・出演
氏名
年月日
タイトル
掲載誌・放送局番組名・URL
東 俊文
平成 24 年度
つながるラジオ ラジオ健康相談 肝臓担当
NHKラジオ
原著/原著論文
5
24004002 原著/原著論文
Ochiai H1)2), Okada S2), Saito A2), Hoshi K3), Yamashita H4), TakatoT5), Azuma A1)2).
Inhibition of insulin-like growth factor-1 (IGF-1) expression by prolonged transforming growth factor-β1 (TGF-β1)
administration suppresses osteoblast differentiation.
J Biol Chem, 287(27), 22654-22661, 2012.
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター、2) 東京歯科大学生化学、3) 東京大学大学院医学系研究科軟骨・骨再生医療寄付講座、4) 東京歯科大学小児歯科学、5) 東京大学大学
院医学系研究科感覚・運動機能医学講座
DOI : 10.1074/jbc.M111.279091 PubMed ID : 22573330 研究課題番号: A04-0325-1
24004005 原著/原著論文
Kojima Y1)2)3), Okamoto-Shibayama K1)2), Sato Y1)2), Azuma T1)).
gbpc Gene repertoire variation among Mutans streptococci.
Bull Tokyo Dent Coll, 53(2), 51-58, 2012.
1) 東京歯科大学生化学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター、3) 総合病院国保旭中央病院歯科口腔外科
PubMed ID : 22790333 研究課題番号: A95-0120-1
24004012 原著/原著論文
Saito A1), Ochiai H1)3), Okada S1), Miyata N2), Azuma T1)3).
Suppression of Lefty expression in induced pluripotent cancer cells.
FASEB J, 27(6), 2165-2174, 2013.
1) 東京歯科大学生化学、2) 慶應義塾大学医学部内科、3) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8
DOI : 10.1096/fj.12-221432 PubMed ID : 23407711
24101024 原著/原著論文
Aida N1)3), Ochiai H2)4), Tezen C1)3), Yoshizawa Y1), Matsuzaka K3), Morinaga K1), Azuma T2)3)4).
Differential signaling by TGF-b1 and BMP-2/-7 during induction of osteogenic differentiation of human periodontal
ligament cells- involvement of a PI3K/mTOR/p70S6K Mechanism.
J Hard Tissue Biol, 21(4), 359-366, 2012.
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 東京歯科大学生化学、3) 東京歯科大学口腔科学研究センターhrc7、4) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8
24101025 原著/原著論文
Chijara T1)3), Ochiai H2)4), Aida N1)3), Okada S2), Saito A2), Azuma T2)3)4).
Requirement for JNK and ERK Activation in BMP-2/-7 -Induced osteogenesis of human periodontal ligament cells.
J Hard Tissue Biol, 21(4), 435-442, 2012.
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 東京歯科大学生化学、3) 東京歯科大学口腔科学研究センターhrc7、4) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8
学会発表・口演
3
24004008 学会発表・口演
佐藤裕1)、柴山和子2)、石原和幸2)、東俊文1)
Campbell様インテグレーションDNA断片のPolymerase Chain Reaction(PCR)法によるin vitro構築
歯科学報, 112(2), 157, 2012.
第293回東京歯科大学学会(例会) 千葉市
1) 東京歯科大学生化学、2) 東京歯科大学微生物学
研究課題番号: A95-0120-1
24004013 学会発表・口演
Saito A, Ochiai H, Okada S, Azuma T.
Reprogrammed cancer cells upregurate the expressions of angiogenesisrelated genes and reactive oxygen species
scavenging genes.
第38回日本微小循環学会総会プログラム抄録集, 34, 2013.
第38回日本微小循環学会総会 東京都港区
東京歯科大学生化学
1
24004017 学会発表・口演
東俊文1)、落合宏美1)、岡田晶子1)、齋藤暁子1)、星和人2)、高戸毅3)
ヒトiPS細胞から純粋な骨芽細胞を得る方法の開発
第12回日本再生医療学会総会プログラム抄録集, 178, 2013.
第12回日本再生医療学会総会 横浜市
1) 東京歯科大学生化学、2) 東京大学大学院医学研究科軟骨・骨再生医療寄附講座、3) 東京大学大学院医学研究科感覚・運動機能講座口腔外科学
学会発表・示説
13
24004001 学会発表・示説
Okada S, Ochiai H, Saito A, Sato Y, Azuma T.
Regulation of Nodal-Lefty expression by TGF-β in iPS cells derived from mouse oral mucosal tissue.
Japan China Dental Conference 2012, Program & Abstracts, 27, 2012.
Japan-China Dental Conference 2012 成都、中国
東京歯科大学生化学
研究課題番号: A04-0325-1
24004003 学会発表・示説
落合宏美1)2)、齋藤暁子1)、岡田晶子1)、佐藤裕1)、東俊文1)2)
持続的なTGF-β1はIGF-1分泌を抑制し骨芽細胞分化を阻害する
再生医療, 11(増刊号), 231, 2012.
第11回日本再生医療学会総会 横浜市
1) 東京歯科大学生化学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター
研究課題番号: A04-0325-1
24004004 学会発表・示説
齋藤暁子1)、落合宏美1)3)、岡田晶子1)2)、東俊文1)2)3)
ES、iPS細胞における未分化調節機構Nodal-Lefty系のヒト肝癌細胞における調節機構
再生医療, 11(増刊号), 223, 2012.
第11回日本再生医療学会総会 横浜市
1) 東京歯科大学生化学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc7、3) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8
研究課題番号: A04-0325-1
24004006 学会発表・示説
佐藤裕
S.mutansのマルトース代謝遺伝子の解析
J Oral Biosci, 54(Suppl), 142, 2012.
第54回歯科基礎医学会学術大会・総会 郡山市
東京歯科大学生化学
研究課題番号: A95-0120-1
24004007 学会発表・示説
岡田晶子1)、落合宏美1)2)、齋藤暁子1)、東俊文1)2)
遷延する炎症における骨再生阻害因子TGF-β1の阻害機序の解明
J Oral Biosci, 54(Suppl), 163, 2012.
第54回歯科基礎医学会学術大会・総会 郡山市
1) 東京歯科大学生化学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8
24004009 学会発表・示説
齋藤暁子1)、落合宏美1)3)、岡田晶子1)2)、佐藤裕1)2)、東俊文1)2)3)
ES、iPS細胞における未分化調節機構Nodal-Lefty系のヒト癌株化細胞における調節機構
第85回日本生化学会大会 福岡市
1) 東京歯科大学生化学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc7、3) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8
2
24004010 学会発表・示説
岡田晶子1)、落合宏美1)2)、齋藤暁子1)、安孫子宜光3)、東俊文1)2)
新たな骨分化メカニズムの解明(PI3 kinase活性化機序との関連)
第85回日本生化学会大会 福岡市
1) 東京歯科大学生化学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、3) 日本大学松戸歯学部生化学・分子生物学
24004011 学会発表・示説
落合宏美1)2)、加藤宏3)、林宰央3)、岡田晶子2)、齋藤暁子2)、佐藤裕2)、東俊文2)
ヒトiPS細胞の骨分化誘導条件の検討
第85回日本生化学会大会 福岡市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学生化学、3) 東京歯科大学口腔外科学
24004014 学会発表・示説
岡田晶子1)、落合宏美1)2)、齋藤暁子1)、安孫子宣光3)、東俊文1)2)
新たな骨分化メカニズムの解明(PI3 kinase及びWNT活性化機序との関連)
第12回日本再生医療学会総会プログラム抄録集, 12, 148, 2013.
第12回日本再生医療学会総会 横浜市
1) 東京歯科大学生化学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、3) 日本大学松戸歯学部生化学・分子生物学
24004015 学会発表・示説
齋藤暁子、落合宏美、岡田晶子、東俊文
ES、iPS細胞における未分化調節機構Nodal-Lefty系のヒト癌株化細胞における調節機構
第12回日本再生医療学会総会プログラム抄録集, 12, 289, 2013.
第12回日本再生医療学会総会 横浜市
東京歯科大学生化学
24004016 学会発表・示説
Sato Y.
Metabolism of imported Maltooligosaccharides as Starch-degradation Products in S. mutans.
91st General Session & Exhibition of the IADR, Program Book, 92(Speci), 2013.
91st General Session and Exhibition of The International Association for Dental Research Seattle, USA
東京歯科大学生化学
24006008 学会発表・示説
柴山和子1)、菊池有一郎1)、国分栄仁1)、佐藤裕2)、石原和幸1)
Candida albicansの鉄獲得に関与する細胞表層タンパク質コード遺伝子
J Oral Biosci, 54(Suppl), 138, 2012.
第54回歯科基礎医学会学術大会・総会 郡山市
1) 東京歯科大学微生物学、2) 東京歯科大学生化学
24104024 学会発表・示説
Yamashita H1), Azuma T2), Shintani S1).
TGF-β regulates osteodifferentiation of periodontal ligament sells by controling IGF-1 expression and function.
The First China International Workshop of Pediatric Dentistry, Program, 62, 2012.
The First China International Workshop of Pediatric Dentistry 西安、中国
1) 東京歯科大学小児歯科学、2) 東京歯科大学生化学
3
5. 微生物学講座
プロフィール
1. 教室員と主研究テーマ
教 授
石原 和幸
歯周病原性菌の遺伝学的研究(A89-0180-1)
助 教
国分 栄仁
上皮細胞に対する細菌の侵入経路および細胞動態の検索
菊池有一郎
Porphyromonas gingivalisのシグマ因子の解析
柴山 和子
Candida albicansの病原性に関与する遺伝子の解析
三枝 弘樹
Treponema denticolaとPorphyromonas gingivalisの共凝集因子の解析
藤瀬 和隆
Treponema denticolaのシグマ因子に関する解析
大学院生
専 攻 生 奥田たまき 歯周病原性菌によるbiofilm形成メカニズムの解析
2. 成果の概要
1) 心筋梗塞患者血栓からの歯周病原性菌の検出
歯周病原性菌と心冠状動脈疾患についての報告は多いが、その直接的関連性についてはいまだ明らかにされ
ていない。歯周病原性菌が心筋梗塞の血栓中に存在するかどうかを明らかにする目的で、81 人の経皮的冠動脈
形成術を受けた患者の心冠状動脈から採取した血栓中の歯周病原性菌を PCR 法により検出した。血栓からは、
Aggregatibacter actinomycetemcomitans、Porphyromonas gingivalis、Treponema denticola が検出された。
それぞれの検出率は、19.7%, 3.4%, 2.3% であり、これらの菌種の心筋梗塞への関与が示唆された。
Am Heart J 163(2): 164-167, 2012.
2) 歯周病原性菌によるbiofilm形成メカニズムの解析
歯周病原性バイオフィルム形成の中心的役割を果たす Fusobacterium nucleatum がどのようなメカニズムでバ
イオフィルム形成に影響を与えるかについて解析を加えた。F. nucleatum は、Prevotella intermedia, Prevotella
negrescens, Capnocytophaga ochrace と共凝集した。さらに F. nucleatum と P.intermedia、P. negrescens、C.
ochrace との間にはバイオフィルム形成促進作用が認められた。F. nucleatum、Prevotella 間の促進作用には可溶
性因子が関与していなかったが、F. nucleatum、C. ochracea 間の作用には可溶性因子の関与が認められた。これ
らの結果から菌種間で共凝集により付着後、複数のメカニズムを介してバイオフィルム形成促進が引き起こされている
ことが明らかになった。
Anaerobe 18(1): 110-116, 2012.
Anaerobe 18(1): 157-161, 2012.
3) 無歯顎者における歯周病原性菌の定着率
無歯顎になることによる口腔環境の変化が口腔細菌叢に与える影響を明らかにする目的で、無歯顎者における歯周
病原性菌の定着率について解析を加えた。6 種の歯周病原性菌と Candida albicans の検出を行うと、無歯顎者唾
液中では 6 種の歯周病原性菌は検出されたが、検出菌数は F. nucleatum、A. actinomycetemcomitans を除き有
歯顎者に比べ有意に減少していた。調べた菌種間では、C. albicans と P. gingivalis の検出率の間に相関が認めら
れた。舌苔のレベルは、すべての菌種の検出との間に関連が認められた。デンチャープラークレベルは T. denticola
と F. nucleatum の検出率との間に関連が認められた。これらの結果は、歯の喪失による環境の変化がバイオフィル
ム中の歯周病原性菌のレベルに大きな影響を与えることを示している。
Gerodontology 29: e494-e502
3. 学外共同研究
学外研究施設
担当者
研究課題
石原 和幸
歯周病原因子の遺伝学的解析
研究施設
所在地
責任者
State University of New York at
Buffalo,
Sharma A
Buffalo
USA
石原 和幸
歯周病原細菌の共凝集解析
長崎大学歯学部
長崎市
中山 浩次
石原 和幸
歯周炎の細菌叢の解析
九州大学歯学部
福岡市
山下 喜久
4. 科学研究費補助金・各種補助金
研究代表者
研究課題
研究費
石原 和幸
Polymicrobial infectionによる病原性変化の分子機
構の解明 文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(C)
国分 栄仁
Treponema denticolaの細胞侵入に関する病原性の
解明
文部科学省科学研究費補助金・若手研究(B)
菊池有一郎
口腔内バイオフィルム形成及び歯周病原性発現におけ
るECFシグマ因子の役割 文部科学省科学研究費補助金・若手研究(B)
柴山 和子
新規なバイオフィルム形成遺伝子から探る口腔カンジ
ダ症の発症・進行メカニズム 文部科学省科学研究費補助金・若手研究(B)
柴山 和子
Candida albicansの新規な病原因子の解析 −カンジ
タ症の成立・進行メカニズムの解明を目指して−
土屋文化振興財団
5. 研究活動の特記すべき事項
学会招待講演・特別講演・教育講演
講演者
年月日
演題
学会名
開催地
石原 和幸
2012. 6.23
齲蝕・歯周病には予防ワクチン?
第12回日本抗加齢医学会総会
横浜市
石原 和幸
2012. 9. 1
歯周炎と冠状動脈疾患
第15回日本臨床腸内微生物学会
八王子市
6. 教育に関する業績、活動
共用試験
氏名
年月日
種別
役割
開催地
石原 和幸
2013. 2.19-20
平成24年度東京歯科大学 第4学年CBT
CBT実施責任者
東京都
千代田区
他の大学・研究機関等における学生・大学院生を対象とする講義・実習
担当者名
年月日
テーマ・演題
大学・機関
所在地
石原 和幸
2012. 6.29
口腔ケアがなぜインフルエンザ感染に影響するのか
九州歯科大学
北九州市
石原 和幸
2012.11.19
口腔スピロヘータ
長崎大学歯学部
長崎市
7.社会的貢献・社会に対する活動
医学の啓蒙を目的とする講演会(市民を対象とするもの)
講演者
年月日
演題
講演会名
開催地
国分 栄仁
2012.10.20
口腔内上皮細胞に対する歯周病原性菌
の侵入
市民公開講座(第294回東京
歯科大学学会)
千葉市
原著/原著論文
2
24007059 原著/原著論文
Yasui M1), Ryu M1), Sakurai K1), Ishihara K2).
Colonisation of the oral cavity by periodontopathic bacteria in complete denture wearers.
Gerodontology, 29(2), e494-e502, 2012.
1) 東京歯科大学有床義歯補綴学、2) 東京歯科大学微生物学
DOI : 10.1111/j.1741-2358.2011.00506
24102019 原著/原著論文
Saito A1)2), Kokubu E2)3), Inagaki S3), Imamura K1)2), Kita D1), Lamont RJ4), Ishihara K2)3)
Porphyromonas gingivalis entry into gingival epithelial cells modulated by Fusobacterium nucleatum is dependent on
lipid rafts.
Microb Pathog, 53(5-6), 232-242, 2012.
1) 東京歯科大学歯周病学、2) 東京歯科大学微生物学、3) 東京歯科大学口腔科学研究センター、4) Center for Oral Health and Systemic Disease, School of Dentistry,
Univ. of Louisville
DOI : 10.1016/j.micpath.2012.08.005 PubMed ID : 23034475
単行図書(分担)
2
24006009 単行図書(分担)
石原和幸
Chapter 3-2, Treponema denticola
ビジュアル 歯周病を科学する, 181-185, 2012.
クインテッセンス出版株式会社 東京都文京区
東京歯科大学微生物学
24006010 単行図書(分担)
石原和幸
Chapter 3-3, Tannerella forsythia
ビジュアル 歯周病を科学する, 186-190, 2012.
クインテッセンス出版株式会社 東京都文京区
東京歯科大学微生物学
学会発表・口演
10
24004008 学会発表・口演
佐藤裕1)、柴山和子2)、石原和幸2)、東俊文1)
Campbell様インテグレーションDNA断片のPolymerase Chain Reaction(PCR)法によるin vitro構築
歯科学報, 112(2), 157, 2012.
第293回東京歯科大学学会(例会) 千葉市
1) 東京歯科大学生化学、2) 東京歯科大学微生物学
研究課題番号: A95-0120-1
24006001 学会発表・口演
Ishihara K, Inagaki S, Koubu E
Treponema denticola invasion into human gingival epithelial cells.
1st International Conference on Porphyromonas gingivalis and Related Bacterial Species, Program & Abstracts,
2012.
1st International Conference on Porphyromonas gingivalis and Related Bacterial Species 長崎市
東京歯科大学微生物学
1
24006004 学会発表・口演
三枝弘樹、稲垣覚、石原和幸
Porphyromonas gingivalisに対するTreponema denticolaの共凝集因子の解明
歯科学報, 112(4), 537, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
東京歯科大学微生物学
医中誌 ID : 2013124488
24006011 学会発表・口演
石原和幸
「菌を極める」健康を保つための口腔細菌のコントロール
歯科学報, 112(4), 508-520, 2012.
第4回東京歯科大学公開講演会記録 千葉市
東京歯科大学微生物学
24101003 学会発表・口演
堀内章1)、淺井知宏1)、額賀智之1)、石原和幸2)、石井拓男3)
Parvimonas micraと歯周病原菌の共培養時におけるバイオフィルム形成能
歯科学報, 112(4), 537, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 東京歯科大学微生物学、3) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2013124489
24101004 学会発表・口演
淺井知宏1)、藤井理絵1)、堀内章1)、額賀智之1)、森永一喜1)、石原和幸2)
Treponema denticolaのsolute-binding proteinの解析
第136回日本歯科保存学会春季学術大会プログラムおよび講演抄録集, 40, 2012.
第136回日本歯科保存学会春季学術大会 宜野湾市
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 東京歯科大学微生物学
医中誌 ID : 2012349702
24102023 学会発表・口演
Imamura K1)2), Kita D1), Kokubu E2)3), Ishihara K2)3), Saito A1)2)
Effect of cigarette smoke condensate on human gingival epithelial cells
第98回アメリカ歯周病学会共催日本歯周病学会2012大会プログラム抄録集, 4, 2012.
第98回アメリカ歯周病学会共催日本歯周病学会2012年大会 Los Angeles, USA
1) 東京歯科大学歯周病学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター、3) 東京歯科大学微生物学
24105042 学会発表・口演
岩本昌士1)、井本大智1)、村松恭太郎1)、髙野伸夫1)、柴原孝彦1)、石原和幸2)、竹下徹3)、山下喜久3)
歯性感染症患者の膿汁における細菌のT-RFLP解析 第三報
第21回日本口腔感染症学会総会・学術大会プログラム・抄録集, 39, 2012.
第21回日本口腔感染症学会総会・学術大会 熊本市
1) 東京歯科大学口腔外科学、2) 東京歯科大学微生物学、3) 九州大学口腔保健推進学
医中誌 ID : 2013128976
24112003 学会発表・口演
Moreira AT1)、安村敏彦2)、松岡海地1)4)、国分栄仁3)4)、松坂賢一1)4)、井上孝1)4)
歯牙矯正時の歯根膜細胞の変化−in vivoおよびin vitroによる検討−
歯科学報, 112(2), 160, 2012.
第293回東京歯科大学学会(例会) 千葉市
1) 東京歯科大学臨床検査病理学、2) 東京歯科大学歯科矯正学、3) 東京歯科大学微生物学、4) 東京歯科大学口腔科学研究センター
2
24112005 学会発表・口演
原有沙1)、国分栄仁2)3)、松坂賢一1)2)、井上孝1)2)
コラーゲンゲル上で培養した口腔癌細胞の浸潤増殖機構 第二報
歯科学報, 112(2), 161, 2012.
第293回東京歯科大学学会(例会) 千葉市
1) 東京歯科大学臨床検査病理学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター、3) 東京歯科大学微生物学
学会発表・示説
8
24006008 学会発表・示説
柴山和子1)、菊池有一郎1)、国分栄仁1)、佐藤裕2)、石原和幸1)
Candida albicansの鉄獲得に関与する細胞表層タンパク質コード遺伝子
J Oral Biosci, 54(Suppl), 138, 2012.
第54回歯科基礎医学会学術大会・総会 郡山市
1) 東京歯科大学微生物学、2) 東京歯科大学生化学
24101005 学会発表・示説
堀内章1)、額賀智之1)、淺井知宏1)、石原 和幸2)
根尖性歯周炎病巣に認められる細菌の菌種間相互作用
第136回日本歯科保存学会春季学術大会プログラムおよび講演抄録集, 135, 2012.
第136回日本歯科保存学会春季学術大会 宜野湾市
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 東京歯科大学微生物学
医中誌 ID : 2012349797
24101017 学会発表・示説
Horiuchi A1), Nukaga T1), Asai T1), Ishihara K2).
tittle: Synergistic effect between parvimonas micra and other periodontopathic bacteria.
91st General Session & Exhibition of the IADR, Program Book, 129, 2012.
91st General Session and Exhibition of The International Association for Dental Research Seattle, USA
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 東京歯科大学微生物学
24102022 学会発表・示説
Saito A1), Imamura K1), Kita D1), Kokubu E2), Inagaki S2), Ishihara K2), Lamont RJ3).
Porphyromonas gingivalis entry into gingival epithelial cells modulated by Fusobacterium nucleatum is dependent on
lipid rafts.
AAP 98th Annual meeting Program, 2012.
American Academy of Periodontology 98th Annual Meeting Los Angeles, USA
1) 東京歯科大学歯周病学、2) 東京歯科大学微生物学、3) Center for Oral Health and Systemic Disease, School of Dentistry, Univ. of Louisville
24107044 学会発表・示説
竜正大1)、上田貴之1)、和泉佐知1)、織田聖子1)、石原和幸2)、櫻井薫1)
有床義歯装着者の口腔内微生物の局在とその数に関連する因子
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 637, 2012.
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
1) 東京歯科大学有床義歯補綴学、2) 東京歯科大学微生物学
医中誌 ID : 2013031119
24108021 学会発表・示説
Miyai Y1), Sato T1), Ishihara K2).
Characterization of dentipain, a Treponema denticola protease.
91st General Session & Exhibition of the IADR, Program Book, 2013.
91st General Session and Exhibition of The International Association for Dental Research Seattle, USA
1) 東京歯科大学クラウンブリッジ補綴学、2) 東京歯科大学微生物学
3
24112029 学会発表・示説
松坂賢一1)、国分栄仁2)、國分克寿1)、井上孝1)
口腔アンチエイジングからの生体制御
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 151, 2012.
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
1) 東京歯科大学臨床検査病理学、2) 東京歯科大学微生物学
医中誌 ID : 2013031320
24201042 学会発表・示説
Saito K1), Okamoto-Sibayama K2), Katakura A1), Ishihara K2).
Auto-inducer-2 regulates Capnocytophaga ochracea biofilm formation.
91st General Session & Exhibition of the IADR, Program Book, 218, 2013.
91st General Session and Exhibition of The International Association for Dental Research Seattle, USA
1) 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学、2) 東京歯科大学微生物学
学会発表・シンポジウム
2
24006002 学会発表・シンポジウム
石原和幸
適材適所 老化を早期に体感する器官・臓器と抗加齢 齲蝕・歯周病には予防ワクチン?
第12回日本抗加齢医学会総会プログラム・抄録集, 111, 2012.
第12回日本抗加齢医学会総会 横浜市
東京歯科大学微生物学
医中誌 ID : 2012309218
24006003 学会発表・シンポジウム
石原和幸
口腔細菌の引き起こすさまざまな疾患とその管理 歯周炎と心冠状動脈疾患
第15回日本臨床腸内微生物学会プログラム抄録集, 2012.
第15回日本臨床腸内微生物学会 八王子市
東京歯科大学微生物学
学会発表・パネルディスカッション
2
24006006 学会発表・パネルディスカッション
柴山和子、菊池有一郎、国分栄仁、石原和幸
Candida albicansの病原性に関与する細胞表層タンパク質コード遺伝子
日本細菌学雑誌 , 68(1), 225, 2013.
第86回日本細菌学会総会 千葉市
東京歯科大学微生物学
医中誌 ID : 2013249657
24006007 学会発表・パネルディスカッション
菊池有一郎1)2)、柴山和子2)、国分栄仁1)2)、大原直也3)、中山浩次4)、石原和幸1)2)
P.gingivalisのECFシグマ因子PG1318変異株はミューテーター形質を示す
日本細菌学雑誌, 68(1), 179, 2013.
第86回日本細菌学会総会 千葉市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学微生物学、3) 岡山大学歯学部口腔微生物学、4) 長崎大学大学院医歯薬学研究科感染免疫学
医中誌 ID : 2013249475
4
6. 薬理学講座
プロフィール
1.教室員と主研究テーマ
教 授
川口 充 唾液腺機能診断解析のためのsiRNAと超音波を応用した遺伝子抑制法の開発
准 教 授 唾液腺における抑制機能調節機構の発現に関する研究
澤木 康平 局所麻酔薬の薬物動態学的研究
ペプチド系薬物の薬物動態学的研究
唾液分泌機構に対するベンゾジアゼピン系薬物の細胞生物学的研究
助 教
大久保みぎわ ラット耳下腺腺房細胞におけるアミラーゼ分泌抑制機構へのGABAA受容体の関与
唾液腺の末梢型ベンゾジアゼピン受容体の細胞生物学的解析についての研究
四宮 敬史 放射線性唾液腺障害に対する薬物の効果に関する研究
大学院生
阿部 裕之 糖尿病ラットの唾液腺細胞におけるAQP5発現動態に関する研究
2.成果の概要
1. 唾液腺に発現するジアゼパム結合阻害因子(DBI)を介した口腔乾燥の分子機構
本研究では、ジアゼパム投与によるモデルラットを作成した時の PAC1-R、CYP11A1 の遺伝子発現と変動を調べた。
PAC1-R、CYP11A1 の遺伝子の発現については、ラットの唾液腺組織において存在が確認され、また、継続的にジ
アゼパムを投与されたラットの唾液腺組織において、PAC1-R、CYP11A1 の遺伝子量が増加したこと、その時の唾液
分泌量が減少したことがわかった。これらの結果により、ラット唾液腺での PAC1-R、CYP11A1 での存在が証明され、
ジアゼパムにより産生が促進されたことにより、ベンゾジアゼピン受容体の感受性および機能が修飾され、唾液分泌の
抑制(ベンゾジアゼピン誘発性の口腔乾燥の発現)が起きたと考えられた。
文部科学省科学研究費補助金・
(研究活動スタート支援)
第126回日本薬理学会関東部会、2013年7月24日
(東京都)
91st General Session & Exhibition of the IADR, 2013年3月19日-22日
(Seattle, USA)
3. 学外共同研究
担当者
川口 充
研究課題
歯科口腔領域における遺伝子治療
学外研究施設
研究施設
所在地
Molecular Physiology &
Bethesda,
Therapeutics Branch,
USA
責任者
Baum BJ
NIDCR, NIH, DHHS
四宮 敬史
耳下腺に対する遺伝子導入による合
Molecular Physiology &
Bethesda,
成タンパク質の仮想的分泌経路の分
Therapeutics Branch,
USA
子生物学的解析に関する研究
NIDCR, NIH, DHHS
Baum BJ
川口 充
受容体の成長発育に関する分子生物
四宮 敬史
学的解析
東海大学医学部臨床薬理学
伊勢原市
小林 広幸
ロート製薬株式会社
大阪市
奥村 重年
Developmental changes in mRNA
levels of opioid peptide precursor
proteins (OPPPs)and receptors
(ORs)in rat stomach and brain
DMXシート®の効能に関する研究
川口 充
四宮 敬史
大久保みぎわ
澤木 康平
塚越 絵里
4. 科学研究費補助金・各種補助金
研究代表者
塚越 絵里
研究課題
研究費
唾液腺に発現するジアゼパム結合阻害因子
(DBI)
を介した口腔乾燥の分子機構
文部科学省科学研究費補助金・研究活動スタート支援
5. 研究活動の特記すべき事項
学会・研究会主催
主催者名
開催年月日
学会・研究会名
会場
開催地
川口 充
2012. 9. 7
生体防御システムにおけるディバイス機
能を持つ唾液腺の役割と機能回復のた
めの非ムスカリン性薬剤の必要性
第21回日本シェーグレン症候群
学会学術集会
京都市
シンポジウム
シンポジスト
年月日
講演演題
学会・研究会名
開催地
四宮 敬史
2012.10.20
なぜ唾液は大切か
シンポジスト
年月日
講演演題
川口 充
2013. 3.23
テーマ:新しい薬理学教育及び実習とそ 第86回日本薬理学会年会
の展望
『薬理学実習方法の試行と成果』
第294回東京歯科大学学会サテライトシンポジウム
hrc8公開講座
「唾液、歯周病、個別化予防・治療の最前線」
千葉市
学会・研究会名
開催地
公開講座
福岡市
解説
1
24007004 解説
川口充
Ⅲ 副作用各論 −重大な副作用− 感覚器 味覚障害
日本臨牀 増刊号 医薬品副作用学(第2版)−薬剤の安全使用アップデート−, 70(6), 694-701, 2012.
東京歯科大学薬理学
医中誌 ID : 2013031573
学会発表・口演
8
24007003 学会発表・口演
塚越絵里1)、川口充1)、大久保みぎわ1)、四宮敬史1)3)、吉川正信2)
唾液分泌抑制機構におけるdiazepam binding inhibitor(DBI)とGABA(A)/CBR複合体の協調的役割
日本薬理学雑誌, 140(4), 20P, 2012.
第126回日本薬理学会関東部会 東京都港区
1) 東京歯科大学薬理学、2) 東海大学医学部臨床薬理学、3) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8
医中誌 ID : 2013094329
24107016 学会発表・口演
辻将1)、和田健1)、上田貴之1)、櫻井薫1)、澤木康平2)、川口充2)
二酸化チタンコーティングを施したアクリルレジンのモルモットの皮膚に対する非刺激性の確認
老年歯科医学, 27(2), 154-155, 2012.
日本老年歯科医学会第23回学術大会 つくば市
1) 東京歯科大学有床義歯補綴学、2) 東京歯科大学薬理学
医中誌 ID : 2013124644
24107040 学会発表・口演
辻将1)、上田貴之1)、櫻井薫1)、澤木康平2)、川口充2)
二酸化チタンコーティングを施したアクリルレジンの皮内組織への影響
歯科学報, 112(4), 543, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学有床義歯補綴学、2) 東京歯科大学薬理学
医中誌 ID : 2013124500
24201080 学会発表・口演
矢島由香1)2)、川口充3)、大久保みぎわ3)、澤木康平3)、四宮敬史2)3)
CDDP抗癌毒性に対するSH化合物の延命促進効果
日本薬理学雑誌, 140(4), 19P, 2012.
第126回日本薬理学会関東部会 東京都港区
1) 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、3) 東京歯科大学薬理学、
医中誌 ID : 2013094328
24201081 学会発表・口演
矢島由香1)、川口充2)、大久保みぎわ2)、四宮敬史2)、片倉朗1)
癌細胞と正常細胞におけるシスプラチン(CDDP)の細胞内輸送に及ぼすジメルカプト化合物の相反的作用機構の解析
歯科薬物療法, 31(2), 96, 2012.
第32回日本歯科薬物療法学会 大阪市
1) 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学、2) 東京歯科大学薬理学
医中誌 ID : 2013327045
1
24501001 学会発表・口演
Sobhan Ubaidus1)、佐藤正樹1)、四宮敬史1)2)、大久保みぎわ2)、津村麻記1)3)、田崎雅和3)、川口充2)
唾液腺におけるTRPチャネル発現と分泌メカニズム
J Oral Biosci, 54(秋季特別号), 89, 2012.
第54回歯科基礎医学会学術大会・総会 郡山市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学薬理学、3) 東京歯科大学生理学
医中誌 ID : 2013313121
24501002 学会発表・口演
Sobhan Ubaidus1)、佐藤正樹1)、四宮敬史1)2)、大久保みぎわ1)2)、津村麻記1)3)、村松敬4)、田崎雅和3)、川口充2)
唾液腺におけるTRPチャネルの発現 −機能連関
日本唾液腺学会誌, 53, 22, 2012.
第57回日本唾液腺学会学術大会 東京都文京区
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学薬理学、3) 東京歯科大学生理学、4) 鶴見大学歯学部病理学
24501075 学会発表・口演
四宮敬史1)2)、吉川正信2)3)、奥村重年4)、大久保みぎわ1)2)、澤木康平2)、川口充2)
DMXシートの放射線粘膜炎に対する効果
日本薬理学雑誌, 141(3), 25P, 2013.
第122回日本薬理学会近畿部会 豊中市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学薬理学、3) 東海大学医学部基盤診療学系臨床薬理学、4) ロート製薬株式会社
医中誌 ID : 2013290735
学会発表・示説
8
24003010 学会発表・示説
澁川義幸1)2)、Ubaidus Sobhan2)、佐藤正樹2)、津村真紀1)2)、大久保みぎわ3)、四宮敬史3)、村上政隆4)、吉成正雄2)、川口
充3)、田崎雅和1)
唾液分泌機構における温度感受性カルシウムシグナル
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 93, 2012.
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
1) 東京歯科大学生理学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター、3) 東京歯科大学薬理学、4) 生理学研究所
24007001 学会発表・示説
四宮敬史1)2)、吉川正信1)3)、奥村重年4)、大久保みぎわ1)2)、澤木康平1)、川口充1)
放射線性唾液分泌障害に対するDMXシートの効果
歯科薬物療法, 31(3), 155, 2012.
第32回日本歯科薬物療法学会 大阪市
1) 東京歯科大学薬理学、2) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、3) 東海大学医学部基盤診療学系臨床薬理学、4) ロート製薬株式会社
医中誌 ID : 2013130880
24007008 学会発表・示説
澤木康平1)、四宮敬史1)、大久保みぎわ1)、阿部裕之1)、矢島由香2)、川口充1)
LPS投与によるラット唾液腺タンパク質の動態
日本薬理学雑誌, 141(1), 16P, 2013.
1) 東京歯科大学薬理学、2) 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学
医中誌 ID : 2013186519
24007010 学会発表・示説
Tsukagoshi E1), Shinomiya T1), Kawaguchi M1), Yoshikawa M2), Okubo M1), Sawaki K1)
Effect of diazepam on producing a negative saliva secretion regulator.
91st General Session & Exhibition of the IADR, Program Book, 2013.
91st General Session and Exhibition of The International Association for Dental Research Seattle, USA
1) 東京歯科大学薬理学、2) 東海大学医学部臨床薬理学
2
24007011 学会発表・示説
Shinomiya T1), Yoshikawa M2), Kawaguchi M1), Okumura S3), Okubo M1), Sawaki K1), Tsukagoshi E1), Abe H1),
Takizawa Y4).
Effect of protamine hydrolysate peptide against radiation mucositis.
91st General Session & Exhibition of the IADR, Program Book, 2013.
91st General Session and Exhibition of The International Association for Dental Research Seattle, USA
1) 東京歯科大学薬理学、2) 東海大学医学部基盤診療学系臨床薬理学、3) ロート製薬株式会社、4) 東京歯科大学学生
24107032 学会発表・示説
Tsuji M1), Mori K1), Ueda T1), Sakurai K1), Sawaki K2), Kawaguchi M2).
Safety evaluation of TiO2-coated acrylic resin for clinical applications.
36th Annual Conference of the European Prosthodontic Association, Book of Abstract, 67, 2012.
36th Annual Conference of the European Prosthodontic Association De Doelen, The Netherland
1) 東京歯科大学有床義歯補綴学、2) 東京歯科大学薬理学
24107053 学会発表・示説
Tsuji M1), Ueda T1), Sawaki K2), Kawaguchi M2), Sakurai K1).
Safety evaluation of TiO2-coated acryllc resin by intracutaneous test.
91st General Session & Exhibition of the IADR, Program Book, 166, 2013.
91st General Session and Exhibition of The International Association for Dental Research Seattle, USA
1) 東京歯科大学有床義歯補綴学、2) 東京歯科大学薬理学
24501074 学会発表・示説
四宮敬史1)2、吉川正信13)、川口充2)、奥村重年4)、大久保みぎわ2)、澤木康平2)、阿部裕之2)
放射線粘膜炎に対するDMXシートの効果
日本薬理学雑誌, 141(1), 16P, 2013.
第127回日本薬理学会関東部会 東京都千代田区
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学薬理学、3) 東海大学医学部基盤診療学系臨床薬理学、4) ロート製薬株式会社
医中誌 ID : 2013186518
学会発表・シンポジウム
2
24007012 学会発表・シンポジウム
川口充
薬理学実習方法の試行と成果
J Pharmacol Sci, 121, 36P, 2013.
第86回日本薬理学会年会 福岡市
東京歯科大学薬理学
24501073 学会発表・シンポジウム
四宮敬史1)2)
なぜ唾液は大切か
第294回東京歯科大学学会サテライトシンポジウム 千葉市
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・hrc8、2) 東京歯科大学薬理学
学会発表・教育講演
1
24007005 学会発表・教育講演
川口充
生体防御システムにおけるディバイス機能を持つ唾液腺の役割と機能回復のための非ムスカリン性薬剤の必要性
第21回日本シェーグレン症候群学会学術集会プログラム・抄録集, 102, 2012.
第21回日本シェーグレン症候群学会学術集会 京都市
東京歯科大学薬理学
3
7. 歯科理工学講座
プロフィール
1.教室員と主研究テーマ
教 授
小田 豊 歯科用合金の電気化学的耐食性に関する研究
歯科材料製品の物性調査と改良研究
歯科用CAD/CAMの光造形複合加工への展開
河田 英司 口腔内雰囲気における合着材,
充填材の機械的諸性質について
高濃度過酸化水素による生活歯漂白の是非
吉成 正雄 セラミックス薄膜形成技術による金属表面改質
Tissue Engineering用Scaffoldの生体機能化
Tissue Engineeringによる顎骨再生
講 師
服部 雅之 歯科鋳造用チタン合金の開発
武本 真治 Ti系合金の口腔環境下での界面反応の解明
大学院生
松本 直也 歯科材料製品の物性調査と改良研究
副島 寛貴 歯科材料製品の物性調査と改良研究
2.成果の概要
1)歯科材料製品の物性調査と改良研究
種類の異なる接着性レジンセメントで接着した歯根の破断強度を比較検討した。接着性レジンセメントの種類は
エッチング処理を行う MMA 系 2 種とセルフアドヒーシブのコンポジット系 2 種を用いた。未破折歯の破断荷重は
676±100N であったが、破折後接着した歯根の破断荷重は 149N から 449N の範囲にあり、エッチング処理の 2
種がセルフアドヒーシブの 2 種よりも大きな破断強度を示した。
歯産学誌 26(1): 9-14,2012.
破折した歯根を 4-META ⁄ MMA-TBB 系接着性レジンセメントを用いて接着し、ファイバーポストを用いて支台
築造を行い、繰返し衝撃荷重を 10,000 回負荷した後の破断荷重を測定することによって、接着された破折歯根の
耐久性を評価した。繰返し衝撃荷重を負荷した後の初亀裂の発生荷重ならびに最大破断荷重は、衝撃荷重の大小
に関わらず未破折歯と接着歯で有意差は認められなかった。従って、接着された破折歯根の耐久性は、未破折歯
と同等と考えられた。
日歯理工誌 32(1), 52-58, 2013.
2)歯科用合金の電気化学的耐食性に関する研究、Ti系合金の口腔環境下での界面反応の解明、歯科鋳造用Ti-Cu合
金の開発
Ti-20Cr 合金を口腔内で装着した際の表面構造、色彩の変化を検討した。さらに、変色が認められたいくつか
のチタン合金について表面分析を行い、変色の原因が合金の腐食よりタンパクなどの付着物質が大いに影響してい
ることを明らかにした。
Dent Mater J 31(6), 1060-1067, 2012.
東北大学金属材料研究所・新家光雄教授と仲井正昭准教授と共同で Ti-29Nb-13Ta-4.6Zr 合金のフッ化物溶
液中での腐食挙動とその表面反応の解明を行った。Ti-29Nb-13Ta-4.6Zr 合金は純チタンよりフッ化物に対して優
れた耐食性を有することを明らかにするとともに、その不動態被膜の Nb と Ta の酸化物の割合の増加が耐食性に
影響していることを明らかにした。
Key Eng Mater 529-530, 584-587, 2013.
3)セラミックス薄膜形成技術による金属表面改質
表面濡れ性は細胞の初期接着に重要な影響を与える。ブラスト処理 + 酸処理した表面と、酸素プラズマ処理、
紫外線照射処理などの表面化学修飾法がジルコニア表面のぬれ性(接触角)ならびに骨芽細胞様細胞の動態に及
ぼす影響を調査した。その結果、ブラスト処理 + 酸処理、酸素プラズマ処理、および紫外線照射処理で超親水性
を示すことが明らかとなった。また、これらの超親水性表面は骨芽細胞様細胞の初期接着に有効な処理法であるこ
とが明らかとなった。
Dent Mater J 31(5), 806–814, 2012.
J Biomed Mater Res Part B 101, 355-363, 2013.
4)Tissue Engineering用Scaffoldの生体機能化−タンパク質固定化技術の確立−
ラジアルフロー型バイオリアクターを用いて、ヒト骨髄間葉系幹細胞(hMSC)の培養実験を行った結果、本装
置は比較的大きなコラーゲン Scaffold へ hMSC を均一に増殖させることが可能であることが証明された。
Tissue Eng Part C 19(2), 109-116, 2013.
3. 学外共同研究
担当者
研究課題
小田 豊
学外研究施設
研究施設
所在地
責任者
歯科用CAD/CAMの光造形複合加
工への展開
松浦機械製作所
福井市
天谷 浩一
吉成 正雄
スタチン系薬剤のインプラントへの
応用
九州大学大学院歯学研究
院・口腔常態制御学
福岡市
城戸 瑞穂
吉成 正雄
リン酸カルシウム薄膜形成による歯
科インプラント材の表面改質
ナイメヘン大学・生体材料
Nijmegen,
The
Nertherland
Jansen JA
吉成 正雄
口腔粘膜疾患発症と歯科用金属の
関連についての臨床的検討
慶應義塾大学・医学部・歯科
口腔外科
東京都新宿区
角田 和之
吉成 正雄
唾液エクソソームによる口腔がんお
よび全身疾患診断法の確立
癌研究会・癌研究所蛋白創
製研究部
東京都江東区
芝 清隆
武本 真治
抗菌性を有する歯科用チタン合金
の表面構造解析
東北大学金属材料研究所・
附属金属ガラスセンター
仙台市
牧野 彰宏
武本 真治
熱処理プロセスによる歯科鋳造用
Ti-29Nb-13Ta-4.6Zr合金の高機
能化
東北大学金属材料研究所
仙台市
仲井 正昭
新家 光雄
武本 真治
インプラント周囲炎を誘導しない歯
科用インプラントの基礎的研究
東北大学金属材料研究所
日本大学松戸歯学部
仙台市
松戸市
仲井 正昭
谷本 安浩
4. 科学研究費補助金・各種補助金
研究代表者
研究課題
研究費
小田 豊
歯科用CAD/CAMの光造形複合加工への展開
私立大学経常費補助金特別補助・大学間連携等
による共同研究
小田 豊
接着技法を応用した破折歯の治療術式の検討
日本歯科医学会プロジェクト研究費
小田 豊
金属粉末射出成形と冷間鍛造を用いた歯科用
CADCAM材料の高度化研究開発
公益財団法人長野県テクノ財団技術シーズ育成
事業
吉成 正雄
結晶学的アプローチによる顎骨の力学的特性評価へ
の挑戦
文部科学省科学研究費補助金・挑戦的萌芽研究
吉成 正雄
スタチン徐放性を制御した新機軸「母床骨改善型イ
ンプラント」
の開発
文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(B)
服部 雅之
歯科用高耐食チタン合金の多用途応用への試み
文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(C)
武本 真治
インプラント周囲炎を誘導しない歯科用インプラント
の基礎的研究
私立大学経常費補助金特別補助・大学間連携等
による共同研究
武本 真治
歯周病原性菌の付着によるチタン合金の初期腐食評価
文部科学省科学研究費補助金・若手研究(B)
5. 研究活動の特記すべき事項
シンポジウム
シンポジスト
年月日
演題
学会・研究会名
開催地
吉成 正雄
2012.11.27
日本におけるチタンの表面処理
日本バイオマテリアル学会シンポジ
ウム2012
仙台市
吉成 正雄
2013. 3. 1
HRC8「総括と展望」
平成24年度東京歯科大学口腔科
学研究センターワークショップ
千葉市
学会招待講演・特別講演・教育講演
講演者
年月日
演題
学会名
開催地
河田 英司
2012. 9.25
東京歯科大学の教育
岡山大学歯学部教育特別講演会
岡山市
河田 英司
2012.11.26
東京歯科大学の教育
日本大学松戸歯学部教育講演会
松戸市
吉成 正雄
2012. 6.29
歯科用インプラント材料の現状と展望
ニューセラミックス懇話会 第202
回研究会・バイオ関連セラミックス
分科会 第38回研究会
大阪市
吉成 正雄
2012. 9. 3
表面改質によるチタンの生体機能化
東北大学金属材料研究所ワークシ
ョップ・日本バイオマテリアル学会
東北地域講演会
仙台市
吉成 正雄
2012.10.21
ジルコニアのインプラントへの応用の
可能性
第294回東京歯科大学学会(総会) 東京都
千代田区
学術学会に相当しない団体が開催するセミナー・研究会・カンファレンス等における発表・講演
講演者
年月日
演題
会合の名称
開催地
河田 英司
2012. 7.15
インプラント上部構造の材質と理工学
的特徴
東京歯科大学同窓会卒後研修セミ
ナー
(インプラントマスターコース)
東京都
千代田区
吉成 正雄
2012. 5.12
インプラント材の表面構造
日本歯科先端技術研究所研究会
東京都
港区
吉成 正雄
2012. 5.13
インプラントのための材料と表面構造
TDCインプラントセミナー・マスター
コース
東京都
千代田区
吉成 正雄
2012. 6.15
歯科用インプラント材料の表面改質
ジーシーR&Dセンター講習会
東京都
板橋区
吉成 正雄
2012.12.10
生体内外を貫通する細胞のない組織
“チタン”
Dentistry, Quo Vadis
東京都
千代田区
吉成 正雄
2013. 2.16
チタンとオッセオインテグレーション
クラブ22講演会
東京都
千代田区
服部 雅之
2012.11. 3
歯科材料−最近のトピックス
愛知学院大学歯学部同窓会・歯学
会・群馬県地方学術講演会
東京都
千代田区
6. 教育に関する業績、活動
教育ワークショップ・FD 研修
氏名
年月日
ワークショップ名
役割
開催地
河田 英司
2012. 4. 7-8
臨床充実のためのワークショップ
運営委員
東京都
千代田区
河田 英司
2012. 8.30
平成24年度教育ワークショップ
顧問
千葉市
服部 雅之
2012. 8.30
平成24年度教育ワークショップ
委員
千葉市
共用試験
氏名
年月日
種別
役割
開催地
河田 英司
2012. 4.11
CBT問題作成のためのワークショップ
(明海大学)
講師
坂戸市
河田 英司
2012. 7.27
長崎大学歯学部CBT本試験
モニター委員
長崎市
河田 英司
2012. 9.15
岡山大学他歯学部CBT再試験
モニター委員
東京都
文京区
河田 英司
2013. 2.20
平成24年度東京歯科大学 第4学年CBT
実施委員長
東京都
千代田区
河田 英司
2013. 2.23
平成24年度東京歯科大学 第4学年OSCE本試験
実施委員長
千葉市
河田 英司
2013. 3.13
平成24年度東京歯科大学 第4学年CBT追・再試験
実施委員長
東京都
千代田区
服部 雅之
2013. 2.20
平成24年度東京歯科大学 第4学年CBT
サイトマネージャー
東京都
千代田区
服部 雅之
2013. 3.13
平成24年度東京歯科大学 第4学年CBT追・再試験
サイトマネージャー
東京都
千代田区
原著/原著論文
6
24008001 原著/原著論文
Yamazaki T1), Kobayashi M1), Hirano K1), Onuki H1), Shimada J1), Yamazaki A2), Hibino Y2), Nakajima H2), Yokote
Y3), Takemoto S,4) Oda Y4), Sakagami H5).
Protection against copper-induced cytotoxicity by inclusion of gold.
In Vivo, 26(4), 651-656, 2012.
1) 明海大学歯学部口腔外科、2) 明海大学歯学部歯科理工学、3) 城西大学理学部、4) 東京歯科大学歯科理工学、5) 明海大学歯学部薬理学
PubMed ID : 22773579
24008003 原著/原著論文
小田豊、武本真治、服部雅之、河田英司、吉成正雄
接着歯根の破断強度に関する研究 接着システムの違いについて
日本歯科産業学会誌, 26(1), 9-14, 2012.
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2012334027
24008004 原著/原著論文
Yu SH1), LEE Y2), Oh S1), Cho HW3), Oda Y4), Bae JM1).
Reinforcing effects of different fibers on denture base resin based on the fiber type, concentration, and
combination.
Dent Mater J, 31(6), 1039-1046, 2012.
1) Dept. of Dental Biomaterials and Institute of Biomaterials · Implant, College of Dentistry, Wonkwang Univ.、2) Dept. of Dentistry, Wonju College of
Medicine, Yonsei Univ.、3) Dept. of Prosthodontics, College of Dentistry, Wonkwang Univ.、4) 東京歯科大学歯科理工学
PubMed ID : 23207213
24008005 原著/原著論文
Takemoto S1), Tasaka A2), Hattori M1), Sakurai K2), Oda Y1).
Discoloration of Ti-20Cr alloy in oral environment and its surface characterization.
Dent Mater J, 31(6), 1060-1067, 2012.
若手研究(B) 学長奨励研究助成
1) 東京歯科大学歯科理工学、2) 東京歯科大学有床義歯補綴学
PubMed ID : 23207216
24008024 原著/原著論文
服部雅之、武本真治、河田英司、吉成正雄、小田豊
接着修復した破折歯根の耐久性評価 支台築造体への繰返し衝撃荷重による影響
日本歯科理工学会誌, 32(1), 52-58, 2012.
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2013152743
24008025 原著/原著論文
Takemoto S, Hattori M, Yoshinari M, Kawada E, Oda Y.
Discoloration of titanium alloy in acidic saline solutions with peroxide.
Dent Mater J, 32(1), 19-24, 2013.
基盤研究(B)学長奨励研究助成
東京歯科大学歯科理工学
PubMed ID : 23370866
解説
4
24008002 解説
武本真治
歯科材料 現状と将来展望 −歯科用インプラントコンポジットレジン−
まてりあ, 51(7), 316-318, 2012.
東京歯科大学歯科理工学
1
24008006 解説
小田豊
(第5章)金属成形 鋳造(埋没材・鋳造器) 良好な鋳造体を得るための基礎知識を知りたい!
歯科技工別冊 マテリアル選択・操作のハテナに答える臨床技工材料学の本, 98-106, 2012.
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2013103875
24008022 解説
河田英司
【歯科医学教育白書2011年版(2009∼2011年)】(第6章)共用試験 CBTとその現況
日本歯科医学教育学会雑誌, 64-66, 2012.
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2013132413
24008026 解説
小田豊、服部雅之
歯科用 CAD/CAM の新たな展開
日本歯科評論, 73(1), 9-11, 2013.
東京歯科大学歯科理工学
学会発表・口演
6
24008008 学会発表・口演
松本直也、吉成正雄、武本真治、服部雅之、河田英司、小田豊
正方晶ジルコニア多結晶体(TZP)と前装陶材の焼付強さに及ぼす焼成条件の影響
日本歯科理工学会誌, 31(2), 79, 2012.
第59回日本歯科理工学会学術講演会 徳島市
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2012206860
24008010 学会発表・口演
松本直也、吉成正雄、武本真治、服部雅之、河田英司、小田豊
正方晶ジルコニア多結晶体と前装陶材の焼付強さの検討 中間層セラミックスとその焼成温度の影響
歯科学報, 112(2), 163, 2012.
第293回東京歯科大学学会(例会) 千葉市
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2012281958
24008011 学会発表・口演
副島寛貴、河田英司、小田豊
各種レジンセメントを応用したポストの維持力
第136回日本歯科保存学会学術大会プログラムおよび講演抄録集, 64, 2012.
第136回日本歯科保存学会学術大会 宜野湾市
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2012349726
24008015 学会発表・口演
副島寛貴、武本真治、服部雅之、吉成正雄、河田英司、小田豊
ファイバーポストの維持力に及ぼす保存期間とサーマルサイクルの影響
歯科学報, 112(4), 539, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2013124492
2
24008016 学会発表・口演
武本真治1)、仲井正昭2)、服部雅之1)、市川弘道1)、五十嵐俊男1)、吉成正雄1)、河田英司1)、新家光雄2)、小田豊1)
フッ化物溶液中でのTi-Nb-Ta-Zr合金の電気化学的腐食挙動
日本歯科理工学会誌, 31(5), 382, 2012.
若手研究(B) 東北大学金属材料研究所研究部共同研究
第60回日本歯科理工学会学術講演会 福岡市
1) 東京歯科大学歯科理工学、2) 東北大学金属材料研究所
医中誌 ID : 2013049068
24008018 学会発表・口演
小田豊、武本真治、服部雅之、吉成正雄、河田英司、長谷川晃嗣、愛知徹也、松本直也
積層造形によるコバルトクロムおよびチタン合金の機械的性質の評価 歯科鋳造法との比較
日本歯科理工学会誌, 31(5), 379, 2012.
第60回日本歯科理工学会学術講演会 福岡市
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2013049065
学会発表・示説
12
24008009 学会発表・示説
服部雅之、武本真治、吉成正雄、河田英司、長谷川晃嗣、愛知徹也、小田豊
金銀パラジウム合金と各種硬質レジンシステムの接着耐久性
日本歯科理工学会誌, 31(2), 179, 2012.
第59回日本歯科理工学会学術講演会 徳島市
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2012206960
24008012 学会発表・示説
副島寛貴1)、渡邉浩章2)、加藤広之2)、森永一喜2)
直接法または直接間接法で植立したポストの維持力
第33回日本歯内療法学会学術大会プログラム・抄録集, 78, 2012.
第33回日本歯内療法学会学術大会 東京都千代田区
1) 東京歯科大学歯科理工学、2) 東京歯科大学歯科保存学
医中誌 ID : 2013177400
24008013 学会発表・示説
服部雅之、武本真治、吉成正雄、河田英司、小田豊
高耐食チタンクロム合金の物性と臨床応用への展開
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 40, 2012.
基盤研究(C)
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
東京歯科大学歯科理工学、
医中誌 ID : 2013031134
24008014 学会発表・示説
武本真治、服部雅之、吉成正雄、河田英司、小田豊
義歯洗浄剤への浸漬でチタン合金は変色するか?
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 673, 2012.
若手研究(B)
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2013031330
3
24008017 学会発表・示説
副島寛貴、武本真治、服部雅之、吉成正雄、河田英司、小田豊
セルフアドヒーシブルーティングセメントはポストの合着に使用できるか 保存期間とサーマルサイクルの影響
日本歯科理工学会誌, 31(5), 388, 2012.
第60回日本歯科理工学会学術講演会 福岡市
東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2013049074
24008019 学会発表・示説
Takemoto S1), Nakai M2), Hattori M1), Yoshinari M1), Kawada E1), Niinomi M2), Oda Y1).
Corrosiom resistance of Ti-29Nb-13Ta-4.6Zr alloy in a fluoride-containing solution.
Bioceramics 24, 584-587, 2012.
若手研究(B) 東北大学金属材料研究所研究部共同研究
24th Symposium and Annual Meeting of the International Society for Ceramics in Medicine 福岡市
1) 東京歯科大学歯科理工学、2) 東北大学金属材料研究所
DOI : 10.4028/www.scientific.net/KEM.529-530.584
24008021 学会発表・示説
武本真治1)、仲井正昭2)、吉成正雄1)、服部雅之1)、河田英司1)、新家光雄2)、小田豊1)
フッ化物溶液に浸漬したTi-Nb-Ta-Zr合金の表面分析
日本バイオマテリアル学会シンポジウム2012プログラム抄録集, 264, 2012.
若手研究(B) 東北大学金属材料研究所研究部共同研究
日本バイオマテリアル学会シンポジウム2012 仙台市
1) 東京歯科大学歯科理工学、2) 東北大学金属材料研究所
医中誌 ID : 2013292810
24008023 学会発表・示説
Oda Y, Takemoto S, Hattori M, Kawada E.
The influence of albumin on corrosion resistance of titanium alloys.
Japanesse Association for Dental Research 60th Annual Meeting, Program & Abstracts, 99, 2012.
Japanesse Association for Dental Research 60th Annual Meeting 新潟市
東京歯科大学歯科理工学
24008027 学会発表・示説
Soejima H, Takemoto S, Hattori M, Kawada E, Oda Y.
Effect of adhesive system on retention force of post.
91st General Session & Exhibition of the IADR, Program Book, 150, 2013.
91st General Session and Exhibition of The International Association for Dental Research Seattle, USA
東京歯科大学歯科理工学
24008028 学会発表・示説
Takemoto S, Hattori M, Kawada E, Oda Y.
Corrosion behavir of titanium in sulfide-containing solution.
91st General Session & Exhibition of the IADR, Program Book, 197, 2013.
若手研究(B)
91st General Session and Exhibition of The International Association for Dental Research Seattle, USA
東京歯科大学歯科理工学
24114015 学会発表・示説
春山亜貴子1)、浅見政子1)、亀山敦史1)、小田豊2)、高瀬保晶1)
低濃度過酸化水素剤での髄腔内漂白による漂白効果
日本歯科保存学会学術大会プログラムおよび講演抄録集136回, 216, 2012.
第136回日本歯科保存学会学術大会 宜野湾市
1) 東京歯科大学千葉病院総合診療科、2) 東京歯科大学歯科理工学
医中誌 ID : 2012349878
4
24502006 学会発表・示説
Yoshinari M1), Matsuzaka K2), Inoue T2), Oda Y3), Hayakawa T4).
Influence of surface topography and surface chemical modification on hydrophilicity of zirconia (TZP).
9th World Biomaterials Congress, Program, 154, 2012.
9th World Biomaterials Congress 成都、中国
1) 東京歯科大学口腔科学研究センター・口腔インプラント学研究部門、2) 東京歯科大学臨床検査病理学、3) 東京歯科大学歯科理工学、4) 鶴見大学歯学部歯科理工学
5
8. 法歯学講座
プロフィール
1. 教室員と主研究テーマ
教 授
水口 清 DNAの遺伝的多型の分析と法医学的応用
(A93-0300-11)
唾液の遺伝標識に関する研究(A75-0300-2)
准 教 授 花岡 洋一 硬組織からのDNA分析に関する研究(A90-0300-10)
助 教
中村 安孝 X染色体DNAの遺伝的多型の分析と法医学的応用
(A93-0300-11)
2. 成果の概要
1) マレー人のX染色体多型の遺伝的解析
X-STR 多型の法医学的応用の有用性が認識されてくるに従い、数年前に 8 ローカスの STR を同時に検出出来る
キットが発売されたが、さらに最近、12 ローカスを同時検出できる Argus 12 キットに拡張された。本キットにより
クアラルンプール及びその周辺に住むマレー人 283 名
(男 160 名、女 123 名)の検査を行ったところ、それぞれのロー
カスのヘテロ接合度はいずれも 55.3% 〰 93.5% となり、12 ローカスのうち近接した 3 ローカスごとの haplotype
の diversity value はいずれも 0.9865 以上であった。つまり Argus 12 キットはマレー人における法医学的応用に
も有用であることが示された。X-STR ローカスのアリル頻度を東アジア、ヨーロッパ、アフリカの集団のものと比較
すると、マレー集団はいずれのものとも異なっていた。本研究の成果はマレーシアにけるマレー人の個人識別、血縁
関係の検査に役立つと共に、アジアにおけるヒトの地域の由来解明などにも役立てることが出来るものと考えている。
Int J Legal Med 126(4): 677-683, 2012.
2) 日本人におけるX-STRの近接座位のハプロタイプ解析とその応用性の検討
X 染色体 STR 多型は、特に欠落事例で mtDNA や Y 染色体多型が応用できない事例において、有用な情報と
なる可能性を持つ。そこで 6 領域に分布する 22 ローカスの情報から、日本人におけるハプロタイプの解析データを
作成し、集団における安定性を検討したが、近接したローカスが必ずしも偏りが強いわけではなかった。また、ハプ
ロタイプデータを韓国、ドイツ、デンマーク、イヌイット、ソマリア、コートジボヮールなどのものと比較したところ、
6 領域のグループにより異なる類似性を示した。これらのことから、X 染色体多型を多目的に利用できる可能性も示
唆された。
DNA多型 20: 183-186, 2012.
3) 日本人におけるY染色体上のSNP解析とY染色体の新たな系統の検索
Y 染色体上の SNP は Y 染色体の広い領域が組み換えを起こさないところから長期間安定して維持されやすく、
男性の系統を分類できる。そこで日本人における新たな系統を検索し、法医学的応用や人類学的応用に結びつける
ため、JSNP に登録されている多型と Y 染色体の系統との相関を検討した。その結果、14 種の JSNP を系統に当
てはめ、さらに5種の新しい SNP を見出した。このことから、14 の新しい枝と、21 の分類マーカーを YCC2008
に加えた。新しい系統には縄文の古い系統を分類するものや、弥生の新しい系統をさらに細分するものが含まれ、
DNA から見た日本人形成の情報につながり得るものも存在する。また、変性 DNA からこれらを検出できるように
したことで、法医学的試料への応用も可能とした。
J Hum Genet 58(4): 195-201, 2013.
4) ITを活用した歯科的個人識別
東日本大震災における個人識別において、歯科的所見は大いにその威力を発揮した。しかしながら歯科所見採取
における IT の活用は、作業の初期段階においては必ずしも有効活用されたとは言い難く、特にデジタル X 線画像
解析装置や口腔内写真撮影賞デジタルカメラはその有用性を十分謳われていながらも、被災地における準備が十分
ではなく、装備の充実と整備が喫緊の課題として残された。
東京都歯科衛生士会学術誌 29: 14-19, 2013.
奥羽大学歯学誌 40(1): 1-4, 2013.
3. 学外共同研究
担当者
研究課題
水口 清
学外研究施設
研究施設
所在地
責任者
マレー人のDNA多型に関する研究
マラヤ大学歯学部
Kuala Lumpur,
Malaysia
Phrabhakaran
Nambiar
水口 清
DNA多型データによる集団の比較と
系統分化に関する研究
香川大学
総合情報基礎センター
高松市
竹崎 直子
花岡 洋一
ITを活用した歯科的個人識別
杏林大学医学部
三鷹市
佐藤 喜宣
4. 科学研究費補助金・各種補助金
研究代表者
研究課題
研究費
水口 清
DNA多型による法歯学的個人識別精度の確実な
進展を目指して
文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(C)
中村 安孝
X染色体多型の利点を応用した法歯学的個人識
別における弱点の克服
文部科学省科学研究費補助金・若手研究(B)
5. 研究活動の特記すべき事項
シンポジウム
シンポジスト
年月日
講演演題
学会・研究会名
開催地
花岡 洋一
2012. 8.25
死後記録作成の再点検と照合におけ
る今後の課題 –法歯学の立場から–
第11回警察歯科医師会全国大会
四日市市
学会招待講演・特別講演・教育講演
講演者
年月日
演題
学会名
開催地
花岡 洋一
2012.10.28
リスクマネージメントとインフォーム
ドコンセント
第12回日本歯科医療管理学会四国支
部平成24年度秋季学術大会
高知市
花岡 洋一
2012.11.10
法歯学の最前線
第54回奥羽大学歯学会
郡山市
花岡 洋一
2012.11.24
子ども虐待の根絶を目指して
第24回日本小児口腔外科学会総会・
学術大会
名古屋市
学術学会に相当しない団体が開催するセミナー・研究会・カンファレンス等における発表・講演
講演者
年月日
演題
会合の名称
開催地
水口 清
花岡 洋一
中村 安孝
2012.11.26
災害時歯科医療救護における身元
確認作業の実務
東京都身元確認に関する歯科医師研
修会
東京都
千代田区
水口 清
2012.11.29
撮影された写真から識別しなけれ
ばならないとしたら
千葉県警察歯科医会合同研修会
千葉市
水口 清
花岡 洋一
中村 安孝
2012.11.29
大規模災害時の身元確認
千葉県警察歯科医会合同研修会
千葉市
水口 清
花岡 洋一
中村 安孝
2012. 3.21
災害時歯科医療救護における身元
確認作業の実務
東京都身元確認に関する歯科医師研
修会
東京都
千代田区
花岡 洋一
2012. 6.26
子ども虐待の根絶を目指して−歯
科領域からの新たな取り組み−
平成24年度岡山県養護教諭研修会
岡山市
花岡 洋一
2012. 7. 1
虐待の根絶を目指して
−今私たちにできること
平成24年度DHフレッシュアップセミ
ナー
東京都
千代田区
花岡 洋一
2012. 7. 1
大規模災害における歯科界の役割
平成24年度DHフレッシュアップセミ
ナー
東京都
千代田区
花岡 洋一
2012. 8. 2
大規模災害時における死体取扱い
班の位置づけ
平成24年度東京都総合防災訓練第1
回検視・検案・身元確認訓練PT会議
東京都
新宿区
花岡 洋一
2012. 8.30
大規模災害における歯科身元確認
班の位置づけ
平成24年度東京都総合防災訓練事
前講習会
東京都
千代田区
花岡 洋一
2012. 9.29
歯科的個人識別の落とし穴と新技
術 −東日本大震災における活動報
告とともに−
第25回北海道警察歯科協力医会研
修会
北見市
花岡 洋一
2012.10. 6
歯科的個人識別の実際 −いかに
して所見をとるか−
島根県警察歯科医会平成24年度法
歯学講演会
松江市
花岡 洋一
2012.10.13
歯科的個人識別の落とし穴と新技
術 −東日本大震災における活動報
告とともに−
奥羽大学茨城県同窓会学術講演会
郡山市
花岡 洋一
2012.10.27
歯科医事紛争の最新動向−インプ
ラントと訪問診療−
高知県歯科医師会講演会
高知市
花岡 洋一
2012.11. 1
歯科界の新たな役割−子ども虐待
の根絶といじめへの取組み−
平成24年度第22回鹿沼地区歯科医
師警察連絡会総会
鹿沼市
花岡 洋一
2012.11. 3
DNA鑑定“超”入門−必ずわかる
DNA分析の実際−
平成24年度山形県警察歯科医会研
修会
山形市
花岡 洋一
2012.11.18
歯科的個人識別の実際−東日本大
震災における活動報告と共に−
岩手県歯科医師会平成24年度法歯
学セミナー
盛岡市
花岡 洋一
2012.11.25
虐待の根絶を目指して−今、私たち
にできる事−
子ども虐待防止に向けたシンポジウム
静岡市
花岡 洋一
2012.11.29
携帯型デジタルX線撮影装置の
取り扱い
千葉県警察歯科医会合同研修会
千葉市
花岡 洋一
2012.11.29
歯科的個人識別の実際−東日本大
震災における活動報告とともに−
茨城県歯科医師会警察協議会
水戸市
花岡 洋一
2012.12. 5
歯科的個人識別の実際−東日本大
震災における活動報告とともに−
昭島市警察歯科医会・昭島警察署合
同研修会
昭島市
花岡 洋一
2013. 1.13
虐待の根絶を目指して−歯科界に
課せられた新たな役割 −
平成24年度子育て支援医科歯科連
携講習会
大宮市
花岡 洋一
2013. 2. 2
大規模災害時における歯科医の
役割 −防災訓練にみる歯科界の
関わり−
平成24年度岡山県警察歯科医会研
修会
岡山市
花岡 洋一
2013. 2. 8
歯科的個人識別の実際−東日本大
震災における活動報告とともに−
東京都品川歯科医師会平成24年度第
1回警察災害医療対策委員会研修会
東京都
品川区
花岡 洋一
2013. 2.15
歯科界の新たな役割−子ども虐待
の根絶といじめへの取組み−
東京都荒川区歯科医師会警察協力医
会講習会
東京都
荒川区
花岡 洋一
2013. 2.23
歯科的個人識別各論−歯から何が
わかるのか?−
平成24年度東大和警察歯科医会講
演会
東大和市
花岡 洋一
2013. 3. 9
歯科界の新たな役割−子ども虐待
の根絶といじめへの対応−
狭山市歯科医会学術講演会
狭山市
花岡 洋一
2013. 3.17
歯科界の新たな役割−子ども虐待
の根絶といじめへの取組み−
岡山市歯科医師会公衆衛生部学校歯
科医部会設立記念講演
岡山市
6. 教育に関する業績、活動
他の大学・研究機関等における学生・大学院生を対象とする講義・実習
担当者名
年月日
テーマ・演題
大学・機関
所在地
水口 清
2012.10.25-26
歯科法医学講義(7コマ)
福岡歯科大学歯学部
福岡市
水口 清
2012.11.21
歯科法医学講義(4コマ)
九州大学歯学部
福岡市
花岡 洋一
2012.11.14-1.16
法医学・法歯学
(16コマ)
奥羽大学歯学部
郡山市
7. 社会的貢献・社会に対する活動
鑑定書
鑑定人
提出年月日
種別(鑑定書)
依頼者
水口 清
花岡 洋一
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-001
厚生労働省外事課
水口 清
花岡 洋一
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-002
厚生労働省外事課
水口 清
花岡 洋一
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-003
厚生労働省外事課
水口 清
花岡 洋一
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-004
厚生労働省外事課
水口 清
中村 安孝
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-005
厚生労働省外事課
水口 清
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-006
厚生労働省外事課
水口 清
中村 安孝
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-007
厚生労働省外事課
水口 清
中村 安孝
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-008
厚生労働省外事課
水口 清
中村 安孝
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-009
厚生労働省外事課
水口 清
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-010
厚生労働省外事課
水口 清
中村 安孝
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-011
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-012
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-013
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-014
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-015
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 802-016
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 17852
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 13527
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 15328
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 13732
厚生労働省外事課
水口 清
中村 安孝
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 807-016
厚生労働省外事課
水口 清
中村 安孝
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 807-017
厚生労働省外事課
水口 清
中村 安孝
鮫島 道長
2012.10.18提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 807-018
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2012.12.13提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 809-001
厚生労働省外事課
水口 清
2012.12.13提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 809-002
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2012.12.13提出
戦没者遺骨のDNA鑑定 809-003
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2013. 2.27提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 17851
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2013. 2.27提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 11038
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2013. 2.27提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 11735
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2013. 2.27提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 19302
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2013. 2.27提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 16488
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2013. 2.27提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 14316
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2013. 2.27提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 14673
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2013. 2.27提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 14936
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2013. 2.27提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 18732
厚生労働省外事課
水口 清
鮫島 道長
2013. 2.27提出
戦没者遺骨家族のDNA鑑定 17041
厚生労働省外事課
水口 清
2012. 6.14提出
DNA鑑定結果に関する照会書
山口地方検察庁
水口 清
中村 安孝
鮫島 道長
2012. 7. 9提出
120427Aと120427Bの鑑定
外務省北東アジア課
水口 清
中村 安孝
鮫島 道長
2012. 7. 9提出
120509Aと120427Bの鑑定
外務省北東アジア課
水口 清
鮫島 道長
2012. 9.26提出
120705Aと120423Aの鑑定
外務省北東アジア課
水口 清
鮫島 道長
2012. 9.26提出
120423Aと120508Aの鑑定
外務省北東アジア課
水口 清
中村 安孝
鮫島 道長
2013. 1.28提出
121130Aと121223A・121226B・121226Cの鑑定
外務省北東アジア課
医学の啓蒙を目的とする講演会(市民を対象とするもの)
講演者
年月日
演題
講演会名
開催地
花岡 洋一
2012.11.25
虐待の根絶を目指して-今、私た
ちにできる事-
子ども虐待防止に向けたシンポジウム
静岡市
メディア等への掲載・出演
氏名
年月日
タイトル
掲載誌・放送局番組名・URL
花岡 洋一
2012.11. 2
身元不明遺体の公開捜査
http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/user/medicine/legal/
FOnet/
花岡 洋一
2012.11. 4
口内特徴で個人識別
山形新聞
花岡 洋一
2012.11.27
口腔内異変 虐待サイン
静岡新聞
その他の活動
講演者
年月日
内容
開催地
花岡 洋一
2012. 8.26
埼玉県川口市総合防災訓練指導
川口市
花岡 洋一
2012. 9. 1
東京都総合防災訓練指導
東京都杉並区
花岡 洋一
2012. 9. 2
東京都中央総合防災訓練指導
東京都中央区
原著/原著論文
5
24010001 原著/原著論文
Naitoh S, Kasahara-Nonaka I, Minaguchi K, Nambiar P.
Assignment of Y-chromosomal SNPs found in Japanese population to Y-chromosomal haplogroup tree.
J Hum Genet, 58(4), 195-201, 2013.
基盤研究(C)
東京歯科大学法歯学
DOI : 10.1038/jhg.2012.159 PubMed ID : 23389242 研究課題番号: A93-0300-11
24010002 原著/原著論文
鮫島道長、中村安孝、水口清
日本人における6ヶ所のX-STR closely-linked groupの解析
DNA多型, 20, 183-186, 2012.
基盤研究(C), 若手研究(B)
東京歯科大学法歯学
医中誌 ID : 2012340306 研究課題番号: A93-0300-11
24010201 原著/原著論文
Nakamura Y, Samejima M, Tamaki K, Minaguchi K.
Multiplex PCR for 18 X-chromosomal STRs in Japanese population.
Leg Med (Tokyo), 15(3), 164-170, 2013.
若手研究(B)
東京歯科大学法歯学
DOI : 10.1016/j.legalmed.2012.10.006 PubMed ID : 23218765
24010202 原著/原著論文
Samejima M, Nakamura Y, Nambiar P, Minaguchi K.
Genetic study of 12 X-STRs in Malay population living in and around Kuala Lumpur using Investigator Argus X-12 kit.
Int J Legal Med, 126(4), 677-683, 2012.
基盤研究(C), 若手研究(B)
東京歯科大学法歯学
DOI : 10.1007/s00414-012-0705-7 PubMed ID : 22584910 研究課題番号: A93-0300-11
24105006 原著/原著論文
Kawachi H1), Sugahara K1), Nakamura Y2), Katakura A1)3), Minaguchi K2), Shibahara T1).
Deletion polymorphism at chromosome 3q26.1 and oral squamous cell carcinoma.
Int J Oncol, 42(2), 384-390, 2012.
1) 東京歯科大学口腔外科学、2) 東京歯科大学法歯学、3) 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学
DOI : 10.3892/ijo.2012.1749 PubMed ID : 23258604
解説
2
24010003 解説
青木康博1)、赤根敦2)、梅津和夫3)、大澤資樹4)、沖浦達幸5)、黒崎久仁彦6)、神田芳郎7)、小湊慶彦8)、小室歳信9)、清水健史
10)、竹下治男11)、玉木敬二12)、那谷雅之13)、福島弘文14)、水野なつ子14)、水口清15)、安田年博16)、吉田日南子14)、渡
邉剛太郎15)、向山明孝16)、村山美穂17)、矢野博18)、塚田敬義19)、村井敏邦20)、小林敬典21)、猿渡敏郎22)、徳永勝士23)
DNA鑑定についての指針
DNA多型, 20, 349-356, 2012.
1) 名古屋市立大学医学部法医学、2) 関西医科大学法医学、3) 山形大学医学部法医学、4) 東海大学医学部法医学、5) 愛媛県警察本部科学捜査研究所、6) 東邦大学医学部法
医学、7) 久留米大学医学部法医学人類遺伝学、8) 群馬大学医学部病態遺伝法医学、9) 日本大学歯学部法医学、10) 宮崎県警察本部刑事部科学捜査研究所、11) 島根大学医
学部法医学、12) 京都大学医学部法医学、13) 三重大学医学部法医法科学、14) 科学警察研究所、15) 東京歯科大学法歯学、16) 福井大学医学部生命情報医科学講座病態遺
伝生化学領域、17) 山形県警察本部刑事部科学捜査研究所、18) 近畿中国四国農業研究センター水田作研究領域、19) 岐阜大学医学部倫理・社会医学、20) 龍谷大学法科大
学院、21) 水産総合研究センター研究推進部、22) 東京大学大気海洋研究所海洋生物資源部門資源生態分野、23) 東京大学大学院医学系研究科人類遺伝学
医中誌 ID : 2012294504
24010106 解説
花岡洋一
歯科衛生士の新たな役割 −東日本大震災に学ぶ歯科的個人識別の実際から−
東京都歯科衛生士会学術誌, 29, 14-19, 2013.
東京歯科大学法歯学
1
学会発表・口演
2
24010006 学会発表・口演
水口清
混合資料のミトコンドリアDNA多型検査に関する提言
日本法医学雑誌, 66(1), 62, 2012.
基盤研究(C)
第96次日本法医学会学術全国集会 浜松市
東京歯科大学法歯学
医中誌 ID : 2012280042 研究課題番号: A93-0300-11
24010007 学会発表・口演
鮫島道長、中村安孝、水口清
X染色体上の近接した1つのSTR blockを含むSNP検査と法医学的応用性の検討
日本DNA多型学会第21回学術集会抄録集, 71, 2012.
基盤研究(C)
日本DNA多型学会第21回学術集会 京都市
東京歯科大学法歯学
研究課題番号: A93-0300-11
学会発表・示説
2
24010005 学会発表・示説
鮫島道長、中村安孝、水口清
クアラルンプール及びその周辺のマレー人集団における12座位のX-STRの分析
日本法医学雑誌, 66(1), 85, 2012.
基盤研究(C)
第96次日本法医学会学術全国集会 浜松市
東京歯科大学法歯学
医中誌 ID : 2012280135 研究課題番号: A93-0300-11
24010101 学会発表・示説
花岡洋一1)、中里茉奈美2)、熊谷章子2)、出羽厚二2)、水口清1)、大野敬3)
虐待防止に関する意識調査 歯科医学生を対象としたアンケート結果から
日本法医学雑誌, 66(1), 101, 2012.
第96次日本法医学会 浜松市
1) 東京歯科大学法歯学、2) 岩手医科大学法医学、3) 奥羽大学歯学部
医中誌 ID : 2012280198
学会発表・パネルディスカッション
1
24010102 学会発表・パネルディスカッション
花岡洋一
死後記録作成の再点検と照合における今後の課題
第11回警察歯科医会全国大会抄録集, 13, 2012.
第11回警察歯科医会全国大会 四日市市
東京歯科大学法歯学
学会発表・特別講演
1
24010107 学会発表・特別講演
花岡洋一
誤解していませんか? −リスクマネージメントとインフォームドコンセント−
第12回日本歯科医療管理学会四国支部平成24年度秋季学術大会プログラム, 3-4, 2012.
第12回日本歯科医療管理学会四国支部平成24年度秋季学術大会 高知市
東京歯科大学法歯学
2
学会発表・教育講演
1
24010108 学会発表・教育講演
花岡洋一
子ども虐待の根絶を目指して ‒法歯学的側面から‒
第24回日本小児口腔外科学会総会・学術大会プログラム・抄録集, 39, 2012.
第24回日本小児口腔外科学会総会・学術大会 名古屋市
東京歯科大学法歯学
3
9. 社会歯科学研究室
プロフィール
1. 教室員と主研究テーマ
教 授
石井 拓男 コデンタル教育
歯科医療と社会歯科学
歯科衛生士これまでの50年、
これからの50年
わが国の障害者歯科医療におけるノーマライゼーション
眞木 吉信 特定および要介護高齢者の口腔環境・機能のアセスメントと改善・向上プログラムの構築
Risk Control Dentistry の臨床評価
フッ化物応用の総合的研究
准 教 授 平田創一郎 臨床研修施設(歯科診療所)
における研修歯科医の実態把握・検証等に関する研究
東京都内における歯科訪問診療に関する調査研究
歯科診療所における医療の安全管理手法に関する研究
リサーチレジデント 酒寄 孝治 自立高齢者および要介護高齢者の口腔保健および機能の実態とその改善・向上プログ
ラムの検討
2. 成果の概要
1) コデンタル教育
歯科衛生士教育の変化は、教育年限が 3 年以上となった契機は、1999 年 5 月 28 日に厚生省(当時)健康政
策局より出された 「 歯科衛生士の資質の向上に関する検討会意見書 」 にある。さらに、その遠因は、1996 年に厚
生省で開催された 「 今後の歯科保健医療の在り方に関する検討会 」 で、在宅歯科医療での歯科衛生士の資質が問
題とされたことにあった。要介護高齢者への歯科として対応、さらに、医科疾患患者への歯科医療従事者の対応が
構成行政に取り上げられた。この時の課題として、歯科衛生士の質的な養成が不充分であることが上げられた。
歯科技工士教育に影響のあるのが歯科技工士国家試験である。歯科技工士国家試験の出題基準の見直しは不
定期になされており、最近では 16 年の間隔を置いて改正がなされた。出題基準改正の間隔が長く不定期である理
由は、歯科技工士の国家試験が実際の執行が都道府県に委ねられていることが大きく影響しているものと思われる。
都道府県固有の技工士教育と国家試験問題の作成がなされており、国の提示した出題基準を提示し都道府県がそ
れを順守しても、実際は都道府県で異なった試験問題が作られているのが現状である。そのこともあり、歯科医師
や歯科衛生士のように出題基準の短期間での改正や定期化は難しいものになっている。以上の点について考察を深
めて行きたい。
歯科衛生士と歯科技工士の教育の変化について、文献や制度等の情報整理考慮し、その成果を歯科医学教育白
書(平成 24 年度版)に収載する。
歯科医学教育白書2011年版
2) 歯科医療と社会歯科学
国民に信頼される医療の提供が、医科歯科を問わず社会問題となり、近年は文科・厚労行政においても施策とし
て対応せざるを得ない状況となった。医事紛争の増加から、医療倫理の啓発と患者中心の医療提供体制が重要と
なった。一方で、国の財政破綻と不況、高齢化により社会保障の安定供給が国家的課題となり、医療経済が重要
性を増すこととなった。医科・歯科の従事者に、医学医療のみの知識と技能と態度が求められる時代から、医療
提供体制の仕組みの理解も求められるようになった。現在では、歯科医学教育において社会歯科学は必須のものと
なった。戦後の歯科保健医療行政を、立ち上げて推進してきた厚生歯科官僚に東京歯科卒業生の多かったことから、
社会歯科学の必要性を作り上げたのは、時代と東京歯科であるということになりそうである。
現在の歯科医学・医療の変化を象徴するものに、歯科衛生士の業務がある。いわゆる 「 口腔ケア」 の評価が歯
科以外の領域で高まったことは周知のことと思われる。歯科界では、歯科衛生士業務のみならず歯科医業について
議論百出の状況となったが、誤解・曲解の論もあり社会歯科学の重要性がここでも再確認された。今後さらに、社
会歯科学に課せられる歯科医療問題の増加が予測される。
歯科医療のこれまでの我が国における位置付けを、社会学的な視点で分析する。その成果を東歯学会の特別講
演として発表する。
歯科学報 112(4): 535, 2012.
3) 歯科衛生士これまでの50年、これからの50年
我が国の歯科衛生士は 1948 年 7 月に法律が公布され、1949 年から養成が開始された。当時と比較して、歯
科衛生士の数と質の変化には目を見張るものがある。就業歯科衛生士数は歯科医師数を超え、教育年限は 3 年以
上となり 4 年制の大学も増えている。さらに業務内容に充実に伴い、歯科衛生士の評価は医科や介護領域でも高
まり、厚生労働行政においても歯科衛生士の活用が積極的に検討されている。
歯科衛生士の歩みを考察し、今後の歯科衛生士業務に就いて展望する。平成 24 年度の第 22 回日本歯科医学
会総会のシンポジウムでその成果を発表する。
日本歯科医師会雑誌 65(5): 63, 2012.
4) わが国の障害者歯科医療におけるノーマライゼーション
ノーマライゼーションは、1960 年ころからデンマークで法令に明記されるようになり、1971 年に国連の知的障害
者の権利宣言に書かれたことから世界的に広まりだした概念である。我が国には 1975 年ころから文献による流入
が始まった。
我が国では 1993(平成 5)年から 「 障害者対策に関する新長期計画 」 が始まり、同年 12 月に障害者基本法が
改正され整備が進んだ。そして、1995(平成 7)年の障害者プラン・ノーマライゼーション7カ年戦略・が示された
ことで、ノーマライゼーションという概念と言葉が国策の中に位置づけられることとなった。
2010(平成 22)年の診療報酬改定では歯科診療所において障害者に対する歯科治療が困難な場合は、より専
門性の高い歯科診療を行っている病院歯科、口腔保健センター、障害者歯科医療センター等へ円滑に引き継ぐこと
が重要である。と基本的な考え方に明記され、新たな点数が創設された、障害者の場合も一般歯科診療所が担当
するのが原則であることがさらに明確となった。
ノーマライゼーションの我が国へ導入と、我が国の行政等の対応、さらに歯科医療におけるその具現化について
検討する。その成果を第 20 回茨城県歯科医学会で発表する。
茨城県歯科医学学会誌 20: 109-110, 2012.
5) 特定および要介護高齢者の口腔環境・機能のアセスメントと改善・向上プログラムの構築
2006 年に介護予防の一環として地域支援事業が位置づけられ、生活機能の低下が認められた者を特定高齢者
として選定し介護予防プログラムを実施している。2011 年度までに調査した、プログラム介入前後に口腔機能の改
善または維持が認められた特定高齢者における、口腔機能トレーニングの習慣化との関連性のデータを元に、2012
年度は口腔環境・機能の改善・向上プログラムの提案を行った。
文部科学省科学研究基盤B「特定および要介護高齢者の口腔環境・機能のアセスメントと改善・向上プログラムの
構築」平成24年度実績報告書、平成21~24年度総括研究報告書
6) Risk Control Dentistry の臨床評価
歯科疾患は適切な予防処置の継続を停止すれば再び発病することも良く知られている。
このような事実からすると、
「歯科疾患の予防とは発病リスクの先送りに過ぎない」とも言える。したがって、歯科疾患の予防は1回の処置で解
決できるものではなく、常に発病のリスクをモニタリングしながら対応する必要がある。公益財団法人ライオン歯科
衛生研究所の目黒診療所において、現在のう蝕発病リスクに対する効果的な予防手段で対応し、適切な処置を継
続していく「Risk Control Dentistry」の臨床データをまとめた。2012 年度はリスクテストの評価と口腔保健行動
の関連を分析した。
日本歯科衛生学会雑誌 6(2): 55-61, 2012.
7) フッ化物応用の総合的研究
フッ化物の応用によるう蝕予防方法は、ライフステージを通して有効な手段とされている。平成 23 年度まで継続
された厚生労働科学研究によって作成された局所応用マニュアルを基に、ライフステージごとのフッ化物応用プログ
ラムを構築し、その効果について臨床評価を行った。特に、平成 24 年度には母子健康手帳が改訂され、1 歳 6
か月からのフッ化物塗布とフッ化物配合歯磨剤の応用が明記されることとなった。また、フッ化物を栄養素として考
えることによって、サプリメントの開発や水道水フロリデーションのアピールを実施した。
厚生労働科学研究「フッ化物応用の総合的研究」平成23年度総括研究報告書、平成21~23年度総合研究報告書
8) 臨床研修施設(歯科診療所)における研修歯科医の実態把握・検証等に関する研究
研修歯科医の全国的な在籍分布状況について、すべての研修プログラムを対象に調査を行った結果、平成 24
年度に臨床研修を行っている 1 年目の研修歯科医の総数は 2,382 名であった。月平均の都道府県ごとの研修歯科
医数は、最大が東京都で 432.67 名(18.44%)、最少が島根県の 0.0 名(0.0%)で年間を通じて研修歯科医の在
籍はなかった。中断例は 21 例であった。研修歯科医数の都道府県格差はやや縮小したものの、都市部への集中
傾向は変わらず認められたことから、今後も継続した調査が必要と考える。また、研修歯科医は研修先の確保のた
め、マッチングでマッチしておくこと、臨床研修施設はマッチングで研修歯科医を採用しておくことが望ましいことが
示唆された。一方、歯科診療所の研修プログラムで研修を行った研修歯科医数は増加しているものの、協力型臨床
研修施設への出向者も含めて実際に歯科診療所で臨床研修を受けた研修歯科医数は全体の約 3 割弱であり、昨
年度に比べてほとんど増加はしていないことが明らかとなった。
平成 24 年度厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)
「今後の歯科医師臨床研修制度の
改善のための実態把握及び効果的なプログラム等構築・運用等に関する研究」総括・分担報告書
9) 東京都内における歯科訪問診療に関する調査研究
2007 年以降 , 厚生労働省と東京都は歯科訪問診療と医療連携を推進するための施策を実施してきた。これらの
施策が , 歯科訪問診療と医療連携に与えた影響を評価した研究はまだ無い。我々は、2006 年と 2011 年に東京都
と東京都歯科医師会が行った調査を比較分析した。その結果 ,2011 年の歯科訪問診療実施者の割合は 2006 年
より少なく ,2006 年に比べ主治医と連携している割合も少ないことが認められた。国や東京都の施策が , 未だ成果
を上げていないことが明らかとなった。また , 歯科訪問診療の未実施理由は「特に要請がない」が最も多く ,2006
年よりも多かったことから , 歯科訪問診療を必要とする患者と歯科医師とが繋がらないことに問題があることが示唆
された。一方 , 歯科訪問診療の実績を上げている歯科医師の年齢は高く,歯科訪問診療を実施している歯科医師
は関連情報の収集や研修受講の意欲が高い傾向にあった。また,自院に通院していた患者が,在宅医療を受ける
ようになったために歯科訪問診療が始まったことが最も多く 2006 年よりも増加したことと,訪問診療先の患者宅も
前回より増加したことは,今後の歯科訪問診療の方向を示唆するものであると思われた。
老年歯科医学 27(3): 276-284, 2012.
10)歯科診療所における医療の安全管理手法に関する研究
歯科診療所での口腔外科手術に際しタイムアウトを実施することで、患者安全の向上を図った。タイムアウトとは、
手術開始前に執刀に関わる職員が一旦業務を中止し、手術内容の確認を行う「誤認手術を防止」する取組みであり、
医療従事者と患者が協同して安全確認する手法である。実施後に患者への意識調査を行い、安全性の向上のみな
らず、患者の安心にもつながることが確認された。
医療の質・安全学会誌 7(Suppl.): 197, 2012.
11)自立高齢者および要介護高齢者の口腔保健および機能の実態とその改善・向上プログラムの検討
2006 年に介護予防の一環として地域支援事業が位置づけられ、生活機能の低下が認められた者を特定高齢者
(2011 年から二次予防高齢者)として選定し、介護予防プログラムを実施している。施策における口腔機能の向上
プログラムの効果を研究対象とした。その結果、口腔機能評価において、介入前の一般高齢者と特定高齢者の間
に明確な差は認められなかったが、介入によって特定高齢者の口腔機能の向上に効果が認められた。特に介入前
の値が低い者ほど大きな改善傾向を示した。今後の課題としては、プログラム介入前後に口腔機能の改善あるいは
維持が認められた二次予防高齢者における、口腔機能トレーニングの習慣化が挙げられる。また、プログラム参加
者の経年的な口腔機能の変化を評価したところ、1 年後・2 年後と経過するに従い、低下していく傾向がみられた。
特にプログラム終了後もトレーニングを続けていた者に比べ、続けていなかった者はその低下が著明であった。この
ことから、プログラムに一定の効果があったことがうかがえた。また、トレーニングの継続や習慣化が今後の課題と
なることが推察された。
Geriatrics Gerontology International doi: 10.1111/j.1447-0594.2012.00930.x
3. 学外共同研究
担当者
研究課題
平田創一郎
学外研究施設
研究施設
所在地
責任者
歯科医師および歯科医療施設の地域分布
とその影響要因に関する地域構造的分析
千葉県立保健医療大学
千葉市
大川 由一
平田創一郎
今後の歯科医師臨床研修制度の改善のた
めの実態把握及び効果的なプログラム等構
築・運用等に関する研究
東京医科歯科大学
東京都
文京区
俣木 志朗
平田創一郎
子どものこころと身体を見守り支援する大規
模データ収集とリスク予想モデル構築
長崎大学
長崎市
藤原 卓
4. 科学研究費補助金・各種補助金
研究代表者
研究課題
研究費
眞木 吉信
特定および要介護高齢者の口腔環境・機能のアセス
メントと改善・向上プログラムの構築
文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(B)
眞木 吉信
イオン歯ブラシ
(ランパル)
の唾液分泌促進効果
フクバデンタル株式会社委託研究費
5. 研究活動の特記すべき事項
シンポジウム
シンポジスト
年月日
講演演題
学会・研究会名
開催地
眞木 吉信
2012. 5.26
デンタルプラークをコントロールす
るフッ化物応用
第61回日本口腔衛生学会・総会
横須賀市
眞木 吉信
2012. 6.22
【国際シンポジウム】
アジアの老年
歯科事情を探る
日本老年歯科医学会第23回学術大
会
つくば市
眞木 吉信
2012. 7.21
12th AAAD/23rd JAEDアジア歯科
審美学会・第23回日本歯科審美学会
学術大会
札幌市
Attitude Survey on “Beauty
of Healthy Mouth” of Dental
Clinic Visitors Second Report:
Characteristics by Sex and
Age Group
平田創一郎
2012. 6.16
多施設研究の意義について
日本顎顔面補綴学会第29回学術大
会・第17回教育研修会
名古屋市
平田創一郎
2012.11.10
法制化された歯科医師臨床研修
制度の評価と今後の展望(シンポ
ジウム)
第22回日本歯科医学学会総会
大阪市
酒寄 孝治
2012. 5.26
自立高齢者および要支援・要介護
高齢者の口臭と口腔内状況
第61回日本口腔衛生学会・総会
横須賀市
酒寄 孝治
2012. 6.22
介護予防事業に参加した高齢者の
口腔機能の経年的評価
日本老年歯科医学会第23回学術大
会
つくば市
学会招待講演・特別講演・教育講演
講演者
年月日
演題
学会・研究会名
開催地
石井 拓男
2012.10.21
歯科衛生士の歯科医療行為
ヘルスケアミーティング2012
東京都
千代田区
石井 拓男
2012.10.21
歯科医療と社会歯科学
第294回東京歯科大学学会
東京都
千代田区
石井 拓男
2012.11.11
歯科衛生士これまでの50年、
これ
からの50年(歯科衛生士セッショ
ン)
第22回日本歯科医学学会総会
大阪市
眞木 吉信
2012.11.9
フッ化物局所応用の手法と診断基
準(テーブルクリニック)
第22回日本歯科医学学会総会
大阪市
眞木 吉信
2012.11.10
フロリデーションの科学
第22回日本歯科医学学会総会
大阪市
眞木 吉信
2012.11.10
フッ化物応用の科学的アプローチ
第22回日本歯科医学学会総会
大阪市
学術学会に相当しない団体が開催するセミナー・研究会・カンファレンス等における発表・講演
講演者
年月日
演題
会合の名称
開催地
石井 拓男
2012. 8. 2
歯科衛生士の業務範囲-診療補
助の解釈を中心に-
埼玉県歯科医師会「平成24年度在宅
歯科医療スキルアップ研修会」
さいたま市
石井 拓男
2012. 9.28
被災地からみた在宅医療推進への
路
公益財団法人在宅医療助成勇美記念
財団第4回在宅医療推進のための会
東京都
千代田区
石井 拓男
2012. 9.29
歯科衛生士の誕生と看護業務
第4回関東東北地区看護歴史研究会・
第1回招聘講演
東京都
渋谷区
石井 拓男
2012.11.18
介護保険制度について
埼玉県歯科医師会平成24年度「歯の
健康力推進歯科医師等養成講習会」
さいたま市
石井 拓男
2012.11.23
在宅歯科医療の推進1.日本にお
ける超高齢化社会の現状と課題
2.在宅歯科医療の現状と課題
3.在宅療養者に関する制度と理解
4.医療保健・介護保険制度におけ
る歯科の理解
日本歯科衛生士会平成24年度認定歯
科衛生士セミナー
東京都
千代田区
石井 拓男
2012.12. 5
地域におけるこれからの歯科医療
の在り方
茨城県歯科医師会創立100周年記念
講演会
水戸市
石井 拓男
2013. 1.17
口腔機能と全身的な健康状態と
の関係について平成8年~20年
の厚生科学研究から
東京大学高齢社会総合研究機構
(HIP口腔ワーキング部会)
東京都
文京区
眞木 吉信
2012. 4.21
学齢期におけるフッ化物の応用
平成24年度岩手県学校保健会学校歯
科医部会兼学校歯科医研修会
盛岡市
眞木 吉信
2012. 6. 2
フッ素配合歯磨剤が普及した今
だからこそ、歯科医院でしか伝え
られないフッ素の話
第22回エルバ「眞木吉信教授フッ素
セミナー」
東京都
中央区
眞木 吉信
2012. 6.17
カリエスリスク検査 評価に基づく
予防プログラムの構築
ライオン歯科衛生研究所
「カリエスリスクコントロールセミナー」
大阪市
眞木 吉信
2012. 7. 1
リスクに基づくフッ化物の臨床応用
ライオン歯科衛生研究所
「カリエスリスクコントロールセミナー」
大阪市
眞木 吉信
2012. 7.23
保健・医療・福祉論
平成24年度全国歯科衛生士教育協
議会・歯科衛生士専任教員講習会Ⅰ
名古屋市
眞木 吉信
2012. 7.28
フッ化物応用の新しい考え方
平野区歯科医師会「健診スキルアップ
講習会」
大阪市
眞木 吉信
2012. 7.29
リスクに基づく予防処置
ライオン歯科衛生研究所
「カリエスリスクコントロールセミナー」
大阪市
眞木 吉信
2012. 8. 4
歯科衛生教育コア・カリキュラムの
意義と活用法 1.歯科衛生学教育
コア・カリキュラム作成の背景 2.歯
科衛生学教育コア・カリキュラム
の基本理念 3.臨地実習について
4.歯科衛生学教育コア・カリキュラ
ムの表示方法 5.歯科衛生学教育
コア・カリキュラムの活用法
中国地区歯科医師連合会・中国地区
歯科衛生士養成所連絡協議会
「平成24年度中国地区歯科衛生士養
成機関連絡協議会・特別講演」
山口市
眞木 吉信
2012. 8.21
口腔衛生学「ライフステージごとの
フッ化物応用の実践」
平成24年度歯科衛生士専任教員講習
会Ⅲ
東京都
千代田区
眞木 吉信
2012. 8.25
コア・カリキュラムの意義と活用
平成24年度歯科衛生士専任教員講習
会Ⅵ
東京都
千代田区
眞木 吉信
2012. 8.26
カリエスリスク検査 評価に基づく
予防プログラムの構築
ライオン歯科衛生研究所目黒駅前診
療所 「カリエス・リスクコントロールセミ
ナー」
東京都
品川区
眞木 吉信
2012. 8.27
歯科衛生士国家試験出題基準改
定について
平成24年度四国地区歯科衛生士教
育協議会
高知市
眞木 吉信
2012. 8.30
リスクに基づくフッ化物の臨床応
ライオン歯科衛生研究所目黒駅前診
療所 「カリエス・リスクコントロールセミ
ナー」
東京都
品川区
眞木 吉信
2012. 9. 2
リスクに基づく予防処置
ライオン歯科衛生研究所目黒駅前診
療所 「カリエス・リスクコントロールセミ
ナー」
東京都
品川区
眞木 吉信
2012. 9. 9
フッ素配合歯磨剤が普及した今
だからこそ、歯科医院でしか伝え
られないフッ素の話
第23回エルバ「眞木吉信教授フッ素
セミナー」
東京都
中央区
眞木 吉信
2012. 9.15
母子健康手帳のフッ化物応用に
関する質問項目(1歳6か月と3
歳)に従った科学的な保健指導
日本小児歯科学会専門医・認定医「サ
マーセミナー」
三浦郡
葉山町
眞木 吉信
2012.12. 1
コア・カリキュラムの意義と活用
平成24年度歯科衛生士専任教員講
習会Ⅵ
名古屋市
眞木 吉信
2012.12.16
フッ素配合歯磨剤が普及した今だ
からこそ、歯科医院でしか伝えられ
ないフッ素の話
第24回エルバ「眞木吉信教授フッ素セ
ミナー」
東京都
中央区
眞木 吉信
2013. 2.15
フッ化物応用の最新知識
東京都中野区歯科医師会・東京歯
科大学地域支部連合会共催学術講
演会
東京都
中野区
眞木 吉信
2013. 2.18
妊婦・小児の健診ポイントとフッ化
物応用指針
東京都文京区歯科医師会「公衆衛生
事業合同研修会・フッ素とは?」
東京都
文京区
眞木 吉信
2013. 2.24
カリエスリスク検査 評価に基づく
予防プログラムの構築
ライオン歯科衛生研究所目黒駅前診
療所 「カリエス・リスクコントロールセミ
ナー」
東京都
品川区
眞木 吉信
2013. 2.27
学齢期におけるフッ化物応用のう
蝕予防効果と安全性
江戸川区学区歯科医会講習会
東京都
江戸川区
眞木 吉信
2013. 2.28
リスクに基づくフッ化物の臨床応
ライオン歯科衛生研究所目黒駅前診
療所 「カリエス・リスクコントロールセミ
ナー」
東京都
品川区
眞木 吉信
2013. 3. 3
リスクに基づく予防処置
ライオン歯科衛生研究所目黒駅前診
療所 「カリエス・リスクコントロールセミ
ナー」
東京都
品川区
6. 教育に関する業績、活動
医学教育・歯学教育に関連する講演
講演者
年月日
演題
学会・研究会名
開催地
眞木 吉信
2012. 5.22
歯学・医学研究の倫理指針につい
て
東京歯科大学「医学研究に関する倫
理」講習会
千葉市
平田創一郎
2012. 5.23
利益相反の管理に関する指針につ
いて
東京歯科大学「医学研究に関する倫
理」講習会
千葉市
教育ワークショップ・FD 研修
氏名
年月日
ワークショップ名
役割
開催地
平田創一郎
2012. 4. 7- 8
臨床実習中の効果的なカリキュラム作成・実施の
為のワークショップ
タスクフォース
東京都
千代田区
平田創一郎
2012. 8.27-30
日本歯科医師会「平成24年度歯科医師臨床研修
指導歯科医講習会」
開催・実行委員
習志野市
平田創一郎
2012. 8.30
水道橋移転に伴うコミュニケーション学の検討
副委員長
東京都
千代田区
平田創一郎
2012. 9.29-30
東京歯科大学「平成24年度歯科医師臨床研修指
導歯科医講習会」
タスクフォース
東京都
千代田区
石井 拓男
2012.10.13-14
日本歯科医師会「平成24年度歯科医師臨床研修
指導歯科医講習会」
講習会企画責任者
東京都
千代田区
平田創一郎
2012.10.13-14
日本歯科医師会「平成24年度歯科医師臨床研修
指導歯科医講習会」
講習会世話人
東京都
千代田区
平田創一郎
2012.12. 2
−非常勤講師と専任教員が協同して実施する−
効果的な有床義歯補綴学教育のためのワーク
ショップ
タスクフォース
東京都
千代田区
共用試験
氏名
年月日
種別
役割
開催地
石井 拓男
2012. 2.17
平成23年度東京歯科大学 第4学年CBT
問題選定委員
東京都
千代田区
平田創一郎
2012. 2.17
平成23年度東京歯科大学 第4学年CBT
問題選定委員
東京都
千代田区
平田創一郎
2012. 2.26
平成23年度東京歯科大学 第4学年OSCE
評価者
千葉市
他の大学・研究機関等における学生・大学院生を対象とする講義・実習
担当者名
年月日
テーマ・演題
大学・機関
所在地
眞木 吉信
2012. 6.21
歯科管理学
東北大学歯学部
仙台市
眞木 吉信
2012. 6.25
医事法制
東北大学歯学部
仙台市
眞木 吉信
2012.11.14
- 2013. 2. 6
衛生学・公衆衛生学
静岡県立大学短期大学部
静岡市
平田創一郎
2012. 6. 7
社会保障制度・医療保険
大阪大学歯学部第17回教育研修会
吹田市
7.社会的貢献・社会に対する活動
医学の啓蒙を目的とする講演会(市民を対象とするもの)
講演者
年月日
演題
講演会名
開催地
眞木 吉信
2012. 8. 8
フッ化物洗口事業に関する講演
鴨川市健康推進課
「フッ化物洗口事業研修会」
鴨川市
眞木 吉信
2012.10.24
歯みがき講習会
おとなのフッ素Ⅰ
指定障害者支援施設こころの風元気村
千葉市
眞木 吉信
2012.11. 8
おとなのフッ素Ⅱ
千葉県8020運動推進事業「フッ化物洗
口普及事業・フッ化物洗口研修会」
市川市
眞木 吉信
2012.11.19
「よくかむことは愛なのだ」-科学
的な歯・口の健康推進-予防歯科
に関する内容
山形県河北谷地小学校PTA講演会
「生きる力を育む歯・口の健康つくり」
西村山郡
河北町
眞木 吉信
2012.12. 6
よくかむこととフッ素の効用
千葉県歯科衛生士会・茂原市身障者
福祉作業所あゆみの家
「歯みがき講習会・歯科検診、講演会」
茂原市
眞木 吉信
2013. 2.22
フッ化物洗口のむし歯予防効果と
安全性
鎌ヶ谷市母子保健課・学校歯科医の保
護者説明会
鎌ヶ谷市
総説
1
24011014 総説
Ishii T, Maki Y, Hirata H.
Developing role of dental hygienists in Japan.
Japanese Dental Science Review, 48(2), 135-140, 2012.
東京歯科大学社会歯科学
原著/原著論文
4
24011010 原著/原著論文
大川由一1)2)、武井典子3)、酒寄孝治2)、平田創一郎2)、眞木吉信2)、石井孝典3)、石井拓男2)
咀嚼方法の違いが血液生化学検査値に及ぼす影響 −第2報 満腹感に基づく「多咀嚼」と「通常咀嚼」との比較−
日本歯科医療管理学会雑誌, 47(1), 57-61, 2012.
1) 千葉県立医療大学健康科学部歯学衛生学科、2) 東京歯科大学社会歯科学、3) ライオン歯科衛生研究所
医中誌 ID : 2012295320
24011033 原著/原著論文
平田創一郎1)、酒寄孝治1)、眞木吉信1)、恒石美登里2)、浅野紀元3)、山崎一男3)、高野直久3)、細野純3)、小松崎理香4)、石井
拓男1)
東京都内における歯科訪問診療に関する研究−2006年と2011年の比較−
老年歯科医学, 27(3), 276-284, 2012.
1) 東京歯科大学社会歯科学、2) 日本歯科総合研究機構、3) 東京都歯科医師会、4) 東京都福祉保健局
24011039 原著/原著論文
Sakayori T, Maki Y, Hirata S, Okada M, Ishii T.
Evaluation of a Japanese "Prevention of Long-term Care" project for the improvement in oral function in the highrisk elderly.
Geriatrics Gerontology Int., 13(2), 451-457, 2013.
東京歯科大学社会歯科学
DOI : 10.1111/j.1447-0594.2012.00930.x
24504003 原著/原著論文
Yamamoto H1) , Murakami S2), Hirata S3), Sugihara N4), Mochizuki R5), Takahasi T6), Kawada E1)
Establishment and current status of patient community at Tokyo Dental College
Bull Tokyo Dent Coll, 53(3), 147-153, 2012.
1) 東京歯科大学歯科医学教育開発センター、2) 東京歯科大学臨床検査病理学、3) 東京歯科大学社会歯科学、4) 東京歯科大学衛生学、5) 東京歯科大学物理学、6) 東京歯科
大学千葉病院総合診療科
PubMed ID : 23124305
解説
4
24011018 解説
眞木吉信
新しい母子健康手帳に基づくフッ化物応用の勧め方 −「フッ化物配合歯磨剤」を中心に−
歯界展望, 120(4), 730-734, 2012.
東京歯科大学社会歯科学
24011020 解説
眞木吉信
フッ化物をめぐる誤解をどう解く? 序論:繰り返される不毛なフッ素論争 日本弁護士連合会の「集団フッ素洗口・塗布の中止
を求める意見書」への対応
歯界展望, 119(4), 718-719, 2012.
東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2012194327
1
24011032 解説
石井拓男
コデンタル教育
日本歯科医学教育学会雑誌別冊 歯科医学教育白書, 153-158, 2012.
東京歯科大学社会歯科学
24011034 解説
眞木吉信
専門基礎分野「歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み」 歯と口の病気に対する科学的予防の基礎を学ぶ
歯科衛生士になるためのオリエンテーション2013, 8, 2013.
東京歯科大学社会歯科学
単行図書(分担)
2
24011035 単行図書(分担)
平田創一郎
SECTION 2 医療管理 1. POSに基づいた診療録、2. 医療保険制度、3. 医療安全・感染予防、4. 医療廃棄物の取り扱い
歯科臨床イヤーノート2014, 46-65, 2013.
クインテッセンス出版株式会社 東京都文京区
東京歯科大学社会歯科学
24011036 単行図書(分担)
平田創一郎
医事紛争を起こさないために
医事紛争を起こさないために, 8-88, 2013.
日本歯科医師会歯科医療安全対策委員会 東京都千代田区
東京歯科大学社会歯科学
学会発表・口演
3
24011009 学会発表・口演
恒石美登里1)、山本龍生2)、酒寄孝治3)、平田創一郎3)、眞木吉信3)、平田幸夫2)、石井拓男3)
平成12年∼平成22年における都道府県別外来歯科医療費の類型化
日本歯科医療管理学会雑誌, 47(1), 29, 2012.
第53回日本歯科医療管理学会総会・学術大会 那覇市
1) 日本歯科医師会日本歯科総合研究機構、2) 神奈川歯科大学社会歯科学講座歯科医療社会学分野、3) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2012295276
24011037 学会発表・口演
本多真由美1)、兼田陽介1)、五十嵐博恵1)、平田創一郎2)、藤井一維3)、越智守生4)
歯科診療所での口腔外科手術におけるタイムアウト実施に対する患者への意識調査
医療の質・安全学会誌, 7(Suppl), 197, 2012.
第7回医療の質・安全学会学術集会 さいたま市
1) Uクリニック五十嵐歯科、2) 東京歯科大学社会歯科学、3) 日本歯科大学新潟病院歯科麻酔・全身管理科、4) 北海道医療大学歯学部クラウンブリッジインプラント補綴学
医中誌 ID : 2013042318
24101003 学会発表・口演
堀内章1)、淺井知宏1)、額賀智之1)、石原和幸2)、石井拓男3)
Parvimonas micraと歯周病原菌の共培養時におけるバイオフィルム形成能
歯科学報, 112(4), 537, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 東京歯科大学微生物学、3) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2013124489
2
学会発表・示説
20
24011004 学会発表・示説
武井典子1)、酒寄孝治2)、石井孝典1)、高田康二1)、石井拓男2)
学齢期における『食べ方』支援 第3報 咀嚼習慣の改善方法の検討
口腔衛生学会誌, 62(2), 187, 2012.
第61回日本口腔衛生学会・総会 横須賀市
1) ライオン歯科衛生研究所、2) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2012265086
24011005 学会発表・示説
酒寄孝治、眞木吉信、平田創一郎、岡田眞人、石井拓男
自立高齢者および要支援・要介護高齢者の口臭と口腔内状況
口腔衛生学会誌, 62(2), 221, 2012.
第61回日本口腔衛生学会・総会 横須賀市
東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2012265150
24011012 学会発表・示説
酒寄孝治1)、眞木吉信1)、石田瞭2)、大久保真衣2)、平田創一郎1)、岡田眞人1)
介護予防事業に参加した高齢者の口腔機能の経年的評価
日本老年歯科医学会第23回学術大会プログラム・抄録集, 127, 2012.
日本老年歯科医学会第23回学術大会 つくば市
1) 東京歯科大学社会歯科学、2) 東京歯科大学千葉病院摂食・嚥下リハビリテーション・地域歯科診療支援科
24011022 学会発表・示説
黒川亜紀子1)、河村有美子1)、山崎洋治1)、山田清1)、眞木吉信2)
母子保健期におけるCOを考慮したう蝕増加の要因分析
口腔衛生学会雑誌, 62(2), 180, 2012.
第61回日本口腔衛生学会・総会 横須賀市
1) ライオン歯科衛生研究所、2) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2012265071
24011023 学会発表・示説
大江未久1)、白石奈々子1)、二川祐子1)、佐々木江美1)、萩原雅明1)、武田香1)、石井孝典1)、眞木吉信2)
都内歯科診療所における3歳児のう蝕有病状況の推移
口腔衛生学会誌, 62(2), 181, 2012.
第61回日本口腔衛生学会・総会 横須賀市
1) ライオン歯科衛生研究所、2) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2012265074
24011024 学会発表・示説
恒石美登里1)、山本龍生2)、平田創一郎3)、眞木吉信3)、平田幸夫2)、石井拓男1)3)
口腔(歯科)保健センター等の業務内容の実態
口腔衛生学会誌, 62(2), 202, 2012.
第61回日本口腔衛生学会・総会 横須賀市
1) 日本歯科総合研究機構、2) 神奈川歯科大学社会歯科学講座歯科医療社会学分野、3) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2012265115
3
24011025 学会発表・示説
大川由一1)、平田創一郎2)、平田幸夫3)、那須郁夫4)、石井拓男2)
診療従事歯科医師の地理的分布の推移 1980-2010年
第71回日本公衆衛生学会総会抄録集, 499, 2012.
基盤研究(C)
第71回日本公衆衛生学会総会 山口市
1) 千葉県立保健医療大学健康科学部歯科衛生士学科、2) 東京歯科大学社会歯科学、3) 神奈川歯科大学社会歯科学講座歯科医療社会学分野、4) 日本大学松戸歯学部地域保健
学
医中誌 ID : 2013113681 研究課題番号: 23593095
24011026 学会発表・示説
平田創一郎1)、大川由一2)、杉戸博紀3)、酒寄孝治1)、眞木吉信1)、俣木志朗4)、石井拓男1)
歯科医師臨床研修の必修化は歯科医師の地域偏在を拡大するか
第71回日本公衆衛生学会総会抄録集, 499, 2012.
第71回日本公衆衛生学会総会 山口市
1) 東京歯科大学社会歯科学、2) 千葉県立保健医療大学健康科学部歯科衛生士学科、3) 東京歯科大学口腔健康臨床科学、4) 東京医科歯科大学大学院歯学総合研究科
医中誌 ID : 2013113682
24011040 学会発表・示説
Takeda K1), Takei N1), Ishii T1), Takada K1), Maki Y2), Fukushima M3), Iwaku M4).
Attitude survey on "Beauty of healthy mouth" of dental clinic visitors second report: Characteristics by sex and age
group.
12th AAAD/23rd JAED, Program&Abstracts, 102, 2012.
12th AAAD/23rd JAED 札幌市
1) ライオン歯科衛生研究所、2) 東京歯科大学社会歯科学、3) 新潟大学歯学部、4) 日本大学歯学部
24101002 学会発表・示説
加藤広之1)、末原正崇1)、村田未玲1)、三條真由美1)、太田幹夫2)、勢島典2)、亀山敦史3)、春山亜貴子3)、齋藤淳2)、石井拓男
4)
保存科臨床実習の新たな教育プログラム「臨床実地問題作成演習」について、118期生実施後アンケート結果から
歯科学報, 112(2), 171, 2012.
第293回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 東京歯科大学歯周病学、3) 東京歯科大学千葉病院総合診療科、4) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2012281973
24101011 学会発表・示説
加藤広之1)、末原正崇1)、藤井理絵1)、齋藤健介1)、山田雅司1)、間奈津子1)、淺井知宏1)、手銭親良1)、淺野紗央里1)、三條真
由美1)、村田未玲1)、森永一喜1)、石井拓男2)
東京歯科大学千葉病院保存科における平成24年上半期・歯内療法処置依頼の紹介症例に関する臨床的検討
歯科学報, 112(4), 552, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 千葉市
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2013124519
24101012 学会発表・示説
吉澤佑世、月野和隆、山田雅司、末原正崇、間奈津子、森永一喜、石井拓男
根管形成用ファイル試験機を用いたGT Series X Rotary Fileの評価
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 630, 2012.
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2013031077
4
24101013 学会発表・示説
間奈津子、手銭親良、吉澤佑世、月野和隆、森永一喜、石井拓男
CAD/CAMを用いたラミネートベニア法の検討
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 641, 2012.
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
1) 東京歯科大学歯科保存学、2) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2013031141
24107018 学会発表・示説
大神浩一郎1)、古池崇志1)、上田貴之1)、 柳澤光一郎2)、古賀寛3)、眞木吉信4)、櫻井薫1)
象牙質知覚過敏症治療剤による根面う蝕の予防システム構築 根面へのフッ化物イオン取り込み量の変化
老年歯科医学, 27(2), 209-210, 2012.
日本老年歯科医学会第23回学術大会 つくば市
1) 東京歯科大学有床義歯補綴学、2) 新前橋歯科医院、3) 東京歯科大学衛生学、4) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2013124720
24108009 学会発表・示説
大平真理子1)、石田瞭2)、眞木吉信3)、大久保真衣2)、杉山哲也2)、酒寄孝治3)、新谷明昌1)、佐藤亨1)
摂食機能訓練を実施した要介護高齢者に対するMASAを用いた摂食・嚥下機能評価の検討
老年歯科医学, 27(2), 196-197, 2012.
第23回日本老年歯科医学会学術大会 つくば市
1) 東京歯科大学クラウンブリッジ補綴学、2) 東京歯科大学千葉病院摂食・嚥下リハビリテーション・地域歯科診療支援科、3) 東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2013124701
24108014 学会発表・示説
大平真理子1)、石田瞭2)、眞木吉信3)、大久保真衣2)、杉山哲也2)、酒寄孝治3)、田代宗嗣3)、原睦喜4)、佐藤亨1)、前田広士
5)、藤島一郎6)
要支援・要介護高齢者におけるMASAの評価者信頼性の検討
第17回・18回共催日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会抄録集, 491, 2012.
第17回・18回共催日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会 札幌市
1) 東京歯科大学クラウンブリッジ補綴学、2) 東京歯科大学千葉病院摂食・嚥下リハビリテーション・地域歯科診療支援科、3) 東京歯科大学社会歯科学、4) 東京歯科大学解
剖学、5) 聖隷三方原病院、6) 浜松市リハビリテーション病院
24108019 学会発表・示説
Ohira M1), Ishida R1), Maki Y3), Sugiyama T2), Sakayori T3), Sato T1), Maeda H4), Fujishima I5).
Evaluation of swallowing ability using mann assessment of swallowing ability(MASA) of dependent elderly in Japan.
The Dysphagia Research Society 21st Annual Meeting, Program & Abstracts, 59, 2013.
The Dysphagia Research Society 21st Annual Meeting Seattle, USA
1) 東京歯科大学クラウンブリッジ補綴学、2) 東京歯科大学千葉病院摂食・嚥下リハビリテーション・地域歯科診療支援科、3) 東京歯科大学社会歯科学、4) 聖隷三方原病
院、5) 浜松市リハビリテーション病院
24109038 学会発表・示説
茂木悦子1)、野村真弓1)、宮崎晴代2)、金子綾1)、坂本輝雄1)、末石研二、眞木吉信3)、大久保剛4)
咬合の安定している高齢多数歯保有者の唾液の症状
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 255, 2012.
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
1) 東京歯科大学歯科矯正学、2) 東京歯科大学口腔健康臨床科学・歯科矯正、3) 東京歯科大学社会歯科学、4) 東京歯科大学千葉病院内科
5
24114019 学会発表・示説
高橋俊之1)、平田創一郎2)、岡田眞人2)、石井拓男2)、保坂誠3)、和光衛4)、三穂乙暁5)、今井裕樹6)、松坂賢一7)、村上聡7)、
山内智博8)、矢島安朝9)、坂本輝雄10)、高橋賢11)、山本仁12)、河田英司12)、松久保隆13)
東京歯科大学における6年一貫したコミュニケーション教育
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 680, 2012.
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
1) 東京歯科大学千葉病院総合診療科、2) 東京歯科大学社会歯科学、3) 千葉県立衛生短期大学、4) 東京歯科大学歯科放射線学、5) 東京歯科大学クラウンブリッジ補綴学、6)
東京歯科大学小児歯科学、7) 東京歯科大学臨床検査病理学、8) 東京歯科大学口腔外科学、9) 東京歯科大学口腔インプラント学、10) 東京歯科大学歯科矯正学、11) 東京歯
科大学歯科保存学、12) 東京歯科大学歯科医学教育開発センター、13) 東京歯科大学衛生学、
医中誌 ID : 2013031375
24504002 学会発表・示説
山本仁1)、村上聡2)、平田創一郎3)、杉原直樹4)、高橋俊之5)、望月隆二6)、河田英司1)、井出吉信7)
東京歯科大学における市民参加型教育団体Patient Communityとその授業参加について
第31回日本歯科医学教育学会総会および学術大会プログラム・抄録集, 116, 2012.
第31回日本歯科医学教育学会総会および学術大会 岡山市
1) 東京歯科大学歯科医学教育開発センター、2) 東京歯科大学臨床検査病理学、3) 東京歯科大学社会歯科学、4) 東京歯科大学衛生学、5) 東京歯科大学千葉病院総合診療科、
6) 東京歯科大学物理学、7) 東京歯科大学解剖学
学会発表・シンポジウム
5
24011017 学会発表・シンポジウム
石井拓男
わが国の障害者歯科医療におけるノーマライゼーション
茨城県歯科医学学会誌, 20, 109-110, 2012.
第20回茨城県歯科医学会 水戸市
東京歯科大学社会歯科学
24011028 学会発表・シンポジウム
平田創一郎
新しい時代の歯科医師養成のための生涯教育を考える 法制化された歯科医師臨床研修制度の評価と今後の展望
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 574, 2012.
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2013030860
24011029 学会発表・シンポジウム
眞木吉信1)、荒川浩久2)、小林清吾3)、磯崎篤則4)、飯島洋一5)、田浦勝彦6)、相田潤7)、井下英二8)
フッ化物局所応用の手法と診断技術
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 596, 2012.
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
1) 東京歯科大学社会歯科学、2) 神奈川歯科大学社会医歯学系健康科学、3) 前日本大学松戸歯学部社会歯科学系公衆予防歯科学、4) 朝日大学歯学部口腔感染医療学、5) 長崎
大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻社会医療学、6) 前東北大学大学院歯学研究科口腔保健発育学、7) 東北大学大学院歯学研究科口腔保健発育学、8) 滋賀県甲賀健
康福祉事務所
医中誌 ID : 2013030918
24011030 学会発表・シンポジウム
石井拓男
歯科衛生士これまでの50年、これからの50年
日本歯科医師会雑誌, 65(5), 63, 2012.
第22回日本歯科医学会総会 大阪市
東京歯科大学社会歯科学
6
24011031 学会発表・シンポジウム
眞木吉信
歯科衛生学の体系化を目指して −コア・カリキュラムを考える−
日本歯科衛生教育学会雑誌, 3(1), 41, 2012.
第3回日本歯科衛生教育学会 名古屋市
東京歯科大学社会歯科学
学会発表・特別講演
1
24011019 学会発表・特別講演
石井拓男
歯科医療と社会歯科学
歯科学報, 112(4), 535, 2012.
第294回東京歯科大学学会(総会) 東京都千代田区
東京歯科大学社会歯科学
学会発表・教育講演
1
24011007 学会発表・教育講演
平田創一郎
多施設に学ぶ −診療ガイドラインの視点
顎顔面補綴, 35(2), 108-109, 2012.
第29回日本顎顔面補綴学会学術大会 名古屋市
東京歯科大学社会歯科学
医中誌 ID : 2013163249
調査報告
2
24011002 調査報告
眞木吉信
千葉県鴨川市の高校3年生におけるフッ化物洗口事業のう蝕予防効果に関する評価
歯科疾患予防のための日本人のフッ化物摂取基準とフッ化物応用プログラム, 53-67, 2012.
東京歯科大学社会歯科学
研究課題番号: H21-循環器等(歯)ー一般001
24011003 調査報告
眞木吉信
新宿区の小中学生におけるフッ化物の応用とう蝕有病状況
歯科疾患予防のための日本人のフッ化物摂取基準とフッ化物応用プログラム, 69-82, 2012.
東京歯科大学社会歯科学
研究課題番号: H21-循環器等(歯)ー一般001
その他
3
24011008 その他
石井拓男
歯科衛生士の資質の向上へのあゆみ
歯科衛生士のあゆみ−日本歯科衛生士会60年史, 12-13, 2012.
東京歯科大学社会歯科学
24011013 その他
石井拓男
歯科衛生士法の一部改正が意味するもの
新聞QUINT, (200), 1, 2012.
東京歯科大学社会歯科学
7
24011027 その他
石井拓男
夏ゼミ30年と行政の歯科医師・歯科衛生士
新聞QUINT, (204), 10, 2012.
東京歯科大学社会歯科学
8
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