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季節を教える 今年の干支は辰です 坊主めくりゲーム

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季節を教える 今年の干支は辰です 坊主めくりゲーム
発行元:和歌山県立きのかわ支援学校(橋本市高野口町向島101-3)
発行日:平成24年2月24日(金)
季節を教える
今年の干支は辰です
2月となり、雪が積もる日がありました。やはり、気になるのは
スクールバスの運行です。中でも、橋本方面バスは紀見峠やさつき
台付近で雪が残り、アイスバーンとなり、路線を変更して運行する
日もありました。
でも、子どもたちは違います。久しぶりの雪に大喜び、先生と一
緒に雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、そして、この後はお決
まりの授業、写真のかわいい雪だるまの作品をご覧ください。これ
らの作品は小学部図画工作科で取り組まれた作品です。子どもたち
が雪遊びをして楽しかった「思い」があふれているように感じます。
ご承知のとおり、辰(たつ、しん)は十二支のひとつであり通常
十二支の中で第5番目に数えられる干支です。では、何故「辰」が
「龍(竜)」なのか、その語源はわかりません。
予想ですが、生徒に「龍(竜)」を知っていますかと尋ねると、
たぶん、漫画「ドラゴンボール」に登場するシェンロンやポケット
モンスターに登場するレックウザに代表されるドラゴンタイプのポ
ケモン、テレビ「日本昔話」のオープンニングに登場する龍をイメ
ージするのではないかと思います。
さて、「今年は辰年である」ことをテーマに授業を行ったのは中
学部2年生です。ステンシル画という技法で、型紙を用いて好きな
色のクレヨンで枠内を塗ると、写真のようにマイ、ドラゴンが完成
するのです。
年が変わる時、あるいは年賀状を作成する時に意識する干支、中
学部2年生は今回の授業を通して、今年の干支は「辰」であり、5
番目で「辰」イコール、「龍(竜)ドラゴン」であることを確実に
インプットしたと思います。
【小1年生】
【小・肢体学級】 【小2年生】
【小2年生】
特別支援学校では古くから、季節に関わる内容を季節単元として
取り扱い、季節の移り変わりを子どもたちと一緒に共感しながら、
季節の折々の営みをを作品に表わしたり、1月の餅つき会等、季節
の行事を学校でも行ったりしています。
例えば、節分は季節の始まりの日、また、季節を(立春・立夏・
立秋・立冬)分ける日でもあります。昔から、節分の季節の変わり
目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うため
に豆まきを行います。学校でも、節分の意味を子どもたちに伝える
と共に、図画工作科
の時間に鬼の版画を
作ったり、鬼を追い
払うための立体的な
鬼を作り、豆まきを
したりします。また
調理実習で恵方巻き
を作って食べる学級
もありました。
【小1年生】
【小2年生】
このように、春は校門前や九度山
河岸の桜、夏は紀の川での川遊び、
秋は山々の紅葉、中庭の舞い落ちる
イチョウの葉、冬は雪景色など、移
り変わる季節、時々の行事を経験す
ることにより、子どもたちは五感で
感じながら、季節を学びます。学ぶ
内容には教科的な内容もあります。
【小1年生】 【小5年生】
また、道徳や特別活動の内容も含ま
れています。専門的にいうと、これらの
季節単元の学習は教科と領域(道徳、特
活)を合わせた指導とも言えます。
最後にもうすぐ、雛祭りです。寄付し
ていただいた「お雛様」を玄関フロアー
に飾りました。小学部の子どもたちが作
る「お雛様」をテーマにしたいろいろな
作品に出会うことが今から楽しみです。
坊主めくりゲームに夢中
3学期が始まり、高等部の授業参観を行うと、小倉百人一首のカ
ードを使って「坊主めくりゲーム」をしている学習グループがあり
ました。ルールは簡単です。山から一人ずつ順番にカードを引く。
殿様が出たら空き地にそのカードを置く(手札にはなりません)、
お姫様が出たら空き地に溜まったカードが手札になる。坊主が出た
ら空き地に手札をすべて捨てるの4つです。
2年生課題別学習グループ3班の生徒達はそのルールをしっかり
把握し、カードをめくる度に一喜一憂していました。
栄養士先生、出番です。
食育の大切さを言われる昨
今、今回は本校の主査栄養士
の先生が高等部2年生を対象
に取り組んだ食育授業を紹介
します。
授業の構成は1回目(1月
24日)は「人の身体をつく
る栄養について知る」、2回目
(1月31日)は「栄養バラ
ンスを考えた献立を考える」、
3回目(2月7日)「その献立
をもとに調理実習を行う」3回シリーズの取組です。1年後に卒業
する生徒達、将来を見すえて食の大切さを学ぶ機会となりました。
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