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感想カード これからについて 意見交換 明智地域 景観

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感想カード これからについて 意見交換 明智地域 景観
第3回
・日時:2009 年 12 月 06 日 ( 日 )
13:30∼16:50
・場所:明智振興事務所
・参加人数:18 人
今回の成果
01 明智のまちの将来ヴィジョン
住民の皆さんに撮ってきていただいた風景や、これま
での2回のワークショップから出てきた要素をもとに
して、明智の地域イメージとはどのような“感じ”か
を確認しました。
あいさつ
このニューズレターでは恵那市内各地で開催している「景観まちづくりワークショップ」の様子をお伝えしま
す。これは恵那市と4大学 ( 岐阜大、京都大、日本大学、早稲田大学 ) が主催する景観計画策定のためのワー
クショップです。
景観まちづくりワークショップとは?
「景観まちづくりワークショップ」は、地域ごとの将来像や
景観を構成する要素のデザインの基調、実現の方策などを、
住民の方々と一緒に議論する場です。恵那市では平成 20 年
度より、「景観法」にもとづく景観計画の検討を進めていま
す。この計画は、単に見た目の印象を整えるための計画
その後、明智のまちづくりのヴィジョンはどんなとこ
ろにあるか、はたまた大正村との今後の付き合い方や
景観づくりの方向性にはどのようなものがあるのか、
班ごとに話し合いました。
最後に、話し合いの結果を発表しました。
ではなく、自然と歴史を踏まえた、今後の産業や暮らしの
あり方の指針となるものです。具体的には「山、農地、里、
まちのつながりを大切にし、そこでの人々の暮らしが見え
る風景」を基本的な考え方として、地域自治区制度を活用
して策定を進めていきます。
その後、学生も加わって班ごとに魅力的なプランを発表、
プランに対して投票も行いました!
01 みんなが撮った風景を確認しよう
投票の結果
住民の方々に事前に撮ってきていただいた
写真をカテゴリに分け、一覧にしました。
住民の方々が気になった明智の景観資源の
特徴が表現されています。今回は、この一
覧を使って、みんながどのようなところに
関心を持っているのかを確認しました。
1位:明智山荘周辺の整備 14 票
2位:明智川の改修 13 票
3位:オープンスペースの整備 9 票
意見交換
02 明智の地域イメージを確認しよう
・まちのコンセプトって何だろう?
・これからの景観づくりに必要なこと
( 下 ) 明智風景絵図
( 左 ) 前回までに抽出された景観資源
明智の地域イメージを
確 認 す る た め、前 回 ま
でに抽出された資源を
地図にプロットしたも
の、輪 郭 を 描 い た 絵 図
を用いました。
この2点を中心として、主に議論を重
ねることで、お互いが考えていること
を共有する機会となりました。
自主性を育て住民一人一人が主役となるまち
づくりをしていくというのは、地方分権等、
非常に重要になってくると思うが、大正時代
は発電所をつくったり、学校もつくってきた
という事実があるように、これからもインフ
ラは自分たちでつくっていこうじゃないか、
という気構えがあるのではないでしょうか。
生活文化が変わった。昭和 30 年頃までは、か
らすみをつくったりといった、季節ごとに行
事があった。それがだんだん面倒くさいので
やめてしまったが、それをもう一回「大事じゃ
ないか?」といって掘り起こすのはどうか。
私の息子とその友達に聞いたら、人口は今の
ままならちょうどいいという。増やすという
ことではないまちづくりをしたらどうか。ど
このまちも人口を増やしたいというが本当に
そこまで望んでいるのだろうか。まちのビジョ
ンを考える上では非常に大切な事だと思う。
「学生がみた明智」発表
学生からみた明智のまち
のファーストインプレッ
ションと今後の展望を発
表しました。
ッション
将来ヴィジョンを実現するために必要なことは何か、で
きることやりたいことを班ごとにまとめました。
その際に、難易度やその担い手についても考えながら、
誰でもできる小さなことからみんなの合意が必要な大き
なことまで、色々なレベルで検討しました。
明智の風景さがし ver.2!
今回のWSは、これまでに行った2回
のWSをもとに、これからのまちの将
来を考え、どのように行動するかにつ
いて議論することが目的です。
ディスカ
02 景観づくりアクションプラン
明智地域 景観まちづくりワークショプ 第3回の様子
第3回の主旨
グループ
将来ヴィジョン を考えよう
アクションプラン をつくろう
成果発表・投票
明智のまちづくりのヴィ
ジョンや景観づくりの方
向性を議論!
ヴィジョンを実現するた
めに必要なこと、できる
ことやりたいことを図に
まとめました。
成果発表の後、プランに
対して投票を行いまし
た。最後に毎度おなじみ
の意見交換も。
これからについて
地域別景観まちづくりWSは今回をもってひ
とまず終了します。3回の成果をもとに地域
別景観計画の案を作成し、再び地域の皆さん
に提示、議論する場を設けます。(2010 年2
月または3月 )。よろしくお願いします。
感想カード
地元の人と、外から見た人の感想と少し違いがあるかと思います。残
念なのは、地元の人たちに、地域の良さを見つけようとする心(素直
な心)がないのだと思います。こうしたWSに参加することによって、
あらためて発見があったり気付かされるのだと思います。住民に呼び
かけても、なかなか参加していただけません。住民の意識を変えたい
ものである。
大変有意義な議論が出来ました。実現することを望みます。ただしこ
の三回だけで終わらず今後もある意味で長い期間の論争を望みます。
今回初めて参加して、学生さん達の話を聞いてとても良かったと思い
ます。今後町づくりを考える時もっと若い人(これからこの町を支え
ていく世代、小学生、中学生、高校生)等がこうした議論の場をつくっ
ていけたら良いのではないかと思いました。
これまで思っていた大正村というものの認識が大きく変わった。初め
は、大正村という物質的なもので改めていくと思っていたのだが、見
るものと言うより感じてもらいたいという精神的なものを主として開
始したことを聞き、とても良いと思った。( 学生 )
お問い合わせ
・恵那市役所都市整備課
TEL:0573-26-2111( 内線 234)
・明智振興事務所
TEL:0573-54-2111
( 文責:早稲田大学生 )
・早稲田大学 景観・デザイン研究室
TEL:03-5286-3989
担当:佐々木葉、森川貴博、並木義和、
小林徹平、古川日出雄、吉澤一男
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