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Agilent VEE 9.32 革新的なデザイン環境を構築

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Agilent VEE 9.32 革新的なデザイン環境を構築
Agilent VEE 9.32
革新的なデザイン環境を構築
作業環境を変えると、ビジネスが変わる。
はじめに
Agilent VEEの特長
Agilent VEEは、強力で使いやすいグラフィカル言語環境により、さまざまな測定と解析が簡単に
行えます。Agilent VEEでは、以下の特長をご利用いただけます。
• テスト/測定プログラムの迅速な開発。プログラミングやコネクティビティの問題ではなく、
測定タスク(接続、測定、解析、レポート)に集中できます。
• 迅速で簡単な接続。AgilentおよびAgilent以外の測定器を1ステップまたは2ステップで簡単に接
続できます。
• 習得が簡単。上位レベルのグラフィカル・オブジェクトを使用するので、下位レベルの煩雑な
プログラミング言語を学習/記憶する必要がありません。
• プログラミングがシンプルに。コードはほとんど必要なく、開発画面もシンプルです。
目次
Agilent VEEの特長 ...................................................................................................................................................... 2
Agilent VEEの使用手順 ̶ こんなに簡単! .................................................................................................... 3
簡単に習得でき、すぐに測定タスクに専念 ................................................................................................ 4
強力なツールによる生産性の向上 ................................................................................................................ 5
オープン・システム、完全なソリューション ........................................................................................... 6
Agilent VEEの拡張機能 ............................................................................................................................................. 8
機能一覧 .............................................................................................................................................................. 8
Agilent VEEを使用可能なテスト ........................................................................................................................... 13
お客様の声 ................................................................................................................................................................. 14
Agilent VEEの評価 .................................................................................................................................................... 17
比較表 ......................................................................................................................................................................... 18
要件 ............................................................................................................................................................................. 20
オーダ情報 ................................................................................................................................................................. 21
リソース ..................................................................................................................................................................... 22
迅速かつ簡単な測定の自動化 ............................................................................................................................... 23
2
はじめに
Agilent VEEの使用手順 ̶ こんなに簡単!
1
Measure
ステップ1:「Measure
(測定)」
ブロックのデザイン
「Measure」オブジェクトに適切なコマンド
を入力して、あらゆる信号(RF、温度、振動、
パルス、電圧など)を測定できます。
2
ステップ2:「Analyze
(解析)」
ブロックのデザイン
Measure
Analyze
「Analyze」オブジェクトでは500種類以上の
ビルトイン関数を利用でき、関数を選択し
て収集データを解析できます。
3
ステップ3:「Report
(レポート)」
ブロックのデザイン
Measure
Analyze
Measure
Analyze
Report
要件に応じて、多くの表示オプションから
測定結果のレポートに最適な表示を1つ選択
できます。さらに、Excelなどの印刷可能な
フォーマットにエクスポートすることもで
きます。
4
ステップ4:デバッグと配布
強力な内蔵デバッグ・ツールを使用して、
アプリケーション・プログラムのトラブル
シューティングを行えます。また、Agilent
VEEアプリケーションの無制限のランタイム
再配布権を活用できます。
3
Report
はじめに
Agilent VEEの特長
簡単に習得でき、すぐに測定タスクに専念
使い慣れているものに似ているものは習得が簡単です。Agilent VEEの場合、フローチャートやグラフィカ
ル・ユーザ・インタフェース
(GUI)を使い慣れている方であれば、その経験を活かして高度なプログラムを
構築できます。プルダウン・メニューを使用してブロック図の形式でオブジェクトを作成し、これらのオブ
ジェクトを線でつないでリンクさせプログラム・フローを定義するだけです。一般的なテキスト・ベースの
言語では数百行のコードが必要なプログラミング・タスクが、数個の上位レベルのオブジェクトに簡素化さ
れます。これにより、プログラミングに費やす時間がほとんどなくなり、測定や解析に十分な時間を使うこ
とができます。
Measure
Analyze
Report
上述のコンセプトを拡張して、下に示すようなプログラム・フローを構築できます。
Agilent VEEの最大の利点は、上位レベルのオブジェクトを一貫して使用することで、下位レベルのテキ
ストによるプログラミングが不要になることです。また、ソフトウェアにはチュートリアルと700種類以
上のサンプル・プログラムが内蔵されているので、ソフトウェアの習得に時間を費やさなくてもプログラ
ム開発をすぐに開始できます。Agilent VEEは簡単に習得できるので、大幅に時間を節約できます。
4
はじめに
強力なツールによる生産性の向上
Agilent VEEはテスト/測定用にデザインされていて、強力なテスト実行ツールが付属しています。異なる
データ型は自動的に処理/変換されるので、最小限のプログラミングで強力なデータ処理が可能です。
Agilent VEEの強力なダイレクトI/Oオブジェクトにより、測定
器のレジスタ、およびサービス・リクエストやシリアル・ポー
リングなどの高度な機能にアクセスできます。測定器のアド
レスやその他のパラメータは、プログラムを再構成しなくて
も、実行時に検証され、オンザフライで変更されます。
テスト・プログラムを微調整する場合は、Agilent VEEの内蔵
プロファイラによりコードのクリティカルな部分を迅速に解
析して開発時間を短縮できます。
マウス・ボタンを数回クリックするだけで、多
くのビルトイン関数にアクセスできます。ビル
トイン関数には、MathWorks Signal
Processing Toolboxの最も一般的な1,000種類
のMATLAB®解析/ビジュアリゼーション関数
も含まれています。さらに、1,800種類の
MATLAB関数をMATLABスクリプトとして利
用できます。
MATLABの他に、Agilent VEEに内蔵されて
いるビルトイン関数もプログラム開発に利用で
きます。これにより、大規模かつ複雑なプログ
ラムの開発と保守にかかる時間を大幅に短縮で
きます。
Agilent VEEにはWebサーバも組み込まれていて、Agilent VEEプログラムをリモートからモニタできます。
Agilent VEEソフトウェアを購入すると、作成したアプリケーションの実行ファイルを無制限に再配布でき
るランタイム実行エンジンが付属します。
5
はじめに
Agilent VEEの特長
オープン・システム、完全なソリューション
Agilent VEE Proソフトウェアを導入すれば、初心者から熟練したプログラマまで、プログラミングのニー
ズを満たす最新のプログラミング環境を実現できます。 高価なアドオン製品やAgilent VEE Proの異なる
バージョンを購入しなくても、Agilent VEE Proのフル機能を利用できます。
Agilent VEE Proは、Agilentや他のメーカのハードウェア/ソフトウェアとシームレスに動作し、柔軟性、
拡張性に優れ、最新の業界標準と互換性のあるプログラムを作成できます。Agilent VEE Proは、データ収
集カードやGPIB、LAN、LXI、USB、GPIO、VXI、SCXI、PCIを使用した測定にも使用できます。
Instrument Managerの自動検出機能は、AgilentおよびAgilent以外の測定器も検出できるので、測定/
解析タスクをすぐに開始できます。
6
はじめに
Agilent VEE環境には、プルダウン・メニューが組み込まれていて、Microsoft® Excelとシームレスに動
作します。そのため、スプレッドシートとも簡単にデータをやりとりでき、操作の自動化も可能です。
Agilent VEE Proは、ActiveXなどの業界標準インタフェースを用いて他のプログラミング言語とやりとり
できます。ActiveXを用いて制御を行えば、Microsoft Wordによるレポート作成、Microsoft Outlookに
よるEメール操作、Microsoft Accessによるデータベース操作も可能です。また、Visual Basic、C/C++、
Visual C#、すべての.NET準拠の言語、LabVIEWなどの一般的なプログラミング言語をサポートする
ActiveXオートメーション・サーバを使用すれば、他のプログラムからAgilent VEE Proのユーザ・ファン
クションを呼び出すことができます。
Agilent VEE Proは、Microsoft .NET Framework(共通言語ランタイムおよびフレーム・クラス・ライブ
ラリ)と統合されていて、多くの関数やコントロールをプログラムの拡張に利用できます。さらに、ダイナミッ
ク・リンク・ライブラリ(DLL)をプログラムに統合でき、Execute Program
(実行プログラム)オブジェク
トを使用してMS-DOSシステム・コマンドやWindows ®の実行プログラムを実行できます。これらにより、
最小限の労力で洗練されたアプリケーションを迅速に開発して実行できます。
7
拡張機能
Agilent VEEの拡張機能
Agilent VEE Pro 9.32では機能が拡張されていて、より多くの新しい機能を利用できます。また、
業界最新のソフトウェア・ツールやWindows 8を含むオペレーティング・システムがサポートさ
れています。
機能一覧
コア機能
簡単な測定器接続
拡張機能
ユーザ・エクスペリエンスの向上
• マルチスレッドによる実行時間の高速化
• マルチコア・プログラミングによる性能の向上
• SCPI Completion機能による迅速なプログラミ
習得と使用が簡単
• グラフィカル・オブジェクトによる、上位レベル、
タスク指向のプログラミング
ング
• 条件付きブレークポイントによるデバック機能の
拡張
• ブレークポイント・ウィンドウによるデバッグの
表示と制御
•
•
•
•
• すべてのAgilent測定器の自動検出
• 業界標準IVI-COMドライバの容易な統合
LXI測定器のWebインタフェースの統合サポート
• 700種類のサンプル・プログラム
• アンドゥ/リドゥ機能による、間違った操作の迅
速な修正
• ウォッチ・ウィンドウによる簡単なデバッグ
• Code CompletionとCode Insightによる迅速な
プログラミング
統合型データベース・サポート
高度なカスタム・メニュー
Private UserFunctionによるプログラム配布方
法の拡張
• VEEオブジェクト用のツールバー
• エンハンスド・デフォルト・プリファレンス・ダ
イアログ・ボックス
• デバッグのトレーサビリティのためのエラー・
コール・スタック
• 汎用vToolsとUSBモジュラDAQ vTools*
* これらのvToolsは、Webダウンロードのみで利用でき、
www.agilent.co.jp/find/vee_download から無料でダウンロードでき
ます。
• オブジェクトのプロパティの変更による、迅速な
GUIの作成
• ミニマップによるワークスペース内の簡単な移動
• すべてのインタフェースで標準化されたVISAス
タイルのアドレス指定
他のソフトウェア/ハードウェアとの相互接続
• 1,800種類のMATLAB関数と1,000種類のビルト
インMATLAB解析/ビジュアリゼーション関数
• Excelライブラリによる、データの保存/復元、
自動レポート作成
• .NET Frameworkによる、Eメール機能の追加と
データベースへのアクセス
最新の業界標準のサポート
• Windows 8、Windows 7、Windows Vista 32
ビットおよび64ビット・オペレーティング・シス
• GPIB、シリアル通信、VXI、USB、TCP/IPベー
スの測定器とのシームレスな相互運用性
テム
•
•
•
•
MATLAB R2007a
Microsoft Office 2013
Agilent IOライブラリ 16.3.16603.3
追加のデータ型:UInt16
さまざまな拡張機能により、
プログラミングがさらに
楽しく
8
拡張機能
テスト時間とI/Oスループットの向上
マルチスレッド機能(複数の実行スレッドの作成機能)により、実行時間、応答時間、入力/出力(I/O)スルー
プットが高速になります。オブジェクトを選択してDeviceメニューから「ThreadObject」を選択するだけ
でスレッドを作成できます。これにより、スレッド・オブジェクトとして実行されるdoループは、ユーザ・
オブジェクトとして実行されるものに比べてほぼ2倍高速になります(代表値)。
プログラム性能の向上
マルチコアPCに対しては、Agilent VEEはマルチコア・プログラミング機能を使用して、個別の実行スレッ
ドを異なるCPUコアに割り当てられます。この機能により、マルチスレッドのみを使用した場合よりもさら
にプログラム性能が向上します。向上レベルは、アプリケーション毎に異なります。
9
機能拡張
Agilent VEEの拡張機能
構文エラーの回避による迅速なプログラミング
SCPIコマンドのオートコンプリート機能などによりコマンドの構文を覚える必要がなくなり、プログラミ
ングが簡単にできます。IOトランザクション・オブジェクトに文字を入力するとリストが表示され、適切な
SCPIコマンドを選択できます。選択したコマンドの説明も表示され、正しい構文を確認するためにマニュ
アルと格闘する時間を節約できます。
大規模アプリケーション向けにVEEプログラムをカプセル化
Agilent VEEには、Private UserFunctionと呼ばれる新しい関数が含まれています。これにより、より
大規模なアプリケーションで利用できるように、VEEプログラムをカプセル化して抽象化できます。まっ
たく新しい関数を作成したり、既存のUserFunctionをPrivate UserFunctionに変換できます。
10
機能拡張
LXI測定器へのダイレクト・アクセス
Agilent VEEはさまざまな業界標準をサポートしていますが、その中に、内蔵Webインタフェースによる
LXI測定器へのダイレクト・アクセスがあります。多くのAgilent LXI測定器が備えている高度なWeb機能
を用いて、Agilent VEEから直接LXIデバイスをモニタ/設定/制御できます。このWebインタフェースに
より、Agilent VEE環境からネットサーフィンも可能です。
一般的なデータベースへの接続
Agilent VEEにより、データベース操作をテスト・システムに簡単に統合できます。この機能により、
Microsoft Access、SQLサーバ、Oracle®、MySQLなど、ADO.NETがサポートするデータベースに接続
できます。適切に構造化されたフォーマットで膨大なテスト・データを保存し、別のテストや解析が行われ
た際に、必要に応じて結果を変更できます。
11
機能拡張
Agilent VEEの拡張機能
条件付きブレークポイントによるデバッグの簡素化
新しい条件付きブレークポイント機能を用いれば、プログラムのデバッグを柔軟かつ簡単に行えます。この
機能により、条件やヒット・カウントを設定して、ブレークポイントに達したときのアクションを定義でき
ます。
ブレークポイント・ウィンドウによる詳細の表示
ブレークポイント・ウィンドウにより、VEEプログラム内のすべてのブレークポイントを確認/制御できま
す。例えば、ブレークポイントを、アクティブ化、非アクティブ化、削除できます。また、ヒット・カウント、
条件、ヒットした時間などの情報を表示して、プログラムの動作をよりよく理解できます。
12
アプリケーション
Agilent VEEを使用可能なテスト
衛星レシーバのテスト
組込みシステムのテスト
モバイル機器のテスト
Agilent VEE
LCDテスト
コンポーネント・テスト
スチューデント・ラボおよび
デザイン・プロジェクト
Agilent VEE Proは、さまざまなアプリケーションや業界(研究開発、デザイン検証、科学研究、教育、製造、
自動車、航空宇宙/防衛、医療機器、無線通信など)で使用できます。
13
お客様の声
お客様の声
燃料電池の性能測定
韓国自動車研究院
(KATECH)は、プロトン交換膜燃料電池(PEMFC)の性能を測定するために、Agilent
VEEとAgilent USBデータ収集(DAQ)モジュールを採用しました。この燃料電池は、燃料を酸化させるこ
とにより発生する化学エネルギーを電気エネルギーに変換します。
KATECHでは、53個のパラメータ(スタックの電圧、電流、温度、圧力、湿度など)を測定することにより、
1 kWのPEMFCスタックの性能を求めています。53個すべてのパラメータを測定、表示、解析するために
Agilent VEEが使用されました。
このプロセスを簡素化するために、PEMFCから
得られるいくつかのアナログ・パラメータを電圧
に 変 換 し て、Agilent U2353Aマ ル チ フ ァ ン ク
ションUSB DAQモジュールで測定できるように
しました。U2353Aからのデータは、ダイレクト
I/O接続でVEEに転送しました。
VEE内で、ストリップチャート・モードを使用し
ていくつかのデータ・トレースを表示しました。
これらの値をリアルタイムで合否リミットと比較
しながらモニタしました。各収集セッションの終
了後、53個すべてのパラメータを内蔵VEE Excel
ライブラリによってMicrosoft Excelフォーマッ
トで保存しました。燃料電池の実験完了まで、ま
るまる1週間必要でした。
プロジェクトの初期フェーズで、Agilentの認定チャネル・パートナーであるKorean Network Standard
Co., LtdがKATECHを支援してシステムをチューニングし、53個すべてのPEMFCパラメータからデータ
を集めるのに必要な時間を短縮しました。
「Agilent VEEは簡単に習得できたので、非常に早くプ
ロジェクトを立ち上げることができ、有用な結果を得
ることができました。今では、Agilent VEEとAgilent
USB DAQを用いた燃料電池測定システムの構築方法
について、クライアントにもアドバイスできるように
なっています。」
KATECH、上級研究員、Young-Mo Goo
最高の顧客満足
14
お客様の声
Agilent VEEを用いた航空宇宙電子機器のテスト
イギリスの大手航空宇宙/防衛企業が、ヨーロッパの戦闘機プログラムに関わっています。この企業は、
さまざまな安全装備に関するモジュールでこのプログラムに貢献しています。
チームがテスト・システムの設計に着手したとき、テスト・エンジニアは利用可能なさまざまなテスト・アー
キテクチャを比較しました。その結果、ニーズに有効なテクノロジーとしてLXIを採用することにしました。
実際のテスト・アプリケーションを実装するために、Agilent VEE Proを選択しました。
主任テスト・エンジニアによると、VEEにより迅速に結果が得られ、「これらの結果に基づいて計画どおり
にプロジェクトを進めることができた。」ということです。VEEは使いやすく、また、ビルトイン機能には
MATLABスクリプト・エンジンが緊密に統合されていて、これにより、チームは開発時間の短縮という目
的を達成できました。
システム検証および試運転フェーズでは、テスト・チームはLXI測定器のWebブラウザを大いに活用しま
した。これらは、ブラウザ・ウィンドウで簡単に表示でき、最新のVEEでは直接表示できます。
15
お客様の声
お客様の声
Agilent VEE(教育機関向け)
将来の科学者やエンジニアを育てるために、Agilentは科学者の興味や能力を向上させるのに役立つプログ
ラムをサポートしています。このような目的のために、VEEのスペシャル・バージョンであるAgilent VEE
Educationがあります。VEE Educationは、教育機関で使用するためにデザインされたカスタマイズ・バー
ジョンです。これには、10個のライセンスが1つのパッケージに含まれています。
Agilentは、単にソフトウェアを提供しているだけではありません。「VEE教育プログラム」は、Agilent
VEEに基づいたコース・シラバスや実験教材の作成を簡素化/加速して教育機関のニーズにお応えしていま
す。このプログラムの一環として、教育機関のお客様には無料のVEE教育ライセンスと、教師と学生向けの
学習ガイド『Agilent VEE:Practical Graphical Programming』を提供しています。
また、大学と直接提携して、実際の業界ニーズに取り組むプロジェクトで仕事をする機会を学生に与えるプ
ログラムをサポートしています。最近の例として、Agilentの基本測定器事業部とシンガポール国立大学の
電気情報工学科との共同研究があります。
工学部の最終学年では、2学期にわたるプログラムでAgilent VEEとAgilent U2300シリーズDAQデバイス
を使用してテスト・アプリケーションを開発しました。学生たちはアカデミック・スーパーバイザーの指導
を受けながら独自にテスト・ソリューションの開発に取り組みました。最初にプロジェクトを詳細に分析し、
その後で完全に動作するテスト・ソリューションを作成しました。学生たちが作成したソリューションは、
革新性、実用性、取り組みから得られた知識の有用性という観点で、審査委員会から評価され、その結果、
3人が最終選考に残り各人に賞金が授与されました。
教育者向けにAgilentが提供しているリソースの詳細については、以下のWebサイトをご覧ください。
• Agilent VEE Education:www.agilent.co.jp/find/vee_edu
• Agilent VEE Student:www.agilent.co.jp/find/vee_student
• Educators Corner:www.agilent.co.jp/find/educatorscorner
16
試用版による評価
Agilent VEEの評価
試用版CDのご請求または評価版のダウンロード
ご自身でお試しいただけます!ご購入前にAgilent VEEの試用をご希望の場合は、Agilent VEEの試用版
CDをご請求になるか、フル機能の30日間評価版をダウンロードしてください。
今すぐ、VEEソフトウェアをご試用ください。http://www.agilent.co.jp/find/vee_download
マルチメディア・デモ
Agilent VEEのマルチメディア・デモのWebページでは、Agilent VEEを使用してさまざまな一般的なタス
クを実行する方法を紹介しています。測定器からのデータの取得、Agilent VEEのビルトイン表示オブジェ
クトとMATLABの機能を用いたデータの解析と表示について、数分間のデモで学習できます。デモのWeb
ページには、以下からアクセスできます。
www.agilent.co.jp/find/veedemos.
Agilent VEE TV
VEE TVには、Agilent VEEに関するあらゆる質問に答えることのできるエキスパートのアンサーマンこと
Melvinが登場します。Agilent VEE環境でのプログラミングについて、Melvinが詳しく説明します。
Agilent VEE Proのオブジェクトを構築し、プログラムを作成するための基礎を楽しく学習することができ
ます。www.agilent.co.jp/find/veetv でご覧になれます。
17
比較表
比較表
Agilent VEE 9.32
Pro
Student*5
マルチスレッド
▲
▲
マルチコア・プログラムミング
▲
▲
SCPI Completion
▲
▲
Private UserFunction
▲
▲
VEEオブジェクト用ツールバー
▲
▲
拡張されたデフォルトの
Preferencesダイアログ・ボックス
▲
▲
カラー・コード化
▲
最新の統合開発環境(IDE)
▲
Microsoft Windows 7のサポート
▲
▲
Microsoft Office 2007のサポート
▲
Agilent VEE 8.5
Agilent VEE 8.0
Pro
Express
Student*5
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
Pro
Express
▲
▲
▲
▲
▲
▲
Agilent VEE 7.5
Pro
開発ツール
VEEオブジェクト用のプログラマブル・
プロパティ
Code CompletionとCode Insight
ミニマップ
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
Project Explorerウィンドウ
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
.NET ActiveXとIVI-COMのサポート
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
Microsoft .NETコントロールのサポート
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
コール可能なサーバ機能
▲
▲
▲
▲
リモート関数機能
▲
▲
▲
▲
Agilent VEEプログラムのランタイム・
バージョンとAgilent VEEオブジェクトの
セキュア・バージョンの作成
▲
▲
▲
▲
汎用vToolsとUSBモジュラDAQ vTools
▲
▲
条件付きブレークポイント
▲
▲
エラー・コール・スタック
▲
▲
出力ウィンドウ
▲
▲
デバッグ・ツール
▲
▲
▲
ウォッチ・ウィンドウと編集/続行機能
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
ブレークポイント
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
自動エラー処理
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
データ・フロー表示と実行ラインの表示
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
ライン・プローブと
オブジェクト・プローブ
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
ステップイントゥ、ステップアウト、
ステップオーバ
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
18
比較表
Agilent VEE 9.32
Pro
Student*5
Agilent VEE 8.5
Agilent VEE 8.0
Agilent VEE 7.5
Pro
Express
Student*5
Pro
Express
Pro
*1
*2
*3
コネクティビティ・ツール
LXIのサポート
▲
▲
業界標準インタフェース
*1
*1
*1
*2
*1
VISAインタフェース/アドレスの動的変更
▲
▲
▲
▲
▲
Agilent IOモニタを使用した通信のモニタ
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
Instrument Managerによる測定器の自動検出/
設定
VEE I/O構成ファイルの保存
その他のツール
統合データベース・ライブラリ
XMLフォーマットのカスタム・メニュー
▲
▲
MATLAB 2007aのサポート
▲
▲
ビルトインMATLABエンジン
▲
MATLABスクリプト・オブジェクト
▲
*4
▲
統合Excelライブラリ
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
*4
▲
▲
▲
▲
▲
▲
*1 - GPIB、RS-232C、GPIO、USB、LAN、VXI
*2 - Agilent USBのみ
*3 - GPIB、RS-232C、GPIO、USB、LAN、VXI
*4 - PCにMATLABがインストールされている場合にのみサポート
*5 - Agielnt VEE Student シリーズは日本では販売しておりません。
Agilent VEE Education 9.32には、Agilent VEE Pro 9.32のすべての機能が含まれ、10個のスタンドアロン・ライセンスが付属しています。
Agilent VEE 9.32には、Expressバージョンは付属していません。
19
要件
要件
Agilent VEE Pro 9.32の最小システム要件
Agilent VEE Pro 9.32をインストールする前に、ご使用のPCが以下の最小システム要件(インストール/動
作要件)を満たしていることをご確認ください。
ハードウェア要件
プロセッサ
Windows XP:450 MHz Pentium II以上
Windows Vista/Windows 7/Windows 8:1 GHz Pentium III以上
オペレーティング・システム
以下のMicrosoft Windowsバージョンのいずれか1つ:
Windows XP(Service Pack 3以上)
Windows Vista Business/Ultimate/Enterpriseエディション(Service Pack 1以上)
Windows 7 Professional/Ultimate/Enterpriseエディション
Windows 8 Professional/Enterpriseエディション
注記:64ビットWindows 8の場合、Windows-on-Windowsエミュレータ上で動作する
32ビット・アプリケーションとしてのみサポートされます。
•
•
•
•
RAM
Windows XP:128 MB以上
Windows Vista/Windows 7/Windows 8:1 GB以上
ハードディスク空き容量
700 MB
ビデオ
Windows XP:Super VGA(800x600)以上の解像度、256色以上、
Windows Vista/Windows 7/Windows 8:DirectX 9グラフィックに対応した128 MBの
グラフィック・メモリ(Super VGAグラフィックサポート)を推奨
PC要件
キーボード、2ボタン・マウス、CD-ROMドライブ(CDからインストールする場合)
ソフトウェア要件
Windows XP:Microsoft Internet Explorer 6.0以上
Windows Vista/Windows 7/Windows 8:Microsoft Internet Explorer 7.0以上
Microsoft Office 2003、2007、2010および2013(Agilent VEE ProでOffice製品を使用する場合)
Agilent IOライブラリ・スイート16.3.16603.3以上(Agilent VEEを使用して測定器と通信する場合)
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1
測定システムのインタフェース・オプション
Agilent 82350B PCI-GPIBインタフェース
Agilent 82351A PCIe/GPIBインタフェース
Agilent 82357B USB/GPIBインタフェース
Agilent E5810A LAN/GPIBゲートウェイとAgilent E5810B LAN/GPIB/USBゲートウェイ
USBTMCプロトコルをサポートする測定器とのUSBインタフェース
標準RS-232C
VXI-11プロトコルをサポートする測定器とのLAN接続
NI 488バージョン1.5以上を使用したNational Instruments社のI/Oハードウェア
NI VISAバージョン3.0以上を使用したNational Instruments社のI/Oハードウェア
詳細については、以下のWebサイトをご覧ください。
www.agilent.co.jp/find/vee
20
オーダ情報
オーダ情報
注記:以下のすべての製品は、製品番号W4000Dに続くオプションで表されます。
コア製品
Agilent VEE Pro 9.32ソフトウェア(W4000D-1TP)
Agilent VEE Pro 9.32 Studentソフトウェア(W4000D-2TP)
(学生のみ)
Agilent VEE Pro Education 9.32(W4000D-3TP)
(教育関係者のみ)
アップグレード・ライセンス
Agilent VEE Pro 8.5からAgilent VEE Pro 9.32へのアップグレード
(W4000D-5TP)
Agilent VEE Pro 8.0からAgilent VEE Pro 9.32へのアップグレード
(W4000D-6TP)
Agilent VEE Pro 7.5以下からAgilent VEE Pro 9.32へのアップグレード
(W4000D-7TP)
Agilent VEE ExpressからAgilent VEE Pro 9.32へのアップグレード
(W4000D-8TP)
その他のオプション
注記
Agilent VEE Pro 9.32の全機能のCDと『Quick Start Guide』
(6か国語)が含まれています
日本では販売していません。
Agilent VEE Pro 9.32の10ライセンスと
『Quick Start Guide』(6か国語)が含まれています
注記
CDと『Quick Start Guide』(6か国語)が含まれています
CDと『Quick Start Guide』(6か国語)が含まれています
CDと『Quick Start Guide』(6か国語)が含まれています
CDと『Quick Start Guide』(6か国語)が含まれています
注記
VEE Education 9.32(W4000D-3TP)に10個のライセンス
Agilent VEE Education 9.32 10ライセンス・オプション(W4000D-4TP) を追加するためのソフトウェア・ライセンス証明書
が含まれています。
*ドキュメントなし/教育用パッケージ(W4000D-0B0)
ソフトウェア・ライセンス証明書のみ/基本教育用
パッケージのみが含まれています
(W4000D-2TPとW4000D-4TPでは標準)
『クイック・スタート・ガイド』が6か国語で提供されています。Agilent VEE Proには、組込みMATLABスクリプト、
MathWorks社のSignal Processing Toolbox、.NET Framework、ActiveXプログラムによるアクセスが無料で付属しており、
無制限のランタイム・バージョンの再配布権も付属しています。フル機能のMATLAB製品については、The MathWorksの
Webサイト(www.mathworks.com)をご覧になるか、お電話(米国:+1 508 647-7000)にてお問い合わせください。最新の
測定器ドライバはAgilentのドライバ/ソフトウェアWebサイト(www.agilent.co.jp/find/inst_drivers)から無料でダウンロー
ドできます。Agilent VEEのコード・サンプルは、www.agilent.co.jp/find/veesamplesからダウンロードできます。
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リソース
リソース
Agilent VEEソフトウェア・フォーラム
VEEユーザのコミュニティ・フォーラムのメンバに登録すると、質問を投稿して世界中のVEEエキスパー
トやユーザから回答を得ることができます。このフォーラムへの登録は無料です。登録すれば、いつでもユー
ザ名とパスワードでログインしてVEEに関するフォーラム・ディスカッションに参加できます。さらに、
フォーラムに投稿された過去の質問やヒントとなる回答も簡単に検索できます。
VEEソフトウェア・フォーラム(http://www.agilent.co.jp/find/veeforum)にご参加ください。
LearnVEE(Agilent VEEのeラーニング・コース)には、http://www.agilent.co.jp/find/learnvee から
お申し込みください。
追加のリソース(www.agilent.co.jp/find/vee)
• アプリケーション・ノートと技 •
術記事
•
• マニュアル
• 認定チャネル・パートナー
•
測定器ドライバ
•
•
• よくある質問(FAQ)
Agilent VEEのアプリケーショ • 機能拡張のリクエスト
ン・デベロッパ
• Agilent計測器ソフトウェアの
ソフトウェアのダウンロード
互換性
教育/トレーニング
ソフトウェアの不具合のレポート
Agilent VEE Proのハンズオン・トレーニング・コース – 今すぐお申し込みを!
このトレーニングの機会をお見逃しなく! Agilent VEE Proを使用して、ゼロからプロ
グラムを構築したり、測定を簡単に自動化する方法を学習できます。
*
トレーニング
パーツ番号
開催地
Agilent VEE Pro入門
H7218A-200、H7218B-200
ワールドワイド*
アドバンスドAgilent VEE Pro
H7218A-300、H7218B-300
ワールドワイド*
日本を除く
トレーニングの内容、スケジュール、開催地、価格の詳細については、
www.agilent.co.jp/find/veetrainingをご覧ください。
トレーニングのお申し込みについては、計測お客様窓口までお問い合わせください。
関連カタログ
カタログ名
カタログ番号
Agilent VEE Pro 9.32
5990-9117JAJP
Solutions for Aerospace Avionics Testing - How to optimize test systems using LXI technology Brochure
5989-8374EN
RF Power Amplifier Characterization for R&D and manufacturing using Customized Agilent VEE Test
Program
5989-7419EN
Implementation Of Cyclic Periodogram Detection On VEE For Cognitive Radio Application Note
5989-7480EN
How to Use IVI-COM Drivers in Agilent VEE Pro 8.0 Application Note
5989-6914EN
Accessing Microsoft® Excel from VEE White Paper
5989-4911EN
Enhancing Agilent VEE Pro Programs with Microsoft® .NET Controls White Paper
5989-4912EN
Accessing a PostgreSQL Database from VEE White Paper
5989-4913EN
PSAシリーズ・スペクトラム・アナライザE4406Aベクトル・シグナル・アナライザ
W-CDMA/HSDPA測定パーソナリティ
5988-2388JA
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測定器が何であろうと(例えば、電源、パワー・メータ、データ収集機器など)、設置されている
場所がどこであろうと、プログラムを作成する際にAgilent VEEのグラフィカル言語ソフトウェア
とインタフェース・ハードウェアを使用すれば、簡単かつ柔軟にアプリケーション・ニーズに最
適なセットアップと自動化が行えます。迅速に簡単にお手頃な価格で、測定が実現できます。
Agilent VEE、Agilent GPIB、測定器制御製品による測定自動化プログラム
• PCI-GPIBおよびPCIe™-GPIBカード
• USB/GPIBインタフェース、LAN/GPIBゲート
ウェイ
• GPIBケーブルおよびアダプタ
インタフェース・ソリューションの詳細について
は、www.agilent.co.jp/find/GPIB をご覧ください。
測定器
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迅速かつ簡単な測定の自動化
迅速かつ簡単な測定の自動化
www.agilent.co.jp
www.agilent.co.jp/find/vee
myAgilent
myAgilent
Agilent Advantage Services
http://www.agilent.co.jp/find/myAgilent
www.agilent.co.jp/find/AdvantageServices
お客様がお求めの情報はアジレントがお届け
します。 myAgilentに登録すれば、ご使用製品
の管理に必要な様々な情報を即座に手に入れ
ることができます。
アジレント・アドバンテージ・サービス、そ
れはお客様の満足を第一に考えているアジレ
ントの修理・校正サービスの総称です。
Agilent Electronic Measurement Group
DEKRA Certified
ISO 9001:2008
Quality Management System
Sys
www.axiestandard.org
www.agilent.co.jp/quality
AXIe(AdvancedTCA® Extensions for Instrumentation
and Test)は、AdvancedTCA ®を汎用テストおよ
び半導体テスト向けに拡張したオープン規格
です。 Agilentは、AXIeコンソーシアムの設立メ
ンバです。
www.agilent.co.jp/find/vee
www.lxistandard.org
LXI は、 Web へのアクセスを可能にするイー
サネット・ベースのテスト・システム用イ
ンタフェースです。Agilentは、LXIコンソーシ
アムの設立メンバです。
Go to www.agilent.com/find/quotation , select
your Agilent VEE software and click a button to get
a quick quote.Our online tools will deliver a formal
quotation to your email address in two minutes.
http://www.pxisa.org
PXI(PCI eXtensions for Instrumentation)モジュラ
測定システムは、PCベースの堅牢な高性能測
定/自動化システムを実現します。
アジレント・テクノロジー株式会社
契約販売店
計測お客様窓口
www.agilent.co.jp/find/channelpartners
アジレント契約販売店からもご購入頂けます。
お気軽にお問い合わせください。
本社〒 192-8510 東京都八王子市高倉町 9-1
受付時間 9:00-18:00(土・日・祭日を除く)
TEL ■■ 0120-421-345
(042-656-7832)
FAX ■■ 0120-421-678
(042-656-7840)
Email
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電子計測ホームページ
www.agilent.co.jp
MATLABは、The MathWorks, Inc.の登録商標です。
Pentiumは、Intel Corporationの商標です。
●
記載事項は変更になる場合があります。
ご発注の際はご確認ください。
Oracleは、Oracle Corporation, Redwood City,
Californiaの登録商標です。
© Agilent Technologies, Inc. 2014
Published in Japan, January 14, 2014
5989-9833JAJP
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