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SATOSHI ETO
ポートランド、
ウィラメット・バレー&
オレゴンコースト
オレゴンで最も魅力ある地域の2つ、
ウィラメット・バレーのワインカントリーと
オレゴンコースト北部。そのゲートウェイ都市のポートランドは、
全米でも有数の
都市デザインと料理・割烹の街として知られています。コンパクトなダウンタウンは
散策にぴったり。ウィラメット川沿いは緑豊かな公園で彩られ、
西側の丘も常緑樹と
広葉樹の森林公園にハイキングトレイルが網羅された素晴らしい環境です。
ウエスト・エンド、
パール・ディストリクト、
アルバータ・アート・ディストリクト、
ミシシ
ッピ/ウイリアムズ、
ハーソーン、
セントラル・イーストサイドなど、
市内のヒップなエリ
アはどこもユニークなショップやレストランで活気に溢れ、
それぞれのネイバーフッド
特有の雰囲気を醸し出しています。
緑豊かなウィラメット・バレーは、
国際級のワイナリーをはじめ、
有機農園や地産
地消にこだわるレストランが数多く集まるエリア。ポートランドからのアクセスもいた
って簡単で、
緩やかな丘陵と田園風景のドライブは爽快極まりなし。平野部南端に
は、
活気ある大学の街、
ユージーンがあります。ここから美しい海岸線が伸びるオレ
ゴンコーストへはわずか110kmという近さ。海辺の町、
フローレンスからUS-101号を
北上していくと、
やがて起伏の激しい岬や切り立った岸壁と果てしなく続くビーチが
見えてくるでしょう。沿岸にはアシカやエトピリカが生息し、
回遊シーズンには移動
中のクジラを海面に見ることも珍しくありません。沿岸沿いの町は、
新鮮な海産物を
フィーチャーしたシーフード・レストランや陽気なパブで賑わっています。
第1日: ポートランド
ショッピングで今、
注目を浴びているのが、
最新の
ユニオン・ウェイ。ブロンドの木壁と明るい天窓をフィ
ーチャーした斬新なデザインのアーケードにオレゴン
を拠点とする小さなブティックが集まりました。トレ
ンディなウエスト・エンドにあって、
シックなパール・デ
ィストリクトやポートランド名物のパウエルズ・シティ
ブックスも近い抜群のロケーション。地元ポートラン
ドのブーツメーカー「ダナー」、
宝石箱キャンディ・ショ
ップ「クウィン(ブラックベリーとタンジェリンのガム
ドロップは絶妙)」、
モダンな身だしなみ用品店「スプ
ルース・アポーセキャリー」、
小粋な洋品店「スティー
ヴン・アラン」ほか、
多くのショップが入っています。
ウィラメット川の対岸、
活気あるミシシッピ/ウィリ
アムズ地区のショップ&レストラン街は、
ビーム&アン
カーに注目。白い陶器のビール瓶から大胆な色彩の
ナバホ族骨董じゅうたんまで、美しく飾られた生活用
品は、
ポートランドの素朴な現代美観の象徴です。
夕食はサウスイースト地区のクーパーズ・ホールで。
もと工場だった広大なスペースが、
ポートランドでも
高い評価を受けるワイナリーとタップルームが一体に
なったユニークな空間に変身しました。地元のワイン
はもちろん、
ビール、
ハードサイダーやクリエイティブ
なカクテルのほか、
フライド・ダック・コンフィットなど
の小皿料理、
手作りチーズ盛り合わせが味わえます。
第2日: ポートランド
直線的なデザインのテイスティングル
ームがあるソコル・ブロッサー・ワイナリ
ーは、2002年、全米のワイナリーで初めて
LEED(エネルギー&環境デザインのリーダー
シップ)認定を受けた米北西部持続可能性
のパイオニア。オーガニック栽培はもちろん、
ベリーの香りがヒントのバランスのとれたピ
ノ・ノワールで数々の賞を受賞しています。
熟練職人による数知れない手作りチョコ
レートやアイスクリームショップ、
ベーカリー
からもわかるように、
ポートランダーは高品
質のデザートに明らかな好みを示します。
絶対に試すべきは、
全て最初から作るフラン
ス風ブリオッシュスタイルのブルースター・
ドーナッツ。抹茶ラテ、ピスタチオとオレンジ
の皮が乗ったローズ・ハイビスカスなど、
ユニ
ークな日替わりトッピングが人気です。
ワイナリー近郊の町、
ニューバーグとマク
ミンヴィルは、
一級のレストランとワイナリー
のテイスティングルームが集まったエリア。
ウィラメット・バレーを南下して次に宿泊す
るオレゴン第二の都市、
ユージーンに向かう
途中のストップにぴったりでしょう。
サウスイーストのちょっと外れた工場街に
あるジャイギャンティック・ブルゥイング・
カンパニーは、
市内75軒のブルワリーの中で
も際立つ存在。ジンやバーボンの樽で熟成
するなど、
斬新なビール醸造法はもちろん、
創造力に富んだビール瓶のラベルも大人
気。ジャイギャンティックは名称(巨大な)と
は対照的に小規模なクラフトビール醸造所
ですが、柔らかな照明のテイスティング・ル
ームと隣接の中庭には充分席があります。
さらに北へ1時間のドライブでニューポー
トへ。1日の終わりは、歴史あるベイフロント
第4日: ユージーン〜
フローレンス〜オレゴンコースト
オレゴン大学のキャンパスを訪れたら、
およそ100年の歴史を持つ全米有数の陸上
競技場、
ヘイワード・フィールドにぜひ立ち寄
りましょう。最新ビデオ・スコアボードは、
ナイキ創始者でオレゴン大卒業生のフィル・
ナイトが設置資金を寄付しました。キャンパ
スから数ブロック西のダウンタウンにある
フォーリング・スカイ・ブルワリーは、
ヨーロ
ッパに触発されたベア・ハンズ・ノースウエス
ト・ビター、
ブルーバルーン・ベルジアン・
ペールエールなどのクラフトビールがたまら
ないヘルシーなランチ・スポットです。
第3日: ウィラメット・バレー
ポートランドからわずか45分のドライブ
で、
世界でも有数のピノ・ノワールの産地、
ウィラメット・バレーに到着。肥沃な土壌
かつ爽やかなほど気取らないこのワイン
生産地域は500軒ものワイナリーを擁してい
ます。13500平方キロに及ぶウィラメット・
バレーAVA(米政府承認ブドウ栽培地域)で
栽培されている他の品種にはピノ・グリ、
シャルドネなどがあります。
アストリア
キャノン
ビーチ
フッド
リバー ザ・ダルズ
★
★
ペンドルトン
ポートランド
シアトル
リンカーン
シティ
ヤハッツ
★
ユージーン
ノース
ベンド
ベイカー
シティ
★
ポートランド
•
オレゴン
•
ベンド
サンフランシスコ
第5日: ポートランドに戻る
ニューポートからポートランドへはノンス
ポットなら約2時間半のドライブ。US-101号
を北上、
リンカーン・シティ経由で東へ州道18
号沿いにウィラメット・バレーを抜けてポート
ランドを目指します。途中休憩がてら、
ワイナ
リーにいくつか立ち寄ってもよいでしょう。
ID
NV
ラスベガス
•
ロスアンゼルス
★
地区で迎えましょう。海辺のホテルや家族向
けのアトラクションはもとより、
より抜きのシ
ーフードレストランが数多くあります。ヤクィ
ナ湾が見渡せるローカル・オーシャン・シー
フーズは、
フィッシュ・マーケットとアップスケ
ールなレストランが一体になった格好の店。
地元産の丸ごとダンジネス・クラブ(アメリカ
イチョウガニ)、
オレゴンのアルバコーツナ
(ビンナガマグロ)の串焼きなど、美味しい
料理で連日賑わっています。
• バンクーバー BC
• WA
CA
レッドモンド
ユージーンから西のオレゴンコーストへは
1時間半の爽快なドライブ。途中休憩は、
フローレンスのオールドタウンを散策した
り、
サユスロー・リバー・コーヒー・ロースター
ズでエスプレッソを味わいながら、歴史ある
橋と川の眺めを楽しみましょう。オールド
タウンはアートギャラリー、
ギフトショップ、
シーフードレストランで賑わうところ。
パシフィック・コースト・シーニック・バイウェ
イ (US-101号) をさらに北上すると、
やがて
雄大な太平洋と果てしなく続く砂浜の眺望
が広がります。高さ17m、
19世紀末期につく
られたハシータ岬灯台は、
オレゴンで最も
高い輝度を発する灯台です。
•
USA
ローズバーグ
★
メッドフォード
★
アシュランド
クラマス
フォールズ
フレンチグレン
★
空港所在都市
オレゴンへのアクセス
毎日就航しています。主要各都市への接続も便利で、シアトルから車または列車で3時間、カナダのバンクーバーからも
5時間あまりの近さです。南のゲートウェイ都市、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスへも飛行機で2時間という
便利さ。ポートランド国際空港からポートランド・ダウンタウン及び近郊へはライトレール(MAX)が運行しています。
トラベルオレゴン オレゴン州政府駐日代表部 米国内お問い合わせ [email protected]
日本国内お問い合わせ [email protected]
〒115-0021 東京都港区東新橋2-16-1 ルーシスビル 4F Tel: (03) 6430-0771 Fax: (03) 6430-0775 URL: traveloregon.jp
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traveloregon.jp
アメリカ北西部およびオレゴンのゲートウェイはポートランド国際空港(PDX)。東京・成田からデルタ航空の直行便が
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