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第110期 平成18年3月31日 PDF 形式 623 KB
EDINET提出書類 2006/06/29 提出
日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
【表紙】
【提出書類】
有価証券報告書
【根拠条文】
証券取引法第24条第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成18年6月29日
【事業年度】
第110期(自
【会社名】
日揮株式会社
【英訳名】
JGC CORPORATION
【代表者の役職氏名】
代表取締役会長
【本店の所在の場所】
東京都千代田区大手町2丁目2番1号
【電話番号】
東京03(3279)5441(大代表)
【事務連絡者氏名】
取締役財務本部長
【最寄りの連絡場所】
横浜市西区みなとみらい2丁目3番1号(横浜本社)
【電話番号】
横浜045(682)1111(大代表)
【事務連絡者氏名】
取締役財務本部長
【縦覧に供する場所】
株式会社東京証券取引所
平成17年4月1日
重
久
須
須
賀
賀
至
吉
平成18年3月31日)
弘
啓
啓
孔
孔
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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EDINET提出書類 2006/06/29 提出
日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次
第106期
第107期
第108期
第109期
第110期
決算年月
平成14年3月
平成15年3月
平成16年3月
平成17年3月
平成18年3月
売上高
(百万円)
335,246
378,063
409,961
435,197
550,301
経常利益
(百万円)
22,543
14,801
18,481
16,001
23,454
当期純利益
(百万円)
4,941
6,768
10,587
11,585
15,011
純資産額
(百万円)
127,633
131,248
146,289
151,155
173,063
総資産額
(百万円)
322,671
335,778
355,009
367,437
375,287
1株当たり純資産額
(円)
493.95
515.52
575.60
595.01
681.66
1株当たり当期純利益
(円)
19.45
25.65
40.88
44.93
58.33
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円)
19.08
25.62
―
―
―
自己資本比率
(%)
39.6
39.1
41.2
41.1
46.1
自己資本利益率
(%)
3.9
5.2
7.6
7.8
9.3
株価収益率
(倍)
46.43
32.94
28.06
26.04
39.69
(百万円)
△9,214
51,397
18,778
△16,848
26,811
(百万円)
△7,399
816
△3,944
△10,656
△2,963
(百万円)
△6,696
△16,668
△3,437
△3,456
△2,424
(百万円)
53,217
89,032
99,987
68,925
91,489
3,347
3,802
4,063
4,147
4,205
[679]
[520]
[602]
[686]
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
の期末残高
従業員数
[外、平均臨時
雇用者数]
(注) 1
2
3
4
(人)
[1,009]
売上高には、消費税等は含まれていない。
第106期連結会計年度(平成13年4月1日より平成14年3月31日まで)において、日揮建設サービス㈱は清
算を完了しているが、清算時までの損益計算書については連結している。
第107期連結会計年度(平成14年4月1日より平成15年3月31日まで)より、重要性が増加したため日揮プロ
ジェクトサービス㈱を新たに連結子会社に加えている。
第108期連結会計年度(平成15年4月1日より平成16年3月31日まで)より、株式の追加取得により持分法適
用会社であった日揮工事㈱を連結子会社とした。なお、平成15年9月30日をみなし取得日として連結してい
る。
第109期連結会計年度(平成16年4月1日より平成17年3月31日まで)において、日揮情報テクノロジー㈱は
清算を完了しているが、清算時までの損益計算書については連結している。
第110期連結会計年度(平成17年4月1日より平成18年3月31日まで)において、JGC Dordtse Engineering
B.V.を売却しており、連結範囲から除外している。
従業員数の[外、平均臨時雇用者数]は、平均派遣受入者数等を記載している。
平成15年3月期から、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益および潜在株式調整後1株当たり純利益
の算定にあたっては、「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)および「1株当た
り当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適用している。
なお、平成16年3月期以降、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため
記載していない。
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日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
(2) 提出会社の経営指標等
回次
第106期
第107期
第108期
第109期
第110期
決算年月
平成14年3月
平成15年3月
平成16年3月
平成17年3月
平成18年3月
売上高
(百万円)
298,769
338,945
367,740
386,040
484,382
経常利益
(百万円)
20,085
14,008
14,172
10,875
16,798
当期純利益
(百万円)
4,489
5,307
8,265
8,690
11,411
資本金
(百万円)
23,437
23,499
23,511
23,511
23,511
(千株)
258,445
258,953
259,052
259,052
259,052
純資産額
(百万円)
120,688
121,984
134,860
136,660
155,635
総資産額
(百万円)
289,373
303,526
319,109
332,727
333,545
1株当たり純資産額
(円)
467.07
479.13
530.63
537.95
613.01
1株当たり配当額
(内1株当たり
中間配当額)
(円)
5.00
6.00
8.00
8.50
11.00
1株当たり当期純利益
(円)
17.67
20.13
31.98
33.82
44.49
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円)
17.34
20.11
―
―
―
自己資本比率
(%)
41.7
40.2
42.3
41.1
46.7
自己資本利益率
(%)
3.8
4.4
6.4
6.4
7.8
株価収益率
(倍)
51.1
41.98
35.87
34.59
52.03
配当性向
(%)
28.8
28.8
24.6
24.8
24.5
従業員数
〔外、平均臨時
雇用者数]
1,865
1,705
1,719
1,804
1,868
(人)
[520]
[690]
[871]
発行済株式総数
(注) 1
2
3
(円)
(―)
(―)
(―)
(―)
[1,081]
(―)
[1,270]
売上高には、消費税等は含まれていない。
従業員数の[外、平均臨時雇用者数]は、平均派遣受入者数等を記載している。
平成15年3月期から、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益および潜在株式調整後1株当たり純利益
の算定にあたっては、「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)および「1株当た
り当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適用している。なお、平成16
年3月期以降、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していな
い。
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日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
2 【沿革】
提出会社は「日本揮発油株式会社」として昭和3年10月25日資本金2,500千円をもって創立された。
(設立登記の日は昭和3年10月27日である。)
提出会社の変遷を示せば次のとおりである。
昭和3年10月
本店を「東京市麹町区内幸町1丁目3番地」に設置
昭和3年11月
米国ユニバーサル・オイル・プロダクツ・カンパニー(現UOP社)と熱分解蒸留法装
置の日本における特許の譲り受けおよび建設に関する協約を締結
昭和8年1月
本店を「大阪市東区高麗橋5丁目10番地」に移転
昭和13年8月
UOP社とイソオクタン製造法の特許の実施および建設に関する追加の暫定的諒解覚
書を交換
戦争によりUOP社との上記諸協約解消
昭和17年10月
地番変更により本店所在地を「大阪市東区高麗橋4丁目10番地」と変更
昭和17年12月
新潟県新津に触媒製造工場(現日揮化学㈱新潟事業所)を設置
昭和24年1月
本店を「東京都中央区日本橋室町2丁目1番地」に移転
昭和27年5月
UOP社と石油精製および石油化学に関する特許の実施および建設に関する契約を締
結
昭和27年7月
横浜工務部を「横浜市南区最戸町100番地」に設置
昭和27年8月
触媒製造工場を分離し日揮化学㈱を設立
昭和27年12月
建設業者登録番号東京都知事(ろ)第7044号として登録
昭和33年4月
「横浜工務部」を「横浜事業所」と改称
昭和33年7月
旭硝子㈱との共同出資により触媒化成工業㈱を設立
昭和34年2月
建設業者登録番号建設大臣(ニ)第5341号として登録
昭和34年3月
本店を「東京都千代田区大手町2丁目4番地」に移転
昭和35年2月
一級建築士事務所登録番号神奈川県知事登録第422号として登録
(昭和59年の更新以後5年毎に更新)
昭和37年5月
東京証券取引所市場第2部に株式上場
昭和44年2月
東京証券取引所市場第2部銘柄より第1部銘柄に指定される
昭和45年1月
地番変更により本店所在地を「東京都千代田区大手町2丁目2番1号」と変更
昭和49年11月
特定建設業者として建設大臣許可(特-49)第5552号を受ける(以後3年毎に更新)
昭和50年4月
技術開発体制の充実強化のため「衣浦研究所」を愛知県半田市に設置
昭和51年10月
社名を「日本揮発油株式会社」から「日揮株式会社」(英文名JGC CORPORATION)に
変更
昭和59年7月
原子力の技術開発体制の充実強化のため「大洗原子力技術開発センター」を茨城県
大洗町に設置
平成9年6月
横浜市西区に完成した新社屋に横浜事業所のプロジェクト遂行機能および東京本社
の一部機能を移管し「横浜本社」を設置
平成9年11月
横浜研究所と大洗原子力技術開発センターを統合し、新たに「技術研究所」を茨城
県大洗町に設置
平成11年12月
衣浦研究所を技術研究所(茨城県大洗町)に統合(衣浦研究所は廃止)
平成16年7月
触媒化成工業㈱を100%子会社化
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日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
3 【事業の内容】
日揮グループ(当社、当社の子会社34社および関連会社16社)は、各種プラント・施設の計画、設計、建
設、試運転役務に関する事業を主として行っており、これらに附帯する機器調達、検査・保守および各種
情報処理サービスならびに触媒・化成品の製造・販売を営んでいる。各事業における当社および関係会社
の位置付け等は次のとおりである。
なお、次の区分は、事業の種類別セグメントの事業区分と同一である。
総合エンジニアリング事業
当セグメントは、石油、石油精製、石油化学、ガス、LNG、一般化学、原子力、金属精錬、バイオ、
食品、医薬品、医療、物流、IT、環境保全、公害防止等に関する装置、設備および施設の計画、設計、調
達、建設および試運転役務からなる事業であり、全般にわたって当社がこれに当たっているほか、以下の
分野において関係会社が附帯関連事業を営んでいる。
プロセスライセンシング
コンサルティング
設計・調達・建設
日揮ユニバーサル㈱
日本エヌ・ユー・エス㈱
日揮工事㈱、日揮商事㈱、日揮プロジェクトサービス㈱、
JGC Corporation Europe B.V.、M.W.Kellogg Ltd.、
JGC Singapore Pte Ltd.、JGC PHILIPPINES, INC.、
P.T. PERTAFENIKKI Engineering、JGC(USA)Inc.、
JGC-DESCON Engineering (Pvt.) Ltd.、JGC Vietnam Co., Ltd.
検査・保守
情報処理
その他
日揮プランテック㈱、青森日揮プランテック㈱
日揮情報システム㈱、日揮情報ソフトウェア㈱
日揮ビジネスサービス㈱
触媒・化成品事業
当セグメントは、触媒製品(FCC触媒、水素化処理触媒、脱硝触媒、炭化水素改質装置用触媒、環境浄化
触媒、油脂水素化用触媒および各種石油化学用触媒等)および新機能材料関連製品(コロイダルシリカ、
CRT・FPD等表面処理材料、液晶ディスプレイ材料、半導体材料、酵素機能材、二次電池用正極材ならびに
化粧品材料・光学材料・抗菌剤等の生活関連材料)の製造、販売に係る事業であり、触媒化成工業㈱、日
揮化学㈱および日揮ユニバーサル㈱がこれに当たっている。
以上に述べた事項の概略図は次のとおりである。
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4 【関係会社の状況】
(1) 連結子会社
会社名
住所
触媒化成工業㈱
神奈川県
川崎市幸区
日揮化学㈱
資本金
(百万円)
主要な事業の内容
議決権の
所有割合
(%)
関係内容
800
触媒・化成品事業
100
触媒、化学薬品等を購入している。
役員の兼任3名(うち当社従業員3名)
神奈川県
横浜市港南区
1,000
触媒・化成品事業
100
触媒、化学薬品等を購入している。
役員の兼任2名(うち当社従業員2名)
日揮情報システム㈱
神奈川県
横浜市港北区
400
総合エンジニアリング
事業
100
各種情報処理サービスを委託している。
役員の兼任2名(うち当社従業員1名)
日揮プランテック㈱
神奈川県
横浜市港南区
132
総合エンジニアリング
事業
各種プラントの機器・材料等の検査およ
100 び品質管理を委託している。
役員の兼任2名(うち当社従業員2名)
日揮ビジネスサービス㈱
神奈川県
横浜市港南区
1,455
総合エンジニアリング
事業
当社のビル管理、保守・営繕、清掃業務
100 等を委託している。
役員の兼任2名(うち当社従業員2名)
日本エヌ・ユー・エス㈱
東京都
港区
50
総合エンジニアリング
事業
80
各種プラントの設計・建設工事に関する
コンサルティングを委託している。
役員の兼任1名
日揮プロジェクトサービス㈱
神奈川県
横浜市港南区
200
総合エンジニアリング
事業
100
各種プラントの設計および建設工事、工
事監理役務を委託している。
日揮工事㈱
神奈川県
横浜市鶴見区
495
総合エンジニアリング
事業
青森日揮プランテック㈱
青森県
上北郡六ヶ所村
50
総合エンジニアリング
事業
日揮情報ソフトウェア㈱
神奈川県
横浜市港北区
30
総合エンジニアリング
事業
100 各種情報処理サービスを委託している。
(100) 役員の兼任1名(うち当社従業員1名)
JGC Corporation Europe
B.V.
オランダ国
ハーグ市
千ユーロ
2,768
総合エンジニアリング
事業
各種プラントの設計・調達および建設工
100 事を委託している。
役員の兼任2名(うち当社従業員1名)
JGC Singapore Pte Ltd.
シンガポール国
シンガポール
千S$
2,100
総合エンジニアリング
事業
各種プラントの設計・調達および建設工
100 事を委託している。
役員の兼任4名(うち当社従業員3名)
各種プラントの建設工事、工事監理役務
100 を委託している。
役員の兼任2名(うち当社従業員2名)
各種プラントの機器・材料等の検査およ
100
び品質管理を委託している。
(100)
役員の兼任1名(うち当社従業員1名)
(2) 持分法適用関連会社
会社名
住所
日揮ユニバーサル㈱
東京都
品川区
M.W.Kellogg Ltd.
英国
ミドルセックス州
(注) 1
2
資本金
(百万円)
主要な事業の内容
議決権の
所有割合
(%)
関係内容
1,000
総合エンジニアリング
事業および触媒・化成
品事業
50
各種プラントの設計・建設工事に関する
プロセス・ライセンシングを委託してい
る。また、触媒・化学薬品等を購入して
いる。
役員の兼任4名(うち当社従業員2名)
£.Stg
890
総合エンジニアリング
事業
44.9
各種プラントの設計・調達および建設工
事を委託している。
役員の兼任6名(うち当社従業員3名)
「主要な事業の内容」欄には、事業の種類別セグメントの名称を記載している。
議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数である。また、緊密な者または同意している者の所有割
合はない。
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5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
平成18年3月31日現在
事業の種類別セグメントの名称
従業員数(人)
総合エンジニアリング事業
3,695(825)
触媒・化成品事業
510(184)
合計
(注) 1
2
4,205(1,009)
従業員数は、就業従業員数である。
「従業員数」欄の( )内は、外書で平均臨時雇用者数(派遣受入者数等)を記載している。
(2) 提出会社の状況
平成18年3月31日現在
従業員数(人)
平均年齢(歳)
平均勤続年数(年)
1,868(1,270)
42.7
16.8
(注) 1
2
3
平均年間給与(円)
9,058,766
従業員数は、就業従業員数であり、執行役員(17名)を含み、関係会社等への出向者(75名)を含まない。
平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでいる。
「従業員数」欄の( )内は、外書で平均臨時雇用者数(派遣受入者数)を記載している。
(3) 労働組合の状況
労働組合は結成されていない。
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第2 【事業の状況】
1 【業績等の概要】
(1) 業績
当連結会計年度のわが国経済は、企業収益の改善と設備投資の拡大および個人消費の緩やかな増加に
より順調に回復している。一方、海外においては米国や中国などで引き続き景気が拡大しており、世界
経済は着実な回復基調にある。当社の主要マーケットである中東、アフリカのプラント市場は、原油価
格の高止まりおよび需要の拡大を背景とした産油国およびメジャーオイルの旺盛な設備投資意欲により
活況を呈しており、また国内のエネルギー各社も同様に、活発な設備投資を計画・実施している。しか
しながら、エンジニアリング業界においては中東およびアフリカなどの地政学的リスク、中東産油国で
の設備投資の急増による資機材・労働力の不足など、先行きに対する懸念は払拭されていない。
このような状況の下で、日揮グループの当期の業績は、連結売上高5,503億1百万円(前期比26.4%
増)、連結営業利益203億89百万円(前期比54.2%増)、連結経常利益234億54百万円(前期比46.6%
増)、連結当期純利益150億11百万円(前期比29.6%増)となった。当社単体については、売上高4,843
億82百万円(前期比25.5%増)、営業利益122億21百万円(前期比57.7%増)、経常利益167億98百万円
(前期比54.5%増)、当期純利益114億11百万円(前期比31.3%増)となった。
総合エンジニアリング事業における連結売上高は5,208億35百万円、連結営業利益は162億9百万円と
なった。触媒・化成品事業における連結売上高は294億65百万円、連結営業利益は41億78百万円となっ
た。
総合エンジニアリング事業の連結受注高については、好調なマーケット環境と粘り強い営業活動を展
開した結果、海外5,912億68百万円、国内2,163億81百万円、合計8,076億49百万円(前期比72.0%増)
となった。地域別では、中東が全体の59.3%を占め、日本、アジア、アフリカなどの順で、また、産業
分野別では、化学関係が全体の31.5%を占め、石油精製関係、石油・ガス・資源開発関係、LNG関係な
どの順となった。当社単体の受注高については、海外5,880億72百万円、国内1,771億15百万円、合計
7,651億88百万円(前期比74.2%増)となった。その内訳は、地域別では、中東が全体の62.6%を占
め、日本、アジア、アフリカなどの順で、また、産業分野別では、化学関係が全体の31.4%を占め、石
油精製関係、石油・ガス・資源開発関係、LNG関係などの順となった。
主な受注案件は、サウジアラビア向け石油精製・石油化学統合プラント建設工事およびNGL回収プラ
ント建設工事、イエメン向けLNGプラント建設工事およびベトナム向け製油所建設工事などが挙げられ
る。
この結果、当期末の受注残高は、為替変動による修正および契約金額の修正・変更を加え、連結受注
残高1兆91億88百万円、単体受注残高9,950億20百万円となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会
計年度と比較し225億64百万円増加し、914億89百万円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、大型の完成工事基準案件の売上に伴い、債権債務の大きな増減はあったもの
の、資金収支には影響なく、税金等調整前当期純利益233億84百万円等により268億11百万円の増加とな
った。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
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投資活動による資金は、長期貸付金の回収があったが、触媒化成品工場増強等の設備投資への支出や
投資有価証券取得による支出等により、29億63百万円の減少となった。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、配当金の支払等により24億24百万円の減少となった。
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2 【生産、受注及び販売の状況】
「生産、受注及び販売の状況」に記載している諸数値には消費税等を含めていない。
(1) 生産実績
区分
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(百万円)
(自
至
―
―
21,844
27,612
21,844
27,612
総合エンジニアリング事業
触媒・化成品事業
合計
(注) 1
2
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(百万円)
金額は、販売価格によっている。
総合エンジニアリング事業については、生産実績を定義することが困難であるため、触媒・化成品事業につ
いてのみ記載している。
(2) 受注実績
区分
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(百万円)
総合エンジニアリング事業
(自
至
469,534
807,649
―
―
469,534
807,649
触媒・化成品事業
合計
(注)
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(百万円)
触媒・化成品事業については、受注生産を行っていないため、総合エンジニアリング事業についてのみ記載し
ている。
(3) 売上実績
区分
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(百万円)
総合エンジニアリング事業
触媒・化成品事業
合計
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(百万円)
410,949
520,835
24,248
29,465
435,197
550,301
(注)完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高およびその割合は、次のとおりである。
前連結会計年度
当連結会計年度
(自 平成16年4月1日
(自 平成17年4月1日
至 平成17年3月31日)
至 平成18年3月31日)
相手先
完成工事高(百万円)
ソハール
ドルフィン
リファイナリー社
エナジー社
割合(%)
完成工事高(百万円)
割合(%)
50,271
11.6
28,529
5.2
34,649
8.0
89,301
16.2
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(参考)連結ベースの売上高、受注高および受注残高
区
分
前期末受注残高
石油・ガス・資源開発関係
石油精製関係
当期受注高
(単位 百万円)
当期末受注残高
当期売上高
238
302
371
169
44,853
120,270
42,053
123,070
203
1,354
922
635
8,775
52,287
16,644
44,418
国
LNG関係
9,754
6,616
6,605
9,765
内
化学関係
発電・原子力・新エネルギー
関係
生活関連・一般産業設備関係
28,788
18,226
25,230
21,784
環境・社会施設・情報技術関係
19,653
13,067
20,686
12,034
656
4,256
4,207
704
112,924
216,381
116,721
212,583
226,283
143,643
161,749
208,178
その他
計
石油・ガス・資源開発関係
94,113
103,104
75,504
121,713
国
LNG関係
石油精製関係
127,771
102,930
47,867
182,834
136,149
202,415
97,673
240,891
21,795
37,743
19,313
40,225
外
化学関係
発電・原子力・新エネルギー
関係
生活関連・一般産業設備関係
165
857
987
36
3,071
130
571
2,630
99
442
446
95
609,450
591,268
404,114
796,604
(注2)
722,374
807,649
520,835
1,009,188
(注3)
―
―
29,465
―
―
―
550,301
―
環境・社会施設・情報技術関係
その他
計
総合エンジニアリング事業
触媒・化成品事業
合
(注)
計
計
計
1 各項目の金額は、消費税等を除いて記載している。
2
総合エンジニアリング事業の「前期末受注残高」は当期の為替換算修正および契約金額の修正、
変更をそれぞれ次のとおり含んでいる。
(単位
区
分
契約金額の
修正・変更
為替換算修正
百万円)
計
石油・ガス・資源開発関係
4,464
△1,510
2,954
石油精製関係
△817
△875
△1,692
LNG関係
2,901
―
2,901
化学関係
発電・原子力・新エネルギー関
係
生活関連・一般産業設備関係
4,757
△521
4,236
220
―
220
27
―
27
環境・社会施設・情報技術関係
―
△403
-403
その他
―
―
―
11,554
△3,310
8,244
計
3
触媒・化成品事業については受注生産を行っていないため、「前期末受注残高」「当期受注高」
および「当期末受注残高」は記載していない。
4
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示している。
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(参考)当社単体の受注高、売上高および受注残高
(単位
区分
前期末受注残高
石油・ガス・資源開発関係
内
75
15
42,927
107,610
30,924
119,613
45
679
557
167
化学関係
5,864
40,302
7,618
38,548
発電・原子力・新エネルギー関係
9,753
5,737
5,737
9,753
生活関連・一般産業設備関係
28,424
16,529
23,335
21,619
環境・社会施設・情報技術関係
18,024
6,079
13,868
10,234
49
157
161
45
105,161
177,115
82,279
199,998
226,283
143,369
161,475
208,178
94,104
103,095
75,502
121,698
LNG関係
127,771
102,790
47,727
182,834
化学関係
135,764
199,785
96,225
239,324
21,795
37,743
19,313
40,225
165
851
981
36
3,071
―
441
2,630
95
436
436
95
609,052
588,072
402,103
795,022
714,214
765,188
484,382
995,020
LNG関係
計
石油・ガス・資源開発関係
石油精製関係
発電・原子力・新エネルギー関係
生活関連・一般産業設備関係
外
当期末受注残高
18
その他
国
当期売上高
72
石油精製関係
国
当期受注高
百万円)
環境・社会施設・情報技術関係
その他
計
合計
(注) 1
2
各項目の金額は、消費税等を除いて記載している。
「前期末受注残高」の為替換算修正および契約金額の修正、変更は次のとおりである。
(単位
区分
為替換算修正
百万円)
計
石油・ガス・資源開発関係
4,464
△1,510
2,954
石油精製関係
△817
△875
△1,692
LNG関係
2,901
―
2,901
化学関係
4,742
△496
4,246
220
―
220
生活関連・一般産業設備関係
27
―
27
環境・社会施設・情報技術関係
―
△3
△3
その他
―
―
―
11,539
△2,885
8,654
発電・原子力・新エネルギー関係
計
3
契約金額の
修正・変更
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示している。
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4
当社の取扱品目である各種プラント・施設等の設計・調達・建設役務の遂行には高度の技術能力を必要とす
るため、顧客による特命ないし指名入札方式による契約がほとんどである。また、受注は顧客との直接契約
による場合のほか、商社経由となる場合もあり、経路は一定しない。
5
受注残高のうち主なものは、次のとおりである。
ドルフィン エナジー社
ガス処理設備建設工事
ビーピーベラウ社
LNG製造設備建設工事
ラービグ リファイニング
製油所建設工事
アンド ペトロケミカル社
サウジ アラムコ社
NGL回収設備建設工事
ペトロ ベトナム社
製油所建設工事
イエメン エルエヌジー社
LNG製造設備建設工事
6
完成工事のうち主なものは、次のとおりである。
ドルフィン エナジー社
ビーピーベラウ社
ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル社
ソハール リファイナリー社
バーレン ペトロリウム社
ジュベイル シェブロン フィリップス社
13/101
平成20年3月期第2四半期完成予定
平成22年3月期第1四半期完成予定
平成21年3月期第1四半期完成予定
平成20年3月期第4四半期完成予定
平成21年3月期第4四半期完成予定
平成22年3月期第2四半期完成予定
ガス処理設備建設工事
LNG製造設備建設工事
製油所建設工事
製油所建設工事
製油所建設工事
エチレン装置建設工事
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3 【対処すべき課題】
当社は、世界のエンジニアリング・コントラクターのトップランナーであり続けることを目標とし
た中期経営計画「成長へのシナリオ」を2001年度に策定し、2005年度までに単体の目標指標として売
上高4,000億円、当期純利益100億円、株主資本利益率(ROE)7%の達成を掲げ、全社一丸となって
努力した結果、これらの目標指標を全て達成することができた。
このような背景を受け、当社単体での「成長へのシナリオ」をベースとして、グループ経営を強化し
つつ、さらなる飛躍を目指し、日揮グループの2006年度から5ヵ年にわたる経営戦略となる新・中期
経営計画「シナリオ2010」を昨年7月に発表した。「シナリオ2010」は市場環境の変化に応じて修
正・変更が考えられるものの、2010年度までに日揮グループとして売上高6,000億円、当期純利益300
億円、ROE11%以上の達成を目標指標として掲げている。
日揮グループは、「シナリオ2010」の下で、コア分野である各種プラントのEPC(設計・調達・建
設)ビジネスのさらなる拡大・強化とともに、投資事業、製造事業、サービス事業などの非EPCビジ
ネスに積極的に進出する。この「複合ビジネスモデル」により、受注環境の変化による業績の変動へ
柔軟に対応し、継続的かつ飛躍的な成長を可能とする未来のエンジニアリング企業体への変貌を目指
す。
「シナリオ2010」における「複合ビジネスモデル」は、当社がエンジニアリング企業として蓄積
し、今後もさらに向上させていく高度な技術力をベースとして、経験と実績のあるEPCビジネスで得
られた知見を、投資事業、製造事業、サービス事業などの非EPCビジネスにつなげ、シナジー効果の
最大化を図っていくという、他業種や同業他社とは異なるユニークなビジネスモデルである。
<「シナリオ2010」が目指す「複合ビジネスモデル」実現の事業戦略>
EPCビジネス戦略
事業分野の拡大: 石油精製、LNG、石油化学、ライフサイエンス、資源開発、IGCC、FPSO、新燃料事業などの
推進
人 材 の 確 保: 国内外のマンパワーリソースを20%以上拡大
事業提携の強化: LNG・GTL分野における世界戦略の推進を目指し、米国KBR社とのガスアライアンス
非EPCビジネス戦略
投
資
事
業: 資源開発事業、石油関連事業、新燃料事業、水・発電事業、温暖化ガス排出権ビジネスへの
投資
製 造 事 業: 工業用触媒の製造開発で国内最大・最強のグループを指向、海外展開の加速、化成品分野で
の新素材・新機能材開発の推進
サービス事業 : プラントO&MサービスおよびITサービスの強化、環境・プラントメンテナンス対象のコンサ
ルテーションへの注力
日揮グループではすでに本計画に沿い、昨年にアラブ首長国連邦およびサウジアラビアにおいて造
水・発電事業へ投資し、中国においては世界最大規模の地球温暖化ガス排出権ビジネスへ参画してい
る。
14/101
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4 【事業等のリスク】
日揮グループの事業その他に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があ
ると考えられる事項には、以下のようなものがある。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において日揮グループが判断したも
のである。
① 海外要因のリスクによる業績の変動
日揮グループの事業は海外売上高が全体の約7割を占め、日本国内では対処できない相手国における
経済リスク、政治・社会リスクなどのいわゆるカントリーリスクにさらされている。具体的には不安定
な政情、戦争、革命、内乱、資産の強制的国有化、経済政策の変更、対外債務不履行および為替制度の
変更などが考えられる。日揮グループはこれらのリスクが事業へ与える影響をできるだけ少なくするた
めに、貿易保険の利用および代金の早期回収など様々な方策を講じてきているが、想定を超える事業環
境の変化が発生した場合には、プロジェクトの中止・中断や遅延等によって、日揮グループの業績に悪
影響を与える可能性がある。
② プロジェクト遂行上の各種リスク要因による業績の変動
日揮グループのプロジェクト契約形態はそのほとんどがランプサム・フルターンキー契約(一括請負
契約)である。日揮グループは過去の経験を十分に活用し、様々なプロジェクト遂行中のリスクへの対
応を織り込んで契約を行っているが、資機材価格・レーバーコストの高騰、疫病の発生および自然・気
象状況の悪化など想定を超える事業遂行上の障害および日揮グループの責任によるプラントに係る事故
が発生した場合、プロジェクトの採算が悪化し、日揮グループの業績に悪影響を与える可能性がある。
③ 為替レートの変動
日揮グループの事業は海外売上高が全体の約7割を占め、その契約のほとんどが外貨建てである。為
替リスク回避のため、海外調達を実施し国内においても外貨建ての発注を促進しており、エクスポージ
ャー部分については為替予約等で通貨ヘッジ取引を行っている。しかしながら急激な為替変動は、日揮
グループの業績・財務状況に影響を与える可能性がある。一般的に他通貨に対する円高は日揮グループ
の事業に悪影響を及ぼし、円安は好影響をもたらす傾向にある。
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5 【経営上の重要な契約等】
(1) 当社が技術援助等を受けている契約
契約先
内容
契約期間
コーク・グリッジ・インク
蒸留棚段・蒸留塔用充填物の製造
平成19年6月30日まで
(アメリカ)
に関する技術
エ ク ソ ン・リ サ ー チ・ア ン
昭和57年6月2日以降は当事者の
ド・エンジニアリング・カン 加熱炉に関する設計・建設技術
一方が60日前に通知することによ
パニー(アメリカ)
り終結
平成6年9月27日以降は当事者の
蒸留装置用棚段に関する技術
一方が6カ月前に通知することに
フ ェ ー エ ー ベ ー・ゲ ル マ ニ
より終結
ア・カール・マルクス・シュ
平成元年8月22日以降は当事者の
タッツ(ドイツ)
蒸留装置用充填物に関する技術
一方が6カ月前に通知することに
より終結
ソシエテ・テクニーク・プー
昭和61年4月10日以降は当事者の
放射性廃棄物を熱硬化性樹脂中に
レ・エ ネ ー ジ イ・ア ト ミ ク
一方が6カ月前に解約通知しなけ
固化する処理技術
(フランス)
れば1年毎に更新
平成4年5月25日以降は当事者の
ウーデ・ゲー・エム・ベー・ 連続接触スチーム改質装置に付帯
一方が6カ月前に解約通知しなけ
ハー(ドイツ)
する集合管の制作技術
れば2年毎に更新
昭和59年8月31日以降は当事者の
ガスおよび液体より酸性ガスを除
一方が3カ月前に通知することに
去する方法(ADIP法)に関する技術
より終結
天然ガス・合成ガス等より酸性ガ 昭和59年8月31日以降は当事者の
シェル・リサーチ・リミテッ
スを除去する方法(SULFINOL法)に 一方が3カ月前に通知することに
ド(イギリス)
関する技術
より終結
硫黄回収装置から出されるガスよ 昭和59年8月31日以降は当事者の
り酸性ガスを除去する方法(SCOT 一方が3カ月前に通知することに
法)に関する技術
より終結
平成2年1月16日以降は当事者の
ブ ラ ウ ン・フ ィ ン・チ ュ ー
熱交換器・製造に関する技術
一方が6カ月前に解約通知しなけ
ブ・カンパニー(アメリカ)
れば1年毎に更新
ルルギガスーウント ミネラ
平成13年12月31日以降は当事者の
レール テクニック ゲー・ 硫黄回収技術
一方が1年前に解約通知しなけれ
エム・ベー・ハー(ドイツ)
ば1年毎に更新
スルザー・ブラザース・リミ
テッド(スイス)およびスルザ
平成9年4月23日以降は当事者の
塔内充填物および付帯機器類に関
ー・ブ ラ ザ ー ス・ケ ム テ ッ
一方が6カ月前に解約通知しなけ
する技術
ク・ピィーティーイー・リミ
れば1年毎に更新
テッド(シンガポール)
当社がエム・ダブリュー・ケロッ
エ ム・ダ ブ リ ュ ー・ケ ロ ッ 当社が遂行するプロジェクトに係
グ・リミテッドの株式を保有する
グ・リミテッド(イギリス)
る設計、建設技術
期間
プロセス、機器設計、コスト推算
アスペン・テクノロジー・イ
およびプロセスデータベースソフ 平成21年9月30日まで
ンク(アメリカ)
ト等の高度制御用ソフトウェア
平成15年8月31日以降は、当事者
既設リファイナリーの収益性改善
ユー・オー・ピー
の一方が6カ月前に解約通知しな
(アメリカ)
のためのコンサルティング手法
ければ1年毎に更新
平成21年2月16日以降は当事者の
オ ス モ ス・デ ハ・コ ム・ビ 光ファイバーを用いた構造物の変
一方が6カ月前に解約通知しなけ
ー・ヴィ(オランダ)
位計測・監視システム
れば10年毎に更新
天然ガスからエタン、プロパン、
エルコール・コーポレーショ
当事者の一方の書面による通知に
ブタ ン、コン デ ン セ イ ト 等 を 分
ン(アメリカ)
より解約
離・精製する技術
マモー・トランスポート・ビ 超重量物の据付に用いる油圧ジャ 平成15年9月1日以降は当事者の
ー・ヴィ(オランダ)および日 ッキ式門型クレーンの国内使用に 一方が3カ月前に解約通知しなけ
本通運㈱
関する協力
れば1年毎に更新
16/101
契約年月
平成元年6月
昭和56年8月
昭和49年7月
昭和52年6月
昭和54年1月
昭和57年5月
昭和58年1月
昭和58年6月
昭和58年6月
昭和60年1月
平成4年1月
平成4年4月
平成4年12月
平成13年3月
平成10年9月
平成11年2月
平成12年4月
平成12年9月
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(2) 当社が技術援助等を与えている契約
契約先
内容
契約期間
契約年月
当社がエム・ダブリュー・ケロッ
エ ム・ダ ブ リ ュ ー・ケ ロ ッ 相手方が遂行するプロジェクトに
グ・リミテッドの株式を保有する 平成4年8月
グ・リミテッド(イギリス)
係る設計、建設技術
期間
ユー・オー・ピー
(アメリカ)
初期投資の大幅軽減と短納期を実 平成12年7月22日以降は1年毎に
平成9年7月
現する新しい製油所設計技術
更新
エ ム・ダ ブ リ ュ ー・ケ ロ ッ
固体残渣油のエマルジョン化
グ・テクノロジー・カンパニ
(RWM)技術
ー(アメリカ)
ユー・オー・ピー
(アメリカ)
平成12年9月7日以降は当事者の
一方が6カ月前に解約通知しなけ 平成9年9月
れば1年毎に更新
平成15年1月14日以降は当事者の
天然ガスコンデンセート中の水銀
一方が6カ月前に解約通知しなけ 平成10年1月
とヒ素を除去する技術
れば1年毎に更新
(3) その他当社が締結している重要な契約
契約先
アジャンス・ナショナル・プ
ーラ・ゲション・デュ・ディ
シュ・ラディオアクティス
(フランス)
内容
契約期間
契約年月
放射性廃棄物処分技術に関する技
平成15年9月14日以降は当事者の
術情報の交換および同分野におけ
一方が6カ月前に解約通知しなけ 平成10年9月
るテクニカルサービス等の提供の
れば1年毎に更新
ための協力
高度制御用ソフトウェアパッケー
ジ、オンライン最適用ソフトウェ
インベンシスシステムエンジ
アパッケージの販売、導入に関す
ニアリング㈱
る営業活動およびプロジェクト遂
行のための協力
平成14年2月1日まで。ただし、
当事者の一方より契約満了日の30
平成13年2月
日前までに解約通知しなければ1
年毎に更新
(4) 関係会社が締結している重要な契約
該当事項なし。
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6 【研究開発活動】
① 総合エンジニアリング事業
当連結会計年度は、EPCビジネスの領域拡大(EPC遂行技術の向上)と新規事業創出を核とした新・中
期経営計画「シナリオ2010」の実現を目標に技術開発を進めている。
「EPCビジネスの領域拡大」については、当社コア技術分野である石油精製、石油化学、天然ガス等
のエネルギー産業分野および医薬品、非鉄金属精錬、原子力、環境等を対象にした一般産業分野につい
て技術開発を進めている。
石油精製分野では、最近の原油価格の高騰、重質原油と軽質原油の市場価格差拡大等により重質原油
の利用拡大が見込まれることから、アラビアンヘビー等の在来型重質原油や非在来型オイルサンド・ビ
チューメン等の超重質油に関する新しい発想に基づく精製スキームの構築を国内外の大学や研究機関と
共同で検討している。
石油化学分野では、経済的競争力確保のため原料多様化と技術革新が求められている中で、当社開発
の向流多段液々抽出装置
WIN TRAY
が平成17年度分離技術会技術賞の受賞に至った。これは本技術の
芳香族抽出実績等で示した高い分離性能が評価されたもので、顧客からの引き合いおよび建設実績とも
着実に増加している。
天然ガス分野では、LNG製造から用途開発に至る総合的なビジネス展開を支えるための技術開発を実
施している。LNG製造プラントについてはHSE対応として、可燃性ガスや毒性ガス漏洩拡散に対する適切
な技術評価と対策を考慮した設計法を開発し、安全性と経済性のバランスの取れた合理的なプラント設
計法の開発に努めている。また天然ガス製造技術については、平成16年度石油学会技術進歩賞を受賞し
た天然ガス随伴油(NGL)中の水銀除去技術の改良を進めた結果、原油への対応が可能となり今後の受
注拡大が期待される。一方、天然ガスの用途開発については、クリーンエネルギーとしてのDME(ジメ
チルエーテル)製造技術を確立し商業化の機会を窺っている。またDMEの用途についても、プロピレン
の世界的な需要拡大を見越して、DMEから選択的にプロピレンを製造するプロセスや、DMEの直接的な民
生利用として自動車用燃料電池への利用システムの開発も積極的に進めている。さらに、DMEやその他
GTL製品の経済性をより向上させるために、その原料となる合成ガスの新規高効率製造法についてパイ
ロットプラントによる開発を実施中である。
医薬品分野においては、高活性医薬品の製造設備について既に、「ケミカルハザード対応医薬品製造
施設の設計指針」を作成し顧客の評価を得ているが、さらにハザード物質の製造工程中の定量的評価法
を開発し、信頼性の高い実証的な設備設計を目指している。
非鉄精錬分野においては、フィリッピンでのニッケル精錬プラントの建設・運転経験を通しての技術
蓄積・整備が進み、今後の新規案件の受注が期待される。
原子力分野では、放射性廃棄物の処理・処分を中心に技術開発を進めており、核燃料再処理工場の放
出廃液中の硝酸塩を接触分解処理するプロセスの基礎技術の確立に努めている。
環境分野については、地球温暖化対応技術として高圧下で炭酸ガスを回収する技術の開発に国際共同
開発体制で取り組んでおり、今後の当社CDM事業の中核技術としての活用が期待される。
「EPC遂行技術の向上」については、エンジニアリング遂行手法の改革に資するIT環境整備を強力に
進めており、エンジニアリングの各業務フェーズで生成、活用される各種データを統合的に管理するこ
とでエンジニアリング業務プロセス全体の最適化を図り、更なるエンジニアリングの品質向上と納期短
縮の実現を目指している。
「新規事業創出」については、地球温暖化ガス「HFC23」の回収・分解技術をベースにした世界最大
級の中国向けCDM事業契約を日本企業として初めて締結した。また、バイオマス・スラリー燃料やバイ
オマス・エタノールの製造技術開発については、それぞれパイロットプラントによるエンジニアリング
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研究がほぼ終了段階にあり、発電燃料の製造ビジネス等を目標にして海外を含めた立地における実証
事業を模索している。
なお、当事業での研究開発費は、6億70百万円(消費税等は含まない)である。
② 触媒・化成品事業
触媒需要は、世界的な原油高の中で「原油重質化と重軽価格差の拡大」、「環境負荷低減と規制強
化」、あるいは「プロピレン需要増による石化原料の再編」等を理由として拡大傾向にあり、継続的な
触媒開発を実施している。
石油精製触媒分野では、水素化処理触媒の中東への輸出拡大と軽油超深脱触媒の早期工業化などを実
施すると同時に、新規基材を用いたFCC触媒開発も最優先課題として取組んでいる。
環境触媒分野では、脱硝触媒の米国市場での低価格化が進行したため触媒コスト低減を進めるととも
に、将来の中国環境規制強化を想定して消費地生産についても検討している。自動車排ガス浄化用触媒
については、既に商品化したNOxとスス同時除去用触媒の他に、ディ−ゼルエンジン用耐硫黄性NO
x吸収剤の開発を進めている。
新機能材料分野では、最近のハードディスクの容量増加、超LSI集積度向上等によりコロイダルシリ
カの研磨材としての需要が飛躍的に拡大することが見込まれ、高性能化と低価格化を進めることにより
高い顧客評価を維持してシェア拡大を目指している。また、大型テレビの帯電防止等用に開発した中空
シリカの顧客評価も高い。発光ダイオ−ドで励起可能な白色蛍光体の合成、化粧品材料やオプト材料分
野における高機能商品の開発も着実に成果を上げつつあり、今後のビジネスの展開に大きな期待がもた
れる。また、次世代リチウム電池用の高容量Li/Mn/Ni層状型正極材も顧客の高い評価を得て新用途への
展開が期待できる。
なお、当連結会計年度中に支出した研究開発費の総額は、21億81百万円である。
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7 【財政状態及び経営成績の分析】
1.経営成績
日揮グループの当連結会計年度の業績は、連結売上高5,503億1百万円(前期比26.4%増)、連結営
業利益203億89百万円(前期比54.2%増)、連結経常利益234億54百万円(前期比46.6%増)、連結当期
純利益150億11百万円(前期比29.6%増)となった。
①売上高
連結売上高は工事進行基準案件での順調な進捗および大型の完成工事基準案件の売上を背景と
して海外プロジェクト売上高が増加した結果、前連結会計年度に比べて1,151億4百万円増加し、5,503
億1百万円となった。
②売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は売上高の増加に伴い、前連結会計年度に比べて1,071億69百万円増加し、5,140億71百万円
となった。また、販売費及び一般管理費は前連結会計年度に比べて7億65百万円増加し、158億40百万
円となった。
③営業利益
営業利益では、売上高の増加に伴い、前連結会計年度に比べて71億69百万円増加し、203億89百万円
となった。
④営業外損益
営業外収益(費用)は前連結会計年度の27億80百万円の利益(純額)から、30億66百万円の利益(純
額)と2億86百万円の増加となった。これは貸倒引当金繰入額が増加したものの受取利息の増加および
為替差益の発生によることが主な原因である。
⑤税金等調整前当期純利益
特別損益は、前連結会計年度の16億81百万円の利益(純額)から、70百万円の損失(純額)となっ
た。これは投資有価証券売却益の減少および関係会社株式評価損の増加が主な原因である。結果として
当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べて57億3百万円増益の233
億84百万円となった。
⑥法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額
法人税、住民税及び事業税は、税金等調整前当期純利益が増益となったため、前連結会計年度に比べ
て51億99百万円増加し、97億62百万円となった。一方、繰延税金資産の増加により法人税等調整額が15
億7百万円のマイナスとなり、税金費用負担額(純額)は82億55百万円となった。
⑦少数株主損益
少数株主損益は、主として日本エヌ・ユー・エス㈱の少数株主に帰属する利益からなり、前連結会計
年度より1億96百万円減少の1億17百万円となった。
⑧当期純利益
結果として、当期純利益は前連結会計年度に比べて34億26百万円増益の150億11百万円となった。
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2.財政状態
連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度と比較し225億
64百万円増加し、914億89百万円となった。
営業活動による資金は、大型の完成工事基準案件の売上に伴い、税金等調整前当期純利益233億84
百万円等により268億11百万円の増加となった。投資活動による資金は、触媒化成品工場増強等の設
備投資への支出や投資有価証券取得による支出等により、29億63百万円の減少となった。
財務活動による資金は、配当金の支払等により24億24百万円の減少となった。
なお、日揮グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりである。
平成16年3月
平成17年3月
平成18年3月
自己資本比率(%)
41.2
41.1
46.1
時価ベースの自己資本比率(%)
82.1
80.9
156.6
0.9
−
0.6
55.2
−
91.3
債務償還年数(年)
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)
(注)自己資本比率
: 自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率
: 株式時価総額/総資産
債務償還年数
: 有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ: 営業キャッシュ・フロー/利払い
各指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算している。
有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債
を対象としている。営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動
によるキャッシュ・フローを使用している。また、利払いは連結キャッシュ・フロー計算
書の利息の支払額を使用している。
当連結会計年度の連結財政状態は、総資産が3,752億87百万円となり、前連結会計年度比で78億50
百万円増加した。株主資本は1,730億63百万円となり前連結会計年度比219億8百万円の増加となっ
た。
また、日揮グループの貸借対照表に係る指標は以下のとおりである
平成16年3月
平成17年3月
平成18年3月
流動比率
146%
132%
132%
固定比率
82%
89%
83%
(注)流動比率
:
流動資産/流動負債
固定比率
:
固定資産/資本合計
各指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算している。
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第3 【設備の状況】
以下「第3 設備の状況」に記載の金額には、消費税等を含めていない。
1 【設備投資等の概要】
日揮グループでは経営資源の有効利用に重点をおいて省力化・効率化投資を実施する一方、ビジネス基
盤の強化や新たな事業展開に貢献することが見込まれる分野への投資もあわせて行っている。当連結会計
年度の設備投資額は4,684百万円であった。
総合エンジニアリング事業においては、IT関連投資を中心に総額2,299百万円の設備投資を行った。
触媒・化成品事業においては、触媒化成工業㈱が設備増強による触媒製造設備合理化投資を行うなど、
総額2,385百万円の設備投資を実施した。
なお、上記投資金額には、有形固定資産のほか、無形固定資産の金額が含まれている。
2 【主要な設備の状況】
日揮グループにおける主要な設備は以下のとおりである。
(1) 提出会社
平成18年3月31日現在
帳簿価額(百万円)
事業所名
(所在地)
事業の種類別
セグメントの名称
設備の内容
建物・
構築物
機械・運搬
具・工具器具
備品
土地
(面積㎡)
合計
横浜本社(注)3
(横浜市西区)
総 合エンジ ニア リン グ
事務所
事業
21,069
<65>
634
10,076
(7,051)
31,780
上大岡オフィス(注)4
(横浜市港南区)
総 合エンジ ニア リン グ
事務所
事業
754
<66>
130
1,506
(5,645)
2,391
222
744
(36,880)
1,705
5,644
(21,432)
<5,644>
8,652
技術研究所
(茨城県東茨城郡大洗
町)
Joyful Garden City
(注)5
(横浜市南区)
中里ヒルズ
(横浜市南区)
総 合エンジ ニア リン グ
研究開発施設
事業
総 合エンジ ニア リン グ
店舗・駐車場
事業
総 合エンジ ニア リン グ
社員寮
事業
737
2,990
17
<2,990>
<17>
1,764
4
22/101
2,743
(21,894)
<52>
従業員数
(人)
1,776
ー
49
ー
4,512
ー
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(2) 国内子会社
平成18年3月31日現在
帳簿価額(百万円)
事業所名
(所在地)
会社名
触媒化成工業㈱
日揮化学㈱
(注) 1
2
3
4
5
6
若松工場
(北九州市若松区)
新潟事業所
(新潟県新潟市)
事業の種類別
セグメントの名称
設備の内容
機械・運搬
具・工具器
具備品
建物・
構築物
触媒・化成品事業
触媒製造設備
1,019
3,561
触媒・化成品事業
触媒製造設備
415
1,467
土地
(面積㎡)
従業員数
(人)
合計
791
(86,176)
66
(43,879)
5,371
178
1,950
131
帳簿価額には、建設仮勘定の金額を含んでいない。
帳簿価額の< >は、連結会社以外への賃貸設備(百万円)で内数である。
連結会社以外から建物2,319.61㎡を賃借している。
連結会社以外から建物3,781.98㎡を賃借しており、その内3,713.47㎡を転貸している。
全て㈱イトーヨーカ堂に賃貸している。
上記のほか、連結会社以外からの主要な賃借設備は以下のとおりである。
なお、本物件は子会社である日揮工事㈱へ転貸している。
事業所名
(所在地)
日揮工事㈱本社用地
(横浜市鶴見区)
事業の種類別
セグメントの名称
賃貸物件
(面積㎡)
設備の内容
総合エンジニアリング事業
事業所用地
4,261.80
年間賃貸料
(百万円)
12
3 【設備の新設、除却等の計画】
重要な設備の新設、除却等の計画は、以下のとおりである。
(1) 新設等
会社名
事業所名
(所在地)
事業の種類別
セグメントの名称
投資予定金額
設備の内容
資金の
総額
既支払額 調達方法
(百万円) (百万円)
着手および完了予定
着手
完了
完成後の
増加能力
触媒化成工業㈱
若松工場
( 北 九 州 市 触媒・化成品事業
若松区)
Low-k材生産設
備
230
―
自己資金
1,920L/
及び借入 平成18年5月 平成18年9月
年
触媒化成工業㈱
若松工場
( 北 九 州 市 触媒・化成品事業
若松区)
シリカゾル生
産設備増強(第
4系等増設)
498
―
自己資金
3,840t/
及び借入 平成18年4月 平成18年8月
年
触媒化成工業㈱
若松工場
( 北 九 州 市 触媒・化成品事業
若松区)
410
―
自己資金
及び借入 平成18年10月 平成19年3月 8.4t/年
触媒化成工業㈱
若松工場
( 北 九 州 市 触媒・化成品事業
若松区)
中空シリカオ
ルガノゾル生
産設備増強(二
次)
中空シリカオ
ルガノゾル生
産設備増強(一
次)
271
―
自己資金
及び借入 平成18年4月 平成18年7月 12t/年
(2) 売却・除却
該当事項なし。
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類
会社が発行する株式の総数(株)
普通株式
600,000,000
計
600,000,000
② 【発行済株式】
種類
事業年度末現在
提出日現在
上場証券取引所名又
発行数(株)
発行数(株)
は登録証券業協会名
(平成18年3月31日) (平成18年6月29日)
内容
普通株式
259,052,929
259,052,929
東京証券取引所
(市場第一部)
株主としての権利内容に制限
のない、標準となる株式
計
259,052,929
259,052,929
―
―
(2) 【新株予約権等の状況】
該当事項なし
(3) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
平成13年4月1日∼
平成14年3月31日(注)1
平成14年4月1日∼
平成15年3月31日(注)2
平成15年4月1日∼
平成16年3月31日(注)3
平成16年4月1日∼
平成17年3月31日
平成17年4月1日∼
平成18年3月31日
発行済株式
総数増減数
(千株)
発行済株式
総数残高
(千株)
資本金増減額
資本金残高
資本準備金
増減額
(百万円)
資本準備金
残高
(百万円)
(百万円)
(百万円)
8,921
258,445
1,079
23,437
1,079
25,504
508
258,953
61
23,499
61
25,566
99
259,052
11
23,511
11
25,578
―
259,052
―
23,511
―
25,578
―
259,052
―
23,511
―
25,578
(注) 1 転換社債の株式転換による増加(平成13年4月∼平成14年3月)
2 転換社債の株式転換による増加(平成14年4月∼平成15年3月)
3 転換社債の株式転換による増加(平成15年4月∼平成16年3月)
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(4) 【所有者別状況】
平成18年3月31日現在
株式の状況(1単元の株式数1,000株)
区分
2
単元未満
株式の状況
(株)
金融機関
―
103
51
166
351
3
8,159
8,833
―
―
102,259
4,616
34,112
83,724
8
32,388
257,107
1,945,929
―
39.77
1.80
13.27
32.57
0.00
12.59
100.00
―
株主数
(人)
所有株式数
(単元)
所有株式数
の割合(%)
(注) 1
外国法人等
政府及び
地方公共
団体
証券会社
その他の
法人
個人以外
個人
その他
個人
計
平成18年3月31日現在の自己株式数は5,166,577株であり、5,166,000株(5,166単元)は「個人その他」欄
に、577株は「単元未満株式の状況」欄に含まれている。なお、自己株式5,166,577株は株主名簿記載上の株
式数であり、期末日現在の実質的な所有株式数は5,165,577株である。
上記「その他の法人」および「単元未満株式の状況」には、証券保管振替機構名義の株式がそれぞれ3単元
および690株含まれている。
(5) 【大株主の状況】
氏名又は名称
平成18年3月31日現在
発行済株式
所有株式数
総数に対する
(千株)
所有株式数
の割合(%)
住所
日本マスタートラスト信託銀行
株式会社(信託口)
東京都港区浜松町2-11-3
23,441
9.04
日本トラスティ・サービス信託
銀行株式会社(信託口)
東京都中央区晴海1-8-11
19,182
7.40
日揮商事株式会社
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1
12,112
4.67
株式会社三井住友銀行
東京都千代田区有楽町1-1-2
11,000
4.24
財団法人実吉奨学会
東京都千代田区大手町2-2-1
ル6階
8,433
3.25
モルガンスタンレーアンドカン
パニーインク(常任代理人 モル
ガン・スタンレー証券会社東京
支店)
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデ
ンプレイスタワー
7,853
3.03
株式会社みずほコーポレート銀
行(常任代理人 資産管理サービ
ス信託銀行株式会社)
東京都中央区晴海1-8-12 晴海アイランド
トリトンスクエアオフィスタワーZ棟
7,000
2.70
株式会社三菱東京UFJ銀行
東京都千代田区丸の内2-7-1
6,625
2.55
ザチェースマンハッタンバンク
385036(常任代理人 株式会社み
ずほコーポレート銀行兜町証券
決済業務室)
360 N.クレセント ドライブ ビバリーヒ
ルズ カリフォルニア 90210 アメリカ合
衆国
(東京都中央区日本橋兜町6-7)
5,773
2.22
ゴールドマンサックスインター
ナショナル
(常任代理人ゴールドマン・サ
ックス証券会社東京支店)
133 フ リ ー ト ス ト リ ー ト
EC4A2BB、英国
(東京都港区六本木6−10−1
ズ森タワー)
3,358
1.29
104,779
40.44
計
(注)1
2
―
新大手町ビ
ロンドン
六本木ヒル
当社は自己株式5,165千株(1.99%)を保有している。
株式会社東京三菱銀行と株式会社UFJ銀行は平成18年1月1日付で合併し、株式会社三菱東京UFJ銀行
となっている。
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3
フィディリティ投信株式会社が平成18年1月13日付で大量保有報告書の変更報告書(No.1)を提出してい
るが、当社としては当事業年度末における実質所有株式数の確認ができないため、上記の大株主の状況は株
主名簿によっている。なお、当該変更報告書の内容は次のとおりである。
所有株式数 発行済株式総数に対する
氏名又は名称
住所
(千株)
所有株式数の割合(%)
東京都港区虎ノ門4−3−1城山JTト
フィデリティ投信株式会社
13,147
5.08
ラストタワー
4
ドイツ銀行ロンドン支店ほか7社が連名により平成18年1月16日付で大量保有報告書の変更報告書(No.
2)を提出しているが、当社としては当事業年度末における実質所有株式数の確認ができないため、上記の
大株主の状況は株主名簿によっている。なお、当該変更報告書の内容は次のとおりである。
所有株式数 発行済株式総数に対する
氏名又は名称
住所
(千株)
所有株式数の割合(%)
ウィンチェスターハウス、1 グレート
ドイツ銀行ロンドン支店ほか7
ウィンチェスターストリート、ロンドン
9,529
3.68
社
EC2N2DB、英国
5
バークレイズ・グローバル・インベスターズ信託銀行株式会社ほか8社が連名により平成18年1月16日付で
大量保有報告書の変更報告書(No.1)を提出しているが、当社としては当事業年度末における実質所有株式
数の確認ができないため、上記の大株主の状況は株主名簿によっている。なお、当該変更報告書の内容は次
のとおりである。
所有株式数 発行済株式総数に対する
氏名又は名称
住所
(千株)
所有株式数の割合(%)
バークレイズ・グローバル・イ
ンベスターズ信託銀行株式会社 東京都渋谷区広尾1-1-39
8,436
3.26
ほか8社
6
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループほか3社が連名により平成18年2月15日付で大量保有報告書
の変更報告書(No.3)を提出しているが、当社としては当事業年度末における実質所有株式数の確認ができ
ないため、上記の大株主の状況は株主名簿によっている。なお、当該変更報告書の内容は次のとおりであ
る。
所有株式数 発行済株式総数に対する
氏名又は名称
住所
(千株)
所有株式数の割合(%)
株式会社三菱UFJフィナンシ
東京都千代田区丸の内2-7-1
17,478
6.75
ャル・グループほか3社
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
平成18年3月31日現在
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
―
―
―
議決権制限株式(自己株式等)
―
―
―
議決権制限株式(その他)
―
―
―
完全議決権株式(自己株式等)
(自己保有株式)
普通株式 5,165,000
―
株主としての権利内容に制限のな
い、標準となる株式
完全議決権株式(その他)
普通株式 251,942,000
単元未満株式
普通株式
251,942
同上
1,945,929
―
同上
発行済株式総数
259,052,929
―
―
総株主の議決権
―
(注) 1
2
251,942
―
「完全議決権株式(その他)」および「単元未満株式」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式がそ
れぞれ3,000株(議決権3個)および690株含まれている。
「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式および相互保有株式が次のとおり含まれている。
自己株式
577株
相互保有株式
日本工業洗浄㈱
148株
② 【自己株式等】
所有者の氏名
又は名称
所有者の住所
平成18年3月31日現在
発行済株式
所有株式数
総数に対する
の合計
所有株式数
(株)
の割合(%)
自己名義
所有株式数
(株)
他人名義
所有株式数
(株)
5,165,000
―
5,165,000
1.99
5,165,000
―
5,165,000
1.99
(自己保有株式)
東京都千代田区大手町
2−2−1
日揮㈱
計
(注)
―
上記のほか、株主名簿上は当社名義となっているが、実質的に所有していない株式が1,000株(議決権1個)あ
る。なお、当該株式数は、上記「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」の欄の普通株式に含まれてい
る。
(7) 【ストックオプション制度の内容】
該当事項なし。
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2 【自己株式の取得等の状況】
(1) 【定時総会決議又は取締役会決議による自己株式の買受け等の状況】
① 【前決議期間における自己株式の取得等の状況】
該当事項なし。
② 【当定時株主総会における自己株式取得に係る決議状況】
該当事項なし。
(2) 【資本減少、定款の定めによる利益による消却又は償還株式の消却に係る自己株式の買受け等の状
況】
① 【前決議期間における自己株式の買受け等の状況】
該当事項なし。
② 【当定時株主総会における自己株式取得に係る決議状況等】
該当事項なし。
3 【配当政策】
当期純利益の25%を目標とした配当性向を基本とし、株主への利益還元、自己資本の充実ならびに事業
領域の拡大および技術力強化のための投資を総合的に勘案しながら、利益配分を行っていく所存である。
内部留保金については、経営体質の強化を図るとともに、技術開発・システム開発などの強化を含めた
将来の事業展開に役立てるための有効投資・資金活用に充てる所存である。
株主配当金については、前期と比較して2.5円増配し、1株につき11円に決定した。
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4 【株価の推移】
(1) 【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次
第106期
第107期
第108期
第109期
第110期
決算年月
平成14年3月
平成15年3月
平成16年3月
平成17年3月
平成18年3月
最高(円)
1,210
1,076
1,194
1,197
2,760
最低(円)
742
511
725
836
1,025
(注)
最高・最低株価は東京証券取引所市場第一部におけるものである。
(2) 【最近6月間の月別最高・最低株価】
月別
平成17年10月
11月
12月
平成18年1月
2月
3月
最高(円)
2,050
2,220
2,360
2,525
2,760
2,460
最低(円)
1,768
1,915
2,110
2,100
2,205
1,886
(注)
最高・最低株価は東京証券取引所市場第一部におけるものである。
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5 【役員の状況】
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
昭和36年1月
当社入社
昭和59年6月
当社取締役国際事業本部副本部長
昭和61年6月
代表取締役
会長兼最高経
営責任者
(CEO)
所有株式数
(千株)
当社常務取締役国際事業本部副本
部長
重 久
吉
弘
昭和8年11月18日生
平成元年6月
当社専務取締役国際事業本部長
平成4年6月
当社取締役副社長
平成6年6月
当社代表取締役副社長
平成8年6月
当社代表取締役社長
平成14年6月
133
当社代表取締役会長兼最高経営責
任者(CEO)(現職)
代表取締役
副会長兼財務
統括担当役員
(CFO)
増 田
日出雄
昭和14年5月22日生
昭和37年4月
当社入社
平成6年6月
当社取締役財務本部長代理
平成10年6月
当社常務取締役経営統括本部長
平成13年6月
当社専務取締役経営統括本部長
平成14年6月
当社代表取締役副社長
兼財務統括担当役員(CFO)
平成18年6月
当社代表取締役副会長
兼財務統括担当役員(CFO)(現
30
職)
昭和42年4月
平成9年6月
代表取締役
社長兼最高執
行責任者
(COO)
当社入社
当社第1事業本部副本部長兼プロ
ジェクトマネジメント第1部長
森 本
省 治
昭和21年6月25日生
平成10年6月
当社取締役第1事業本部長代理
平成12年6月
当社常務取締役第1事業本部長
平成13年6月
当社専務取締役第1事業本部長
平成14年6月
83
当社代表取締役社長兼最高執行責
任者(COO)(現職)
代表取締役
副社長兼営業
統括担当役員
(CMO)
取締役副社長
山
我
竹 内
和
夫
敬 介
昭和40年4月
当社入社
平成6年6月
当社国際事業本部担当副本部長兼
営業第1部長
平成10年6月
当社取締役第1事業本部長代理
平成13年6月
当社常務取締役第1事業本部営業
本部長
平成14年6月
当社代表取締役専務エネルギー営
業本部長
平成15年7月
当社代表取締役専務営業統括本部
長
平成16年6月
当社代表取締役副社長兼営業統括
担当役員(CMO)(現職)
昭和17年2月8日生
昭和22年11月18日生
昭和45年4月
当社入社
平成6年6月
当社第2事業本部プロジェクトマ
ネジメント部長
平成12年6月
当社取締役第2事業本部長
平成13年6月
当社常務取締役第2事業本部長
平成14年6月
当社代表取締役専務
平成16年6月
当社専務取締役
平成18年6月
当社取締役副社長(現職)
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役名
職名
取締役副社長
氏名
八重樫
企画渉外・
常務取締役 ファイナンス統 藤 井
括本部長
常務取締役
管理本部長
エンジニアリン
常務取締役
グ本部長
中 村
正
生年月日
彦
紘 一
輝 雄
山
裕
エネルギープロ
常務取締役 ジェクト統括本 菊 田
部長
伸 夫
昭和20年9月9日生
昭和20年6月19日生
昭和19年9月20日生
略歴
昭和44年4月
当社入社
平成7年6月
当社国際事業本部プロジェクトマ
ネジメント部プロジェクト部長
平成12年6月
当社取締役第1事業本部プロジェ
クト本部長代行
平成14年6月
当社常務取締役エネルギープロジ
ェクト統括本部長
平成16年6月
当社専務取締役エネルギープロジ
ェクト統括本部長
平成18年6月
当社取締役副社長(現職)
昭和43年4月
日本輸出入銀行(現国際協力銀行)
入行
平成6年4月
同行プロジェクト・ファイナンス
担当審議役
平成12年6月
当社取締役
平成12年7月
当社取締役FT推進室長
平成14年6月
当社常務取締役FT推進室長
平成16年7月
当社常務取締役企画推進統括本部
長
平成18年6月
当社常務取締役企画渉外・ファイ
ナンス統括本部長(現職)
昭和44年4月
当社入社
平成6年6月
当社総務本部人事部長
平成14年6月
当社取締役経営統括本部長
平成17年6月
当社常務取締役経営統括本部長
平成18年6月
当社常務取締役管理本部長(現職)
昭和53年4月
当社入社
平成16年8月
当社エネルギープロジェクト統括
平成17年6月
本部エネルギープラント本部長
当社取締役エネルギープロジェク
ト統括本部エネルギープラント本
部長
昭和28年2月22日生
昭和24年4月27日生
平成17年7月
当社取締役エンジニアリング本部
長
平成18年6月
当社常務取締役エンジニアリング
本部長(現職)
昭和59年2月
当社入社
平成8年6月
当社エンジニアリング本部シビル
平成16年6月
部長
当社執行役員エネルギープロジェ
平成17年6月
クト統括本部調達本部長
当社取締役エネルギープロジェク
所有株式数
(千株)
26
10
8
14
8
ト統括本部長代行兼同本部調達本
部長
常務取締役
産業プロジェク
新
ト統括本部長
谷
正
法
平成18年6月
当社常務取締役エネルギープロジ
ェクト統括本部長(現職)
昭和46年4月
当社入社
平成5年2月
当社第2事業本部建築プロジェク
ト部長
平成14年7月
当社取締役産業プロジェクト本部
長
昭和21年2月4日生
平成16年6月
当社常務執行役員産業プロジェク
ト統括本部長
平成18年6月
当社常務取締役産業プロジェクト
統括本部長(現職)
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役名
取締役
職名
氏名
法務・コンプラ
石 井
イアンス室長
生年月日
敬太郎
昭和22年4月22日生
略歴
昭和45年4月
当社入社
平成10年6月
当社プロジェクト業務本部プロジ
ェクト契約部長
平成14年6月
当社取締役プロジェクトサービス
本部長兼コンプライアンス統括室
アドバイザー
平成16年6月
当社執行役員プロジェクトサービ
ス本部長兼コンプライアンス統括
室アドバイザー
当社取締役プロジェクトサービス
本部長兼コンプライアンス統括室
アドバイザー
当社取締役法務・コンプライアン
ス室長(現職)
平成17年6月
平成18年6月
昭和49年4月
平成10年5月
当社入社
当社エンジニアリング本部配管エ
平成16年6月
ンジニアリング部長
当社執行役員エンジニアリング本
所有株式数
(千株)
26
部長代行兼同本部次世代エンジニ
アリング推進室長
取締役
エネルギープロ
ジェクト統括本 牧 野
部長代行
幸 博
昭和24年11月19日生
平成17年6月
当社取締役エンジニアリング本部
長兼同本部次世代エンジニアリン
グ推進室長
平成17年7月
当社取締役エネルギープロジェク
ト統括本部エネルギープラント本
平成18年6月
8
部長
当社取締役エネルギープロジェク
ト統括本部長代行(現職)
取締役
取締役
監査役
(常勤)
財務本部長
須 賀
髙
橋
坂
本
啓 孔
節
秀
三
雄
昭和21年8月25日生
昭和11年7月2日生
昭和16年8月7日生
昭和45年4月
当社入社
平成7年6月
当社財務本部経理部長
平成12年5月
触媒化成工業株式会社管理部財経
統括担当部長
平成14年6月
平成16年6月
同社取締役経理部長
当社執行役員経営統括本部長代行
兼財務部長
平成18年6月
当社取締役財務本部長(現職)
昭和34年4月
伊藤忠商事株式会社入社
平成元年6月
同社取締役
平成5年6月
同社常務取締役
平成7年6月
栗田工業株式会社代表取締役専務
平成11年6月
同社取締役会長
平成12年4月
拓殖大学商学部客員教授(現職)
平成13年6月
平成15年6月
平成16年6月
同社顧問
コンパス・プロバイダーズL.L.C.
ゼネラルパートナー日本代表(現
職)
当社取締役(現職)
昭和40年4月
当社入社
平成2年6月
平成12年6月
当社国際事業本部営業第4部長
当社取締役第2事業本部長代行
平成14年6月
当社取締役産業プロジェクト営業
本部長
平成16年6月
当社監査役(現職)
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2
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役名
職名
監査役
(常勤)
氏名
久
監査役
(常勤)
米
栗 原
生年月日
五郎太
勉
昭和20年3月5日生
所有株式数
(千株)
略歴
昭和42年4月
日 本 輸 出 入 銀 行(現 国 際 協 力 銀
行)入行
平成5年6月
同行パリ主席駐在員
平成7年9月
同行海外投資研究所副所長
平成8年6月
同行検査部長
平成9年4月
丸紅株式会社機械統括部担当部長
平成12年4月
同社ユーティリティー・インフラ
部門兼プラント・船舶部門長補佐
2
平成16年6月
当社監査役(現職)
昭和44年4月
当社入社
平成8年6月
当社第1事業本部営業第4部長
平成14年10月
当社エネルギー営業本部長スタッ
フ兼同本部中東地区統括室長
昭和19年6月13日生
平成16年6月
当社営業統括本部プラントプロジ
ェクト営業本部中東営業部長
平成18年6月
当社監査役(現職)
昭和32年4月
富士製鐵株式会社(現新日本製鐵
昭和56年6月
株式会社)室蘭製鐵所入社
新日本製鐵株式会社鋼管事業部鋼
4
管輸出部長
監査役
村 上
弘 芳
昭和9年1月26日生
昭和60年6月
同社広畑製鐵所副所長
昭和62年6月
山陽特殊製鋼株式会社常務取締役
平成5年7月
陽鋼物産株式会社代表取締役社長
平成6年6月
社団法人日韓経済協会専務理事
平成12年6月
当社監査役(現職)
2
計
(注)
1
2
3
440
取締役の髙坂節三は、会社法第2条第15号に定める社外取締役である。
監査役のうち久米五郎太および村上弘芳は、会社法第2条第16号に定める社外監査役である。
当社は、法令に定める社外監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第2項に定める補欠
監査役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりである。
氏名
生年月日
略歴
昭和38年4月
平成3年6月
金 子 正 人
昭和16年3月31日生
所有株式数
(千株)
株式会社三井銀行入行(現株式会
社三井住友銀行)
株式会社太陽神戸三井銀行取締役
バンコク支店長
平成4年6月
株式会社さくら銀行取締役名古屋
支店長
平成6年6月
マニュファクチャラーズ銀行会長
兼社長
平成10年6月
鐘紡株式会社取締役副会長
平成12年6月
同社取締役副社長
平成13年6月
東セロ株式会社非常勤監査役
平成16年6月
イーバンク銀行株式会社非常勤監
査役(現職)
タニコー株式会社非常勤監査役
(現職)
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6 【コーポレート・ガバナンスの状況】
(1) コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、コーポレート・ガバナンスの重要性を強く認識し、当社の企業文化・風土にこの認識を醸成
すべく、「日揮グループの基本理念」を定め、この中で、社会的責任を強く意識しながら企業価値の向
上と企業理念の実現に努めることを明示するとともに、「行動指針」においては公正で透明性のある企
業活動を推進することを規定し、当社の社会的信用の確立、社会との共生による社業の発展を図るべく
教育・研修を実施し、啓蒙活動を積極的に推進している。
(2) 会社の機関の内容および内部統制システムの整備の状況
当社は執行役員制度を導入しており、経営の意思決定・監督機能と業務執行機能の分担を明確にし、
一層の経営の効率化と業務執行の責任体制の強化を図っている。なお、当社は監査役制度を採用してお
り、4名の監査役のうち2名が社外監査役である。
・ 前年定時株主総会終結の時から本年6月29日の定時株主総会開催までの期間における取締役会
は、取締役15名(うち社外取締役1名)、監査役4名(うち社外監査役2名)の体制で毎月2回
開催した。本年定時株主総会終結以降の取締役会においても、取締役15名(うち社外取締役1
名)、監査役4名(うち社外監査役2名)の体制で運営する。
・ 監査役会は、原則毎月1回開催している。
・ 経営方針、経営状況の共有、業務執行の報告・確認を目的に取締役・執行役員合同会議を毎月1
回開催している。本会議は取締役会長が議長を務め、取締役、執行役員および監査役で構成され
ている。
・ 当社および日揮グループの重要な経営戦略事項を討議し決定することを目的に、経営戦略会議を
設けている。本会議は取締役会長が議長を務め、取締役、監査役等で構成されており、毎週1回
開催している。
・ 当社および日揮グループの業務執行に係わる事項を協議し決定することを目的に、総合運営会議
を設けている。本会議は取締役社長が議長を務め、社長が指名する者および監査役で構成されて
おり、毎月2回開催している。
・ 役員の人事および処遇に関する公正性、透明性を高めるため、指名委員会および評価委員会を設
置している。
・ 内部統制としては、監査部を設置して当社および日揮グループの内部統制体制の有効性の検証・
評価・改善および必要に応じての個別監査を実施している。また、職務権限規定を設けて各役職
の職務と権限を規定し、会社経営および業務執行における責任体制を明確にしている。また、グ
ループ会社については、グループ会社管理規定を制定し、運用している。
・ コンプライアンス統括室を設置し、法令順守と企業倫理に基づく公正で透明性の高い企業活動の
強化を図り、マニュアル整備、教育、研修を実施している。
・ 広報・IR部にて企業情報の適時適正な開示の充実化に努めている。
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(3) リスク管理体制の整備の状況
当社は、リスク管理委員会を設置して、全社のリスクを体系的に把握する総合的なリスク管理体制を
整備している。その上で、プロジェクトの見積り、受注および工事遂行の各フェーズ、また投資事業等
の各フェーズに即したリスク管理手法を用いてリスク評価およびその低減に努めている。また、セキュ
リティ対策室を設置して危機管理に係る情報の収集、管理、教育および緊急事態発生時の対応を行って
いる。
個人情報の取扱いについては、日揮グループ個人情報保護方針および個人情報保護規程を制定し、個
人情報統括責任者を中心とした管理体制を整備している。
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(4) 役員報酬の内容
①社内取締役の年間報酬総額
544百万円
②社外取締役の年間報酬総額
7百万円
③監査役の年間報酬総額
55百万円
(5) 監査報酬の内容
①公認会計士法(昭和23年法律第103号)第2条第1項に規定する業務に基づく報酬 50百万円
②上記以外の報酬 4百万円
(6) 内部監査および監査役監査の組織、人員および手続きならびに内部監査、監査役監査および会計監
査の相互連携
内部監査については、監査部を設けており、監査役(会)と監査に関する情報または意見の交換を行
なっている。また、プロジェクトの遂行について各本部が手続きを文書化した上で、管理・監査する体
制を整えている。
監査役は、取締役会、取締役・執行役員合同会議、経営戦略会議および総合運営会議などに出席する
ほか、必要に応じて取締役から業務執行の状況を聴取し、取締役の職務遂行を監視・検証する体制とな
っている。また、監査役会と会計監査人とは、必要の都度意見交換して情報の共有を図り、効率的な監
査を実施している。
(7) 社外取締役および社外監査役と提出会社との人的関係、資本的関係、取引関係その他の利害関係
社外取締役および社外監査役ともに、当社との人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関
係はない。
(8) 業務を執行した公認会計士
当社の会計監査業務を執行した公認会計士は櫻井憲二氏、小池二三男氏、福田厚氏であり、あずさ監
査法人に所属している。また、当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士3名、会計士補8名、
その他2名より構成されている。
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第5 【経理の状況】
1
連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵
省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に準拠して作成し、「建設業法施行規則」(昭和24年建
設省令第14号)に準じて記載している。
ただし、前連結会計年度(平成16年4月1日から平成17年3月31日まで)については、「財務諸表等の用
語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成16年1月30日
内閣府令第5
号)附則第2項のただし書きにより改正前の連結財務諸表規則を適用している。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第
59号。以下「財務諸表等規則」という。)第2条の規定に基づき、同規則および「建設業法施行規則」
(昭和24年建設省令第14号)により作成している。
ただし、前事業年度(平成16年4月1日から平成17年3月31日まで)については、「財務諸表等の用語、
様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成16年1月30日
内閣府令第5号)附
則第2項のただし書きにより改正前の財務諸表等規則を適用している。
2
監査証明について
当社は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、前連結会計年度(平成16年4月1日から平成17年3月
31日まで)および当連結会計年度(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)の連結財務諸表ならびに
前事業年度(平成16年4月1日から平成17年3月31日まで)および当事業年度(平成17年4月1日から平成
18年3月31日まで)の財務諸表については、あずさ監査法人により監査を受けている。
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1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
① 【連結貸借対照表】
前連結会計年度
(平成17年3月31日)
区分
注記
番号
当連結会計年度
(平成18年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
現金預金
55,940
88,490
受取手形・
完成工事未収入金等
65,057
69,557
有価証券
12,984
2,998
未成工事支出金
74,367
47,032
その他たな卸資産
5,582
7,575
繰延税金資産
5,499
6,302
未収入金
9,287
11,101
その他流動資産
貸倒引当金
流動資産合計
Ⅱ
6,571
2,645
△3,480
△3,927
231,810
63.1
231,776
61.8
固定資産
1有形固定資産
建物・構築物
※2
52,234
52,129
機械・運搬具・
工具器具備品
※2
33,784
35,723
土地
※2
※3
26,422
26,376
283
237
△46,836
△48,778
65,887
65,687
連結調整勘定
3,633
2,825
ソフトウェア
3,586
2,970
110
109
7,330
5,906
35,621
51,171
23,651
22,630
繰延税金資産
8,131
3,095
その他投資等
2,613
2,485
△7,608
△7,466
62,409
71,916
建物仮勘定
減価償却累計額
有形固定資産合計
2無形固定資産
その他無形固定資産
無形固定資産合計
3投資その他の資産
投資有価証券
長期貸付金
貸倒引当金
投資その他の資産合
計
固定資産合計
資産合計
※1
135,627
36.9
143,510
38.2
367,437
100
375,287
100
38/101
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日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
前連結会計年度
(平成17年3月31日)
区分
注記
番号
当連結会計年度
(平成18年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
支払手形・工事未払金等
61,614
75,575
552
15,306
2,217
5,923
91,600
57,358
完成工事補償引当金
1,880
2,012
工事損失引当金
2,074
3,266
賞与引当金
4,748
5,294
10,377
10,691
短期借入金
※2
未払法人税等
未成工事受入金
その他流動負債
流動負債合計
Ⅱ
175,065
47.7
175,428
46.7
固定負債
長期借入金
※2
15,711
993
16,252
16,470
役員退職慰労引当金
385
464
連結調整勘定
212
209
繰延税金負債
63
105
退職給付引当金
再評価に係る繰延税金
負債
※3
3,798
3,787
その他固定負債
※2
4,491
4,473
固定負債合計
負債合計
40,916
11.1
26,504
7.1
215,981
58.8
201,932
53.8
300
0.1
291
0.1
23,511
6.4
23,511
6.3
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
Ⅰ
資本金
※5
Ⅱ
資本剰余金
25,580
6.9
25,582
6.8
Ⅲ
利益剰余金
105,395
28.7
116,850
31.1
Ⅳ
土地再評価差額金
△6,732
△1.8
△6,582
△1.7
Ⅴ
その他有価証券評価差額金
7,284
2.0
17,436
4.6
Ⅵ
為替換算調整勘定
△285
△0.1
144
0
Ⅶ
自己株式
△3,598
△1.0
△3,878
△1.0
資本合計
151,155
41.1
173,063
46.1
負債、少数株主持分
及び資本合計
367,437
100
375,287
100
※3
※6
39/101
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有価証券報告書
② 【連結損益計算書】
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
百分比
金額(百万円)
(%)
(自
至
区分
売上高
完成工事高
Ⅱ 売上原価
完成工事原価
売上総利益
完成工事総利益
注記
番号
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
百分比
金額(百万円)
(%)
(自
至
Ⅰ
Ⅲ
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
為替差益
固定資産賃貸収入
連結調整勘定償却額
持分法による投資利益
雑収入
Ⅴ 営業外費用
支払利息
為替差損
固定資産賃貸原価
貸倒引当金繰入額
雑支出
経常利益
Ⅵ 特別利益
固定資産売却益
投資有価証券売却益
貸倒引当金取崩益
退職給付引当金取崩益
厚生年金基金代行部分
返上益
その他特別利益
Ⅶ 特別損失
固定資産売却損
固定資産除却損
減損損失
投資有価証券売却損
投資有価証券評価損
関係会社株式売却損
関係会社株式評価損
固定資産評価損
退職給付会計基準変更時
差異一括償却額
その他特別損失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び
事業税
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益
※2
435,197
435,197
100
550,301
550,301
100
406,902
406,902
93.5
514,071
514,071
93.4
28,295
6.5
36,230
6.6
15,075
3.5
15,840
2.9
13,220
3.0
20,389
3.7
5,908
1.1
2,842
23,454
0.5
4.3
934
0.2
1,004
23,384
0.2
4.3
8,255
117
15,011
1.5
0.1
2.7
※1
※2
Ⅳ
1,071
642
―
681
60
1,359
351
348
382
391
―
262
※3
4,166
1,386
16,001
1.0
0.3
3.7
2,230
847
358
709
67
1,279
416
293
―
394
1,708
446
44
1,591
90
―
0
161
293
295
3,668
171
※7
88
※4
※5
※8
35
102
―
0
23
―
200
25
4
110
23
0
29
136
679
1
3,357
―
※6
※7
60
5,484
3,803
17,681
1.3
0.9
4.1
4,563
1,219
12
18
9,762
5,783
313
11,585
40/101
1.3
0.1
2.7
△ 1,507
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有価証券報告書
③ 【連結剰余金計算書】
(自
至
区分
注記
番号
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
金額(百万円)
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
金額(百万円)
(資本剰余金の部)
Ⅰ
資本剰余金期首残高
Ⅱ
資本剰余金増加高
1
Ⅲ
自己株式処分差益
25,578
1
1
資本剰余金期末残高
25,580
1
1
25,580
25,582
96,029
105,395
(利益剰余金の部)
Ⅰ
利益剰余金期首残高
Ⅱ
利益剰余金増加高
1
当期純利益
2
土地再評価差額金取崩額
Ⅲ
Ⅳ
11,585
15,011
1
11,587
―
15,011
利益剰余金減少高
1
配当金
2,033
2,159
2
役員賞与金
187
164
3
土地再評価差額金取崩額
―
150
4
在外関連会社会計基準
変更に伴う減少高
―
2,220
利益剰余金期末残高
105,395
41/101
1,083
3,556
116,850
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有価証券報告書
④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
(自
至
区分
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅵ
Ⅶ
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
減損損失
連結調整勘定償却額
貸倒引当金の増加・減少(△)額
工事損失引当金の増加・減少(△)額
退職給付引当金の増加・減少(△)額
受取利息及び受取配当金
支払利息
持分法による投資損失・利益(△)
固定資産売却益
投資有価証券売却益
投資有価証券評価損
固定資産売却損
固定資産除却損
固定資産評価損
関係会社株式売却損
関係会社株式評価損
売上債権の減少・増加(△)額
たな卸資産の減少・増加(△)額
未収入金の減少・増加(△)額
仕入債務の増加・減少(△)額
未成工事受入金の増加・減少(△)額
厚生年金基金代行部分返上益
退職給付会計基準変更時差異一括償却額
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
無形固定資産の取得による支出
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
連結範囲の変更を伴う子会社売却による
支出
短期貸付金の減少・増加(△)額
長期貸付けによる支出
長期貸付金の回収による収入
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増加・減少(△)額
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
自己株式の購入による支出
配当金の支払額
少数株主への配当金の支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増加・減少(△)額
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
注記
番号
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
金額(百万円)
※1
42/101
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
金額(百万円)
17,681
4,572
―
342
△178
2,074
△5,075
△1,714
348
△1,359
△44
△1,591
23
35
102
25
―
200
△5,652
△24,757
△4,603
4,334
△997
△3,668
3,357
989
△15,555
3,934
△350
△4,876
△16,848
23,384
4,817
23
740
1,616
1,192
389
△3,077
293
△1,279
△0
△161
29
4
110
1
136
679
△4,953
25,208
△1,834
14,199
△34,247
△171
―
75
27,178
6,241
△293
△6,314
26,811
△3,458
429
△855
△11,004
3,196
△3,326
61
△484
△1,618
389
―
△75
△33
△12
282
799
△10,656
△522
△849
3,368
94
△2,963
△492
2
△711
△116
△2,032
△106
△3,456
△100
△31,061
99,987
68,925
△352
550
△162
△278
△2,158
△21
△2,424
1,140
22,564
68,925
91,489
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日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
項目
1
2
連結の範囲に関する事項
持分法の適用に関する事
項
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(1) 連結子会社の数および主要な連結
子会社の名称
連結子会社数
13社
主要な連結子会社名は、「第1
企業の概況 4関係会社の状況」
に記載しているため省略してい
る。
従来、連結子会社であった日揮
情報テクノロジー㈱については当
連結会計年度に清算を完了してい
るが、清算時までの損益計算書に
ついては連結している。
(2) 主要な非連結子会社の名称
「第1企業の概況 3事業の内
容」に記載しているため省略して
いる。
(連結の範囲から除いた理由)
非連結子会社は、いずれも小規
模会社であり、合計の総資産、売
上高、当期純損益(持分に見合う
額)および利益剰余金(持分に見合
う額)等は、いずれも連結財務諸
表に重要な影響を及ぼしていない
ため。
非連結子会社と関連会社に対する投資
額については、小規模会社を除き、持
分法を適用している。
(1) 持分法適用会社数
非連結子会社
0社
関連会社
2社
持 分 法 適 用 の 関 連 会 社 名 は、
「1.企業集団の状況」に記載のと
おりである。
43/101
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(1) 連結子会社の数および主要な連結
子会社の名称
連結子会社数
12社
同左
従来、連結子会社であったJGC
Dordtse Engineering B.V.につい
ては当連結会計年度に売却してお
り、連結範囲から除外している。
(2) 主要な非連結子会社の名称
同左
非連結子会社と関連会社に対する投資
額については、小規模会社を除き、持
分法を適用している。
(1) 持分法適用会社数
非連結子会社
0社
関連会社
2社
同左
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有価証券報告書
項目
3
連結子会社の事業年度等
に関する事項
4
会計処理基準に関する事
項
(1) 重要な資産の評価基準
および評価方法
(イ)有価証券の評価基準
および評価方法
(ロ)デリバティブ取引に
より生じる正味の債権
(および債務)
(ハ)たな卸資産の評価基
準および評価方法
前連結会計年度
(自 平成16年4月1日
至 平成17年3月31日)
(2) 持分法非適用の主要な非連結子会
社名および関連会社名は、次のと
おりである。
持分法非適用の主要な非連結子会
社名
P.T. PERTAFENIKKI Engineering
JGC PHILIPPINES, INC.
持分法非適用の主要な関連会社名
㈱横浜テレビ局
(持分法を適用しない理由)
上記の持分法非適用の非連結子会
社および関連会社は、それぞれ当
期純損益および利益剰余金等に及
ぼす影響が軽微であり、かつ全体
としても重要性がないため。
連結子会社JGC Corporation Europe
B.V.、JGC Dordtse Engineering B.V.
およびJGC Singapore Pte Ltd.の決算
日は12月31日である。連結財務諸表の
作成に当たっては同決算日現在の財務
諸表を使用している。ただし、1月1
日から連結決算日3月31日までの期間
に発生した重要な取引については連結
上必要な調整を行っている。
連結子会社日揮情報ソフトウェア㈱
の決算日は従来12月31日であったが、
3月31日に変更したため、平成16年1
月1日から平成17年3月31日までの15
ヶ月の決算数値を使用している。
当連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
(2) 持分法非適用の主要な非連結子会
社名および関連会社名は、次のと
おりである。
持分法非適用の主要な非連結子会
社名
同左
その他有価証券
時価のあるもの
期末日の市場価格等に基づく時価
法(評価差額は全部資本直入法に
より処理し、売却原価は、移動平
均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
時価法
その他有価証券
時価のあるもの
同左
未成工事支出金
個別法による原価法
その他たな卸資産
移動平均法による原価法(ただし、
連結子会社のうち一部は移動平均法
による低価法)
同左
44/101
持分法非適用の主要な関連会社名
同左
(持分法を適用しない理由)
同左
連結子会社JGC Corporation Europe
B.V.およびJGC Singapore Pte Ltd.の
決算日は12月31日である。連結財務諸
表の作成に当たっては同決算日現在の
財務諸表を使用している。ただし、1
月1日から連結決算日3月31日までの
期間に発生した重要な取引については
連結上必要な調整を行っている。
時価のないもの
同左
同左
同左
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有価証券報告書
項目
(2) 重要な減価償却資産の
減価償却の方法
(3) 重要な引当金の計上基
準
(イ)貸倒引当金
(ロ)完成工事補償引当金
(ハ)工事損失引当金
(ニ)賞与引当金
(ホ)退職給付引当金
前連結会計年度
(自 平成16年4月1日
至 平成17年3月31日)
(1) 有形固定資産
事業用建物については主として
定額法を、それ以外は主として定
率法によっている。
なお、耐用年数および残存価額
については、法人税法に規定する
方法と同一の基準によっている。
(2) 無形固定資産
定額法によっている。
ただし、自社利用のソフトウェ
アについては、社内における利用
可能見込期間(5年ないし8年)に
基づく定額法によっている。
(3) 長期前払費用
定額法によっている。
完成工事未収入金等債権の貸倒によ
る損失に備えるため、一般債権につい
ては貸倒実績率により、貸倒懸念債権
等特定の債権については個別に回収可
能性を検討し、回収不能見込額を計上
している。
完成工事高として計上した工事に係
るかし担保責任に備えるために過去の
経験割合に基づく一定の算定基準によ
り計上している。
受注工事の損失に備えるため、当連
結会計年度末の未引渡工事のうち、損
失の発生が見込まれ、かつ、その金額
を合理的に見積ることができる工事に
ついて、翌連結会計年度以降に発生が
見込まれる損失を引当計上している。
従業員に支給すべき賞与の支払に備
えて、将来の支給見込額のうち当連結
会計年度の負担額を計上している。
従業員の退職給付に備えるため、当
連結会計年度末における退職給付債務
および年金資産の見込額に基づき、当
連結会計年度末において発生している
と認められる額を計上している。
(会計処理方法の変更)
従来、当社および連結子会社1社
は、会計基準変更時差異(退職給付信
託設定による一時費用処理後金額
11,404百万円)については、償却期間
を15年とする按分額を費用処理してい
たが、当連結会計年度において一括費
用処理する方法に変更した。
この変更は、当連結会計年度におい
て、厚生年金基金代行部分返上に係る
会計処理を行ったことにより未認識の
45/101
当連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
(1) 有形固定資産
同左
(2) 無形固定資産
同左
(3) 長期前払費用
同左
同左
同左
同左
同左
同左
――――――
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有価証券報告書
項目
(ヘ)役員退職慰労引当金
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
会計基準変更時差異の相当部分が消滅
したことおよび代行返上後に厚生年金
基金を解散し大幅な退職年金制度の改
訂が行われ、退職給付会計基準適用時
における状況に大幅な変化が生じたこ
とから、財務体質の健全化を図るため
に行ったものであり、厚生年金基金の
代行部分の返上に係る会計処理後の残
額3,357百万円を特別損失に「退職給
付会計基準変更時差異一括償却額」と
して計上している。
その結果、従来の方法によった場合
と比較して、売上総利益は329百万円、
営業利益および経常利益はそれぞれ437
百万円多く、税金等調整前当期純利益
は3,247百万円少なく計上されている。
なお、一部の連結子会社は、従来とお
り会計基準変更時差異(退職給付信託
設定による一時処理後金額658百万円)
について、償却期間を15年とする按分
額を費用処理している。
セグメント情報に与える影響は、当
該箇所に記載している。
数理計算上の差異は、その発生時の
従業員の平均残存勤務期間以内の一定
の年数(15年)による定率法によりその
発生した翌期から費用処理することと
している。
過去勤務債務は、その発生時の従業
員の平均残存勤務期間以内の一定の年
数(15年)による定額法により費用処理
することとしている。
なお、一部の連結子会社では会計基
準変更時差異、数理計算上の差異およ
び過去勤務債務をすべて発生時に費用
処理している。
役員の退職慰労金の支払に備えて、
内規に基づく期末要支給額を計上して
いる。
なお、当社においては、平成16年6
月29日の株主総会において役員退職慰
労金制度の廃止に伴う打ち切り支給を
決定したことにより、その残高を取り
崩している。
46/101
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
同左
同左
同左
一部の連結子会社は、役員の退職慰
労金の支払に備えて、内規に基づく期
末要支給額を計上している。
EDINET提出書類 2006/06/29 提出
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有価証券報告書
項目
(4) 重要なヘッジ会計の方
法
(イ)ヘッジ会計の方法
(ロ)ヘッジ手段およびヘ
ッジ対象
(ハ)ヘッジ方針
(ニ)ヘッジ有効性評価の
方法
(5) その他連結財務諸表作
成のための重要な事項
(イ)完成工事高計上基準
(ロ)リース取引の処理方
法
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
外貨建金銭債権債務および外貨建予
定取引に係るヘッジ会計は、振当処理
の要件を満たすものは振当処理によ
り、それ以外のものは繰延ヘッジ処理
によっている。
また、金利スワップ取引については
金融商品に係る会計基準に定める特例
処理によっている。
外貨建金銭債権債務および外貨建予
定取引の為替変動リスクをヘッジする
ため為替予約取引、通貨スワップ取引
および通貨オプション取引を利用して
いる。
また、借入金等の金利変動リスクを
ヘッジするため金利スワップ取引を利
用している。
ヘッジ会計を適用している会社にお
いては、デリバティブ取引に係る社内
運用規定を設け、その運用基準、取引
権限、取引限度額に従って取引の実行
および管理を行っており、ヘッジ会計
を適用する際のヘッジ対象の識別は、
取引の都度、行っている。
ヘッジ有効性評価は、原則として年
2回、ヘッジ対象とヘッジ手段双方の
相場変動またはキャッシュ・フロー変
動の累計額を基礎に行っている。
ただし、ヘッジ手段とヘッジ対象の
資産・負債または予定取引に関する重
要な条件が同一である場合には、ヘッ
ジ有効性評価を省略している。
完成工事高の計上は、工事について
は工事完成基準により収益を計上して
いるが、長期大型工事(工事期間が24
ヵ月を超え、かつ、契約時受注金額が
50 億 円 を 超 える 長期 大 型 工 事 ( ただ
し、工事期間が36ヵ月を超え、かつ、
契約時受注金額が30億円を超える工事
を含む。))については、工事進行基準
により収益を計上している。
なお、工事進行基準による完成工事
高は、291,593百万円である。
リース物件の所有権が借主に移転す
ると認められるもの以外のファイナン
ス・リース取引については、通常の賃
貸借取引に係る方法に準じた会計処理
によっている。
47/101
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
同左
同左
同左
同左
同左
なお、工事進行基準による完成工事
高は、375,408百万円である。
同左
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有価証券報告書
項目
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(ハ)消費税等の会計処理
に関する事項
消費税等の会計処理は、税抜方式に
よっている。
同左
連結子会社の資産および
負債の評価に関する事項
6 連結調整勘定の償却に関
する事項
7 利益処分項目等の取扱に
関する事項
連結子会社の資産および負債の評価
は、全面時価評価法によっている。
連結調整勘定は、発生年度以降5年
間で均等償却している。
連結剰余金計算書は、連結会社の利
益処分または損失処理について連結会
計年度中に確定した利益処分または損
失処理に基づいて作成している。
連結キャッシュ・フロー計算書にお
ける資金(現金及び現金同等物)は、手
許現金、随時引き出し可能な預金およ
び容易に換金可能であり、かつ、価値
の変動について僅少なリスクしか負わ
ない取得日から3ヵ月以内に償還期限
の到来する短期投資からなる。
同左
5
8
連結キャッシュ・フロー
計算書における資金の範
囲
同左
同左
同左
会計処理の変更
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
――――――
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(固定資産の減損に係る会計基準)
当連結会計年度から「固定資産の減損に係る会計基
準」(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する
意見書」(企業会計審議会 平成14年8月9日))およ
び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業
会計基準委員会 平成15年10月31日 企業会計基準適用
指針第6号)を適用している。
これにより税金等調整前当期純利益が23百万円減少し
ている。
なお、減損損失累計額については、改正後の連結財務
諸表規則に基づき当該資産の金額から直接控除してい
る。
追加情報
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
――――――
当社および連結子会社1社は、確定給付企業年金法
の施行に伴い、厚生年金基金の代行部分について平成
16年10月1日に厚生労働大臣から過去分返上の認可を
受けた。当連結会計年度における損益に与えている影
響額は特別利益として3,668百万円計上されている。
48/101
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注記事項
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成17年3月31日)
(平成18年3月31日)
※1 このうち非連結子会社および関連会社に対する金 ※1 このうち非連結子会社および関連会社に対する金
額は、次のとおりである。
額は、次のとおりである。
投資有価証券(株式)
10,186百万円
投資有価証券(株式)
9,087百万円
※2
担保資産
※2 担保資産
下記の資産は長期借入金(485百万円)、1年以内
下記の資産は長期借入金(791百万円)、1年以内
に返済する長期借入金(97百万円)および長期預り金
に返済する長期借入金(193百万円)および長期預り
(4,110百円)の担保に供している。
金(4,110百円)の担保に供している。
科目
金額(百万円)
科目
金額(百万円)
建物・構築物
4,160 (1,039)
建物・構築物
4,092 (1,118)
機械・運搬具・工具器具備品
2,523 (2,506)
機械・運搬具・工具器具備品
3,315 (3,301)
土地
5,070 ( 791)
土地
5,070
(791)
計
11,754 (4,337)
計
12,479 (5,211)
「金額」の( )内は、工場財団抵当に供しているも
ので内数である。
「金額」の( )内は、工場財団抵当に供しているも
ので内数である。
※3 土地再評価法の適用
土地再評価法の適用
「土地の再評価に関する法律」(平成10年3月31
「土地の再評価に関する法律」(平成10年3月31
日公布法律第34号)および「土地の再評価に関する
日公布法律第34号)および「土地の再評価に関する
法律の一部を改正する法律」(平成13年3月31日改
法律の一部を改正する法律」(平成13年3月31日改
正)に基づき事業用土地の再評価を行い、当該評価
正)に基づき事業用土地の再評価を行い、当該評価
差額のうち税効果相当額を「再評価に係る繰延税金
差額のうち税効果相当額を「再評価に係る繰延税金
負債」として負債の部に計上し、これを控除した金
負債」として負債の部に計上し、これを控除した金
額を「土地再評価差額金」として資本の部に計上し
額を「土地再評価差額金」として資本の部に計上し
ている。
ている。
なお、時価は同法律施行令(平成10年3月31日公
なお、時価は同法律施行令(平成10年3月31日公
布政令119号)第2条第3号に定める固定資産税評価
布政令119号)第2条第3号に定める固定資産税評価
額に基づいて(近隣の公示価格を斟酌する等)合理的
額に基づいて(近隣の公示価格を斟酌する等)合理的
な調整を行って算出している。
な調整を行って算出している。
再評価を行った年月日
平成14年3月31日
再評価を行った年月日
平成14年3月31日
再評価を行った土地の当連結会計年度末における時
再評価を行った土地の当連結会計年度末における時
価と再評価後の帳簿価額との差額
価と再評価後の帳簿価額との差額
3,675百万円
2,930百万円
※3
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前連結会計年度
(平成17年3月31日)
4
当連結会計年度
(平成18年3月31日)
偶発債務
(イ)他社の金融機関からの借入金等に対して次の
とおり保証を行っている。
会社名
金額(百万円)
㈱ジーティーエフ研究
1,554
所
JGC PHILIPPINES,INC.
1,396
(13,000千US$)
Asia Gulf Power Holding
778
Company Limited
(26,589千AED)
4
偶発債務
(イ)他社の金融機関からの借入金等に対して次の
とおり保証を行っている。
会社名
金額(百万円)
Rabigh Arabian Water
10,001
and Electricity
(85,141千US$)
Comapany
4,567
Asia Gulf Power Holding
Company Limited
(26,589千AED)
(31,632千US$)
JTS Contracting
Company
545
(3,928千EUR)
㈱ジーティーエフ研究
所
M.W.Kellogg Ltd.
340
(1,687千£.Stg)
JGC PHILIPPINES,INC.
745
(3,056千US$)
(5,037千DA)
(1,375千EUR)
Petro 21 Intertrade
Co., Ltd.
その他6社
(このうち外貨建保証
額)
計
1,527
(13,000千US$)
Asia Gulf Power Service
Company Limited
5,361
その他4社
(このうち外貨建保証
額)
なお、上記保証債務には、複数の保証人がいる連
帯保証が含まれているが、それら連帯保証人の支
払能力が十分であることおよび自己の負担割合が
明記されていることから、自己の保証額を記載し
ている。
1,064
(9,065千US$)
308
(2,625千US$)
1,028
(8,556千US$)
(14,245千DA)
計
20,482
なお、上記保証債務には、複数の保証人がいる連
帯保証が含まれているが、それら連帯保証人の支
払能力が十分であることおよび自己の負担割合が
明記されていることから、自己の保証額を記載し
ている。
(ロ)従業員の住宅資金などの金融機関からの借入
債務に対して保証を行っている。
32百万円
(ロ)従業員の住宅資金などの金融機関からの借入
債務に対して保証を行っている。
43百万円
(ハ)社債の信託型デットアサンプション契約(債務
履行引受契約)に係る偶発債務。
第3回無担保社債
11,900百万円
(£.Stg :イギリスポンド
DA
:アルジェリアディナール
1,985
――――――
EUR :ユーロ
AED :UAEディルハム
US$ :米ドル
通貨の表示は他の項目についても同様)
※5
当社の発行済株式総数は普通株式259,052,929株
である。
※5
当社の発行済株式総数は普通株式
259,052,929株である。
※6
当社が保有する自己株式の数は普通株式
5,012,715株である。
※6
当社が保有する自己株式の数は普通株式
5,165,577株である。
50/101
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有価証券報告書
(連結損益計算書関係)
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
※1
販売費及び一般管理費のうち、主要な費目および ※1 販売費及び一般管理費のうち、主要な費目および
金額は、次のとおりである。
金額は、次のとおりである。
給料手当
3,337百万円
給料手当
3,365百万円
賞与引当金繰入額
986
賞与引当金繰入額
838
退職給付費用
551
退職給付費用
723
役員退職慰労引当金繰入額
95
役員退職慰労引当金繰入額
141
通信交通費
1,126
通信交通費
1,001
減価償却費
667
減価償却費
482
研究開発費
2,801
研究開発費
3,053
貸倒引当金繰入額
6
貸倒引当金繰入額
37
連結調整勘定償却額
807
連結調整勘定償却額
403
その他経費
5,459
その他経費
5,027
※2
一般管理費および当期製造費用に含まれる研究開 ※2 一般管理費および当期製造費用に含まれる研究開
発費は3,079百万円である。
発費は2,852百万円である。
※3
固定資産売却益の内訳は次のとおりである。
※3
機械・運搬具・工具器具
2百万円
備品
土地
42
計
44百万円
固定資産売却益の内訳は次のとおりである。
固定資産売却損の内訳は次のとおりである。
機械・運搬具・工具器具
0百万円
備品
土地
35
計
35百万円
※4
固定資産売却損の内訳は次のとおりである。
固定資産除却損の内訳は次のとおりである。
建物・構築物
24百万円
機械・運搬具・工具器具
70
備品
ソフトウェア
7
計
102百万円
※5
※4
※5
建物・構築物
機械・運搬具・工具器具
備品
計
建物・構築物
機械・運搬具・工具器具
備品
計
0百万円
0
0百万円
4百万円
0
4百万円
固定資産除却損の内訳は次のとおりである。
建物・構築物
20百万円
機械・運搬具・工具器具
89
備品
ソフトウェア
0
計
110百万円
51/101
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日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
※6
固定資産評価損は、売買契約による売却損失見込 ※6 固定資産評価損は、売買契約による売却損失見込
額であり、内訳は次のとおりである。
額であり、内訳は次のとおりである。
土地
25百万円
土地
1百万円
※7
その他特別利益およびその他特別損失の主なもの
は次のとおりである。
開発費免除益
56百万円
特許実施権売却益
20
ゴルフ会員権評価損
34
保証金清算損
18
――――――
※7
その他特別利益およびその他特別損失の主なもの
は次のとおりである。
子会社一部事業売却益
12百万円
※8
日揮グループは、事業用資産について、事業の種
類別セグメントを基礎に資産をグルーピングして
おり、遊休資産については、個々の資産単位で区
分している。
当連結会計年度において、遊休資産のうち市場価
格の下落等により回収可能価額が帳簿価額を下回
るものについて、帳簿価額を回収可能価額まで減
額し当該減少額を減損損失(23百万円)として特
別損失に計上している。なお、回収可能価額につ
いては正味売却価額を使用し、固定資産税評価額
を基に算出している。
当連結会計年度に計上した減損損失の内訳は以下
のとおりである。
用途
種類
場所
減損損失金額
遊休資産
土地
山梨県
12百万円
土地
福岡県
10
遊休資産
23百万円
計
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
※1 現金及び現金同等物期末残高と当連結会計年度の ※1 現金及び現金同等物期末残高と当連結会計年度の
連結貸借対照表に掲記されている現金預金の金額と
連結貸借対照表に掲記されている現金預金の金額と
の関係
の関係
現金預金勘定
88,490百万円
現金預金勘定
55,940百万円
有価証券勘定
2,998
有価証券勘定
12,984
現金及び現金同等物
91,489百万円
現金及び現金同等物
68,925百万円
2
――――――
重要な非資金取引の内容
インドネシア向け化学プラント建設プロジェクト
に係わるDeferred Payment Agreementの締結。
長期貸付金の増加額
完成工事未収入金の
減少額
未成工事受入金の
増加額
19,671百万円
12,829
6,842
次へ
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(リース取引関係)
項目
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(借手側)
1 リース物件の所有権が借
主に移転すると認められ
るもの以外のファイナン
ス・リース取引
①
リース物件の取得価額
相当額、減価償却累計
額相当額および期末残
高相当額
機械・運搬
具・工具器
具備品
その他
合計
取得価額
相当額
(百万円)
減価償却
累計額
相当額
(百万円)
期末残高
相当額
(百万円)
1,749
916
832
11
5
6
1,761
921
839
機械・運搬
具・工具器
具備品
その他
合計
(注)取得価額相当額は、未経過リース料 (注)
期末残高が有形固定資産の期末残高等
に占める割合が低いため、支払利子込
み法により算定している。
②
2
未経過リース料期末残
高相当額
③
支払リース料および減
価償却費相当額
④
減価償却費相当額の算
定方法
オペレーティング・リー
ス取引
未経過リース料
319百万円
319百万円
0百万円
―
0百万円
53/101
期末残高
相当額
(百万円)
1,942
1,152
789
11
7
4
1,954
1,160
794
290百万円
503
794百万円
同左
支払リース料
減価償却費相当額
リース期間を耐用年数とし、残存価額
を零とする定額法によっている。
1年内
1年超
合計
減価償却
累計額
相当額
(百万円)
同左
1年内
323百万円
1年内
1年超
516
1年超
合計
839百万円
合計
(注)未経過リース料期末残高相当額は、 (注)
未経過リース料期末残高が有形固定資
産の期末残高等に占める割合が低いた
め、支払利子込み法により算定してい
る。
支払リース料
減価償却費相当額
取得価額
相当額
(百万円)
340百万円
340百万円
同左
1年内
1年超
合計
2百万円
1
4百万円
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有価証券報告書
項目
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(貸手側)
1 リース物件の所有権が借
主に移転すると認められ
るもの以外のファイナン
ス・リース取引
①
リース物件の取得価
額、減価償却累計額お
よび期末残高
機械・運搬
具・工具器
具備品
取得価額
(百万円)
減価償却
累計額
(百万円)
期末残高
(百万円)
614
313
301
14
6
7
628
319
308
その他
合計
②
③
未経過リース料期末残
高相当額
受取リース料および減
価償却費
機械・運搬
具・工具器
具備品
129百万円
116百万円
次へ
54/101
減価償却
累計額
(百万円)
期末残高
(百万円)
598
342
255
32
10
21
630
353
277
その他
合計
1年内
116百万円
1年内
1年超
215
1年超
合計
331百万円
合計
(注)未経過リース料期末残高相当額は、 (注)
未経過リース料期末残高および見積残
存価額の残高の合計額が、営業債権の
期末残高等に占める割合が低いため、
受取利子込み法により算定している。
受取リース料
減価償却費
取得価額
(百万円)
115百万円
179
295百万円
同左
受取リース料
減価償却費
127百万円
117百万円
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有価証券報告書
(有価証券関係)
Ⅰ
1
前連結会計年度
その他有価証券で時価のあるもの(平成17年3月31日)
連結貸借対照表
計上額
(百万円)
取得原価
(百万円)
区分
差額
(百万円)
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えているもの
株式
9,575
21,020
11,445
20
20
0
9,595
21,040
11,445
1,144
1,120
△24
小計
1,144
1,120
△24
合計
10,739
22,161
11,421
その他
小計
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えていないもの
株式
(注)
2
当該株式の減損にあたっては、時価が取得原価に比して50%以上下落した銘柄について時価が著しく下落した
と判定し、全て減損処理を行っている。さらに30%以上50%未満下落の場合には、回復の可能性等を検討の
上、減損処理を行っている。
当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自
売却額
(百万円)
売却益の合計額
(百万円)
11,112
(注)
3
平成16年4月1日
至
平成17年3月31日)
売却損の合計額
(百万円)
1,591
0
上記売却額には公社債投資信託の受益証券の売却額が含まれている。
時価評価されていない主な有価証券の内容および連結貸借対照表計上額(平成17年3月31日)
(1) その他有価証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
2,308百万円
出資証券
960百万円
公社債投資信託の受益証券
1,986百万円
社債
5百万円
コマーシャルペーパー
10,997百万円
(2) 子会社株式および関連会社株式
4
子会社株式
3,023百万円
関連会社株式
7,163百万円
その他有価証券のうち満期のあるものの今後の償還予定額(平成17年3月31日)
種類
1年以内
(百万円)
1年超5年以内
(百万円)
5年超10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
債券
20
5
―
―
コマーシャルペーパー
10,997
―
―
―
合計
11,017
5
―
―
社債
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EDINET提出書類 2006/06/29 提出
日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
Ⅱ
1
当連結会計年度
その他有価証券で時価のあるもの(平成18年3月31日)
連結貸借対照表
計上額
(百万円)
取得原価
(百万円)
区分
差額
(百万円)
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えているもの
株式
10,752
38,090
27,338
10,752
38,090
27,338
125
122
△2
小計
125
122
△2
合計
10,877
38,213
27,335
小計
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えていないもの
株式
(注)
2
当該株式の減損にあたっては、時価が取得原価に比して50%以上下落した銘柄について時価が著しく下落した
と判定し、全て減損処理を行っている。さらに30%以上50%未満下落の場合には、回復の可能性等を検討の
上、減損処理を行っている。
当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自
売却額
(百万円)
売却益の合計額
(百万円)
10,349
(注)
3
平成17年4月1日
至
平成18年3月31日)
売却損の合計額
(百万円)
161
0
上記売却額には公社債投資信託の受益証券の売却額が含まれている。
時価評価されていない主な有価証券の内容および連結貸借対照表計上額(平成18年3月31日)
(1) その他有価証券
非上場株式
2,905百万円
出資証券
960百万円
社債
5百万円
コマーシャルペーパー
2,998百万円
(2) 子会社株式および関連会社株式
4
子会社株式
3,483百万円
関連会社株式
5,604百万円
その他有価証券のうち満期のあるものの今後の償還予定額(平成18年3月31日)
種類
1年以内
(百万円)
1年超5年以内
(百万円)
5年超10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
債券
コマーシャルペーパー
2,998
―
―
―
合計
2,998
―
―
―
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EDINET提出書類 2006/06/29 提出
日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
(デリバティブ取引関係)
1
取引の状況に関する事項
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(1) 取引の内容
(1) 取引の内容
提出会社の利用しているデリバティブ取引は、通
貨関連では為替予約取引およびオプション取引、金
利関連では金利スワップ取引を利用している。
同左
(2) 取引に対する取組方針ならびに利用目的
(2) 取引に対する取組方針ならびに利用目的
同左
提出会社は、通常の取引の範囲内で、将来の為替
レートの変動リスクを回避する目的で為替予約およ
びオプション取引を実施している。
金利スワップ取引は、金利情勢を踏まえ、資金調
達金利の軽減および固定化を図るために行ってい
る。なお、提出会社が利用しているデリバティブ取
引には投機目的のものはない。
なお、デリバティブ取引を利用してヘッジ会計を
おこなっている。
ヘッジ会計の方法
外貨建金銭債権債務および外貨建予定取引に係
るヘッジ会計は、振当処理の要件を満たすものは
振当処理により、それ以外のものは繰延ヘッジ処
理によっている。
また、金利スワップ取引については金融商品会
に係る会計基準に定める特例処理によっている。
ヘッジ会計の方法
ヘッジの手段およびヘッジ対象
外貨建金銭債権債務および外貨建予定取引の為
替変動リスクをヘッジするため為替予約取引、通
貨スワップ取引および通貨オプション取引を利用
している。
また、借入金等の金利変動リスクをヘッジする
ため金利スワップ取引を利用している。
ヘッジの手段およびヘッジ対象
同左
ヘッジ方針
デリバティブ取引に係る社内運用規定を設け、
その運用基準、取引権限、取引限度額に従って取
引の実行および管理を行っており、ヘッジ会計を
適用する際のヘッジ対象の識別は、取引の都度、
行っている。
ヘッジ方針
ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ有効性評価は、原則として年2回、ヘッ
ジ対象とヘッジ手段双方の相場変動またはキャッ
シュ・フロー変動の累計額を基礎に行っている。
ただし、ヘッジ手段とヘッジ対象の資産・負債
または予定取引に関する重要な条件が同一である
場合には、ヘッジ有効性評価を省略している。
ヘッジ有効性評価の方法
同左
同左
同左
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日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(3) 取引に係るリスクの内容
(3) 取引に係るリスクの内容
同左
提出会社が利用している固定金利を変動金利に交
換した金利スワップ取引は、市場金利の変動による
リスクを有している。なお、提出会社のデリバティ
ブ取引の契約先はいずれも信用度の高い国内の銀行
であるため、相手方の契約不履行によるリスクは、
ほとんどないと認識している。
(4) 取引に係るリスク管理体制
(4) 取引に係るリスク管理体制
同左
提出会社はデリバティブ取引に係る社内運用規定
を設け、その運用基準、取引権限、取引限度額に従
って経営統括本部財務部門にて取引の実行および管
理を行っている。
また取引の結果は原則として月1回、管掌役員お
よび経理部門に報告している。
(5) 「取引の時価等に関する事項」に係る補足説明
(5) 「取引の時価等に関する事項」に係る補足説明
同左
為替予約取引の内、期末に外貨建金銭債権債務等
に割り当てたことにより、当該外貨建金銭債権債務
等の換算を通じて財務諸表に計上されているもの
は、開示の対象には含まれていない。
金利スワップ取引に係る「契約額等」は計算上の
想定元本であり、当該金額そのものがデリバティブ
取引に係る市場リスクまたは信用リスクを表すもの
ではない。
(注) 一部の連結子会社については、為替予約取引を
同左
行っているが、重要性がないため提出会社の状況
について記載している。
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有価証券報告書
2
取引の時価等に関する事項
デリバティブ取引の契約額等、時価および評価損益
(通貨関連)
前連結会計年度
(平成17年3月31日現在)
区分
種類
当連結会計年度
(平成18年3月31日現在)
契約額等
(百万円)
契約額等
のうち
1年超
(百万円)
時価
(百万円)
評価損益
(百万円)
契約額等
(百万円)
契約額等
のうち
1年超
(百万円)
時価
(百万円)
評価損益
(百万円)
10,540
―
10,558
△18
11,600
―
11,603
△3
40
―
―
40
―
―
―
―
40
―
17
△23
―
―
―
―
10,621
―
10,575
△1
11,600
―
11,603
△3
為替予約取引
売
建
米ドル
市場取
引以外
の
取引
オプション取引
売
建
プット
買
建
コール
合
計
(注)
前連結会計年度
1
2
当連結会計年度
1
時価の算定方法
為替予約取引は、先物相場によってい
る。
ヘッジ会計が適用されているデリバテ 2
ィ ブ 取 引 は、記 載 対 象 か ら 除 い て い
る。
59/101
同左
同左
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有価証券報告書
(退職給付関係)
Ⅰ 前連結会計年度 (平成17年3月31日)
1 採用している退職給付制度の概要
当社および国内連結子会社は、確定給付型の制度として、規約型確定給付企業年金制度、適格退職年
金制度および退職一時金制度を設けている。当連結会計年度末現在、当社および連結子会社全体で退職
一時金制度については11社が有しており、また規約型確定給付企業年金制度は2年金、適格退職年金は
5年金を有している。
なお、当社および連結子会社1社は、厚生年金基金の代行部分について平成16年10月1日に厚生労働
大臣から過去分返上の認可を受けている。これらに関する会計処理等については、「連結財務諸表作成
のための基本となる重要な事項」の追加情報として記載している。
従来、当社において退職給付信託を設定していたが、厚生年金基金の特別掛金として拠出しており、
当連結会計年度に信託を終了している。
2
退職給付債務に関する事項(平成17年3月31日)
① 退職給付債務
② 年金資産
③
④
⑤
⑥
未積立退職給付債務(①+②)
会計基準変更時差異の未処理額
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
△23,719百万円
232
10,314
△3,080
⑦
連結貸借対照表計上額純額(③+④+⑤+⑥)
△16,252百万円
⑧
⑨
前払年金費用
退職給付引当金(⑦−⑧)
(注) 1
2
3
3
―
△16,252百万円
当連結会計年度について、当社および連結子会社1社は、退職年金規定を改定し、厚生年金基金制度か
ら確定給付企業年金法による規約型給付年金制度へ移行している。この改定により、過去勤務債務(債
務の減額)が発生したが、15年で費用処理している。
一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用している。
連結子会社1社は、平成16年10月1日に退職一時金制度の一部について確定拠出年金制度に移行した。
退職一時金制度から確定拠出年金制度への一部移行に伴う影響額は次のとおりである。
①退職給付債務の減少
109百万円
②退職給付引当金の減少
109百万円
また、確定拠出年金制度への資産移管額は109百万円であり、4年間で移管する予定である。なお、当
連結会計年度末における未移管額82百万円は、その他流動負債およびその他固定負債に計上している。
退職給付費用に関する事項(自 平成16年4月1日
① 勤務費用 (注)1
② 利息費用
③ 期待運用収益
④ 会計基準変更時差異の費用処理額
⑤ 数理計算上の差異の費用処理額
⑥ 過去勤務債務の費用処理額
至
平成17年3月31日)
1,911百万円
977
△364
3,380
1,963
△314
⑦
退職給付費用(①+②+③+④+⑤+⑥)
7,555百万円
⑧
厚生年金基金の代行部分返上に伴う損益
3,668百万円
計
3,886百万円
(注) 1
2
4
△50,483百万円
26,763
簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、「①勤務費用」に計上している。
会計処理方法の変更により、上記の会計基準変更時差異の費用処理額のうち、3,357百万円は特別損失
に計上している。
退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
① 退職給付見込額の期間配分方法 :期間定額基準
② 割引率
:1.5%(ただし一部の連結子会社は2.0%)
③ 期待運用収益率
:1.5%(ただし一部の連結子会社は0.0%)
④
過去勤務債務の額の処理年数
15年(発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
による定額法により費用処理することとしている。ただ
し、一部の連結子会社は発生した連結会計年度に一括費用
処理している。)
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有価証券報告書
⑤
数理計算上の差異の処理年数
⑥
会計基準変更時差異の処理年数
15年(発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
による定率法により発生した翌連結会計年度から費用処理
することとしている。ただし、一部の連結子会社は発生し
た連結会計年度に一括費用処理している。)
従来、当社および連結子会社1社は、会計基準変更時差異
については、償却期間を15年とする按分額を費用処理して
いたが、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」の4.会計処理基準に関する事項に記載のとおり、当連
結会計年度において、一括費用処理する方法に変更し、特
別損失に「退職給付会計基準変更時差異一括償却額」とし
て3,357百万円計上している。なお、一部の連結子会社は
従来とおり会計基準変更時差異について償却期間を15年と
する按分額を費用処理している。
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有価証券報告書
1
2
Ⅱ 当連結会計年度 (平成18年3月31日)
採用している退職給付制度の概要
当社および国内連結子会社は、確定給付型の制度として、規約型確定給付企業年金制度、適格退職年
金制度および退職一時金制度を設けている。当連結会計年度末現在、当社および連結子会社全体で退職
一時金制度については11社が有しており、また規約型確定給付企業年金制度は2年金、適格退職年金は
4年金を有している。
退職給付債務に関する事項(平成18年3月31日)
① 退職給付債務
② 年金資産
③
④
⑤
⑥
未積立退職給付債務(①+②)
会計基準変更時差異の未処理額
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
△20,855百万円
192
7,057
△2,864
⑦
連結貸借対照表計上額純額(③+④+⑤+⑥)
△16,470百万円
⑧
⑨
前払年金費用
退職給付引当金(⑦−⑧)
(注) 1
2
3
3
前へ
―
△16,470百万円
前連結会計年度について、当社および連結子会社1社は、退職年金規定を改定し、厚生年金基金制度か
ら確定給付企業年金法による規約型給付年金制度へ移行している。この改定により、過去勤務債務(債
務の減額)が発生したが、15年で費用処理している。
一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用している。
連結子会社1社は、平成17年4月1日に適格退職年金制度および退職一時金制度の一部について確定拠
出年金制度に移行した。適格退職年金制度および退職一時金制度から確定拠出年金制度への一部移行に
伴う影響額は次のとおりである。
①退職給付債務の減少
295百万円
②退職給付引当金の減少
295百万円
退職給付費用に関する事項(自 平成17年4月1日
① 勤務費用 (注)1
② 利息費用
③ 期待運用収益
④ 会計基準変更時差異の費用処理額
⑤ 数理計算上の差異の費用処理額
⑥ 過去勤務債務の費用処理額
至
平成18年3月31日)
1,544百万円
712
△375
21
1,369
△215
⑦
退職給付費用(①+②+③+④+⑤+⑥)
3,055百万円
⑧
厚生年金基金の代行部分返上に伴う損益
171百万円
計
2,884百万円
(注) 1
4
△49,794百万円
28,938
簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、「①勤務費用」に計上している。
退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
① 退職給付見込額の期間配分方法 :期間定額基準
② 割引率
:1.5%(ただし一部の連結子会社は2.0%)
③ 期待運用収益率
:1.5%(ただし一部の連結子会社は0.0%)
④
過去勤務債務の額の処理年数
⑤
数理計算上の差異の処理年数
⑥
会計基準変更時差異の処理年数
15年(発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
による定額法により費用処理することとしている。ただ
し、一部の連結子会社は発生した連結会計年度に一括費用
処理している。)
15年(発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
による定率法により発生した翌連結会計年度から費用処理
することとしている。ただし、一部の連結子会社は発生し
た連結会計年度に一括費用処理している。)
15年
次へ
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有価証券報告書
(税効果会計関係)
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成17年3月31日)
(平成18年3月31日)
1 繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因 1 繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因
別の内訳
別の内訳
(1) 繰延税金資産(流動資産)
(1) 繰延税金資産(流動資産)
賞与引当金損金算入限度超過額
1,793百万円
賞与引当金損金算入限度超過額
2,046百万円
貸倒引当金損金算入限度超過額
1,060
貸倒引当金損金算入限度超過額
1,075
工事損失引当金
750
工事損失引当金
1,187
その他
1,894
その他
1,992
合計
5,499百万円
合計
6,302百万円
(注)繰延税金資産の算定に当たり、平成17年3月
31日現在の繰延税金資産から控除された金額は
224百万円である。
(2) 繰延税金資産(固定資産)
工事進行基準に係る自己否認額
退職給付引当金
損金算入限度超過額
貸倒引当金損金算入限度超過額
その他
合計
繰延税金負債
(その他有価証券評価差額金)
(固定資産圧縮積立金他)
繰延税金資産の純額
(2) 繰延税金資産(固定資産)
工事進行基準に係る自己否認額
退職給付引当金
損金算入限度超過額
貸倒引当金損金算入限度超過額
その他
合計
3,093百万円
5,882
2,476
1,034
12,487百万円
繰延税金負債
(その他有価証券評価差額金)
△4,137
△218
8,131百万円
(注)繰延税金資産の算定に当たり、平成17年3月
31日現在の繰延税金資産から控除された金額は
2,034百万円である。
(3) 繰延税金負債(固定負債)
連結子会社の全面
時価評価に係る評価差額
63百万円
2
(注)繰延税金資産の算定に当たり、平成18年3月
31日現在の繰延税金資産から控除された金額は
170百万円である。
(固定資産圧縮積立金他)
繰延税金資産の純額
3,243百万円
6,081
2,385
1,520
13,231百万円
△9,902
△233
3,095百万円
(注)繰延税金資産の算定に当たり、平成18年3月
31日現在の繰延税金資産から控除された金額は
1,559百万円である。
(3) 繰延税金負債(固定負債)
連結子会社の全面
時価評価に係る評価差額
105百万円
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
37.4%
(調整)
交際費等永久に損金に
1.0%
算入されない項目
受取配当金等永久に益金に
△1.6%
算入されない項目
研究開発およびIT投資促進減税に
△1.6%
かかる税額控除
評価性引当額
△3.2%
その他
0.7%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
32.7%
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
37.4%
(調整)
交際費等永久に損金に
0.8%
算入されない項目
受取配当金等永久に益金に
△0.6%
算入されない項目
研究開発およびIT投資促進減税に
△1.8%
かかる税額控除
評価性引当額
△1.0%
その他
0.5%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
35.3%
前へ
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(セグメント情報)
【事業の種類別セグメント情報】
前連結会計年度(平成16年4月1日∼平成17年3月31日)
Ⅰ
総合エンジニア
リング事業
(百万円)
触媒・化成品
事業
(百万円)
410,949
24,248
435,197
―
435,197
42
15
58
(58)
―
410,992
24,263
435,256
(58)
435,197
営業費用
399,894
22,128
422,022
(45)
421,977
営業利益
11,098
2,135
13,233
(12)
13,220
342,837
24,856
367,693
(255)
367,437
減価償却費
3,374
1,197
4,572
(0)
4,572
資本的支出
2,349
1,712
4,061
―
4,061
計
(百万円)
消去または全社
(百万円)
連結
(百万円)
売上高及び営業損益
売上高
(1) 外部顧客に対する
売上高
(2) セグメント間の内部
売上高または振替高
計
Ⅱ
資産、減価償却費および
資本的支出
資産
(注) 1
2
3
事業区分の方法
事業の区分は、内部管理上採用している総合エンジニアリング事業と触媒・化成品事業に区分している。
各事業区分に属する主な内容
総合エンジニアリング事業 石油、石油精製、石油化学、ガス、LNG、一般化学、原子力、金属精錬、
バイオ、食品、医薬品、医療、物流、IT、環境保全、公害防止等に関す
る装置、設備および施設の計画、設計、調達、建設および試運転役務な
らびに附帯関連事業
触媒・化成品事業
触媒製品(FCC触媒、水素化処理触媒、脱硝触媒、炭化水素改質装置用触
媒、環境浄化触媒、油脂水素化用触媒および各種石油化学用触媒等)およ
び新機能材料関連製品(コロイダルシリカ、CRT・FPD等表面処理材料、液
晶ディスプレイ材料、半導体材料、酵素機能材、二次電池用正極材なら
びに化粧品材料・光学材料・抗菌剤等の生活関連材料)の製造、販売
会計処理方法の変更
従来、当社および連結子会社1社は、退職給付会計基準変更時差異(退職給付信託設定による一時費用
処理後金額11,404百万円)について、償却期間を15年とする按分額を費用処理していたが、当連結会計
年度において、一括費用処理する方法に変更した。その結果、従来の方法によった場合と比較して、営
業費用が総合エンジニアリング事業で359百万円、触媒・化成品事業で77百万円少なく、営業利益が各事
業で同額多く計上されている。
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有価証券報告書
当連結会計年度(平成17年4月1日∼平成18年3月31日)
Ⅰ
総合エンジニア
リング事業
(百万円)
触媒・化成品
事業
(百万円)
520,835
29,465
550,301
―
550,301
43
2
46
(46)
―
520,879
29,467
550,347
(46)
550,301
営業費用
504,670
25,289
529,959
(47)
529,912
営業利益
16,209
4,178
20,388
1
20,389
347,234
28,826
376,060
(772)
375,287
減価償却費
3,521
1,295
4,817
(0)
4,817
資本的支出
2,299
2,385
4,684
―
4,684
計
(百万円)
消去または全社
(百万円)
連結
(百万円)
売上高及び営業損益
売上高
(1) 外部顧客に対する
売上高
(2) セグメント間の内部
売上高または振替高
計
Ⅱ
資産、減価償却費および
資本的支出
資産
(注) 1
2
事業区分の方法
事業の区分は、内部管理上採用している総合エンジニアリング事業と触媒・化成品事業に区分している。
各事業区分に属する主な内容
総合エンジニアリング事業 石油、石油精製、石油化学、ガス、LNG、一般化学、原子力、金属精錬、
バイオ、食品、医薬品、医療、物流、IT、環境保全、公害防止等に関す
る装置、設備および施設の計画、設計、調達、建設および試運転役務な
らびに附帯関連事業
触媒・化成品事業
触媒製品(FCC触媒、水素化処理触媒、脱硝触媒、炭化水素改質装置用触
媒、環境浄化触媒、油脂水素化用触媒および各種石油化学用触媒等)およ
び新機能材料関連製品(コロイダルシリカ、CRT・FPD等表面処理材料、液
晶ディスプレイ材料、半導体材料、酵素機能材、二次電池用正極材なら
びに化粧品材料・光学材料・抗菌剤等の生活関連材料)の製造、販売
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【所在地別セグメント情報】
前連結会計年度(平成16年4月1日∼平成17年3月31日)
全セグメントの売上高の合計および全セグメントの資産の金額の合計額に占める「本邦」の割合
がいずれも90%を超えているため、所在地別セグメント情報の記載を省略した。
当連結会計年度(平成17年4月1日∼平成18年3月31日)
全セグメントの売上高の合計および全セグメントの資産の金額の合計額に占める「本邦」の割合
がいずれも90%を超えているため、所在地別セグメント情報の記載を省略した。
【海外売上高】
前連結会計年度(平成16年4月1日∼平成17年3月31日)
東アジア
Ⅰ
海外売上高(百万円)
Ⅱ
連結売上高(百万円)
Ⅲ
連結売上高に占める
海外売上高の割合(%)
39,017
東南アジア
30,540
中近東
120,517
アフリカ
84,520
その他の
地域
23,821
計
298,418
435,197
9.0
7.0
27.7
19.4
5.5
68.6
(注) 1
2
海外売上高は、当社および連結子会社の本邦以外の国または地域における売上高である。
国または地域の区分の方法および各地域に属する主な国または地域
(1) 国または地域の区分の方法
地理的近接度による。
(2) 各区分に属する主な国または地域
東アジア:
中国
東南アジア:
インドネシア、マレーシア、フィリピン
中近東:
オマーン、カタール、バーレーン
アフリカ:
アルジェリア、ナイジェリア、リビア
その他の地域: オーストラリア、カザフスタン、ベネズエラ
3 従来、「東アジア」は「その他の地域」に含めて表示していたが、当該地域の売上高が連結売上高に占める
比率が増したため当連結会計年度より区分表示することとした。なお、前連結会計年度の「その他の地域」
に含まれる「東アジア」の売上高と連結売上高に占める海外売上高の割合は、それぞれ33,968百万円、8.3%
である。
当連結会計年度(平成17年4月1日∼平成18年3月31日)
東アジア
Ⅰ
海外売上高(百万円)
Ⅱ
連結売上高(百万円)
Ⅲ
連結売上高に占める
海外売上高の割合(%)
26,634
東南アジア
47,639
中東
276,311
アフリカ
43,455
その他の
地域
16,808
計
410,849
550,301
4.8
8.7
50.2
(注) 1
2
7.9
3.1
海外売上高は、当社および連結子会社の本邦以外の国または地域における売上高である。
国または地域の区分の方法および各地域に属する主な国または地域
(1) 国または地域の区分の方法
地理的近接度による。
(2) 各区分に属する主な国または地域
東アジア:
中国
東南アジア:
インドネシア、ベトナム、フィリピン
中東:
カタール、サウジアラビア、オマーン
アフリカ:
ナイジェリア、アルジェリア、リビア
その他の地域: カザフスタン、アメリカ
66/101
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【関連当事者との取引】
前連結会計年度(平成16年4月1日∼平成17年3月31日)
該当なし
当連結会計年度(平成17年4月1日∼平成18年3月31日)
該当なし
67/101
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(1株当たり情報)
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
1株当たり純資産額
595.01円
1株当たり当期純利益
44.93円
1株当たり純資産額
681.66円
1株当たり当期純利益
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について
は、潜在株式が存在しないため記載していない。
(注)
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
58.33円
同左
1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりである。
(自
至
前連結会計年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円)
(うち利益処分による役員賞与金)(百万円)
普通株式に係る当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項なし
68/101
11,585
15,011
169
196
169
196
11,415
14,814
254,101
253,966
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⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項なし。
【借入金等明細表】
前期末残高
(百万円)
区分
当期末残高
(百万円)
平均利率
(%)
返済期限
短期借入金
390
37
0.43
―
1年以内に返済予定の長期借入金
162
15,268
0.91
―
長期借入金(1年以内に返済予定
のものを除く。)
15,711
993
1.32
平成19年∼平成24年
合計
16,264
16,299
―
(注) 1
2
―
「平均利率」については、当期末残高に対する加重平均利率を記載している。
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年内における返済予定額は以下のとおり
である。
区分
長期借入金
1年超2年以内
(百万円)
2年超3年以内
(百万円)
268
243
(2) 【その他】
該当事項なし。
69/101
3年超4年以内
(百万円)
242
4年超5年以内
(百万円)
182
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2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
前事業年度
(平成17年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成18年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
現金預金
51,168
79,427
受取手形
580
579
完成工事未収入金
47,412
49,648
有価証券
12,984
2,998
未成工事支出金
72,886
44,274
117
130
繰延税金資産
4,285
4,732
未収入金
7,765
9,934
980
952
未収収益
2,727
895
その他流動資産
3,823
1,485
△3,394
△3,909
前払費用
未収消費税等
貸倒引当金
流動資産合計
Ⅱ
201,337
60.5
191,149
固定資産
1
有形固定資産
建物
※1
15,058
減価償却累計額
構築物
※1
※1
車両運搬具
424
※1
土地
※1
※2
28,768
685
218
1,831
438
1,204
626
987
285
497
489
5,385
1,141
4,292
1,092
22,542
22,507
53
41
54,897
53,744
ソフトウェア
3,094
2,503
電話加入権他
41
40
3,136
2,544
建設仮勘定
有形固定資産合計
2
244
5,436
4,294
減価償却累計額
16,183
904
709
減価償却累計額
工具器具備品
30,190
1,544
1,105
減価償却累計額
44,952
904
659
減価償却累計額
機械装置
45,249
無形固定資産
無形固定資産合計
70/101
57.3
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前事業年度
(平成17年3月31日)
区分
3
注記
番号
当事業年度
(平成18年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
投資その他の資産
投資有価証券
25,242
41,818
関係会社株式
23,711
25,793
3
3
52
52
22,706
21,589
12
―
1,268
1,537
長期前払費用
14
10
繰延税金資産
6,065
971
その他投資等
1,619
1,468
貸倒引当金
△7,340
△7,139
73,355
86,105
出資金
関係会社出資金
長期貸付金
従業員に対する
長期貸付金
関係会社長期貸付金
投資その他の資産計
固定資産合計
131,389
39.5
142,395
42.7
資産合計
332,727
100.0
333,545
100.0
71/101
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前事業年度
(平成17年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成18年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
支払手形
0
工事未払金
※3
50,546
60,288
短期借入金
※3
4,455
20,973
5,300
5,512
693
3,476
未払金
未払法人税等
未成工事受入金
Ⅱ
78
91,551
57,051
預り金
2,076
1,649
完成工事補償引当金
1,880
1,995
工事損失引当金
2,074
3,130
賞与引当金
2,940
3,531
その他流動負債
284
流動負債合計
161,881
399
48.7
158,011
47.4
固定負債
長期借入金
退職給付引当金
長期預り金
再評価に係る
繰延税金負債
固定負債合計
15,226
176
11,025
11,799
※1
4,135
4,135
※2
3,798
3,787
負債合計
34,185
10.2
19,898
5.9
196,067
58.9
177,909
53.3
23,511
7.1
23,511
7.0
(資本の部)
Ⅰ
資本金
Ⅱ
資本剰余金
1
資本準備金
2
その他資本剰余金
※4
25,578
2
自己株式処分差益
資本剰余金合計
Ⅲ
25,578
25,580
25,580
4
7.7
25,582
25,582
7.7
利益剰余金
1
利益準備金
2
任意積立金
2,692
海外取引偶発損失準備金
配当準備積立金
固定資産圧縮積立金
利益剰余金合計
221
54,445
77,021
83,521
13,567
27.3
99,782
29.9
△2.0
△6,582
△2.0
※6
7,240
2.2
17,339
5.2
※4
△3,716
△1.2
△3,997
△1.1
136,660
41.1
155,635
46.7
332,727
100.0
333,545
100.0
Ⅴ
その他有価証券評価差額金
負債資本合計
4,355
221
90,776
※2
資本合計
4,355
△6,732
土地再評価差額金
自己株式
24,500
11,062
当期未処分利益
Ⅳ
Ⅵ
24,500
47,945
別途積立金
3
2,692
72/101
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② 【損益計算書】
区分
Ⅰ
注記
番号
当事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
百分比
(%)
金額(百万円)
売上高
完成工事高
Ⅱ
前事業年度
(自 平成16年4月1日
至 平成17年3月31日)
百分比
金額(百万円)
(%)
386,040
386,040
100.0
484,382
484,382
100.0
369,945
369,945
95.8
463,667
463,667
95.7
16,095
16,095
4.2
20,714
20,714
4.3
8,493
1.8
12,221
2.5
売上原価
完成工事原価
売上総利益
完成工事総利益
Ⅲ
販売費及び一般管理費
役員報酬
※1
447
511
1,896
1,981
賞与引当金繰入額
442
549
退職給付費用
585
498
51
―
法定福利費
344
380
福利厚生費
66
46
修繕維持費
204
74
事務用品費
82
83
通信交通費
689
752
90
80
119
94
22
―
交際費
134
136
寄付金
23
10
地代家賃
144
161
減価償却費
390
581
租税公課
184
129
保険料
33
79
外注費
864
780
研究開発費
673
554
雑費
856
従業員給料手当
役員退職慰労引当金
繰入額
動力用水光熱費
広告宣伝費
貸倒引当金繰入額
営業利益
8,348
2.2
7,747
2.0
73/101
1,004
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区分
Ⅳ
注記
番号
2,164
2,297
3,485
―
478
固定資産賃貸収入
824
853
雑収入
229
※2
為替差益
4,407
1.1
310
7,292
1.5
2,715
0.5
16,798
3.5
619
0.1
766
0.2
16,651
3.4
5,239
1.0
11,411
2.4
営業外費用
支払利息
303
284
為替差損
427
―
固定資産賃貸原価
391
394
貸倒引当金繰入額
―
1,708
157
雑支出
経常利益
1,279
0.3
10,875
2.8
328
特別利益
固定資産売却益
※3
投資有価証券売却益
貸倒引当金取崩益
厚生年金基金
代行部分返上益
その他特別利益
Ⅶ
百分比
(%)
金額(百万円)
1,056
受取配当金
Ⅵ
当事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
営業外収益
受取利息
Ⅴ
前事業年度
(自 平成16年4月1日
至 平成17年3月31日)
百分比
金額(百万円)
(%)
2
0
1,591
161
0
286
3,203
171
※7
6
固定資産売却損
※4
0
0
固定資産除却損
※5
39
37
23
29
2,567
―
200
679
4,804
1.2
―
特別損失
投資有価証券評価損
退職給付会計基準変更時
差異一括償却額
関係会社株式評価損
減損損失
※8
―
12
固定資産評価損
※6
25
1
その他特別損失
※7
37
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
2,470
法人税等調整額
1,626
2,893
0.7
12,787
3.3
5
6,334
4,096
1.0
当期純利益
8,690
2.3
前期繰越利益
2,370
2,306
1
△150
11,062
13,567
土地再評価差額金取崩額
当期未処分利益
74/101
△1,094
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完成工事原価報告書
前事業年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
構成比
金額(百万円)
(%)
当事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
構成比
金額(百万円)
(%)
材料費
132,164
35.7
172,574
37.2
労務費
24,672
6.7
29,965
6.5
外注費
177,276
47.9
214,177
46.2
35,831
9.7
46,950
10.1
369,945
100
463,667
100
(自
至
区分
経費
完成工事原価計
(注)
注記
番号
(自
至
原価計算の方法は、工事ごとに実際原価を集計する個別原価計算によっている。
75/101
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③ 【利益処分計算書】
区分
Ⅰ
当期未処分利益
Ⅱ
利益処分額
注記
番号
当事業年度
(平成18年6月29日)
金額(百万円)
金額(百万円)
11,062
株主配当金
13,567
2,159
2,792
(1株につき8.5円)
(1株につき11 円)
96
112
(2)
(2)
役員賞与金
(うち監査役分)
別途積立金
Ⅲ
前事業年度
(平成17年6月29日)
6,500
8,755
次期繰越利益
2,306
(注)日付は株主総会承認年月日である。
76/101
7,500
10,405
3,162
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有価証券報告書
重要な会計方針
項目
1
有価証券の評価基準およ
び評価方法
2
デリバティブ取引により
生じる正味の債権(およ
び債務)
3 たな卸資産の評価基準お
よび評価方法
4 固定資産の減価償却の方
法
5
引当金の計上基準
(自
至
前事業年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
子会社株式および関連会社株式
移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの
期末日の市場価格等に基づく時価
法(評価差額は全部資本直入法に
より処理し、売却原価は、移動平
均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
時価法
未成工事支出金
個別法による原価法
(1) 有形固定資産
事業用建物については定額法
を、それ以外は定率法によってい
る。
なお、耐用年数および残存価額
については、法人税法に規程する
方法と同一の基準によっている。
(2) 無形固定資産
定額法によっている。
ただし、自社利用のソフトウェ
アについては、社内における利用
可能見込期間(5年)に基づく定額
法によっている。
(3) 長期前払費用
定額法によっている。
(1) 貸倒引当金
完成工事未収入金等債権の貸倒
による損失に備えるため、一般債
権については貸倒実績率により、
貸倒懸念債権等特定の債権につい
ては個別に回収可能性を検討し、
回収不能見込額を計上している。
(2) 完成工事補償引当金
完成工事高として計上した工事
に係るかし担保責任に備えるため
に過去の経験割合に基づく一定の
算定基準により計上している。
(3) 工事損失引当金
受注工事の損失に備えるため、
当事業年度末の未引渡工事のう
ち、損 失 の 発 生 が 見 込 ま れ、か
つ、その金額を合理的に見積るこ
とができる工事について、翌事業
77/101
同左
同左
同左
(1) 有形固定資産
同左
(2) 無形固定資産
同左
(3) 長期前払費用
同左
(1) 貸倒引当金
同左
(2) 完成工事補償引当金
同左
(3) 工事損失引当金
同左
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有価証券報告書
項目
前事業年度
(自 平成16年4月1日
至 平成17年3月31日)
年度以降に発生が見込まれる損失
を引当計上している。
(4) 賞与引当金
従業員に支給すべき賞与の支払
に備えて、将来の支給見込額のう
ち当期の負担額を計上している。
(5) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるた
め、当事業年度末における退職給
付債務および年金資産の見込額に
基づき、当事業年度末において発
生していると認められる額を計上
している。
(会計処理方法の変更)
従来、会計基準変更時差異(退
職給付信託設定による一時費用処
理後金額 9,838百万円)について
は、償却期間を15年とする按分額
を費用処理していたが、当事業年
度において一括費用処理する方法
に変更した。
この変更は、当事業年度におい
て、厚生年金基金代行部分返上に
係る会計処理を行ったことにより
未認識の会計基準変更時差異の相
当部分が消滅したことおよび代行
返上後に厚生年金基金を解散し加
算年金部分と適格退職年金制度を
統合したキャッシュバランス類似
型の新たな企業年金制度へ移行す
る大幅な退職年金制度の改訂が行
われたことにより、退職給付会計
基準適用時における状況に大幅な
変化が生じたことから、財務体質
の健全化を図るために行ったもの
であり、厚生年金基金の代行部分
の返上に係る会計処理後の残額
2,567百万円を特別損失に「退職
給付会計基準変更時差異一括償却
額」として計上している。
その結果、従来の方法によった
場合 と 比較 して、売 上 総利益 は
278百万円、営業利益および経常
利益は 359百万円それぞれ多く、
税引前当期純利益は 2,411百万円
少なく計上されている。
また、数理計算上の差異は、そ
の発生時の従業員の平均残存勤務
期間以内の一定の年数(15年)によ
る定率法によりその発生した翌事
業年度から費用処理することとし
ている。
78/101
(自
至
当事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(4) 賞与引当金
同左
(5) 退職給付引当金
同左
――――――
同左
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有価証券報告書
項目
6
7
完成工事高の計上基準
リース取引の処理方法
前事業年度
(自 平成16年4月1日
至 平成17年3月31日)
過去勤務債務は、その発生時の
従業員の平均残存勤務期間以内の
一定の年数(15年)による定額法に
より費用処理している。
(6) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払に備え
て、内規に基づく期末要支給額を
計上していたが、平成16年6月29
日の株主総会において役員退職慰
労金制度の廃止に伴う打ち切り支
給を決定したことにより、その残
高を取り崩している。
完成工事高の計上は、工事について
は工事完成基準により収益を計上して
いるが、長期大型工事(工事期間が24
ヵ月を超え、かつ、契約時受注金額が
50 億 円 を 超 える 長期 大 型 工 事 ( ただ
し、工事期間が36ヵ月を超え、かつ、
契約時受注金額が30億円を超える工事
を含む。))については、工事進行基準
により収益を計上している。
なお、工事進行基準による完成工事
高は、291,593百万円である。
リース物件の所有権が借主に移転す
ると認められるもの以外のファイナン
ス・リース取引については、通常の賃
貸借取引に係る方法に準じた会計処理
によっている。
79/101
(自
至
当事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
同左
――――――
同左
なお、工事進行基準による完成工事
高は、375,408百万円である。
同左
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項目
8
9
ヘッジ会計の方法
その他財務諸表作成のた
めの重要な事項
(自
至
前事業年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(イ)ヘッジ会計の方法
外貨建金銭債権債務および外貨
建予定取引に係るヘッジ会計は、
振当処理の要件を満たすものは振
当処理により、それ以外のものは
繰延ヘッジ処理によっている。
また、金利スワップ取引につい
ては金融商品に係る会計基準に定
める特例処理によっている。
(ロ)ヘッジ手段およびヘッジ対象
外貨建金銭債権債務および外貨
建予定取引の為替変動リスクをヘ
ッジするため為替予約取引、通貨
スワップ取引および通貨オプショ
ン取引を利用している。
また、借入金等の金利変動リス
クをヘッジするため金利スワップ
取引を利用している。
(ハ)ヘッジ方針
デリバティブ取引に係る社内運
用規定を設け、その運用基準、取
引権限、取引限度額に従って取引
の実行および管理を行っており、
ヘッジ会計を適用する際のヘッジ
対象の識別は、取引の都度、行っ
ている。
(ニ)ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ有効性評価は、原則とし
て年2回、ヘッジ対象とヘッジ手
段双方の相場変動またはキャッシ
ュ・フロー変動の累計額を基礎に
行っている。
ただし、ヘッジ手段とヘッジ対
象の資産・負債または予定取引に
関する重要な条件が同一である場
合には、ヘッジ有効性評価を省略
している。
消費税等の会計処理について
消費税等の会計処理は、税抜方式に
よっている。
80/101
(自
至
当事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(イ)ヘッジ会計の方法
同左
(ロ)ヘッジ手段およびヘッジ対象
同左
(ハ)ヘッジ方針
同左
(ニ)ヘッジ有効性評価の方法
同左
同左
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会計処理の変更
(自
至
前事業年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
――――――
(自
至
当事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(固定資産の減損に係る会計基準)
当事業年度から「固定資産の減損に係る会計基準」
(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見
書」(企業会計審議会 平成14年8月9日))および
「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会
計基準委員会 平成15年10月31日 企業会計基準適用指
針第6号)を適用している。
これにより税引前当期純利益が12百万円減少してい
る。
なお、減損損失累計額については、改正後の財務諸表
等規則に基づき当該資産の金額から直接控除している。
追加情報
(自
至
前事業年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
――――――
当社は、確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金
基金の代行部分について、平成16年10月1日に厚生労働
大臣から過去分返上の認可を受けた。当事業年度におけ
る損益に与えている影響額は特別利益として3,203百万
円計上されている。
81/101
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注記事項
(貸借対照表関係)
前事業年度
当事業年度
(平成17年3月31日)
(平成18年3月31日)
※1 下記の資産は長期預り金(4,110百万円)の担保に ※1 下記の資産は長期預り金(4,110百万円)の担保に
供している。
供している。
土地
4,279百万円
土地
4,279百万円
建物
2,921
建物
3,060
構築物
52
構築物
59
機械装置
12
機械装置
14
工具器具備品
1
工具器具備品
2
計
7,267百万円
計
7,417百万円
※2
「土地の再評価に関する法律」(平成10年3月31 ※2 「土地の再評価に関する法律」(平成10年3月31
日公布法律第34号)および「土地の再評価に関す
日公布法律第34号)および「土地の再評価に関す
る法律の一部を改正する法律」(平成13年3月31
る法律の一部を改正する法律」(平成13年3月31
日改正)に基づき事業用土地の再評価を行い、当
日改正)に基づき事業用土地の再評価を行い、当
該評価差額のうち税効果相当額を「再評価に係る
該評価差額のうち税効果相当額を「再評価に係る
繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを
繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを
控除した金額を「土地再評価差額金」として資本
控除した金額を「土地再評価差額金」として資本
の部に計上している。
の部に計上している。
なお、時価は同法律施行令(平成10年3月31日公
なお、時価は同法律施行令(平成10年3月31日公
布政令119号)第2条第3号に定める固定資産税評
布政令119号)第2条第3号に定める固定資産税評
価額に基づいて(近隣の公示価格を斟酌する等)合
価額に基づいて(近隣の公示価格を斟酌する等)合
理的な調整を行って算出している。
理的な調整を行って算出している。
再評価を行った年月日
平成14年3月31日
再評価を行った年月日
平成14年3月31日
再評価を行った土地の当期末における時価と再評
再評価を行った土地の当期末における時価と再評
価後の帳簿価額との差額
3,675百万円
価後の帳簿価額との差額
2,930百万円
※3
このうち関係会社に対するものは次のとおりであ ※3 このうち関係会社に対するものは次のとおりであ
る。
る。
工事未払金
9,964百万円
工事未払金
7,685百万円
短期借入金
4,404百万円
短期借入金
5,923百万円
※4
会社が発行する株式
発行済株式総数
自己株式の保有数
普通株式
普通株式
普通株式
600,000,000株
259,052,929株
5,012,715株
※4
会社が発行する株式
発行済株式総数
自己株式の保有数
82/101
普通株式
普通株式
普通株式
600,000,000株
259,052,929株
5,165,577株
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有価証券報告書
前事業年度
(平成17年3月31日)
5
当事業年度
(平成18年3月31日)
偶発債務
(イ)他社の金融機関からの借入金等に対して次のと
おり保証を行っている。
会社名
金額(百万円)
㈱ジーティーエフ研究
1,554
所
1,396
JGC PHILIPPINES,INC.
(13,000 千US$)
Asia Gulf Power Holding
Company Limited
778
(26,589 千AED)
JTS Contracting
Company
545
(3,928 千EUR)
M.W.Kellogg Ltd.
340
(1,687 千£.Stg)
その他6社
(このうち外貨建保証
額)
5
偶発債務
(イ)他社の金融機関からの借入金等に対して次のと
おり保証を行っている。
会社名
金額(百万円)
Rabigh Arabian Water
10,001
and Electricity
(85,141千US$)
Comapany
4,567
Asia Gulf Power Holding
Company Limited
(26,589千AED)
(31,632千US$)
㈱ジーティーエフ研究所
1,985
JGC PHILIPPINES,INC.
1,527
(13,000千US$)
Petro 21 Intertrade
Co., Ltd.
745
(3,056 千US$)
(5,037 千DA)
(1,375 千EUR)
Asia Gulf Power Service
Company Limited
計
5,361
なお、上記保証債務には、複数の保証人がいる連帯
保証が含まれているが、それら連帯保証人の支払能
力が十分であることおよび自己の負担割合が明記さ
れていることから、自己の保証額を記載している。
その他4社
(このうち外貨建保証額)
1,064
(9,065千US$)
308
(2,625千US$)
1,028
(8,556千US$)
(14,245千DA)
計
20,482
なお、上記保証債務には、複数の保証人がいる連帯
保証が含まれているが、それら連帯保証人の支払能
力が十分であることおよび自己の負担割合が明記さ
れていることから、自己の保証額を記載している。
(ロ)従業員の住宅資金などの金融機関からの借入債
務に対して保証を行っている。
40百万円
(ハ)社債の信託型デットアサンプション契約(債務
履行引受契約)に係る偶発債務。
第3回無担保社債
11,900百万円
※6
(ロ)従業員の住宅資金などの金融機関からの借入債
務に対して保証を行っている。
30百万円
――――――
※6
配当制限
有価証券の時価評価により、純資産額が7,240
百万円増加している。なお、当該金額は商法施行
規則第124条第3号の規定により配当に充当する
ことが制限されている。
配当制限
有 価 証 券 の 時 価 評 価 に よ り、純 資 産 額 が
17,339百万円増加している。なお、当該金額は商
法施行規則第124条第3号の規定により配当に充
当することが制限されている。
83/101
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(損益計算書関係)
(自
至
前事業年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
※1
一般管理費に含まれる研究開発費は673百万円で
ある。
※2
関係会社との取引にかかわるものが、次のとおり ※2 関係会社との取引にかかわるものが、次のとおり
含まれている。
含まれている。
受取配当金
2,022百万円
受取配当金
2,977百万円
※3
固定資産売却益の内訳は、次のとおりである。
車両運搬具
2百万円
※3
固定資産売却益の内訳は、次のとおりである。
建物
0百万円
車両運搬具
0
0百万円
計
※4
固定資産売却損の内訳は、次のとおりである。
工具器具備品
0百万円
※4
固定資産売却損の内訳は、次のとおりである。
車両運搬具
0百万円
※5
固定資産除却損の内訳は、次のとおりである。
建物
9百万円
機械装置
7
車両運搬具
0
工具器具備品
16
無形固定資産
5
計
39百万円
※5
固定資産除却損の内訳は、次のとおりである。
建物
13百万円
機械装置
3
車両運搬具
0
工具器具備品
20
無形固定資産
0
計
37百万円
※6
固定資産評価損は、売買契約による売却損失見込 ※6 固定資産評価損は、売買契約による売却損失見込
額であり、内訳は次のとおりである。
額であり、内訳は次のとおりである。
土地
25百万円
土地
1百万円
※7
その他特別利益およびその他特別損失の主なもの
は、次のとおりである。
ゴルフ会員権評価損
33百万円
――――――
――――――
――――――
※8
当社は、事業用資産について、事業の種類別セグ
メントを基礎に資産をグルーピングしており、遊
休資産については、個々の資産単位で区分してい
る。
当事業年度において、遊休資産のうち市場価格の
下落等により回収可能価額が帳簿価額を下回るも
のについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し
当該減少額を減損損失(12百万円)として特別損
失に計上している。なお、回収可能価額について
は正味売却価額を使用し、固定資産税評価額を基
に算出している。
当事業年度に計上した減損損失の内訳は以下のと
おりである。
用途
種類
場所
減損損失金額
遊休資産
土地
山梨県
12百万円
84/101
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(リース取引関係)
項目
1
リース物件の所有権が借
主に移転すると認められ
るもの以外のファイナン
ス・リース取引
① リース物件の取得価
額、減価償却累計額相
当額および期末残高相
当額
(自
至
前事業年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
取得価額
相当額
(百万円)
減価償却
累計額
相当額
(百万円)
期末残高
相当額
(百万円)
215
136
78
工具器具
備品
当事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
取得価額
相当額
(百万円)
減価償却
累計額
相当額
(百万円)
期末残高
相当額
(百万円)
215
192
23
工具器具
備品
(注)取得価額相当額は、未経過リース料 (注)
期末残高が有形固定資産の期末残高
等に占める割合が低いため、支払利
子込み法により算定している。
②
未経過リース料期末残
高相当額
③
支払リース料および減
価償却費相当額
④
減価償却費相当額の算
定方法
2
1年内
57百万円
1年超
21
合計
78百万円
(注)未経過リース料期末残高相当額は、 (注)
未経過リース料期末残高が有形固定
資産の期末残高等に占める割合が低
いため、支払利子込み法により算定
している。
支払リース料
減価償却費相当額
267百万円
267百万円
同左
1年内
1年超
合計
同左
支払リース料
減価償却費相当額
リース期間を耐用年数とし、残存価額
を零とする定額法によっている。
オペレーティング・リー 未経過リース料
1年内
ス取引
1年超
合計
2百万円
0
2百万円
85/101
13百万円
9
23百万円
57百万円
57百万円
同左
未経過リース料
1年内
1年超
合計
2百万円
1
4百万円
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有価証券報告書
(有価証券関係)
前事業年度(平成17年3月31日現在)
子会社株式および関連会社株式で時価のあるものはない。
当事業年度(平成18年3月31日現在)
子会社株式および関連会社株式で時価のあるものはない。
(税効果会計関係)
前事業年度
当事業年度
(平成17年3月31日)
(平成18年3月31日)
1 繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因 1 繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因
別の内訳
別の内訳
(1) 繰延税金資産(流動資産)
(1) 繰延税金資産(流動資産)
賞与引当金損金算入限度超過額
1,064百万円
賞与引当金損金算入限度超過額
1,278百万円
貸倒引当金損金算入限度超過額
1,059
工事損失引当金
1,133
工事損失引当金
750
貸倒引当金損金算入限度超過額
1,074
その他
1,410
その他
1,246
合計
4,285百万円
合計
4,732百万円
(注)繰延税金資産の算定に当たり、平成17年3月
31日現在の繰延税金資産から控除された金額は159
百万円である。
(2) 繰延税金資産(固定資産)
工事進行基準に係る自己否認額
退職給付引当金
損金算入限度超過額
貸倒引当金
損金算入限度超過額
その他
合計
繰延税金負債
(その他有価証券評価差額金)
(固定資産圧縮積立金他)
繰延税金資産の純額
(注)繰延税金資産の算定に当たり、平成18年3月
31日現在の繰延税金資産から控除された金額は
170百万円である。
(2) 繰延税金資産(固定資産)
工事進行基準に係る自己否認額
3,094百万円
3,925
退職給付引当金
損金算入限度超過額
2,409
貸倒引当金
損金算入限度超過額
その他
合計
911
10,339百万円
△4,108
△166
6,065百万円
(注)繰延税金資産の算定に当たり、平成17年3月
31日現在の繰延税金資産から控除された金額は319
百万円である。
2
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
36.2%
0.8
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △4.2
研究開発およびIT投資促進減税にかかる税額
△1.6
控除
その他
0.8
税効果会計適用後の法人税等の負担率
32.0%
繰延税金負債
(その他有価証券評価差額金)
(固定資産圧縮積立金他)
繰延税金資産の純額
3,243百万円
4,271
2,359
1,132
11,007百万円
△9,838
△196
971百万円
(注)繰延税金資産の算定に当たり、平成18年3月
31日現在の繰延税金資産から控除された金額は296
百万円である。
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
36.2%
0.7
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △5.2
研究開発およびIT投資促進減税にかかる税額
△1.2
控除
その他
1.0
税効果会計適用後の法人税等の負担率
31.5%
86/101
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(1株当たり情報)
(自
至
前事業年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
1株当たり純資産額
(自
至
537.95円
1株当たり当期純利益
33.82円
1株当たり純資産額
613.01円
1株当たり当期純利益
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について
は、潜在株式が存在しないため記載していない。
(注)
当事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
44.49円
同左
1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりである。
(自
至
前事業年度
平成16年4月1日
平成17年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円)
(うち利益処分による役員賞与金)(百万円)
普通株式に係る当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項なし。
87/101
8,690
11,411
96
112
96
112
8,593
11,298
254,101
253,966
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④ 【附属明細表】
【有価証券明細表】
【株式】
株式数(株)
貸借対照表計上額
柄銘
(百万円)
投資有価証券
その他有価証券
㈱三井住友フィナンシャルグループ
4,716
6,130
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ
3,103
5,585
㈱みずほフィナンシャルグループ
4,623
4,451
帝国石油㈱
2,225,000
3,161
山九㈱
3,505,485
2,488
新日本石油㈱
2,369,617
2,187
野村ホールディングス㈱
797,000
2,092
ヤマトホールディングス㈱
555,000
1,337
2,584,000
963
561,760
899
13,331,201
11,559
25,941,505
40,857
石川島播磨重工業㈱
三井住友海上火災保険㈱
その他(82銘柄)
計
【その他】
投資口数等
(口)
種類および銘柄
投資有価証
その他有価証
券
券
出資証券
貸借対照計上額
(百万円)
ミズホ・プリファード・キャ
ピタル(ケイマン)7th リミ
9
900
1,985
55
139
2
1,990,272
1
―
960
テッド
核燃料サイクル開発機構
日本原子力研究所
理化学研究所
計
有価証券
その他有価証券合計
41,818
投資有価証券合計
41,818
その他有価証
公社債投資信
三菱東京UFJ銀行㈱
券
託
特 約 付 担 保 型 CP(ガ ネ ッ ト
―
1,999
―
999
―
2,998
Ⅳ)
三菱東京UFJ銀行㈱
特 約 付 担 保 型 CP(ガ ネ ッ ト
Ⅶ)
計
有価証券合計
88/101
2,998
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【有形固定資産等明細表】
資産の種類
前期末残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
(百万円)
(百万円)
(百万円)
(百万円)
当期末減価
償却累計額
差引当期末
当期償却額
又は償却
残高
(百万円)
累計額
(百万円)
(百万円)
有形固定資産
建物
構築物
機械装置
車両運搬具
工具器具備品
土地
建設仮勘定
有形固定資産計
45,249
508
805
44,952
16,183
1,579
28,768
904
―
―
904
685
25
218
1,544
332
46
1,831
1,204
138
626
709
372
95
987
497
155
489
5,436
376
428
5,385
4,292
388
1,092
22,542
―
34
(12)
22,507
―
―
22,507
53
2,486
2,498
41
―
―
41
76,440
4,078
3,909
76,608
22,863
2,287
53,744
4,442
299
275
4,467
1,963
884
2,503
49
―
―
49
9
0
40
4,491
299
275
4,516
1,972
885
2,544
64
1
7
58
48
5
10
無形固定資産
ソフトウェア
その他無形固定資産
無形固定資産計
長期前払費用
(注)当期減少額のうち(
)内は、減損損失の計上額で内数である。
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【資本金等明細表】
区分
前期末残高
資本金
(百万円)
資本金のうち
既発行株式
普通株式
(株)
普通株式
(百万円)
当期増加額
23,511
(259,052,929)
23,511
―
―
―
―
―
―
―
―
当期末残高
23,511
(259,052,929)
23,511
計
(株)
計
(百万円)
23,511
―
―
23,511
(百万円)
25,578
―
―
25,578
資本準備金およ
びその他資本剰 (その他資本剰余金)
自 己 株 式 処 分 差 益 (百万円)
余金
(注)1
2
1
―
4
(百万円)
25,580
1
―
25,582
(利益準備金)
(百万円)
2,692
―
―
2,692
海外取引偶発損失
準備金
(百万円)
24,500
―
―
24,500
配当準備積立金
(百万円)
4,355
―
―
4,355
固定資産圧縮積立金 (百万円)
221
―
―
221
(百万円)
47,945
6,500
―
54,445
(百万円)
79,714
6,500
―
86,214
(資本準備金)
株式払込剰余金
計
利益準備金およ
び任意積立金
別途積立金(注)2
計
(注)1
2
3
(259,052,929)
当期減少額
(259,052,929)
その他資本剰余金の増加の原因は、自己株式の処分によるものである。
当期増加の原因は、前期決算の利益処分に伴う積立てによるものである。
当期末における自己株式数は、5,165,577株である。
【引当金明細表】
区分
貸倒引当金 (注)1
前期末残高
(百万円)
当期増加額
(百万円)
当期減少額
(目的使用)
(百万円)
当期減少額
(その他)
(百万円)
当期末残高
(百万円)
10,734
1,952
1,111
526
11,048
完成工事補償引当金 (注)2
1,880
670
1
553
1,995
工事損失引当金
2,074
1,820
764
―
3,130
賞与引当金
2,940
3,531
2,940
―
3,531
(注)1
当期減少額(その他)のうち、35百万円は一般債権の貸倒実績率による洗替額であり、393百万円は債権回収に
よる戻入額および98百万円は個別見積額の戻入額である。
2 当期減少額(その他)は、見積額の戻入額である。
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(2) 【主な資産及び負債の内容】
(1) 資産の部
(イ)現金預金
銀行預金
科目
金額(百万円)
現金
87
当座預金
15,022
普通預金
2,660
通知預金
1,913
定期預金
20,414
譲渡性預金
39,300
別段預金
28
計
79,339
合計
79,427
(ロ)受取手形
(a)相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
㈱ニッセン
490
㈱コーセー
71
㈱ニッポーコーポレーション
7
ヤマハ発動機㈱
5
ジャパン・エア・ガシズ㈱
4
計
579
(b)決済期日別内訳
決済期日
金額(百万円)
平成18年4月
54
〃
5月
―
〃
6月
512
〃
7月
7
〃
8月
4
計
579
91/101
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(ハ)完成工事未収入金
(a)相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
ビーピーベラウ社
8,393
アジップガス社
3,221
ペトロベトナム社
3,220
ナイジェリアエルエヌジー社
2,886
日本原燃㈱
2,722
その他
29,205
計
49,648
(b)滞留状況
1カ月未満
(百万円)
6カ月未満
(百万円)
38,762
1年未満
(百万円)
1,121
1年以上
(百万円)
5,019
計
(百万円)
4,745
49,648
(ニ)未成工事支出金
期首残高
(百万円)
当期支出額
(百万円)
72,886
完成工事原価への振替額
(百万円)
435,056
463,667
期末残高の内訳
項目
金額(百万円)
材料費
7,863
労務費
6,707
外注費
25,057
経費
4,646
計
44,274
92/101
期末残高
(百万円)
44,274
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(ホ)関係会社株式
銘柄
金額(百万円)
触媒化成工業㈱
9,163
M.W.Kellogg Ltd.
3,822
JGC Corporation Europe B.V.
2,366
日揮ビジネスサービス㈱
1,455
日揮工事㈱
1,130
その他
7,855
計
25,793
(へ)長期貸付金
貸付先
金額(百万円)
トランスパシフィック・ペトロケミカル・インドタマ社
21,262
ヤンリ・シーダブリュエム社
327
計
21,589
93/101
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(2) 負債の部
(イ)工事未払金
相手先
金額(百万円)
日揮プロジェクトサービス㈱
4,704
コンソリデイテッド コントラクタース オマーン社
1,389
JGC(USA)Inc.
1,228
辰村商事㈱
1,074
ドッドサル社
949
その他
50,942
計
60,288
(ロ)未成工事受入金
期首残高
(百万円)
当期受入額
(百万円)
91,551
完成工事高への振替額
(百万円)
47,995
82,494
期末残高
(百万円)
57,051
(ハ)短期借入金
借入先
金額(百万円)
㈱三井住友銀行
4,320
㈱三菱東京UFJ銀行
3,720
㈱みずほコーポレート銀行
3,360
日揮プロジェクトサービス㈱
3,333
日本生命保険
1,900
その他
4,340
計
20,973
(注)株式会社東京三菱銀行と株式会社UFJ銀行は平成18年1月1日付で合併し、株式会社三菱東京UFJ銀行とな
っている。
(3) 【その他】
該当事項なし。
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第6 【提出会社の株式事務の概要】
決算期
3月31日
定時株主総会
6月中
基準日
3月末日
株券の種類
1株券・5株券・10株券・50株券・100株券・500株券・1,000株券・10,000株券
株未満の株数を表示した株券
中間配当基準日
―
1単元の株式数
1,000株
100
株式の名義書換え
取扱場所
東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社証券代行部
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社
取次所
三菱UFJ信託銀行株式会社全国各支店
野村證券株式会社本店、全国各支店および営業所
名義書換手数料
無料
新券交付手数料
実費(ただし、事情により減免)
株式喪失登録に伴う
手数料
喪失登録
喪失登録株券
1件につき10,000円
1枚につき
500円
単元未満株式の
買取り・買増し
取扱場所
東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社証券代行部
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社
取次所
三菱UFJ信託銀行株式会社全国各支店
野村證券株式会社本店、全国各支店および営業所
買取・買増手数料
以下の算式により1単元当たりの金額を算定し、これを買取ったまたは買増しした単
元未満株式の数で按分した金額とする。
(算式)1株当たりの売買価格に1単元の株式数を乗じた合計金額のうち
100万円以下の金額につき
1.150%
100万円を超え500万円以下の金額につき
0.900%
500万円を超え1,000万円以下の金額につき
0.700%
1,000万円を超え3,000万円以下の金額につき
0.575%
3,000万円を超え5,000万円以下の金額につき
0.375%
(円単位未満の端数を生じた場合には切り捨てる。)
ただし、1単元当たりの算定金額が2,500円に満たない場合には、2,500円とす
る。
公告掲載方法
日本経済新聞
株主に対する特典
なし
(注)
平成18年6月29日開催の定時株主総会決議により定款の一部変更が行われ、当会社の公告方法は次のとお
りとなりました。
当会社の公告方法は、電子公告とする。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公
告をすることができない場合は、東京都において発行する日本経済新聞に掲載して行う。
なお、電子公告は当会社のホームページに掲載しており、そのアドレスは次のとおりです。
http://www.jgc.co.jp/
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第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はない。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から本有価証券報告書提出日までの間において、関東財務局長に提出した証券取引
法第25条第1項各号に掲げる書類は、次のとおりである。
1
有価証券報告書及びその添付書類
事業年度
2
第109期(自
平成16年4月1日
至
平成17年3月31日)平成17年6月29日提出
第110期(自
平成17年4月1日
至
平成17年9月30日)平成17年12月16日提出
半期報告書
事業年度
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項なし。
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独立監査人の監査報告書
平成17年6月29日
日揮株式会社
取締役会
御中
あずさ監査法人
指定社員
業務執行社員
公認会計士
櫻
井
憲
二
㊞
指定社員
業務執行社員
公認会計士
小
池
二 三 男
㊞
指定社員
業務執行社員
公認会計士
福
田
厚
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられ
ている日揮株式会社の平成16年4月1日から平成17年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわ
ち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明
細表について監査を行った。この連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場
から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めて
いる。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によっ
て行われた見積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人
は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
拠して、日揮株式会社及び連結子会社の平成17年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結
会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと
認める。
追記情報
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4-(3)の(ホ)に記載されているとおり、会社お
よび連結子会社1社は退職給付会計における会計基準変更時差異の費用処理方法を変更した。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は有価証券報告書提出会社が別
途保管しております。
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独立監査人の監査報告書
平成18年6月29日
日揮株式会社
取締役会
御中
あずさ監査法人
指定社員
業務執行社員
公認会計士
櫻
井
憲
二
㊞
指定社員
業務執行社員
公認会計士
小
池
二 三 男
㊞
指定社員
業務執行社員
公認会計士
福
田
厚
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられ
ている日揮株式会社の平成17年4月1日から平成18年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわ
ち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明
細表について監査を行った。この連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場
から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めて
いる。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によっ
て行われた見積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人
は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
拠して、日揮株式会社及び連結子会社の平成18年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結
会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと
認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は有価証券報告書提出会社が別
途保管しております。
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独立監査人の監査報告書
平成17年6月29日
日揮株式会社
取締役会
御中
あずさ監査法人
指定社員
業務執行社員
公認会計士
櫻
井
憲
二
㊞
指定社員
業務執行社員
公認会計士
小
池
二 三 男
㊞
指定社員
業務執行社員
公認会計士
福
田
厚
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられ
ている日揮株式会社の平成16年4月1日から平成17年3月31日までの第109期事業年度の財務諸表、すなわ
ち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表について監査を行った。この財務諸表の作成
責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めてい
る。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって
行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監
査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠し
て、日揮株式会社の平成17年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべ
ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
追記情報
「重要な会計方針」5−(5) に記載されているとおり、会社は退職給付会計における会計基準変更時差
異の費用処理方法を変更した。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は有価証券報告書提出会社が別
途保管しております。
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EDINET提出書類 2006/06/29 提出
日揮株式会社(349054)
有価証券報告書
独立監査人の監査報告書
平成18年6月29日
日揮株式会社
取締役会
御中
あずさ監査法人
指定社員
業務執行社員
公認会計士
櫻
井
憲
二
㊞
指定社員
業務執行社員
公認会計士
小
池
二 三 男
㊞
指定社員
業務執行社員
公認会計士
福
田
厚
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられ
ている日揮株式会社の平成17年4月1日から平成18年3月31日までの第110期事業年度の財務諸表、すなわ
ち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表について監査を行った。この財務諸表の作成
責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めてい
る。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって
行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監
査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠し
て、日揮株式会社の平成18年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべ
ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は有価証券報告書提出会社が別
途保管しております。
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