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Ⅲ−2 道徳 - 福岡市教育センター

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Ⅲ−2 道徳 - 福岡市教育センター
Ⅲ−2
道徳
(1)学習指導要領改訂の要点
1
改善の基本方針
次代を担う児童が,未来への夢や目標を抱き, 自らを律しつつ,自分の利益だけでなく社会や公
共のために何をなし得るかを大切に考え,広く世界の中で信頼される日本人として育っていくための
道徳教育を目指して,特に次の3点を基本方針とした。
(1)体験活動等を生かした心に響く道徳教育の実施
(2)家庭や地域の人々の協力による開かれた道徳教育の充実
(3)未来へ向けて自らが課題に取り組み,共に考える道徳教育の推進
2 改訂の要点
(1)道徳教育の目標の改善
① 学校の教育活動全体で行う道徳教育の一層の充実を図るため,道徳教育の目標を「第1章総則」
の第1の2に掲げた。
② これからの道徳教育は,児童一人一人の豊かな心を育て,未来に向けて人生や社会を切り拓く
実践的な力の育成を一層重視しようとする意図から,
「豊かな心」と「未来を拓く」を付加した。
③ 道徳教育は学校教育全体で進められるものであり,道徳の時間をはじめとして各教科,特別活
動,総合的な学習の時間のそれぞれの特質に応じて適切な指導を行わなければならないことを示
している。特に人間としての心を育てるボランティア活動や自然体験活動などの豊かな体験や道
徳的実践を充実させ児童の内面に根ざした道徳性の育成に一層努めるよう示している。
(2)道徳の時間の目標の改善
① 学校教育全体で取り組む道徳教育のかなめとしての道徳の時間の役割と重要性を強調し,その
特質を一層明確にするため,「道徳的価値の自覚を深め」を加えるなどの改善を図った。すなわ
ち,「道徳的な心情や判断力,実践意欲と態度」の記述を道徳教育の全体目標の部分に移行させ
ることによって,道徳の時間は,各教科や特別活動,総合的な学習の時間などにおける道徳的な
心情や判断力,実践意欲や態度などの道徳性の育成と密接な関連を図りながら,計画的,発展的
な指導によってそれらを補充,深化,統合するものであることを示した。
② 道徳の時間の目標に「道徳的価値の自覚を深め」を加えることによって,道徳の時間が人間と
しての在り方や生き方の礎となる道徳的価値について学び,自覚を深め,道徳的実践力を育成す
るものであることを明確にした。
(3)道徳の時間の内容の改善
① 第1学年及び第2学年
○ 道徳教育の基本である善悪の判断を育成する指導の一層の充実を図るため,1の(3)に「よ
いことと悪いことの区別をし」を加えた。
○ 自分の生命をしっかりと見つめ,生きていることの喜びを実感し,生命の大切さを自覚でき
るよう,3の(2)に「生きることを喜び」を加えた。
○ 集団へのかかわりを一層主体的にするため,4の(2)に「家族の役に立つ喜びを知る」を加
えた。
○ 学校,家庭,地域社会が一体となった道徳教育を充実させるため,低学年においても郷土を
愛する心を育てる内容項目として,4の(4)「郷土の文化や生活に親しみ,愛着をもつ」を新
しく加えた。
② 第3学年及び第4学年
○ 郷土や我が国の文化や伝統を大切にする心を育てるとともに,国際化社会の進展を踏まえた
指導の充実を図るため,4の(6)に「外国の人々や文化に関心をもつ」を加えた。
○ 自然や崇高なものとのかかわりにおいて感性や感動を重視するとともに,積極的に集団や社
会にかかわれるようになることを求めて語尾表現を改善した。
③ 第5学年及び第6学年
○ 中学校との関連を考慮するとともに,しっかりとした目的意識をもった学習の充実を図るた
めに,1の(5) に「真理を大切にし」を加えた。また, 自らのよさを伸ばすことを強調する
とともに集団や社会とのかかわりが,より主体的になることを求めて語尾表現を改善した。
3
道徳の目標
(1)道徳教育の目標(「第1章総則」の「第1教育課程編成の一般方針」の2)
道徳教育は,教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基づき,人間尊重の精神
と生命に対する畏敬の念を家庭,学校,その他社会における具体的な生活の中に生かし,豊かな心
をもち,個性豊かな文化の創造と民主的な社会及び国家の発展に努め,進んで平和的な国際社会に
貢献し未来を拓く主体性のある日本人を育成するため,その基盤としての道徳性を養うことを目標
とする。
(2)道徳の時間の目標(「第3章道徳」の第1目標)
道徳の時間においては,道徳教育の目標に基づき,各教科,特別活動及び総合的な学習の時間に
おける道徳教育と密接な関連を図りながら,計画的,発展的な指導によってこれを補充,深化,統
合し,道徳的価値の自覚を深め,道徳的実践力を育成するものとする。
4 内容について
(1)内容のとらえ方
① 道徳の内容は,教師と児童とが人間としてのよりよい生き方を求め,共に考え,共に語り合い,
その実行に努めるための共通課題である。
② 道徳の内容は,道徳教育の目標を達成するために指導すべき内容項目を四つの視点から,「第
1学年及び第2学年」「第3学年及び第4学年」「第5学年及び第6学年」に分けて,重点的に示
している。
(2)内容構成の考え方
① 四つの視点
道徳の内容は,児童の道徳性を次の四つの視点からとらえ,その視点から内容項目を分類整理
し,内容の全体構成及び相互の関連性と発展性を明確にしている。
1 主として自分自身に関すること。
2 主として他の人とのかかわりに関すること。
3 主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること。
4 主として集団や社会とのかかわりに関すること。
② 児童の発達的特質に応じた重点化
・ 道徳の内容項目は,「第1学年及び第2学年」が 15 項目,
「第3学年及び第4学年」が 18 項
目「第5学年及び第6学年」が 22 項目にまとめられている。それらは,小学校6年間,及び
中学校3年間を視野に入れ,児童の道徳的心情の発達,道徳的価値を認識できる能力の程度や
社会認識の広がり,生活技術の習熟度及び発達段階などを考慮し,最も指導の適時性のある内
容項目を学年段階ごとに精選し,重点的に示したものである。したがって,各学年段階の指導
においては,常に全体の構成や発展性を考慮して指導していくことが大切である。
・ 内容項目の学年段階ごとの発展性には,次のような三つの形態がある。
ア 最初の段階から継続的に取り上げられるもの。
イ 学年段階が上がるにつれて新たに加えられるもの。
ウ 学年段階が上がるにつれて統合・分化されていくもの。
・ これらの趣旨を踏まえた上で,特に必要な場合は,他の学年段階の内容項目を加えることは
できるが,当該学年段階の内容項目の指導を全体にわたって十分行うよう配慮する。
5
指導計画の作成と内容の取扱い
(1)指導計画作成上の配慮事項
① 道徳教育の全体計画の作成に当たっては,学校における全教育活動との関連の下に,児童,学
校及び地域の実態を考慮して,学校の道徳教育の重点目標を設定するとともに,道徳の内容と各
教科,特別活動及び総合的な学習の時間における指導との関連並びに家庭や地域社会との連携の
方法を示すこと。
② 道徳の時間の年間指導計画の作成に当たっては,道徳教育の全体計画に基づき,各教科等との
関連を考慮しながら,計画的・発展的に授業がなされるよう工夫すること。
(2)内容の取り扱い上の配慮事項
① 幼児期における道徳性の芽生えを促す指導を踏まえて,小学校では,人間として生きるための
共通の心構えや行動の仕方を様々な体験や学習を通して学び,一人一人の基礎的な道徳性を確立
していく必要がある。特に,次の内容については適切に指導することが大切である。
・ 低学年 基本的な生活習慣や善悪の判断,社会生活上のルールを身に付けること
・ 中学年 自主性,協力し助け合う態度を育てること
・ 高学年 自立心,国家・社会の一員としての自覚を育てること
② 道徳の時間の指導にあたっては,次の事項に配慮すること。
・ 校長や教頭の参加,他の教師との協力的指導などについて工夫し,指導体制を充実すること
・ 家庭や地域社会との共通理解を深め,授業の実施や地域教材の開発や活用などに,保護者や
地域の人々の積極的な参加や協力を得るなど相互の連携を図ること。
・ ボランティア活動や自然体験活動などの体験活動を生かすなど多様な指導の工夫,魅力的な
教材の開発などを通して,児童の発達段階や特性を考慮した創意工夫ある指導を行うこと。
③ 学校や学級内の人間関係や環境を整えるとともに,道徳教育の指導内容が児童の日常生活に生
かされるようにすること。
④ 児童の道徳性については,常にその実態を把握して指導に生かすよう努めること。ただし,道
徳の時間に関して数値などによる評価は行わない。
(2)道徳教育の全体計画作成例
道 徳 教 育 の 全 体 計 画
福岡市立○○小学校
学校教育目標
①関係法令等
④
児童の実態
育てたい児童の姿
憲法,教育基本法
学校教育法,
学習指導要領
⑥
保護者の願い
⑦
道徳教育の重点目標
②本市学校教育
指導の重点
⑤
教師の願い
(例)豊かな心をもち,進んで実践する児童を
育てる。
◎ 相手の立場を理解し,思いやりや感謝の気
持ちをもつ。
◎ 自然や崇高なものにふれ,素直に感動でき
る。
◎ 働くことの大切さを知り,進んで仕事がで
きる。
③総合的な学習の
時間
⑨特別活動
⑧
学級活動
⑩
(例)望 ましい人間
関係の指 導を通して
道徳的態度を育てる。
児童会活動
クラブ活動
学校行事
低
学
年
他者との
かかわり
(例)自分の仕
(例)友達と仲
事を進んでする
良くし助け合う
ことができる。
ことができる。
1−(2)
2−(3)
(例)言葉のもつ
国
語
自然との
かかわり
社会との
かかわり
算
数
(例 )心を豊かにし ,
生活態 度を正し,
理
科
生
活
道徳の時間
(例 )全教育活動において展開される道徳教育と密接な関連を図りながら ,計画的 ,
発展的な指導によってこれを補充・深化・統合し,道徳的価値の自覚を深め,
図
工
道徳的実践力を育成する。
生活を 明るくする
○心の交流を図る学習過程の工夫
○事前・事後指導の工夫
環境づくりをする 。
○話し合いの方法の工夫
○操作物の工夫
○動植物 を育て,自
家
庭
○思いを表現する「心のノート」の工夫
体
育
然の素 晴らしさに
感動する心を培う。
⑭生徒指導・
その他の指導
⑮同和教育
⑯学年・学級経営
(例)日常生活に必要な基本的
(例)人権意識を高めるととも
(例)豊かな児童理解と温かな
生活習慣を身に付け,秩序
に,差別を許さないという
ある生活態度を育成する。
意思と実践力を育成する。
⑰
社会生活への理解
を深め協力する社
筋道を立て根気強
くやり遂げようと
する態度を養う。
中
学
年
高
学
年
⑪
感動する心情を養
会性を養う。
音
楽
⑬学校・
学校環境
美しさに気付き,
う。
社
会
学年別の重点目標
自分との
かかわり
⑫各教科
人間関係の確立を図る。
家庭・地域との連携
(例)学校・家庭・地域が連携して,基本的な生活習慣の定着を図りながら,道徳性の向上に努める。
(1)道徳教育に対する共通理解
道徳学習の授業参観,懇談会,学校・学年・学級便りの発行
(2)道徳的体験活動の推進
親子清掃,餅つき大会,地域行事への参加
<各項目における記載内容について>
表中の
番号
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
⑰
項目
関連法規
記載内容
留意点
本計画表に関連している法規
福岡市教育改革プログラムとの関
等の一覧
連も図る。
本市学校教育指
福岡市の学校教育指導の重点
導の重点
について
総合的な学習の 総合的な学習の時間における道
時間
徳教育のねらいについて
本校教育目標
本校の学校教育目標について
育てたい児童の
本校のめざす児童像について
学校教育目標との関連を図る
姿
道徳教育の重点
全教育活動における道徳教育
本校教育目標から導き出されたこ
目標
の重点目標
とが分かるようにする。そのために,
「育てたい児童の姿」の中から,そ
の育成に特に重点をおいて取り組ん
でいくものを選ぶ。
児童の実態
本校における児童の実態につ
「育てたい児童の姿」との結び付
いて
きが見えるようにする。
保護者の願い
道徳教育に対する保護者の願
いについて
教師の願い
児童に対する教師の願いにつ
いて
特別活動
特別活動における道徳教育の
特別活動を次のように分類し,それ
ねらいについて
ぞれの活動に内在している道徳的な
ねらいについて書く。
・学級活動
・児童会活動
・クラブ活動
・学校行事
○ ⑤の重点目標に対応させる。
○ 発達段階に応じて(表は低・中・高
学年の三段階)
,⑤の重点目標を具
体的に書く。
学年別重点目標
学年別の道徳教育の重点目標
学年別の重点目標を必ず4つの視
点から書くのではない。全体の重点
目標に合わせて書くようにする。
道徳の時間
道徳の時間におけるねらいに
道徳の時間のねらいを明確にする
ついて
とともに,教師が行う具体的な手だ
て等の工夫についても明記する。
各教科
各教科における道徳教育のね
各教科の学習に内在している道徳
らいについて
的なねらいについて書く。
・国語
・社会
・算数
・理科
・生活
・音楽
・図工
・家庭
・体育
学校・学級環境
学校・学級環境における道徳教
道徳的心情を培う,という観点か
育のねらいについて
ら,学校及び学級環境整備の意義に
ついて書く。
生徒指導・その
生徒指導等における道徳教育
他の指導
のねらいについて
同和教育
同和教育における道徳教育の
ねらいについて
学年・学級経営
学年・学級経営における道徳
教育のねらいに ついて
家庭・地域との
道徳教育を推進するための,
道徳教育の啓発という視点からも
連携
家庭・地域との連携の在り方に 書く。
ついて
(3)目標及び内容項目の発展系列表
第1学年及び第2学年
目
標
内容項目
道徳教育の目標(第1章総則 第1教育課程編成の一般方針 2)
道徳教育は,教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本方針に基づき,人間尊
豊かな文化の創造と民主的な社会及び国家の発展に努め,進んで平和的な国際社会に貢献
道徳の時間の目標(第3章道徳 第1目標)
道徳の時間においては,以上の道徳教育の目標に基づき,各教科,特別活動及び総合的
道徳的価値の自覚を深め,道徳的実践力を育成するものとする。
(1)健康や安全に気を付け,物や金銭を大切にし,身の回りを整
え,わがままをしないで,規則正しい生活をする。
1 主として
(2)自分がやらなければならない勉強や仕事は,しっかりと行う。
自分自身に関すること (3)よいことと悪いことの区別をし,よいと思うことを進んで行
う。
(4)うそをついたりごまかしたりしないで,素直に伸び伸びと生
活する。
2 主として
他人とのかかわりに
関すること
3 主として
自然や崇高なものとの
かかわりに関すること
4 主として
集団や社会との
かかわりに関すること
(1)自分でできる
(2)よく考えて行
(3)自分でやろう
(4)正しいと思う
(5)正直に,明る
(1)気持ちのよいあいさつ,言葉遣い,動作などに心掛けて,明
るく接する。
(2)身近にいる幼い人や高齢者に温かい心で接し,親切にする。
(3)友達と仲よくし,助け合う。
(4)日ごろ世話になっている人々に感謝する。
(1)礼儀の大切さ
(2)相手のことを
(3)友達と互いに
(4)生活を支えて
って接する。
(1)身近な自然に親しみ,動植物に優しい心で接する。
(2)生きることを喜び,生命を大切にする心をもつ。
(3)美しいものに触れ,すがすがしい心をもつ。
(1)自然のすばら
にする。
(2)生命の尊さを
(3)美しいものや
(1)みんなが使う物を大切にし,約束や決まりを守る。
(2)父母,祖父母を敬愛し,進んで家の手伝いなどをして,家族
の役に立つ喜びを知る。
(3)先生を敬愛し,学校の人々に親しんで,学級や学校の生活を
楽しくする。
(4)郷土の文化や生活に親しみ,愛着をもつ。
(1)約束や社会の
(2)働くことの大
(3)父母,祖父母
庭をつくる。
(4)先生や学校の
しい学級をつく
(5)郷土の文化と
(6)我が国の文化
外国の人々や文
第3学年及び第4学年
第5学年及び第6学年
重の精神と生命に対する畏敬の念を家庭,学校,その他社会における具体的な生活に生かし,豊かな心をもち,個性
し,未来を拓く主体性のある日本人を育成するため,その基盤としての道徳性を養うことを目標とする。
学習の時間における道徳教育と密接な関連を図りながら,計画的,発展的な指導によってこれを補充,深化,統合し,
ことは自分でやり,節度のある生活をする。
動し,過ちは素直に改める。
と決めたことは,粘り強くやり遂げる。
ことは,勇気をもって行う。
い心で元気よく生活する。
(1)生活を振り返り,節度を守り節制に心掛ける。
(2)より高い目標を立て,希望と勇気をもってくじけないで努力す
る。
(3)自由を大切にし,規律ある行動をする。
(4)誠実に,明るい心で楽しく生活する。
(5)真理を大切にし,進んで新しいものを求め,工夫して生活をよ
りよくする。
(6)自分の特徴を知って,悪い所を改めよい所を積極的に伸ばす。
を知り,だれに対しても真心をもって接する。
思いやり,親切にする。
理解し,信頼し,助け合う。
いる人々や高齢者に,尊敬と感謝の気持ちをも
(1)時と場をわきまえて,礼儀正しく真心をもって接する。
(2)だれに対しても思いやりの心をもち,相手の立場に立って親切
にする。
(3)互いに信頼し,学び合って友情を深め,男女仲よく協力し助け
合う。
(4)謙虚な心をもち,広い心で自分と異なる意見や立場を大切にす
る。
(5)日々の生活が人々の支え合いや助け合いで成り立っていること
に感謝し,それにこたえる。
しさや不思議さに感動し,自然や動植物を大切
(1)自然の偉大さを知り,自然環境を大切にする。
(2)生命がかけがえのないものであることを知り,自他の生命を尊
重する。
(3)美しいものに感動する心や人間の力を超えたものに対する畏敬
の念をもつ。
感じ取り,生命あるものを大切にする。
気高いものに感動する心をもつ。
決まりを守り,公徳心をもつ。
切さを知り,進んで働く。
を敬愛し,家族みんなで協力し合って楽しい家
人々を敬愛し,みんなで協力し合って明るく楽
る。
伝統を大切にし,郷土を愛する心をもつ。
と伝統に親しみ,国を愛する心をもつとともに,
化に関心をもつ。
(1)身近な集団に進んで参加し,自分の役割を自覚し,協力して主
体的に責任を果たす。
(2)公徳心をもって法や決まりを守り,自他の権利を大切にし進ん
で義務を果たす。
(3)だれに対しても差別することや偏見をもつことなく公正,公平
にし,正義の実現に努める。
(4)働くことの意義を理解し,社会に奉仕する喜びを知って公共の
ために役立つことをする。
(5)父母・祖父母を敬愛し,家族の幸せを求めて,進んで役に立つ
ことをする。
(6)先生や学校の人々への敬愛を深め,みんなで協力し合いよりよ
い校風をつくる。
(7)郷土や我が国の伝統と文化を大切にし,先人の努力を知り,郷
土や国を愛する心をもつ。
(8)外国の人々や文化を大切にする心をもち,日本人としての自覚
をもって世界の人々と親善に努める。
(4)年間指導計画(一覧表)例
1年(授業時数34時間)
2年(授業時数35時間)
3年(授業時数35時間)
4月
1ねんせいになったよ
みんなげんきで
4-(3)東
1-(4)書
自分でオッケー
2-(1)東
おじいさん,こんにちは 1-(1)文
ぼくは二年生
2-(2)図
すな時計
3年2組だって
しつれいおばさん
1-(1)教
4-(4)文
2-(1)学
5月
ちゃいむがなった
あいさつ
みずのみば
1-(1)大
2-(1)東
1-(3)図
よこはいり
きつねとぶどう
おじさんからのてがみ
きみのせいだぞ
1-(3)大
4-(2)村
4-(1)日
2-(3)光
思いきっていったけど
なかよしだから
にじ色のふん水
かめのおうだん
1-(4)村
2-(3)東
4-(1)資
3-(1)大
6月
ぼくもいっしょにはしりたい 2-(2)ぬ
金のおの
しりたいの・・
だからだいすき
町の大いちょうの木
1-(4)教
3-(2)ぬ
4-(3)書
4-(4)文
まどガラスと魚
生きているしるし
学校の帰り道
はたらく人々
1-(5)日
3-(2)図
2-(2)東
4-(2)ぬ
1-(3)書
4-(3)書
こぶたん
そんなのしっているよ
あたらしいともだち
3-(2)標
4-(1)村
2-(3)大
7月
まちのおまつり
にじのはし
わきだしたみず
4-(4)文
3-(3)書
1-(2)村
きょうはどうしたのかな 2-(4)村
あおむしがちょうに
3-(1)大
十八才で一年生
よい子のじゅん子へ
9月
ひとつぶのたね
あかいボール
はしのうえのおおかみ
3-(1)日
1-(3)書
2-(2)学
あいさつってなあに
ノートのひこうき
シールのせいじゃない
2-(1)光
1-(1)学
1-(4)学
となりの家のおばあちゃん 2-(4)光
クラスの木の実
4-(4)標
どんどん橋のできごと
1-(2)文
1-(1)教
2-(1)図
4-(1)光
3-(3)光
じしんはあるのに
やぶれた本
七つのほし
ひなんくんれん
1-(3)日
4-(1)文
3-(3)東
3-(2)大
大切なものは何ですか
赤いお守り
きまりじゃないか
がんばれ友ちゃん
3-(2)村
2-(3)文
4-(1)東
1-(3)大
11月 におい
4-(2)教
ハムスターのあかちゃん 3-(2)資
たけとんぼづくり
2-(4)文
学校の校しょう
じぶんがしんごうきに
あとすこし
ぜん校しゃせい会
4-(4)図
2-(4)東
1-(2)教
4-(4)資
白いほうたい
十才のプレゼント
のりのおにぎり
電話のむこうはどんな顔
1-(4)標
3-(3)資
4-(6)図
2-(1)標
12月 二わのことり
2-(3)学
おにぎりどこからきたの 4-(4)ぬ
やぶれたたいこ
1-(4)大
心がホカホカになった
ぐみの木と小鳥
おつかいマン
2-(3)ぬ
2-(2)村
4-(2)標
街に出た音楽家たち
トムトムが見たものは
まどふき
2-(2)ぬ
1-(2)資
4-(2)日
1月
おふろそうじ
チューリップ
るっぺどうしたの
しあわせの王子
あっ たすけて
つくえの中
3-(3)教
3-(1)書
1-(1)日
おばあちゃんはおいしゃさん
2-(4)標
みんなが楽しく
4-(4)教
おじいさんのねがい
4-(5)資
2月
ゆっきとやっち
2-(3)標
ないた赤おに
やめなさいよ
1-(3)村
やきゅう
ぼくにもなにかできることないかな おりがみめいじん
4-(2)ぬ
2-(3)図
1-(3)標
1-(2)光
おばあちゃんの背中
光の星
20世紀の大発明
4-(3)図
3-(3)大
1-(3)村
3月
ありがとう
2-(4)日
いのちはひとつ
3-(2)図
わたしたちのがっきゅう 4-(3)光
みんなの遊び
見たことがありますか
2-(3)ぬ
4-(6)村
10月 かぼちゃのつる
小さくてもおきゃくさま
きいろいベンチ
あきのおくりもの
1-(2)資
3-(1)文
1-(1)資
マーちゃんのおと
3-(2)標
あかちゃんのときのことしってる
4-(2)ぬ
4年(授業時数35時間)
5年(授業時数35時間)
4月
目覚まし時計
となりの席
ドッジボール
1-(1)資
2-(3)東
1-(4)東
美しく自分を染め上げてください
1-(1)村
文枝のため息
2-(3)光
星野君の二るい打
4-(2)書
5月
声にならないあいさつ
母うずら
雨のバス停留所で
かるがもの親子
2-(1)文
3-(2)学
4-(1)学
3-(1)教
とり返しのつかない一日
大原孫三郎
一ふみ十年
トラブル解決博士
6月
おじいさんの顔
2-(2)大
一番たいせつなのは生きること
3-(2)ぬ
なしの実
1-(5)資
子牛が生まれた
3-(1)標
7月
グレンよ走れ
お母さんのせいきゅう書
9月
あの岩のところまで
茶色の写真
すもうの先生
10
6年(授業時数35時間)
くもの糸
ロレンゾの友達
おじいちゃんの手紙
1-(1)学
2-(3)標
4-(2)標
待っているよ
スポーツを通して
待合室で出会った女の子
尾瀬を守る
4-(4)ぬ
1-(3)大
2-(1)文
3-(1)図
セロハンテープの発達
1-( 5)学
誕生
3-(2)書
学級新聞づくり
2-(4)光
ボランティアって何だろう 4-(4)図
ミッキーマウスの誕生
東京大空襲の中で
銀の燭台
青の洞門
1-(5)学
3-(2)東
2-(4)図
3-(3)学
1-(3)学
4-(3)学
いつも全力で
ドラエもんの声
1-(2)東
1-(6)学
かたうでの名コーチ
アニメーションとわたし
1-(2)東
1-(6)日
1-(2)光
4-(4)村
2-(4)文
かがやく夜を世界に
ソーリィ
わたしたちのまち 水俣
1-(5)文
2-(1)標
4-(4)ぬ
「乗越」のてい防
地震で図んだこと
あせを流した一日
1-(5)光
2-(5)文
4-(4)大
つなぎ合わせたメダル 2-(3)文資
月の峰のオオカミ
1-(3)書
きけんです ガラスが入っています
4-(1)文
花山祭り
4-(5)大
手品師
赤いあまがさ
美しいお面
美佳子さんのなみだ
1-(4)村
2-(2)標
3-(3)学
2-(3)村
卒業記念写真
もう一つの親切
メンバーとして
みんなのために
1-(4)村
2-(2)教
4-(1)教
4-(2)書
11
よわむし太郎
つるのとぶ日
折り紙のプレゼント
そうだったのか
1-(4)書
3-(3)学
4-(6)教
2-(2)書
うばわれた自由
たまご焼き
日本のよさをみつけよう
1-(3)日
4-(5)文
4-(7)大
自由行動
母のけしょう
友情の人形
1-(3)書
4-(5)標
4-(8)教
12
お仕事ごくろうさま
生きた礼ぎ
気持ちのよいあせ
4-(2)ぬ
2-(1)大
4-(2)教
ヒューマン・ライツ
ヘレンとともに
世界にかける心の橋
4-(3)教
1-(2)村
4-(8)書
こわれかけたわたしの心
ぼくは後悔しない
米百俵
2-(3)ぬ
4-(3)東
4-(7)文
1月
ジャガイモ畑で
新聞委員会に入りたい
お母さん泣かないで
2-(4)東
4-(4)光
3-(2)文
すれちがい
牛乳配り
愛のリレー
2-(4)日
4-(4)文
3-(2)教
部落解放のあゆみ
1-(2)ぬ
もったいないもったいない 1-(1)文
「だれか,たのむ」
3-(2)大
2月
ひさの星
ぼくの生まれた日
光字を書くよろこび
3-(3)図
4-(3)文
1-(3)村
アンデルセンの夢
郷土の自慢
同じ空の下で
1-(6)光
4-(7)資
4-(8)東
日本のたから
4-(7)書
藤井駅のホームでのできごと
2-(2)光
地域の願いを校風として 4-(6)資
3月
どうしたらいいんだろう
われた花びん
2-(3)ぬ
1-(5)図
最後のおくりもの
レッツトライザ五行歌
バトンをつなげ
2-(2)資
4-(6)ぬ
4-(6)東
ブランコ乗りとピエロ
言葉にするまでの時間
ぼくの名前よんで
4-(1)学
2-(5)図
3-(1)図
2-(3)ぬ
2-(4)資
4-(3)村
4-(5)村
(5)各学年の指導計画例
1年
基 本 的 な 指 導 過 程
導
入
展
開
前
段
展
開
後
段
終
末
学 習 活 動
指導上の留意点
1 本時学習のめあてにつ ◎ 興味関心・問題意識を
いて話し合う。
もたせ ,学習(追求)課題
をつかめるようにするた
めに,ねらいにかかわる
内容で,次のような資料
の提示を工夫する。
(例)
・生活場面の事例
・事前アンケートの結果
・読み物資料のさし絵
・心のノート
・新聞記事
・写真, VTR などの映
像等
2 中心資料を読み,話し ◎ 主人公の生き方に共感
合う。
・感動・内省し ,話し合い
(1)教師の範読を聞く。
によって友達の見方・感
じ方・考え方を知り,望ま
しい価値を形成し ,新し
い生き方を志向すること
ができるようにするため
に,次のような工夫する。
(2)登場人物のよさや弱 <臨場感をもたせる工夫>
さについて話し合う。
・紙芝居
・語り聞かせ
・効果音 等
<表現活動の工夫>
・動作化
・役割演技
・書く活動等
(3)登場人物のよさの高 <価値追求把握の過程をま
まりについて話し合
とめる工夫>
う。
・板書の構造化
・学習ノート等
3 今までの自分を振り返 ◎ 把握した価値に照らし
り発表する。
て自分の生活を振り返り
○ 学習ノートに書いて
価値の内面的自覚を図る
発表する。
ために,次のような工夫
をする。
・生活場面の事例提示
・学習ノート
・心のノート等
4 教師の話を聞く。
◎ 人の生き方のよさにふ
れさせ ,今後の生活への
意欲付けとするために,
次のような工夫をする。
・説話(教師の体験談,保
護者の手紙 ,新聞記事
・諺,格言,名言
・視聴覚資料(ビデオ,スライ
ド,写真,音楽, 絵)
・子どもの言葉(作文,日
記,道徳ノート)
・心のノート等
4
月
〈4−(3)愛校心〉
(
2
)
1
1ねんせいに なったよ(東書)
◆ 学校の様子を理解し,先生や学校の人々に親しんで,学級
や学校の生活を楽しくしようとする。
○ 資料(挿し絵)を見て発表し合う。
・ 入学式での自分の気持ち。
早く友達になりたいと思った。
お父さんやお母さんのことが気になった。
知らない人ばかりで,どきどきしていた。
○ 資料(挿し絵「なにを しているのかな」)を見て,発表
し合う。
学級で…学習,観察,図書,手洗い。
学年,学校で…入学式,プール,運動会。
その他…夏休み,雪合戦。
いろいろな先生…養護,給食,技術吏員の先生など。
楽しみだ。わくわくしてきた。
いろいろなこと(行事)があるんだなあ。
○○(行事名)って何だろう。
◎ 学校でうれしいこと,楽しいことはどんなことなのかを話
し合う。
先生や学校の人たちがやさしくしてくれる。
初めて参加するいろいろな行事がある。
早くいろいろな勉強をしてみたい。
○ 教師の話を聞く。
・ 道徳の時間は,学校や家でいろいろ心が動いたことを学
習するという内容。
〈1−(4)誠実・明朗〉
1
みんな げんきで(日書)
◆ はきはきとした行動が楽しさにつながることに気付き,い
つも明るい笑顔で過ごそうとする。
○ 「げんきで いいかお」の顔の動作化を全員で行う。
○ 資料を見て,発表し合う。
・ジャングルジムに集まった友達の気持ち。
(資料中の子供達の気持ちが表れるように,互いに顔を見合
って動作化をする。)
みんな笑っていて,楽しそう。
みんなで仲良く遊んでいる。
みんな公園に集まっている。
いい顔をしている。
楽しそう。うれしそう。
笑っている。
◎ どうしたら自分や友達が「げんきな いいかお」になれる
のかについて話し合う。
みんなで使うものを大切にする。
仲良く順番などを守って遊ぶ。
意地悪をしないで遊ぶ。
ごめんなさい。とすぐに言う。
○ 教師の話を聞く。
・元気ないい顔になれるような歌を歌う。
1年
5
月
(3)
〈 1−(1)節度・節制,自立〉
6
1 〈2−(2)思いやり・親切〉
ちゃいむがなった(大書)
◆ 時刻を守ると,気持ちのよい活動ができることに気付き,
規則正しい生活しようとする。
○ チャイムの音を実際に鳴らし,それを聞いたこと時の気持
ちを発表する。
○ 資料を見て話し合う。
・ 2ページの犬,狸,熊等の気持ち。
・ 2ページの猿,うさぎの気持ち。
・ 学習に遅れてしまった猿,うさぎの気持ち。
◎ チャイムを守ることができてよかったことを発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ チャイムを守ると,気持ちよく学習やいろいろな活動が
行えるという内容。
〈2−(1)礼儀〉
月(4)
1
ぼくもいっしょにはしりたい(ぬくもり)
◆ 身近な困っている人の気持ちが分かり,親切にしようとする。
○ リレーをした時のことを思い出し,発表し合う。
○ 資料を読み話し合う。
・ 「ひろしがおるけんびりになった」と言われた時のひろ
しの気持ち。
・ 「ひろしくんといっしょのチーム,いや」という言葉を
聞いた時のひろしの気持ち。
(それぞれの場面のひろしの気持ちについての役割演技
をする。)
◎ 友だちから何か言われたり,されたりして楽しい時は,ど
んな時なのか発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・周囲の人に親切にされてよかったと思った内容。
1 〈3−(2)生命尊重〉
1
あいさつ(東書)
こぶたん(日標)
◆ 挨拶を交わすと気持ちがよいことに気付き,明るく接しよ
◆ 自分に命があることを通して,すべてのものに生命が
うとする。
ある ことを知り,生命を大切にする心をもとうとする。
○ 今日,何人の人と挨拶を交わしたかを発表し合う。
○ けがをしたときのことを発表し合う。
○ 資料を見て話し合う。
○ 資料を読み,話し合う。
・ 登校前お母さん,
お祖母ちゃんと挨拶をする時の気持ち。 ・ 廊下でぶつかったときの気持ち。
・ 登校中,出会った人と挨拶をする時の気持ち。
(互いの気持ちについての役割演技をする。)
・ 学校や帰り道で先生,上級生,友達と挨拶をする時の気 ・ 階段,遊び,道路でどんなことがいけないのか。
持ち。
○ 教師の話しを聞く。
・ 帰宅して,お祖母ちゃん,お父さん,お母さんと挨拶を ・ 気を付けたので大きなけがにならなかった内容。
する時の気持ち。
◎ けがや病気をしないようにした時のことを発表し合う。
(それぞれの場面の気持ちについての役割演技をする。)
※ かけがえのない自他の命を尊重する態度を養う。
◎ 挨拶をしてよかった,してもらってよかったことについて 〈4−(1)公徳心・規則の尊重〉
1
発表し合う。
そんなのしっているよ(光村)
○ 教師の話を聞く。
◆ みんなが使う物を大切にすると互いに気持ちがよいことに
・あいさつを交わしてお互いによい気持ちになった内容。
気付き,約束やきまりを守ろうとする。
※ 誰とでも分け隔てなく触れ合うことのできる心情を養う。
○ 資料を読み話し合う。
〈1−(3)勇気〉
1 ・ たぬきと一緒に遊んでいる動物の気持ち。
みずのみば(学図)
(たぬきと他の動物の気持ちについての役割演技をする。)
◆ 悪い行為が自他のためにならないことに気付き,自分が正 ◎ 約束やきまりを守ることができた時のことを発表し合う。
しいと思うことを進んで行おうとする。
○ 教師の話を聞く。
○ 友達がよくないことをしているのを見た時,どうしたかを ・ きまりを守っている子供たちの姿の写真を掲示する。
思い出し,発表する。
〈2−(3)友情・信頼〉
1
○ 資料を読み話し合う。
あたらしいともだち(大書)
・ 順番に並んで水を飲んでいる時のみんなの気持ち。
◆ 友達と仲良くすると気持ちよいことに気付き,助け合おう
・ さだお君が,「おい,さきにいれろよ。」と言って,一 とする。
番前にわりこんだ時のみんなの気持ち。
○ 優しくしてもらった体験を発表し合う。
・ おとなしいおさむくんが,はっきりした声で「きみもう ○ 資料を読み話し合う。
しろへならべよ。」と言った時といちろう君も「そうだ。 ・ 転校してきたおだ君が一人でいるのに気付いた時のぼく
おさだくんのいうとおりだ。」といった時の気持ち。
の気持ち。
(それぞれの場面の気持ちについての役割演技をする。)
・ 「おだくん,いっしょにいこうよ」と思い切って誘った
○ 教師の話を聞く。
ぼくの気持ち。
・よいと思ったことを勇気を出してやった内容。
・ おだ君と一緒に遊んでい時のぼくの気持ち。
◎ よいことだと思い,勇気を出してやったとき,どんな気持 ◎ 友だちに優しくして喜んでもらったことについて発表し合う。
ちがしたか発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 優しくして相手が喜んでくれた内容。
1年
7
月
(3)
〈4−(4)郷土愛〉
9
月
(3)
1 〈3−(1)自然愛・動物愛護〉
1
まちの おまつり(文渓)
ひとつぶのたね(日文)
◆ 郷土の文化や伝統行事を支える人々の心に気付き,親しみ ◆ 動植物をかわいがる喜びを知り,進んで世話をしようとする。
をもとうとする。
○ 書き込んでいる「心のノート」P48∼49を見直し,あ
○ 校区にどんな行事があるのか,発表し合う。
さがおを育てたことを発表し合う。
○ 資料を読み話し合う。
○ 資料を読み話し合う。
・ たくさんの人が祭りの準備をしていることを知った時の ・ 双葉から本葉がでてつるがでている朝顔を見て
あゆみの気持ち。
・ おおきな花が開いた朝顔を見て
・ お父さんから掃除に誘われた時の,あゆみの気持ち。
・ たねを見て
(父さんとあゆみの気持ちについての役割演技をする。) ◎ やさしい気持ちで動物や植物の世話をしたことを発表し合
・ 掃除を始め,夏祭りのことを考えている時のあゆみの気 う。
持ち。
○ 教師の話を聞く。
◎ 校区の祭りに参加し,楽しかった体験について発表し合う。 ・ 動植物を世話して喜びを得た内容。
(夏休みの自然体験等)
○ 教師の話を聞く。
〈1−(3)勇気〉
1
・ 校区の夏祭りに参加する意欲を高める内容。
あかいボール(日書)
〈3−(3)敬虔・畏敬〉
1 ◆ 悪い行為が自他のためにならないことを知り,正しいと思
にじのはし(日書)
ったことは勇気をもって行おうとする。
◆ 美しいものに触れると動く心に気付き,大切にする心をも ○ 登場人物を紹介され,ドッジボールをしている話を使い学
とうとする。
習を進めることを知る。
○ 前もって書いた「心のノート」P58∼59を読む。
○ 資料を読み話し合う。
○ 提示されたにじの写真をみながら,にじの向こうにすばら ・ まさお君が女の子から赤いボールをとりあげた時のわた
しい国があるという話を使って学習をすることを知る。
しの気持ち。
○ 資料を読み,気持ちをグループに分かれて話し合う。
・ まさお君に「かえしなさいよ。ひどいじゃない」と注意し押
・ 美しい花の国を歩いた時の気持ち。
された時のわたしの気持ち。
・ きれいな蝶と踊ってみた時の気持ち。
(まさおとわたしの気持ちについての役割演技をする。
)
・ 青い湖で白鳥と泳いだ時の気持ち。
・ もう一度「かえしなさいよ。かわいそうじゃない」と注
・ きらきら光る星の国に行った時の気持ち。
意した時の私の気持ち。
◎ すばらしいな,きれいだなと思ったことを発表し合う。
◎ 正しいと思ったことを進んでした時のことやその後の気持
○ 教師の話を聞く。
ちを書き,発表する。
・ きれいに咲いているアサガオ等,具体物の写真を提示し,○ 教師の話を聞く。
身近な物に美しいものがあるという内容。
・勇気を振り絞って,正しいと思ったことを行った内容。
※ 誰でも,美しいものに触れ,感動する心をもっていること 〈2−(2)思いやり・親切〉
1
に気付き,その気持ちを大切にする心情を育てる。
〈1−(2)勤勉・努力〉
1
わきだしたみず(光村)
◆ 目標を達成する喜びに気付き,勉強や自分がやらなければ
ならない仕事は,しっかりと行おうとする。
○ 「心のノート」P16∼17を見ながらがんばっていることを
発表し合う。
○ 資料を読み話し合う。
・ 池に水を引くことにした時のかにの気持ち。
・ 大きな石にぶつかった時のかにの気持ち。
(大きな石のにぶつかり,悩んでいるかにの気持ちについ
ての動作化をする。
)
・ 水が池へ流れ込んできた時のかにの気持ち。
◎ 仕事や勉強をやり遂げた時,どんな気持ちになったか,生
活を振り返りながら発表し合う。(一学期のめあてなど)
○ 教師の話を聞く。
・ 夏休みの過ごし方との関連を図れるような,難しさにぶ
つかりながらやり遂げ,喜びを味わった内容。
はしのうえのおおかみ(学研)
◆ 友達や自分より小さい人をいたわることが相手の喜びにつ
ながることに気付き,親切に接する気持ちを持とうとする。
○ 資料前半(おおかみがくまを見送るところまで)を読み話
し合う。
・ うさぎに会い,うさぎが戻って行った時の気持ち。
(おおかみとうさぎの気持ちについての役割演技をする。
)
・ くまに会い,自分にやさしくしてくれたくまを見送って
いる時のおおかみの気持ち。
(おおかみとくまの気持ちについての役割演技をする。
)
○ 資料後半(うさぎに優しくするところ)を読み,おおかみ
の気持ちについて話し合う。
・ うさぎにやさしくなったオオカミの気持ち。
(おおかみとうさぎの気持ちについての役割演技をする。
)
◎ 親切にし,相手に喜んでもらったときのた時のことやその
時の気持ちを発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・親切にして相手が喜んでもらった時の内容。
※ 分けへだてすることなく,誰に対しても親切にする心情を
育てる。
1年
10
月
〈1−(1)節度・節制,自立〉
(4)
11
1 〈4−(2)家族愛〉
かぼちゃのつる(教出)
◆ わがままが自分のためにはならないことを知り,節度のあ
る生活をしようとする。
○ 実物のカボチャ見ながら,本時学習へ興味関心をいだく。
○ ペープサートと共に,(紙芝居等)話される資料を聞きな
がらかぼちゃの気持ちについて話し合う。
・ 犬に注意されている時のかぼちゃの気持ち。
・ すいかに注意されている時のかぼちゃの気持ち。
・ 車からひかれて泣いている時のがぼちゃの気持ち。
(それぞれの場面のすいかの気持ちについての動作化をする。
)
◎ 「心のノート」P.17 に児童の様子を書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 人の忠告をきかずに困ったことになった内容。
月
(3)
1
におい(教出)
◆ 家族のあたたかさが分かり,気持ちを考えて生活をしよう
とする。
○ 家に帰って,玄関に入った時,自分の家だと感じることを
発表し合う。
○ 資料を読み話し合う。
・ みそしるのにおいがする時のぼくの気持ち。
・ カレーのにおいがする時のぼくの気持ち。
・ においが消えた時のぼくの気持ち。
◎ 家族のために自分が頑張っていることについて,発表し合
う。
○ 教師の話しを聞く。
・ 「心のノート」P66∼67に家族から書き入れてもらった
〈2−(1)礼儀〉
1
ことを読んだ後,家族から愛されていることが実感できる
小さくいてもおきゃくさま(学図)
内容。
◆ あいさつ,言葉遣い,動作がお互いの気持ちよい生活につ
ながることが分かり,明るく接しようとする。
〈3−(2)生命尊重〉
1
○ 友達の家に遊びに行き,気を付けていることを発表し合う。ハムスターのあかちゃん(文資)(東書・教出・日書)
○ 資料を読み話し合う。
◆ 身近な動植物の成長や変化に接して,すべてのものに生命
・ 「ほんとうにおじゃまね」と言われた時のつとむの気持ち。 があることを知り,生命を大切にする心をもとうとする。
・ おばさんから昨日の様子を聞いた時のつとむの気持ち。 ○ 身近な動物の赤ちゃんについて発表し合う。
◎ 「1年生らしい」とはどんなことなのか,発表し合う。
○ 資料を読み,ハムスターの赤ちゃんに語りかけたいことに
○ 教師の話を聞く。
ついて話し合う。
礼儀正しい子どものの姿をほめた保護者の手紙,新聞記事 ・ 乳を飲む生まれたばかりのハムスターの赤ちゃんへ。
を使った内容。
・ お母さんの口にくわえられている時の赤ちゃんへ。
〈4−(1)公徳心・規則の尊重〉
1 ・ 生まれて十日たったハムスターの赤ちゃんへ。
きいろいベンチ(光文)
・ これから大きくなっていく赤ちゃんへ。
◆ みんなが使う物を大切にすることが他の人に喜ばれること ◎
身近な生き物から生命の逞しさを感じたことを発表し合
が分かり,きまりや約束を守ろうとする。
う。
○ 日ごろ,公園でどんな遊びをしているのか発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
○ 資料を読んで,男の子たちの気持ちについて話し合う。
・生き物を見て,不思議さ,大切さを考えた内容。
・ ベンチに上がって遊んでいる時。
・ 汚れた靴でブランコに乗っている時。
〈2−(4)尊敬・感謝〉
1
(2人の気持ちについての動作化をする。
)
たけとんぼづくり(文渓)
・ 他の人が困っている様子を見た時。
◆ 自分たちの生活が多くの人たちに支えられていることに気
◎ みんなで使うものを大切にした時の気持ちを発表し合う。 づき,感謝しようとする。
○ 教師の話を聞く。
○ 「心のノート」P74∼75に書き入れたことを読む。
・ 「心のノート」P.63 に保護者に書き入れてもらい,教 ○ 資料を読み話し合う。
師が紹介するという内容。
・ 知っているおじいさんを見つけた時のひろきの気持ち。
〈3−(3)敬虔・畏敬〉
1 ・ おじいさんがたけとんぼを作っていのを見ているひろき
あきの おくりもの(光文)
の気持ち。
◆ 美しいものに触れると動く心に気付き,大切にする心をも ・たけとんぼが飛んだ時のひろきの気持ち。
とうとする。
◎ 次の日,いつもより元気にあいさつをしたわけについて考
○ 提示された実物のイチョウの葉を見,今日学習する内容を知る。 え,発表し合う。
○ 資料を読み話し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ お母さんの呼ぶ声をを聞いた時のひろこ気持ち。
・自分が知らない間に世話になっていたという内容。
・ 木をやさしくなでている時のひろこの気持ち。
◎ 「あきだな」と心から感じたことを発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 季節のすばらしさの分かる写真を掲示する。
1年
12
月
〈2−(3)友情・信頼〉
(3)
1
1
おふろそうじ(文資)
◆ 目標を達成する喜びが分かり,自分が決めた勉強や仕事は
しっかりと行おうとする。
○ 家でやっている自分の仕事を発表し合う。
○ 資料を読み話し合う。
・ ふろそうじをしている時の様子を動作化し,おじいちゃ
んが喜んでいる様子を見た時のあきらの気持ち。
・ お父さんやお母さんからおふろそうじをほめられた時の
あきらの気持ち。
(ふろそうじをしているあきらの気持ちについての動作化をす
る。
)
・ 家族みんなが喜んでくれた時のあきらの気持ち。
◎ 自分にできる仕事や決められた仕事を進んでした時やその
時の気持ちを発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 家で仕事をやり通している児童の作文や家族の手紙。
1
おにぎり どこから きたの(ぬくもり)
◆ 郷土の文化や伝統を支える人々の心を知り,愛着をもとう
とする。
○ 資料(写真)を見て,おにぎりについて知っていることを
発表し合う。
○ 資料を読み話し合う。
・ お米はどこからきたのだろう。
・ 田で作られていたものがお米になるのだろうか。
・ おにぎりはどこからきたのだろう。
○ GT(校区に住んでいるお年寄り)と話し合う。
・ 米や日本の食べ物について話しを聞く。
◎ GTにお礼の手紙を書いて,発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・人の気持ちが伝わってくるが,日ごろ考えることが少ない
文化や伝統について。(校区に残る建物や木などの話)
〈1−(4)誠実・明朗〉
(3)
1 〈1−(2)勤勉・努力〉
二わのことり(学研)
◆ 友達と仲よくすることが互いの喜びになっていることが分
かり,大事にしようとする。
○ 資料を読み話し合う。(紙芝居による資料提示)
・ 迷いながら,うぐいすの家へ行った時のみそさざいの気持ち。
・ うぐいすの家で,やまがらのことが気になりだした時の
みそさざいの気持ち。
・ やまがらが喜んでくれた時と涙を流しているのを見た時
のみそさざいの気持ち。
(やまがらとみそさざいの気持ちについての役割演技をする。
)
◎ 友だちに励まされて嬉しかった時のことを発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・友だちから助けられたり,励まされたりした内容。
※ 人によって態度を変える心が自分にもあることに気付き,
相手の気持ちを考えて行動することのできる心情を高める。
〈4−(4)郷土愛〉
月
〈3−(1)自然愛・動植物愛護〉
1
チューリップ(文渓)
◆ 優しい気持ちで動植物に接する時の喜びが分かり,心を込
めて世話をしようとする。
○ 寒い季節に動植物はどの様にして過ごしているのか,知っ
ていることを発表し合う。
○ 資料を読み,について話し合う。
・ チューリップに息をかけ,話しかけた時のサコの気持ち。
(チューリップに話しかけるサコの気持ちについての動作化
をする。
)
・ 「そうだ。息をかけてあげよう」と思った時のサコの気
持ち。
◎ 優しい気持ちで生き物の世話をしたことを発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
写真を提示し,学校,学級の動植物をよく世話をしている
児童の様子。
1
やぶれたたいこ(大書)
◆ うそをついたりごまかしをしたりすることが暗い心を生む
ことを知り,正直に生活をしようとする。
○ 資料を読み,くまお君の気持ちについて話し合う。
・ たいこをやぶった時のくまお君の気持ち。
・ 「今のうちの逃げたら分からないよ」と言われた時のく
まお君の気持ち
(他の動物とくまお君の気持ちについての役割演技をする。
)
・ みんなにあやまった時のくまお君の気持ち。
◎ 正直に言ったり謝ったりして,気持ちがすっきりとした体
験を発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 「心のノート」P24∼25を読んだ後,正直に話してくれ
てうれしくなったという内容。
〈1−(1)節度・節制,自立〉
1
るっぺどうしたの(文資)
◆ 身の回りを整え,わがままをしないことが自他のためにな
ることが分かり,規則正しい生活をしようとする。
○ 今朝,どんな顔をして起きたか,発表し合う。
○ 資料を読み話し合う。
・ 目が開かない時のるっぺの気持ち。
・ るっぺに教えたいこと。
(るっぺに教えたいことの劇をする。
)
◎ 自分のどこかに,悪いことをさせる虫がついていないか調
べ,カードに書く。
○ 教師の話を聞く。
・ 児童が書いたカードを集め,袋に入れ,心に住んでいる
虫に負けないで生活する意欲を持つ。
※ 自分のことが正直に言える共感的な雰囲気づくりに配慮す
る。
1年
2
月
〈 2−(3)友情・信頼〉
(3)
3
1 〈2−(4)感謝〉
月
(3)
1
ゆっきとやっち(日標)
ありがとう(日文)
◆ 友達と助け合うことがお互いの気持ちのよさにつながるこ ◆ 自分たちの生活が多くの人たちに支えられていることが分
とが分かり,大事にしようとする。
かり,感謝をしようとする。
○ 友達と競争した時のことを発表し合う。
○ 自分たちの生活で,お世話になっている人たちを発表する。
○ 資料を読み話し合う。
○ 資料を読み,こうじの気持ちを話し合う。
・ だれが速くとべるか競争することになった時のゆっきの ・ 転んでひざをすりむいた時や上級生が保健室へ連れて行
気持ち。
ってくれた時のこうじの気持ち。
・ みんなに追い越されていくやっちと並んだ時のゆっきの ・ 先生が薬をぬってくださった時のこうじの気持ち。
気持ち。
○ 資料を見て,日頃お世話になっている人たちには,どんな
・ 「やっち,いっしょにいこうよ。」と言った時のゆっき 気持ちで接したらよいか発表し合う。
の気持ち。
○ お世話になっている人へお礼の手紙を書く。
・ やっちと並んで飛んでいく時のゆっきの気持ち。
○ 教師の話(養護教諭,他の教職員)を聞く。
(それぞれの場面のゆっきとやっちの気持ちについての役割演技 ・自分が世話をしている時の内容。
をする。
)
◎ 友達と助け合って活動することができた時のことを発表し合う。 〈3−(2)生命尊重〉
1
○ 教師の話を聞く。
いのちはひとつ(学図)
・学級の中で見られる児童の助け合いの内容。
◆ 生きることの喜びを知り,生命を大切にする心をとうとする。
〈1−(3)勇気〉
1 ○ 危険なことをしている友だちを見た時のことを発表する。
やめなさいよ(光村)
○ 資料を読み話し合う。
◆ 悪い行為が自他のためにならないことが分かり,正しいと ・ 手がすべって地面に落ちた時のたけし君の気持ち。
思ったことは勇気をもって行おうとする。
(たけしと友達の気持ちについての役割演技をする。
)
○ 友達が悪いことをしているのを見て,何か言おうとした時 ・ ともだちが謝った時のたけし君の気持ち。
のことを発表し合う。
・ お母さんから「命は一つしかないのよ」と言われた時の
○ 資料を読み話し合う。
たけし君の気持ち。
・ けんじ君がひろし君に意地悪をしている時のわたしの気持ち。 ○ 危険なことをした時の様子やその時の気持ちを発表し合
・ けんじ君がひろし君の帽子をかくす相談をしている時の う。
わたしの気持ち。
○ 教師の話を聞く。
(二人ととわたしの気持ちについての役割演技をする。
)
・命は一つしかないと強く感じた時の内容。
・ 「やめなさいよ。ひとのものをかくすなんて」と言った
時のわたしの気持ち。
〈4−(3)愛校心〉
1
◎ 勇気を出して,よいと思ったことを言ったりしたりしたこ わたしたちのがっきゅう(光文)
とを発表し合う。
◆ 先生や学級の仲間と力を合わせる喜びが分かり,学級や学
○ 教師の話を聞く。
校の生活を楽しくしようとする。
・勇気を出して上級生に言葉をかけていた児童の内容
○ パソコンで行事や子どもの生活場面を提示し,1年間を振
〈4−(2)家族愛〉
1 り返って,自分の学級のよいところを発表し合う。
ぼくにもなにかできることないかな(ぬくもり)
○ 資料を見て,話し合う。
◆ 家族が互いに思い合って生活していることが分かり,家族 ・ 入学したころの思い出。
の役に立つことを進んで行おうとする。
・ 夏のころの思い出。
○ 家族のために自分がしていることを発表し合う。
・ 秋のころの思い出。
○ 資料を読み話し合う。
○ 生活を振り返り,友達と助け合ったとこのことを書いて,
・ お父さんと病院へ行く時のぼくの気持ち。
発表し合う。
・ 赤ちゃんが産まれた時のぼくの気持ち。
・ 学習,清掃,給食,休み時間
・ 家に帰って,お父さんの作ったカレーライスを食べてい ○ これからの学級,2年生で友だちと協力していきたいこと
る時のぼくの気持ち。
について話し合う。
・ 「ぼくにもなにかできることはないかな」と考えている ○ 教師の(校長)の話を聞く。
時のぼくの気持ち。
・ 2年生になるころに期待される内容。
◎ 生活を振り返り,家族のために何か自分にもできることは
ないかを考え,家族に手紙を書く。
○ 教師の話を聞く。
・家族のためにできることをし,喜ばれている内容。
2年
基 本 的 な 指 導 過 程
導
入
展
開
前
段
展
開
後
段
終
末
学 習 活 動
指導上の留意点
1 本時学習のめあてにつ ◎ 興味関心・問題意識を
いて話し合う。
もたせ,学習(追求)課題
をつかめるようにするた
めに,ねらいにかかわる
内容で,次のような資料
の提示を工夫する。
(例)
・生活場面の事例
・事前アンケートの結果
・読み物資料のさし絵
・心のノート
・新聞記事
・写真,VTRなどの映
像等
2 中心資料を読み,話し ◎ 主人公の生き方に共感
合う。
・感動・内省し,話し合い
(1)教師の範読を聞く。
によって友達の見方・感
じ方・考え方を知り,望ま
しい価値を形成し,新し
い生き方を志向すること
ができるようにするため
に,次のような工夫する。
(2)登場人物のよさや弱 <臨場感をもたせる工夫>
さについて話し合う。
・紙芝居
・語り聞かせ
・効果音等
<表現活動の工夫>
・動作化
・役割演技
・書く活動等
(3)登場人物のよさの高 <価値追求把握の過程をま
まりについて話し合
とめる工夫>
う。
・板書の構造化
・学習ノート等
3 今までの自分を振り返 ◎ 把握した価値に照らし
り発表する。
て自分の生活を振り返り
○ 学習ノートに書いて
価値の内面的自覚を図る
発表する。
ために,次のような工夫
をする。
・生活場面の事例提示
・学習ノート
・心のノート等
4 教師の話を聞く。
◎ 人の生き方のよさにふ
れさせ,今後の生活への
意欲付けとするために,
次のような工夫をする。
・説話(教師の体験談,保
護者の手紙,新聞記事
・諺,格言,名言
・視聴覚資料(ビデオ,スライ
ド,写真,音楽,絵)
・児童の言葉(作文,日
記,道徳ノート)
・心のノート等
4
月
(
〈1−(1)節度・節制,自立〉
3
)
1
じぶんでオッケー(東書)
◆ 自分でできることは自分でやり,希望を持って生活しよう
とする。
○ 学級活動で書いた「2年生のめあて」を発表し合う。
○ 資料を読み,とも子さんの気持ちについて話し合う。
・ 「わたしはもうはじめちゃってるよ。」と心の中で思っ
たとも子さんの気持ち。
・ みちえさんの言葉にどきっとしたとも子さんの気持ち。
(どきっとしているとも子さんの役割演技をする)
◎ 自分でやっていることや,これから自分がやってみたいこ
とについて道徳ノートに書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 自分のことは自分でやっている児童の内容。
〈2−(1)礼儀〉
1
おじいさん,こんにちは(文渓)
◆ 挨拶を交わすと気持ちがよいことに気付き,進んで挨拶し
ようとする。
○ あいさつを誰にどんな時にするかについて発表する。
○ 資料を読み,ふみおくんの気持ちについて話し合う。
・ おじいさんに元気よく挨拶をするふみおくんの気持ち。
・ おじいさんが喜んでくれていると知った時のふみおくん
の気持ち。
◎ あいさつをして,心があたたかくなった時のことについて
道徳ノートに書き,発表する。
・ 心のノートP30∼31を読む。
○ 教師の話を聞く。
・ 登校指導の時に, 挨拶をし合って心があたたかくなり,
一日がんばるぞという気持ちになったこと。
〈2−(2)思いやり・親切〉
1
ぼくは二年生(学図)
◆ 幼い人や困っている人の気持ちが分かり,自分にできるこ
とを精一杯しようとする。
○ 生活科の学習で1年生と一緒に遊んだ時の気持ちを発表し
合う。
○ 資料を読み,よしおくんの気持ちについて話し合う。
・ 泣いているみつ子ちゃんを学校につれて行こうとするよ
しおくんの気持ち。
・ 「おにいちゃん,どうもありがとう」とみつ子ちゃんに
言われたよしおくんの気持ち。
(みつ子ちゃんとよしおくんの動作化をする。)
◎ 困っている幼い人に優しくした時の気持ちについて道徳ノ
ートに書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 1年生に優しく接している内容。
2年
5
〈1−(3)勇気〉
月
(4)
1
よこはいり(大書)
◆ 悪い行為が自他のためにならないことが分かり,正しい
と思ったことはおそれないで行おうとする。
○ 公園の遊具の順番待ちをきちんとしている絵を見て,よ
こはいりをする人がいたらどうするか話し合う。
○ 資料を読み,ぼくの気持ちについて話し合う。
・ いさむ君がうしろにならんだ時のぼくの気持ち。
・ 「いさむくん,やっぱりよこはいりは,よくないよ。
」
と言った時のぼくの気持ち。
◎ 言った方がよいと思ったことをはっきり言えた時のこと
を思い出し,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 勇気を出して言った時の内容。
※ ぼくの勇気に共感することによって,不合理や矛盾をな
くす態度を養う。
〈4−(2)家族愛〉
1
きつねとぶどう(光村)
◆ 父母の家族に対する思いを知り,父母を敬愛しようとする。
○ 家族に大切にされていると感じた時のことを発表する。
○ 資料を読み,子ぎつねの気持ちについて話し合う。
・ 「コーン,あぶない。早くにげなさい。」という声を
聞いてあわてて逃げる子ぎつねの気持ち。
・ なぜそこにぶどうがあるのか気付き,
「おかあさん,
ありがとう。
」といっている時の子ぎつねの気持ち。
◎ 父母が自分のために何かしてくれた時,どんな気持ちに
なったのか思い出し,発表し合う。
○ 父母へ手紙を書く。
〈4−(1)公徳心・規則の尊重〉
1
おじさんからのてがみ(日文)
◆ みんなが使う物を大切にすると周りの人も気持ちがよい
ことに気付き,約束やきまりを守ろうとする。
○ みんなの使う場所の過ごし方について発表する。
○ 資料を読み,おじさんの気持ちについて話し合う。
・ みんなが電車に乗って来た時のおじさんの気持ち。
・ そっと顔を上げて,にこにこしながら口をしっかりむ
すんでいる子ども達を見た時のおじさんの気持ち。
◎ 周りの人の気持ちを考えて,きまりを守って過ごしたと
きのことを発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 学級の中でお互いが気持ちよく生活できている事例。
〈2−(3)友情・信頼〉
1
きみのせいだぞ(光村)
◆ 友達のことを考えて,仲良く助け合っていこうとする。
○ 友達とついけんかしてしまったことについて発表する。
○ 資料を読み,まもるくんの気持ちについて話し合う。
・ 一生懸命あやまるけんたくんをおいて,さっさと公民
館に行くまもるくんの気持ち。
・ 落ち込むけんたくんに気付いたまもるくんの気持ち。
◎ 友達のことを考えて行動した時のことや,考えて行動で
きなかった時のことについて発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 自分を思いやってくれた友達の内容。
6
月
(4)
〈1−(4)誠実・明朗〉
1
金のおの(教出)
◆ うそやごまかしをすると嫌な気持ちになることを知り,
いつも素直に伸び伸びと生活しようとする。
○ 資料を読み,男の行動について話し合う。
・ 男の行動で「すごい」と感じたことについて発表する。
・ 男のように行動するには,どんな心が大切だと思うか
発表する。
◎ 誠実に行動することができた時のことを発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 誠実にふるまうことのよさに関する内容。
※ うそやごまかしが信頼関係を損なうことを知り,誠実に
行 動する態度を育てる。
〈3−(2)生命尊重〉
1
知りたいの・・・
(ぬくもり)
◆ 命はかけがえのないものであることに気付き,自分の命
も他人の命も大切にしようとする。
○ 長崎の平和祈念像の写真を見せる。
○ 資料を読んで,戦争の生んだ悲しさについて話し合う。
・ 資料の中で,悲しいと感じたことについて発表し合う。
◎ 原子爆弾が落ちてこない世の中にするためには,どんな
心を大切にしていったらよいか考え,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 福岡大空襲(約二千人)や第2次世界大戦(約五千万
人)によって失われた命について。
※ かけがえのない自他の生命を尊重する意識を高める。
〈4−(3)愛校心〉
1
だからだいすき(日書)
◆ 学級は自分たちで築いていくものだと気付き,明るい学
級にするために自分たちにできることをしようとする。
○ 4月にきめた学級のめあてを見て,どんな学級にしよう
と思っていたのか発表する。
○ 資料を読み,話し合う。
・ 資料の学級のよいところについて発表する。
◎ 自分の学級のよいところについて発表する。
○ 自分の学級のよいところを,花の形に切った色画用紙に
書く。(後で掲示物として活用する)
〈4−(4)郷土愛〉
1
町の大いちょうの木(文渓)
◆ 郷土にある大切にされてきたものに目を向け,それが人
々の心を支えてきたことが分かり,大事にしようとする。
○ 生活科の「町探検」を想起し,町の自慢について発表する。
○ 資料を読み,いちょうの木を見守り続けた町の人の気持
ちについて話し合う。
・ いっしょうけんめい火を消している町の人の気持ち。
・ 戦争で焼けてしまった次の年,緑色の葉っぱを見たと
きの町の人の気持ち。
◎ 校区にある昔から大切にされてきたものを自分も大事に
したいと思った時のことや,これからやっていきたいこと
について発表し合う。
○ GTの話を聞く。
・ 校区に古くからあるものを大切に守り続けることで,
多くの人の心が支えられている内容。
2年
7
月
〈2−(4)尊敬・感謝〉
(2)
1
きょうはどうしたのかな(光村)
◆ 身近で日頃世話になっている人に感謝し,感謝の気持ち
を伝えようとする。
○ 自分が日頃お世話になっているなと思うことについて発
表する。
○ 資料を読んで,ぼくの気持ちについて話し合う。
・ けがをして,たき先生に手当てをしてもらうぼくの気
持ち。
・ あきこちゃんと二人で「ありがとうございました。」
といっている時のぼくの気持ち。
(けがをした時と滝先生にお礼を言っている時のぼくの
気持ちを表情図で表す。)
◎ 「ありがとうございました」と伝えたい人について発表
する。
○ 教師の話を聞く。
・ 学校で日頃お世話になっている内容。
9
月
(3)
〈2−(1)礼儀〉
1
あいさつってなあに(光文)
◆ あいさつをすることのよさに気付き,気持ちのよいあい
さつをしていこうとする。
○ 昨日家に帰ってから,学校に来るまでにどんな人にどん
なあいさつをしてきたかについて発表する。
○ 資料を読んで,じゅんくんの気持ちについて話し合う。
・ いろんなあいさつをしたじゅんくんの気持ち。
・ 「そうか!あいさつは・・・」の続きを考えて発表す
る。
◎ あいさつをして気持ちよくなった時の経験を想起し,発
表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 心のノートP30∼33
〈1−(1)節度・節制,自立〉
1
ノートのひこうき(学研)
◆ 無駄遣いが自他のためにならないことに気付き,節度を
〈3−(1)自然愛・動物愛護〉
1
もった生活をしようとする。
あおむしがちょうに(大書)
○ 自分の大切にしている物について発表し合う。
◆ 身近な動植物も一生懸命生きていることに気付き,動植 ○ 資料を読み,ノートの気持ちについて話し合う。
物を愛し,大切にしようとする。
・ ていねいに使われているノートの気持ち。
○ 生活科での飼育栽培の体験について想起し,その中で感
・ 紙飛行機に折られて飛ばされたノートの気持ち。
じたことについて発表する。
◎ 物をていねいに使ったり,今も大切にしている物につい
○ 資料を読んで,話し合う。
て,発表し合う。
・ あおむしがさなぎからちょうになる様子をVTRで見 ○ 教師の話を聞く。
て,あおむしに声をかける。
・ 長くていねいに使われているもののに関する内容。
・ とびたっていくちょうに声をかける。
◎ 動植物を大切にした経験や,これからどう接していきた 〈1−(4)誠実・明朗〉
いかについて発表し合う。
シールのせいじゃない(学研)
1
○ 教師の話を聞く。
◆ うそやごまかしが嫌な気持ちを生むことが分かり,素直
・ 身近の動植物のお世話を一生懸命している内容。
に伸び伸びと生活しようとする。
○ 心のノートP24・25を読み,自分のつい嘘をついてしま
った経験を想起する。
○ 資料を読み,ぼくの気持ちについて話し合う。
・ お母さんが目に涙をためて,顔をじっと見た時のぼく
の気持ち。
・ 外に出されてしまった時のぼくの気持ち。
◎ 素直な気持ちで謝った経験を発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 思わずうそをつき,後悔した内容。
2年
10
〈1−(3)勇気〉
月
(4)
1
じしんはあるのに(日文)
◆ よいと思ったことは勇気をもって行う。
○ 行った方がいいと思いながらもなかなかできなかったこ
とやその時の気持ちについて話し合う。
○ 資料を読み,きみ子さんの気持ちについて話し合う。
・ こくごの本読みが終わった時のきみ子さんの気持ち。
・ さんすうの時間に手を挙げようかどうしようか迷うき
み子さんの気持ち。
・ せいいいっぱいこたえて,先生にほめられた時のきみ
子さんの気持ち。
◎ やろうとしたことを思い切ってやってみてよかったと思
ったことを発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 勇気を持って行動できたという内容。
〈4−(1)公徳心・規則の尊重〉
1
やぶれた本(文渓)
◆ みんなで使う物を大切にしようとする。
○ 教室にあるみんなで使うものについて発表する。
○ 資料を読み,しげるくんの気持ちについて話し合う。
・ 本の取り合いをしている時のしげるくんの気持ち。
・ ゆみこさんの行動を見たしげるくんの気持ち。
(やぶれた本を直すゆみ子さんを見るしげるくんの気持ち
について役割演技をする。
)
◎ みんなで使うものを大切にした時のことを発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ みんなの物は心と心が触れ合う接点になっている内容。
〈3−(3)敬虔・畏敬〉
1
七つのほし(東書)
◆ 美しい心に触れ,それが自分の中にもあることに気付き,
大切にしようとする。
○ 美しいと思ったものを発表し合う。
○ 資料を読み,女の子の気持ちについて話し合う。
・ ひしゃくに水が入っていた時の気持ち。
・ 子犬に水を与えた時の気持ち。
・ 旅人に金の柄杓を渡す時の気持ち。
◎ 自分たちの中にも美しい心が表れたところはないか,話
し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 物だけでなく,心にも美しさがあることの内容。
〈3−(2)生命尊重〉
1
ひなんくんれん(大書)
◆ 命はかけがえのないものであることに気付き,命を一生
懸命守ろうとする。
○ 避難訓練をして,思ったことについて発表する。
○ 資料を読み,よし子さんの気持ちについて話し合う。
・ 「なんだ,くんれんだって」と言っている時のよし子
さんの気持ち。
・ 校長先生の話をきいたあとのよし子さんの気持ち。
◎ 命を守るために,自分がやっていることや,これからや
っていきたいことについて発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 訓練をしていて命が助かった内容。
11
月
(
4
)
〈4−(3)愛校心〉
1
学校の校しょう(学図)
◆ 学校にうけつがれている思いがあることに気付き,学校
に対する愛着をもとうとする。
○ 学校の校章の絵を見て,何の絵かどこで見たことがある
か考える。
○ 資料を読んで,学校の校章に込められた思いについて話
し合う。
○ 校長先生に校章についての話を聞く。
◎ 学校を見守る校章に,手紙を書き,発表する。
○ 校長先生の話を聞く。
・ みんなの学校を愛する心が学校を育てるという内容。
〈2−(4)尊敬・感謝〉
1
じぶんがしんごうきに(東書)
◆ 身の回りにいる人が自分たちのことを思っていることに
気付き,敬う心をもって接しようとする。
○ 朝,家を出て学校に着くまでの様子を話し合う。
○ 資料を読み,話し合う。
・ 雨の日も風の日も立ち続ける仲野さんの気持ち。
○ GT(地域の交通安全推進委員)の話を聞く。
・地域の人々の活動や願いについて。
◎ お世話になっている地域の人々に手紙を書く。
〈1−(2)勤勉・努力〉
1
あとすこし(教出)
◆ 目標を達成する喜びに気付き,自分で決めたことは,つ
らくても,最後までやり遂げようとする。
○ 自分の得意なことを発表し合う。
○ 資料を読み,わたしの気持ちについて話し合う。
・ 「もう一回,もう一回」と言いながらとんでいる時の
気持ち。
・ 「できた!」とさけんでいる時わたしの気持ち。
◎ がんばってできるようになったことについて発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ こつこつと努力を積み重ねるスポーツ選手の内容。
※ やろうと思ったことをやり遂げた時の喜びを思い起こ
し,辛さや苦しさを乗り越えて最後まで努力することを大
切にする態度を養う。
〈4−(4)郷土愛〉
ぜんこうしゃせい会(文資)
◆ 郷土の人と触れ合うことのすばらしさを知り,郷土への
愛着を深めようとする。
○ 生活科で触れ合った町の人について発表する。
○ 資料を読んで,ぼくの気持ちについて話し合う。
・ 一本一本ていねいに雑草を抜いているおじいさんを見
た時のぼくの気持ち。
・ 絵の展覧会でカードに書いてある先生の言葉を読んだ
時のぼくの気持ち。
◎ 町のためにがんばって働いている人について知っている
ことを発表し合う。
○ 町のために働く人の写真を見る。
・ たくさんの人の写真を見る。
2年
12
月
( 3 )
〈2−(3)友情・信頼〉
1
心がホカホカになった(ぬくもり)
◆ 友達と笑い合うと,心があたたかくなることに気付き,
身近にいる友達と仲良くしようとする。
○ 友達と笑い合った経験について発表する。
○ 資料を読んで,友達と笑い合う時どんな気持ちになる
か話し合う。
◎ 心がホカホカした経験を思い出し,道徳ノートに書いて
発表する。
○ 先生の話を聞く。
・ 友達がいるから学校が楽しいという作文の紹介。
〈2−(2)思いやり・親切〉
1
ぐみの木と小鳥(光村)
◆ 身近にいる人たちの間に思いやりが多くあることが分か
り,その気持ちを大切にしようとする。
○ 困っている人を見かけた時のことを発表する。
○ 資料を読み,小鳥の気持ちをについて話し合う。
・ ぐみの実を食べている時の小鳥の気持ち。
・ 嵐の中を飛び続けている時の小鳥の気持ち。
・ ぐみの木に別れを告げて飛び去っていく時の小鳥の気
持ち。
◎ 今までに親切にしたこと,されたことを発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 思いやりに出合って嬉しかった内容。
※ 相手の思いや願いが分かり,誰に対しても親切にす
る心を育てる。
〈4−(2)家族愛〉
1
おつかいマン(日標)
◆ 家族の一員として,家族の役に立つことの喜びを知り,
進んでお手伝いをしようとする。
○ お手伝いの経験について発表する。
○ 資料を読んで,ぼくの気持ちについて話し合う。
・ おつかいに行こうか行くまいかと迷っているぼくの気
持ち。
・ ぼくがおつかいにいったことで家族みんながおいしい
グラタンを食べられた時のぼくの気持ち。
◎ 家族の役に立ってうれしかった経験を思い出し,発表す
る。
○ 教師の話を聞く。
・ 冬休みのお手伝いに関する内容。
1
月
(
3
)
〈3−(3)敬虔・畏敬〉
1
しあわせの王子(教出)
◆ 美しい心に触れ,それが自分の中にもあることを知り,
大切にしようとする。
○ これまでに心を動かされた話を発表し合う。
○ 資料を読み,人の心の美しさについて話し合う。
・ 王子のしたことで「すばらしい」と思ったこと。
・ 「しあわせの王子」がたくさんの人を救おうと思った
のは,どんな思いがあったから考え発表する。
◎ 自分の心の中にある美しさを見付け,自分に手紙を書い
て発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 誰の心にも優しさ,温かさ,美しさがあり,それは他
の人に希望や喜びを与えるという内容。
〈3−(1)自然愛・動物愛護〉
1
あっ たすけて(日書)
◆ 身近な動植物にも生命があることが分かり,大切にしよ
うとする。
○ 生き物の世話をした体験を発表し合う。
○ 資料を読み,人間の気持ちについて話し合う。
・ かえるをつかまえて放すまでの人間の気持ち。
(人間がつかまえてから放すまでの役割演技をする。)
・ かえるを放す時,どんなことをつぶやくか道徳ノート
に書き,発表する。
◎ 動物や植物を大切にした体験を発表する。
・ 自分の都合ではなく,動植物の気持ちを考えた。
○ 教師の話を聞く。
・ 動物と遊んでいた子供のころの体験に関する内容。
※ どの様な生き物にも生命があることに気付き,大切にす
る心情を育てる。
〈1−(1)節度・節制,自立〉
1
つくえの中(日文)
◆ 片づいていることの心地よさに気付き,進んで身の回り
を整理,整頓しようとする。
○ きれいに片づいている引き出しとごちゃごちゃの引き出
しを見せて,思ったことを発表する。
○ 資料を読んで,わたしの気持ちについて話し合う。
・ つくえの中を片づけはじめた時のわたしの気持ち。
・ きれいに片づけ終わった時のわたしの気持ち。
◎ 整理整頓をしてよかったなと感じた時のこと思い出し,
発表する。
○ 心のノートp14・15を読む。
2年
2
月
( 3
)
3
〈2−(3)友情・信頼〉
1
ないた赤おに(学図)
◆ 友達の痛みや苦労が分かり,助けたり励ましたりし合っ
て,信頼される友達になろうとする。
○「友達っていいな」と思ったことを発表し合う。
○ 資料を読み,赤おにの気持ちについて話し合う。
・ 立て札を立てている時の赤おにの気持ち。
・ 青おにの計画がうまくいって,人間と友達になった時
の赤おにの気持ち。
・ 青おにの手紙を読んだ時の赤おにの気持ち。
◎ 友達と助け合ったり励まし合ったりして活動した時の気
持ちを発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 友達の温かさが身にしみた内容。
※ 互いに思いやる気持ちをもち,支え合う態度を育てる。
月
1
やきゅう(日標)
◆ 悪い行為が自他のためにならないことを知り,正しいと
思ったことは勇気をもって行おうとする。
○ 困ったことになりどうするか迷ったことを発表する。
○ 資料を読み,たつおくんの気持ちについて話し合う。
・ 「3人であやまりにいこう」と言った時のたつおくん
の気持ち。
・ 「あやまりにいかなきゃいけないとおもう」と言った
時のたつおくんの気持ち。
(迷いながらも自分の気持ちを貫くたつおくんの気持ちを
役割演技する。
)
◎ 勇気を出して行動することができたことを発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 諺などの紹介。
〈1−(2)勤勉・努力〉
1
おりがみめいじん(光文)
◆ 自分がやらなければならないことは,しっかりと行おう
とする。
○ 自分でやると決めていたのに,あきらめてしまったこと
について発表する。
○ 資料を読んで,わたしの気持ちについて話し合う。
・ 難しいつるにちょうせんする時のわたしの気持ち。
・ みんなにできあがったつるをほめてもらった時のわた
しの気持ち。
◎ 難しかったけど,がんばってできるようになったことに
ついて発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 努力を重ねてできるようになった児童の紹介。
2
)
〈3−(2)生命尊重〉
マーちゃんのおと(日標)
◆ 生命あるものの尊さを感じ,大切にしようとする。
○ 身近な生き物や人間の赤ちゃんについて知っているこ
と,育てたこと,お世話をしたことなどを発表する。
○ 資料を読み,話し合う。
・ マーちゃんのおとを聞いていた時の私の気持ち。
・ マーちゃんに語りかけている時の私の気持ち。
◎ 身近な生き物や人間から,生命のすばらしさやたくまし
さを感じた経験について発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 小さな生き物にも私たちと同じ生命があることを感じ
とれる内容。
〈4−(2)家族愛〉
〈1−(3)勇気〉
(
1
あかちゃんのときのことしってる(ぬくもり)
◆ 自分が家族に見守られながら大きくなってきたことに気
付き,家族を愛する気持ちを深めようとする。
○ 自分たちの赤ちゃんの時の写真を見る。
○ 資料を読んで,自分たちの赤ちゃんの時のことについて
話し合う。
・ 家族がどんな気持ちで自分たちのことをそだてていた
か。
・ 家族に世話になった時のことを思い出して発表する。
◎ 家族に手紙を書く。
○ 家族からの手紙を読む。
3年
基 本 的 な 指 導 過 程
導
入
展
開
前
段
展
開
後
段
終
末
学 習 活 動
指導上の留意点
1 本時学習のめあてにつ ◎ 興味関心・問題意識を
いて話し合う。
もたせ ,学習(追求)課題
をつかめるようにするた
めに,ねらいにかかわる
内容で,次のような資料
の提示を工夫する。
(例)
・生活場面の事例
・事前アンケートの結果
・読み物資料のさし絵
・心のノート
・新聞記事
・写真, VTR などの映
像等
2 中心資料を読み,話し ◎ 主人公の生き方に共感
合う。
・感動・内省し ,話し合い
(1)教師の範読を聞く。
によって友達の見方・感
じ方・考え方を知り,望ま
しい価値を形成し ,新し
い生き方を志向すること
ができるようにするため
に,次のような工夫する。
(2)登場人物のよさや弱 <臨場感をもたせる工夫>
さについて話し合う。
・紙芝居
・語り聞かせ
・効果音等
<表現活動の工夫>
・動作化
・役割演技
・書く活動等
(3)登場人物のよさの高 <価値追求把握の過程をま
まりについて話し合
とめる工夫>
う。
・板書の構造化
・学習ノート等
3 今までの自分を振り返 ◎ 把握した価値に照らし
り発表する。
て自分の生活を振り返り
○ 学習ノートに書いて
価値の内面的自覚を図る
発表する。
ために,次のような工夫
をする。
・生活場面の事例提示
・学習ノート
・心のノート等
4 教師の話を聞く。
◎ 人の生き方のよさにふ
れさせ ,今後の生活への
意欲付けとするために,
次のような工夫をする。
・説話(教師の体験談,保
護者の手紙 ,新聞記事
・諺,格言,名言
・視聴覚資料(ビデオ,スライ
ド,写真,音楽, 絵)
・子どもの言葉(作文,日
記,道徳ノート)
・心のノート等
4
月
(
<1−(1)節度・節制,自立>
3
)
1
すな時計(教出)
◆ 自分でできることは自分でやり,節度ある生活をしようと
する。
○ 自分の起きる時間や寝る時間,勉強の時間について考え,
自分の時間の使い方について発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 上手に5分間を使うことを考えた時のぼくの気持ち。
・ わずかな時間をおいて,弟と仲直りをした時のぼくの気
持ち。
◎ 時間を上手に使う工夫をしていることや,そのことでよか
ったなあと思ったことを発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 時間を有効に使ってよかったなあと思った経験を話す。
<4−(4)愛校心>
1
3年2組だって(文渓)
◆ みんなで協力し明るく楽しい学級にしようとする。
○ 学校生活で楽しかったことを思い出し発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ ひろしとクラスが分かれてしまった時のかずおの気持
ち。
・ ひろしの話をうらやましそうに聞いている時のかずおの
気持ち。
・ 3年2組のいいところを考えている時のかずおの気持
ち。
◎ 今までに,学級のためにどんなことをしてきたか思い出し
発表する。
○ 児童の作文を聞く。
・ 新しい学年のスタートにあたり,学級のためにがんばろ
うというめあてについて書いている児童の作文。
<2−(1)礼儀>
1
しつれいおばさん(学研)
◆ 礼儀正しい接し方について考え,真心をもって接しようとする。
○ 自分はどんな気持ちであいさつをしているか考え,発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 子どもがくるのを待っているおばさんの気持ち
・ 「相手に対して失礼よ」という時の,おばさんの気持ち。
◎ 礼儀正しい態度がとれた時の気持ちについて発表する。
○ 心のノートP 35 を読み,礼儀で通い合う心について話し
合う。
3年
5
<1−(4)勇気>
月
(
4 )
1
思いきっていったけど(光村)
◆ 正しいと思ったことは勇気をもって実行しようとする。
○ 心のノートP 24 ∼ 25 を読み,勇気のある人について自
分の考えを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 5年生にすぐに注意ができなかった時の私の気持ち。
(注意しようか迷う私の気持ちをハート図で表す。)
・ 5年生ににらまれても,「やめてください。外で遊ん
で下さい。」と言った時の私の気持ち。
・ 5年生に手をさし出された時の私の気持ち。
◎ 迷いながらも,勇気をもって行動できたことや,その時
の気持ちを思い出し発表する。
○ 児童の作文を聞く。
・ 迷いながらも勇気をもって行動できた内容。
<2−(3)友情・信頼>
1
なかよしだから(東書)
◆ 友達のことをよく考えて大切にしようとする。
○ 友達はいいなと思ったことを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 実から断られた時の私の気持ち。
・ 「なかよしだから,なお教えられないよ」と言われた
時のぼくの気持ち。
(ぼくの気持ちについての役割演技をする。)
◎ 友達が本当に自分のことを思って注意してくれたことを
発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 友だちの忠告がありがたいなあと思った内容。
<4−(1)公徳心・規則の尊重>
1
にじ色のふん水(文資4)
◆ 約束や社会のきまりを守り,公徳を大切にしようとする。
○ 心のノートP 69 を見て,身の回りにある約束やきまりに
ついて話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ だまりこんでしまった時のケイの気持ち。
・ ケイのすることを手伝い始め時のパルの気持ち。
・ にじ色の噴水を見た時のパルの気持ち。
◎ 約束やきまりを守ることができてよかったとことや,守
れなくて困ったことを思い出し発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 約束やきまりを守らなかったために困ったことや,人
に迷惑をかけてしまった内容。
<3−(1)自然愛・動植物愛護>
1
かめのおうだん(大書)
◆ 力の限り生きている動物の姿を知り,生きものを大切に
しようとする。
○ 自分で世話をしたことのある動植物について発表する。
○ 資料を読んで話し合う。
・ かめたちが道路を横切っているのを見た時の私の気持
ち。
・ 非常用のライトをふり続けているわたしの気持ち。
・ 帰り始める時の私の気持ち。
◎ 動植物が懸命に生きていることを見たり,本で読んだり
して感動した経験を話し合う。
○ 動植物を大切に育てている児童の作文を聞く。
6
月
(
4
)
<1−(5)誠実・明朗>
1
まどガラスとさかな(日文)
◆ うそやごまかしをしないで,正直に行動しようとする。
○ 友達からうそをつかれたり,ごまかされたりした時の気
持ちを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ ガラスを割って夢中でかけだした時の千一ろうの気持
ち。
・ はり紙を見た時の千一ろうの気持ち。
・ あやまりに行った後の千一ろうの気持ち。
(それぞれの気持ちを,千一ろうの気持ちを表情図で表す。
)
◎ 迷ったが,うそやごまかしをしなくてよかったという経
験を思い出し発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 正直に行動することができず,後悔している内容。
<3−(2)生命尊重>
1
生きているしるし(学図)
◆ 生命の尊さを知り,命あるものを大切にしようとする。
○ 心のノートP 56 ∼ 57 を読み,
「生きているってどんな
こと」について,自分の考えを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 妹に初めて会いに行く時のちえ子の気持ち。
・ 泣いている赤ちゃんを見た時のちえ子の気持ち。
・ お父さんの話を聞いた後,赤ちゃんを見た時のちえ子
の気持ち。
◎ 命の大切さを感じたのはどんな時か発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 赤ちゃんの誕生のVTRや産声などを視聴させなが
ら,命の誕生の喜びについての話をする。
<2−(2)思いやり・親切>
1
学校の帰り道(東書)
◆ 弱い人や困っている人に親切にしようとする。
○ 人に親切にしてもらった時のことを発表し合う。
○ 資料を読んで中心に話し合う。
・ 「荷物を持ちましょう」と言おうかどうしようかと迷
っている時の私の役割演技を行う。
・ おばあちゃんにお礼を言われた時の私の気持ち。
◎ 親切にできたことや,その時の気持ちを書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
※ 困っている人,弱い立場にいる人を思いやり,相手の気
持ちになって接する心情を養う。
<4−(2)勤労>
1
はたらく人(ぬくもり)
◆ 労働に対する正しい見方や考え方を深め,
労働によって,
自分たちの生活が支えられていることに気付く。
○ 「仕事」と聞いて,どんなことを考えるか発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 公共施設の掃除をしている人の気持ち。
・ ビル掃除をしている人の気持ち。
◎ 仕事から帰った親の姿を見て,どんなことを思うか話し
合う。
○ 教師や保護者などの話を聞く。
・ 仕事に誇りや喜びをもってがんばっている内容。
3年
7
月
<1−(3)勤勉・努力>
(
2 )
1
十八才で一年生(日書)
◆ 自分でやろうと決めたことは,最後まで粘り強くやり遂
げようとする。
○ ジョージ=スチーブンソンについての話を聞く。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 一年生の勉強から始めた時のジョージの気持ち。
・ 働きながら夜の学校で学んでいる時のジョージの気持
ち。
・ 蒸気機関車が走っているのを見た時のジョージの気持
ち。
◎ 自分で決めた目標をやり遂げることができたことや,そ
の時の気持ちを書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 一つのことをやり遂げることができた内容。
<4−(3)家族愛>
9
月
(
3
)
<2−(4)尊敬・感謝>
1
となりの家のおばあちゃん(光文)
◆ 高齢者に対して,尊敬と感謝の気持ちをもって接しよう
とする。
○ 心のノートP 48 を読み,お年寄りについてどんな気持
ちを持っているかを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ おばあちゃんの手あてのおかげで,みかちゃんが助か
ったとわかった時のよしえの気持ち。
・ いろいろなことを教えてもらえるおばあちゃんに対す
るよしえの気持ち。
◎ 高齢者に対して「すばらしいなあ」と感じたことを発表
する。
○ 教師の話を聞く。
・ お年寄りのすばらしい知恵に感動した内容。
1 <4−(4)愛校心>
1
よい子のじゅん子へ(日書)
クラスの木のみ(日標)
◆ 父母を敬愛し,協力し合って明るく楽しい家庭をつくろ ◆ みんなで協力し合って,楽しい学級を作ろうとする。
うとする。
○ 自分の学級のよいところを発表し合う。
○ 「家族」と聞いて,どんなことを考えるか発表し合う。 ○ 資料を読んで話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ よしこさんのめあてがかなえられ,木の実をクラスの
・ 私やお兄ちゃんの仕事を話し合う時の私の気持ち。
木に貼った時のぼくの気持ち。
・ 学校から帰って,お母さんの手紙を読む時の私の気持
・ 平泳ぎの練習を続けるぼくの気持ち。
ち。
◎ このクラスでよかったなあと思うことを発表する。
・ お母さんの誕生日後の手紙を読んだ時の私の気持ち。 ○ 教師の話を聞く。
◎ 楽しい家庭にするために自分はどんな仕事をしているか
・ 校長先生に,学級のよいところやみんなでがんばって
を発表する。
いるところを話してもらう。
○ 家族からの手紙を読む。
・ 事前に家族の人に,手伝いをしてもらって助かってい
る話や病気やけがをして心配したことなどについて手紙 <1−(2)思慮・反省>
1
を書いてもらっておく。
どんどん橋のできごと(文渓)
◆ よく考えて行動し,過ちは素直に改めようとする。
○ 生活を振り返り,よく考えないで行動し後悔したことに
ついて発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 「どうしようか」と迷っ時のぼくの気持ち。
(ぼくの気持ちについての役割演技をする。)
・ ばらばらになったかさをじっと見ている時のぼくの気
持ち。
◎ 迷ったけれど,よく考えて行動したので後悔しなくてよ
かったという経験を思い出し発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ よく考えないで行動し,困ってしまったことや後悔し
た内容。
3年
10
月
<3−(2)生命尊重>
(
4
)
1
大切なものはなんですか(光村)
◆ 一番大切なものは命であることに気付き,命あるものを
大切にしようとする。
○ 自分にとって最も大切と思うものを発表する。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 池に落ちたチョウの子供を見た時のせみの気持ち。
・ 池の上をいつまでもいつまでも飛んでいるモンシロチ
ョウのお母さんを見た時のせみの気持ち。
・ 一番大切にしなければならないことについて話し合う。
◎ 身近な人の誕生の喜びや死の悲しみを発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 生命の大切さと周りの人々の願いを考えさせる内容。
※ 昆虫の命を通して,人間をはじめとして,生き物に対
する思いやりや命を大切にする心情を育てる。
<2−(3)友情・信頼>
1
赤いお守り(文渓)
◆ 友達は互いに理解し信頼し助け合おうとする。
○ 友達がいていいなあと思った時のことを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 美雪に宿題を見せてもらえなかった時の千春の気持ち。
(千春の気持ちについての役割演技をする。)
・ 赤いお守りの入った手紙を読んだ時の千春の気持ち。
(お守りを握り手紙を読む千春の気持ちについて動作
化をする。)
◎ 友達のことを思って行動したときことを発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 友だちの忠告を,ありがたいと思ったこと。
※ 友達の向上を考えたり,願ったりする友情のすばらしさをしっ
かり感得させ,友達を大切にしようとする心情を養う。
<4−(1)公徳心・規則の尊重>
1
きまりじゃないか(東書)
◆ きまりを守る大切さについて考え,進んできまりを守ろ
うとする。
○ 守れているきまりと守れていないきまりについて発表し
合う。
○ 資料を読み話し合う。
・ 「もういいじゃないか」と言った時の勝の気持ち。
・ 「でもきまりじゃないか」と言った時の裕一の気持ち。
◎ きまりが守れてよかったと思った経験を書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ きまりを守らず,後で困ってしまった内容。
<1−(3)勤勉・努力>
1
がんばれ友ちゃん(大書)
◆ やろうと決めたことは粘り強く最後までやり通そうとす
る。
○ がんばろうと決めたことを途中であきらめてしまったこ
とについて発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 友達が上手に逆上がりをするのを見た時の友ちゃんの
気持ち。
・ 逆上がりができた時の友ちゃんの気持ち。
◎ 自分でやろうと決めたことを最後までやり遂げることが
できたことを発表する。
○ 最後までがんばったことを書いた児童の作文を聞く。
11
月
(4)
<1−(4)勇気>
1
白いほうたい(日標)
◆ 正しいと思ったことは,
勇気をもって実行しようとする。
○ 勇気がある人とはどんな人か発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ お母さんに本当のことをすぐに話せなかった時のぼく
の気持ち。
・ おかあさんと沢田君の家へあやまりに行っている時の
ぼくの気持ち。
・ 沢田君と顔を見合わせて笑った時のぼくの気持ち。
◎ 勇気を奮い起こして,やっと行動できたことや,その時
の気持ちを書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 正しいと思い,勇気をもって行動できた内容。
<3−(3)敬虔・畏敬>
1
十さいのプレゼント(文資3)
◆ 美しいものや気高いものに感動する。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 父親に連れられて外に出た時のわたしの気持ち。
・ 日の出を見て,その場にくぎ付けになってしまったわ
たしの気持ち。
・ 父から「十さいのたんじょう日おめでとう」と言われ
た時のわたしの気持ち。
◎ 人の行為や心の美しさに感動し,今でも心に残っている
ことを発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 心に残る民話や伝記などの一部を紹介する。
<4−(6)愛国心>
1
のりのおにぎり(学図)
◆ 我が国の伝統や文化に親しみ,国を愛する心を持とうとす
る。
○ 心のノートP 86 ∼ 87 を読み,日本によさについて発表
し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ のりのおにぎりを「まずそう」と言われた時のぼくの
気持ち。
・ うれしくなって2人の手をぎゅっとにぎりしめたとき
のぼくの気持ち。
・ 用意したのりが全部なくなった時のぼくの気持ち。
◎ どんな日本のよさを紹介したいか話し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 教師が感じている日本のよさを紹介する内容。
<2−(1)礼儀>
1
電話のむこうはどんな顔(日標)
◆ 心のこもった応対の大切さを知り,誰に対しても真心を
こめて接しようとする。
○ どんなことに気をつけて電話をしているか発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ お母さんが電話に出るまでの間の岩井さんの気持ち。
・ お母さんの話を聞いた陽一の気持ち。
◎ 相手の気持ちを考えて接していることを発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 礼儀正しく接してもらった内容。
3年
12
月
(
3 )
<2−(2)思いやり・親切>
1
街に出た音楽家たち(ぬくもり)
◆ 相手の状況や気持ちを考え,誰に対しても思いやりをも
って接しようとする。
○
障害について,知っていることを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 演奏をしている人たちの写真から,伝わってくる気持
ち。
・ 練習している時のわたしの気持ち。
・ 「いっしょの街に出よう」と言う言葉に込められたわ
たしの気持ち。
◎ 自分たちは,どのように接していくかを考える。
○ 教師の説話を聞く。
・ 障害を持った人ががんばっている内容。
1
月
(
3
)
<2−(4)尊敬・感謝>
1
おばあちゃんはおいしゃさん(日標)
◆ 生活を支えている人々や高齢者に尊敬と感謝の気持ちを
もって接しようとする。
○ 病気の時に一人で寝ていた時の気持ちについて発表し合
う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ おばあちゃんに看病を受けている時の洋子の気持ち。
・ 「わたしは,しあわせだなあ」と思った洋子の気持ち。
◎ 困っているときに,近所の人やお年寄りに親切にしても
らい,今でも感謝していることを書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 尊敬や感謝を取り上げた新聞記事などを紹介する内
容。
<1−(2)思慮・反省>
1 <4−(4)愛校心>
1
トムトムが見たものは(文資1)
みんなが楽しく(教出)
◆ よく考えて行動し,過ちは素直に改めようとする。
◆ 自分たちの学級・学校を愛し,よりよい学級・学校にし
○ 自分の過ちに気付いても,素直に謝れなかった時のこと
ていこうとする。
を発表し合う。
○ 自分の学級・学校で,自まんできることを発表する。
○ 資料を読んで話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 「ごちそうさま」も言わないで,部屋へ戻るトムトム
・ 4年生に言いかえす太郎の気持ち。
の気持ち。
・ 遊び場のことを思う太郎の気持ち。
・ ジムおじさんの様子を見続けるトムトムの気持ち。
◎ 自分の学級をよりよくしていくためにはどんなことが大
・ 夕方,トムトムの気持ちを聞いたお母さんの気持ち。
切か話し合う。
◎ あやまちに気付いて,素直に謝ってよかったことを思い ○ 教師の話を聞く。
出し発表する。
・ 学級や学校でがんばって取り組んでいる活動や特徴的
○ 教師の話を聞く。
な活動から,学級・学校を愛する心を紹介する。また,
・ 素直に謝ることができて心がすっきりした内容。
地域の人々の話から,学校を思う心を伝える。
<4−(2)勤労>
1
まどふき(日文)
◆ 働く喜びを知り,進んで人のために働く。
○ 校庭や道路に,紙くずや空き缶などが落ちているのを見
た時の気持ちを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 外を見た時のぼくの気持ち。
・ 窓をふいている時のぼくの気持ち。
・ 家の中が明るくなったような気がした時のぼくの気持
ち。
◎ みんなのために働いたことや,その時に感じたことを書
き発表する。
○ 児童の作文を聞く。
・ 進んで働いた時の達成感や成就感。
※ 働くことの意味を知ることや喜びを感じさせ,実践へ
の意欲へとつなげ,係の活動や清掃などに対して,主体
的に取り組んでいこうとする意欲を高める。
<4−(5)郷土愛>
1
おじいさんの願い(文資)
◆ 郷土の行事などに進んで参加し,郷土の文化や生活に親
しもうとする。
○ 自分の住んでいる校区や福岡市に昔から伝わるものに対
して知っているものを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 屋台ばやしの練習を休みたいと言った光一の気持ち。
・ おじいさんから祭りの話を聞いた光一の気持ち。
・ お父さんといっしょに力いっぱいたいこをたたく光一
の気持ち。
◎ 自分たちの町の行事に参加した時のことや,その時の気
持ちを書き発表する。
○ 地域の人の話を聞く。
・ 地域行事の由来について。
・ 地域行事を続けるための苦労や楽しみについて。
・ 児童にに受け継いでほしいという願いについて。
3年
2
月
(
3 )
3
月
(
2
)
<4−(3)家族愛>
1 <2−(3)友情・信頼>
1
おばあちゃんの背中(学図)
みんなの遊び(ぬくもり)
◆ 父母,祖父母を敬愛し,家族みんなで明るく楽しい家庭
◆ 互いに思いを理解し,助け合おうとする。
にしようとする。
○ 学級の友達に自分の本当の気持ちがわかってもらえなか
○ 心のノートP 74 ∼ 75 を読み,家族がいてよかったなあ
った時の気持ちを発表し合う。
と思うことを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 昼休み遊べなかった時のみんなの気持ち。
・ お風呂におばあちゃんが入ってきた時のわたしの気持
・ 泣いてしまったひろ子さんの気持ち。
ち。
・ 発言したゆりさんの気持ち。
・ おばあちゃんの背中を丁寧に洗う私の気持ち。
◎ もし,この場に自分がいたらどんな言葉をかけるか話し
◎ 自分が家族のためにしていることや,その時の気持ちを
合う。
書き発表する。
○ 「今日の学習で」を書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 学級活動における年間の学級のめあての反省と関連し
・ 父母や祖父母に対する思いが伝わる話や子どもの頃の
た指導を行う。
家族にまつわる内容。
<3−(3)敬虔・畏敬>
<4−(6)愛国心>
1
1
光の星(大書)
見たことがありますか(光村)
◆ 人の行為の美しさ,清らかさに触れて感動する。
◆ 日本の文化や伝統に誇りを持ち,大切にしようとする。
○ 星の写真をみて,自由に感想を発表し合う。
○ 富士山の写真を見ながら,富士山について知っているこ
○ 資料を読んで話し合う。
とや思ったことを発表する。
。
・ 二人の後から黙ってついて行く時の三つ目の星の気持 ○ 資料を読んで話し合う。
ち。
・ 自分の身の回りや,旅行などの経験と結びつけながら,
・ カササギのまぶたの泥を静かに洗ってやっている時の
美しいなあと思っている場所,音などを発表する。
三つ目の星の気持ち。
海,山,川,湖,温泉
・ 金色のみごとな星が光り輝いた理由。
鐘の音
◎ 人の美しい行いについての話を思い出し発表する。
・ 作者は,どういう気持ちで,
「見たことがありますか。
」
○ 教師の話を聞く。
ときいているのかを話し合う。
・ 人の美しい行いについての偉人伝や新聞記事などを紹 ◎ 「日本はすばらしいなあ」と思ったことを書き,発表す
介する内容。
る。
○ 写真やビデオ等で日本の伝統的な文化や行事や自然を見
る。
<1−(3)勤勉・努力>
1
20世紀の大発明−カップラーメン誕生物語(光村)
◆ 自分で立てた目標に向かって,ねばり強く最後までやり
通す。
○ 苦手な学習をする時の気持ちを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ カップの問題が次々に起こってくる時の安藤さんの気
持ち。
・ 麺をカップに入れることに成功した安藤さんの気持ち。
◎ 何かをやろうと決めて,苦しかったが最後までがんばり
通したことや,その時の気持ちを書き発表する。
○ 地域の方で,自分の仕事に生涯をかけて努力している人
の話を聞く。
4年
基 本 的 な 指 導 過 程
学 習 活 動
1 本時学習のめあてにつ
いて話し合う。
導
入
2
中心資料を読み,話し
合う。
(1)教師の範読を聞く。
展
開
(2)登場人物のよさや弱
さについて話し合う。
前
段
(3)登場人物のよさの高
まりについて話し合
う。
3
展
開
後
段
4
終
末
今までの自分を振り返
り発表する。
○ 学習ノートに書いて
発表する。
教師の話を聞く。
指導上の留意点
◎ 興味関心・問題意識を
もたせ ,学習(追求)課題
をつかめるようにするた
めに,ねらいにかかわる
内容で,次のような資料
の提示を工夫する。
(例)
・生活場面の事例
・事前アンケートの結果
・読み物資料のさし絵
・心のノート
・新聞記事
・写真, VTR などの映
像等
◎ 主人公の生き方に共感
・感動・内省し ,話し合い
によって友達の見方・感
じ方・考え方を知り,望ま
しい価値を形成し ,新し
い生き方を志向すること
ができるようにするため
に,次のような工夫する。
<臨場感をもたせる工夫>
・紙芝居
・語り聞かせ
・効果音等
<表現活動の工夫>
・動作化
・役割演技
・書く活動等
<価値追求把握の過程をま
とめる工夫>
・板書の構造化
・学習ノート等
◎ 把握した価値に照らし
て自分の生活を振り返り
価値の内面的自覚を図る
ために,次のような工夫
をする。
・生活場面の事例提示
・学習ノート
・心のノート等
◎ 人の生き方のよさにふ
れさせ ,今後の生活への
意欲付けとするために,
次のような工夫をする。
・説話(教師の体験談,保
護者の手紙 ,新聞記事
・諺,格言,名言
・視聴覚資料(ビデオ,スライ
ド,写真,音楽, 絵)
・子どもの言葉(作文,日
記,道徳ノート)
・心のノート等
4
月
(
3
<1−(1)節度・節制,自立>
)
1
目覚まし時計(文資1)
◆ 自分の考えをしっかり持ち,自分でできることは自分でやり,節
度のある生活をしようとする。
〇 心のノートP12 ∼P13を読み,自分でできるようになった
ことを発表し合う。
○ 資料を読んで,リカの気持ちを中心に話し合う。
・
リカの 「私のきまり」を守っていた時の気持ち。
・
リカのテレビを遅くまで見続けた時の気持ち。
・
リカの保健室でさびしい気持ちになったわけ。
◎ 自分でできることは自分でやろうとしてきたか書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 自分でできることが増えてうれしかった内容。
<2−(3)友情・信頼>
1
となりの席(東書)
◆ 友達の良さに気付き,分け隔てなく,互いに信頼しあう。
○ 席がえの時どんなことを考えるか話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 「ええっ,いやだなあ。なんでぼくが。」といった時の
木村君の気持ち。
・ それを聞いた時の小林さんの気持ち。
(木村君と小林さんの気持ちについてに役割演技をする)
・ 学級のみんなに話したいと思ったわたしの気持ち。
◎ 友達の心をきずつけたことについて書き,発表する。
※ 言葉による差別がいかに友達の心を傷つけるかを知り,誰
にもよさや持ち味といった個性があり,それを認めようとす
る気持ちを育てる。
〇 教師の話を聞く。
・ 友達の大切さを実感した内容。
<1−(4)勇気>
1
ドッジボール(東書)
◇ 正,不正を見極め,正しいと思うことは勇気を持ってはっきりと
主張しようとする。
〇 事前アンケートの結果を見て,勇気を持って行動すること
とについて,感じたり,考えたりしたことを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 一郎のごまかしに対して,
だまっていた時の明の気持ち。
・ 正しいことを思いきって言った時の明の気持ち。
・ 登のひとことひとことが,みんなの心にひびいたわけ。
◎ 友達の言動が間違っていると,勇気を出して注意できたこ
とや,その時の気持ちを書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 友達に勇気を出して忠告して感謝された内容。
※ 友達の言動に左右されることなく,正しいことは勇気を出
して行おうとする気持ちを育てる。
4年
5
月
(
4
<2−(1)礼儀>
)
6
1
声にならないあいさつ(文渓)
◆ あいさつの大切さを知り,真心をもって礼儀正しく人と接しようと
する。
〇 心のノートP34∼P35を読み,心が通うあいさつや言動につい
て,発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・
改札口で,お客さんにあいさつする駅長さんの気持ち。
・ 「どうして,みんなは駅長さんにこたえないのだろう。」と思って
いる京子の気持ち。
・
駅長さんにあいさつされた時の京子の気持ち。
◎ 気持ちのよいあいさつをされた時の気持ちを書き,発表する。
○ 友達の書いた「今日の学習で」を聞く。
・ 礼儀で通い合う心についての内容。
<3−(2)生命尊重>
(
1
雨のバス停りゅう所で(学研)
◆ 社会生活のきまりの大切さに気付き,進んで守ろうとする。
〇 公共の場が汚れている写真を見て,感想を発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・
停りゅう所の一番先頭に並んだ時のよし子さんの気持ち。
・
バスに乗りお母さんの顔を見上げた時のよし子さんの気持
ち。
・
自分のしたことを考えはじめたよし子さんの気持ち。
◎ 規則やマナーを守ったときのことを書いて,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 規則を守らなかったために気まずくなった内容。
4
<2−(2)思いやり・親切 >
)
1
おじいさんの顔(大書)
◆ 弱い人や困っている人を思いやり,親切にしようとする。
〇 事前アンケートの結果を見て,人に親切にすることについ
て感じたり,考えたりしたことを発表し合う。
○ 資料を読んでぼくの気持ちを中心に話し合う。
・
重そうな荷物を持って電車に乗ってきたおじいさんを見た時
のぼくの気持ち。
・
つぎの駅でもすわれなかったおじいさんを見ている時の気持
ち。
・ 「どうぞ」と,おじいさんに席をゆずった時のぼくの気持ち。
◎ 人に親切にして心からよかったと思ったことを書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 人に親切にして,とても気持ちがよかった内容。
1 <3−(2)生命の尊重>
母うずら(学研)
◆ 生命の大切さを感じ取り,生命あるものを大切にしようとする。
〇 「命」という言葉から,どんなことを思い浮かべるか発表
し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 傷ついたまねをしてつかまった母うずらのことを知った
時のわたしの気持ち。
・ 母うずらを土にうめ,十字架を作ってあげた時の私の気
持ち。
◎ 生命の尊さについて,今までの自分はどのくらい自覚でき
ていたかを振り返り,書いたことを発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ かけがえのない命について実感できる内容。
<4−(1)公徳心・規則の尊重>
月
1
一番大切なのは「生きる」こと(ぬくもり)
◆ 生命の尊さを感じ取り,生命を大切にしようとする。
〇 「命」という言葉から感じ,考えることを発表する。
○ 資料を読んで,ぼくの気持ちを中心に話し合う。
・ 運動をしたり,遠足で歩いたりできない時のぼくの気持ち。
・
くちびるの色のことを言われた時のぼくの気持ち。
・
一番大切なのは「生きる」ことですと言った時のぼくの気持
ち。
◎ 生活を振り返り,生命の大切さについて書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 今までに経験した生命尊重に関する内容。
<1−(5)誠実・明朗>
1
なしの実(文資1)
◆ うそやごまかしをしないで,明るい心で行動しようとする。
〇 うそをついてしまって,後悔したことを発表し合う。
○ 資料を読んで,アンリの気持ちを中心に話し合う。
・ 困った顔をして弟を見つめている時のアンリの気持ち。
・
お父さんに問いつめられ,ただうつむいている時の気持ち。
・ お父さんの胸に飛び込んだ時のアンリの気持ち。
◎ 迷ったけれど,うそをつかず,正直に言ってよかったと思ったこ
とを書いて,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 誠実な行為を行わなかったために後悔した内容。
<3−(1)自然愛・動物愛護>
1
子牛が生まれた(日標)
<3−(1)自然愛・動植物愛護>
1 ◆ 自然のすばらしさや不思議さに感動し,自然や動植物を愛護
かるがもの親子(教出)
しようとする。
◆ 自然のすばらしさに気付き,動植物を大切にしようとする。
〇 牧場で生活している動物の様子を視聴し,感想を発表し合う。
〇 かるがもの泳ぐ映像を見て,感想を発表し合う。
○ 資料を読んで,ぼくの気持ちを中心に話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 子牛が生まれた時のぼくの気持ち。
・
子がもを助けようとした時のゆきの気持ち。
・ 母さんの話を聞いた時のぼくの気持ち。
・
夢から目覚めた時のゆきの気持ち。
◎ 自然や動植物を大切にするために,今後,どうすることがよい
◎ 動物や植物を見て,すばらしいなあ,不思議だなあと思ったこ
かについて書き,発表し合う。
とを書いて,発表する。
○ 教師の話を聞く。
○ 教師の話を聞く。
・ 自然や動植物愛護の精神の基本は,生命あるものに対する
・ 生物や自然の映像を使い,自然の素晴らしさを訴える内
愛の感情であるという内容。
容。
4年
7
月
<1−(3)勤勉・努力>
(
2
)
9
月
1 <1−(2)思慮・反省>
グレンよ,走れ(学研)
◆ 途中でくじけそうになっても,自分の力にあった目標を立てて,
最後までねばり強くやり通そうとする。
〇 心のノートP20∼P21を読み,目標を持ってチャレンジしようと
していることについて,発表し合う。
○ 資料を読んで,グレンの気持ちを中心に話し合う。
・ やけどを負って,「もう歩くことはできないだろう」と言われた
時のグレンの気持ち。
・
歩く練習を続けている時のグレンの気持ち。
・
アメリカで1番速い長距離選手になった時のグレンの気持
ち。
◎ 自分が立てた目標に向かって最後までやり遂げたことや,その
後の気持ちを書き発表する。(一学期のめあての反省など)
○ 教師の話を聞く。
・
何度もくじけそうになったが最後までやり通した内容。
(
3
)
1
あの岩のところまで(光文)
◆ 自分の行為を反省し,よく考えて行動しようとする。
○ 資料の話の概要と読みの視点を聞く。
○ 資料を読んで,ゆうたの気持ちを中心に話し合う。
・ ちょっと離れたところにある岩場が気になってしかたが
ないゆうたの気持ち。
・ 一人で岩に向かって泳ぎ始めたゆうたの気持ち。
・やっと岸にたどり着いた時のゆうたの気持ち。
◎
「よく考えて行動をしたのでよかった」と思ったことについて書
き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・よく考えて行動しようとする意欲につながる内容。
<4−(4)愛校心>
1
茶色の写真(光村)
<4−(3)家族愛>
1 ◆ 学校に対する愛情をいっそう深め,楽しい学校にしようとする。
お母さんのせいきゅう書(学研)
○ 資料名から話を予想し,発表し合う。
◆ 親の深い愛情に感謝し,進んで家族の一員としての役割を果 ○ 資料を読み,たかしの気持ちを中心に話し合う。
たそうとする。
・ 校長先生から学校の歩みや昔の様子を聞いた時のたかしの
○ 家庭の中での,自分の仕事や役割について発表し合う。
気持ち。
○ 資料を読んで話し合う。
・ おじいちゃんと「学校の資料展」に行き,当時の写真を見た
・
請求書を出したたかしの気持ち。
り,おじいちゃんから思い出話を聞いた時のたかしの気持ち。
・
請求書を読んだお母さんの気持ち。
・ おじいちゃんたちが懐かしそうに話すのを聞いた時のたかし
・
お母さんからの請求を読んだたかしの気持ち。
の気持ち。
◎ 家族のために進んでできたこと,できなかったことを書き,発表 ◎ 自分たちの学校の誇りにできることや自慢できることについて
する。
書き,発表する。
○ 家の人からの手紙を読む。
○ 教師の話を聞く。
・ 「家族愛」に関する意識や意欲が継続していく内容。
・ 保護者や地域の人々の学校に対する愛情あふれる内容。
<2−(4)尊敬・感謝>
1
すもうの先生(文渓)
◆ 自分たちの生活が,多くの人たちに支えられていることに気付
き,尊敬し感謝しようとする。
〇 事前アンケートの結果を見て,人に感謝することについて
感じたり,考えたりしたことを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 先生とすもうをとるあきらの気持ち。
・ 日曜日でも仕事をしている先生を見たあきらの気持ち。
・ 「先生,こんにちは。」といったあきらの気持ち。
◎ 自分たちのためにお世話をしてくれる人,働いている人を見て
ありがたいと感じたことを書いて,発表する。
〇 教師の話を聞く。
・ お世話になっていながら,その時は気付かず,後になって感
謝の気持ちを抱いた内容。
4年
10
月
(
4
<2−(3)友情・信頼>
)
11
月
(
1 <1−(4)勇気>
4
)
1
つなぎ合わせたメダル(文資2)
◆ 互いに理解し,信頼し,助け合って友情を深めようとする。
○ つなぎ合わせたメダルの写真を見て感想を発表し合う。
○ 資料を読んで,西田の気持ちを中心に話し合う。
・ 大江と目を合わせてうなずき合った時の西田の気持ち。
・ 大江との二位決定戦になった時,相手に勝ちたいという気持
ちがうすれた時の西田の気持ち。
・ 大江を二位の台の方に押した時の西田の気持ち。
◎ 真の友達になるためには,どうすることが大切か話し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 友情に関わる内容。
<1−(3)勤勉・努力>
よわむし太郎(日書)
◆ 正しいと思うことは,迷わず勇気を持って行動しようとする。
〇 資料の概要と時代背景を聞き,めあてをもつ。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 白い大きな鳥をかわいがる,村の子どもたちと太郎の気持ち。
・ 両手を広げて,殿様の前にに立ちふさがった太郎の気持ち。
・ 太郎をうたなかった殿様の気持ち。
◎ 正しいと思っても言えなかったり行動できなかったりしたことや
勇気を出して言ったり行動できたりしたことを書き,発表する。
〇 教師の話を聞く。
・ どんなことでも正しいと信じたことは,誰に対しても勇気を出し
1
て実行することの大切さに気付かせる内容。
月の峰のオオカミ(日書)
◆ 自分の考えに従って行動し,最後まで責任を果たそうとする。
○ 題名や登場人物から話を予想して,発表し合う。
○ 資料を読んで,ダンの気持ちについて話し合う。
・
群れの頭となった時のダンの気持ち。
・
嵐の中で目を痛め体も弱っていく中,仲間を守り続ける時の
ダンの気持ち。
・
兄のドンが帰ってきた時のダンの気持ち。
◎ つらくてもやり通したことを書いて,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 粘り強くやり遂げることの大切さ,すばらしさについての内容。
<4−(1)公徳心・規則の尊重>
きけんですガラスが入っています(文渓)
◆ 社会の一員として,大勢の人のことを考えて行動し,約束やき
まりを守ろうとする。
〇 ゴミを出している様子の映像を見て,自分の経験を発表し合う。
○ 資料を読み,かおるの気持ちを中心に話し合う。
・ ごみ袋にかかれた文字を見た時のかおるの気持ち。
・ 母の言葉を聞いた時のかおるの気持ち。
◎ 周りの人のことを考えず,きまりや約束を守れなかったことを思
い出し,発表する。
○ 児童の日記を聞く。
・ きまりや約束を守ってよかったなあと実感した内容。
<4−(5)郷土愛>
<3−(3)敬虔・畏敬>
1
つるのとぶ日(学研)
◆ 美しく清らかな心や行為に感動し,それらを尊び大切にしようと
する。
〇 資料の主人公についての説明を聞き,めあてをもつ。
○ 資料を読んで話し合う。
・
しびれる指先で,一羽一羽鶴を折るサダコの気持ち。
・
残りの鶴を折った同級生の気持ち。
・ サダコの銅像を見た「つるの会」の人々の気持ち。
◎ 美しく清らかな人間の行為に感動したことを書き,発表する。
○ VTRを視聴する。
1
・ 美しく清らかな人間の行為を主題にした内容。
1
花山祭り(大書)
◆ 郷土の行事に参加し,郷土の人々や文化に親しもうとする。
○ 心のノートP84∼P85を読み,地域の祭りや行事に参加して感
動した体験を発表し合う。
○ 資料を読んで,かず子の気持ちを中心に話し合う。
・ 父から花山音頭を踊ってみないかと言われた時の気持
ち。
・
みんなの中に入ってなかなか踊れない時のかず子の気持
ち。
・
花山の町が,今までよりも好きになっていくような気がした時
のかず子の気持ち。
◎ 自分たちの町のよいところを知り,大切にしていくためにはどう
したらよいか書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 郷土のよさを残し,大切にしたいという内容。
<4−(6)愛国心>
1
折り紙のプレゼント(教出)
◆ 日本の文化や伝統に関心を持ち,大切にしようとする。
〇 古くから伝わる日本や郷土の文化,伝統について発表し合う。
・
正月,雛祭り,建造物,楽器など
○ 資料を読んで話し合う。
・
プレゼントを作っている時の,わたしの気持ち。
・
オーストラリアの子どもたちから,折り紙を見て,「すごいね」と
言われた時の,わたしの気持ち。
◎ 日本や郷土の文化,伝統にふれて,すばらしいと感じたことを
書き,発表する。
○ 日本の代表的な風景や伝統に関する写真を見る。
<2−(2)思いやり・親切>
1
そうだったのか(日書)
◆ 相手の身になって考え,温かい気持ちで親切にしようとする。
〇 事前アンケートの結果を見て,人に親切にすることについ
て,感じたり,考えたりしたことを発表し合う。
○ 資料を読み話し合う。
・
けい子が練習しなかった時のグループのみんなの気持ち。
・
けい子が練習できないわけがわかった時のみんなの気持
ち。
・
みんなで話し合ったことをかず子から聞き,教室を出ていっ
た時のけい子の気持ち。
◎ 優しくされて嬉しかったこと,その時の気持ちを書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 相手の身になって考えるとはどういうことかという内
容。
4年
12
<4−(2)勤労>
月
(
3
)
1
1 <2−(4)尊敬・感謝>
お仕事ごくろうさま(ぬくもり)
◆ 仕事をしている人の姿から働くことの大切さや意義を知り,様々
な労働がくらしを支えていることに気付く。
〇 ゴミ収集の仕事をしている人たちの様子をビデオでみる。
○ 資料を読み,父の仕事を見つめるぼくの気持ちを話し合う。
・
3人で力を合わせて,てきぱきと作業を進めているお父さん。
・
仕事を全部終え,チームの2人を気遣うお父さん。
◎ 今までどんな気持ちで働いている人を見てきたか,また,どん
な気持ちで家や学校での仕事をしてきたかを書き,発表する。
〇 教師の話を聞く。
・ 働くことの大切さや意義,また様々な労働が暮らしを支えてい
るという内容。
<2−(1)礼儀>
月
(
3
)
1
ジャガイモ畑で(東書)
◆ 公共のために尽くしている人々に対して,尊敬し,感謝しようと
する。
○ 心のノートP84∼P85を読み,支えられている自分に気づき,
感想を発表し合う。
○ 資料を読んで,ぼくの気持ちを中心に話し合う。
・ ジャガイモづくりを手伝いに出かける時のぼくの気持ち。
・ 収穫した新じゃがをみんなで食べた時のぼくの気持ち。
◎ みんなのために尽くしてくれている人たちに「ありがとう」という
気持ちを持ったことを思い出し,書いて発表する。
〇 教師の話を聞く。
・ 人のために尽くした偉人の本を紹介する。
1 <4−(4)愛校心>
1
生きた礼ぎ(大書)
新聞委員会に入りたい(光文)
◆ 相手の気持ちを大切にし,真心をもって接しようとする。
◆ 自分の学校に愛情を持ち,力を合わせて学校を大切にしようと
○ 相手の気持ちを大切にする言動について,日頃注意している する。
ことを発表し合う。
○ 学校を大切にするとはどういうことかについて,考え発表し合
○ 資料を読んで話し合う。
う。
・
お客様がフィンガーボールの水を飲んだわけ。
○ 資料を読んで,わたしの気持ちについて話し合う。
・
フィンガーボールの水をお客様が飲んだのを見た時の女王
・ 新聞委員会が発行した記事を読んでいる時の私の気持ち。
様の気持ち。
・ 新聞委員会に入って,活動しようと決めた時の私の気持
・
フィンガーボールの水を飲んだ女王様の気持ち。
ち。
◎ 生きた礼儀とはどういう礼儀なのかについて考え,発表する。 ◎ 学校のためになることができてよかったと思うことを書き,発表
○ 教師の話を聞く。
する。
・ 礼儀正しい行為と出会い,気持ちがよかったという内容。○ 教師の話を聞く。
・ 高学年にインタビューをして,学校のためにがんばって
<4−(2)勤労>
1
いることと,その時の気持ち。
気もちのよいあせ(教出)
◆ 働くことの喜びを知り,進んでみんなのためになる仕事をしよう <3−(2)生命尊重>
1
とする。
お母さん泣かないで(日文)
〇 校内清掃や家での手伝いをする時の気持ちを発表し合う。 ◆ 生命の尊さに気付き,大切にしようとする。
○ 資料を読んで,ぼくの気持ちを中心に話し合う。
〇 心のノートP56∼P57を読み,「生きているって素晴らしいな」と
・
雑草をぬいている時のぼくの気持ち。
感じるときについて,発表し合う。
・
飼育委員会の人の言葉が気になって,何度も心の中でくり ○ 資料を読んで話し合う。
返していた時のぼくの気持ち。
・ まさこさんからのプレゼントを見ている時の私の気持
・
ふき出した汗が気持ちよく感じた時のぼくの気持ち。
ち。
◎ 汗を流して働いた時のことを思い出して書き,発表する。
・ 写真の中のまさこさんが,どんなことを話しかけてくる
○ 教師の話を聞く。
ように,私には感じられたか。
・ がんばって仕事をやり遂げた時のすがすがしい気持ちや ◎ 今までの生活の中で,命の大切さについて考えたことを思いだ
感謝された時の気持ち。
し, 書いて発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 最近のニュースや出来事から,命の大切さを実感したと
いう内容。
4年
2
月
(
3
)
3
<3−(3)敬虔・畏敬>
月
(
2
)
<2−(3)友情・信頼>
1
どうしたらいいんだろう(ぬくもり)
◆ 友達のがんばりやよさに気付き,お互いに協力し,助け合おう
とする。
○ 事前アンケートの結果を見て,友達について,感じたり,
考えたりしたことを発表し合う。
○ 資料を読んで,ぼくの気持ちを中心に話し合う。
・
掃除をさぼったり,仕事を押しつけたりするよしおを
見た時のぼくの気持ち。
・
たかしがいじめられているのを見た時のぼくの気持ち。
・ 「よしおくんのいうこと,おかしいよね」と指摘する
声を聞いた時のぼくの気持ち。
◎ 友達から励まされたり,支えられた時の気持ちを書いて,発表
し合う。
○ VTRを視聴する。
<4−(3)家族愛>
1
・ 友達同士で信頼し,協力し合いながら創り上げた学校行を
ぼくの生まれた日(文渓)
編集した内容。
◆ 家族の愛情に気付き,家族に対する尊敬・感謝の気持ちをもと
うとする。
<1−(5)正直・誠実>
1
〇 心のノートP77を読んで,「家族っていいなあ」と思って経験を発 われた花びん(学図)
表し合い,めあてをつくる。
◆ うそやごまかしをしないで,明るい心で行動しようとする。
○ 資料を読んで,のび太の気持ちを中心に話し合う。
〇 心のノートP28∼P31を読んで,感想を発表し合う。
・
パパやママに叱られた時ののび太の気持ち。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 病室の外でパパやママの話を聞いている時ののび太の気持 ・ 花びんをわってしまった時のぼくの気持ち。
ち。
・
先生が,われた花びんについて話をしているのを聞いてい
・
のび太の気持ちが大きく変わったのはなぜか。
る時のぼくの気持ち。
◎ 心のノートP 74,P 75を読んで,家族の願いについて考え,家族
・ 大きく息を吸って,先生の方へ歩き始めた時のぼくの
のためにどんな気持ちで,どんなことをしていきたいかを書き,発
気持ち。
表する。
◎ 今までに,仕方なくごまかしてしまった時のことと,その時の気
○ 保護者からの手紙を読む。
持ちを書き,発表する。
・ 家族は,子どもの成長を温かく見守り続けるという内容。〇 教師の話を聞く。
・ 導入の,心のノートの感想につないだ内容。
1
ひさの星(学図)
◆ 人の心の美しさに感動し,清らかな心,美しい心を大切にしよう
とする。
○ 美しいなあと感動したことについて発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 大きな黒犬から,わらしを守ったひさの気持ち。
・ 川に落ちた政吉を助けたひさの考え。
・ 「ああ,今夜もひさの星がでている。」と言っている村の人たち
の気持ち。
◎ 人の行為や心の美しさに感動したことを書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・「花さき山」など,人の美しさが現れている民話や偉人な
どを紹介する。
<1−(3)勤勉・努力>
1
文字を書くよろこび(光村)
◆ 目標に向かって,ねばり強くやり遂げようとする。
○ 星野富弘さんについて説明を聞き,めあてを設定する。
・ 星野富弘さんの写真や事故後に初めて書いた字,代表的な
作品について話し合う。
○ 資料を読んで,星野さんの気持ちを話し合う。
・ 入院生活を送っていた時の星野さんの気持ち。
・ 口で字を書くことに取り組んでいる時の星野さんの気持
ち。
・ 初めて口を使って字が書けるようになった時の星野さん
の気持ち。
◎ めあてを決めてがんばっていることを書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
自分が決めたことをがんばってやり通すことができた内容
5年
基 本 的 な 指 導 過 程
導
入
展
開
前
段
展
開
後
段
終
末
学 習 活 動
指導上の留意点
1 本時学習のめあてにつ ◎ 興味関心・問題意識を
いて話し合う。
もたせ ,学習(追求)課題
をつかめるようにするた
めに,ねらいにかかわる
内容で,次のような資料
の提示を工夫する。
(例)
・生活場面の事例
・事前アンケートの結果
・読み物資料のさし絵
・心のノート
・新聞記事
・写真, VTR などの映
像等
2 中心資料を読み,話し ◎ 主人公の生き方に共感
合う。
・感動・内省し ,話し合い
(1)教師の範読を聞く。
によって友達の見方・感
じ方・考え方を知り,望ま
しい価値を形成し ,新し
い生き方を志向すること
ができるようにするため
に,次のような工夫する。
(2)登場人物のよさや弱 <臨場感をもたせる工夫>
さについて話し合う。
・紙芝居
・語り聞かせ
・効果音等
<表現活動の工夫>
・動作化
・役割演技
・書く活動等
(3)登場人物のよさの高 <価値追求把握の過程をま
まりについて話し合
とめる工夫>
う。
・板書の構造化
・学習ノート等
3 今までの自分を振り返 ◎ 把握した価値に照らし
り発表する。
て自分の生活を振り返り
○ 学習ノートに書いて
価値の内面的自覚を図る
発表する。
ために,次のような工夫
をする。
・生活場面の事例提示
・学習ノート
・心のノート等
4 教師の話を聞く。
◎ 人の生き方のよさにふ
れさせ ,今後の生活への
意欲付けとするために,
次のような工夫をする。
・説話(教師の体験談,保
護者の手紙 ,新聞記事
・諺,格言,名言
・視聴覚資料(ビデオ,スライ
ド,写真,音楽, 絵)
・子どもの言葉(作文,日
記,道徳ノート)
・心のノート等
4
月
(
3
<1−(1)節度・節制,思慮・反省>
)
1
美しく自分を染めあげてください(光村)
◆ 生活を振り返り,節度ある生活をしようとする。
○ 心のノートP8∼9を読み,5年生になった気持ちを発表
し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 朝起きた時の気持ち。
・ 夜眠るときの気持ち。
・ 1日の過ごし方を生活表に書く。
◎ 心のノートP10 ∼11 を読み,自分をきたえることができて
いることやその時の気持ちを発表する。
・ 心のノートP12∼13 を書く。
○ 教師の話を聞く。
・ 「蜘蛛の糸」(芥川龍之介)の紹介をする。
<1−(3)自由・規律>
1
文枝のため息(光文)
◆ ほんとうの自由について理解し,よく考えて規律ある行動
をしようとする。
○ 自由についての考えを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 一人で部屋を使えるようになった時。
・ 1週間後,大きな問題にぶつかってしまった時。
・ 「自由って,たいへんだなあ・・」とつぶやきながらた
め息をついている時。
・ ほんとうの自由と自分勝手のちがいは何か。
◎ 今までに自由にしすぎていた自分のことを振り返り,今日
の学習で分かったことを発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 自由には必ず責任がともなうという内容。
<4−(2)公徳心,遵法,権利・義務>
1
星野君の二るい打(日書)
◆ きまりや規則の意義を理解し,自分たちで決めたきまりは
進んで守ろうとする。
○ 決まりを守っているか,事前アンケートの結果をもとに考
え,発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ バッターボックスに立って,打とうかどうしようかと迷
っているぼくの気持ちを吹き出しに書き,役割演技を行う。
・ 二るい打を打った時のぼくの気持ち。
・ 翌日,別府さんの話を聞いて涙をこらえている時のぼく
の気持ち。
◎ きまりを守ろうかどうしようか迷ったが,守れた時のこと
やその時の気持ちをノートに書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 自分ひとりぐらいはいいだろうと思う心が,みんなに迷
惑をかけているという内容。
5年
5
月
<4−(1)役割・責任>
(
4
)
6
1
とり返しのつかない−日(学研)
◆ 責任をもって,進んで自分の役割を果たし,協力してみ
んなのために役に立とうとする。
○ 「とり返しのきかない」ということの意味を考え,発表
し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 先生から気象観測についての話を聞いた時の3人の気
持ち。
・ 夕方になって気象観測のことを思い出した時の3人の
気持ち。
・ 8月のグラフが一か所だけ切れているのを見た時の3
人の気持ち。
◎ 自分の役割をきちんと果たせたことや,その時の気持ち
をノートに書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 委員会活動でのできごとという内容。
<2−(5)尊敬・感謝>
1
大原孫三郎(学図)
◆ 社会や文化の発展に尽くした人を尊敬し,感謝しようと
する。
○ 自分が尊敬する人について発表し合う。
○ 資料を読んで,孫三郎の気持ちについて話し合う。
・ 洋画の美術館をつくろうと思った孫三郎の気持ち。
・ まわりの人々のかげ口を聞いた孫三郎の気持ち。
◎ 信念をもって名画を集め続けた孫三郎の生き方について
考えたことを書いて,話し合う。
○ 教師の話を聞く。
※ 社会を支える人々への感謝の気持ちをもたせていく。
<3−(1)自然愛・環境保全>
1
月
<1−(5)創意・進取>
(
4
)
1
セロハンテープの発達(学研)
◆ 自ら進んで新しい考え方や方法を生み出し,工夫して生
活をよりよくしようとする。
○ 提示されたセロハンテープの利点を考え,めあてをつか
む。
○ 資料を読んで話し合う。
・ ちょうどいい具合のテープを作るために,工夫を重ね
るドルーの気持ち。
・ セロハンテープを完成させた時のドルーの気持ち。
◎ よりよいものをつくろうと工夫した時の気持ちをノート
に書き,話し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ エジソンの創意工夫についての内容。
<3−(2)生命尊重>
1
誕生(日書)
◆ 生命がかけがえのないものであることを知り,自他の生
命を尊重しようとする。
○ 赤ちゃんが生まれた時のお母さんの気持ちについて考え
る。
・ 五体不満足の本や,乙武さんの写真を見てめあてをつ
かむ。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 「かわいい。」と言ったときのお母さんの気持ち。
・ 自分が生まれたときのお母さんの言葉を聞いた乙武さ
んの気持ち。
◎ 自分が生まれた時に,自分の父や母がどんな気持ちだっ
たか手紙に書いてもらい,読んだ後に感想を書く。
○ 心のノートP64∼65を書く。
<2一(4)謙虚・寛容>
1
一ふみ十年 (学図)
◆ 自然の偉大さを理解し,自然環境を大切にしようとする。
○ 写真を見て自然の美しさについて話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 勇とお母さんに草むらにこしをおろさないように注意
した松井さんの気持ち。
・ チングルマのくきの年輪を数えた時の勇の気持ち。
◎ 今日の学習で学んだことをノートに書き,発表する。
○ 自然保護のための仕事や活動をしている方の話を聞く。
学級新聞づくり(光文)
◆ 相手の気持ちや立場を考え広い心で相手のあやまちを許
そうとする。
○ めあてについて話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・わたしと黒羽さんの役割演技をして気持ちを話し合う。
◎ 今までの生活の中で,友達と意見が違った時,自分の考
えだけを押し通したことはなかったかを想起する。
○ 教師の話を聞く。
<2−(3)友情・信頼>
<4−(4)勤労・社会奉仕>
1
トラブル解決博士(ぬくもり)
◆ 友情について正しい理解を深め,お互いに信頼し,男女
仲良く協力しあって行動しようとする。
○ 友情を感じるときはどんな時か話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 注意をしているわたしの気持ち。
・ 広子に注意をされている正夫の気持ち。
・ 博士が広子に気づいてほしかったことについて。
◎ 友達との関係を振り返り,互いに信頼し合えたときのこ
とやその時の気持ちをノートに書いて話し合う。
○ 教師の話を聞く。
※ 友達の立場に立ち,共に理解していくことの大切さに気
付づかせる内容。 「ぬくもり 改訂版小学校5年」参照
1
ボランティアって何だろう(学図)
◆ 働くことの意義を理解するとともに,社会に奉仕する喜
びを知って公共のために役立とうとする。
○ ボランティアについて考えを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ デイホームでお年よりの方々と交流している時のわた
しの気持ち。
・ 自然にお年寄りに席をゆずれるようになったわたしの
気持ち。
◎ 社会に役立った体験について話し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 学校のためにボランティア活動をしてくださる方々に
ついての内容。
5年
7
月
<1−(2)勇気・不撓不屈>
(
2
)
9
1
いつも全力で∼首位打者イチロー(東書)
◆ より高い目標を立て,希望と勇気をもってくじけないで
努力しようとする。
○ P15の写真を見て,イチローの活躍について知っているこ
とを発表する。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 試合に出ない工夫をすることに対するイチローの気
持ち。
・ 新記録が達成できなかったイチローの気持ち。
◎ 自分の夢や目標とこれからの自分に対する気持ちを心の
ノートP14∼17に書き,発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 高い目標をもって努力しているスポーツ選手について
の内容。
月
(
3
<1−(5)創意・進取>
1
ドラエもんの声(学研)
◆ 自分の特徴を知って,それを生かし伸ばそうとする。
○ 自分の特徴や個性について発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 声にひけめを感じ始めたわたしの気持ち。
・ 演劇部に入った時のわたしの気持ち。
・ わたしの生き方について考えたことを書いて,発表す
る。
◎ グループで自分のよさや友達のよさをカードに書いて交
換し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ お互いのよさを認め合って伸びていこうという内容。
1
かがやく夜を世界に(日文)
◆ 生活や生き方をよりよくしていくために,常に新しいも
のを求めて工夫しようとする。
○ 工夫することについて話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 長持ちする電球の線の発明がなかなかできず困ってい
るときのエジソンの気持ち。
・ もっと研究を重ねればと思っている時のエジソンの気
持ち。
◎ 工夫をして,できなかったことができるようになった経
験とその時の気持ちを発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 夏休みの作品作りの工夫についての内容。
<2−(1)礼儀>
<1−(6)向上心,個性伸長>
)
1
ソーリィ(日標)
◆ 時と場に応じて礼儀正しく,真心をもって接しようとす
る。
○ 言葉をかけられて心地よかった経験を発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 「ソーリィ」という言葉を思い出して,しきりに後悔
しているわたしの気持ち。
・ 駅前の花屋さんでのできごとを友達から聞いたわたし
の気持ち。
・ レストランのお客さんのことを留学生から聞いたわた
しの気持ち。
・ 三つの話に共通していることは何か話し合う。
◎ 今までに,時と場に応じて,心のこもったあいさつや会
話ができたこと,その時の気持ちをノートに書き,発表す
る。
○ 心のノートP36∼37を読む。
・ エチケットは心をかよわせるチケットという言葉の意
味。
<3−(1)自然愛,環境保全>
わたしたちのまち
1
水俣(ぬくもり)
◆ 自然環境の大切さを理解し,自然を愛護しようとする。
○ めあてについて話し合う。
○ 資料を呼んで話し合う。
・ 水俣病が発生したまちに生まれ育ったわたしの気持
ち。
・ 水俣の自然のよさを知ったわたしの気持ち。
◎ 自然を大切にしたことやその時の気持ちをノートに書
き,話し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 自然あふれる自分の地域の写真。
※ 「ぬくもり 改訂版 小学校5年」参照
5年
10
月
<1−(4)誠実・明朗>
(
4
)
11
1
手品師(日文)
◆ 誠実な行動の尊さを知り明るく誠実に行動しようとする。
○ 自分の心が明るくさわやかな時はどんな時か話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 大劇場のステージに立てる日が来るのを願って,腕を
みがいている時の手品師の気持ち。
・ 友人からの電話を受けて迷いに迷っている時の手品師
の役割演技を行い,気持ちをノートに書く。
・ たった一人のお客様を前にして手品を演じている時の
手品師の気持ち。
◎ まごころをこめて,約束を果たしたこととその時の気持
ちをノートに書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
<2―(2)思いやり・親切>
1
赤いあまがさ(日標)
◆ 困っている人への思いやりの心をもち,相手の立場に立
って温かく接する。
○ 友だちから思いやりの言葉をかけられてうれしかった経
験について発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ かさがなくて困っている律子の気持ち。
・ 加奈が帰ってしまったときの律子の気持ち。
・ 加奈がもどってきてくれたときの律子の気持ち。
◎ 人に親切にしてもらったことや人に親切にできたこと,
その時の気持ちをノートに書き,発表し合う。
○ 教師の話を聞く 。
月
<1−(3)自由・規律>
( 3
)
1
うばわれた自由(日文)
◆ 自由の大切さを知り,規律ある行動をしようとする。
○ 自由とはどんなことと思うか,アンケート結果をもとに
話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 勝手きままにふるまうジェラール王と王に対するガリ
ューの気持ち。
・ ろうやでジェラール王に会ったガリューの気持ち。
・ ろうやで涙を流したジェラール王の気持ち。
◎ 自由と責任について考えながら過ごしていることについ
てノートに書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 勝手気ままにふるまってあとで責任を問われ,困った
という内容。
<4−(5)家族愛>
1
たまご焼き(文渓)
◆ 父母に感謝すると共に,家族の立場を理解し,家族の一
員として楽しい家庭をつくろうとする。
○ 家族のためにしていることについて発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 卵焼きを作ってとだだをこねる由紀の気持ち。
・ 卵焼きを口の中に入れた時の由紀の気持ち。
・ 母ちゃんから由紀が寝た後のことを聞いた時の由紀の
気持ち。
<3−(3)敬虔・畏敬>
1 ◎ 家族に心配をかけたり困らせりしたことやその時の気持
美しいお面(学研)
ちを家族への手紙に書き,発表する。
◆ 感動する心や人間の力を超えたものに畏敬の念をもとう ○ 教師の話を聞く。
とする。
・ 家族の温かさを感じ,うれしかった体験談についての
○ 美しいものに出会って感動した経験について発表し合う。
内容。
○ 資料を読んで話し合う。
・ この世で一番美しい顔を見つけることができない春満
の気持ち。
<4−(7)郷土愛・愛国心>
1
・ 「知らない人です。」と言った春満の気持ち。
日本のよさをみつけよう(大書)
・ 新しい木を刻み始めた春満の気持ち。
◆ 日本の優れた文化や伝統を大切にし日本を愛する心をも
◎ 人の心や行いのすばらしさに心打たれたことについてノ
とうとする。
ートに書き,発表し合う。
○ 日本独特の身近なものについて発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
○ 資料を読んで話し合う。
・美しい写真や音楽を鑑賞する。
・ 日本と外国のものを比べながら,そのよさを話し合う。
<2−(3)友情・信頼>
1 ◎ 日本のすばらしさについて見たり聞いたりしたことにつ
美佳子さんのなみだ(光村)
いてノートに書き,発表し合う。
◆ 友情について正しい理解を深め,お互いに信頼し,男女 ○ 教師の話を聞く。
仲良く協力しあって行動しようとする。
・ 日本の文化のすばらしさについての内容。
○ 友だちにやさしくしてもらった経験について発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・大きなため息をついたわたしの気持ち。
・橘さんが手伝い始めたときのわたしの気持ち。
・心の中がさびしいわたしの気持ち。
◎ 友だちとの信頼が深まった時のことや気持ちをノートに
書いて話し合う。
○ 教師の話を聞く。
・思いやりの気持ちをもって接してもらった内容。
※ 常に友達の立場に立ち,共に理解していくことの大切
さに気付かせていきたい。
5年
12
月
<4−(3)公正・公平,正義>
(
3
)
1
1
月
<2−(4)謙虚・寛容>
(
3
)
1
ヒューマン・ライツ(教出)
◆ 自分の良心に従い,公平に振るまい,だれに対しても公
正に行動しようとする。
○ 人権尊重週間のポスターについて気付いたことを発表し
合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 女子のグループから無視されている明子さんの気持ち。
・ 明子さんに手紙を書いたぼくの気持ち。
◎ だれに対しても公平に行動しようとしていた自分をふり
返りノートに書き,話し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 人権尊重週間についての内容と作文の紹介。
※ 一人一人の人権を尊重することの大切さを知らせていき
たい。
すれちがい(日文)
◆ 広い心で相手の立場や気持ちを考え,思いやりのある態
度で接しようとする。
○ 心のノートP48∼49を読み,広い心について話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 広場でえり子さんを待っている時のよし子の気持ち。
・ 広場でのよし子さんとの待ち合わせに遅れてしまった
えり子の気持ち。
・ 役割演技をして話し合う。
◎ 友達の過ちや失敗に対して,広い心で許せた時のことや
その時の気持ちをノートに書き,話し合う。
※ 自分本位で物事を考えず,まわりの人々を理解していく
ことの大切さに気付かせたい。
○ 教師の話を聞く。
・心のノートP50∼51を読む。
<1−(2)勇気・不撓不屈>
<4−(4)勤労・社会奉仕>
1
ヘレンとともに(光村)
◆ 困難や失敗にくじけず,希望をもって最後までねばり強
くやり遂げようとする。
○ これまでに粘り強くやり遂げてきたことについて発表し
合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ アニ−のわがままをなおそうとしている時のヘレンの
気持ち。
・ アニ−が,WATERという言葉を分かったときのヘレンの
気持ち。
・ アニ−が「光の天使」と呼ばれるようになった時のヘ
レンの気持ち。
◎ 自分で目標を設定して最後までやり遂げたこととその時
の気持ちをノートに書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 2学期の目標について振り返るという内容。
<3−(2)生命尊重>
<4−(8)国際理解・親善>
1
1
牛乳配り(文渓)
◆ 働くことの意義を理解し,進んで公共のために役に立と
うとする。
○ 地域でのボランティア活動で働いているときの気持ちに
ついて発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 父から牛乳配りを1軒手伝ってくれないかと言われた
時の明の気持ち。
・ 牛乳配りをしている時の明の気持ち。
(いやいやながら牛乳配りをしている時の明の心の中の気
持ちについて役割演技をする。
)
・ おばあさんの手紙を読んだ時の明の気持ち。
◎ 人のためになる仕事をやってよかったことと,その時の
気持ちをノートに書き,話し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 仕事を通してどんな喜びに出会えたかという内容。
1
愛のリレー (教出)
世界にかける心の橋(日書)
◆ かけがえのない生命の尊さを自覚し,自他の生命を大切
◆ いろいろな国の人々の生活や文化を尊重し,日本人とし
にしようとする。
ての自覚をもって互いに協力していこうとする。
○ 命が大切だと思ったときのことについて発表し合う。
○ 外国の友だちと交流した経験について話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ マグロ漁船の人々の気持ち。
・ 青年海外協力隊員として海外に行ってよかったと思う
・ 巡視船の人々の気持ち。
気持ち。
・ ヘリコプターで出動した人々の気持ち。
・ 文化交流の面で努力している時の気持ち。
・ リュテス号の乗組員が救われたのを聞いた時の仲間た
・ 国際協力,国際理解の面で大切だと思う気持ち。
ちの気持ち。
◎ 世界の人々が互いに助け合っていくためにどのような心 ◎ かけがえのない命について考え,人の命が大切にされた
が大切か,自分には何ができるかについてノートに書き,
ことを見たり聞いたりした経験を思い出し,考えたことを
発表し合う。
話し合う。
○ 教師の話を聞く。
○ 教師の話を聞く。
・ 日本人の世界の人々へのボランティア活動の内容。
・ 一人一人が世界にたった一つしかないと尊い命をも
っているという内容。
※ たった一つしかない命を大切にしようとする気持ちを高
める。
5年
2
月
(
<1−(6) 向上心・個性伸長>
3
)
3
1
アンデルセンのゆめ(光文)
◆ 人にはそれぞれ長所があることを知り,常にその長所を
伸ばしていこうとする。
○ 友だちの長所について発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 役者になりたいと旅に出る時のアンデルセンの気持ち。
・ コペンハーゲンで役者になりたいと努力するが,美し
い声がだめになった時のアンデルセンの気持ち。
・ 自分が詩や劇を書くのが本当に好きだと気付いて,勉
強を始めた時のアンデルセンの気持ち。
◎ 自分の長所や,その伸ばし方について考え,発表し合う。
○ 教師の話を聞く。
・ 自分の長所や個性についての内容。
<4−(7)郷土愛・愛国心>
(
<2―(2)思いやり・親切>
3
)
1
最後のおくりもの(文部省資料2)
◆ 困っている人への思いやりの心をもち,相手の立場に立
ってあたたかく接する。
○ 自分が困ったとき,やさしくしてもらった経験について
発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 窓の下で熱心にメモを取るロベーヌを見た時のジョル
ジュじいさんの気持ち。
・ ジョルジュじいさんの手紙を読んだ時のロベールの気
持ち。
◎ 人に親切にしてもらって思ったことやその時の気持ちを
ノートに書き,発表し合う。
○ 教師の話を聞く 。
・ 自分が困っている時に思いやりをもって接してもらっ
た内容。
1
郷土の自慢(文省)
◆ 郷土やわが国の文化と伝統を大切にし,先人の努力を知
り,郷土や国を愛する心をもとうとする。
○ 自分たちの町のよさについて発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 博多人形や久留米がすりのすばらしさについて。
◎ 郷土の行事や文化などで,大切にしたいものはどんなも
のか話し合う。
○ 伝統文化を継承発展させるために努力している地域の方
の話を聞く。
<4−(8)国際理解・親善>
月
1
同じ空の下で(東書)
◆ 外国の人々や文化を大切にする心を持って,世界の人々
と親善に努めようとする。
○ 世界の国々のあいさつの言葉について知る。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 世界の人々と自分の気持ちについて。
・ 同じ空の下でたくさんの涙を流している友達のことを
知った自分の気持ち。
◎ 外国の人々や文化に接した時,どんなことを感じたか話
し合う。
○ 交流などの体験や感想の発表をする。
○ 教師の話を聞く。
・ 文化や言葉は異なっていても,人としての生き方は,
同じであるという内容。
<4−(5)家族愛>
1
レッツトライ五行歌(ぬくもり)
◆ 父母,祖父母に感謝するとともに.家族の立場を理解し,
協力して楽しい家庭をつくろうとする。
○ 家族とのだんらんについて話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 仕事で疲れて眠るお母さんを気づかうぼくの気持ち。
・ 炊事をするお父さんの背中から懸命さを感じ取るぼく
の気持ち。
◎ 父母や祖父母への感謝の気持ちや,自分の家族への気持
ちを五行歌に書き,発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 心のノートP88∼90を読み,家族新聞をつくる。
※ 「ぬくもり 改訂版 小学校5年」参照
<4−(6)愛校心>
1
バトンをつなげ(東書)
◆ 学校のよさを見つめることを通して学校への愛情と誇り
をもち,学校の一員としての自覚をもってよい校風をつく
ろうとする。
○ もうすぐ6年生になる今の気持ちについて発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ いい案が出てこないわたしの気持ち。
・ 見えないところでささえてくれる6年生を見た時のわ
たしの気持ち。
・ バトンを受け取るという意味がわかったわたしの気持
ち。
◎ 自分たちの学校づくりのために,どのようなことにどの
ような気持ちで取り組んできたかふり返り,もうすぐ6年
生になる自分の気持ちについてノートに書き発表する。
○ 校長先生の話を聞く。
・もうすぐ最高学年になる5年生への期待についての内
容。
6年
基 本 的 な 指 導 過 程
導
入
展
開
前
段
展
開
後
段
終
末
学 習 活 動
指導上の留意点
1 本時学習のめあてにつ ◎ 興味関心・問題意識を
いて話し合う。
もたせ ,学習(追求)課題
をつかめるようにするた
めに,ねらいにかかわる
内容で,次のような資料
の提示を工夫する。
(例)
・生活場面の事例
・事前アンケートの結果
・読み物資料のさし絵
・心のノート
・新聞記事
・写真, VTR などの映
像等
2 中心資料を読み,話し ◎ 主人公の生き方に共感
合う。
・感動・内省し ,話し合い
(1)教師の範読を聞く。
によって友達の見方・感
じ方・考え方を知り,望ま
しい価値を形成し ,新し
い生き方を志向すること
ができるようにするため
に,次のような工夫する。
(2)登場人物のよさや弱 <臨場感をもたせる工夫>
さについて話し合う。
・紙芝居
・語り聞かせ
・効果音等
<表現活動の工夫>
・動作化
・役割演技
・書く活動等
(3)登場人物のよさの高 <価値追求把握の過程をま
まりについて話し合
とめる工夫>
う。
・板書の構造化
・学習ノート等
3 今までの自分を振り返 ◎ 把握した価値に照らし
り発表する。
て自分の生活を振り返り
○ 学習ノートに書いて
価値の内面的自覚を図る
発表する。
ために,次のような工夫
をする。
・生活場面の事例提示
・学習ノート
・心のノート等
4 教師の話を聞く。
◎ 人の生き方のよさにふ
れさせ ,今後の生活への
意欲付けとするために,
次のような工夫をする。
・説話(教師の体験談,保
護者の手紙 ,新聞記事
・諺,格言,名言
・視聴覚資料(ビデオ,スライ
ド,写真,音楽, 絵)
・子どもの言葉(作文,日
記,道徳ノート)
・心のノート等
4
月
(
3
)
<1−(1)節度・節制,思慮・反省>
1
くもの糸(学研)
◆ 自分の生活を振り返り,節度を守り節制に心がけようとす
る。
○ 自分達がこれまでの体験したことについて発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ くもの糸が天井から地獄へと垂れているのを見つけた時
のカンダタの気持ち。
・ くもの糸をつたって多くの罪人達が上がってきているの
を見つけた時のカンダタの気持ち。
・ くもの糸が切れてしまったのがなぜなのか。
◎ これまでの生活の中で,よく考えずに自己中心的な考えで
行動してしまったことがないかを振り返り,道徳ノートに書
き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 自分自身が,自己中心的な行動をした内容。
<2−(3)友情・信頼>
1
ロレンゾの友達(日標)
◆ 友情の大切さを知り,互いに信頼し高め合いながら助け
ようとする。
○ 友情という言葉からイメージすることを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ アンドレ・サバイユ・ニコライの,それぞれの友情のと
らえ方について,自分がどれに最も共感するか。
・ 「本当の友達」であるということはどういう意味なのか。
◎ これまでの生活の中で,自分の友達との接し方が互いに信
頼し高め合う関係であったかを振り返り,道徳ノートに書き
発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 友達のことを真に思い,相手にとってつらいと思うこと
をあえて伝え忠告をした内容。
<4−(2)公徳心,遵法,権利・義務>
1
おじいちゃんの手紙(日標)
◆ 公徳心をもって法やきまりを守り,自他の権利を大切にし
ながら進んで義務を果たそうとする。
○ 自由という言葉からイメージすることを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 「遊ぶ自由と権利がある」と言った時の俊ちゃんの気持
ち。
・ 俊ちゃんの友達が,スケートボードで遊ぶことに反対を
したその理由。
・ 自分が俊ちゃんだったら,おじいさんにどのような返事
を書くか。
◎ これまでの生活の中で,自分が自他の権利や遵法について
どのように考えてきたのかを振り返り,道徳ノートに書き発
表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 友達のことを真に思い,相手にとってつらいと思うこと
をあえて伝え忠告をした内容。
6年
5
月
(
<4−(4)勤労・社会奉仕>
4
)
6
1
待っているよ②(ぬくもり)
◆ 身近な集団に進んで参加し,自分の役割を自覚し,協力
して主体的に責任を果たそうとする。
○ ぬくもりの32 ∼33 ページを読んで,それぞれどんな苦労
があるのか考え,発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 「わたし」にとって,介護職員をしていてつらいと思う
ことはどんなことか。
・ 「死にたい」とつぶやいたおばあさんを前にした時の「わ
たし」の気持ち。
・ 「わたし」を支えている,この仕事にかける思いとはなに
か。
◎ これまでの生活の中での,自分の仕事に対する取り組み
方を振り返り,道徳ノートに書いて発表する。
<1−(3)自由・規律>
1
スポーツを通して(大書)
◆ 自由を大切にし,よく考えて規律ある行動をしようとする。
○ 「理由があれば,みんなのきまりを破ってしまうことがあ
っても仕方ない。」という考えをどう思うか発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 「怠けて遅れたんじゃないから,しかられないだろう。
」
と思うヘンリーの気持ちをどう思うか。
・ ヘンリーが,顔の赤くなるのを覚えた理由。
◎ これまでの生活の中で,よく考えずに規律を破ってしま
った経験を振り返り,道徳ノートに書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 心のノートの18∼21ページに考えたことを書き込む。
<2−(1)礼儀>
1
待合室で出会った少女(文溪)
◆ 時と場所をわきまえて,心のこもった礼儀正しい接し方
をしようとする。
○ 散らばったくつの写真を見て,感想を発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ くつをそろえている少女を見ている時の,わたしの気持
ち。
・ 「ああ,そんなこと。」と言った少女の言葉を聞いた時
のわたしの気持ち。
◎ これまでの生活の中で,心をこめて礼儀正しくできた経
験を振り返り,道徳ノートに書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 礼儀正しい少女に以前出会った時に,とてもすがすが
しい気持ちになれた内容。
<3−(1)自然愛・環境保全>
1
尾瀬を守る(学図)
◆ 人間の生活と自然との調和をめざした地球環境の大切さ
を理解し,自然を進んで愛護しようとする。
○ 尾瀬の写真を見て,この自然が失われそうになった理由
について自分の考えを出し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 壊されていく尾瀬の自然を見ていた長靖さんの気持ち。
・ 長蔵さんから長英さん,長靖さんへと受け継がれた思い
について。
◎ これまでの生活の中での,自然に対する自分の関わり方
を振り返り,道徳ノートに書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 自然愛護団体の活動についての内容。
月
<1−(5)創意・進取>
(
4
)
1
ミッキーマウスの誕生(学研)
◆ 真理を大切にし,進んで新しいものを求め,工夫して生
活 をよりよくしようとする。
○ ウォルト・ディズニーについて知っていることを発表し合
う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 新しい人気者をつくらなくてはならなくなった時の,
ディズニーの気持ち。
・ トーキー映画を作っている時のディズニーの気持ち。
・ 世界中の映画会社がミッキーマウスの映画を求めてき
た時のディズニーの気持ち。
◎ これまでの生活の中で,現状に甘えることなく新たなも
のに挑戦した経験を振り返り,道徳ノートに書き発表す
る。
○ 教師の話を聞く。
・ イチローや松井秀喜の大リーグ挑戦の内容。
<3−(2)生命尊重>
1
東京大空襲の中で(東書)
◆ 生命がかけがえのないものであることを知り,自他の生
命を大切にしようとする。
○ 東京大空襲の写真を見て,感じたことを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 江口先生や山田婦長さん達の行動を支えていた気持ち。
・ 命の大切さや尊厳についてについてどのように考えか。
◎ これまでの生活の中で,命の大切さを実感した経験を想
起し,道徳ノートに書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 長崎の原爆についての内容。
※ 命の尊厳や生きることの尊さ,気高さに気付き,それを
大切にしていこうとする心情を育てる。
<2−(4)寛容・謙虚>
1
銀の燭台(学図)
◆ 謙虚な心を持ち,広い心で自分と異なる意見や立場を大
切にしようとする。
○ 自分の大切なものを壊された時,どのような気持ちにな
るのか考え発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ ジャン=バルジャンに銀の食器をとられたとわかった
時の司教の気持ち。
・ 捕まったジャン=バルジャンを前にした司教の気持
ち。
・ 銀の燭台を差し出した時の司教の気持ち。
◎ これまでの生活の中で,広い心で人に接することができ
た経験を振り返り,道徳ノートに書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 自分が失敗した時,広い心で接してもらった内容。
<3−(3)敬虔・畏敬>
1
青の同門(学研)
◆ 美しいものに感動したり,人間の力を超えたものに対し
て畏敬の念を持とうとしたりする。
○ 青洞門の写真を見て感じたことを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 了海を探し出した時の実之助の気持ち。
・ 穴を掘り終えて,父のかたきである了海の手を握りし
めた実之助の気持ち。
◎ これまでの生活の中で,人の生き方や行いに対して感動
した経験を振り返り,道徳ノートに書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 教師自身が,人の生き方にふれ感動した内容。
6年
7
月
(
<1−(2)勇気・不撓不屈>
2
)
9
1
月
(
3
)
<1−(5)創意・進取>
1
かたうでの名コーチ(東書)
◆ より高い目標を立て,希望をもって困難や失敗にくじけ
ず,ねばり強くやりとうそうとする。
○ 自分がもし急に右腕の自由がきかなくなったとすると,
どのような気持ちになるか考え発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 右腕を切断した時の中村さんの気持ち。
・ 障害を乗り越えるために努力をしている子どもたちの
姿を見た時の中村さんの気持ち。
・ 中村さんが指導員の試験に合格できたのは,どのよう
な気持ちがあったからなのか。
◎ これまでの生活の中で,目標を立てて困難を乗り越えや
り遂げた経験を振り返り,道徳ノートに書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 心のノートの14 ∼17 ページに,関連する内容の記述が
あることを紹介する。
「乗越」のてい防(光文)
◆ 真理を大切にし,進んで新しいものを求め,工夫して生
活 をよりよくしようとする。
○ 「乗越」の説明図を見ながら,その構造の不思議さにつ
いて感想を出し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 兵庫のすばらしいと思うところはどこか。
・ 水害を防ぐために努力した兵庫が,「治水の神様」と
してあがめられるようになったのは,どのような生き方
が人々の尊敬を集めたからなのか。
◎ これまでの生活の中で,新しい考えを取り入れたり工夫
したりして努力した経験を振り返り,道徳ノートに書き発
表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 学校や家庭での日常生活の中で,自分達にもできそな
内容。
<1−(6)向上心・個性伸長>
<2−(5)尊敬・感謝>
1
1
アニメーションとわたし(日文)
地震で学んだこと(文溪)
◆ 自分の特徴を知って,悪いところを改め,よいところを ◆ 日々の生活が,人々の支えあいや助け合いで成り立って
積極的に伸ばそうとする。
いることに感謝し,それにこたえようとする。
○ 手塚治虫のアニメをいくつか見て,知っていることを出 ○ 阪神大震災の際,そこで活動していたボランティアの人
し合う。
々の写真を見て感想を出し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 「わたし」が,苦労しながらもアニメーションの仕事に
・ 川本さんのボランティア活動を見ていた時の
「わたし」
就いた理由はなにか。
の気持ち。
○ 自分自身の特徴について考える。
・ 浩子の言葉に大きくうなずいた時の「わたし」の気持ち。
・ 自分の長所と短所について。
・ 「わたしたち」がこの活動を通して教えられた大切な
◎ 自分のよいところで道徳ノートに書き発表する。
ことはなにか。
○ 心のノートの30∼33ページを読む。
◎ これまでの生活の中で,日々の生活が多くの人々の支え
で成り立っていることに気付き,みんなのために自分もな
にかできることをしようとした経験を振り返り,道徳ノ
ートに書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 自分のボランティアの経験の内容。
<4−(4)勤労・社会奉仕>
1
あせを流した一日(大書)
◆ 働くことの意義を理解し,社会に奉仕することの喜びを
知って,公共のために役に立つことをしようとする。
○ これまでの生活の中で,どんな気持ちで仕事に取り組ん
でいたのか発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 体験学習の作業を始めた時の「ぼく」の気持ち。
・ 汗が快く感じられたその理由は何か。
・ 作業を進めていく中で,「ぼく」の心の中でふくらん
でいった気持ちは何か。
◎ これまでの生活の中で,汗が快く感じられるような仕事
をした事のある経験を振り返り,道徳ノートに書き発表す
る。
○ 教師の話を聞く。
・ 朝のボランティア活動に取り組んでいる児童の作文の紹
介。
6年
10
月
<1−(4)誠実・明朗>
(
4
)
11
1
卒業記念写真(光村)
◆ 誠実に明るい心で楽しく生活しようとする。
○ 心のノートの22 ∼25ページを読み,考えたことを発表し
合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 涙をぬぐう川田君の姿を見た時の「ぼく」の気持ち。
(名のり出ようという気持ちとこのまま隠していようとい
う気持ちの迷いを,役割演技で表現する。)
◎ これまでの生活の中で,誠実に行動できた経験を振り返
り,道徳ノートに書き発表する。
○ 心のノートの22 ∼25ページを再読し,考えたことを心の
ノートに書き込む。
<2−(2)思いやり・親切>
1
もう一つの親切(教出)
◆ だれに対しても思いやりの心をもち,相手の立場に立っ
て親切にしようとする。
○ バスの中で,お年寄りに席を譲ったことがあるかという
アンケートの結果を見て,考えたことを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ おばあさんに席を譲れないでいる「ぼく」の気持ち。
(席を譲ろうとする心とこのままでいようという心との葛
藤を,役割演技で表現する。)
◎ これまでの生活の中で自分が相手の立場に立って親切に
できていたのか振り返り,道徳ノートに書いて発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 教師が見たバスの中での出来事。
(席を譲っていた内容)
※ 一人一人を大切にし,思いやりをもって接していくこと
で,その相手を尊重しようとする心情を育てる
<4−(1)役割・責任>
1
メンバーとして(教出)
◆ 身近な集団に進んで参加し,自分の役割を自覚し,協力
しながら主体的に責任を果たそうとする。
○ 自分達の学校生活の中で,集団として行動しなければな
らない活動を考え発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 旗作りを引き受けようと思った時の「ぼく」の気持ち。
・ 友達の話しをじっと聞いていた時の「ぼく」の気持ち。
◎ これまでの生活の中で自分の集団への参加態度について
振り返り,道徳ノートに書いて発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 六年生も,最上級生として学校を引っ張っていく集団
の一つであるという内容
月
<1−(3)自由・規律>
( 3
)
1
自由行動(日書)
◆ 自由を大切にし,よく考えて規律ある行動をしようとす
る。
○ 自由であるとはどういうことなのか,自分の考えを発表
し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 自由に行動している時の一郎の気持ち。
・ 一郎たちを見ていた周りの人たちの気持ち。
・ 本当の意味での「自由」とはどういうことなのか。
◎ これまでの生活の中で,間違った「自由」のとらえ方を
して い た た め に , 規 律 あ る 行 動 が できなかった経験を
想起し,道徳ノートに書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 自分自身が失敗した内容。
<4−(5)家族愛>
1
母のけしょう(日標)
◆ 父母や祖父母を敬愛し,家族の幸せを求めて進んで役に
立とうとする。
○ 自分の大切な家族がけがをや病気をして心配した経験を
想起する。
○ 資料を読んで話し合う。
・ ずっと一生懸命に働いてきたお母さんの気持ち。
・ お母さんが化粧をしてこなかったその理由について。
・ お父さんが言った,「化粧なんかしなくても,母さん
は満足していただろう。」という言葉の意味について。
◎ 家族を大切に思う自分の気持ちを見つめ,道徳ノートに
書き発表する。また,その家族の幸せのために,自分にで
きることについても考え発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 自分を大切にしてくれた家族の内容。
<4−(8)国際理解・親善>
1
友情の人形(教出)
◆ 外国の人々や文化を大切にする心を持ち,日本人として
の自覚をもって世界の人々との親善に努めようとする。
○ アメリカから送られたアメリカ人形の写真を見て,感じ
たことを発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 人形を日本に贈ったギュリック博士の気持ち。
・ アメリカ人形をずっと処分できないでいる先生達の気
持ち。
(処分を迫る者と拒む者とに分かれ,役割演技を行う。
)
・ 国と国とが仲良くしていくために大切な気持ちは何
か。
<4−(2)公徳心,遵法,権利・義務>
1
みんなのために(日書)
◎ 世界の人々と親善を図っていくために,大切に思うこと
◆ 公徳心をもって法やきまりを守り,自他の権利を大切に
と自分にもできそうなことについて,道徳ノートに書き発
しながら進んで義務を果たそうとする。
表する。
○ 散らかったごみが自分の家の前にあったらどう思うか, ○ 教師の話を聞く。
自分の考えを発表する。
・ オリンピックなどのスポーツでの交流例や,文化など
○ 資料を読んで話し合う。
の交流例の紹介
・ ごみ集めの場所をどこへ移動すればよいと思うか。
・ 内田夫妻が,どのような考えから家の前がごみ集めの
場所となることを引き受けたのか。
◎ これまでの生活の中で,社会の一員としてみんなのためを
思って何かを行った経験を振り返り,道徳ノートに書いて発
表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 地域の人の活動の内容。
6年
12
月
<2−(3)友情・信頼>
(
3
)
1
1
こわれかけたわたしの心(ぬくもり)
◆ 友情の大切さを知り,互いに信頼し高め合いながら助け
ようとする。
○ 自分が悩んだりつらかったりしたとき,だれに相談して
きたのか想起する。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 資料を読んだ感想。
・ 自分が共感した所とその理由。
・ この筆者に,友達としてしてあげられることはなにか。
◎ これまでの生活の中で,友達の立場に立って考えること
のできた経験を振り返り,道徳ノートに書いて発表する。
○ 児童の作文を紹介する。
・ 友達に支えてもらってうれしかった,といった内容の
詩。
<4−(3)公平・公正,正義>
1
月
<1−(2)勇気・不撓不屈>
(
3
)
1
部落解放のあゆみ(ぬくもり)
◆ 自分の願いや目標に向かって,希望をもって困難や失敗
にくじけず,ねばり強くやりとうそうとする。
○ 部落差別について,知っていることやわからないことを
発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 江戸時代までの部落差別の中で,差別を受けてきた人
たちは,どのような気持ちであったか。
・ 「差別されるのは,部落の人たちに原因がある。
」と
いう言葉をどう思うか。
・ 差別をなくすために,自分たちにもできることはなに
か。
◎ これまでの生活の中で,自分の中にもあった差別する芽
について考え,道徳ノートに書き発表する。
○ 校区の人権尊重推進会議の取り組みについての話を聞
く。
ぼくは後悔しない(東書)
◆ だれに対しても差別することや偏見をもつことなく公平 <1−(1)節度・節制>
1
公正に接し,正義の実現に努めようとする。
もったいない,もったいない (日文)
○ 挿絵(心が沈んでいる三郎の絵)を見て,どのような場 ◆ 自分の生活を振り返り,節度を守り節制に心がけるよう
面であるのか想像する。
にする。
○ 資料を読んで話し合う。
○ 自分たちの説活の中で,むだにするともったいないとい
・ 正夫のことを考えると,心が沈んでしまう時の三郎の
う。ものにはどのようなものがあるのか発表し合う。
気持ち。
○ 資料を読んで話し合う。
(議題として取り上げるべきだという心と,取り上げたく
・ 「もったいない,もったいない。」と口にする時の祖
ないという心との葛藤を,役割演技で表現する。)
母の気持ち。
・ 三郎が,ボールの使い方を議題で取り上げなければな
・ 「わたし」が,祖母の口ぐせをありがたいと思えるよ
らないと思ったのは,どんな気持ちがはたらいたからな
うになってきたその理由。
のか。
・ 宿題をしているときの「わたし」の気持ち。
◎ これまでの生活の中で,相手によって態度を変えてしま ○ 身の回りで,自分の努力でむだを減らせることのできる
い公平・公正にできなかった経験を振り返り,道徳ノート
ものものについて考え発表する。また,どのように努力す
に書いて発表する。
ればよいのかも,あわせて考える。
※ 分けへだてなく,誰に対しても公平・公正に接していこ ○ 教師の話を聞く。
うとする心情を育てる。
・ 学級の中で,児童が減らすことのできるむだについて
<4−(7)郷土愛・愛国心>
1
の内容。
<3−(2)生命尊重>
1
米百俵(文溪)
◆ 郷土や我が国の文化と伝統を大切にし,先人の努力を知 だれか頼む(大書)
り,郷土や国を愛する心をもとうとする。
◆ 生命がかけがえのないものであることを知り,自他の
○ 当時の長岡藩がおかれていた状況について,教師から説
生命を大切にしようとする。
明を聞く。
○ 阪神大震災の時の神戸の町の写真を見て,感じたことを
○ 資料を読んで話し合う。
発表し合う。
・ 顔を伏せた時,虎三郎が心の中で考えていたこと。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 虎三郎の行動を支えていた思いについて。
・ 「わたしたちだってけがをしているのに。早く避難し
・ 虎三郎のとった行動をどう思うか。
たいのに」と考えた京子のことをどう思うか。
◎ 自分が知っている,郷土や国の発展のために尽くした人
・お父さんたちの行動を支えていた気持ちは何か。
について発表する。
・命の尊さをどう考えるか。
○ 教師の話を聞く。
◎ これまでの生活の中で,人の命の尊さを実感したり,
・ 五人の庄屋の内容。(浮羽郡)
の尊厳について考えたりしたことのある経験を振り返り,
道徳ノートに書き発表する。
○ 教師の話を聞く。
・ 命を自ら絶つことの愚かさについての内容。
6年
2
月
<4−(7)郷土愛・愛国心>
(
3
)
3
1
日本のたから(日書)
◆ 郷土や我が国の文化と伝統を大切にし,先人の努力を知
り,郷土や国を愛する心をもとうとする。
○ 「日本のたから」の意味について考え,発表し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 岡倉天心は何を心配していたのか。
・ その心配は,天心のどのような気持ちから生まれてき
たものであるか。
◎ 日本の国のよいと思うところ(文化・伝統)どこか。
○ 教師の話を聞く。
・ 教師が見つけた「日本のたから」に関する内容。
月
<2−(4)謙虚・寛容>
(
3
)
1
ブランコ乗りとピエロ(文資)
◆ 謙虚な心を持ち,広い心で自分と異なる意見や立場を大
切にしようとする。
○ 意見や考え方が合わず,その相手をうとましく思ってし
まった経験を振り返り,その時の状況や自分の思いを発表
し合う。
○ 資料を読んで話し合う。
・ 大王の前で空中ブランコをしているサム。その姿を見
つめているピエロ。二人はどんなことを考えているのか。
・ サムの演技と,演技を終わった後のつかれ果てた姿か
ら,ピエロはどのようなことを考えていたのか。
<2−(2)思いやり・親切>
1
・「お互いに,自分だけがスターだという気持ちは捨てな
藤井駅ホームでのできごと(光文)
ければ…」というピエロの言葉を聞いたサムの気持ち。
◆ だれに対しても思いやりの心をもち,相手の立場に立っ ◎ これまでの生活の中で,広い心で人に接することができ
て親切にしようとする。
た経験を振り返り,道徳ノートに書き発表する。
○ 自分のことを思いやりのある人だと思うか,道徳ノート ○ 教師の話を聞く。
に書く。
・ 広い心で接してもらいうれしかった内容。
○ 資料を読んで話し合う。
※ 広い心でお互いの立場を理解していくことの大切さに気
・「助けてあげましょうよ。
」と言った時のよし子の気持ち。
付き,一人一人を尊重し共に認め合っていこうとする心情
・ 「行ってよかったね。」と言った時のよし子の気持ち。
を育てる。
◎ これまでの生活の中で,自分が相手の立場に立って親切 <4−(3)公平・公正,正義>
1
にできていたのか振り返り,道徳ノートに書いて発表する。 言葉にするまでの時間(光村)
○ 教師の話を聞く。
◆ だれに対しても差別することや偏見をもつことなく公平
・ 教師が思いがけず親切にしてもらい,うれしかった内
・公正に接し,正義の実現に努めようとする。
容
○ 公正・公平に接することの大切さがわかっていても,そ
<4−(6)愛校心>
1
れがなかなか実行できない理由について考え,発表し合う。
地域の願いを校風として(文資)
○ 資料を読んで話し合う。
◆ 先生や学校の人々への敬愛を深め,みんなで協力しあい,
・ 筆者の迷いが何であるのか。
よりよい校風をつくり出そうとする。
・ 筆者が隊長の言葉に感動したのはどうしてか。
○ 自分の学校の校風について考え発表し合う。
・ 公正・公平な態度を貫くために大切な心はなにか。
○ 資料を読んで話し合う。
◎ これまでの生活の中で,公平・公正を貫き通すことので
・ 自分たちの学校の誕生と地域の願い調べに取り組んだ
きた経験を振り返り,道徳ノートに書いて発表する。
明美の気持ち。
○ 心のノートの82∼83ページを読んで,考えたことを書き
・ 高橋のおじいさんの話を聞いた時の明美の気持ち。
込む。
・ 洋子のおじいさんたちを見送っていた時の,明美の気 <4−(5)家族愛>
1
持ち。
ぼくの名前よんで(光村)
・ 愛校心について話し合う。
◆ 父母や祖父母を敬愛し,家族の幸せを求めて進んで役に
◎ 自分たちの学校では,どのようなものを学校の校風とし
立とうとする。
て引き続き育てていきたいかを話し合う。
○ 題名から,どのような話であるのかを考える。
○ 心のノートの94 ∼95ページを読んで,考えたことを書き ○ 資料を読んで話し合う。
込む。
・ 「ぼくの名前をよんで」とさけんだ太郎の気持ち。
・ 父の涙と手話は,太郎の心にどのように響いたのか。
◎ 家族を大切に思う自分の気持ちを見つめ,道徳ノートに
書き発表する。また,その家族に愛されていると感じた経
験についても振り返り発表する。
○ 保護者から自分達によせられた手紙をそれぞれ読む。
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