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年末無事故の注意 - レンタルのニッケン

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年末無事故の注意 - レンタルのニッケン
2005年
交通事故について/飲酒について
12 月号
No.
通行車輌の飛込みから作業者を守る災害防止対策
具体的な災害防止対策は、規制の延伸や工事標識、信号機、
交通誘導員を配置することはもちろんですが、それでも飛
び込みによる事故が絶えない状況であり、そのため、万一
飛び込まれた場合でも作業者や誘導員を事故から守る手段
として、前面にデルタクッション等の設備を複合で設置す
ることも、災害防止対策の中で提唱されています。
交通事故防止に対する重点対策の「もらい事故対策工の
推進」として参照下さい。
車輌の飛込みから作業者を守る災害防止対策
標識に対する事項
照明に対する事項
工
事
中
規制の
防護設備
ガードマンに対する事項
規制に対する事項
<< もらい事故災害防止対策 >>
1)運転者の注意の喚起
・標識に対する事項(ジャンボコーンの設置/警戒表示板/工事案内板…)
・照明に対する事項(照明器具による作業帯、誘導員のライトアップ /夜間点滅灯の増設…)
・ガードマンに対する事項(規制位置、配置、安全チョッキ、ロボット化…)
2)車輌の規制・防護
① 道路拡幅工事現場において、
交差点方向から走行してきた乗用
車が、片側通行の規制を行い工事
を行っていた工事規制帯に突っ込
み、コンクリートミキサー車を誘
導していた被災者をはねた。
年末年始は、飲酒の機会が増えます。
健康と事故にご注意を
contents
目次
②午前1時ごろ、国道のアスファ
ルト補修工事を行うため、現場に
到着し、カラーコーンの設置等準
備作業を行っていた際、ワゴン車
が突進。置いてあった交通規制車
後部片側に接触後、突進。2名を
はね、作業員1名死亡、警備員1
名腕の骨の骨折をするに至った。
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発行日/2005年 12月 1日
特 集《年末無事故の注意・・交通事故、飲酒、健康管理の徹底》
交通事故について
・工事規制場所(工事中)への車の飛込みにご注意
・通行車輌の飛込みから作業者を守る災害防止対策
・交通事故にご注意下さい
・冬場の凍結や積雪による交通労働災害にご注意を
・車輌への機械の積み込みと積荷の落下事故にご注意
・建設機械の「積荷落下」の災害防止と安全対策
飲酒について
・年末年始は、飲酒の機会が増えます。健康と事故にご注意を
年末から年始にかけて労働災害、交通労働災害、火災等の災害が多発することから、毎年12月15日からの一ヵ月間を「年
師走に入り、押し迫ると「年内に・・・」との想いから、せわしない日を送るようになりますが、そんな時でも標語の通
り「あわてず」に、気を「ゆるめず」に、普段通りに「安全を最優先」の意識で作業されることが、年末年始の無災害につ
ながると感じます。
17年度の運動標語
あわてず ゆるめず 年末年始の安全意識
自転車乗車中の災害 1人
二輪車乗車中の災害 2人
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列車による災害(歩行・作業中)1人
歩行中にひかれた 3人
冬季商品
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赤外線
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ジェットヒーター
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年末年始は、公私共にお酒を飲む機会が増えます。飲酒
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遠赤外線ヒーター
オイルヒーター
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熱交換型
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による交通事故の発生件数(平成13年∼16年の合計)を
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(ブライトヒーター)
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月別に見ても、12月は1年で一番多く、7,386件もの発生
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を見ています。「飲んだら乗らない」の交通安全だけで無く、
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健康のため、くれぐれも飲みすぎにご注意いただきたい。
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なお、昨年の交通事故による月別の全国の死亡者数でもintteerr sseea
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12月は764人を数えており、ここ3年間を見ても年間を
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通じていずれも12月がピークとなっています。このうち、
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昨年の年末(12月29日∼31日)では89人(1日22.3人)、
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今年の年始(1月3日∼3日)が43人(1日14.3人)の方が
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水加熱用ステンレス投込みヒーター
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温水高圧洗浄機
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亡くなっています。
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パイプヒーター
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投込み型B型水用
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月別飲酒運転事故件数
(2001年∼2004年)
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8,000
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7,386
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7,020 6,973
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6,535
6,455 6,347
7,000 6,339
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6,101
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6,100 6,370 6,037
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6,000
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5,000
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3,000
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2,000
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1,000
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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 1月 11月 12月
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日本損害保険協会資料より
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今年は、アスベストによる環境汚染と健康被害が大きく取上げられ、今後の安
全衛生と環境に関連し、関係する業界に対して大きなテーマとなり、今後その取
り組みが問われる大変重要なキーワードになると感じられる年になりました。今
月号では、
「年末年始無災害運動」に関連するテーマから、冬場の皆様の災害対策、
健康管理を重点として、安全対策と疾病予防などについてまとめました。12月は、一年の締めの月ということで、
何かと慌しい年の瀬を過ごすためか、一年の中で一番多く交通事故が発生する月です。交通事故に限らず年末
年始の労働災害“ゼロ”を祈りつつ、平年並みの天候で穏やかな年末年始を過ごせるよう期待したいものです。
新年をひかえ、皆様のご健康を祈念しつつ平成17年の「安全ニュース」を締めくくらせていただきます。あり
がとうございました。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
安全・技術部
末年始無災害運動」として、中央労働災害防止協会の主唱、厚生労働省の後援で事業所、職場での運動が展開されます。
※事例は「建設業安全衛生年鑑」事例より抜粋
※イラストは一部推定にて表現しております。
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編集・発行/(株)レンタルのニッケン
《年末無事故の注意・・ 交通事故、飲酒、健康管理の徹底 》
③ 道路の舗装補修工事現場にて、
側線を引く作業を行っていたとこ
ろ、交通誘導員の停止指示を無視
し、現場内に突っ込んできた一般
車輌である飲酒運転の軽トラック
に作業者がはねられた。誘導員は
回避し、被災を免れた。
・規制に対する事項(規制延長の延伸/テーパー長の延伸/…)
・規制の防護設備(デルタクッション、セーフティエアバック/規制車
複数、大型化…)
飲酒について
48
交通災害事例
作業中にひかれた 10人
自動車乗車中の災害
55人
災害の種類別交通労働災害の状況(平成15年)
「安全衛生年鑑 平成16年版」(中央労働災害防止協会)
お
天
気
メ
モ
昨年12月の天候
昨年の12月の天候は、台風の余波で上旬が大変暖か
い日が続き、冬が来ないまま年を越すのか?と思われま
したが、下旬は一転して冬型の気圧配置が強まり、冬ら
しく降雪・積雪に見舞われた日が多く有ったと記憶して
います。
e
e-mail:[email protected]
天気は日本海側で平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、太平洋側
では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。南西諸島では平年と同様に
曇りや雨の日が多い見込みです。気温は北日本で平年並、東日本と西日
本で平年並か高く、南西諸島で高いでしょう。降水量は平年並でしょう。
10月25日 気象庁発表資料より
季節の 花
安全ニュースへのご意見ご要望は
メールをご活用下さい。
向こう3ヵ月の天気予報より
古庭のところどころに石蕗(つは)の花 高浜虚子
菊(きく)科・ツワブキ属 ・開花時期は、10月中旬∼12月上旬。花は、花びらの少ない菊のようで綺麗な黄色の花ですが、葉は蕗(ふき)に似て、厚手で艶が
あり、葉に黄色い斑が入っているものも有ります。名前も“つや”
(艶)のある葉から、
“つやぶき”が変化して「つわぶき」になったようです。
これらは寂しくなった冬の庭に彩りを添え、日本庭園の庭石や手水鉢の脇などに好んで植えられているの
ホームページでも最新情報を
お届けしています。是非ご覧下さい。
を目にします。また、昔から民間薬として使われ、腫れ物、軽い火傷や切り傷、打撲、湿疹などの効能が伝わり、
つわぶき
石 蕗
http://www.rental.co.jp
M
乾燥した根茎は煎じて下痢や食あたりの治療に服用したようです。食用として、この「ツワブキ」の若い茎を佃
煮にしたものが、本来の「きゃらぶき」です。また、若葉を摘み取って塩ゆでにして食べるということです。
花 言 葉
謙譲、困難に負けない、
よみがえる愛
★ ホームページにも掲載しております!是非ご覧ください。 http://www.rental.co.jp ★
交通事故について
交通事故について
交通事故について
月別交通事故死者数の推移と年末年始の発生状況
交通事故(交通労働災害)にご注意下さい。
警察庁の資料によると昨年の月別交通事故死者の発生状
況は、11,12月がピークとなっており11月:689件、12月:
764件で、12月がワーストです。その内、年末から年始
(12/29∼1/3)にかけての発生状況でも正月の三ヶ日が
43件に対して年末の三日間で89件となっており特に押し迫っ
た慌しい状況の中で、交通事故に“巻き込まれない”“起
こさない”ようにご注意下さい。
1000
平成14年
800
729
643
600
400
591
626 617
553
556 509
684
604
615
638
707
617 631 622
650 692
582 559
571
603
565
平成16年
200
43
0
759
667
733
643 645
764 828
793
743
799
689
580
579
平成15年
16年
年末
17年
年始
89
車輌への機械の積み込みと
積荷の落下事故にご注意
建設機械をトラックやトレーラーに積み込み、現場の搬
他にも、高さ制限をオーバーしたため、高架や公道上の
入・搬出作業をしている姿を見掛けます。この積み降ろし
障害物への激突・落下などの事故の発生も数多く見られる
作業の際の死亡災害も毎年何件か発生しているところです。
ことから、交通法規を厳守することと併せ、積み下ろしと
また、積み込んだ建設機械の落下事故として、工事現場
積荷の固定作業と安全確認についての対策を下記に記載し
に向かう大型トレーラーの荷台から積荷のパワーショベル
ましたので、改めて「作業の安全」と「交通安全」の再確
が転落し、対向車線を走行していた車輌を直撃したため、
認による、災害防止と安全確保をお願いいたします。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
災害事例
警察庁資料より
冬場の凍結や積雪による
交通労働災害にご注意を
<冬季の凍結と気温・天候・地形>
濡れた路面は気温が0℃以下にならなければ凍らない!
そのように理解していませんか?確かに科学的には、そう
路面の冷え込みから凍結への条件
風
風速が毎秒1m強く
なるごとに体感温度
は1℃下がる。
地上1.5mの高さで測ったものであり、気温が3℃以下にな
ると地表付近では、0℃くらいになり、凍る危険が有ります。
昼間通った道も夜から朝方にかけて急激に気温が下がり、
朝方霜が降りたり、凍結した路面に変わっていることもあ
ります。
寒い夜に車で移動する際は、濡れた路面や凍結しやすい地
形状況やその夜の天気予報等を頭に入れて十分注意の上、
昼間よりも充分スピードを落として走行することが、夜間の
スリップ事故の防止に役立ちます。安全のため、
ご留意下さい。
上空に雲の無
い夜は気温が
下がる
放射
冷却
①工事現場にパワーショベルを搬入す
るため、倉庫にて4tダンプにアルミ製
の道板を使用し積込していたところ、
真っ直ぐに積込出来ないので道板上で
少し右に修正したときに道板が滑り落ち、
パワーショベルと共に転落した。
緯度が高くなる
(北に行く)と気
温が下がる
なりますが・・・。実は、気象台から発表される気温は、
標高が100m高く
なると気温が1℃
下がる
<気温の下がる条件>
標 高:標高が100m上昇するごとに一般的に気温は0.6℃下がると言われています。
緯 度:緯度が高くなる(北に向かう)と気温が下がります。
風 :風速が毎秒1m強くなるごとに体感温度は1℃下がると言われています。
放射冷却:夜間雲がないと、大気中の熱の放射冷却が妨げられないので温度が下がる。
特に盆地や谷あいの地形には、この冷気が降りて集まるので要注意です。
要 <凍結しやすく、スリップしやすい場所>地熱が伝わりにくく地面が冷える場所
注 カーブ、坂道、山道や峠等の日陰、ビルの陰、高架下、トンネルの出入り口、
意 橋梁の上など
冬場の災害事例(凍結・スリップ・積雪など)
①スリップによる交通事故
工事現場に向かうため、事業主が運転するワゴン車に被災者他1名
が便乗して国道を走行中凍結した路面により同車がスリップした。弾
みで同車は反対車線に飛び出し横転、後部座席に乗車していた被災者
が路面に頭部を強打した。
②凍結による転倒事故
町道の坂道で積雪の影響を軽減するため除雪剤をまき除雪した路面
が凍結しており、車がスリップし横向きになり道を塞ぐ形となったた
め、先に現場詰め所に到着した作業員全員で車の様子を見にいってい
た時、車の5m程前の凍結したアスファルト舗装道路で足を滑らせ横
転し、後頭部を強打した。
新聞のニュースより概要抜粋 最新の交通事故ニュースより
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高
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制
限
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※事例は「建設業安全衛生年鑑」事例より抜粋
※イラストは一部推定にて表現しております。
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千 十
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。 六
分
警 間
察 の
ため、ホイール式トラクターショベルを用いて牽引するため、被災者
は牽引のためのワイヤー掛けをしていた。トラックの運転手が自力で
雪から脱出しようと試みたところ、トラックが後進できたため、その
トラックと停止していたショベルの間に挟まれた。
※事例①②③は「建設業安全衛生年鑑」事例より抜粋 ※イラストは一部推定にて表現しております。
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国
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を
走
行
<一般的な注意事項>
重 要
輸送中は、車輌の揺れに伴い「積荷」が前後左右に揺れて緩みが生じるため、ワイヤーロープ等で確実に固定すること。
※以下文中の「固定用具」は、台付けワイヤーロープ、チェーン、荷締め具等を言います。
1)全般的な注意事項
3)その他の建設機械等
・メーカー指定の走行姿勢にする。
・本体の固定用の穴やフレーム等を利用
・駐車ブレーキを確実に掛け、キャタピラや車輪等に歯止めをかませて固定する。 して固定用具で荷台に確実に固定する。
・本体やフレーム等を利用して固定用具で確実に固定する。
・作業装置等は、木材等をかませて荷
※固定用具は、ゴムキャタやゴムパット、タイヤに直接掛けないこと。 台に降ろし固定用具で固定する。
※固定用具は、十分な強度を有するものを使用して必要に応じて当た
る箇所に当て物をする。
4)高所作業車
※強度が不十分な箇所に掛ける場合は、固定用具の使用を避けロープ
・非常降下バルブを開放する。
で十分固縛する。
・本体は、輪止め等をかませて固定用
・旋回式や屈曲式の機械は、フレームと装置を必ずロックすること。
・積込後の全高・全幅と重量を確認し、公道走行時の制限を超えないこと。 具で確実に固定させる。
・テーブルリフトは、作業床を最降下
させた状態で固定する。
・ブーム型リフトは、輸送中の振動に
よるブームの伸び、左右の振れを防
ぐ程度に固定する。
ウインチ
2)掘削機
・ブレードやバケットは、木材等をか
ませて荷台に降ろし固定する。
・クローラーフレームに固定用具を通
して掛けること。
5)発電機/コンプレッサー
ワイヤーロープ
輪止め
工事現場においてトラックのタイヤが雪に埋まって動けなくなった
転
を
取
り
や
め
、
環
状
線
と
京
都
線
で
約
十
五
分
間
、
建設機械等、
「積荷落下」の災害防止と安全対策
輪止め
③雪による事故
車輌の運転手が死亡する痛ましい事故が、去る10月上旬
に関西地区で発生しております。
工事規制場所(工事中)への車の飛び込みにご注意
「平成17年度における建設工事事故防止のための重点対
策」の交通事故防止重点対策で、平成13年から継続して行
われている対策に「もらい事故対策工の推進」があります。
この中では、事故発生の原因が一般車輌の運転手にある
・前後のフック又はロープ掛け等を利用
して固定用具で確実に荷台に固定する。
・タイヤ付やトレーラー型のものは、
タイヤの前後に輪止めをして、本体
を確実に荷台に固定する。
ワイヤーロープ
手摺固定用ハンドル
輪止め
ワイヤーロープ
しばり
輪止め
当て木
浮かす
ロープ掛け
ことから、運転手に現場で工事規制が行われていること
を如何に現場から離れた地点または早い段階から「適確
に知らせるか」を重要なポイントとして、①規制に対す
る事項、②規制の防護設備、③標識等に関する事項、④
照明に関する事項、⑤ガードマンに関する事項、について、
その対策の内容が示されています。
交通事故について
交通事故について
交通事故について
月別交通事故死者数の推移と年末年始の発生状況
交通事故(交通労働災害)にご注意下さい。
警察庁の資料によると昨年の月別交通事故死者の発生状
況は、11,12月がピークとなっており11月:689件、12月:
764件で、12月がワーストです。その内、年末から年始
(12/29∼1/3)にかけての発生状況でも正月の三ヶ日が
43件に対して年末の三日間で89件となっており特に押し迫っ
た慌しい状況の中で、交通事故に“巻き込まれない”“起
こさない”ようにご注意下さい。
1000
平成14年
800
729
643
600
400
591
626 617
553
556 509
684
604
615
638
707
617 631 622
650 692
582 559
571
603
565
平成16年
200
43
0
759
667
733
643 645
764 828
793
743
799
689
580
579
平成15年
16年
年末
17年
年始
89
車輌への機械の積み込みと
積荷の落下事故にご注意
建設機械をトラックやトレーラーに積み込み、現場の搬
他にも、高さ制限をオーバーしたため、高架や公道上の
入・搬出作業をしている姿を見掛けます。この積み降ろし
障害物への激突・落下などの事故の発生も数多く見られる
作業の際の死亡災害も毎年何件か発生しているところです。
ことから、交通法規を厳守することと併せ、積み下ろしと
また、積み込んだ建設機械の落下事故として、工事現場
積荷の固定作業と安全確認についての対策を下記に記載し
に向かう大型トレーラーの荷台から積荷のパワーショベル
ましたので、改めて「作業の安全」と「交通安全」の再確
が転落し、対向車線を走行していた車輌を直撃したため、
認による、災害防止と安全確保をお願いいたします。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
災害事例
警察庁資料より
冬場の凍結や積雪による
交通労働災害にご注意を
<冬季の凍結と気温・天候・地形>
濡れた路面は気温が0℃以下にならなければ凍らない!
そのように理解していませんか?確かに科学的には、そう
路面の冷え込みから凍結への条件
風
風速が毎秒1m強く
なるごとに体感温度
は1℃下がる。
地上1.5mの高さで測ったものであり、気温が3℃以下にな
ると地表付近では、0℃くらいになり、凍る危険が有ります。
昼間通った道も夜から朝方にかけて急激に気温が下がり、
朝方霜が降りたり、凍結した路面に変わっていることもあ
ります。
寒い夜に車で移動する際は、濡れた路面や凍結しやすい地
形状況やその夜の天気予報等を頭に入れて十分注意の上、
昼間よりも充分スピードを落として走行することが、夜間の
スリップ事故の防止に役立ちます。安全のため、
ご留意下さい。
上空に雲の無
い夜は気温が
下がる
放射
冷却
①工事現場にパワーショベルを搬入す
るため、倉庫にて4tダンプにアルミ製
の道板を使用し積込していたところ、
真っ直ぐに積込出来ないので道板上で
少し右に修正したときに道板が滑り落ち、
パワーショベルと共に転落した。
緯度が高くなる
(北に行く)と気
温が下がる
なりますが・・・。実は、気象台から発表される気温は、
標高が100m高く
なると気温が1℃
下がる
<気温の下がる条件>
標 高:標高が100m上昇するごとに一般的に気温は0.6℃下がると言われています。
緯 度:緯度が高くなる(北に向かう)と気温が下がります。
風 :風速が毎秒1m強くなるごとに体感温度は1℃下がると言われています。
放射冷却:夜間雲がないと、大気中の熱の放射冷却が妨げられないので温度が下がる。
特に盆地や谷あいの地形には、この冷気が降りて集まるので要注意です。
要 <凍結しやすく、スリップしやすい場所>地熱が伝わりにくく地面が冷える場所
注 カーブ、坂道、山道や峠等の日陰、ビルの陰、高架下、トンネルの出入り口、
意 橋梁の上など
冬場の災害事例(凍結・スリップ・積雪など)
①スリップによる交通事故
工事現場に向かうため、事業主が運転するワゴン車に被災者他1名
が便乗して国道を走行中凍結した路面により同車がスリップした。弾
みで同車は反対車線に飛び出し横転、後部座席に乗車していた被災者
が路面に頭部を強打した。
②凍結による転倒事故
町道の坂道で積雪の影響を軽減するため除雪剤をまき除雪した路面
が凍結しており、車がスリップし横向きになり道を塞ぐ形となったた
め、先に現場詰め所に到着した作業員全員で車の様子を見にいってい
た時、車の5m程前の凍結したアスファルト舗装道路で足を滑らせ横
転し、後頭部を強打した。
新聞のニュースより概要抜粋 最新の交通事故ニュースより
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※事例は「建設業安全衛生年鑑」事例より抜粋
※イラストは一部推定にて表現しております。
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ため、ホイール式トラクターショベルを用いて牽引するため、被災者
は牽引のためのワイヤー掛けをしていた。トラックの運転手が自力で
雪から脱出しようと試みたところ、トラックが後進できたため、その
トラックと停止していたショベルの間に挟まれた。
※事例①②③は「建設業安全衛生年鑑」事例より抜粋 ※イラストは一部推定にて表現しております。
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<一般的な注意事項>
重 要
輸送中は、車輌の揺れに伴い「積荷」が前後左右に揺れて緩みが生じるため、ワイヤーロープ等で確実に固定すること。
※以下文中の「固定用具」は、台付けワイヤーロープ、チェーン、荷締め具等を言います。
1)全般的な注意事項
3)その他の建設機械等
・メーカー指定の走行姿勢にする。
・本体の固定用の穴やフレーム等を利用
・駐車ブレーキを確実に掛け、キャタピラや車輪等に歯止めをかませて固定する。 して固定用具で荷台に確実に固定する。
・本体やフレーム等を利用して固定用具で確実に固定する。
・作業装置等は、木材等をかませて荷
※固定用具は、ゴムキャタやゴムパット、タイヤに直接掛けないこと。 台に降ろし固定用具で固定する。
※固定用具は、十分な強度を有するものを使用して必要に応じて当た
る箇所に当て物をする。
4)高所作業車
※強度が不十分な箇所に掛ける場合は、固定用具の使用を避けロープ
・非常降下バルブを開放する。
で十分固縛する。
・本体は、輪止め等をかませて固定用
・旋回式や屈曲式の機械は、フレームと装置を必ずロックすること。
・積込後の全高・全幅と重量を確認し、公道走行時の制限を超えないこと。 具で確実に固定させる。
・テーブルリフトは、作業床を最降下
させた状態で固定する。
・ブーム型リフトは、輸送中の振動に
よるブームの伸び、左右の振れを防
ぐ程度に固定する。
ウインチ
2)掘削機
・ブレードやバケットは、木材等をか
ませて荷台に降ろし固定する。
・クローラーフレームに固定用具を通
して掛けること。
5)発電機/コンプレッサー
ワイヤーロープ
輪止め
工事現場においてトラックのタイヤが雪に埋まって動けなくなった
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「積荷落下」の災害防止と安全対策
輪止め
③雪による事故
車輌の運転手が死亡する痛ましい事故が、去る10月上旬
に関西地区で発生しております。
工事規制場所(工事中)への車の飛び込みにご注意
「平成17年度における建設工事事故防止のための重点対
策」の交通事故防止重点対策で、平成13年から継続して行
われている対策に「もらい事故対策工の推進」があります。
この中では、事故発生の原因が一般車輌の運転手にある
・前後のフック又はロープ掛け等を利用
して固定用具で確実に荷台に固定する。
・タイヤ付やトレーラー型のものは、
タイヤの前後に輪止めをして、本体
を確実に荷台に固定する。
ワイヤーロープ
手摺固定用ハンドル
輪止め
ワイヤーロープ
しばり
輪止め
当て木
浮かす
ロープ掛け
ことから、運転手に現場で工事規制が行われていること
を如何に現場から離れた地点または早い段階から「適確
に知らせるか」を重要なポイントとして、①規制に対す
る事項、②規制の防護設備、③標識等に関する事項、④
照明に関する事項、⑤ガードマンに関する事項、について、
その対策の内容が示されています。
2005年
交通事故について/飲酒について
12 月号
No.
通行車輌の飛込みから作業者を守る災害防止対策
具体的な災害防止対策は、規制の延伸や工事標識、信号機、
交通誘導員を配置することはもちろんですが、それでも飛
び込みによる事故が絶えない状況であり、そのため、万一
飛び込まれた場合でも作業者や誘導員を事故から守る手段
として、前面にデルタクッション等の設備を複合で設置す
ることも、災害防止対策の中で提唱されています。
交通事故防止に対する重点対策の「もらい事故対策工の
推進」として参照下さい。
車輌の飛込みから作業者を守る災害防止対策
標識に対する事項
照明に対する事項
工
事
中
規制の
防護設備
ガードマンに対する事項
規制に対する事項
<< もらい事故災害防止対策 >>
1)運転者の注意の喚起
・標識に対する事項(ジャンボコーンの設置/警戒表示板/工事案内板…)
・照明に対する事項(照明器具による作業帯、誘導員のライトアップ /夜間点滅灯の増設…)
・ガードマンに対する事項(規制位置、配置、安全チョッキ、ロボット化…)
2)車輌の規制・防護
① 道路拡幅工事現場において、
交差点方向から走行してきた乗用
車が、片側通行の規制を行い工事
を行っていた工事規制帯に突っ込
み、コンクリートミキサー車を誘
導していた被災者をはねた。
年末年始は、飲酒の機会が増えます。
健康と事故にご注意を
contents
目次
②午前1時ごろ、国道のアスファ
ルト補修工事を行うため、現場に
到着し、カラーコーンの設置等準
備作業を行っていた際、ワゴン車
が突進。置いてあった交通規制車
後部片側に接触後、突進。2名を
はね、作業員1名死亡、警備員1
名腕の骨の骨折をするに至った。
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発行日/2005年 12月 1日
特 集《年末無事故の注意・・交通事故、飲酒、健康管理の徹底》
交通事故について
・工事規制場所(工事中)への車の飛込みにご注意
・通行車輌の飛込みから作業者を守る災害防止対策
・交通事故にご注意下さい
・冬場の凍結や積雪による交通労働災害にご注意を
・車輌への機械の積み込みと積荷の落下事故にご注意
・建設機械の「積荷落下」の災害防止と安全対策
飲酒について
・年末年始は、飲酒の機会が増えます。健康と事故にご注意を
年末から年始にかけて労働災害、交通労働災害、火災等の災害が多発することから、毎年12月15日からの一ヵ月間を「年
師走に入り、押し迫ると「年内に・・・」との想いから、せわしない日を送るようになりますが、そんな時でも標語の通
り「あわてず」に、気を「ゆるめず」に、普段通りに「安全を最優先」の意識で作業されることが、年末年始の無災害につ
ながると感じます。
17年度の運動標語
あわてず ゆるめず 年末年始の安全意識
自転車乗車中の災害 1人
二輪車乗車中の災害 2人
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列車による災害(歩行・作業中)1人
歩行中にひかれた 3人
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年末年始は、公私共にお酒を飲む機会が増えます。飲酒
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月別に見ても、12月は1年で一番多く、7,386件もの発生
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を見ています。「飲んだら乗らない」の交通安全だけで無く、
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健康のため、くれぐれも飲みすぎにご注意いただきたい。
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なお、昨年の交通事故による月別の全国の死亡者数でもintteerr sseea
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12月は764人を数えており、ここ3年間を見ても年間を
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通じていずれも12月がピークとなっています。このうち、
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昨年の年末(12月29日∼31日)では89人(1日22.3人)、
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今年の年始(1月3日∼3日)が43人(1日14.3人)の方が
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(2001年∼2004年)
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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 1月 11月 12月
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日本損害保険協会資料より
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今年は、アスベストによる環境汚染と健康被害が大きく取上げられ、今後の安
全衛生と環境に関連し、関係する業界に対して大きなテーマとなり、今後その取
り組みが問われる大変重要なキーワードになると感じられる年になりました。今
月号では、
「年末年始無災害運動」に関連するテーマから、冬場の皆様の災害対策、
健康管理を重点として、安全対策と疾病予防などについてまとめました。12月は、一年の締めの月ということで、
何かと慌しい年の瀬を過ごすためか、一年の中で一番多く交通事故が発生する月です。交通事故に限らず年末
年始の労働災害“ゼロ”を祈りつつ、平年並みの天候で穏やかな年末年始を過ごせるよう期待したいものです。
新年をひかえ、皆様のご健康を祈念しつつ平成17年の「安全ニュース」を締めくくらせていただきます。あり
がとうございました。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
安全・技術部
末年始無災害運動」として、中央労働災害防止協会の主唱、厚生労働省の後援で事業所、職場での運動が展開されます。
※事例は「建設業安全衛生年鑑」事例より抜粋
※イラストは一部推定にて表現しております。
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編集・発行/(株)レンタルのニッケン
《年末無事故の注意・・ 交通事故、飲酒、健康管理の徹底 》
③ 道路の舗装補修工事現場にて、
側線を引く作業を行っていたとこ
ろ、交通誘導員の停止指示を無視
し、現場内に突っ込んできた一般
車輌である飲酒運転の軽トラック
に作業者がはねられた。誘導員は
回避し、被災を免れた。
・規制に対する事項(規制延長の延伸/テーパー長の延伸/…)
・規制の防護設備(デルタクッション、セーフティエアバック/規制車
複数、大型化…)
飲酒について
48
交通災害事例
作業中にひかれた 10人
自動車乗車中の災害
55人
災害の種類別交通労働災害の状況(平成15年)
「安全衛生年鑑 平成16年版」(中央労働災害防止協会)
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天
気
メ
モ
昨年12月の天候
昨年の12月の天候は、台風の余波で上旬が大変暖か
い日が続き、冬が来ないまま年を越すのか?と思われま
したが、下旬は一転して冬型の気圧配置が強まり、冬ら
しく降雪・積雪に見舞われた日が多く有ったと記憶して
います。
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e-mail:[email protected]
天気は日本海側で平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、太平洋側
では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。南西諸島では平年と同様に
曇りや雨の日が多い見込みです。気温は北日本で平年並、東日本と西日
本で平年並か高く、南西諸島で高いでしょう。降水量は平年並でしょう。
10月25日 気象庁発表資料より
季節の 花
安全ニュースへのご意見ご要望は
メールをご活用下さい。
向こう3ヵ月の天気予報より
古庭のところどころに石蕗(つは)の花 高浜虚子
菊(きく)科・ツワブキ属 ・開花時期は、10月中旬∼12月上旬。花は、花びらの少ない菊のようで綺麗な黄色の花ですが、葉は蕗(ふき)に似て、厚手で艶が
あり、葉に黄色い斑が入っているものも有ります。名前も“つや”
(艶)のある葉から、
“つやぶき”が変化して「つわぶき」になったようです。
これらは寂しくなった冬の庭に彩りを添え、日本庭園の庭石や手水鉢の脇などに好んで植えられているの
ホームページでも最新情報を
お届けしています。是非ご覧下さい。
を目にします。また、昔から民間薬として使われ、腫れ物、軽い火傷や切り傷、打撲、湿疹などの効能が伝わり、
つわぶき
石 蕗
http://www.rental.co.jp
M
乾燥した根茎は煎じて下痢や食あたりの治療に服用したようです。食用として、この「ツワブキ」の若い茎を佃
煮にしたものが、本来の「きゃらぶき」です。また、若葉を摘み取って塩ゆでにして食べるということです。
花 言 葉
謙譲、困難に負けない、
よみがえる愛
★ ホームページにも掲載しております!是非ご覧ください。 http://www.rental.co.jp ★
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