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貸借取引貸株超過銘柄等にかかる品貸入札の見直し

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貸借取引貸株超過銘柄等にかかる品貸入札の見直し
平成14年2月14日
日本証券金融株式会社
貸借取引貸株超過銘柄等にかかる品貸入札の見直し
今般当社は、平成 14 年 2 月 1 日付で金融庁が発表した「信用・貸借取引に係る制度の
見直しについて」の趣旨に鑑み、貸借取引貸株超過銘柄等にかかる品貸料(逆日歩)を決定
するための品貸し申込受付条件について、下記のとおり見直しを行うこととします。
記
1.注意喚起通知銘柄等の入札最低料率の設定
注意喚起通知、申込制限措置または申込停止措置を行っている銘柄の入札最低料率
を 1 株 5 銭(売買単位が 1 株または 1 口である銘柄については 50 円)とする。
2.特別品貸料率区分の簡素化等
① 貸借値段毎に定めている特別品貸料率の区分を簡素化し、全般的に最高料率を引
き上げる。
② 決算期末等(権利落日)が到来する銘柄にかかる最高料率を通常の 2 倍とする措
置の適用期間は、権利落日の 6 営業日前から前営業日まで(貸借申込日ベース。
以下同じ。)とする。
③ 注意喚起通知、申込制限措置または申込停止措置を行った銘柄については、上記
②の期間においては最高料率を通常の 4 倍とする。
④ 異常な貸株超過状態が発生、またはそのおそれがある場合の最高料率については、
臨時措置として通常の 4 倍としているが、これに加え、その度合いが著しいとき
には 10 倍とする。
⑤ 品貸料が最高料率で決定された場合における、翌日以降の申込条件の上限を加算
する措置(通常の場合は 10 銭加算、加算の限度額は 1 円)を廃止する。
3.実施日
平成 14 年 2 月 18 日(約定日)以降、順次実施する。
なお、品貸入札に関する詳細につきましては、当社ホームページ(www.jsf.co.jp)を
ご参照ください。
以
上
参
貸借取引貸株超過銘柄にかかる品貸申込条件
(下線部分が改正箇所)
¡
通常の品貸入札時間内(午前 8:30∼10:00)
1 株につき0∼50銭の範囲内で5銭単位
ただし、注意喚起通知、申込制限措置、申込停止措置を行っている銘柄については
最低料率を 5 銭とする。(新設)
¡
通常の入札時間内に必要株数を調達できない場合
① 特別品貸料率
入札時間を延長し、次の特別品貸料率を適用。
(
部分は貸借値段毎の特別品貸料率区分簡素化のため廃止。)
貸借値段
100 円
以下
(株券等の終値)
最低料率
300 円
500 円
以下
0.55 円
0.55 円
以下
0.55 円
700 円
1000 円
以下
0.55 円
1000 円超
以下
0.55 円
0.55 円
2.00 円に貸借値段が
1000 円から計算し
品貸料
(1 株に
つき)
最高料率
1.00 円
1.20 円
1.50 円
1.70 円
2.00 円
て 500 円以下を増す
ごとに 1.00 円(改正
前:0.5 円)を加算
した額(変更)
(注)
取引所が定める売買単位が 1 株または 1 口である銘柄の最高料率は、
当該銘柄の貸借値段に 1000
分の 1 を乗じて上表を適用して得た最高料率に 1000 を乗じた額に読み替える。
② 特別品貸料率の最高料率を一定倍率引上げる銘柄
適 用 条 件
①配当、新株引受権等の権
利付銘柄
②注意喚起通知銘柄
③申込制限措置銘柄、申込
停止措置銘柄
①に該当しかつ②または③
に該当する銘柄(新設)
異常な貸株超過状態が生じ
適用倍率
2倍
適 用 期 間
権利落日 6 営業日前から前営業日まで(改正前:
権利落日前営業日のみ)
(変更)
2倍
通知日の翌営業日から取消日の前営業日まで
2倍
実施日から解除日の前営業日まで
4倍
権利落日 6 営業日前から前営業日までの期間かつ
(新設)
②または③に該当している期間(新設)
4倍
当社が指定する日から解除日の前営業日まで
極めて異常な貸株超過状態
10 倍
当社が指定する日から解除日の前営業日まで
が生じている銘柄(新設)
(新設)
ている銘柄
(新設)
③ 品貸料が最高料率以上で決定された場合の取扱い(廃止)
品貸料が最高料率以上で決定された場合における翌日以降の申込条件の上限を
10銭(注意喚起通知銘柄、申込制限・停止措置銘柄、異常な貸株超過状態が生じて
いる銘柄:20銭)加算する措置を廃止する。
考
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