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Huperzine A
商品紹介資料 新!知的健康サプリメント 2017年3月改定 「メモリン」は、素敵に年齢を重ねていく事を応援するサプリメントです。 (1) 「メモリン」とは? メモリンは、認知症の予防、さらには軽度認知症に対する認知機能の改善を目的とし て作られたサプリメントです。 多くの臨床成績データを元に、トウゲシバエキス末、クルクミン、DHA、ビタミンB群な ど健康な脳機能の維持、認知機能の改善作用に優れた原材料を厳選配合しました。 (2) 有効成分 と 配合目的 クルクミン トウゲシバ 深海鮫肝油 スクワレン 吸収UP 黒胡椒成分 ピペリン DHA (ヒューペルジンA) ・脳神経細胞に溜まった タンパク質を除去 ・脳神経細胞を保護 予防療法 脳内神経伝達物質の 量を増やすはたらき ・集中力向上 ・血液をサラサラにし 血管性認知症を予防 対症療法 予防療法 原因療法 ビタミンB群 ビタミンC、E (B6、B12、葉酸) 脳の萎縮を押さえる はたらき 対症療法 予防療法 (美容ビタミン) 抗酸化作用の高い アンチエイジング ビタミン(C、E) 予防療法 メモリンの製品規格 メモリン は(財)日本健康・栄養食品協会GMP認定工場にて製造され、原材料の受け入れから最終製品に至る まで、検査員が厳重な管理を行っております。決められた品質規格、検査項目に合格した製品のみをお届けいたします。 原料受入検査 【配合処方】 工程検査 製品合否検査 【皮膜配合処方】 【微生物試験規格値】 原材料名 原材料名 配合量(mg) 一般生菌 3,000 個/g以下 DHA含有精製魚油加工食品 ゼラチン(魚由来) 100重量部 大腸菌群 陰性 ウコン粉末 グリセリン(植物由来) 35~50重量部 スクワレン 水 70~90重量部 黒胡椒抽出物(ピペリン) カカオ色素 5重量部 トウゲシバエキス末(Hup.A含有) ウコン色素(クルクミン) 【製剤規格値】 ビタミンC 長径 13.60 ±1.00 ㎜ ビタミンB1 短径 7.80±1.00 ㎜ ビタミンE 総重量 540 ±54 ㎎ 葉酸 内容物重量 360 ±36 ㎎ ビタミンB12 皮膜水分 9.0 %以下 植物レシチン 崩壊試験 崩壊時間20分以内 ビタミンB6 ミツロウ グリセリン脂肪酸エステル 合計 メモリンは、認知機能低下の流れを複数ポイントでブロック ① 凝集解離 クルクミン Aβフィブリル凝集 12両体 神経細胞死 Aβオリゴマー Aβフィブリル アミロイドベータ蛋白 前駆体(APP) 認知機能の低下 アミロイドベータ(Aβ) メモリンは、認知機能低下の流れを複数ポイントでブロック ② 前膜 コリンアセチルトランスフェラーゼ ChAT アセチルコリンエステラーゼ阻害 薬の作用部位 (1) ACh 分解酵素 であるアセチルコリンエステラーゼ (AChE) を競合阻害することにより ACh の分解を減らし, ACh の神経 伝達効率をあげ、AD の中核症状を 改善させる. (2) ニコチン性 ACh 受 容体の作用をアロステリックに増強 し, ACh を含む神経伝達物質の遊 離を促進する. (3) BuCh 分解酵素 であるブチリルコリンエステラーゼを 阻害する。 後膜 Hup.A 加齢 アセチルコリン( )濃度の低下 認知機能の低下 その他の危険因子 (生活習慣・環境・遺伝) 下濱 俊、日薬理誌 131, 2008 351-356 の図を一部改変 メモリンは、認知機能低下の流れを複数ポイントでブロック ③ 生体内で生合成できない必須アミノ酸 牛肉、魚肉、レバー、牛乳、小麦から摂取 血中のホモシステイン濃度が高まると認知症リスクが高まる VB12、VB6、葉酸は、ホモシステイン濃度を下げる メチオニン B12 リサイクル 葉酸 ホモシステイン 血中に出る 細胞内で作られる最強の抗酸化物質 B6 システイン +グリシン、グルタミン酸 グルタチオン 高濃度のホモシステイン 酸化 ホモシステイン酸 ●βアミロイド蓄積 ●神経細胞死 ●NMDA 受容体アゴニスト ●自己酸化によるラジカルの過剰産生による 血管の障害 ●神経細胞に対する有害作用 ●タウ蛋白の重合促進 認知機能の低下 【データ紹介(クルクミン①】 Curcumin は Ab40 の凝集を阻害し、凝集解離を促進する① 【電子顕微鏡下でのAb40 凝集に対するクルクミンの作用】 Control クルクミン 0.125 mM クルクミン 2 mM Control クルクミン 0.125 mM クルクミン 2 mM 凝集阻害作用 Ab40(50mg/ml)に よる凝集に対する クルクミンの阻害 作用 凝集解離作用 Ab40(100mM)に よる凝集に対す るクルクミンの凝 集解離作用 7 Yang F. et al : J Biol Chem. : 280 (7) 5892-901 (2005) 【データ紹介(クルクミン②】 Curcumin は Ab40 の凝集を阻害し、凝集解離を促進する② 凝集阻害作用 IC50=0.81 mM 凝集解離作用 IC50=1.0 mM 8 Yang F. et al : J Biol Chem. : 280 (7) 5892-901 (2005) 【データ紹介(クルクミン③】 Curcumin は Ab40 の凝集を阻害し、凝集解離を促進する② Curcumin は Ab42 オリゴマーによる神経細胞毒性を抑制する 障害の抑制 クルクミンはAb42オリゴマーによ る神経細胞の傷害を抑制する 生存率の上昇 クルクミンはAb42オリゴマーに よる神経細胞の生存率低下を抑 制し、生存率を上昇させる 9 Yang F. et al : J Biol Chem. : 280 (7) 5892-901 (2005) 【データ紹介(クルクミン④】 Curcuminは脳内に入り、凝集斑に結合する 対照 クルクミン (PBS) 500 ppm 混餌投与 クルクミン クルクミン 頚動脈投与 海馬 頚動脈投与 嗅内皮質 老齢のTg2576マウスに、クルクミン(50 mM in 200 ml) を頚動脈から注射、対照はPBS 10 Yang F. et al : J Biol Chem. : 280 (7) 5892-901 (2005) 【データ紹介(Hup.A①)】 シダアルカロイド Huperzine A (Hup.A) Huperzine A (ヒューペリジン A、ヒューパジンA、フペルジン A、 石杉碱甲、Hup.A と略)は中国ハーブ由来の 有用なアルカロイドで、huperzine A (石杉碱甲) および huperzine B (石杉碱乙)と、2つの化合物がある。 Hup.A と Hup.B の作用機序は一緒で、Hup.A は Hup.B の約10倍の活性を有している。 Hup.A は1980年に、 浙江省医学科学院と中国科学院上海薬物研究所において、中国のハーブ Lycopodium serratum (トウゲシバ、 長柄千層塔,石松科蛇足石松)から、また Hup.B はその 5 年後に単離された。 背の高い多肉植物の外観から、Qian Ceng Ta (千層塔)と呼ばれ、「金より貴重」を意味する Jin Bu Huan (金不换) として、中国では強力な鎮痛剤、あるいは腫れ、発熱、血液疾患の治療薬として知られている。 Hup.A は高い選択性と可逆性の強力なアセチルコリン分解酵素 (Acetylcholinesterase, AChE と略) 阻害剤 で、認知症に対して優れたハーブであることが報告されている。アメリカ合衆国では、Hup.A は記憶支援のため の栄養補助食品(サプリメント)として販売されている。 Huperzine A の化学構造 Molecular Weight 242.3162 Molecular Formula C15H18N2O Melting point 217-219℃ 【データ紹介(Hup.A②)】 Huperzine A は強力なAChE阻害剤 ② Hup.A および対照薬の覚醒ラット大脳皮質アセチルコリン量に及ぼす作用 Hup.A は覚醒ラットの大脳皮質アセチルコリン量を増加させた。その活性は、モル比較で、ドネペ ジルの8倍、リバスチグミンの2倍であった。 Hup.A の活性は対照薬に比べて持続的であった。 Liang, Y.Q.; Tang, X.C. : Neurosci Lett 2004, 361(1-3): 56-59 【データ紹介(Hup.A③)】 Huperzine A は強力なAChE阻害剤 ③ Hup.A および対照薬をラットに腹腔内投与した時の、大脳皮質アセチルコリン量 およびコリンエステラーゼ活性との関係 Hup.A 0.5 mmol/kg Hup.A、ドネペジルおよびリバスチグミンを腹腔内投与した時、ラットの大脳皮質のアセチルコリン量の上昇は 同程度にも関わらず、リバスチグミンのみ、AChE活性を強く抑制していた。 Liang, Y.Q.; Tang, X.C. : Neurosci Lett 2004, 361(1-3): 56-59 【データ紹介(Hup.A④)】 Huperzine A は強力な AChE 阻害剤 ④ ラット内側前頭前皮質および海馬のアセチルコリン濃度に及ぼす Hup.A の 30 日連続経口投与による影響 内側前頭前皮質 Time after medication/h 海馬 Time after medication/h Hup.A は、30日間の連続経口投与にもかかわらず、作用は減弱せず、薬物耐性を示さなかった Liang, Y.Q.; Tang, X.C. Acta Pharmacol Sin 2006, 27(9): 1127-1136 【データ紹介(ビタミンB群①】 血清ホモシステイン値は加齢により上昇する ホモシステイン値は加齢により上昇する 血漿ホモシステイン値(μ M/L) 40 35 30 25 20 15 10 5 0 正常 65-69 70-74 75-79 80-84 85-89 90-94 年齢 Seshadri S, et al. (2002) Plasma homocysteine as a risk factor for dementia and Alzheimer’s disease. N Engl J Med 346(7):476–483. 15 【データ紹介(ビタミンB群②】 ホモシステインの蓄積により認知症の発症が増加 同じ年齢帯でホモシステイン値が上位4分の1に属 する人を「ホモシステイン高値」とした 認 知 症 の 累 積 発 症 率 ( % ) 「ホモシステイン高値」グループ そうでないグループ Seshadri S, et al. (2002) Plasma homocysteine as a risk factor for dementia and Alzheimer’s disease. N Engl J Med 346(7):476–483. 16 【データ紹介(ビタミンB群③】 ビタミンB群の摂取は 脳の萎縮を予防する 英国オックスフォード大学の薬理学のデイビッド・A・スミスらの研究グループは、アル ツハイマー病の認知機能の障害と関係する脳領域の萎縮を予防する手段として、ビタ ミンB による血中のホモシステインの濃度を下げることが有効であるかを、MRI による 脳画像計測の方法を用いて調べた。 17 Douaud G, Refsum H, de Jager CA, et al. PNAS 110 (23) 9523-9528, 2013. ●中等度の認知機能障害(2004年に改定されたピーターソンの基準による)をもつ高齢者に、2年間にわたり 大量のビタミンB(B9 (葉酸), 0.8 mg; B6, 20 mg; B12, 0.5 mg) を投薬したところ、脳の萎縮を防ぐ効果が見 られた。 ●ビタミンBを投薬された群では、アルツハイマー病で特に脳の萎縮が見られる領域―海馬を含む脳の 正中部から側頭葉―では、対照群に比べて、灰白質1)の萎縮が最大 1/7 にまで抑えられた。 ●対照群では、血液中のホモシステインの濃度が高いグループほど灰白質の萎縮は早く進行したが、ビタミ ンBを投薬したグループでは、灰白質の萎縮の進行は遅かった。 ●この効果は、血中のホモシステインの濃度がグループの中央値(11μモル/リッター)より以上の場合で より顕著であり、ベイズ統計学2)を用いた検定では、ビタミンBにより海馬・側頭葉の灰白質の萎縮が抑え られたことで、認知機能の悪化が防ぐことができたという因果関係が検証された。 ●今後、高齢の血中レベルのホモシステイン濃度が高く重度の認知機能障害がある患者に対しても、ビタミン B による治療療法が有効であるかを検討することが必要となる。 1)脳を肉眼的に観察すると、灰色に見える灰白質と白く見える白質に分けることができる。灰白質には神経細胞が多く含まれ、白質 には神経細胞から出る神経線維が多く含まれる。ここでは灰白質は、脳の中で神経細胞が多く含まれる領域を指す。 2)すでに起こった事象をもとに、これからおこる事象の確率を推測するためも統計学。結果から原因を推定することができる 18 Douaud G, Refsum H, de Jager CA, et al. PNAS 110 (23) 9523-9528, 2013. Regional loss of GM volume in placebo and B-vitamin groups プラセボとビタミンB投与群の灰白質の萎縮に及ぼす影響の比較 プラセボ ビタミンB Fig. 1. Regional loss of GM volume in placebo and B-vitamin groups. Placebo-and B-vitamin–treated groups showed significant reduction of GM volume over the 2-y period in similar regions (in yellow, P < 0.001 FWEcorrected for multiple comparisons, overlaid onto the average of all 156 GM volume images; Montreal Neurological Institute (MNI) coordinates in mm: x = −12, y = 4, z = −18). The extent and significance of volume loss appearedmarkedly greater in the placebo group compared with the B-vitamin group and is confirmed by direct statistical comparison (text and Fig. 2). ビタミンBを投薬された群では、アルツハイマー病で特に脳の萎縮が見られる領域―海馬を含む脳の 正中部から側頭葉―では、対照群に比べて、灰白質の萎縮が抑えられた。 Douaud G, Refsum H, de Jager CA, et al. PNAS 110 (23) 9523-9528, 2013. 19 Brain regions in blue demonstrate where B-vitamin treatment significantly reduces GM loss over the 2-y period 灰白質の萎縮が最大 1/7 にまで抑えられた 灰 白 質 の 萎 縮 率 ( % ) 3.7% 0.5% プラセボ ビタミンB Fig. 2. B-vitamin treatment significantly reduces regional loss of GM (P <0.05 FWE-corrected). (A) Brain regions in blue demonstrate where B-vitamin treatment significantly reduces GM loss over the 2-y period (x = 26 and −8, y = −34 and −52, z = 0 and −16). All blue areas correspond to regions of significant loss in placebo and known to be vulnerable in AD (Fig. 1). (B) Percentage of GM loss for the 156 participants over the 2-y period, averaged across those brain regions that showed significant effect of B vitamins: placebo group (red triangles) had an average loss of 3.7% (±3.7), whereas the B-vitamin group (green circles) showed a loss of 0.5% (±2.9). Douaud G, Refsum H, de Jager CA, et al. PNAS 110 (23) 9523-9528, 2013. 20 Brain regions in green demonstrate where B-vitamin treatment significantly reduces GM loss in participants with high tHcy levels (>11.06 μmol/L) 高ホモシステイン群 (>11.06 μmol/L) 灰 白 質 の 萎 縮 率 ( % ) 5.2% 0.6% プラセボ ビタミンB Fig. 3. B-vitamin treatment is only effective in participants with higher tHcy levels (P < 0.05 FWE-corrected). (A) Brain regions in green demonstrate where B-vitamin treatment significantly reduces GM loss in participants with high tHcy levels (>11.06 μmol/L) at baseline (x = 26 and −8, y = −34 and −52, z = 0 and −16). (B) Percentage of GM loss for each of the 77 participants with high tHcy level: placebo group (n = 35) showed an average loss of 5.2% (± 3.4) of GM volume over 2 y, whereas B-vitamin group (n =42) showed an average loss of 0.6% (±2.1). Douaud G, Refsum H, de Jager CA, et al. PNAS 110 (23) 9523-9528, 2013. 21 プラセボ ビタミンB 投与群 / 萎 縮 率 年 ( % ) Smith AD, Smith SM et. al.: PLoS One. 2010 Sep 8;5(9):e12244. 22 【データ紹介(ビタミンB群③】 ホモシステイン値は「介入可能な危険因子」 メチオニンが肝臓においてリサイクルされる際につくられるのがホモシステインで ある。また、このホモシステインは肝臓の中で再びメチオニンへと戻されるが、この 変換の際に必要なのが葉酸、ビタミンB6、そしてB12である。 これらの栄養素が不足するとホモシステインからメチオニンへの変換が滞るため、 ホモシステインが過剰になる。その結果、肝臓から血液中に流れ出た状態が高ホモ システイン血症である。 従って 血液中のホモシステイン値は「介入可能な危険因子」で、食事やサプリメントで ビタミンB群(B6、B12、葉酸)を十分に摂取すれば、ホモシステイン値を低下させ ることができる。 23