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固定スタンド
施工説明書 固定スタンド 商品の機能が1 00%発揮されるよう、 本説明書の内容を十分ご理解のうえ 正しく施工してください。 CF-22PC ●安全上のご注意 安全のために守ってください ! 警 告 注 意 部材を安全に取り付け、使用時の事故を回避するため 固定スタンドは、床固定のみで壁掛け の注意事項をあげさせていただきます。 式便器を支えます。 部材の取付前に、この項目をよくお読み頂き、事故の ●所定の仕様を満たさない床コ ないように正しく取り付けてください。 (PS)内への設置となります。また壁 掛け式便器は、後給水、フラッシュバ ンクリートには施工しないで ルブは壁隠蔽タイプとなります。 ください。 ●取付口兼点検口は必ず設けて ●床開口禁止範囲は、コンクリー 用 語 の 説 明 警告 固定スタンドは、パイプスペース ください。 トの開口、欠損のないように …… …取り扱いを誤った場合に、使用者が死 ※取付口兼点検口がないと、洗浄管の してください。 亡または重傷を負う危険な状態が生じ 接続およびフラッシュバルブの点 ●アンカーボルトの固定には指 ることが想定されます。æ 検・調整ができず、事故や漏水の原 定以外のドリル径は用いない 注意…… …取り扱いを誤った場合に、使用者が軽 因となります。 でください。 ●壁パネルは指示通りの開口を 傷を負うかまたは物的損害のみが発生 ※固定スタンドの転倒により、壁材の する危険な状態が生じることが想定さ 破損、便器落下などにより、ケガを れます。æ する恐れがあります。 行ってください。 ※壁パネルの破損により、ケガをする 恐れがあります。 ●施工前のご注意 項 目 取付口兼点検口(別途手配)の 設置と作業用スペースの確保 パイプスペース(PS)の確保 強 度 かぶり厚 床コンクリート 開口禁止 養生期間 壁 排 パ 水 ネ ル 管 の の 開 種 口 類 仕 様 仕様を満たさない場合の問題 甲板を脱着可能とし、かつ取付口兼点検口(□300) を 設ける。甲板がない場合は、取付口兼点検口(□450) を設ける。 仕様通りでないと、洗浄管の接続、フラッシュ バルブの点検ができません。 取付口兼点検口の開口補強を設ける場合、L30×30 以下のアングルとする。 給排水管は、配管の取り回し禁止範囲(…●給排水取 り出しæ の項参照)を避けて配管する。 奥行き寸法は250a以上(有効寸法) 圧縮強度 210of/f以上 鉄筋のコンクリートかぶり厚50a以上 ア ン カ ー ボ ル ト の 周 辺( 半 径 5 0 a の 範 囲 )は 配 管 スリーブ、貫通などの開口は禁止 養生期間28日以上(アンカーボルト施工時) 別紙寸法(型紙)参照ああああああああああああああ ああ VP75またはVU75のみ (繊維補強モルタルビニル管も含む) 排水、固定スタンドが納まりません。 アンカーボルトの必要強度が得られないため、 固定スタンドの転倒、便器落下の恐れがあり、 非常に危険です。 陶器が正しく取り付かず、壁材の破損、便器ぐ らつきの恐れがあります。 排水接続ができません。 ●工事の流れ 固定スタンドを用いた場合の工事の流れは、 右の図のようになります。 それぞれの工事がスムーズに進むよう各工 程、納まりを十分検討の上、工事を進めてく ださい。 (右の図の二重枠内は、INAX納材品 を示します。) 本 社 北 海 道 支 社 東 北 支 社 首都圏統括支社 1 0569-35 -2700 1 011 -271-1713 1 022 -301-1701 1 03 -5541-7111 墨 だ し ・ 給 排 水 取 り 出 し 関 東 支 社 甲 信 支 社 中部統括支社 北 陸 支 社 軽 鉄 下 地 組 立 1 048-668- 1177 1 0263-36- 2166 1 052-201- 1717 1 076-264- 1710 固 定 ス タ ン ド の 設 置 関西統括支社 中 国 支 社 四 国 支 社 九 州 支 社 排接 水続 管あ 壁︵ パ取 ネ付 ル口 開兼 口点 ・検 張口 り設 付置 け︶ フバ ラル ッブ シ接 ュ続 1 06 -6539-3500 1 082 -223-1710 1 087 -821-1701 1 092 -282-3154 陶 器 取 付 け ・ 洗 浄 管 接 続 ●商品・施工方法についてのお問い合わせ 1INAX…お客さま相談センターæ 1 0562 - 31- 0793 受付時間 平日 9 : 00∼19 : 00 土日・祝日 10 : 00∼18 : 00 (夏季、年末年始の休みは除く) ●給排水取り出し ●取付口兼点検口の設置 ※配管等の取り回し禁止範囲に 配管があると、洗浄管の接続 フラッシュバルブの点検がで きません。 ※取付口兼点検口は、甲板(脱着可能)がある場合は口300、 甲板がない場合は口450とする。 配管等の取り回し禁止範囲 300 LGSスタッド (別途手配) LGSスタッド (別途手配) 18 0 245以上 245以上 取付口兼点検口 (別途手配) 600 排水管75A (どちらか) 開口の補強材を入れる場合 (L30×L30以下、別途手配) 300 18 5 LGSランナー (別途手配) 500 給水管25A以上 上 0以 35 16 5 上 0以 35 器具芯 FL SL 壁仕上げ位置 ●施工完了図 ─甲板 (脱着可能) 有り・便器高さ標準 (390) の場合─ 床開口禁止範囲 アンカーボルト 陶器 290 WL 85 580 85 470 185 290 CF-115-1 (50∼220) 360 固定スタンド 250 スリーブ等開口禁止範囲 WL 壁パネル開口位置・サイズ WL φ85+5 (給水口) −5 145±2 +1 φ43−1 (便器固定ボルト) (便器固定ボルト) φ43+1 −1 145±2 75±2 85±2 35±2 φ105+5 (排水口) −5 390 290 250 φ12+1 −1 180±2 600 10∼20(壁厚) +1 φ72−1 (下部固定ボルト) 90±2 90±2 FL ※便器固定ボルトの位置を基準に他の開口位置を決めてください。 WL 甲板(現場手配) WL WL 取付口兼点検口 (□300, 現場手配) 660 OK-1BP 480 120 信号線 5m CF-22H 150 120 電源AC100V 50/60HZ CF-39AK 165 A+340 A−65 A−185 CF-11G CF-22S 座面高さ 用 途 居 住 系 一 般 360∼370a パブリック一般 380∼390a 420a 車 椅 子 利 用 Rc 1 A+510 A+232 給水管 (25A以上) 0∼30 A+140 A−100 FL SL CF-22PC VPまたはVU75 37.5 38 ¡現場条件、便器の用途に応じ 360∼450aの範囲で設定可 能。目安の寸法としては下記 の通り。 CF-103BB (タッチスイッチ に付属) 114 便器高さ(A寸法) OK-581R7(22P) 75 350以上 350以上 ●施工方法 1. 固定スタンドの仮組み (1)プレートに高さ調節ボルトを取り付けます。 (2)便器固定ボルトおよびボルト、ナットを用いて、プレートをスタンドに固 定します。 ※適当な高さに固定してください。 (3)下部固定ボルトと壁止ボルトをプレートに取り付けます。 (1)位置決め(マーキング) ※現物合わせで行ってください。 壁止ボルト (M8) プレート 便器固定ボルト (M16) スタンド ワッシャー ナット ナット (2)下穴開口 下穴を開けます。 高さ調節ボルト (M8) ナット 便器固定ボルト (M16) 注意:次の事項を厳守してください。 ・ドリル径:Ф12.7㎜ ・下穴深さ:50㎜以上 ワッシャー ボルト (M16) 注意:スタンドがまっすぐ自立するように組み立ててください。 スタンドが傾いていると、後の調節ができません。 指定以外のドリル径のサイズを用いたり、下穴深さが 足りない場合は、強度不足のため、固定スタンドの転 倒・便器落下の恐れがあります。 (3)清掃 アンカーボルト挿入前に切粉をブロアー等を用い、 完全に除去します。 エア (a)堆積している 切粉の除去 2. 固定スタンドの設置、固定 軽鉄(ランナー)が干渉する場合は、スタンドとの干渉部分を切り取るか、 あるいは高さ 2 a以下に折り曲げます。 エア (b)ブラッシング (4)アンカーボルトの固定 ナットを付けた状態で、心棒をハンマーで確実に打 ち込みます。 ハンマー 25 ナット 50以上 70 FL 干渉部分 ランナー切断 (c)残留切粉の 除去 ランナー 12.7 3. 固定スタンドの調節 4. フラッシュバルブ・給排水の接続 (1)床レベルの調節 次の要領にしたがって調節します。 点検・作業が可能なように配管の取り回し禁止範囲 を避けて配管します。 ●スタンド単体の垂直を出してください。 ●左右のスタンドのレベル (高さ) が違っても問題ありません。 (5a以内) ※特にシャワートイレへの給水の分岐管等の取り回 しにご注意ください。 配管取り回し禁止範囲 WL 300 ° 90 600 180 ●スタンド単体のアンカーボルト間で、2 a 以上の凸部がある場合は次 のように調節します。 アンカーボルト間に凸部があると、アンカーボルトどうしで引き抜き あうため、強度が得られません。 5. 壁パネルの開口と張付け はつってならす スぺーサーを用いて調節 壁パネル(別途手配)を開口(7ヶ所、下図および型 紙参照)し、張り付けます。 ※開口が正しくできていないと、便器の取り付けが できません。 ※取付口兼点検口(別途手配)も設置してください。 (2)便器固定ボルトの高さ、出の調節、間隔の確認 便器固定ボルトはこの段階で床および壁の仕上げ厚さを考慮して、次の各 寸法を調節、確認します。 取付口兼点検口 ・高さ:290㎜(標準) ・仕上げ面からの出:75±1㎜ ・便器固定ベルトの間隔(先端芯々) :290±1㎜ ※寸法が違っていると便器の取付けができません。 ※便器高さ(H)が標準以外(390+ )の場合、便器固定ボルトの高さは (290+ ) としてください。 (承認図参照) α α αα=−30∼60) 便器高さ:H=390+ ( WL 290 145±2 145±2 75±2 (取付ボルト) φ43+1 −1 φ12+1 −1 +5 φ105−5 (排水口) (3)固定状態の確認 ボルト・ナット類のゆるみやスタンドのぐらつきがなく、部材の取付け位 置および各寸法が正しくセットされていることを確認します。 +1 φ72−1 (下部固定ボルト) 90±2 90±2 FL αα H:390+α (α=−30∼60) (取付ボルト) φ43 +1 −1 290+ ( =−30∼60) FL SL φ85+5 (給水口) −5 180±2 290(標準) + H 75 85±2 35±2 α 75 ※取付ボルトの位置を基準に他の開口位置を決めてください。 PSW-0028 (05042)