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コンピュータ上のソーシャル写真撮影と編集

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コンピュータ上のソーシャル写真撮影と編集
別記様式第2号(その3の1)
授
業
科
目
の
概
要
(人間共生学部共生デザイン学科)
科目
区分
専
門
科
目
デ
ザ
イ
ン
構
想
領
域
授業科目の名称
講義等の内容
消費者心理とマーケティング
本科目では、商品を購入する際、消費者がどのように情報を収集し、ど
んな方法で購買する商品を決定しているかというように、消費者の心理
や行動という観点からマーケティングサイエンスと呼ばれる領域を通観
する。さらにマーケティングに関する基礎知識を習得した上で、その中
でも特に、魅力的な製品やサービスを生み出すために実施される消費者
を対象とした心理調査/研究について、その考え方や具体的手法、さら
には応用の仕方を、具体的事例と共に学習する。
デザインの心理
デザインの良い悪いは、それを実際に利用する人間の視点を抜きには考
えることができない。本科目では、デザインという創造行為を問題解決
作業という視点から再定義し、デザイン評価の構造、またそこで考慮す
べき人々の人間の心理的特性について学習する。またこの人間に関する
情報を明らかにすることが、どのような形でデザインに貢献し得るの
か、具体的にどのような方法が存在するのか、デザインのための心理調
査について事例と共に学習する。
環境と心理
環境デザインの使命は、快適な環境を創造することにある。しかし環境
を快適と感じるのはあくまでも人間である。本科目では、環境の快適性
を、「不快のないレベル」と「積極的な快のレベル」の2つに分けてと
らえ、それぞれにおける快適の成立要件を人間の側から考察する。ま
た、熱・音・光・空気といった環境を構成する基本的要素に関する基礎
知識とこれらが人間に及ぼす心理・生理的影響、さらには人間の空間の
使い方の特性についても学習する。
デザインのための心理調査
より良いデザインを実現するためには、その利用者が何を望んでいるか
を正確に把握した上で、人間の心理的特性に注意を払いながら、最適解
をもとめていくことが不可欠である。本科目では、利用者のニーズ/
ウォンツを構造的に明らかにするためのインタビュー調査について、そ
の背景となる考え方、具体的な手法の詳細を学習する。またそこで得ら
れたニーズ仮説を検証するための定量的調査(アンケート調査)の基礎
として、調査票の作り方とデータ分析法の基礎についても学習する。
デ
ザ
イ
ン ブランド論
企
画
今日の企業のマーケティング活動において、「ブランド」という概念が
非常に重要な役割を担っており、デザイン開発に際しても、ブランドと
の整合性が強く求められる。本科目は、「消費者心理とマーケティン
グ」で学んだブランドに関する基礎知識を確認すると共に、ブランドの
機能や役割の詳細、ブランド・エクイティ、コーポレートブランドと商
品ブランドの関係、ブランド戦略、ブランド開発やブランド・マネジメ
ントの考え方と実際、ブランドを取り巻く最新の動向等を、事例分析や
論文、文献を通じて学習する。
広告論
広告は、商品の存在を知らせる、また商品に対する好意的態度を形成し
購買欲求を高めるといった、企業のマーケティング活動の中でも重要な
役割を担っており、広告そのもののデザインやパッケージデザインな
ど、デザインとの関係も深い。本科目では、「消費者心理とマーケティ
ング」で学んだ広告に関する基礎知識を確認すると共に、広告制作の考
え方と実際、広告におけるデザインの役割、広告の最近の動向等を、事
例分析や論文、文献を通じて学習する。
コンテンツ・マーケティング
コンテンツ産業は今後の成長が期待されている産業分野の一つである。
コンテンツ産業にもさまざまな形態があり、利益を生み出す手法も多様
であるが、最近の多くのコンテンツ産業は、既存の人的ネットワークを
基盤として、社会的なコミュニケーションを利益の源泉としている。本
講義では、多様なコンテンツビジネスを取り上げ、そのマーケティング
手法を知ることにより、社会的コミュニケーションをビジネスに活かす
方法について学ぶ。
デザイン企画論
デザイン企画の初学者に対して、デザイン企画とは何かを紹介する。デ
ザインと芸術との違いの解説や、「モノのカタチ」と限定的に思われが
ちなデザイン概念の範囲を広げることなど、デザイン企画に対する理解
を深める。また併せて本科目では、既成概念から脱し、柔軟な思考から
様々なアイデアを発想するためのデザイン発想法について、基本的な考
え方も学ぶ。発想法は、デザインの範疇に限らず他分野で応用できるも
のとなることを狙う。
備考
授
業
科
目
の
概
要
(人間共生学部共生デザイン学科)
科目
区分
学
科
専
門
科
目
デ
ザ
イ
ン
構
想
領
域
授業科目の名称
講義等の内容
備考
デザインプロデュース論
今日のデザインの現場では、いわゆる造形、設計能力だけではなく、生
活者のニーズや市場の状況、さらには製造、販売、プロモーションまで
も念頭に総合的な視点からデザイン開発を進めることのできる、デザイ
ンプロデューサーとしての能力が求められている。本科目では、デザイ
ンプロデュースの流れ、役割、意義などを理解すると共に、各業界のさ
まざまなデザイン開発事例の検討を通じて、各フェーズで求められる知
識、能力、技術の基礎を習得する。
デザインプロデュース演習
本科目では、身近なデザインテーマを対象に、生活者ニーズ把握からプ
ロモーション計画に至る一連のデザインプロデュースを実際に行うこと
で、「デザインプロデュース論」で学習したデザインプロデュースの概
念を把握する。また各フェーズで求められる知識、能力、技術に関する
基礎知識を、実際に課題として取り組むことで体験し、確認することを
目的としている。またその過程で直面する様々な問題を自ら解決してい
くことで、知識を広げると共に、課題解決能力の向上を体得する。
デザインマネジメント論
デザインマネジメントとは、デザインプロデュースより大きな概念であ
る。企業において、デザイン開発に取り組む際には、「人・モノ・金・
情報・時間」といった経営資源を総合的かつ効果的にマネジメントして
いく能力が不可欠である。本科目では、デザインプロデュースの概念に
経営という視点を加えたデザインマネジメントについて、その基本的な
考え方、またデザインプロデュースの各分野における具体的方法論等
を、事例を交え学習する。
未利用資源論
人類は石油を用い、且つ電気や自動車、原子力などの技術を開発した。
人類は快適な生活を得るために、エネルギーの大量消費を続けている。
その結果、地球温暖化や資源枯渇の問題が生じている。近年、環境保全
の観点から、バイオマスの利用が進んでいる。本科目では、未利用資源
オムニバス方式
の存在と利用を学び、循環型社会をデザインする思考力を付ける。
(オムニバス方式/全15回)
デ
ザ
イ
ン
企
画
(88木村 照夫/担当7回)
石油利用の問題と未利用植物について講義を行う。
(18 佐野 慶一郎教授/担当8回)
原発利用の問題と未利用エネルギーについて講義を行う。最終回に試
験を行う。
新エネルギー企画論
本科目では、モノを短時間に大量生産し、輸送、消費、廃棄するエネル
ギー社会を確立し、現在に至った経緯を理解したうえで、環境問題や原
発事故、健康被害のリスクが生じている状況と新エネルギーの方向性を
学習する。新エネルギーの開発とその安全管理により、現状のエネル
ギー利用の継続と環境リスクの軽減はなされるが、そのリスクを皆無に
できないことを理解する。各種エネルギー利用に関する安全性と環境リ
スクを評価できる考察力と適正なエネルギーシステムをデザインできる
企画力を習得する。
エコビジネス
(概要)地球環境問題の重大化と社会的関心の高まりを受けて、経済と
環境問題を両立させるエコビジネスが重要視されている。本科目では、
地球環境問題とビジネスに関する包括的で実践的な知識を実例を交えな
がら学習する。
オムニバス方式
(オムニバス方式/全15回)
(89坂木 泰三/担当5回)
エコビジネス構築の基本知識、企業でのエコビジネスの事例を解説す
る。
(90平井真紀子/担当5回)
企業に対する環境規制、ならびに環境規制に対応したエコビジネスの
事例を解説する。
(91河西 純一/担当5回)
企業責任に基づいた環境影響評価、ならびにエコビジネスの立案につ
いて解説する。
別記様式第2号(その3の1)
授
業
科
目
の
概
要
(人間共生学部共生デザイン学科)
科目
区分
授業科目の名称
エコロジカルデザイン
講義等の内容
自然環境や生活環境に配慮したデザインを構想するための基礎知識につ
いて、学際的な環境サイエンスの概念から習得する。あわせて、プロダ
クトやサービスを生みだす工業生産や交通運輸を含む経済活動が自然や
生活の環境に与える影響を評価し、規制する政策や取り組みについて、 オムニバス方式
国内外の事例を通じて学ぶ。
(オムニバス方式/全15回)
(18 佐野 慶一郎/担当7回)
循環型社会デザインをテーマに講義を行う。最終回には佐野と二宮と
の合同講義を行う。
(24 二宮 咲子/担当8回)
自然共生社会デザインをテーマに講義を行う。最終回には佐野も参加
し、二宮との合同講義を行う。
専
門
科
目
デ
ザ
イ
ン
構
想
領
域
自然共生社会論
生態系の保全と社会・経済活動を両立させるようなコミュニティやライ
フスタイルのあり方について考える。現代社会におけるグローバルな環
境問題の特徴や要因を理解するために、国際的なエコロジー思想史を概
観する。日本国内のローカルな環境問題については、企業・自治体の取
り組みや地域社会の事例を題材に、ソーシャル/コミュニティデザイン
の視点から学ぶ。また、授業中に提示する課題への応答・対話型講義を
おこなうことで、多様な価値観を踏まえた思考力を養う。
自然共生デザイン論
自然共生デザインに関する基礎知識と調査理論を学際的な環境学、特に
保全生態学及び環境社会学の視点から学ぶ。日常生活と密接に関わって
いる身近な自然環境(キャンパス周辺の水環境・緑地等)を題材として
自然環境と人間社会との物理化学的・生態的・精神的・社会文化的・政
治経済的な関係性について学ぶ。各自の興味関心に沿った具体事例や
フィールドを設定し、他者との共生を志向するコミュニティデザインの
現状と課題を分析するレポートを作成することで、論理的な思考力及び
文章表現力を養う。
環
境
コ
ミ
ュ
ニ
テ
ィ
デ
ザ 自然共生デザイン演習
イ
ン
備考
自然共生デザインに関する基礎知識と調査技術を学際的な環境学、特に
保全生態学及び環境社会学の視点から習得する。日常生活と密接に関
わっている身近な自然環境(キャンパス周辺の水環境・緑地等)を題材
として自然環境と人間社会との物理化学的・生態的・精神的・社会文化
的・政治経済的な関係性について調査・分析する。各自の興味関心に
沿った具体事例やフィールドを設定し、他者との共生を志向するコミュ
ニティデザインのプレゼンテーションを通じて、論理的な思考力、文章
表現力及び視覚デザイン的な表現力を養う。
コミュニティデザイン論
人口減少と高齢化で特徴づけられる今後の「縮小社会」において求めら
れるコミュニティデザインのあり方をテーマとする。地理的条件や気候
風土、歴史や文化等、コミュニティの特徴は千差万別である。都市部や
過疎地域等、国内外の様々なコミュニティに関する知識を深め、コミュ
ニティデザインに関連した具体的な事例について学ぶ。特にまちなみデ
ザインとの関連性に着目し、コミュニティデザインをまちなみデザイン
に発展させていく仕組みについて学ぶ。
コミュニティデザイン演習
コミュニティデザイン論で学んだ内容を踏まえて、本科目では、具体的
な地域や住民を対象としたコミュニティデザインの実践演習を行う。大
学近隣のコミュニティを対象とし、コミュニティの抱える問題を解決す
る等の具体的な提案を行う。その過程を通じて、コミュニティの現況調
査や住民へのヒアリング、課題発見のための手法から、それを解決する
ための方法論、住民への提案発表やそのプレゼンテーション手法、運営
にあたってのコミュニティを支える人材育成など、コミュニティデザイ
ンに必要な技能と知識を習得する。
授
業
科
目
の
概
要
(人間共生学部共生デザイン学科)
科目
区分
専
門
科
目
デ
ザ
イ
ン
構
想
領
域
授業科目の名称
講義等の内容
コミュニティビジネス論
コミュニティビジネス、地域ブランディング、特産品や土産品の開発、
ご当地キャラクター、ローカルメディアやミニコミ誌、地域情報のウェ
ブサイト、観光ツアーや体験学習型ツアー開発、地域プロモーション、
アートフェスティバルやワークショップ等のイベント、地域産品マー
ケット、農家レストランや農家民宿、地域福祉医療サービス等、地域資
源の発見から活用に至るまで、地域の持続的発展に寄与する広い意味で
のコミュニティビジネスについて様々な事例を通じて紹介する。
居住環境の共生デザイン
現在の居住環境における様々な問題を概観しながら、今後求められる環
境と共生した暮らしや住まいづくりに関する基本的な考え方を学ぶ。そ
の上で、具体的に風土に適応した暮らしや住まいの実例、自然(太陽、
風、水、緑、大地など)を有効に活用して身の回りの環境を調節するデ
ザイン手法、都市における健康と快適性を考慮した環境デザインの方策
についてその原理とともに事例について学ぶことで、環境と共生しなが
ら人間が居住する場を健康・快適にデザインするための必要な知識を習
得する。
環
境
コ
ミ
ュ
ニ 地域遺産マネジメント
テ
ィ
デ
ザ
イ
ン
サステイナブルデザイン
地域においては、自然環境とともに、歴史的環境は貴重な資源である。
どのように歴史遺産を維持管理運営していくかは、地域をデザインして
いく上できわめて重要な課題である。地域遺産のマネジメントには、行
政、専門家、市民、NPOなどさまざまな立場からのアプローチが必要で
あり、さまざまな立場の人々が協働することによって初めて未来への資
産となりうる。この講義では、歴史的居住環境保全のためのさまざまな
方策や事例を紹介し、地域遺産マネジメントの意義を考えたい。
サステイナブル(持続可能な)社会を形成するためには、多様なアプ
ローチが必要である。環境に対する視点とヒューマニティーの視点は特
に重要である。この科目では、環境に配慮し人道的なアプローチでデザ
インされた身の回りのプロダクト、エネルギー・交通・まちなど社会基
盤システム、さらには暮らし方やライフスタイルについて、古今東西の
事例から学ぶ。環境に配慮しつつヒューマンなまなざしを持った賢明な
消費者として、さらには製品・空間・システムを創造するデザイナーと
しての必要な知識を身につける。
備考
別記様式第2号(その3の1)
授
業
科
目
の
概
要
(人間共生学部共生デザイン学科)
科目
区分
授業科目の名称
基礎デザイン演習
講義等の内容
(概要)グラフィックデザインやプロダクトデザインといった制作系デ
ザインの基礎を学ぶための入門授業。実習に必要なレクチャーを交えな
がら、デッサンや色彩、造形等、モノやコトを表現するために必要とな
る技術や心得を学ぶ。特に観察力、またそこから引き出される抽出力、
それらを整理する能力としてのデザイン表現力を身に付けることを目的 オムニバス方式
とし、美術や表現デザインの得意不得意を問わず、適宜各種素材を使用
し体験を通して楽しみながら学習する。
(オムニバス方式/全15回)
(92影山 学/担当7回)
制作系デザインにおける平面媒体(グラフィックデザイン、描画芸術
等)を中心に必要な知識や情報を得、演習を通してベーシックな技術を
学ぶ。
(25 淡野 哲/担当8回)
制作系デザインにおける立体造形(プロダクトデザイン、造形芸術
等)を中心に必要な知識や情報を得、演習を通してベーシックな技術を
学ぶ。
専
門
科
目
デ
ザ
イ
ン
表
現
領
域
ディジタル表現技術
コンピュータを用いたデザイン表現の中では基礎的な技術である、静止
画作品の制作について学ぶ。本科目の前半では、デジタル画像の構造
や、コンピュータを用いた表現技法の基礎について、実際にコンピュー
タで教材に触れながら理解を深める。後半ではコンピュータを用いて写
真加工、写真合成、レイアウト、ポスターデザイン、デジタルイラスト
の作成などを行い、最終的にはオリジナルの平面デザインやイラストを
制作出来るようにする。
3DCG演習
3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)作成ソフトウェアを用いた
映像作品の制作技術を習得する。本科目の前半では3次元空間の基礎で
ある上下、左右、奥行きの三つの座標を用いた移動、スケール、回転を
学んだ上で、オブジェクトや空間の造形、ライティングや画像の出力方
法を学び、時間軸を持たない静止画作品を制作する。後半では、時間軸
に沿って各種パラメータを変化させる方法を学んだ上で、オブジェクト
のアニメート、カメラワークの制作技術を学び、動画作品を制作する。
デザイン表現論
本科目は近代から現代における「デザイン」が醸成されるまでに至るデ
ザイナー(または作家)の作品を紹介し、表現としての視点から“アー
トとデザイン”の境界線に何が見いだされるのかを探求していく。具体
的にはデザイナー(または作家)の人物像、作品、メーカー等を中心に
取り上げ、その価値や目的を考察しながら解説する。授業では取り上げ
きれないデザインにおける背景や作家も数多く、本科目をきっかけに更
なる「デザイン」への造詣を深めてもらうことを目的とする。
Webデザイン演習
日々変化するWeb業界のトレンドを把握し、同時に歴史を理解する。そ
の上でWeb制作、デザインにおいて普遍的な部分に注目し、技術、考え
方の修得を目指す。 HTML、CSSなど、Web制作において必須となるコー
ディング技術を身に付け、アプリケーションを用いて簡単なWeb制作が
できるようになること。目的を明確にした上でのWebデザインが行える
ような発想力を身につける。 授業内容を踏まえてWeb制作の中間課題と
最終課題を行い、知識と技術の理解を深める。
写真表現技術
写真によるコミュニケーション、写真表現とはなにかを考えて行く。課
題制作を通して、写真の読み解き方、有用な映像コミュケーションの方
法を習得し、共生デザイン学科の学生として必要な映像リテラシーと、
就職活動などに必要不可欠な映像プレゼンテーションのスキルの獲得を
目指す。具体的には自らの写真表現を発見し、最終的には自己の感性が
他者に伝わる写真作品を制作する。そのために必要な最低限の写真撮影
の基礎技術、写真映像のデジタル処理技術の習得を目指す。
デ
ザ
イ
ン
表
現
共
通
備考
授
業
科
目
の
概
要
(人間共生学部共生デザイン学科)
科目
区分
専
門
科
目
デ
ザ
イ
ン
表
現
領
域
授業科目の名称
講義等の内容
CADⅠ
コンピュータを用いて設計することは、今や当たり前となり、コン
ピュータで図面を描く技術はデザイナーにとって欠かせないものとなり
つつある。この科目では、CADすなわちコンピュータ支援設計やシステ
ムの仕組みや利用目的、長所・短所などについて理解しながら、建築や
機械の設計で広く用いられているCADソフトを使い、様々な課題を通じ
てCADでの作図手順と操作手法を学び、主に2次元の図面を正確にかつ、
効率よく作図する技術を習得する事を目的とする
CADⅡ
コンピュータを用いて3次元のモデルをつくり、それをコンピュータ上
に映し出し、様々な角度から検討することは、モノづくりおよびデザイ
ンの現場において大いに役に立つ。本科目ではCADⅠで学んだCADソフト
の操作と2次元の作図を踏まえながら、3次元モデルの作成とレンダリン
グ手法を学ぶ。すなわち、3次元のオブジェクトデータを作成する技術
を習得するとともに、表面に素材をはめ込み質感を与える技術を習得す
る。建築や機械の設計で広く用いられているCADソフトおよびレンダリ
ングソフトの使用方法を理解する。
デ
ザ
イ
ン
表
色彩デザイン学
現
共
通
エルゴノミクスデザイン
個々の感性、感覚で語られがちである色彩。その色彩について実例を交
え、わかりやすく理解習得するため「効果」としての観点からも可視化
されることを学ぶ。またグラフィックデザインやプロダクトデザインの
観点から、実用に向けた色彩の理解を深めるために必要な知識である、
色彩の性質、心理的影響、伝達方法、カラーオーダーシステム、視覚現
象、配色と色彩調和等、色のルーツを辿ることで色彩デザイン学として
わかりやすく学ぶ。
身の回りに存在する多くの物や道具。特にプロダクトデザインにおいて
は有効に使用するための機能を有している。こうした、機能的で使いや
すい物や道具にするために必要となる人間工学のことをエルゴノミクス
デザインという。本授業は人間工学に基づいて、実際のデザインに活か
すために必要なユーザビリティやアフォーダンス等の観点から、プロダ
クトデザインに必要な機能性について実例を交えて学び、理解を深める
ことを目的とする。
備考
別記様式第2号(その3の1)
授
業
科
目
の
概
要
(人間共生学部共生デザイン学科)
科目
区分
専
門
科
目
デ
ザ
イ
ン
表
現
領
域
授業科目の名称
講義等の内容
メディア表現論
現代の多様なメディア表現の事例に触れることで、その概要を理解す
る。2DCG、3DCG、アニメーション、VFXを中心としたデジタル映像表
現、メディアアートの事例を紹介し、事例について考察を行うレポート
の作成を通して、メディア表現への知識と理解を深めていく。鑑賞者と
してだけではなく、制作者または研究者としての視点から映像作品、メ
ディアアート作品などに触れられるよう、見る力や考える力を習得し、
自身の制作や研究に役立てられるようにする。
メディア表現演習
コンピュータを用いた映像合成や特殊効果などの表現手法について学
ぶ。本科目の前半では、写真、イラスト、文字などの、本来は動きの無
い素材に動きをつける技術を習得し、モーショングラフィックス、デジ
タルアニメーションを制作する。後半では、ビデオ映像の様々な合成手
法、色彩や時間軸の加工方法などのVFXの基礎について学び、写真やイ
ラスト、ビデオ映像などの素材と、コンピュータの特性である制作の自
由度の高さを組み合わせた映像作品を制作出来るようにする。
映像・画像処理論
映像は、テレビ放送だけでなく、インターネットを通じたビデオオンデ
マンドやストリーム配信、DVD、Blu-ray、ディジタルサイネージ等、
様々なメディアを通じて試聴できるようになってきている。映像を制作
するには、その映像を流す様々なメディアの特性や規格等を理解してお
く必要がある。そこで、本科目では、現在用いられている映像の規格や
技術、さらに映像や画像に施される処理に関する技術を講義する。これ
により、映像制作に必要な基礎知識を修得することを目標とする。
映像制作演習
DVD、インターネットに加え、映像が再生できる携帯端末、地上波デジ
タルのワンセグ放送など、いつでもどこでも映像が楽しめる時代になっ
た。このため、クリエーターには、ますます多彩な映像の制作が求めら
れる。映像に興味のある学生には、オリジナルの映像を発信してもらい
たいが、基本的な撮影技術が身についていなければその意図を伝えられ
るような映像にはならない。本科目では、ビデオカメラによる基本的な
撮影の手法と、ノンリニア編集ソフトによる編集の手法を、演習を通じ
て修得する。
映像制作応用
映像制作演習では、基本的なビデオカメラによる撮影の手法と、ノンリ
ニア編集の手法を学修した。映像制作応用では、これらの基本的な手法
を活用した映像表現手法を修得する。様々な映像表現手法が存在する
が、その1つにストップモーションアニメーションがある。この手法
は、アニメーションにおける時間的な概念の理解が必要となる。さら
に、その表現手法にも各種あるため、それらを紹介しながら、実際に制
作を行って、その制作方法を修得する。
コンピュータミュージック
オリジナルの映像を制作した際に、映像に合ったBGMが必要になる。そ
こで、BGMもオリジナルで制作できるように、コンピュータを使って簡
単な音楽を制作できるようにする。楽譜の読み方、書き方などの音楽の
基本を理解した上で、メロディや伴奏を含めたコンピュータミュージッ
クの基礎知識、作成方法を理解する。また、音楽制作ソフトの基本操
作、基本機能を習得する。さらに、音響効果やエフェクトの使用方法を
理解し、空間における音の扱い方を理解する。
映像の構成と表現
映像表現とは、一つの方向ではなく、色彩的、音響的、心理的や精神
的、あるいは物語性と技術性などあらゆる要素を統合的に表現すること
である。
本科目では、映像の表現と関わる様々な要素を説明し、最も基礎的な制
作理論を始め、音楽や色彩や光などの具体的な関連性を考えた上で、映
像構成の全体を総合的に理解してゆくものである。映像制作における
様々な基礎知識を習得し、時代を創る文化とともに、発想力と想像力の
活発性を養うことを中心とする。
映
像
表
現
備考
授
業
科
目
の
概
要
(人間共生学部共生デザイン学科)
科目
区分
専
門
科
目
デ
ザ
イ
ン
表
現
領
域
授業科目の名称
講義等の内容
映像の創作と表現
「映像の創作と表現」は、「映像の構成と表現」に引き続き、もっと広
い範囲で映像の世界を考える科目である。現代社会では、映像の使用方
法や考え方が急速に進化しており、映像作品のみでの制作は、もはやも
の足りなくなって来ている。更なる現代の映像の世界は、あらゆる視点
から考えなければならない。理論のみでなく、プロフェッショナルな現
場で得た経験や考え方に基づいた講義も並行して行う。この科目を通し
て、映像創作するための視点と考え方を広く探る。
アニメーション制作演習
「プロット → 絵コンテ → 動画とサウンド制作 → 編集」というプロ
セスを通して、アニメーション制作の基礎を学ぶ。手抜きをせずに、時
間をかけて、最後まで完成させることが求められる。根気よくコツコツ
と制作に打ち込んだ学生を高く評価する。技法(手描き、3次元CG、人
形等々)は自由とするが、特定のCGツール等の使い方について詳しく解
説することはしない。本科目ではアニメーション作品としての完成度を
高めるための指導が中心となる。
企画とシナリオ
印象的な作品づくりには、自分なりの明確な意図のある「企画」が必要
である。企画意図のあいまいな作品は、相手の心にも響かない。自分の
個性や持ち味に気づき、自分らしい独創的な「企画の立て方」を学ぶ。
さらに、「シナリオの書き方」の基礎、「場面設定」や「キャラクター
設定」の秘訣を学び、「シナリオ執筆」(短編)に挑戦して頂き、互い
の作品への意見交換も行う。授業時間外に時間を掛けて作業することは
必須である。自分を鍛える覚悟のある学生に参加して欲しいと思う。
映
像
表
現
備考
別記様式第2号(その3の1)
授
業
科
目
の
概
要
(人間共生学部共生デザイン学科)
科目
区分
専
門
科
目
デ
ザ
イ
ン
表
現
領
域
授業科目の名称
講義等の内容
視覚伝達デザイン演習
視覚伝達デザインとはグラフィックデザインに必要な視覚表現や視覚
媒体のデザインを意味し、あらゆる分野に跨りその意味するものは多
岐に渡る。本演習は「基礎デザイン演習」を踏まえ、制作系デザイン
におけるより深い知識と技能を得るための応用実習として位置付けら
れる。具体的には「色彩デザイン学」とも関連し、理論のみでは学ぶ
ことのできない実体験としてのトレーニングである混色や配色、コン
ポジション(配置構成)等、制作系デザインに必要な応用技術を学
ぶ。
プロダクトデザイン演習Ⅰ
プロダクトデザインは製品デザインを意味するが、広義には計画的に
生産される「物」を指し、その「物」に必要な機能性、造形表現のデ
ザイン、企画・制作意図等、その意味するものは多岐に渡る。本演習
はグラフィック・プロダクトデザイン分野演習科目における応用展開
として実際の状況を想定したものつくりの前段として専門的な技能を
身に付けるための中級レベルに位置付けられる。プロダクトデザイン
演習Ⅰにおいては造形表現を中心に習得する。「基礎デザイン演習」
「視覚伝達デザイン演習」を履修することが望ましい。
プロダクトデザイン演習Ⅱ
本科目は「プロダクトデザイン演習Ⅰ」に続き履修することを目的と
して、グラフィック・プロダクトデザイン分野演習科目における応用
展開として実際の状況を想定したものつくりの技能を具体的に身に付
けるための上級レベルに位置付けられる。本演習ではプロダクトを機
能造形として捉え、そこに至るプロセスを具体的に想定し、企画立
案、造形制作まで制作系デザインの観点から表現することを学ぶ。
「基礎デザイン演習」「視覚伝達デザイン演習」「プロダクトデザイ
ン演習Ⅰ」を履修することが望ましい。
環境プロダクト実験演習
グ
ラ
フ
ィ
ッ
ク
・
プ
ロ
ダ
ク リサイクルデザイン論
ト
デ
ザ
イ
ン
廃棄物リサイクルとエネルギー利用の実験方法と評価手順を習得し、
実験を通じて適正なリサイクル方法とエネルギー利用したプロダクト
とシステムのデザインを理解、発案できる基礎能力をつける。地球温
暖化と資源枯渇を抑制するため、リサイクルと新エネルギー利用の開
発が見込まれている。廃プラとバイオマスである廃食用油、生ごみの
リサイクル実験、および天然繊維利用の改良実験、ならびに自動車の
利用や廃棄物処理による二酸化炭素発生量の計算演習を行いながら、
循環型社会を構築するための処理技術と分析評価を解説する。
自然環境の中で暮らす人類にとって、リサイクルの必要性は揺ぎない
事実である。現在、世界中で焼却や埋め立て処分されている廃棄物が
大量に存在する。今後は、さらなる環境意識の高まりと技術発展によ
り、各国でリサイクルの事業化が増加し、循環型社会の構築が進展す
ると予想される。本科目では、国内外における廃棄物の発生とリサイ
クル情勢、および各廃棄物のリサイクル方法、リサイクルの事例と長
所短所を学習し、リサイクルを導入した新しいプロダクトデザインや
環境政策を立案できる思考力を身に付ける。
マテリアル論
プロダクトデザインにおいて、多種多様のマテリアルがデザイン開発
され、製品に採用されている。本科目では、「マテリアルデザインの
歴史」、「プロダクトと倫理」、「マテリアルの種類と特徴」、「環
境対応型マテリアル」、「携帯電話とマテリアル」、「自動車とマテ
リアル」、「マテリアルの表面改質」、「マテリアルの評価と品
質」、「マテリアルの特許とその扱い」を解説し、プロダクトデザイ
ンを行う中でのマテリアルデザインの役割とその手法を理解する。
家具デザイン
家具とは私たちにとって最も身近なデザインプロダクトであり、その
種類や用途は多種多様、多岐に渡る。生活空間におけるテーブルや座
具、棚、照明、キッチン用品、食器に至るまで、私たちにとって見慣
れたこうした「生活具」は“デザイン”の出現と成長の歴史と共にあ
り、またそれは近代世界のうねりと呼応している。本講義ではこうし
た「生活具」が“デザイン”の出現と共に生み出されてきた歴史的背
景を作家や作品と共に紹介し、その意味や意義を学ぶ。
デザイントレンド
「デザイン」の意味するものは多岐に渡る。「設計」や「計画」と訳
されるようにデザインに求められるモノとコトとを結ぶ役割が今後は
より求められ、日々流動する社会にあって、トレンドを知ることは重
要である。本授業では、具体的なデザインディレクションやデザイン
ワークの実例を紹介し、そこから顕在化する現在、未来に向け必要と
されるモノやコトについて正しく理解し、その本質を正しくデザイン
に昇華、構築することのできる力を身に付けることを目的とする。
備考
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