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PowerPoint プレゼンテーション
認証番号0007191
環境活動レポート
2016年度版
対象期間:2015年9月~2016年8月
地球の そして 宇宙の未来に向かって
ホップ・ステップ・ジャンプ
2016年10月31日 発行
目
次
1.組織の概要・・・・・・・・・・・・・・
2.EA21実施体制・・・・・・・・・・・・
3.環境方針 ・・・・・・・・・・・・・・・
4.当期環境目標及び中期目標・・・・・・・
5.環境目標達成の状況・・・・・・・・・・
6.環境目標達成のための計画と実績・・・・
7.環境法規への違反・訴訟の有無・・・・・
8.代表者による全体の評価と見直し・・・・
9.環境活動への取り組み・・・・・・・・・
2
3
4
5
6
10
14
15
16
はじめに
当社は、1947年の創立以来69年にわたりプラスチックの金型製作と射出成形に取
り組んで参りました。1995年から「世界中のどこに行ってもPPSという樹脂名が出た
時に日本に『みやま』があると、言っていただける企業になる !」というビジョンを掲
げ、金属の代替樹脂であるPPS(ポリフェニレンサルファイド)の成形技術を確立・商品
化、さらに最近はお客様のご要望を受けて完成品の商品開発にも取り組みはじめており、
業容は益々拡大基調にあります。
国際化が進む中、日本に土台を据え、固有の技術をしっかりと社内に培い、次の世代
に受け継ぐためには、環境保護と生産活動が合致する取り組みが不可欠とのことで、エ
コアクション21の維持・改善活動を継続して参りました。業容が拡大する中で、エコ
アクション21で要求されている環境指標への活動は勿論のこと、経営方針・目標の達
成が最終的にはCO2削減に役立つとの視点から方針管理の側面にも活動の幅を広げ、
環境保護活動を益々充実させているところです。
今後も環境に優しいものづくりを通じて社会
貢献していくとの強い想いをベースに、この活
動を強化・継続していく所存です。
表紙 「産卵中のキアゲハ」
写真:湯田坂修二
1
1.組織の概要
●会社名
●所在地
株式会社みやま
長野県茅野市ちの176-5
●代表者名
●環境管理責任者
代表取締役社長
専務取締役工場長
●連絡先
TEL 0266-72-3178
FAX 0266-73-5473
E-mail
[email protected]
●事業内容
プラスチック射出成形
●認証の対象範囲
本社・本社工場
●事業規模
百瀬 真希
百瀬 幸男
2016年度(53期)
売上額
6億9157万円
従業員数
49名
延床面積
3239㎡
敷地面積
4171㎡
PPSは金属の代替樹脂として
誕生、耐薬品性を有し、強度も高
い為、水周りのバルブ等に使用さ
れています。
本社・本社工場
グループ会社
●会社名
●事業内容
バーズィスジャパン
金型設計・製造
●会社名
●事業内容
株式会社 諏訪菜
野菜工場システム開発
株式会社
2
2.EA21実施体制
代表者
(環境最高責任者)
環境管理責任者
EA21事務局
EA21推進委員会
総務課
推進委員
営業管理課
推進委員
品質保証課
推進委員
役職・組織名
技術課
推進委員
役割・責任・権限
環境最高責任者
①環境方針を策定し、全員に周知する
②環境経営全般に関して、責任と権限を持つ
③EA21の全体の評価と見直しを行う
④環境管理責任者を定め、必要な責任者を任命する
環境管理責任者
①EA21の取組みの実行責任者として活動を進める
②環境推進委員会の招集を指示し、審議事項の承認
③緊急事態対応訓練の計画を指示し、実施記録の承認
④法規制等の遵守状況の管理
エコアクション21
事務局長・委員
総務課
推進委員
営業管理課
推進委員
品質保証課
推進委員
技術課
推進委員
製造課
推進委員
製造課
推進委員
①EA21環境活動計画を作成し、実行を進める
②環境への取組の自己チェックを実施する
③環境会議を隔週に行い、状況の把握、見直し、記録集計する
④環境管理責任者、実施部門と連携し、問題点等を会社に周知する
①グリーン購入比率の向上を進める
②会社周辺地域の環境維持活動に積極的に参加する
③紙の使用削減に努める
④暖房の効率化を進める
①必要に応じた材料、資材の購入に努める
②社有車輌の維持管理及び燃料の削減に努める
①客先クレーム、社内不具合発生件数の集計と低減をはかる
②ペーパーレス化の推進
③サンプルの保管期限と管理方法の仕組を構築する
①省資源、省エネに努める
②情報システムの統括管理
①不良率を減らすことにより、材料購入の低減と廃プラの削減をはかる
②生産の効率化(ショット数・稼働率の向上)による電力量削減を進める
③冷房効率を高めLPGの削減に努める
④化学物質削減、上水道の有効活用及び水使用量の削減に努める
3
3.環境方針
【基本理念】
当社は八ヶ岳に抱かれ、諏訪湖を臨む素晴らしい自然環境に恵まれた地域に立
地し、環境にやさしいものづくりを通して経済発展と環境保全活動に貢献します。
【環境行動方針】
当社の事業活動・製品・サービスで下記を重点事項として行動します。
1.二酸化炭素排出量の削減に取り組みます。
2.自らの事業活動による効率的な生産を追及し、廃棄物の削減とリサイクル化
を進めます。
3.グリーン購入やグリーン調達を積極的に進めます。
4.環境関連法を遵守し環境への意識向上をはかり、地域社会に貢献します。
5.社員全員で環境保全活動に取り組み、環境活動レポートとして情報開示し、
社会とのコミュニケーションに努めます。
6.節水に努め、水の有効活用を目指します。
7.化学物質使用量の抑制に努め、その管理を徹底します。
制定日 2010年9月1日
株式会社みやま
代表取締役社長
4
4.当期環境目標及び中期目標
• 第51期を基準年度に再設定し、管理しています。また、2014年7月に中部電力より
公開されたCO2原単位に基づき、51期以降のCO2排出量を計算しています。
• 以降基準年度の見直しがされるまでの間は、比較容易性を確保するために、2014年の中
部電力発表CO2原単位を活用することとします。
• 目標値は売上100万円当たりの使用/排出量 としています。
年度__
項目
CO2
排出量の削減
ガソリンは製品売上のみでの
計算になっております
kg-CO2/百万円
LPGによる
CO2排出量の削減
kg-CO2/百万円
金型売り上げも入っています
第54期
第55期
1207.01
▲8.44%
1168.02
▲10.96%
1168.02
▲10.96%
1255.44
1147.14
▲8.63%
1114.91
▲11.19%
1114.91
▲11.19%
8.50
8.53
維持管理
8.47
▲0.74%
8.47
▲0.74%
16.83
17.66
+4.94%
16.73
▲0.59%
16.73
▲0.59%
8.46
10.95
+29.43%
5.46
▲35.48%
5.46
▲35.48%
22.54
22.73
+0.88%
22.46
▲0.35%
22.46
▲0.35%
0.61
0.70
+13.62%
0.61
▲1.21%
0.61
▲1.21%
73.84
73.35
▲0.67%
30.33
▲58.92%
30.33
▲58.92%
0.71
0.73
+3.11%
0.61
▲14.72%
0.61
▲14.72%
0.51
0.45
▲11.61%
0.49
▲4.09%
0.49
▲4.09%
90%以上
維持管理
90%以上
維持管理
90%以上
維持管理
1318.22
kg-CO2/百万円
軽油による
CO2排出量の削減
kg-CO2/百万円
灯油による
CO2排出量の削減
kg-CO2/百万円
水道
使用量の削減
㎥/百万円
廃プラ
排出量の削減
㎏/百万円
可燃物
排出量の削減
㎏/百万円
化学物質
使用量の削減
ℓ/百万円
* グリーン調達
グリーン商品
購入比率
環境美化活動
春-上川土手清掃(上原区主催)
夏-清水川清掃(飯島区主催)
上川 江川橋清掃活動
第53期
(当期目標値)
kg-CO2/百万円
電力による
CO2排出量の削減
ガソリンによる
CO2排出量の削減
第51期
(基準年度)
-
2回参加
1回参加
月1回実施
2回参加
1回参加
月1回実施
2回参加
1回参加
月1回実施
2回参加
1回参加
月1回実施
* グリーン調達について51期までは「グリーン商品を購入すること」が目標、 52期から
「グリーン商品購入比率」の数値目標を定める。
* 53期は、諸事情で売上減となったため、基準年比+となる項目が発生した。
5
5.環境目標の達成状況
【評価基準】
二酸化炭素排出量の削減
目標達成 = 〇
基準年実績~目標値の間 = △
目標未達成 = ×
53期目標値
実績
判定
1207.01 kg-CO2/百万円
1292.47 kg-CO2/百万円
×
CO2排出量の推移
kg-CO₂/百万円
1350
1318.22
1317.69
1292.47
1300
1250
第51期
第52期
第53期
結果と次年度の取り組み
・個別項目の評価結果がCO₂排出量に寄与している。
・電力使用量がCO₂削減に大きく寄与する為、電力削減に重点的に取り組む。
電力による二酸化炭素排出量の削減
53期目標値
実績
判定
1147.14 kg-CO2/百万円
1,223.05 kg-CO2/百万円
△
電力によるCO2排出量の推移
1260
1255.44
kg-CO₂/百万円
1253.99
1240
1223.05
1220
1200
第51期
第52期
第53期
結果と次年度の取り組み
・省電力の新型成形機2台を導入したことにより、使用電力が低減できた。また、不良削
減に努めたことにより、成形機稼働時間のムダを削減できた。
・成形機・付帯設備の効率化、省電力化の効果が大きい為、削減手段を検討し取り組む。
6
5.環境目標の達成状況
化石燃料による二酸化炭素排出量の削減
53期目標値
実績
判定
67.17 kg-CO2/百万円
69.42 kg-CO2/百万円
×
化石燃料によるCO2排出量の推移
100
80
kg-CO₂/百万円
62.78
63.71
69.42
第51期
第52期
第53期
60
40
20
0
項目
ガソリン
軽油
灯油
LPG
判定
△
〇
×
〇
結果と次年度の取り組み
・ガソリン、灯油は売上減の影響が大きく、目標値達成に至らなかった。
・軽油は輸送業者の活用によりトラックの使用が減ったことが、目標達成に結びついた。
・LPGは工場内外の温度管理、外気の取り入れ等による冷房費削減により目標を達成した。
・次年度は、売上増により単位売上額あたりの使用量低減を目指す。
可燃物排出量の削減
53期目標値
実績
判定
0.73 kg/百万円
0.72 kg/百万円
〇
可燃物排出量の推移
㎏/百万円
2.0
1.5
1.0
1.14
0.72
0.71
0.5
0.0
第51期
第52期
第53期
結果と次年度の取り組み
・全社5S活動時に排出量は増えるものの、毎月ほぼ一定量の排出となっており、目標が
達成できた。
・次年度も継続して5S活動に取り組み、ゴミの分別、個人のゴミの持ち帰りを徹底し、
排出量低減を図る。
7
5.環境目標の達成状況
化学物質使用量の削減
53期目標値
実績
判定
0.45 ℓ/百万円
0.55 ℓ/百万円
×
化学物質使用量の推移
ℓ/百万円
0.8
0.6
0.51
0.45
0.55
0.4
0.2
0.0
第51期
第52期
第53期
結果と次年度の取り組み
・金型メンテナンス台数の増加に伴い化学物質の使用量が増加した。
・次年度の使用量目標を53期水準とし、売上増により単位売上あたりの使用量低減をめざす。
水道使用量の削減
53期目標値
実績
判定
0.70 ㎥/百万円
0.73 ㎥/百万円
△
水道使用量の推移
1.0
㎥/百万円
0.79
0.73
第52期
第53期
0.61
0.5
0.0
第51期
結果と次年度の取り組み
・1月にトイレの水の流れっ放しによる増加が発生したが、他の月の使用量はほぼ一定。
売上減の影響が大きく、目標未達となった。
・使用量はサチレーション状態である為、次年度は売上増により単位売上高当たりの使用
量低減を目指す。
8
5.環境目標の達成状況
廃プラ排出量の削減
53期目標値
実績
判定
73.35 kg/百万円
31.10 kg/百万円
〇
廃プラ排出量の推移
73.84
80
㎏/百万円
60
40
27.04
31.1
第52期
第53期
20
0
第51期
結果と次年度の取り組み
・51期(基準年)に比べ前期、今期ともに大幅低減している。不良の削減、分別等により
廃棄物を減らす活動が成果として表れてきている。
・今後、大型部品の受注により増加する可能性はあるが、次年度は53期並みを目標として
取り組む。
グリーン購入
53期目標値
実績
判定
90%以上
93.3%
〇
グリーン購入比率の推移
90.8
100
93.3
%
80
60
40
20
グリーン商品の
定義の明確化と促進
0
第51期
第52期
第53期
結果と次年度の取り組み
・51期は定義を明確にし、52期・53期と活動してきた結果、目標達成することができた。
・次年度は、グリーン商品の購入を定着化させ、グリーン商品購入率の更なる向上を目指す。
9
6.環境目標達成のための計画と実績
弊社では、本来業務の達成率を高めることによってCO2排出量が低減できる
との考え方の下、EA21活動の目玉として本来業務の改善に重点を置いて取り
組んでいます。
53期は、下記のような本来業務の改善に取り組みましたが、製品売上額が
目標を下回ってしまったことにより、単位売上高あたりのCO2排出量を思うよ
うに低減させることができませんでした。
54期は、本来業務達成を必達として取組み、単位売上額あたりのCO2排出
量の低減を目指して参ります。
総務課
目 標
実施項目
実施結果と次年度取り組み
1.経費の節減
・電力費
・諸経費
①新電力会社との一部供給契約
を締結
②会議費・消耗品費等の削減
・前年比▲6万円以上/月の効果。
・価格比較、ネット購入、一括購入等
により経費削減を達成。
・次年度はもう一段上を目指す。
2.経営数値の速報性
①毎月10日完成を目標とする
②業者への請求書期限徹底
・速報システムにより、毎月10日の
完成を定着化。
・次年度は、前工程への意識付け、前月
からの準備により期限厳守。
3.数値の見える化
・生産管理シス
テムの活用
①新旧システムのデータ突合
②売上管理の新システムへの
切替え
・ほぼスケジュール通りに切替えを完了。
・次年度は、他の機能の活用も検討。
4.人事評価制度と
目標管理の連動
①目標管理制度による評価基準
を設ける
②導入前の趣旨説明と理解の
徹底
・内容を見直し、2月に社員説明会。
試行期間を設け、未実行者への催促、
指導を実施。
・次年度も継続指導し、定着化を図る。
5.定期教育実施
①社員向けの学習機会を設ける
・作成した年間計画に従い、社員の
ビデオ学習を定着化させた。
・次年度も継続して学習機会を検討。
10
6.環境目標達成のための計画と実績
営業管理課
目 標
実施項目
実施結果と次年度取り組み
1.売上目標の
必達
①移管金型の取り込み
②訪問営業による積極的
受注活動
③新規金型業者の開拓
・①は6型の移管を取り込み、売上に貢献するも
売上目標達成に至らず。
・②により情報収集が促進され、新製品受注に繋
げる成果も出てきた。
売上確保のため、車による移動が頻繁となり、
ガソリン使用量が増加した。
・次年度も移管金型の取り込み、営業マップ作成
による営業訪問の効率化等により、費用対効果
の効率をアップさせる。
また、新規金型業者開拓にも引き続き取り組む。
2.新規顧客の
開拓
①展示会の活用による
営業強化
・従来の機械要素展、諏訪圏工業メッセとは異な
る、的を絞った展示会にも出展し、大型製品も
PRするなど展示方法を工夫した。結果、来訪者
の中から新規顧客獲得が見えてきている。
・次年度は、展示会に加えてホームページのリニ
ューアルにも力を入れ、新規顧客と接する機会
を増やしていく。
3.生産管理
システムの
定着化と
有効活用
①入力の徹底と活用の
為の仕組み作り
・管理システムによる必要量の材料手配が定着。
・管理システムによる金型受発注管理も開始。
・注文入力データから、翌月の売上予測ができる
システムを作成し、運用開始。
・次年度も、引き続きシステム活用の仕組みを強
化し、業務の効率化を図る。
4営業業務の
標準化
①業務の統一化
②DR実施の徹底
・①、②共に試行錯誤しながら進めた。②のDR
については、完全実施にまで至らなかった。
・次年度は、ISO認証取得活動に同期させて業務
フローを標準化し、実施に不備なきように推進
し、業務の効率化を目指す。
売上推移表の掲示による
情報の共有化
展示会での展示状況
11
6.環境目標達成のための計画と実績
技術課
目 標
実施項目
実施結果と次年度取り組み
1.金型修正を
3回にする
①修正値、設計値の見直し
・修正量に応じた修正方法を採用・運用。
・次年度も継続実施。
2.新規品DRの導入
①受注前、後のDRを実施
する
・営業管理課との協働で実施。
・次年度も継続実施。
3.PPS材の
ガス対策
①ガス抜き方法の改善
・バリが成長し易い従来の方法から、成長
させない(バリ取り不要にする)方法を導入。
・次年度は、耐久性向上の方法を検討し、
導入を図る。
品質保証課
目 標
実施項目
1.品質問題削減
①客先クレーム件数、
Fコスト削減
②赤伝件数、Fコスト削減
③社内検査不良、Fコスト
の削減(集計と掲示)
成形不良金額の把握、
削減(集計と掲示)
④品質会議の定例開催に
よる質問題解決活動の
促進
・成形不良金額は、掌握の対象を全製品とし、
統計的手法を用いて分析・対策を行った。
また、これら品質情報を社内掲示板にて毎月
公開し、全社員が改善に取り組んだ。結果、
①は前年度比▲18.8%、②は▲32.2%、
③は▲16.6% と成果に結びついた。
・毎週品質会議を開催し、チームによる問題解決
活動を展開したところ、関係者に品質意識を
植え付けることができ、大きな成果となった。
・次年度も目標達成できるよう品質改善に取組む。
2.生産管理
システムの
有効活用
①検査データ入力を
100%実施する
②入力データの有効活用
・検査結果入力は、100%実施。
・入力されたデータを活用し、社内ワースト製品
への対策活動に貢献した。
・次年度も、入力の継続とデータ活用により、重
点志向で対策活動を強化・推進する。
3.スキルUP
①朝礼・昼礼の活用
②QC検定勉強会
・スキル表の評価点アップを目指し、朝礼、昼
礼にて教育実施。目標達成率 97.5%
・QC検定合格を目指した勉強会により、
2級1名、3級8名、4級4名が合格。
・次年度も積極的に検定に挑戦し、3級以上の
合格者増を目指す。
品質情報を毎月掲示
実施結果と次年度取り組み
社内勉強会風景
12
保有資格一覧表
6.環境目標達成のための計画と実績
製造課
目 標
実施項目
実施結果と次年度取り組み
1.段取時間の
視える化
①段取り、生産計画<3日分
まで>し、効率化を図る
②スライドメンテ作業
現場での対応化
・段取り予定をホワイトボードに明確化
し、見える化を図った。
・次年度は、スライドメンテへの対応を
確実に行う。
2.段取時間の短縮
①機械別段取時間の集計
②段取者の育成 2名
③段取の改善と時間短縮
・段取時間を自己申告させ、現状把握が
できた。
・段取者増員教育を行い、段取スキルを
習得。(1名)
・次年度は、現状把握結果に基づく段取
時間の改善を促進させる。
3.機械稼働の
視える化と
稼働率UP
①生産管理システムからの
24H成形機械稼働率集計
視える化
・生産管理システムデータから24H稼働
率を算出し、稼働率データを提供した。
・成形機2台入れ替えで電力削減に貢献。
・次年度は、稼働率算出方法を改良する。
4.人的要因不良
削減
①段取者&作業者の品質教育
②寸法確認の仕組み構築実施
③外観不良の撲滅
・段取者、新人含む作業者2名に教育実
施。(品質、図面、機械操作)
・寸法測定場所と測定機器を設置。
・外観不良のサンプル置き場を設置。
・承認サンプルの整備を実施。
・次年度は、寸法測定の仕組みを充実さ
せる取組を継続実施。
5.スキル表目標
平均20%UP
①スキル表に基づく教育と
視える化
・スキルシートに基づく評価点は、27%
アップ。
・次年度も計画的にスキルUPを目指す。
ホワイトボードに
段取り予定の掲示
金型段取り教育
工場のシャッターに虫除けネット
を張り、夏季の冷房使用を削減
LPGの使用量とエアコン稼働時間
月日
7月5日
7月6日
7月7日
7月8日
外気温℃
33
30
34
室温(ON前)℃ 室温(ON後)℃ LPGメーター①㎥ LPGメーター②㎥
37.5
34.6
38.5
32.5~34.0
30.2~32.8
33.1~35.2
900.05
913.39
947.05
未稼働
913.39
947.05
1001.01
工場内外の温度とエアコン稼働記録
13
使用量㎥
13.34
33.66
53.96
稼働時間H
4.5
7.5
13.5
7.環境法規への違反・訴訟の有無
以下の法が適用されるため、2016年8月31日に遵守確認を行ったところ下記の結果
でした。また、環境に関するステークホルダーからの苦情は、本年度もありませんでし
た。
適用法
法規則内容
廃掃法
産業廃棄物の処理
騒音規制法
射出成形機
コンプレッサー設備
振動規制法
射出成形機
コンプレッサー設備
評価結果
・産業廃棄物処理委託契約の有効性を確認し、
処理実態に問題はありませんでした。
・マニフェスト保管に問題はありませんでした。
判定
○
・測定値は茅野市の騒音規制値内にあります。
○
・測定値は茅野市の騒音規制値内にあります。
○
消防法
消火器設置確認
・2015年12月消防署立ち入り調査あり。
①消火器へのアクセス経路に障害物あり。
⇒ 是正済
②消火器使用期限間近のものあり。
⇒ 順次交換の予定
・灯油の地上タンクは管理状態にあります。
PCB廃棄物の
特別措置法
PCB使用
コンデンサーの
保管義務
・保管場所等、適切に処理及び届出済です。
今後、国の方針に従って早期の廃棄処理を行
うべく、手続きを行っています。
○
特定化学物質の管理
・グリーンマーク商品の購入、顧客要求に基づ
く特定化学物質非含有材料の使用を推進して
います。
○
家電リサイクル法
小型家電
リサイクル法
廃棄時の記録管理等
・廃棄時の記録を残し、専門業者に廃棄を依頼
しています。
今期は大型家電の廃棄はありませんでした。
○
労働安全衛生法
特定化学物質障害
予防規則等
・リスクアセスメント義務化対象となる化学
物質についてのリスクアセスメントを実施
しました。
①メタノール ②アルカリ溶液SK-501
○
フロン排出抑制法
冷媒漏洩点検・
整備記録等
グリーン調達基準
○
・実施しました。
○
14
8.代表者による全体の評価と見直し
本来業務の改善が環境活動の成果につながると位置づけて、目標管理を推進
し、今期6年目を迎えることが出来ました。活動初期から在籍している社員の皆
さんのみならず、中途採用の方にも当社の環境活動は本来業務の改善であること
を意識付けしていく事が徹底でき、5Sとカイゼン活動の活発化等、確実に社員
一人一人の行動が結果に結びつく事を実感できた年になりました。
しかし53期は52期の製品売り上げ減を受けて営業活動に重点を置いた一年と
なった為、営業活動が活発化することにより得意先訪問に使用した車のガソリン
使用量、小口品目の受注を積極的に受けたことにより金型メンテにかかる化学物
質の使用量の増加等、未だ売り上げ回復が出来ていない今期の中では、目標値を
超える結果となってしまいました。
小口品目の生産の効率化や得意先訪問の交通手段の見直し等、来期は売り上げ
の回復とともに環境目標の達成の連動を見極めていくことが重要です。また、新
規事業が来期に立ち上がることもあり、原単位での評価をどう行っていくか今後
の課題です。
エコアクション事務局が新体制になり、若い力がエコアクション推進の主力に
なっていく来期は、過去のやり方にとらわれずに、CO2の削減に邁進する一年に
していく必要があります。
一人一人の意識が高まった今こそ聖域無き取り組みをすることで、会社の成長
につながると確信をするところであります。
代表取締役 百瀬 真希
みやまEA21推進キャラクター「eco2郎」
イラスト:斉藤千代
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9.環境活動への取り組み
みやま改善活動推進キャラクター「みちがえる」
5Sと改善活動
「全員参加で5Sの徹底」~品質を向上させ信頼される会社になろう!~を活動
テーマに、全員で5S活動に取り組みました。
毎日の「10分間5Sと改善の時間」や、ペンキ塗り等の修繕、5Sと改善プロ
ジェクトメンバーによる5Sパトロールにより、社内の5S環境を維持しています。
工場の床磨き
製品用台車を1台ずつ洗浄
5Sパトロールの実施
天井のペンキ塗り
5Sと改善掲示板
カイゼン活動にも
力を入れました
緊急時対応訓練
避難訓練、消火栓による消火訓練、油漏れ対応訓練を実施しました。
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環境活動への取り組み
地域社会への貢献
毎年の恒例行事である地域環境維持活動として、地元上原区の上川右岸を守る会
等に積極的に参加し、地域へ貢献活動を展開しました。清水川の河川清掃、社員の
通勤路である江川橋の定期清掃、周辺道路の雪かき等により、会社周辺の美化にも
努めています。また、地域の祭りにも積極的に参加し、地域住民と共にエネルギー
を蓄えます。
みんなで参加
第41回茅野どんばん
グリーンカーテンの設置・緑化活動
本年も総務課窓際にゴーヤ、きゅうり、トマト、朝顔などによるグリーンカーテン
を設置しました。順調に生育し、遮光の役割を十分に果たしました。収穫した野菜は
皆でおいしくいただきました。
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