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平成 26 年度こぶしの会事業計画 <法人の部> 1

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平成 26 年度こぶしの会事業計画 <法人の部> 1
平成 26 年度こぶしの会事業計画
<法人の部>
1、基本方針
平成26年度は、こッから開所12年目を迎える年となり(こぶしの会
理事会発足平成13年9月、こッから開所平成14年4月)、昨年度からこ
ぶしの会の中長期計画について検討を行ってきましたがその集大成として
「まとめと年度計画化」を実施します。
国の障害者政策も障害者権利条約の批准を受けて大きく変わる様相を見
せており、これらを踏まえた内容と計画を検討していきます。
2、具体的計画
①
法人の財務的基盤である会計は、新会計基準を採用し、三つの拠点での会計処理
をおこなう。同時に拠点の独自性を保障しながら法人全体での黒字執行をめざす。
②
障害者の生活実態、ニーズや置かれている状況をアセスメントして、障害者本人
の望む生活への意志を尊重して作成される「サービス等利用計画」を作成できる
「指定特定相談事業者」への参入を申請し、こぶしの会で、相談支援事業を行う。
③ 障害者の多様なニーズにこたえるための組織や係りを作り2ヶ年計画を目途に具
体化する
④
・
食堂問題の自立運営
・
こッからの大規模補修や修理問題
・
IT化問題
・
なかまの自立のための援助や支援問題
・
その他
こぶしの会の中長期的目標を決定するためにこれまで検討してきた課題
や財政
計画を具体化し年次計画をまとめる
⑤ 研修の充実
・
障害者のニーズに答え実践できる職員、こぶしの会の組織と運営を担いうる職員の
育成を目指した研修の強化
⑥
他団体や地域の様々な組織等との連携や運動の強化
■ 平成 26 年度こッから事業計画
12期目となる今年度は、
「新たな 10 年をめざす検討期間」の最終年として将来構想
の中長期の展望と様々な課題解決に着手し、持続可能な運営体制づくりをめざす。利
用者、家族の高齢化、利用希望者の受け入れ、新規事業の開始、施設設備の大規模改
修など今後に予測される課題に対応するための準備と財源確保に取り組む。
①
「地域の中で働き暮らす」を支える仕組みづくりと支援の充実
・ 障害の重い人たちの「仕事」や「活動」をさらに追求し、やりがいや誇りの持てる
労働や生活の豊かさにつながる活動をめざす。
②
職員の担当制の見直しと複数体制化の実現
・ 授産班の再編成(クッキー班をとうふ工房とパン工房へ移行する)
。
・ 業務のマニュアル化をさらに進め、定期的な情報共有(作業体験等)を実施する。
・ 事前準備の徹底と職員間のコミュニケーションを密に取り運営の安定化をめざす。
③
利用者増に伴う設備スペースの有効活用
・ 喫茶コーナーを見直す。
・ 和室を男性用ロッカーに改修し、旧ロッカーを女性専用とする。
・ 仲間の部屋の活用をすすめる。
④
設備改修及び新規事業計画
・ 木工デッキ等の中長期の施設設備改修計画をまとめる。
・ 障害者雇用や地域貢献につながる新規事業についての検討と準備をすすめる。
⑤ 研修の充実と人材育成
・ 課題やニーズに合わせた内部研修の計画と、外部研修へ参加しやすい環境づくり。
・ 日常的な職員間の情報共有とコミュニケーションを深め、権利擁護・虐待防止の徹
底に務める。
・ 全職員がまずは簡単な日常会話程度の手話を理解し、会話できるようになる。
⑥
地域貢献
・ 地域(近隣教育機関等)からの見学実習の受け入れの継続。
・ 施設設備機能の地域開放や備品の利用をニーズに応じて実施し地域資源としての役割
を担う。
・ クリーンコミュニティに積極的に参加する(ケアホーム利用者以外にも参加を呼びか
ける)。
・ こッから祭りをより地域の方が参加できる内容にし、交流を図る。
■ 平成 26 年度 就労継続支援事業(ここに)/就労移行支援事業(すたぁと)
事業計画
平成 26 年度は新会計基準へ移行し、ここに・すたぁとで 1 拠点となるため、それ
に対応するための体制作りや、拠点としての経営の安定を図るための取り組みを重点
的に行う。
また、地域貢献や就職支援等、従来取り組んできたことは継続するが、それらの中
でも特に、これまでの課題でもある工賃向上や就職者・離職者へのフォローを強化す
るための施策を講じる。
① 新規利用者獲得のための営業活動、見学・実習受け入れ
② 就職者への定着支援と離職者へのフォロー
③ 上記①、②実現のための職員配置
④ 新会計基準移行に対応するための事務体制の整備
⑤ 「ここに」において、工賃向上を目指しての新規販売先の開拓と加工品製造の拡大
⑥ 「ここに」において、地域貢献としての清掃活動への参加や商品無料配達の継続
⑦ 「すたぁと」において、他事業所での施設外就労、求職活動としての施設外支援の継続
■ 平成 26 年度ふゅーちゃー事業計画
平成 26 年度は、法人組織の再編と連動し、事業所内の組織、業務実施プロセス、
スタッフのスキルアップなど、基盤の強化の年度として位置づける。利用者数や提供時
間については、自然増を除き現状維持とする。
また法人全体の中期事業計画作成の為の必要な提案を行い、法人の中期事業計画立
案に寄与する。
① グループホームにおいて、介護サービス包括型グループホームとして、11 人の入
居者の暮らしの支援を継続して実施する。
② ホームヘルプ、ショートステイにおいて、提供量は平成 25 年度並を維持し、個々
の支援や実施体制などについての業務改善を行う。
③ グループホーム、ホームヘルプ、ショートステイについて人員補充を行い、必要な
支援に対応可能な体制を整える。
④ スタッフのスキルアップの為、防災、権利擁護、対人援助技術など内容の研修を実施
する。
⑤ 新会計基準の移行を法人全体で行う中で、本部を含む拠点として法人事務含めた事
務処理体制を整える。
■ 平成 26 年度 相談支援事業計画
平成 26 年度の新規事業として、特定指定相談支援事業の指定を受け、相談支援を
実施する。
①
法人内において、相談支援専門員を養成し、相談支援事業所へ配置する。
②
現在、法人において実施している障害福祉サービス利用者の方々への相談支援体
制確保を平成26年度中に実施する。
③
相談支援事業所として、法人内の他事業所及び関係事業所、また自治体やその他
機関と協力し利用者個々に必要な相談支援体制の構築を図る。
④
年度を通じて、サービス利用計画を 50 人規模で、新規作成しモニタリング業務
を実施する。
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