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食品栄養学科

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食品栄養学科
平成
年度
28
食品栄養学科授業計画
平成 28 年度
食品栄養学科授業計画
近畿大学農学部
近畿大学農学部
科目
122 情報処理
112 キャリアデベロップメント
122 インターンシップ
111 基礎ゼミ
112 日本語の技法
共通教養科目
共通教養科目
共通教養科目
共通教養科目
112 キャリアデザイン
共通教養科目
共通教養科目
112 地球環境と気象
共通教養科目
112 統計と考え方
112 農学と社会
共通教養科目
112 情報基礎
112 自校学習
共通教養科目
共通教養科目
112 ボランティア実習
共通教養科目
共通教養科目
122 生命と倫理
共通教養科目
科目名
122 環境と倫理
ナンバー
共通教養科目
科目区分
1年次
1年次
2年次
1年次
2年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
2年次
2年次
必修選択
の別
学習・教育目標及び到達目標
受講者は、この授業を履修することによって、以下のことが可能となると思われる。1)さまざ
まな環境思想それぞれを概説すること。2)具体的な環境問題、とりわけ野生生物をめぐる環
2単位 選択科目 境問題について、思想的・社会学的観点から、「何が問題となっているのか」を説明すること。
3)具体的な環境問題に対して、流布している安易な答えに安住し思考停止するのではなく、
自らが常に考え続けていくという姿勢を身につけること。
生命倫理は科学技術と社会との接点における問題であり、その問題は生命科学技術の進歩
により解決されるものではなく、むしろ問題の重要性・複雑性が増していることを理解する。ま
2単位 選択科目
たこの生命倫理を自分自身の問題として理解した上で、様々な社会的議論を見渡す視野を
得ること。これらを到達目標とする。
ボランティア活動では、活動の意義を学び、様々な人たちとの出会いや組織との関わりを
1単位 選択科目 通して、社会貢献に対する新たな価値観を見出すことができる。また、社会に出た時に必要
とされる主体性をもって行動できる力を養うことができる。
受講者は,幅広い見識を形成し,大学を愛する心と学生生活において勉学や日常生活に対
1単位 選択科目
して高い意識を持ち,自ら学ぶ意欲と習慣を身につける。
日常生活の中に埋もれている食と農の深い関わりを発見し、自分の目と頭で考えるための
2単位 選択科目 視角を身につけます。そのことを通じて、日本だけでなく世界にまで広がる問題の連鎖に関
心を持ち、その解決や対応方法について考えていくための態度を身につけます。
1)地球環境がどのように形成されているのか,またそれがどのような要因で変化するかを理
解する.個別要素が複雑に影響し合うシステムを理解する.2)身近な気象現象の成立過程
2単位 選択科目 を理解する.3)地球環境という総合的な対象をシステムとして把握する方法論,見方を理解
する.4)この授業を通して、環境への関心と理解を深め、同時に卒業研究や大学院での研
究の方法論,学問の学び方を学ぶ.
・働く意味、キャリア開発の重要性を理解する。 ・自分の大学生活の送り方について明確な
2単位 選択科目
意識を持つ。
統計の基本的手法を理解し、統計解析についての実践的知識を身につけて自分で考える力
2単位 選択科目
を養成する。
2単位 選択科目 コンピュータの基本操作から文書作成、表計算、プレゼンテーションを習得する
情報化社会で必須となる情報処理に関する実践的能力を習得するために,具体的な課題を
2単位 選択科目 解決する演習を行う。到達目標は、データの分析、報告書の作成に必要な実践的な情報処
理能力を身に付ける。
「将来のなりたい自分」を考え始め、大学生活の目標を鮮明にします。その獲得に向けての
2単位 選択科目 行動計画の策定し、講義終了後には、「意識・態度・行動」がプラスの変化をしていることを目
指します。
実際にインターンシップに参加し、報告会という形でプレゼンテーションまで体験することによ
2単位 選択科目
り、広い職業観を持ち、主体的に職業選択を行える能力を高め、高い職業意識を涵養する。
受講者は,「読む・書く・調べる・まとめる・発表する」能力を向上させ,理論的な思考力・表現
2単位 必修科目
力・判断力を身につけることができます。
受講者は、日本語の基本的性格を学びつつ、論理的な表現をするために必要な能力を習得
2単位 選択科目
する。
開講年次 単位
◎
○
○
○
○
◎
◎
○
◎
○
○
◎
○
◎
○
◎
思考・判断
1)
2)
○
関心・意欲・態度
2)
3)
4)
○
◎
◎
1)
◎
○
◎
◎
○
◎
1)
2)
技能・表現
◎
3)
1)
○
知識・理解
2)
【ディプロマポリシー】(卒業認定・学位授与に関する方針)
食品栄養学科は、「食・栄養・健康に関する多様な問題を通して、人々の生活を豊かにし、社会をリードする人材を育成すること」を教育理念としています。これらの趣旨のもとに開講された科目を履修して、所定の単位を修得した学生に卒業を認定し、学士(農学)の学位を
授与します。卒業までに身につけるべき資質・能力を以下に示します。
1 関心・意欲・態度
1)自主的、積極的、継続的に学習ができ、主体性のあること。
2)人の健康に関する多様な問題を理解し、食と栄養を通した問題解決に強い関心と意欲があること。
3)日常的な礼儀作法、社会人としての立ち居振舞いを身につけること。
4)対人指導においては、相手の立場などに深い認識を持つことができること。
2 思考・判断
1)科学的な議論を通して、理論的で、明瞭な思考、判断ができること。
2)医療チームの中での個々の役割を理解し、討論に基づいた協調的、かつ自主的な行動がとれること。
3 技能・表現
1)自分の考えを口頭や文章で分かり易く理論的に発表し、討論できるコミュニケーション能力を身につけること。
2)一つ以上の外国語を用い、コミュニケーションすることができること。
3)自ら設定した問題について、科学的な手法を用いて分析を行ない、解決方法を見出せること。
4 知識・理解
1)食と栄養に関する基本的な概念、用語などについて十分な知識を持ち、それらを応用することができること。
2)食と栄養についての幅の広い情報の中から、必要な情報を選択し、個々の問題に対処し、それを解決する能力を身につけていること。
科目
112 住みよい社会と福祉
112 現代社会と法
112 国際経済入門
112 国際化と異文化理解
112 科学的問題解決法
112 人権と社会1
112 人権と社会2
112 生涯スポーツ1
112 生涯スポーツ2
112 英語1
112 英語2
122 英語3
122 英語4
111 English Communication 1
111 English Communication 2
122 English Communication 3
共通教養科目
共通教養科目
共通教養科目
共通教養科目
共通教養科目
共通教養科目
共通教養科目
共通教養科目
共通教養科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
科目名
112 暮らしのなかの憲法
ナンバー
共通教養科目
科目区分
2年次
1年次
1年次
2年次
2年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
必修選択
の別
学習・教育目標及び到達目標
1単位 必修科目
音読上の規則を理解し、5~10語前後からなる会話ができる。様々な場面に応じた表現を
使うことができる。
音読上の規則を理解し、一定の速度で音読できる。様々な場面での日常会話を伝達機能を
1単位 必修科目
理解した上で使いこなせる。
1単位 選択科目 特定の話題について1分間以上のプレゼンテーションやディスカッションができる。
受講者は、この授業を履修することによって、1) 英語メディアでよく用いられる語句・表現を
理解し、特にニュースの構成を把握することができる。2) 比較的速く読まれるニュース・ドキュ
メンタリーの内容を把握することができる。3) 視聴して理解した内容について、3分程度レ
1単位 選択科目
ポートしたりディスカッションすることができる。4) 特定の話題について、3つ以上の段落を用
いて表現することができる。5) やや複雑なものを含めて、文法事項を網羅的に理解してい
る。3,500語程度の語彙を理解できる。6) TOEIC 490-520点を取ることができる。
上記の授業概要に示した内容を理解することによって、各国の民主主義と人権の歴史及び
2単位 選択科目 わが国の統治機構の仕組みを学び、もって憲法及び民主主義の理解に資することを学習・
教育及び到達目標と致します。
・社会保障制度についての理解を深める。 ・新聞記事等から事例において社会福祉の動向・
2単位 選択科目 課題について関心をもち、自らの考えを持ち行動する態度を養う。・社会福祉学における考
え方を学び、自分自身がもつ価値観に向き合う。
授業概要に示した内容を講義することによって、各国の民主主義の歴史とわが国の統治機
2単位 選択科目 構の仕組みを学び、もって憲法及び民主主義の理解に資することを学習・教育及び到達目
標と致します。
この授業を履修することによって、マクロ経済の大きさと流れを理解できるようになるととも
2単位 選択科目 に、国の豊かさや通貨の価値、そして外国為替相場がどのように決まるのか、さらにはそれ
らを適切な方向へ導く経済政策について理解できるようになります。
By the end of this class, students will have a better understanding of culture in English
2単位 選択科目
speaking countries.
(C)数学・自然科学・情報処理の基礎この講義を履修することによって,1)GISの技術を駆使
する。2)空間的に考える。3)分類する。4)パターンを認識する。5)空間情報を分析する。
2単位 選択科目
6)分かりやすく情報を提供する能力を習得する.GISを通して,論理的な考え方を養い,意
思決定のスキルを身につける.
2単位 選択科目 自律し、他者と共存共生できる文化の形成に与する思想を得る。
歴史を通して結婚(戸籍制度、家制度)や穢れや戦争にまつわる軍隊、靖国問題、公娼制度、
2単位 選択科目
「慰安婦」問題などを学び、思想的に考えることができるようにする。
健康の維持・増進、体力・運動能力の向上とその意義についての科学的理論を理解し、各
種スポーツの基本的運動技術・技能・ルールを学ぶことによって、自らすすんで運動・スポー
1単位 選択科目 ツを楽しむことのできる態度を養い、生涯にわたり健康的な生活を営む能力の獲得を目指し
ます。生涯スポーツ1の学習内容は、生涯スポーツ2と比較し、より基礎的・一般的なものを
扱います。
健康の維持・増進、体力・運動能力の向上とその意義についての科学的理論をより深く理
解し、各種スポーツの専門的運動技術・技能・ルールを学ぶことによって、自らすすんで運
1単位 選択科目 動・スポーツを楽しむことのできる態度を養い、生涯にわたり健康的な生活を営む能力の獲
得を目指します。生涯スポーツ2の学習内容は、生涯スポーツ1と比較し、より専門的なもの
を扱います。
受講者は、この授業を履修することによって、1) 平易な日常会話を理解できる。2) 音声上の
規則を理解し、8-10語前後からなる会話ができる。日常会話において、場面に応じた表現を
使うことができる。3) 比較的平易な英文を一定の速度で読み、要点を理解することができ
2単位 必修科目
る。4) 自己の意見や読んだ英文の要約を、単文・複文を用いて表現できる。5) 初歩的な文
法事項を理解し、2,000-2,200語程度の語彙を理解できる。6) TOEIC 310-390点を取ることが
できる。
受講者は、この授業を履修することによって、1) 平易な日常会話を理解できる。2) 音声上の
規則を理解し、8-10語前後からなる会話ができる。日常会話において、場面に応じた表現を
使うことができる。3) 比較的平易な英文を一定の速度で読み、要点を理解することができ
2単位 必修科目
る。4) 自己の意見や読んだ英文の要約を、単文・複文を用いて表現できる。5) 初歩的な文
法事項を理解し、2,000-2,200語程度の語彙を理解できる。6) TOEIC 310-390点を取ることが
できる。
受講者は、この授業を履修することによって、1) 学術的な英語でよく用いられる語句・表現を
理解し、パラグラフ・エッセイの構成を把握することができる。2) 専門分野の入門的な文章を
読んで、要点を把握することができる。3) 斜め読み(skimming)や探し読み(scanning)など、指
1単位 選択科目
示されたリーディングスキルを使うことができる。4) 特定の話題について、単文・複文を用い
て表現することができる。5) 基本的な文法事項を理解している。2,500語程度の語彙を理解
できる。6) TOEIC 380-410点を取ることができる。
開講年次 単位
○
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
◎
○
◎
◎
◎
2)
技能・表現
◎
○
◎
○
○
1)
○
○
◎
○
○
◎
○
○
◎
○
○
◎
思考・判断
1)
2)
○
◎
関心・意欲・態度
2)
3)
4)
○
○
1)
◎
3)
○
○
○
1)
○
知識・理解
2)
科目
122 Academic English 1
122 Academic English 2
132 Academic English 3
132 Academic English 4
132 English Culture Seminar A
132 English Culture Seminar B 132 English Self-learning A
132 English Self-learning B
132 English Special Studies A
132 English Special Studies B
122 TOEIC 1
122 TOEIC 2 132 TOEIC 3
132 TOEIC 4
132 Writing A 132 Writing B
112 海外語学研修(英語)
112 ドイツ語総合1
112 ドイツ語総合2
122 ドイツ語総合3
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
科目名
122 English Communication 4
ナンバー
外国語科目
科目区分
2年次
1年次
1年次
1年次
3年次
3年次
3年次
3年次
2年次
2年次
3年次
3年次
3年次
3年次
3年次
3年次
3年次
3年次
2年次
2年次
2年次
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
This course aims at reading academic passages, improving the accuracy in reading. In this
course, students will familiarize themselves with expressions and logical reasoning used in
academic passages, and learn how to read critically. やや難度の高い英語評論・エッセイ・科
学論文などの精読を行い、論文などを理解する上で必要となる構文理解能力を養うことを目
的とする。また、学術英語の読解に必要となる基本的な語彙・表現・論理展開に慣れ、論理
的に考えながら英語を読めるようになることも目的とする。大学院進学を希望する学生は、1,
2連続で受講することが強く望まれる。
受講生が英語で簡単なプレゼンテーションができるようになることを目指します。
受講生が英語で、やや高度なプレゼンテーションができるようになることを目指します。
オーストラリアについての知識を高め、さまざまなトピックに関する英文を読みこなす読解力
を身につける。更に、プレゼンテーションによってアウトプットの力も養う。英語力だけでなく、
異文化を理解するための視点を養う。
比較的長い英文を読みこなしながら、アメリカ合衆国の移民についての知識を深める。語彙
や文法の力を養う。
At this end of this class, students will be able to set their individual goals and to create a
series of activities that will assist the students in reaching their goals.
At this end of this class, students will be able to set their individual goals and to create a
series of activities that will assist the students in reaching their goals.
受講者は、この授業を履修することによって、1)グローバルなビジネスコミュニケーションの
現状を把握し、2)実用的なビジネス英語を習得し、3)生涯学習の手段を学ぶことができるよ
うになります。
受講者は、この授業を履修することによって、1)グローバルなビジネスコミュニケーションの
現状を把握し、2)実用的なビジネス英語を習得し、3)生涯学習の手段を学ぶことができるよ
うになります。
TOEIC TESTでスコア500点以上を取得すること目指します。TOEICのスコアアップの技術の
習得を図るとともに、身近な題材からビジネス関連の題材まで頻出トピックをカバーし、実践
的な英語力を養うことを目標とします。
TOEIC TESTでスコア500点以上を取得すること目指します。TOEICのスコアアップの技術の
習得を図るとともに、身近な題材からビジネス関連の題材まで頻出トピックをカバーし、実践
的な英語力を養うことを目標とします。
TOEIC TESTでスコア600点以上を取得すること目指します。TOEICのスコアアップの技術の
習得を図るとともに、身近な題材からビジネス関連の題材まで頻出トピックをカバーし、実践
的な英語力を養うことを目標とします。
TOEIC TESTでスコア600点以上を取得すること目指します。TOEICのスコアアップの技術の
習得を図るとともに、身近な題材からビジネス関連の題材まで頻出トピックをカバーし、実践
的な英語力を養うことを目標とします。
英語のライティングで重要なパラグラフやエッセイの論理展開の仕方を学び、明快かつ客観
性・論理性を備えた英語の文章を書けることを目標とする。
英語のライティングで重要なパラグラフやエッセイの論理展開の仕方を学び、明快かつ客観
性・論理性を備えた英語の文章を書けることを目標とする。
学習目標は、英語圏での語学研修を通して異文化理解と語学学習を体験すると同時に、安
全に渡航、そして帰国することの重要性について学ぶことです。
受講者は、「読む」「書く」「聴く」「話す」能力を総合的に養い、実際に使えるドイツ語を目指
し、ドイツ語検定5級に相当する語彙と表現を習得し、初歩的なドイツ語を理解する力をつけ
ます。
受講者は、「読む」「書く」「聴く」「話す」能力を総合的に養い、実際に使えるドイツ語を目指
し、ドイツ語検定4級に相当する語彙と表現を習得し、基礎的なドイツ語を理解する力をつけ
ます。
人との知り合い、レジャー、食生活、家族と職業、買い物などのような場面における実用的な
コミュニケーションの練習を踏まえ、ドイツ語圏の日常生活の様々な側面について学び、自分
を伝えようとすることが楽しめる能力を習得できます。
必修選択
学習・教育目標及び到達目標
の別
1単位 選択科目 特定の話題について2分間以上のプレゼンテーションやディスカッションができる。
This course aims at reading academic passages, improving the accuracy in reading. In this
course, students will familiarize themselves with expressions and logical reasoning used in
academic passages, and learn how to read critically. やや難度の高い英語評論・エッセイ・科
1単位 選択科目 学論文などの精読を行い、論文などを理解する上で必要となる構文理解能力を養うことを目
的とする。また、学術英語の読解に必要となる基本的な語彙・表現・論理展開に慣れ、論理
的に考えながら英語を読めるようになることも目的とする。大学院進学を希望する学生は、1,
2連続で受講することが強く望まれる。
開講年次 単位
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
1)
○
関心・意欲・態度
2)
3)
4)
思考・判断
1)
2)
1)
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
2)
◎
技能・表現
3)
1)
知識・理解
2)
科目
112 フランス語総合1
112 フランス語総合2
122 フランス語総合3
122 フランス語総合4
112 韓国語総合1
112 韓国語総合2
122 韓国語総合3
122 韓国語総合4
112 中国語総合1
112 中国語総合2
122 中国語総合3
122 中国語総合4
212 里山学演習
212 里山学
212 化学
212 生物学
212 物理学
212 数学
212 環境教育学
212 世界の食糧生産
211 健康管理概論
321 公衆衛生学Ⅰ
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
外国語科目
専門基礎科目
専門基礎科目
専門基礎科目
専門基礎科目
専門基礎科目
専門基礎科目
専門基礎科目
専門基礎科目
専門基礎分野
専門基礎分野
科目名
122 ドイツ語総合4
ナンバー
外国語科目
科目区分
2年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
1年次
2年次
2年次
1年次
1年次
2年次
2年次
1年次
1年次
2年次
2年次
1年次
1年次
2年次
必修選択
の別
学習・教育目標及び到達目標
人との知り合い、レジャー、食生活、家族と職業、買い物などのような場面における実用的な
1単位 選択科目 コミュニケーションの練習を踏まえ、ドイツ語圏の日常生活の様々な側面について学び、自分
を伝えようとすることが楽しめる能力を習得できます。
受講者は、フランス語を聞き、話し、読み、書くことに慣れ親しみ、初歩的なコミュニケーション
1単位 選択科目 が図れるようになります。またフランスの言葉と文化への理解を深め、より広い国際感覚を養
うことができます。
受講者は、フランス語を聞き、話し、読み、書くことに慣れ親しみ、初歩的なコミュニケーション
1単位 選択科目 が図れるようになります。またフランスの言葉と文化への理解を深め、より広い国際感覚を養
うことができます。
受講者は、フランス語を使っていろいろな場面でより多様な表現ができるようになる。また身
1単位 選択科目 の回りの直接的なことの他に、事実を理解し説明したりできる能力を身に付けることができ
る。
受講者は、フランス語を使っていろいろな場面でより多様な表現ができるようになる。また身
1単位 選択科目 の回りの直接的なことの他に、事実を理解し説明したりできる能力を身に付けることができ
る。
受講者が韓国語の文字を読み、書くことができ、さらにあいさつや自己紹介など簡単なコミュ
1単位 選択科目
ニケーションができるようになることを目指します。
語彙と文法をバランスよく学び、受講者が初級段階のコミュニケーションができるようになるこ
1単位 選択科目
とを目指します。
受講者がハングル能力検定試験5級から4級程度の文法項目と語彙を身につけることを目指
1単位 選択科目
します。
1単位 選択科目 受講者がハングル能力検定試験4級程度の文法項目と語彙を身につけることを目指します。
この科目の単位修得は電気電子工学科総合エレクトロニクスコースで設定した学習・教育目
1単位 選択科目 標Cの達成に付随的に関与している。「総合2」と併せて、中国語検定準4級程度の基本語彙
と文法力を身につけます。
1単位 選択科目 「総合1」と併せて、中国語検定準4級程度の基本語彙と文法力を身につけます。
日常生活の具体的な場面で、最低限必要とされる語彙や慣用表現を身につけます。簡単な
1単位 選択科目
文を聞き取って、基本的な言い回しを用いて自己表現できるようにします。
1単位 選択科目 総合3と併せて中国語検定4級程度の常用語彙と文法力を身につけます。
里山を構成する樹木や草本類が分類・同定できるようになるとともに、標本が作製できるよう
になる。また間伐などの人為的な要因も含めて、樹木を取り巻くいろいろな環境要因との関
1単位 選択科目 係を体感的に知る。このことを通じて、人間と自然とのかかわりあいについて学び、里山を初
めとする日本的なビオトープへの関心を高める。とくに里山の生態を理解するのに基本とな
る樹木の種類の識別に関する能力を身に着ける。
里山を素材として、人間と自然とのかかわりあいについての理解を深め、環境と生命につい
2単位 選択科目
ての問題意識を深める。
化学の基礎理論を学ぶことにより、受講者が今後履修する化学の専門科目や化学知識を
2単位 選択科目
必要とする応用科目を学ぶための学力養成を目標とします。
環境ホルモン、DNA鑑定、遺伝子組換え食品、遺伝子治療、オーダーメイド医薬品、ポストゲ
ノム解析、生物クローンといった問題が今、一般社会で大いに注目されており、生物学は自
然科学分野では近年、進展が最も著しく、また今後の更なる展開が最も期待されている学問
2単位 選択科目 領域です。このような生物学の急速な進展を踏まえ、本講義では生体分子のレベルから生
物集団のレベルに及ぶ広い範囲にわたって種々のテーマを分子的・化学的観点から取り扱
い、本学科所属の学生が将来、関連分野へ進む際に必要不可欠となる現代生物学の基礎
的知識の習得を目標とします。
力学についての概要を知り、力、運動量、エネルギーの基本原則についての知識を得、論理
2単位 選択科目
的思考を身につけます。
微分方程式についての概要を知り、運動・曲線・関数方程式およびその解法についての知識
2単位 選択科目
を得、論理的思考を身につけます。
2単位 選択科目 環境教育の基礎的な知識を得ることで、環境教育の重要性について理解を深める。
世界各地の農業形態と地域の状況を理解する。・食料生産における地球規模での課題と展
2単位 選択科目
望を理解する。
我が国は世界有数の長寿国となったが、超高齢社会として生活習慣病の増加など健康問題
の実情に対処していかなければならない。管理栄養士はその中心的役割を果たすことを社
2単位 必須科目
会から期待されている。健康管理概論では、人間の健康を保持増進するための社会・環境
はどうあるべきかを学習する。
受講者は、人間の健康を規定する要因としての社会や環境を学び、個人や社会にとっての
2単位 必須科目 健康課題を明確化し、管理栄養士として、これらの課題に適切に対応できる理論や方法を習
得します。
開講年次 単位
◎
2)
技能・表現
○
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
◎
◎
○
○
◎
◎
◎
◎
○
○
○
○
○
◎
1)
○
3)
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
1)
○
思考・判断
1)
2)
◎
◎
関心・意欲・態度
2)
3)
4)
○
○
1)
○
知識・理解
2)
科目
211 解剖生理学Ⅰ
211 解剖生理学Ⅱ
211 微生物学
211 生化学
321 病理学総論
321 代謝生化学
321 人体機能生理学
331 分子栄養学
331 疾患学総論
211 化学実験
211 生物学実験
321 生化学実験
321 解剖学実習
321 微生物学実験
321 生理学実験
211 調理学
211 食品学
321 食品化学
331 食品機能学
331 食品衛生学
211 食品分析学実験
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
専門基礎分野
科目名
331 公衆衛生学Ⅱ
ナンバー
専門基礎分野
科目区分
1年次
3年次
3年次
2年次
1年次
1年次
2年次
2年次
2年次
2年次
1年次
1年次
3年次
3年次
2年次
2年次
2年次
1年次
1年次
1年次
1年次
3年次
必修選択
の別
学習・教育目標及び到達目標
受講者はこの科目を受講することによって1)食事設計および献立作成の基礎知識を習得す
る。2)調理操作による食材の栄養・嗜好成分および組織・物性の変化を理解する。
食べ物と健康の関係を主眼に置き、食品を生産様式や機能、原料、主要栄養素、食習慣な
2単位 必須科目 ど多角的に分類し、各食品への理解を深める。また、食品に含まれる各栄養素の化学的、物
理的性質または調理特性、加工特性などを理解する。
食品に含まれる五大栄養素の性質や機能、また機能性成分についての知識を身につけま
2単位 必須科目
す。さらに、それら成分の分析,検出方法を習得します。
食品の機能および機能性食品についての知識を得、正しい食品の機能性に関する見識を身
2単位 必須科目
につけます。
食品の原料、素材、製造、加工、搬送、消費、処理等の衛生に関する知識と考え方を学ぶこ
2単位 必須科目
とを目標とし、食品の安全性の重要性を認識すると共に、衛生管理の方法を身につけます。
食品の成分を的確に分析できる手法を理解して実際に行い、再現性のある結果を出せる能
1単位 必須科目
力を身につけます。
2単位 必須科目
1)健康を取り巻く諸環境因子を理解する。2)疾病や健康異常の危険因子とその予防策を把
2単位 必須科目 握する。3)各ライフステージごとに特徴的な健康上の問題点について理解する。4)社会福
祉・社会保障制度の現状と問題点について理解する。
ヒトの“からだ”の成り立ちを理解するために人体の構造と機能について学ぶ。1.人体のつく
りについて細胞、組織、器官、器官系の関係を述べることができる。2.細胞の構造と機能の
2単位 必須科目
概略を述べることができる。3.人体を構成する器官系を挙げることができる。4.器官系の基
本組織の各々について、形態的特徴および機能について述べることができる。
ヒトの“からだ”の成り立ちを理解するために人体の構造と機能について学ぶ。1.人体のつく
りについて細胞、組織、器官、器官系の関係を述べることができる。2.細胞の構造と機能の
2単位 必須科目
概略を述べることができる。3.人体を構成する器官系を挙げることができる。4.器官系の基
本組織の各々について、形態的特徴および機能について述べることができる。
微生物の一般的構造、性質を学び、食品微生物や病原微生物の特徴を学修します。食品
加工等に利用される微生物の作用や疾病における発症メカニズムについて理解します。食
2単位 必須科目
品の微生物管理や食品を介する感染症の発生予防に関する実際的な知識を身につけま
す。
受講者は、生体を構成する基本的な物質の性質を知り、それら物質の体内での役割を理解
2単位 必須科目
します。
2単位 必須科目 細胞および組織の構造と機能の変化から生じる疾病を体系的に理解する
摂取した食物が、どのような化学反応を経てエネルギーに変換され利用されるか、それはど
2単位 必須科目 のように調節されているか、を理解し、その概要を説明できるようになる。各物質の代謝が相
互に関連し、精緻な調節を受けて生体の恒常性が維持されていることも理解する。
ヒトの生命活動を維持するのに必要な機能を遺伝子レベル、細胞レベルから組織、器官レベ
2単位 必須科目 ルで理解する。生体内の内部環境を一定にする調節機能および生理機能について理解す
る。
これからの栄養士・管理栄養士が、テーラーメ―ド栄養学の時代に備えるために必要な遺伝
2単位 必須科目
子への理解を深める。栄養素と遺伝子発現の関わりを理解する。
人体の構造と機能の理解をもとに、臨床疾患学の基本概論を理解する。将来接するであろう
2単位 必須科目
疾患の成因と診断および治療について理解する。
試薬や器具の使い方を知るとともに、実験の順序や段取りを考えながら実験を進めることを
1単位 必須科目
学びます。化学系実験の基礎となる科目です。
顕微鏡の操作方法を習得するとともに、切片の作成や染色方法を身につけます。また、実験
1単位 必須科目
動物の解剖の仕方を習得します。
生体構成分子の基礎知識と基本的実験操作を習得します。すなわち、生体分子の定性・定
1単位 必須科目 量実験の原理を理解し、種々の機器を用いて自らが実際に実験を行うことができることを目
標とします。
ヒトの“からだ”の成り立ちを人体模型と標本を用いて三次元的に理解する。顕微鏡標本を用
いて器官系を構成する組織の形態的特徴を理解する。1.人体を構成する器官系の位置関
1単位 必須科目
係を述べることが出来る。2.器官系を構成する組織について、形態的特徴および機能を述
べることができる。
微生物の基本的な取り扱い方法を習得するとともに、その応用実験方法や、管理栄養士とし
1単位 必須科目 て必要な病原微生物を含めた種々の微生物の殺菌や消毒法、微生物の生理・生態などにつ
いても習得する。
生命活動を営む人体の生理機能を身をもって体験し、その巧妙な調節機構を理解すること
1単位 必須科目
が目標である。
開講年次 単位
○
○
○
○
○
○
○
◎
○
◎
◎
○
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◎
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◎
○
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1)
◎
◎
3)
○
2)
技能・表現
○
○
1)
○
○
思考・判断
1)
2)
◎
関心・意欲・態度
2)
3)
4)
○
○
○
○
○
○
○
1)
◎
◎
○
◎
○
○
○
○
◎
○
知識・理解
2)
科目
431 栄養マネジメント論
431 環境スポーツ栄養学
431 応用栄養学実習
431 病態栄養学実験
211 栄養教育概論
321 栄養教育実習
321 栄養情報処理
321 スポーツ心理学
431 栄養カウンセリング論
221 臨床栄養学Ⅰ
321 医療栄養学
331 臨床栄養学Ⅱ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
321 公衆栄養学
431 高齢者栄養学
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
3年次
321 母子栄養学
専門分野Ⅰ
431 臨床栄養管理
321 栄養学実験
専門分野Ⅰ
321 臨床栄養学実習Ⅰ
431 臨床栄養学実習Ⅱ
211 基礎栄養学Ⅱ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
211 基礎栄養学Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
2年次
331 食品衛生学実験
専門基礎分野
2年次
2年次
3年次
2年次
1年次
3年次
2年次
2年次
2年次
1年次
3年次
3年次
3年次
3年次
3年次
2年次
2年次
1年次
1年次
3年次
2年次
321 調理学実習Ⅱ
1年次
必修選択
の別
2単位 必須科目
1単位 必須科目
1単位 必須科目
2単位 必須科目
2単位 必須科目
2単位 必須科目
2単位 必須科目
2単位 必須科目
2単位 必須科目
2単位 必須科目
1単位 必須科目
2単位 必須科目
1単位 必須科目
1単位 必須科目
2単位 必須科目
2単位 必須科目
2単位 必須科目
2単位 必須科目
1単位 必須科目
2単位 必須科目
2単位 必須科目
1単位 必須科目
1単位 必須科目
1単位 必須科目
開講年次 単位
専門基礎分野
科目名
211 調理学実習Ⅰ
ナンバー
専門基礎分野
科目区分
1、基本的な献立やその構成・食材の旬・適切な器の選定・盛付方・調理器具や機器の使用
法を習得する。2、衛生的・効率的に調理をする方法を自ら考え、調理器具・機器を有効利用
し、調理作業計画をたてるための基礎的能力を養う。3、基本的な調味%を学び、おいしく調
理できる技術と味覚を養う。
1.衛生面、安全面、経済面、環境面にも配慮しながら、季節や行事、伝統食を盛り込んだ栄
養バランスの取れた献立作成ができる力を身につける。2.調理工程を考え、采配する力を身
につける。3.調理・試食を通して評価し、記録する。4.応用する力を身につける。
各種培地の調整法、微生物培養法、殺菌法、微生物検出法を習得し、各食品の新鮮度、腐
敗度の検出法を身につけます。
主として三大栄養素の体内での役割、代謝について理解し、その概要が説明できるようにな
る。
主としてビタミン、ミネラル、食物繊維の体内での役割、代謝について理解し、その概要が説
明できるようになる。
栄養素の定性、定量法を修得すると共に栄養素の性質と体内で消化吸収される過程を理解
し説明できるようになる。
心身の健やかな成長と成長後の疾病(生活習慣病など)予防に対する母と子の栄養の重要
性を理解し、栄養管理における基本的な考え方を修得する。
学習のねらいは、高齢者の食事摂取基準の考え方を学び、栄養状態や心身機能の特徴に
基づいた栄養管理について理解することです。さらに、高齢者に対する栄養アセスメント・栄
養ケアマネジメント法を学び、具体的に、高齢者の栄養ケア・食事介助の方法を習得し、管
理栄養士国家試験対策に役立てることです。
本授業では栄養マネジメントの基本となる栄養アセスメントや栄養管理計画の実施などを栄
養カウンセリングの理論や技術を含めて、実際の現場での面接指導や集団指導の応用でき
る実践力を身につけることを目的とします。
生活環境の変化に対応した生理応答を考慮し、適切で柔軟性に富んだ栄養指導ができるよ
うになります
受講者は妊娠期・授乳期ならびにライフステージ(乳児期、離乳期、幼児期、学童期、思春
期、成人期、高齢期)別に適合した栄養と食生活について考え、それを食事として具体化して
いく方法を学ぶ。
実験に時間を割くため、授業ではポイントのみを解説するので、関連科目の教科書(基礎栄
養学や解剖生理学など)を熟読し、腎機能や糖尿病などの該当分野の内容について、事前
に理解を深めておくこと。
受講者は、健康・栄養状態、食行動、食環境などの評価・判定する能力を養い、栄養教育プ
ログラムの作成・実施・評価を総合的にマネジメントするために必要な健康・栄養教育の理論
と方法を修得する。
受講者は、健康や生活の質(QOL)の向上につながる実践力形成の支援に必要な技術・技能
を身につける。
栄養や食生活に関する膨大な情報の中から正しい情報を選択し、パソコンを用いて栄養教
育の場に活用していく能力を養うことを目標とする。
受講者は、この授業を履修することによって、1) 人間の身体運動やスポーツにおける心理面
の機能を理解し、日常生活での動作やスポーツにおけるパフォーマンス向上のための基礎
知識を理解する2) メンタルトレーニングや健康心理学の基礎を理解し、スポーツのみならず
日常生活の様々な場面で実践し行動することができるようになる。
行動科学理論とモデルの基礎的な考え方を理解し、カウンセリングに伴う行動変容技法の概
念を学びます。さらに、具体的に栄養カウンセリングに活用できる技法を習得し、栄養カウン
セリングの実施方法を習得し、臨地実習に役立てることを目的とします。
傷病者に対する栄養治療の重要性を理解し、各疾患の生理学的特徴や栄養代謝の基礎知
識を身につけます。
1. 健常時および病態時の生体機能について理解する.2. 様々な医薬品が病態を健常状態
に回復させるメカニズムを理解する.3. 主な医薬品の作用(主作用,副作用)および体内動
態等の概要を把握する.4. 食品と医薬品の相互作用を理解する.以上の目標を達成し,「く
すりに強い」管理栄養士として活躍できるよう期待しています.
傷病者に対する栄養アセスメントの方法、栄養素摂取基準、栄養補給法の選択、栄養教育
のあり方など、臨床における栄養ケアの基礎知識を身につけます。
臨床における栄養ケア・マネジメントの実際について理解し、模擬症例により臨床栄養管理
の実践方法を学びます。
各疾患に対する治療食の作成方法、栄養評価方法について習得します。
模擬課題症例を通じて、傷病者に対する栄養食事指導方法を習得します。
自然、社会、経済、文化的要因に関する情報を収集・分析することにより、それらを総合的に
評価・判定できる能力を身につけます。
学習・教育目標及び到達目標
○
○
○
○
○
1)
○
○
◎
○
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3)
◎
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1)
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2)
技能・表現
◎
○
1)
◎
○
○
思考・判断
1)
2)
○
○
○
○
○
◎
◎
関心・意欲・態度
2)
3)
4)
○
○
◎
○
○
◎
◎
○
◎
◎
○
○
○
○
○
○
知識・理解
2)
科目
321 給食管理論
431 給食経営論
321 給食経営管理実習Ⅰ
441 総合演習
531 臨地実習Ⅰ
541 臨地実習Ⅱ
541 臨地実習Ⅲ
541 臨地実習Ⅳ
211 有機化学
211 分析化学
331
331
442
442
442
442
541 専門演習Ⅰ
541 専門演習Ⅱ
541 卒業研究
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅰ
専門分野Ⅱ
専門分野Ⅱ
専門分野Ⅱ
専門分野Ⅱ
専門分野Ⅱ
専門分野Ⅱ
専門分野Ⅱ
専門分野Ⅱ
専門分野Ⅱ
専門分野Ⅱ
専門分野Ⅱ
専門英語Ⅰ
専門英語Ⅱ
特別講義Ⅰ
特別講義Ⅱ
特別講義Ⅲ
特別講義Ⅳ
431 公衆栄養学実習Ⅰ
専門分野Ⅰ
科目名
431 栄養疫学
ナンバー
専門分野Ⅰ
科目区分
4年次
4年次
4年次
3年次
3年次
4年次
4年次
4年次
4年次
1年次
1年次
4年次
4年次
4年次
3年次
4年次
2年次
3年次
2年次
3年次
3年次
必修選択
の別
管理栄養士として社会で活躍するために必須な科目です。人間栄養学とは何かを理解し、
科学的根拠に基づく栄養学を実践できるようにする。
地域栄養の情報収集の方法、その診断方法、対策の立案方法、改善活動および評価方法
を身につけます。
受講者は、食事計画から供食に至る給食運営の一連の工程を学び、法規や管理運営につ
いても修得する。
受講者は経営管理の基本を学ぶと共に、栄養面、安全面、品質面など全般にわたるマネー
ジメントに加え、組織管理のマネージメントについても学び、喫食者のQOL向上を目指したお
いしく楽しい満足感のある給食の経営方法を学ぶ。
給食の栄養・食事管理、施設・設備管理、衛生・安全管理、生産管理、原価管理、品質管
理、顧客管理、組織・人事管理、事務管理の実際を実習を通して学び、それらを評価し、改
善するための基本的な方法を習得する。
医療や健康管理の栄養評価および栄養管理が行える、総合的な能力を身につける。
学内の講義で学んだ給食の運営に関する基礎理論をふまえながら、給食運営業務の流れ
や関連する資源の状況を理解し、給食運営のマネージメントに関する栄養士業務の実際を
学ぶ。実習は保育所、事業所または福祉施設において、臨地実習指導者と、科目担当者の
両方から指導を受けて進める。実習はその学習効果を高めるために少人数で行い、実習前
の準備と実習終了後の反省会を実施する。
臨地実習Ⅱ・Ⅲでは、これまで本学で習得した知識と技術に基づき、理論と実践の結びつき
を傷病者に対する栄養管理や食事管理を通して体験学習します。さらに、チーム医療の中
で、症例に対する栄養管理を体験し、臨床の場における栄養ケアの重要性および必要性を
認識します。
臨地実習Ⅱ・Ⅲでは、これまで本学で習得した知識と技術に基づき、理論と実践の結びつき
を傷病者に対する栄養管理や食事管理を通して体験学習します。さらに、チーム医療の中
で、症例に対する栄養管理を体験し、臨床の場における栄養ケアの重要性および必要性を
認識します。
学習・教育目標及び到達目標
三大栄養素と呼ばれる有機栄養素やそれを構成する構造単位を理解するとともに、それら
2単位 必須科目 の物理化学的特性を修得します。また、食品と病気とのかかわりについて、有機化学的視野
から説明することができます。
分析化学を単なる知識として理解するだけでなく、講義で学んだ理論を実際の場面で確認す
2単位 必須科目
ることが必要です。実験を行う上の基礎的知識を深めることを到達目標にします。
1単位 必須科目 英語の専門文献を読解するのに必要な基礎学力をつけることが目標です。
1単位 必須科目 英語の専門文献を読解するのに必要な基礎学力の向上が目標です。
2単位 選択科目 受講者は、国家試験に合格できる力を習得することを目標とします。
2単位 選択科目 受講者は、国家試験に合格する力を習得することが目標です。
2単位 選択科目 受講者は、国家試験に合格する力を習得することが目標です。
2単位 選択科目 受講者は、国家試験に合格する力を習得することが目標です。
実験計画を立て、実験を進め、データの解析を行い、その内容を人に理解させる力をつける
2単位 必須科目
ことが目標です。
2単位 必須科目 実験を進め、結果をまとめ、その内容を発表し、人に理解させる力をつけることが目標です。
研究は健康と栄養の学問分野での新たな知見を得ることを目的とし、同時に専門演習で修
得した研究計画の作成、実験の進め方、研究論文のまとめ方などを参考にして論文をまと
8単位 必須科目
め、且つ発表要旨の書き方、図表の作成、指定された時間内での発表、質疑応答の仕方を
修得して研究発表する総合的な学習研究力を身につけます。
①公衆栄養学分野
保健所・保健センターにおいて、特定地域での公衆栄養活動(フィールド活動)の実際を学修
します。地域栄養の情報収集、地域診断、対策、改善活動および評価などの過程を身につ
けます。
②臨床栄養学分野
病院の実践活動の場での課題発見、解決を通して、栄養評価・判定に基づく適切なマネジメ
ントを行うために必要とされる専門的知識および技術の統合を図り、管理栄養士として具備
1単位 必須科目
すべき知識および技術を習得させることを目的とします。
③給食経営管理学分野
保育所、事業所または福祉施設において、給食運営や関連の資源を総合的に判断し、栄養
面、安全面、経済面全般のマネジメントを行う能力を養い、マーケティングの原理や応用を理
解すると共に、組織管理などにおける基本的なマネジメントの考え方や方法を習得させるこ
とを目標とします。
①または②または③の分野を履修する。
1単位 必須科目
1単位 必須科目
1単位 必須科目
2単位 必須科目
1単位 必須科目
2単位 必須科目
2単位 必須科目
1単位 必須科目
2単位 必須科目
開講年次 単位
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関心・意欲・態度
2)
3)
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思考・判断
1)
2)
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技能・表現
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知識・理解
2)
科目
2年次
322 発育発達学
322 スポーツ生理学
322 トレーニング科学
322 トレーニング実習
332 健康づくりと運動プログラム
322 エアロビックダンス実習
322 水泳・水中運動実習
322 体力測定評価(理論)
322 体力測定評価(実習)
322 救急処置実習
332 物理学実験
専門分野Ⅲ
専門分野Ⅲ
専門分野Ⅲ
専門分野Ⅲ
専門分野Ⅲ
専門分野Ⅲ
専門分野Ⅲ
専門分野Ⅲ
専門分野Ⅲ
専門分野Ⅲ
3年次
2年次
2年次
2年次
2年次
2年次
2年次
3年次
2年次
2年次
2年次
322 スポーツ医学Ⅱ
専門分野Ⅲ
必修選択
の別
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
2単位 選択科目
1単位 選択科目
1単位 選択科目
2単位 選択科目
2単位 選択科目
2単位 選択科目
2単位 選択科目
2単位 選択科目
2単位 選択科目
開講年次 単位
専門分野Ⅲ
科目名
2年次
ナンバー
322 スポーツ医学Ⅰ
専門分野Ⅲ
科目区分
競技力向上を目指して、自らが適切な運動処方ができる能力を養います。病気や故障の時
に、家庭医学書を読みこなす能力を養います。授業は、スライドによる系統講義を行います
が、希望により実習などを考慮します。スポーツ医学に関する一通りの知識を習得し、自らの
みではなく、トレーナーとして必要な知識の概略を学習します。Ⅱに向けて健康運動指導士
に必要な基礎知識も養います。
トレーナー、健康運動指導士として現場で役に立つ知識を養い、実践できる能力を養いま
す。
各ライフステ-ジにおける発育発達について学習する。
受講者は、この授業を履修することによって、管理栄養士として身体運動を指導するときに
必要な生理学的知識を習得し、安全で効果的な指導ができるようになります。
厚生労働省認定「健康運動実践指導者」の資格取得。一般の方からアスリートまでの対応し
うる能力の向上。
健康運動指導士資格取得レベルに 到達するための知識と技能を獲得する。
厚生労働省省令、健康運動実践指導者の合格
① エアロビックダンスは、健康の維持増進をはかるために、個々に合った運動を適切かつ
楽しみながら行う必要があることを理解する。② エアロビックダンスの特性を理解し、音楽
に合わせて楽しく全身運動を行い、基本技術から発展技術までの様々な技能を習得する。
③ 年齢や性別、目的などに応じたエアロビックダンスのプログラムを作成し、指導できる能
力を身に付ける。④ 健康運動実践指導者の資格を修得する。
泳力の獲得と立位姿勢での運動指導力の習得。
厚生労働省省令 健康運動実践指導者の合格
新体力テスト(文部科学省)の各測定項目について、 1) 測定場所の環境を整え、測定器具
の較正をすることができる。 2) 測定方法の説明をし、測定を正確におこなうことができる。 3)
測定値の統計処理をし、評価をすることができる。
スポーツ教育に必要な基礎的救急処置に関する知識と技能を修得する。
土壌物理学の基礎の理解と実験手法の習得を通じて、物理学の基本的な考え方を学ぶ。同
時に土壌と水の相互作用に関しても理解する。
学習・教育目標及び到達目標
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
1)
○
○
○
◎
◎
◎
◎
関心・意欲・態度
2)
3)
4)
○
○
○
○
○
◎
◎
○
◎
◎
◎
◎
○
○
思考・判断
1)
2)
1)
2)
技能・表現
○
○
○
○
3)
○
○
○
○
○
○
○
1)
○
○
○
○
○
○
◎
◎
知識・理解
2)
1
2
3
4
前
後
前
後
前
後
前
後
学
期
年
共通教養科目
住みよい社会と福祉
自校学習
基礎ゼミ
生涯スポーツ1
生涯スポーツ2
ボランティア実習
語学科目
調理学実習Ⅰ
調理学
里山学
里山学演習
健康管理概論
微生物学
水泳水中運動実習
体力測定評価理論
公衆衛生学Ⅰ
エアロビックス
ダンス実習
給食経営管理実習Ⅰ
人体機能生理学
公衆栄養学
調理学実習Ⅱ
スポーツ心理学
体力測定評価実習
公衆衛生学Ⅱ
疾患学総論
高齢者栄養学
環境スポーツ栄養学
栄養疫学
公衆栄養学実習Ⅰ
臨地実習Ⅰ
専門基礎・初級科目
人権と社会1
農学と社会
地球環境と気象
基礎ゼミ
暮らしのなかの憲法
人権と社会2
統計と考え方
現代社会と法
国際経済入門
生命と倫理
環境と倫理
情報処理
専門中級科目
化学、生物学
有機化学
化学実験
分析化学
世界の食糧生産
環境教育学
生物学実験
救急処置実習
トレーニング実習
微生物学実験
生理学実験
医療栄養学
スポーツ医学Ⅰ
トレーニング科学
生化学実験
スポーツ医学Ⅱ
食品機能学
臨床栄養学Ⅱ
健康づくりと運
動プログラム
栄養マネジメント論
臨床栄養学実習Ⅱ
総合演習
臨地実習Ⅱ・Ⅲ
1)科学的な議論を通して、理論的で、
明瞭な思考、判断ができること。
2)医療チームの中での個々の役割
を理解し、討論に基づいた協調的、
かつ自主的な行動がとれること。
1)自主的、積極的、継続的に学習がで
き、主体性のあること。
2)人の健康に関する多様な問題を理
解し、食と栄養を通した問題解決に
強い関心と意欲があること。
3)日常的な礼儀作法、社会人としての
立ち居振舞いを身につけること。
4)対人指導においては、相手の立場
に深い認識を持つことができること。
臨地実習Ⅳ
DP2 思考・判断
DP1 関心・意欲・態度
専門上級科目
情報基礎
キャリアデザイン
国際化と異文化理解
シミュレーション技術論
キャリアデベロップメント
日本語の技法
科学的問題解決法
インターンシップ
卒業研究、専門演習、臨地実習
英語1
English
Communication 1
海外語学研修(英語)
英語2
English
Communication 2
海外語学研修(英語)
英語3
English
Communication 3
Academic English 1
TOEIC 1
英語4
English
Communication 4
Academic English 2
TOEIC 2
Academic English 3
English Culture Seminar A
English Self-learning A
English Special Studies A
TOEIC 3
Writing A
Academic English 4
English Culture Seminar B
English Self-learning B
English Special Studies B
TOEIC 4
Writing B
ドイツ語総合1
フランス語総合1
韓国語総合1
中国語総合1
ドイツ語総合2
フランス語総合2
韓国語総合2
中国語総合2
ドイツ語総合3
フランス語総合3
韓国語総合3
中国語総合3
ドイツ語総合4
フランス語総合4
韓国語総合4
中国語総合4
臨床栄養学Ⅰ
臨床栄養学実習Ⅰ
栄養教育実習
分子栄養学
専門英語Ⅰ
専門英語Ⅱ
専門演習Ⅰ・Ⅱ
卒業研究
1)自分の考えを口頭や文章で分かり易く理論的に発表し、討論できるコミュニケー
ション能力を身につけること。
2)一つ以上の外国語を用い、コミュニケーションすることができること。
3)自ら設定した問題について、科学的な手法を用いて分析を行ない、解決方法を見
出せること。
DP3 技能・表現
食品栄養学科カリキュラムツリー
病理学総論
発達発育学
食品化学
栄養学実験
スポーツ生理学
食品衛生学実験
給食経営論
臨床栄養管理
解剖生理学Ⅰ
生化学
食品学
基礎栄養学Ⅰ
解剖生理学Ⅱ
食品分析学実験
基礎栄養学Ⅱ
栄養教育概論
解剖学実習
給食管理論
代謝生化学
母子栄養学
栄養情報処理
食品衛生学
病態栄養学実験
栄養カウンセリング論
応用栄養学実習
特別講義Ⅰ・Ⅱ
特別講義Ⅲ・Ⅳ
1)食と栄養に関する基本的な概念、用語など
について十分な知識を持ち、それらを応用
することができること。
2)食と栄養についての幅の広い情報の中か
ら、必要な情報を選択し、個々の問題に対
処し、それを解決する能力を身につけてい
ること。
DP4 知識・理解
平成28年度入学生用 食品栄養学科 科目一覧表(学部基礎科目,専門科目)
化学
2
配当
学年
1
生物学
2
1
選択
2・3
物理学
2
1
選択
4
スポーツ心理学
2
2
必修
55
数学
2
1
選択
5
栄養カウンセリング論
2
3
必修
56
環境教育学
2
1
選択
6
臨床栄養学Ⅰ
2
1
必修
57
世界の食糧生産
2
1
選択
7
医療栄養学
2
2
必修
58
里山学演習
1
1
選択
8
臨床栄養学Ⅱ
2
3
必修
59
里山学
2
1
選択
9
臨床栄養管理
2
3
必修
60
健康管理概論
2
1
必修
13
臨床栄養学実習Ⅰ
1
2
必修
61
公衆衛生学Ⅰ
2
2
必修
14
臨床栄養学実習Ⅱ
1
3
必修
62
公衆衛生学Ⅱ
2
3
必修
15
公衆栄養学
2
2
必修
63
区分
専
門
基
礎
科
目
専
門
基
礎
分
野
専
門
分
野
Ⅰ
授業科目
単位
選択
必修
選択
頁
区分
1
解剖生理学Ⅰ(解剖学)
2
1
必修
16
解剖生理学Ⅱ(人体構造学)
2
1
必修
17
微生物学
2
1
必修
18
生化学
2
1
必修
病理学総論
2
2
必修
代謝生化学
2
2
必修
専
門
分
野
Ⅰ
1
配当
学年
2
選択
必修
必修
53
2
2
必修
54
授業科目
単位
栄養教育実習(栄養教育基礎実習)
栄養情報処理
頁
栄養疫学
2
3
必修
64
公衆栄養学実習Ⅰ
1
3
必修
65
給食管理論
2
2
必修 66・67
19
給食経営論
2
3
必修
68
20
給食経営管理実習Ⅰ(給食管理実習Ⅰ)
1
2
必修
69
21
総合演習
2
4
必修
70
人体機能生理学
2
2
必修
22
臨地実習Ⅰ(給食管理実習Ⅱ)
1
3
必修
71
分子栄養学
2
3
必修
23
臨地実習Ⅱ(臨床栄養学実習Ⅲ)
1
4
必修
72
疾患学総論
2
3
必修
24
臨地実習Ⅲ(臨床栄養学実習Ⅳ)
1
4
必修
73
化学実験
1
1
必修
25
臨地実習Ⅳ(公衆栄養学実習Ⅱ)
1
4
必修
74
生物学実験
1
1
必修
26
有機化学
2
1
必修
77
生化学実験
1
2
必修
27
分析化学
2
1
必修
78
解剖学実習
1
2
必修
28
専門英語Ⅰ
1
3
必修
79
微生物学実験
1
2
必修
29
専門英語Ⅱ
1
3
必修
80
特別講義Ⅰ
2
4
選択
81
特別講義Ⅱ
2
4
選択
82
特別講義Ⅲ
2
4
選択
83
専
門
分
野
Ⅱ
生理学実験(栄養生理学実験)
1
2
必修
30
調理学
2
1
必修
31
食品学
2
1
必修
32
食品化学
2
2
必修
33
特別講義Ⅳ
2
4
選択
84
食品機能学
2
3
必修
34
専門演習Ⅰ
2
4
必修
85
食品衛生学
2
3
必修
35
専門演習Ⅱ
2
4
必修
86
食品分析学実験
1
1
必修
36
卒業研究
8
4
必修
87
調理学実習Ⅰ
1
1
必修
37
スポーツ医学Ⅰ
2
2
選択
91
調理学実習Ⅱ
1
2
必修
38
スポーツ医学Ⅱ
2
2
選択
92
食品衛生学実験
1
3
必修
39
発育発達学
2
2
選択
93
基礎栄養学Ⅰ
2
1
必修
43
スポーツ生理学
2
2
選択
94
基礎栄養学Ⅱ
2
1
必修
44
トレーニング科学
2
2
選択
95
栄養学実験
1
2
必修
45
母子栄養学
2
2
必修
46
高齢者栄養学
2
3
必修
47
栄養マネジメント論
2
3
必修
環境スポーツ栄養学
2
3
応用栄養学実習
1
3
病態栄養学実験
1
栄養教育概論
2
専
門
分
野
Ⅲ
トレーニング実習
1
2
選択
96
健康づくりと運動プログラム
2
3
選択
97
エアロビックダンス実習
1
2
選択
98
48
水泳・水中運動実習
1
2
選択
99
必修
49
体力測定評価(理論)
2
2
選択
100
必修
50
体力測定評価(実習)
1
2
選択
101
3
必修
51
救急処置実習
1
2
選択
102
1
必修
52
物理学実験
1
3
選択
103
※ 履修方法については、「農学部履修要項」を参照
平成27年度入学生用 食品栄養学科 科目一覧表(学部基礎科目,専門科目)
化学
2
配当
学年
1
生物学
2
1
選択
2・3
物理学
2
1
選択
4
スポーツ心理学
2
2
必修
55
数学
2
1
選択
5
栄養カウンセリング論
2
3
必修
56
環境教育学
2
1
選択
6
臨床栄養学Ⅰ
2
1
必修
57
世界の食糧生産
2
1
選択
7
医療栄養学
2
2
必修
58
里山学演習
1
1
選択
8
臨床栄養学Ⅱ
2
3
必修
59
里山学
2
1
選択
9
臨床栄養管理
2
3
必修
60
健康管理概論
2
1
必修
13
臨床栄養学実習Ⅰ
1
2
必修
61
公衆衛生学Ⅰ
2
2
必修
14
臨床栄養学実習Ⅱ
1
3
必修
62
公衆衛生学Ⅱ
2
3
必修
15
公衆栄養学
2
2
必修
63
区分
専
門
基
礎
科
目
専
門
基
礎
分
野
専
門
分
野
Ⅰ
授業科目
単位
選択
必修
選択
頁
区分
1
解剖生理学Ⅰ(解剖学)
2
1
必修
16
解剖生理学Ⅱ(人体構造学)
2
1
必修
17
微生物学
2
1
必修
18
生化学
2
1
必修
病理学総論
2
2
必修
代謝生化学
2
2
必修
専
門
分
野
Ⅰ
1
配当
学年
2
選択
必修
必修
53
2
2
必修
54
授業科目
単位
栄養教育実習(栄養教育基礎実習)
栄養情報処理
頁
栄養疫学
2
3
必修
64
公衆栄養学実習Ⅰ
1
3
必修
65
給食管理論
2
2
必修 66・67
19
給食経営論
2
3
必修
68
20
給食経営管理実習Ⅰ(給食管理実習Ⅰ)
1
2
必修
69
21
総合演習
2
4
必修
70
人体機能生理学
2
2
必修
22
臨地実習Ⅰ(給食管理実習Ⅱ)
1
3
必修
71
分子栄養学
2
3
必修
23
臨地実習Ⅱ(臨床栄養学実習Ⅲ)
1
4
必修
72
疾患学総論
2
3
必修
24
臨地実習Ⅲ(臨床栄養学実習Ⅳ)
1
4
必修
73
化学実験
1
1
必修
25
臨地実習Ⅳ(公衆栄養学実習Ⅱ)
1
4
必修
74
生物学実験
1
1
必修
26
有機化学
2
1
必修
77
生化学実験
1
2
必修
27
分析化学
2
1
必修
78
解剖学実習
1
2
必修
28
専門英語Ⅰ
1
3
必修
79
微生物学実験
1
2
必修
29
専門英語Ⅱ
1
3
必修
80
特別講義Ⅰ
2
4
選択
81
特別講義Ⅱ
2
4
選択
82
特別講義Ⅲ
2
4
選択
83
専
門
分
野
Ⅱ
生理学実験(栄養生理学実験)
1
2
必修
30
調理学
2
1
必修
31
食品学
2
1
必修
32
食品化学
2
2
必修
33
特別講義Ⅳ
2
4
選択
84
食品機能学
2
3
必修
34
専門演習Ⅰ
2
4
必修
85
食品衛生学
2
3
必修
35
専門演習Ⅱ
2
4
必修
86
食品分析学実験
1
1
必修
36
卒業研究
8
4
必修
87
調理学実習Ⅰ
1
1
必修
37
スポーツ医学Ⅰ
2
2
選択
91
調理学実習Ⅱ
1
2
必修
38
スポーツ医学Ⅱ
2
2
選択
92
食品衛生学実験
1
3
必修
39
発育発達学
2
2
選択
93
基礎栄養学Ⅰ
2
1
必修
43
スポーツ生理学
2
2
選択
94
基礎栄養学Ⅱ
2
1
必修
44
トレーニング科学
2
2
選択
95
栄養学実験
1
2
必修
45
母子栄養学
2
2
必修
46
高齢者栄養学
2
3
必修
47
栄養マネジメント論
2
3
必修
環境スポーツ栄養学
2
3
応用栄養学実習
1
3
病態栄養学実験
1
栄養教育概論
2
専
門
分
野
Ⅲ
トレーニング実習
1
2
選択
96
健康づくりと運動プログラム
2
3
選択
97
エアロビックダンス実習
1
2
選択
98
48
水泳・水中運動実習
1
2
選択
99
必修
49
体力測定評価(理論)
2
2
選択
100
必修
50
体力測定評価(実習)
1
2
選択
101
3
必修
51
救急処置実習
1
2
選択
102
1
必修
52
物理学実験
1
3
選択
103
※ 履修方法については、「農学部履修要項」を参照
平成26年度以前入学生用 食品栄養学科 科目一覧表(学部基礎科目,専門科目)
化学
2
配当
学年
1
生物学
2
1
選択
2・3
物理学
2
1
選択
4
スポーツ心理学
2
2
必修
55
数学
2
1
選択
5
栄養カウンセリング論
2
3
必修
56
環境教育学
2
1
選択
6
臨床栄養学Ⅰ
2
1
必修
57
世界の食糧生産
2
1
選択
7
医療栄養学
2
2
必修
58
里山学演習
1
1
選択
8
臨床栄養学Ⅱ
2
3
必修
59
里山学
2
1
選択
9
臨床栄養管理
2
3
必修
60
健康管理概論
2
1
必修
13
臨床栄養学実習Ⅰ
1
2
必修
61
公衆衛生学Ⅰ
2
2
必修
14
臨床栄養学実習Ⅱ
1
3
必修
62
公衆衛生学Ⅱ
2
3
必修
15
公衆栄養学
2
2
必修
63
区分
専
門
基
礎
科
目
専
門
基
礎
分
野
専
門
分
野
Ⅰ
授業科目
単位
選択
必修
選択
頁
区分
1
解剖生理学Ⅰ(解剖学)
2
1
必修
16
解剖生理学Ⅱ(人体構造学)
2
1
必修
17
微生物学
2
1
必修
18
生化学
2
1
必修
病理学総論
2
2
必修
代謝生化学
2
2
必修
専
門
分
野
Ⅰ
1
配当
学年
2
選択
必修
必修
53
2
2
必修
54
授業科目
単位
栄養教育実習(栄養教育基礎実習)
栄養情報処理
頁
栄養疫学
2
3
必修
64
公衆栄養学実習Ⅰ
1
3
必修
65
給食管理論
2
2
必修 66・67
19
給食経営論
2
3
必修
68
20
給食経営管理実習Ⅰ(給食管理実習Ⅰ)
1
2
必修
69
21
総合演習
2
4
必修
70
人体機能生理学
2
2
必修
22
臨地実習Ⅰ(給食管理実習Ⅱ)
1
3
必修
71
分子栄養学
2
3
必修
23
臨地実習Ⅱ(臨床栄養学実習Ⅲ)
1
4
必修
72
疾患学総論
2
3
必修
24
臨地実習Ⅲ(臨床栄養学実習Ⅳ)
1
4
必修
73
化学実験
1
1
必修
25
臨地実習Ⅳ(公衆栄養学実習Ⅱ)
1
4
必修
74
生物学実験
1
1
必修
26
有機化学
2
1
必修
77
生化学実験
1
2
必修
27
分析化学
2
1
必修
78
解剖学実習
1
2
必修
28
専門英語Ⅰ
1
3
必修
79
微生物学実験
1
2
必修
29
専門英語Ⅱ
1
3
必修
80
特別講義Ⅰ
2
4
選択
81
特別講義Ⅱ
2
4
選択
82
特別講義Ⅲ
2
4
選択
83
専
門
分
野
Ⅱ
生理学実験(栄養生理学実験)
1
2
必修
30
調理学
2
1
必修
31
食品学
2
1
必修
32
食品化学
2
2
必修
33
特別講義Ⅳ
2
4
選択
84
食品機能学
2
3
必修
34
専門演習Ⅰ
2
4
必修
85
食品衛生学
2
3
必修
35
専門演習Ⅱ
2
4
必修
86
食品分析学実験
1
1
必修
36
卒業研究
8
4
必修
87
調理学実習Ⅰ
1
1
必修
37
スポーツ医学Ⅰ
2
2
選択
91
調理学実習Ⅱ
1
2
必修
38
スポーツ医学Ⅱ
2
2
選択
92
食品衛生学実験
1
3
必修
39
発育発達学
2
2
選択
93
基礎栄養学Ⅰ
2
1
必修
43
スポーツ生理学
2
2
選択
94
基礎栄養学Ⅱ
2
1
必修
44
トレーニング科学
2
2
選択
95
栄養学実験
1
2
必修
45
母子栄養学
2
2
必修
46
高齢者栄養学
2
3
必修
47
栄養マネジメント論
2
3
必修
環境スポーツ栄養学
2
3
応用栄養学実習
1
3
病態栄養学実験
1
栄養教育概論
2
専
門
分
野
Ⅲ
トレーニング実習
1
2
選択
96
健康づくりと運動プログラム
2
3
選択
97
エアロビックダンス実習
1
2
選択
98
48
水泳・水中運動実習
1
2
選択
99
必修
49
体力測定評価(理論)
2
2
選択
100
必修
50
体力測定評価(実習)
1
2
選択
101
3
必修
51
救急処置実習
1
2
選択
102
1
必修
52
物理学実験
1
3
選択
103
※ 履修方法については、「農学部履修要項」を参照
専門基礎科目
科目名: 化学
英文名: Chemistry
ヤマモト ヤストモ
担当者: 山本
康友
■授業概要・方法等
本講義では農学部学生に必要な化学の基礎を学びます。
化学とは物質を扱う学問であり、化学全般の理論的側面は物理化学が担っています。物質の根源である原子の構造と
性質、原子の結合によって生成する分子の構造と性質、物質の状態変化、化学反応といった、物理化学の基礎を本講
義で学びます。
■学習・教育目標および到達目標
化学の基礎知識の習得が目標です。受講者が今後履修する専門科目を理解するための基盤作りを目指します。
■授業時間外に必要な学修
講義毎に配布する小テスト問題
■教科書
講義毎に配布するプリント
■参考文献
[ISBN]9784785330804『ステップアップ大学の物理化学』(齋藤 勝裕, 裳華房 : 2009)
[ISBN]9784785330828『ステップアップ 大学の有機化学』(齋藤 勝裕, 裳華房 : 2009)
■関連科目
すべての化学系講義
■成績評価方法および基準
定期試験 70%
レポートまたは中間試験 30%
■授業評価アンケート実施方法
所定の実施規定に準拠します
■オフィスアワー
講義前後
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 化学とは?
第2回 原子の構造と量子化学の基礎
第3回 電子配置と原子の性質
第4回 化学結合
第5回 分子構造 その1
第6回 分子構造 その2
第7回 物質の状態
第8回 溶液の性質
第9回 酸と塩基 その1
第10回 酸と塩基 その2
第11回 酸化と還元
第12回 化学熱力学 その1
第13回 化学熱力学 その2
第14回 反応速度
第15回 まとめ
-1-
科目名: 生物学
英文名: Applied Biology
シラカワ コウイチ
担当者: 白川
康一
■授業概要・方法等
農学部における専門科目の履修に必要な基礎学力を補完し、専門科目の学修に必要な知識を得ることを目的とする。専門科目の基礎となる生物学の基本的概念
や生命現象の基本的な仕組みに関する内容を講義する。講義は主としてパワーポイントと印刷資料を使用して行う。講義資料で特に色彩や微細な構造などを重
視するものについては、生物学専用のwikiからダウンロードが可能である。また、質疑応答やレポートの作成と発表などの機会を設定し、受講者参加型の講義
を行う。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、細胞の構造と機能や生物情報、生物を構成する物質に関する知識を得、さらに専門科目における学修に必要な文献の検索法やレポートの作成法、資
料を用いた基本的なプレゼンテーション方法についても学習する。これらにより、生物学における基本概念や生物学関連の専門科目に必要な論理的思考力と表
現力、さらに生物学で必要な数値計算などを身につけるようにする。
■授業時間外に必要な学修
1.生物学の学修効率を高めるために講義の項目ごとに使用される生物学用語について参考書を利用し、まとめておくこと。さらに自身が興味のある分野を探し、
レポートの題材として扱えるようにしておくこと。
2.教科書に掲載されているcolumnを読み、扱われている項目について参考書や専門書で調べ、講義で扱った内容の理解を深めること。
3.Scienceなどの専門雑誌に掲載されているNEWS 3.Natureや& やlettersを読み、生物学の最新知識を取り入れるとともに、生物学で使用する英語の術語に慣
れるようにする。
■教科書
[ISBN]9784758120180『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学』(和田 勝, 羊土社 : 2011)
*必要に応じて適切な教科書、補助教材の紹介を行う。
■関連科目
細胞生物学 生命科学基礎 生命科学 ゲノム生物学
■成績評価方法および基準
定期試験(論述・記述式)50%
レポート作成 15%
レポート課題の発表 *要レポート提出 15%
演習と小テスト 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して実施する。
■研究室・E-mailアドレス
京都大学大学院医学研究科 京都大学東南アジア研究所 [email protected]
■オフィスアワー
メールにて適宜対応する。ただし、近畿大学のメールアドレスを用いること。携帯、フリーメールアドレスからの対応は行わない。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 生物の基本概念と基本構造
第2回 生命の物質的基盤・生物の構成成分とその機能
第3回 エネルギーと酵素・代謝1
第4回 エネルギーと酵素・代謝2
第5回 遺伝と生物情報1
第6回 遺伝と生物情報2
第7回 生物の増殖と生殖
第8回 動物の個体形成と分化
第9回 生物圏と環境1
第10回 生物圏と環境2
第11回 生物進化とゲノム2
第12回 生物進化とゲノム2
第13回 演習1
第14回 演習2
第15回 まとめ
定期試験
演習・小テスト、レポート課題で行った問題を含めて生物学全般を扱った内容。試験は論述式で行う。
-2-
科目名: 生物学
英文名: Biology
タ ナ ベ
担当者: 田辺
ヒロユキ
寛之
■授業概要・方法等
本科目は全学科共通の教職課程科目です。教育職員免許状の取得を希望する学生は「教職課程履修要項」を熟読した
上で履修してください。本科目では大学での生物学についての入門的・導入的内容を学修します。
■学習・教育目標および到達目標
環境ホルモン、DNA鑑定、遺伝子組換え食品、遺伝子治療、オーダーメイド医薬品、ポストゲノム解析、生物クロー
ンといった問題が今、一般社会で大いに注目されており、生物学は自然科学分野では近年、進展が最も著しく、また
今後の更なる展開が最も期待されている学問領域です。このような生物学の急速な進展を踏まえ、本講義では生体分
子のレベルから生物集団のレベルに及ぶ広い範囲にわたって種々のテーマを分子的・化学的観点から取り扱い、本学
科所属の学生が将来、関連分野へ進む際に必要不可欠となる現代生物学の基礎的知識の習得を目標とします。
■授業時間外に必要な学修
毎回の授業について、授業計画に記載されている学習範囲の予習を必ず行って予備知識を十分身につけてから授業に
出席してください。これを怠ると単位認定用試験で合格点は取れません。
■教科書
開講時に指定します。
■関連科目
生物学関連の全講義・実験科目
■成績評価方法および基準
講義内容全般についての論述試験 100%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
バイオサイエンス学科生命情報工学研究室(室No.3424:研究棟4階西側)
[email protected]
■オフィスアワー
時間帯は指定しません。電子メールで予約した上でお越しください。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 概論
第2回 生体分子(1)
第3回 生体分子(2)
第4回 生体内反応と触媒
第5回 代謝と生体エネルギー(総論)
第6回 代謝と生体エネルギー(各論)
第7回 遺伝情報の担い手
第8回 遺伝情報伝達のしくみ
第9回 遺伝子発現の調節
第10回 遺伝子操作技術
第11回 細胞増殖とその調節
第12回 発生・分化における分子の作用
第13回 生体内情報伝達と高次機能
第14回 生物進化と分子進化
第15回 まとめ
-3-
科目名: 物理学
英文名: Physics
イ ト ウ
担当者: 伊藤
ヨシノリ
喜則
■授業概要・方法等
農学部・全学科共通の基幹科目です。力学全般についての入門・導入的内容を学修します。
■学習・教育目標および到達目標
力学についての概要を知り、力、運動量、エネルギーの基本原則についての知識を得、論理的思考を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
講義で省略した部分を教科書・参考書で調べ、自分なりのノートを作り、疑問があれば次週以降に教員に質問するこ
と
■教科書
プリント配布
■参考文献
[ISBN]9784410141836『物理1B・2重要問題集 : 実戦 2004』(数研出版編集部, 数研出版)
■関連科目
農学部専門科目全般
■成績評価方法および基準
定期試験 85%
授業中課題(ミニッツペーパー)15%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規程に準拠して行ないます。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 速さと速度
第2回 等加速度運動
第3回 落下運動(1)
第4回 落下運動(2)
第5回 力のつり合い(1)
第6回 力のつり合い(2)
第7回 運動の法則(1)
第8回 運動の法則(2)
第9回 力積と運動量
第10回 運動量保存則
第11回 はねかえり係数
第12回 仕事とエネルギー
第13回 力学的エネルギー保存則(1)
第14回 力学的エネルギー保存則(2)
第15回 まとめ
-4-
科目名: 数学
英文名: Mathematics
イ ト ウ
担当者: 伊藤
ヨシノリ
喜則
■授業概要・方法等
農学部・全学科共通の基幹科目です。微分方程式全般についての入門・導入的内容を学修します。
■学習・教育目標および到達目標
微分方程式についての概要を知り、運動・曲線・関数方程式およびその解法についての知識を得、論理的思考を身に
つけます。
■授業時間外に必要な学修
講義で省略した部分を教科書・参考書で調べ、自分なりのノートを作り、疑問があれば次週以降に教員に質問するこ
と
■教科書
適時プリントを配布
■関連科目
農学部専門科目全般
■成績評価方法および基準
定期試験 85%
授業中課題(ミニッツペーパー)15%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 方程式の解法(1)
第2回 方程式の解法(2)
第3回 方程式の解法(3)
第4回 運動方程式とその解法(1)
第5回 運動方程式とその解法(2)
第6回 運動方程式とその解法(3)
第7回 運動方程式とその解法(4)
第8回 曲線方程式とその解法(1)
第9回 曲線方程式とその解法(2)
第10回 曲線方程式とその解法(3)
第11回 曲線方程式とその解法(4)
第12回 関数方程式とその解法(1)
第13回 関数方程式とその解法(2)
第14回 関数方程式とその解法(3)
第15回 関数方程式とその解法(4)
-5-
科目名: 環境教育学
英文名: Environmental Education
イ ガ ラ シ
担当者: 五十嵐
ユ
ミ
コ
有美子
■授業概要・方法等
学部共通の専門基礎科目である。地域レベルおよび地球レベルの環境問題は、ともに、いまや現代社会のみならず
将来社会の人類にとっても生存の根幹を脅かす問題になりつつある。そうしたなかで、それら環境問題の解決・改善
のための一方策として、環境教育に期待が寄せられている。したがって、本講義ではまず環境教育の歴史や理念を学び、
つぎに具体例をみながら環境教育の課題と展望について考える。
■学習・教育目標および到達目標
環境教育の基礎的な知識を得ることで、環境教育の重要性について理解を深める。
■授業時間外に必要な学修
各講義で指示された課題に取り組むこと。
■教科書
特に指定しない。適宜、資料等を配布する。
■参考文献
[ISBN]9784623035151『環境教育への招待 (MINERVA TEXT LIBRARY)』(川嶋宗継, ミネルヴァ書房)
[ISBN]9784812205334『持続可能性に向けての環境教育』(今村光章, 昭和堂)
その他、講義中に指示する。
■関連科目
教育学概論、環境政策学、里山学演習、環境社会学、環境と倫理。
■成績評価方法および基準
定期試験 70%
授業内課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規程に準拠して行なう。
■研究室・E-mailアドレス
メールアドレスの指定なし。
■オフィスアワー
講義終了後に対応する。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 環境教育の歴史と理念(1)
第3回 環境教育の歴史と理念(2)
第4回 環境教育の歴史と理念(3)
第5回 環境教育の歴史と理念(4)
第6回 環境教育の内容と方法(1)
第7回 環境教育の内容と方法(2)
第8回 環境教育の内容と方法(3)
第9回 環境教育の内容と方法(4)
第10回 環境教育の内容と方法(5)
第11回 環境教育の内容と方法(6)
第12回 環境教育の内容と方法(7)
第13回 環境教育の内容と方法(8)
第14回 環境教育の課題と展望(1)
第15回 環境教育の課題と展望(2)
定期試験
-6-
科目名: 世界の食糧生産
英文名: World Food Production
ハッチョウ ノ ブ マ サ
担当者: 八 丁
マ ツ ノ
ユタカ
信正・松野 裕
■授業概要・方法等
食糧生産の形態は、自然環境、社会・政治・経済条件によって大きく左右される。地球レベルでの適正な資源管理、持続的農業農村開発を行うためには、世界の農業の
歴史的な発展を理解するとともに、気候を中心とした自然環境、適用技術さらには社会体制等が農業の生産形態にどう影響しているかを地域毎に理解する事が重要である。
本講義では、地域別の食糧生産について、その現状と問題点を明らかにするとともに、今後地球レベルで安定的に農産物・食料を確保するための方策について、ビデオ・
スライド等も活用しながら学んでいく。
■学習・教育目標および到達目標
・世界各地の農業形態と地域の状況を理解できるようになる。
・食料生産における地球規模での課題と展望を理解できるようになる。
■授業時間外に必要な学修
地球環境や地域農業の状況に関する、テレビ番組の視聴、あるいは書籍の購読。
■教科書
特に指定しない
■参考文献
[ISBN]9784798022352『最新食料問題の基本とカラクリがよ~くわかる本 (How-nual図解入門ビジネス)』(及川忠, 秀和システム)
[ISBN]9784811902906『食料の海外依存と環境負荷と循環農業』(鈴木宣弘, 筑波書房)
[ISBN]9784121006400『食事の文明論 (中公新書 640)』(石毛直道, 中央公論新社)
[ISBN]9784121004178『食の文化史 (中公新書 417)』(大塚滋, 中央公論新社)
[ISBN]9784087200928『農から環境を考える : 21世紀の地球のために (集英社新書)』(原剛, 集英社)
[ISBN]9784800302854『環境と文明の世界史 新版 (歴史新書y 041)』(石弘之, 洋泉社)
[ISBN]9784087831245『地球は世界を養えるのか : 危機の食料連鎖』(矢口芳生, 集英社)
■関連科目
農学と社会、日本農業論
■成績評価方法および基準
試験(中間、期末)70%
小テスト 15%
授業中の課題 15%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規程に準拠して行う
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
[email protected]
■オフィスアワー
随時、メールにて予約のこと
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 世界の食糧需給
第2回 農業の歴史的な展開(文明と農業)と発展
第3回 緑の革命とアジアの食糧生産
第4回 中国における食糧生産
第5回 東南アジアでの食糧生産
第6回 インドにおける食糧生産
第7回 中間試験
第8回 乾燥地域の農業
第9回 アフリカにおける農業生産(1)
第10回 アフリカにおける農業生産(2)
第11回 土地劣化と砂漠化
第12回 中南米の農業
第13回 先進国の農業と農業の多面的機能と環境
第14回 授業の取りまとめ、期末試験
第15回 世界のなかでの日本農業
-7-
科目名: 里山学演習
英文名: Seminar in Satoyama Science
イケガミ コウイチ
担当者: 池上
甲一
■授業概要・方法等
農学部共通の専門基礎科目です。本演習は、1年間に5回の集中講義として実施します(原則日曜日開講)。この演習では、里山の自然とふれあい、その楽しさ
を実感することができるように多様な側面からの実践活動を行います。
学期の初めに履修上のガイダンスを行うので、必ず出席のうえ指示に従ってください。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、里山に関連する多様な側面についてフィールド・ベースで学ぶことにより、里山の多面性を実感的に理解することができる。今年度は里山の微生物、
淡水魚類の調査方法、里山の土壌、林床の整理法についてフィールド活動を行い、このことを通じて、里山を初めとする日本的なビオトープへの関心を高める
ことを目標とする。
■授業時間外に必要な学修
里山を歩き、自分の目と体でさまざまの事象を確認する。
図鑑等を使って、里山中の動植物の種類を調べる。
調べた結果については記録を取っておく。
■教科書
とくにない
■参考文献
担当者が指示する
■関連科目
里山学、環境教育学
■成績評価方法および基準
「演習用実習ノート」の評価 50%
演習担当者の指示する課題 50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
環境政策学研究室
[email protected]
■オフィスアワー
火曜日1時間目 あらかじめメールで予約してください。
講義計画・テーマ・講義構成
キャンパス内にある里山をフィールドとして、魚類を中心とする淡水生物の調査法、里山における微生物の観察法、土壌と
水の関係、里山の手入れ(間伐)について学習・実践します。
1日に3回分の項目を行います。水圏生体調査法(1回~ 3回)は調査法とともに投網の実践、里山の微生物(4回~ 9回)は
サンプルの採取・培養・観察、里山の土と水(10回~ 12回)は土壌の観察法、生物と土および水との関係、林床整理(13回
~ 15回)はミニ間伐、玉切り、林床整理などの理論と実践を行います。
第1回 水圏生態調査法 (1)
第2回 水圏生態調査法 (2)
第3回 水圏生態調査法 (3)
第4回 里山の微生物 (1)
第5回 里山の微生物 (2)
第6回 里山の微生物 (3)
第7回 里山の微生物 (4)
第8回 里山の微生物 (5)
第9回 里山の微生物 (6)
第10回 里山の土と水 (1)
第11回 里山の土と水 (2)
第12回 里山の土と水 (3)
第13回 林床整理、ミニ間伐 (1)
第14回 林床整理、ミニ間伐 (2)
第15回 林床整理、ミニ間伐 (3)
-8-
科目名: 里山学
英文名: Satoyama Science
イケガミ コウイチ
担当者: 池上
甲一
■授業概要・方法等
農学部共通の専門基礎科目です。本講義は、1年間に5回の集中講義として開講します(原則日曜日開講)。1回の講座では2名の講師による講義と
質疑を行います。基本的に2名の講師のうち、1名は学外の学識者、行政関係者、企業人、NPO法人、農家などを招いて、広い視点から里地・里
山に関する知見や体験を披露してもらいます。もう1名は学内の教員が専門的な分野から里山に関する諸問題を講義します。
受講者は、里山学受講ノートに当該講義の内容を整理して所定期間内に提出することが求められます。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、里山を素材として、人間と自然とのかかわりあいが多面的な側面を持つことについて理解し、環境と生命についての問題意識を高めます。
■授業時間外に必要な学修
1.日常的に里山保全や生物多様性保全についての新聞や雑誌の記事を読み、どのような動きがあるのかについての情報を収集しておく。
2.関連のシンポジウムや講演会などに積極的に参加する。
■教科書
特になし
■参考文献
講師として招いた担当者が講義中に指示します。
■関連科目
里山学演習、環境教育学
■成績評価方法および基準
里山学受講ノートの評価 100%
■授業評価アンケート実施方法
講義開催日ごとに、講義終了時に所定のアンケートを実施する。
■研究室・E-mailアドレス
環境政策学研究室
[email protected]
■オフィスアワー
火曜日1時間目 あらかじめメールで予約してください。
講義計画・テーマ・講義構成
2名の講師による講義を実施する。学外講師については、里山専門委員会の議論によって適切な人材を招へいします。学内
講師については、里山の昆虫生態、里山植物、里山の微生物、里山の土壌、淡水動物、里山保全の法制度、里山の利用と社
会などについて講義します。また学内団体による調査・研究活動成果(自主団体によるものも含む)の報告を行うこともあ
ります。スケジュールは学期の初めに掲示します。2016年のテーマは「エコで働く」です。
-9-
専門基礎分野
科目名: 健康管理概論
英文名: Health Administration
イ ト ウ
担当者: 伊藤
タ ツ キ
龍生
■授業概要・方法等
公衆衛生や健康の定義、社会や環境と健康の関係、健康指標と保健統計、疫学による集団の健康解析、生活環境と環境保健などについて学ぶとともに、環境や
健康に関する基本的な情報の収集と取り扱いについて学習する。講義は、教科書と配布資料を使い、黒板及びパワーポイントを用いて概説する。
■学習・教育目標および到達目標
環境と健康は密接な関係があります。そこで、人の健康を左右する要因を考え、人や人の生活を生態系の中で位置づけて理解することは重要であり、本講義で
は、さまざまな環境要因や人の行動が健康にどのように影響を与えているかを学ぶとともに、集団における病気の状況を測定する方法や疫学的手法について学
びます。。健康に関わる諸問題を理解し、個人および集団の疾病を予防し、健康の維持・増進を実践できるようになることが目標です。
■授業時間外に必要な学修
教科書、参考書で授業内容に相当する箇所の予習、復習を毎回行うこと。配布プリントおよび小テスト問題の復習をすること。
■教科書
[ISBN]9784767904962 『改訂 健康管理論』(建帛社)
■参考文献
[ISBN]9784767-05549 『社会・環境と健康:公衆衛生学〔第2版〕』(建帛社)
[ISBN]9784804110561『病理学 (2003/2004) (管理栄養士国家試験受験講座)』(第一出版)
[ISBN]9784260001755『疾病のなりたちと回復の促進〈1〉病理学 (系統看護学講座 専門基礎)』(医学書院)
■関連科目
公衆衛生学Ⅰ、公衆衛生学Ⅱ、公衆栄養学
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
小テスト 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
公衆栄養学研究室:[email protected]
■オフィスアワー
毎週木曜日2限目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 健康の概念
第2回 我が国の健康の現状
第3回 健康の現状
第4回 主要疾患の疫学
第5回 健康に影響する生活要因1
第6回 健康に影響する生活要因2
第7回 主要疾患の予防対策
第8回 健康づくりの施策
第9回 健康増進法および健康関連法規1
第10回 健康関連法規と保健行政
第11回 健康管理の進め方
第12回 健康管理の教育
第13回 特定検診・特定保健指導の目的と方法
第14回 疾病のスクリーニング方法
第15回 EBMに基づく健康管理
到達度を確認するために中間試験および定期試験を実施します。
- 13 -
科目名: 公衆衛生学Ⅰ
英文名: Public Health Ⅰ
マ ツ バ
担当者: 松葉
マコト
真
■授業概要・方法等
公衆衛生学Ⅰは管理栄養士課程の専門基礎領域であり、管理栄養士が公衆衛生の現場で関わる領域としては、地域・学校・産業・医療・福祉など多岐にわたる
分野であります。
そこでこの授業では公衆衛生学の基礎(事象やデータの読み取り方)を学ぶことにより、その後の公衆衛生に関わる現場での実習に対応出来ることを目指します。
■学習・教育目標および到達目標
この科目を受講することにより、健康を損なう要因の追求と対策手法を学び、管理栄養士として対応出来る理論や方法を習得する。
■授業時間外に必要な学修
毎回、各講義内容について復習のためにもノートにまとめてください。日頃から身近に発生した公衆衛生に関する問題を探しテレビや新聞、インターネット等
から情報を集め、保健衛生機関が行う施策に着目してください。
■教科書
[ISBN]9784804113036『社会・環境と健康―公衆衛生学・健康管理概論 (サクセス管理栄養士講座)』(武山 英麿, 第一出版 : 2015)
■参考文献
[ISBN]9784896325126『公衆衛生がみえる』(メディックメディア : 2014)
『国民衛生の動向』厚生労働統計協会
■関連科目
管理栄養士資格にまつわるすべての科目(公衆栄養学、食品衛生学、生物統計学、など)
■成績評価方法および基準
試験 80%
小テスト 10%
レポート課題 10%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行う
■研究室・E-mailアドレス
講師控室
■オフィスアワー
授業の前後
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 公衆衛生と管理栄養士
第2回 社会と健康
第3回 環境と健康①
第4回 環境と健康②
第5回 健康、疾病、行動に関わる統計資料①
第6回 健康、疾病、行動に関わる統計資料②
第7回 健康、疾病、行動に関わる統計資料③
第8回 健康状態と疾病の測定と評価①
第9回 健康状態と疾病の測定と評価②
第10回 健康状態と疾病の測定と評価③
第11回 健康状態と疾病の測定と評価④
第12回 健康状態と疾病の測定と評価⑤
第13回 生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策①
第14回 生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策②
第15回 生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策①
- 14 -
科目名: 公衆衛生学Ⅱ
英文名: Public Health Ⅱ
マ ツ バ
担当者: 松葉
マコト
真
■授業概要・方法等
年々変化していく社会環境の中で、いかに心身とも健康でQOLの高い生活が送れるのかは、自らが率先して身近な諸問題に関心をもち、社会体制の中で解決
の手立てを見つけ出すことが重要となります。この科目では、あらゆるレベルの公衆衛生活動(母子・成人・高齢者・地域・学校・産業・国際)を通して理解
し、さらに社会保障制度、衛生法規についても学習していきます。
■学習・教育目標および到達目標
1)健康を取り巻く諸環境因子を理解する。
2)疾病や健康異常の危険因子とその予防策を把握する。
3)各ライフステージごとに特徴的な健康上の問題点について理解する。
4)社会福祉・社会保障制度の現状と問題点について理解する。
■授業時間外に必要な学修
積極的に公衆衛生の現場でのイベントの参加や参考に成り得るパンフレットなどを収集し熟読すること。日頃から公衆衛生に関わる情報をニュースや新聞、イ
ンターネットなどで収集する習慣を身につけることが望まれる。
■教科書
「公衆衛生の科学」後藤政幸・古畑公編著 理工図書
■参考文献
[ISBN]9784863991569『みるみる公衆衛生〈2013〉(看護国試シリーズ)』(医学評論社)
[ISBN]9784810312522『ネオエスカ 公衆衛生学―社会・環境と健康 第3版 (ネオエスカシリーズ)』(松本 和興, 同文書院)
[ISBN]不定『図説国民衛生の動向』(厚生労働統計協会, 2013.6- )
■関連科目
管理栄養士資格にまつわる全ての科目。
■成績評価方法および基準
定期試験 90%
授業中課題(ミニッツペーパー)10%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠し実施する。
■研究室・E-mailアドレス
講師控室
■オフィスアワー
授業の前後
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 主要疾患の疫学と予防対策1(悪性新生物、循環器疾患)
第2回 主要疾患の疫学と予防対策2(代謝疾患、骨・関節疾患)
第3回 主要疾患の疫学と予防対策3(感染症)
第4回 主要疾患の疫学と予防対策4(感染症)
第5回 主要疾患の疫学と予防対策5(精神疾患)
第6回 主要疾患の疫学と予防対策6(その他の疾患自殺、不慮の事故、虐待、暴力)
第7回 保健・医療・福祉の制度1(社会保障、医療制度)
第8回 保健・医療・福祉の制度2(福祉制度)
第9回 保健・医療・福祉の制度3(地域保健)
第10回 保健・医療・福祉の制度4(母子保健、成人保健)
第11回 保健・医療・福祉の制度5(高齢者保健・介護)
第12回 保健・医療・福祉の制度6(産業保健)
第13回 保健・医療・福祉の制度7(成人保健、高齢者保健・介護)
第14回 保健・医療・福祉の制度8(学校保健)
第15回 保健・医療・福祉の制度9 (国際保健)まとめ
定期試験
- 15 -
科目名: 解剖生理学Ⅰ
英文名:
マ ツ オ
担当者: 松尾
タ ク ヤ
拓哉
■授業概要・方法等
「食物(栄養)を摂取し、吸収、代謝される仕組みや疾病の成り立ちと食事療法を学ぶ上で、ヒトの体の構造と機能を知ることは大切です。自分のからだの仕
組みに興味を持ち、それを通して理解が深まるように講義を進めます。授業中の説明は、テキスト、配布プリント、板書を中心に行います。映像資料等は、適
宜プロジェクターを用いて説明を行います。」
■学習・教育目標および到達目標
「受講者は、この授業を履修することによって、1)人体のつくりについて細胞、組織、器官、器官系の関係と、2)情報伝達の機構、栄養・代謝に関わるホ
ルモンの種類と機能、3)循環器系の構造と機能、4)腎・尿路系の構造と機能、5)神経系の構造と機能、6)運動器系の構造と機能、7)生殖器系の構造、
8)妊娠と分娩、9)血液・造血器・リンパ系の構造を説明することができるようになります。」
■授業時間外に必要な学修
「興味を持って意欲的に取り組むこと。」
「解剖学(形態)と生理学(機能)を関連つけて理解すること。」
「授業を受ける前には必ず教科書を読み、予習を行った上で授業に臨むこと。」
「授業終了後は、授業で省略した部分を教科書・参考書で調べ、自分なりのノートを作り、疑問があれば質問すること。」
■教科書
[ISBN] 9784260018265『《系統看護学講座 専門基礎分野》人体の構造と機能[1]解剖生理学 第9版』
(坂井建雄、医学書院)
【系統解剖学】
■参考文献
[ISBN] 9784260000734『解剖学用語』(日本解剖学会、医学書院)【解剖学用語】
[ISBN] 9784830600357『管理栄養士を目指す学生のための解剖生理学テキスト(第3版)』(岩堀修明、文光堂)【系統解剖学】
[ISBN] 9784784931798『カラー図解人体の正常構造と機能【全10巻圧縮版】』(坂井建雄、日本医事新報社)【系統解剖学】
[ISBN] 9784260330954『目でみるからだのメカニズム』(堺章、医学書院)
【局所解剖学】
[ISBN]9784260015318『標準組織学 総論 第5版』(藤田尚男、医学書院)【組織学】
[ISBN} 9784263731345『ムーア人体発生学(原著第8版)』(瀬口春道ほか訳、医歯薬出版)【発生学】
[ISBN} 9784765314541『発生学(医学要点双書)』(藤本十四秋、金芳堂)
【発生学】
■関連科目
「人体機能生理学,病理学」
■成績評価方法および基準
記述試験 60%
小テスト・レポート 40%
■授業評価アンケート実施方法
「農学部実施規程に準拠して行います。」
■研究室・E-mailアドレス
「講師控室・[email protected]」
■オフィスアワー
「水曜日4限と5限の間、講義終了後」
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 人体の構成(1)
第2回 人体の構成(2)
第3回 情報伝達の機構
第4回 栄養・代謝に関わるホルモン
第5回 循環器系の構造と機能(1)
第6回 循環器系の構造と機能(2)
第7回 腎・尿路系の構造と機能(1)
第8回 腎・尿路系の構造と機能(2)
第9回 神経系の構造と機能(1)
第10回 神経系の構造と機能(2)
第11回 運動器系の構造と機能(1)
第12回 運動器系の構造と機能(2)
第13回 生殖器系の構造と機能
第14回 妊娠と分娩
第15回 血液・造血器・リンパ系の構造
- 16 -
科目名: 解剖生理学Ⅱ
英文名:
マ ツ オ
担当者: 松尾
タ ク ヤ
拓哉
■授業概要・方法等
「食物(栄養)を摂取し、吸収、代謝される仕組みや疾病の成り立ちと食事療法を学ぶ上で、ヒトの体の微細構造、各部位に存在する臓器の位置関係、人体の
発生におよぼす栄養について知ることは大切です。自分のからだの仕組みに興味を持ち、それを通して理解が深まるように講義を進めます。授業中の説明は、
テキスト、配布プリント、板書を中心に行います。映像資料等は、適宜プロジェクターを用いて説明を行います。」
■学習・教育目標および到達目標
「受講者はこの授業を履修することによって、1)人体のつくりについて細胞、組織の成り立ちについて説明し、2)各部の骨格と筋および臓器の位置関係の
概略を説明し、
3)人体の発生を説明し、4)先天異常発症に関係するの胎生期の栄養について説明することができるようになります。」
■授業時間外に必要な学修
「興味を持って意欲的に取り組むこと。」
「解剖学(形態)と生理学(機能)を関連つけて理解すること。」
「授業を受ける前には必ず教科書を読み、予習を行った上で授業に臨むこと。」
「授業終了後は、授業で省略した部分を教科書・参考書で調べ、自分なりのノートを作り、疑問があれば質問すること。」
■教科書
[ISBN] 9784260018265『《系統看護学講座 専門基礎分野》人体の構造と機能[1]解剖生理学 第9版』
(坂井建雄、医学書院)
【系統解剖学】
■参考文献
[ISBN] 9784260000734『解剖学用語』(日本解剖学会、医学書院)【解剖学用語】
[ISBN] 9784830600357『管理栄養士を目指す学生のための解剖生理学テキスト(第3版)』(岩堀修明、文光堂)【系統解剖学】
[ISBN] 9784784931798『カラー図解人体の正常構造と機能【全10巻圧縮版】』(坂井建雄、日本医事新報社)【系統解剖学】
[ISBN] 9784260330954『目でみるからだのメカニズム』(堺章、医学書院)
【局所解剖学】
[ISBN]9784260015318『標準組織学 総論 第5版』(藤田尚男、医学書院)【組織学】
[ISBN} 9784263731345『ムーア人体発生学(原著第8版)』(瀬口春道ほか訳、医歯薬出版)【発生学】
[ISBN} 9784765314541『発生学(医学要点双書)』(藤本十四秋、金芳堂)
【発生学】
[ISBN] [ISBN] 未定『(仮)医療を学ぶ学生のための解剖の手引き』(松尾拓哉、時潮社:2016年4月出版予定)【骨学、組織学、局所解剖学】
■関連科目
「人体機能生理学,病理学」
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
小テスト・レポート 40%
■授業評価アンケート実施方法
「農学部実施規程に準拠して行います。」
■研究室・E-mailアドレス
「講師控室・ [email protected]」
■オフィスアワー
「水曜日4限と5限の間、講義終了後」
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 人体の微細構造1(上皮組織)
第2回 人体の微細構造2(支持組織)
第3回 人体の微細構造3(筋組織)
第4回 人体の微細構造4(神経組織)
第5回 局所解剖学1(頭部・頸部)
第6回 局所解剖学2(胸部)
第7回 局所解剖学3(腹部)
第8回 局所解剖学4(骨盤部)
第9回 局所解剖学5(上肢)
第10回 局所解剖学6(下肢)
第11回 人体の発生1(生殖子形成)
第12回 人体の発生2(受精から着床)
第13回 人体の発生3(胚子期と栄養)
第14回 人体の発生4(胎児期と栄養)
第15回 人体の発生4(胎児期と栄養)
人体の発生5(先天異常と栄養)
- 17 -
科目名: 微生物学
英文名: Microbiology
ヌ キ ナ
担当者: 貫名
マサフミ
正文
■授業概要・方法等
食品の製造、加工に利用される食品微生物や人の疾病の原因となる病原微生物の構造、性質、特徴について学修し、
食品の製造、加工における微生物の役割、疾病における発症のメカニズムや予防対策についても理解を深める。
■学習・教育目標および到達目標
微生物の一般的構造、性質を学び、食品微生物や病原微生物の特徴を学修する。食品加工などに利用される微生物の
作用や疾病における発症メカニズムについて理解する。食品の微生物管理や食品を介する感染症の発生予防に関する
実際的な知識を身につける。
■授業時間外に必要な学修
講義中に指示する課題にきちんと取り組むこと。
■教科書
エキスパート管理栄養士養成シリーズ 微生物学(第3版、小林秀光、白石淳編)ISBN;9784759812398
■参考文献
指定しない
■関連科目
微生物学実験、食品衛生学、食品衛生学実験、疾患学総論、公衆衛生学ⅠおよびⅡ
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
小テスト 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部の実施規定に従い実施する。
■研究室・E-mailアドレス
講師控室
■オフィスアワー
授業の前後
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 微生物学の歴史
第2回 微生物の分類
第3回 微生物の栄養と物質代謝
第4回 食品製造における微生物の利用;食品加工への利用
第5回 食品製造における微生物の利用;酵素代謝系の利用
第6回 微生物による食品成分の変化
第7回 食品の保存法と食品微生物の管理
第8回 ウイルスによる疾病と原因菌の性質
第9回 細菌による疾病と原因菌の性質
第10回 リケッチア、原虫による疾病と原因菌の性質
第11回 食中毒原因菌の概要(1)
第12回 食中毒原因菌の概要(2)
第13回 免疫応答、抗原抗体反応を利用した病原菌の検出手法
第14回 微生物のバイオテクノロジー、トピックス
第15回 まとめ(全般的な質疑、補足説明)
- 18 -
科目名: 生化学
英文名: Biochemistry
ワタナベ
担当者: 渡辺
カ ツ ミ
克美
■授業概要・方法等
生化学は、人の食生活の本質を理解するうえで極めて重要な学問です。本講義では、食品の生体での代謝過程を理
解するための基礎として、生体を構成している物質であるたんぱく質、脂質、糖質などについて、それぞれの化学的
基本構造、反応性について学習します。さらに、それぞれの物質の生理的な役割についても学習します。
一定回数以上の出席をしていることが単位認定の前提となります。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、生体を構成する基本的な物質の性質を知り、それら物質の体内での役割を理解します。
■授業時間外に必要な学修
教科書をしっかりと読むとともに、高校で学んだ生物や化学もしっかりと復習しておいてください。
■教科書
[ISBN]978-4-332-02086-8 改訂生化学 五十嵐脩、志村二三夫編著 光生館
■関連科目
代謝生化学、食品化学、食品機能学、生化学実験
■成績評価方法および基準
定期試験 100%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施基準に準ずる。
■研究室・E-mailアドレス
食品化学研究室・[email protected]
■オフィスアワー
前期;木曜日1,2限目
後期;土曜日1,2限目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 総論、生化学とは、水の役割
第2回 アミノ酸、ペプチドの構造と機能
第3回 たんぱく質の構造と機能
第4回 糖質の構造と機能(単糖類、二糖類)
第5回 糖質の構造と機能(多糖類)
第6回 脂質の構造と機能(単純脂質、複合脂質)
第7回 脂質の構造と機能(脂肪酸、コレステロールなど)
第8回 糖質の代謝(グリコーゲンの合成分解、解糖系)
第9回 糖質の代謝(クエン酸回路、ペント-スリン酸化回路、糖新生)
第10回 脂質の代謝(体内輸送、脂肪酸の分解)
第11回 脂質の代謝(脂質の合成、不飽和脂肪酸、ケトン体、コレステロールの代謝)
第12回 アミノ酸、たんぱく質の代謝(アミノ基転移、尿素回路)
第13回 アミノ酸、たんぱく質の代謝(可決アミノ酸の合成、生理活性アミンなどの生成)
第14回 ビタミンの種類と作用
第15回 ホルモンの役割、機能
定期試験
- 19 -
科目名: 病理学総論
英文名: Outline of Pathology
イ ト ウ
担当者: 伊藤
アキヒコ
イ ト ウ
タ ツ キ
イノウエ
タ カ オ
彰彦・伊藤 龍生・井上 敬夫
■授業概要・方法等
細胞および組織の構造と機能の変化から生じる疾病を体系的に理解し、自ら説明出来る力を講義によって培う。講義は、教科書と配付資料を中心にパワーポイ
ントを使用し概説する。組織学実習では自ら組織を顕微鏡で観察し、その変化を考えて考察する力を養う力を育てる。
■学習・教育目標および到達目標
細胞および組織の構造と機能の変化から生じる疾病を体系的に理解する
■授業時間外に必要な学修
各講義で指示された課題に取り組むこと
■教科書
[ISBN]9784804110561『病理学 (2003/2004) (管理栄養士国家試験受験講座)』(第一出版)
[ISBN]9784260007351『病理学 (標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野)』(医学書院)
[ISBN]9784260001755『疾病のなりたちと回復の促進〈1〉病理学 (系統看護学講座 専門基礎)』(医学書院)
[ISBN]9784870542617『新クイックマスター 病理学』(医学芸術社)
[ISBN]9784830600357『管理栄養士を目指す学生のための解剖生理学テキスト』(岩堀 修明,文光堂)
■参考文献
[ISBN]9784525150365『新病理学総論 第16版』(菊地浩吉, 南山堂)
[ISBN]9784525151331『新病理学各論 第13版』(菊地浩吉, 南山堂)
[ISBN]9784524209194『基準病理学総論 改訂第2版』(青木重久, 南江堂)
[ISBN]9784524216062『基準病理学各論』(青木重久, 南江堂)
[ISBN]9784870542525『解剖生理学 改訂2版 (新クイックマスター )』(竹内修二, 医学芸術社)
■関連科目
健康管理概論、疾患学、人体と構造
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
講義態度 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部規定に準拠して行う
■研究室・E-mailアドレス
公衆栄養学教室;[email protected]
■オフィスアワー
火曜日3限目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 疾病の成り立ち
第2回 先天異常
第3回 循環器障害
第4回 感染症
第5回 細胞の損傷と適応
第6回 炎症と創傷治癒
第7回 免疫と生体防御
第8回 免疫・アレルギー疾患
第9回 代謝障害
第10回 消化器疾患(腫瘍を除く)
第11回 腫瘍・癌の成り立ち(1)
第12回 腫瘍・癌の成り立ち(2)
第13回 病理標本検鏡実習の概説
第14回 病理標本検鏡実習(1)
第15回 病理標本検鏡実習(2)
疾患の成り立ちに関する機序や語句の到達度を確認するために中間試験および定期試験を行う。
- 20 -
科目名: 代謝生化学
英文名: Metabolic Biochemistry
コ メ タ ニ タカシ
担当者: 米谷
俊
■授業概要・方法等
代謝生化学では、生命現象を分子のレベルで理解するために、生命現象を科学的に理解する学問である生化学を下礎とし、①生体を構成する4つの
主な構成成分(糖質、脂質、タンパク質、核酸)の構造と機能、②生命維持活動に必要なエネルギー代謝、③遺伝情報の発現について学習する。
■学習・教育目標および到達目標
摂取した食物が、どのような化学反応を経てエネルギーに変換され利用されるか、それはどのように調節されているか、を理解し、その概要を説明
できるようになる。各物質の代謝が相互に関連し、精緻な調節を受けて生体の恒常性が維持されていることも理解する。
■授業時間外に必要な学修
・講義内容をきちんと理解するために、以下の副読本(教科書に準拠している)を利用し、復習すること。
・学習する項目は、相互に関連するので(例えば、糖質、脂質、タンパク質の代謝はそれぞれ関連している)、その関連性を充分理解するように各自
で復習すること。
■教科書
栄養科学イラストレイテッド 生化学(薗田勝 編)羊土社(ISBN;978-4-7581-0873-7)
■参考文献
栄養科学イラストレイテッド 演習版 生化学ノート(薗田勝 編)羊土社(ISBN;978-4-7581-0888-1)
■関連科目
生化学、基礎栄養学ⅠおよびⅡ、分子栄養学、母子栄養学
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
小テスト 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行なう。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階(部屋番号4407)
e-mail;[email protected]
■オフィスアワー
授業中、e-mailでの質問は随時受け付け、必要に応じて次回講義時に解説する。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 細胞の構造と機能
第2回 糖質の代謝(解糖系、TCA回路、電子伝達系)
第3回 糖質の代謝(糖新生、グリコーゲンの合成と分解)
第4回 糖質の代謝(血糖値の調節、糖質代謝異常と疾患)
第5回 脂質の代謝(脂質の合成と分解、脂質の輸送系)
第6回 脂質の代謝(コレステロール合成系)
第7回 タンパク質・アミノ酸の代謝(アミノ酸の合成)
第8回 タンパク質・アミノ酸の代謝(アミノ酸の分解;アミノ基転移、尿素回路)
第9回 タンパク質・アミノ酸の代謝(アミノ酸から合成される生体物質、アミノ酸代謝異常)
第10回 生体エネルギー学
第11回 ヌクレオチドの代謝
第12回 遺伝子発現とその制御(DNAやRNAの構造、DNAの複製)
第13回 遺伝子発現とその制御(遺伝子の転写・翻訳の機構)
第14回 個体の調節機構と恒常性の維持
第15回 生体防御機構
- 21 -
科目名: 人体機能生理学
英文名: Human Functional Physiology
ウ エ シ マ シゲル
担当者: 上嶋
繁
■授業概要・方法等
ヒトの生命活動を維持するのに必要な機能を遺伝子レベル、細胞レベルから組織、器官レベルで概説する。ヒトが正常に生命活動を営むことができるのは、生
体内に種々の調節系が存在しているからである。生体内の内部環境を一定にする調節機能について多角的に学習する。
■学習・教育目標および到達目標
ヒトの生命活動を維持するのに必要な機能を遺伝子レベル、細胞レベルから組織、器官レベルで理解する。生体内の内部環境を一定にする調節機能および生理
機能について理解する。
■授業時間外に必要な学修
講義のテーマについては、教科書・参考書で調べ、ノートに補充し、疑問があればいつでも良いから質問すること。
指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784260018265『系統看護学講座 専門基礎分野 解剖生理学 人体の構造と機能 1 』(坂井 建雄,医学書院)
■参考文献
[ISBN]9784524260287『人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 総論 改訂第2版 (健康・栄養科学シリーズ)』(香川靖雄, 南江堂)
[ISBN]9784524260294『人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 各論 改訂第2版 (健康・栄養科学シリーズ)』(香川靖雄, 南江堂)
[ISBN]9784524262588『生理学実習書 新訂』(日本生理学会教育委員会, 南江堂)
[ISBN]9784767902166『解剖生理学実験』(川村一男, 建帛社)
■関連科目
解剖生理学 I
解剖生理学 II
生化学
疾患学総論
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
中間試験 20%
授業中の課題 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
農学部研究室4階・[email protected]
■オフィスアワー
火曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 核酸の構造と機能
第2回 恒常性(ホメオスタシス)-1
第3回 恒常性(ホメオスタシス)-2
第4回 消化と吸収-1
第5回 消化と吸収-2
第6回 消化と吸収-3
第7回 内分泌器官と分泌ホルモン-1
第8回 内分泌器官と分泌ホルモン-2
第9回 内分泌器官と分泌ホルモン-3
第10回 呼吸器系の構造と機能-1
第11回 呼吸器系の構造と機能-2
第12回 生殖器系の構造と機能
第13回 血液の機能
第14回 免疫と生体防御-1
第15回 免疫と生体防御-2
定期試験
- 22 -
科目名: 分子栄養学
英文名: Molecular Nutrition
タケモリ
担当者: 竹森
ク
ミ
コ
久美子
■授業概要・方法等
分子栄養学とは、栄養素が生体内に及ぼす影響や代謝機構を分子生物学的手法により明らかにしようという学問であ
る。食物と遺伝との相互作用を理解し、生活習慣病の予防と治療に栄養素が果たす役割について、分子栄養学的観点
から学習する。
■学習・教育目標および到達目標
これからの栄養士・管理栄養士が、テーラーメ―ド栄養学の時代に備えるために必要な遺伝子への理解を深める。
栄養素と遺伝子発現の関わりを理解する。
■授業時間外に必要な学修
基礎栄養学、分子生物学、生化学に関連した教科書や参考書に目を通して理解を深めておくこと。
■教科書
適時プリントを配布
[ISBN]9784759812145『分子栄養学 (エキスパート管理栄養士養成シリーズ)』(化学同人)
[ISBN]9784782705322『生活習慣病の分子生物学』(佐藤 隆一郎,三共出版)
[ISBN]978476790296『分子栄養学』(健帛社)
[ISBN]9784758108751『分子栄養学~遺伝子の基礎からわかる (栄養科学イラストレイテッド)』(羊土社 : 2014)
■関連科目
基礎栄養学Ⅰ,Ⅱ
代謝生化学
■成績評価方法および基準
中間テスト 40%
定期試験 60%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行う
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階4406室 kuriman@nara.kindai.ac.jp
■オフィスアワー
火曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 栄養と遺伝子(1) 遺伝子の構造とセントラルドグマ
第2回 栄養と遺伝子(2) 遺伝子の情報と発現
第3回 栄養と遺伝子(3) タンパク質の構造とはたらき・遺伝子多型
第4回 糖質の利用と代謝(1)
第5回 糖質の利用と代謝(2)
第6回 高齢者の筋タンパク代謝
第7回 体内時計と脂質代謝
第8回 食品中の非栄養素成分と疾病予防の分子機構-発ガン抑制に関する分子機構第9回 循環器疾患(1)
第10回 循環器疾患(2)
第11回 循環器疾患(3)
第12回 ビタミン・ミネラルと遺伝子発現調節(1)
第13回 ビタミン・ミネラルと遺伝子発現調節(2)
第14回 骨粗鬆症
第15回 エネルギー代謝
定期試験
- 23 -
科目名: 疾患学総論
英文名: Outline of Clinical Disease
ウ エ シ マ シゲル
担当者: 上嶋
繁
■授業概要・方法等
健康の維持・増進のためには食物を摂取し、それを栄養源としてエネルギー代謝を行うことが必須である。不幸にして健康が損なわれた場合にも健康回復には
食物摂取が不可欠である。疾患を有するヒトに対する食事は薬物や手術とともに重要な治療法であると考えられる。本講座では、臨床の場で接する疾患につい
て総合的に学習する。
■学習・教育目標および到達目標
人体の構造と機能の理解をもとに、臨床疾患学の基本概論を理解する。将来接するであろう疾患の成因と診断および治療について理解する。
■授業時間外に必要な学修
講義のテーマについては、教科書・参考書で調べ、自分のノートに書き込み、疑問があればいつでも良いので、教員に質問すること。
各講義で指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784524260294『人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 各論 改訂第2版 (健康・栄養科学シリーズ)』(南江堂)
■参考文献
[ISBN]9784260018265『系統看護学講座 専門基礎分野 解剖生理学 人体の構造と機能 1』(坂井建雄, 医学書院)
[ISBN]9784524260287『人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 総論 改訂第2版 (健康・栄養科学シリーズ)』(香川靖雄, 南江堂)
[ISBN]9784524260829『新しい臨床栄養学』(後藤昌義, 南江堂)
[ISBN]9784895900744『人間生物学―解剖学と生理学の理解のために』(John K. Inglis, 三輪書店)
■関連科目
臨床栄養学、人体機能生理学、解剖生理学 I、解剖生理学 II、病理学、栄養学
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
中間試験 20%
授業中の課題 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
農学部研究室4階・[email protected]
■オフィスアワー
火曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 疾患に伴う変化と個体の死
第2回 疾患診断の概要
第3回 疾患治療の概要
第4回 栄養障害と代謝疾患-1
第5回 栄養障害と代謝疾患-2
第6回 消化器疾患の成因・病態・診断・治療の概要-1
第7回 消化器疾患の成因・病態・診断・治療の概要-2
第8回 循環器疾患の成因・病態・診断・治療の概要
第9回 腎・尿路疾患の成因・病態・診断・治療の概要
第10回 内分泌疾患の成因・病態・診断・治療の概要-1
第11回 内分泌疾患の成因・病態・診断・治療の概要-2
第12回 神経系と呼吸器系疾患の成因・病態・診断・治療の概要
第13回 運動器疾患、妊娠と分娩・妊娠合併症、生殖器系の悪性腫瘍の成因・病態・診断・治療の概要
第14回 血液・造血器・リンパ系および免疫、アレルギー疾患の成因・病態・診断・治療の概要
第15回 感染症の成因・病態・診断・治療の概要
定期試験
- 24 -
科目名: 化学実験
英文名: Basic Chemistry Laboratory
ワタナベ
担当者: 渡辺
カ ツ ミ
ウ エ ダ
モ
ト
コ
克美・上田 茂登子
■授業概要・方法等
食品の栄養性、機能性、安全性を知るうえで、また、体の健全性や異常を知るうえで、食品などに含まれる成分の分析は極めて重要です。化学実験では、実
験に取り組む姿勢や試薬・器具の正しい取り扱い方を学ぶとともに、いろいろな定性・定量実験などを行い、生体内での現象を知るとともに、今後の生化学実
験、食品分析学実験などの基礎知識、基本操作を習得します。
■学習・教育目標および到達目標
試薬や器具の使い方を知るとともに、実験の順序や段取りを考えながら実験を進めることを学びます。緩衝作用や抗酸化活性など人体内で起こっている現象
を理解し、今後の生化学実験などの基礎となる科目です。
■授業時間外に必要な学修
実験で行なう項目をしっかりと調べ、確認をしてから実験に望んでください。
■教科書
担当者よりプリントを配布します。
■参考文献
[ISBN]9784767905006『基礎から学ぶ食品化学実験テキスト』(谷口 亜樹子, 建帛社 : 2014)
■関連科目
分析化学、有機化学、生化学実験、食品分析学実験
■成績評価方法および基準
実験中の課題 20%
レポート 30%
試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施基準に準ずる。
■研究室・E-mailアドレス
食品化学研究室・[email protected]
食品化学研究室・[email protected]
■オフィスアワー
前期:木曜日1限、2限(渡辺)
後期;土曜日1限,2限(渡辺)
毎週:木曜日2限 (上田)
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 化学実験の概要説明
第2回 溶液濃度の定義と溶液の作成
第3回 緩衝溶液の作成
第4回 緩衝溶液:緩衝能
第5回 緩衝作用:水と緩衝溶液
第6回 試薬の調製
第7回 滴定操作、力価の計算
第8回 中和滴定
第9回 食酢中の酢酸の定量
第10回 果実および発酵食品に含まれる有機酸の定量
第11回 フォーリン・デニス法によるポリフェノールの定量-概要・試薬調製・抽出
第12回 フォーリン・デニス法によるポリフェノールの定量-抽出・定量
第13回 抗酸化活性:溶液作成
第14回 抗酸化活性:抗酸化能の測定
第15回 抗酸化活性:抗酸化能の評価
- 25 -
科目名: 生物学実験
英文名: Basic Biology Laboratory
ワタナベ
担当者: 渡辺
カ ツ ミ
イ ト ウ
タ ツ キ
克美・伊藤 龍生
■授業概要・方法等
生化学、栄養学、病態栄養学などの実験に取り組むための基礎として、顕微鏡の操作方法や組織切片の作成方法、
また、観察した組織像などのコンピュータ処理方法を学びます。植物の実験では、顕微鏡を用いた植物組織切片の観察、
いろいろな染色液を用いた細胞化学実験などを行います。一方、動物実験では、ラットの解剖、その組織や器官の観察、
そして血液や尿の性状などを学びます。
■学習・教育目標および到達目標
顕微鏡の操作方法を習得するとともに、切片の作成や染色方法を身につけます。また、実験動物の解剖の仕方を習
得します。
■授業時間外に必要な学修
配布されたプリントなどをしっかりと予習しておくことが必要です。解らないことは事前に質問してください。
■教科書
担当者が作成したプリントを使用する。
■関連科目
生化学実験、栄養学実験、微生物学実験、食品衛生学実験
■成績評価方法および基準
実験中の課題 20%
レポート 30%
試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施基準に準ずる。
■研究室・E-mailアドレス
食品化学研究室・[email protected]
公衆栄養学教室・[email protected]
■オフィスアワー
前期;木曜日1限、2限(渡辺)
後期;土曜日1限、2限(渡辺)
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 実験内容の説明と試薬の準備
第2回 顕微鏡操作方法の習得、及びマイクロメーターの使用方法
第3回 細胞、組織の顕微鏡観察とスケッチ
第4回 原形質分離、復帰の顕微鏡観察
第5回 植物材料からの顕微鏡観察用組織切片の作成
第6回 植物細胞の細胞化学実験(リピッド、でんぷんなどの顕微鏡観察)
第7回 植物細胞の細胞化学実験(セルロース、クチクラ、気孔、導管などの顕微鏡観察)
第8回 植物細胞の細胞化学実験(染色体、RNA、DNAなどの顕微鏡観察)
第9回 動物の取り扱いについての説明
第10回 ラットの解剖
第11回 ラットの組織と器官の重量測定(動物の消化器系および循環器系組織,臓器)
第12回 ラットの組織と器官の観察(動物の呼吸器系、泌尿器及び脳神経系の観察)
第13回 解剖ラット組織切片の作成
第14回 解剖ラット各組織切片の染色
第15回 ラット各臓器の正常組織標本の観察
- 26 -
科目名: 生化学実験
英文名: Biochemistry Laboratory
ウ エ シ マ シゲル
担当者: 上嶋
ワタナベ
カ ツ ミ
繁・渡辺 克美
■授業概要・方法等
生体の構造と機能を系統的に学ぶうえで、生体を構成する分子や成分(タンパク質、脂質、糖質、DNA、RNA、ビタミン、酵素など)の諸性質や、それらの
代謝系を理解することは重要です。生化学実験では、生体構成分子の基礎知識と基本的実験操作を習得することを目標に、種々の機器を用いて生体分子の定性・
定量および酵素活性の測定実験を行います。
■学習・教育目標および到達目標
生体構成分子の基礎知識と基本的実験操作を習得します。すなわち、生体分子の定性・定量実験の原理を理解し、種々の機器を用いて自らが実際に実験を行う
ことができることを目標とします。
■授業時間外に必要な学修
実験の原理や方法などを熟知し、あらかじめ実験の操作法を理解しておく。実験の結果について、参考書をもとに考察すること。
各講義で指示された課題について取り組むこと。
■教科書
【留意事項】実験開始前や適時にプリントを配布します。
■参考文献
[ISBN]4759801243『生物化学実験のてびき 1: 生物試料調製法』(泉美治, 化学同人)
[ISBN]4759801251『生物化学実験のてびき 2: タンパク質の分離・分析法』(泉美治, 化学同人)
[ISBN]475980126X『生物化学実験のてびき 3: 核酸の分離・分析法』(泉美治, 化学同人)
[ISBN]4759801278『生物化学実験のてびき 4: 動物・組織実験法』(泉美治, 化学同人)
[ISBN]4759801367『生物化学実験のてびき 5: バイオハザード防止法』(泉美治, 化学同人)
【留意事項】適宜プリントを配布する
■関連科目
生化学、代謝生化学、化学実験、生理学実験
■成績評価方法および基準
レポート 30%
実験中の課題 20%
試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
農学部研究室4階・[email protected]
■オフィスアワー
火曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 生化学実験の概要説明・実験試薬の調整
第2回 Lowry法および紫外法によるタンパク質の定量(I)
第3回 Lowry法および紫外法によるタンパク質の定量(II)
第4回 タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)(I)
第5回 タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)(II)
第6回 糖質の定性反応と加水分解(I)
第7回 糖質の定性反応と加水分解(II)
第8回 たんぱく質の分離精製:透析
第9回 食べ物からのたんぱく質及びでんぷんの分離と観察
第10回 酵素化学的実験(I)
第11回 酵素化学的実験(II)
第12回 酵素化学的実験(III)
第13回 たんぱく質、アミノ酸の定性反応(I)
第14回 たんぱく質、アミノ酸の定性反応(II):薄層クロマトブラフィー
第15回 たんぱく質、アミノ酸の定性反応(III)
- 27 -
科目名: 解剖学実習
英文名: Anatomical Physiology Laboratory
マ ツ オ
担当者: 松尾
タ ク ヤ
拓哉
■授業概要・方法等
「ヒトの“からだ”の成り立ちを理解するために人体の構造と機能について医学部解剖学教室所蔵の解剖学模型・標本を用いて実習を行います。
■学習・教育目標および到達目標
「受講者はこの実習を受講することによって、1)ヒトの“からだ”の成り立ちを人体模型、肉眼解剖学標本および組織学標本を用いて三次元的に理解し、2)
人体を構成する器官系の位置関係を説明し、3)器官系を構成する組織について形態的特徴および機能を説明することができるようになります。」
■授業時間外に必要な学修
「実習後、観察した分野について教科書・参考書の図版を参考に復習すること。」
■教科書
[ISBN] 未定『(仮)医療を学ぶ学生のための解剖の手引き』(松尾拓哉、時潮社:2016年4月出版予定)
【留意事項】年度初めに出版されます。事前説明会で教科書を説明します。
■参考文献
[ISBN]
[ISBN]
[ISBN]
[ISBN]
[ISBN]
[ISBN]
[ISBN}
[ISBN}
9784260000734『解剖学用語』(日本解剖学会、医学書院)【解剖学用語】
9784260018265『《系統看護学講座 専門基礎分野》人体の構造と機能[1]解剖生理学 第9版』
(坂井建雄、医学書院)
【系統解剖学】
9784830600357『管理栄養士を目指す学生のための解剖生理学テキスト(第3版)』(岩堀修明、文光堂)【系統解剖学】
9784784931798『カラー図解人体の正常構造と機能【全10巻圧縮版】』(坂井建雄、日本医事新報社)【系統解剖学】
9784260330954『目でみるからだのメカニズム』(堺章、医学書院)
【局所解剖学】
9784260015318『標準組織学 総論 第5版』(藤田尚男、医学書院)【組織学】
9784263731345『ムーア人体発生学(原著第8版)』(瀬口春道ほか訳、医歯薬出版)【発生学】
9784765314541『発生学(医学要点双書)』(藤本十四秋、金芳堂)
【発生学】
■関連科目
「解剖生理学1・2、人体機能生理学、病理学」
■成績評価方法および基準
実習レポート 80%
記述試験 20%
■授業評価アンケート実施方法
「農学部実施規程に準拠して行います。」
■研究室・E-mailアドレス
「講師控室・ [email protected]」
■オフィスアワー
「実習期間中、12時30分から13時」
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 からだの成り立ちと器官系
第2回 上皮組織の観察
第3回 支持組織の観察
第4回 筋組織と神経の観察
第5回 胃の組織観察
第6回 運動器学(全身骨格と骨格筋)、脊柱と胸郭を構成する骨
第7回 上肢を構成する骨
第8回 下肢を構成する骨
第9回 頭蓋を構成する骨
第10回 顔面を構成する骨
第11回 肉眼解剖学(体の部位と器官系)
第12回 上肢・下肢の骨格・筋・神経
第13回 胸部の内臓
第14回 腹部・骨盤部の内臓
第15回 顔面・頭部と脳・脊髄、および感覚器(眼と耳)
- 28 -
科目名: 微生物学実験
英文名: Microbiology Laboratory
担当者:
コオリ ト シ ユ キ
郡 俊之
■授業概要・方法等
身のまわりの生活環境および食品などから微生物を分離し、分離した微生物を用いて培養・同定・殺菌などの基本的
な微生物の取り扱い操作を習得する。また、それらの微生物の代謝生理・形態形成・発芽試験・バイオアッセイ法な
ど実験を通して理解を深める。微生物を利用して発酵食品の生産方法についても学習し、人体への影響についても考
える。
■学習・教育目標および到達目標
微生物の基本的な取り扱い方法を習得するとともに、その応用実験方法や、管理栄養士として必要な病原微生物を含
めた種々の微生物の殺菌や消毒法、微生物の生理・生態などについても習得し、人体への影響についても考える。
■授業時間外に必要な学修
配布プリントの予習、復習
実験レポートの作成
■教科書
プリントを使用
■参考文献
[ISBN]9784807910670『新生化学実験講座 17: 微生物実験法』(別府輝彦, 東京化学同人)
■関連科目
微生物学、食品微生物学、食品衛生学
■成績評価方法および基準
レポート 50%
定期試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施基準に準拠します
■研究室・E-mailアドレス
公衆栄養学研究室、[email protected]
■オフィスアワー
月曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 実験の概要と培養培地の調製
第2回 無菌操作による植菌方法、綿栓作成
第3回 カビ、菌のスライドカルチャー作成
第4回 抗生物質による微生物生育阻害実験
第5回 微生物の形態形成実験(細菌類の胞子形成など)、甘酒の仕込み
第6回 アッセイプレート法による抗生物質力価測定、甘酒糖度測定
第7回 稲わらからの納豆菌分離と納豆試作
第8回 天然酵母分離操作、液種作成
第9回 微生物が生産する酵素類の活性測定
第10回 乳酸菌分離操作
第11回 液種酵母カウント、元種仕込み
第12回 グラム染色
第13回 発酵微生物実験(ヨーグルトの試作)
第14回 発酵微生物学実験(天然酵母パンの試作)
第15回 第1回から第14回までの補足説明とまとめ
定期試験
- 29 -
科目名: 生理学実験
英文名: Nutritional Physiology Laboratory
ウ エ シ マ シゲル
担当者: 上嶋
繁
■授業概要・方法等
健康維持や健康増進のために管理栄養士はヒトを対象として栄養指導、栄養教育を実践することが求められる。生理学実験ではヒトの生命活動を維持するのに
必要な生理機能を実験および実習を通して学習する。
■学習・教育目標および到達目標
生命活動を営む人体の生理機能を身をもって体験し、その巧妙な調節機構を理解することが目標である。
■授業時間外に必要な学修
あらかじめ実験の目的を理解し、実験操作法を把握しておくこと。
実験結果について参考書をもとに考察すること。
各実験で指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784260018265『系統看護学講座 専門基礎分野 解剖生理学 人体の構造と機能 1 』(坂井 建雄,医学書院)
実験開始前に、担当者作成によるプリントを配布する。
■参考文献
[ISBN]9784524260287『人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 総論 改訂第2版 (健康・栄養科学シリーズ)』(香川靖雄, 南江堂)
[ISBN]9784524260294『人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 各論 改訂第2版 (健康・栄養科学シリーズ)』(香川靖雄, 南江堂)
[ISBN]9784524262588『新訂 生理学実習書』(日本生理学会教育委員会, 南江堂)
[ISBN]9784767902166『解剖生理学実験』(川村一男, 建帛社)
■関連科目
人体機能生理学、解剖生理学 I、解剖生理学II、疾患学総論
■成績評価方法および基準
レポート 30%
課題 20%
試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準じて行う。
■研究室・E-mailアドレス
農学部研究室4階・[email protected]
■オフィスアワー
火曜日2限、メールで予約のこと
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 実験上の注意、実験器具および生体サンプルの取り扱い
第2回 循環器系の実験-1
第3回 循環器系の実験-2
第4回 心臓に関する実験、心電図
第5回 体温に関する実験
第6回 発汗に関する実験
第7回 血液凝固に関する実験-1
第8回 血液凝固に関する実験-2
第9回 赤血球に関する実験
第10回 血小板に関する実験
第11回 血液型に関する実験
第12回 唾液に関する実験-1
第13回 唾液に関する実験-2
第14回 腎機能に関する実験-1
第15回 腎機能に関する実験-2
- 30 -
科目名: 調理学
英文名: Cookery Science
ミツモリ
担当者: 光森
ヒ ロ ミ
洋美
■授業概要・方法等
調理学は管理栄養士養成カリキュラムにおいて専門基礎分野の「食べ物と健康」領域の科目である。この講義では健康にとって食事がいかに重要であるかの理
解を促し、喫食者に必要な栄養素をおいしい食べ物に調製して食卓に提供するために必要な知識として、食品の調理性、調理操作および食事設計について解説
する。
■学習・教育目標および到達目標
受講者はこの科目を受講することによって
1)調理操作による食材の栄養・嗜好成分および組織・物性の変化を理解する。
2)食事設計および献立作成の基礎知識を習得する
■授業時間外に必要な学修
予習として2回目の講義から事前に必ず講義範囲のテキストを読ん受講すること。
講義で省略した部分は教科書、参考書をもとに各自でまとめを作成すること
■教科書
[ISBN]9784759805895『調理学―食べ物と健康〈4〉(新食品・栄養科学シリーズ)』(化学同人 : 2010)
■参考文献
[ISBN]9784915392870『日本食品標準成分表 2010』(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会, 全国官報販売協同組合)
[ISBN]9784810313956『NEW調理と理論』(山崎清子, 同文書院)
[ISBN]9784759812237『調理学 第2版 (エキスパート管理栄養士養成シリーズ 11)』(青木三恵子, 化学同人)
[ISBN]9784767904917『健康・調理の科学―おいしさから健康へ (管理栄養士講座)』(和田 淑子, 建帛社 : 2014)
■関連科目
食品学
食品化学
調理学実習Ⅰ・Ⅱ
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
小テスト 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 調理学とは
第2回 調理と嗜好性
第3回 調理操作と調理器具(1)
第4回 調理操作と調理器具(2)
第5回 食品の調理性を知る(1)
第6回 食品の調理性を知る(2)
第7回 食品の調理性を知る(3)
第8回 食品の調理性を知る(4)
第9回 食品の調理性を知る(5)
第10回 食品の調理性を知る(6)
第11回 食品の調理性を知る(7)
第12回 食生活と調理(1)
第13回 食生活と調理(2)
第14回 食生活と調理(3)
第15回 大量調理
定期試験
- 31 -
科目名: 食品学
英文名: Food Science
ミョウジン
担当者: 明 神
チ
ホ
千穂
■授業概要・方法等
食品素材はあらゆる種類の化学物質から構成されており、これらの物質は貯蔵、加工、調理の過程で相互に作用しながら複雑な変化を経過して、食事に供され
ます。健康的な食生活を行うためには、適正な食品の選択ができることが重要であり、そのためには食品の特性と構成成分について理解することが必要となっ
てきます。本講義では食品の特性、成分、栄養について理解することと、食品成分の存在形態および科学、成分間反応、栄養特性・調理特性・加工特性・機能
特性について学修します。
■学習・教育目標および到達目標
受講者はこの授業を履修することによって、
1.食品を生産様式や機能、原料、主要栄養素、食習慣など多角的に分類し、各食品への理解が深まる
2.食品に含まれる各栄養素の化学的、物理的性質または調理特性、加工特性などの知識が修得できる
■授業時間外に必要な学修
1.日常の食事の中で使用されている食品や、流通している食品に対して常に注目し、授業で習ったことへの理解を深めること
2.各講義で指示された課題に取り組むこと
3.世の中の食糧問題や、外食産業、流通産業の問題などを、ニュースや新聞などを通じて把握すること
■教科書
[ISBN]9784767904665『マスター食品学〈2〉(食べ物と健康)』(小関 正道, 建帛社 : 2012)
[ISBN]9784789510165『七訂食品成分表2016』(女子栄養大学出版部)
■参考文献
[ISBN]9784263705544『日本食品大事典』(医歯薬出版 : 2008)
[ISBN]9784924737259『オールフォト食材図鑑』(全国調理師養成施設協会, 全国調理師養成施設協会 : 1996)
[ISBN]9784062070898『料理材料大図鑑 マルシェ』(講談社 : 1995)
■関連科目
食品化学、調理学、食品機能学
■成績評価方法および基準
定期試験 70%
小テスト 20%
授業中課題 10%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して実施
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
金曜日 16:20-17:50
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 食品学の概要 食糧生産と栄養、生産様式 原料 主要栄養素 食習慣による分類 食品成分表の構成と内容、利
用方法の注意点
第2回 植物性食品(1) 穀類の特徴
第3回 植物性食品(2) イモ・豆類の特徴
第4回 植物性食品(3) 種実類の特徴
第5回 植物性食品(4) 野菜類の特徴(1)
第6回 植物性食品(5) 野菜類の特徴(2)
第7回 植物性食品(6) 果実類の特徴
第8回 植物性食品(7) きのこ類、藻類の特徴
第9回 動物性食品(1) 肉類の特徴(1)
第10回 動物性食品(2) 肉類の特徴(2) 乳類の特徴
第11回 動物性食品(3) 卵類の特徴
第12回 動物性食品(4) 魚介類の特徴(1)
第13回 動物性食品(5) 魚介類の特徴(2)
第14回 油脂類・調味料、嗜好飲料
第15回 加工食品、調理済食品、冷凍食品、レトルト食品とその利用
- 32 -
科目名: 食品化学
英文名: Food Chemistry
ワタナベ
担当者: 渡辺
カ ツ ミ
克美
■授業概要・方法等
ヒトを含むすべての生物は外部から栄養やエネルギーとなる物質を体内に取り込んで自己の体を形成し、正常な生
命機能を維持しています。この外部から取り込まれる物質こそが食品です。本講義では、その食品に含まれる種々の
成分の化学的性質や機能性、また加工特性について学びます。さらに、日本の食糧事情や食品開発の現状についても
学習します。
一定回数以上の出席をしていることが単位認定の前提となります。
■学習・教育目標および到達目標
食品に含まれる五大栄養素の性質や機能、また機能性成分についての知識を身につけます。さらに、それら成分の
分析,検出方法を習得します。
■授業時間外に必要な学修
指定した教科書以外にも生化学や栄養学の教科書も関連があり、大いに役立ちます。これらの本の内容をしっかり
と理解しておいてください。疑問点は教員に質問するようにしてください。
■教科書
[ISBN]978-4-332-04052-1 改訂食品機能学 寺尾純二、山西倫太郎、高村仁知共著 光生館
■関連科目
生化学、代謝生化学、食品衛生学、食品機能学、生化学実験
■成績評価方法および基準
定期試験 100%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施基準に準ずる。
■研究室・E-mailアドレス
食品化学研究室・[email protected]
■オフィスアワー
前期;木曜日1限,2限
後期;土曜日1限,2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 人間と食品:食文化、食生活、食糧生産
第2回 人間と食品:食糧生産、食生活と健康
第3回 食品の主要成分(炭水化物、アミノ酸)の機能
第4回 食品の主要成分(たんぱく質、脂質)の機能
第5回 食品の微量成分(ビタミン)の役割
第6回 食品の微量成分(ミネラル)の役割
第7回 食品の二次機能:水分、呈味成分
第8回 食品の二次機能:香り、色素
第9回 食品の物性:弾性、粘性
第10回 食品の物性:粘弾性、コロイド
第11回 食品の加工性と変性
第12回 食品の三次機能
第13回 生活習慣病と食品:アレルギー、動脈硬化
第14回 生活習慣病と食品:高血圧、糖尿病
第15回 遺伝子組み換え食品
定期試験
- 33 -
科目名: 食品機能学
英文名: Food Functional Chemistry
ウ エ ダ
担当者: 上田
モ
ト
コ
茂登子
■授業概要・方法等
昔からヒトは、心身ともに健康に生きるために食品のもつ生体調節機能を利用してきました。この三次機能と呼ばれる生
体調節機能の情報をまとめ、食品機能の全体像、機能性食品および表示制度について学修します。
■学習・教育目標および到達目標
食品の機能および機能性食品についての知識を得、食品の機能性表示および流通・包装に関する見識を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
教科書・配布資料を中心にもう一度読み直し理解を深める。それでも理解できない場合、参考書で調べたり教員に質問する。
■教科書
[ISBN]9784332040521『食品機能学』(寺尾 純二,光生館)
適時プリント配布
■参考文献
[ISBN]9784782705124『ニューフードサイエンス』(鮫島 邦彦, 三共出版)
[ISBN]9784767903620『食品機能学 改訂 (Nブックス)』(青柳康夫, 建帛社)
[ISBN]9784782705759『わかりやすい食品機能栄養学』(佐藤 隆一郎, 三共出版 : 2010)
■関連科目
食品化学、食品学、食品衛生学
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
小テスト 20%
授業中課題(ミニッツペーパー)20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
農学部研究棟5階・[email protected]
■オフィスアワー
毎週木曜日2限目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 食品機能(一次、二次および三次)の概要
第2回 保健機能食品、特別用途食品およびその他の健康食品の概要
第3回 保健機能食品、特別用途食品およびその他の健康食品の表示の規格(1)
第4回 保健機能食品、特別用途食品およびその他の健康食品の表示の規格(2)
第5回 食品の規格と表示(食品の国内外の規格基準その制度、期限表示、規格表示、誇大表示、その他)
第6回 食品の規格基準(成分規格、製造基準、加工基準、調理基準、保存基準)と日本農林規格
第7回 市場と流通、食品包装(フードシステム、市場・流通の視点から食品の望ましい包装法)
第8回 器具と容器包装、容器の材料・形態、包装による食品・栄養成分および品質の変化
第9回 器具・容器包装(ガラス、陶磁器、ホウロウ、プラスチック製品)の安全性の規格基準
第10回 流通環境と食品・栄養成分変化
第11回 抗酸化機能と食品
第12回 消化吸収をコントロールする機能と食品(1)
第13回 消化吸収をコントロールする機能と食品(2)
第14回 酵素阻害および微生物生育をコントロールする機能と食品
第15回 その他の生体調節機能機能と食品 第1 ~ 15回のまとめ
- 34 -
科目名: 食品衛生学
英文名: Food Hygienice
イ ト ウ
担当者: 伊藤
タ ツ キ
龍生
■授業概要・方法等
食品衛生管理者および監視員の資格が与えられる者の基礎となる科目です。食品衛生に関する指導を充分行えるだ
けの知識を学修します。
■学習・教育目標および到達目標
食品の原料、素材、製造、加工、搬送、消費、処理等の衛生に関する知識と考え方を学ぶことを目標とし、食品の安
全性の重要性を認識すると共に、衛生管理の方法を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
教科書、参考書で授業内容に相当する箇所の予習、復習を毎回行うこと。配布プリントおよび小テスト問題の復習を
すること。
■教科書
[ISBN]9784818651098『ファイリングシステム』(三沢 仁,日本経営協会)
■参考文献
[ISBN]なし『食品衛生の生物科学 : 化学物質と生体のかかわりあい』(森陽, 三共出版)
[ISBN]9784767961217『原色食品衛生図鑑 新訂版第2版』(細貝祐太郎, 建帛社)
■関連科目
食品衛生法規、食品機能学
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
小テスト 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
公衆栄養学研究室:[email protected]
■オフィスアワー
毎週木曜日2限目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 食の安全・安心
第2回 食品衛生学の概念、食品衛生関連法規
第3回 食品の変質(腐敗)
第4回 食品の変質(油脂酸敗)
第5回 食品の変質の防止(冷蔵、冷凍、チルド法、殺菌、滅菌法)
第6回 食品の変質の防止(乾燥、脱水法、その他)
第7回 食中毒の定義、食中毒の発生状況、細菌性食中毒(感染型及び毒素型食中毒)
第8回 自然食中毒と化学性食中毒
第9回 経口感染症と寄生虫
第10回 衛生指標菌
第11回 有害物質の食品汚染
第12回 食品添加物
第13回 農薬・動物用医薬品、放射線照射食品、遺伝子組換え食品など
第14回 器具、容器包装及び表示
第15回 食品衛生対策
学習の到達度を確認するために定期試験を行う。
- 35 -
科目名: 食品分析学実験
英文名: Food Analysis Laboratory
ウ エ ダ
担当者: 上田
モ
ト
コ
茂登子
■授業概要・方法等
21世紀は予防医学の時代といわれる。健康を維持し、疾病から身を守るために食生活の果たす役割はきわめて大きい。しかし、具体的にどのような食生活を
実践すればよいかというとわからない面も多い。原点に返って種々の食品を食生活にうまくとりいれるため食品の個性(栄養特性)を考えてみる必要がある。
その目標に立って身近な食品を用いてその成分と分析法を習得します。
■学習・教育目標および到達目標
食品の成分を的確に分析できる手法を理解して実際に行い、再現性のある結果を出せる能力を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
配布資料を中心にもう一度読み直し理解を深める。それでも理解できない場合、参考書で調べたり教員に質問する。
■教科書
[ISBN]9784767905006『基礎から学ぶ食品化学実験テキスト』(谷口 亜樹子, 建帛社 : 2014)
適時プリント配布
■参考文献
[ISBN]9784254610345『新食品学実験法 改訂版』(高橋幸資, 朝倉書店)
[ISBN]9784782702932『基礎食品学実験書』(中村カホル, 三共出版)
[ISBN]4874921892『わかりやすい基礎食品分析法』(前田安彦,アイ・ケイコーポレーション)
[ISBN]9784810313451『食品学総論実験―実験で学ぶ食品学』(江角 彰彦, 同文書院 : 2007)
[ISBN]9784782706596『身のまわりの食品分析実験』(安藤 達彦, 三共出版 : 2011)
■関連科目
食品化学 食品学 分析化学
■成績評価方法および基準
実験技術・操作の習熟度 45%
レポート 15%
試験 40%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
上田:研究棟5階・[email protected]
■オフィスアワー
毎週木曜日2限目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 食品分析学実験の目的と注意点 基本操作、分析法
第2回 実験器具の名称、用途、注意、試料の取扱い方(採取、調製、保存)
第3回 秤量について
第4回 測容について
第5回 水分の定量(常圧加熱乾燥法)
第6回 粗灰分の定量(直接灰化法)
第7回 粗脂肪の定量(ソックスレー抽出法)
第8回 標準液の調製-標定-
第9回 粗タンパク質の定量(ケルダール法)Ⅰ(分解)
第10回 粗タンパク質の定量(ケルダール法)Ⅱ(蒸留・滴定)
第11回 粗タンパク質の定量(ケルダール法)Ⅲ(蒸留・滴定)
第12回 炭水化物の求め方とカロリーの計算
第13回 還元糖の定量(1)
第14回 還元糖の定量(2)
第15回 食物繊維の定量法・食品成分表の概要 第1 ~ 15回のまとめ
- 36 -
科目名: 調理学実習Ⅰ
英文名: Practical Excercise Cooking Ⅰ
ト ミ タ
担当者: 冨田
ケ イ コ
圭子
■授業概要・方法等
1、食材の種類や特徴を理解し、基本的な調理法である「切る」・「焼く」・「煮る」・「蒸す」・「揚げる」等の技術を学び、調理科学を活用しながら調理法の基本
を習得する。
2、日本料理、西洋料理、中国料理を実際に調理・試食することを通して、献立作成に必要な基礎知識を身につける。
■学習・教育目標および到達目標
1、基本的な献立やその構成・食材の旬・適切な器の選定・盛付方・調理器具や機器の使用法を習得する。
2、衛生的・効率的に調理をする方法を自ら考え、調理器具・機器を有効利用し、調理作業計画をたてるための基礎的能力を養う。
3、基本的な調味%を学び、おいしく調理できる技術と味覚を養う。
■授業時間外に必要な学修
自宅での復習を通じて基本的な調理技術や応用力を養う。
■教科書
[ISBN]9784789503174『調理のためのベーシックデータ』(女子栄養大学出版部 : 2012)
[ISBN]9784906514861『映像で学ぶ調理の基礎とサイエンス』(松崎政三,学際企画)
[ISBN]9784789510165『七訂食品成分表2016』(女子栄養大学出版部)
■参考文献
[ISBN]9784810313956『NEW調理と理論』(山崎 清子, 同文書院)
■関連科目
調理学、調理学実習Ⅱ、給食管理論、給食経営論、給食管理実習Ⅰ、給食管理実習Ⅱなど
■成績評価方法および基準
実技試験 20%
定期試験 40%
レポート 40%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
火曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 オリエンテーション
第2回 調理の基礎 包丁の扱いや調理器具の使用法について
第3回 日本料理の基本操作 日本料理のだしの取り方、食材切断の実習
第4回 日本料理の特徴、日本料理の形式、調理操作分類
第5回 日本料理 基本の調理方法1 炊飯の基本調理①、和え物・汁物の基本調理、卵の基本調理①
第6回 日本料理 基本の調理方法2 炊飯の基本調理②、汁物・煮物の基本調理、魚の基本調理、卵の基本調理②
第7回 日本料理 基本の調理方法3 炊飯の基本調理③、揚げ物・煮物・蒸し物の基本調理、寒天を用いた基本調理
第8回 西洋料理の特徴、西洋料理の形式、調理操作分類
第9回 西洋料理 基本の調理方法1 スープストックの基本調理
第10回 西洋料理 基本の調理方法2 魚の基本調理、ソースの基本調理、オーブンの基本調理
第11回 西洋料理 基本の調理方法3 ミンチ肉の基本調理、卵の基本調理③、ドレッシングの基本調理、ゼラチンを用い
た基本調理
第12回 中国料理の特徴、中国料理の形式、調理操作分類
第13回 中国料理 基本の調理方法1 中国料理の炒め物・汁物の基本調理、中国料理の調味方法、香辛料の使用法、寒天
を用いた基本調理②
第14回 日本料理 基本の調理方法4 炊飯の基本調理④、寿司
第15回 日本料理・西洋料理・中国料理の調理操作の総括
定期試験
- 37 -
科目名: 調理学実習Ⅱ
英文名: Practical Excercise Cooking Ⅱ
ミツモリ
担当者: 光森
ヒ ロ ミ
洋美
■授業概要・方法等
私達の食生活は日本料理を基本に、様々な国の食様式を取り入れ、多種多様な食生活を楽しんでいる。本授業では、調理学実習1で学んだ調理の基
本技術を応用し、季節の行事食や伝統食、精進料理や各国の料理について学び、調理技術を高め、料理についての知識を深める。
■学習・教育目標および到達目標
1.衛生面、安全面、経済性、環境に配慮しながら、季節の行事食や各国の食様式を取り入れ、栄養バランスのとれた献立を作成できる力を身につける。
2.調理工程を考え、効率よく、時間内に調理できる力を身につける。
3.調理、試食を通して美味しく(味、盛り付けに配慮して)仕上げる力を身につける。
■授業時間外に必要な学修
自宅で復習を行うとともに、普段の生活の中でバランスよく食べる事を心がけ、旬の食材や盛り付け片や食器などにも興味を持つこと。また、旅行
や外食の機会をとらえて食を取り巻く様々な環境に注意を払う。
■教科書
「映像で学ぶ調理の基礎とサイエンス」(松崎政三、学際企画)
「栄養科学シリーズNEXT調理学実習」(大谷貴美子・饗庭照美編、講談社サイエンティフィック)
「調理のためのベーシックデータ」(女子栄養大学出版部)
「日本標準食品成分表2016」(女子栄養大学出版部)
■関連科目
調理学、調理学実習Ⅰ、給食管理論、給食経営論、給食管理実習Ⅰなど
■成績評価方法および基準
筆記試験(授業期間中に小テストを実施) 30%
実習中の態度 30%
実習ノート 40%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
平日10:30-18:30
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 日本料理「和食」の基本 一汁三菜
第2回 同上
第3回 中華料理 皮から作る点心
第4回 同上
第5回 西洋料理 イタリア料理
第6回 同上
第7回 精進料理
第8回 同上
第9回 西洋料理 クリスマス料理
第10回 同上
第11回 日本料理 おせち料理
第12回 同上
第13回 韓国料理
第14回 同上
第15回 テーブルマナー
- 38 -
科目名: 食品衛生学実験
英文名: Food Hygienics Laboratory
イ ト ウ
担当者: 伊藤
タ ツ キ
龍生
■授業概要・方法等
食品衛生学の理解を促すため、日常食品の鑑別法を学修します。
■学習・教育目標および到達目標
各種培地の調整法、微生物培養法、殺菌法、微生物検出法を習得し、各食品の新鮮度、腐敗度の検出法を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
教科書、参考書で授業内容に相当する箇所の予習、復習を毎回行うこと。配布プリントの復習をすること。
■教科書
適時プリント配布
■参考文献
[ISBN]9784767960944『原色食品衛生図鑑 新訂版.』(細貝祐太郎, 建帛社)
■関連科目
食品衛生学、微生物学、公衆衛生学
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
授業中課題(ミニッツペーパー)20%
■研究室・E-mailアドレス
公衆栄養学研究室:[email protected]
■オフィスアワー
毎週木曜日2限目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 実験説明、機器類の使い方、基本操作
第2回 グラム陽性菌、グラム陰性菌の観察
第3回 大腸菌群の検査
第4回 大腸菌群の検査用培地作製(1)
第5回 大腸菌群の検査用培地作製(2)
第6回 大腸菌群サンプル播種
第7回 大腸菌群の分離培養及び大腸菌群の分離同定
第8回 鮮魚の鮮度測定
第9回 腸炎ビブリオ属の検査
第10回 鮮魚に存在する腸炎ビブリオ属の定性試験及び同定検査用培地作製
第11回 腸炎ビブリオ属の同定
第12回 食品残渣試験
第13回 残留農薬の検出試験・水質検査
第14回 着色剤、発色剤、保存料の検出試験
第15回 油脂変質試験
学習の到達度を確認するために中間試験および定期試験を行う。
- 39 -
専門分野Ⅰ
科目名: 基礎栄養学Ⅰ
英文名: Nutrition Ⅰ
コ メ タ ニ タカシ
担当者: 米谷
俊
■授業概要・方法等
基礎栄養学では、栄養の基本的概念とその意義を理解すると共に、健康の維持、増進および疾病の予防、治療におけ
る糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの各栄養素の役割、代謝、機能を学習する。
基礎栄養学Ⅰでは、3大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)を中心に講義する。
■学習・教育目標および到達目標
各栄養素の種類、体内での役割、代謝およびそれらの相互作用について理解し、その概要が説明できるようになる。
これらの知識を用いて、健康の維持、増進および疾病予防の活用に発展させる。
■授業時間外に必要な学修
栄養学を理解するうえで、基本となる科目のひとつであり、栄養素の種類も多く、それぞれの代謝が相互に関連する
ため、教科書を熟読し、充分に復習すること。
■教科書
基礎栄養学(奥恒行、柴田克己 編集)南江堂(ISBN;978-4-524-26949-5)
■参考文献
指定しない
■関連科目
基礎栄養学Ⅱ、生化学、代謝生化学
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
小テスト 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行なう。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階(部屋番号4407)
e-mail;[email protected]
■オフィスアワー
授業中、e-mailでの質問は随時受け付け、必要に応じて次回講義時に解説する。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 栄養の概念
第2回 糖質の栄養(栄養的役割、種類と化学構造、消化吸収)
第3回 糖質の栄養(各臓器における役割、体内代謝)
第4回 糖質の栄養(グリコーゲンの合成と分解、血糖の調節)
第5回 脂質の栄養(栄養的役割、種類と化学構造、消化吸収)
第6回 脂質の栄養(臓器間輸送、脂質の合成と分解)
第7回 脂質の栄養(コレステロール代謝)
第8回 タンパク質の栄養(栄養的役割、種類と化学構造、消化吸収)
第9回 タンパク質の栄養(臓器間輸送、タンパク質の合成と分解)
第10回 タンパク質の栄養(窒素平衡、栄養価の評価)
第11回 タンパク質の栄養(アミノ酸代謝)
第12回 エネルギー代謝(解糖系、クエン酸回路、電子伝達系)と3大栄養素の関係-1
第13回 エネルギー代謝(解糖系、クエン酸回路、電子伝達系)と3大栄養素の関係-2
第14回 摂食行動
第15回 栄養と遺伝子発現
- 43 -
科目名: 基礎栄養学Ⅱ
英文名: Nutrition Ⅱ
タケモリ
担当者: 竹森
ク
ミ
コ
久美子
■授業概要・方法等
基礎栄養学では、栄養の基本的概念とその意義を理解すると共に、健康の維持、増進および疾病の予防、治療におけ
る糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの各栄養素の役割、代謝、機能を学習する。
基礎栄養学Ⅱでは、ビタミン、ミネラル、食物繊維およびエネルギー代謝を中心に講義する。
■学習・教育目標および到達目標
各栄養素の種類と体内での役割、代謝について理解し、その概要が説明できるようになる。
■授業時間外に必要な学修
栄養学を理解するうえで、基本となる科目のひとつであり、栄養素の種類も多く、それぞれの代謝が相互に関連する
ため、教科書を熟読し、充分に復習すること。
■教科書
[ISBN]9784524269495『基礎栄養学 (健康・栄養科学シリーズ)』(南江堂)
■関連科目
基礎栄養学Ⅰ、生化学、代謝生化学
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
小テスト 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行なう。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階(部屋番号4406)
e-mail;[email protected]
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 食物繊維・難消化性糖質
第2回 ビタミン:ビタミンの構造と機能
第3回 ビタミンの栄養学的機能
第4回 ビタミンの生物学的利用度
第5回 ビタミンと他の栄養素との関係
第6回 ミネラルの分類と栄養学的機能、硬組織とミネラル
第7回 ミネラルの生体機能の調節作用
第8回 ミネラルの酵素反応の賦活作用
第9回 鉄代謝と栄養
第10回 ミネラルの生物学的利用度、他の栄養素との関係
第11回 水・電解質の栄養的意義:水の出納
第12回 電解質代謝と栄養
第13回 エネルギー代謝の概念・エネルギー消費量
第14回 臓器別エネルギー代謝、エネルギー代謝の測定法
第15回 遺伝形質と栄養の相互作用
定期試験
- 44 -
科目名: 栄養学実験
英文名: Nutritional Laboratory
コ メ タ ニ タカシ
担当者: 米谷
タケモリ
ク
ミ
コ
俊・竹森 久美子
■授業概要・方法等
栄養学の基礎となり、管理栄養士として習得しておかなければならない基礎的な実験を行う。基礎栄養学で学んだ栄
養素の性質について理解を深めるために、栄養素の定性、定量実験および酵素による消化実験を行う。
■学習・教育目標および到達目標
測定原理と共に、栄養素(糖質およびタンパク質)の性質と体内で消化吸収される過程を理解する。また、酸化スト
レスと健康、病気との関係、生体内の抗酸化機構についても理解を深める。
■授業時間外に必要な学修
実験に時間を割くため、授業ではポイントのみを解説するので、関連科目の教科書(基礎栄養学や解剖生理学など)
を熟読し、各栄養素(特に、糖質、タンパク質)の機能およびその消化、吸収の仕組みなど、該当分野の内容について、
事前に理解を深めておくこと。
■教科書
栄養生化学実験、共立出版(ISBN;978-4-320-06119-4、適時プリントを配布する)
■参考文献
指定しない
■関連科目
基礎栄養学Ⅰ、Ⅱ
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
レポート 40%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行なう。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階(部屋番号4407)
e-mail;[email protected]
■オフィスアワー
実験中、e-mailでの質問は随時受け付け、必要に応じて次回講義時に全員に解説する。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 検量線の作成と未知試料の分析-1
第2回 検量線の作成と未知試料の分析-2
第3回 糖質の人工消化実験(アミラーゼによる澱粉の分解)-1
第4回 糖質の人工消化実験(アミラーゼによる澱粉の分解)-2
第5回 糖質の吸収に関する実験(血糖値の測定)-1
第6回 糖質の吸収に関する実験(血糖値の測定)-2
第7回 タンパク質の栄養価の評価(タンパク質効率の測定)-1
第8回 タンパク質の栄養価の評価(タンパク質効率の測定)-2
第9回 タンパク質の人工消化実験(ペプシン、パンクレアチンによるタンパク質の分解)-1
第10回 タンパク質の人工消化実験(ペプシン、パンクレアチンによるタンパク質の分解)-2
第11回 酸化ストレスおよび抗酸化能の測定①(血漿TBARS値の測定)-1
第12回 酸化ストレスおよび抗酸化能の測定①(血漿TBARS値の測定)-2
第13回 酸化ストレスおよび抗酸化能の測定②(ビタミンCの定量)-1
第14回 酸化ストレスおよび抗酸化能の測定②(ビタミンCの定量)-2
第15回 総合評価(栄養学実験全般についての質疑とフィードバック)
- 45 -
科目名: 母子栄養学
英文名: Maternal and Child Nutrition
コ メ タ ニ タカシ
担当者: 米谷
俊
■授業概要・方法等
各ライフステージにおける栄養状態の評価・判定に必要な基礎知識を学び、その栄養管理における基本的な考え方を
習得する。特に、出生、発育、成長などにともなう母と子の生理的な変化や栄養状態の特徴を理解すると共に、その
栄養管理における基本的な考え方を学習する。
■学習・教育目標および到達目標
心身の健やかな成長と成長後の疾病(生活習慣病など)予防に対する母と子の栄養の重要性を理解し、栄養管理にお
ける基本的な考え方を習得する。
■授業時間外に必要な学修
各ライフステージにおける栄養状態や心身の機能とその栄養管理を結びつけて理解すること。そのためには、教科書
を熟読し、充分に復習すること。
■教科書
応用栄養学(戸谷誠之、藤田美明、伊藤節子編)、南江堂(ISBN;978-4-524-26162-8)
■参考文献
指定しない
■関連科目
基礎栄養学ⅠおよびⅡ、解剖生理学
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
小テスト 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行なう。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階(部屋番号4407)
e-mail;[email protected]
■オフィスアワー
授業中やe-mailでの質問は随時受け付け、必要に応じて次回講義時に解説する。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 栄養管理(アセスメントの方法、栄養ケア・栄養プログラム、結果の評価)
第2回 成長・発達と加齢(各ライフステージの特徴)
第3回 妊娠期・授乳期(妊娠の成り立ち、妊娠期における母体の変化と栄養状態・疾患)
第4回 妊娠期・授乳期(授乳期の生理的特徴、栄養状態・疾患)
第5回 妊娠期・授乳期(妊娠期・授乳期の栄養管理)
第6回 新生児期・乳児期(新生児期・乳児期の生理的特徴、栄養状態、疾患)
第7回 新生児期・乳児期(母乳・人工乳の栄養、離乳期の栄養)
第8回 新生児期・乳児期(新生児期・乳児期の栄養管理)
第9回 幼児期(幼児期の身体的特徴、発育・発達の過程)
第10回 幼児期(幼児期の栄養障害、食生活習慣形成の特徴、栄養管理)
第11回 学童期(学童期の身体的特徴、発育・発達の過程)
第12回 学童期(学童期の栄養障害、食生活習慣形成の特徴、栄養管理)
第13回 思春期(思春期の成長・発達、食生活と栄養障害)
第14回 思春期(思春期の生活習慣と疾病、栄養管理)
第15回 まとめ(生活習慣病リスクと母子の栄養について)
- 46 -
科目名: 高齢者栄養学
英文名: Nutrition and Health Gerontology
イマナカ
担当者: 今中
ミ
エ
美栄
■授業概要・方法等
ライフステージ別栄養マネジメントの実施にむけて、老化による代謝機能低下や身体機能低下についての知識を学修
する。また、生理的老化と病的老化における臨床医学的理論と栄養および栄養ケアについての知識や技術を学修する。
授業は学生参加型とし、積極的なディスカッションを希望する。
■学習・教育目標および到達目標
高齢者栄養学では、超高齢社会における課題の改善や健康寿命の延伸にむけて、専門家としての栄養マネジメント力
を身につけること目的とする。
■授業時間外に必要な学修
母子栄養学はじめ、各ライフステージにおける栄養状態の特徴および発育発達、特徴的健康障害などについて十分理
解しておくこと。
■教科書
「応用栄養学」戸谷誠之、藤田美明、伊藤節子(南江堂)
■参考文献
「応用栄養学栄養マネジメント演習・実習」(竹中優、医歯薬出版)
「生活習慣病予防と高齢者ケアのための栄養指導マニュアル」(中村丁次・第一出版)
■関連科目
栄養マネジメント論、母子栄養学、栄養教育論、公衆栄養学、臨床栄養学
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
授業内課題(レポート)40%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施基準に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 高齢者栄養学を学ぶ目的と社会背景
第2回 発育、発達、加齢について
第3回 日本人の食事摂取基準(2015年版)の意義について
第4回 ライフステージ ―成人期―
第5回 ライフステージ ―成人期―
第6回 ライフステージ ―成人期―
第7回 ライフステージ ―成人期―
第8回 ライフステージ ―高齢期―
第9回 ライフステージ ―高齢期―
第10回 ライフステージ ―高齢期―
第11回 ライフステージ ―高齢期―
第12回 ライフステージ ―高齢期―
第13回 ライフステージ ―高齢期―
第14回 ライフステージ ―高齢期―
第15回 高齢者栄養サポートの心得え
定期試験
- 47 -
科目名: 栄養マネジメント論
英文名: Nutritional Management
イマナカ
担当者: 今中
ミ
エ
美栄
■授業概要・方法等
管理栄養士が期待される指導力を身につけるために、栄養状態の評価・判定、栄養ケアの計画、実施、モニタリング、フィードバッ
クなど一連の栄養マネジメントの知識、技術、態度を実践を交えながら学修します。
■学習・教育目標および到達目標
本授業では栄養マネジメントの基本となる栄養アセスメントや栄養管理計画の実施などを栄養カウンセリングの理論や技術を含め
て、実際の現場での面接指導や集団指導の応用できる実践力を身につけることを目的とします。
■授業時間外に必要な学修
栄養アセスメントから食習慣や食行動やを読み取り、具体的な行動目標設定を行うための、栄養学の基礎理解を深めておくこと。
臨床検査データの読み方や病態別臨床栄養学を身につけておくこと。
■教科書
[ISBN]9784263705919『応用栄養学栄養マネジメント演習・実習』(竹中優,医歯薬出版)
■参考文献
[ISBN]9784535982765『ヘルスコミュニケーション実践ガイド』(米国立がん研究所, 日本評論社)
[ISBN]9784873785615『ヘルス・コミュニケーション : これからの医療者の必須技術』(ピーター・G. ノートハウス, 九州大学出版会)
■関連科目
栄養教育論
栄養カウンセリング論
公衆栄養学
臨床栄養学
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
授業中課題(レポート)40%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施基準に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 栄養マネジメントの概要と社会背景
第2回 栄養教育に必要なコミュニケーションスキル
第3回 栄養カウンセリングの基礎知識と心理アセスメント
第4回 栄養マネジメントの基礎知識
第5回 栄養ケアプログラムのたて方
第6回 栄養カウンセリングを活用した面談法
第7回 栄養マネジメントにおける記録の取り方
第8回 食習慣や食行動の変容のための行動目標設定
第9回 対象者に応じた具体的な行動目標設定
第10回 保健指導の目的と管理栄養士に求められるもの
第11回 メタボリックシンドローム改善に向けての栄養マネジメント①
第12回 メタボリックシンドローム改善に向けての栄養マネジメント②
第13回 集団対象の栄養マネジメントプラン
第14回 個人対象の栄養マネジメントプラン
第15回 栄養マネジメント論総括
定期試験
- 48 -
科目名: 環境スポーツ栄養学
英文名: Environmental Sports Nutrition
サ ガ ワ
担当者: 佐川
カズノリ
和則
■授業概要・方法等
本講義は、①生活環境が変化した場合の生理学的適応の機序、また②健康の維持・増進・回復や競技を目的とした運
動の生理、さらに③運動時の体組成とエネルギー供給のもととなる栄養の諸問題について概観します。特に①では温
度環境、気圧環境の生理と栄養について、②では健康づくりと競技スポーツ場面での栄養の諸問題、③では急激な減
量の危険性と適切な体重調節法の計画立案を重点的に解説します
■学習・教育目標および到達目標
生活環境の変化に対応した生理応答を考慮し、適切で柔軟性に富んだ栄養指導ができるようになります
■授業時間外に必要な学修
管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)の運動・スポーツと栄養項目の過去問などに取り組むこと
■教科書
[ISBN]9784767904108『改訂環境・スポーツ栄養学 (管理栄養士講座)』(金子 佳代子,建帛社)
■参考文献
指定なし
■関連科目
スポーツ生理学
■成績評価方法および基準
定期試験 65%
中間テスト 35%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
金曜日12:00から12:50
事前にメールで連絡してください
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 中間代謝
第2回 運動とエネルギー代謝
第3回 健康増進と運動
第4回 生活習慣病予防と健康関連施策
第5回 健康づくりのための運動基準・運動指針
第6回 スポーツと体力
第7回 最大酸素摂取量の定義と測定法
第8回 中間テスト
第9回 トレーニングと栄養補給
第10回 エルゴジェニックエイドとサプリメント
第11回 運動のデメリット・ストレス応答と栄養
第12回 生体リズムと栄養
第13回 高温・低温環境と栄養
第14回 高圧・低圧環境と栄養
第15回 無重力環境と(宇宙空間)と栄養
定期試験
- 49 -
科目名: 応用栄養学実習
英文名: Practice of Applied Nutrition
カワニシ
担当者: 川西
マ サ コ
ミョウジン
チ
ホ
正子・明神 千穂
■授業概要・方法等
人の一生は胎児期より高齢期まで様々な状況にあり、それぞれのライフステージによって栄養への配慮が異なる。この実習では、妊娠期(胎児期)、授乳期、
乳児期、離乳期、幼児期、学童期、思春期、成人期、高齢期のそれぞれの対象者別に、その身体特性や栄養特性に応じた栄養管理の考え方を理解し、栄養マネ
ジメントができるような能力を養うことを目的とする。
各ライフステージの対象者の具体的な状況を把握し、配慮事項を踏まえて食事計画の実施(立案・調理・供食・試食)と献立考察をすることで、実践的スキ
ルを養う。また、その結果を全体で評価することで共通理解を促す。
■学習・教育目標および到達目標
受講者はライフステージ別に適合した栄養と食生活について考え、その問題点を把握し、食事を含めた食行動変容として具体化していく方法を学び、評価する。
■授業時間外に必要な学修
授業内容を各自で再度確認し、実習内容の評価・学んだことをレポートにまとめる。また、授業時に提示した課題に取り組む。
■教科書
適時プリント配布
食品成分表 女子栄養大学出版部
■参考文献
[ISBN]9784254610512『これからの応用栄養学演習・実習―栄養ケアプランと食事計画・供食 (スタンダード人間栄養学)』(朝倉書店)
■関連科目
母子栄養学、高齢者栄養学、栄養マネジメント論
■成績評価方法および基準
操作・技術等の習熟度 50%
レポート 50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行う
■研究室・E-mailアドレス
川西:研究棟3階4321室、kawanishi(a)nara.kindai.ac.jp【←(a)を@に変える】
明神:研究棟3階4303室、myojin【以下川西の(a)以降と同じ)
■オフィスアワー
川西:火曜日13:00-17:00
明神:金曜日16:40-17:50 時間以外でも適宜対応します。事前連絡(メールなど)をお願いします。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 オリエンテーション(実習の概要説明)
第2回 乳児期の栄養と咀嚼・嚥下の発達、食物アレルギー乳幼児への対応
高齢者食と介護食(嚥下食)の特徴と調理形態
第3回 ライフステージ別対象者の栄養アセスメント
第4回 ライフステージ別対象者の問題点を考慮した食事計画
第5回 乳児期および食物アレルギー児童に対応した食事計画と実践(1)(手作り食と市販食)
第6回 乳児期および食物アレルギー児童に対応した食事計画と実践(2)(調乳と官能検査)
第7回 ライフステージ別対象者の問題点を考慮した食事の調理およびその評価(1)
第8回 ライフステージ別対象者の問題点を考慮した食事の調理およびその評価(2)
第9回 ライフステージ別対象者の問題点を考慮した食事の調理およびその評価(3)
第10回 ライフステージ別対象者の問題点を考慮した食事の調理およびその評価(4)
第11回 介護食(嚥下食)の実習(1)(嚥下レベルの違い)
第12回 介護食(嚥下食)の実習(2)(市販介護用食品との比較)
第13回 高齢者の食事・実習
第14回 ライフステージ別対象者のアセスメントから食事計画を含めたマネジメント実施例の報告会(1)
第15回 ライフステージ別対象者のアセスメントから食事計画を含めたマネジメント実施例の報告会(2)
- 50 -
科目名: 病態栄養学実験
英文名: Laboratory of Nutrition in Diseases and Disorders
コ メ タ ニ タカシ
担当者: 米谷
タケモリ
ク
ミ
コ
俊・竹森 久美子
■授業概要・方法等
病態動物などを用いて、血液成分や尿成分を分析し、腎機能や肝機能、糖尿病および動脈硬化などの臨床分野で病態
のアセスメントとして用いられる指標に関する実験手法を習得する。
■学習・教育目標および到達目標
講義で学んだ病態のアセスメントに必要な臨床検査指標の測定原理と手法を理解を深めることを目的とする。
■授業時間外に必要な学修
実験に時間を割くため、授業ではポイントのみを解説するので、関連科目の教科書(基礎栄養学や解剖生理学など)
を熟読し、腎機能や糖尿病などの該当分野の内容について、事前に理解を深めておくこと。
■教科書
解剖生理学実験、健帛社(ISBN:978-4-7679-0216-6、適時プリントを配布する)
■参考文献
指定しない
■関連科目
応用栄養学、基礎栄養学Ⅰ、解剖生理学
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
レポート 40%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行なう。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階(部屋番号4407)
e-mail;[email protected]
■オフィスアワー
実験中、e-mailでの質問は随時受け付け、必要に応じて次回講義時に全員に解説する。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 腎機能に関する実験(尿タンパク質量、クレアチニンクリアランスの測定)-1
第2回 腎機能に関する実験(尿タンパク質量、クレアチニンクリアランスの測定)-2
第3回 腎機能に関する実験(尿タンパク質量、クレアチニンクリアランスの測定)-3
第4回 糖尿病に関する実験(ストレプトゾトシン糖尿病ラットの血糖値の測定)-1
第5回 糖尿病に関する実験(ストレプトゾトシン糖尿病ラットの血糖値の測定)-2
第6回 糖尿病に関する実験(ストレプトゾトシン糖尿病ラットの血糖値の測定)-3
第7回 動脈硬化に関する実験(トリグリセライド、コレステロールの測定)-1
第8回 動脈硬化に関する実験(トリグリセライド、コレステロールの測定)-2
第9回 循環に関する実験(運動と血圧に関する実験)-1
第10回 循環に関する実験(運動と血圧に関する実験)-2
第11回 肝機能に関する実験(四塩化炭素による肝障害モデルのALT、ASTの測定)-1
第12回 肝機能に関する実験(四塩化炭素による肝障害モデルのALT、ASTの測定)-2
第13回 肝機能に関する実験(四塩化炭素による肝障害モデルのALT、ASTの測定)-3
第14回 総合評価(実験結果の発表と質疑応答)-1
第15回 総合評価(実験全般の質疑とフィードバック)-2
- 51 -
科目名: 栄養教育概論
英文名: Outlines of Nutrition Education
カワニシ
担当者: 川西
マ サ コ
正子
■授業概要・方法等
栄養教育に関わる基礎学問領域について概要を理解し,栄養教育に応用できるようにする。
1.栄養教育の意義と特性、2.栄養教育に関わる理論とモデル、3.カウンセリングの基本の栄養教育への応用、4.行動変容の手法の栄
養教育への応用、5.個人及び集団を対象とした栄養教育、について講義形式で学び、その内容について理解を深める学習を行う。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、1.栄養教育の意義と特性、2.栄養教育に関わる理論とモデル、3.カウンセリングの基本の栄養教育への応用、4.行動変容
の手法の栄養教育への応用、5.個人及び集団を対象とした栄養教育、に関して、その概要および栄養教育における具体的活用方法が
説明できることを目標とする。
■授業時間外に必要な学修
授業の内容の復習(小テストへの対応)および授業で重要である旨指示した内容について各自で確認する。また、授業内容の復習
において疑問点を明らかにして次の講義で質問する。また、授業内で提示した課題に取組む。
■教科書
[ISBN]9784263706237『エッセンシャル栄養教育論』(医歯薬出版)
■関連科目
栄養カウンセリング論、栄養情報処理、栄養マネジメント論
■成績評価方法および基準
課題 15%
小テスト 15%
試験 70%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行う
■研究室・E-mailアドレス
研究棟3階4321室
kawanishi(a)nara.kindai.ac.jp【←(a)を@に変える】
■オフィスアワー
火曜日13:00-17:00
時間外においても適宜対応します。事前連絡(メール等)をお願いします。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 栄養教育の概念
第2回 栄養教育のための理論的基礎1-栄養教育と行動科学、行動科学の理論とモデル(1)
第3回 栄養教育のための理論的基礎2-行動科学の理論とモデル(2)
第4回 栄養教育のための理論的基礎3-行動科学の理論とモデル(3)
第5回 栄養教育のための理論的基礎4-行動変容技法と概念
第6回 栄養教育のための理論的基礎5-栄養カウンセリングの概要
第7回 栄養教育のための理論的基礎6-組織づくり・地域づくりへの展開
第8回 栄養教育のための理論的基礎7-食環境づくりとの関連
第9回 栄養教育マネジメント1-健康・食物摂取に影響を及ぼす要因のアセスメント
第10回 栄養教育マネジメント2-栄養教育の目標設定
第11回 栄養教育マネジメント3-栄養教育計画立案(1)
第12回 栄養教育マネジメント4-栄養教育計画立案(2)
第13回 栄養教育マネジメント5-栄養教育プログラムの実施
第14回 栄養教育マネジメント6-栄養教育の評価
第15回 栄養教育マネジメント7-栄養教育マネジメントで用いる理論やモデル、総括
- 52 -
科目名: 栄養教育実習
英文名: Practice in Nutrition Education
カワニシ
担当者: 川西
マ サ コ
ミョウジン
チ
ホ
正子・明神 千穂
■授業概要・方法等
栄養教育概論で習得した理論と知識を基に、実務における栄養教育・指導に必要な技術・技能を習得する。また、栄養カウンセリングの実践についても修得する。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、健康や生活の質(QOL)の向上につながる実践力形成の支援に必要な技術・技能を身につける。
■授業時間外に必要な学修
授業内で未完成の提出物を作成する。授業内での発表のための準備に取組む。
■教科書
[ISBN]9784263706237『エッセンシャル栄養教育論』(医歯薬出版)
(栄養教育概論で使用したもの)
■参考文献
授業内で指示
■関連科目
栄養教育概論、栄養カウンセリング論
■成績評価方法および基準
提出物 40%
レポート 30%
実践の習熟度 30%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
川西:研究棟3階4321、kawanishi(a)nara.kindai.ac.jp【←(a)を@に変える】
明神:研究棟3階4303、myojin【以下川西の(a)以降と同じ)
■オフィスアワー
川西:火曜日13:00-17:00
明神:金曜日16:40-17:50
時間以外でも適宜対応します。事前連絡(メールなど)をお願いします。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 オリエンテーション、栄養教育に必要な基礎知識
第2回 対象別栄養教育プログラムの作成
第3回 対象別栄養教育実施案(カリキュラム案)の作成
第4回 栄養教育と媒体1
第5回 栄養教育と媒体2
第6回 対象別栄養教育媒体(デジタル媒体)の作成1
第7回 対象別栄養教育媒体(デジタル媒体)の作成2
第8回 対象別栄養教育媒体(デジタル媒体)の作成3、実践打合せ
第9回 栄養教育における行動科学の利用
第10回 栄養教育におけるカウンセリングスキルの修得
第11回 栄養教育におけるカウンセリングの利用1
第12回 栄養教育におけるカウンセリングの利用2
第13回 対象者別栄養教育プログラム実践とその評価1
第14回 対象者別栄養教育プログラム実践とその評価2
第15回 対象者別栄養教育プログラム実践とその評価3、総括
- 53 -
科目名: 栄養情報処理
英文名: Informaition Processing of Nutrition
カワニシ
担当者: 川西
マ サ コ
正子
■授業概要・方法等
根拠に基づく栄養学を実践するため、最新情報の収集方法や、情報の中から問題点を探しだし評価する方法を紹介する。また、栄
養教育に必要な基本的パソコンスキルを修得する。
■学習・教育目標および到達目標
栄養や食生活に関する膨大な情報の中から正しい情報を選択し、パソコンを用いて栄養教育の場に活用していく能力を養うことを
目標とする。
■授業時間外に必要な学修
授業の内容を復習し、また割愛した部分を各自で確認し、疑問点について次の講義で質問する。また、授業内で提示した課題に取組む。
■教科書
適時プリント配付
■参考文献
[ISBN]9784767946368『管理栄養士・栄養士のための統計処理入門』(武藤 志真子, 建帛社)
■関連科目
栄養教育概論、栄養教育実習
■成績評価方法および基準
習熟度 20%
課題 40%
試験 40%
■授業評価アンケート実施方法
農学部規定に準拠して行う
■研究室・E-mailアドレス
研究棟3階4321
kawanishi(a)nara.kindai.ac.jp【←(a)を@に変える】
■オフィスアワー
火曜日13:00-17:00 時間以外でも適宜対応します。事前連絡(メールなど)をお願いします。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 栄養教育とEBM、EBN
第2回 栄養教育に関わる統計処理の手法1-Excelを用いた統計処理(1)
第3回 栄養教育に関わる統計処理の手法1-Excelを用いた統計処理(2)
第4回 栄養教育に関わる統計処理の手法1-Excelを用いた統計処理(3)
第5回 食事摂取基準の基礎的理解
第6回 栄養教育に関わる統計処理の手法2-食事調査法の実践
第7回 栄養教育に関わる統計処理の手法3-栄養計算ソフトを用いた栄養評価
第8回 栄養教育に関わる文献検索の手法-EBNに基づく評価
第9回 栄養・食生活に関わる調査の方法とその評価1
第10回 栄養・食生活に関わる調査の方法とその評価2
第11回 栄養教育マネジメント1-個人調査結果の評価
第12回 栄養教育マネジメント2-個人調査結果の評価からの指導案の作成
第13回 栄養教育の実際-個人栄養指導の実施(1)
第14回 栄養教育の実際-個人栄養指導の実施(2)
第15回 栄養情報処理の適正活用とその理解・実践能力の評価
- 54 -
科目名: スポーツ心理学
英文名: Sport Psychology
担当者:
ヒガシ
ア ユ ミ
東 亜弓
■授業概要・方法等
スポーツ心理学は,スポーツに関する人間の心理的現象を扱う心理学の一領域として位置づけられます.
本講義では,スポーツに関する心理的基礎,スポーツ実践に伴う健康問題,スキルの獲得に関わる運動学習,競技スポー
ツに関する心理学的諸問題など,スポーツに関わる心理的現象を広範囲に学習します.
■学習・教育目標および到達目標
運動・スポーツの実践に対するスポーツ心理学が果たす役割を理解することができます.また,運動指導における動
機づけを高める方法を考えられるようになります.
到達目標は,学んだ知識を栄養指導の現場で応用できるようになることです.
■授業時間外に必要な学修
講義時に配布した資料に関する復習ならびに次週のテーマに関する情報収集
■教科書
適宜プリントを配布します.
■参考文献
必要に応じて講義内で紹介します.
■関連科目
なし
■成績評価方法および基準
定期試験 50%
講義内小テスト 30%
取り組み度(講義への積極的な参加)20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠します.
■研究室・E-mailアドレス
第1回目の講義でお知らせします.
■オフィスアワー
講義に関する質問等は講義終了時に受講教室にてお願いします.
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 オリエンテーション
第2回 運動に対する動機づけ
第3回 動機づけとパフォーマンス
第4回 運動学習(1)
第5回 運動学習(2)
第6回 コーチングの心理
第7回 スポーツメンタルトレーニング
第8回 スポーツ傷害とバーンアウト
第9回 心の発達段階とメンタルヘルス
第10回 健康と運動実践(行動変容)
第11回 運動のバリア要因
第12回 健康づくり運動とカウンセリング
第13回 ストレッサーとストレス反応
第14回 ストレッサーの対処方略
第15回 まとめ
定期試験
- 55 -
科目名: 栄養カウンセリング論
英文名: Nutrition Counseling
ク
ボ
担当者: 久保
カツヒコ
克彦
■授業概要・方法等
授業概要:栄養教育とは、栄養士が考える「よい食事」を患者(学習者)に押しつけるものではなく、栄養士が患者とともに考えながら、
その人の人生や生活と関連づけて適切な食事を選択できるように援助していく過程である。従って、栄養教育に求められるカウン
セリング技術とは、栄養士が患者と一緒になって、新しい生活習慣や食事の仕方を発見していくための方法なのである。
方法:本講においては、講義と並行して、ロールプレイやコミュニケーション実習などの栄養カウンセリングの訓練も行う。
■学習・教育目標および到達目標
学習・教育目標:受講生は、栄養教育におけるカウンセリング技術の習得を目指す。
到達目標:受講生は、ロールプレイなどの実習を通じて、栄養カウンセリングに基本的技術を習得する。
■授業時間外に必要な学修
・授業終了時に次回の授業内容を予告するので、事前にテキストを読んで、予習しておくこと。
・わからない用語は、調べておくこと。
・授業で聴講した内容は、必ずその日のうちに復讐しておくこと。
■教科書
[ISBN]9784840449045『実践 栄養カウンセリング: 患者の行動変容を促す! 栄養指導から栄養教育へ!』(久保 克彦, メディカ出版 :
2014)
■関連科目
栄養教育論
■成績評価方法および基準
試験 70%
授業終了時の課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
研究室:講師控室
メールアドレス:[email protected]
■オフィスアワー
授業の前後
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 オリエンテーション(チーム医療における管理栄養士の役割)
第2回 患者の心理Ⅰ(心理的危機としての病気)
第3回 患者の心理Ⅱ(心理的危機への対処技能)
第4回 コミュニケーション技術実習Ⅰ(紙上応答練習)
第5回 コミュニケーション技術実習Ⅱ(スキルトレーニング)
第6回 栄養カウンセリングの基本的技術Ⅰ
第7回 栄養カウンセリングの基本的技術Ⅱ
第8回 食事療法と患者心理
第9回 変化ステージ理論と介入法
第10回 糖尿病の栄養カウンセリング
第11回 糖尿病バーンアウトへの心理的援助
第12回 糖尿病エンパワーメント・アプローチ
第13回 栄養カウンセリング実習
第14回 糖尿病のグループ療法
第15回 摂食障害の心理カウンセリング
定期試験
- 56 -
科目名: 臨床栄養学Ⅰ
英文名: Clinical Nutrition Ⅰ
キ
ド
担当者: 木戸
シンスケ
慎介
■授業概要・方法等
傷病者に対する食事の提供や栄養指導をおこなう上で必要とされる臨床栄養の基礎となる科目です。栄養治療内容の
決定に必要とされる各疾患の病因、症状、診断、治療や栄養素の体内動態について概説します。
■学習・教育目標および到達目標
傷病者に対する栄養治療の重要性を理解し、各疾患の生理学的特徴や栄養代謝の基礎知識を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
講義で学習した疾患について、参考文献に示す医学書等で理解を深めておくこと。
■教科書
[ISBN]9784263706701『エッセンシャル臨床栄養学』(医歯薬出版 : 2013)
【留意事項】適宜プリント配布
■参考文献
[ISBN]9784263704998『カラー版 疾病の成り立ちと栄養ケア 目でみる臨床栄養学 UPDATE』(医歯薬出版株式会社 :
2007)
[ISBN]9784263709849『第4巻 臨床栄養学 (管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム準拠)』(医歯薬出版株
式会社 : 2013)
■関連科目
健康管理概論、疾患学、解剖生理学Ⅰ・Ⅱ、生化学
■成績評価方法および基準
定期試験 100%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠
■研究室・E-mailアドレス
臨床栄養学研究室(4401)、[email protected]
■オフィスアワー
授業の前後、もしくは事前にメールにて要相談
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 栄養と疾病
第2回 代謝性疾患の病態
第3回 糖尿病の病態
第4回 脂質異常症の病態
第5回 循環器疾患の病態
第6回 消化器疾患の病態
第7回 肝臓・胆囊・膵臓疾患の病態
第8回 腎臓疾患の病態
第9回 血液疾患の病態
第10回 免疫・アレルギーの病態
第11回 内分泌疾患の病態
第12回 筋・骨格系、呼吸器疾患の病態
第13回 心因性の摂食障害の病態
第14回 小児疾患の病態
第15回 外科と栄養管理
- 57 -
科目名: 医療栄養学
英文名: Medical Nutrition
タ ブ チ
担当者: 田渕
マ サ キ
正樹
■授業概要・方法等
生化学,基礎栄養学で学習した代謝の概念を基盤として,種々の疾患のなりたちおよび医薬品による病態からの回復促進について学習する。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は,この授業を履修することによって,疾患の治療に用いられる医薬品の薬理作用(主作用,副作用)や,食品と医薬品の相互作用について,説明する
ことができるようになります。また,生化学や基礎栄養学で学んだ知識が,健康および疾患とどのように関連しているかについて理解を深めることができるよ
うになります。
■授業時間外に必要な学修
各講義で提示された課題に取り組むこと。
身近な医薬品について興味を持って,その成分,薬理作用,副作用について調べること。
■教科書
[ISBN]9784260018142『系統看護学講座 専門基礎分野 疾病のなりたちと回復の促進 3 薬理学』(吉岡充弘, 医学書院 : 2014)
【留意事項】
適宜プリントを配布する。
■参考文献
[ISBN]9784260018364『生化学―人体の構造と機能〈2〉(系統看護学講座 専門基礎分野)』(三輪 一智, 医学書院 : 2014)
[ISBN]9784524258253『基礎栄養学(改訂第5版) (健康・栄養科学シリーズ)』(南江堂 : 2015)
■関連科目
生化学,代謝生化学,基礎栄養学,臨床栄養学I
■成績評価方法および基準
定期試験 100%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
講師控室
[email protected]
■オフィスアワー
授業の前後
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 薬理学総論(1)
第2回 薬理学総論(2)
第3回 末梢神経系作用薬(1)
第4回 末梢神経系作用薬(2)
第5回 心臓血管系作用薬(1)
第6回 心臓血管系作用薬(2)
第7回 心臓血管系作用薬(3)
第8回 抗アレルギー薬・抗炎症薬(1)
第9回 抗アレルギー薬・抗炎症薬(2)
第10回 抗アレルギー薬・抗炎症薬(3)
第11回 物質代謝に作用する薬物(1)
第12回 物質代謝に作用する薬物(2)
第13回 物質代謝に作用する薬物(3)
第14回 食品と医薬品の相互作用
第15回 総まとめ
定期試験
- 58 -
科目名: 臨床栄養学Ⅱ
英文名: Clinical Nutrition Ⅱ
キ
ド
担当者: 木戸
シンスケ
慎介
■授業概要・方法等
傷病者の病態や栄養状態に基づいた適切な栄養管理をおこなうための栄養ケアプランの作成、実施、評価方法につい
て、ライフステージ別、各疾患別に臨床診査、身体計測、各種臨床検査、栄養素摂取量の評価などを概説します。
■学習・教育目標および到達目標
傷病者に対する栄養アセスメントの方法、栄養素摂取基準、栄養補給法の選択、栄養教育のあり方など、臨床におけ
る栄養ケアの基礎知識を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
授業で配布する症例の栄養管理について、教科書・参考書を見て検討しておくこと。
■教科書
[ISBN]9784263706138『新臨床栄養学 第2版』(医歯薬出版株式会社 : 2013)
【留意事項】適宜プリントを配布する
■参考文献
[ISBN]9784263704998『カラー版 疾病の成り立ちと栄養ケア 目でみる臨床栄養学 UPDATE』(医歯薬出版株式会社 :
2007)
[ISBN]9784263709856『第5巻 臨床栄養学 (管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム準拠)』(医歯薬出版株
式会社 : 2013)
■関連科目
臨床栄養学Ⅰ、人体機能生理学、栄養マネジメント論、応用栄養学
■成績評価方法および基準
定期試験 100%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
臨床栄養学研究室(4401)、[email protected]
■オフィスアワー
授業の前後、もしくは事前にメールにて要相談
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 栄養ケアとマネジメント
第2回 栄養評価の意義・手法
第3回 人体への栄養補給
第4回 臨床検査値の読み方、考え方
第5回 ライフステージ別臨床栄養管理(1)
第6回 ライフステージ別臨床栄養管理(2)
第7回 消化器疾患の病態と栄養治療
第8回 内分泌・代謝疾患の病態と栄養治療
第9回 循環器疾患の病態と栄養治療
第10回 腎臓疾患の病態と栄養治療
第11回 血液疾患の病態と栄養治療
第12回 感染症、筋・骨格系疾患の病態と栄養治療
第13回 外科的栄養管理
第14回 臨床栄養教育
第15回 医療・介護制度の基本と法制度、その他診療報酬制度など
- 59 -
科目名: 臨床栄養管理
英文名: Manegement of Clinical Nutrition
キ
ド
担当者: 木戸
シンスケ
ヤマシタ
カ ズ コ
ニシムラ
マ チ コ
ス ガ ノ
マ
ミ
ヒ ラ タ
コウイチロウ
ハ
ジ
セ イ ジ
慎介・山下 和子・西村 町子・菅野 真美・平田 幸一郎・土師 誠二
■授業概要・方法等
臨床栄養管理における栄養ケアの計画、実施、評価に関する総合的なマネジメントの考え方を学修する科目です。栄
養ケアプランの作成方法、モニタリングと再評価、記録方法、さらに医療に従事する者としての心構え、医療・介護
保険制度やチーム医療における管理栄養士の役割などについて概説します。
■学習・教育目標および到達目標
臨床における栄養ケア・マネジメントの実際について理解し、模擬症例により臨床栄養管理の実践方法を学びます。
■授業時間外に必要な学修
臨床栄養学Ⅱで学習した栄養評価方法等、チーム医療に必要な項目を復習し理解を深めておくこと。
■教科書
【留意事項】適宜プリントを配布する
■参考文献
[ISBN]9784263706138『新臨床栄養学 第2版』(医歯薬出版株式会社 : 2013)
[ISBN]9784263709856『第5巻 臨床栄養学 (管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム準拠)』(医歯薬出版株
式会社 : 2013)
■関連科目
臨床栄養学I、臨床栄養学II
■成績評価方法および基準
レポート 100%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠しています。
■研究室・E-mailアドレス
臨床栄養学研究室(4401)、[email protected]
■オフィスアワー
授業の前後、もしくは事前にメールにて要相談(担当:木戸慎介)
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 総論(1): 臨床栄養管理の概念とチーム医療(NST)
第2回 総論(2): 栄養ケアプロセス(NCP)の概念とその実践方法
第3回 総論(3): 科学的根拠の拠り所としての臨床研究
第4回 チーム医療とNST:医学部奈良病院の場合(1)
第5回 チーム医療とNST:医学部奈良病院の場合(2)
第6回 チーム医療とNST:医学部奈良病院の場合(3)
第7回 チーム医療とNST:医師の立場から(1)
第8回 チーム医療とNST:医師の立場から(2)
第9回 チーム医療とNST:医師の立場から(3)
第10回 チーム医療とNST:医学部堺病院の場合(1)
第11回 チーム医療とNST:医学部堺病院の場合(2)
第12回 チーム医療とNST:医学部堺病院の場合(3)
第13回 チーム医療とNST:医学部附属病院の場合(1)
第14回 チーム医療とNST:医学部附属病院の場合(2)
第15回 チーム医療とNST:医学部附属病院の場合(3)
- 60 -
科目名: 臨床栄養学実習Ⅰ
英文名: Clinical Nutrition Practice Ⅰ
キ
ド
担当者: 木戸
シンスケ
ナカモリ キョウミ
慎介・中森 京美
■授業概要・方法等
臨床栄養学Iで学んだ知識を活かし、各種疾患に応じた栄養管理法について、栄養評価・判定方法・各種治療食の献
立作成、臨床調理実習等を通して傷病者における栄養管理法の実際を習得する。
管理栄養士が医療現場で関わる機会の多い疾患の治療効果を高める食事形態・食品の選択・調理の工夫などを加味
し、治療食の献立作成・調理実習をおこなう
■学習・教育目標および到達目標
各疾患に対する治療食の作成方法、栄養評価方法について習得します。
■授業時間外に必要な学修
日常生活の中で、食品の目安量、栄養成分、出回り時期、調理方法など栄養に関連する知識を深めておくこと。
■教科書
[ISBN]9784830660467『糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版』(文光堂 : 2013)
[ISBN]9784263705575『腎臓病食品交換表―治療食の基準』(黒川 清, 医歯薬出版 : 2008)
■参考文献
[ISBN]9784524242924『静脈経腸栄養ガイドライン 第2版』(日本静脈経腸栄養学会, 南江堂)
■関連科目
臨床栄養学Ⅰ
■成績評価方法および基準
レポート 100%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
臨床栄養学研究室(4401)、[email protected]
■オフィスアワー
授業の前後、もしくは事前にメールにて要相談
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 治療食の種類と内容
第2回 治療食(エネルギーコントロール食)作成
第3回 治療食(たんぱく質コントロール食)作成
第4回 治療食(脂質コントロール食)作成
第5回 治療食(塩分コントロール食)作成
第6回 治療食(形態調整食)作成
第7回 各種食品交換表の活用法
第8回 患者との面接法
第9回 栄養状態の把握(食事記録)
第10回 栄養状態の把握(聞き取り調査)
第11回 栄養状態の評価(栄養価計算)
第12回 栄養状態の評価(栄養素摂取量・身体計測値・検査値など)
第13回 臨床データの統計解析
第14回 輸液用栄養製剤・経口経腸栄養剤・治療用特殊食品の調整並びに試食
介護用器具の種類とその使い方
第15回 成果発表会(プレゼンテーション)・総合討論および総括
- 61 -
科目名: 臨床栄養学実習Ⅱ
英文名: Clinical Nutrition Practice Ⅱ
キ
ド
担当者: 木戸
シンスケ
慎介
■授業概要・方法等
模擬課題症例について個人指導および集団指導を実習する。病態、臨床検査値、食生活状況、服薬状況などから動機
づけ、栄養摂取基準、具体的な食事内容についての栄養ケアプランを作成し、模擬患者による栄養指導の実施訓練、
POSによる栄養指導記録をおこないます。
■学習・教育目標および到達目標
模擬課題症例を通じて、傷病者に対する栄養食事指導方法を習得します。
■授業時間外に必要な学修
糖尿病交換表、腎臓病交換表等の栄養指導媒体を理解しておくこと。
■教科書
[ISBN]9784524260935『ビジュアル栄養療法―メカニズムからわかる治療戦略』(丸山 千寿子,南江堂)
■参考文献
[ISBN]9784890419906『すぐに役立つ栄養指導マニュアル 改訂3版』(中村丁次、松崎政三、宮本佳代子, 日本医療企画)
[ISBN]9784779210846『病態栄養専門師のための病態栄養ガイドブック 改訂第4版』(日本病態栄養学会, メディカルレ
ビュー社)
[ISBN]9784830660313『栄養管理のチーム医療―急性および慢性疾患に対するNST』(武田 英二, 文光堂)
■関連科目
臨床栄養学Ⅰ・Ⅱ
■成績評価方法および基準
レポート 100%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
臨床栄養学研究室(4401)、[email protected]
■オフィスアワー
授業の前後、もしくは事前にメールにて要相談
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 模擬課題症例の問題点リスト、指導方針の作成
第2回 個人指導: 栄養指導媒体の作成(病態説明)
第3回 個人指導: 栄養指導媒体の作成(食事内容)
第4回 個人指導: 栄養指導媒体の作成(糖尿病)
第5回 個人指導: 栄養指導媒体の作成(代謝性疾患)
第6回 個人指導: 栄養指導媒体の作成(循環器疾患)
第7回 個人指導: 栄養指導媒体の作成(消化器疾患)
第8回 個人指導: 栄養指導媒体の作成(肝疾患・腎疾患)
第9回 POSによる栄養指導記録作成
第10回 集団指導: 疾患別栄養教室用栄養指導媒体の作成(病態説明)
第11回 集団指導: 疾患別栄養教室用栄養指導媒体の作成(食事内容)
第12回 集団指導: 疾患別栄養教室用栄養指導媒体の作成(糖尿病・肥満・高脂血症)
第13回 集団指導: 疾患別栄養教室用栄養指導媒体の作成(高血圧・腎臓病)
第14回 集団指導: 疾患別栄養教室用栄養指導媒体の作成(胃術後・肝臓病)
第15回 成果発表会(プレゼンテーション)・総合討論および総括
- 62 -
科目名: 公衆栄養学
英文名: Public Health Nutrition
担当者:
コオリ ト シ ユ キ
郡 俊之
■授業概要・方法等
地域、職域などの健康・栄養課題とそれを取り巻く環境、社会、文化的要因に関する情報を収集・分析し、科学的根
拠に基づいた公衆栄養活動ができる能力を学習します。
■学習・教育目標および到達目標
様々なバックグラウンドがある「集団」に対する栄養マネジメント能力を修得する。
■授業時間外に必要な学修
授業に相当する箇所について教科書などで予習・復習する。
■教科書
[ISBN]9784061553828『公衆栄養学 第5版 (栄養科学シリーズNEXT)』(講談社 : 2015)
プリント
■関連科目
栄養疫学・公衆衛生学
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
小テスト 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規程に準拠して行う
■研究室・E-mailアドレス
公衆栄養学研究室
[email protected]
■オフィスアワー
月曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 公衆栄養学の概念
第2回 公衆栄養活動の歴史
第3回 わが国の健康状態の変化
第4回 わが国の食生活の変化
第5回 わが国の食環境の変化
第6回 食料需給表と食料自給率
第7回 わが国の栄養政策1
第8回 わが国の栄養政策2
第9回 栄養関連法規
第10回 公衆栄養活動のマネジメント
第11回 公衆栄養活動のアセスメント
第12回 公衆栄養活動のアセスメント
第13回 公衆栄養活動プログラムの目標設定、計画
第14回 公衆栄養活動プログラムの実施
第15回 公衆栄養活動プログラムの評価
定期試験
- 63 -
科目名: 栄養疫学
英文名: Nutritional Epidemiology
担当者:
コオリ ト シ ユ キ
郡 俊之
■授業概要・方法等
従来「成人病」と呼ばれていた疾病は、「生活習慣病」という用語に置き換えられた。これは疾病の発症や予防には生活習慣、食習慣が深
く関与するという科学的根拠の蓄積による。栄養疫学は、人間の健康阻害や疾病の発生に食生活が影響していると仮説を立てて、この関係
を科学的に証明し、健康増進や疾病予防に役立てるための学問である。
■学習・教育目標および到達目標
管理栄養士として社会で活躍するために必須な科目です。
人間栄養学とは何かを理解し、
科学的根拠に基づく栄養学を実践できるようにする。
■授業時間外に必要な学修
授業に相当する箇所を教科書にて予習、復習する。
配布プリント、小テストの復習。
■教科書
[ISBN]9784061553828『公衆栄養学 第5版 (栄養科学シリーズNEXT)』(講談社 : 2015)
自作プリント
■参考文献
[ISBN]9784524261666『公衆栄養学 改訂第5版 (栄養・健康科学シリーズ)』(南江堂)
■関連科目
公衆栄養学、公衆衛生学、健康管理概論
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
小テスト 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施基準に準拠します。
■研究室・E-mailアドレス
公衆栄養学研究室
[email protected]
■オフィスアワー
月曜日 2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 栄養疫学の基本的な考え方
第2回 EBMおよびEBNとは
第3回 栄養疫学研究デザイン
第4回 公衆栄養学に必要な統計
第5回 曝露情報としての食事摂取量
第6回 食事の変動と測定誤差について
第7回 各種食事調査法とその特徴1
第8回 各種食事調査法とその特徴2
第9回 食事摂取基準による食事摂取量の評価
第10回 食事摂取基準の地域集団への活用
第11回 公衆栄養活動プログラムの展開1
第12回 公衆栄養活動プログラムの展開2
第13回 諸外国における健康・栄養問題の現状
第14回 諸外国における健康・栄養政策
第15回 第1回~ 14回の補足事項とまとめ
定期試験
- 64 -
科目名: 公衆栄養学実習Ⅰ
英文名: Practice of Public Health Nutrition Ⅰ
担当者:
コオリ ト シ ユ キ
郡 俊之
■授業概要・方法等
公衆栄養学、栄養疫学の知識を利用して実際の人間集団の食生活および健康状態のデータを解析する方法を学修しま
す。
■学習・教育目標および到達目標
地域栄養の情報収集の方法、その診断方法、対策の立案方法、改善活動および評価方法を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
厚生労働省が種々の統計を発表している。管理栄養士と関係のある統計データを確認してください。
■教科書
適時プリント配布
■参考文献
[ISBN]9784061553552『公衆栄養学実習 (栄養科学シリーズNEXT)』(金田雅代, 講談社)
■関連科目
公衆栄養学 栄養疫学 公衆衛生学
■成績評価方法および基準
レポート 50%
授業中課題 50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
公衆栄養学研究室 [email protected]
■オフィスアワー
毎週月曜日2限目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 実習の意義と取り組み方
第2回 各種情報収集の方法
第3回 栄養アセスメント(身体測定、血圧測定、骨密度測定など)
第4回 24時間思い出し法による食事調査方法の説明
第5回 24時間思い出し法などによる食事調査の実施
第6回 栄養摂取状況調査票の作成
第7回 身体活動状況調査
第8回 データ集計、解析の方法
第9回 栄養計算、集計、解析
第10回 問題点の抽出
第11回 対策の立案
第12回 プレゼンテーション準備1
第13回 プレゼンテーション準備2
第14回 プレゼンテーションと質疑応答1(結果説明と改善案)
第15回 プレゼンテーションと質疑応答2(結果説明と改善案)
- 65 -
科目名: 給食管理論
英文名: Administration of Feeding Service
ト ミ タ
担当者: 冨田
ケ イ コ
圭子
■授業概要・方法等
給食運営や関連の資源(食品流通や食品開発の状況等)を総合的に判断し、栄養面・安全面・経済面の管理を行うた
めの基本的な考え方や方法を修得する。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、食事計画から供食に至る給食運営の一連の工程を学び、法規や管理運営についても修得する。
■授業時間外に必要な学修
各講義で指示した課題に取り組むこと。
講義で習った部分について、教科書・配布資料を中心にもう一度読み返して理解を深める。それでもわからない場合
は、参考書で調べたり、教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]978-4-7679-0543-3『カレント 給食経営管理論第2版』(宮澤 節子,建帛社)
[ISBN]978-4061553781『献立作成の基本と実践』(藤原政嘉,講談社サイエンティフィク)
■参考文献
[ISBN]9784804111544『給食用語辞典 第3版』(鈴木久乃, 第一出版)
■関連科目
給食経営論、給食管理実習Ⅰ、給食管理実習Ⅱ、調理学、調理学実習Ⅰ、調理学実習Ⅱ、食品学総論、食品衛生学、
栄養教育論等
■成績評価方法および基準
小テスト 20%
定期試験 80%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠しておこなう。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階4415B・[email protected]
■オフィスアワー
火曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 給食の概念1 給食の概要① 給食の定義・意義・目的
第2回 給食の概念2 給食システム
第3回 給食の概念3 給食施設の特徴と関連法規①
第4回 給食の概念4 給食施設の特徴と関連法規②
第5回 栄養・食事管理1 栄養・食事のアセスメント
第6回 栄養・食事管理2 栄養・食事の計画
第7回 栄養・食事管理3 栄養・食事計画の実施・評価・改善
第8回 給食経営における品質管理1 食材
第9回 給食経営における品質管理1 生産(調理)と提供①
第10回 給食経営における品質管理1 生産(調理)と提供②
第11回 給食の安全・衛生1 安全・衛生の概要
第12回 給食の安全・衛生2 安全・衛生の実際①
第13回 給食の安全・衛生3 安全・衛生の実際②
第14回 給食の施設・設備
第15回 給食の概念、栄養・食事管理、給食経営における品質管理、給食の安全・衛生管理、給食の施設・設備管理に関す
る総括
「定期試験」
- 66 -
科目名: 給食管理論(再)
英文名: Administration of Feeding Service
ト ミ タ
担当者: 冨田
ケ イ コ
圭子
■授業概要・方法等
給食運営や関連の資源(食品流通や食品開発の状況等)を総合的に判断し、栄養面・安全面・経済面の管理を行うた
めの基本的な考え方や方法を修得する。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、食事計画から供食に至る給食運営の一連の工程を学び、法規や管理運営についても修得する。
■授業時間外に必要な学修
各講義で指示した課題に取り組むこと。
講義で習った部分について、教科書・配布資料を中心にもう一度読み返して理解を深める。それでもわからない場合
は、参考書で調べたり、次週以降に教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]978-4-7679-0543-3『カレント 給食経営管理論第2版』(宮澤 節子,建帛社)
[ISBN]978-4061553781『献立作成の基本と実践』(藤原政嘉,講談社サイエンティフィク)
■参考文献
[ISBN]9784804111544『給食用語辞典 第3版』(鈴木久乃, 第一出版)
■関連科目
給食経営論、給食管理実習Ⅰ、給食管理実習Ⅱ、調理学、調理学実習Ⅰ、調理学実習Ⅱ、食品学総論、食品衛生学、
栄養教育論等
■成績評価方法および基準
小テスト 20%
定期試験 80%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠しておこなう。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階4415B・[email protected]
■オフィスアワー
火曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 給食の概念1 給食の概要① 給食の定義・意義・目的
第2回 給食の概念2 給食システム
第3回 給食の概念3 給食施設の特徴と関連法規①
第4回 給食の概念4 給食施設の特徴と関連法規②
第5回 栄養・食事管理1 栄養・食事のアセスメント
第6回 栄養・食事管理2 栄養・食事の計画
第7回 栄養・食事管理3 栄養・食事計画の実施・評価・改善
第8回 給食経営における品質管理1 食材
第9回 給食経営における品質管理1 生産(調理)と提供①
第10回 給食経営における品質管理1 生産(調理)と提供②
第11回 給食の安全・衛生1 安全・衛生の概要
第12回 給食の安全・衛生2 安全・衛生の実際①
第13回 給食の安全・衛生3 安全・衛生の実際②
第14回 給食の施設・設備
第15回 給食の概念、栄養・食事管理、給食経営における品質管理、給食の安全・衛生管理、給食の施設・設備管理に関す
る総括
「定期試験」
- 67 -
科目名: 給食経営論
英文名: Management of Feeding Process and Service
ト ミ タ
担当者: 冨田
ケ イ コ
圭子
■授業概要・方法等
給食管理論および給食経営管理実習Ⅰで修得した知識を基に、給食経営マネジメントをおこなうための能力を養う。マネジメントの原理や
応用を理解すると共に、組織管理の基本・運営方法を修得し、おいしく楽しい満足感のある給食の提供方法を学ぶ。また、学内の給食経営
管理実習Ⅰと関連させ、臨地実習Ⅰに繋げていくことで、保健・医療・福祉サービスに貢献できる栄養の専門家としての知識を習得する。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は経営管理の基本を学ぶと共に、栄養面、安全面、品質面など全般にわたるマネージメントに加え、組織・経営管理のマネージメン
トについても学び、喫食者のQOL向上を目指したおいしく楽しい満足感のある給食の経営方法を学ぶ。
■授業時間外に必要な学修
各講義で指示した課題に取り組むこと。
講義で習った部分について、教科書・配布資料を中心にもう一度読み返して理解を深める。それでもわからない場合は、参考書で調べたり、
次週以降に教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784767905433『カレント給食経営管理論第2版』(宮澤節子,建帛社)
■参考文献
[ISBN]9784804112510『給食経営管理用語辞典』(第一出版 : 2011)
■関連科目
給食管理論、給食管理実習Ⅰ、給食管理実習Ⅱ、調理学、調理学実習Ⅰ、調理学実習Ⅱ、食品学総論、食品衛生学、栄養教育論等
■成績評価方法および基準
小テスト 20%
定期試験 80%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠しておこなう。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階4415B・[email protected]
■オフィスアワー
火曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 給食の経営管理の概念1 給食経営と献立
第2回 給食の経営管理の概念2 給食管理の概要
第3回 給食の経営管理の概念3 給食とマーケティングおよび給食経営と組織
第4回 給食経営における品質管理 品質と標準化①
第5回 給食経営における品質管理 品質と標準化② 栄養出納表の作成①
第6回 給食経営における品質管理 品質と標準化② 栄養出納表の作成②
第7回 給食経営における品質管理 原価①
第8回 給食経営における品質管理 原価②
第9回 給食の安全・衛生 自己・災害時対策
第10回 給食の人事管理
第11回 給食施設の特徴と関連法規 ①医療施設の場合
第12回 給食施設の特徴と関連法規 ②学校の場合 ③児童福祉施設の場合
第13回 給食施設の特徴と関連法規 ④高齢者・介護福祉施設の場合
第14回 給食施設の特徴と関連法規 ⑤障害者福祉施設の場合 ⑥事業所およびその他の施設の場合
第15回 給食経営管理の概念、給食経営における品質管理、事故・災害時対策、人事管理における給食経営についての総括
「定期試験」
- 68 -
科目名: 給食経営管理実習Ⅰ
英文名: Practice of Feeding Process and Service Ⅰ
ト ミ タ
担当者: 冨田
ケ イ コ
圭子
■授業概要・方法等
給食管理論で学んだことを応用して実習を行う。マネージメントサイクルに従って給食運営を行い、実習を通じて栄養管理、衛生管理、マーケティングに対す
る理解を深め、さらに組織管理の基本的な考え方や方法を習得し、給食管理実習Ⅱに向けて基礎的能力を養う。
■学習・教育目標および到達目標
給食の栄養・食事管理、施設・設備管理、衛生・安全管理、生産管理、原価管理、品質管理、顧客管理、組織・人事管理、事務管理の実際を実習を通して学び、
それらを評価し、改善するための基本的な方法を習得する。
■授業時間外に必要な学修
平素より、家で調理を行い、調理技術を磨くと共に、献立作成を容易にするための基本的な調理法や調味%、料理のバラエティーについてマスターしておくこ
と。加えて、給食管理論で学んだことを復習しておくこと。
■教科書
[ISBN]9784789503174『調理のためのベーシックデータ』(女子栄養大学出版部 : 2012)
[ISBN]9784263706480『日本食品成分表2015年版(七訂)本表編』(医歯薬出版株式会社)
『献立作成の基本と実践』(藤原政嘉,講談社サイエンティフィク)
■参考文献
[ISBN]9784263704653『Plan‐Do‐Seeにそった給食運営・経営管理実習のてびき 第4版』(西川貴子, 医歯薬出版)
[ISBN]9784762408724『大量調理 : 品質管理と調理の実際 改訂新版』(殿塚婦美子, 学建書院)
[ISBN]9784906514861 『映像で学ぶ調理の基礎とサイエンス』(松崎 政三、学際企画)
■関連科目
給食管理論、給食経営論、調理学、調理学実習Ⅰ、調理学実習Ⅱ等
■成績評価方法および基準
レポート 80%
発表 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠しておこなう。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階4415B・[email protected]
■オフィスアワー
火曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 マネージメントサイクル(献立作成→試作→実施献立→実施献立に対する評価)に従った給食運営計画および管理
方法の説明/大量調理施設衛生管理マニュアルに準じた給食経営管理の実際
第2回 献立作成および各種帳票作成および検討
第3回 指定献立による大量調理施設衛生管理マニュアルに沿った給食経営管理実習
第4回 自由献立による給食経営管理実習・演習1
第5回 自由献立による給食経営管理実習・演習2
第6回 自由献立による給食経営管理実習・演習3
第7回 自由献立による給食経営管理実習・演習4
第8回 自由献立による給食経営管理実習・演習5
第9回 自由献立による給食経営管理実習・演習6
第10回 自由献立による給食経営管理実習・演習7
第11回 自由献立による給食経営管理実習・演習8
第12回 自由献立による給食経営管理実習・演習9
第13回 自由献立による給食経営管理実習・演習10
第14回 自由献立による給食経営管理実習・演習11
第15回 実習の報告会・反省・まとめ
- 69 -
科目名: 総合演習
英文名: Global Training
ウ エ シ マ シゲル
担当者: 上嶋
イ ト ウ
タ ツ キ
カワニシ
マ サ コ
ト ミ タ
ケ イ コ
キ
ド
シンスケ
コオリ ト シ ユ キ
繁・伊藤 龍生・川西 正子・冨田 圭子・木戸 慎介・郡 俊之
■授業概要・方法等
専門分野を横断して、医師および管理栄養士のもとに栄養指導の実際について演習する。
卒業後に管理栄養士として働く際のスキルを総合的に演習し、実践する。
■学習・教育目標および到達目標
専門分野を横断して、栄養評価および管理が行える、総合的な能力を身につける。
■授業時間外に必要な学修
演習で学習したことを身近なものへ適用・応用し、その理解度を深めること。
各演習で指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784890419906『改訂3版 すぐに役立つ 栄養指導マニュアル』(中村丁次、松崎政三、宮本佳代子,日本医療企画)
■関連科目
給食管理実習II、臨床栄養学実習III、臨床栄養学実習IV、公衆栄養学実習II、臨床栄養学、栄養カウンセリング論、基礎栄養学、
公衆栄養学、疾患学総論、
■成績評価方法および基準
レポート 50%
演習の発表、プレゼンテーション 50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規定に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
上嶋・[email protected]
伊藤・[email protected]
川西・[email protected]
冨田・[email protected]
木戸・[email protected]
郡・[email protected]
■オフィスアワー
火曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 管理栄養士の役割と重要性(1)
第2回 管理栄養士の役割と重要性(2)
第3回 管理栄養士の業務・職業について(1)
第4回 管理栄養士の業務・職業について(2)
第5回 各ライフステージにおける給食管理についての演習(1)
第6回 各ライフステージにおける給食管理についての演習(2)
第7回 各ライフステージにおける給食管理についての演習(3)
第8回 各ライフステージにおける給食管理についての演習(4)
第9回 チーム医療についての演習(1)
第10回 チーム医療についての演習(2)
第11回 病院での栄養管理・評価に関する演習(1)
第12回 病院での栄養管理・評価に関する演習(2)
第13回 病院での栄養管理・評価に関する演習(3)
第14回 病院での栄養管理・評価に関する演習(4)
第15回 病院での栄養管理・評価に関する演習(5)
第16回 病院での栄養管理・評価に関する演習(6)
第17回 病院での栄養管理・評価に関する演習(7)
第18回 病院での栄養管理・評価に関する演習(8)
第19回 病院での栄養管理・評価に関する演習(9)
第20回 病院での栄養管理・評価に関する演習(10)
第21回 病院での栄養管理・評価に関する演習(11)
第22回 病院での栄養管理・評価に関する演習(12)
第23回 病院での栄養管理・評価に関する演習(13)
第24回 地域住民に対する公衆栄養に関する演習(1)
第25回 地域住民に対する公衆栄養に関する演習(2)
第26回 喫食者のQOL向上に向けての演習(1)
第27回 喫食者のQOL向上に向けての演習(2)
第28回 管理栄養士の業務・職業について(1)
第29回 管理栄養士の業務・職業について(2)
第30回 管理栄養士になるために
- 70 -
科目名: 臨地実習Ⅰ
(給食管理実習Ⅱ)
英文名: Practice of Feeding Process and Service Ⅱ
ト ミ タ
担当者: 冨田
ケ イ コ
圭子
■授業概要・方法等
給食管理論や給食経営論の講義で学んだ基礎理論をふまえながら、給食運営業務の流れや関連する資源の状況を理解
し、給食運営のマネージメントに関する栄養士業務の実際を学ぶ。実習は事業所または福祉施設等において、臨地実
習指導者と、科目担当者の両方から指導を受けて進める。実習はその学習効果を高めるために少人数で行い、実習前
の準備と実習終了後の反省会を実施する。
■学習・教育目標および到達目標
給食管理論や給食経営論の講義で学んだ基礎理論をふまえながら、給食運営業務の流れや関連する資源の状況を理解
し、給食運営のマネージメントに関する栄養士業務の実際を学ぶ。実習は事業所または福祉施設等において、臨地実
習指導者と、科目担当者の両方から指導を受けて進める。実習はその学習効果を高めるために少人数で行い、実習前
の準備と実習終了後の反省会を実施する。
■授業時間外に必要な学修
実習中に出された課題について、真摯に取り組むこと。
■教科書
指定しない。
■参考文献
特に指定しない。
■関連科目
給食管理論、給食経営論、給食管理実習Ⅰ
■成績評価方法および基準
レポート 100%
■授業評価アンケート実施方法
学外での実習であるため、特にしない。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階4415B・[email protected]
■オフィスアワー
火曜日2限
講義計画・テーマ・講義構成
<事前教育>
①実習の目的、目標の理解②実習にあたっての心構え③事前準備の徹底④実習開始時と実習中の注意⑤調理作業中の注意⑥
喫食者や患者への訪問時の注意点⑦病気やけがをした時⑧休憩時間の過ごし方⑨実習終了時の対応⑩実習レポートの提出⑪
災害時の対応
<実習の実施>
各班に分かれて5日間の実習をおこなう。実習の内容は各施設によって異なる。
実習例:①給食システムの解説と見学→②献立作成→③食数処理→④食材管理→⑤調理・配膳→⑥討論会・反省会(献立管
理、食数管理、作業管理、温度管理、衛生管理、危機管理、施設設備管理等)
<事後教育>
①各班や個人からの実習課題への取り組みの報告と討論
②実習施設への礼状の作成
③実習時に起きたトラブルと注意されたことの報告
④管理栄養士・栄養士様の仕事に関する感想
⑤実習施設の概要と特殊性(特長)
⑥実習内容
⑦その他
- 71 -
科目名: 臨地実習Ⅱ
(臨床栄養学実習Ⅲ)
英文名: Clinical Nutrition Practice Ⅲ
キ
ド
担当者: 木戸
シンスケ
慎介
■授業概要・方法等
臨床栄養学実習IIIでは「実践活動の場での課題発見、解決を通して、栄養評価・判定に基づく適切なマネジメントを
おこなうために必要とされる専門的知識及び技術の統合を図り、管理栄養士として具備すべき知識および技術を習得
させる」ことを目的とします(臨時実習)。
■学習・教育目標および到達目標
これまで本学で習得した知識と技術に基づき、理論と実践の結びつきを傷病者に対する栄養管理や食事管理を通して
体験学習します。さらに、チーム医療の中で、症例に対する栄養管理を体験し、臨床の場における栄養ケアの重要性
および必要性を認識します。
■授業時間外に必要な学修
栄養評価方法等、チーム医療に必要な項目を復習し理解を深めておくこと。
献立作成・調理方法等、集団給食に必要な項目を復習し理解を深めておくこと。
■教科書
【留意事項】必要に応じてプリント配布
■参考文献
[ISBN]9784759811957『臨地・校外実習のてびき』(化学同人)
[ISBN]9784830660313『栄養管理のチーム医療―急性および慢性疾患に対するNST』(武田 英二, 文光堂)
■関連科目
臨床栄養学、臨床栄養管理
■成績評価方法および基準
レポート 100%
■授業評価アンケート実施方法
学外実習のため、実施しない。
■研究室・E-mailアドレス
臨床栄養学研究室(4401), [email protected]
■オフィスアワー
事前にメールにて要相談
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 事前教育(実習の目的・目標の理解)、実習にあたっての心構え、実習での注意事項)
第2回 【病院実習】病院栄養管理業務-代謝性疾患の病態と栄養管理
第3回 【病院実習】病院栄養管理業務-糖尿病の病態と栄養管理
第4回 【病院実習】病院栄養管理業務-循環器系疾患の病態と栄養管理
第5回 【病院実習】病院栄養管理業務-消化器系疾患の病態と栄養管理
第6回 【病院実習】病院栄養管理業務-肝胆膵系疾患の病態と栄養管理
第7回 【病院実習】病院栄養管理業務-腎臓疾患の病態と栄養管理
第8回 【病院実習】病院栄養管理業務-血液系疾患の病態と栄養管理
第9回 【病院実習】病院栄養管理業務-免疫系・アレルギー疾患の病態と栄養管理
第10回 【病院実習】病院栄養管理業務-内分泌疾患の病態と栄養管理
第11回 【病院実習】病院栄養管理業務-筋・骨格系疾患の病態と栄養管理
第12回 【病院実習】病院栄養管理業務-摂食障害の病態と栄養管理
第13回 【病院実習】病院栄養管理業務-小児疾患の病態と栄養管理
第14回 【病院実習】病院栄養管理業務-外科系領域の病態と栄養管理
第15回 【病院実習】病院栄養管理業務-その他(クリティカルケアなど)
- 72 -
科目名: 臨地実習Ⅲ
(臨床栄養学実習Ⅳ)
英文名: Clinical Nutrition Practice Ⅳ
キ
ド
担当者: 木戸
シンスケ
慎介
■授業概要・方法等
臨床栄養学実習IVでは「実践活動の場での課題発見、解決を通して、栄養評価・判定に基づく適切なマネジメントを
行うために必要とされる専門的知識および技術の習得を図り、管理栄養士として具備すべき知識および技術を習得さ
せる」ことを目的とします(臨地実習)。
■学習・教育目標および到達目標
これまで本学で習得した知識と技術に基づき、理論と実践の結びつきを傷病者に対する栄養管理や食事管理を通して
体験学習します。さらに、チーム医療の中で、症例に対する栄養管理を体験し、臨床の場における栄養ケアの重要性
および必要性を認識します。
■授業時間外に必要な学修
栄養評価方法等、チーム医療に必要な項目を復習し理解を深めておくこと。
献立作成・調理方法等、集団給食に必要な項目を復習し理解を深めておくこと。
■教科書
【留意事項】必要に応じてプリントを配布
■参考文献
[ISBN]9784759811957『臨地・校外実習のてびき』(化学同人)
[ISBN]9784830660313『栄養管理のチーム医療―急性および慢性疾患に対するNST』(武田 英二, 文光堂)
■関連科目
臨床栄養学、臨床栄養管理
■成績評価方法および基準
レポート 100%
■授業評価アンケート実施方法
学外実習のため、実施しない。
■研究室・E-mailアドレス
臨床栄養学研究室(4401), [email protected]
■オフィスアワー
事前にメールにて要相談
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 【病院実習】栄養指導-内分泌代謝疾患(生活習慣病、糖尿病など)
第2回 【病院実習】栄養指導-循環器系疾患
第3回 【病院実習】栄養指導-消化器系疾患
第4回 【病院実習】栄養指導-腎臓疾患
第5回 【病院実習】栄養指導-血液・アレルギー疾患
第6回 【病院実習】栄養指導-筋・骨格系疾患(整形外科領域)
第7回 【病院実習】栄養指導-小児疾患(小児科領域)
第8回 【病院実習】栄養指導-外科と栄養(クリティカルケア)
第9回 【病院実習】他職種連携・チーム医療の実際:医師との連携
第10回 【病院実習】他職種連携・チーム医療の実際:看護師との連携
第11回 【病院実習】他職種連携・チーム医療の実際:薬剤師との連携
第12回 【病院実習】他職種連携・チーム医療の実際:その他職種との連携
第13回 【病院実習】院内施設見学①
第14回 【病院実習】院内施設見学②
第15回 実習成果報告会(プレゼンテーション)・総合討論
- 73 -
科目名: 臨地実習Ⅳ
(公衆栄養学実習Ⅱ)
英文名: Practice of Public Health Nutrition Ⅱ
イ ト ウ
担当者: 伊藤
タ ツ キ
コオリ ト シ ユ キ
龍生・郡 俊之
■授業概要・方法等
保健所、保健センターにおいて特定地域での公衆栄養活動(フィールド活動)の実際を学修します。
■学習・教育目標および到達目標
地域栄養の情報収集、地域診断、対策、改善活動および評価などの過程を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
自分の住所を管轄する保健所や保健センターの所在地が分かりますか。保健所や保健センターの役割や仕事に関心と
理解を深めましょう。
■教科書
未定 適時プリント配布
■参考文献
[ISBN]9784061553552『公衆栄養学実習 (栄養科学シリーズNEXT)』(金田雅代, 講談社)
■関連科目
公衆栄養学、栄養疫学、公衆衛生学
■成績評価方法および基準
定期試験(口頭発表等)50%
レポート 50%
■授業評価アンケート実施方法
学外実習のため、実施しない。
■研究室・E-mailアドレス
公衆栄養学研究室:[email protected]
■オフィスアワー
毎週月曜日2限目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 保健所栄養改善業務について
第2回 保健所栄養改善業務について
第3回 地区組織活動支援事業
第4回 地区組織活動支援事業
第5回 妊婦健康診査
第6回 妊婦健康診査
第7回 乳幼児健康診査
第8回 乳幼児健康診査
第9回 三歳児健康診査
第10回 三歳児健康診査
第11回 健康相談事業
第12回 健康相談事業
第13回 集団給食施設巡回指導
第14回 集団給食施設巡回指導
第15回 カンファレンス
- 74 -
専門分野Ⅱ
- 75 -
科目名: 有機化学
英文名: Organic Chemistry
イ イ ダ
担当者: 飯田
アキラ
彰
■授業概要・方法等
生物を形作る基本単位は細胞です。細胞を分子レベルで観察すると、それは様々な有機化合物の集合体であることが分かります。それゆえ、
動物性、植物性を問わず食品の特性を理解するためには、有機化合物(有機栄養素)そのものを理解する必要があります。本講義では、有
機化合物の中でも、食品の三大栄養素と呼ばれる有機栄養素の構造や特性の理解を助ける有機化学の基礎について学びます。
■学習・教育目標および到達目標
三大栄養素と呼ばれる有機栄養素やそれを構成する構造単位を理解するとともに、それらの物理化学的特性を修得します。また、食品と病
気とのかかわりについて、有機化学的視野から説明することができます。
■授業時間外に必要な学修
「酵素反応を理解すること」
「糖代謝を学ぶこと」
「脂質代謝を学ぶこと」
「アミノ酸代謝を学ぶこと」
「講義中に課す課題に取り組むこと」
「食品・食材をそれらを構成する有機化合物単位で考える習慣を身につけること」
■教科書
[ISBN]9784759811995『ブルース有機化学概説』(ブルース, 化学同人 : 2010)
■関連科目
生化学、物質代謝を扱う科目
■成績評価方法および基準
平常点(確認テストおよび小テスト)70%
定期試験 30%
■授業評価アンケート実施方法
所定の実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
生物環境学研究室(B3521)[email protected]
■オフィスアワー
水曜日4限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 電子構造と共有結合
第2回 酸と塩基
第3回 有機化合物の基礎①
第4回 有機化合物の基礎②
第5回 アルケンとアルキン
第6回 異性体と立体化学①
第7回 異性体と立体化学②
第8回 炭水化物の有機化学①
第9回 炭水化物の有機化学②
第10回 炭水化物の有機化学③
第11回 アミノ酸,ペプチド,タンパク質の有機化学①
第12回 アミノ酸,ペプチド,タンパク質の有機化学②
第13回 アミノ酸,ペプチド,タンパク質の有機化学③
第14回 脂質の有機化学①
第15回 脂質の有機化学②
- 77 -
科目名: 分析化学
英文名: Analytical Chemistry
ウ エ ダ
担当者: 上田
モ
ト
コ
茂登子
■授業概要・方法等
酸塩基、酸化還元、沈殿などの溶液内反応は分析化学の基礎であると同時に化学全般の基礎でもあります。化学という学問とは何かの概要を理解し、それに
興味を抱き、「分析化学の基礎」に着眼点を絞って学修します。
■学習・教育目標および到達目標
分析化学を単なる知識として理解するだけでなく、講義で学んだ理論を実際の場面で確認することが必要です。実験を行う上の基礎的知識を深めることを到達
目標にします。
■授業時間外に必要な学修
教科書・配布資料を中心にもう一度読み直し理解を深める。それでも理解できない場合、参考書で調べたり教員に質問する。
■教科書
[ISBN]9784767905006『基礎から学ぶ食品化学実験テキスト』(谷口 亜樹子, 建帛社 : 2014)
適時プリント配布
■参考文献
[ISBN]9784759811377『栄養士・管理栄養士をめざす人の実験プライマリーガイド』(倉沢 新一, 化学同人)
[ISBN]9784785330767『ステップアップ 大学の分析化学』(齋藤 勝裕, 裳華房 )
[ISBN]9784782705360『これならわかる分析化学』(古田 直紀, 三共出版 )
■関連科目
化学、食品化学、食品分析学実験
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
小テスト 20%
授業中課題(ミニッツペーパー)20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟5階・[email protected]
■オフィスアワー
毎週木曜日2限目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 総論、化学の基礎知識(元素、原子、原子量、分子量)
第2回 化学の基礎知識(アボガドロ数、モル)
第3回 化学の基礎知識(国際単位、電離、電解質、電離度)
第4回 化学の基礎知識(パーセント濃度、当量、化学反応)
第5回 分析化学に必要な基本的操作
第6回 定性分析と定量分析(1)/容量分析の概説(秤量、測容)
第7回 分析化学の基礎理論(化学平衡、電離平衡)
第8回 pHと緩衝液
第9回 定量分析(2) /中和滴定法
第10回 定量分析(3) /酸化還元滴定法
第11回 光と色/吸光度法(1)
第12回 光と色/吸光度法(2)
第13回 光と色/分光光度計の理論
第14回 クロマトグラフィー(1)
第15回 クロマトグラフィー(2)第1 ~ 15回のまとめ
- 78 -
科目名: 専門英語Ⅰ
英文名: Foreign Literature Reading Ⅰ
コ メ タ ニ タカシ
担当者: 米谷
ウ エ シ マ シゲル
ワタナベ
カ ツ ミ
イ ト ウ
タ ツ キ
俊・上嶋 繁・渡辺 克美・伊藤 龍生
■授業概要・方法等
食品・栄養学を学ぶ上で、特に卒業研究を進めるためには英語の専門書を読むことが必要です。この授業は1クラス
を少人数に組分けし、食品栄養学科の4名の教員が分担して担当します。英語の専門文献を読解するのに必要な基礎
学力を学修します。
■学習・教育目標および到達目標
英語の専門文献を読解するのに必要な基礎学力をつけること。
■授業時間外に必要な学修
専門英語では、英語力と専門的な知識が問われます。英語だけではなく、生化学や栄養学などの教科書も読んでおく
こと。
■教科書
担当者により指定する。
■参考文献
担当者により指定する。
■関連科目
生化学、基礎栄養学、人体機能生理学、疾患学総論など
■成績評価方法および基準
授業中の読解力 50%
小テスト(3~5回)50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施基準に準ずる。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階(部屋番号4407)
e-mail;[email protected]
講義計画・テーマ・講義構成
健康と栄養、食品に関する学術書、学術論文を教材にして、英語読解力の向上を計る。適宜、プレゼンテーションやそれに
対する質疑応答を入れて、内容に対する理解を深めさせる。
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
英語文献の検索方法
英語文献の紹介(1)
英語文献の紹介(2)
英語文献の紹介(3)
英語文献の紹介(4)
英語文献の紹介(5)
英語文献の紹介(6)
英語文献の紹介(7)
英語文献の紹介(8)
英語文献の紹介(9)
英語文献の紹介(10)
英語文献の紹介(11)
英語文献の紹介(12)
英語文献の紹介(13)
英語文献の紹介(14)
- 79 -
科目名: 専門英語Ⅱ
英文名: Foreign Literature Reading Ⅱ
ウ エ シ マ シゲル
担当者: 上嶋
コ メ タ ニ タカシ
ワタナベ
カ ツ ミ
イ ト ウ
タ ツ キ
繁・米谷 俊・渡辺 克美・伊藤 龍生
■授業概要・方法等
卒業研究を進めるためには英語の専門書を読むことが必要です。この授業は1クラスを少人数に組分けし、食品栄
養学科の4名の教員が分担します。英語の専門文献を読解するのに必要な基礎学力の向上を計ります。
■学習・教育目標および到達目標
英語の専門文献を読解するのに必要な基礎学力の向上が目標です。
■授業時間外に必要な学修
専門英語では、文献を理解するために、英語力以外に専門分野の知識も必要です。栄養学や食品学、人体機能生理
学などもしっかりと勉強してください。
■教科書
担当者により指定する。
■参考文献
適宜、紹介する。
■関連科目
人体機能生理学、基礎栄養学、生化学、疾患学総論
■成績評価方法および基準
日頃の読解力 50%
試験(3~5回)50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部の実施基準に準ずる。
■研究室・E-mailアドレス
農学部研究棟4階・[email protected]
■オフィスアワー
前期:火曜日3限、後期:金曜日5限
講義計画・テーマ・講義構成
食物の消化と吸収および栄養と健康についての学術書を用いて、速続で内容を正しく理解させる指導を行う。
栄養指導に関する専門的な書物を読ませる。
食品の成分や機能性に関する文献を読み、食品の役割を理解させる。
第1回 英語文献の検索方法
第2回 英語文献の紹介(1)
第3回 英語文献の紹介(2)
第4回 英語文献の紹介(3)
第5回 英語文献の紹介(4)
第6回 英語文献の紹介(5)
第7回 英語文献の紹介(6)
第8回 英語文献の紹介(7)
第9回 英語文献の紹介(8)
第10回 英語文献の紹介(9)
第11回 英語文献の紹介(10)
第12回 英語文献の紹介(11)
第13回 英語文献の紹介(12)
第14回 英語文献の紹介(13)
第15回 英語文献の紹介(14)
- 80 -
科目名: 特別講義Ⅰ
英文名: Extracurricular Lecture Ⅰ
コ メ タ ニ タカシ
担当者: 米谷
ワタナベ
カ ツ ミ
イ ト ウ
タ ツ キ
カワニシ
マ サ コ
ト ミ タ
ケ イ コ
キ
ド
シンスケ
タケモリ
ク
ミ
コ
俊・渡辺 克美・伊藤 龍生・川西 正子・冨田 圭子・木戸 慎介・竹森 久美子・
ウ エ ダ
モ ト コ
コオリ ト シ ユ キ
ミョウジン チ ホ
上田 茂登子・郡 俊之・明神 千穂
■授業概要・方法等
管理栄養士国家試験対策の仕上げとして、ダイジェスト講義および模擬試験を行ないます。
*;単位の習得には、一定以上の出席をしていることが必要です。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、国家試験に合格する力を習得することが目標です。
■授業時間外に必要な学修
3年生までに習った専門科目の総仕上げです。専門科目の復習をしっかりしてください。
■教科書
指定しない。担当者が適時プリントなどを配布します。
■参考文献
管理栄養士国家試験問題集など
■関連科目
管理栄養士国家試験に関する科目全般
■成績評価方法および基準
模擬試験 100%
■授業評価アンケート実施方法
オムニバス講義のため、実施していない。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階(部屋番号4407)
e-mail;[email protected]
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 社会・環境と健康
第2回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-1
第3回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-2
第4回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-3
第5回 食べ物と健康-1
第6回 食べ物と健康-2
第7回 基礎栄養学-1
第8回 基礎栄養学-2
第9回 応用栄養学
第10回 栄養教育論
第11回 臨床栄養学
第12回 公衆栄養学
第13回 給食経営管理論
第14回 応用力問題への対策
第15回 総合質疑、当該年度の変更事項(食事摂取基準など)の確認
- 81 -
科目名: 特別講義Ⅱ
英文名: Extracurricular Lecture Ⅱ
ワタナベ
担当者: 渡辺
カ ツ ミ
コ メ タ ニ タカシ
イ ト ウ
タ ツ キ
カワニシ
マ サ コ
ト ミ タ
ケ イ コ
キ
ド
シンスケ
タケモリ
ク
ミ
コ
克美・米谷 俊・伊藤 龍生・川西 正子・冨田 圭子・木戸 慎介・竹森 久美子・
ウ エ ダ
モ ト コ
コオリ ト シ ユ キ
ミョウジン チ ホ
上田 茂登子・郡 俊之・明神 千穂
■授業概要・方法等
管理栄養士国家試験対策の仕上げとして、ダイジェスト講義および模擬試験を行ないます。
*単位の習得には、一定以上の出席をしていることが必要です。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、国家試験に合格する力を習得することが目標です。
■授業時間外に必要な学修
3年生までに習った専門科目の総仕上げです。専門科目の復習をしっかりとしてください。
■教科書
指定しません。担当者が適時プリントなどを配布します。
■参考文献
管理栄養士国家試験問題集
■関連科目
国家試験対象科目
■成績評価方法および基準
試験 100%
■授業評価アンケート実施方法
オムニバス講義のため、実施していない。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 社会・環境と健康
第2回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-1
第3回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-2
第4回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-3
第5回 食べ物と健康-1
第6回 食べ物と健康-2
第7回 基礎栄養学-1
第8回 基礎栄養学-2
第9回 応用栄養学
第10回 栄養教育論
第11回 臨床栄養学
第12回 公衆栄養学
第13回 給食経営管理論
第14回 応用力問題への対策
第15回 総合質疑、当該年度の変更事項(食事摂取基準など)の確認
- 82 -
科目名: 特別講義Ⅲ
英文名: Extracurricular Lecture Ⅲ
コ メ タ ニ タカシ
担当者: 米谷
ワタナベ
カ ツ ミ
イ ト ウ
タ ツ キ
カワニシ
マ サ コ
ト ミ タ
ケ イ コ
キ
ド
シンスケ
タケモリ
ク
ミ
コ
俊・渡辺 克美・伊藤 龍生・川西 正子・冨田 圭子・木戸 慎介・竹森 久美子・
ウ エ ダ
モ ト コ
コオリ ト シ ユ キ
ミョウジン チ ホ
上田 茂登子・郡 俊之・明神 千穂
■授業概要・方法等
管理栄養士国家試験対策の仕上げとして、ダイジェスト講義および模擬試験を行ないます。
*;単位の習得には、一定以上の出席をしていることが必要です。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、国家試験に合格する力を習得することが目標です。
■授業時間外に必要な学修
3年生までに習った専門科目の総仕上げです。専門科目の復習をしっかりしてください。
■教科書
指定しない。担当者が適時プリントなどを配布します。
■参考文献
管理栄養士国家試験問題集など
■関連科目
管理栄養士国家試験に関する科目全般
■成績評価方法および基準
模擬試験 100%
■授業評価アンケート実施方法
オムニバス講義のため、実施していない。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階(部屋番号4407)
e-mail;[email protected]
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 社会・環境と健康
第2回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-1
第3回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-2
第4回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-3
第5回 食べ物と健康-1
第6回 食べ物と健康-2
第7回 基礎栄養学-1
第8回 基礎栄養学-2
第9回 応用栄養学
第10回 栄養教育論
第11回 臨床栄養学
第12回 公衆栄養学
第13回 給食経営管理論
第14回 応用力問題への対策
第15回 総合質疑、当該年度の変更事項(食事摂取基準など)の確認
- 83 -
科目名: 特別講義Ⅳ
英文名: Extracurricular Lecture Ⅳ
ワタナベ
担当者: 渡辺
カ ツ ミ
コ メ タ ニ タカシ
イ ト ウ
タ ツ キ
カワニシ
マ サ コ
ト ミ タ
ケ イ コ
キ
ド
シンスケ
タケモリ
ク
ミ
コ
克美・米谷 俊・伊藤 龍生・川西 正子・冨田 圭子・木戸 慎介・竹森 久美子・
ウ エ ダ
モ ト コ
コオリ ト シ ユ キ
ミョウジン チ ホ
上田 茂登子・郡 俊之・明神 千穂
■授業概要・方法等
管理栄養士国家試験対策の仕上げとして、ダイジェスト講義および模擬試験を行ないます。
*単位の修得には、一定以上の出席をしていることが必要です。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、国家試験に合格する力を習得することが目標です。
■授業時間外に必要な学修
3年生までの専門科目の総仕上げです。専門科目の復習をしっかりとしてください。
■教科書
指定しません。担当者が適時プリントなどを配布します。
■参考文献
管理栄養士国家試験問題集
■関連科目
国家試験対象科目
■成績評価方法および基準
試験 100%
■授業評価アンケート実施方法
オムニバス講義のため、実施していない。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 社会・環境と健康
第2回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-1
第3回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-2
第4回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-3
第5回 食べ物と健康-1
第6回 食べ物と健康-2
第7回 基礎栄養学-1
第8回 基礎栄養学-2
第9回 応用栄養学
第10回 栄養教育論
第11回 臨床栄養学
第12回 公衆栄養学
第13回 給食経営管理論
第14回 応用力問題への対策
第15回 総合質疑、当該年度の変更事項(食事摂取基準など)の確認
- 84 -
科目名: 専門演習Ⅰ
英文名: Seminar Ⅰ
ウ エ シ マ シゲル
担当者: 上嶋
ワタナベ
カ ツ ミ
コ メ タ ニ タカシ
イ ト ウ
タ ツ キ
カワニシ
マ サ コ
ト ミ タ
ケ イ コ
キ
ド
シンスケ
タケモリ
繁・渡辺 克美・米谷 俊・伊藤 龍生・川西 正子・冨田 圭子・木戸 慎介・竹森
ク ミ コ
ウ エ ダ
モ ト コ
コオリ ト シ ユ キ
ミョウジン チ ホ
久美子・上田 茂登子・郡 俊之・明神 千穂
■授業概要・方法等
専門演習Ⅰは、専攻分属した研究室で卒業研究と平行して行ないます。専攻生が各自設定した研究課題に関連する
文献検索(特に実験に関する和文、英文誌)を行うとともに実験、調査計画の作成法、実験の進め方、実験データの
数値の取り扱いと図表のまとめ方、文献紹介などを含め、研究論文の作成に関与する事項を理解し、修得します。また、
研究発表を行うための要旨のまとめ方と書き方、発表原稿とパワーポイントの作成、研究内容を理解させるための説
明方法、質疑応答の仕方などを修得します。
■学習・教育目標および到達目標
実験計画を立て、実験を進め、データの解析を行い、その内容を人に理解させる力をつけることが目標です。
■授業時間外に必要な学修
積極的に関連分野の文献や専門書を読んでおくこと。
■教科書
【留意事項】適宜、担当者よりプリントを配布する。
■関連科目
卒業研究
■成績評価方法および基準
理解度 40%
発表態度 20%
試問結果 40%
■授業評価アンケート実施方法
農学部の実施基準に準ずる。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 文献検索の方法と実際
第2回 研究計画書の作成法
第3回 実験データの数値の取り扱い方
第4回 研究の進め方
第5回 レジメの作成法
第6回 発表、質疑応答の仕方
第7回 文献紹介(1)
第8回 文献紹介(2)
第9回 文献紹介(3)
第10回 文献紹介(4)
第11回 文献紹介(5)
第12回 文献紹介(6)
第13回 文献紹介(7)
第14回 文献紹介(8)
第15回 文献紹介(9)
- 85 -
科目名: 専門演習Ⅱ
英文名: Seminar Ⅱ
コ メ タ ニ タカシ
担当者: 米谷
ワタナベ
カ ツ ミ
ウ エ シ マ シゲル
イ ト ウ
タ ツ キ
カワニシ
マ サ コ
ト ミ タ
ケ イ コ
キ
ド
シンスケ
タケモリ
俊・渡辺 克美・上嶋 繁・伊藤 龍生・川西 正子・冨田 圭子・木戸 慎介・竹森
ク ミ コ
ウ エ ダ
モ ト コ
コオリ ト シ ユ キ
ミョウジン チ ホ
久美子・上田 茂登子・郡 俊之・明神 千穂
■授業概要・方法等
専門演習Ⅱは、専攻分属した研究室で卒業研究と平行して行ないます。専攻生が各自設定した研究課題に関連する文
献検索(特に実験に関する和文、英文誌)を行うとともに実験、調査計画の作成法、実験の進め方、実験データの数
値の取り扱いと図表のまとめ方、文献紹介などを含め、研究論文の作成に関与する事項を理解し、修得します。また、
研究発表を行うための要旨のまとめ方と書き方、発表原稿とパワーポイントの作成、研究内容を理解させるための説
明方法、質疑応答の仕方などを修得します。
■学習・教育目標および到達目標
実験計画を立て、実験を進め、データの解析を行い、その内容を人に理解させる力をつけることが目標です。
■授業時間外に必要な学修
積極的に関連分野の文献や専門書を読んでおくこと。
■教科書
適宜、担当者よりプリントを配布する。
■関連科目
卒業研究
■成績評価方法および基準
理解度 40%
発表態度 20%
諮問結果 40%
■授業評価アンケート実施方法
農学部の実施基準に準ずる。
■研究室・E-mailアドレス
研究棟4階(部屋番号4407)
e-mail;[email protected]
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 文献紹介(1)
第2回 文献紹介(2)
第3回 文献紹介(3)
第4回 文献紹介(4)
第5回 文献紹介(5)
第6回 文献紹介(6)
第7回 文献紹介(7)
第8回 文献紹介(8)
第9回 文献紹介(9)
第10回 文献紹介(10)
第11回 データのまとめ方と図表の作成方法
第12回 研究論文のまとめ方
第13回 発表要旨の書き方
第14回 発表原稿とパワーポイントの作り方
第15回 発表、質疑応答の仕方
- 86 -
科目名: 卒業研究
英文名: Graduation Thesis
ウ エ シ マ シゲル
担当者: 上嶋
ワタナベ
カ ツ ミ
コ メ タ ニ タカシ
イ ト ウ
タ ツ キ
カワニシ
マ サ コ
ト ミ タ
ケ イ コ
キ
ド
シンスケ
タケモリ
繁・渡辺 克美・米谷 俊・伊藤 龍生・川西 正子・冨田 圭子・木戸 慎介・竹森
ク ミ コ
ウ エ ダ
モ ト コ
コオリ ト シ ユ キ
ミョウジン チ ホ
久美子・上田 茂登子・郡 俊之・明神 千穂
■授業概要・方法等
最終学年に専攻分属し、各研究室で健康と栄養、食品に関連する専門分野における諸問題の中から担当教員の指導
ないし助言のもとに研究課題を設定し、「この研究課題について文献検索、実験、調査を行い、その成果をまとめて研
究論文を作成させるとともに発表する」という1年間という期間をかけて1つのことを成し遂げる課題を学修します。
■学習・教育目標および到達目標
研究は健康と栄養の学問分野での新たな知見を得ることを目的とし、同時に専門演習で修得した研究計画の作成、
実験の進め方、研究論文のまとめ方などを参考にして論文をまとめ、且つ発表要旨の書き方、図表の作成、指定され
た時間内での発表、質疑応答の仕方を修得して研究発表する総合的な学習研究力を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
研究を進めるにあたって、実験技術や機器の使い方などの手法をしっかりと調べ、理解しておくこと。また、関連
文献や実験書を読んでおくこと。
■教科書
指定しない。
■関連科目
専門演習I、専門演習II
■成績評価方法および基準
研究中の課題 50%
論文内容、研究発表 30%
試問結果 20%
■授業評価アンケート実施方法
農学部の実施基準に準ずる。
講義計画・テーマ・講義構成
研究計画の作成
実験の進め方
データの解析
研究論文のまとめ方
発表要旨、図表の作成
研究発表
質疑応答の仕方
- 87 -
専門分野Ⅲ
科目名: スポーツ医学Ⅰ
英文名: Sports Medicine Ⅰ
トクマル トモヒロ
担当者: 得丸
智弘
■授業概要・方法等
アスリート自身が競技能力を高めるために、また将来指導者となった場合にも必要なスポーツ医学の知識の中で、基
礎的な部分について概説する。
※本科目は、日本体育協会の公認スポーツ指導者養成・共通科目ならびに健康運動実践指導者養成科目である。
■学習・教育目標および到達目標
本講義で学んだことをアスリートとしての日常生活に生かしてパーフォーマンスの向上につなげる。
■授業時間外に必要な学修
講義のどの単元でもよいので、興味を持ってテレビ、新聞、雑誌、インターネットなどで情報をさらに詳しく収集し、
自ら学習してみてください。
■教科書
[ISBN]9784765314299『スポーツ医学テキスト』(金芳堂 : 2010)
■参考文献
特になし。
■関連科目
スポーツ医学ⅠI
■成績評価方法および基準
定期試験 50%
中間試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
「経営学部実施規定」に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
講師控室・[email protected]
■オフィスアワー
水曜3時限の前後
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 オリエンテーション
第2回 健康とスポーツ
第3回 運動とからだの構造と働き(1)
第4回 運動とからだの構造と働き(2)
第5回 運動とからだの構造と働き(3)
第6回 運動と栄養(1)
第7回 運動と栄養(2)
第8回 中間テスト
第9回 運動プログラムとその効果
第10回 疾患と運動(1)
第11回 疾患と運動(2)
第12回 スポーツ選手の健康管理(1)
第13回 スポーツ選手の健康管理(2)
第14回 中高年のスポーツ(1)
第15回 中高年のスポーツ(2)
- 91 -
科目名: スポーツ医学Ⅱ
英文名: Sports Medicine Ⅱ
トクマル トモヒロ
担当者: 得丸
智弘
■授業概要・方法等
トップアスリートが競技力向上を目指すときに不可欠なスポーツ医学を、栄養学・心理学・身体運動学・トレーニン
グ学などとの関連において教授します。また、監督コーチとして必要な運動処方や健康管理の知識を講義します。
Ⅱは、Ⅰで解説した内容をさらに深く解説する部分と、トレーナー、健康運動指導士として他者を指導するために
必要な知識、スキルアップを目指します。
*本科目は、日本体育協会の公認スポーツ指導者養成・共通科目ならびに、健康運動実践指導者養成科目です。
■学習・教育目標および到達目標
トレーナー、健康運動指導士として現場で役に立つ知識を養い、実践できる能力を養います。
■授業時間外に必要な学修
各種メディアを通じて報道されるトップアスリートのスポーツ外傷・障害に興味を持ち、その受傷機転、治療方法、
その後のリハビリテーションなどの経過を知ることは、本授業の重要な時間外学習となる。
■教科書
必要に応じて紹介します。また、プリントを配布します。
■参考文献
授業中に紹介します。
■関連科目
スポーツ医学Ⅰ・スポーツ生理学
■成績評価方法および基準
定期試験 80%
授業中レポート 20%
■授業評価アンケート実施方法
経営学部実施規程に準拠して行ないます。
■研究室・E-mailアドレス
21号館2階講師控室・[email protected]
■オフィスアワー
月曜日5限
講義計画・テーマ・講義構成
自らのみではなく、トレーナーとして、あるいは、健康運動指導士として、他人を指導できる知識を身につけ、スキルアッ
プを目指す。
第1回 スポーツ障害
第2回 スポーツ種目と障害特性
第3回 年齢とスポーツ障害1
第4回 年齢とスポーツ障害2
第5回 生活習慣病対策について
第6回 健康指導と行動変容
第7回 障害予防の原則について
第8回 回復と治療法1(筋、骨格系)
第9回 回復と治療法2(筋、骨格系)
第10回 コア・スタビリティー
第11回 リハビリテーションの原則1
第12回 リハビリテーションの原則2
第13回 スポーツ外傷1 頭部の外傷
第14回 スポーツ外傷2 顔面の外傷
第15回 スポーツ外傷3 頸部の痛み、慢性症状
定期試験
- 92 -
科目名: 発育発達学
英文名: Growth and Developmental Physiology
シンタク ユキノリ
担当者: 新宅
幸憲
■授業概要・方法等
発育は組織・器官の増大と考えられ、発達は機能面からみた質的および量的成熟過程と考えられる。幼児期から高齢
者までのライフステ-ジにおける発育発達に関する経過を辿りながら、おもに有酸素性作業能力、無酸素性作業能力
および基本的動作(歩・走・跳・打)のスキルの発達についてその特徴を解説する。また、各ライフステ-ジにおけ
る健康・体力とスポーツとの関連性についても講義する。
■学習・教育目標および到達目標
各ライフステ-ジにおける発育発達について学習する。
■授業時間外に必要な学修
専門書,小説,新聞をよく読んでおくこと。
■教科書
[ISBN]9784990074371『スポーツ動作学入門 (体育・スポーツ・健康科学テキストブックシリーズ)』(新宅 幸憲,市村出
版)
■参考文献
なし
■関連科目
スポーツ生理学、スポーツ医学、スポーツ栄養学
■成績評価方法および基準
平常点(態度・意欲を含む)50%
定期試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規程に準拠します。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 発育発達の概念
第2回 乳幼児期の発育発達
第3回 児童・青年期の発育発達
第4回 壮年・中年期の発育発達
第5回 老年期の発育発達
第6回 老化の過程と体力
第7回 高齢者と健康管理
第8回 高齢化社会の実態
第9回 発育発達障害の概念
第10回 発育期における運動発達
第11回 身体機能におよぼす先天的要因と後天的要因
第12回 幼児期に足底面・運動能力・重心動揺の関連性
第13回 姿勢制御
第14回 加齢現象と姿勢変化
第15回 まとめ
定期試験
- 93 -
科目名: スポーツ生理学
英文名: Sports Rhysiology
サ ガ ワ
担当者: 佐川
カズノリ
和則
■授業概要・方法等
食品栄養学科の専門科目です。また、日本体育協会認定スポーツ指導者および健康運動実践指導者の資格取得には必要な科目です。
スポーツ生理学は、解剖学と生理学を基礎とする応用科学です。本講義は解剖学により得られた知見をもとに、身体の構造を知り、
運動刺激に対して適応する部位や変化量を解説します。さらに身体運動と栄養、運動と体力・健康の関わりについても解説します。
■学習・教育目標および到達目標
自身の競技成績を上げ、将来指導者となってコーチングしたり、地域スポーツのリーダーとして指導するときに必要な生理学的知
識を習得し、安全で効果的な指導能力を養います。
■授業時間外に必要な学修
クラス内のスポーツ選手とコミュニケーションをはかり、トレーニングや食事内容などについて情報を収集しまとめること
■教科書
適時プリントを配布します
■参考文献
特になし
■関連科目
スポーツ医学、機能解剖学、トレーニング科学
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
中間試験 20%
授業中課題 20%
■授業評価アンケート実施方法
経営学部実施規程に準拠して行います
■研究室・E-mailアドレス
11号館2階265号佐川研究室・[email protected]
■オフィスアワー
月曜日4時限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 スポーツ生理学Ⅰで学んだこと
第2回 運動・トレーニングと生体内代謝1
第3回 運動・トレーニングと生体内代謝2
第4回 環境と運動・スポーツ1
第5回 環境と運動・スポーツ2
第6回 運動と遺伝
第7回 中間試験
第8回 健康・体力づくりの意義と効用
第9回 競技力・体力評価のためのテスト法
第10回 運動と免疫
第11回 サーカディアンリズムと健康維持
第12回 運動と酸化ストレス
第13回 ストレスと健康
第14回 運動と発育発達
第15回 加齢と運動・トレーニング
定期試験
- 94 -
科目名: トレーニング科学
英文名: Training Science
マツナミ
担当者: 松浪
ト
ク
マ
登久馬
■授業概要・方法等
健康で豊かな生活を過ごすためにはスポーツは不可欠なものであり、生涯を通じてスポーツ・運動を実践していくことが望まし
いとされています。そのためには、正しいスポーツ科学の知識を持ち、トレーニングの理論や身体の動きのメカニズムを知ること
が重要です。本講義では、さまざまなトレーニングについて、生理学的あるいは運動学的視点から解説するとともに、運動パフォー
マンスの向上に関して議論していきます。
*本科目は、日本体育協会の公認スポーツ指導者養成・共通科目ならびに健康運動実践指導者養成科目です。
■学習・教育目標および到達目標
効果的なトレーニング方法あるいはトレーニング指導方法を理解すること。
■授業時間外に必要な学修
授業に関連する文献を読み、その理解を深める。
■教科書
適時資料を配布する
■参考文献
日本体育協会編『公認スポーツ指導者養成テキスト』
■関連科目
スポーツ生理学・スポーツ医学・スポーツ栄養学・機能解剖学・健康づくりと運動プログラム・体力測定評価理論・健康管理概論
■成績評価方法および基準
授業中課題 70%
レポート 30%
■授業評価アンケート実施方法
経営学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
講師控室・[email protected]
■オフィスアワー
授業前後に受付ます。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス・トレーニング科学について
第2回 体力とは
第3回 トレーニングの進め方
第4回 トレーニングの種類、エネルギー供給機構
第5回 トレーニング理論とその方法 レジスタンストレーニング
第6回 トレーニング計画とその実際 レジスタンストレーニング
第7回 トレーニング理論とその方法 エンデュアランストレーニング
第8回 トレーニング計画とその実際 エンデュアランストレーニング
第9回 トレーニング理論とその方法 その他のトレーニング
第10回 トレーニング計画とその実際 その他のトレーニング
第11回 体力テストとその活用
第12回 トレーニングの安全管理
第13回 スキルの獲得とその獲得過程1 学習位相
第14回 スキルの獲得とその獲得過程2 発育発達
第15回 第1回~14回のまとめ
- 95 -
科目名:
トレーニング実習
英文名: Training Practice
オ オ シ マ ヒロシ
担当者: 大島
マ チ ダ
タカユキ
寛・町田 貴幸
■授業概要・方法等
レジスタンストレーニング(主にフリーウエイト)に安全で効果的な方法を学ぶと共に、より専門的な知識やテクニッ
クの実技を通して習得します。特にビック3(スクワット・ベンチプレス・デットリフトorハンググリーン)中心に、
より実戦的な筋力・筋肥大・筋パワーの向上を目指し、競技力向上又は、競技力向上指導者として役立てる能力を養
います。
※本科目は、日本体育協会の公認スポーツ指導者養成・共通科目ならびに健康運動実践指導者養成科目です。
■学習・教育目標および到達目標
レジスタンストレーニング(主にフリーウエイト)の実技習得を元に、競技力向上や競技力向上指導者を目指します。
■授業時間外に必要な学修
授業で習得したエクササイズ・テクニックを継続的に実践する。
■教科書
指定しない
■参考文献
授業時に紹介します
■関連科目
トレーニング科学
■成績評価方法および基準
実技試験 80%
授業中課題 20%
■授業評価アンケート実施方法
経営学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
記念会館B1F [email protected]
■オフィスアワー
授業前後に受付ます。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 レジスタンストレーニングの重要性/ハング・クリーン
第2回 トレーニングに原理・原則/ベンチプレス
第3回 トレーニングの器具の基礎知識/スクワット
第4回 トレーニングにおける危険行為・補助方法/デットリフト
第5回 トレーニングエクササイズの種類/ハング・スナッチ
第6回 トレーニングエクササイズの配列/部位別~肩部
第7回 負荷の設定/部位別~上背部
第8回 回数の設定とインターバル/部位別~胸部
第9回 セットの組み方/部位別~下背部
第10回 トレーニングの頻度/部位別~腹部
第11回 筋力アップトレーニング/部位別~大腿部
第12回 筋肥大トレーニング/部位別~下腿部
第13回 筋持久力トレーニング/部位別~上腕部
第14回 筋パワートレーニング/部位別~前腕部
第15回 まとめ
定期試験
- 96 -
科目名: 健康づくりと運動プログラム
英文名: Health and Excercise
オカ トシヒコ
担当者: 岡
敏彦
■授業概要・方法等
民間フィットネス施設、公共=指定管理者、企業フィットネス=健診会社、介護施設、スポーツチーム、学校フィットネス施設、病
院42条施設、スポーツ用品企業、健康関連企業、美容関連企業に健康体力づくりの専門資格である「健康運動実践指導者」を取
得することで、上位資格へのチャレンジはもとより就職に優位である。具体的に「健康づくりと運動プログラム」はクライアント
の効果的安全なプログラムデザインを指導するうえで重要である。
※本科目は、健康運動実践指導者養成科目です。
■学習・教育目標および到達目標
厚生労働省省令、健康運動実践指導者の合格
■授業時間外に必要な学修
授業で習ったことを、身近なものへ適応・応用し、その理解を深めること。
■教科書
[ISBN]9784820748021『改訂版 健康運動実践指導者試験 筆記対策 分野別&模擬問題集』(日本能率協会マネジメントセンター )
■参考文献
ヘルスアンドフィットネス コーチ理論研修マニュアル
■関連科目
体力測定評価(理論)
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
その他 40%
■授業評価アンケート実施方法
経営学部実施規定に準拠して行ないます。
■研究室・E-mailアドレス
21号館2階講師控室:[email protected]
■オフィスアワー
授業の前後に対応します。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 健康づくりのための身体活動基準2013
第3回 アクティブガイド
第4回 健康づくりのトレーニングの原則
第5回 健康づくりのための運動プログラム作成上のポイント
第6回 健康づくりと運動プログラム作成の基礎
第7回 ウォームアップとクールダウン
第8回 有酸素性運動とその効果
第9回 有酸素性運動のプログラミング
第10回 感覚的強度
第11回 運動の時間
第12回 器具を用いない有酸素性運動の指導上の留意点
第13回 有酸素性運動器具の選択と指導上の留意点
第14回 レジスタンス運動
第15回 レジスタンス運動の負加設定方法
定期試験
- 97 -
科目名: エアロビックダンス実習
英文名: Aerobics Practice
オ ク ダ
担当者: 奥田
チ
ヨ
千代
■授業概要・方法等
本授業では、健康・体力づくりを目的とした有酸素運動の種目の一つである「エアロビックダンス」を音楽に合わせて基本技術から発展技術までを段階的に体
験・実践すると共に、その特徴や運動方法、実施上の留意点を理解する。また、エアロビックダンスにおける基礎的な理論を理解した上で、正しいアライメン
トによる安全で効果的な動作の技術能力を習得する。
エアロビックダンスに必要なリズム感や楽しさなども体得し、振り付け方法や対象者の目的に応じたプログラム構成や指導方法をグループワークにより習得す
る。
健康運動実践指導者資格の実技試験に対応できるよう、其々の課題の理解とプログラム構成や指導方法を習得する。授業で習得した動きを基にグループでプロ
グラムを制作する。
※本科目は健康運動指導実践指導者養成科目です。
■学習・教育目標および到達目標
1)エアロビックダンスにおける基礎的な知識を理解した上で、正しいアライメントによる安全で効果的な動作の技術能力を身に付ける。また、対象者や目的に
応じたプログラムの構成や指導方法を習得する。
2)健康運動実践指導者の資格を習得する。
■授業時間外に必要な学修
授業で実習した内容等をノートに記録し、イメージトレーニングを行う。また、自己の反省や次回の目標課題を記入する。
エアロビックダンスに必要な体力を身に付けるために、ストレッチ運動や筋力トレーニングを各自で行う。
■教科書
講義中に適宜必要に応じて配付資料を作成する。
■参考文献
エアロビックダンスエクササイズの実践指導 (社)日本フィットネス協会
健康運動実践指導者養成テキスト 財団法人 健康・体力づくり事業財団
■関連科目
健康づくりと運動プログラム、トレーニング科学、トレーニング実習
■成績評価方法および基準
授業への積極的な参加度 20%
個人スキル 20%
講義内容の理解度 20%
実技テスト 40%
■授業評価アンケート実施方法
「経営学部実施規定」に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
講師控室
代表:[email protected]
■オフィスアワー
講義終了後
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 プログラム作りの実際
第3回 ウォームアップ
第4回 筋コンディショニング
第5回 クールダウン
第6回 メインエクササイズ
第7回 エアロビックダンスエクササイズの指導に関する基礎理論
第8回 指導に関する基礎理論
第9回 指導の実際
第10回 指導の実際
第11回 健康運動実践指導者資格試験の実技テストの対策と実践
第12回 振り付けとその学習法
第13回 グループ作品の制作
第14回 健康運動実践指導者資格試験の実技テストの対策と実践(グループごとでプログラムの作成)
個人スキルテスト
第15回 実技テスト
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科目名: 水泳
・ 水中運動実習
英文名: Swimming Practice
クマモト カズマサ
担当者: 熊本
シ ン ノ
ヒ ロ ミ
和正・新野 弘美
■授業概要・方法等
水の物理的特徴を理解し、水環境での多様なエクササイズを体験する中で、各プログラムの特徴やプログラム構成を
理解する。水泳は泳力を獲得し、立位姿勢での有酸素運動、レジスタンス運動においては、デッキ上での指導法を習
得する。
※本科目は、健康運動実践指導者養成カリキュラムの科目です。
■学習・教育目標および到達目標
泳力の獲得と立位姿勢での運動指導力の習得。
■授業時間外に必要な学修
体の主な筋肉(表層筋)についての知識や理解があることが望ましい。
■教科書
「健康運動実践指導者テキスト」健康体力づくり事業財団
■参考文献
「アクアエクササイズ教本」日本フィットネス協会
■関連科目
エアロビックダンス
■成績評価方法および基準
泳法の指導法 40%
水中運動の指導法 40%
まとめレポート 20%
■授業評価アンケート実施方法
経営学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
奥田千代:[email protected]
熊本和正:[email protected]
■オフィスアワー
金曜日7限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 授業ガイダンス、アライメントチェック
第2回 水の物理的特徴、筋の知識や理解
第3回 水の技術的特徴、種目特性、運動効果の理解
第4回 健康運動実践指導者実技試験の内容解説
第5回 水泳、水中ウォ-キング
第6回 水泳、水中ウォ-キング
第7回 水泳、水中ウォ-キング指導
第8回 水泳、水中ウォーキング指導
第9回 水泳、水中ウォ-キング指導、水中レジスタンス運動
第10回 水泳、水中ウォ-キング指導、水中レジスタンス運動
第11回 水泳、水中ウォ-キング指導、水中レジスタンス運動指導
第12回 水泳、水中ウォ-キング指導、水中レジスタンス運動指導
第13回 エクササイズ指導テスト1)・ビデオ撮影
第14回 ビデオ評価、鏡を活用して動きの練習
第15回 エクササイズ指導テスト2)、まとめ
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科目名: 体力測定評価
(理論)
英文名: Test of Physical Strength and Fitness
オカ トシヒコ
担当者: 岡
敏彦
■授業概要・方法等
民間フィットネス施設、公共=指定管理者、企業フィットネス=健診会社、介護施設、スポーツチーム、
学校フィットネス施設、病院42条施設、スポーツ用品企業、健康関連企業、美容関連企業に健康体力づくりの
専門資格である「健康運動実践指導者」を取得することで、上位資格へのチャレンジはもとより就職に優位
である。
具体的に「体力測定評価」はクライアントの健康体力度を把握するうえで重要である。
また、アスリートとしての有用な応用知識も含みます。
※本科目は、健康運動実践指導者養成科目です。
■学習・教育目標および到達目標
健康運動実践指導者の合格
■授業時間外に必要な学修
(財)健康体力づくり事業財団「健康運動実践指導者用テキスト」
■教科書
特に必要としません。
■参考文献
ヘルスアンドフィトネス コーチ理論研修マニュアル
■関連科目
体力測定評価(実習)
■成績評価方法および基準
定期試験 60%
その他 40%
■授業評価アンケート実施方法
経営学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
21号館2階講師控室・[email protected]
■オフィスアワー
授業の前後に対応します。
講義計画・テーマ・講義構成
毎時「フィットネス産業」の情報を解説
第1回 ガイダンス
概要、自己紹介、半期計画、当日計画、評価、名簿作成
第2回 無酸素運動
第3回 有酸素運動
第4回 VO2MAX
第5回 AT
第6回 体脂肪
第7回 新体力テスト
第8回 20歳~ 64歳 体力テスト
第9回 握力、体前屈、SST、立ち幅、20mSR
第10回 65歳~ 74歳体力テスト
第11回 EX2013
第12回 統計
第13回 体力評価
第14回 総復習
第15回 試験対策
定期試験
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科目名: 体力測定評価
(実習)
英文名: Test of Physical Strength and Fitness
クマモト カズマサ
担当者: 熊本
ナ ン バ
マ
リ
和正・難波 真理
■授業概要・方法等
健康のための運動をプログラムするには、まず現在の体力レベルを正確に測定し評価することが必要である。本授業では、新体力テスト(文部科学省)の各測
定項目について、その測定方法と注意点を学び、実際に測定・評価ができるようになることを目標とする。測定結果の基本的な統計処理と作図を学び、体力テ
ストの結果を健康・体力づくりやトレーニングに活用できるようにする。
※本科目は、健康運動実践指導者養成カリキュラムの科目です。
■学習・教育目標および到達目標
新体力テスト(文部科学省)の各測定項目について、
1) 測定場所の環境を整え、測定器具の較正をすることができる。
2) 測定方法の説明をし、測定を正確におこなうことができる。
3) 測定値の統計処理をし、評価をすることができる。
■授業時間外に必要な学修
はじめて測定する被検者を想定し、測定方法の説明を考案する。
日頃より十分な栄養と睡眠を心がける。
■教科書
公益財団法人 健康・体力づくり事業財団発行、健康運動実践指導者養成用テキスト、南江堂、2012.
■参考文献
[ISBN]9784765315548『健康づくり・介護予防のための体力測定評価法』(田中喜代次, 金芳堂)
[ISBN]9784938335137『測定と評価 第2版 (スポーツ医科学基礎講座 3)』(山本利春, ブックハウス・エイチディ )
■関連科目
トレーニング科学、トレーニング実習、健康づくりと運動プログラム、スポーツ生理学、エアロビックダンス実習、スポーツ医学、スポーツ栄養学、機能的解
剖学、体力測定評価(理論)、発育発達学
■成績評価方法および基準
測定実技テスト 50%
最終レポート 50%
■授業評価アンケート実施方法
「経営学部実施規程」に準拠して行います
■研究室・E-mailアドレス
記念会館 生涯スポーツ教員控室
難波真里:[email protected]
熊本和正:[email protected]
■オフィスアワー
月曜日7時限の前後に質問等を受け付けます
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 オリエンテーション
第2回 身体の構造(1)身長・体重の測定、身体各部位の長さと周囲径の測定
第3回 身体の構造(2)身体組成の測定、皮脂厚法、生体電気抵抗法
第4回 身体の構造(3)体型の分類法、肥満度(体格指数および身体組成から)
第5回 身体の機能(1)体力構成要素、新体力テストで測定される体力要素、健康に関連する体力要素
第6回 身体の機能(2)<筋力> 握力、背筋力、脚筋力の測定手順と注意点
第7回 身体の機能(3)<筋持久力> 上体起こし、腕立て伏せの測定手順と注意点
第8回 身体の機能(4)<敏捷性、柔軟性、平衡性>反復横とび、長座位体前屈、閉眼片足立ちの測定手順と注意点
第9回 身体の機能(5)<全身持久力> 有酸素性作業能力の指標 最大酸素摂取量の推定 20mシャトルランテストと踏
み台昇降運動、PWC75%HRmax
第10回 身体の機能(6)<全身持久力> 最大酸素摂取量の実測 トレッドミルランニング、負荷漸増プロトコル
第11回 身体の機能(7)<全身持久力> 無酸素性作業能力の指標 換気量、換気性閾値、乳酸性閾値とは
第12回 身体の機能(8)<全身持久力> 最大下運動による全身持久力の評価 PWC75%Hrmax
第13回 測定資料の統計処理(1)平均値と標準偏差、回帰方程式と相関係数、有意性の検定
第14回 測定資料の統計処理(2)図表の書き方、体力プロフィールの作図、体力テストの結果を評価する
第15回 まとめ
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科目名: 救急処置実習
英文名: First Aid Practice
タ カ ギ
担当者: 髙木
ノブヨシ
キノシタ
リ
エ
信良・木下 理恵
■授業概要・方法等
スポーツ現場では緊急を要する外傷・疾病に遭遇する頻度は高い。スポーツ現場のみならず、適切な応急処置は、生命の危険を最小限にすることだけではなく、
アスリートに対して早期回復に有効である。この授業では解剖や身体機能についても触れ、応急処置の基礎を学び習得する。
救急救護セット(三角巾・ガーゼ・テーピングテープ2種・アンダーラップ・キューマスク)を生協にて必ず購入すること。実習の際には必ずトレーニングウェ
アーで参加すること。
実技に必要な救急救護セットを持参することを忘れた学生は受講することができません。
※ 本科目は健康運動実践指導者養成科目です。
■学習・教育目標および到達目標
スポーツ現場などで必要な基礎的救急処置や救命処置に関する知識と技術を習得する。
■授業時間外に必要な学修
授業の内容を復習すること。特に実技課題評価に向けて繰り返し復習すること。
■教科書
テキストは使用しない。適宜資料(印刷物)を配布。
■参考文献
『JRC蘇生ガイドライン2015』
『健康運動実践指導者養成用テキスト』(健康・体力づくり事業財団)
■関連科目
健康づくりと運動プログラム・健康管理概論・スポーツ栄養学
■成績評価方法および基準
筆記試験 50%
実技評価 30%
授業への取り組み状況 20%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
講師控室「高木信良」 [email protected]
■オフィスアワー
授業の前後あるいは事前にメールにて要相談。
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス及び救急処置の概要について
第2回 救急処置の基本的な実技(観察・体位変換など)
第3回 止血法・包帯(三角巾)の使用法
第4回 包帯(三角巾)の使用法
第5回 包帯(三角巾)の使用法(実技課題評価)
第6回 骨折の固定法
第7回 骨折の固定法(実技課題評価)
第8回 テーピングの実際Ⅰ(指、手首、肘など)
第9回 テーピングの実際Ⅱ(足首、膝など)
第10回 緊急時の救急処置について
第11回 一次救命処置
第12回 一次救命処置(実技課題評価)
第13回 内科的疾患の救急処置
第14回 産婦人科疾患の救急処置・環境、中毒による障害・その他の救急疾患による傷害について
第15回 スポーツ現場における救急体制について
定期試験期間中に筆記試験を実施、実技課題については授業時間内に実施します。
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科目名: 物理学実験
英文名: Physics Laboratory
オクムラ
担当者: 奥村
ヒ ロ シ
ハッチョウ ノ ブ マ サ
博司・八丁 信正
■授業概要・方法等
土壌(土地)や水、森林環境を維持・管理していくためには、それらの資源を定量化することが必要となる。そのため、
それらの各種データを測定し、その解析をおこなうことが必要不可欠となる。本科目においては「土壌と水」に焦点
をあて、土壌物理学の観点から、土壌の基本的な測定技術とその解析を行う。具体的には、キャンパス内の里山や圃
場の土壌を用いて、含水率や密度、透水係数等の測定を行うとともに、タンクモデルを用いて、土壌と水の相互作用
の理解を図る。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、土壌物理学の基礎の理解と実験手法の習得を通じて物理学の基本的な考え方を学び、同時に土壌と水の相
互作用に関しても理解することができる。
■授業時間外に必要な学修
土壌学の基本、特に土の物理性に関して予習しておくこと。また物理の単位と対数表示に関しても理解しておくこと。
■教科書
指定なし。資料は配布する。
■参考文献
「水」、「土」、「土壌物理学(実験)」及び、「物理学」一般の書物。必要に応じて、紹介する。
■関連科目
「土壌圏科学」、「物理学」。
■成績評価方法および基準
レポート 100%
■授業評価アンケート実施方法
農学部実施規程に準拠します。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
研究棟1階・月曜5時限
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 実験の概説
第2回 実験試料の採取準備
第3回 実験試料の屋外採取(1)
第4回 実験試料の屋外採取(2)
第5回 実験試料の測定と前処理
第6回 土壌の含水比と密度の測定
第7回 土粒子の密度試験(1)
第8回 土粒子の密度試験(2)
第9回 土壌の透水試験(1)
第10回 土壌の透水試験(2)
第11回 流量測定法
第12回 流量測定実習(1)
第13回 流量測定実習(2)
第14回 流量測定データの解析
第15回 データ整理
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農 学 部 授 業 計 画( 2 0 1 6 )
2016.4 印 刷 発 行
発行者 近畿大学農学部
編 集 近畿大学農学部 教務委員会
所在地
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
電話番号 ( 0 7 4 2 )4 3−1 8 4 9
インターネット版シラバス
下記のアドレスでもシラバスを公開しています。
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※インターネット版シラバスでは、学科名以外にも、
キーワードや、開講年次、単位、開講期、科目区分、必修・選択の別などの科目属性から
シラバスを検索することができます。
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