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第7次中期3ヵ年計画
はじめに 日頃、皆さまには格別のご愛顧をいただき厚く御礼申し上げます。 JA福井市は、情報開示を通じて経営の透明性を高めるとともに、当JAに対 するご理解を一層深めていただくために、当JAの主な事業の内容や組織概要、 経営の内容などについて利用者のためにわかりやすくまとめた「ディスクロー ジャー誌 2015 」を作成いたしました。 皆さまが当JAの事業をさらにご利用いただくための一助として、是非ご一読 いただきますようお願い申し上げます。 今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。 平成 27 年4月 JA福井市 (注)本冊子は、農業協同組合法第 54 条の 3 に基づいて作成したディスクロージャー誌です。 JAのプロフィール (平成 26 年 12 月末現在) ◇ 設 立 平成 8 年 4 月 ◇組合員数 30 ,958 人 ◇ 本店所在地 福井市渕 4 丁目 ◇ 役 員 数 39 人 ◇ 出 資 金 37 億円 ◇ 職 員 数 679 人 ◇ 総 資 産 1 ,886 億円 ◇ 支店 ・ 営農センター数 ◇ 単体自己資本比率 16 .75% 31 目 次 あいさつ 1.第 7 次中期 3ヵ年計画………………………………………………………………………………… 02 2.経営管理体制…………………………………………………………………………………………… 09 3.事業の概況(平成 26 年度)… ……………………………………………………………………… 09 4.JA 福井市の社会貢献活動… ………………………………………………………………………… 10 5.リスク管理の状況……………………………………………………………………………………… 11 6.自己資本の状況………………………………………………………………………………………… 13 7.主な事業の内容………………………………………………………………………………………… 14 8.系統セーフティネット………………………………………………………………………………… 19 【経営資料】 Ⅰ 決算の状況 1.貸借対照表……………………………………………………………………………………… 20 2.損益計算書……………………………………………………………………………………… 22 3.キャッシュ・フロー計算書…………………………………………………………………… 25 4.注記表…………………………………………………………………………………………… 27 5.剰余金処分計算書……………………………………………………………………………… 38 6.部門別損益計算書……………………………………………………………………………… 39 7.財務諸表の正確性等にかかる確認…………………………………………………………… 41 Ⅱ 損益の状況 1.最近の 5 事業年度の主要な経営指標………………………………………………………… 42 2.利益総括表……………………………………………………………………………………… 42 3.資金運用収支の内訳…………………………………………………………………………… 43 4.受取・支払利息の増減額……………………………………………………………………… 43 Ⅲ 事業の概況 1.信用事業………………………………………………………………………………………… 44 ( 1 )貯金に関する指標 ( 2 )貸出金等に関する指標 ( 3 )内国為替取扱実績 ( 4 )有価証券に関する指標 ( 5 )有価証券等の時価情報等 2.共済取扱実績…………………………………………………………………………………… 50 ( 1 )長期共済新契約高・長期共済保有高 ( 2 )医療系共済の入院共済金額保有高 ( 3 )介護共済の介護共済金額保有高 ( 4 )年金共済の年金保有高 ( 5 )短期共済新契約高 3.農業関連事業取扱実績………………………………………………………………………… 51 ( 1 )買取購買品(生産資材)取扱実績 ( 2 )受託販売品取扱実績 ( 3 )農業倉庫事業取扱実績 ( 4 )加工事業取扱実績 ( 5 )利用事業取扱実績 4.生活その他事業取扱実績……………………………………………………………………… 53 ( 1 )買取購買品(生活物資)取扱実績 ( 2 )介護事業取扱実績 5.指導事業………………………………………………………………………………………… 53 Ⅳ 経営諸指標 1.利益率…………………………………………………………………………………………… 54 2.貯貸率・貯証率………………………………………………………………………………… 54 Ⅴ 自己資本の充実の状況 1.自己資本の構成に関する事項………………………………………………………………… 55 2.自己資本の充実度に関する事項……………………………………………………………… 57 3.信用リスクに関する事項……………………………………………………………………… 58 4.信用リスク削減手法に関する事項…………………………………………………………… 61 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項………………… 62 6.証券化エクスポージャーに関する事項……………………………………………………… 62 7.出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項………………………………… 62 8.金利リスクに関する事項……………………………………………………………………… 63 Ⅵ 役員等の報酬体系 1.役員……………………………………………………………………………………………… 64 2.職員等…………………………………………………………………………………………… 64 3.その他…………………………………………………………………………………………… 65 Ⅶ JAの概要 1.組織機構図……………………………………………………………………………………… 66 2.役員構成(役員一覧)… ……………………………………………………………………… 67 3.組合員数………………………………………………………………………………………… 67 4.組合員組織の状況……………………………………………………………………………… 67 5.特定信用事業代理業者の状況………………………………………………………………… 68 6.地区一覧………………………………………………………………………………………… 68 7.沿革・あゆみ…………………………………………………………………………………… 68 8.店舗等のご案内………………………………………………………………………………… 70 ごあいさつ 昨年の国内経済情勢は、いわゆるアベノミクスによる大規模な金融緩和・財政政策により円 安・株高基調に変化しましたが、4月の消費税引き上げや過度な円安による輸入品の物価高騰 もあり消費は停滞しました。 一方、昨年の農業・JAを取り巻く環境は、「農業の成長産業化」「減反廃止」と言われなが ら生産調整面積はアップし、米価においては 25 年産米の在庫に加え、全国的な豊作基調を受 け米価は大きく下落し、26 年産米の一部隔離など価格支持政策がされましたが依然低迷して おります。 こうした中でJA福井市では適期田植えやエコファーマーの取組で稲作においては高い上位 等級比率は維持したものの、8月の長雨などの天候不順による収量減等と併せて我々農業者に とっては、非常に厳しい年となりました。 また地域事業部戦略のもと、ブロック毎の地域農業振興計画に基づき担い手支援や白ネギ・ 生姜等の園芸作付拡大等に取り組みました。また信用共済・生活の事業においても組合員へ出 向く姿勢の向上に努めました。 さて、本年度より第7次中期3ヵ年計画をスタートしました。TPP参加交渉や農政転換、 更には農産物価格の低迷・農業者の高齢化など、地域農業を取り巻く環境は厳しくなりますが、 地域農業の多様な担い手作りに努め、水田フル活用の方針のもと園芸品目の生産拡大を進め、 新たに販売戦略室を設置し販路開拓にも取組み、農業所得の向上を第一義として取り組んでま いります。 一方、 「農協改革」の名のもと我々農業者やJAの協同組合組織に対して、一部無理解や誤 解ともいえる攻撃がされ農協法の一部改正に至る見込みとなりました。JA福井市はJAグ ループの一員として、自主自立の組織である農業協同組合として農政変革や環境変化に対応し 自己改革に積極的に取り組みます。 各位におかれましても、JAの事業や活動への益々のご参加ご協力を賜りますようお願い申 し上げます。 福井市農業協同組合 経営管理委員会会長 長 谷 川 忠 夫 01 JA福井市のめざす姿と戦略 第 7 次中期 3ヵ年計画 (平成27年~29 年) 組合員の農業所得向上と元気で笑顔あふれる 地域農業をめざして! ~JA福井市が組合員及び地域に支持されるパートナーであり続けるために!~ 1.JA福井市の取組みと環境変化への対応~基本方針 1 )これまでの取組み TPP交渉参加問題や長引くデフレによる農産物価 格低迷、組合員農家の高齢化等をふまえて、第 6 次中 期 3ヵ年計画においては、 ①担い手・集落営農組織等の育成への継続的取組 ②地域農業振興計画の策定実践( H26 年~策定実践) ③拠点力の強化とJAらしさを高める地域事業部戦略 の実践( H25 年~実践) ④Aコープ等での総合ポイントサービス拡充・組合員 加入促進による仲間づくり ( H24 年~Aコープ店導入、H25 年~喜ね舎導入) ⑤不採算事業所の計画的統廃合 などに取組みました。 2 )環境変化とその対応 この間の組合員及び地域農業を取り巻く環境は、政 府のTPP交渉参加表明以降激変し、昨年の農政転換 より農林水産業を産業として強くしていく政策(産業 政策)と農業の多面的機能を発揮するための政策(地 域政策)が徐々に実施されています。 特に担い手農家 (法人) ・集落営農組織 (法 しかしながら、 人)にとっては、政策変更に加え天候不順による収量減 等により農業所得・経営に大きな影響が出ています。 一方、TPP交渉における農林水産物重要5品目の聖 域確保については今後も主張し、また、先の政府による 規制改革実施計画(農業・農協関係)においては、協 同組合の相互扶助の精神や総合事業に理解不足の内容 もありますが、JAでは自主・自律の協同組合として自 己改革のプランを政府にも提案し取り組んでいきます。 3 )今後の基本方針 このような状況をふまえJA福井市は、農政転換にか かる各種支援策を提案しながら、従来の営農指導や販 売戦略のあり方を大胆に変革していきます。そして今 まで以上に農業所得の向上を第 1 の使命として取り 組んでいきます。 特に販売戦略担当部署を設置し、JA福井市産農産 物の直接販売・契約販売の販路拡大と、農産物直売所 「愛菜館」をはじめとした農産物直売所での農産物の 販売強化を進めます。生産面においては販売拡大のた め園芸の導入促進と付加価値をつけた生産、需要に応 じた生産に変えていきます。 また安定した経営基盤を確立するため、第 7 次中期 3ヵ年計画においては不採算事業の改善と併せて、支 店・事業所の再編等の検討・実践にも着手します。 そして、めざす地域農業・地域社会に向けて、JA福 井市は「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」 として担い手をサポートし、多様な農業者のニーズに 応え、農業者並びに地域住民・利用者と一体となって、 02 ① 農業者の所得増大 ②農業生産の拡大 ③地域 の活性化 に取り組んで行きます。 2.JA福井市の経営理念 1 )地域農業を振興し、食と農を守り、豊かな暮らしに 貢献します。 2 )協同の理念を広げ、安心と信頼、満足といきがいを 創造します。 3 )JAへの積極的な参画と利用により、協同の成果を 実現します。 3.めざす10年後の地域農業・地域社会とJA福井市の姿 1 )JAの農業支援により担い手農家や集落営農組織 (法 人含む)が管内農業を担って農産物販売高を大幅 アップ 2 )多様な農家が園芸販売や農産物直売所や農産物加工 において活躍 3 )地域住民と地域社会に対して農と食を通じて、農へ の理解を醸成 4 )JA自身は総合事業の更なる機能強化 5 )元気で笑顔あふれる地域農業・地域社会に貢献して いるJA福井市 4.JA福井市ビジョン 1 )農業経営・農業振興のパートナーとして信頼される JAをめざします。 2 )生涯にわたり安心して利用できるJAをめざします。 3 )社会情勢や環境変化に対応できるJAをめざします。 5.キャッチフレーズ 農業とJA 笑顔と頼もしさの 出会い!! 6.各事業の基本方針 1 )指導販売事業 ①農業所得向上に向け、直売所や契約取引など農産物 の販売を強化します。 ②担い手・生産組織・農家への園芸導入を促進し、連 携強化(共存共栄)を図ります。 2 )生活経済事業 ①地域事業部・事業所を拠点とした生活サービスの提 供を実践します。 ②「新鮮・安心・安全・健康」を届け、地域に貢献で きるJA店舗事業を実現します。 ③地域に密着した生活福祉事業を確立します。 3 )信用共済事業 ①利用者の満足度・信頼度向上に向けた事業運営を実 践します。 ②地域に根ざした活動による「ひと・いえ・くるま」 の総合保障を実現します。 4 )経営管理監査部門 ①農業・JAを取り巻く情勢激変に対応できるJAを 創ります。 ②地域に根ざし組合員・地域に支持される事業・協同 活動を拡充します。 ③環境変化に対しリスク管理態勢を強化します。 7.事業実施重点事項 事業実施重点方策 重要業績指標(行動目標・数値目標) 【営農・生産・販売事業】 所得向上に向けた農産物の販売強化 ●販売部署(販売戦略室)の設置 ●福井米の販売強化 米、野菜等を含む販路の拡大、6次産業化商品の開発(PB 商品) ・米の直販・販路拡大 直接販売先の開拓 ・米の消費拡大対策 少量包装米と6次化商品とのセット販売、米飯給食関係者へ の推進 ・需要に合った作付け体系 早生 40% → 30% 中生 50% → 40% 晩生 10% → 30% ・水田フル活用ビジョンに基づいた作付け 水稲+麦(大麦・小麦)→大豆又は蕎麦の作付けによる収益 増の取組み 新規需要米の取組み拡大(飼料用・備蓄用・輸出用・米粉用・ WCS用) ・食味値による区分集荷の実施 食味値区分の細分化による有利販売の実施 食味値 80 以上と食味値 85 以上の段階的助成の実施 〔1等米のみ対象〕 食味値による地域限定米の集荷(付加価値のアップ) (倉前…食味値 80 以上、RC…タンパク値 5.8% 以下) ・特別栽培米、契約米による販売強化 緑肥栽培による特別栽培米の実施 1ha もち米の契約栽培による販売強化 H26 年 28ha → 40ha (担い手・組織での取組による) ・タンパク値による施設区分集荷の実施 コシヒカリ、ハナエチゼンのタンパク値区分による有利販売 ・多収品種作付けによる所得向上 多収品種の導入による農家所得のアップ(うるち・もち) ●青果物の販売力の強化 市場販売力の強化と販路拡大 ・消費拡大対策と販売促進活動の実施 産地、商品PR、試食販売、消費宣伝の開催 ・企業、異業種との連携による6次産業化の取組 果樹振興と雑穀・野菜による異業種との新商品開発 ●コスト削減の取組 ・施設利用料金(カントリー・育苗)の改正 大口利用者(カントリー)等へのコスト削減 ・生産資材コストの低減 仕入れ・流通形態の変更による価格の低減 コシヒカリ→エコ肥料、ハナエチゼン・あきさかり→低価格 肥料 (ハナエチゼン・あきさかりの生産費減と反収増による収益 アップ) ●福井米の品質アップ ・タンパク値 6.8%以上への継続指導実施 高タンパク値生産者への重点指導(肥培管理の徹底) ・土づくりによる良質米生産の取組み 土壌診断の継続実施による栽培指導の徹底( 500 件) ●倉庫の集約と検査・保管体制の確立 西部地区検査場所の整備及び保管倉庫の集約検討 担い手農家・生産組織(法人)への園芸導入促進と 連携支援の強化 ●担い手・組織・農家への園芸導入 ・重点作付け品目の設定と水田有効活用プランの構築 ・施設園芸プラン・水田園芸プランの実践 軟弱野菜・大玉トマト・キュウリの作付面積・販売高の拡大 ( H27~ H29 年 10 棟) 03 JA福井市のめざす姿と戦略 事業実施重点方策 重要業績指標(行動目標・数値目標) 白ネギ・ブロッコリー・キャベツの作付け面積と販売高の拡 大( H29 年栽培目標面積 30ha ) ●地域農業振興計画の検証と振興 新農政を踏まえての検証及び地域毎の具体的作付けの実践 ●各地域に適した園芸品目の拡大 ・地域事業部別売れる物作りの実践 (地域事業部別の作付け品目と作付け面積、収穫量の目標設定) ・アスパラガス・生姜(全地域) アスパラガス・生姜( H27 年 2.3ha ) ・南瓜・ブロッコリー(南部・東部) 南瓜・ブロッコリー ( H27 年 2.7ha ) ●直売所出荷農家の育成と生産量の拡大 ・生産農家への定期的訪問と栽培講習会の実施 ・秋冬期の野菜供給の拡大対策の実施 農家の出荷量拡大と新規農家拡大 ( H27~ H29 年 200 農家) 継続的な簡易ハウス設置拡大( H27~ H29 年 10 棟) ●新規就農者育成と農家による砂丘地園芸の構築 ・遊休地を活用した耐候性園芸リースハウスの建設 ・砂丘地に適した品目の品質向上と生産拡大 国庫事業活用による園芸リースハウス設置 ( H27~ H29 年 60 棟) ミディトマト、コカブを中心にした生産拡大 ●農作業受委託事業から出資型法人組織設立 各地域・集落の担い手(個人・法人・組織)と連携した中山 間地の農業振興・農地保全の実施 ●担い手への支援 ・経営相談の実施 TACにより担い手、生産組織への経営分析実施 (作付け品目の指導、経営改善の提案) 簿記システムの有効活用 【経済・不動産・店舗・福祉・生活指導事業】 地域事業部・事業所を拠点とした生活サービスの提供 ●地域事業部(支店)の経済専任体制の強化及び事業所営業 力強化 ・生活サービス拠点体制の確立 経済専任担当者による地域拠点活動 自動車・車検・施設・葬祭・旅行・燃料部門を中心とした組 合員へのサービス提供 ●葬祭事業の利用者サービスの向上 ・時代にあった事業展開と会員基盤の拡充 家族葬に対応できる新規会館取得の検討・実施 百歳倶楽部会員への利用・特典PRと施行率アップ (会員施行率: H26 年 82%⇒ 90% 組合員施行率:H26 年52%⇒ 55%) 百歳倶楽部会員獲得( H27 年 5,800 名 H28 年 5,900 名 H29 年 6,000 名) ●旅行事業の営業力強化 ・旅行センターと地域事業部との連携強化 手配・企画旅行・新スポットへの提案実施 各種団体・組織等への旅行企画・手配 旅程管理者(地域事業部2名)による企画提案旅行の実施 ●燃料事業の収支改善施策の取組み ・SSセルフ化による競争力強化 酒生SSセルフ化(月間取扱量 200KL )による事業収支改善 メール・LINE新規会員獲得 ・LPG安全供給体制の確立 04 緊急時 24 時間対応・保安点検等の実施 事業実施重点方策 重要業績指標(行動目標・数値目標) ●組合員の資産管理の支援 ・資産管理の相談、提案 オーナー・組合員への定期訪問の継続(情報収集、提案型推 進等) 資産管理セミナー、無料相談会の開催 市街地耕作放棄地の資産運用相談・提案推進 不動産センターと支店との連携強化及び情報の共有化(不動 産経営研究会員への情報発信) 「新鮮・安心・安全・健康」をお届けし地域社会に貢献できる 「JA店舗の実現」 ●経営基盤の強化 ・店舗事業の再構築(立て直し) 他企業との連携構築による収益構造強化 (仕入れ機能の見直し) 外部環境の変化を想定した経営計画の策定と実践 やしろ店衣料館・テナント等収益部門の再生 小型店舗の経営改善 ●JAの特色を生かした店舗運営 ・JAらしい店舗展開 組合員の所得向上に繋がる直売所運営と専任担当者による売 れる直売所の創造 JA福井市産の農産物・特産品の取扱い強化 女性部と連携した古紙回収の実施による地域貢献 (地域の小中学校に図書カードを寄付) 地域に密着した生活福祉事業の確立 ●超高齢社会での地域JAとしての介護事業実践 ・介護福祉施設「アクティブあぐり」の介護サービスの充実 JAの特徴(総合事業)を活かしたサービスの提供(利用者、 家族の信頼関係構築) 介護福祉施設・助け合い組織「ふれあいわかば会」・支店・ 生活指導員との連携 ・地域と密着した介護施設運営 地域で必要とされる介護サービスを提供するための新介護施 設の検討・実施(遊休施設・土地の活用) アクティブあぐり「みやま」の今後の方向性についての検討 ●食と農を基軸とした生活指導事業の実践 ・いきがいのある生活文化活動の実施 営農活動を通じた健康増進・生きがい作り 米消費拡大に繋がる日本型食生活普及活動の実践 Aコープ店舗内の女性部コーナーの充実 ・6次産業化をめざすグループへの支援 (生姜をキーワードに元気な福井を目指す) 生産から加工・販売に繋がる各グループ活動への支援 生姜作付け者 1,000 名( H26 年 834 名) 、生姜を使った加工 品の開発、生姜しょうゆ販売( H26 年 10,000 本 H27 年 15,000 本) 女性起業家をめざしたグループ育成支援 ●地域高齢者支援と福祉活動の展開 ・地域の中での高齢者福祉活動の実践 助け合い組織「ふれあいわかば会」の訪問活動「ひと声かけ 運動」及び「いこいの場・みんなの広場」 「なごみ日」の実施 ・行政と連携した見守りネットワークの構築 (福井市見守りネットワーク) 出向く体制の中での全支店と助け合い組織「ふれあいわかば 会」連携による見守り活動の実践 05 JA福井市のめざす姿と戦略 事業実施重点方策 ・介護保険制度改正に向けた地域支援体制づくり 重要業績指標(行動目標・数値目標) 行政、地域包括支援センター、JA福井市福祉連携チームの 連携強化 ●女性組合員の加入促進 ・女性組合員のJA事業参画 リーダー研修会、生活座談会等を通じての恒常的運動の実施 【信用事業】 利用者の満足度・信頼度向上に向けた事業運営への取組み ●利用者ニーズ・ライフイベントを捉えたきめ細かい 生活金融サービスの提供 ・個人貯金伸長への取組み JA福井市独自商品によるキャンペーンの実施(年2回) 既往利用者の取引深化、新規利用者の拡充促進 ・年金推進の取組み 年金アシスタントの全店配置による提案力アップ 年金受給予定者層へのアプローチ 年金相談会・年金(退職予定者)セミナーの開催 ・大口利用者(世帯)への定期的訪問 世帯メイン化(世帯取引の拡大) ・次世代の取引拡大 相続等相談機能の強化 ・ATM利用拡大と配置の見直し JAカードの利用促進と利便性のPR ATM配置の見直(再編)を実施 ●農業メインバンク機能アップヘの取組み ・JA内の事業間連携 地域営農ビジョン等への対応(TAC ・ 営農指導員との連携) ・担い手経営体等への対応 農業関係資金(設備・運転・6次産業化等)にかかる情報と 資金提供及び経営支援 農業金融プランナー等の資格取得 ●住宅ローン・マイカーローン等の伸長と取引拡大 住宅ローン相談会の開催(年3回以上) 住宅関連業者・JAバンクローンセンターとの連携 マイカー・教育ローンキャンペーンの実施 ●利用者から選ばれ信頼される人材育成と渉外体制強化 (訪問活動・提案活動) ・専門性を発揮できる人材育成と渉外体制 必須資格・検定資格の取得 実践型研修会への参加 ・現場営業力の強化 業務の堅確性確保(事務手続きの習熟) 【共済事業】 地域に根差した活動による「ひと・いえ・くるまの総合保障」 の実現 ●未保障・低保障世帯の解消と万全な保障 内容の提案 ・専門性を発揮できる人材育成と渉外体制 タブレット端末機活用による渉外の提案力向上 ・3Q訪問活動による全戸訪問の実施 渉外トレーナーの本店配置 ・新規顧客開拓活動 ニューパートナーの獲得強化 ・自動車共済の取組み強化 自動車共済の保有契約件数アップ 自動車共済継続率のアップと保障内容の充実 06 事業実施重点方策 重要業績指標(行動目標・数値目標) ●利用者サービスの向上と事務処理の高度化 ・CS 向上に向けた利用者対応力の向上 スマイルサポータ(共済窓口担当)の提案力向上 事務処理の迅速化・適正化の取り組み 生命・建更・自動車契約審査員資格取得 ・自動車事故対応力の改善 契約者へのサービス改善 自動車事故対応体制の全共連移行( H27 年4月~) (初期事故受付対応はJAにて対応) ●コンプライアンス態勢の徹底 ・普及推進にかかるコンプライアンス態勢の徹底 推進担当者等の職員研修(OJT・集合研修等)による徹底 ・不祥事未然防止・再発防止 JA共済コンプライアンス点検の実施と臨店指導 【監査・経営管理部門】 情勢変化に対応できるJAづくり ●事業再構築の実践 ・支店・事業所再編計画等の具体化検討 (業務執行体制等含めて) H27 年役員特別委員会設置・検討、地域事業部内検討、統廃 合実践。女性総代の増員( H27 年) ・計画的な固定資産投資と遊休資産処分 固定比率 H26 年 144%→ H29 年目標 150% ・労働生産性の向上(総要員の抑制) 労働分配率 H26 年 72%→ H29 年目標 67% ・経済事業の一部子会社化等事業改善 農業経営、Aコープ、SS、不動産等の効率的な事業形態の 検討 ●職員の人材育成を進める ・キャリアパスの確立(継続実践) キャリア形成・人材育成プランの明確化 (専門性向上とチーム連携強化) ・柔軟な要員体制 総合渉外・出向く体制の強化 (再雇用制度・フレックスタイムなどの活用) ・管理職マネジメント力アップ策等の継続取組 定期的なPDCA点検等によるマネジメント力の強化 ・通信教育・各種検定試験へのチャレンジ JA資格認証や通信教育受講の強化と取得 地域に根ざした事業・協同活動の拡充 ●地域事業部戦略の積極的な展開 ・地域事業部アクションプランの実践展開 支店たより発行、支店運営委員会開催等 ・支店行動計画等の展開 支店等行動計画・地域事業部毎組合員のつどい継続等 ・次世代に向けたイベント実施 参加者メリットと事業利用や組合員加入につながるイベント ・多様な広報活動による事業支援と PR 6次産業化取組等の PR(広報誌、コミュニティ紙他) ●組合員加入運動等の継続 ・組合員加入運動を通じた農業理解者 (正・准組合員)作りと利用メリットの拡充 組合員目標 H26 年約 30,900 名→ H29 年 34,000 名 おたま~る会員目標 H26 年約 66,700 名→ H29 年 72,000 名 ●社会貢献活動の充実 ・食育活動・環境への貢献 食育・地産地消・省エネ・省資源の取組継続 ・地域活動への積極的参加 職員の地域一役運動の奨励 07 JA福井市のめざす姿と戦略 事業実施重点方策 重要業績指標(行動目標・数値目標) リスク管理態勢の強化 ●コンプライアンス(法令遵守)の徹底 コンプライアンス研修の充実と毎月開催の徹底 不祥事ゼロ運動の継続 相談・苦情等に対する適切な対応 ●不良債権の発生防止 貸出審査の全件実施 ●情報セキュリティとIT利活用の両立 タブレット端末活用向上と個人情報漏えい未然防止 ●財務基盤の向上 各資産のリスク・会計基準変更に備えたリスク積立等実施 ●監事監査・外部監査・内部監査の有効性発揮 四半期毎の監事監査・随時監査の実施 リスクアプローチに基づく内部監査(年 10 回以上)の実施 監査機構監査、行政庁検査対応 臨店監査指導による事務処理の統一化 08 経営管理体制 当JAは農業者により組織された協同組合であり、組合 登熟期間の後半、コシヒカリの登熟期間全般に影響し、 品質や登熟歩合が低下する要因となりました。 品質では、ハナエチゼンはカメムシによる斑点米、 員の意思を広範に反映するとともに、業務執行を機動的に行 乳白が主な格落ち理由で、防除の遅れや登熟後半の日 うために、経営管理委員会を設置し、経営管理委員会が任命 照不足による影響と考えられます。コシヒカリでは乳 する理事が常勤して日常の業務に専念する体制をとっていま 白による格落ち理由が 7 割を超え、登熟全般を通して す。 日射量が不足したことにより、登熟不良による乳白粒・ 経営管理委員は、組合の業務執行にかかる基本的事項や重 要事項を定めるほか、理事の業務執行の監督を行っています。 未熟粒が発生したと考えられ、作況指数も「 98 」の 「やや不良」となりました。 また、信用事業について常勤理事のなかで専任担当を置くと コシヒカリのタンパク値平均は 6.3%となり、前年 ともに、農業協同組合法第 30 条に規定する常勤監事及び員 度平均 5.8% より 0.5% 上昇した結果となりました。 外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。 今後もタンパク値 6.7 以下に向けた個別指導の徹底 と、福井米の品質向上・農家所得向上に向け取組みま 事業の概況 す。 ○園芸特産 園芸特産と販売状況は、秋冬野菜は台風による大き 昨年の国内経済情勢は、いわゆるアベノミクスによる な被害もなく生育が順調で出荷量も増加しましたが、 大規模な金融緩和・財政政策により円安・株高基調に推 水田園芸の主力品目の白ネギ及びブロッコリーの価格 移しましたが、消費税引き上げや過度な円安による物価 は安値で推移しました。一方で、上半期の安定した出 高騰もあり消費は停滞しました。 荷と安定価格にて、園芸特産畜産販売金額は、11 億 一方、農業・JAを取り巻く環境は、 「農政転換」「農 7,028 万円(前年比 101.8%)となりました。 業の成長産業化」「減反廃止」と言われながらも生産調 農産物直売所喜ね舎愛菜館は、年間を通じての出荷 整面積はアップし、過年産米在庫に加え全国的豊作基調 者の拡大と栽培工程管理日誌と連動したシステムの充 の情勢により米価は大きく下落しました。 実と、農産物栽培講習会を実施し、安全・安心な農産 このような状況の中、当JAでは昨年も適期田植えや 物供給を図りました。また、他県JAとの交流事業や エコファーマーの取組で高い上位等級比率など一定の成 喜ね舎餅販売強化にも取組み、販売実績は 5 億 2,407 果を収めました。また地域農業振興計画も 2 年目として 万円(前年比 103.0%)となりました。 白ネギ・生姜等園芸生産の拡大にも取組みました。 ○生産購買 また信用共済・生活の事業においても組合員へ出向く 生産コスト低減に向けて継続的に仕入価格の交渉を 体制の向上に努め、多くの事業利用をいただき、更に支 行い、平成 27 年春肥料の予約注文の引取強化と共に 店だよりなど支店からの情報発信等にも一定の成果を収 引取価格の値下を実施しました。さらに、エコファー めることができました。 マー化の実施も引き続き取り組みました。また、農機 一方、店舗事業の経営改善を進める中、Aコープ木田 事業においては、農業機械に対するサービス強化の継 店を閉店しましたが、店舗全体としては計画を上回るご 続とブロック展示会等でのサービスの提供と組合員の 利用を積上げることができました。 方々とのふれあいに努めました。 こうした事業活動の結果、当期剰余金 7,420 万円の ②生活・福祉事業 事業成果を計上し、米価下落を踏まえて農家組合員への ○生活購買 米の事業分量配当と出資配当を予定することができまし 各地域事業部(支店)に経済専任担当者を配置して た。 2 年が経過し、地域密着の中での生活購買事業活動に (主な事業活動と成果) 取り組んでまいりました。 葬祭事業については百歳倶楽部会員への利用特典を ①営農販売・園芸特産 PR しながら葬祭施行率のアップを図ると共に、小規 ○米 模葬から家族葬にもソートフル会館にて対応してまい 平成 26 年度は、田植え時期は好天により活着も良 りました。 好でした。移植後梅雨入りまでは降雨が少なく、一部 旅行事業では、旅行センター移転 1 周年企画旅行と 地域では取水制限が行われました。気温はやや高く経 して「伊勢神宮新春参拝と長島イルミネーションの旅」 過し茎数増加も順調でしたが、平年に比べやや少なめ 「百歳・旅倶楽部」の会員優待旅行及び、世界遺産シリー となりました。 ズ「世界 3 大仏教遺跡ミャンマーの旅」企画旅行を実 8 月に入り曇天と長雨のため、日照時間が平年より 施し多くの組合員の方に参加していただきました。 著しく少なくなり(平年比 52% ) 、ハナエチゼンの また、燃料事業では、各給油所において毎月第3土 09 JA福井市のめざす姿と戦略 曜日をJASSの日としてキャンペーンを実施し、ま ることができました。 た、メール会員に加えて、LINE会員加入募集も新 貸出金については、農業の担い手先を中心に農業資 規に取組み差別化を図りながら会員増強に努めまし 金の情報提供、特に米の減収対策として期間限定であ た。 りますが、利子補給を活用した実質無利子の資金を提 ○生活福祉 案させていただきました。 女性ブランド野菜「生姜」の普及拡大を図り、生姜 住宅ローン・マイカーローン・教育ローンにおいて に取り組むジンジャーガールズ 834 名が 2,500Kg は、定期的にローン相談会等を開催しながら、相談と の種生姜を植え付けて、直売所はもとより営農指導員 資金提案に取組み、総計で 243 件、11 億8千万を との連携した取り組みの結果、市場出荷にもこぎつけ 融資させていただきました。 ました。 又、ATMの運営においては、総運営コストの削減 さらに、6次産業化の取り組みとして、昨年から を図りながら、喜ね舎・あい愛・酒生給油所の利用時 の「生姜しょうゆ」に加え、加工品第2弾、ミルクア 間延長をさせていただきました。 イス「しょうが愛す」 、11 月には「生姜ごはんの友」 ⑥共済事業 を発売することが出来ました。 組合員・利用者の満足度向上のために、 「3Q訪問 福祉については高齢者見守り支援として美山をモデ 活動(加入内容の説明と保障内容点検活動)」を通じて、 ル地区に選定し、地域ボランティアの支援をいただき 「ひと・いえ・くるまの総合保障」による『安心』と『満 ながら美山地域事業部全職員での声掛け運動に取り組 足』を提供しその結果、生命共済・建物共済等の保障 みました。 額で 568 億円、自動車共済 16,929 件の契約を積上 助け合い組織「ふれあいわかば会」は支店と連携し、 げることができました。 年金受給日に合わせて「なごみの日」を設定し、活動 又、共済契約引受や共済金支払の迅速化・適正化へ 紹介と健康情報の提供を行いました。 の取り組みとともに、自動車事故対応においても、C 介護事業も開始から 15 年を迎え、地域介護相談窓 S改善・サービス向上に取り組みました。 口を拡大するために第3の居宅介護支援事業所『ケア さらに、不祥事や過失未然防止のために定期的に職 プランセンターあい愛』をアクティブあぐりあい愛内 員研修の実施とコンプライアンス点検・内部監査等を に開設し、アクティブあぐり3施設では、約 6,900 通じて、コンプライアンス・リスク管理強化に努めま 名の方に介護サービスのご利用をいただきました。 した。 ③不動産事業 組合員の土地利用・資産管理相談及び相続相談等を 通じての土地売買斡旋・土地賃貸斡旋を行ってまいり ました。また、事業活動の中では、賃貸施設建設取 JA福井市の社会貢献活動 (社会的責任・役割に関する取り組み) 扱高で2億 9,200 万円、土地売買については、2億 7,100 万円の取扱実績でした。 ④店舗事業 大型店を中心に利用者の増加、供給高の向上に取り 1.農産物の安全・安心への貢献 ○米・雑穀・野菜をはじめ、管内で取れた農産物のトレーサ 組みました。 ビリティ(生産履歴)の徹底により消費者に安全で安心な また、組合員・利用者に愛される店作りに努めると 農産物を提供する為の農産物生産管理体制を構築するとと ともに、出荷農家・現場と直結した新鮮・安心・安全 もに、農産物の生産において、食品安全を脅かす原因(危 な食の提供を強化することでAコープ全店の直売所で 害要因)を最小限に抑えることを目的に「適正農業規範」 (G 2億 9,000 万円の供給高を上げることが出来ました。 A P )の普及・啓蒙に努めています。 ⑤信用事業 アベノミクスへの期待感から、ここ数年金融市場は 円安や株高が進行しましたが、今なお低金利等による 競争環境は一層厳しい状況が続いています。 このような状況の中でも、地域密着型金融機関とし ○特別栽培農産物及びエコファーマー農産物の推進により、 「安全・安心」農産物の提供を行っています。 ○農産物の残留農薬検査により品質管理体制を徹底していま す。 て「利用者満足度向上・利用者保護の徹底」に向けた 2.地産地消・食育活動への貢献 信用事業運営を展開してまいりました。 ○毎年、福井市内の小学校へ学校給食用に地元産コシヒカリ その中でも、少しでも有利な個人向け定期貯金や年 金の受け取りを予約された方に年金予約定期貯金の発 や地場産野菜を提供しています。 ○消費者・生産者交流活性化事業を通じ、地域農業の実態を 売、 「万年青会」 会員獲得はもとより活動支援等により、 踏まえて、JA農産物の「特色」「作り方」「売り方」を通 貯金総残高 1,728 億円(前年比 101.3%)を積上げ じ、地場産農産物の生産地、集荷場の視察や年間を通して 10 の体験学習・料理教室を実施しています。 ことが重要です。 ○次代の農業を担う者を幅広く確保育成していくため、学校 このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリ 教育田設置事業を展開し、農業体験を通じ、将来を担う子 スクに適切に対応すべく「リスク管理基本方針」を策定し、認 供たちが、自分の目で見て、手で触れ、実際に食べて考え 識すべきリスクの種類や管理体制と仕組みなど、リスク管理の ることで、農業に対する理解を深めるとともに、食の大切 基本的な体系を整備しています。 さを高める学習の機会を提供しています。 ○農産物直売所「愛菜館」では新鮮な地元農産物の提供を通 じて地産地消を展開しています。 3.地域環境問題への貢献 ○A コープ各店では、地産地消をはじめ、地球環境への配慮 また、この基本方針に基づき、収益とリスクの適切な管理、 適切な資産自己査定の実施などを通じてリスク管理体制の充 実・強化に努めています。 ①信用リスク管理 信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、 資産(オフ・バランスを含む。)の価値が減少ないし消失し、 を目的に行政や利用者と連携して省エネタイプの自動販売 金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAは、個別 機への入替による Co2 削減など、資源循環型社会推進に取 の重要案件又は大口案件については理事会において対応方 り組んでいます。又、JA女性部と協力してエコ紙回収を 針を決定しています。また、通常の貸出取引については、 行い、回収量に応じて小中学校へ図書カードの寄付を行う 本店にリスク担当を設置し各支店と連携を図りながら、与 「子どもたちのためのエコプロジェクト」を展開しています。 信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッ ○農業施設センターでは、廃プラスティック、廃棄ビニール、 シュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、 農薬廃品等の回収処理を通じ地域環境保全運動に取り組ん 担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っ でいます。 ています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を ○地域環境を守る「日本型直接支払制度事業」にも積極的な 支援を行っています。 ○再生品優先利用等のグリーン購入拡大や省エネ、クールビ ズ等に積極的に取り組んでいます。 図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債 権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全 化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒 引当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要 額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 4.豊かな地域生活への貢献 ○営農、融資、貯蓄、共済、納税、資産運用等様々な暮らし の無料相談を通じ、地域生活の応援をしています。 ②市場リスク管理 市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリ スク・ファクターの変動により、資産・負債(オフ・バラ ンスを含む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・ ○毎年、小中学校を対象に図画・書道コンクールを通じて、 負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスクのこ 愛情豊かな家族や助け合いの精神への関心を高める活動に とです。主に金利リスク、価格変動リスクなどをいいます。 取り組んでいます。 金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資 ○介護や福祉の助け合い活動、健康診断、いこいの場活動、 産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在している中で 健康体操など様々な活動を通じて健康増進や予防介護に貢 金利が変動することにより、利益が低下ないし損失を被る 献しています。 リスクをいいます。また、価格変動リスクとは、有価証券 5.地域社会、組織発展への貢献 ○地域農業を振興し、組合員の社会的地位の向上と、地域か 等の価格の変動に伴って資産価格が減少するリスクのこと です。 当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性 ら愛されるJAを目指し、地域社会に貢献しています。 リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び ○ふれあい農園を通じ、地域・子供たち・消費者に対し農業 財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維 への理解を深める取組みを行っています。 ○組合活動の輪を広げ、地域行事等への参加・支援を通じ自 主・自立の地域社会発展に貢献しています。 持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、 資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変 化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めていま す。 リスク管理の状況 1.リスク管理体制 〔リスク管理基本方針〕 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済 見通しなどの投資環境分析及び当JAの保有有価証券ポー トフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において 運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員 会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を 組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくた 行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及 めには、より健全性の高い経営を確保し、信頼性を高めていく びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券 11 JA福井市のめざす姿と戦略 の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った 取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っている かどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層 2.法令遵守体制 〔コンプライアンス基本方針〕 に報告しています。 利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企 ③流動性リスク管理 業不祥事に対する社会の厳しい批判に鑑みれば、組合員・利 流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ 資金の流出により、必要な資金確保が困難になる、又は通 用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透明性の 高い経営を行うことがますます重要になっています。 常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされるこ このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要 とにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の 課題のひとつとして位置づけ、この徹底こそが不祥事を未然 混乱等により市場において取引ができないため、通常より に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観点にた も著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより ち、コンプライアンスを重視した経営に取り組みます。 損失を被るリスク(市場流動性リスク)のことです。 当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達に 〔コンプライアンス運営態勢〕 コンプライアンス態勢全般にかかる検討・審議を行うため、 ついて月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に 代表理事理事長を委員長とするコンプライアンス委員会を設 努めています。また、市場流動性リスクについては、投資 置するとともに、コンプライアンスの推進を行うため、本店 判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商品ごとに異な 各部門・各支店にコンプライアンス担当者を設置しています。 る流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策 基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプラ 定の際に検討を行っています。 ④オペレーショナル・リスク管理 オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の イアンス・マニュアル」を策定し、研修会を行い全役職員に 徹底しています。 毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある 活動もしくは、システムが不適切であること又は外生的な 推進に努めるとともに、統括部署を設置し、その進捗管理を行っ 事象による損失を被るリスクのことです。 ています。 当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生 また、組合員・利用者の皆さまの声を真摯に捉え、前向きに する信用リスクや市場リスク及び流動性リスク以外のリス 事業に反映するため、苦情・相談等の専門窓口を設置していま クで、受動的に発生する事務、システム、法務などについ す。 て事務処理や業務運営の過程において、損失を被るリスク と定義しています。事務リスク、システムリスクなどにつ 3.金融ADR制度への対応 いて、事務手続にかかる各種規程を理事会で定め、その有 ①苦情処理措置の内容 効性について内部監査や監事監査の対象とするとともに、 当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部 事故・事務ミスが発生した場合は速やかに状況を把握して 規則等を整備のうえ、その内容をホームページ・チラシ等 理事会に報告する体制を整備して、リスク発生後の対応及 で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも び改善が迅速・正確に反映ができるよう努めています。 連携し、迅速かつ適切な対応に努め、苦情等の解決を図り ⑤事務リスク管理 事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは ます。 当JAの苦情等受付窓口 事故・不正等を起こすことにより金融機関が損失を被るリ ・信用事業関係:0776-33-8161(月~金 8 時半~17 時半) スクのことです。当JAでは、業務の多様化や事務量の増 ・共済事業関係:0776-33-8157(月~金 8 時半~17 時半) 加に対応して、正確な事務処理を行うため事務マニュアル ②紛争解決措置の内容 を整備するとともに、自主検査・自店検査を実施し事務リ スクの削減に努めています。また、事故・事務ミスが発生 した場合には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内 当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用 しています。 ・信用事業 部監査により重点的なチェックを行い、再発防止策を実施 福 井弁護士会(電話:0776-23-5255)、京都弁護士会(電 しています。 話:075-231-2383 )、愛 知 県 弁 護 士 会( 電 話:052- ⑥システムリスク管理 203-1777 ) システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又 ① の 窓 口 ま た は 福 井 県 J A バ ン ク 相 談 所( 電 話: は誤作動等、システムの不備に伴い金融機関が損失を被る 0776-27-8222 )にお申し出ください。なお、福井弁護 リスク、さらにコンピューターが不正に使用されることに 士会・愛知県弁護士会、京都弁護士会については、各弁護 より金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAでは、 士会に直接紛争解決をお申し立ていただくことも可能です。 コンピュータシステムの安定稼働のため、安全かつ円滑な 運用に努めております。 ・共済事業 ㈳日本共済協会 共済相談所 (電話:03-5368-5757) ㈶自賠責保険・共済紛争処理機構 (電話:本部03-5296-5031) 12 ㈶日弁連交通事故相談センター (電話:本部03-3581-4724) ㈶交通事故紛争処理センター (電話:東京本部03-3346-1756) 最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い 合わせ下さい。 4.内部監査体制 当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設 置し、経営全般にわたる管理及び各部門の業務の遂行状況 を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価 し、改善事項の勧告などを通じて業務運営の適切性の維持・ 改善に努めています。 また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象と し、中期及び年度の内部監査計画に基づき実施しています。 監査結果は代表理事理事長及び監事に報告したのち被監査 部門に通知され、定期的に被監査部門の改善取り組み状況 をフォローアップしています。また、監査結果の概要を定 期的に経営管理委員会、理事会に報告することとしていま すが、特に重要な事項については、直ちに経営管理委員会、 理事会、代表理事組合長、監事に報告し、速やかに適切な 措置を講じています。 自己資本の状況 1.自己資本比率の状況 当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合 員や利用者のニーズに応えるため、財務基盤の強化を経営の 重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるととも に、不良債権処理及び業務の効率化等に取り組んだ結果、平 成 26 年 12 月末における自己資本比率は、16.75%となり ました。 2.経営の健全性の確保と自己資本の充実 当JAの自己資本は、組合員の普通出資のほか、資本準備 金、利益剰余金によっています。 ○普通出資による資本調達額 3,790 百万円(前年度 3,784 百万円) 項 目 内 容 発行主体 福井市農業協同組合 資本調達手段の種類 普通出資 コア資本に係る基礎項目に算 3,790 百万円 入した額 当JAは、「自己資本比率算出規程」を制定し、適正なプ ロセスにより正確な自己資本比率を算出して、当JAが抱え る信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれら のリスクに対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、 内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。 13 主要事業・業務内容 主な事業の内容 信 用 事 業 信用事業は、貯金、貸出、為替などいわゆる銀行業務 の一部がJAグループ内に留保され、中・長期の農業関 連や生活環境整備資金として使われているということで す。 さらに、組合員・地域住民の生活福祉を向上させるた めの活動にも積極的に取組んでおります。 といわれる内容の業務を行っています。 この信用事業は、 農業協同組合、信用農業協同組合連合会、農林中央金庫 購 買 事 業 という三段階の組織が有機的に結びつき、JA系統金融 として大きな力を発揮しています。 購買事業は、農業生産に必要な資材と生活に必要な物 ● 貯金業務 資を共同購入し、供給する事業です。この事業は、計画 組合員の方はもちろん、地域住民の皆様や事業主の皆 的な大量購入によって、安い価格で仕入れ流通経費を節 様からの貯金をお預かりしています。 約して、安くて安全で品質の良い品物を安定的に供給す 普通貯金、決済用貯金、当座貯金、スーパー定期、大 ることを目的にしています。 口定期、定期積金、総合口座などの各種貯金を目的・期 間・金額にあわせてご利用いただいております。 販 売 事 業 ● 貸出業務 組合員への貸出をはじめ、 地域住民の皆様の暮らしや、 販売事業は、組合員農家の営農活動の成果である生産 農業者・事業者の皆様の事業に必要な資金を貸出してお 物を共同で販売する事業であり、より高い農業収入をあ ります。 げることを目的にしています。 また、地方公共団体、農業関連産業などへも貸出し、 地域経済の質的向上・発展に貢献しています。 指 導 事 業 さらに、日本政策金融公庫の融資の申込みのお取次ぎ もしております。 指導事業は、営農指導事業と生活指導事業に大別され、 ● 為替業務 それぞれ組合員の営農活動、生活活動がより効果的に行 全国の農業協同組合・信用農業協同組合連合会、農林 われることを目的にしています。直接収益を生み出す事 中央金庫の店舗をはじめ、全国の銀行や信用金庫などの 業ではありませんが、信用・共済・購買・販売等の事業 各店舗と為替網で結び、当組合の窓口を通じて全国のど の要として取組んでおります。 この金融機関へでも振込や手形・小切手等の取り立て、 なお、営農指導事業とは、組合員の営農を指導し、そ 送金が安全・確実・迅速にできる内国為替をお取り扱い の改善と地域における総合的な農業生産力の維持・向上 しています。 を図っていく重要な事業であり、生活指導事業は、組合 ● 国債・投資信託窓口販売 員農家の生活全般について指導し、組合員や地域社会の 国債(利付・割引国庫債券・個人向け国債や投資信託) 生活改善と向上を図っていく事業です。 の窓口販売をお取り扱いしています。 ● 自動受取・自動支払サービス 高 齢 者 福 祉 事 業 給与・年金などの自動受取サービスや、電気・電話・ ガスなどの公共料金の自動支払サービスのほか、JA 高齢者福祉事業は、組合員及びその家族、地域の高齢 カードなどのクレジットカードの会員・加盟店のお申込 者に対し介護サービスを提供することにより、安心して みの取次ぎをしています。 生活できる地域づくりをすすめることを目的にしていま また、事業主の皆様のために給与振込サービス、口座 す。 振込サービス、自動集金サービスなどをお取り扱いして この事業は、介護保険法の事業認定を受け居宅介護支 います。 援事業、訪問介護事業、通所介護事業に本格的に取組ん でいます。 共 済 事 業 共済事業は、病気や災害に備えて組合員、契約者が協 同して保障と損害の回復をはかり、農業経営と生活の安 定をめざしています。JAの共済事業が一般の民間保険 と異なる点は、事業実施当初から生命共済と損害共済を 兼営していること、組合員・契約者とその家族の保障を 対象とした共済が主流であること、そしてその共済資金 14 また、助け合い組織である「ふれあいわかば会」では 地域高齢者を対象にした「いこいの場」や「一声かけ運動」 といった地域に密着した高齢福祉活動を行っています。 ■ 各種手数料一覧(平成 27 年 4 月 1 日現在) 諸手数料等一覧表(税込) 種 別 約束、為替手形用紙代 1 冊( 50 枚) 〃 1 枚 小切手用紙代 1 冊( 50 枚) マル専 口座開設手数料 手 形 手形決済手数料(用紙発行 1 枚当り) 証書・通帳再発行手数料 手 数 料 864 円 17 円 1,080 円 3,240 円 540 円 1,080 円 貯 金 関 係 提携ネットの平日時間内利用料 貸 出 関 係 両替関係 その他 提携ネットの平日時間外・休日利用料 支払 セブン銀行提携の平日時間外・休日利用料 現金自動化機器 郵貯提携の平日時間外・休日利用料 利用手数料 コンビニATM提携(イーネット・LANs)の平日時間外・休日利用料 【注 1 】 セブン銀行提携の平日時間外・休日利用料 受入 郵貯提携の平日時間外・休日利用料 コンビニATM提携(イーネット・LANs)の平日時間外・休日利用料 貯蓄貯金・普通貯金スウィング手数料 保証小切手発行手数料 【注 2 】 割引手形・担保手形同地内取立手数料 法人ネットバンク 月額手数料(基本料) 【注3】 月額手数料(データ伝送サービス含む) 一部償還 (手形貸付は除く) 繰上償還手数料 全額償還 (手形貸付は除く) 【注 4 】 固定金利から変動金利へ変更 条件変更手数料 (但し、貸出先の 返済方法・貸出利率の変更 【注 5 】 都合又は依頼によ 不動産担保追加・一部抹消事務手数料【注 6】 るものに限る) 不動産担保取扱事務手数料 譲渡・質権・確定日付徴求のための手数料 抹消委任状の再発行手数料 融資予定証明書発行手数料 借入用約束手形用紙代 1 枚 0 枚 ~ 300 枚 301 枚 ~ 500 枚 両替のみ利用の 501 枚 ~1,000 枚 場合に徴求する 1,001 枚 ~2,000 枚 2,001 枚以上 1,000 枚につき 各種証明書発行手数料 各種カード再発行手数料 税金・公共料金取次手数料 【注 7 】 口座引落手数料(新聞代等データ 1 件につき) 【注 8 】 108 円 216 円 108 円 108 円 108 円 108 円 108 円 108 円 108 円 540 円 216 円 1,080 円 2,160 円 2,160 円 5,400 円 5,400 円 5,400 円 10,800 円 10,800 円 1,836 円 1,080 円 10,800 円 54 円 無 料 216 円 324 円 648 円 324 円 324 円 1,080 円 432 円 108 円 【注1】 平日時間内は8時 45 分から 18 時までとする。 信漁連ネットについては手数料なしとする。 提携ネットのうち福井銀行・福邦銀行・福井信用金庫・敦賀信用金庫・武生信用金庫・小浜信用金庫・越前信用金庫については利用料なしとする。 提携ネットのうち三菱東京UFJ銀行については、平日時間内利用料は手数料なし、平日時間外及び休日の利用料は 108 円とする。 セブン銀行提携の利用料は、当組合顧客がセブン銀行の現金自動化機器を利用した場合の利用料とする。また、セブン銀行提携の受入及び支払の平日時間内利用 料はなし、休日利用時間帯(土曜日 9:00 から 14:00 )の休日利用料はなしとする。 コンビニATM提携(イーネット・LANs)の利用料は、 当組合顧客がコンビニATM(イーネット・LANs)の現金自動化機器を利用した場合の利用料とする。また、 コンビニATM提携(イーネット・LANs)の受入及び支払の平日時間内利用料はなし、休日利用時間帯(土曜日 9:00 から14:00 )の休日利用料はなしとする。 郵貯提携の利用料は、当組合顧客が郵貯の現金自動化機器を利用した場合の利用料とする。 また、郵貯提携の受入及び支払の平日時間内利用料については手数料なしとする。 自店、県内ネット、全国ネットの受入及び支払、ならびにキャッシングについては手数料なしとする。 【注2】 当組合の都合による発行は手数料なしとする。また、振り込め詐欺等特殊詐欺対策マニュアルに基づき発行する手数料はなしとする。 【注3】 個人向けネットバンクの月額手数料はなしとする。 【注4】 「JAバンクローンセンター福井」経由案件の住宅ローンについては 10,800 円とする。 金融円滑化にかかる条件変更等については手数料なしとする。 【注5】 【注6】 「JAバンクローンセンター福井」経由案件の住宅ローンについては 5,400 円とする。 【注7】 当組合が取扱金融機関として指定されていない税金等の収納に限る。 【注8】 手数料の上限を 108 円とする。 小切手等の代金取立手数料表(税込) 系 統 扱 い の 代金取立 系統金融機関あて 無 料 他 金 融 機 関 あ て 福井県内他金融機関支払地 免除 福井県外他金融機関支払地 1 通につき 648 円 15 主要事業・業務内容 為替手数料表(税込) 当JA 本・支店あて 【注 1 】 系統金融機関 あて 無料 無料 432 円 648 円 当JA 自店あて 【注 1 】 送金手数料 普通扱い(送金小切手) 1 件につき 電 信 扱 い 振込手数料 窓口利用 【注 2 】 3万円未満 1件につき 3万円以上 1件につき 108 円 324 円 216 円 324 円 324 円 540 円 648 円 864 円 自動振込 3万円未満 1件につき 3万円以上 1件につき 無料 無料 324 円 540 円 648 円 864 円 ATM 振 込 3万円未満 1件につき 3万円以上 1件につき 無料 無料 216 円 324 円 432 円 648 円 JAネット バンク振込 3万円未満 1件につき 3万円以上 1件につき 無料 無料 無料 432 円 648 円 3万円未満 1件につき 3万円以上 1件につき 無料 108 円 324 円 108 円 324 円 432 円 648 円 法人JAネッ トバンク振込 文 書 扱 い 給与・賞与 ― 3万円未満 1件につき 3万円以上 1件につき ― ― 代金取立 系統金融機関あて 手 数 料 ( 融 地 間 ) 1 件につき そ の 他 他金融機関 あて 432 円 ― 216 円 324 円 他金融機関あて 1 通につき ― 216 円 324 円 432 円 540 円 756 円 至急扱い 864 円 普通扱い 648 円 送金・振込組戻料 1 件につき 1,080 円 不渡手形返却料 1 通につき 1,080 円 取立手形組戻料 1 通につき 1,080 円 取立手形店頭呈示料 但し、1,080 円を超える経費を要する場合は、その実費を申し受けます。 1 通につき 1,080 円 離島回金料・上記以外の特殊手数料 実 費 【注 1 】 当JA自店及び本・支店あて振込手数料は、通帳(家賃、地代納付通帳は通帳とみなしません)・証書をお持ちでない口座への振込を対象とします。 視覚障がい者・手が不自由な方等が窓口にて依頼する振込手数料は、ATM振込手数料の額まで減免します。 【注 2 】 ■ 金融商品一覧(平成 27 年 4 月 1 日現在) 金融サービス 種 類 内 容 為 替 全国の JA はもちろんのこと、全国銀行データ通信システムを利用して、銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などとも振込、 代金取立、送金がスピーディーにでき、たいへん便利です。 国 債 個人向け国債、長期利付国債、中期利付国債のご購入ができます。国債は国が発行する債券ですから信用度が高く、元金も確 実です。保護預りをご利用になれば利息と元金がご指定の貯金口座へ自動的に振込まれますので大変便利で安全です。 投 託 運用の専門家が債券や株式などの有価証券に分散投資を行い、これによって得た収益を投資したお客様に還元する実績配分型 の金融商品です。毎月一定額を口座から引き落とし、購入する投信積立サービスもございます。 自動受取サービス 給与、賞与、年金、農産物販売代金、証券元利金、株式配当金などを JA の貯金口座にご指定いただくことによって自動的にお 受取りになれます。受取日にはキチンと入金されますので安全・確実です。 自動支払サービス 公共料金、税金、学校授業料、JA カード利用代金などを JA の貯金口座にご指定いただくことによって自動的にお支払いになれ ます。お支払いのテマがはぶけて便利です。 公金収納サービス 県民税、事業税、自動車税、不動産取得税などの県公金、市町村民税、固定資産税、都市計画税、国民健康保険税などの市町 村公金の納付のお取扱いをいたします。このほかに、法人税、所得税等の国税・歳入金のお取扱いもいたします。 JAキャッシュ サ ー ビ ス JA のキャッシュカード1枚で、県下はもちろん全国の JA キャッシュコーナーで現金のお引出し、残高照会がご利用いただけま す。ATM(現金自動預け払い機)では貯金の預け入れもご利用いただけます。また、銀行やゆうちょ銀行のキャッシュコーナー でも現金のお引出し、残高照会ができます。(ゆうちょ銀行、セブン銀行(セブンイレブン)の ATM では、ご入金もできます。 ) J A カ ー ド JA カード(クレジットカード)の会員入会のお取次ぎをいたします。(三菱 UFJ ニコスカードとの提携により大変便利になって おります)キャッシュカード機能を付けた JA カード(一体型)は、より便利にご使用いただけます。 給与振込サービス 毎月のお支払いの給与を従業員のみなさまがご指定される JA をはじめとする金融機関の貯金口座へお振込みいたします。給与 支払事務の合理化にお役立てください。 定時振込サービス 家賃・地代・駐車料金・仕送等をご指定のお振込み方法により、お客様に代わって行うサービスです。他の金融機関へのご送 金も可能です。 家計簿機能サービス 毎月 1 回、ご指定の日に 1ヵ月間のお預かり金額、お支払い金額の合計及び 5 大公共料金ごとの出金合計額を自動的に集計し、 通帳に表示します。個人のお客様で「総合口座通帳」「普通貯金通帳」をお持ちの方なら、どなたでもお申込みいただけます。 JAネットバンク 窓口や ATM に行かなくても、お手持ちのインターネットに接続されているパソコン、携帯電話、スマートフォンからアクセス するだけで、平日、休日を問わず残高照会や振込などの各種サービスがお気軽にご利用いただけます。 16 資 信 融 資 種類 農 業 関 連 住宅関連 事 業 関 連 資金名 資金使途 農 業 近 代 化 資 金 法定の要件を充たす農業用 構築物・農機具等の取得 法令で定める額 アグリ長期特別資金 農舎等の建築物・農機具 の取得 3,000万円以内(施設) 固定型 0.65% 2,000万円以内(機械) 10 年以内 7 年以内 農 金 農業用の軽トラックの取得 200 万円以内 固定型 0.9% ~ 5 年以内 地域農業応援資金 農業用機械・施設の取得 農地の取得、改良・運転資金 5,000 万円以内 証 貸 0.30% ~ 手 形 1.475% ~ 25 年以内 アグリ短期特別資金 集落営農組織の短期運転 資金 3,000 万円以内 変動型 1.20% ~ 1 年ごとに更新 農業経営改善促進資金 認定農業者の短期運転資金 法令で定める額 変動型 1.00% 1 年ごとに更新 住みタイゾーさん 住宅新築・増改築等 5,000 万円以内 (団信付与あり) 3 年固定型 0.95% ~ 35 年以内 と く と く プ ラ ン 住宅新築・増改築等 5,000 万円以内 (団信付与あり) 3 年固定型 0.90% ~ 35 年以内 事 金 事業に必要な資金 必要資金 変動型 2.475% 固定型 1.65% ~ 15 年以内 当 座 貸 越 事業に必要な資金 必要資金 変動型 1.15% 手 定めない ト ラ 業 資 資 形 割 引 貸出限度 必要資金 (限度 2 億円) 貸出利率 貸出期間 0.80% 法令で定める期間 0.30% (認定農業者) (担保有の場合) 割引料 1.975% 手形支払日まで 生 活 関 連 一般 賃 貸 住 宅 等 資 金 共同住宅建設 必要資金 変動型 0.975% ~ 固定型 0.925% ~ 35 年以内 マ イ カ ー ロ ー ン 自動車購入等 500 万円以内 固定型 1.30% 7 年以内 教 就学に必要な資金 500 万円以内 固定型 1.60% 卒業後7年6カ月以内 相 続 税 納 付 資 金 相続税納付 相続税納付額 変動型 1.975% 3 年以内 フ リ ー ロ ー ン 使途自由 300 万円以内 固定型 3.00% 5 年以内 ワイドカードローン 使途自由 300 万円以内 変動型 8.20% 1年ごとに自動更新 カ ー ド ロ ー ン 使途自由 50 万円以内 変動型 8.40% 2 年ごとに自動更新 共 済 担 保 資 金 使途自由 解約返戻金の 80% 以内 変動型 2.25% 3 年以内 一 必要とする一切の資金 必要資金 変動型 1.65% 35 年以内 育 般 ロ ー 資 ン 金 (注)長期・短期プライムレートを基準とする資金は、貸出利率が変わることがあります。 17 主要事業・業務内容 貯 金 期 間 特 徴 ス 定 種 類 ー 期 パ 貯 ー 金 1ヵ月以上 10 年以内 市場金利に応じてJAが利率を設定する、とてもお得な自由型金利定期貯金です。お預け入れ時の利率 が満期時まで変わらず安全で確実です。 期 定 日 期 指 貯 定 金 最長 3 年 (据置 1 年) 市場金利をすばやく反映、高利回りの定期貯金です。1 年経過後は 1ヶ月前までにご連絡いただければ、 いつでもお引き出しになれます。元金の一部引き出しもできますので、有利で便利にご利用頂けます。 大口定期貯金 1ヵ月以上 10 年以内 1,000 万円以上の大口資金の運用にご活用下さい。金融情勢により、JAが利率を設定しますので、た いへん有利に運用できます。 変動金利定期貯金 3 年 お預け入れから半年毎に適用金利を見直す貯金です。 年金特得定期貯金 1 年 JAで年金をお受け取りになられると、定期貯金店頭表示金利に 0.20%の金利を上乗せします。 ( 350 (期間:平成 27 年 3 月 1 日~平成 28 年 2 月 29 日) 万円まで) 共済満期定期貯金 ( 感 謝 ) 1 年 当JAにて長期共済の満期を迎えられた方に、共済払込期間に応じて、店頭表示金利に0.1%~0. 2% 上乗せします。(50万円以上で、共済満期額まで) 相続定期貯金 6ヵ月または 1 年 相続により資金を取得された方に、6 か月定期の場合スーパー定期貯金の 6 か月物の店頭表示金利に 0.4%、1 年定期の場合 0.2%を上乗せします。( 100 万円以上で、相続により取得した金額まで) 6ヵ月以上 5年以内 計画的に毎月積み立てできる貯金です。ボーナス併用型でよりスピーディーに。又、口座振替されます とより便利で確実です。 定 期 積 金 金利上乗せ定期積金 ( ト ラ イ 5) 5 年 期間 5 年でご契約いただければ、金利を上乗せします。(店頭表示利回りプラス 0.3%) 貯 蓄 貯 金 自 由 毎月 1 回利率が見直される有利な貯金です。お預入れ額は 1 円以上からでき、残高に応じて適用利率が 5 段階に設定されています。 普通貯金との間で資金を自動的に移し替えるスウィングサービス付きでキャッシュカードでもご利用に なれます。 総 合 口 座 自 由 「貯める・ふやす・支払う・受け取る・借りる」の機能が 1 冊の通帳でできます。給与振込や公共料金の 自動振替、自動融資もご利用になれます。 普 通 貯 金 自 由 いちばん身近な貯金です。1 円以上ならいつでもお気軽にサイフがわりにご利用ください。 通 知 貯 金 自 由 7 日以上お預けいただける短期で大口資金の運用にどうぞ! 2 日前までにご連絡いただければ、いつ でもお引き出しできます。 決 済 用 貯 金 自 由 全額保護対象となる普通貯金無利息型(決済用)の貯金です。ペイオフ対策に、ぜひご利用ください。 納税準備貯金 入金は自由 一般財形貯蓄 3年以上 毎月の給料やボーナスから自動的に天引きし確実にふやします。公的な融資も受けられ安心貯蓄です。 財形年金貯蓄 5 年以上 退職後の資金づくりにご利用ください。金額、期間、年金のお受取期間などは自由にお決めいただけます。 財形住宅貯蓄をあわせ 550 万円まで非課税。 財形住宅貯蓄 5 年以上 マイホームを実現するお手伝い貯蓄です。公的な融資も受けられ大変有利です。財形年金貯蓄をあわせ 550 万円まで非課税。 税金納付のための貯金です。利子税がかからず、とてもお得な貯金です。 ■ 共済商品一覧(平成 27 年 4 月 1 日現在) 種 類 終 一 身 時 払 医 特 徴 共 終 身 療 共 共 済 一生涯大切な家族や老後の万一保障を確保できます。 済 ご加入しやすく将来の安心を増やせる一生涯の死亡保障です。 済 日帰入院から長期入院までしっかり保障。保障の手厚さや保障の期間を選べます。 引 受 緩 和 型 定 期 医 療 共 済 健康に不安のある方もご加入しやすい中高年齢向けの医療保障商品です。 予 定 利 率 変 動 型 年 金 共 済( 終 身 ) 一生涯にわたり年金を確保できます。 予 定 利 率 変 動 型 年 金 共 済( 定 期 ) つなぎ年金として老後の資金を確保できます。 養 老 生 命 共 済 将来の資金の準備を進めながら同時に万一の保障を提供します。 一 時 払 養 老 生 命 共 済 退職金等の一時金を活用した資金形成ニーズに応え、簡単な告知でお申込みできます。 こ 済 お子様の入学に必要な費用を準備しながら入院等の保障を提供します。 済 一生涯にわたって備えられる介護保障。公的介護保険制度に連動したわかりやすい保障です。 済 介護共済の死亡時においても一時払い掛金の額を保障します。 ど 介 一 定 も 共 護 時 共 払 生 護 済 安い掛金で一定期間の保障を提供します。 ん 共 済 上皮内癌から脳腫瘍まで幅広いがんの治療を一生涯保障します。 傷 害 共 済 災害によって負った死亡入院・通院に対して保障します。 済 満期資金を準備しながら火災、自然災害による損害を準備します。 物 火 命 共 が 建 期 介 更 共 生 済 火災、落雷、破裂、爆発等による損害を保障します。 自 賠 責 共 済 自動車の運行により他人を傷つけ損害賠償責任を負った場合の損害を保障します。 自 動 車 共 済 自動車が衝突して受けた損害や、他人や他人の財物に損害を与え損害賠償義務を負ったときに保障する 自動車の総合共済です。 18 災 共 共 JA共済の仕組み JA共済は、平成 17 年 4 月 1 日から、JAとJA共済連が共同で共済契約をお引き受けしています。JAとJA共 済連がそれぞれの役割を担い、組合員・利用者の皆さまに密着した生活総合保障活動を行っています。 JA 組合員・利用者 の皆さま 共済契約 JA共済連 JA JA共済の窓口です。 JA共済連 JA共済事業の企画・開発・資産運用業務や支払共済にかかる 準備金の積み立てなどを行っています。 系統セーフティネット (貯金者保護の取り組み) 3.「一体的な事業推進」の実施 良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバン クとして商品開発力・提案力の強化、共同運営システム 当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻 の利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体 未然防止システム」と公的制度である「貯金保険制度(農 的な事業推進の取組みをしています。 水産業協同組合貯金保険制度) 」との 2 重のセーフティ ネットで守られています。 1. 「JAバンクシステム」の仕組み 4.貯金保険制度 貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払 い戻しができなくなった場合などに、貯金者を保護し、 J A バ ン ク は、 全 国 の J A・ 信 連・ 農 林 中 央 金 庫 また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維 (JAバンク会員)で構成するグループの名称です。組 持に資することを目的とする制度で、銀行、信金、信組、 合員・利用者の皆さまに、便利で安心な金融機関として 労金などが加入する「預金保険制度」と同様な制度です。 ご利用いただけるよう、 JAバンク会員の総力を結集し、 実質的にひとつの金融機関として活動する「JAバンク システム」を運営しています。 「JAバンクシステム」は、 「破綻未然防止システム」 と「一体的事業推進」を 2 つの柱としています。 2. 「破綻未然防止システム」の機能 「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体として の信頼性を確保するための仕組みです。 JAバンク法(農 林中央金庫及び特定農業協同組合等による信用事業の再 編及び強化に関する法律)に基づき、 「JAバンク基本 方針」を定め、JAの経営上の問題点の早期発見・早期 改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独 自の自主ルール基準(達成すべき自己資本比率の水準、 体制整備など)を設定しています。 また、 JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェッ クすることにより、適切な経営改善指導を行います。 19 決 算 の 状 況 【経営資料】 Ⅰ 決 算 の 状 況 1.貸借対照表 科 目 (単位:千円) 26 年度 (平成 26 年 12 月 31 日) 25 年度 (平成 25 年 12 月 31 日) (資産の部) 1 信用事業資産 168,356,299 689,559 779,021 ( 2 )預金 112,318,248 106,718,619 112,317,748 106,718,119 系統預金 系統外預金 ( 3 )有価証券 500 500 13,209,376 13,213,216 国債 1,712,562 1,916,617 地方債 9,996,737 9,995,869 - - 政府保証債 金融債 社債 ( 4 )貸出金 ( 5 )その他の信用事業資産 未収収益 その他の資産 ( 6 )貸倒引当金 2 共済事業資産 ( 1 )共済貸付金 ( 2 )共済未収利息 ( 3 )その他の共済事業資産 ( 4 )貸倒引当金 3 経済事業資産 ( 1 )受取手形 ( 2 )経済事業未収金 ( 3 )経済受託債権 ( 4 )棚卸資産 購買品 育苗センター資材 その他の棚卸資産 ( 5 )貸倒引当金 4 雑資産 5 固定資産 - - 1,500,077 1,300,729 44,998,597 47,861,035 165,830 168,175 114,762 125,807 51,068 42,368 △ 318,507 △ 383,769 587,726 592,781 578,793 583,379 10,835 11,323 69 65 △ 1,971 △ 1,988 2,391,420 2,972,289 1,522 641 518,487 663,294 1,592,483 1,992,847 301,653 345,957 226,503 248,308 38,514 52,680 36,636 44,969 △ 22,727 △ 30,451 837,005 846,881 7,059,056 7,377,671 ( 1 )有形固定資産 7,054,249 7,370,396 建物 9,467,732 9,432,186 機械装置 2,992,417 3,004,035 土地 3,182,907 3,227,787 その他の有形固定資産 3,040,830 3,059,152 △ 11,629,638 △ 11,352,765 減価償却累計額 ( 2 )無形固定資産 無形固定資産 6 外部出資 ( 1 )外部出資 系統出資 系統外出資 7 繰延税金資産 資 産 の 部 合 計 20 171,063,105 ( 1 )現金 4,806 7,274 4,806 7,274 6,411,066 6,389,132 6,411,066 6,389,132 6,323,546 6,301,612 87,520 87,520 260,350 316,614 188,609,730 186,851,670 (単位:千円) 科 目 (負債の部) 1 信用事業負債 ( 1 )貯金 ( 2 )借入金 ( 3 )その他の信用事業負債 未払費用 その他の負債 2 共済事業負債 26 年度 (平成 26 年 12 月 31 日) 25 年度 (平成 25 年 12 月 31 日) 173,342,824 170,989,247 172,765,731 170,473,372 6,271 8,609 570,821 507,265 98,429 91,382 472,392 415,882 1,644,238 1,472,443 ( 1 )共済借入金 578,325 581,546 ( 2 )共済資金 632,277 448,737 ( 3 )共済未払利息 ( 4 )未経過共済付加収入 ( 5 )その他の共済事業負債 3 経済事業負債 ( 1 )経済事業未払金 ( 2 )経済受託債務 ( 3 )その他の経済事業負債 7,936 8,322 409,309 417,793 16,389 16,043 2,009,852 2,647,555 563,537 708,994 1,444,967 1,937,719 1,346 841 479,193 457,101 ( 1 )未払法人税等 2,640 23,992 ( 2 )資産除去債務 730 3,810 ( 3 )その他の負債 475,822 429,298 925,331 1,106,855 4 雑負債 5 諸引当金 ( 1 )賞与引当金 ( 2 )退職給付引当金 ( 3 )役員退職慰労引当金 ( 4 )睡眠貯金払戻損失引当金 ( 5 )ポイント引当金 負 債 の 部 合 計 28,510 26,032 773,778 954,147 46,733 39,236 1,757 2,064 74,551 85,373 178,401,440 176,673,202 (純資産の部) 1 組合員資本 10,208,171 10,178,201 ( 1 )出資金 3,790,006 3,784,473 ( 2 )資本準備金 3,624,011 3,624,011 ( 3 )利益剰余金 2,823,188 2,786,514 693,912 668,912 2,129,276 2,117,601 利益準備金 その他利益剰余金 協同組合等教育積立金 305,250 305,250 施設整備積立金 609,454 709,454 減損会計積立金 35,000 50,000 税効果調整積立金 260,395 316,715 リスク管理積立金 124,000 64,000 特別積立金 433,607 418,607 当期未処分剰余金 361,568 253,573 (うち当期剰余金) ( 74,201 ) ( 120,452 ) △ 29,034 △ 16,797 119 266 119 266 ( 4 )処分未済持分 2 評価・換算差額等 ( 1 )その他有価証券評価差額金 純 資 産 の 部 合 計 負債及び純資産の部合計 10,208,290 10,178,467 188,609,730 186,851,670 21 決 算 の 状 況 2.損益計算書 (単位:千円) 科 目 1 事業総利益 ( 1 )信用事業収益 3,814,241 25 年度 (自平成 25 年1月1日 至平成 25 年 12 月 31 日) 3,828,584 1,615,570 1,655,189 1,543,146 1,570,199 (うち預金利息) ( 718,378 ) ( 638,841 ) (うち有価証券利息) ( 169,666 ) ( 183,455 ) (うち貸出金利息) ( 655,079 ) ( 747,869 ) ( 22 ) ( 33 ) 資金運用収益 (うちその他受入利息) 役務取引等収益 その他事業直接収益 その他経常収益 ( 2 )信用事業費用 資金調達費用 (うち貯金利息) (うち給付補塡備金繰入) (うち譲渡性貯金利息) (うち借入金利息) (うちその他支払利息) 役務取引等費用 その他事業直接費用 その他経常費用 (うち貸倒引当金戻入益) (うち貸出金償却) 信用事業総利益 ( 3 )共済事業収益 共済付加収入 共済貸付金利息 その他の収益 47,105 46,105 477 470 24,840 38,414 427,249 417,946 191,073 187,909 ( 163,033 ) ( 153,672 ) ( 24,818 ) ( 29,760 ) (-) (-) ( 214 ) ( 477 ) ( 3,007 ) ( 4,000 ) 12,161 12,206 - - 224,015 217,829 (△ 8,494 ) (△ 15,181 ) (-) (-) 1,188,320 1,237,243 1,311,165 1,387,209 1,241,592 1,317,483 15,809 16,540 53,762 53,186 87,899 89,440 共済借入金利息 15,809 16,540 共済推進費 22,715 28,768 共済保全費 6,623 6,033 42,750 38,098 ( 4 )共済事業費用 その他の費用 (うち貸倒引当金繰入額) (-) (0) (うち貸倒引当金戻入益) (△ 16 ) (-) (-) (-) (うち貸出金償却) 共済事業総利益 ( 5 )購買事業収益 購買品供給高 購買手数料 修理サービス料 その他の収益 22 26 年度 (自平成 26 年1月1日 至平成 26 年 12 月 31 日) 1,223,265 1,297,769 5,596,005 5,788,450 5,505,203 5,694,464 - - - - 90,801 93,986 (単位:千円) 科 目 ( 6 )購買事業費用 購買品供給原価 購買品供給費 修理サービス費 その他の費用 26 年度 (自平成 26 年1月1日 至平成 26 年 12 月 31 日) 25 年度 (自平成 25 年1月1日 至平成 25 年 12 月 31 日) 4,990,339 5,180,667 4,869,784 5,045,359 - - - - 120,554 135,307 (うち貸倒引当金繰入額) (-) ( 5,350 ) (うち貸倒引当金戻入益) (△ 7,398 ) (-) (うち貸倒損失) 購買事業総利益 ( 7 )店舗事業収益 店舗購買品供給高 その他の収益 ( 8 )店舗事業費用 店舗購買品供給原価 その他の費用 (うち貸倒引当金繰入額) (うち貸倒損失) 店舗事業総利益 ( 9 )販売事業収益 販売品販売高 販売手数料 農産物検査収益 (-) (-) 605,665 607,783 4,774,786 4,576,037 4,588,886 4,394,664 185,899 181,372 4,215,150 4,110,497 3,668,868 3,564,444 546,282 546,053 ( 14 ) (9) (-) (-) 559,635 465,540 311,266 353,090 508 4,901 142,059 119,155 13,815 12,839 その他の収益 154,882 216,194 ( 10 )販売事業費用 156,693 198,706 販売品販売原価 476 4,357 販売費 570 1,342 155,646 193,006 その他の費用 (うち貸倒引当金繰入額) (うち貸倒引当金戻入益) (うち貸倒損失) 販売事業総利益 (-) ( 60 ) (△ 34 ) (-) (-) (-) 154,572 154,384 ( 11 )農業倉庫事業収益 48,457 46,907 ( 12 )農業倉庫事業費用 25,463 26,066 22,993 20,840 ( 13 )加工事業収益 農業倉庫事業総利益 184,665 216,000 ( 14 )加工事業費用 171,623 209,018 13,041 6,981 ( 15 )利用事業収益 加工事業総利益 891,617 944,316 ( 16 )利用事業費用 843,404 904,961 48,212 39,354 利用事業総利益 ( 17 )宅地等供給事業収益 297,696 86,884 ( 18 )宅地等供給事業費用 289,206 83,342 宅地等供給事業総利益 ( 19 )福祉事業収益 8,490 3,542 357,795 356,508 23 決 算 の 状 況 (単位:千円) 科 目 ( 20 )福祉事業費用 福祉事業総利益 ( 21 )指導事業収入 ( 22 )指導事業支出 26 年度 (自平成 26 年1月1日 至平成 26 年 12 月 31 日) 317,643 25 年度 (自平成 25 年1月1日 至平成 25 年 12 月 31 日) 306,183 40,152 50,324 87,674 77,458 137,784 132,637 △ 50,110 △ 55,178 3,674,377 3,798,440 2,732,835 2,847,841 ( 2 )業務費 206,637 207,336 ( 3 )諸税負担金 203,133 200,679 ( 4 )施設費 526,509 534,337 5,260 8,246 指導事業収支差額 2 事業管理費 ( 1 )人件費 ( 5 )その他事業管理費 事業利益 139,864 30,144 3 事業外収益 152,305 113,414 97 130 ( 1 )受取雑利息 ( 2 )受取出資配当金 77,643 76,363 ( 3 )賃貸料 34,371 30,075 306 - - - ( 4 )貸倒引当金戻入益 ( 5 )償却債権取立益 ( 6 )雑収入 39,886 6,845 13,076 268 ( 1 )支払雑利息 - - ( 2 )貸倒損失 - - ( 3 )寄付金 40 - ( 4 )雑損失 13,036 - - 268 4 事業外費用 ( 5 )貸倒引当金繰入額 経常利益 5 特別利益 ( 1 )固定資産処分益 ( 2 )一般補助金 ( 3 )その他の特別利益 279,093 143,289 63,855 440,571 56,492 303,892 7,363 136,679 - - 209,786 417,870 ( 1 )固定資産処分損 93,868 189,900 ( 2 )固定資産圧縮損 9,047 227,969 106,869 - - - 133,162 165,990 2,640 39,586 56,320 5,951 6 特別損失 ( 3 )減損損失 ( 4 )その他の特別損失 税引前当期利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 58,960 45,537 当期剰余金 74,201 120,452 当期首繰越剰余金 26,045 27,169 税効果調整積立金取崩額 56,320 5,951 施設整備積立金取崩額 100,000 100,000 減損会計積立金取崩額 105,000 - 当期未処分剰余金 361,568 253,573 24 3.キャッシュ・フロー計算書 科 目 (単位:千円) 26 年度 25 年度 (自平成 26 年1月1日 (自平成 25 年1月1日 至平成 26 年 12 月 31 日) 至平成 25 年 12 月 31 日) 1 事業活動によるキャッシュ・フロー 税引前当期利益 133 ,162 165 ,990 減価償却費 422 ,664 423 ,866 減損損失 106,869 - 貸倒引当金の増加額 △ 73 ,003 △ 9 ,492 賞与引当金の増加額 2 ,477 △ 630 △ 180 ,368 △ 35 ,396 役員退職慰労引当金の増加額 7 ,497 7 ,548 その他引当金等の増加額 △ 307 △ 848 信用事業資金運用収益 △ 1 ,543 ,124 △ 1 ,570 ,166 信用事業資金調達費用 191 ,073 187 ,909 共済貸付金利息 △ 15 ,809 △ 16 ,540 共済借入金利息 15 ,809 16 ,540 △ 77 ,740 △ 76 ,493 支払雑利息 - - 為替差損益 - - △ 1 ,110 △ 418 - - △ 56 ,492 △ 298 ,342 40 ,795 135 ,341 2 ,862 ,438 2 ,509 ,921 預金の純増減 △ 5 ,542 ,000 △ 5 ,754 ,000 貯金の純増減 2 ,292 ,359 2 ,506 ,205 信用事業借入金の純増減 △ 2 ,337 △ 20 ,555 その他の信用事業資産の純増減 △ 8 ,678 25 ,478 その他の信用事業負債の純増減 67 ,539 △ 28 ,077 共済貸付金の純増減 4 ,586 △ 20 ,585 共済借入金の純増減 △ 3 ,220 21 ,021 共済資金の純増減 183 ,539 △ 123 ,239 未経過共済付加収入の純増減 △ 8 ,483 △ 13 ,316 その他の共済事業資産の純増減 △3 70 その他の共済事業負債の純増減 346 △ 8 ,019 受取手形及び経済事業未収金の純増減 143 ,926 △ 162 ,157 経済受託債権の純増減 400 ,363 △ 12 ,462 44 ,304 7 ,985 支払手形及び経済事業未払金の純増減 △ 145 ,456 63 ,843 経済受託債務の純増減 △ 492 ,752 245 ,308 その他の経済事業資産の純増減 - - その他の経済事業負債の純増減 505 723 退職給付引当金の増加額 受取雑利息及び受取出資配当金 有価証券関係損益 金銭の信託の運用損益 固定資産売却損益 その他固定資産関係損益 (信用事業活動による資産及び負債の増減) 貸出金の純増減 (共済事業活動による資産及び負債の増減) (経済事業活動による資産及び負債の増減) 棚卸資産の純増減 25 決 算 の 状 況 (単位:千円) 科 目 26 年度 25 年度 (自平成 26 年1月1日 (自平成 25 年1月1日 至平成 26 年 12 月 31 日) 至平成 25 年 12 月 31 日) (その他の資産及び負債の増減) その他の資産の純増減 9 ,876 △ 2 ,010 その他の負債の純増減 △ 43 ,578 80 ,505 未払消費税等の増減額 63 ,638 △ 4 ,519 信用事業資金運用による収入 1 ,552 ,692 1 ,579 ,156 信用事業資金調達による支出 △ 193 ,579 △ 213 ,992 共済貸付金利息による収入 16 ,297 16 ,940 共済借入金利息による支出 △ 16 ,196 △ 16 ,688 - - 158 ,519 △ 393 ,595 77 ,740 76 ,493 - - △ 23 ,992 △ 57 ,139 212 ,267 △ 374 ,241 有価証券の取得による支出 △ 1 ,701 ,124 △ 2 ,232 ,801 有価証券の売却による収入 △ 21 - 有価証券の償還による収入 1 ,705 ,869 2 ,951 ,633 金銭の信託の増加による支出 - - 金銭の信託の減少による収入 - - 補助金の受入れによる収入 9 ,047 227 ,969 固定資産の取得による支出 △ 270 ,532 △ 667 ,013 固定資産の売却による収入 66 ,262 303 ,892 △ 21 ,933 △ 22 ,347 - 10 △ 212 ,431 561 ,342 設備借入れによる収入 - - 設備借入金の返済による支出 - - 14 ,493 7 ,488 △ 8 ,635 △ 6 ,330 回転出資金の受入による収入 - - 回転出資金の払戻しによる支出 - - 持分の取得による支出 △ 16 ,797 △ 16 ,870 持分の譲渡による収入 16 ,797 16 ,870 △ 37 ,527 △ 37 ,433 △ 31 ,669 △ 36 ,275 - - △ 31 ,834 150 ,824 6 現金及び現金同等物の期首残高 1 ,229 ,141 1 ,078 ,316 7 現金及び現金同等物の期末残高 1 ,197 ,307 1 ,229 ,141 事業の利用分量に対する配当金の支払額 小 計 雑利息及び出資配当金の受取額 雑利息の支払額 法人税等の支払額 事業活動によるキャッシュ・フロー 2 投資活動によるキャッシュ・フロー 外部出資による支出 外部出資の売却等による収入 投資活動によるキャッシュ・フロー 3 財務活動によるキャッシュ・フロー 出資の増額による収入 出資の払戻しによる支出 出資配当金の支払額 財務活動によるキャッシュ・フロー 4 現金及び現金同等物に係る換算差額 5 現金及び現金同等物の増加額(又は減少額) 26 4.注記表 平成 26 年度 1.重要な会計方針に係る事項に関する注記 ( 1 )有価証券の評価基準及び評価方法 平成 25 年度 1.重要な会計方針に係る事項に関する注記 (1)有価証券の評価基準及び評価方法 ①満期保有目的の債券:償却原価法(定額法) ①満期保有目的の債券:償却原価法(定額法) ②その他有価証券 ②その他有価証券 ア.時価のあるもの :期末日の市場価格等に基づく時 ア.時価のあるもの :期末日の市場価格等に基づく時 価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却 価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却 原価は移動平均法により算定) イ.時価のないもの :移動平均法による原価法 原価は移動平均法により算定) イ.時価のないもの :移動平均法による原価法 なお、取得価額と債券金額との差額のうち金利調整と 認められる部分については償却原価法による取得価額の 修正を行っています。 ( 2 )棚卸資産の評価基準及び評価方法 (2)棚卸資産の評価基準及び評価方法 ①購買品(農機具以外)については、売価還元法による原 ①購買品(農機具以外)については、売価還元法による原 価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) により行っ 価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)により行っ ています。 ています。 ②購買品(農機具)については、個別法による原価法(収 ②購買品(農機具)については、個別法による原価法(収 益性の低下による簿価切下げの方法)により行っていま 益性の低下による簿価切下げの方法)により行っていま す。 す。 ③その他の棚卸資産については、最終仕入原価法による原 ③その他の棚卸資産については、最終仕入原価法による原 価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) により行っ 価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)により行っ ています。 ( 3 )固定資産の減価償却の方法 ています。 (3)固定資産の減価償却の方法 ①有形固定資産 ①有形固定資産 法人税法に規定する方法と同一の基準による定率法を 法人税法に規定する方法と同一の基準による定率法を 採用しています。ただし、平成 10 年4月1日以降取得 採用しています。ただし、平成 10 年 4 月 1 日以降取得 した建物(建物附属設備は除く)については、定額法を した建物(建物附属設備は除く)については、定額法を 採用しています。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に 規定する方法と同一の基準によっています。 採用しています。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に 規定する方法と同一の基準によっています。 ②無形固定資産 ②無形固定資産 法人税法に規定する方法と同一の基準による定額法を 法人税法に規定する方法と同一の基準による定額法を 採用しています。なお、自組合利用のソフトウェアにつ 採用しています。なお、自組合利用のソフトウェアにつ いては、利用可能期間( 5 年)に基づく定額法により償 いては、利用可能期間( 5 年)に基づく定額法により償 却しています。 却しています。 (会計方針の変更) 減価償却方法の変更 法人税法の改正に伴い、当年度より平成 25 年 1 月 1 日以後に取得した有形固定資産について、改正後の税法 に基づく減価償却方法に変更しています。 これにより、従来の方法と比べて、当年度の事業管理 費が 5,445 千円減少し、事業利益、経常利益、税引前 当期利益が同額増加しています。 ( 4 )引当金の計上基準 (4)引当金の計上基準 ①貸倒引当金 ①貸倒引当金 貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程、資産査 貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程、資産査 定事務要領、経理規程及び資産の償却・引当規程に則り、 次のとおり計上しています。 定事務要領、経理規程及び資産の償却・引当規程に則り、 次のとおり計上しています。 破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生して 破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生して いる債務者(破綻先)に係る債権、及びそれと同等の状 いる債務者(破綻先)に係る債権、及びそれと同等の状 況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、 況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、 債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収 債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収 可能見込額を控除し、その残額を計上しています。 可能見込額を控除し、その残額を計上しています。 また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後、経営 また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後、経営 破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻懸 破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻懸 念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可 念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可 27 決 算 の 状 況 平成 26 年度 平成 25 年度 能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その 能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その 残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要 残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要 と認められる額を計上しています。 と認められる額を計上しています。 破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回収に係 るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる 債権については、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿 価額から担保の処分見込み額及び保証による回収可能見 込額を控除した残額との差額を引き当てています。 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額 と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上しています。 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額 と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上しています。 なお、この基準に基づき、当年度は租税特別措置法第 なお、この基準に基づき、当年度は租税特別措置法第 57 条の9により算定した金額に基づき計上しています。 57 条の 9により算定した金額に基づき計上しています。 すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部 すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部 署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査 署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査 部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づい 部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づい て上記の引当を行っています。 て上記の引当を行っています。 ②賞与引当金 ②賞与引当金 職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給 職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給 見込額のうち当年度負担分を計上しています。 見込額のうち当年度負担分を計上しています。 ③退職給付引当金 ③退職給付引当金 職員の退職給付に備えるため、当年度末における退職 職員の退職給付に備えるため、当年度末における退職 給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当年度に発生 給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当年度に発生 していると認められる額を計上しています。 ア.退職給付見込額の期間帰属方法 していると認められる額を計上しています。 数理計算上の差異については、各年度の発生時におけ 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当年 る職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数( 3 年)に 度までの期間に帰属させる方法については、期間定額基 よる定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌年度 準によっています。 イ.数理計算上の差異、過去勤務費用の費用処理方法 数理計算上の差異については、各事業年度の発生時に から費用処理しています。 適格年金制度から確定給付企業年金制度へ移行したこ とに伴い発生した過去勤務債務は、その発生時の職員の おける職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数 (3年) 平均残存勤務期間以内の一定の年数( 10 年)による定 による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌年 額法により按分した額を発生年度から費用処理していま 度から費用処理することとしています。 す。 過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期 間以内の一定の年数( 10 年)による定額法により費用 処理しています。 ④役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退任慰労金規 程に基づく期末要支給額を計上しています。 ④役員退職慰労引当金 ⑤睡眠貯金払戻損失引当金 役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退任慰労金規 利益計上した睡眠貯金について貯金者からの払戻請求 程に基づく期末要支給額を計上しています。 ⑤睡眠貯金払戻損失引当金 利益計上した睡眠貯金について貯金者からの払戻請求 に基づく払戻損失に備えるため、過去の払戻実績に基づ く将来の払戻損失見込額を計上しています。 に基づく払戻損失に備えるため、過去の払戻実績に基づ く将来の払戻損失見込額を計上しています。 ⑥ポイント引当金 組合員優遇を目的とする総合ポイント制度に基づき、 組合員等に付与したポイントの使用による費用発生に備 ⑥ポイント引当金 えるため当年度末において将来使用されると見込まれる 事業利用の促進を目的とする総合ポイント制度に基づ 額を計上しています。 き、組合員等に付与したポイントの使用による費用発生 に備えるため当年度末において将来使用されると見込ま れる額を計上しています。 ( 5 )リース取引の処理方法 (5)リース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるも リース物件の所有権が借主に移転すると認められるも の以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適 の以外のファイナンス・リース取引については、通常の 用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の 賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。 賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。 ( 6 )消費税の会計処理 28 (6)消費税等の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっ 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっ ています。ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等 ています。ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等 平成 26 年度 は、雑資産に計上し、5年間で均等償却を行っています。 平成 25 年度 は、雑資産に計上し、5 年間で均等償却を行っています。 (7)記載金額の端数処理 ( 7 )記載金額の端数処理 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金 額千円未満の科目については「0」で表示しています。 額千円未満の科目については「 0 」で表示しています。 2.表示方法の変更に関する注記 ( 1 )賃貸施設に係る費用 従来、賃貸施設に係る経費(前年度 11,727 千円)は事 業管理費に計上していましたが、 金銭的重要性が増したため、 当年度より事業外費用の「雑損失」として計上することとし ました。 2.貸借対照表に関する注記 3. 貸借対照表に関する注記 ( 1 )有形固定資産に係る圧縮記帳額 (1)有形固定資産に係る圧縮記帳額 土地収用法、また、国庫補助金等の受領により、有形固定 土地収用法、また、国庫補助金等の受領により、有形固定 資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は 1,918,125 資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は 1,918,125 千円であり、その内訳は、次のとおりです。 千円であり、その内訳は、次のとおりです。 建物 928,478 千円 構築物 備品 機械及び装置 建物 65,677 千円 構築物 77,108 千円 備品 839,968 千円 機械及び装置 921,130 千円 65,677 千円 75,408 千円 848,671 千円 車輌運搬具 5,710 千円 車輌運搬具 5,710 千円 土地 1,526 千円 土地 1,526 千円 ( 2 )減損損失累計額の表示方法 減価償却累計額には、減損損失累計額 358,949 千円が 含まれています。 ( 3 )リース契約により使用する重要な固定資産 (2)減損損失累計額の表示方法 減価償却累計額には、減損損失累計額 297,827 千円が 含まれています。 (3)リース契約により使用する重要な固定資産 貸借対照表に計上した固定資産のほか、 Aコープ店舗設備、 貸借対照表に計上した固定資産のほか、Aコープ店舗設備、 ガスマイコンメーター、車両等についてリース契約により使 ガスマイコンメーター、車両等についてリース契約により使 用しております。 ( 4 )担保に供されている資産の内訳及びその金額 用しております。 (4)担保に供されている資産の内訳及びその金額 為替決済取引の担保として定期預金 1,500,000 千円、 為替決済取引の担保として定期預金 1,500,000 千円、 公金収納の担保として定期預金 500 千円、相互援助預金預 公金収納の担保として定期預金 500 千円、相互援助預金預 託の担保として定期預金 16,810,000 千円を差し入れてい 託の担保として定期預金 16,268,000 千円を差し入れてい ます。 ( 5 )役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額 ます。 (5)役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額 理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権の総額は、 理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権の総額は、 504,138 千円です。 547,494 千円です。 理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務はありませ 理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務はありませ ん。 ん。 ( 6 )貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳 (6)貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳 貸出金のうち、破綻先債権額は 52,995 千円、延滞債権 貸出金のうち、破綻先債権額は 155,063 千円、延滞債権 額は 1,534,867 千円、3カ月以上延滞債権額は 145,514 額は 1,480,298 千円、3 カ月以上延滞債権額は 64,204 千円、貸出条件緩和債権額は該当ありません。 千円、貸出条件緩和債権額は該当ありません。 ①破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間 ①破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間 継続していることその他の事由により元本又は利息の取 継続していることその他の事由により元本又は利息の取 立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上 立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上 しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下 しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下 「未収利息不計上貸出金」という。 )のうち、法人税法施 「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施 行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第1項第3号 行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号 のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定す 事由が生じている貸出金です。 る事由が生じている貸出金です。 ②延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先 ②延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先 債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と 債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と して利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。 して利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。 29 決 算 の 状 況 平成 26 年度 ③3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支 ③ 3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支 払日の翌日から3カ月以上遅延している貸出金で破綻先 払日の翌日から 3 カ月以上遅延している貸出金で破綻 債権及び延滞債権に該当しないものです。 ④貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図 先債権及び延滞債権に該当しないものです。 ④貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図 ることを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、 ることを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、 元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる 元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる 取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ 取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ 月以上延滞債権に該当しないものです。 月以上延滞債権に該当しないものです。 以上、破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額 以上、破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額 及び貸出条件緩和債権額の合計額は 1,733,377 千円であ 及び貸出条件緩和債権額の合計額は 1,699,565 千円であ り、貸倒引当金控除前の金額です。 り、貸倒引当金控除前の金額です。 なお、当該債権のうち、貯金・定期積金、有価証券及び不 なお、当該債権のうち、貯金・定期積金、有価証券及び不 動産等の回収確実な担保付貸出金並びに農業信用基金協会等 動産等の回収確実な担保付貸出金並びに農業信用基金協会等 確実な保証先による保証付貸出金についての当該担保・保証 確実な保証先による保証付貸出金についての当該担保・保証 相当額は 1,551,850 千円であり、個別貸倒引当金として 相当額は 1,465,925 千円であり、個別貸倒引当金として 176,220 千円引当を行っています。 231,203 千円引当を行っています。 4.損益計算書に関する注記 ( 1 )減損損失に関する注記 ①グルーピングの概要 管理会計の単位としている支店、燃料事業とマーケッ ト事業を一般資産とし、 「農業施設センター」 「喜ね舎」 「セ レモニーセンター」 「福祉センター」 「本店」を共用資産 としています。 ②減損損失を認識した資産又は資産グループの概要並びに 減損損失の金額及びその内訳 当年度に減損損失を計上した固定資産は、以下のとお りです。 場 所 用 途 種 類 そ の 他 金 額 場 所 用 途 種 類 そ の 他 金 額 合 計 酒生給油所 営業用店舗 土地及び建物 104,975 千円 (建物等 59,228 千円) (土地 45,747 千円) 美山中央給油所 営業用店舗 建物等 1,893 千円 (建物等 1,893 千円) 106,869 千円 (建物等 61,121 千円) (土地 45,747 千円) ③減損損失を認識するに至った経緯 両事業所については、当該店舗の営業収支が2期連続 赤字であると同時に、短期的に業績の回復が見込まれな いことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当年 度減少額を減損損失として認識しました。 ④回収可能価額の算定方法 酒生給油所の回収可能価額は正味売却可能価額を採用 しており、その時価は固定資産税評価額に基づき算定し ています。 美山中央給油所の回収可能価額についても正味売却可 能価額を採用しており、その時価は固定資産税評価額に 基づき算定しています。 30 平成 25 年度 平成 26 年度 5. 金融商品に関する注記 平成 25 年度 3.金融商品に関する注記 ( 1 )金融商品の状況に関する事項 (1)金融商品の状況に関する事項 ①金融商品に対する取組方針 ①金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資 に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残っ に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残っ た余裕金を福井県信用農業協同組合連合会へ預けている た余裕金を福井県信用農業協同組合連合会へ預けている ほか、国債や地方債などの有価証券による運用を行って ほか、国債や地方債などの有価証券による運用を行って います。 います。 ②金融商品の内容及びそのリスク ②金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の 組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は 組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は 組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスク 組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスク に晒されています。 に晒されています。 また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及 また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及 び純投資目的(その他有価証券)で保有しています。こ び純投資目的(その他有価証券)で保有しています。こ れらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場 れらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場 価格の変動リスクに晒されています。 価格の変動リスクに晒されています。 ③金融商品に係るリスク管理体制 ③金融商品に係るリスク管理体制 ア.信用リスクの管理 ア.信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理 事会において対応方針を決定しています。また、通常の 事会において対応方針を決定しています。また、通常の 貸出取引については、本店にリスク管理部署を設置し各 貸出取引については、本店にリスク管理部署を設置し各 支店との連携を図りながら、与信審査を行っています。 支店との連携を図りながら、与信審査を行っています。 審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどに 審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどに より償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など より償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など 厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸 厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸 出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、 出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、 資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権につい 資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権につい ては管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取 ては管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取 り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当 り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当 金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額 金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額 を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 イ.市場リスクの管理 イ.市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場 性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化 性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化 及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健 及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健 全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを 全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを 基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し金融 基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し金融 情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に 情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に 努めています。 努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済 見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券 見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券 ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会に ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会に おいて運用方針を定めるとともに、経営層で構成するA おいて運用方針を定めるとともに、経営層で構成するA LM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び LM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び 意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定し 意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定し た運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基 た運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基 づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。 づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。 運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切 運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切 な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク 量の測定を行い経営層に報告しています。 (市場リスクに係る定量的情報) 量の測定を行い経営層に報告しています。 (市場リスクに係る定量的情報) 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディン 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディン グ目的以外の金融商品です。当組合において、主要なリ グ目的以外の金融商品です。当組合において、主要なリ スク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商 スク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商 31 決 算 の 状 況 平成 26 年度 平成 25 年度 品は、預金、有価証券のうちその他有価証券に分類して 品は、預金、有価証券のうちその他有価証券に分類して いる債券、貸出金、貯金及び借入金です。 いる債券、貸出金、貯金及び借入金です。 当組合では、 これらの金融資産及び金融負債について、 当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、 期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経 期末後 1 年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた 済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたって 経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっ の定量的分析に利用しています。 ての定量的分析に利用しています。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定 し、当年度末現在、指標となる金利が 0.1%下落したも し、当年度末現在、指標となる金利が 0.1%下落したも のと想定した場合には、経済価値が 589 千円減少する のと想定した場合には、経済価値が 2,976 千円減少す ものと把握しています。 るものと把握しています。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を 前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考 前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考 慮していません。 慮していません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じ また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じ た場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があり た場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があり ます。 ます。 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件 にかかる未実行金額についても含めて計算しています。 にかかる未実行金額についても含めて計算しています。 ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理 ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達 について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確 について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確 保に努めています。また、 市場流動性リスクについては、 保に努めています。また、市場流動性リスクについては、 投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごと 投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごと に異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針 に異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針 などの策定の際に検討を行っています。 などの策定の際に検討を行っています。 ④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 ④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市 場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合 場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合 理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含 理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含 まれています。当該価額の算定においては一定の前提条 まれています。当該価額の算定においては一定の前提条 件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場 件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場 合当該価額が異なることもあります。 合当該価額が異なることもあります。 ( 2 )金融商品の時価等に関する事項 (2)金融商品の時価等に関する事項 ①金融商品の貸借対照表計上額および時価等 ①金融商品の貸借対照表計上額および時価等 当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれら 当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれら の差額は、次のとおりです。 の差額は、次のとおりです。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められる なお、時価を把握することが極めて困難と認められる ものについては、次表には含めず③に記載しています。 ものについては、次表には含めず③に記載しています。 (単位:千円) 貸借対照表額 預金 時 価 112,318,248 112,230,961 △ 87,287 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 貸出金 貸倒引当金 貸倒引当金控除後 貸借対照表額 預金 時 価 差 額 106,718,619 106,607,518 △ 111,100 有価証券 13,196,706 13,766,390 569,684 12,670 12,670 - △ 318,507 44,683,815 満期保有目的の債券 その他有価証券 貸出金 45,002,323 45,889,121 1,205,306 13,196,331 13,611,013 414,681 16,884 16,884 - 47,863,680 貸倒引当金 △ 383,769 貸倒引当金控除後 47,479,910 48,705,903 1,225,993 資 産 計 170,211,439 171,899,142 1,687,703 資 産 計 167,411,746 168,941,320 1,529,573 貯 金 172,765,731 172,846,892 81,161 貯 金 170,473,372 170,491,148 17,776 負 債 計 172,765,731 172,846,892 81,161 負 債 計 170,473,372 170,491,148 17,776 注1) 貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 3,725 千円 を含めています。 注2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 32 (単位:千円) 差 額 注1) 貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 2,644 千円 を含めています。 注2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 平成 26 年度 平成 25 年度 ②金融商品の時価の算定方法 ②金融商品の時価の算定方法 【資産】 【資産】 ア.預金 ア.預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似し 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似し ていることから、当該帳簿価額によっています。満期の ていることから、当該帳簿価額によっています。満期の ある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスク ある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスク フリーレートである円Libor・スワップレートで割 フリーレートである円Libor・スワップレートで割 り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定してい り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定してい ます。 ます。 イ.有価証券 イ.有価証券 債券は取引金融機関等から提示された価格によってい 債券は取引金融機関等から提示された価格によってい ます。 ます。 ウ.貸出金 ウ.貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場 金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく 金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく 異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似しているこ 異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似しているこ とから当該帳簿価額によっています。 とから当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間 に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリー に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリー レートである円Libor・スワップレートで割り引い レートである円Libor・スワップレートで割り引い た額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として た額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として 算定しています。 算定しています。 なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実 なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実 行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートであ 行額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートであ る円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳 る円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳 簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を 簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を 乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額とし 乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額とし て算定しています。 て算定しています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した 債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額 債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額 を時価に代わる金額としています。 を時価に代わる金額としています。 【負債】 【負債】 ア.貯金 ア.貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支 払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、定期 払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、定期 性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来の 性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来の キャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Li キャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Li bor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に bor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に 代わる金額として算定しています。 代わる金額として算定しています。 ③時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 ③時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 は次のとおりであり、これらは①の金融商品の時価情報 は次のとおりであり、これらは①の金融商品の時価情報 には含まれていません。 には含まれていません。 (単位:千円) (単位:千円) 種 類 貸借対照表計上額 種 類 貸借対照表計上額 外部出資 6,411,066 外部出資 6,389,132 注1) 外部出資のうち、市場のある株式以外のものについては、時価を把握することが 極めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。 注1) 外部出資のうち、市場のある株式以外のものについては、時価を把握することが 極めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。 33 決 算 の 状 況 平成 26 年度 平成 25 年度 ④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 ④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) (単位:千円) 1年超 2年超 3年超 4年超 種 類 1年以内 5年超 2年以内 3年以内 4年以内 5年以内 1年超 2年超 3年超 4年超 種 類 1年以内 5年超 2年以内 3年以内 4年以内 5年以内 預 金 112,318,248 預 金 106,718,619 - - - - - - - - - 有価証券 1,710,000 1,020,000 1,200,000 1,200,500 1,200,000 6,900,000 有価証券 1,504,000 1,710,000 1,002,000 1,200,000 1,200,500 6,600,000 満期保有 1,700,000 1,000,000 1,200,000 1,200,000 1,200,000 6,900,000 目的の債券 満期保有目 1,500,000 1,700,000 1,000,000 1,200,000 1,200,000 6,600,000 的の債券 その他有価証 券のうち満期 があるもの その他有価証 券のうち満期 があるもの 10,000 2,000 - 500 - - 貸出金 4,787,022 3,624,916 3,435,722 2,821,919 2,570,630 27,273,525 貸出金 4,000 10,000 2,000 - 500 - 5,045,366 3,694,509 3,652,502 3,127,654 2,787,614 29,021,921 合 計 118,815,270 4,626,916 4,635,722 4,022,419 3,770,630 34,173,525 合 計 113,267,985 5,404,509 4,654,502 4,327,654 3,988,114 35,621,921 注1) 貸出金のうち、当座貸越 471,057千円については「1年以内」に含めています。 また、期限のない劣後特約ローンについては「5年超」に含めています。 注2) 貸出金のうち、3ヶ月以上延滞が生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 484,861千円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。 注1) 貸出金のうち、当座貸越 485,406千円については「1年以内」に含めています。 また、期限のない劣後特約ローンについては「5年超」に含めています。 注2) 貸出金のうち、3ヶ月以上延滞が生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 531,468千円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。 ⑤有利子負債の決算日後の返済予定額 ⑤有利子負債の決算日後の返済予定額 年超 種類 1 年以内 21年以内 貯金 139,299,319 23,023,218 合計 139,299,319 23,023,218 (単位:千円) 2 年超 3 年超 4 年超 5 年超 3 年以内 4 年以内 5 年以内 7,850,600 1,613,824 962,906 15,862 7,850,600 1,613,824 962,906 15,862 年超 種類 1 年以内 21年以内 貯金 141,474,958 15,628,182 合計 141,474,958 15,628,182 2 年超 3 年以内 10,959,186 10,959,186 3 年超 4 年以内 1,334,797 1,334,797 (単位:千円) 4 年超 5 年超 5 年以内 1,060,385 15,862 1,060,385 15,862 注1) 貯金のうち、要求払い貯金については「1年以内」に含めています。 注1) 貯金のうち、要求払い貯金については「 1 年以内」に含めています。 6.有価証券に関する注記 4.有価証券に関する注記 有価証券の時価、 評価差額に関する事項は次のとおりです。 有価証券の時価、評価差額に関する事項は次のとおりです。 ①満期保有目的債券で時価のあるもの ①満期保有目的債券で時価のあるもの 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表 計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおり 計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおり です。 です。 (単位:千円) (単位:千円) 種 類 貸借対照表計上額 国 債 1,699,892 時 価 合 計 13,196,706 13,766,390 種 類 貸借対照表計上額 差 額 1,725,000 時価が 貸借対照表 地方債 9,996,737 10,501,054 計上額を 社 債 1,500,077 1,540,336 超えるもの 小 計 13,196,706 13,766,390 25,108 504,317 40,259 569,684 569,684 時 価 差 額 国 債 1,899,732 1,950,752 51,019 地方債 9,296,146 9,666,665 370,518 社 債 1,000,000 1,007,977 7,977 小 計 12,195,879 12,625,394 429,514 時価が 699,723 693,295 地方債 貸借対照表 300,729 292,324 社 債 計上額を 985,619 超えないもの 小 計 1,000,452 13,196,331 13,611,013 合 計 △ 6,428 時価が 貸借対照表 計上額を 超えるもの △ 8,405 △ 14,833 414,681 ②その他有価証券で時価のあるもの ②その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの償却原価、貸借 その他有価証券において、種類ごとの償却原価、貸借 対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおり 対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおり です。 です。 (単位:千円) 貸借対照表計上額が 償却原価を超えるもの 合 計 34 - 種類 貸借対照表計上額 時価 差額 国債 12,505 12,670 165 小計 種類 貸借対照表計上額 12,505 12,670 165 貸借対照表計上額が 償却原価を超えるもの 12,505 12,670 165 合 計 時価 (単位:千円) 差額 国債 16,516 16,884 小計 16,516 16,884 368 368 16,516 16,884 368 なお、上記差額から繰延税金負債 45 千円を差し引い なお、上記差額から繰延税金負債 101 千円を差し引 た額 119 千円が、 「その他有価証券評価差額金」に含ま いた額 266 千円が、 「その他有価証券評価差額金」に含 れています。 まれています。 平成 26 年度 平成 25 年度 7. 退職給付に関する注記 5.退職給付に関する注記 退職給付に関する事項は、次のとおりです。 ( 1 )採用している退職給付制度 退職給付に関する事項は、次のとおりです。 (1)採用している退職給付制度 職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、り 職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、り そな銀行との契約に基づく確定給付企業年金制度を採用して そな銀行との契約に基づく確定給付企業年金制度を採用して います。また、この制度に加え、全国農林漁業団体共済会と います。また、この制度に加え、(一財)全国農林漁業団体 の契約に基づく退職給付制度を採用しています。 共済会との契約に基づく農林漁業団体職員退職給付金制度を 採用しています。 退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設 定に関する意見書」(平成 10 年 6 月 16 日企業会計審議会)) に基づく、当期における退職給付債務の内容等は、次のとお りです。 ( 2 )退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 期首における退職給付債務 3,690,742 千円 勤務費用 124,569 千円 利息費用 60,543 千円 数理計算上の差異の発生額 307,183 千円 (2)退職給付債務及びその内訳 退職給付債務 △ 3,690,742 千円 年金資産 特定退職共済制度 2,272,107 千円 663,555 千円 未積立退職給付債務 △ 755,080 千円 勤務費用、利息費用、数理計算上の 未認識過去勤務債務 169,521 千円 差異の発生額(共済会) 未認識数理計算上の差異 △ 368,588 千円 貸借対照表計上額純額 △ 954,147 千円 退職給付引当金 △ 954,147 千円 27,219 千円 △ 326,045 千円 退職給付の支払額 期末における退職給付債務 3,884,213 千円 ( 3 )年金資産の期首残高と期末残高 期首における年金資産 2,935,662 千円 期待運用収益 数理計算上の差異の発生額 制度への拠出金 退職給付の支払額 期末における年金資産 40,897 千円 139,121 千円 269,648 千円 △ 326,045 千円 3,059,286 千円 ( 4 )退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に 計上された退職給付引当金の調整表 退職給付債務 年金資産 特定退職共済制度 3,884,213 千円 △ 2,414,540 千円 △ 644,745 千円 未積立退職給付債務 824,927 千円 未認識過去勤務債務 △ 137,231 千円 未認識数理計算上の差異 86,082 千円 貸借対照表計上額純額 773,778 千円 退職給付引当金 773,778 千円 (3)退職給付費用の内訳 ( 5 )退職給付費用及びその内訳項目の金額 勤務費用 124,569 千円 勤務費用 利息費用 60,543 千円 利息費用 期待運用収益 △ 40,897 千円 期待運用収益 数理計算上の差異の費用処理額 △ 114,443 千円 過去勤務債務の費用処理額 過去勤務費用の費用処理額 32,289 千円 数理計算上の差異の費用処理額 小計 62,061 千円 特退共制度への拠出金 特定退職共済制度への拠出金 27,219 千円 臨時に支払った割増退職金 臨時に支払った割増退職金 合計 7,871 千円 退職給付費用 125,228 千円 60,905 千円 △ 34,579 千円 32,289 千円 △ 934 千円 27,808 千円 12,926 千円 223,644 千円 97,152 千円 35 決 算 の 状 況 平成 26 年度 平成 25 年度 ( 6 )年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおり です。 債 権 株 式 年金保健投資 そ の 他 合 計 りそな銀行 65.21% 32.19% 共済会 81.00% 16.00% 3.00% 100.00% 2.60% 100.00% ( 7 )長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予 想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産から の現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。 ( 8 )割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 割引率 0.75% (4)退職給付債務等の計算基礎 割引率 長期期待運用収益率 1.8%(りそな銀行) 期待運用収益率 1.0%(共済会) 退職給付見込額の期間配分方法 過去勤務債務の処理年数 数理計算上の差異の処理年数 ( 9 )特例業務負担金の将来見込額 2.0% 1.6% 期間定額基準 10 年 3年 (5)特例業務負担金の将来見込額 人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農 人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農 林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団 林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団 体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づ 体共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、 き、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に 旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要す 要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金を含めて計 る費用に充てるため拠出した特例業務負担金 44,629 千円 上しています。 を含めて計上しています。 な お、 同 組 合 よ り 示 さ れ た 平 成 26 年 3 月 現 在 に お け な お、 同 組 合 よ り 示 さ れ た 平 成 25 年 3 月 現 在 に お け る 平 成 44 年 3 月 ま で の 特 例 業 務 負 担 金 の 将 来 見 込 額 は る平成 44 年 3 月までの特例業務負担金の将来見込額は、 662,000 千円となっています。 670,313 千円となっています。 8.税効果会計に関する注記 6.税効果会計に関する注記 ( 1 )繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳等 繰延税金資産 (1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳等 繰延税金資産 貸倒引当金(個別) 54,478 千円 賞与引当金 7,885 千円 退職給付引当金限度超過額 65,750 千円 71,575 千円 退職給付引当金 214,027 千円 貸倒引当金限度超過額 ポイント預り金 20,620 千円 賞与引当金限度超過額 固定資産(減損損失) 80,076 千円 その他 減損土地 21,815 千円 繰延税金資産小計 役員退職慰労引当金 12,926 千円 評価性引当額 25,437 千円 繰延税金資産合計( A ) 繰越欠損金 その他 7,651 千円 63,959 千円 472,377 千円 △ 155,056 千円 317,320 千円 10,853 千円 繰延税金資産小計 評価制引当額 263,439 千円 減価償却超過額(減損損失) 448,117 千円 △ 187,621 千円 繰延税金資産合計( A ) 260,495 千円 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 △ 101 千円 資産除去債務 △ 604 千円 繰延税金負債合計( B ) △ 706 千円 繰延税金負債 資産除去債務 その他有価証券評価差額金 △ 100 千円 △ 45 千円 繰延税金負債合計( B ) △ 145 千円 繰延税金資産の純額( A )+( B ) 36 260,349 千円 繰延税金資産の純額( A )+( B ) 316,614 千円 平成 26 年度 平成 25 年度 ( 2 )法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因 法定実効税率 29.39% (調整) (2)法定実効税率と法人税等負担率との差異の原因 法定実効税率と法人税等負担率との差異の原因は、次のと おりです。 交際費等永久に損金に算入されない項目 事業分量配当 7.95% △ 14.74% 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 8.03% 法人税等の額から控除される所得税額等 △ 3.52% 住民税均等割 1.99% 評価性引当額の増減 24.58% 税率変更による繰延税金資産の減額修正 0.59% 6.30% その他 税効果会計適用後の法人税等の負担率 44.51% 法定実効税率 29.39% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 5.90% 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 6.30% 法人税額の特別控除 △ 4.84% 住民税均等割 1.59% 評価性引当金の増減 6.34% その他 △ 4.65% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 27.43% ( 3 )税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債への影 響額 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成 26 年法律第 10 号)が平成 26 年3月 31 日に公布され平成 26 年4月1 日以後に開始する年度から復興特別法人税が廃止されること となり、また、地方法人税法(平成 26 年法律第 11 号)に ついても平成 26 年3月 31 日に公布され、平成 26 年 10 月1日以降に開始する年度から地方法人税が創設されること となりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債 の計算に使用した法定実効税率は、平成 27 年1月1日以降 に開始する年度に解消が見込まれる一時差異等については前 年度の 29.39%から 27.66%に変更されました。 その結果、繰延税金資産が 2,673 千円、繰延税金負債が 6 千円それぞれ減少し、その他有価証券評価差額金が 0 千円 増加し、法人税等調整額が 2,666 千円増加しています。 9.キャッシュ・フロー計算書に関する注記 ( 1 )現金及び現金同等物の資金の範囲 7.キャッシュ・フロー計算書に関する注記 (1)現金及び現金同等物の資金の範囲 キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、貸借対 キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、貸借対 照表上の「現金」及び「預金」のうち「現金」及び「預金」 照表上の「現金」及び「預金」のうち「現金」及び「預金」 中の当座預金、普通預金及び通知預金となっています。 中の当座預金、普通預金及び通知預金となっています。 ( 2 )現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記さ 現金及び預金勘定 (2)現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記さ れている科目の金額との関係 れている科目の金額との関係 113,007,807 千円 現金及び預金勘定 107,497,641 千円 別段預金、定期性預金及び譲渡性預金 111,810,500 千円 別段預金、定期性預金及び譲渡性預金 106,268,500 千円 現金及び現金同等物 現金及び現金同等物 1,197,307 千円 1,229,141 千円 37 決 算 の 状 況 5.剰余金処分計算書 (単位:円) 科 目 平成 26 年度 平成 25 年度 1 当期未処分剰余金 361,568,083 253,573,213 2 剰余金処分額 331,909,265 227,527,634 ( 1 )利益準備金 15,000,000 25,000,000 ( 2 )任意積立金 213,000,000 165,000,000 0 90,000,000 170,000,000 60,000,000 43,000,000 15,000,000 ( 3 )出資配当金 37,459,630 37,527,634 (4)事業分量配当金 66,449,635 0 29,658,818 26,045,579 減損会計積立金 リスク管理積立金 特別積立金 3 次期繰越剰余金 ○平成 26 年度 ○平成 25 年度 1.出資配当金は年 1.0%の割合です。 1.出資配当金は年 1.0%の割合です。 2.事業分量配当金は米出荷数量に対し1俵 350 円で 2.出資配当金は出資予約貯金に振り替えます。 す。但し、加工用米(備蓄米・輸出米を含む)を除 また、出資金が5万円未満及び 50 万円以上の場合 きます。 は普通貯金へ振り替えます。ただし、出資予約貯金 3.出資配当金は出資予約貯金に振り替えます。また、 へ振り替えることもできます。 出資金が5万円未満及び 50 万円以上の場合は普通 3.次期繰越剰余金には営農指導・生活・文化改善事業 貯金へ振り替えます。ただし、出資予約貯金へ振り の費用に充てるための繰越額 7,000,000 円が含ま 替えることもできます。 れています。 4.次期繰越剰余金には営農指導・生活・文化改善事業 の費用に充てるための繰越額 4,000,000 円が含ま れています。 目的積立金 積立額 種 類 (単位:千円) 平成 26 年末 平成 25 年末 協同組合等教育積立金 305,250 305,250 施設整備積立金 609,454 709,454 減損会計積立金 35,000 140,000 税効果調整積立金 260,395 316,716 リスク管理積立金 294,000 124,000 1,504,099 1,595,420 合 計 38 6.部門別損益計算書 〔平成 26 年度〕 (単位:千円) 科 目 計 信用事業 共済事業 農業 関連事業 生活その他 事業 営農 指導事業 事 業 収 益 ① 19,879,223 1,615,570 1,311,165 7,976,774 8,888,039 87,674 事 業 費 用 ② 16,064,981 427,249 87,899 7,524,772 7,887,275 137,784 事 業 総 利 益 ③ (①-②) 3,814,241 1,188,320 1,223,265 452,002 1,000,763 △ 50,110 3,674,377 事 業 管 理 費 ④ (273,556) (うち減価償却費⑤) ( う ち 人 件 費 ⑤ ' ) (2,732,835) 827,358 842,029 539,128 1,264,025 201,835 ( 57,873 ) ( 52,051 ) ( 47,571 ) ( 102,468 ) ( 13,591 ) ( 628,584 ) ( 662,222 ) ( 375,529 ) ( 911,275 ) ( 155,223 ) 61,076 ( 4,398 ) ( 56,669 ) 55,085 ( 3,967 ) ( 51,110 ) 50,235 ( 3,617 ) ( 46,610 ) 108,259 ( 7,796 ) ( 100,448 ) 139,864 360,962 381,236 △ 87,125 △ 263,261 △ 251,946 152,305 44,937 55,018 21,012 27,623 3,713 - - - - - 2,820 2,548 2,233 4,824 650 - - - - - 279,093 403,079 433,705 △ 68,346 △ 240,462 △ 248,882 63,855 13,504 12,157 11,103 23,919 3,170 908 819 747 1,610 213 44,382 39,917 36,481 78,581 10,423 3,373 3,042 2,774 5,979 791 372,201 405,945 △ 93,725 △ 295,124 △ 256,135 71,398 72,556 46,996 65,183 △ 256,135 300,802 333,389 △ 140,722 △ 360,307 ※うち共通管理費⑥ (うち減価償却費⑦) (うち人件費 ⑦') 事 業 利 益 (③-④) ⑧ 事 業 外 収 益 ⑨ ※うち共通分⑩ 事 業 外 費 用 ⑪ 13,076 ※うち共通分⑫ 経 特 常 利 益 ⑬ (⑧+⑨-⑪) 別 利 益 ⑭ ※うち共通分⑮ 特 別 損 失 ⑯ 209,786 ※うち共通分⑰ 税引前当期利益⑱ (⑬+⑭-⑯) 133,162 営農指導事業分配賦額⑲ 営農指導事業分配賦後 税引前当期利益⑳ (⑱-⑲) 133,162 共通 管理費等 △ 288,990 14,333 ( 1,032 ) (△ 20,812 ) ( 13,299 ) (△ 268,137 ) - - △ 4,298 △ 15,960 (注) 1.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等は、次のとおりです。 (1) 事業管理費、事業外損益及び特別損益については、支出目的等により当該部門に可能な限り直課し、直課できない部分については共通管理費とした。 (2) 人件費は給与額割合、人件費以外の事業管理費は共通管理費割合、減価償却費は減価償却費割合、事業外損益・特別損益は共通管理費割合で配賦した。但し、 人件費の退職給付費用は正職員人頭割で配賦した。 2.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準 ( 1 )共通管理費等 「人頭割( 50% )+共通管理費配賦前の人件費を除いた事業管理費割( 50% ) 」 ( 2 )営農指導事業 「均等割( 50% )+事業総利益割( 50% )」 2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。 区 分 信用事業 共済事業 (単位:%) 農業関連事業 生活その他事業 共通管理費等 21.13 19.06 17.38 37.47 営農指導事業 27.87 28.33 18.35 25.45 営農指導事業 計 4.96 100% 100% 3.部門別の資産 区 分 事業別の総資産 総資産(共通資産配分後) (うち固定資産) (単位:千円) 計 信用事業 188,609,730 174,357,391 188,609,730 7,059,056 175,196,239 746,675 共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 2,835,826 4,035,437 3,477,640 - 3,592,312 673,362 4,705,267 2,152,899 4,922,691 3,314,129 193,219 171,988 共通資産 3,903,434 39 決 算 の 状 況 〔平成 25 年度〕 (単位:千円) 科 目 計 信用事業 共済事業 農業 関連事業 生活その他 事業 営農 指導事業 事 業 収 益 ① 19,626,930 1,655,189 1,387,209 7,900,937 8,606,135 77,458 事 業 費 用 ② 15,798,346 417,946 89,440 7,456,842 7,701,479 132,637 事 業 総 利 益 ③ (①-②) 3,828,584 1,237,243 1,297,769 444,094 904,656 △ 55,178 838,995 ( 54,705 ) ( 647,231 ) 831,637 ( 55,769 ) ( 636,193 ) 603,779 ( 46,309 ) ( 441,464 ) 1,310,584 ( 102,027 ) ( 952,979 ) 64,862 ( 4,373 ) ( 60,465 ) 66,116 ( 4,457 ) ( 61,634 ) 54,904 ( 3,701 ) ( 51,183 ) 120,963 ( 8,156 ) ( 112,764 ) 30,144 398,247 466,132 △ 159,684 △ 405,928 △ 268,622 113,414 36,215 46,958 14,587 13,958 1,694 - - - - - 54 55 45 101 12 - - - - - 143,289 434,408 513,035 △ 145,142 △ 392,071 △ 266,940 440,571 88,869 90,589 75,227 165,737 20,147 4,900 4,995 4,147 9,138 1,110 84,286 85,926 71,351 157,196 19,109 6,738 6,868 5,703 12,566 1,527 438,992 517,698 △ 141,266 △ 383,531 △ 265,902 75,591 77,663 48,440 64,206 △ 265,902 363,400 440,034 △ 189,707 △ 447,737 3,798,440 事 業 管 理 費 ④ (うち減価償却費⑤) ( 271,215 ) ( う ち 人 件 費 ⑤ ' ) ( 2,847,841 ) ※うち共通管理費⑥ (うち減価償却費⑦) (うち人件費 ⑦') 事 業 利 益 (③-④) ⑧ 事 業 外 収 益 ⑨ ※うち共通分⑩ 事 業 外 費 用 ⑪ 268 ※うち共通分⑫ 経 特 常 利 益 ⑬ (⑧+⑨-⑪) 別 利 益 ⑭ ※うち共通分⑮ 特 別 損 失 ⑯ 417,870 ※うち共通分⑰ 税引前当期利益⑱ (⑬+⑭-⑯) 165,990 営農指導事業分配賦額⑲ 営農指導事業分配賦後 税引前当期利益⑳ (⑱-⑲) 165,990 共通 管理費等 213,443 ( 12,402 ) ( 169,972 ) △ 321,551 14,704 ( 991 ) (△ 21,680 ) ( 13,707 ) (△ 299,756 ) - - △ 24,292 △ 33,404 (注) ( 1 )事業管理費、事業外損益及び特別損益については、支出目的等により当該部門に可能な限り直課し、直課できない部分については共通管理費とした。 ( 2 )人件費は給与額割合、人件費以外の事業管理費は共通管理費割合、減価償却費は減価償却費割合、事業外損益・特別損益は共通管理費割合で配賦した。但し、人 件費の退職給付費用は正職員人頭割で配賦した。 2.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準 ( 1 )共通管理費等 「人頭割( 50% )+共通管理費配賦前の人件費を除いた事業管理費割( 50% ) 」 ( 2 )営農指導事業 「均等割( 50% )+事業総利益割( 50% )」 2.配賦割合(1 の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。 区 分 信用事業 共済事業 (単位:%) 農業関連事業 生活その他事業 共通管理費等 20.18 20.56 17.07 37.62 営農指導事業 28.42 29.21 18.22 24.15 営農指導事業 計 4.57 100% 100% 3.部門別の資産 区 分 事業別の総資産 (単位:千円) 計 信用事業 共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 186,851,670 171,609,304 2,840,881 4,619,363 3,459,370 - 総資産(共通資産配分後) 186,851,670 172,481,635 7,377,671 771,925 (うち固定資産) 3,729,638 786,460 5,357,257 2,382,970 5,085,589 3,261,503 197,549 174,811 40 共通資産 4,322,750 7.財務諸表の正確性等にかかる確認 確 認 書 1 私は、当JAの平成 26 年1月1日から平成 26 年 12 月 31 日までの事業年度にかかるディスクロー ジャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するすべての重要な点において、農業協同組合法 施行規則に基づき適正に表示されていることを確認いたしました。 2 この確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備され、有効に機能してい ることを確認しております。 (1)業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が整備されております。 (2)業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効性を検証しており、重要 な事項については理事会等に適切に報告されております。 (3)重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。 平成 27 年 4 月 1 日 福井市農業協同組合 代表理事理事長 豊 岡 英 二 ㊞ 41 損 益 の 状 況 Ⅱ 損 益 の 状 況 1.最近の 5 事業年度の主要な経営指標 項 目 経常収益(事業収益) (単位:百万円、口、人、%) 26 年度 25 年度 24 年度 23 年度 22 年度 19,879 19,626 20,328 21,320 22,463 信用事業収益 1,615 1,655 1,739 1,846 1,934 共済事業収益 1,311 1,387 1,413 1,491 1,487 農業関連事業収益 7,976 7,900 8,237 8,102 8,240 その他事業収益 8,975 8,683 8,937 9,881 10,802 279 143 106 436 401 74 120 93 74 67 経常利益 当期剰余金 出資金 (出資口数) 3,790 ( 3,790,006 ) 3,784 ( 3,784,473 ) 3,785 ( 3,785,620 ) 3,754 ( 750,841 ) 3,741 ( 748,111 ) 純資産額 10,208 10,178 10,096 10,010 9,956 総資産額 188,609 186,851 184,122 179,809 173,910 貯金等残高 172,765 170,473 167,967 164,346 158,965 貸出金残高 44,998 47,861 50,370 54,897 57,209 有価証券残高 13,209 13,213 13,931 13,334 12,846 剰余金配当金額 37 37 37 37 37 出資配当額 37 37 37 37 37 事業利用分量配当額 66 - - - - 679 699 718 729 761 16.75% 16.29% 16.29 16.48 16.91 職員数 (嘱託・臨時職員含む) 単体自己資本比率 (注) 1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。 2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。 3.信託業務の取り扱いは行っていません。 「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」 (平成 18 年金融庁・農水省告示第 2 号)に基づき算出しております。なお、 4. 「単体自己資本比率」は、 平成 25 年度以前は旧告示(バ-ゼルⅡ)に基づく単体自己資本比率を記載しています。 2.利益総括表 項 目 資金運用収支 (単位:百万円、%) 26 年度 25 年度 増 減 1,352 1,382 △ 30 34 33 1 その他信用事業収支 △ 198 △ 178 △ 20 信用事業粗利益 (信用事業粗利益率) 1,188 ( 0.71 ) 1,237 ( 0.74 ) △ 49 (△ 0.04 ) 事業粗利益 (事業粗利益率) 3,814 ( 1.92 ) 3,828 ( 1.96 ) △ 14 (△ 0.03 ) 役務取引等収支 (注) 42 1.信用事業粗利益率=信用事業粗利益/貯金平均残高× 100 2.事業粗利益率=事業粗利益/総資産平均残高× 100 3.資金運用収支の内訳 項 目 (単位:百万円、%) 26 年度 平均残高 25 年度 利 息 利 回 平均残高 利 息 利 回 資金運用勘定 167,884 1,543 0.92 165,135 1,570 0.95 うち預金 108,174 718 0.66 102,105 638 0.63 うち有価証券 13,379 169 1.27 13,877 183 1.32 うち貸出金 46,330 655 1.41 49,152 747 1.52 170,179 191 0.11 167,435 187 0.11 170,170 187 0.11 167,414 183 0.11 8 0 2.50 21 0 2.20 - - 0.81 - - 0.84 資金調達勘定 うち貯金・定期積金 うち借入金 総資金利ざや (注) 1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率(資金調達利回+経費率) 2.資金運用勘定の利息欄の預金には、信連からの事業利用分量配当金が含まれています。 4.受取・支払利息の増減額 項 目 (単位:百万円) 26 年度増減額 受 取 利 息 25 年度増減額 △ 27 △ 70 79 52 うち有価証券 △ 13 △2 うち貸出金 △ 92 △ 119 支 払 利 息 3 0 うち貯金・定期積金 4 1 うち借入金 0 0 うちその他 0 0 △ 30 △ 70 うち預金 差し引き (注) 1.増減額は前年度対比です。 2.受取利息の預金には、信連からの事業利用分量配当金が含まれています。 43 事 業 の 概 況 Ⅲ 事 業 の 概 況 1.信用事業 ( 1 )貯金に関する指標 ①科目別貯金平均残高 (単位:百万円、%) 種 類 26 年度 25 年度 増 減 流 動 性 貯 金 40,886 ( 24.0 ) 40,151 ( 24.0 ) 735 定 期 性 貯 金 129,141 ( 75.9 ) 127,133 ( 75.9 ) 2,008 133 ( 0.1 ) 124 ( 0.1 ) 9 170,162 ( 100.0 ) 167,409 ( 100.0 ) 2,752 - ( 0.0 ) - ( 0.0 ) - 170,162 ( 100.0 ) 167,409 ( 100.0 ) 2,752 そ の 他 の 貯 金 計 譲 渡 性 貯 金 合 計 (注) 1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金 2.定期性貯金=定期貯金+定期積金 ( )内は構成比です。 3. ②定期貯金残高(法定) (単位:百万円、%) 種 類 26 年度 定期貯金 (注) 25 年度 増 減 119,643 ( 100.0 ) 118,101 ( 100.0 ) 1,541 うち固定金利定期 119,634 ( 100.0 ) 118,095 ( 100.0 ) 1,539 うち変動金利定期 8 ( 0.0 ) 6 ( 0.0 ) 2 1.固定金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金 2.変動金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金 ( )内は構成比です。 3. ( 2 )貸出金等に関する指標 ①科目別貸出金平均残高 (単位:百万円) 種 類 手 形 証 当 書 割 金 貸 付 貸 座 付 貸 引 融 機 26 年度 手 関 貸 25 年度 増 減 金 500 651 △ 151 金 43,404 46,934 △ 3,529 越 502 524 △ 21 形 - - - 付 1,939 1,041 897 46,347 49,152 △ 2,805 合 計 ②貸出金の金利条件別内訳残高 種 類 (単位:百万円、%) 26 年度 25 年度 増 減 固 定 金 利 貸 出 30,120 ( 66.9 ) 31,727 ( 66.3 ) △ 1,606 変 動 金 利 貸 出 14,144 ( 31.4 ) 15,379 ( 32.1 ) △ 1,235 そ の 他 金 利 貸 出 733 ( 1.6 ) 754 ( 1.6 ) △ 20 44,998 ( 100.0 ) 47,861 ( 100.0 ) △ 2,862 合 計 (注) ( )内は構成比です。 44 ③貸出金の担保別内訳残高 (単位:百万円) 種 類 26 年度 貯 金 ・ 定 期 積 金 等 有 価 証 動 不 そ 動 の 他 担 保 △ 19 券 - - - 産 29 29 - 産 3,774 3,567 207 物 - 3 △3 4,603 4,418 184 23,521 25,569 △ 2,047 農 業 信 用 基 金 協 会 保 証 の 他 保 証 小 計 信 増 減 817 小 計 そ 25 年度 798 用 合 計 - - - 23,521 25,569 △ 2,048 16,873 17,872 △ 998 44,998 47,861 △ 2,862 ④債務保証見返額の担保別内訳残高 (単位:百万円) 種 類 26 年度 貯 金 ・ 定 期 積 金 等 有 - - 券 - - - 産 - - - 不 動 産 - - - 物 - - - - - - - - - - - - の 証 - 増 減 動 そ 価 25 年度 他 担 保 小 計 信 用 合 計 ⑤貸出金の使途別内訳残高 (単位:百万円、%) 種 類 26 年度 25 年度 増 減 設 備 資 金 34,877 ( 77.5 ) 37,785 ( 78.9 ) △ 2,908 運 転 資 金 10,121 ( 22.5 ) 10,076 ( 21.1 ) 45 44,998 ( 100.0 ) 47,861 ( 100.0 ) △ 2,863 合 計 (注)( )内は構成比です。 ⑥貸出金の業種別残高 (単位:百万円、%) 種 類 26 年度 25 年度 増 減 農 業 6,538 ( 14.5 ) 7,646 ( 16.0 ) △ 1,107 林 業 157 ( 0.3 ) 165 ( 0.3 ) △8 業 2 ( 0.0 ) 2 ( 0.0 ) 0 水 産 製 造 業 2,171 ( 4.8 ) 2,247 ( 4.7 ) △ 75 業 133 ( 0.3 ) 189 ( 0.4 ) △ 56 建 設 ・ 不 動 産 業 5,738 ( 12.8 ) 5,698 ( 11.9 ) 39 電気・ガス・熱供給水道業 205 ( 0.5 ) 193 ( 0.4 ) 12 運 輸 ・ 通 信 業 908 ( 2.0 ) 892 ( 1.9 ) 16 金 融 ・ 保 険 業 2,430 ( 5.4 ) 1,847 ( 3.9 ) 582 卸売・小売・サービス業・飲食業 4,982 ( 11.1 ) 5,235 ( 10.9 ) △ 253 体 7,408 ( 16.5 ) 7,794 ( 16.3 ) △ 385 他 14,320 ( 31.8 ) 15,946 ( 33.3 ) △ 1,626 44,998 ( 100.0 ) 47,861 ( 100.0 ) △ 2,862 鉱 地 そ 方 公 共 団 の 合 計 (注)( )内は構成比(貸出金全体に対する割合)です。 45 事 業 の 概 況 ⑦ 主要な農業関係の貸出金残高 (ⅰ)営農類型別 種 類 (単位:百万円) 26 年度 農業 674 穀作 277 251 26 野菜・園芸 109 122 △ 13 果樹・樹園農業 - - - 工芸作物 - - - 養豚・肉牛・酪農 - - - 養鶏・養卵 - - - 養蚕 - - - 256 300 △ 44 - - - 643 674 △ 31 その他農業 合 計 増 減 643 農業関連団体等 (注) 25 年度 △ 31 1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業生産・農業経営に必要な資金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業 に必要な資金等が該当します。 なお、前頁⑥の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高です。 2. 「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス業、農業所得が従となる農業者等が含まれています。 3. 「農業関連団体等」には、JAや全農(経済連)とその子会社等が含まれます。 (ⅱ)資金種類別 〔貸出金〕 (単位:百万円) 種 類 26 年度 25 年度 増 減 プロパー資金 440 448 △8 農業制度資金 203 226 △ 23 農業近代化資金 182 204 △ 22 その他制度資金 21 21 0 643 674 △ 31 合 計 (注) 1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをいいます。 2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体が利子補給等を行うことでJAが低利で融資するもの、③日本 政策金融公庫が直接融資するものがあり、ここでは①の転貸資金と②を対象としています。 3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営負担軽減支援資金などが該当します。 〔受託貸付金〕 種 類 (単位:百万円) 26 年度 25 年度 増 減 日本政策金融公庫資金 - - - その他 - - - - - - 合 計 (注)日本政策金融公庫は、農業(旧農林漁業金融公庫)にかかる資金をいいます。 46 ⑧リスク管理債権の状況 区 分 (単位:百万円) 26 年度 破綻先債権額 延滞債権額 3ヵ月以上延滞債権額 貸出条件緩和債権額 △ 103 1,534 1,480 54 145 64 81 - - - 1,733 1,699 34 うち担保・保証付債権額(B) 1,551 1,465 86 担保・保証控除後債権額(C) 182 234 △ 52 個別計上貸倒引当金残高(D) 176 231 △ 55 差引額(E)=(C)-(D) 6 3 3 142 152 △ 10 一般計上貸倒引当金残高 増 減 155 合 計(A) (注) 25 年度 52 1.破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利 息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。 )のうち、法人税法施行令第 96 条第 1 項第 3 号のイからホ までに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金)をいいます。 2.延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸出金を いいます。 3.3ヵ月以上延滞債権とは、元金又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3ヵ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権および延滞債権に該当しないものをいい ます。 4.貸出条件緩和債権とは、債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな る取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権および 3ヵ月以上延滞債権に該当しないものをいいます。 5.担保・保証付債権額とは、リスク管理債権額のうち、貯金・定期積金、有価証券(上場公社債、上場株式)及び確実な不動産担保付の貸出残高ならびに農業信 用基金協会等公的保証機関等による保証付の貸出金についての当該担保・保証相当額です。 6.個別計上貸倒引当金残高とは、リスク管理債権のうち、すでに個別貸倒引当金に繰り入れた当該引当金の残高であり、貸借対照表上の個別貸倒引当金額とは異 なります。 7.担保・保証控除後債権額とは、リスク管理債権合計額から、担保・保証付債権額を控除した貸出金残高です。 ⑨金融再生法開示債権区分に基づく保全状況 債 権 区 分 (単位:百万円、%) 26 年度 25 年度 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 611 714 危険債権 976 920 要管理債権 145 64 小 計(A) 1,738 1,700 保全額(合計) (B) 1,727 1,697 担保・保証 1,551 1,465 176 231 99.4 99.8 43,315 46,235 45,048 47,934 引 当 保全率(B/A) 正常債権 合 計 (注)上記の債権区分は、 「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」 (平成 10 年法律第 132 号)第 6 条に基づき、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、 次のとおり区分したものです。なお、当JAは同法の対象とはなっていませんが、参考として同法の定める基準に従い債権額を掲載しております。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいいます。 2.危険債権とは、経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収ができない可能性の高い債権をいいます。 3.要管理債権とは、3 か月以上延滞貸出債権および貸出条件緩和貸出債権をいいます。 4.正常債権とは、上記以外の債権をいいます。 ⑩元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況 該当する取引はありません。 47 事 業 の 概 況 ⑪貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:百万円) 区 分 年度 26 年度 25 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 期首残高 156 259 416 期中増加額 146 196 343 - 56 56 目的使用 期中減少額 その他 156 202 359 期末残高 146 196 343 期首残高 173 251 425 期中増加額 156 259 416 目的使用 期中減少額 その他 期末残高 - - - 173 251 425 156 259 416 ⑫貸出金償却の額 (単位:百万円) 項 目 26 年度 25 年度 貸出金償却額 - - ( 3 )内国為替取扱実績 (単位:千件、百万円) 26 年度 種 類 仕 向 送 金 ・ 振 込 為 替 代 金 取 雑 立 為 替 為 替 合 計 25 年度 被仕向 仕 向 被仕向 件 数 24 194 24 189 金 額 21,368 37,589 21,293 36,680 件 数 0 0 0 0 金 額 9 9 82 33 件 数 1 0 1 0 金 額 204 1,729 150 1,741 件 数 25 195 25 190 金 額 21,582 39,328 21,526 38,455 ( 4 )有価証券に関する指標 ①種類別有価証券平均残高 (単位:百万円) 種 類 26 年度 25 年度 増 減 国 債 1,910 地 方 債 9,908 9,994 △ 86 政 府 保 証 債 - 625 △ 625 金 短 融 期 社 1,935 △ 25 債 - 91 △ 91 債 - - - 社 債 1,494 1,155 339 株 式 - - - そ の 他 の 証 券 合 計 (注) 貸付有価証券は有価証券の種類ごとに区分して記載しています。 ②商品有価証券種類別平均残高 該当する取引はありません。 48 - - - 13,313 13,803 △ 490 ③有価証券残存期間別残高 (単位:百万円) 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 債 1,110 601 0 - - - - 1,712 債 99 1,598 2,299 2,399 3,599 - - 9,996 政府保証債 - - - - - - - - 金 債 - - - - - - - - 短 期 社 債 - - - - - - - - 種 類 7 年超 10 年以下 期間の定め のないもの 10 年超 合 計 26 年度 国 地 方 融 社 債 500 - 100 300 499 100 - 1,500 株 式 - - - - - - - - その他の証券 - - - - - - - - 債 204 1,712 0 - - - - 1,916 25 年度 国 地 債 1,199 499 2,298 2,399 3,598 - - 9,995 政府保証債 方 - - - - - - - - 金 - - - - - - - - 融 債 短 期 社 債 - - - - - - - - 500 100 - 600 - - 1,300 社 債 100 株 式 - - - - - - - - その他の証券 - - - - - - - - ( 5 )有価証券等の時価情報等 ①有価証券の時価情報等 26 年度 保有区分 売 買 取得価額 時 価 25 年度 評価損益 取得価額 時 価 評価損益 的 - - - - - - 満 期 保 有 目 的 13,196 13,766 569 13,196 13,611 414 12 12 0 16 16 - 13,209 13,789 569 13,213 13,627 414 そ 目 (単位:百万円) の 他 合 計 (注) 1.時価は期末日における市場価格等によっております。 2.取得価額は取得原価又は償却原価によっています。 3.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の損益に含めています。 4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額として計上しております。 5.その他有価証券については、時価を貸借対照表価額としております。 ②金銭の信託の時価情報等 26 年度 保有区分 運 用 目 (単位:百万円) 取得価額 時 価 25 年度 評価損益 取得価額 時 価 評価損益 的 - - - - - - 満 期 保 有 目 的 - - - - - - そ - - - - - - - - - - - - の 他 合 計 (注) 1.時価は期末日における市場価格等によっております。 2.取得価額は、取得原価又は償却原価によっています。 3.運用目的の金銭の信託については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の損益に含めています。 4.満期保有目的の金銭の信託については取得価額を貸借対照表価額としてと計上しております。 5.その他の金銭の信託については時価を貸借対照表価額としております。 ③デリバティブ取引等、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引 該当する取引はありません。 49 事 業 の 概 況 2.共済取扱実績 ( 1 )長期共済新契約高・長期共済保有高 (単位:百万円) 26 年度 種 類 新契約高 終身共済 25 年度 保有高 22,587 新契約高 279,037 保有高 31,791 289,982 生命総合共済 定期生命共済 18 1,312 30 1,505 養老生命共済 5,965 90,669 5,176 101,349 うちこども共済 687 11,634 593 11,393 医療共済 968 14,893 723 17,271 がん共済 - 329 - 348 - 1,055 - 1,125 234 296 62 62 定期医療共済 介護共済 年金共済 建物更生共済 合 計 - 440 - 511 27,052 419,160 24,928 425,795 56,826 807,196 62,713 837,951 (注) 金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付加された定期特約金額等を含む)、年金共済は付加された定期特 約金額)を表示しています。 ( 2 )医療系共済の入院共済金額保有高 (単位:百万円) 26 年度 種 類 新契約高 25 年度 保有高 新契約高 保有高 医 療 共 済 13 56 12 44 が ん 共 済 0 4 0 4 定 期 医 療 共 済 合 計 (注) 0 7 0 7 13 68 13 56 金額は、入院共済金額を表示しています。 ( 3 )介護共済の介護共済金額保有高 (単位:千円) 26 年度 種 類 介 護 新契約高 共 済 合 計 (注) 25 年度 保有高 新契約高 保有高 562,505 701,617 173,731 173,731 562,505 701,617 173,731 173,731 金額は、介護共済金額を表示しています。 ( 4 )年金共済の年金保有高 (単位:百万円) 26 年度 種 類 新契約高 保有高 新契約高 保有高 年 金 開 始 前 117 1,767 93 1,784 年 金 開 始 後 - 848 - 830 117 2,615 93 2,615 合 計 (注) 50 25 年度 金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。 ( 5 )短期共済新契約高 (単位:百万円) 26 年度 種 類 火 災 自 共 動 傷 金 額 車 済 共 害 掛 金 66,230 済 共 25 年度 金 額 57 掛 金 65,617 749 57 680 済 59,693 3 56,687 2 団 体 定 期 生 命 共 済 - - - - 定 額 定 期 生 命 共 済 8 0 8 0 賠 償 自 責 賠 任 共 責 共 済 0 0 済 101 103 911 844 合 計 (注) 1.金額は、保障金額を表示しています。 2.自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額です。 3.農業関連事業取扱実績 ( 1 )買取購買品(生産資材)取扱実績 (単位:百万円) 26 年度 種 類 肥 供給高 25 年度 手数料 供給高 手数料 料 533 59 576 72 農 薬 414 43 416 41 飼 料 19 0 20 0 農 業 機 械 894 109 895 119 施 設 資 材 297 7 373 6 自 動 車 495 21 516 22 燃 料 1,250 117 1,249 106 そ の 他 236 28 251 30 4,142 388 4,300 400 合 計 ( 2 )受託販売品取扱実績 (単位:百万円) 26 年度 種 類 販売高 米 麦 ・ 2,857 118 手数料 2,688 99 穀 233 18 218 13 1,122 4 1,041 4 果 実 - - - - ・ 雑 販売高 菜 き 豆 手数料 野 花 ・ 25 年度 木 6 0 6 0 畜 産 物 101 0 105 0 林 産 物 - - - - そ の 他 81 0 77 0 4,402 142 4,138 119 合 計 花 51 事 業 の 概 況 ( 3 )農業倉庫事業取扱実績 (単位:百万円) 項 目 26 年度 25 年度 収 益 保 管 料 48 46 荷 役 料 - - そ の 他 0 0 48 46 計 費 用 倉 そ 庫 の 雑 他 の 費 費 3 4 用 21 21 25 26 計 ( 4 )加工事業取扱実績 (単位:百万円) 26 年度 種 類 取扱高 25 年度 手数料 取扱高 手数料 味 噌 ・ 麹 0 4 0 4 精 米 工 場 159 20 187 22 159 24 187 27 合 計 ( 5 )利用事業取扱実績 (単位:百万円) 26 年度 種 類 取扱高 カ ン ト リ ー ・ ラ イ セ ン 育 取扱高 手数料 - 275 - 286 苗 5 279 4 282 6 7 5 選 果 場 9 予 冷 庫 9 27 0 36 ー - 3 0 4 0 34 種 子 機 セ ン 械 タ 用 - 29 ふ れ あ い 農 園 - 1 農 産 物 直 売 所 138 52 185 44 局 10 - 11 0 173 675 208 695 郵 利 便 合 計 ※平成 26 年度より、機械利用とふれあい農園を別の会計としています。 52 25 年度 手数料 4.生活その他事業取扱実績 ( 1 )買取購買品(生活物資)取扱実績 (単位:百万円) 26 年度 種 類 供給高 25 年度 粗収益(手数料) 供給高 粗収益(手数料) 食 料 品 4,588 803 4,394 830 衣 料 品 25 2 8 0 財 76 8 87 8 耐 日 久 消 用 家 保 費 健 庭 雑 燃 そ の 貨 94 10 109 13 料 363 136 373 136 他 803 87 813 89 5,951 1,049 5,788 1,079 合 計 ( 2 )介護事業取扱実績 (単位:百万円) 項 目 26 年度 25 年度 収 益 訪 問 介 護 47 45 通 所 介 護 260 259 居 宅 介 護 32 33 地 域 支 援 ・ 生 活 支 援 10 9 介 護 員 養 成・ 福 祉 補 助 金 6 6 - 0 福 祉 用 具 貸 与 計 費 用 357 356 訪 問 介 護 41 41 通 所 介 護 237 235 居 宅 介 護 31 21 地 域 支 援 ・ 生 活 支 援 7 7 介 護 員 養 成・ 福 祉 補 助 金 - - 福 - 0 317 306 祉 用 具 貸 与 計 5.指導事業 (単位:百万円) 項 目 26 年度 25 年度 収 入 指 導 補 助 金 41 33 賦 課 金 収 入 17 18 入 28 26 87 77 実 費 収 計 支 出 営 費 125 120 生 活 文 化 事 業 費 農 改 10 10 健康管理・福祉事業費 1 1 137 132 計 善 53 経 営 諸 指 標 Ⅳ 経 営 諸 指 標 1.利 益 率 (単位:%) 項 目 26 年度 25 年度 増 減 総 資 産 経 常 利 益 率 0.14 0.07 0.07 資 率 2.74 1.42 1.32 総 資 産 当 期 純 利 益 率 0.04 0.06 △ 0.02 資 本 当 期 純 利 益 率 0.73 1.19 △ 0.46 (注) 本 経 常 利 益 1.総資産経常利益率 =経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高× 100 2.資本経常利益率 =経常利益/純資産勘定平均残高× 100 /総資産(債務保証見返りを除く)平均残高× 100 3.総資産当期純利益率=当期剰余金(税引後) 4.資本当期純利益率 =当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高× 100 2.貯貸率・貯証率 (単位:%) 区 分 貯貸率 貯証率 (注) 54 26 年度 期 期 中 平 期 期 中 平 1.貯貸率(期 末)=貸出金残高/貯金残高× 100 2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高× 100 3.貯証率(期 末)=有価証券残高/貯金残高× 100 4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高× 100 25 年度 末 26.05 28.08 均 27.23 29.36 末 7.65 7.75 均 7.86 8.29 Ⅴ 自 己 資 本 の 充 実 の 状 況 1.自己資本の構成に関する事項 (単位:千円、%) 項 目 コア資本にかかる基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額 うち、出資金及び資本準備金の額 うち、再評価積立金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額 (△) うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれ る額 うち、回転出資金の額 うち、上記以外に該当するものの額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手 段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の四十五パーセントに相当 する額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本にかかる基礎項目の額 (イ) コア資本にかかる調整項目 (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) の額の合計額 うち、のれんに係るものの額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以 外の額 繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。 )の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 前払年金費用の額 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 特定項目に係る十パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連す るものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関 連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。 )に関連するものの額 特定項目に係る十五パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連す るものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関 連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。 )に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額( (イ) ― (ロ) ) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ ライツに係るものを除く) 平成 26 年度 経過措置による 不算入額 10,332,262 7,414,017 - 3,051,188 103,909 △ 29,034 146,249 146,249 - - - - - - 10,478,511 - 4,806 - - - 4,806 - - - - - - - - - 10,644 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 10,478,511 54,232,257 △ 8,944,307 4,806 55 自己資本の充実の状況 項 目 平成 26 年度 うち、繰延税金資産 うち、前払年金費用 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー うち、土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額に係るものの額 うち、上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 自己資本比率 自己資本比率( (ハ) / (ニ) ) 10,644 - 8,959,758 - △ 17,919,515 8,303,222 - - 62,535,480 項 目 平成 25 年度 16.75 (単位:千円、%) 基本的項目 (A) 出資金 (うち後配出資金) 回転出資金 再評価積立金 資本準備金 利益準備金 特別積立金 リスク管理積立金 施設整備・協同組合教育積立金 税効果積立金 減損会計積立金 次期繰越剰余金 処分未済持分 その他有価証券の評価差損 営業権相当額 企業結合により計上される無形固定資産相当額 補完的項目 (B) 一般貸倒引当金 負債性資本調達手段等 負債性資本調達手段 期限付劣後債務 補完的項目不算入額 自己資本総額 (C)=(A)+(B) 控除項目 (D) 他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額 負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの 期限付劣後債務及びこれに準ずるもの 控除項目不算入額 自己資本額 (E)=(C)-(D) リスク・アセット等計(F) 資産(オン・バランス)項目 オフ・バランス取引等項目 オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た額 基本的項目比率 (A) / (F) 自己資本比率 (E) / (F) (注) 56 10,140,673 3,784,473 - - - 3,624,011 693,912 433,607 124,000 1,014,704 316,715 140,000 26,045 △ 16,797 - - - 156,971 156,971 - - - - 10,297,644 - - - - - 10,297,644 63,198,682 54,660,705 - 8,537,976 16.04% 16.29% 1.農協法第 11 条の2第1項第1号の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係る算式に基づき算出しており、平 成 25 年度は旧告示(バーゼルⅡ)に基づく単体自己資本比率を記載しています。 2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リスク削減手法の簡便 手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。 3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。 4.平成 25 年度については、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準等の特例を定める告示(平成 24 年金融庁・ 農水省告示第 13 号) 」に基づき基本的項目から、その他有価証券評価差損を控除していないため、「その他有価証券の評価損益」 は「-」(ハイフン)で記載しています。 経過措置による 不算入額 2.自己資本の充実度に関する事項 ( 1 )信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 信用リスク・アセット エクスポー ジャーの 期末残高 平成 26 年度 リスク・ 所要 アセット額 自己資本額 a b = a × 4% 我が国の中央政府及び 1,716,699 - 中央銀行向け 17,463,186 - 我が国の地方公共団体向け - - 地方公共団体金融機構向け - - 我が国の政府関係機関向け - - 地方三公社向け 金融機関及び第一種金 113,332,244 22,666,448 融商品取引業者向け 2,715,075 1,897,119 法人等向け 中小企業等向け及び個 1,709,808 918,106 人向け 865,267 290,321 抵当権付住宅ローン 6,666,014 6,473,428 不動産取得等事業向け 566,006 569,448 三月以上延滞等 23,543,049 2,297,547 信用保証協会等保証付 586,741 - 共済約款貸付 944,800 944,800 出資等 他の金融機関等の対象 6,061,522 15,153,806 資本調達手段 特定項目のうち調整項 176,876 442,191 目に算入されないもの 複数の資産を裏付とする資産 - - (所謂ファンド)のうち、個々 の資産の把握が困難な資産 - - 証券化 経過措置によりリス - △ 8,944,307 ク・アセットの額に算 入、不算入となるもの 12,517,200 11,523,346 上記以外 標準的手法を適用する 188,864,492 54,232,257 エクスポージャー別計 - - CVAリスク相当額÷ 8% 中央精算機関関連エクス - - ポージャー 信用リスク・アセットの額の合計額 188,864,492 54,232,257 オペレーショナル・ リスクに対する 所要自己資本の額 <基礎的手法> オペレーショナル・リスク 相当額を 8%で除して得た額 a 8,303,222 リスク・アセット等(分母)計 所要自己資本額計 (注) (単位:千円) a 62,535,480 エクスポー ジャーの 期末残高 - 1,920,633 平成 25 年度 リスク・ 所要 アセット額 自己資本額 a b = a × 4% - - - 17,855,731 - - - - - - - - - - - - - - 906,657 107,825,808 22,041,579 881,663 75,884 2,501,081 1,869,636 74,785 36,724 2,042,198 1,110,809 44,432 11,612 696,105 230,609 9,224 258,937 6,710,446 6,582,320 263,292 22,777 651,975 588,469 23,538 91,901 25,594,279 2,504,728 100,189 - 591,736 - - 37,792 6,389,132 6,389,132 255,565 606,152 - - - 17,687 - - - - - - - - - - - △ 357,772 - - - 460,933 14,489,087 13,343,419 533,736 2,169,290 - - - - - - - - - - - 2,169,290 187,268,218 54,660,705 2,186,428 所要 自己資本額 b=a×4% 332,128 所要 自己資本額 b=a×4% 2,501,419 オペレーショナル・リスク 相当額を 8%で除して得た額 a 8,537,976 リスク・アセット等(分母)計 a 63,198,682 所要 自己資本額 b=a×4% 341,519 所要 自己資本額 b=a×4% 2,527,947 1. 「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ごとに記載しています。 「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。 2. 3. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金 融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが 150%になったエクスポージャーのことです。 「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。 4. 5. 「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第 三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。 6. 「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対象資本調達手段、コア資本に係る調整項目(無形固定資産、前 払年金費用、繰延税金資産等)および土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・アセットに算入したもの、不算入としたものが該当します。 7. 「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・ 未決済取引・その他の資産(固定資産等)・間接清算参加者向け・信用リスク削減手法として用いる保証またはクレジットデリバティブの免責額が含まれます。 8.オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、当JAでは基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)> (粗利益(正の値の場合に限る)× 15%)の直近 3 年間の合計額 ÷ 8% 直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数 57 自己資本の充実の状況 3.信用リスクに関する事項 ( 1 )標準的手法に関する事項 当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出しています。ま た、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウェイトの判定に当たり使用する格付等は、次のとおりです。 ① リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依頼格付けのみ使用し、非依頼 格付は使用しないこととしています。 適格格付機関 株式会社格付投資情報センター (R&Ⅰ) 株式会社日本格付研究所(JCR) ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク( Moody's ) スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P) フィッチレーティングスリミテッド(Fitch) (注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛目のことです。 ② リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリーリスク・スコアは、主に以下の とおりです。 エクスポージャー 適格格付機関 金融機関向け エクスポージャー 58 カントリーリスク・スコア 日本貿易保険 法人等向け エクスポージャー (長期) R & I、Moody's、 JCR、S&P、Fitch 法人等向け エクスポージャー (短期) R & I、Moody's、 JCR、S&P、Fitch ( 2 )信用リスクに関するエクスポージャー (地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上延滞エクスポージャーの期末残高 (単位:千円) 平成 26 年度 信用リスク に関するエ ク ス ポ ー うち ジャーの残 貸出金等 高 国 内 188,864,492 45,048,970 13,259,230 - - - 地域別残高計 188,864,492 45,048,970 13,259,230 信用リスク 3ヶ月以上 に関するエ 延滞エクス ク ス ポ ー うち ポージャー ジャーの残 貸出金等 高 566,006 187,268,218 うち債券 47,920,222 13,266,327 651,975 - - - - 566,006 187,268,218 47,920,222 13,266,327 651,975 - 農 業 212,464 212,464 - - 220,982 220,982 - - 70,000 70,000 - - 70,000 70,000 - - 水 産 業 - - - - - - - - 製 造 業 222 - - 222 23 - - 23 鉱 業 - - - - - - - 914,865 913,413 - 1,452 1,078,178 1,074,332 - 71,612 電気・ガス・ 熱供給・水道業 1,503,788 - 1,503,788 - 1,304,031 - 1,304,031 - 運輸・通信業 - - - - - - - - 金融・保険業 2,125,439 2,098,083 - - 1,625,083 1,597,495 - - 42,614 42,614 - - 44,002 44,002 - - 19,329,885 7,574,444 11,755,441 - 19,926,365 7,964,068 11,962,296 - そ の 他 119,002,768 260,217 - 547 113,433,729 313,255 - 1,507 個 人 34,488,594 33,877,732 - 36,636,084 - 578,832 法 人 - 建設・不動産業 そ の 他 業種別残高計 1 年以下 563,783 37,255,601 - 11,173,937 - - 12,310,220 - - - 188,864,492 45,048,970 13,259,230 566,006 187,268,218 47,920,222 13,266,327 651,975 115,456,183 1,411,354 1,713,891 109,790,006 1,548,788 1,511,383 1 年超 3 年以下 3,992,885 1,780,894 2,211,990 4,560,001 1,840,894 2,719,107 3 年超 5 年以下 4,689,905 2,276,258 2,413,647 3,951,401 1,537,947 2,413,453 5 年超 7 年以下 4,324,884 1,614,679 2,710,204 5,202,937 2,792,047 2,410,889 7 年超 10 年以下 9,378,895 5,269,417 4,109,477 9,118,852 4,907,359 4,211,493 10 年超 31,382,279 31,282,261 100,017 33,679,803 33,679,803 - 期限の定めのないもの 19,639,458 1,414,104 - 20,965,215 1,613,381 - 残存期間別残高計 188,864,492 45,048,970 13,259,230 187,268,218 47,920,222 13,266,327 平均残高計 175,456,665 46,347,439 13,379,741 165,134,646 49,152,466 13,877,914 (注) 3ヶ月以上 延滞エクス ポージャー 林 業 日本国政府・ 地方公共団体 うち債券 海 外 卸売・小売・ 飲食・サービス業 平成 25 年度 1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャーに該当するものを除く)並びにオフ・バランス取 引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 「コミットメント」 2. 「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・エクスポージャーを含んでいます。 とは、契約した期間および融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。 「貸出金等」にはコミットメントの融 資可能残額も含めています。 3. 「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞しているエクスポージャーをいいます。 「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。 4. 59 自己資本の充実の状況 ( 3 )貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:千円) 平成 26 年度 区 分 期首 残高 平成 25 年度 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 期末 残高 期首 残高 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 期末 残高 一般貸倒引当金 156,971 146,249 - 156,971 146,249 173,954 156,971 - 173,954 156,971 個別貸倒引当金 259,238 196,956 56,767 202,470 196,956 251,746 259,238 - 251,746 259,238 ( 4 )業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額 (単位:千円) 平成 26 年度 区 分 国内 国外 地域別計 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 259,162 196,236 - - 259,162 196,236 期末 貸出金 残高 償却 67,767 191,395 196,236 - - 期首 残高 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 249,305 259,162 - - 67,767 191,395 196,236 - 249,305 259,162 期末 貸出金 残高 償却 - 249,305 259,162 - - - - 249,305 259,162 農業 - - - - - - - - - - - - 林業 - - - - - - - - - - - - 水産業 - - - - - - - - - - - - 製造業 - - - - - - - - - - - - 鉱業 - - - - - - 法 人 - - - - - - 建設・不動 産業 67,767 - 67,767 - - - 67,767 67,767 - 67,767 67,767 - 電気・ガス・ 熱供給・水 道業 - - - - - - - - - - - - 運輸・通信 業 - - - - - - - - - - - - 金融・保険 業 - - - - - - - - - - - - 卸売・小売・ 飲食・サー ビス業 - - - - - - - - - - - - 1,495 516 - 1,495 516 - 857 1,495 - 857 1,495 - その他 個人 業種別計 60 期首 残高 平成 25 年度 189,900 195,720 - 189,900 195,720 - 180,680 189,899 - 180,680 189,899 - 259,162 196,236 67,767 191,395 196,236 - 249,305 259,162 - 249,305 259,162 - ( 5 )信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト 1250%を適用する残高 (単位:千円) 平成 26 年度 格付あり 信用リスク削減効果勘案後残高 格付あり 格付なし 計 リスク・ウェイト0% - 22,110,040 22,110,040 - 22,769,372 22,769,372 - - - - - - リスク・ウェイト4% - - - - - - リスク・ウェイト10% - 22,975,461 22,975,461 - 25,047,267 25,047,267 リスク・ウェイト20% - 113,359,510 113,359,510 - 107,257,874 107,257,874 リスク・ウェイト35% - 829,489 829,489 - 658,883 658,883 リスク・ウェイト50% 1,402,835 78,944 1,481,780 1,203,037 150,287 1,353,325 リスク・ウェイト75% - 1,231,562 1,231,562 - 1,490,291 1,490,291 リスク・ウェイト100% 100,952 26,124,573 26,225,526 100,994 28,181,732 28,282,726 リスク・ウェイト150% - 401,345 401,345 - 408,475 408,475 リスク・ウェイト200% - - - - - - リスク・ウェイト250% - 265,226 265,226 - - - その他 - - - - - - - - - - - - 計 計 リスク・ウェイト2% リスク・ウェイト 1250% (注) 格付なし 平成 25 年度 1,503,788 187,376,154 188,879,943 1,304,031 185,964,187 187,268,218 1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャーに該当するものを除く)並びにオフ ・ バランス取 引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 2. 「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定にお いて格付を使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。 3.経過措置によってリスク・ウエイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適用後のリスク・ウエイトによって集計しています。また、経過措置によっ てリスク・アセットを算入したものについても集計の対象としています。 非同時決済取引に係るもの、 信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係るもの、 重要な出資に係るエクスポー 4.1250%には、 ジャーなどリスク・ウエイト 1250%を適用したエクスポージャーがあります。 5.平成 25 年度の「 1250%」の項目には、自己資本控除とした額を記載しています。 4.信用リスク削減手法に関する事項 ( 1 )信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、エクスポージャー に対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されている場合に、エクスポージャーのリスク・ウェイトに代えて、 担保や保証人に対するリスク・ウェイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。 当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出規程」にて定めています。 信用リスク削減手法として、 「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金の相殺」を適用しています。 適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部又は一部が、取引相手又は取引相手のために第 三者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取引をいいます。当JAでは、適格金融資産担保取引につい て信用リスク削減手法の簡便手法を用いています。 保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政府等、我が国の地方公共団体、 地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外国の中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及び金融機関又は証 券会社、これら以外の主体で長期格付を付与しているものを適格保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保 証された被保証部分について、被保証債権のリスク・ウェイトに代えて、保証人のリスク・ウェイトを適用しています。 貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定その他これらに類する事由にか かわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であることを示す十分な根拠を有していること、②同一の取引相手 との間で相殺契約下にある貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することができること、③自組合貯金が 継続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と自組合貯金の相殺後の額が、監視および管理されてい ること、の条件をすべて満たす場合に、相殺契約下にある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用 後のエクスポージャー額としています。 担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直し行っています。なお、主 要な担保の種類は、自組合貯金です。 61 自己資本の充実の状況 ( 2 )信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額 (単位:千円) 区 分 平成 26 年度 適格金融資産担保 地方公共団体金融機構向け 我が国の政府関係機関向け 地 方 三 公 社 向 け 金 融 機 関 向 け 及 び 第一種金融商品取引業者向け 法 人 等 向 け 中小企業等向け及び個人向け 抵 当 権 住 宅 ロ ー ン 不 動 産 取 得 等 事 業 向 け 三 月 以 上 延 滞 等 証 券 化 中 央 精 算 機 関 関 連 上 記 以 外 合 計 (注) 平成 25 年度 保 証 適格金融資産担保 保 証 - - - - - - - - - - - - - - - - 48,990 - 10,930 - 112,889 - 124,050 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 47,800 - 97,857 - 209,679 - 232,837 - 1. 「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。 2. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金 融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが 150%になったエクスポージャーのことです。 」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第 3. 「証券化(証券化エクスポージャー) 三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。 4. 「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・ 未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 該当する取引はありません。 6.証券化エクスポージャーに関する事項 該当する取引はありません。 7.出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項 ( 1 )出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 「出資その他これに類するエクスポージャー」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は 出資として計上されているものであり、当JAにおいては、これらを①その他有価証券、②系統および系統外出資に区 分して管理しています。 ①その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場リスクの把握およびコント ロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALMな どを考慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交 換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された取引方針など に基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引については、企画管理部門が適切な 執行を行っているかどうかチェックし、定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 ②系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議を通じた連合会 等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行っています。 なお、これらの出資その他これに類するエクスポージャーの評価等については、①その他有価証券については時価評 価を行った上で、取得原価との評価差額については、 「その他有価証券評価差額金」として純資産の部に計上しています。 ②系統および系統外出資については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。 また、評価等重要な会計方針の変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。 62 ( 2 )出資その他これに類するエクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価 (単位:千円) 平成 26 年度 貸借対照表計上額 平成 25 年度 時価評価額 貸借対照表計上額 時価評価額 上 場 - - - - 非 上 場 6,411,066 6,411,066 6,389,132 6,389,132 合 計 6,411,066 6,411,066 6,389,132 6,389,132 (注) 「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表上額の合計額です。 ( 3 )出資その他これに類するエクスポージャーの売却及び償却に伴う損益 (単位:千円) 平成 26 年度 売却益 売却損 - 平成 25 年度 償却額 - 売却益 - 売却損 - 償却額 - - ( 4 ) 貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等) (単位:千円) 平成 26 年度 評価益 平成 25 年度 評価損 - 評価益 評価損 - - - ( 5 )貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等) (単位:千円) 平成 26 年度 評価益 平成 25 年度 評価損 - 評価益 評価損 - - - 8.金利リスクに関する事項 ( 1 )金利リスクの算定方法の概要 金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在する中で金利 が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。 当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリスク情報の管理・報 告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に定め、適切なリスクコントロールに努めています。具体 的な金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。 ◦市場金利が上下に 2%変動した時(ただし 0%を下限)に発生する経済価値の変化額(低下額)を金利リスク量と して毎月算出しています。 ◦要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払い出される要求払貯金の うち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、①過去 5 年の最低残高、②過去 5 年の最大年間流出量を現残高から差し引いた残高、③現残高の 50%相当額のうち、最小の額を上限とし、0~5 年の期間に均等に振り分けて(平均残存 2.5 年)リスク量を算定しています。 ◦金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△) 算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、四半期ごとにALM委員会および理事会に報告して承認を 得ています。また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに運用方針を策定しています。 ( 2 )金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 (単位:千円) 平成 26 年度 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 1,182,490 平成 25 年度 1,077,086 63 役員等の報酬体系 Ⅵ 役 員 等 の 報 酬 体 系 1.役員 ( 1 )対象役員 開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象役員」は、経営管理委員、理事及び監事をいいます。 ( 2 )役員報酬等の種類、支払総額及び支払方法について 役員に対する報酬等の種類は、基本報酬と退職慰労金の 2 種類で、平成 26 年度における対象役員に対する報酬 等の支払総額は、次のとおりです。 なお、基本報酬は毎月所定日に指定口座への振り込みの方法による現金支給のみであり、退職慰労金は、その 支給に関する総会決議後、所定の手続きを経て、基本報酬に準じた方法で支払っています。 (単位:千円) (注 2 ) 支給総額 (注 1 ) 対象役員 に対する報酬等 基本報酬 退職慰労金 74,971 7,497 (注 1 )対象役員は、経営管理委員 28 名、理事 4 名、監事 7 名です。(期中に退任した者を含む。 ) (注 2 )退職慰労金については、本年度に実際に支給した額ではなく、当期の費用として認識される部分の金額(引当金への繰入額と支給額のうち当期の負担に属す る金額)によっております。 ( 3 )対象役員の報酬等の決定等について ①役員報酬(基本報酬) 役員報酬は、経営管理委員、理事及び監事の別に各役員に支給する報酬総額の最高限度額を総会において決定し、 その範囲内において、経営管理委員各人別の報酬額については経営管理委員会において、理事各人別の報酬額に ついては理事会において決定し、監事各人別の報酬額については監事の協議によって定めています。なお、業績 連動型の報酬体系とはなっておりません。 この場合の役員各人別の報酬額の決定にあたっては、各人の役職・責務や在任年数等を勘案して決定していま すが、その基準等については、役員報酬審議会(組合員から選出された委員 6 人で構成)に諮問をし、その答申 を踏まえて決定しています。また、上記の支給する報酬総額の最高限度額もこの基準を基に決定しています。 ②役員退職慰労金 役員退職慰労金については、役員報酬に役員在職年数に応じた係数を乗じて得た額に特別に功労があったと認 められる者については功労金を加算して算定し、総会で経営管理委員、理事及び監事の別に各役員に支給する退 職慰労金の総額の承認を受けた後、役員退職慰労金規程に基づき、経営管理委員については経営管理委員会、理 事については理事会、監事については監事の協議によって、各人別の支給額と支給時期・方法を決定し、その決 定に基づき支給しています。 なお、この役員退職慰労金の支給に備えて公正妥当なる会計慣行に即して引当金を計上しています。 2.職員等 ( 1 )対象職員等 開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象職員等」の範囲は、当JAの職員であって、常勤役員が受 ける報酬等と同等額以上の報酬等を受けるもののうち、当JAの業務及び財産の状況に重要な影響を与える者を いいます。 なお、平成 26 年度において、対象職員等に該当するものはおりませんでした。 (注 1 ) 対象職員等には、期中に退職した者も含めております。 (注 2 ) 「同等額」は、平成 26 年度に当JAの常勤役員に支払った報酬額等の平均額としております。 (注 3 ) 平成 26 年度において当JAの常勤役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者はおりませんでした。 64 3.その他 当JAの対象役員及び対象職員等の報酬等の体系は、上記開示のとおり過度なリスクテークを惹起するおそれ のある要素はありません。したがって、報酬告示のうち、 「対象役員及び対象職員等の報酬等の体系とリスク管理 の整合性並びに対象役員及び対象職員等報酬等と業績の連動に関する事項」その他「報酬等の体系に関し参考と なるべき事項」として、記載する内容はありません。 65 A の 概 要 Ⅶ J A の 概 要 1.組織機構図 北部地域事業部 監査部 常勤監事 代表監事 中藤島支店 西藤島支店 河合支店 森田支店 北部農業施設センター 東部地域事業部 総務企画部 監 事 会 参 事 円山東支店 東藤島支店 円山西支店 岡保支店 和田支店 中央農業施設センター 鷹巣支店 国見ふれあい支店 棗 支店 大安寺支店 喜ね舎 西部農業施設センター 精米センター 美山支店 下宇坂購買店舗 美山農業施設センター 福祉センター セレモニーセンター 旅行センター SS LPGセンター Aコープ 66 福祉センター 西安居支店 喜ね舎 中央地域事業部 東安居支店 本郷ふれあい支店 西部地域事業部 生活経済部 販売戦略室 指導販売部 常務理事 殿下ふれあい支店 鶉 支店 美山地域事業部 総務金融部会 常務理事 理 事 会 支店運営委員会 建設委員会 地域事業部運営委員会 経営管理委員会 指導販売部会 SS 南部農業施設センター アクティブあぐりあい愛 アクティブあぐりわかば アクティブあぐりみやま 木田支店 酒生SS やしろSS 美山中央SS 一乗ふれあい支店 社 支店 生活経済部会 Aコープ 東郷支店 愛菜館 南部地域事業部 信用共済部 常務理事 代表理事理事長 経営管理委員会副会長 経営管理委員会会長 総 代 会 酒生支店 堀ノ宮店 うずら店 みゆき店 美山店 下六条店 東郷店 やしろ店 東部農業施設センター 六条支店 組 合 員 J 2.役員構成(役員一覧) (平成 27 年 4 月現在) 役 員 氏 名 役 員 氏 名 経営管理委員会会長 長谷川 忠 夫 経 営 管 理 委 員 松 井 利 夫 代 表 理 事 理 事 長 豊 岡 英 二 〃 濵 谷 信 一 経営管理委員会副会長 林 世 治 〃 金 森 強 経 営 管 理 委 員 青 山 多実雄 〃 杉 本 英 夫 〃 小 寺 義 則 〃 豊 岡 敏 広 〃 加 藤 高 則 〃 谷 口 善一郎 〃 桑 野 善 之 〃 小 森 吉 晴 〃 酒 井 順 一 〃 田 谷 徹 〃 竹 内 真 治 〃 北 川 信 介 〃 〃 宮 﨑 伸 市 〃 伊 阪 民 裕 〃 田 村 英 司 〃 持 田 幹 二 常 務 小 川 喜久子 理 事 庭 本 邦 治 〃 吉 川 孚 代 表 監 事 和 中 健 一 〃 岩 崎 真 次 常 勤 監 事 笈 田 淳 一 〃 寺 井 敏 高 監 事 加 藤 辰 夫 〃 山 田 耕 一 〃 竹 内 充 〃 河 野 善 司 〃 坂 野 雅 行 〃 為 田 茂 治 〃 小 林 紀 雄 〃 末 定 育 雄 〃 渡 辺 政 幸 員 外 監 事 魚 田 善 夫 3.組合員数 (単位:人、団体) 区 分 26 年度 正組合員 25 年度 増 減 7,989 8,049 △ 60 個 人 7,967 8,028 △ 61 法 人 22 21 1 22,969 22,701 268 個 人 22,801 22,532 269 団 体 168 169 △1 30,958 30,750 208 准組合員 合 計 4.組合員組織の状況 組 織 名 (単位:人) 構 成 員 数 組 織 名 構 成 員 数 農 家 組 合 8,082 野 菜 生 産 組 合 185 酪 農 部 会 4 J A 万 年 青 会 10,834 J A 青 壮 年 部 901 特 産 物 生 産 組 合 22 部 2,525 農産物直売所出荷者協議会 900 アドバンスファーマー 120 青 会 432 ふれあいわかば会 219 不動産経営研究会 317 J 旅 A 倶 女 性 楽 部 1,393 百 色 歳 申 倶 告 楽 部 5,228 67 J A の 概 要 5.特定信用事業代理業者の状況 (平成 27 年 4 月現在) 区 分 氏名又は名称 (商号) 主たる事務所 の所在地 代理業を営む営業者 又は事業所の所在地 特定信用事業代理業者 福井県信用農業 協同組合連合会 福井県福井市大手 3丁目2番 18 号 同左 6.地区一覧 この組合の地区は、福井市一円の区域とする。 7.沿革・あゆみ 平成 8 年 4 月 1 日 福井市農業協同組合と福井市北部農業協同組合が新設合併し、新「福井市農業協同組合」が発足 平成 9 年 2 月 25 日 青年・女性層の JA 運営への参画 ( 青壮年部・女性部組織代表理事含む理事 26 名、監事 5 名 ) 3 月 31 日 総合リストラ計画の実践 (A コープやしろ南店閉店 ) 4 月 30 日 総合リストラ計画の実践 ( 江守出張所・下荒井出張所の統合 ) 6 月 30 日 総合リストラ計画の実践 ( 上北野出張所・曽万布出張所・森田出張所の統合 ) 10 月 18 日 総合リストラ計画の実践 ( 掘の宮地区の総合開発 /A コープ・支店・給油所・市サービスセンターの一体化 ) 平成 10 年 1月 JA 直営による農作業受委託・農機具レンタル事業開始 6 月 30 日 総合リストラ計画の実践 ( 宮地出張所統合 ) 助け合い組織/ふれあいわかば会 平成 11 年 1月 第 2 次中期計画スタート「あなたの人生応援団」 ブロック運営体制 ( 基幹支店 ) へ組織再編 / 金融渉外・LA 増員による相談機能の拡充 2 月 25 日 リスク管理体制強化 / 員外監事の選出で監事 6 名体制 11 月 1 日 高齢者福祉事業への取り組み / デイサービスセンター 「あい愛」オープン 平成 12 年 12 月 第 2 次総合リストラ計画策定 平成 13 年 6月 総合リストラ計画の実践 ( 殿下出張所・今泉出張所・和田中出張所の統合 ) 7 月 1 日 東部複合拠点施設アグリランド「喜ね舎」及び「愛菜館」オープン 12 月 第 3 次中期 3 カ年計画策定 平成 14 年 1月 LPG 住設センターオープン 7 月 1 日 株式会社アグリコープふくい設立( H20 年解散) 8月 Jオート愛車館オープン( H25.3 月末閉店) 平成 15 年 3 月 21 日 経営管理委員会制度スタート 11 月 21 日 総合リストラ計画の実践 ( 中央支店の統合 ) 12 月 1 日 ソートフルやしろオープン 12 月 30 日 総合リストラ計画の実践 (A コープ六条店閉店 ) 平成 16 年 1月 「事業・経営再生構造改革」スタート 4 月 3 日 「不動産センター」オープン 68 平成 17 年 1月 8 総合支店を中心とした支店再編スタート 4 月 16 日 ふれ愛農園開園 6 月 1 日 認知症デイサービススタート (JA あい愛 ) 12 月 21 日 ソートフル春日オープン 平成 18 年 1月 第 4 次中期計画スタート 5 総合支店 19 支店体制スタート 4 月 1 日 」オープン 第 2 福祉センター「アクティあぐり『わかば』 12 月 中央軟弱野菜調製施設稼働 平成 19 年 7 月 17 日 第 2 次支店再編によるふれあい支店体制スタート ( 一乗・殿下・国見・本郷 ) 10 月 20 日 大型農機具整備・修理対応の東部農機センターオープン 平成 20 年 6 月 12 日 農協市場日光店オープン 9 月 30 日 A コープやしろ店リニューアル(愛菜館開設) 平成 21 年 1 月 1 日 福井市農業協同組合と越前美山農業協同組合が合併 第 5 次中期計画スタート 6 月 29 日 愛菜夢工房(農作物加工所)オープン 9 月 18 日 農協菓子市場日光店オープン( H24.6 月末閉店) 平成 22 年 3 月 26 日 喜ね舎愛菜館リニューアル(売り場増床) 4 月 1 日 アクティブあぐりみやまオープン 7 月 14 日 セルフ式 SS やしろ給油所オープン 平成 23 年 4 月 26 日 北部低温倉庫・予冷庫稼動 平成 24 年 1 月 1 日 第 6 次中期計画スタート 6 月 14 日 A コープみゆき店リニューアル 8 月 8 日 かあちゃんキッチン移転オープン( A コープやしろ店内) 平成 25 年 1 月 1 日 地域事業部制スタート(総合支店体制解消) 9 月 24 日 円山西支店移転オープン 10 月 15 日 河合支店移転オープン 11 月 22 日 A コープ堀ノ宮店リニューアル 平成 26 年 10 月 31 日 A コープ木田店閉店 69 J A の 概 要 8.店舗等のご案内 (平成 27 年 4 月現在) 店舗及び事務所名 ATM(現金自動化機器) 住 所 電話番号 FAX 番号 西藤島支店 福井市堀ノ宮 1-208 24-0073 24-0499 中藤島支店 福井市高木町 4-9 54-2210 54-2971 平日 8:30 ~ 19:00 河合支店 福井市川合鷲塚町 9-41 55-0002 55-0296 〃 森田支店 福井市栄町 5-3 56-0125 56-0150 〃 東藤島支店 福井市藤島町 49-4 54-5433 54-5432 平日 8:30 ~ 17:00 円山西支店 福井市開発 2-104 54-0158 54-4530 平日 8:45 ~ 21:00、土日祭日 9:00 ~ 19:00 円山東支店 福井市河増町 9 宇 10-1 54-3622 54-0327 平日 8:45 ~ 21:00、土日祭日 9:00 ~ 21:00 岡保支店 福井市河水町 17-11 54-4576 54-4577 平日 8:30 ~ 19:00 和田支店 福井市西方 2-2-12 21-2670 21-2671 〃 酒生支店 福井市荒木新保町 30-36-2 41-3111 41-3112 東郷支店 福井市東郷二ヶ町 34-27 41-0019 41-2020 平日 8:30 ~ 19:00 一乗ふれあい支店 福井市西新町 1-10 43-2002 43-2311 平日 9:00 ~ 17:00 六条支店 福井市下六条町 26-19 41-2201 41-2203 平日 8:30 ~ 19:00 木田支店 福井市羽水 1-102-1 36-1303 36-1304 平日 8:30 ~ 19:00 社支店 福井市渕 4-1101 36-6511 36-6514 平日 8:30 ~ 19:00 殿下ふれあい支店 福井市風尾町 1-13 97-2211 97-2212 平日 9:00 ~ 17:00 東安居支店 福井市光陽 3-1-28 24-0391 24-0496 平日 8:30 ~ 19:00 西安居支店 福井市羽坂町 33-1-3 37-1002 37-0210 鷹巣支店 福井市浜住町 10-2 86-1006 86-1007 国見ふれあい支店 福井市鮎川町 98-5-4-1 88-2321 88-2322 棗支店 福井市石新保町 11-7 85-1111 85-1113 鶉支店 福井市上野町 1-10-1 83-1100 83-1101 本郷ふれあい支店 福井市大年町 1-72-1 83-1155 83-1157 平日 9:00 ~ 17:00 大安寺支店 福井市剣大谷町 1-14-1 59-1214 59-1215 美山支店 福井市美山町 5-34 90-3211 90-3213 平日 8:30 ~ 19:00 平日 8:00 ~ 19:00、 土曜日 8.45 ~ 19:00、 日祭日 9:00 ~ 19:00 下宇坂購買店舗 福井市市波町 23-1-1 96-4431 96-4358 北部農業施設センター 福井市舟橋新 1-1202 29-7200 29-7201 東部農業施設センター 福井市東今泉町 2-11 53-1360 53-7754 南部農業施設センター 福井市上六条町 10 41-1050 41-4149 中央農業施設センター 福井市東下野町 13-10 35-5187 35-7315 西部農業施設センター 福井市佐野町 5-71-7 83-1010 83-1796 美山農業施設センター 福井市美山町 5-29 90-3133 90-3212 酒生給油所 福井市栂野町 28-84 41-3093 41-0593 0800-200-2332 41-0593 灯油配送基地 福井市栂野町 28-84 やしろ給油所 福井市渕 2-1717 36-6510 36-6510 美山中央給油所 福井市品ヶ瀬町 18-28-1 90-3002 90-3002 A コープ堀ノ宮店 福井市堀ノ宮 1-215 22-6030 25-0780 くみあいマーケットうずら店 福井市上野町 1-10-1 83-1104 83-1104 26-7112 A コープみゆき店 福井市御幸 3-1201 26-7111 くみあいマーケット美山店 福井市美山町 5-29 90-3102 設置・稼働状況 平日 9:00 ~ 17:00 平日 8:30 ~ 19:00、土曜日 9:00 ~ 17:00 平日、土曜日 9:00 ~ 19:00、 日祭日 9:00 ~ 18:00 通常営業日 9:30 ~ 21:00 通常営業日 9:30 ~ 21:00 くみあいマーケット下六条店 福井市下六条町 26-19 41-2201 41-2203 くみあいマーケット東郷店 福井市東郷二ケ町 34-27 41-0024 41-0169 A コープやしろ店 福井市渕 2-1711 34-2100 36-0027 通常営業日 8:00 ~ 21:00 アクティブあぐり あい愛 福井市舟橋新 1-106 29-0101 29-0102 通常営業日 9:00 ~ 21:00 アクティブあぐり わかば 福井市渕 4-606 33-1165 33-2311 アクティブあぐり みやま 福井市市波町 32-7 96-4100 96-4184 喜ね舎愛菜館 福井市河増町 9 字 10-1 52-8311 52-8310 LPG センター 福井市渕 4-611 33-1202 33-1204 精米センター 福井市東下野町 13-10 36-0818 35-7407 セレモニーセンター ソートフルやしろ ソートフル春日 福井市渕 4-606 33-2666 33-2686 福井市渕 4-606 33-1637 33-2686 福井市大町 2-1007 35-8870 33-2686 本店 福井市渕 4-606 33-8150 33-8175 70 はじめに 日頃、皆さまには格別のご愛顧をいただき厚く御礼申し上げます。 JA福井市は、情報開示を通じて経営の透明性を高めるとともに、当JAに対 するご理解を一層深めていただくために、当JAの主な事業の内容や組織概要、 経営の内容などについて利用者のためにわかりやすくまとめた「ディスクロー ジャー誌 2015 」を作成いたしました。 皆さまが当JAの事業をさらにご利用いただくための一助として、是非ご一読 いただきますようお願い申し上げます。 今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。 平成 27 年4月 JA福井市 (注)本冊子は、農業協同組合法第 54 条の 3 に基づいて作成したディスクロージャー誌です。 JAのプロフィール (平成 26 年 12 月末現在) ◇ 設 立 平成 8 年 4 月 ◇組合員数 30 ,958 人 ◇ 本店所在地 福井市渕 4 丁目 ◇ 役 員 数 39 人 ◇ 出 資 金 37 億円 ◇ 職 員 数 679 人 ◇ 総 資 産 1 ,886 億円 ◇ 支店 ・ 営農センター数 ◇ 単体自己資本比率 16 .75% 31