遠隔監視システム MPeye 基本仕様書 - M

殿
遠隔監視システム
MPeye
基本仕様書
V3.0.0
履
歴
初
版
第 １ 版
第 ２ 版
第 ３ 版
日
付
1999/04/20
2000/12/12
2002/08/12
担
当
白石
白石
白石
目次
１ 概 要 ...................................................................................................................................... 2
２ 一般仕様 ................................................................................................................................. 3
２−１ 親局側監視仕様 ......................................................................................................... 3
２−２ 自動通報応答仕様 ..................................................................................................... 4
３ ハードウェア ............................................................................................................................ 5
３−１ 監視装置（親局） .................................................................................................... 5
３−２ 子局端末仕様 ............................................................................................................ 5
４ ソフトウェア .............................................................................................................................. 6
４−１ 構成図 ........................................................................................................................ 6
４−２ 監視装置ソフト機能 ................................................................................................ 7
４−２−１ 監視モニターフロー図 1 .................................................................................. 8
４−２−２ 監視モニターフロー図２ ...................................................................................... 9
４−３ 音声．ＦＡＸ．自動通報機能 ............................................................................... 10
５ 帳票例 ...................................................................................................................................11
５−１．水質監視用帳票例 ................................................................................................. 11
５−２．水質監視日報例 ..................................................................................................... 11
１ 概 要
本遠隔監視システム（以下 本システム）は一般公衆回線を利用した複合型トータル監視
システムです。
本システムは、主に「マンホールポンプ監視」、「濁度遠隔監視」、「水質遠隔監視」、「浄化
センタ遠隔監視」などの水処理遠隔監視を目的とした構成で開発されております。
各子局施設に設けられたデータ処理端末（以下 子局端末）と監視装置（以下 親局）を電
話回線で結び、トータル的な遠隔監視を行うものです。
監視対象となる各種信号を子局端末へ入力し、子局端末は各信号の常時監視を行います。
又、設定されたサンプリング周期でデータの保存を行います。異常レベル値もしくは異常接点
入力を検出すると子局端末は親局に対して異常検出の自動通報を行います。親局では異常
通報の自動受信処理を行い、親局側にて指定された通報種別（音声、ＦＡＸ、e-mail、ﾎﾟｹﾍﾞﾙ）
と通報先に対して異常検出の事象内容を通報します。
又、子局端末にて保存されたデータは親局から１日１回、設定された時刻に全ての子局へ
ダイヤルし、１日分のデータを収集し、監視装置内ハードディスクに保存します。
本システムでは、水処理遠隔監視に必要な一通りの機能を兼ね備えています。又、将来
にわたる子局の増設、変更に対しても、容易に追加、変更ができる様工夫されています。
下記はシステム概要図です。
一般公衆回線による遠隔監視
一般公衆回線による遠隔監視
水道施設
残留塩素
ロ
グ
回
線
データ監視局
データ収集端末
（ＴＬX1 Ai４点）
Ai4点
水質計
ナ
帳票
色度
ア
TA
及び
ルータ
NTT公衆回線網
ISDN回線
プリンター
濁度
データ収集端末
（ＴＬZ1 Ai４点）
×最大９９カ所
監視装置
音声通報
音声、FAX
通報用ボード
FAX通報
ファクス
PD
A
システム概要図
2
メール通報
２ 一般仕様
２−１ 親局側監視仕様
項
目
内
容
監視子局数
最大 99 箇所
監視アナログ点数／局
最大 4 量
監視デジタル点数／局
最大 12 点
通信インフラ
一般公衆回線
帳票
日報、月報、年報
データ保存方式
データﾍﾞｰｽ
（Access もしくは Oracle）
データ保存間隔
（ｻﾝﾌﾟﾘﾝｸﾞ）
1∼60 分 分単位設定
※子局端末機器により異なりま
す。
データ保存期間
1 ヶ月∼36 ヶ月 1 ヶ月単位設定
※リングバッファ上書き保存
3
２−２ 自動通報応答仕様
項
目
内
容
回線種別
一般加入回線、ＩＳＤＮ回線
回線数
最大 2 回線（ダイヤルイン）
ダイヤル種別
PB
DP（20PPS）
DP（10PPS）
ダイヤル桁数
最大 24 桁
登録電話番号
最大 100 件
※一般電話、Fax、ﾎﾟｹﾍﾞﾙ、e-mail
混在
通報グループ区別
最大 4 グループ
通報グループ別
通報先設定件数
最大 10 件／1 グループ
１． 平日昼間
２． 平日夜間
３． 土曜日、日曜日
４． 指定休日、祭日
通報日時
グループ設定
通報、応答履歴
過去 1000 件分
音声ファイル
Wav 形式（8k サンプリング）
4
３ ハードウェア
３−１
監視装置（親局）
項
目
コンピュータ
３−２
内
容
CPU ―――― PentiumⅢ500MHz 以上
メモリ ――- 256MB 以上
ﾊｰﾄﾞﾃﾞｨｽｸ − 9.1GB 以上
OS
Windows2000 Professional
（SP2）
モニタ
19 インチフラットディスプレイ
解像度
1024×768（XGA）固定
プリンター
A3 モノクロレーザー・プリンタ
無停電電源装置
自動シャットダウン機能付
1KVA 5 分
ネットワーク
Ethernet（TCP/IP）-10BASE -T
子局端末仕様
エムシステム技研社製 メモリテレカプラ（TLZ1-1-M）
項
目
規
格
備
Ai
DC 1∼5V
4量
Di
無電圧接点 12 点
考
チャンネル間非絶縁
監視入力点数
登録事象点数
64 事象
ロギングメモリ容量
0.5 MB
電源
AC85∼264V
バックアップ方式
外付けＵＰＳ
もしくは
外付けバッテリ
通信規格
RS232C
5
10 分サンプリング
で約２００日間保存
外付けモデム
４ ソフトウェア
４−１
構成図
監視モニタープログラム
（MPeye）
DDE
データ収集プログラム
（MPengine）
自動通報プログラム
（MPTalk）
ﾃﾞｰﾀﾍﾞｰｽ
ﾃﾞｰﾀﾍﾞｰｽ
端末用ドライバーソフト
公衆回線
子 局
6
４−２
監視装置ソフト機能
機能名称
概
要
全体地図
監視エリア全体を地図上に表示します。
エリア地図
監視エリアを 3 つのエリアに分け、子局の位置を
表示します。子局の状態を色で色別します。
帳票
日報･月報･年報を Excel ブックで形式作成します。
ヒストリカルトレンド
１日ごとに収集された過去のデータを子局別にグラフ化表
示します。
リアルタイムトレンド
指定した子局にダイヤルし、現在の子局の状態と信号値を
アルタイムに切断操作されるまで表示します。
故障・状態一覧
故障集計
故障履歴
故障の状態一覧を表示します。
故障の発生集計を行います。
故障の履歴一覧を表示、印刷します。
設備台帳
付近見取図
故障集計
保守履歴
子局別ごとの台帳を管理します。
子局設置付近見取図を表示します。
子局場別に故障集計します。
保守、メンテナンス履歴情報を管理します。
通報監視
自動通報の通報状態をモニターします。
通報設定
自動通報の通報設定を行います｡
通報先登録
通報グループ設定
昼間、夜間、休日設定、時間定義
暗証番号、確認番号設定
リトライ回数、通報動作設定
ハードコピー
表示画面のハードコピーを行います。
子局設定
システム設定
子局別の基本設定を行います。
子局の追加、変更、表示設定などを行います。
ソフトウェアーのシステム設定を行います。
7
４−２−１
監視モニターフロー図 1
監視ソフト画面フロー図
全体地図
ｴﾘｱ1地図
ｴﾘｱ2地図
ｴﾘｱ3地図
[日報]
帳票
[月報]
※EXCEL起動
[年報]
ヒストリカル
トレンド
リアルタイム
トレンド
故障･状態一覧
START
メニュー
故障履歴
故障集計
設備台帳
設備台帳
付近見取り図
保守履歴
通報監視
通報先、グループ
設定
通報設定
通報方式設定
昼間、夜間、休日
設定
ハードコピー
パスワード
子局設定
8
パスワード
システム設定
４−２−２ 監視モニター構成図
全体地図
エリア地図
帳票
Excel
リアルタイム
トレンド
ヒストリカル
トレンド
故障・状態一覧
メニュー
故障履歴
設備台帳
保守履歴
通報設定
休日設定
子局設定
9
４−３ 音声．ＦＡＸ．自動通報機能
機能名称
通報先登録
グループ登録
通報方式
休日登録
平日．昼間．夜間登録
通報グループ設定
暗証番号
確認番号 登録
概
要
通報先を登録します。（ベース通報先）
TEL、FAX、ポケベル、e-mail を含めて最大 100 件迄登録で
きます。
既に登録されているベース通報先より、実際に通報を行う
グループへ登録します。
グループは最大 4 グループに区別できます。
通報の動作方式を設定できます。
・ 通報失敗時のリトライ回数
・ 呼出時間
・ １宛先、全宛先
・ダイヤル種別
土曜日、日曜日以外のユーザー特定休日、祭日を登録し
ます。登録されている日は、休日グループとして通報しま
す。
（土曜、日曜は自動認識します。）
平日に於いても、昼間と夜間で登録先が異なる場合に、
昼間と夜間の時間定義を行い、通報先を区別します。
時間、土曜、日曜、休日の通報グループ設定を行います。
・平日昼間
・ 平日夜間
・ 土曜日、日曜日
・ 休日
自動通報、応答時の確認識別として暗証番号と確認番号の
登録を行います。
暗証番号……数字 4 桁
確認番号……数字 1 桁＋「＃」
再送番号……数字 1 桁＋「＃」
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５ 帳票例
５−１．水質監視用帳票例
５−２．水質監視日報例
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