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Page 1 Page 2 食化 5。 周年にあたって 阿座上 弘行 私が食化に

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Page 1 Page 2 食化 5。 周年にあたって 阿座上 弘行 私が食化に
山 口大学農学部
創 立50周 年記 念
食 品化学研 究 室 同窓会
平成 26年 10月 4日 (土 )18時 30分
翠 山荘 (山 口市湯 田温泉 3-1-1)
食化 50周 年 にあた つ て
阿座 上
私 が食化 にや つて きた の は、平成
弘行
8年 6月 の ことで した。 そ の 1か 月後 、松 冨先 生の教
授 ご就任 と併せ て 、私 の赴任 も同窓会 でお祝 い していただ きま した。 そ の時、私 は多 くの
同窓 生 と学生た ちに囲まれ なが ら、名実 ともに食化 の一員 として い ただ きま した。早 い も
ので 、 あれ か ら 18年 が経 ってい ます。来春 は食化倉1立 50周 年 を迎 える と聞きま した。 ま
た、私事 で恐縮 です が 、本年 6月 1日 付 をもちま して 、農学部教授 に就 任 いた しま した。
長 い食化 の歴 史 の 中で 、 そ の約 三 分 の一 に微力 なが ら貢献 で きた の は、加藤先生、松冨先
生 とご一 緒 に研 究室 を過 ごさせ て い ただき、また実際 に研 究 に携 わ って くれ た 多 くの卒業
生たちのお陰です。 また、そ の礎 を築 いていただいた芥 田先生、小林先 生 、そ して多 くの
食化 同窓生 の皆様 方 の お陰です。 ここに改 めて 、皆様 方 に感謝 申 し上 げます。
私 は、食化 に来 て以来、加藤 先 生 とご一 緒 に 「食 品 タ ンパ ク質 の 高機 能化 に 関す る研究」
を行 つて きま した。近年 はそ の 中か ら見出 した 「タ ンパ ク質 の 品質管理機構 」 (誤 つて作 ら
れ たタ ンパ ク質 を細胞 か ら除去す る仕組み )に つい て 、分子 生物学的手法 を用 い て研究 し
ま した。 また、前任地 の徳 島大学歯学部時代 か ら始 めた 「微 生物 の付着 ・ 定着 に 関す る研
究」 を歯周病菌 を使 つて続 けて います。歯科 の みな らず、医療 、産業 、農業 な ど多 くの分
野 で 、バ イオ フ ィル ム (微 生物 が物質表面 に付 着 した状態 )が 問題 とな つて お り、 そ の制
御 が求め られ ています 。 さらに、バ イオ フ ィル ム形成 にはそれ を構成す る微 生物間 の会話
(コ
ミュニ ケー シ ョン)が 関 わつて い る ことがわかつて きま した。 この 「微 生物 間 の コ ミ
ュニ ケー シ ョン」 につ いて も研 究 を行 つてお り、そ の応用 によるバ イオ フ ィル ム制御 を 目
指 してい ます 。既 にい くつ かの研 究 は ス ター トして い ます が 、今後 は、食 品成分 による微
生物 の コ ミュニ ケー シ ョン制御や バ イオ フ ィル ム制御 に も挑戦 してい きた い と考 えて い ま
す。
8年 前 に加 藤先 生が、そ して 4年 前 に松 冨先 生が ご退職 され てか らは、一人 で研究室 を運
営す るよ うにな り、現在 は Dlが 1名 (留 学 生 )、
Mlが 2名 、4年 生が 4名
と計 7名 の教
育 を担 当 して い ます。 以前 に比 べ て小 さな研 究室 とな って しまいま したが 、食化 の 良き伝
統 を引き継 ぎな が ら、教育研 究に励 んでい きた い と思 つています。 2015年 は山 口大 学 の基
礎 とな つ た私塾 「山 口講堂」 の創設 か ら創基 200周 年 を迎 えるそ うです。今後 とも同窓生
の皆様 の温か い ご支援 をよろ しくお願 いいた します。本 日は、食化創 立 50周 年記念 同窓会
に ご参加 い ただ き、あ りが と うございま した。
ご 挨
拶
小林
邦彦
本 日は、阿座 上先生の教授昇任、加藤先生の古希、食 品化学創 立 50周 年 と 3つ のお祝 いが重な り、
同窓会を開いて、皆でお祝 い をしよ うと企画いた しま した所 、多数 のご出席 をいただき有難 うございま
した。厚 く御礼申 し上げます。
先ずは、阿座 上先生、教授昇任 おめで とうございます。山口に来 られて、18年 になられ るそ うですが、
その間、情熱を傾 けて研究教育 に、はたまた、学生 の指導 に当たつて来 られま した、その賜物 であ りま
す。食品化学 は従来か ら 3人 体制で来ま したが、2006年 (平 成 18年 )加 藤先生 の定年退官で、2人 に、
更に 2010年 (平 成 22年 )松 冨先生の定年退官で、ついに 1人 な られ、 しかも准教授 とい う立場 で孤軍
奮闘 してこられま した。教授 のいない研究室を運営 して来 られま したが、何 とも言えない苦労があつた
先 日、学術セ ミナー を聞かせていただ
ことと思います (今 は、昔ほどではないか も しれませんが)。
きま したが、病原性微生物 (歯 周病菌 を例に)の 病原性発現機構、微 生物集団 の 中での微 生物間 コ ミュ
ニケーシ ョン、や動植物 との interkingdom コ ミュニケーシ ョンを分子生物学的 に研究解明 されてい
ます。 この新 しい分野に大きな金字塔を打ち立てて くだ さい。
次 に加藤先生、古希を迎 えられ、おめで とうございます。定年退官 されたのは、ついこの間 と思 つて
いま したが、もう 7年 余にな りますか。JSTや 科研費プ ロジェク トなどで 2年 間、次いで、自らの研究
で開発 した、ア レルギー免疫寛容剤 の企 業化、大学発 ベ ンチャー
プ ロテ ック (株 )を 立ち上げ、社長
として人面六臀 のご活躍 とあれば、7年 はあつ とい う間だ つたで しょう。古希 は人生の一つの節 日です。
これか らはもう一段、健康に気 を付 けて下さい。 でも、 日本人男性 の平均寿命 は 80才 余です、古希 は
青二才 と言われ るくらいです ので、まだまだ先は長 い、第 3弾 の新製品を開発 してください。
最後 にな りま したが、来年 4月 で食品化学が創 立 50周 年 にな ります。阿座 上先生、加藤先生 のお祝
い に便乗 させていただき、半年早い けどお祝 いす る事にな りました。
当時、農学部は農学科 と獣医学科 の
2学 科 で学科増が悲願 で した。 しか し、農学部は下関市長府町江
下にあ り、校舎 は、戦時中神戸製鋼 の動員青年 の寄宿舎 で、それ を戦後、ニ ュージー ラン ド進駐軍が兵
舎に使用 したものを改造 して事務室、研究室に したものであつた。 しかも農学科 と獣医学科 は民家 を挟
んで 500mほ ど離れてい るといつた劣悪な環境 にあつた。新 しい学科 を建てる面積は無 く、移転 を余儀
な くされていま した。山 口市平川地区へ移転す ることを決めてか ら、事態 は動 きだ し、まず、食品化学
││へ の移転、農 芸化学科 の増設、大学院 の設置 と矢継 ぎ早に発展す る こととな りま した。 こ
の新設、平り
の長府時代 を知 つてい るのは 1969年 (昭 和 44年 )3月 卒業 の松富先生達 が最後 の人達 であ ります。
こ うして新設 された食品化学 は、農 芸化学科 とともに新興 の意気高 く、旧帝大系 に負けない もの を作
るとい う気概 で教官、学生一九 となつて邁進 し、今 日の隆盛 をみ ることにな りま した。詳 しくは食 品化
学 50年 通史を ご覧 くだ さい。
同窓生 の皆 さん、食品化学で学んだことに自信 と誇 りをもつて、また、先輩・ 後輩助 け合 って、社会
に貢献 し、食品化学 の名 を知 らしめてください。
以上、阿座 上先生 の教授昇任 のお祝い、加藤先生 の古希 のお祝 い、食 品化学創 立 50周 年 のお祝 いの
挨拶 とします。
ご挨拶
加藤昭夫
本 日は ご多忙 の と ころ遠路 に も関わ らず、 ご出席 い ただ きあ りが と うございます。懐 か
しい皆様 にお会 いで きる機 会 を得 て 、大変感激 しています 。
この度 は、阿座 上 先 生が教授 に就任 され 、食 品化 学研 究室 に新風 が吹 き こまれ るこ と
が期待 され て い ます。 阿座 上先生お めで と うございます。
わた しは古希 を迎 えま したが相変 わ らず、」ST大 学発 ベ ンチ ャー (プ ロテ ック株式会社 )
を数年前 に立 ち上 げ、そ の仕 事 の 関係 で研 究室 に出入 りさせ ていただ い てい ます。協力企
業 の本社 が 東京 にあ り、そ こでは本研 究室 の博 士課程卒業生 の活躍 で 、間 もな く杉花粉症
の薬 「春 よ来い 」 (名 称 は変 わ るよ うです )な どが協力企業 か ら販売 され るよ うにな りま し
た。 1975年 よ りお よそ 40年 間食 品化学研 究室 にお世話 にな り、研 究 の成果 が 商品 と
な つて世 に出て い くよ うにな りま したの も、食 品化 学研 究室 の皆様 、卒業 生 の ご尽 力 の賜
物 です。 この よ うな機 会 を下 さつ た研 究室 の皆様 に感謝 して い ます 。 これ か らも しば らく
は研 究室 に出入 りさせ てい ただ き、 グラ ム陽性 /陰 性 菌 両方 に 、殺 菌効果 の あ る リゾ ック
ス
(リ
ゾチー ム を化学修飾 した もの)の 製 品化 に向けて活動 して い きます。
最後 にな りま したが 、卒業 生 の皆様 並び に食 品化学研 究室 の益 々の発展 を願 つ てい ます。
食 品化学研 究 室創 立 50周 年 を記念 して
松冨直利
いで きます こと、たい へ ん感激
食化膚1立 50年 とい う記念す べ き時 に、 ご挨拶 できそ して皆 さま とお会
の
をひ
してお ります。 このたび小林先 生 が食化 50年 の略歴 を ご紹介 してお られ ます が 、ま さに私 自分史
とい うことで山 口市内
も解 くよ うです。 昭和 40年 (1965年 )に 入学 しま した。 当時 1年 間は教養教育
し
で
の文理学部 (現 県 立 図書館 )や 教育学部 (現 山 口市役所 )、 経済学部 (現 県 立美術館 )の 講義棟 受講
い こ とで頑 張 つた記憶 が あ
ま した。農学 部 は下関市長府 町 にあ りま した ので 、単位 を残す と大変 だ と う
で
を受 ける こ
コ
ります。無事 に 2年 次 生 (農 学科食 品化学専修 ース 2回 生 )と して下関長府 町 専門教育
2号 線 と国鉄 山陽
とにな りま した。 当時 は農 学科 と獣 医学科 の 2学 科 (両 学科 とも定員 30名 )で 、国道
にあ りま した。獣 医学科 は同 じ
本線 には さまれ た狭 い キヤ ンパ ス で、両学科 は数 百 メー トル 離れ た場所
た場所 にあ り、大学公用 バ
場所 に家畜病院 を付設 して い ま したが、農 学科 の果樹 園や農 場 はかな り離れ
し
の い
ス を利用 して の実習 で大変 で した。 ここで の学 生生活 はわず か 半年 で したが、大変多 く 思 出を残
ヘ
で
も真 っ 白な
て くれ ま した。昭和 41年 の後期 か ら山 口吉 田キ ヤ ンパ ス の移転 とともに移動 す。実験台
つては磨 い た思 い 出 が あ ります。建物 こそ
白木 で した のでア ニ リンブ ラ ックを漆 塗 りの よ うに何度 も塗
ばにあ り、秋 の今 シーズ ン
きれ いで したが機器や器 具 はそれ な りで した。 しか し、 里 山 の 自然 はす ぐそ
いて食 した ものです。 当時 のマ
はマ ッタケをバ ーナー上 のアスベ ス ト金網 (大 丈夫 ?)で ふんだん に焼
コー ス (30名 の うち 10名
ッタケ山 も農牧場 の拡大 とともに失せ て しまいま した。農学科 食 品化学専修
の 3カ 年 で したが、 この コー
で 、 生物化学 と食 品化学 にそれぞれ 5名 )は 農 芸化学科 が創設 され るまで
。
の
スで農学 の分野 と農芸化 学 の分野 を学修 で きた こ とは私 の教育 研 究 を進 めて い く上 (こ れ まで 人生、
│1吉 田キヤ ンパ ス も教養部 に次 いで 、人文、理 、経済、 教
少 し大 げ さかな)で 大 い に役 立 ちま した。平り
まで は曲が りくね つた農道 (約 4メ
育 が移転 して きて賑や か にな りま したが 、 大学 正 門 か ら秋穂渡瀬橋
パ スか らは当
││へ はひ とつ上 流 の豊年橋経 由が正規 ルー トで した。今 のキ ャ ン
ー トル )で 、山 口か ら平り
時 を振 り返 る ことを困難 に します。
4年 生修 了時 に農 学研 究科修 士課程 が創設 され 、第 1期 生 として入学す る こ とにな りま した。今 は亡 き
か ら受 けた講義 も思 い 出 のひ
の い
野村先 生 、芥 田先生、 山崎先 生、飴 山先 生 、柳 下先 生 ら個性 強 教授 陣
生 小林先生 とと
とつ です。昭和 46年 (1971年 )修 士課程 を修 める と同時 に助 手 に採用 され、芥 田先 、
。
へ
こ
りま した。 これか ら以降 の こ と
もに食 品化学研 究 室 のス タ ッフ と して教育 研 究 の道 と歩む とにな
は、食 品化学 50年 通史 を ご覧 くだ さい。
フ ロンテイ ア大学短期大学部 の教授
平成 22年 (2010年 )3月 定年退官 に いた りま した。4月 か ら宇部
いで副学長 の要職 と
として、現在 まで栄養 士の養成 に携 わ つています。 この 間、図書 館長 、学部長 、次
レスが健康 の秘訣 か も と言 い 聞 かせ て過 ご して い
授業 に追 われ息 つ く間 もな い 状況 です が 、少 しの ス ト
ます。
した。 これ か ら
このたび阿座 上先生 のお力 で 、食化創 立 50周 年 を この よ うに盛大 に催す ことがで きま
つて生 きた い と思 つています。
もステー クホル ダー と して 引き続 き温 か くそ して厳 しく見守
最後 にな ります が 、食 品化 学研 究室 の益 々の ご発展 と同窓生
の皆 さんお 一 人 おひ と りの一 層 の ご活躍
とご健 康 をお祈 りいた します。
た26左 巨 (2014年 )10月
平月
食 品化学 50年 通史
40年 )4月 、山 口大学農学部農学科内の農芸化学 (学 科 目)が 生物化学
(農 芸化学 の改称、現在 は農産製造学)と 食 品化学 (新 設)に 分離 された。 こ うして食 品
1965年
(昭 和
化学 が創 立 された。同時に教授 芥 田二郎 、助教授 小林邦彦 が採用就任 した。 また、同
時に生物化学 と 2学 科 日で食 品化学専修 コース を設 立 して、教養部 か ら進学 して きた 2年
生か ら教育 を始めた。更に、農学科農 芸化学 の卒業論 文生 の 4年 生 2名 と 3年 生 1名 を指
導す る事になつた。 これにより 1966年 (昭 和 41年 )3月 の卒業生が、食品化学 の第 1回
の卒業生 となつた。 1966年 (昭 和 41年 )4月 西山 (旧 姓秋成)京 子が助手 として採用
着任 した。研究 は、芥 田の 「本邦産果実類 の色素 と色調 に関す る研究」が 1966年 (昭 和
41年 )度 科研費 に採択 され、芥 田がアン トシアニ ン色素を、小林 がカ ロチノイ ド色素を分
担研究す る ことになつた。 また、西山はサイ レージ用乳酸菌 の開発 を研究 した。以後、 こ
れ らの研究が数年続 くことになる。
1966年 (昭 和 41年 )10月 山 口大学 の 山 田市吉田地区へ のキャンパ ス移転計画 の第 1
陣 として農学部 が移転 した。食品化学 も農学科 の中に配置 された。 1967年 (昭 和 42年 )
4月 農芸化学科 が設 立 (食 品化学専修 コースは廃止)さ れ、1968年 (昭 和 43年 )農 芸
化学 の建物が完成す ると、食品化学は再び移転 した。 1969年 (昭 和 44年 )4月 、大学院
農学研究科 が設置 され、食品化学は農学専攻 に含 まれ、第 1回 生 として松冨直利が入学 し
た。 1971年 (昭 和 46年 )3月 西山が講師 に昇任後、退職 し、そ の後任 として、修 士課程
を修了 した松冨が採用 され、西山の研究を引き継 いだ。 1971年 (昭 和 46年 )4月 、大学
院農 芸化学専攻が増設 され 、第 1回 生 として中村浩一 (応 用微生物 か ら)が 入学 した。
47年 )4月 、芥 田が九州大学農学部に転出、山 口大学兼務 (1年 間)と な
つた。同年 9月 、 小林 が米国 ヴィス コンシン大学へ海外出張、蛋自質資源 の開発利用に
1972年
(昭 和
ついて研究 し、多大 の成果 を収めて翌年帰国 した。 この研究 が 「食品蛋 白質中の有効性 メ
チオニ ンに関す る研究」 で 1977年 (昭 和 52年 )度 の科研費 の採択につ なが つた。 1975
年 (昭 和 50年 )1月 、小林 が教授 に昇進 し、3月 には生物化学 の加藤昭夫助手 が転 じて助
教授 に昇進着任 した。 ここに小林、加藤、松冨の 3人 体制 が確定 し、1998年 (平 成 5年 )
度まで続 くことになる。
食品化学が 1965年 (昭 和 40年 )に 創 立 されて 10年 間、無一物 か ら出発 して、芥 田の
科研費 と学科新設費 で精密天粋、 自記分光光度計を始 め実験設備 を何 とか整備す る ことが
で きたが、2度 の移転 と人 の移動 で揺れ動 いた 10年 であつた。 1975年 (昭 和 50年 )、 カロ
藤 が初 めて三 島海雲記念財団か ら研究助成金 を受 け、次 いで、小林、松冨 と続 き、更 に、
各種財団か らもそれぞれ が助成金 を受 けて、資金面が充実 し、研究が飛躍的 に進展す る事
となった。
52年 )3月 、松冨が 「食用赤色 102号 (ニ ュー コクシン)の 微 生物分解
に関す る研究」で九州大学か ら農学博 士を取得 した。 1978年 (昭 和 53年 )、 加藤 がカナ
ダのブ リテ ィシュ コロンビア大学へ海外出張 した(2年 間)。 このカナダでの共同研究に対
1977年
(昭 和
して American Egg Board Research Award(1982年
)が 授与 された。 この後、教官 3名
の共同研究により、蛋 白質 の機能改変、高機 能化 を目的 とした化学的、酵素修飾法 が研究
され、蛋 白質 の乾燥カロ
熱、脱 ア ミ ド化、多糖修飾などの研究で成果 をあげてきた。 1988年
(昭 和 63年 )9月 、松冨は米 国 コーネル 大学に海外出張 し、食品蛋 白質 のゲル化 に関す る
研究 を行 い、優 れた業績 をあげ翌年帰国 した。松冨 は帰国後ゲル化 に関す る研究を進 め、
1996年 (平 成 8年 )「 平L清 タンパ ク質 の加熱ゲル化 に関する分子論的解析」 に関す る研究
に対 して森永奉仕会賞が、授 与 された。カロ
藤 は 1986年 (昭 和 61年 )か ら大阪大学蛋 白質
研究所 の溶液部門 (高 木俊夫教授 )と の共同研究を行 い、1989年 (平 成元年)4月 か ら 1
ヶ年 同機能評価部門の客員助教授 を併任 した。 この間に、酵母発現系 を用 いた遺伝子 工学
的手法 による リゾチー ム機能改変 (熱 安定化、抗菌性改変)の 研究を開始 し、 この研究は、
1993年 (平 成 5年 )の アメ リカ油化学会 (AOCS)で の発表 にお い て 、Outstanding
Paper Presentatton Awardを 授与 された。また、 この研究は、科研費重点領域研究 「タ
ンパ ク質 立体構造 の構築原理」 (1995-1997)「 分子 シ ャペ ロンによる細胞機能制御」
(1997)の 採択 につ ながつてい る。
1988年 (昭 和 63年 )初 めての海外留学生 Hisham R.Ibrahim(エ ジプ ト、カイ ロ大)
が入室、大学院修 士課程 に入学 し、更 に、 1989年 (平 成元年)4月 に鳥取大学大学院連合
農学研究科博 士課程 が開設 されて、 1990年 (平 成 2年 )そ の 2回 生 として進学、1998年
(平 成
5年 )3月 農学博 士を取得 した。 これ が食 品化学 の育てた博 士の最初である。 なお 、
Hisham R.Ibrahimは 、現在、鹿児島大学農学部教授 として教育・研究 に活躍 している。
次 い で 中村宗 一郎 (宇 部短期大学 「現宇部 フ ロンテ ィア大学短 期大学部」 教授 ) が
1991年 (平 成 3年 )に 入学 し 1994年 (平 成 6年 )3月 に農学博 士 を取得 した。中村 は、
日本人 として最初 であ り、現在、信州大学農学部教授 で、学部長 の要職にある。以後、 内
外 を問わず多 くの農学博 士 を送 り出す ことにな る。
1991年 (平 成 3年 )農 学部 は改組 により農学科 と農芸化学科 をま とめて生物資源科学科
とし、大講座制 とな つた。食 品化学は応用生物化学講座 に属 した。 これにより加藤 は教授
に、松冨は助教授 に昇進 した。
1994年 (平 成 6年 )3月 、小林は本学部農芸化学科 の開設 か らその終焉までの 4半 世紀
にわたる教育・ 研究に多大 の功績 を残 し、農 芸化学科 の最後 の卒業生 とともに定年退官 し
た。
1996年 (平 成 8年 )2月 、松冨は教授 に昇進 した。 同年 6月 、阿座 上 弘行 (広 島大学大
学院 工学研究科 工業化学専攻博 士課程修了・ 博 士 (工 学))を 徳島大学歯学部 よ り助手 と
して採用 した。阿座上は食品化学 の研究課題 の他に遺伝子 工学的手法 によ り、腸内細菌 の
モ ノア ミン レギ ュロン遺伝子群 の解析、歯周病菌 の付着因子 の解析 な どの研究を し、研究
室に新風を吹き込 んだ。
1998年
(平 成
10年 )4月 、加藤が学部長に選出され就任 、農学部 の改組 を指導 し、農
学部 の新 たな発展 に寄与 した(2002年 3月 まで)。
2000年 (平 成 12年 )8月 、阿座 上が米 国 NIHに 「蛋自質 の品質管理に関わる ATP依
存性 プ ロテアーゼの研究」 で海外 出張 し、優れ た成果 と研鑽 を収めて 2002年 (平 成 14年 )
8月 に帰国 した。
13年 )4月 、農学部 を改組 し、生物資源科学科は生物資源環境科学科 と
生物機能科学科 の 2学 科 に分 かれた。食 品化学は生物機能科学科 に属 した。2002年 (平 成
14年 )4月 、加藤 は ISI社 の農学分野での “Highly Cted ReseaFCherS"に 選ばれ た。同
年 9月 、農学部 の大改修 工事が行 われ、食 品化学は 2階 か ら 3階 へ移動 した。
2006年 (平 成 18年 )3月 、加藤 は、蛋 白質 の研究で華 々 しい成果をあげて活動 の頂点
2001年
(平 成
にあつたが、定年 を迎 え退官 した。 しか し、JSTの 独創的 シーズ展開事業 大学発ベ ンチ
ャー創 出推進課題 「ス ギ花粉 ア レル ギー に対す る経 口免疫寛容剤及 びア レル ゲ ン不活性化
剤 の開発」 が採択 され、また、科研費 プ ロジェク ト「酵母 でのア ミロイ ド型 タ ンパ ク質 の
凝集形成機構 の解 明 とそ の形成 を抑制す る食 品成分 の検索」 も採択 され、2年 間、総合研
藤 は、再び、食品化
究棟 で研究を推進す ることとな った。2008年 (平 成 20年 )4月 、カロ
学 に戻 り、ス ギ花粉 ア レル ギー に対す る経 口免疫寛容剤 の開発企業化 に邁進す る事 となつ
た。現在、大学ベ ンチ ャー プ ロテ ック(株)を 立ち上 げ、代表取締役 として活躍 中である。
また、第 2弾 として リゾ ックス (広 域抗菌 スペ ク トル を有する多糖類修飾 リゾチーム)を
開発 してい る。
2006年 (平 成 18年 )6月 、阿座 上は助教授 に昇進 した。 同年 9月 、加藤 は 日本農芸化
学会 中四国支部創 立前後 に渡 る永年 の功績 に対 して支部功労賞 を、阿座 上は 「遺伝 子 工学
的・化学的修飾 によるタンパ ク質 の高機能化」の研究で同奨励賞 を受けた。
2010年
(平 成
22年 )3月 、松冨が定年退官 した。松冨は、 1965年
(昭 和
40年 )4月 、
山 口大学農学部 に入学、食 品化学専修 コース、大学院修 士課程修了 (農 学研究科 の第 1回
生)後 に、助手 とな り定年 を迎えるまで 45年 間、一貫 して食 品化学 にあ り、学生に対 し
て友達、兄貴分、先輩 そ して教官 と言 つた、多面性 を発揮 して教育、研究 に多大 の功績 を
残 した。退官後は宇部 フ ロンテ ィア大学短期大学部 の教授 として教育研究を続 け、更 に、
短期大学部副学長 として大 いに指導力を発揮 してい る。
2012年 (平 成 24年 )3月 、加藤 、阿座上等共著 の下記論文が 日本農芸化学会 2011年
度 B.B.B.論 文賞を受賞 した。T,MATSUNttA,A.NAKAYLIK,Y,SAITO,A.KATO,
Y.NOIRI,S.EBISU,H.AZAKAMII B,B.B。 ,75,748‐ 751(2011)(「 歯周病菌のゲノム再編
が高病原化 を引き起 こす」 とい う内容)
2014年 (平 成 26年 )6月 、阿座 上は教授 に昇進 した。 これにより新たな分子微 生物学
へ の挑戦 が期待 され る。
食品化学 がこの 50年 間に育 てて送 り出した、農学士は 394名 、修 ± 112名 、博 ± 21名
(内 留学生 11名 )で ある (他 に、博 士課程 1名 、修 士課程 2名 、4年 生 4名 が在学 してい
る)。
(記
平成 26年 9月 30日
小林邦彦、加藤昭夫、松冨直利、阿座上弘行)
2010年
(前 回 の 同 窓会 )以 降 の 研 究成 果
Hiroyum Azakami,Masayoshi Uehara,Ryohei Matsuo,Yuichiro Yamashita,Masantsu usui,Akio Kato:Unstablc
s“ ″νIS″ ι
Mutant Lyso2,mcs arc Degradcd tllrough thc lnteraction with Calnexin Homologuc Cnclp in Sα οι力αЮ″ν
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sder“ Bあ racraο ″μ α″″B=0`力 ctttッ,78:1263‐ 1269(2014)
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Yoko Asahi,Yuichro Noiri,J.Ⅳ Iiura,Ⅱ azuki PIac70nO,Miliyo Yamaguchi,Relko Yamamoto,Hiroyuki Azakami,
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ShigeyukI Ebisu:E“ ё
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Zた ″うわ″ク ,116:H64-1171(2014)
Ⅳlohammad Ⅳlinnatul Karim,Tatsunori Hisamoto,Tetsuro Matsunaga,Yoko Asahi,Yuichiro Noiri,ShigeyuM Ebisu,
Akio Kato,Ⅱ iroyuki Azakami:LuxS Arects BiOfllm MamratiOn and Dctachmcnt of the Periodontopathogcnic Bacterium
Fg.116:313‐ 318(2013)
″グ グ 3jο SCjι ″ιια″″3′οιttin`″ ι
Eikcnella corrodcns,Jο ″′
Mohanlmad Ⅳ【innatul Karim,Ayako Nagao,Fariha Jasin IIlansur,Tetsuro Matsunaga,Yoshihiko Akakabe,Yuichiro
Noiri,Shigeyuki Ebisu,Akio Кhto,IIiroyuki Azakami:The Periodontopathogenic Bacterium Ei陸
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2漏鱒ッ,77:1080-10852013)
ルlasakatsu Usui,Atthito Ⅱarada,TakayuЦ Ishimaru,Emiri Sakumichi,Fumihiko Saratani,Chiho Sato,Ⅱ iroyu鳳
to thC HCat Stabili"ofthe Tropomyosin
Azakami,Talko ⅣIiyasaki,Ken'ichi Hanaoka:Contribution of Strucmral Rcvcrsibiliサ
ShHmp Allergcn,3′ οsdencら BLot“hο ″3ぅ α″″Bあ
Cttstッ ,77:948-953(2013)
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Yoko Asahi,Yuichiro Noiri,Jun lgarashi,Hiroaki Suga,IIiroyuki Azakami, Shigeyuki Ebisu: Synergistic E]bctt of
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Antibioucs and anル Acyl HomoscHnc Lactonc AllJog on Pο ψ″ ″
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112:404411(2012)
Hazuki pllaezonO,Yuichiro Noiri,Yoko Asahi,Mikiyo Yamaguchi,Reiko Yamamoto,Naomi lzutani,Ⅱ
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Shigeyuki Ebisu:Antibio■ lm Ettcts ofAzithromycin and E,thromycin on Pο ψり ′
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atsunaga,Ayumi Nakayuki,Yuki Saito,AMo Kato,Yuichiro Noiri,Shigeyuki Ebisu,Ⅱ iroyuki Azakami:
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Gcnomic Rccombination through Pl郷 mid― encodcd Rccombinasc cllhances Hcmol,iC Act市 iw and Adherencc to Epithelid Cells in
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TakayuM Ishimaru,Kazunari lto,PIibo Tanaka,Shunpei Tanaka,Naotoshi
in the Stabiliw and Structural lntcgriけ of OValbumin Evaluatcd by Sitc‐
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ッ,75:748=751(2011)
ⅣIatsudomi:The Rolo ofthe Disulfldc Bridgc
Dirccted Mutagcncsis B=oscicI`ら Bio″
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″Jsrッ ,75:544‐ 549(2011)
ohammad■ Ilinnatul,Yuichiro Noiri,Shigeyuki Ebisu,AMo Khto,
Tetsuro Matsunaga,Ayumi Nakahara,Karim Ⅳ【
Ⅱiroyum Azakanll:The lnhibitow Effccts of Catechins on Bioflim Fonllation by thc Periodontopattogenic Bactcrium,EJ′
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ッ,74:2445‐ 2450,(2010)
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Ricko Aom,Akira Saito,Hiroyuki Azakami,ALio Kato:Effccts ofVarious Saccharidcs on the Masking ofEpitope Sitcs alld
Uptakc in the Cut of Ccdar Allergcn Cw j l‐ Saccharide ConJugates by a Naturally Occurring Mallard Rcaction.b″
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ッ ,58:7986‐ 7990,(2010)
TakayuM Ishimaru,Kazunari lto,IIliho Tanaka,Naotoshi Matsudomi:Therlnostabilization of Ovalbumin by Alkalinc
Trcatrncnt Examination ofthe Possiblc Roles ofD‐
Scrine Rcsiducs Praた う Scienc′ ,19:1205‐ 12122010)
“
2010年 (前 回 の同窓会)以 降 の学生の受賞 など
2014年 3月
JaSin Mansurさ んが研 究科長表彰 、樋 日健 吾君 が 同窓会長表彰
2014年 3月
JaSin Mansllrさ んが学位記受領代表者 に選 出
2014年 2月
樋 口健 吾君 が 日本 農芸化学会 中四国支部学 生 奨励 賞 を受賞
2013年 12月
2013角
「
11月
Minnat Karimさ んが 日本農芸化学会中四国支部学生奨励賞 を受賞
」aSin
⊂Best
ノカ当彗7巨 l Young Scientist Seminarに おい¬
Mansurさ ス
Speaker Awardを 受賞
20134卜
11′ 月
追立苑加 さんが第 31回 イース トワー クシ ョップにおいて優秀 ポス ター
賞 を受賞
2013年 10月
JaSin Mansurさ んが 日本細菌学会中国 。四国支部総会 において学生優
秀発表賞 を受賞
2013年 3月
20124巨
12ノ ロ
2012年 3月
倉重吉宏君 が 日本農芸化学会中四国支部学生奨励賞を受賞
樋 日健吾君が 日本生物 工学会西 日本支部学生賞を受賞
当研究室か ら発表 した論文が BBB論 文賞 を受賞。
(松 永哲郎君、仲行あゆみ さん、斎藤悠希 さん)
20124卜
3ノ月
山田和範君 の研究が 日本農芸化学会 2012年 度大会 の トピ ックスに
(倉 重君 が発表者 として トピ ックス賞を受賞)
20114「 12月
長尾章子 さんが 日本生物 工学会西 日本支部学生賞 を受賞
2011年 3月 │ 斉藤悠希 さんが同窓会長表彰
20114「
3ノ 月
(修 士)、
倉重吉宏君 が学部長表彰 (学 部)。
斉藤悠希 さん、松永哲郎君、石丸隆行君が 日本農芸化学会中四国支部学
生奨励賞 を受賞
輻
瘍
輻
鰺
修 士課程 1年
高原
沙里
(タ カハ ラ
山 口県周南市出身。 現在
A型 。2010年
サ リ)
22歳 。身長
168cm。 血液型 は
3月 、 山 口県 立 新南 陽高校 を卒業。 同年 4月
に山 口大学 農学 部 生物機 能科学科 に入学。 2014年 4月 か
らは山 口大学大学院農 学研 究科 (修 士課程 )に 進学。現在 、
歯周病原性 細菌
Eル 肋 θοrrθ ル″sの 溶 血 因子 の精製 と解
“
析 をテ ーマ に研 究 を行 つてい る。修 士課程 2年 の先輩 がい
ないため 、 ま とめるのが 苦手 な のに研 究室 の リー ダー にな
って しま つた。研 究室 の 皆 に助 けて もらい なが ら、運営 を
頑 張 つてい る。好 きな食 べ 物 は肉。嫌 いな食
べ 物 は茄子 と
椎茸。 趣 味 はア ニ メ鑑 賞 、 ゲ ー ム。特技 は手芸、 ピア ノ。
バ
山大通 りにある"よ ろず ダイ ニ ング 花菜 "で アル イ トを
して い る。
森重
なつ み
(モ
リシゲ
ナ ツ ミ)
山 口県岩 国市出身。現在 23歳 。身長 150om。 2010年 3月 に山
口県高水 高等学校 六 年制普 通科 を卒業 し、 生命 につ いて学 びた
い と考 え同年 4月 に山 口大 学農学 部 生物機 能科学科 に入学。学
部 生時 の研 究テ ーマ は歯周病菌 の ゲ ノム 再編成 にお け る再現性
の確認 で あ り、 1年 間 ひたす ら微 生物 と寝食 を共 に しなが ら増
殖 曲線 を作 り続 けた。 2014年 4月 山 口大学 大学院農 学研 究科
の
(修 士 課程 )に 進 学 してか らは テ ー マ が 変 更 し、同歯 周病 菌
日腔 内 コ ミュニ ケー シ ョンに ついて研 究 して い る。動物や 昆 虫
べ
が 好 きで学 内で発 見 しては写真 に収 めてネ ッ トで種類 を調 る
のが 趣 味。 大変 な偏食家 で気 に入 つた物 ばか り食 べ る傾 向 が あ
り、最長 記録 は半年 間朝昼 晩焼 きそ ば を食 べ 続 けた こ とが ある。
学部 4年
石 田 絵利子
(イ
シダ
エ リコ)
山 口県柳井市 。周南市 出身 (高
22歳 。身長
161cm。
2で 引 つ越 し)。
現在
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_、
20H年 山 口県私立柳井学園高等学校
普通科 進 学 コー ス 卒業。 中学 生 の 頃 に顕微鏡 で見た微 生
物 に感動 し、 生物 に興 味 を持 つ よ うにな った こ とか ら同
年 4月 に山 口大 学農 学部 生物機 能科学科 に入 学。現在 の
研 究テ ー マ は歯周病原 菌 の バ イ オ フ ィル ム を抑制す るヤ
マ ブ シタケ成 分 の解析 で あ る。 どの操作 も時間 がかか る
ので実験 計画 を立 て る こ とに未 だ 四苦人 苦 して い る。趣
味 は料理 、ペ ッ ト (兎 )観 察 、 ひ と り散歩。 大変 な ビビ
リなので 、 大学
2年 生 でや つ とひ とりで ミス ター ドー ナ
ッツに行 け るよ うにな つ た (人 の視線 が気 にな るた め)。
最近 の大 きな成長 は一 人す き家 がで きる よ うにな つた こ
とで ある (絶 対 に知 り合 い に会 わ な いだ ろ うとい う条件
が必須 )。
飯 田 亮平
(イ
イダ
リ ョウヘ イ )
2010年 3月 に愛媛県 立三 島高等学校 を卒業。小 さい ころ
か ら各地 を転 々 として きたため、 自分 の 出身地 が どこな の
か よ く分 か らな い。現在 23歳 。 高校 生 の 時 に RNAiに 感激
して生物学 に興味 を持 つ よ うにな る。研 究 テ ーマ は歯周病
θrrθ ル sの クオ ラムセ ンシング とバ イ
JJa θ
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オ フ ィル ム形成。ね こが好 きで 、夜 はね こ との交流 を求 め
原性細菌 ]ル
″
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じ
て よ く大学構 内を歩 き回 つてい る。東欧 の 文化 に興味があ
り、ネ ッ トで東欧 に関す る情報 を集 めてい る うちに簡 単な
ロシア語 が分 か るよ うにな つた。 尊敬す る人物 は フ ィギ ュ
ア ス ケー ターのイ リー ナ・ スル ツカヤ。 中学、高校 時代 に
金管楽器や木管楽器 をや つていたが 、お世辞 に も上手 い と
は言 えな い。
下川床 愛 (シ モ カ フ トコ メイ )
鹿児 島県 日置市 出身。身長 148cm。
20H年 3月 、鹿
児 島県 立鶴丸高校 を卒業 、同年 4月 、 1人 鹿児 島を離れ
山 口大 学農 学部 生 物機 能科 学科 に入 学。 甲子 園 が大 好
きで、高校 。大学 を通 して野球部 のマ ネ ー ジ ャー を し
て い た。 現 在 の研 究 テ ー マ は 、 歯 周 病 原 性 細 菌
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ル4ι tt ε
ο″θル4sの 溶 血 因子 の解析 で あ る。 うさぎ好
き の石 田か ら非難 を浴 び な が らも、 ウサ ギの血 液 を用
い て実験 に励 ん で い る。趣 味 は海 外 一 人旅。 気 づ い た
ら航 空券 を手配 して い る とい う怪 奇現象 が 多 々起 こる。
最近見 られ る傾 向 と して は 、 「下川床 」 とい う長 い 名
前 が何 か と面倒 なた め に、 も つ ぱ ら 「下川 」 と名 乗 つ
てい る こ と。 アル バ イ ト先 の コ ン ビニ で 、名 札 を見 て
何や ら突 つ込 んで くるお 客 さん に も、 そ ろそ ろ嫌 気 が
さし始 めて い る。
吉松
采佐
(ヨ
大分県宇佐 市
シマ ツ
アヤサ )
(USA)出 身。 身長
156cm。
現在 21歳 。
2011年 3月 大分県 立宇佐 高校 を卒業、同年 4月 に 山 口大学
農 学部 生物機 能科 学科 に入 学。 研 究 テー マ は 、歯周病原性
tt ε
θrrθ ル4sの バ イオ フ ィル ム を抑制す る シイ タ
細菌 〕ル″θ
ケ成 分 の解 析。 先輩 の デ ー タの 再 現性 が なか なか取れ ず不
安 な 日々 を過 ご して い る。趣 味 はイ ケ メ ン探 し (外 国人 限
定 )と サ ッカ ー 観 戦。 小 学 生 の 頃 、母 の影 響 で大分 トリニ
ー タ の応援 の た めに ス タジア ム に通 い 始 め る。 現在 は応 援
歌 を歌 っ て ス トレス 発 散 で きれ ば どの チ ー ム で も応 援 す る
傾 向有 り。 好物 は唐 揚 げ。 特技 は ソフ トボ ール と弓道。 将
来 はサ ッカ ー 選 手 かイ ギ リス人
が 人生最大 の 目標。
(イ
ケ メ ン)と 結婚 す るの
博士課程 1年
ジェシンさん
(Fariha Jasin Mansur)
バ ングラデ シュからの留学生。現在 26歳 。 ミンナ ットさ
ん 0008年 10月 ∼2013年 9月 研究室在1籍 )と 2011年 2月
にバ ングラデシュで結婚。1同 5月 に来日。2012年 4月 に山
口大学農学研究科 (修 士課程)に 入学。2014年 4月 からは
鳥取大学連1合 農学研究1科 (博 士課程)に 進学。バングラデシ
ュで学んだ微生物学を基に、現在、歯周病菌の日腔内コミユ
ニケーシ ョンについて研究を行 つている。 ミンナットさんが
2013年 9月 に博士の学位を取得後、バ ングラデシュに帰国
してからは、単身山口で頑張つている。 日本のアニメが大好
き。味付け海育 も大好き。ただいま 3年 ぶ りにバングラデシ
ュに里帰 り中。
出席者 リス ト
創 立巧0コ岡年 記念食品化堂壁 究室 同窓会
小林 邦彦
先生
加 藤 昭夫
先生
松冨 直利
先生
阿座 上 弘行
先生
(昭 和 40年 4月 ∼平成 6年 3月
(昭 和 50年 1月 ∼ 平成 18年 3月
(昭 和 43年 度卒、昭和 46年 4月 ∼平成 22年 3月
)
)
)
(平 成 8年 6月 ∼ )
(以 下敬称略 )
昭和 44年 度卒
石野 智子 、樋 口 哲 一
昭和 45年 度卒
沼本 伸介
昭和 46年 度卒
宮 内 英史
昭和 48年 度卒
原 田 (福 村 )正 男
昭和 49年 度卒
片桐 且元、河津 修 、本村 堅 一 、宮尾 博夫
昭和 50年 度卒
谷 口 (阿 部 )和 子 、 上野 (尾 形 )幸 子 、村 上 俊樹 、村 上 (松 重)み どり
昭和 52年 度卒
村 田 昌一
昭和 53年度 卒
岩崎 (松 藤 )恵 美 子 、諸隈 (水 町)隆 子
昭和 56年 度卒
工藤 (高 橋 )淳 宣
昭和 57年 度卒
石 田 (河 野 )祥 子
昭和 58年 度卒
友 田 敬 二 、能 田 浩 一
昭和 59年 度卒
山岡 洋 、水津 (藤 本 )久 美子
昭和 60年 度卒
石井 欽也 、大脇
昭和 61年 度卒
行徳 (河 野 )睦 美 、行徳 貴司、 中村 敏広
昭和 62年 度 卒
金 光 智行 、松永 博憲 、近藤 (松 下)恵 子、大和 健 司
昭和 63年 度卒
今宿 久人、谷本 昌太
平成元年度 卒
長 田 和浩、片桐 (古 田)律 子、 三 古 隆輔 、村木 祥文
平成 2年 度卒
佐 々本 英治、野 田 恒行 、永松 敦 史 (応 微 )
平成 3年 度卒
也 、藤井 ― 嘉 、 三奈本 和昭
青木 悟郎 、辻村 不日
平成 5年 度卒
君川 一 郎 、松 見 達也
平成 7年 度卒
兼重 (長 谷川 )千 恵
平成 9年 度卒
杉本 大輔 、鈴木 (中 野 )香 織 、高藤 (濱 洲 )三 加 、杉本 (松 岡)香 絵 、
(り
│1日
)志保子 、能 田 (柴 原 )由 美子
宮田 健
平成 10年 度卒
斎藤 章、園 田 光洋
平成 11年 度卒
左 古 幸 一 、神力 紘 一 郎、 人木 大志
平成 12年 度卒
石井 (池 田)栄 子、伊藤 一 成 、神原 邦寿、藤本 (隈 )恵 子
平成 13年 度 卒
浦木 洋子、岡 弘子、渓 口 直弘、大岡 (中 野)香 織、山本 明香、
坂本 貴志
平成 14年 度卒
田村 洋、竹元 (成 重)浩 美、原 田 哲仁、三枝 (向 井)明 日香
平成 15年 度卒
青木 理恵子、岩森 (秋 道 )宏 美、武藤 (瀬 利)亜 紀子、山根 (寺 村)泉
平成 16年 度卒
上原 正義、森 田 (金 子)千 草、中 嵩志
平成 17年 度卒
脇 田 幸弘、池 田 周平、石丸 隆行、石丸 (大 田)聡 美、児島 希央、
上杉 (須 尭)淑 子、近澤 咲子、松尾 亮平
平成 18年 度卒
中島 (木 村)扶 季子、久本 達格
平成 19年 度卒
岡本 奈穂子、岸本 崇、木下 友行、藤井 航
平成 20年 度卒
斉藤 悠希、菅原 裕 二、橋本 繭花
平成 21年 度卒
興椙 祐樹、杉本 菜美、田中 俊平、鶴永 雄太、徳永 良太、山崎 遼平、
山田 和範
平成 22年 度卒
倉重 吉宏、永井 元
現
Ml
高原 沙里、森重 なつみ
現
4年 生
飯 田 亮平、石 田 絵利子、下川床 愛、吉松 采佐
計
115名
「tJつ なぎ伝 える
三百年
鱚基盟Ю周年
一
一
山田大学
飢立 5Q曰生 記念 食品化学研究室 同窓会 ,ご 出席 Q皆 様 ヘ
同窓会 のスナ ップ写真 を以下の方法で ご覧 いただけます。
(写 真は 1週 間以内にアップ ロー ドする予定です)
1、
「ヤ フーボ ックス
ログイ ン」で検索
2、
マ イ ボ ッ ク ス 含 移 動 ― ロ グ イ ン ー Yahoo!」APAN ヘ
3、
Yahoo 」apan IDに 「shokka50」 を、パ スワー ドに 「syokuhinkagaku」
4、
写真 フォル ダをク リック
を入力
ご不明な点がござい ま した ら、azakamiOyanlaguchi― u.ac.jpま でお尋ね ください。
本 国は、同窓会 にご出席い ただき、ありが とうございま した。
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