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京の陶芸・ 伝統と革新 阿武隈山地が育んだ 海と貝塚
平成16年度加曽利貝塚博物館企画展 清水六兵衞歴代展 阿武隈山地が育んだ 海と貝塚 京の陶芸・ 伝統と革新 −福島県浜通りの貝塚− 南北に長い日本列島は、暖流や寒流が複雑に流れ、 初代六兵衞が京都・五条坂の地で作陶を始めて以 縦横に連なる山脈などによって環境が違っています。 来、清水(きよみず)家は伝統を守りながら、絶えず新し 同じように貝塚もそれぞれの地域によって特性を持 い息吹を京焼に吹き込んでいます。本展では初代から っています。そこで、日本国内の特定な地域に焦点を 現在の八代六兵衞までの代表作をはじめ、清水九兵衞 あて、その地域の貝塚から出土した土器や骨角器など として国際的に活躍する七代の彫刻、そして富岡鐡斎や の遺物を紹介し、加曽利貝塚と比較することによって貝 神坂雪佳など交流のあった画家の作品によって清水家 塚を作った人達や文化に、より関心を持ってもらおうと 歴代の活動を多角的にご紹介します。 企画しました。 今年度は、福島県浜通りの貝塚に焦点をあてました。 なかでも、相馬郡にある三貫地(さんがんち)貝塚 は、百数十体もの人骨が発掘されました。その後、 当時の人たちがかかった病気や体の特徴などの研究 会 期 平成16年11月30日(火)∼平成17年1月23日(日) 開館時間 午前10時∼午後6時 金曜日は午後8時 休 館 日 月曜日 ただし平成17年1月10日は休日のた が進み、縄文時代の文化や社会を知るために重要な め開館。翌11日(火)休館。 貝塚として知られています。 平成16年12月29日(水) ∼平成17年1月3日(月) 今回の企画展では、加曽利貝塚と福島県の貝塚と の類似点や相違点を観察し、当時の関東地方と東北 (年末年始のため休館)。 お問い合わせ先:文化課 Tel.245-5961 地方との関連に思いを巡らせて下さい。 期 間:平成17年1月23日(日)∼2月27日(日) 場 所:加曽利貝塚博物館企画展示室 開館時間:午前9時∼午後4時30分(入館は午後4時まで) 休 館 日:月曜日・国民の祝日(月曜日が国民の祝日 に当たるときは、その日と翌日) 入 館 料:小・中学生 30円、15歳以上 60円 「子どもかるたあそび」 新年おたのしみ行事 来年1月初旬に、中央図書館・みやこ図書館・花 見川図書館・白旗分館・花見川団地分館で「かる たとり」を行います。 『ぐりとぐら』や『ばばばあちゃん』などよく知ら れている絵本のカルタです。ぜひご参加ください。 詳しくは、各図書館にお問い合わせください。 平成15年度企画展 お問い合わせ先:加曽利貝塚博物館 Tel.231-0129 6 お問い合わせ先:市中央図書館情報資料課 Tel.287-4003