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個別目標2-5異なる文化や価値観を尊重しあい交流するまち
基本目標Ⅱ こころ豊かなふれあいと活力のあるまち 個別目標Ⅱ-5 異なる文化や価値観を尊重しあい交流するまち 219 板橋区事務事業評価表(平成26年度) 事務事業名 いたばしボローニャ子ども絵本館の充実[010] No 086 施策コード 25122 施策名 国際交流事業の充実(絵本) 計画事業番号 010 ナンバーワン あたたかい人づくりナンバーワン いたばし力UP 人づくり力UP 所管課係 教育委員会事務局 中央図書館 記入者 加 藤 電話 3579-2665 予算科目コード(款・項・目・細目・細々目) 08-05-02-005-05 (開始年度: 平成 16 年度) Ⅰ 事務事業の概要 いたばしボローニャ子ども絵本館は、イタリアの「ボローニャ児童図書展」事務局から寄贈された絵本を所蔵管理し、 絵本の有効活用を図っており、主に区民を対象に(*1)、絵本館活動を充実(「ボローニャブックフェア」「国際絵本翻 訳大賞」など事業活動の充実、蔵書の整備等)をして魅力を高めるとともに、世界の絵本に」親しむ様々な機会の提 供を進め(*2)、国際交流事業の推進を図る。(*3)また、特に赤ちゃんの駅を利用している家族層をターゲットにし て、大規模小売店などに設置された赤ちゃんの駅に、いたばしボローニャ子ども絵本館のPRスポットを設置する(* 2)ことによって、絵本館の認知度を高めるとともに板橋区のイメージアップを図る。(*3) (*1=「誰・何に対して(対象)」、*2=「どんな方法で(活動)」、*3=「どのようにしたいか(成果)」) Ⅱ 事務事業の目標と実績 単位 対 象 事 業 指 標 ① 区民 H25年度 計画 実績 H26年度 計画 540,040 H27年度 目標 534,797 人 536,335 537,375 537,668 ① 絵本館来館者数 人 6,406 6,400 5,902 6,400 6,500 ② お話し会参加人数 人 1,071 1,000 876 1,000 1,200 ③ 「ボローニャブックフェアinいたばし」来場者数 人 2,617 2,700 2,424 2,700 2,750 ④ 蔵書冊数 冊 23,640 24,000 24,819 25,000 25,500 ② 正規職員数 人 3.0 3.0 3.0 3.0 財源名称 再任用・再雇用職員 人 2.0 2.0 2.0 2.0 非常勤職員等 延日数 0 0 0 0 a 人件費換算額 千円 26,698 26,510 26,510 26,473 b 人件費を除く事業費 千円 11,384 9,193 9,115 10,379 c 総事業費(a+b) 千円 38,082 35,703 35,625 36,852 千円 0 0 0 0 e 財 国・都支出金等 源 利用者負担 千円 0 0 0 0 f 差引一般財源(c-d-e) 千円 38,082 35,703 35,625 36,852 総経費(円) 72 67 66 68 区経費(円) 72 67 66 68 d 事 務 量 及 び 所 要 経 費 H24年度 実績 コスト 指標 区民一人あたり 平成25年度事業量 平成25年度事業経費 (1)№1プラン上 蔵書冊数 24,819冊 事業参加者数 1,785人 来館者数 5,902人 報償費 508,000 委託料 6,720,572 一般需用費 1,549,212 使用料・賃借料 216,468 役務費 120,819 (2)当初予算上※補正があった場合は、【補正後】として記入 ・絵本館事業運営 ・事業運営経費 8,517千円⇒8,036千円(補正後) ・図書等資料充実 1,157千円 (3)実績 ・「ボローニャブックフェアinいたばし」来場者数 2,424人 ・「いたばし国際絵本翻訳大賞」申込数 1,478人 ・「ミニ・ボローニャ・ブックフェア」(9図書館:75日間) 4,335人 ・交流都市の金沢市(玉川子ども図書館)での「ボローニャ・世界 の絵本展」への絵本貸し出し等の事業協力 ・蔵書リストの更新及び「蔵書管理システム」の運用による書誌 データの更新 ・関係課主催事業での出張絵本展示、小学校等への絵本貸出 し区内施設での「絵本館コーナー」設置 ・ボランティアとの協働による洋書絵本の翻訳・読み聞かせの実 施 ・大学図書館への絵本の貸出し及び絵本館PRの推進 ・ワークショップによる絵本とのふれあい経験 ・事業運営経費・図書等資料充実 9,115千円 報償費 508千円 需要費 1,549千円 役務費 121千円 委託料 6,721千円 使用料・賃借料 216千円 進捗状況・所管課の評価・今後の予定 ( 220 月 日現在) No 086 事務事業名 いたばしボローニャ子ども絵本館の充実[010] 事業量・経費増減の理由等(平成25年度実績と平成26年度予算との比較) 未来創造プランにおける成長分野「文化・スポーツによるにぎわい創出」に向けた取り組みの一環として、絵本館PR スポットの充実と絵本館利用案内リーフレットを作製したため、増額となった。 Ⅲ 事務事業を取り巻く環境 区民意見等の状況(アンケート調査や個別要望等)、類似・関連事業や他自治体との比較など 自らの蔵書で世界各国の絵本を展示・紹介できる「いたばしボローニャ子ども絵本館」は、全国的にも極めて珍しい 施設で国際交流事業の推進や板橋区の魅力発信に寄与している。旧小学校の校舎を利用しているが、来館者が 自由に閲覧できる絵本館開架スペースが1教室分のみであること、書架が中古のスチール製であり子どもを対象にし た施設にそぐわないこと、蔵書数が約25,000冊で書庫スペースの余裕がないことなどが課題となっている。 Ⅳ 改善の履歴(前々年度までの事務改善への取り組み) 平成23年度 いたばしボローニャ子ども絵本館の事業の充実や機能強化のため企画運営委員会を立ち上げる ための調整を行った。 平成24年度 絵本館の効果的な運営及び蔵書の活用等による事業展開について調査研究するため企画運営委 員会を設置し、板橋区の魅力発信などの観点から絵本館事業の充実やPR方法などについて審 議した。 Ⅴ 前年度の二次評価結果への対応状況 評価評語 1 前年度の二次評価内容 対応状況 2 平成26年5月時点での、前年度二次評価結果への対応状況や成果向上のために取り組んできたこと Ⅵ 一次評価(所管課長による評価) 1 成果の視点による評価(区民満足の向上・区の評価を高めた取り組み) 評価評語【 A 】 (目標としている成果が上がっているか(指標の達成状況等)、区民にとってどのような成果があったか) 来館者等の指数は、対前年度減になったが、蔵書活用として、ミニ・ボローニャブックフェアの開催及び区立学校等 への貸出しにより、区民が身近な場所でより多くの区民がボローニャからの寄贈絵本を閲覧できるようになった。 評価評語【 A 】 2 効率性の視点による評価(効率化・事務改善への取り組み) 受益者負担 人件費削減 不可 (一部)委託化 導入済 導入済 コスト削減 可 指定管理者制度 不可 補助事業化 不可 (効率的に事務事業を実施しているか(コスト指標の評価)、効率化・事務改善にどのような成果があったか) 図書館法による無料原則のため受益者負担を求めることができず、また、国や東京都の補助制度がなく、補助事業 化はできないが、「いたばし国際絵本翻訳大賞」の委託やボランティアスタッフの活用により、人件費やコストの削減 に努めている。 3 有効性の視点による評価(手段の工夫・協働の取り組み) 評価評語【 A 】 あり 事業主体の役割分担 妥当 手段工夫の余地 最適 区が行う妥当性・必要性 絵本館事業は、幼児期の段階から絵本を通して世界の文化に接する機会を持てることなど、国際感覚の醸成に有 意義な事業であり、区の行う事業として有効に目的を果たしている。また、大学等との協働により絵本の翻訳などを 行っており、今後とも更なる連携を図っていく。さらに、板橋区の魅力を国内外に発信するための資源となっている。 4 今後の展開方針、課題・懸案事項 ◆平成26年度末までに取り組むこと ◆中長期的に取り組むこと 絵本館のPRスポット増設の検討とともに、絵本館機能の強化(研修 絵本館(板橋区)の魅力を内外に発信するた や専門書購読などによる外国の絵本の情報や要望などに対応でき め、大型小売店舗内に設置された赤ちゃんの る職員の育成、専門スタッフの配置など)、絵本館事業の充実、絵 駅に絵本館のPRスポットを設けて絵本館への 本館設備の改修などにより、来館者を温かくもてなす環境を整える。 来館者数を増やす。 取り組みの対応期限 平成 30 年 3 月 Ⅶ 外部評価(行政評価委員会による評価) 評価評語 【 Ⅷ 二次評価(区の最終評価) 評価評語 【 】 改善 】 PRスポットを設けて来館者数増につなげていこうとの姿勢は評価できるが、もう一段進めて、行政施設や区内民間 施設などへ赴いて積極的にPR活動を展開するなど、従来の取り組みにはないアウトリーチ型の広報活動の実施に ついて検討すること。 221 222