...

千貫森・鎌倉岳調査

by user

on
Category: Documents
29

views

Report

Comments

Transcript

千貫森・鎌倉岳調査
鎌倉岳・千貫森調査報告
マハ
・ 鎌倉岳調査(98/10/24)
東京駅に集合したのは、会長、ソム氏、S歌手、中氏、マハのベストメンバーである。
新幹線の中では各自が準備した資料で情報を交換するなどして、あっという間に郡山駅に
到着した。郡山からはレンタカーを借りて鎌倉岳に向かった。国道288号を走行し鎌倉
岳が見えてきた。山頂近くの烏賊石がとても印象的
である。鎌倉岳の麓に近づいたところで登山口(山
根口)がわからなくなる。地図のデータが古いのか
位置を確認することができない。地元の人の話から
登山口は鳥居の向こうにあるとの情報を得ることが
できた。しばらくして、それらしき鳥居を見つける
ことができた。車から降り各々、調査の準備をして
登山口へと向かった。鳥居の奥には下社である天ノ
日鷲神社があった。山頂へ登る前に一同お参りをする。神社
の脇を奥に行けば行くほど道は狭くなり、木々が邪魔をして
思うように前に進むことができない。しかたなく来た道を戻
り別れ道のもう一方に進むことにした。ここも途中から小高
い丘があらわれた。枯れ枝を手足でバキバキ折りながらヌル
ヌルになった地面と格闘しやっとのことで丘を越えることが
できた。越えた場所は広場になっており、とても登山口とは
考えられない。近くにテントがあり声をかけたが、誰もいな
いのか返事がない。仕方なく少し先に進むと建築中の建物で
作業をしている地元の人を見つける。地元の方の話によると
登山口は鳥居より先に進んだ林道にあるとのこと。車まで今来た
道を戻り車で向かう。林道の先を車で登っていくと、昨日の雨の
影響か道の半分近くが削れ深い溝ができている。運転手の努力に
より無事登山口を見つけることができた。ソム氏のナレーター&
BGM入りのビデオ録画も始まり山頂へ出発である。最初はなだ
らかな道であったがしばらく登ると岩が目立つようになる。さす
が巨石文明研究者が調査している所だけある。石切場痕を通過す
るあたりからは鉄の鎖を使わないと登ることができない急な岩が
山頂まで続いていた。メンバーの会話も少なくなってきた。あと
でわかったことだがソム氏のテープはその間回っていたのには驚
く。山頂はすこし曇っていたが、いつもながらすばらしいい眺め
である。一同に会話が戻った。山頂部分は岩
が重ねられた上に土が積っているのか、足で
強く地面を叩くと鈍い音がする。空洞になっ
ているようだ。頂上にも岩と岩の間に天ノ日
鷲神社があった。近くの岩でメンバー全員の
記念撮影してから昼食をとる。残念なのは登
るときに見えた烏賊石を見ることができなか
ったことである。山頂での調査を終えて下山
するが烏賊石が気になる。仕方がないので違
ったルートで下ることにした。下りのコースは山を大きく周り込むようになっていた。結
果的に烏賊石を見ることはできなかった。遠回りをしたのか随分時間が過ぎた。やっとの
ことで小学校近くの林道にでた。少し休憩をし林道を進むこと1時間、裾野を歩いている
と日を受けて輝いている烏賊石が見えた。夕焼け空とともに幻想的である。その後、虹も
現れて自然の美を満喫することができた。最初に間違えた鳥居を発見し、登山口に着いた
ころには日も沈み、あたりは薄暗くなってきた。今日の調査は終了し、四つ川旅館へと向
かう。旅館に電話をして場所の聞いたので迷うことなく到着した。旅館は役場の裏にあり、
お祭りの時期だったので役場の駐車場には多くの屋台が並び、たいへん賑やかである。四
つ川旅館に到着して、すぐお風呂に入り夕食という異例な速さで事が進んだ。なんと8時
から一次会は始まった。二次会はいつものごとくおおいに盛り上がり古代史、陰謀論等々、
話の内容はつきない。持参のお酒はすべて飲み尽くし2時に寝床につく。
・ 千貫森および巨石群調査(98/10/25)
翌朝の天気は昨日とはうってかわ
り快晴である。朝食をとり若いヤン
さんのお土産として KinKi Kids の
ブロマイドを旅館前の屋台で購入し
旅館を後にする。今日の目的地は千
貫森とその周りの巨石群である。千
貫森は福島県飯野町北部にそびえる
円錐形の山である。また隣にある小
さな円錐形の山である一貫森も有名である。その形から古代ピラミット説やUFO基地説
など伝説や迷信が多く伝えられている。千貫森の中腹に車を止め、UFOふれあい館に到
着する。途中にある小手神社にお参りをする。山に登ときには必ず行う御挨拶である。U
FOふれあい館は 2 階建ての多目的公共施設である。1階はUFOに関する資料、映像が
パネルや模型で紹介されており会議室や研修室もある。2Fは和室とキッチン、そして展
望風呂もある。館長の木下次男氏とお会いし名刺を交換し、SNKの活動などを会長が説
明をした。館長から千貫森周辺の巨石郡の位置を地図に
記入してもらい、行き方などを懇切丁寧に教えていただ
く。あまり知られていない巨石の情報なども得る。情報
収集も完了し館の外に出て千貫森の頂上に登る。頂上ま
では遊歩道(UFO道)を使う。ロープを使いながら最短
距離を進む。思ったより急で険しかった。頂上にはUF
Oコンタクトデッキがあり、360°のパロラマが広が
る。残念ながらUFOとの遭遇はできなかった。鎌倉岳
も見えると思ったが他の山に隠されて見ることができなかった。時間も昼時になりUFO
ふれあい館の隣にあるパロマ食堂へと下山する。下りの道では名前を募集している10体
の宇宙人石像を観察しなが進む。パロマ食堂でのオーダーは名物
のピンカラ石の器で食べるカレーライスである。人気があり2名
限定ということでS歌手とソム氏が代表として食べることになる。
他のメンバーは普通の器でカレーライスを食べる。食事も終り、
お土産タイムとなる。レジには先ほどお会いした木下館長がおら
れた。館長直々に時計からでる電磁場の影響をOリングテストで
影響を調べてもらう。エネルギーも補充したので巨石群調査に出
発する。以下、各々の巨石群について報告する。
<赤石>
赤石稲荷神社の御神体で赤石の由来は木幡山からこの石が飛んで
きて岩全体が真っ赤になったという伝説からだそうだ。鳥居の奥
に2つの花崗岩らしき巨石があった。これが赤石である。少し霧
が出ておりこの場所は神秘的であった。
<大石>
大石は林道から良く見えるところにあった。石の中央に後から掘
ったのか階段が作られていた。この石同様の石が道を狭んだ竹薮
の中にあるという情報を
S歌手から聞き調査した。
竹が生い茂り容易に入る
ことはできない情況であったが、少しずつ竹を掻
き分け進み、やっとのことで情報どおりの巨石を
確認することができた。石の全体は分かりにくい
が、同じような形の巨石であった。道路側からで
は絶対見ることができない石である。
<留石、モアイ石>
阿武隈東部広域農道脇に留石はある。千貫森の方に石の
面が向いており方位石のようである。モアイ石はそこか
ら歩いて10分ぐらいのところにある。モアイ石からの
眺めはすばらしく、千貫森と一貫森を見渡すことができ
た。モアイ石は北に面を向けており、千貫森は東に20°
一貫森は西に5°に見えた。千貫森と一貫森の位置や方
角に何かしらの関係があるのかもしれない。
<岩塚>
館長から教えてもらった、巨石は農道横の 2 本の白いポールが目印である。はじめ行き過
ぎてしまったが無事見つけることができた。ポールから道に沿って歩くとすぐに巨石は横
たわっていた。その大きさはものすごくカメラのファインダーに収まらないのである。石
の上には石碑があった。石碑が倒れるなどのアクシデントがあったが無事に元の状態に戻
すことができた。石の名前が分からないので、農道脇で何故か働いているおじさんから話
を聞く。地元では岩塚と呼んでいるとのことだ。
<鯨石、たいこ石、船石>
一貫森の西にある一円寺の前にある石で、石の上にはあとから付けたと思われる碑文石が
置いてある。星座が示してあるという情報もあったが見つけることができなかった。碑文
に何が書いてあるのかは不明である。そこから国道114号脇にたいこ石と船石があった。
船石の上には四角の溝があった。この時になると時刻は17時半近くで皆、懐中電灯を片
手に調査していた。国道を走る車からは不思議な集団として見えたであろう。たいこ石は
国道下のトンネル付近あり、表面は無数の丸い溝があった。暗くて船石とも詳しく調査が
できなかったのが残念である。
これで調査は終了したが車に戻る途中、夜空に移動する輝く光が見えた。UFO現れる
と思ったが実は飛行機のライトであた。UFOと遭遇することはなかったが多くの出会い
(人、遺跡等)があり、充実した調査であった。
Fly UP