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2012「ひらく 日本の大学」(学部版)

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2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
小樽商科大学
商学部
(1)深田秀実准教授【研究内容】東日本大震災では、多くの被災者が安否情報、避難情報、救援物資の情報などを得ることが困難な状況であった。そ
のような中、地方自治体のホームページにおいて、情報発信がどのように機能したか、また今後どのような情報発信が必要かを含め、「災害時におけ
る地方自治体の情報発信」について調査研究を行っている。(2)八木宏樹教授【研究内容】東日本大震災を例として、社会科学的な見地から、防災シ
ステム(救難、交通、情報、金融、行政)のあり方や自己の危機管理意識の構築について検証中。他教員2名や学生を交えて被災地における避難経
路や復興体制についても現地調査した。また、8月以降は授業を通じた本学の防災教育効果についても検証の予定。
北見工業大学
工学部
1、東日本大震災津波の北海道東部における結氷河川への遡上現象の解明を行っている。2、日本の広い地域を占める積雪地域や寒冷地域で同様
の大地震が発生したらどのような災害が発生するのか、地震で発生する地すべりや雪崩の研究を重点的に行っている。
北海道大学
理学部
[理学研究院附属地震火山研究観測センター定池祐季助教]・岩手県釜石市鵜住居地区を周辺に、住民の初動~応急対応を中心とした聞き取り調
査。・津波被災地における災害遺構保存についての活動、津波災害文化の継承について。
北海道大学
獣医学部
牛乳のセシウム濃度測定(環境獣医科学講座放射線学教室稲波修教授)
北海道大学
工学部
東日本大震災に関する研究にについては、本学部の大多数の教員が多少によらず携わっているが、主な内容については以下のとおりである。・空間
計画分野・空間防災分野・環境管理工学分野・エネルギー生産・環境システム分野。その他の分野及び教員については、北海道大学大学情報データ
ベースを参照されたい。
室蘭工業大学
工学部
くらし環境系領域大坂谷吉行教授「釜石市『呑ん兵衛横丁』の再生に関する調査研究」。くらし環境系領域中津川誠准教授「東日本大震災を踏まえた
西胆振地域の津波防災に関する基礎調査」。くらし環境系領域吉田英樹准教授「災害廃棄物の環境安全な仮置き方法と最終処分法の検討」。くらし環
境系領域河内邦夫助教「自然放射能探査法のカーサーベイによる空間放射線量分布調査」。もの創造系領域清水一道教授「震災地域における被災
船舶の処理方法の調査」。ひと文化系領域前田潤准教授「東日本大震災での日本赤十字社の組織的心理支援体制の構築と展開」
弘前大学
教育学部
・沿岸の被害調査:津波で被害を受けた三沢市において、津波の流動方向、浸水深、津波堆積物の調査を実施し、津波防災の基礎研究提示のため
の研究を行っている。・ポケットビーチにおける津波堆積物の形成について:人工改変のほとんどない海浜環境が維持されている八戸市大須賀海岸に
おいて、砂丘背後の低地に堆積した津波砂層の分布とその層厚の偏りから、物質搬入とその再移動について検討している。・被災地復興支援に関わ
る支援拠点の可能性についての研究:岩手県の被災地支援におけるプラットホーム的拠点「きたかみ震災復興ステーション」を北上市に置き、様々な
情報を収集や学びの機会を創出するとともに、全国から集まる知と情熱を被災地とつなぐための取り組みを継続的に実施し、検討・研究を行っている。
弘前大学
医学部保健学科
○「原子力施設近隣の訪問サービス事業所における防災・災害時対応に関する研究」(平成23年度には東日本大震災にともなう福島原子力発電所事
故に関連し、全国にある原子力施設近隣の訪問系サービス事業所の対応と認識について調査。)○「東日本大震災における保健師活動」(原子力災
害対応に焦点をあてて避難者対応および放射線スクリーニング活動での役割機能)
弘前大学
理工学部
(1)青森県および周辺地域の地震活動特性の調査・分析(2)津波被害、強震動被害、液状化被害等の調査・分析(3)高度利用者向け緊急地震速報の
精度の検証(4)日本列島の応力場の変化に関する調査・研究
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
弘前大学
人文学部
○北リアスにおけるQOLを重視した災害復興政策研究-社会・経済・法的アプローチ代表:李永俊本研究の目的は、東日本大震災の発生直後から、
津波で壊滅的被害を受けた北リアス地域の被災住民支援活動に関与し、現地でボランティアとして協働してきた社会科学系研究者が、支援・交流の経
験と専門分野の知見を活かした震災復興策を、地域住民とともに構想することにある。北リアス地域を対象に、被災者との交流を通じて得られた知見
をもとに、研究代表者の専門である労働経済学と、研究分担者の専攻する社会心理学、社会学、経済学、法学の知見を活用して、震災の翌年から集
中的に調査を実施し、地域のQOL(生活の質)を重視した復興政策を提案する。○被災アーカイブの保存修復救援事業代表:上條信彦本事業は文化
庁東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)への協力機関として、被災アーカイブの緊急的な保存修復処置を行う。レ
スキュー対象は江戸時代の古文書・古典籍のほかに、近現代の公文書がある。公文書類のなかには被災官公庁の永久保存文書もあり、電子データ
などが失われた地域では、今後の復興のためにも必要な資料が含まれる。本事業では、大学での人材および真空凍結乾燥や脱塩処理などの文化財
保存の設備・技術を活かして、被災アーカイブへの調査・修復・救援を図るとともに、将来の災害に対する体制を整えるものである。○民俗信仰の再文
脈化をめぐるダイナミズム代表:山田嚴子そのものの調査研究ではないが、東北の太平洋岸地域は、オシラ神の信仰地帯でもあり、被災により、祭祀
者を失ったり、従来の形の祭祀が継続できなくなったりする事態が生じている。このような今日における信仰をとりまく状況の変化を確認しながら、当該
地域における近代以降のオシラ神をとりまく状況の変化と、信仰が新たな意味を帯びてくる契機について調査研究を行っている。
弘前大学
農学生命科学部
農地からの塩分及び放射性物質の除去について、植物によるファイトレメディエーションを中心とした研究プロジェクト(土壌・水質G、植物生産G、動物
生産G、バイオエタノールG、風評被害対策G、海洋生物Gの6グループ構成)を立ち上げた。
岩手大学
教育学部
社会教育科・土井宣夫教授・(専門分野)自然地理学・(研究テーマ・分野)火山と活断層の研究、火山・地震・津波災害と防災(参考)岩手県奥州市で
開かれた地震調査研究中間報告会記事(岩手日日新聞社HP)http://www.iwanichi.co.jp/tankoh/item_28718.html2011年3月11日の東日本大震災と
4月7日の最大余震に関する地盤調査の中間報告を行った。市民を対象に行った「アンケート震度調査」などに基づき、余震で被害が集中した前沢区
中心部で震度6弱~震度6強の揺れがあったと分析。軟弱な地盤が強い揺れにつながった可能性を挙げた。また、反時計回転の地震動が被害を大き
くしたことも指摘した。
岩手大学
人文社会科学部
人間科学課程・山口浩教授・(専門分野)実験臨床心理学・(研究キーワード)PILテストによる生きがい感についての研究。人間科学課程・織田信男教
授・(専門分野)人格臨床心理学・(研究キーワード)カウンセリングの効果研究。環境科学課程・河田裕樹教授・(専門分野)化学・(研究キーワード)光
触媒による環境浄化の研究環境科学課程・竹原明秀教授・(専門分野)植生化学景観生態学・(研究キーワード)植物と環境がつくる空間の生態学的
な研究
岩手大学
農学部
応用生物化学課程-河合成直教授-津波被災農地の土壌肥沃土回復モデル構築。農学生命課程-築城幹典准教授-牧草地での放射線量調査。
共生環境課程-関野登教授-瓦礫廃木材による復興ボードの各種強度性能及び性能向上共生環境課程-廣田純一教授、三宅論准教授-被災12
市町村のコミュニティと復興計画支援
岩手大学
工学部
社会環境工学科-海田輝之教授-集水域・河川・河口域・沿岸域における化学物質動態の解析(東北マリンサイエンス拠点形成事業(海洋生態系の
調査研究))社会環境工学科-堺茂樹教授(岩手大学地域防災研究センター長)関連記事はこちらから
http://www.47news.jp/localnews/iwate/2012/04/3_528.html。
東北大学
法学部
【災害対策法(災害科学国際研究所において"防災法制度研究分野"兼務】今般の東日本大震災の実態に照らして、現行の災害対策法制が広域・大
規模災害の実態に対応した適切な形の法体系になっているか否か、また、どこに問題点があるのか、その課題は何かについて、現地調査や各種の実
態調査に基づいて実証的に研究することによって、現行法体系の問題点を洗い出し、それに即した必要な法改正等の方向についての研究を行う。被
災自治体の現地調査や内閣府防災担当部局、国土交通省東北地方整備局等の関係機関から集めた東日本大震災の実態に即して、災害予防対策、
災害応急対策、災害復旧対策及び災害復興対策の各局面に係る諸法についての問題点及び検討課題を実証的に抽出して、政策提言をまとめること
を目指して、公共政策大学院のワークショップⅠにおいて共同研究を進める。
東北大学
理学部
地球物理専攻:海野徳仁、松澤暢、藤本博巳、日野亮太(東北地方の地震発生メカニズム)、花輪公雄(海洋での放射性物質の拡散)、岩崎俊樹(大
気による放射性物質の拡散)。物理学専攻:田村裕和、小池武志、金田雅司、前田和茂、中村哲(原子核物理学実験研究の一環として放射線測定を
実施)。地学専攻:日野正輝(地理情報システムによる防災情報発信)。化学専攻:磯部寛之(震災に強い有機化学実験室の設計と運用)。
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
東北大学
経済学部
分科会テーマ:地域社会。増田聡教授。専門科目:地域計画。主なテーマ:1)計画思想の展開とその実践。2)都市・地域計画プロセス論。3)空間分
析による地域政策評価。4)防災まちづくりと土地利用計画。など
東北大学
薬学部
吉田浩子講師:原発事故に伴う宮城県住民の被ばく量調査の推進。宮城県南部の高濃度放射能汚染地区(丸森町、白石市越河地区)において、15
歳未満の子供全員を対象として、小型積算線量計を装着して被ばく線量のモニタリングと評価を5年間実施する。
東北大学
工学部
震災後、わが国の自然災害対策・災害対応策や国民・社会の自然災害への処し方そのものを刷新し、巨大災害への新たな備えへのパラダイムを作り
上げることを目的に災害科学国際研究所が発足した。当該研究所では、震災前から設置されていた工学部附属災害制御研究センターを基礎としてお
り、数多くの工学部教員が参加し、国内外の巨大災害の被害軽減に向けて社会の具体的な問題解決を指向する実践的防災学の礎を築くことを目標と
する。現在進行中の自然災害科学研究は、事前対策、災害の発生、被害の波及、緊急対応、復旧・復興、将来への備えを一連の災害サイクルととら
え、それぞれのプロセスにおける事象を解明し、その教訓を一般化・統合化することである。
東北大学
教育学部
川住隆一(教授)・・・東日本大震災における障害児・者とその家族の体験と支援ニーズに関する一研究
東北大学
歯学部
1:被災地の特に仮設住宅において口腔を含む健康を調査し、課題を把握すると共に、入居方法による違いについて研究し、新たな支援策の検討を
行っている。2:東北大学の地域保健支援センターの調査の一環として、被災地の住民に対して口腔についての健康診査等を実施して、被災地での健
康状況の把握と、その支援を行っている。3:犠牲者の身元確認において、歯科の情報を用いて犠牲者の個人特定の作業を行うと共に、より効率的な
方法の研究を行っている。4:被災地での動物の歯における被ばく状況について調査を実施している。
宮城教育大学
教育学部
本学の教員1名が、以下の研究を行っております。「教師たちの3・11-東日本大震災・学校現場の記憶-」と題する聞き取り調査を行った。津波被害
が大きかった学校を中心に10名(10校)の教師たちに、地震直後から数か月にわたる学校(教師や子どもや避難住民)の様子を語ってもらった。調査協
力者は、小・中・高校の教師(校長・教頭・教諭)。一人あたり2時間から3時間にわたるインタビュー。体験のディテールを重視した質的調査。現在、記
録をまとめ終わり、公表を準備している。
秋田大学
工学資源学部
・海岸林の津波減勢効果。・津波による鉄筋コンクリート造建物の被害条件。
山形大学
理学部
【地球物理学、地震学】地震波を用いた地下構造の研究(地球環境学科:長谷見晶子教授)
山形大学
地域教育文化学部
・東日本大震災後の児童・生徒の心身の健康に関する調査研究。・被災者に対する避難所支援に関する実践研究。・震災復興時のストレスケアに関
わる長期的研究。・東日本大震災によって被災した複数の建築物において被害調査を実施し、被害メカニズムについて検討するとともに、余震観測や
常時微動観測など振動特性把握のための観測を行っている。また、緊急地震速報への応用を念頭に置き、本震以降、宮城県を中心に観測された地
震記録の分析から、仙台平野を伝播する地震動の波動伝播特性を検討している。・文化庁が行った「東日本大震災被災文化財建造物復旧支援事業
(文化財ドクター派遣事業)」で、東北地方の調査責任者として技術的支援を行った。・こどもと築く復興まちづくり実施プログラム立案調査。・東北地方
太平洋沖地震による温泉湧出異常とそのメカニズム。・東北地方太平洋沖地震による津波の侵入過程と津波被害および被害のメカニズム。・東北地
方太平洋沖地震による津波堆積物。・東北太平洋沖地震に伴う誘発地震とそのメカニズムについて。・丘陵地の造成地における被害調査、防災教育、
学校の防災管理。
福島大学
理工学群 共生システム理工学類
福島県内の放射線分布の計測。震災に伴う子供への心理的影響のアンケート調査。環境中からのセシウム回収プロセスの実用化に関する研究。
福島大学
人文社会学群 行政政策学類
今井照「原発災害に伴う行政機能移転に関する調査研究」、塩谷弘康「福島県震災復興基本計画における放射能汚染区域の管理及び利用につい
て」、新村繁文「東日本大震災復興プロセスにおける権利擁護ニーズとそれを支える法制度に関わる総合的研究」、阿部浩一「福島県における被災歴
史資料の救出事業と自然災害史の再構築に関する調査研究」、坂本恵「被災地、避難所における外国籍住民の生活状況実施把握緊急調査」、佐々
木康文「東日本大震災における自治体広報の役割とその問題点に関する研究」、鈴木典夫「東日本大震災による長期避難生活者に対する生活実態
調査」、千葉悦子「ジェンダー視点からの災害・復興に関する総合的調査研究」、西﨑伸子「放射能汚染が及ぼす「生活リスク」に関する研究―小中学
校および保護者の意識・行動調査を中心に」、丹波史紀「双葉郡内28、000世帯災害復興実態調査」
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
福島大学
人文社会学群 人間発達文化学
類
東日本大震災が与えた地形的変化および経済・文化的影響等に関する研究。東日本大震災により発生している子ども・青年・成人等への心理的影響
に関する臨床心理学的研究。東日本大震災が与えた学校教育をはじめとする各種課題に関する教育学的研究。東日本大震災等による避難生活が
及ぼす身体的運動能力への影響等に関する研究。
福島大学
人文社会学群 経済経営学類
小山良太「福島県における原発事故・放射能汚染に対応した産業復興支援と情報共有化」。櫻田涼子他「東日本大震災におけるリスク対応に関する
研究―雇用・生産・消費の側面から―」。清水修二他「震災および原発事故に係る被害補償と生活再建に関する法的・経済的研究」。十河利明「アメリ
カの原子力事故対応」。西川和明「原発事故が福島県産農産物および同加工品の販売に与えた影響と今後の市場確保に必要な販売促進策に関する
調査研究」。山川充夫他「震災・原発事故の多重被害が地域経済に及ぼす影響と産業復興計画化に関する研究」。
茨城大学
人文学部
(1)伊藤哲司・井上拓也・渋谷敦司・高橋修・原口弥生・田村誠の各教員が、茨城県における大震災・津波の被害と社会的影響を把握し、地域の復
興・再生の方向性を明らかにするために大学として組織した「茨城大学東日本大震災調査団」に参加し、大洗地区の津波被害の調査研究等に取り組
んだ。(2)2009~2011年度の科学研究費補助金基盤研究(B)「臨界事故10年を経た東海村の防災システムと地域再生の総合的研究」において、渋
谷敦司・佐川泰弘・原口弥生等の各教員が、福島原発事故以後の東海村の行政の対応、地域再生、避難者支援活動等をテーマとする研究に取り組
んだ。2012年3月に研究成果報告書『東海村臨界事故10年を経た地域社会の再構築と福島第一原発事故後の新たな地域課題』が発行された。(3)兪
和教員を中心とした社会科学科の教員グループが、茨城県の震災前と震災後の産業・労働部門の動向を、県の産業連関表・統計などの整理、その変
化の統計的処理を通じて分析する共同研究に取り組んでいる。
茨城大学
理学部
福島第一原子力発電所事故に伴い、今なお大気中に浮遊している放射性物質についての研究、および大気を通じた高汚染地区からの放射性物質に
ついての研究を、全国レベルでの観測ネットワークを取りまとめる形で実施している。
筑波大学
生命環境学群
本学では、教員の学問的知見を生かした被災地支援活動を大学として重点的にサポートするため、「東日本大震災復興・再生支援プログラム」を実施
している。現在、「放射線対策」「産業再生・創出」「防災、まちづくり」「健康、医療、心のケア」「科学振興、人材育成」にわたる26のプロジェクトが活動中
である。
筑波大学
人文・文化学群
本学では、教員の学問的知見を生かした被災地支援活動を大学として重点的にサポートするため、「東日本大震災復興・再生支援プログラム」を実施
している。現在、「放射線対策」「産業再生・創出」「防災、まちづくり」「健康、医療、心のケア」「科学振興、人材育成」にわたる26のプロジェクトが活動中
である。
筑波大学
情報学群
本学では、教員の学問的知見を生かした被災地支援活動を大学として重点的にサポートするため、「東日本大震災復興・再生支援プログラム」を実施
している。現在、「放射線対策」「産業再生・創出」「防災、まちづくり」「健康、医療、心のケア」「科学振興、人材育成」にわたる26のプロジェクトが活動中
である。
筑波大学
医学群
本学では、教員の学問的知見を生かした被災地支援活動を大学として重点的にサポートするため、「東日本大震災復興・再生支援プログラム」を実施
している。現在、「放射線対策」「産業再生・創出」「防災、まちづくり」「健康、医療、心のケア」「科学振興、人材育成」にわたる26のプロジェクトが活動中
である。
筑波大学
人間学群
本学では、教員の学問的知見を生かした被災地支援活動を大学として重点的にサポートするため、「東日本大震災復興・再生支援プログラム」を実施
している。現在、「放射線対策」「産業再生・創出」「防災、まちづくり」「健康、医療、心のケア」「科学振興、人材育成」にわたる26のプロジェクトが活動中
である。
筑波大学
芸術専門学群
本学では、教員の学問的知見を生かした被災地支援活動を大学として重点的にサポートするため、「東日本大震災復興・再生支援プログラム」を実施
している。現在、「放射線対策」「産業再生・創出」「防災、まちづくり」「健康、医療、心のケア」「科学振興、人材育成」にわたる26のプロジェクトが活動中
である。
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国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
筑波大学
体育専門学群
本学では、教員の学問的知見を生かした被災地支援活動を大学として重点的にサポートするため、「東日本大震災復興・再生支援プログラム」を実施
している。現在、「放射線対策」「産業再生・創出」「防災、まちづくり」「健康、医療、心のケア」「科学振興、人材育成」にわたる26のプロジェクトが活動中
である。
筑波大学
社会・国際学群
本学では、教員の学問的知見を生かした被災地支援活動を大学として重点的にサポートするため、「東日本大震災復興・再生支援プログラム」を実施
している。現在、「放射線対策」「産業再生・創出」「防災、まちづくり」「健康、医療、心のケア」「科学振興、人材育成」にわたる26のプロジェクトが活動中
である。
筑波大学
理工学群
本学では、教員の学問的知見を生かした被災地支援活動を大学として重点的にサポートするため、「東日本大震災復興・再生支援プログラム」を実施
している。現在、「放射線対策」「産業再生・創出」「防災、まちづくり」「健康、医療、心のケア」「科学振興、人材育成」にわたる26のプロジェクトが活動中
である。
宇都宮大学
農学部
福島県の低度汚染水田における放射性物質の除去とその植物吸収・移行を抑止する肥料・土壌改良材の効果の実証。
宇都宮大学
教育学部
「東日本大震災発生時の学校における対応について」地震発生後、各学校において児童生徒の安全を確保するためどのような対応をしたのかを明ら
かにするため、栃木県内の公立学校を対象としたアンケート調査を実施した。その成果については、日本地震学会、地球惑星科学連合等の学会で発
表するとともに、栃木県教育委員会、県内各市町教育委員会に報告した。「栃木県北・東部地盤関連災害の実態とそのメカニズム解明」
宇都宮大学
工学部
・建物(主として木造)被害の大きかった栃木県東部・北部、福島県南部で調査を行った。その中の一部地域では、全棟調査を行ったり、地盤の振動測
定を実施して、構造方式、建築年、地盤などと建物被害との関係を究明した。・学校に開設された避難所において生活環境の時系列的変化を把握し、
学校機能の回復までを調査、漁村を中心とした被災状況の調査、住宅再建や生活再建に関する復興計画策定に向けた調査・支援を行った。
宇都宮大学
国際学部
福島乳幼児・妊産婦支援プロジェクト:国際学部附属多文化公共圏センターにおいて、福島県の乳幼児・妊産婦を支援する取組を実施している。中村
祐司:震災時の自治体対応について研究重田康博:震災時のNGO・ボランティアの対応方法等を研究
群馬大学
工学部
工学研究科社会環境デザイン工学専攻広域首都圏防災研究センター(センター長:片田敏孝教授)では、災害事象の現象解明・対策研究といった土
木工学的防災研究と災害に対する社会対応によって被害軽減を目指す社会工学的防災研究の2つのアプローチで防災研究を展開している。土木工
学的防災研究では、土砂災害については鵜飼教授、若井教授を中心に、地震と土砂災害の関連を研究しており、東日本大震災以降、50回以上の現
場視察を行いそのメカニズム解明を行っている。また、豪雨災害研究では、清水教授を中心に洪水氾濫の制御を中心とした研究を展開している。セン
ター長である片田教授を中心とする研究グループは、自然災害に加えて、最近では原子力災害や国民保護事案(テロ)など人為的災害も含め、避難
問題を中心とした社会対応研究を展開しており、災害情報伝達、住民避難、防災教育の分野において、世界的に注目される研究活動を展開している。
群馬大学
社会情報学部
○福島原発事故による被害者の救済
埼玉大学
教育学部
地理情報システム(GIS)を利用して、被災地に関係した地図や人口データを作成し、さらに全国の各原発から距離ごとの人口を集計した情報を提供し
ている。
埼玉大学
工学部
津波による被害状況調査、液状化状況調査、地震時の構造物の影響等(いずれも建設工学科)
埼玉大学
教養学部
「東日本大震災被災者への聞き取り分析に基づいた社会情報基盤のあり方に関する一考察」経営情報学会2012年春季全国研究発表大会論文集
2012(B3-3)201205内木哲也、佐藤雲母
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国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
千葉大学
工学部
・千葉県内における建物の地震被害調査・現地調査および航空写真による液状化マッピング・現地調査および衛星画像を用いた津波浸水域、津波被
害の把握・レーダー衛星画像に基づく地殻変動量の抽出と検証・地中埋設管の被害データベース構築と被害予測手法の検討・東京湾岸埋立地にお
ける液状化被害メカニズムの解明・既存宅地を対象とした液状化抑止工法の開発・地震計アレイを用いた千葉市の深部地盤構造の推定・SMAのアク
チュエータとしての性能評価とその特性を利用した位置制御・光ファイバ/アルミニウム複合材料の界面層形成・接合法による大気中創製
千葉大学
園芸学部
全学の取り組み「福島支援チーム千葉大」のなかで、緑地環境学科の教員は、震災前からの福島県川俣町との交流に基づき、計画的避難区域である
山木屋地区で地域の方々と協働で、森林における空間放射能の測定、落ち葉や土壌の放射能測定などの調査を行い、園芸・緑地の知識や技術によ
る安全な生活環境や農業環境の実現などを通して、食の信頼を回復し、持続可能な地域の再生を支援している。
お茶の水女子大学
文教育学部
・海外の大学を通じた東日本震災の報道と人々の反応の調査研究-森山新、・震災後の避難空間に関する地域性とマイノリティの予察的研究-水野勲
長谷川直子、・被災地の仮設住宅地におけるコミュニティ復興の課題とその支援-小林誠熊谷圭知三浦徹加賀美常美代荒木美奈子、・災害時の緊急
避難行動に関する認知科学的研究-石口彰
お茶の水女子大学
理学部
・災害時の情報提供能力と被災時の復興能力を持つ小学校モデルの提案-小口正人小林一郎伊藤貴之渡辺知恵美、・小学校理科および社会人環境
教育における防災教育コンテンツの開発-千葉和義、・小中学生の放射線教育のための教材開発と既存教材の検証-古田悦子出口哲生浜谷望、・学
校図書室の電子タグ付蔵書を利用した避難者確認システム-椎尾一郎
お茶の水女子大学
生活科学部
生活環境の視点からみた被災地小学校の復興計画-元岡展久太田裕治大瀧雅寛仲西正松浦秀治近藤恵
電気通信大学
情報理工学部
平成23年、東日本大震災からの復興・再生に寄与することを目的として全学組織横断型研究プロジェクト「日本復興・再生研究プロジェクト」を立ち上
げた。本プロジェクトは、学内の教員が参画する2つの研究グループ「安全安心社会構築グループ」(代表者:先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ
ンター教授山尾泰)、「持続可能社会構築グループ」(代表者:情報理工学研究科教授内田和男)によって構成され、それぞれの研究課題「減災と災害
復旧に有効な地域伝達・環境監視・無線通信システム」、「低炭素社会構築に向けたインテリジェント照明システムの研究開発」に取り組んでいる。
東京学芸大学
教育学部
教育実践研究推進本部において、トップマネジメント経費により、大学として積極的に推進すべき教育実践研究プロジェクトとして、以下の「特別開発研
究プロジェクト」が企画され平成23年度から2年計画で研究が実施されている。・放射線教育・東日本大震災における学校教育、教育行政の対応に関
する総合的な研究・東日本大震災に対する教育行政、学校、社会教育施設の対応についての研究・原子力と放射線のSTS教育教員養成プログラム
の開発・防災教育、災害教育の推進に関する総合研究
東京海洋大学
海洋科学部
・水産業従事者の被災実態調査と避難手法の検討・津波による輸送物が沿岸漁場環境と生態系に及ぼす影響・放射性物質分布のモニタリングと海洋
生物への移行に関する調査・研究・被災地における水産食品加工の状況ならびに復興に向けた取り組みのための調査・水産業および関連産業の復
興対策にかかる研究・水産生物【サクラマス】のブランド化を目指した市民参加型環境モニタリング・森川海の関連性の研究(川と海のつながりを解明
する)・海中の濁りおよび海底堆積粒子の変化と生物(貝類および藻類)への影響・閉伊川第一堰堤付近における鉄炭団子による環境改善・三陸沿岸
域における海洋微生物の生態調査・半閉鎖循環型有用魚介類「魚工場」生産設備のフィジビリティスタディ・水産物の超高品質冷凍保存技術の開発・
高品質レトルト加工製品創出のための品温および品質の予測・制御システムの構築・岩手発の水産加工新製品の開発・クリーンエネルギーを利用し
た閉鎖循環式養殖システムの構築・魚介類、海藻類など三陸固有の資源における機能性成分の探索・里海乳酸菌・酵母を利用した地域素材の高付
加価値化・安全かつ環境に配慮した洗浄プロセス実現を目指した水産食品由来の汚れ物質の付着脱離過程に関する研究・人と地域をつなぐ「緑のさ
かな」・震災復興ブランド・デザインの創出
東京海洋大学
海洋工学部
・被災都市の水産業復興段階にあわせたライフラインとロジスティクスの計画方法・産地から消費地を結ぶ流通システムの計画・船舶を利用した防災
スマートグリッド
東京農工大学
農学部(獣医)
文部科学省特別経費プロジェクト(平成24年度~平成26年度)「固有生物資源とその生物相関を用いた福島土壌からの放射性元素除去技術の創
成」
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貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
東京農工大学
農学部
・文部科学省特別経費プロジェクト(平成24年度~平成26年度)「固有生物資源とその生物相関を用いた福島土壌からの放射性元素除去技術の創
成」・一般社団法人国立大学協会平成24年度震災復興・日本再生支援事業「カイコ(養蚕)」が再び福島を救う」
一橋大学
経済学部
多数
一橋大学
社会学部
多数
一橋大学
商学部
多数
一橋大学
法学部
多数
長岡技術科学大学
工学部
除染プロセスを確立する研究を行っている。
新潟大学
理学部
□教員名:赤井純治研究テーマ:セシウム土壌汚染の環境鉱物学的研究内容:鉱物・植物・微生物他によるCsの吸収・離脱のミクロ過程と今後の表層
環境でのCs再循環サイクルの推測から除染への示唆□教員名:小林健太研究概要:東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震に誘発され
た長野県北部の地震について、地震で生じた変状と、周辺の地質構造を調査した。その結果、以下のことが明らかとなった。1.変状からみた地盤の
振動方向は北西-南東である。これは発震機構や余震分布から求められた断層運動(北西-南東方向に圧縮軸を持つ逆断層型)と調和する。2.地質
構造として、東北東に沈下する向斜軸が認められた。これは既知の活断層(宮野原断層など)と調和し、東西ないし東北東-西南西に延びる逆断層の
存在を示唆する。一方、長野県北部の地震について推定された断層運動とは非調和的であり、この地震を事前に予測することは難しい。□教員名:豊
島剛志研究概要:東日本大震災の前後における新潟県下の地下水や温泉水の変化について研究。
新潟大学
人文学部
災害社会学の専門家が1名。日本中世史の専門家1名が、歴史地震学を研究している。
新潟大学
農学部
○福島県内の農家たちとチームを組んで、土の成分の構成による汚染の実態を明らかにし、水の浄化や土壌改良で、安全な作物が作れる農地にしよ
うとする取り組みを行っている。参考URLhttp://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3116.html大学院技術経営研究科(農学部応用生物化学科)教授野
中昌法○地震で発生した崩壊・地すべりなどの地盤災害、津波で発生した海岸防災林の被害などを研究している。農学部生産環境科学科教授川邉
洋農学部生産環境科学科准教授権田豊
新潟大学
工学部
・原発汚染水の浄化をねらうステンレスSPM・PMの時期分離技術の開発(工学力教育センター・岡徹雄教授)・アドホックネットワークを用いた避難所
用メッセージ通信サービスの提供(宮城県東松島市宮戸地区で運用)(大学院自然科学研究科・間瀬憲一教授)・仮設のトリセツ-仮設住宅を住みこ
なすための方法-2011.4.30仮設住宅居住者の居住環境支援サイト開設(工学部建設学科・岩佐明彦准教授)
新潟大学
経済学部
A教授「東日本大震災後における日銀の市場との対話と流動性供給」東日本大震災後における日銀の市場との対話と流動性供給が短期金融市場と
国債市場に与える影響を検証した。B准教授「原子力災害対応体制と社会経済的影響」原子力立地自治体である新潟県を事例として、災害対応体
制、緊急避難計画、等々がもつ社会経済的影響を研究した。
新潟大学
教育学部
①「新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」の座長として、福島第一原子力発電所の事故の検証を行っている。その他、柏崎刈羽原子
力発電所の安全対策の評価と対策も行っている。材料強度学の立場から発電設備の強度に係わる研究を行っている。②津波堆積物から過去の巨大
津波の痕跡を読み取るための研究:2011年東北地方太平洋沖地震による巨大津波の堆積物と歴史時代に発生した巨大津波堆積物の比較から、沿
岸低地を遡上する巨大津波からの堆積モデル構築を行っている。③地震被災地の状況を、昼夜・天候に依存せず、正確かつ容易にモニタリングでき
るようにするために、地球観測衛星「だいち」等の偏波合成開口レーダで取得されたデータを用いた画像解析の研究を行っている。東日本大震災に関
しては、石巻市周辺の津波発生前後の測定データを解析している。
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国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
新潟大学
医学部医学科
被災地での災害医療、避難所での深部静脈血栓症の診療、被災した血液透析患者の診療、被災地における毎週の放射線被ばく調査、など多数。新
潟大学は過去の震災の経験があり、また、東日本大震災の現場にも近いため、東日本大震災に関する研究に多数の研究者が従事している。
上越教育大学
学校教育学部
学校教育学系教授藤岡達也2010~2012年科学研究費補助金基盤研究(B)研究代表者「東アジア等の自然災害に関する防災・減災教育についての
日本の教育貢献可能性」
富山大学
理学部
東日本大震災の原因となった東北日本太平洋沖地震津波の波源域における海底地形変動に関する調査研究です。宮城沖で水深7500mの日本海溝
に長さ約9kmの細長い海丘が形成されていることから、マグニチュード9.0の地震を起こした震源断層が海溝軸まで到達し、海溝斜面および海溝底に
上下方向・水平方向ともに50メートルに達する変位(ずれ)を生じている事実を確認しました。
富山大学
人間発達科学部
林衛准教授:東日本大震災・原発震災の報道・メディア情報をウォッチングし、大手メディアが政府や東電によるパブリック・リレーションズの失敗、情報
隠蔽の相対化に失敗したこと、それを補う市民科学リテラシーが一定の力を発揮したことを明らかにしている。林衛准教授:日本の御用学者たちが国
際的な専門家の合意であるICRP勧告すらも軽視した発言を繰り返し、それが政府による放射線防護政策にも影響を与え、混乱が続いている状況とそ
の原因の分析を進めている。関連して、放射線教育などのオルタナティブの提案・実践も進行中。
富山大学
人文学部
NIMBYに関する文献研究NIMBY(=NotInMyBackYard)は、いわゆる迷惑施設の近隣への立地に対する拒否の感情や反応を指す表現。用語の汎用
性が非常に高いため、幅広い分野で便利に用いられてきたが、国内に概念整理を行った研究はなかったことから、研究を進めている。東日本大震災
に関連しては、「原発の再稼働をめぐる国民的反応」、「震災瓦礫の広域処理に対する候補地近隣住民の反応」、「原発の温排水を使った養殖事業を
めぐる地域社会関係の分析」を研究対象にしている。
金沢大学
理工学域
ライフラインの地震時挙動に関する研究、地盤の液状化およびその対策工法に関する研究、医療機関の地震防災に関する研究
金沢大学
人間社会学域(人文学類)
南三陸町を中心とした地域の防災対策の実態調査
金沢大学
人間社会学域(法学類)
南三陸町を中心とした地域の防災対策の実態調査
金沢大学
医薬保健学域薬学類・創薬科学
類,薬学部
1.福島原発からの放射性物質の放出・移動挙動について、国内の大気試料並びに日本海周辺海の海水をサンプリングして調査して、ヒト健康影響に
関する基礎研究を実施。2.福島原発からの放射性物質で汚染された土壌の浄化方法を開発して、その方法を実際に現地の復興に寄与。
金沢大学
人間社会学域(学校教育学類)
南三陸町を中心とした地域の防災対策の実態調査
金沢大学
人間社会学域(国際学類)
南三陸町を中心とした地域の防災対策の実態調査
金沢大学
人間社会学域(地域創造学類)
南三陸町を中心とした地域の防災対策の実態調査
金沢大学
人間社会学域(経済学類)
南三陸町を中心とした地域の防災対策の実態調査
福井大学
医学部
日本災害看護学会理事、災害看護支援機構副理事、日本集団災害医学会評議員、ふくい災害ボランテイアネット顧問、日本災害看護教育活動委員
会委員長などに従事し、災害看護の発展に寄与している。災害発生時には、被災地での活動を重要視しており、阪神・淡路大震災、東海集中豪雨、新
潟豪雨、福井豪雨、新潟県中越地震、新潟県中越沖地震、能登半島地震、東日本大震災で医療看護支援を実施している。また、災害時における効果
的心理的支援のための連携協力に関する研究の一環として、ジャワ島中部地震後のジョクジャカルタ、中国四川大地震後の四川省、ハイチで支援活
動を実施継続している。
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国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
山梨大学
工学部
土木環境工学科内に設置されている地域防災・マネジメント研究センターにおいて、震災での被災状況等を参考に、地震発生や構造物の倒壊・破壊
のメカニズム、生命を守るために行わなければならない対応などについて研究を行っている。
山梨大学
生命環境学部
東北沿岸林の再生に向けた研究
信州大学
繊維学部
セシウムとアミノ酸あるいはペプチドの相互作用を見ることにより、セシウムの体内挙動についての情報を得るべく研究を進めている。
信州大学
人文学部
人文学部人間情報学科社会学分野辻竜平准教授2011.6『中越地震被災地研究からの提言:未来の被災地のために』(ハーベスト社)より出版
信州大学
理学部
①日本生態学会生態系管理委員会のメンバーおよび信州大学自然科学館(理学部)の館長として、「グリーンエコスポット創出による災害復帰の促進」
のテーマで研究開始します。内容は、現地における潜在自然植生を埋土種子から復帰促進する試みです。現在信州大学自然科学館および標高1000
mの多種共存エコトーンで実験区での試験調査をはじめました。②津波堆積物の調査③東日本大震災の津波により、棲息地が壊滅的となってしまい
ました絶滅危惧昆虫類に関する、震災前に確保されていた標本を基にした遺伝子解析研究を依頼されまして、福島大学との共同研究として実施して
おります。
信州大学
工学部
・東日本大震災による木造建物の振動被害の実態解明・仙台市内の木造住宅の被害調査と被害原因の究明-補強、無補強建物を対象にして-・津
波被災地域の振動被害の実態に関する研究・被災した大規模木造住宅の耐震性能と補強方法の検討
静岡大学
教育学部
・静岡大学防災総合センター副センター長、教授・小山真人(火山学・歴史地震学)教育学部教授と併任。研究内容について詳しくは研究室ホームペー
ジをご覧ください。Http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/EastJM9.html・防災総合センター併任教員、村越真(教育部門長、教育学部
教授、認知心理学・リスク心理学)・藤井基貴(教育学部准教授、教育学(教育哲学・道徳教育))・小林朋子(教育学部准教授、学校心理学・被災者の
心のケア)
静岡大学
農学部
・施設園芸の健康土壌回復(農業資材の活用)・塩汚染土壌における新しい作物の育成(食用植物の掘り起こしと栽培)・災害木材、廃材の担子菌の
活用による家畜飼料等への変換(フィールド試験へ展開)・災害木材、廃材の利用可能性検討、チップ化による再利用(日本木材学会等と連携)
静岡大学
人文社会科学部
・静岡県への経済的影響に関して(継続的に研究するかどうかは思案中)・東日本大震災後の復旧・復興にみる自治体財政
静岡大学
理学部
林愛明教授:津波被害を現地調査して、津波被害を研究。生田領野助教:津波被害を数値計算で検証、林教授の結果と比較研究。北村晃寿准教授:
津波堆積物の研究。
豊橋技術科学大学
工学部
○東日本大震災における被害調査(2011年12月安全安心地域共創リサーチセンター)・中澤祥二准教授地震の諸元・松本幸大助教観測された地震波
の性状・加藤茂准教授、青木伸一教授(24.4.1転出)観測された津波の性状・青木伸一教授(24.4.1転出)海岸堤防の津波被害・河邑眞教授道路被害
の概要・眞田靖士准教授(24.4.1転出)、松井智哉准教授建築物の被害・松本幸大助教木造家屋の被害・山田聖志教授耐震補強された建物の被害・
増田幸宏准教授適切な建物機能維持の重要性とその対策・松本幸大助教空間構造と体育館の被害データベースの構築○津波防災の実践教育-東
日本大震災に学ぶ-(講演会24.6.2えんてつホール)・片田敏孝客員教授想定外を生き抜く力を育む防災教育~釜石市津波防災教育に学ぶ~・青木伸
一客員教授防災インフラをどう教えるか?○海洋教育から考える“津波・防災”-東南海地震に備えて-(シンポジウム24.7.8豊橋技術科学大学)・青木伸一
客員教授遠州灘の海岸利用と防災教育○建築文化財の修理復原泉田英雄准教授東日本大震災津波被害を受けた地域建築文化財の修理復原
名古屋大学
文学部
田中重好(社会学)災害の影響と災害からの復興を「地域的共同性」の観点から研究している。
名古屋大学
農学部
木本植物における放射性セシウムの吸収と輸送、原発事故による放射性物質の植物における動態、耐塩性イネ科牧草ローズグラスの津波被害土壌
における生育と塩腺からの塩排出
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国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
名古屋大学
教育学部
1自然災害に限らず、災害、事件・事故など学校コミュニティの危機に対する心理的支援のプログラムの精緻化に関する研究教師の立場や事案の特
性により教師の反応や対処方法、支援プログラムの活用度から、それぞれの特性に応じたより実効性の高いプログラムへと精緻化を図る。2包括的な
減災教育プログラムの開発~防災教育の中に心の健康教育を位置づける試み~心の減災研究会を立ち上げ、防災教育の現状及びニーズ調査に基
づいて心の減災能力育成を組み込んだ防災教育プログラムを開発、実施し効果検証を行う。
名古屋大学
理学部
理学部に所属している教員ではありませんが、当学部地球惑星科学科と関連のある環境学研究科附属地震火山研究センターに所属する教員が以下
の研究を行っています。理学部から回答すべきか不明ですが、参考までに記載します。GPSデータに基づき東北地方太平洋沖におけるプレート間の
固着と滑りに関する研究を行い、地震発生前、地震発生時、地震発生後のプレート間の滑りの様子の解明を行っている。(附属地震火山研究セン
ター)
名古屋工業大学
工学部
大震災に関連した研究テーマとして、防災・エネルギー・サプライチェーンなどの研究を実施している研究グループがある。
岐阜大学
工学部
2011年東北地方太平洋沖地震発生前後の国土地理院電子基準観測点の地殻変動
三重大学
生物資源学部
大震災で被害を受けた水産業の再生・復興のための水産資源の研究。液状化被害調査。アンカーのり面崩壊調査。海岸沿い地域の被災状況調査お
よび津波痕跡記録調査
滋賀大学
経済学部
1.滋賀大学経済学部附属リスク研究センターにおいて研究を行っている。2.阿部安成教授が、『「復興のリリック(fukkounolyric)」『現代思想』第39巻
第7号特集東日本大震災、青土社、2011年5月、185-191頁』の論文を発表している。
京都大学
理学部
平原和朗教授(日本地震学会会長)地震発生サイクルシミュレーションコンピュータ上に日本列島を作り、海溝沿いにプレートを沈み込ませ、自発的に
巨大地震を発生させるシステムを構築する。このシステムを用いて、例えば100-200年間隔で繰り返し発生してきた南海トラフ歴史巨大地震系列を再
現し、30年以内に発生すると言われる次期南海トラフ巨大地震発生予測に挑む。(京都大学計算科学ユニットのWebから)
京都大学
工学部
土木系、環境系、建築系等を中心に多くの教員が関連する研究を行っているが、特に把握していない。
京都大学
農学部
・津波以降の気仙沼湾及び舞根湾における環境と魚類群集構造の再生過程のモニタリング・舞根湾における魚類仔稚魚群集構造調査・震災により形
成された舞根湾奥部塩性湿地の環境及びマクロベントス群集の変化過程・西舞根川の水質環境調査・海藻炭、貝殻炭や各種鉱物を用いた放射性セ
シウムの吸着・固化剤を開発しており、伊達市での汚染土壌の洗浄試験で使用され、良好な結果を出している。・仙台湾およびそこに流れ込む河川に
おけるスズキ稚仔魚の分布と成長
京都教育大学
教育学部
・原発周辺の放射能汚染土壌の早期回復を目指すことを目的とした調査・研究。・東日本大震災津波避難合同調査。・東日本大震災による住宅被害
調査。・東北大震災を受け被災地及び東北の青少年のこれからの学びのかたち、方法、システムについて考えるための調査・研究。・防災教育研究。・
被災した学校の見学と聞き取り調査
京都工芸繊維大学
工芸科学部
●仮設住宅の住環境問題(寒さ・暑さ対策、狭さ対策等)の改善支援●仮設住宅の災害弱者が抱える問題調査と利用者ニーズを踏まえた住環境の改
善支援●東日本大震災による障がい者作業所の被災状況調査と作業環境の改善支援
大阪大学
工学部
・化学系:放射性物質の吸着除去手法の開発に向けた研究・建築系:町の移転、新たな街づくり、街の再生に関する研究・建築系:仮設住宅における
住環境の改善に関する研究など
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貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
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国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
大阪大学
人間科学部
ヒューマンサイエンス・プロジェクトとして、「コミュニティ復興の人間科学」を行っている。本研究は、東日本大震災で被災したコミュニティの復興を人間
科学研究科の資源を活用して、研究と実践の両面から検討するものである。具体的には、被災地の学校組織・宗教施設、および、被災地支援を展開
している災害NPOを対象とした現場調査を実施し、被災地で避難場所や救援活動の拠点となった実態と、各組織間の連携の実態・課題を調査する。そ
の上で、被災コミュニティの復興にむけて、各組織がどのように連携し、地域コミュニティの復興にどのような機能を果たしているか、果たしうるかを調
査し、課題を抽出して学術的・実践的に検討する。現地での調査をもとに、東海・南海・東南海連動型地震に向けて、学術的な成果を論文等の公刊に
よって世に問うとともに、コミュニティ復興に向けた地域連携のプラットフォーム作りへの実践的提言を行う。
大阪大学
文学部
研究題目:「方言で語る震災記録」の試み。福島県県北地方を中心として、震災関連の体験談を語る方言談話の収集を試みている。震災以降、マスコ
ミ報道や数々の手記、聞き書きなど、数々の記録が作成されてきたが、そのほとんどは標準語や書きことばなど、「よそゆきのことば」によるものであ
り、インタビュアーも報道関係者や公的機関の調査員など、地元の人にとって「よその人」である。しかし、多くの東北人にとって、自らの母語は各地の
方言であり、親しい人と方言で語らっているときにしか表しえない感情や感覚はあるはずである。(言語学的にいっても、方言の言語形式でしか表しえ
ない文法的意味等は多数存在する。)そのような「親しい人との方言による語り」を録音して文字に起こすことで、震災の記録としても、言語学的なデー
タとしても、有意義な資料を作成したいと考える。
神戸大学
発達科学部
◆「ボランティアコーディネート内蔵型ボランティア組織の成立過程に関する研究」◆「高齢者・障がい者の震災復興期における処遇に関する研究」◆
「発災後のこころのケアの在り方に関する研究」◆「復興過程におけるESDプログラムの有効性に関する研究」◆「東日本大震災からの生活再建と住
宅・都市復興」◆「千葉県における発達障害のある子どもの震災体験について」◆「発達障害児への災害時支援に関する研究-東日本大震災の被災
体験調査をふまえて-」
神戸大学
文学部
環境リスクの倫理学の教育研究の一環として、アスベストによる健康リスクに関するアクションリサーチに取り組んでいる。平成24年度は、文学部・人
文学研究科で実施しているESDコースおよび倫理創成プロジェクトの活動と連動し、「ESD演習・倫理創成論演習」の授業を利用して、担当教員、学生、
大学院生が被災地(女川町または気仙沼市)を訪れ、NPO団体(東京労働安全衛生センター)や被災地の医師、住民等と協力し、住民参加によるアス
ベスト飛散調査に参加・協力する予定である。アスベストによる健康リスクの問題解決に貢献するとともに、調査方法に成熟することを通して、今後も想
定される震災発生時に神戸大学が独自に調査を組織するノウハウを身につけることで、広く地域社会の安全にも貢献できると期待している。
神戸大学
理学部
・研究課題:「福島第一原子力発電所由来の環境被爆による海藻類に蓄積する放射性物質のモニタリングと生物群による蓄積特性の解析」研究内容:
東京電力福島第一原子力発電所の被災により生じた放射性物質の沿岸環境への拡散に対し、主として福島県沿岸を対象に代表的な海藻類への放
射性物質の蓄積状況を継続的に測定し、種ごとの蓄積特性や汚染の広がり・時間的な変化を明らかにする。・研究課題:「原生動物を用いた放射性物
質の新規除去法の開発」研究内容:原生動物の持つ各種重金属等の蓄積能力を、複数の企業との共同研究で検証している。研究の目的は、原生動
物を用いた放射性物質汚染土壌の安価・簡便な除去方法の開発である。・地震波形データと地殻変動データの解析による2011年東北地方太平洋沖
地震の震源での破壊過程の研究
神戸大学
国際文化学部
東北大学等の学生とともに地域住民と協力しつつ共同フィールドワークを行い、フィールドワークの技法の伝授、また阪神淡路大震災からの復興プロ
セスとそのプロセスの記録方法や技術、淡路における風評被害の克服のプロセス、破壊されたコミュニティの再構築などの知識を伝え、自助的な復興
のサポートを行う。
神戸大学
工学部
本学部教員と他大学等との連携事業・「地震等に起因する地盤や構造物の変状を現場で光などを用いて可視化し、危険度の増大を一般市民に対して
リアルタイムに告知する安全・危険情報の原位置可視化による減災戦略の構築」・「災害時における支援計画策定に資する地域と連携した災害対応マ
ニュアル策定などの災害時要援護者の災害支援体制整備に関わる支援」・「津波火災等、地震後発生する諸現象の制御に関する共同研究」・「震災、
大津波で失われた町や集落を縮尺500分の1の模型で復元する取り組みによる文化的復興支援」
神戸大学
海事科学部
小林英一教授。研究内容:船舶や海洋構造物などの浮体と水中航走体に関する運動制御、船舶の運航性能・航行安全性・環境影響評価、海事防災
評価などに関する研究を行っています。特に、船舶などの挙動を解析するプログラムを自作し様々な状況を作り出し、それを模擬するシミュレーション
研究を行っています。近年、津波の中での船舶の挙動解析や数値流体力学による船舶の動的評価など先端的な研究も行っています。
Copyright 朝日新聞×河合塾
「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
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国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
神戸大学
農学部
1)「校庭にイワテヤマナシの花を咲かせよう」、「高校生によるイワテヤマナシを用いた新規加工品の開発」支援事業(農学研究科附属食資源教育研
究センター、片山寛則講師)参考URL:http://www.kobe-u.ac.jp/topics/top/t2012_03_29_01.html2)「オクラの地上部を凝集剤とした放射性物質汚染土
壌の浄化に関する研究」被災放棄地で栽培した特定植物を活用した除染用凝集剤の開発(農学研究科地域連携センター、伊藤一幸教授、松原茂仁
研究員)
奈良女子大学
理学部
「食品中の放射性物質安全検査と出荷制限解除条件の妥当性」概要:食品中の放射性物質の濃度のばらつき・検査のためのサンプリングのランダム
性を考慮し、シミュレーションによって市民の年間積算被曝線量を予測した。この結果をもとに今年度は放医研、国環研の研究者と共同研究を推進す
る予定。
和歌山大学
経済学部
足立基浩「東日本大震災が日本の住宅市場・地価に与える影響と今後の政策東日本大震災が日本の地価に与えた影響に関する研究」荒井信幸「東
日本大震災の経済的影響」
和歌山大学
教育学部
平成23年4月に現地調査として岩手県沿岸部(特に田老町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市)で津波調査を実施している。津波による木造家
屋の破壊状況や津波のこない場所の被害状況を調査した。和歌山では今世紀中に東南海・南海地震が発生すると言われており、そのための予測さ
れる被害状況の調査として現地へ入った。
和歌山大学
システム工学部
防災用ロボットや、防災時の情報通信ネットワーク等の研究を行っている教員はいるが、東日本大震災と直接関連した研究を行っている研究者はいな
い.
鳥取大学
工学部
○東北地方太平洋沖地震で励起された大阪平野の長周期地震動とその成因に関する研究○東日本大震災における県外避難者の意識調査○鳥取
県西部地震の液状化施策が東日本大震災の液状化施策に及ぼした影響○東北沿岸の港湾漁港の津波による被災メカニズムと海岸保全に関する研
究○中国・四国地方の電気比抵抗構造と地震・火山活動の関連に関する研究
鳥取大学
医学部
○島根原子力発電所の事故を想定した放射線影響シミュレーション
島根大学
総合理工学部
・ヘドロ処理についての技術提供を行っている。(詳細は、以下URLを参照http://www.shimane-u.ac.jp/docs/2011052000113/)・「放射性物質による環
境影響への対策基盤の確立-農地土壌等における放射性物質除去技術の開発」プロジェクトへ参加(平成23年度科学技術戦略推進費)(詳細は以下
URLを参照http://www8.cao.go.jp/cstp/budget/h23kidou_housya.pdf#search='放射性物質による環境影響への対策基盤の確立')
島根大学
生物資源科学部
以下の研究内容について、技術提供を行っている。・有機性廃棄物処理、放射性有機物減容化技術(詳細は以下URLを参照http://www.shimaneu.ac.jp/_files/00021494/gijyutu.pdf、http://www.shimane-u.ac.jp/_files/00021500/gijyutu2.pdf)・コンクリートガラ等無機性廃棄物処理(詳細は以下URL
を参照http://www.shimane-u.ac.jp/_files/00021487/gijyutu3.pdf)・塩類を含む土の除塩(詳細は以下URLを参照http://www.shimaneu.ac.jp/_files/00021524/gijyutu5.pdf)
岡山大学
医学部(保健学科)
震災に関する保健師の活動について、研究を行っている。
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
岡山大学
環境理工学部
○地図情報や住宅情報、衛星写真などを利用して、津波により発生するがれきの量を推計する方法を提案し、その推計値をもとに仮置場の候補地を
評価するシステムを作った。○津波のシミュレーションに関する技術開発、大学院環境生命科学研究科渡辺雅二研究室:海底プレートの変動により発
生する津波の伝播、波高、遡上等津波ハザード対策に必要な要因を的確に予測するための技術開発を目標とする。本研究室では、これまで南海トラ
フ上で発生した津波や東日本大震災津波を対象としたシミュレーションに関する結果が得られた[1、2]。津波シミュレーションに関しては、今後更なる質
の向上を追究し、そのために必要となる津波伝播モデリング、計算機解析手法、可視化手法、海底地形計測技術に関する研究を推進することを目標
としている。[1]Y.Otani、K.Yamamoto、Hashentuya、M.Watanabe、Numericalstudyoftheeffectsoftsunamisusingafiniteelementmethod、
InW.McLeanandA.J.Roberts、editors、Proceedingsofthe15thBiennialComputationalTechniquesandApplicationsConference、CTAC-2010、
volume52ofANZIAMJ.、pagesC1031--C1049、December2011.http://journal.austms.org.au/ojs/index.php/ANZIAMJ/article/view/3969
(AccessedonDecember19、2011)[PublishedDecember11、2011]ISSN1446-8735[2]Y.Otani、K.Yamamoto、Hashentuya、M.Watanabe、
NumericalstudyoftsunamiwavegeneratedinNorthPacificOcean、投稿中
広島大学
総合科学部
①吉村慎太郎:『核拡散問題とアジアー核抑止論を超えて』(2009)出版→本書との関係で2012年5-7月慶応義塾大学東アジア研究所主催公開講座
「アジアにおける『核』と私たち―フクシマを見つめながら」開講/講師※東日本大震災とそれに伴う原発問題が発生してからの研究ではなく、そうした
事故の発生の発生をある程度予見し著した研究成果といえる。②岩永誠:「被災者の心理と行動」について研究を現在準備中である。
広島大学
医学部
・緊急被ばく医療活動・被災者医療支援(DMAT、検査等)
広島大学
理学部
福島第一原発の事故について、放射性物質の環境中での移行挙動を解明すべく、大気・土壌・河川・海洋の調査を行い、放射性物質の化学的特長を
調べている。
山口大学
工学部
人の移動や経済活動における物流などを支える橋は、社会において基盤となる施設・構造物です。こうした社会基盤施設の耐震性を向上させること
は、人々の安全で安心な生活や、財産を守ることと密接な関係を持っています。東日本大震災では、こうした社会基盤施設が地震やその後に襲った津
波によって流されて被害を受けました。私たちは、橋の耐震性が損なわれることのないように、地震によって被害を受けた橋梁構造物の被災メカニズ
ム解明や数値解析による橋梁構造物の被災シミュレーション解析を通じて、橋の耐震性向上および安全で安心な町づくりに関する研究を行っていま
す。また、地震やその後に発生する津波などの被害を避けるためには、安全な場所への早期の避難が必要不可欠です。避難シミュレーション等による
避難場所の確保や適切な避難ルートの提案などを通じて、人々が災害のリスクを低くすることができるように、研究を通じて社会貢献を目指していま
す。宮城県名取市における津波避難行動について地図を用いたアンケート調査および避難施設へのヒアリング調査を実施し、地理的条件を考慮して、
犠牲者を多くした要因と役に立った災害備えの要因を明らかにし、被災地域の復興および津波対策に役立てるための研究を行っています。宮城県石
巻市における津波避難について、東日本大震災津波避難合同調査団のメンバーとして仮設住宅での避難行動ヒアリング調査に参加し、避難時の交
通手段選択において自動車が多用される功罪を明らかにし、弱者の避難に車を優先するための方策や、平常時と避難時に車への過度な依存を減ら
す方策を提案する研究を行っています。
香川大学
工学部
工学部白木渡教授及び長谷川修一教授を中心とした危機管理研究センターの取組香川大学危機管理研究センターでは、被災地調査を基に「東日本
大震災を踏まえた香川地域防災への緊急提言」を発表。その実現に向けて、「香川地域継続検討協議会」を設置して企業等の事業継続計画(BCP)
や、市や町全体の地域継続計画(DCP)の策定支援等を行っている。また、「防災士」養成の取組として、防災関連2科目を開講しており、修了認定者
は日本防災士機構主催の防災士試験の受験資格が得られる。平成24年4月現在、香川大学からは学生・社会人合計209名の防災士を輩出している。
香川大学
教育学部
高橋尚志准教授(専門分野:表面科学、物理教育)東日本大震災により、安全だと信じられていた地域にも大きな被害が生じた。昨年と今年、現地調
査に入り小中学校を中心に被災の様子を現地の協力者とともに視察した。小学校や中学校は、地域の避難所であり情報や物資の集中する場である
が、その被害と避難の実態を見直された防災計画とあわせて被災地に学び、来たるべき四国・香川での地震や津波にどう備えるかという課題に取り組
んでいる。
香川大学
医学部
救命救急医学教授黒田泰弘・DMAT訓練を基礎とし、各種機関と連携した災害時医療訓練。公衆衛生学教授平尾智広・東日本大震災に関連した活動
報告のデータベース化とメタ分析・災害時におけるラピッドアセスメントに関する研究
愛媛大学
法文学部
東日本大震災からの復旧・復興支援に関する法制度・立法のあり方についての研究(宮崎幹朗教授)
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貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
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国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
愛媛大学
教育学部
いる。「東日本大震災から何を学ばなければならないか」を基本的なテーマとして、地震の発生や余震、誘発地震、津波の発生メカニズムと特徴、避難
行動、防災教育の在り方、自主防災組織の在り方、これらを踏まえ、来たる東南海・南海地震への備えのあり方等を研究対象としている。
愛媛大学
医学部
救急医学分野の教員をはじめとして、病院スタッフ(医師、看護師、事務職員、他)がDMATや医療ボランティアとして現地入りし、その体験や課題等を
報告している。
愛媛大学
理学部
「東日本大震災」は、東北地方太平洋側を中心に広範囲に甚大な津波被害をもたらした.それに伴い、東京電力の福島第一原子力発電所は損壊、そ
れに引き続く水素爆発によって福島県北東部を中心に広範囲にわたる放射性汚染を引き起こした。カヤツリグサ科マツバイを用いて、放射性Cs汚染さ
れた土壌を除染するファイトレメディエーション技術を基礎的実験およびフィールド実験を行い、福島県の放射性Cs汚染の除染に実用化することを目
的とした研究を行っている。(地球科学科榊原教授)
愛媛大学
工学部
・河川堤防の耐震点検法と液状化対策法:東日本大震災では2000箇所以上で河川堤防が被災した。本研究では河川堤防の地震時被害メカニズムの
解明と、耐震点検法を検討している。・鉱滓ダムの安定性に関する研究:東日本大震災では複数の鉱滓ダムが崩壊し、下流がヒ素で汚染されるなどの
被害が出た。その後の調査で、日本全国には300を越す耐震性に劣る鉱滓ダムがあることがわかった。本研究では鉱滓ダムの地震時の破壊メカニズ
ムの解明と、安定性の評価方法を検討している。・構造物の地震・津波災害調査・住民の避難行動インタビュー調査・関東地方での液状化の調査研
究・新聞記事分析(避難行動、液状化)
高知大学
医学部
【橋本良明教授】災害病理、【森木妙子准教授】災害看護の基礎教育、【長野修医学部寄附講座特任教授】災害救急医療
高知大学
農学部
【大年邦雄教授】・土木構造物の被害特性に関する調査研究・津波の挙動特性に関する調査研究・南海地震対策への応用に関する研究【原忠准教
授】・礫やシルトを含む液状化特性の解明と環境負荷軽減型の新しい液状化対策工の開発研究・津波越流に対する土構造物の安定性に関する研究・
津波被害を受けた井戸の耐震性と深層地下水を利用した新しい給水インフラ施設の開発研究・液状化と津波の複合災害に対応できる鋼矢板芯壁堤
の研究開発
高知大学
理学部
【岡村眞総合研究センター特任教授】・海底活断層の完新世活動履歴の研究・沿岸湖沼の津波堆積物の研究・高品位コア採取技術による完新世環境
復元【田部井隆雄教授】・GPSによる地殻変動計測・地殻変動のモデリングとシュミレーション・移動体の精密位置決定【松岡裕美准教授】・浅海底活断
層の研究・津波堆積物の研究【久保篤規准教授】・沈み込み、背弧拡大も含めた島弧の地震テクトニクス・地震のメカニズム分布やプレートの下のマン
トルの流れなどから、プレートにどんな力が働いているのかについての調査・地震を起こす断層の性質についての地球物理学的調査・地震波速度異
方性についての研究
九州大学
芸術工学部
・東日本大震災と音支援・東日本大震災における建造物の被害
九州大学
工学部
・地震動対応変位制限装置の開発
九州大学
教育学部
・東日本大震災に伴う平成23年度夏季節電対策の実態調査・東日本大震災から学ぶ-建築構造に関して必要な検討課題-
九州大学
農学部
・東日本大震災被災材における塩分の分布・東日本大震災を教訓にしたカイコバイオリソースの安全な系統保存に向けた対策・東日本大震災の地震
後の森林斜面崩壊危険雨量
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
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国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
九州工業大学
工学部
(1)大学院工学研究院/建設社会工学研究系教授・佐久間治-東日本大震災後の地域型復興住宅整備における現状の課題と今後のあるべき姿に
関する研究。(2)大学院工学研究院/建設社会工学研究系准教授・德田光弘-工学部建設社会工学科において、新しい建設技術を用いた応急仮設
住宅の研究開発を産学協働で行っている。(3)大学院工学研究院/建設社会工学研究系教授・幸(こう)左(さ)賢二-大学院工学研究院/建設社会工
学研究系准教授・廣岡明彦-現在は、東日本大震災により発生した10mを超える巨大津波による道路構造物の被害調査を実施し、津波高、津波流速
と構造物の被害の関係を定量的な評価を実施するとともに、各種の模型実験を実施して10mを超える巨大津波の橋梁・盛土への作用力、同構造物の
津波への抵抗力の算出方法について考察し、道路構造物に対する耐津波設計手法を研究している。(4)大学院工学研究院/建設社会工学研究系教
授・永瀬英生-建設社会工学科の地盤工学研究室では、福島県白河市葉ノ木平地区で発生した地すべりに関する現地調査およびその原因究明のた
めの土質試験やすべり解析を実施している。(5)大学院工学研究院/建設社会工学研究系教授・永瀬英生-建設社会工学科の地盤工学研究室で
は、千葉県浦安市・千葉市・香取市、茨城県潮来市における液状化被害に関する現地調査を行い、その特徴について考察を加えた。
佐賀大学
医学部
医学部の地域・国際保健看護学講座の新地浩一教授は、国際救命救急を専門とし、東日本大震災発生時には、教養教育運営機構の公開講座にお
いて、「災害時の医療と被災者への支援について」を開講している。(http://www.ofge.saga-u.ac.jp/all_residents02.html)
佐賀大学
文化教育学部
文化教育学部の北川慶子教授は、社会福祉学を専門とし、異分野融合による方法的革新を目指した人文・社会科学研究推進事業として「自然災害の
被災と被災後の「二重の生活危機」を最小化する災害弱者のための地域防災研究」等に従事している。(http://www.sagau.ac.jp/viewnews.php?ui=c2FnYXUyMDEx&fd=dG9waWNz&newsid=46)
長崎大学
経済学部
地域経済論を担当する准教授1名が、東日本大震災からの地域経済復興にかかる研究に取り組んでいる。具体的には、従前、宮城県沿岸部の地域
経済を牽引してきた気仙沼市等の基盤産業である水産加工業(集積)復興のあり方について、現地でのフィールドワークや'95-'00年まで阪神淡路大震
災からの産業復興を研究した実績を踏まえつつ研究を進めている。今後は、気仙沼市の水産加工業復興にかかる研究を深化させるとともに、'11年度
から微力ながら研究室をあげて取り組んでいる気仙沼市の市民活動等に対する支援も踏まえて、現地のニーズを適宜収集しながら、被災地の復興に
資する研究・教育を進める予定である。
長崎大学
医学部保健学科
修士課程に放射線専門看護師コースがあり、その実習場所として福島県立病院をはじめとした病院・地域が指定されている。それに関連して教員の研
究フィールドとしても考慮中である。
長崎大学
歯学部
研究をしている者はいないが、支援活動をしている者はいる。
長崎大学
工学部
・東日本大震災における橋梁の被害状況調査と橋梁の構造、強度の関連などを研究している研究者がいる。・被災地再生のために、被災地の状況を
より全般的に把握し、瓦礫の処理や津波対策に繋ぐように、リモートセンシングとGIS技術を活用して、被害範囲や規模を分析し、今後の災害調査と地
震対策への提言を行っている。
長崎大学
環境科学部
福島第一原子力発電所事故による土壌、海底、海産物その他の放射能汚染について、事故直後から、獨協医科大学、広島大学、茨城県立医療大
学、京都大学の研究者およびNHKと協力して調査している。
熊本大学
教育学部
被災者への心理的ケア・サポートに関する研究
熊本大学
工学部
・プロジェクトチームによる被災地調査及び自治体から提供されたデータを分析し、自治体に復興計画を提案する。・震災前後に採取した二枚貝を分
析し、化学汚染被害の詳細を調査して汚染の改善状況を長期的にモニタリングする。・塩害を受けた土地の上層部をはぎ取ることにより、水田としての
早期復活を図る。また、はぎ取った土を用いて人工ブロックを作り、魚礁ブロックとして活用する。・被災地での自治体による施設復旧工事計画立案の
ため、熊本大学が開発した手法を用いてコンクリートの損傷度を評価し、自治体に解析結果と補修、補強等の対応策を提供する。・グラフト法による改
良セリア素材の試作
熊本大学
理学部
津波汚泥による化学物質暴露のリスク評価と地域再生プロジェクト-汚泥による化学汚染の実態把握、未来予測及び土壌修復の提案-
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
国立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
熊本大学
医学部保健学科
宮城県多賀城市におけるこころのケアチ-ム支援活動への参加。精神看護CNSとして参加し、避難所住民の外傷後ストレス反応への支援と保健師た
ちとの連携や支援体制の検討等を行いました。
宮崎大学
農学部
震災にて発生した倒壊家屋やがれき中のアスベスト含有を判別し、できる限り迅速かつ効率的、安全に処理することを支援するため、被災地の自治体
や事業者等の希望者が本学へ送付した被検体中のアスベスト含有判別を、大腸菌の遺伝機構を利用した新規アスベスト法(宮大法)により実施する。
宮崎大学
工学部
震源断層から一体的に捉えた地盤・基礎・重要生産・社会基盤施設の地震・津波複合応答予測とその対策。(社会環境システム工学科教授原田隆
典)。地理情報システム(GIS)を用いた津波避難シミュレーションモデルの開発。橋梁に作用する津波外力の評価手法の開発。(社会環境システム工
学科准教授村上啓介)。福島県内の土壌中の放射性物質調査プロジェクトに参加協力。土壌の採取、空間線量の測定および土壌中の放射性物質の
含有量の測定。福島県内の住民の尿中の放射性物質についての測定。(工学基礎教育センター教授松田達郎)。土壌等試料に含まれる放射性物質
のゲルマニウム検出器を用いた定量分析。(工学基礎教育センター助教前田幸重)
鹿児島大学
農学部
1.「平成24年度被災地における馬の飼養管理調査及び防疫指導事業」として、被災地で飼養される馬の飼養管理調査および防疫指導を実施してい
る。2.東北地方太平洋沖地震による土砂災害の実態と特徴について
鹿児島大学
水産学部
・岩手県養殖漁場の生産性に関する津波影響モニタリングと底質改善・福島県松川浦の水産業復興及び環境調査研究・津波起源漂流がれき洋上目
視観測研究
琉球大学
工学部
直接、東日本大震災に関連する研究ではないが、工学部を中心に島嶼防災研究センターを設置して、地震、津波だけではなく、台風、洪水、塩害等に
関する研究を行っている。また、土木、建築関係学科では、構造物の耐震性能向上に関する補強法や被災後の応急補修法、及び既存の構造物に関
する耐震性能評価等の研究を行っている。
琉球大学
理学部
(海洋自然科学科:生物系)原発事故と蝶の斑紋パターンの変異
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貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
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公立大学
大学名
学部名
岩手県立大学
社会福祉学部
「被災地におけるケアラーの実態調査研究」、「被災地における福祉施設の状況」、「被災者への心理社会的支援の適切な提供に関する研究-被災地
での健康調査を通しての試み-」
岩手県立大学
ソフトウェア情報学部
「テレビやラジオの災害情報からの必要情報抽出に関する研究」、「社会情報システム学アプローチによる震災復興・防災支援の調査研究」、「震災の
二次被害を緩和する、スマートフォンベース・タクシー効率化システム」、「災害情報システムSahanaシステム構築に関する研究」「災害時情報共有シス
テムの研究」、「東洋医学による未病推測システムを被災地住民の健康管理における活用に関する研究」、「高分解能衛星および空中写真の画像判
読による災害アセスメント」、「被災地の復興状況のモニタリングシステムに関する研究」、「ユビキタス通信を利用する三陸地域の観光案内システムの
研究」、「大震災における情報行動と情報システムの影響分析のための予備的検討」、「災害観測のためのセンサネットワークの開発」、「災害地にお
けるモバイル無線アドホックネットワーク用ルーテイングアルゴリズムに関する研究」、「被災地定点観測配信システム「復興ウォッチャー」の研究開
発」、「GPS軌跡データを利用した道路位置推定手法による災害復旧期における交通規制等プローブ」、「被災地における独居者見守りシステムの研
究」、「被災地におけるウェルネスサポートシステムの構築」、「被災地における被害状況の観測システムに関する基礎研究」、「地域ソフト系IT業界に
おける震災の影響に関する調査」、「操作性を重視した被災者支援システムの検討」、「災害時における安全・安心の確保を考慮した地域情報システ
ム」、「大規模災害にも対応できる自立型地域情報インフラストラクチャの研究」、「震災・原発に関する言説空間の研究」
青森県立保健大学
健康科学部
「災害支援論」「災害看護学」といった科目を担当している教員はいるが、研究内容については把握していない。
会津大学
コンピュータ理工学部
株式会社NTTデータ、東北大学との連携により、東日本大震災等により広範囲にわたり甚大な被害を受けた道路や橋梁などの社会インフラの早期復
旧と復興、新産業創出を図ることを目的とした事業に着手している。この事業では、クラウド環境を活用した道路や橋梁などの社会インフラ点検事業と
して、スマートフォンなどのモバイル端末を用いた情報収集、MEMSセンサーとM2M技術の活用による道路損傷状況調査、橋梁及び建築構造物モニタ
リングの各業務を行う予定。また、IT専門大学である特徴を活かして、収集した道路画像の解析技術の研究やセンサネットワーク技術の研究、さらに
はクラウド環境の構築を担っていく予定。
前橋工科大学
工学部
建築学科、宮﨑均先生:被災地(宮古市)における被災者へのヒアリングをとおした避難行動からみた街路計画について。古賀紀江先生:被災後の避
難場所の新聞報道にもとづく分析。
埼玉県立大学
保健医療福祉学部
平成23年5月から、空間放射線量を放射線計測機で継続的に(10年間を予定)測定し、放射線と放射線防御に関する基礎知識の普及を目指すプロ
ジェクトをスタートさせた。現在、福島第一原発により放出された放射性物質が自然環境の中でどのように拡散し、食物連鎖等の循環を通してどのよう
に移動して、どの程度食糧などに蓄積されるかを調査するため、日常の生活環境における空間放射線量(Sv/h)の測定を継続的に行っている。そし
て、今年度中に放射線物質量(Bq/kg)の測定もはじめ、将来的には、県内の放射線計測施設、保育園、幼稚園及び小・中・高等学校の協力を得て、
埼玉県生活環境放射線測定ネットの構築を図り、県内の環境放射線に係る信頼性の高い情報を広く提供して県民の不安解消に寄与するとともに、本
研究の成果を教育活動に活用することも目指している。
千葉県立保健医療大学
健康科学部
仮設住宅で生活する高齢避難者が捉える「安全・安心な暮らし」とは何か、なぜそう考えるのかを調査し、ニーズの変化を探索する。
首都大学東京
都市環境学部
放射性物質の除去東京は東日本大震災から何を学ぶのか
首都大学東京
システムデザイン学部
「東日本大震災アーカイブ」渡邉英徳准教授震災の被害状況を可視化し、災害の実相を世界に伝える多次元的デジタルアーカイブズ。被災地の写真
とパノラマ画像、被災者の証言を一元化し、デジタル地球儀の三次元地形に重ね、俯瞰的に閲覧することができる。さらにタイムスライダー機能を備え
ており、震災発生後の時間経過に沿って、資料を閲覧することも可能。
Copyright 朝日新聞×河合塾
東日本大震災関連の研究内容
「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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公立大学
大学名
学部名
首都大学東京
都市教養学部
・震災や原子力発電所事故に関連した都民に向けた研究報告、講演会の実施教員・大学院生を中心に研究会を組織し大震災・原発事故による広域
避難者に対し社会調査を実施した。その成果をもとに被災地支援のあり方や被災地再生に向けて実践的提言を行った。平成24年1月日本学術会議公
開シンポジウム「日本そして世界へのメッセージ―3.11東日本大震災・原発後の社会福祉学と社会学から―」でパネリストを務めた。・放射性物質の
分布状況等に関する調査福島県各地で採取された土壌資料に含まれる放射能を算出し、福島県における土壌の放射能濃度マップを作成。・「環境
エネルギーフォーラム2011in北海道」における工農連携による被災地への復興支援と産業振興支援東北地方の震災復興に向けた酪農や漁業など農
林水産業分野における産業振興支援の可能性について、北海道発の工農連携による取組のアイディアと復興促進における課題・障害等について取り
上げ、その打開策を検討。
横浜市立大学
国際総合科学部
吉本和生(国際総合科学部基盤科学コース)関東平野の地盤構造に関する研究。鈴木伸治(国際総合科学部ヨコハマ起業戦略コース)気仙沼市唐桑
町大沢地区における防災集団移転促進事業(高台移転)の計画づくりの住民サポート、「気仙沼市魚町・南町内湾地区復興まちづくりコンペ」への応募
(アイディア賞受賞)。山藤竜太郎(国際総合科学部国際経営コース)被災地の雇用の状況と産業復興に関する研究
神奈川県立保健福祉大学
保健福祉学部
○文部科学省科学研究費補助金基盤研究、基盤研究B「震災の被害にあった「社会的弱者」の生活再建のための公的支援の在り方の研究」分担研
究者(研究代表:土屋葉)。○ユニベール財団「社会保障制度と震災等被災者支援制度との関連・接続に関する歴史的検討-包括的な社会保障制度
構築に向けて」(研究代表:岩永理恵)。○研究助成B(若手研究)「多世代同居家族・特に震災被害者受け入れ家族を対象とした支援に関する心理・教
育的研究」(代表若手研究者:人間総合・基礎、講師生田倫子)。
新潟県立大学
人間生活学部
植木信一(人間生活学部子ども学科准教授)「東日本大震災の被災地における継続的な子ども支援活動」:平成23年度新潟県立大学教育研究活動推
進事業として福島県南相馬市教育委員会及び財団法人児童健全育成推進財団と連携して研究を行う。
新潟県立大学
国際地域学部
国際地域学部の山中知彦教授(地域計画が専門)が、コミュニティー環境の再生ビジョンを描くための支援について提案研究している。関谷浩史准教
授(都市デザインが専門)が、震災を受けてより必要とされる革新的な発想でのまちづくりを提案している。高端正幸准教授(財政学が専門)が、『復興
と日本財政の針路』(叢書震災と社会:岩波書店)を著すなど、震災と復興の歴史を踏まえ財政の長期的展望を示している。
福井県立大学
看護福祉学部
地域経済研究所井上武史講師。原子力発電と地域経済の将来展望に関する研究エネルギー・原子力政策の転換と立地地域の将来展望-
福井県立大学
海洋生物資源学部
地域経済研究所井上武史講師。原子力発電と地域経済の将来展望に関する研究エネルギー・原子力政策の転換と立地地域の将来展望-
福井県立大学
生物資源学部
地域経済研究所井上武史講師。原子力発電と地域経済の将来展望に関する研究エネルギー・原子力政策の転換と立地地域の将来展望-
福井県立大学
経済学部
地域経済研究所井上武史講師。原子力発電と地域経済の将来展望に関する研究エネルギー・原子力政策の転換と立地地域の将来展望-
愛知県立大学
教育福祉学部
本学では、23年度震災復興支援活動として岩手県立大学と連携し77人の学生と5人の教職員を2回に分け、岩手県を中心に派遣した。24年度も学生ボ
ランティア派遣を継続支援する予定である。「平成23年度東日本大震災復興学生ボランテイア等に関する作業部会」(部会長・竹内正吉大阪府立大学
副学長)は、東日本大震災復興支援活動にボランティアとして参加した学生の教育的効果を検証し、その効果を大学教育へ展開させることを目的に、
1018人の学生を対象にアンケート調査を実施し、その成果を報告した(平成24年4月)。本学藤田(社会福祉学科准教授)は、その作業部会の一員とし
て研究活動に参加した。
名古屋市立大学
経済学部
直接東日本大震災に係る研究ではないが、一般的に自然災害が、長期的な経済成長や地方分権化に与える影響を、理論的に研究している教員がい
る。
Copyright 朝日新聞×河合塾
東日本大震災関連の研究内容
「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
18/51 ページ
◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
公立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
名古屋市立大学
医学部
【研究者】法医学分野教授青木康博【研究課題】厚生労働科学研究費補助金(厚生労働科学特別研究事業)による平成23年度「激甚災害時における
死体検案体制の整備および運用に関する研究」【研究内容】東日本大震災時における死体検案体制および状況について、被災3県(岩手・宮城・福
島)ごとの詳細な調査、および日本法医学会による死体検案支援をはじめとする全国規模の法医学・法歯学専門家集団による支援活動の検証を行う
ことを通じて、今回の震災および将来の大規模災害時の個人識別を含めた死体検案体制の高度化、および死体検案業務の充実に資する基礎的知見
の蓄積を目指した。
名古屋市立大学
芸術工学部
・建築物被害状況の活動調査・避難誘導サインの計画・被災前の復元模型の製作以上、短期・単発の活動として実施
滋賀県立大学
環境科学部
環境建築デザイン学科陶器浩一研究室と(株)高橋工業は、地元の住民と学生・社会人ボランティアの協力を得て、気仙沼市で被災地に生える竹を用
いた集会所「竹の会所-復興の方舟-」を建設した。建築のきっかけは、津波で流された地域の人々の「被災地の未来を話し合う場もない」との声だっ
た。構造を専門とする陶器浩一教授の下、学生が竹の構造や特性を解析して、実物大の模型をつくって実験し、ボランティアの協力を得て建築に至っ
た。また、同学科松岡拓公雄研究室で以前から進められていた間伐材を利用した建築工法「ココノマ工法」を用いて、同教授が理事を務めるNPO法人
「エコ村ネットワーキング」が、被災地の復興拠点となる集会所を短期間のうちに再建した。布野修司理事(前環境科学部長)は、日本建築学会副会
長、復旧復興支援部会部会長として、震災復旧・復興支援に取り組んでいる。さらに、環境生態学科の倉茂好匡教授は、地形学の立場から津波被害
の映像DVDをもとに、英語版教材の作成に取り組んでいる。
滋賀県立大学
人間看護学部
課題名:人工呼吸器装着の在宅療養者・家族に対する災害時自助活動支援マニュアルの開発。研究目的:大災害発生時に、要援護者が生きのびるこ
とは困難である。ことに、人工呼吸器装着者では至難の業である。そこで、困難な状況を切り抜けられるように、災害時の行動指針を作成し備える必要
がある。内閣府は、要援護者を対象とした災害時の「避難支援ガイドライン」を策定した。しかし、これは支援する立場から作成されたものであり、そこ
に療養者・家族のニーズは反映されていない。そこで本研究では、人工呼吸器を装着した在宅療養者を対象に、“療養者・家族のニーズを組み入れ
た”災害時支援マニュアルを作成する。
大阪市立大学
商学部第2部
東日本大震災に起因して興った福島第1原子力発電所問題の関連で、以下の研究がなされている。一つは被害補償の問題を環境論が専門の除本助
教授が財政学の観点から行っている。さらには、エネルギー問題を研究している中瀬教授が、今後のエネルギー体系の方向性について研究を行って
いる。
大阪市立大学
商学部第1部
東日本大震災に起因して興った福島第1原子力発電所問題の関連で、以下の研究がなされている。一つは被害補償の問題を環境論が専門の除本助
教授が財政学の観点から行っている。さらには、エネルギー問題を研究している中瀬教授が、今後のエネルギー体系の方向性について研究を行って
いる。
大阪市立大学
理学部
津波浸水域の研究(東北太平洋側全域、情報収集と発信)、地下水の調査・研究、液状化による被害調査と原因究明など。
大阪市立大学
生活科学部
大阪市立大学では2011年3月11日の東日本大震災を受けて、大学独自の重点研究体制をとり、岩手県立大学・宮城大学などの地元大学や釜石市、
宮古市、仙台市などの自治体・社会福祉協議会などとの連携をはかりながら、被災地支援を行った。その支援は学生ボランティア派遣と平行しなが
ら、医学・看護学・生活科学・経営学・経済学・法学・文学・理学・工学・創造都市・都市研究プラザなど分野横断的に取り組み、これからの都市防災・都
市づくりにむけて、従来の防災施策とは一線を画した包括的指針として「いのちを守る都市づくり-東日本大震災から見えてきたもの」をまとめ、出版
(大阪公立大学共同出版会)した。
大阪市立大学
工学部
■いのちを守る対応行動と支える仕組みづくり(生):大震災における医療支援のありかたに関する研究(医)/大震災における看護支援のありかたに
関する研究(看)/大震災における避難行動と避難生活の支援のありかたに関する研究(生)/避難場所と避難体力に関する研究(健スポ)/情報伝
達とコミュニティ(工)。■防災都市形成とコミュニティの再構築(経):商店街(コンビニ等を含む)と地域コミュニティ(経営)/文化財保護、社会的弱者
(下層民、外国人など)と災害、外国人言語支援(文)/都市行政とコミュニティ、「安心社会」の法学・政治学的研究(法)/生活基盤の変化とライフスタ
イル(生)/ボランティア・マネジメントと防災、コミュニティと中小企業・地場企業(創都)。■広域複合地震災害の実態把握とその対応策(工):東北地
方太平洋沖地震の被害実態調査と整理/複合的な被害状況の把握/既存被害想定の実態ヒアリング/複合・広域的被災シナリオの検討/予防的
処置の提案/発災後の復旧/復興プランスキームの作成。
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
公立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
大阪府立大学
生命環境科学部
・大阪での降雨中にも福島原発由来のセシウムが含まれているか否かを実測して確認している.
大阪府立大学
現代システム科学域
2011年夏に「岩手GINGANET」が行った被災地でのボランティア活動について、公立大学協会がアンケート調査を行った。環境システム学類の教員が
アンケート調査結果の分析に参加している。また、マネジメント学類の教員が、東日本大震災後の中小企業の会計制度に関する研究を行っている。
県立広島大学
保健福祉学部
周産期における災害時対応リスクマネジメントに関する研究~モデルマニュアル作成~
県立広島大学
人間文化学部
周産期における災害時対応リスクマネジメントに関する研究~モデルマニュアル作成~
県立広島大学
生命環境学部
周産期における災害時対応リスクマネジメントに関する研究~モデルマニュアル作成~
県立広島大学
経営情報学部
周産期における災害時対応リスクマネジメントに関する研究~モデルマニュアル作成~
広島市立大学
芸術学部
・被災地を視察し、町や被災者を元気にするための絵画の内容や色彩を研究し、広島で制作したポスター、絵画作品を福島県に寄贈した。・被災地の
住民たちが、被災前のようにご近所の方々と軒先で会話が楽しめるよう、漆の技法を使った椅子を制作し、被災地に寄贈するとともに、アートと被災地
の関係について研究している。
福山市立大学
都市経営学部
・災害に強い分散型都市づくりに関する研究-電力エネルギーと水の供給システムを中心に-(堤行彦、福田正己、石尾広武、澤田結基共同研究)・東
日本大震災の災害復興支援ボランティアの調査研究(山口健一)・地域コミュニティにおける絆の再生21世紀の新たな「地域の運営」を考える(前山総
一郎)・大震災に対応した都市インフラ(ライフライン)の在り方に関する研究(堤行彦)
山口県立大学
国際文化学部
震災ででたがれきの一部を、遺産として保存し、歴史的記憶として保存し活用する研究をしている教員がいる。この分野で、講演等に招聘されている。
山口県立大学
社会福祉学部
学生による災害ボランティア活動の支援についての研究
下関市立大学
経済学部
・日本計画行政学会・東日本大震災復旧復興支援特別委員会東日本大震災の復旧復興に向けた研究活動チーム「震災後の新たな国土のグランドデ
ザイン」メンバー・都市計画学会での現地視察調査及び報告・地方分権時代の震災復興の在り方についてなど、研究会や学会での研究・報告を含め
て、複数教員により研究が行われている。
高知県立大学
看護学部
①東日本大震災に関連した研究に取り組んでいる教員がいる。研究内容:東日本大震災に対応された保健師の活動を分析し、今後の保健師活動の
ガイドラインを、高知県と連携し、研究・検討している。②東日本大震災以前(平成11年度~)より災害に関連した研究に取り組んでいる教員・プロジェ
クトがある。研究内容:大学と地域(地域住民と自主防災組織)および行政との連携(被災地域での生活支援と避難所運営)、近隣あるいは行政が指
定する医療施設との連携(救護救援を含む生活支援)、更には地域住民の生活再建を支援する仕組みを検討し、大規模自然災害に備えた地方大学
による地域住民支援システム構築を目指した研究
高知県立大学
社会福祉学部
東日本大震災については、現在のところ把握してはおりません。阪神淡路大震災の時から、支援について実践をしている教員はいます。
高知県立大学
健康栄養学部
災害食の保管状況と当事者の意識に関する研究。災害時の水の確保と衛生確保に関する研究。食事に含まれる放射性物質の研究。
高知工科大学
システム工学群
東日本大震災の災害調査を行い、日本の地震、津波等に関わる最先端の第一線の研究者との情報交流を行うことにより、災害に対し最先端のあらゆ
る技術を統合した研究を推進し、来るべき災害に対して最善の対応が出来ることを目指しています。具体的には、本学が保有する中四国一高速な
スーパーコンピュータを駆使し、高知県沿岸19市町村の津波シミュレーションを完了、今後起こりうる東海、東南海、南海地震に備え、高知県各地の地
震被害推定や津波に対する避難シミュレーションを検討するなど、地域の減災に役立つ研究を随時行っています。
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公立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
北九州市立大学
国際環境工学部
・エネルギー循環化学科、伊藤洋教授:(研究内容)多機能盛土による原発事故に伴う放射性物質汚染土壌・廃棄物の隔離・保管技術。・機械システ
ム工学科、山本郁夫教授:(研究内容)空撮・環境パラメータ計測用無人飛行システムの開発。
名桜大学
人間健康学部
出口宝(健康管理センター長)報告書/論文計3編※上記の健康管理センター長は、本学のどの学部にも属していない。
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私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
札幌学院大学
経済学部
東日本大震災の被災地である宮城県亘理町の震災後の農業復興について研究している。とりわけ、震災が営農継続や離農にどのような影響を与え
ているのかについて調査している。また、亘理町の姉妹都市である北海道伊達市に着目し、被災者の受け入れ状況と農業振興について調査中であ
る。
藤女子大学
人間生活学部
つぎの①~③に見る職員等(大人)のあり方(姿)の研究(社会環境・健全育成の視点から)を行っている。①災害ボランティアセンターとボランティア
コーディネーターの活動。②大規模災害の現地で展開された支援活動(特に、学生のボランティア活動)。③被災地の社会福祉施設の被害と当時の動
き。
北翔大学
人間福祉学部
該当者:人間福祉学部医療福祉学科准教授石橋達勇。内容:平成23年に(社)日本医療福祉建築協会の課題研究として「東北地方太平洋沖地震にか
かる災害調査」に取り組んだ。
八戸工業大学
工学部
東日本大震災を受けて、学部・学科・研究所の組織枠組みを越えた「防災技術社会システム研究センター」を昨年4月に設立し、復興計画の策定や防
災対策の検討を行い、被災地域に貢献することを目的に活動している。具体的には、次の4つの研究課題を設定し、各教員がそれぞれの研究グルー
プに所属して研究に着手している。1.防災と地域活性化につながる社会システムの研究開発(グループ1)2.安定したエネルギー供給・通信ネットワーク
の確保に関する研究開発(グループ2)3.災害対応型街創り・港湾創りと技術・システムの構築(グループ3)4.防災教育と教育支援システムの構築(全
グループ)
八戸工業大学
感性デザイン学部
東日本大震災を受けて、学部・学科・研究所の組織枠組みを越えた「防災技術社会システム研究センター」を昨年4月に設立し、復興計画の策定や防
災対策の検討を行い、被災地域に貢献することを目的に活動している。具体的には、次の4つの研究課題を設定し、各教員がそれぞれの研究グルー
プに所属して研究に着手している。1.防災と地域活性化につながる社会システムの研究開発(グループ1)2.安定したエネルギー供給・通信ネットワーク
の確保に関する研究開発(グループ2)3.災害対応型街創り・港湾創りと技術・システムの構築(グループ3)4.防災教育と教育支援システムの構築(全
グループ)
弘前学院大学
社会福祉学部
維持透析治療(人工透析)患者の震災時における緊急透析治療の実態について、宮城県内の被災病院との共同研究を行っている(主に患者の心理
社会面のアプローチ)
弘前学院大学
文学部
東日本大震災と方言研究(文学部日本語・日本文学科准教授)①被災地の方言について、医療・福祉関係語彙集と身体語彙集を作成し、関係者に配
付した。②被災地に派遣された他地域の自治体職員や医療者に対してアンケート調査を実施した。被災地の方言が理解できないことによる問題点を
明らかにし、対策ツールの作成準備をしている。
仙台大学
体育学部
学内認定資格である健康運動サポーター有資格者による被災地仮設住宅居住者への定期的健康運動支援プログラムの実施を通じた、健康福祉教
育の実践研究
東北学院大学
文学部
考古学担当教員(文学部長も含めて)は、考古学的に自然災害の傷痕を明らかにするために、地域の研究者と共同して研究を進めている。
東北工業大学
ライフデザイン学部
本学では東日本大震災からの復興・復旧を目指した研究テーマを学内から採択し、本年度も昨年度継続課題と新規課題あわせた12テーマに取り組ん
でいます。ライフデザイン学部では、「宮城の地場産品復興支援『手のちから』プロジェクト」、「宮城県食品工業学生参加による販路・マーケティング支
援プロジェクト」、「震災関連住宅における室内熱空気環境の実態の解明と対策」などのテーマが採択され研究されています。
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私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
東北工業大学
工学部
建築学科:建築学科教員は全員、東日本大震災関連の研究を実施している。2011年度の卒業論文・卒業設計68編のうち震災関連テーマは35編、修
士論文・修士設計17編のうち震災関連テーマは7編であった。構造・材料系の5研究室では、地震動・津波波力による建築構造被害とその解析や組積
造塀の被害調査。環境・設備系の2研究室では震災時の応急給水体制研究や建物における省エネルギーに関する研究。建築史・計画・意匠系の6研
究室では、漁村集落の被害と移転の問題、震災時の医療・福祉施設における諸課題、仮設住宅団地におけるコミュニティ形成などである。都市マネジ
メント学科:・水道関係の被害について、被害の状況ならびに復旧に関して、給水区域および時系列的に視覚化する調査をし、減災や給水体系の課題
などを明らかにする研究・塩釜漁港新浜地区の地震動による地盤沈下の原因とその対策の研究・気仙沼南町の持続あるまちづくり復興についての研
究・津波で被災した仙台平野南部の今後の土地利用について住民の意識調査研究・仙台市丘陵部の災害時支援システムの研究・仙台平野の津波調
査による、海岸からの距離と家屋被害の関係の研究・津波来襲前後の空中写真を用いた、仙台市の沿岸部における防潮林および砂浜の被災割合や
面積変化の研究・東日本大震災前後で、利用交通手段、ガソリンの給油行動、他者の行動変化をどのように認知しているか、態度や行動意図等の心
理要因等を分析し、交通行動の変化を研究・震災時の自動車利用避難行動に関し、東日本大震災発生後の自動車利用の実態を調査の上、震災時の
自動車利用のあり方の対策を策定することを目的とした研究・強震動の起こった地域で発生した斜面変動の場所・現象のタイプ分け・規模や今後の危
険性の概略評価を行い、変動発生箇所の分布図を作成し、斜面変動発生の実態を明らかにする研究・道路ネットワーク・鉄道の被害についての研究・
舗装種別ごとの道路舗装被害について、その被災状況とその後の回復の状況を研究・仙台平野に遡上する津波先端の流速や、津波による漂流物が
住宅等構造物に衝突するときの力に関する研究・地震被害(津波被害は除く)により排出された廃コンクリートのコンクリート材料への適用手法に関し
ての研究
宮城学院女子大学
学芸学部
「仮設住宅における食生活支援に関する研究」(食品栄養学科教授平本福子)「女性視点からみた被災者支援・地域復興に関する研究-宮城県下の
自治体のケース」(生活文化デザイン学科教授浅野富美枝)「地域の特性を活かした省CO2型復興住宅の環境設計」(生活文化デザイン学科教授林基
哉)「東北地方太平洋沖地震における茨城県古河市の建築物被害調査」(生活文化デザイン学科准教授松村光太郎)「東日本大震災による大学生の
心理過程への影響にかかる継続的研究」(心理行動科学科教授大橋智樹、心理行動科学科准教授木野和代、児童教育学科教授松浦光和)「『低炭
素社会構築モデル事業』研究」(人間文化学科教授田中史郎)「インタラクティブコンテンツを用いた幼児のPTSDと積み木崩しに関する研究」(発達臨
床学科教授足立智昭)
仙台白百合女子大学
人間学部
大震災後において、市内の包括支援センターと連携し、地域の復興を目指す支援活動に参画。津波被害にあった地区でのフィールドワークやボラン
ティア活動、民生委員に対するインタビューおよび実態調査等を行う。
東北文化学園大学
総合政策学部
被災地の文化状況と文化芸術による復興支援活動
東北文化学園大学
医療福祉学部
1.看護学科の教員を中心として、仮設住宅入居者の健康管理について訪問聞き取り調査を行っている。2.保健福祉学科の教員が専門セミナーの履
修学生とともに被災地の社会福祉協議会を訪問し、被災者の支援ニーズを調査するとともに、被災高齢者の話し相手やレクリエーション活動を実践し
ている。
東北文化学園大学
科学技術学部
放射線物質による汚染と除染について、研究中。
日本赤十字秋田看護大学
看護学部
陸前高田市における復興に向けた住民との協働~現地の実情に寄り添った持続可能性のある保健活動の展開~
東北芸術工科大学
芸術学部
本学の附置研究機関である文化財保存修復研究センターでは、宮城県から被災図書資料等約1000点を搬入し、応急処置を行っています。また、陸前
高田市の博物館から約4000点の図書資料や自然史研究資料を搬入し、応急処置を行っています。また、文化庁からの要請により、美術作品の現地
応急処置のため専門のスタッフを派遣するなどし、その後多数の作品を受け入れています。http://www.iccp.jp/?page_id=16
東北芸術工科大学
デザイン工学部
建築・環境デザイン学科にて三井物産環境基金の助成を受け、気仙沼市の集落復興計画作成を行っている。「東北の被災地における地域公共圏のイ
ンフラおよびエネルギーシステムの提言─100世帯の集落復興計画のモデル─」
http://www.mitsui.com/jp/ja/csr/contribution/fund/results/search/1197205_2762.html具体的には、環境に配慮した集落モデルの形成と復興計画、
復興ロードマップの策定と実施として、「自然エネルギーを中心とした新しい集落の形」を提案するものである。
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私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
東北公益文科大学
公益学部
被災者に対するカウンセリングおよび調査活動(H23年度)様々なストレス情況にさらされながら高齢者ケアに携わっているケアワーカーへのストレスマ
ネジメントのあり方について検討を行うとともに、地域における高齢者ケアのための体制づくりの基盤となる「ケアを支える心のつながり」について検討
し、事業所と地域住民が協力し合いながら高齢者ケアに取り組んでいくための具体的な方策を明らかにすることをめざすもの。
いわき明星大学
薬学部
・いわき市内の水質検査および環境衛生のアドバイス
いわき明星大学
人文学部
・被災児童・生徒の心のケア
いわき明星大学
科学技術学部
・産学連携等により、再生可能エネルギーの研究やスマートコミュニティへの取り組み・環境・食品等の放射線量測定業務、放射能負荷低減に関する
研究
郡山女子大学
家政学部
1.放射性物質による食品や生活環境汚染に対する意識調査。
東日本国際大学
経済情報学部
・福島県いわき市における復興に(風評被害克服、放射能の影響、復興まちづくり等)関する研究
流通経済大学
流通情報学部
・緊急救援物資の調達、供給ルート別にみた供給状況と需給バランスからみた課題(矢野教授)・東日本大震災における通信・ネットワークの状況と今
後について(増田教授)
自治医科大学
看護学部
■東日本大震災被災地の地域保健基盤の組織体制のあり方に関する研究(厚生労働科学研究):被災地市町村における震災後の地域保健活動の
組織体制の実態を、被災地市町村保健師への面接調査によって調べ、災害時の地域保健活動の展開に有用な指揮命令系統を含む市町村地域保健
組織体制の構築のあり方について検討。■大震災発生時の県外からの避難者を対象とした避難所活動における保健師の役割(本学部共同研究):主
として福島県からの避難者を受け入れた栃木県内の避難所活動に関与した保健所保健師及び市町村保健師への面接調査と質問紙調査により、県外
からの避難者を対象とした避難所活動における保健師の役割について検討。
獨協医科大学
医学部
福島県二本松市に国際疫学研究室分室を設置し、同市民の内部被曝量など健康被害に関する調査を行っている。
上武大学
看護学部
教員名:大槻優子教授、高野みどり講師。研究課題:「東日本大震災被災妊婦に対する地域連携・協働による遠隔的支援方法の構築」。研究目的:東
日本大震災で被災した妊婦とその家族が、新たな環境に適応していくための母子保健サービスについての基礎的研究として、被災地の病院(助産
師)、地域(保健師・NPO・助産師)、大学(教育機関)との連携および協働による遠隔的支援方法の可能性を明らかにすることと、その方法論を模索す
ることを目的とする。
上武大学
経営情報学部
教員名:新井健司教授。研究課題:「2011年東北地方太平洋沖地震で発生した関東地方の被害について」。研究目的:2011年東北地方太平洋沖地震
で埼玉県鴻巣市中心部に短周期地震動によると考えられる建築物被害が集中した。被害と地盤条件との関係を調査する。
東京福祉大学
社会福祉学部
社会福祉学部の保育児童学科長の関口はつ江教授が、①「放射能災害による活動制限下にある保育園、幼稚園の実践と子供の発達に関する調査
研究」、②「災害と保育に対する保育系学生の意識研究」、③「放射能災害下にある地域の幼児の保護者の意識及び家庭生活状況調査研究」とういう
テーマで、また、北爪克洋講師が、「大規模災害時におけるソーシャルワーク機能」というテーマについて研究しています。
高崎健康福祉大学
人間発達学部
震災が子ども達に及ぼした臨床心理学的な影響について
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私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
高崎健康福祉大学
保健医療学部
1.看護学科国際看護学領域の教授が、インドネシアにおける自然災害時の救援活動経験を生かし、埼玉県及び群馬県内に避難してきた被災者を対
象とした健康支援活動を行い、保健師(看護学者)の被災者の健康支援への関わり方について研究を進めている。2.理学療法学科物理・運動療法領
域の講師が、被災地の気仙沼市における仮設住宅避難者への運動療法等を通して、ロコモーションシンドローム予防のための理学療法士の関わり方
について研究を進めている。
跡見学園女子大学
文学部
文学部臨床心理学科では、複数の教員が東日本大震災心理支援に関わっている。昨年3月23日に、東日本大震災心理支援センター〔(社)日本臨床
心理士会、(社)日本心理臨床学会が中心〕が立ち上がった。当センターは、阪神・淡路大震災の時の反省を生かし、「心理支援研究」によって被災者
の方々に二次被害を与えることのないように研究は行っていない。このセンターを通して本学教員が、被災地の小・中・高校のスクールカウンセラー、
被災者市民の支援、後方支援等に関わっている。
跡見学園女子大学
マネジメント学部
宮崎正浩教授が、サプライチェーンマネジメントと東日本大震災について研究している。篠原靖先生が、会津若松市の復興について協力している。
埼玉工業大学
工学部
機械工学科皆川佳祐講師「原子力発電所の免震構造に関する研究」
明海大学
外国語学部
山下暁美教授:「命綱としての日本語―緊急時コミュニケーションの社会言語学的総合研究」科研費・基盤研究(C)(日本語教育)2012年4月1日~
2015年3月31日(研究代表者山下暁美)井上史雄教授:「公共用語の地域差に関する社会言語学的総合研究」科研費・挑戦的萌芽研究(日本語学)、
2011年4月28日~2013年3月31日(研究代表者井上史雄)
明海大学
不動産学部
・分譲マンションにおける被災当初の住民、管理組合と管理会社の対応に関する研究・みなし仮設住宅制度の立ち上げと実態に関する研究・賃貸マン
ション・アパートにおける被災実態と管理会社の役割に関する研究・戸建て住宅の液状化被害に関する研究・被災した民間賃貸住宅の経営判断に関
する研究
明海大学
経済学部
東日本大震災が地域にもたらした被害状況及び被害額と、復興のための財政・財源問題についての研究(特に地方財政負担等の問題について研究)
城西大学
経営学部
「東日本大震災と自動車リサイクル企業の対応」について研究している教員がいる。「報告要旨」•東日本大震災は、自動車リサイクル問題に新たな制
度的課題を提起した。•JARA(特定非営利活動法人全日本自動車事業連合)が、日本全国の自動車リサイクル企業の支援・協力を得て、被災車両を
回収。•中小零細企業が主体の自動車リサイクル企業による被災車両の回収ボランティア活動は、資金的にも限界があった。
城西大学
経済学部
津波による被災車両の調査を行い、被災車両の適正処理制度設計を研究している教員がいる。被災車両処理にも資源循環の観点が必要であり、リ
サイクル市場と整合的な制度設計が必要になります。そのために環境経済学から研究がなされています。
駿河台大学
経済学部
大学より特別助成を受けて、研究課題「震災による市民生活、企業活動、地域・国際経済、通信技術、環境への影響分析」に関する研究会が学部に所
属する8名の教員をメンバーとして発足している。個々の研究テーマは「震災の個人消費への影響分析」、「震災による市民活動の変化に関する調
査」、「震災後の国内経済への影響分析」、「大震災時における情報技術活用の実態と可能性について」、「原発からコストとリスクを再考する」などであ
る。なお、この研究成果は平成25年度までに公表することになっている。
聖学院大学
人間福祉学部
「心のケアについて~大震災後の現状を踏まえて~」人間福祉学部教員は、東日本大震災関連の研究として以下のようなテーマを持っている。<児童
学科>寺崎恵子:「する」と「される」のあいだ~遊び論を援用してケアを考える~。石津靖大:文字がもっていた力。小池茂子:人と地域を結ぶ~震災
後の公民館・図書館活動から見えてきたこと~。<こども心理学科>窪寺俊之:スピリチュアルケア、死生学、牧会カウンセリング。金谷京子:「困難を
乗り越える子どもたち」~災害時の心のケアを超えた発達支援~。渡邉正人:民族と自殺、悲嘆反応への対応。藤掛明:中年期の心のケア、災害と心
のケア、被災地支援者のメンタルヘルス、被災地から離れて住む人のメンタルヘルス。齊藤理砂子:子どもの健康。<人間福祉学科>助川征雄:「人
間福祉」社会とこころのケア。相川章子:東日本大震災支援とこころのケア。田村綾子:活力ある人生のために~ストレスコーピングとメンタルヘルス
~。
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貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
聖学院大学
人文学部
東島誠『つながりの精神史』(講談社新書)社会は無縁死をどう受け止めてきたか。義捐金は民間の義務か。交通の自由とは。無縁から絆まで歴史を
彩る言葉から問う公共のかたち。
聖学院大学
政治経済学部
○津波シェルターの設計に関する研究○防潮林(津波防備保安林)の樹種の選定と防潮林配置設計に関する研究
獨協大学
法学部
●『自治体危機管理研究第9号』危機的事態と法制度のあり方(法学部国際関係法学科教授夛賀谷一照)●『ジュリスト1434号』区分所有建物被災-
基本的法理と東日本大震災での新展開(法学部法律学科教授小栁春一郎)
獨協大学
経済学部
犬井正教授・・・・研究課題:「東日本大震災による環境改変と復旧へ向けた環境学的アプローチ」。東日本大震災の被災地域の復興に対し、人と自然
の関わりに留意した復興計画や手法の考察・策定を行う。山根一眞特任教授・・・・研究課題:「東日本大震災後の環業革命をふまえた経済復興と新し
いエコ社会」。日本が構築すべきエネルギービジョン、および日本がとるべき地球環境に配慮した。エコマネージメントを調査・研究し、提案する。
日本工業大学
工学部
「東日本大震災」そのものの研究ではないが、創造システム工学科ロボット創造コースにおいて「レスキューロボット開発に関する研究」、建築学科にお
いて地震に強い構造に関する研究等を行っている。
文京学院大学
経営学部
CG作家としても活躍している経営学部教授が、埼玉県に避難している被災児童を対象とした「子どもCG教室」を開催、避難生活に刺激と希望を与える
機会を提供している。
文京学院大学
外国語学部
コミュニティ開発・災害復興支援事業での活動経験のある教員(准教授)が、これまでの経験をもとに気仙沼市・南三陸町におけるトレーラーハウス提
供を通じたコミュニティ復興事業に関する調査・研究を行っている。
文京学院大学
人間学部
本学部教員の提案から、①市の教育委員会、小学校の賛同協力を得て、被災地の福島県、宮城県へ1024個のランドセルを届ける活動を実施した。こ
れを契機に、地元の中高生と本学学生との継続した交流会にも発展している。②被災地の野菜を本学近隣市内にアンテナショップを出して販売をした
り、文化祭等で代行販売をした。また、被災地の農家に宿泊し、今後の支援活動を継続するための交流活動を積極的に実施している。これらの活動を
通じ、被災地との交流、農村と都市との交流等地域交流、あるいは食の安全や環境問題についても取組んできている。
平成国際大学
法学部
日米関係を専門とする教員が危機管理の立場から、日米の関係者に会い、聞き取り調査を行っている。成果の一部として、米軍内「トモダチ作戦」の
詳細な分析が英文でJAPANCHAIRPLATFORMに発表されている。
埼玉学園大学
経営学部
東日本大震災を仙台で体験した経験から、現場の状況、その後の復興の遅れや復興財源問題を研究。特に、復興財源に関しては、米国債を担保とし
た日銀券の発行、日銀による国債の買い切りと日銀の国有化を提言している。
江戸川大学
社会学部
震災報道をめぐる科学ジャーナリズムの問題点。東日本大震災についての各メディアの報道内容の分析研究。災害の教訓が正しく伝えられているか
という基準で問題点を検討したもの。津波のリスク伝達における科学コミュニケーションの在り方研究。津波のリスクを沿岸住民に確実に伝達するため
の伝達手法についての研究。研究者と住民との直接対話による情報伝達手法の実践と評価を行っている。
江戸川大学
メディアコミュニケーション学部
震災報道をめぐる科学ジャーナリズムの問題点。東日本大震災についての各メディアの報道内容の分析研究。災害の教訓が正しく伝えられているか
という基準で問題点を検討したもの。津波のリスク伝達における科学コミュニケーションの在り方研究。津波のリスクを沿岸住民に確実に伝達するため
の伝達手法についての研究。研究者と住民との直接対話による情報伝達手法の実践と評価を行っている。
川村学園女子大学
文学部
東海村近隣地区の高校の福島原子力発電所事故後のメンタルヘルスの研究
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
26/51 ページ
◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
神田外語大学
外国語学部
水野孝昭教授:3.11の原発事故の後の政府の発表などの既成メディアやツイッターなどの新しいメディアが、人々をつないだのか分断したのかをメディ
アの変容ぶりをもとに検証して6月4日シンポジウムにて発表。
城西国際大学
国際人文学部
復興課題と政策に関するジェンダー平等
城西国際大学
経営情報学部
ロジスティクス研究の教員による、流通におけるリスクマネジメント研究を実施。
聖徳大学
人間栄養学部
東日本大震災に伴う原発事故により、食品・水・空気・土壌の放射能汚染が問題となっている。食の安全安心に係る研究として、放射能で汚染された
飲食物や土壌が健康に及ぼす影響についての研究を行っている教員がいる。
千葉工業大学
工学部
工学部未来ロボティクス学科教授・米田完「除染ロボット関連の研究」、工学部建築都市環境学科教授・畑中宗憲「地盤不飽和化による液状化対策工
法の開発」、工学部建築都市環境学科准教授・石原健也「震災復興支援におけるソフトテクノロジー」
千葉商科大学
商経学部
公的研究又は個人研究において、被災者支援システム構築、キャリア形成調査、リスク管理、など、複数名の教員が東日本大震災関連の研究をして
いる。
千葉商科大学
政策情報学部
個人研究等で、行政等の災害危機研究、ネット情報流通分析など、複数名の教員が東日本大震災関連の研究をしている。
敬愛大学
国際学部
本学の平成24年度研究プロジェクトとして、「大学における震災ボランティア教育の実践研究」(研究代表者:国際学部教授櫛田久代、共同研究者:同
教授庄司真理子、同准教授池谷美佐子)が採択された。本研究は、被災地における本学学生のボランティア活動の実践とともに、本学を基軸とした被
災地あるいは被災者支援のためのボランティア活動に関して、大学と地域との連携、大学間の連携、大学と企業の連携の3点を軸に、その教育的意義
や効果、課題を探るものである。具体的には、本研究は、平成23年度に本学が実施した宮城県名取市におけるボランティア活動を継続し、被災地およ
び被災者を取り巻く状況の変化を視野に置き、本学のような小規模大学において、いかなるボランティア活動が可能なのかを模索する実践的な教育
事例研究を目指している。
中央学院大学
法学部
社会システム研究所所長である佐藤寛教授(法学部所属)が座長を務める「基幹プロジェクト利根川流域の再生」で、東日本大震災による液状化被害
をとりあげている。また本学の所在地でもある我孫子市長の講演等による研究会が実施され、当研究所発行の「紀要」第十二巻第二号にも発表し、本
学HPでも公表している。
東京情報大学
総合情報学部
環境情報学科地理情報システム研究室富田瑞樹准教授が、2011年5月以降、仙台市北東端の南蒲生において数度にわたり津波によって被災した海
岸林の破壊状況を調査している。損傷様式を傾倒、曲げ折れ、根返り、流亡の4タイプに区分して、立地と津波による樹木の損傷様式の関係を明らか
にしている。
東洋学園大学
人文学部
人文学部国際コミュニケーション学科のゼミで、石巻専修大学、専修大学と協同して今後の復興のありかたや風評被害等に関しての研究を行ってい
る。また、学内の特別研究として人文学部人間科学科の教員が、被災地の社会的弱者とされる高齢者や児童、生徒等のメンタルケアの研究を実施し
ている。
和洋女子大学
家政学群
○中島明子教授(生活環境学類)平成24年度研究奨励費・研究課題「東日本大震災における女性被災者の避難から生活再建に至る居住ニーズ」(個
人)・研究課題「居住の安定・安心のための居住支援に関する研究」(一般)○三善勝代教授(生活環境学類)平成24年度研究奨励費・研究課題「東日
本大震災とワーク・ライフ・バランス(WLB)」(一般)
東京医療保健大学
東が丘看護学部
・原発事故に関連した健康影響について
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
亜細亜大学
国際関係学部
栗田充治教授:東日本大震災の被災者支援活動に関する各大学の取り組みの調査・把握し、教育活動としての防災教育への反映の仕方などを研究
している。
青山学院大学
教育人間科学部
心理学科の臨床心理分野の教員が、①被災地での相談活動・内容と、②相談体制のあり方、被災地派遣の相談者の支援について、実践的に調査・
研究を重ねている。
青山学院大学
国際政治経済学部
大学生による支援や救援のあり方、それが教育に及ぼす影響。
青山学院大学
社会情報学部
ソーシャルメディアの活用について:その役割と利用形態
青山学院大学
法学部
安全・安心のメガ・システムに係る法制度の役割・・・・1)行政事件訴訟法と原子力事故災害の関連、2)租税特別優遇措置制度と大規模自然災害によ
る資産減損特例、3)特許無効審判と原子力発電未完成技術の職権探知
青山学院大学
総合文化政策学部
当学部には、東日本大震災以前から、災害時、その後に関し、包括的に国の防災計画に関わっている教員がいる。
大妻女子大学
社会情報学部
社会情報学部・柴田邦臣准教授が理事を務めていた「社会情報学会・災害情報支援チーム」において、被災地域に対する情報技術の提供、利用リテ
ラシーの習得支援や、情報技術を活用した被災写真の洗浄・返却支援を実施し、その効果・影響を研究しています。特に被災アルバムをITを使って発
見する「思い出サルベージアルバム・オンライン」では、顕著な成果を出していると評価されています。
大妻女子大学
人間関係学部
人間関係学部の干川剛史教授は「災害時のインターネット活用、デジタルメディア利用の市民的ネットワーキング」の研究を宮城県を拠点に実施してい
る。
桜美林大学
ビジネスマネジメント学群
『東日本大震災と知の役割』(桜美林大学国際学研究所編・勁草書房・2012年)を発刊し、本学教員が防災、復興にとどまらず、民主主義、エネル
ギー、環境問題、日本人のアイデンティティ等、幅広い分野から研究者たちが自らの学知を踏まえて、諸課題にこたえている。【概要】はじめに:知の責
任と役割、第1章工学・情報・環境の切り口からみた東日本大震災、第2章疾風のなかで勁草となったクラウドとSNS、第3章原子力発電をめぐる文化の
変容、第4章原発事故の教訓としての学ぶ責任:自然科学の立場から、第5章震災ボランティア参加による学生の意識変化:アンケートとインタビューを
とおしてみる学生の体験とその影響、第6章身体観を醸成することの教育的意味を考える:震災後にあらためて「私」を問うこと、第7章東日本大震災の
教訓:大学リスク・マネジメントの視点から、第8章「2011・3・11東日本大震災」の歴史の教訓、第9章自治体による災害復興基金の課題と展望、第10章
被災地域での生活支援に関する提案:ソーシャルワークの視点から、第11章従業員による企業買収企業と東日本大震災、第12章東日本大震災から
学ぶもの:原発NOのドイツの姿勢との比較から、第13章自然災害の観光への影響と対応方向:災害の影響軽減と復興のための観光防災マネジメント
計画の備え、第14章低レベル放射性物質と東シナ海の津波:台湾離島の核廃棄物貯蔵場、、第15章ライフスタイルの再考と環境教育、第16章限りな
い欲望との訣別、第17章魂への配慮:SpiritualCare、第18章科学技術文明の暴走と福島第一原発過酷事故の意味を問う:3・11の衝撃と学知の脱構築
桜美林大学
総合文化学群
『東日本大震災と知の役割』(桜美林大学国際学研究所編・勁草書房・2012年)を発刊し、本学教員が防災、復興にとどまらず、民主主義、エネル
ギー、環境問題、日本人のアイデンティティ等、幅広い分野から研究者たちが自らの学知を踏まえて、諸課題にこたえている。【概要】はじめに:知の責
任と役割、第1章工学・情報・環境の切り口からみた東日本大震災、第2章疾風のなかで勁草となったクラウドとSNS、第3章原子力発電をめぐる文化の
変容、第4章原発事故の教訓としての学ぶ責任:自然科学の立場から、第5章震災ボランティア参加による学生の意識変化:アンケートとインタビューを
とおしてみる学生の体験とその影響、第6章身体観を醸成することの教育的意味を考える:震災後にあらためて「私」を問うこと、第7章東日本大震災の
教訓:大学リスク・マネジメントの視点から、第8章「2011・3・11東日本大震災」の歴史の教訓、第9章自治体による災害復興基金の課題と展望、第10章
被災地域での生活支援に関する提案:ソーシャルワークの視点から、第11章従業員による企業買収企業と東日本大震災、第12章東日本大震災から
学ぶもの:原発NOのドイツの姿勢との比較から、第13章自然災害の観光への影響と対応方向:災害の影響軽減と復興のための観光防災マネジメント
計画の備え、第14章低レベル放射性物質と東シナ海の津波:台湾離島の核廃棄物貯蔵場、、第15章ライフスタイルの再考と環境教育、第16章限りな
い欲望との訣別、第17章魂への配慮:SpiritualCare、第18章科学技術文明の暴走と福島第一原発過酷事故の意味を問う:3・11の衝撃と学知の脱構築
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貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
桜美林大学
健康福祉学群
『東日本大震災と知の役割』(桜美林大学国際学研究所編・勁草書房・2012年)を発刊し、本学教員が防災、復興にとどまらず、民主主義、エネル
ギー、環境問題、日本人のアイデンティティ等、幅広い分野から研究者たちが自らの学知を踏まえて、諸課題にこたえている。【概要】はじめに:知の責
任と役割、第1章工学・情報・環境の切り口からみた東日本大震災、第2章疾風のなかで勁草となったクラウドとSNS、第3章原子力発電をめぐる文化の
変容、第4章原発事故の教訓としての学ぶ責任:自然科学の立場から、第5章震災ボランティア参加による学生の意識変化:アンケートとインタビューを
とおしてみる学生の体験とその影響、第6章身体観を醸成することの教育的意味を考える:震災後にあらためて「私」を問うこと、第7章東日本大震災の
教訓:大学リスク・マネジメントの視点から、第8章「2011・3・11東日本大震災」の歴史の教訓、第9章自治体による災害復興基金の課題と展望、第10章
被災地域での生活支援に関する提案:ソーシャルワークの視点から、第11章従業員による企業買収企業と東日本大震災、第12章東日本大震災から
学ぶもの:原発NOのドイツの姿勢との比較から、第13章自然災害の観光への影響と対応方向:災害の影響軽減と復興のための観光防災マネジメント
計画の備え、第14章低レベル放射性物質と東シナ海の津波:台湾離島の核廃棄物貯蔵場、、第15章ライフスタイルの再考と環境教育、第16章限りな
い欲望との訣別、第17章魂への配慮:SpiritualCare、第18章科学技術文明の暴走と福島第一原発過酷事故の意味を問う:3・11の衝撃と学知の脱構築
桜美林大学
リベラルアーツ学群
『東日本大震災と知の役割』(桜美林大学国際学研究所編・勁草書房・2012年)を発刊し、本学教員が防災、復興にとどまらず、民主主義、エネル
ギー、環境問題、日本人のアイデンティティ等、幅広い分野から研究者たちが自らの学知を踏まえて、諸課題にこたえている。【概要】はじめに:知の責
任と役割、第1章工学・情報・環境の切り口からみた東日本大震災、第2章疾風のなかで勁草となったクラウドとSNS、第3章原子力発電をめぐる文化の
変容、第4章原発事故の教訓としての学ぶ責任:自然科学の立場から、第5章震災ボランティア参加による学生の意識変化:アンケートとインタビューを
とおしてみる学生の体験とその影響、第6章身体観を醸成することの教育的意味を考える:震災後にあらためて「私」を問うこと、第7章東日本大震災の
教訓:大学リスク・マネジメントの視点から、第8章「2011・3・11東日本大震災」の歴史の教訓、第9章自治体による災害復興基金の課題と展望、第10章
被災地域での生活支援に関する提案:ソーシャルワークの視点から、第11章従業員による企業買収企業と東日本大震災、第12章東日本大震災から
学ぶもの:原発NOのドイツの姿勢との比較から、第13章自然災害の観光への影響と対応方向:災害の影響軽減と復興のための観光防災マネジメント
計画の備え、第14章低レベル放射性物質と東シナ海の津波:台湾離島の核廃棄物貯蔵場、、第15章ライフスタイルの再考と環境教育、第16章限りな
い欲望との訣別、第17章魂への配慮:SpiritualCare、第18章科学技術文明の暴走と福島第一原発過酷事故の意味を問う:3・11の衝撃と学知の脱構築
学習院大学
理学部
理学部化学科村松教授が、福島原発事故直後から福島県に協力し、周辺の放射性物質の環境中での分布や農作物への移行などの研究を行ってい
る。
学習院大学
文学部
日本語日本文学科の赤坂憲雄教授は、東北学を標榜する日本民俗学者であり、震災後には、被災地の復興の為の民俗学なるものを立ち上げようと
している。
学習院大学
法学部
政治学科・遠藤薫教授:震災直後の情報の流れに関して、マスメディア、ソーシャルメディアなどの包括的な研究を実施している。(遠藤薫著『メディア
は大震災・原発事故をどう語ったか』2012年3月、東京電機大学出版局)
北里大学
獣医学部
獣医学科獣医放射線学の伊藤教授が、(社)日本草地畜産種子協会からの被災地粗飼料生産利用緊急対策事業にかかる「繁殖雌牛等を用いた放射
性物質の体内汚染分布地図作成調査」に関する委託研究を行っている。生物環境科学科農地環境学の長利教授、環境計画学の高橋教授(H24.3.31
退職)、水環境学の嶋教授が、(社)農業農村工学会からの要請を受け、農林水産省と青森県の協力のもとに、東日本大震災特別調査団委員として農
業農村地域における、地震による地滑りと斜面の崩壊、農業用施設の損壊、地盤沈下、堤防決壊、さらに津波による農地の塩害などに関する学術調
査に参加している。
北里大学
海洋生命科学部
三陸沿岸地域の復興に向けた「学術的震災復興支援プログラム」を推進中である。主な内容は次のとおり①東日本大震災による環境・生物への影響
評価のための調査研究②三陸沿岸における水産業復興に向けた新規および継続的調査
国立音楽大学
音楽学部
本学が発行している「国立音楽大学研究紀要」に、「3.11が日本のポピュラー音楽シーンに与えた影響」のタイトルで論文を投稿した非常勤の教員がい
る。参考)抄録URLhttp://www.lib.kunitachi.ac.jp/mokuji/kiyo/shoroku/2011/kiyo2011_12.htm
慶應義塾大学
薬学部
http://www.rcp.keio.ac.jp/srp/20110624.htmlを参照ください。
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
慶應義塾大学
環境情報学部
http://www.rcp.keio.ac.jp/srp/20110624.htmlを参照ください。
慶應義塾大学
総合政策学部
http://www.rcp.keio.ac.jp/srp/20110624.htmlを参照ください。
慶應義塾大学
理工学部
http://www.rcp.keio.ac.jp/srp/20110624.htmlを参照ください。
慶應義塾大学
商学部
http://www.rcp.keio.ac.jp/srp/20110624.htmlを参照ください。
慶應義塾大学
医学部
http://www.rcp.keio.ac.jp/srp/20110624.htmlを参照ください。
慶應義塾大学
法学部
http://www.rcp.keio.ac.jp/srp/20110624.htmlを参照ください。
慶應義塾大学
経済学部
http://www.rcp.keio.ac.jp/srp/20110624.htmlを参照ください。
慶應義塾大学
文学部
http://www.rcp.keio.ac.jp/srp/20110624.htmlを参照ください。
慶應義塾大学
看護医療学部
http://www.rcp.keio.ac.jp/srp/20110624.htmlを参照ください。
工学院大学
建築学部
東日本大震災に関連した研究としては、①被災地の被害調査をテーマとした研究、②被災地の復興支援をテーマとした研究、③東日本大震災の教訓
をいかし、切迫する巨大地震に備えた減災・防災をテーマとした研究、の3つがあります。①については、木造建築・文化財建造物の振動・津波被害や
体育館等の非構造部材の被害、関東沿岸部の液状化被害、長周期地震動による高層建築の室内被害、病院などの重要拠点施設の機能支障などの
実態調査があります。②については、釜石市や九戸郡野田村において地域住民が参加した復興計画・復興まちづくりの支援や、石巻市での恒久的な
復興住宅の建設、学生を主体とした気仙沼市での継続的な復興支援などがあります。③については、①の成果を活用しつつ、来る首都圏直下地震や
東海地震等に備えたレジリエントな都市を目指して、様々な学会・研究機関と連携し、高層建築や人口・機能が高度に集積した都市業務地域、木造密
集市街地の地震対策や、地震後にも大学の教育活動を維持・継続するための地震対策などに主に取り組んでいます。
国際基督教大学
教養学部
■宮城学院女子大学と本学の共同プロジェクト「震災復興心理・教育臨床センター」の開設高等臨床心理研究所所長:小谷英文教授。無料での被災
者への個別相談、教育者やカウンセラーなど被災者を支援している方への相談、「子どもの心の支援講座」等の研修プログラムを実施している。この
ような活動をとおして、復興心理支援のノウハウを蓄積、現地への手渡しを行っている。
国士舘大学
体育学部
体育学部には、救急救命士を養成する学科があり、その関係で震災直後、1ヶ月に亘り、宮城県石巻市に赴き、多数の学生がボランティア活動を実施
した。引率した教員の中には、救急救命医の医師もいて、その教員は、震災直後の応急処置の在り方に関する研究をしている。さらに、既存の「防災・
救助総合研究所」を大学附置研究所に格上げし、防災対策、救急救助に関する研究を総合的に実施している。
国士舘大学
21世紀アジア学部
文化財保護関連
国士舘大学
理工学部
東日本大震災避難所生活とストレスの関係(小学生対象および高齢者を対象):都市河川研究室(石巻市教育委員会およびNPO法人ひたかみ水の里
との合同プロジェクト)
国士舘大学
政経学部
政経学部、石見豊教授:政治学科の専門ゼミナールⅠ・Ⅱ(本人担当科目)主に3年生を主体に、東日本大震災をテーマにした教育プロジェクトを進め
ている。一つは、昨年3月11日震災発生以降の新聞記事を学生に整理させ、震災の特徴や今後の防災の課題などをまとめさせた。もう一つのゼミ(4
年生主体)では、首都圏の各大学のボランティア支援の体制についてアンケート方式で調査した。これらは研究というより、学生に震災に対する意識を
持たせる事をねらいとした教育目的のものである。
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東日本大震災関連の研究内容
「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
駒澤大学
文学部
1.全国の自然学校のネットワーク組織による被災地でのボランティア活動の研究2.南三陸町の復興課程におけるソーシャル・イノベーションの可能性と
課題に関する研究3.ソーシャルワークにおける原子力災害支援の可能性-テキストマイニングによる被災当事者の声の可視化4.災害時ソーシャル
ワークの理論化に関する研究(社養協研究プロジェクトに参画)5.関東地方における液状化と津波の被害状況に関する調査6.東北地方太平洋岸の津
波の状況に関する調査
駒澤大学
医療健康科学部
研究対象としている教員はいないが、放射能測定、被ばく測定等に協力している教員はいる。
駒澤大学
経済学部
1.被災地における地域経済の再建と中小企業2.被災地における地域経済の再建とNPO
芝浦工業大学
工学部
・地震災害の減災研究(地盤や構造物の耐震性を簡便に評価する方法の研究)・地盤災害の低減研究(液状化などの地盤災害が発生するメカニズム
やその防止策の研究)・地震に強い建物研究(鉄筋コンクリートにおける柱、梁接合部における壊れ方の研究→新しい耐震法の提案)・建物、地盤の動
的特性および建物の崩壊過程の研究(地盤の微少な「ゆれ」より地震時の揺れの想定と建物崩壊の原因研究)(ただし、上記はいずれも東日本大震災
のみの専門的研究ではない)。
順天堂大学
保健看護学部
文部科学省科学研究費課題番号23593261「就労している壮中年期糖尿病患者の睡眠と食事摂取行動との関連および看護師の認識」というテーマの
一環として、本学部教授が南三陸町にて該当者の被災後の状況について調査を行った。
上智大学
総合人間科学部
・アジア文化研究室福武慎太郎災害ボランティアの研究と実践。・グリーフケア研究所高木慶子悲嘆に関する研究。※今年度に科研費に採択された研
究で関連があるものとしては下記のものがある。アジア文化副専攻寺田勇文「東日本大震災以降の在日フィリピン人カトリック共同体のネットワーク化
の研究」。経営学科石井昌宏「ゲーム理論の枠組みを用いた電力取引市場における価格形成モデルとその政策への適用」。
上智大学
神学部
・アジア文化研究室福武慎太郎災害ボランティアの研究と実践。・グリーフケア研究所高木慶子悲嘆に関する研究。※今年度に科研費に採択された研
究で関連があるものとしては下記のものがある。アジア文化副専攻寺田勇文「東日本大震災以降の在日フィリピン人カトリック共同体のネットワーク化
の研究」。経営学科石井昌宏「ゲーム理論の枠組みを用いた電力取引市場における価格形成モデルとその政策への適用」。
上智大学
国際教養学部
・アジア文化研究室福武慎太郎災害ボランティアの研究と実践。・グリーフケア研究所高木慶子悲嘆に関する研究。※今年度に科研費に採択された研
究で関連があるものとしては下記のものがある。アジア文化副専攻寺田勇文「東日本大震災以降の在日フィリピン人カトリック共同体のネットワーク化
の研究」。経営学科石井昌宏「ゲーム理論の枠組みを用いた電力取引市場における価格形成モデルとその政策への適用」。
上智大学
経済学部
・アジア文化研究室福武慎太郎災害ボランティアの研究と実践。・グリーフケア研究所高木慶子悲嘆に関する研究。※今年度に科研費に採択された研
究で関連があるものとしては下記のものがある。アジア文化副専攻寺田勇文「東日本大震災以降の在日フィリピン人カトリック共同体のネットワーク化
の研究」。経営学科石井昌宏「ゲーム理論の枠組みを用いた電力取引市場における価格形成モデルとその政策への適用」。
上智大学
外国語学部
・アジア文化研究室福武慎太郎災害ボランティアの研究と実践。・グリーフケア研究所高木慶子悲嘆に関する研究。※今年度に科研費に採択された研
究で関連があるものとしては下記のものがある。アジア文化副専攻寺田勇文「東日本大震災以降の在日フィリピン人カトリック共同体のネットワーク化
の研究」。経営学科石井昌宏「ゲーム理論の枠組みを用いた電力取引市場における価格形成モデルとその政策への適用」。
上智大学
文学部
・アジア文化研究室福武慎太郎災害ボランティアの研究と実践。・グリーフケア研究所高木慶子悲嘆に関する研究。※今年度に科研費に採択された研
究で関連があるものとしては下記のものがある。アジア文化副専攻寺田勇文「東日本大震災以降の在日フィリピン人カトリック共同体のネットワーク化
の研究」。経営学科石井昌宏「ゲーム理論の枠組みを用いた電力取引市場における価格形成モデルとその政策への適用」。
上智大学
理工学部
・アジア文化研究室福武慎太郎災害ボランティアの研究と実践。・グリーフケア研究所高木慶子悲嘆に関する研究。※今年度に科研費に採択された研
究で関連があるものとしては下記のものがある。アジア文化副専攻寺田勇文「東日本大震災以降の在日フィリピン人カトリック共同体のネットワーク化
の研究」。経営学科石井昌宏「ゲーム理論の枠組みを用いた電力取引市場における価格形成モデルとその政策への適用」。
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
上智大学
法学部
・アジア文化研究室福武慎太郎災害ボランティアの研究と実践。・グリーフケア研究所高木慶子悲嘆に関する研究。※今年度に科研費に採択された研
究で関連があるものとしては下記のものがある。アジア文化副専攻寺田勇文「東日本大震災以降の在日フィリピン人カトリック共同体のネットワーク化
の研究」。経営学科石井昌宏「ゲーム理論の枠組みを用いた電力取引市場における価格形成モデルとその政策への適用」。
昭和大学
医学部
昭和大学医療救援隊における東日本大震災の惨事ストレスに関する調査
成城大学
経済学部
途上国と災害との比較を経済学的視点で行う。
成城大学
文芸学部
津上英輔(文芸学部)美学から見る東日本大震災。俵木悟(文芸学部)震災と民俗行事・民俗芸能の伝承。森暢平(文芸学部)原発事故とリスクコミュ
ニケーション
聖心女子大学
文学部
災害とマスメディアに関する研究
聖路加看護大学
看護学部
本学では福島の原発事故による被災地区について、看護師・保健師の継続的な派遣を行っており、遠隔地への継続的支援のあり方に関する研究が
なされている。また、大学院生が被災住民への調査を実施している。
専修大学
人間科学部
「被災者・住民サイドからの災害社会学、環境社会学」
専修大学
文学部
藤森研教授:東日本大震災の新聞・放送の報道検証。山田健太教授:大規模災害における報道システム/東日本大震災・原発報道の検証。野口武
悟准教授:東日本大震災の図書館被災について「ポスト3・11の情報流通とメディアの役割」「震災と新聞:東日本大震災・福島原発事故の新聞報道の
検証」
専修大学
経済学部(一部)
「脱原発と再生可能エネルギーの可能性」
大正大学
文学部
「宗教」が震災後、人々に対してどのような対応をとっているのか、宗教学の観点から調査。→福島県いわき市をフィールドに、仏教(真言宗豊山派、浄
土宗)やキリスト教、神道、天理教等の宗教別に対応を調査。地域によって支援の格差が生じている中、「宗教団体」はコミュニティーの中でどう機能し
ているのかを研究している。
大正大学
人間学部
①震災直後から宮城県気仙沼市でプレーパーク(冒険遊び場)を立ち上げ、子どもたちへの支援活動を行っている。②福島県相馬地区を中心に、メン
タルヘルス支援を行っている。
拓殖大学
国際学部
(国際学部)国際学部の新田目夏実研究室において、現在東日本大震災後のコミュニティ復興に関し、社会学および国際協力の観点から研究が進行
中。日本社会学会との共同研究の一部として原発による避難地域に関する現地視察実施。復興の際にNGOの果たす役割について、宮城県、福島
県、岩手県において比較調査が進行中。日本の災害対策の経験を生かすべく、本年2月、地震と火山の噴火により甚大な被害を受けたインドネシアの
ジャワ島、ジョクジャカルタ市で現地視察実施。
多摩大学
経営情報学部
東北「道の駅」大震災研究プロジェクト東北の「道の駅」は、震災直後に被災者救援の拠点となっただけでなく、自衛隊・消防等の基地、物資の集積配
送場所、炊き出しや復興イベントの開催場所など復旧や復興支援の拠点としても機能したと言われている。「道の駅」が果たした救援、復旧・復興支援
機能の実態を明らかにし、道の駅が今後果たしうる平常時と災害時の両方に適応した地域の多機能型連携拠点としての役割を明らかにし、提案す
る。
玉川大学
芸術学部
震災に伴い、節電やエネルギー問題、心のケア(絆の形成)をテーマにした授業に取り組んでいる教員がいる。
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
中央大学
理工学部
2011年度において、「東日本大震災に学ぶ:都市環境学科からのアプローチ」以下のリレー講義を全4回実施した。第1回11/10「構造物から見た震災
被害の特徴+リスク低減への課題」平野廣和総合政策学部教授・大学院総合政策研究科委員長佐藤尚次理工学部教授。第2回11/17「液状化と津波
のメカニズム:われわれは何をすべきか?」國生剛治理工学部教授水口優理工学部教授。第3回11/24「グリーン・インフラを軸とした陸前高田のまち
の再生」谷下雅義理工学部教授田代順孝千葉大学大学院園芸学研究科・園芸学部教授。第4回12/1「大震災:もし東京で起こったら」山田正理工学
部教授道家孝行首都高速道路株式会社取締役常務執行役員
中央大学
法学部
中澤秀雄教授(政治社会学担当)が中心となり、法学部内外の教員とも協力しながら、津波被災した気仙沼市面瀬地区におけるまちづくりのための調
査や模型づくり、合意形成の場づくりを行っている。また、学生のボランティア活動のとりまとめも行い、この実践とボランティア・NPO研究とが密接に連
動しながら理論的発展をみせている
東海大学
文学部
環境理工学群(2009年度から募集開始のためなし。)下記の教員が大震災関連の研究を行っている。1)北條芳隆歴史学科考古学専攻教授。★過去
の津波痕跡に関する調査研究。日本列島全域で大規模地震災害と復旧・復興との関連を追求。北條氏の研究フィールド地西表島でも「明和大津波」
(1771)が先島地域に大災害をもたらしたが、その後の復興は水田に関し迅速で、畑地に関し絶望的であったことなどを考古学と史料に基づき調査・解
明中です。また東北で追認された今回の津波に匹敵する規模の2000年前の大津波が、はたして東北だけだったのか、西日本にも普遍化しうる問題な
のかどうかを併せて検討中です。広く関西方面の考古学研究者に情報提供を呼びかけながら、洪水砂の堆積としてこれまで一律に理解されていた遺
跡の再検討を、つまり海側からの「洪水」すなわち津波であった可能性の再点検を進めつつあります。2)水島久光広報メディア学科教授★水島氏が
プロジェクトリーダーとなり、東北大学・慶応大学・立教大学の教員とプロジェクトを組んだ研究。「災害と地域メディア・デザインへの市民参加ー放送の
デジタル化とコミュニケーション環境の整備(対話と共生を理念とする新しい社会の構築D.東日本大震災と文明)」を新規プロジェクトとして実施予定。
3)河井孝仁広報メディア学科教授★(公財)新聞通信調査会からの受託研究として、共同研究者とともに「大規模震災時における的確な情報流通を可
能とするマスメディア・ソーシャルメディア連携の可能性と課題」としての研究を行っています。受託期間は2012年7月末まで。★日本広報学会からの指
定研究として、共同研究者とともに「東日本大震災からの地域復興に向けた行政広報、地域広報の多面的評価」としての研究を行っています。助成期
間は2013年3月まで。4)羽生浩一広報メディア学科准教授★放送大学情報化社会研究会プロジェクト。「東日本大震災に関する在日米軍紙の報道と
日本のメディア報道との比較調査研究」(仮題、2012年度新規プロジェクト)
東海大学
海洋学部
・地震予知及び防災に関する総合的研究。・東北地域海域における海底調査研究。
東海大学
観光学部
震災関連の研究ではないが、学生による震災復興プロジェクトの指導を行っている教員が1名いる。
東海大学
教養学部
①「東日本大震災における自衛隊とNGO間の民軍協力事例」・「災害緊急支援における国外NGOの受け入れ」等に関する研究。②「大震災後の安全
安心な社会構築と法」(日本学術会議の法学委員会分科会共同研究→2011年10月か2014年3月までを設置期間として、被災地における復興と防災・
減災の視点から、大震災後の安全な社会を構築するような法のあり方についての研究)。③「人間の安全保障」の研究テーマの枠内で、先進国におけ
る人間の安全保障の事例として研究→1.震災直後の米国学会(ISA大会ラウンドテーブル、2011年3月)で報告2.モスクワ大学主催情報安全保障シンポ
ジウム(2011年4月)で報告3.人間の安全保障学会(理事)で、テーマとして取り上げた(2011年9月)また学会有志で、研究テーマにつなげるための被災
地の視察・教育支援(2011年12月)を実施。
東海大学
健康科学部
災害時のボランティアに関する研究をしている教員はいるが、詳細に関しては把握しておりません。
東海大学
工学部
津波、液状化現象、耐震・免震建築設計、原子力の安全性など多岐にわたる。内容の一例は、http://bulletin.soe.utokai.ac.jp/vol51no1_2011_extra_issu.pdfを参照のこと。
東海大学
情報理工学部
回答者らは、今年度より科学研究費補助金で「衛星観測と現地調査による被災地の環境再生モニタリングと地球環境教育の実践」を実施している。
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
東京家政大学
家政学部
「東日本大震災をいかに乗り越えるか―福島県における子どもの実態と保育の研究大澤力教授」①福島県における東日本大震災の現状把握=幼稚
園協会・保育園連合などの調査を集約・検討・考察しまとめる。②放射能汚染対応の先行事例研究=広島(原爆投下後の復興)文献・聞き取り調査;
ベラル-シ(チェルノブイリ事故後の復興)文献・実踏調査を実施し、子どもの成長・発達に関わる研究成果や保育実践状況を把握し、その成果をまと
める。③モデル幼稚園(2園)・保育園(2園)での保育実践調査=現状把握から始め、工夫した保育を実践しつつ、その調査研究を3年間継続実施し、
成果をまとめ報告する。④保育学会、教育学会などで研究成果の発表を行う。東京家政大学、福島県幼稚園協会、福島県保育園連合協賛にて公開
シンポを開催する。
東京経済大学
21世紀教養プログラム
学内に本学の専任教員を構成員とするプロジェクト研究所「災害復興研究所」を設置し、構成員のそれぞれの専門領域を活かしつつ、2011年東日本
大震災の被災状況からの復旧・復興過程を相関的に把握するために、繰り返し被災地の現地調査を実施している。
東京経済大学
経営学部
学内に本学の専任教員を構成員とするプロジェクト研究所「災害復興研究所」を設置し、構成員のそれぞれの専門領域を活かしつつ、2011年東日本
大震災の被災状況からの復旧・復興過程を相関的に把握するために、繰り返し被災地の現地調査を実施している。
東京経済大学
コミュニケーション学部
学内に本学の専任教員を構成員とするプロジェクト研究所「災害復興研究所」を設置し、構成員のそれぞれの専門領域を活かしつつ、2011年東日本
大震災の被災状況からの復旧・復興過程を相関的に把握するために、繰り返し被災地の現地調査を実施している。
東京経済大学
現代法学部
学内に本学の専任教員を構成員とするプロジェクト研究所「災害復興研究所」を設置し、構成員のそれぞれの専門領域を活かしつつ、2011年東日本
大震災の被災状況からの復旧・復興過程を相関的に把握するために、繰り返し被災地の現地調査を実施している。
東京経済大学
経済学部
学内に本学の専任教員を構成員とするプロジェクト研究所「災害復興研究所」を設置し、構成員のそれぞれの専門領域を活かしつつ、2011年東日本
大震災の被災状況からの復旧・復興過程を相関的に把握するために、繰り返し被災地の現地調査を実施している。
東京女子大学
現代教養学部
・津波被災地の人々の行動に関する聞き取り調査・メディア報道分析、震災、原発事故に対する意識調査・「フクシマと福島」、「文明」と「かなしみ」、
「原子力をめぐる思考の可能性」、「リスボンとフクシマ」・岩手県と宮城県の発達障害の子どもの心の反応・岩手県と宮城県の発達障害の子どもと家族
の実態調査と支援ー震災後、避難所をはじめ「居場所」がなかった彼らへの支援経過と課題ー・気仙沼における専門家支援の実態と彼らへの支援・震
災後4か月の気仙沼での福祉施設等における学生ボランティアによる支援・他者の声から感情を読み取る際の傾向が震災前後でどのように変化した
かについての研究
東京電機大学
理工学部
・液状化対策工法開発のための研究・放射性廃棄物減容化に関する研究・2011年東北地方太平洋沖地震に関する総合調査(研究分担者)
東京電機大学
未来科学部
南三陸町幼稚園保育園再建プロジェクト
東京電機大学
情報環境学部
放射線量アラーム付き照明器具開発
東京電機大学
工学部
・原子力発電所およびその機器に関する研究。・エレベーターの安全装置等に関する研究。・耐震機器、建材に関する研究。
東京農業大学
国際食料情報学部
本学では被災地に対し本学の特徴を活かした、本学が行うべき支援を行うため、東日本プロジェクトを立ち上げ、農地の復興、地域社会の復興などに
支援活動を行っている。特に相馬市を活動拠点とし、農業活動再開のための阻害となる除塩、除洗などの課題を地域農家と共に抽出し、逐次その課
題を解決し、農業活動の早期再開を進めるための成果を上げている。また、本学部では特に農業分野における復興に関する課題解決について研究し
ている。
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
東京農業大学
農学部
本学では被災地に対し本学の特徴を活かした、本学が行うべき支援を行うため、東日本プロジェクトを立ち上げ、農地の復興、地域社会の復興などに
支援活動を行っている。特に相馬市を活動拠点とし、農業活動再開のための阻害となる除塩、除洗などの課題を地域農家と共に抽出し、逐次その課
題を解決し、農業活動の早期再開を進めるための成果を上げている。また、本学部では特に学生によるボランティア活動の企画、運営について研究し
ている。
東京農業大学
生物産業学部
本学では被災地に対し本学の特徴を活かした、本学が行うべき支援を行うため、東日本プロジェクトを立ち上げ、農地の復興、地域社会の復興などに
支援活動を行っている。特に相馬市を活動拠点とし、農業活動再開のための阻害となる除塩、除洗などの課題を地域農家と共に抽出し、逐次その課
題を解決し、農業活動の早期再開を進めるための成果を上げている。また、本学部では特に宮城県気仙沼における沿岸土地利用モデル構築(干潟再
生)について研究している。
東京農業大学
応用生物科学部
本学では被災地に対し本学の特徴を活かした、本学が行うべき支援を行うため、東日本プロジェクトを立ち上げ、農地の復興、地域社会の復興などに
支援活動を行っている。特に相馬市を活動拠点とし、農業活動再開のための阻害となる除塩、除洗などの課題を地域農家と共に抽出し、逐次その課
題を解決し、農業活動の早期再開を進めるための成果を上げている。また、本学部では特に土壌及び森林の除塩及び除染について研究している。
東京農業大学
地域環境科学部
本学では被災地に対し本学の特徴を活かした、本学が行うべき支援を行うため、東日本プロジェクトを立ち上げ、農地の復興、地域社会の復興などに
支援活動を行っている。特に相馬市を活動拠点とし、農業活動再開のための阻害となる除塩、除洗などの課題を地域農家と共に抽出し、逐次その課
題を解決し、農業活動の早期再開を進めるための成果を上げている。また、本学部では特に農地・水路復元の課題と方法について研究している。
東京理科大学
理工学部
理工学部建築学科ではほとんどの教員が何らかの形で今回の地震に関連する研究活動を行っている。特に構造分野が専門の教員は、今回の地震
による被害の分析などをもとに、今後の耐震設計のあるべき姿などに関する研究を展開している。理工学部土木工学科では津波被害の現地調査、新
しい防潮堤の設計とその模型実験、地盤液状化の被害把握とそのメカニズムの解明、震災に関連する動画アーカイブの仕様検討、がれきの建設資材
としての有効利用法の検討などを行っている。
東京理科大学
薬学部
【薬学部薬学科小島周二教授(放射線生命科学)】これまで小島教授はヒトやマウス由来培養細胞を用いて、低線量放射線照射により応答する転写因
子Nrf2や上皮細胞受容体(EGFR)の活性化を検討、数十mGy以上の線量で活性化される事を報告してきた。一方、昨年の福島第一原発事故に伴う環
境中に放出された放射性ヨードやセシウムによる近隣住民の体内被ばくが問題となっている。そこで、本年度文部科学省原子力イニシャティブ研究で
は、生体が感知しうる放射線の最低線量を放射線高感受性SOCS1遺伝子(SOCS1)高発現細胞株(ヒト前立腺癌由来OPCT-1)を用いて検討するこ
と、また癌遺伝子誘導の有無を経時的なマイクロアレイにより網羅的に解析することを提案申請している。
東京理科大学
工学部第一部
工学部第一部・建築学科栗田哲教授-東日本大震災における首都圏帰宅困難問題を研究している。工学部第一部・機械工学科中曽根祐司教授-
東日本大震災を題材とした地震と安全の問題を研究している。
東京理科大学
工学部第二部
1.大災害時における通信への社会的要求を考慮した通信ネットワークの運用・回復方策について。2.都市型大学キャンパスの地震防災性能、地震
後火災に対する対応について
日本大学
工学部
1高圧水と空気のジェット噴射による放射能汚染土壌の迅速処理システム。2放射能汚染土の保管容器開発
日本大学
法学部
●福田充研究室東日本大震災の被災地を現地調査し、被災者に対するインタビュー調査、アンケート調査を実施して、大津波警報と避難の問題、避
難生活とメディアの問題を検証した。福島第一原発事故の被災者に対するアンケート調査を実施し、政府の原発対応や、メディアの原発報道に対する
意識を解明した。●大井眞二研究室東日本大震災に関するテレビ報道、新聞報道にどのような問題があったかをジャーナリズムの観点から内容分析
を行った。
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私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
日本大学
生産工学部
(土木工学科)三田地利之:液状化後の地盤の再液状化の可能性、液状化対策工法、朝香智仁・鷲見浩一・小田晃・落合実:土木学会関東支部千葉
地域震災調査報告および東北地方太平洋沖地震による津波浸水域の評価に関する研究、加納陽輔:東北地方太平洋沖地震による千葉県浦安市の
被災状況調査―住居地域の地形・地質と液状化被害について―(電気電子工学科)田中將義:地震発生予知に向けた電波伝搬変動検出の検討―東
日本大震災前後の電波伝搬変動について―(建築工学科)北野幸樹:サスティナブルエリアデザインとコミュニティーアーキテクト千葉WG―創造的プ
ラットフォームづくり―(創生デザイン学科)宮﨑隆昌:漁業地域の復旧・復興に向けて―「漁業地域復興支援プロジェクトチーム」提言―
日本大学
理工学部
東日本大震災復興支援研究プロジェクトとして、6つのプロジェクトで研究が進められている。プロジェクト①:復興まちづくり「複合的防御を意識した復
興まちづくりのあり方に関する研究:石巻市を対象として」プロジェクト②:構造物被害と地盤災害「地震動と構造物被害」「地盤災害」「構造物被害に付
随する諸問題」プロジェクト③:津波対策「沿岸建築物の津波対策に関する研究」プロジェクト④:交通システム「災害に強い交通管理・運用システムの
検討」プロジェクト⑤:情報通信システム「災害時情報提供のためのセンシングおよび情報システムに関する研究」プロジェクト⑥:原子力被害・エネル
ギー供給システム「原子力防災の歴史的観点からみた原子力発電所事故と今後の課題に関する研究」「理工学部船橋校舎における福島第一原発事
故に伴う放射線量の変化の継続的測定に関する研究」「計画停電とその軽減策に関する研究」
日本女子大学
家政学部
防災に関する研究、被災地の保育施設に関する研究
日本女子体育大学
体育学部
天野珠路准教授・福島の保育園・幼稚園における子どもの生活と遊び-園の放射能対策と保育実践に関する調査・研究-(今年度日本児童教育振
興財団助成の研究)・保育所の社会的役割と責任-被災地の保育者の証言を通して-(「大震災と子どもの貧困白書」掲載発行:かもがわ出版編集:
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク)・監修した映像作品「3.11その時、保育園は(検証編)~いのちをまもるいのちをつなぐ~」(企画・制作岩波
映像)
日本赤十字看護大学
看護学部
本学は災害看護学を設置しており、小原真理子教授が担当されております。
文化学園大学
造形学部
・「リスク耐性社会の実現に向けた超臨場感テレワークの提案」:社会のリスク耐性を向上させる施策として、テレワークによる事業体制の分散化が有
効であり、そのような体制を構築するICTツールの一つとして「超臨場感テレワークシステム」を開発する。
文化学園大学
現代文化学部
・「災害時の効果的かつ実際的な心理社会的支援活動のための教育訓練プログラムの研究」:日本赤十字社の「こころのケア」教育の研修プログラム
を分析し、実際の災害支援活動での有効性を検証し、より教育効果の高い、実態に即した教育プログラムの作成と検証を目的とする。・「福島県内の
警察官および職員(検死、原発、津波被害などの対応)のメンタルヘルス支援」:この先のPTSDの予防のための、講演、面接による評価、および質問
紙調査を行う。
法政大学
文学部
(教員A)①東日本大震災・福島原発事故以後の日本の学問・科学技術のあり方に対する再検討の研究。②被災地支援活動の一環として、<てつがく
カフェ・福島特別編1、2>の実施により、福島市での住民との対話・聞き取り調査。③上記の研究の東アジア文化への影響関係の研究調査。④上記
の諸研究や現地調査の韓国の学会での研究報告(2012年5月)や大学での講演(2012年1月)。(教員B)①
BestPracticesinSchoolCrisisPreventionandIntervention(NationalAssociationofSchoolPsychologists)の本のNaturalDisastersの執筆に関与。②学会で
自然災害時の取り組みや、東北の文化をアメリカ学校心理士の学会で紹介。
法政大学
社会学部
仁平典宏准教授が多摩学生ボランティアセンター長として学生を引率し、陸前高田市でボランティア活動を実施するとともに、ボランティア活動の研究
に従事している。
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貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
法政大学
国際文化学部
【研究】中島成久・佐々木直美・甲洋介・「3・11被災後のディアスポラコミュニティのコミュニケーションに関する総合的研究」地域研究コンソーシアム
「東日本大震災支援研究」プロジェクト。1.地方自治体による災害時外国人支援体制との連携茨城県大洗町在住インドネシア人コミュニティの被災体
験調査(2011年10月9日~10日)宮城学院女子大学「被災外国人シンポジューム」との連携(2011年12月17日~18日)被災フィリピン人カトリック研究者
との連携(2011年12月19日)茨城県国際交流協会訪問(2012年2月)2.地震・津波・原発の複合災害の理解――福島県南相馬市視察(2012年4月14日
~16日)【著書】川村湊(1)『福島原発人災記――安全神話を騙った人々』現代書館・2011年4月25日(2)『原発と原爆---「核」の戦後精神史』河出書房
新社・2011年8月20日【共著・論文】川村湊(1)「原発小説論序説」『日本原発小説集』水声社・2011年10月21日(2)「『世界の終わり』の光景ーー震災・
原発文学論」『神奈川大学評論・70号』神奈川大学広報委員会・2011年11月30日(3)「周防祝島反原発闘争民俗誌」『現代思想・11月臨時増刊・特集
宮本常一』青土社・2011年10月11日(4)「原発と日本の文学者」『いまこそ私は原発に反対します』平凡社・2012年3月1日(5)「曝書閑記録ーー『原発震
災』関係書を読む」『現代思想・2012年3月号』青土社・2012年3月11日・著書【国際シンポジウム】熊田泰章・岡村民夫法政大学サステイナビリティ研究
教育機構・国際日本学研究所共催国際シンポジウム「震災後のいま問いかける」
法政大学
人間環境学部
社会学広域避難研究会の調査研究の一環として、埼玉県内の原発避難者およびその支援に関する調査研究を行う他、石巻市北上町における津波被
害者の高台移転に関するワークショップに携わりながら、生業の創出を核とした地域社会のレジリエンス形成に関する調査研究も開始した。また、本
学部教員が中心となり、「東日本大震災わたしたちの声」プロジェクトを行っている。このプロジェクトは、被災地の声を集積・公開することを目的とした
サイトの設立と運営によって、被災された方々や現場で支援に携われている方々自身が、さまざまな想いや願いを発信し、皆で共有することを目的に
行われている。状況や時間の変化とともに変わる多様な想いやニーズを発信していただき、それを検索可能な形で長期間保存することで、よりきめ細
かな復興支援活動のヒントとして役立てていくことを企図している。
法政大学
現代福祉学部
宮城孝教授、大島隆代助教「東日本大震災の被災地におけるインクルージブな地域再生過程についての実証的研究」清水幹夫教授「東日本大震災・
陸前高田広田地区スタディーツアーに向けて」「被災地における子どもの心理的ケアの現状と課題」
法政大学
デザイン工学部
他大学とコンソーシアムを組み、ゼミ活動の一環として現地の被災状況の調査、復興計画案の作成と住民説明会などを実施している幾つかの教員グ
ループがある。また、活動の結果は資料として製本され、学内外に広く配布されることにより大学としての社会貢献が果たせるよう試みている。
法政大学
法学部
研究課題:「雇用・就労問題研究会」東日本大震災復興支援のための雇用・就労問題研究(法学部・山岸秀雄教授)東日本大震災復興構想会議検討
部会専門委員法学部・五十嵐敬喜教授岩波書店刊「3.11に問われて」企画編集法学部・杉田敦教授研究課題:「東京4大学陸前高田地域再生支援研
究プロジェクト」(法政、明治、東京、中央4大学の共同支援プロジェクト、現代福祉学部・宮城孝教授、法学部・廣瀬克哉教授)研究課題「被災地公文
書の復旧事業及び文書保全・管理に関する研究」(サステイナビリティ研究教育機構・金慶南准教授、法学部・廣瀬克哉教授)
法政大学
経済学部
1.経済学部教員3名が、法政大学サステイナビリティ教育研究機構の「東北製造業復興プロジェクト」で、東北製造業の震災津波被災実態と復興の展
望の研究を行っている。2.経済学部教員1名が、環境対応と企業経営との関連で、新エネルギーの開発状況のコスト検証に触れた研究を行ってい
る。
武蔵大学
社会学部
社会学部メディア社会学科松本恭幸教授による専門ゼミにおいて「学生による被災地支援プロジェクト」が実践されている。本活動と研究は、松本教授
が研究指導を行うプロセスの中で、大学生が被災者、被災地をどのように捉え、映像メディアとして取材、撮影を行い、情報発信の作品として制作を仕
上げるというものである。多くの地域メディア、ケーブルテレビで上映の機会を得ている。
武蔵大学
人文学部
科学技術振興機構の研究成果展開事業として2012年度に、本学部の薬袋佳孝(みない・よしたか)教授をチームリーダーとする課題「放射能環境標準
物質の開発」が採択され、今後、研究・開発が進められることになっている。
武蔵大学
経済学部
経営学科の松島桂樹教授が、「BCP(事業継続プログラム)における災害時のITとITビジネス」をテーマとする共同研究を行った。
武蔵野大学
薬学部
東日本大震災の後に発生した原子力事故被災によって、持続的にストレスを受けた人々の心理学的影響とメンタルヘルスの研究
武蔵野大学
人間科学部
東日本大震災の後に発生した原子力事故被災によって、持続的にストレスを受けた人々の心理学的影響とメンタルヘルスの研究
Copyright 朝日新聞×河合塾
「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
武蔵野大学
現代社会学部(平成20年度より募
集停止)
東日本大震災の後に発生した原子力事故被災によって、持続的にストレスを受けた人々の心理学的影響とメンタルヘルスの研究
武蔵野大学
文学部
東日本大震災の後に発生した原子力事故被災によって、持続的にストレスを受けた人々の心理学的影響とメンタルヘルスの研究
武蔵野大学
教育学部
東日本大震災の後に発生した原子力事故被災によって、持続的にストレスを受けた人々の心理学的影響とメンタルヘルスの研究
武蔵野大学
政治経済学部
東日本大震災の後に発生した原子力事故被災によって、持続的にストレスを受けた人々の心理学的影響とメンタルヘルスの研究
武蔵野大学
看護学部
東日本大震災の後に発生した原子力事故被災によって、持続的にストレスを受けた人々の心理学的影響とメンタルヘルスの研究
武蔵野大学
グローバル・コミュニケーション学
部
東日本大震災の後に発生した原子力事故被災によって、持続的にストレスを受けた人々の心理学的影響とメンタルヘルスの研究
武蔵野大学
環境学部
東日本大震災の後に発生した原子力事故被災によって、持続的にストレスを受けた人々の心理学的影響とメンタルヘルスの研究
明治大学
情報コミュニケーション学部
原発報道をめぐるメディアの問題をジャーナリズム論、メディア論の視点から研究している教員が複数いる。主要な問題設定は、既存メディアとインター
ネットの役割分担、危機発生時の大手メディアの取材能力の限界、デマや風評の特徴などである。
明治大学
理工学部
理工学部では、建築学科の平石久廣教授が、震災発生後、日本建築学会災害委員会委員長および日本建築学会東日本大震災調査復興支援本部
副本部長として日本建築学会の災害調査・調査報告書の出版および復興支援の指揮・統括に携わってきた。同じく青井哲人准教授(建築史・建築論
研究室)が、三陸沿岸部の過去の津波被害と復興に関する記録を集落別に編纂した「三陸海岸の集落災害と再生:1896、1933、1960」をウェブ上に公
開した。同じく山本俊哉教授・田村誠邦特任教授・園田眞理子教授・藤賀雅人助手らが、陸前高田市を事例に、応急仮設住宅を起点とした小学校区単
位の復興まちづくりと住宅再建を支援するシステムの構築を行ってきている。
明治大学
法学部
勝田忠広法学部准教授は、原発の研究をしている。研究テーマは「使用済核燃料管理問題、分離プルトニウム管理問題、核の国際管理構想」。また、
阪井和男法学部教授は、つむぎプロジェクト(明治大とNTTPCコミュニケーションズ他15社)を立ち上げて、復興支援センターのもとに設置した東北再
生支援プラットフォームが大船渡市と協定にもとづいて実施している。内容は就学支援の一環として現地拠点(つむぎルーム)での学習支援、情報不
足の解消として身元不明者検索システムの構築と提供、および防災・市民メディアの実証実験等を行っている。
明治大学
農学部
・被災地に植物工場を建設するNTTプロジェクトのアドバイザー(http://www.ntt-f.co.jp/news/heisei24/h24-0322.html)・早期帰宅に向けた広域におけ
る放射性降下物の効果的な除去法の開発(http://www.meiji.ac.jp/research/promote/disaster_recovery/dtl_shinsai_2011_0004.html)・被災農漁村の再
建方策の検討:生活再建のあり方(移転するのか現地再建するのか)と連携した農業・農地と漁業再建のあり方を考究するプロジェクト・被災地からの
移転が移転先の地域に与える影響の把握と受入のあり方の検討:津波や原発被災地から安全な地域への移転事業が、移転を受け入れる側のコミュ
ニティや空間構造にどのような影響を与えるかを明らかにするとともに、需要のあり方を考究するプロジェクト・震災が大学と地域の関係に与えた影響
の把握:震災による存立基盤の動揺により大学と立地する地域の関係がどのように変容したか、今後どのような連携があり得るか考究する研究・化学
的手法による土壌からの放射性同位元素(セシウム)の除去に関するプロジェクト・国土交通省「津波防災のための公園緑地整備手法に関する検討」
によるプロジェクト
明星大学
理工学部
東日本大震災に関する地震動に関する研究
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貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
明星大学
人文学部
人間社会学科では複数の教員が、都市、情報、地域社会の観点から、災害後の社会変化について研究している。また心理学科では、下記のような
テーマで研究が行われている。「岩手県田野畑村における津波被災によるコミュニティー崩壊に対する全住民を対象としたメンタルヘルスとコミュニ
ティー再構築・復興を展望した継続的支援活動」「東日本大震災支援関係活動と研究:被災者並びに被災者支援者のメンタル・サポート活動の展開と
ともに、PTSD化を防ぐためのメンタルケアのあり方の追求。地震などの自然災害による心の傷のケアと、原発事故のような人為的災害による心の傷
のケアとの違いの明確化」「東日本大震災の被災者を対象としたアウトリーチ型心理支援に関する調査研究~求められる支援について
ParticipatoryResearchから~」
明星大学
経済学部
地域産業論を専攻している関満博教授が、震災以降、「岩手県東日本大震災津波からの復興に係わる専門委員」「宮城県気仙沼市震災復興会議委
員」「福島県浪江町復興有識者会議委員」を務め、現地の産業復興支援に従事している。研究報告の書籍として、関満博『東日本大震災と地域産業復
興』新評論、2011年、関満博編『震災復興と地域産業』新評論、2012年、を刊行している。また、2012年夏には、学部ゼミ生と被災地の産業復興支
援の現地調査等を行う計画になっている。
立教大学
コミュニティ福祉学部
森本佳樹教授(地域福祉システム論)、松山真教授(医療ソーシャルワーク援助技術論)、湯澤直美教授(家族福祉論、女性福祉論、子どもの貧困)、
杉浦克己教授(運動栄養学)、長倉真寿美准教授(高齢者福祉論、コミュニティケア論)、原田厚樹准教授(地方自治論、行政学)、和秀俊助教(福祉社
会学)等が東日本大震災復興支援プロジェクト(詳細は、問13「H.学生支援」の取り組みを参照のこと)に積極的に関与し、専門的な立場から研究、支
援を行っている。
立教大学
観光学部
橋本俊哉教授:震災後に残された地域資源を活かした地域復興プランを住民とともに検討・作成し、観光者の受け入れにつなげる調査研究佐野浩祥
助教:災害に備える地域づくりという課題を、観光が果たす役割・観光の可能性という視点で考える研究清野隆助教:漁村に着目し、観光が漁業の復
興に果たす役割についての研究
立教大学
経済学部
(1)1人の教員が、公益財団法人連合総合生活開発研究所の「東日本大震災復興・再生プロジェクト」に参加し、2011年6月から7月にかけての『国民
視点からの生活復興への提言』を共同執筆した。当該教員は「分権型生活復興」の観点から財政措置について分析・提言を行った。(2)2人の教員
が、東京都税制調査会委員として調査・研究に参加し、税制改革提言を2011年11月に取りまとめる作業に従事した。答申では大震災をうけた東京都
の復興貢献と防災対策に関する税制上の取り組みについても提言を行った。
立教大学
社会学部
2名の教員がSFRの予算で、仙台市の震災被害、震災影響を大量調査の手法で研究。
立教大学
理学部
環境放射線(特にストロンチウム90)に対する新たな効率的な計測方法の開発等。計測の比較的容易なセシウム137等に比して内部被曝による人体
への影響がむしろ深刻なストロンチウム90の汚染状況に対する情報が非常に貧弱であるので、化学分析を必要としない、純粋に物理的な非破壊検査
方法を新規開発して分析を現実化する方法を提供する事を目指している。
立正大学
社会福祉学部
宗教系のボランティア・支援活動の実態把握をしている。
立正大学
心理学部
臨床心理士としての被災者支援
立正大学
文学部
社会学科教員:都市論、都市社会学の立場から、とくに映像資料にもとづき、高度経済成長以来の東京と東北の関係を研究。とくに震災以後はその関
係性の新たな変化を研究している。
立正大学
地球環境科学部
福島県における水質調査、仙台湾における藻場の回復調査、土壌及び地下水に残留する放射性物質の調査、震災に伴う油流出調査など
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私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
学習院女子大学
国際文化交流学部
共通科目の「ボランティア実習」「ボランティア論I」「国際文化交流論II(国際開発協力)」等は、東日本大震災に触れた授業を行っており、「ボランティア
実習」の一環で、学内で食品を売って、その売上金を寄付する、という活動がなされた。東日本の被災地・被災者の復興を応援する学習院女子大学の
メンバーが取り組む活動として、「学習院女子大学東日本大震災つながるわキャンペーン」が行われている。(例)ゼミを利用しての講演、現地でのボラ
ンティア、写真展開催等http://tunagaru-wa.jimdo.com/
麻布大学
生命・環境科学部
東北の大学と比較する形で、「尿中や食品における放射線含有量」及び「各大学の近隣湖水中における、魚や水の放射線含有量」について、調査研
究をしている。
麻布大学
獣医学部
・動物応用科学科では、被災犬を多く受け入れ、新しい里親を探して、引き渡すということを中心に、動物の扱いと健康管理、さらには被災犬の行動並
びにストレス応答の状態を理解するという形で動物トレーニング実習を進めてきた。これまで20頭の犬を受け入れ、うち19頭は無事に新しい飼い主のも
とへ譲渡された。まず犬の健康管理を実施し、必要な場合は、麻布大学附属病院にて治療を行った。また、それぞれの犬の性質をC-barq(行動解析
装置)を用いて見極め、また尿中のコルチゾルを測定することでストレス状態を把握し、その特性に適した新たな里親を探して譲渡するまでの包括的な
内容を行っている。本活動は、多くのメディアで取り上げられた。・現在、H23年3月11日の東日本大震災の際に発生した福島原発事故の放射線被曝の
影響が、動物たちに出ていないか調査を行っている。過去の原爆及び原発事故の際には、人において白血病の発生増加が認められていた。今回、事
故後に原発の警戒区域から避難できなかった動物は多数おり、最近ようやく救護活動が本格化してきた。原発周辺にて、より高濃度かつ長期間にわ
たり放射線に暴露され生存していた犬猫は、汚染された水や食物を摂取し高度にその影響を受けているものと予想される。私たちの研究室では以前
から動物の白血病発生について研究を行ってきていたこともあり、今後事故による放射線被曝の発がんリスクの影響を動物を通じて明らかにしたいと
考えている。
神奈川工科大学
工学部
地震予知を目指した大気イオン濃度の測定
神奈川大学
経済学部
工学部の教員等との共同研究として、実際に数回にわたり東北地方における現地調査をおこなっている。また、ゼミナール活動の一環としても、ゼミ生
有志とともに現地調査に出かけている。
神奈川大学
工学部
建築学会の防災委員として現地視察し、研究している者1名、今回の震災を教訓として本学の防災のあり方を考えている者1名がいる。
神奈川大学
法学部
防災行政、沿岸域管理法
関東学院大学
人間環境学部
環境保全分野で、仮設住宅の内外部環境を測定し、仮設の住環境向上の研究、木質系仮設住宅の提案を行っている。
関東学院大学
工学部
地盤防災工学研究室により、東日本大震災における地盤の液状化現象を調査・研究している。
相模女子大学
人間社会学部
・被災社会の復興過程の人類学的研究・東日本大震災後の被災地/被災者の苦悩の経験と回復に向けての宗教的実践の果たす役割についての人
類学的研究・東日本大震災による心的外傷を通じた成長(PTG)に関する統合的研究
相模女子大学
学芸学部
18歳女性の意識や行動に関する調査(東日本大震災による価値観の変化)
横浜商科大学
商学部
東日本大震災発生以前からではあるが、「震災時の観光地における観光客等の避難対策について」箱根等の神奈川県内の観光地をモデルした実践
を重視した研究内容である。
新潟産業大学
経済学部
東日本大震災に限らないが、経済学部准教授小林健彦が災害史と災害対処の文化史を研究している。現在の研究範囲は古代から中世。
北陸学院大学
人間総合学部
地域社会における震災復興を専門にしている教員がいます。
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私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
北陸大学
薬学部
東日本大震災後、福島第一原子力発電所から環境中に放出されたトリチウムの挙動に関する知見を得る目的で、事故後金沢市における降水中のトリ
チウム濃度の変動について検討。また、福島第一原子力発電所事故以降の放射線による健康被害についても調査中。
福井工業大学
工学部
震災調査やその復興過程から明らかになる防災・減災対策、橋梁の耐震技術、想定外の地震に対応するスマートな装置の研究、鉄道システムの研究
などに加え、近年では巨大地震における災害看護を支援するスマートシステムの開発研究にも取り組んでいる。また、自治体の要請に応じて、放射能
測定等を行っている。
仁愛大学
人間学部
・被災地、後方支援および復興支援ツーリズムに関する実践研究(研究結果の公表および公開については未定)。・原発避難者調査への着手。
松本大学
総合経営学部
地域を特定した松本大学の支援活動の実態とその意義について論文としてまとめた。
諏訪東京理科大学
システム工学部
火災の研究者で現地で調査を行った職員がいる。
岐阜経済大学
経済学部
環境の保全、生態学の観点から、震災後の生態系の変化やその保全・再生のための調査・研究を行っている。今年度からは、環境省の調査として、
津波が湧水生態系に与える影響の実態と、その程度や回復過程を地域毎に比較するため、主にイトヨをターゲットとして生態学・遺伝学的な研究を行
う。また、地域経済の観点からは、岐阜県の小規模事業所を対象に、東日本大震災による影響と企業支援の必要性を調査・分析している。福祉分野
では、陸前高田市での読み聞かせ支援や母子保健活動の現状と課題について、大学内の論集にまとめている。
岐阜経済大学
経営学部
環境の保全、生態学の観点から、震災後の生態系の変化やその保全・再生のための調査・研究を行っている。今年度からは、環境省の調査として、
津波が湧水生態系に与える影響の実態と、その程度や回復過程を地域毎に比較するため、主にイトヨをターゲットとして生態学・遺伝学的な研究を行
う。また、地域経済の観点からは、岐阜県の小規模事業所を対象に、東日本大震災による影響と企業支援の必要性を調査・分析している。福祉分野
では、陸前高田市での読み聞かせ支援や母子保健活動の現状と課題について、大学内の論集にまとめている。
朝日大学
経営学部
情報機器の被災状況の調査及び被災機器からの情報回収の方策の研究
岐阜女子大学
文化創造学部
震災デジタル・アーカイブ
浜松大学
健康プロデュース学部
木村佐枝子講師:「東日本大震災における大学生のボランティア活動―浜松大学HUVOC隊の活動―」浜松大学健康プロデュース学部「健康プロ
デュース雑誌」第6巻第1号木村佐枝子:(発表)「学生ボランティアの語り」社会貢献学会
富士常葉大学
総合経営学部
富士常葉大学社会環境学部(旧環境防災学部)教員は、学部の性格から内閣府はじめ国の被災地自治体支援に直接携わっている。社会心理学、防
災心理学などの担当教員は、被災地に出向き被災者の調査、研究に当たっている。専任教員20人のうち、8名が東日本大震災の調査研究、復興支
援に協力している。
富士常葉大学
社会環境学部
富士常葉大学社会環境学部(旧環境防災学部)教員は、学部の性格から内閣府はじめ国の被災地自治体支援に直接携わっている。社会心理学、防
災心理学などの担当教員は、被災地に出向き被災者の調査、研究に当たっている。専任教員20人のうち、8名が東日本大震災の調査研究、復興支
援に協力している。
富士常葉大学
保育学部
富士常葉大学社会環境学部(旧環境防災学部)教員は、学部の性格から内閣府はじめ国の被災地自治体支援に直接携わっている。社会心理学、防
災心理学などの担当教員は、被災地に出向き被災者の調査、研究に当たっている。専任教員20人のうち、8名が東日本大震災の調査研究、復興支
援に協力している。
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私立大学
大学名
学部名
愛知学院大学
総合政策学部
本学部付設の政策科学研究所主催で2011年9月17日に「見えない世界、見えない政治―9.11から10年、3.11から半年」と題するシンポジウムを開催し
た。基調報告は杉山知子准教授「グローバル化時代の危機とリーダーシップ」、森正教授「危機と民主主義―日本政治の経験から」、北住炯一教授
「Fukushimaの衝撃とドイツ脱原発」の3つであった。
愛知学院大学
経営学部
学生数名のグループとともに、被災地の土を使ったレンガ作りの事業や内職のあっせんのプロジェクトを提案している。すでにいくつかの企業とミーティ
ングを重ねている。(中日新聞H24.3.23参照)
愛知淑徳大学
ビジネス学部
災害と復興、そしてこれに関連するビジネスのあり方について、例えば、大塚教授、また、玉井助教が研究あるいは実地調査に出ている。
愛知淑徳大学
メディアプロデュース学部
・東日本大震災について、アメリカNewYorkTimesの報道に関する研究・被災地に暮らす人びとの目から見た被災の記憶や彼らの戸惑い、想いを写真
と声で短い映像物語にし、ウェブや名古屋のケーブルテレビで公開する実践とそれをめぐる研究・全国の建築系大学15大学が協力体制を組み、3.11
東日本大震災・大津波で失われた街の立体復元に関する研究
金城学院大学
現代文化学部(2012年4月学生募
集停止)
被災者からの聞き取りを行い、支援のための方策を検討する。
金城学院大学
国際情報学部(2012年4月開設)
被災者からの聞き取りを行い、支援のための方策を検討する。
中京大学
情報理工学部
東日本大震災と直接に関係している訳ではないが、「災害時でのレスキューロボットの研究」を清水優准教授が行っている。
中京大学
経営学部
寺岡寛教授①震災後の復興政策をめぐる政策的研究②東北地域(今回の直接的被害地域以外も含め)の地域振興策の政策的研究③我が国原子力
政策などエネルギー政策をめぐる政策的研究
中京大学
総合政策学部
宮川教授(岩手大学コンソーシアムに協力)岡本教授(居住福祉論の専門家として[現地調査は含まないが])
中京大学
心理学部
永田法子教授:スクールカウンセリングにより、被災地の子どもたちの心の支援に関わっている。実際、岩手県と宮城県の複数の学校での支援の実績
もある。神谷栄治準教授:犯罪被害者支援で外傷後ストレス障害(PTSD)の心理療法を行っているが、被災によるPTSDの心理療法にも明るい。坂井
誠:認知行動療法が専門であり、被災によるPTSDの心理療法、ストレス・マネジメントにも明るい。愛知県内の養護教諭を対象に「震災後の子どもの
心のケアー」に関する講演も実施。大学院博士課程の院生(今春卒業)の指導教員として、岩手県で震災による外傷性ストレス反応に関する支援と研
究を指導。
中京大学
現代社会学部
大友昌子教授「宮城県名取市における仮設住宅居住者支援に関して」辻井正次教授「障害児・者への支援ならびに学校における子どものフォローに
関して」成元哲教授「福島原発問題と子どもの安全に関して」松谷満准教授「福島の被災者支援に関して」伊藤葉子准教授「岩手県を中心にした障害
者支援」野口典子教授「社会福祉専門職の災害時支援方法に関して」
名古屋学院大学
外国語学部
■震災後、被災地の断層を調査(石川輝海教授・外国語学部長)
名古屋学院大学
経済学部
■大学提携講座を開講。エネルギー政策、震災による経済的打撃と経済政策等について、本学教員がリレー講義。テーマ「今後のエネルギー政策の
変更と経済活動への影響」木船久雄教授(学長)。「日本経済への打撃と経済政策」伊沢俊泰教授(経済学部長)。「関東大震災・阪神淡路大震災から
の経験」大石邦弘教授。「国際経済から見た震災後日本経済の姿」黒田知宏准教授■在宅避難者に関する調査(村上寿来講師)
藤田保健衛生大学
医療科学部
・豊明校地における大気中放射性同位元素の測定、土壌中放射線同位元素の測定(日本各地および福島県)、東日本大震災から考える病院BCP
(BusinessContinuityPlanning)、BCM(BusinessContinuityManagement)
Copyright 朝日新聞×河合塾
東日本大震災関連の研究内容
「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
42/51 ページ
◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
南山大学
総合政策学部
2012年2月1日に、本学部の教員により、本学部共同研究費を使用した共同研究(「大震災に対する防災・減災・復興政策に関する総合政策学的研
究」)の研究成果発表会が実施された。今年度も、本学部の以下の教員により、「大震災に対する減災と復興に関する総合政策学的研究」と題する共
同研究が立ち上がっており、その具体的な課題名と担当者名は以下の通りである。「1.想定被害と防災・減災政策①津波堆積物からみた津波襲来履
歴の検討(藤本潔)2.地震発生後の減災政策①海外からの緊急援助隊、支援物資、義援金をいかに活用すべきか(Potter)②震災時における介護リ
スクマネジメントのあり方(三輪)③災害時における食物アレルギー患者への対応(成田)④「災害心理学」序説(宇田)⑤東日本大震災の経済影響分
析(石川)Ⅱ.復興政策の在り方と新たな価値観の社会構築1.震災への備えや復興における市民参加の研究(前田)2.「空間の履歴」の忘却につい
ての文明論的考察(中島)3.震災は主観的幸福度にどのような影響を及ぼしたのか(鶴見)4.再生可能エネルギーの導入可能性と経済影響(石川)
南山大学
人文学部
東北地方をフィールドとする文化人類学を専門とする教員が、自分の専門の範囲で東日本大震災にかかわることを研究している。
南山大学
情報理工学部
オペレーションズ・リサーチの手法を用いて、災害時の被害を最小限にする、避難計画、緊急車両の配置、都市交通の分析などを行っている。
日本福祉大学
健康科学部
復興支援場面での貢献を目指した研究プロジェクトが学内に発足し、2011年4月から活動を開始した。2012年2月に学内者向けの研究活動報告会とし
て「東日本大震災復興支援研究公開シンポジウム」を開催した。また、プロジェクトの研究メンバーを中心に本学教員4名でプロジェクトチームをつくり、
平成24年度科学研究費補助金基盤研究(B)に申請し、新規採択された。【研究テーマ】東日本大震災被災地における支え合いコミュニティの生成と中
間支援組織の役割(平成24年度~平成26年度)研究内容は、東日本大震災後の復旧・復興過程における地域福祉的対象として、被災者同士の「支え
合いコミュニティ」の生成プロセスを明らかにする中で、特に中間支援組織が果たしている役割について分析し、災害福祉学への新たな貢献とするもの
である。
日本福祉大学
福祉経営学部
復興支援場面での貢献を目指した研究プロジェクトが学内に発足し、2011年4月から活動を開始した。2012年2月に学内者向けの研究活動報告会とし
て「東日本大震災復興支援研究公開シンポジウム」を開催した。また、プロジェクトの研究メンバーを中心に本学教員4名でプロジェクトチームをつくり、
平成24年度科学研究費補助金基盤研究(B)に申請し、新規採択された。【研究テーマ】東日本大震災被災地における支え合いコミュニティの生成と中
間支援組織の役割(平成24年度~平成26年度)研究内容は、東日本大震災後の復旧・復興過程における地域福祉的対象として、被災者同士の「支え
合いコミュニティ」の生成プロセスを明らかにする中で、特に中間支援組織が果たしている役割について分析し、災害福祉学への新たな貢献とするもの
である。
日本福祉大学
国際福祉開発学部
復興支援場面での貢献を目指した研究プロジェクトが学内に発足し、2011年4月から活動を開始した。2012年2月に学内者向けの研究活動報告会とし
て「東日本大震災復興支援研究公開シンポジウム」を開催した。また、プロジェクトの研究メンバーを中心に本学教員4名でプロジェクトチームをつくり、
平成24年度科学研究費補助金基盤研究(B)に申請し、新規採択された。【研究テーマ】東日本大震災被災地における支え合いコミュニティの生成と中
間支援組織の役割(平成24年度~平成26年度)研究内容は、東日本大震災後の復旧・復興過程における地域福祉的対象として、被災者同士の「支え
合いコミュニティ」の生成プロセスを明らかにする中で、特に中間支援組織が果たしている役割について分析し、災害福祉学への新たな貢献とするもの
である。
日本福祉大学
経済学部
復興支援場面での貢献を目指した研究プロジェクトが学内に発足し、2011年4月から活動を開始した。2012年2月に学内者向けの研究活動報告会とし
て「東日本大震災復興支援研究公開シンポジウム」を開催した。また、プロジェクトの研究メンバーを中心に本学教員4名でプロジェクトチームをつくり、
平成24年度科学研究費補助金基盤研究(B)に申請し、新規採択された。【研究テーマ】東日本大震災被災地における支え合いコミュニティの生成と中
間支援組織の役割(平成24年度~平成26年度)研究内容は、東日本大震災後の復旧・復興過程における地域福祉的対象として、被災者同士の「支え
合いコミュニティ」の生成プロセスを明らかにする中で、特に中間支援組織が果たしている役割について分析し、災害福祉学への新たな貢献とするもの
である。
日本福祉大学
社会福祉学部
復興支援場面での貢献を目指した研究プロジェクトが学内に発足し、2011年4月から活動を開始した。2012年2月に学内者向けの研究活動報告会とし
て「東日本大震災復興支援研究公開シンポジウム」を開催した。また、プロジェクトの研究メンバーを中心に本学教員4名でプロジェクトチームをつくり、
平成24年度科学研究費補助金基盤研究(B)に申請し、新規採択された。【研究テーマ】東日本大震災被災地における支え合いコミュニティの生成と中
間支援組織の役割(平成24年度~平成26年度)研究内容は、東日本大震災後の復旧・復興過程における地域福祉的対象として、被災者同士の「支え
合いコミュニティ」の生成プロセスを明らかにする中で、特に中間支援組織が果たしている役割について分析し、災害福祉学への新たな貢献とするもの
である。
Copyright 朝日新聞×河合塾
「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
43/51 ページ
◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
日本福祉大学
子ども発達学部
復興支援場面での貢献を目指した研究プロジェクトが学内に発足し、2011年4月から活動を開始した。2012年2月に学内者向けの研究活動報告会とし
て「東日本大震災復興支援研究公開シンポジウム」を開催した。また、プロジェクトの研究メンバーを中心に本学教員4名でプロジェクトチームをつくり、
平成24年度科学研究費補助金基盤研究(B)に申請し、新規採択された。【研究テーマ】東日本大震災被災地における支え合いコミュニティの生成と中
間支援組織の役割(平成24年度~平成26年度)研究内容は、東日本大震災後の復旧・復興過程における地域福祉的対象として、被災者同士の「支え
合いコミュニティ」の生成プロセスを明らかにする中で、特に中間支援組織が果たしている役割について分析し、災害福祉学への新たな貢献とするもの
である。
日本福祉大学
情報社会科学部
復興支援場面での貢献を目指した研究プロジェクトが学内に発足し、2011年4月から活動を開始した。2012年2月に学内者向けの研究活動報告会とし
て「東日本大震災復興支援研究公開シンポジウム」を開催した。また、プロジェクトの研究メンバーを中心に本学教員4名でプロジェクトチームをつくり、
平成24年度科学研究費補助金基盤研究(B)に申請し、新規採択された。【研究テーマ】東日本大震災被災地における支え合いコミュニティの生成と中
間支援組織の役割(平成24年度~平成26年度)研究内容は、東日本大震災後の復旧・復興過程における地域福祉的対象として、被災者同士の「支え
合いコミュニティ」の生成プロセスを明らかにする中で、特に中間支援組織が果たしている役割について分析し、災害福祉学への新たな貢献とするもの
である。
名城大学
都市情報学部
大規模災害からの被災地の復旧・復興プロセスの解明、都市構造と市民のモラル水準からみた都市防犯戦略
名城大学
農学部
「震災による漁業活動の衰退及び津波による繁殖地の被害に関するウミネコの保全生物学的研究」新妻靖章准教授「津波により喪失された陸上植物
の多様性回復過程に海鳥糞起源の窒素が及ぼす影響」村野宏達助教
びわこ学院大学
教育福祉学部 子ども学科
震災地域における社会福祉施設等の研究。
大谷大学
文学部
国際文化学科の准教授が2011年6月~7月にかけて、被災状況の調査を実施。具体的には、津波の堆積物がどれぐらいの厚さで、どのような堆積構
造をしているか、強力な糊で地層をはぎとり、内容物を研究している。
京都産業大学
経営学部
金融イノベーションの戦略的課題―東日本大震災復興における新しい公共ダイナミズム―
京都女子大学
家政学部
家政学部生活福祉学科山田健司准教授東日本大震災被災死亡者の群像-年齢構成比による死亡要因の類推。家政学部生活福祉学科遠藤清江講
師東日本大震災後の施設サービス及び要介護高齢者・家族の介護ニーズの変容について東日本大震災被災女性の就労と介護労働について
京都女子大学
現代社会学部
現代社会学部現代社会学科水野義之教授情報社会での原発・放射線情報の共有改善と大学の社会貢献に関する考察放射線災害と住民対話型勉
強会
京都精華大学
人文学部
震災そのものではないが、福島県の原子力発電所の事故に関し現地調査などを行っている教員が2名いる。また、複数名の教員が学生とともに、現
地でのボランティア活動に取り組んでいる。
京都造形芸術大学
芸術学部(通学部)
■坂茂……コンテナ多層仮設住宅(宮城県女川町)、女川町町民野球場仮設住宅紙のアトリエ、集会所(宮城県女川町)/■椿昇、ヤノベケンジ、名和
晃平、後藤繁雄、原田ゆうま他……「VITALFOOTPROJECT」3月26日、京都造形芸術大学ウルトラファクトリーに集まったアーティストやデザイナーら
が、東北地方太平洋沖地震と津波の被害に遭った地域の復興に向けて「VITALFOOTPROJECT」を立ち上げたことを発表した。プロジェクトリーダーの
椿昇(現代美術家)は、阪神淡路大震災を経験した実体験に基づき、灯油を始めとする生活物資を搬送する小型トレーラー付き自転車を製作して現地
へ寄贈する。このプロトタイプ1台をベースに、広くマイクロドネーションを呼びかけ、カスタム自転車を1台ずつ被災地に届けていく。
京都橘大学
看護学部
被災地における看護職に対する支援
佛教大学
歴史学部
・東日本大震災も含めて、自然災害(地震、水害、火災等)を研究している教員が1名。
Copyright 朝日新聞×河合塾
「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
44/51 ページ
◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
佛教大学
社会福祉学部
・震災被災世帯への子育て支援-愛着形成と発達保障-
立命館大学
スポーツ健康科学部
文部科学省の平成23年度「復興教育支援事業」にスポーツ健康科学部を中心とした立命館大学の取り組みが採択された。概要:大船渡市の中学校と
連携し、学校のグランドに仮設住宅を設置したことにより、体育授業が体育館しか利用できないような限られた施設の中での効果的な学校教育が実施
できる新たなカリキュラムを提案するとともに、それによる体力テストの考案等を行う。
立命館大学
理工学部
※立命館災害復興支援室、RSWEB「未来へのおくりもの」各ホームページ等から転載。【数理科学科】土屋貴裕元助教(現在、会津大学コンピュータ理
工学部准教授)「多次元における離散確率解析とその応用」【物理科学科】藪博之教授・森正樹教授・奥田剛司助手「放射線教育に関する研究」【電子
情報工学科】福井正博教授・谷口一徹助教授「劣化抑制を考慮した蓄電池活用最適化技術」、泉知論准教授「動的再構成技術を活用した自律移動ロ
ボット研究開発プラットフォーム」【機械工学科】吉岡修哉准教授「機動配置型のマイクロバブル式小型水処理装置による緊急水処理支援システムの
研究」【ロボティクス学科】川村貞夫教授「水中ハンドリングロボットに関する研究」、馬書根教授「水陸両用レスキューロボットに関する研究」、平井慎一
教授「移動跳躍ロボットに関する研究」【都市システム工学科】伊津野和行教授「地域の交通を支える橋の津波による流出防止対策に関する研究」、深
川良一教授「東北地方太平洋沖地震による青葉城跡城壁崩落に関する地盤調査および崩壊メカニズムの解明」、大窪健之教授「歴史都市を守る文化
遺産防災学に関する研究」【環境システム工学科】岡本享久教授「ねじりを含む組み合わせ断面力を受けるRC部材の耐震機構と合理的な補修・設計
の提案」、神子直之教授「被災後の安全かつ快適な生活環境確保を目的とした衛生環境実態調査」、中島淳教授「岩手県宮古市を対象とする生活域
と産業域における浸水被害からの復興と創造的地域づくりの研究」佐藤圭輔講師「高潮および津波によるアジア太平洋沿岸域の脆弱性評価~東日
本大震災による沿岸水害の実態解明と低地が広がる島嶼国の将来リスク」、「流域環境中における放射性物質の動態予測に関する研究」、【建築都市
デザイン学科】宗本晋作准教授「簡易集会所の建設プロジェクト」
立命館大学
法学部
教員名:大垣尚司(金融・法・税務研究センター長、法学研究科教授)、研究テーマ:災害復興のための金融・法技術・税務に関する研究、研究内容:今
次震災を阪神・淡路大震災と対比したうえで、「被災した個人住宅の復旧」の意味が大きく異なることを指摘し、当面の応急的対応の後に新たな生活基
盤となる「住まい」への「住みかえ」を支援するための枠組みのひとつとして復興住宅証書という法技術の活用の可能性について研究。
立命館大学
文学部
【地理学専攻の教員で以下の内容の研究を進めている】東北日本太平洋沖地震は規模がM9と大きく、被害が極めて広域におよんだ。死者・行方不
明者合わせておよそ2万人におよぶ被害が出たが、これは地震の揺れそのものによる家屋倒壊などによるものではなく、そのほとんどは津波によるも
のであった。また、その被害は決して極めて大きいものとはいえなかった。それは、東北地方から北関東の太平洋沿岸に居住する人口や人口密度が
比較的小さかったことによる。これらの地域は、近世において気候の寒冷化で飢饉に陥り、人口が激減した。19世紀半ば以降の気候の温暖化や米の
品種改良により、この地域の食料生産力が増すと、人口は急速に増加し、その一部は東京などの都市へ移住し労働力となった。しかし、地元に残った
多くの人々は、縄文時代に海域であったような、居住に必ずしも適していないところに居を構えた。今回の津波による被害は、おおむねこのような場所
で発生していた。もし、同じような地震が発生し、津波が生じたら西日本では、東日本大震災の数十倍をゆうに超える被害が出ることが懸念される。
立命館大学
生命科学部
生物工学科教授、森﨑久雄先生「イネの系譜とイネ種子エンドファイトの関連を明らかにする。得られた知見を基に津波で塩害を受けた水田で栽培し
たイネの種子エンドファイトを解析し、塩害がエンドファイトの群集構造に及ぼす影響を明らかにする。」生物工学科助教授、福田青郎先生「東日本大
震災による瓦礫はようやく本格的な処理が始まったが、水産物や燃料などの油分を含む大量のヘドロの問題は片付いていない。このヘドロを効率的
に分解する微生物の研究に取り組んでいる。」
立命館大学
産業社会学部
・遠藤保子教授:避難生活を送る被災者をケアするパフォーマンスの開発・永橋為介准教授:小規模分散型エネルギー政策の研究
立命館大学
情報理工学部
小川均:情報理工学部教授「人工知能の『エージェント』が、災害などの危機から人間を救う!」。仲谷善雄:情報理工学部教授「思い出の品を失った被
災者の思い出想起支援」。西浦敬信:情報理工学部准教授「避難所における音環境の快音化」。
立命館大学
経済学部
「大震災と税制・財政の諸問題に関する研究」東日本大震災による被災状況を踏まえ、過去の災害税制、ドイツ、中国といった諸外国の税財政対策を
参考にしながら、復興に必要な税制措置やその財源を中心に考察し、現在直面している震災に対する税財政の諸問題と課題を明らかにする。「新産
業地区創造と地域経済再生-東日本大地震災害を超えて-」岩手の特定地域に対象を限定し、地域コミュニティ・福祉の保存・再生・発展とエネル
ギー供給体系の変更、市場社会、世界市場と整合的な経済活動とを一体的に実現できる産業地区を展望する。
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
立命館大学
国際関係学部
国際関係学部教授大島堅一「東日本大震災後のエネルギー政策について」国際関係学部教授高橋伸彰「東日本大震災後の日本経済の課題と展望
―成長から適応へ―」
立命館大学
政策科学部
多数の教員が震災及び震災後の復興の研究を政策科学の観点から行っている。http://www.ps.ritsumei.ac.jp/earthquake/doku.php
龍谷大学
理工学部
菊池隆之助:(1)研究室に所属している学生が「東日本大震災により発生したヘドロの応急対策」というテーマで『特別研究』に取り組んだ。(2)教員本
人が、日本鉄鋼協会・震災復興アクションプラン「紅藻類を用いた放射線物質濃縮』」のメンバーとなっている。占部武生:(1)教員本人が、2011年
度、「Cs含有廃棄物の焼却を想定した熱力学平衡計算」、「焼却灰、土壌、腐植土などのCsの吸着性試験」の研究を行った。(2)教員本人が、2012
年度、大木工芸(株)と共同で「放射性Csの除染」に関する研究を行う予定である。植村渉:(1)教員本人が、災害現場を想定した研究として「災害現場
における臨時ネットワークを簡易構築するシステムの開発」を昨年度までの科学研究費補助金で行っていた。
龍谷大学
文学部
鍋島直樹:東日本大震災における心のケア研究
龍谷大学
経済学部
井口富雄:震災への生命保険業の対応、龍谷大学門前町サークルでの取り組み伊達浩憲:東北地方の自動車産業集積が震災復興に及ぼす影響伊
達浩憲ゼミナールでは、都市と農村の交流による地域活性化を研究テーマにしており、2009年度から京都府唯一の村である南山城村の茶業振興を目
指し、地元茶農家とともにオリジナル宇治茶「雫」の栽培から販売まで手がけている。お茶のつながりから、東日本大震災後に岩手県陸前高田市の気
仙茶の復興支援を始めた。昨年5月と9月、今年2月にもボランティアに取り組み地域活性化を進めてきている。また、岩手県立高田高校にも訪問して
いる。(2011年7月)
大阪工業大学
工学部
都市デザイン工学科の教員が津波の研究を行っており、東日本大震災のデータも使用している。建築学科の教員が、研究の一環として、東日本大震
災における建築家および建築系の大学研究室等による復興支援ネットワーク「アーキエイド」に参加している。
大阪国際大学
現代社会学部
教員名:大矢吉之教授テーマ:大震災後の日本社会と地域安全システム-「絆」の復権と「共生ネット」-
大阪産業大学
工学部
工学部都市創造工学科佐藤郁雄準教授-土木学会全国大会支部連合調査会として震災関連の調査を発表する。ほかには地盤工学会の耐津波化
(現地の地盤状況および洗掘や防潮堤の構造被害調査等)
追手門学院大学
国際教養学部
・方言による支援活動(仮設住宅で行われている方言によるボランティア活動を見学+取材、大阪に避難している被災者を取り巻く方言ギャップの解消
に関する取り組み)・東日本大震災後に放送されたテレビ緊急報道番組における字幕(字幕放送)についての調査、検証
追手門学院大学
経済学部
・福島の原発大災害を踏まえて、原発に限らず、化石燃料など持続不可能なエネルギーから、持続可能なエネルギーに、どのようにシフトしていけばよ
いかを研究している。
追手門学院大学
社会学部
・被災地における民俗芸能の復興に関するアクションリサーチ(鵜鳥神楽の巡行を支援)。・無形文化の継承と被災地の復興に関する社会実験的アク
ションリサーチ(経済的支援を見据えたNPO法人設立の模索)。・博物館での瓦礫展示を通じた災害経験の伝承に関する実証的研究(青森県三沢市歴
史民俗資料館での展示)。・福島第一原発事故災害の帰宅困難地域からの避難者へのインタビュー調査研究。・南相馬市における災害時要援護者の
安否確認における「名簿」の活用と、被災した他市町村の対応との比較研究。・福祉、介護職による災害時対応の検証と課題・海外における災害時の
ソーシャルワークと東日本大震災への示唆。
追手門学院大学
経営学部
・東日本大震災後の観光地の現状と復興に関する研究(論文「東日本大震災後の被災地の復興と観光について」等)・震災報道関係者への調査と震
災報道のメディア分析(共同研究)
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
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私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
関西大学
社会安全学部
「本学部では全ての教員が、東日本大震災に関連する研究を行っております。詳しくは以下のURL、書籍をご参照ください」・社会安全学部HP教員紹
介一覧http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_ss/staff/index.html・学術情報システム(社会安全学部)http://gakujo.kansai-u.ac.jp/search/scholars_result.jsp・
『検証東日本大震災』関西大学社会安全学部編(2012.2ミネルヴァ書房発行)
関西大学
総合情報学部
FukushimaNuclearDisaster3.11:SystemPathologyofSocialOrganizations.ShigeoATSUJI;NormanD.COOK(詳細はhttp://www.res.kutc.kansaiu.ac.jp/~atsuji/を参照)
近畿大学
総合社会学部
①放射線被爆の測定研究の一環で、福島第一原発事故後、政府の要請を受け福島県立医大病院で被爆作業員への対応を行った。また、事故時に
原子力施設から大気中に放出される放射性物質の動態を地理情報システム(GIS)を用いて予測・表示するシステムの開発を行っている。(環境系専
攻:小川喜弘准教授)②住民主体のまちづくり研究の一環で、『東日本大震災・原発事故-復興まちづくりに向けて』(学芸出版社)を共同執筆した。ま
た、女川町の仮設住宅集会所で住民向けの講演会を担当した。これは阪神淡路大震災後の復興まちづくりを支援した経験も踏まえた内容である。(環
境系専攻:久隆浩教授)
摂南大学
理工学部
1.東日本大震災における上水道施設の被害調査。2.東日本大震災で通信障害が生じた地中通信施設被害の数値解析による分析。3.東日本大震
災での液状化被害と水道管路被害の関連分析。
帝塚山学院大学
リベラルアーツ学部
・東日本大震災以降の世の中の動きを新聞を始めとする資料を使って考察し、大災害に一般市民はどう動き、支援活動に関わっていくべきかを研究し
はじめている。・日本の国土と災害自然を畏れる精神文化
帝塚山学院大学
人間科学部
・東日本大震災以降の世の中の動きを新聞を始めとする資料を使って考察し、大災害に一般市民はどう動き、支援活動に関わっていくべきかを研究し
はじめている。・日本の国土と災害自然を畏れる精神文化
関西学院大学
社会学部
関嘉寛准教授。専門は現代社会論、ボランティア論。主な研究テーマは、1995年の阪神・淡路大震災以降、日本で注目を集めるようになったボランティ
アや市民活動、NGO・NPO活動・組織が現代社会の諸問題に対して与える影響。東日本大震災について、復興、被害軽減(減災)に向けた活動に参画
しながら、調査を行っている。
関西学院大学
国際学部
本人は研究していないが、宮田由紀夫教授が産業学会全国研究会の実行委員長として、「東日本大震災と産業復興―現状と課題―」というテーマの
シンポジウムを6月10日(日)に本学で開催する。
関西学院大学
総合政策学部
<気仙沼大島での浸水エリア調査および浸水マップ作成>教員・学生合同の調査団を6回、教員のみの調査団を2回の計8回、気仙沼大島へ派遣
し、正確な浸水マップ作成のための調査を実施。調査結果を元に浸水マップを作成した。
関西学院大学
法学部
岡本仁宏法学部教授(法学部長)市民社会、NPO/NGOを専門としており、東日本大震災後は市民社会の観点から復興支援活動の研究・報告を行う。
【主な業績】・日本NPO学会震災特別フォーラム企画、及び分科会B:「被災地支援のファンディング:短期的緊急支援から中期的課題の構想へ」企画・
司会(2011.09)・「東日本大震災被災地・者に、市民はどのような支援活動を行ったのか」国際経済労働研究所、Int'lecowk2012年3月号(通巻1018号)
(2012.03)
関西学院大学
理工学部
福島第一原子力発電所からの放射性物質が放出されたことによる周辺環境への影響について、岩石や土壌の分析化学的な研究を実施している理工
学部准教授が、現地へ6月から1週間調査に入り、サンプリング等分析を行った。
関西学院大学
教育学部
東日本大震災の被災地における子ども支援・子どもにやさしいまちづくりについて実践から学ぶ。1)東日本大震災子ども支援ネットワーク岩手県山田
町ゾンタハウス(中高生の放課後の居場所づくり)の調査。2)宮城県七ケ浜町仮設住宅における子ども支援についての調査。
甲南大学
理工学部
物理学科において、放射性物質の分布や放射線量に関する研究、農作物放射線検出の研究が行われている。
Copyright 朝日新聞×河合塾
「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
甲南女子大学
文学部
・外国からの支援状況の調査研究
甲南女子大学
看護リハビリテーション学部
◆今年度から3年間で採択された科研B研究(分担研究者として)において、下記について研究予定1.遺族・遺児支援プログラムの開発2.行方不明
者家族支援プログラムの開発3.遺族を支援する支援者支援プログラムの開発◆震災に特化しているわけではないが、22~24年度の科研C研究(主
任研究者として)の一環として、「複雑性悲嘆のケアシステムの課題の検証(災害時)」について、被災地の遺族支援の実態調査予定
神戸学院大学
経営学部
阪神・淡路大震災の場合とは異なり、東日本大震災における被害の主要因は、津波と液状化に大別されると考えられる。今後の巨大地震発生時にお
ける「防災・減災」のために、次の二つの事象に関する研究を行っている。①基礎杭により支持されている避難ビルの周辺地盤の液状化発生に伴う耐
力低下の評価および残余耐力②液状化に伴う建物(特に一般家屋)の居住性能低下に関する評価および費用対効果を考慮した合理的な液状化対策
工法の開発。
神戸学院大学
法学部
金芳外城雄教授・・・研究テーマは、防災行政学における官民共の三つのセクターの役割、大震災に学ぶ巨大災害への備え、阪神大震災と危機管
理。以上の視点に沿った講演会はこれまでも多数体験しており、NPOとしても各地の研修会、修学旅行生への出前の講師派遣などを行っている。
神戸学院大学
人文学部
①阪神・淡路大震災と東日本大震災避難所資料の所在調査と比較に関する研究(科学研究費補助金採択・水本浩典教授)。②「東日本大震災直後の
学校の対応実態調査-直面した問題、意思決定、避難誘導」(学部内研究推進費・舩木伸江准教授)。各学校が災害時にどのような想定外の問題に
直面したか(例えば停電で校内放送が使えなかった、指定していた避難所が被害にあった)、それに対してどのような対応を行ったか(例えば教頭がハ
ンドマイクで放送した、自分たちで判断して安全な避難所を探しさらに、高台への避難を実施した)などについて、聞き取り調査を行う。
神戸女学院大学
文学部
東京電力福島第一原子力発電所の事故に対する地元の自治体や住民の取り組みと比較する視点から、関西電力の原発(大飯・高浜・美浜・敦賀)と
地域(福井県若狭湾地域)の関連について社会学的に調査研究している。【文学部総合文化学科小松秀雄教授】
神戸女学院大学
人間科学部
研究ではないが、京都からの要請で、被災地にカウンセラーとして複数回派遣されている教員がいます。
神戸薬科大学
薬学部
神戸薬科大学(安岡由美放射線取扱主任者、向高弘管理室長)東北大学(長濱裕幸教授)福島県立医科大学(本間好施設長、鈴木俊幸放射線取扱
主任者)の協同で、現在、東日本大地震(2011/3/11)の前に大気中のラドン濃度に地震の予兆が出ていなかったかを調べています。東日本大地震前
に大気中のラドン濃度が上昇したのではないかとNASAはじめいくつかの機関が推測しています。(http://arxiv.org/pdf/1105.2841)。なお、これまで神
戸薬科大学・放射線医学総合研究所・東北大学の共同で、兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)前のラドン濃度異常を排気モニターで観測した結果を、
放射線医学総合研究所(http://www.nirs.go.jp/information/press/2006/01_16.shtml)から報告しています。今後、全国の放射線施設から同様のデータ
を収集し解析し、大気中ラドン濃度ガス測定のネットワーク構築に向けて研究を進めています。
神戸松蔭女子学院大学
人間科学部
生活学科都市生活専攻池田清教授「復興まちづくりの課題」、シンポジウム開催「東日本大震災の復興と阪神・淡路大震災の教訓」(2011/6/4)「東日
本大震災と私たち」(2012/1/7)
園田学園女子大学
人間健康学部
東北被災地を研究フィールドにして自然災害後の被災者、支援者及び環境の状況を明らかにし、災害後の長期的看護支援方法を研究している。
神戸国際大学
経済学部
岩手県(釜石、大船渡)と宮城県(石巻、気仙沼)の各地区の復興において、住民の意見をまとめ、計画提案し、各戸の相談にのる等実践している。ま
た各市(市長)やマスコミへの提言も行った。後日これらを研究にまとめる可能性もあるが、研究目的で現地に行っている訳ではない。
武庫川女子大学
文学部
臨床心理士資格を有する教員が、「東日本大震災心理支援センター立ち上げ報告会」や、被災地で行われた「子どもの心を支援する教師のための心
のケア研修会」に講師として参加し、心の問題について関わっている。
Copyright 朝日新聞×河合塾
「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
兵庫大学
生涯福祉学部
【東日本大震災被災地における兵庫大学生ボランティアの活動と災害ボランティアの課題】2011年3月11日に発生した東日本大震災は、東北地方を中
心に広範囲に多くの犠牲者を出した。兵庫大学の学生は8月、9月に2度現地でボランティア活動に従事し、多くの人と出会い、実体験を広げるなど教
育成果を挙げた。また大学のボランティア派遣事業、ひょうごボランタリープラザとの協働事業の経験を踏まえ、学生ボランティアを支援する機関を地
域との協働で設置することを提言する。そして災害ボランティアの制度化のもたらす課題を学生ボランティアが解決する可能性を検討した。
神戸山手大学
現代社会学部
建築学(まちづくり論)の教員が、震災後すぐから建造物の被害状況の調査のため何度か被災地を訪問している。被災地の現状や復興に向けた取組
について報告する講演会を平成23年8月に本学で開催した。阪神・淡路大震災の時にも同様の調査を行っており、被害の大きかった地区に築120年の
古民家を地域住民とともに移築し、コミュニティ活動の場として活用されている。
奈良産業大学
ビジネス学部
福島原発事故に関連して、環境試料の放射能レベルを核種特定から可能な設備を整えている。CdZnTe半導体検出器を用いたもので感度はGeに比
べて劣るが核種の特定ができ、地域住民の要望があれば、知識を共有しながら放射能測定への対応が可能である。震災ではなく、地震そのものに関
連する研究として、東北地方太平洋沖地震(震災名:東日本大震災)前後の神戸地域における地殻変動を調べ、地震に伴う岩盤の透水性の変化につ
いて研究を行なっている。
奈良産業大学
情報学部
福島原発事故に関連して、環境試料の放射能レベルを核種特定から可能な設備を整えている。CdZnTe半導体検出器を用いたもので感度はGeに比
べて劣るが核種の特定ができ、地域住民の要望があれば、知識を共有しながら放射能測定への対応が可能である。震災ではなく、地震そのものに関
連する研究として、東北地方太平洋沖地震(震災名:東日本大震災)前後の神戸地域における地殻変動を調べ、地震に伴う岩盤の透水性の変化につ
いて研究を行なっている。
岡山理科大学
総合情報学部
地質構造・基盤構造の探査をもとにして、地質環境と地震動特性・震災発生との関係など地震防災に係る情報の蓄積と提供。(東日本大震災限定で
無く地震全般についてである。)
岡山理科大学
理学部
(1)原子力発電所事故直後の降下物中に含まれる放射性核種濃度の時間変動(2)市民の歯に取り込まれた放射性ストロンチウムを測定する試み(3)
原子力発電所周辺に残された日用品から当時の被曝線量を求める試み(4)福島県住民のバックグラウンド被曝線量の定量
広島工業大学
環境学部
環境学部地球環境学科教授、菅雄三:東日本大震災により発生した津波被害の実態を、地球観測衛星データから解析を行った。被災前後の衛星
データ(NASA:Terra/MODIS)から水没地域を分析して、海岸線から約5.0~5.5km地点(標高約4~5m)まで津波が押し寄せていたことを実証し
た。また、高分解能レーダー衛星データ(ASI:CosmoSkyMed)から津波による水没地域の時系列的分析を行い、被災地域の変化状況を明らかにした。
さらに、高分解能光学衛星データ(ISI:EROS-B)から津波により破壊された市街地の被災状況を定性的・定量的分析を行い、津波による3次元的被災
状況を明らかにした。特に、デジタル標高モデルと衛星画像を使用して、被災地域を3次元的に視覚化するシステムを開発した。地球観測衛星データ
を活用することにより、災害の初期段階での迅速かつ正確な災害危機管理システムとしての有効性について明らかにすることができた。本研究の成果
は、2011年10月に台湾・台北市で開催された第32回アジアリモートセンシング国際会議で報告された。
広島工業大学
工学部
工学部建築工学科:教授、岩井哲・東日本大震災によって、丘陵地に造成された住宅団地の盛土地盤上に住宅を巻きこむ地滑り被害が多く見られ
た。広島県でも谷埋め盛土からなる造成地が多く、さらに内陸部には風化、侵食されやすい花崗岩類が広く分布しており、近い将来発生が懸念される
南海トラフの地震などに対する防災対策の研究を進めている。・平成21年度から、供用している大学の新講義棟の建物内に、強震計を3箇所設置して
計測している。10階建て鉄骨ラーメン構造の建物の地震による応答を記録し、地震時応答の可視化と建物挙動の理解、制振ブレースによる挙動への
効果を調べている。
広島修道大学
商学部
日本学術会議で震災関連のいくつかの研究テーマに関し、参加している教員がいる。研究内容は「原発事故とリスクコミュニケーション」です。
広島修道大学
経済科学部
廣光清次郎、他:”大災害と情報通信(仮題)”2012年度日本生産管理学会秋季研究発表会で報告予定。
広島修道大学
人間環境学部
環境法の分野と食料供給の分野で、関連研究に携わっている者がいる。具体的な研究内容に関しては公表していない。
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
広島女学院大学
国際教養学部
木本浩一(国際教養学部・教授);IGU/LUCCのメンバーとして、三陸地域の土地利用調査。同人は、日本学術会議環境学委員会・地球惑星科学委員
会合同IGBP・WCRP・DERSITAS合同分科会GLP小委委員会委員でもある。
広島国際大学
医療福祉学部
研究課題:震災ボランティアにおける思いの変化の研究。研究の計画・方法概要:2011年に岩手県陸前高田市の災害ボランティアに参加した人のボラ
ンティアの前後で、どのような心的変化が起こったのか、インタビューを行い、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)による分析を行う。
インタビュー対象者の選定や活動状況の全体像について全参加者へのアンケート調査を行う。M-GTA研究会及び関係学会へ参加し、研究の質的向
上を目指す。アンケート調査については、量的研究の専門家に助言をあおぐ。また、インタビューの逐語録作成等を委託する。
広島国際大学
工学部
文化庁と建築学会によるプロジェクトに参加し、震災にあった歴史的建造物の被害調査と修復のアドバイスを行うチームの一員として働いている。
広島国際大学
保健医療学部
月に1~2回被災地を訪問し以下の研究を行っている。1)2011年以降の宮城県牡鹿郡女川町および福島県郡山市での被災者・避難者支援をされ
ておられる方のメンタルヘルスの研究〜震災直後から1年間を通じた支援者側の心情の変化について〜。2)被災地訪問前後の学生の心理状況の変
化および再訪問を通じて今の学生に伝えたい事〜学生からのメッセージ〜。
九州産業大学
経営学部
企業論の観点からの福島原発事故の研究。共著書の特別コラム、及び学会全国大会で報告済み。同学会の機関誌に論文掲載予定。以下の諸点に
ついての問題提起。①電力事業の社会的責任、②電力供給と日本経済への影響、③私企業と監督官庁の関係、④株価急落と株主責任、⑤不祥事と
コーポレート・ガバナンス/東電は誰のものか、⑥雇用の問題1(多就業形態、東電と協力会社)、⑦雇用の問題2(雇用の喪失)、⑧雇用の問題3(内定
切り)、⑨危機管理と情報、⑩組織形態、⑪リーダーシップ、⑫企業の社会的責任と社会的貢献、⑬CSRと随伴的結果、⑭企業の存続か、賠償・倒産
か。⑮社会科学者の社会的責任。
九州産業大学
経済学部
本学部の教員1名が昨年の7月と8月に宮城県に出張し、被災地を調査した。その結果を踏まえ、本学の公開講座「東日本大震災から何を学ぶ」の中
で、「東日本大震災復興・成長戦略」と題して報告する予定である。
久留米大学
医学部看護学科
被災地の感染症の発生と予防の在り方について、ヒアリング(面接による)調査を実施した。
福岡大学
人文学部
現地における被災者の方々の「心のケア」の実践に基づいて、被災者の方々を心理面で援助するための研究。
福岡大学
工学部
「東日本大震災復興支援における災害ボランティア派遣の取り組み」、渡辺浩、杦山哲男、2011年地域安全学会梗概集、No.29、pp.87-90、2011.11「東
日本大震災における災害ボランティアの活動状況とそれを活かすための方策」、渡辺浩、日本災害復興学会2011東京大会講演論文集、pp.6-7、
2011.10「福岡大学における防災教育の効果と東日本大震災前後での意識変化」、重松幹二、松山雅子、正本博士、「地域共生研究」(福岡大学福岡・
東アジア・地域共生研究所発行)「超高層複合住宅群を核とした瓦礫からの復興計画の提案-被災の村を環境共生未来都市に再生する-」稲田達夫
「東日本大震災における免震建物の地震時性能について、観測記録などに基づいた調査研究」高山峯夫
福岡女学院大学
人間関係学部
・東日本大震災被害への有効な心理支援にむけての現地調査および研究
福岡女学院大学
人文学部
・東日本大震災からの復興へむけた「街づくり」についての調査・研究・東日本大震災被災地における復興・観光産業の研究
産業医科大学
医学部
福島第一原発事故後の健康意識調査
熊本学園大学
社会福祉学部
環境化学を専攻し、大震災後に現地調査に入り、食品の放射能汚染の測定活動に従事するとともに、環境汚染とがれき処分について積極的な調査提
言を行っている。
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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◆2012「ひらく 日本の大学」(学部版)
貴学部の教員で、東日本大震災関連の研究をされている方がいらっしゃれば、その研究について把握されている範囲で研究内容を入力
してください。(自由記述)
私立大学
大学名
学部名
東日本大震災関連の研究内容
日本文理大学
工学部
震災教育について、教職員協動で被災地の植林ボランティアを行い、現地に赴いた学生が撮影した写真をもとに学内外で写真展を開催。被災地のた
めに「大分からできること、大分でしかできないこと」を訴えた。この取り組みは被災地の大学との交流を生み、学園祭での互いの特産品を活用した支
援活動、震災に関する講演会実施につながっている。
志學館大学
人間関係学部
人間関係学部の岩船昌起准教授は、岩手県宮古市出身である。実家が津波で全壊し、両親は仮設住宅に入居したが、発災直後の3月17日から宮古
市に入り、日本証券奨学財団による研究助成を受けながら、津波災害にかかわる現地調査を毎月1回程度実施した。そして、次のようないくつかの
テーマでの研究成果を上げてきた。○被災地への人的資源の派遣方法、○映像解析による津波の動き、○浸水段階に対応した避難方法、○津波の
浸水データに基づいたまちづくり、○防災教育DVD「堤防を越えた津波‐映像からわかる津波の動きと避難行動」の制作等である。また日本地理学会
の「東日本大震災による被災地の再建にかかわる研究グループ」の世話人を務め、宮古市や山田町での共同研究についてもコーディネートを行い、
「仮設住宅の住環境」「商店街などの再建過程」「建設予定の復興公営住宅での住環境や周辺環境」等についても今年度から調査活動を展開してい
る。
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「ひらく 日本の大学」2012年度調査結果より
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