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平成28年5月13日腸管出血性大腸菌O103感染症の発生について

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平成28年5月13日腸管出血性大腸菌O103感染症の発生について
報道機関各位
資料提供 平成28年 5月13日
健康推進課 健康危機管理・疾病対策班
電話 018-860-1424
美の国あきたネットへの掲載
有・無
腸管出血性大腸菌O103感染症の発生に伴う注意喚起について
平成28年5月13日、湯沢保健所管内の医療機関から腸管出血性大腸菌O103
感染症の発生届出がありましたので、県民への注意喚起にご協力くださるようお願
いします。
【患者の状況】
患者は、60代女性で、住所は湯沢保健所管内です。
5月11日(水)より腹痛、水様性下痢、血便の症状があり、12日(木)に同管
内の医療機関を受診しました。検査の結果、13日(金)に腸管出血性大腸菌O103
(ベロ毒素:VT-1)に感染していることが判明しました。
なお、患者は現在通院治療中ですが、快方に向かっています。
【調査の状況】
感染源等については、湯沢保健所で調査中です。
なお、同居の家族1名に対し、健康調査及び検便を実施しております。
平成28年の県内腸管出血性大腸菌感染症の届出状況(今回分を含む)
O26:1名、O103:1名
計
2名
県民の皆様へ
腸管出血性大腸菌は、二次感染(感染者から他の人に感染)しやすい病原菌です。
次のことに気をつけましょう。
○
トイレのあとは、石けん等で念入りに手を洗ってください。
○
腸管出血性大腸菌は、食品等についた少量の菌で感染します。腸管出血性大腸菌感
染症を防ぐため、食品を取扱う際は、次のことをよく守りましょう。
①手をよく洗う。
②調理器具をよく洗う。(まな板、包丁、ふきん、さいばし、スポンジなど)
③調理後は早めに食べる。
④75度、1分以上を目安とした十分な加熱をする。
○
ペットなどの動物と接触することにより感染した事例も報告されています。動物に
触れたときは十分手を洗うなど、清潔を保ってください。
○
気になる症状(腹痛、水様性下痢、嘔吐、血便等)があったときは、医師の診察を
受けてください。
※ 自己判断で市販の下痢止めなどを飲まないようにしましょう。自己判断によ
る服薬等の処置では重症化をまねくばかりでなく、周囲の人へ感染が拡大する
恐れがあるため、医療機関を受診してください。
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