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7/30 学校保健通信7月号をアップしました

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7/30 学校保健通信7月号をアップしました
平成 26 年 7 月 22 日
石川県立大聖寺高等学校
校長 鈴 村 一 恵
発行 保 健 指 導 課
盛夏の候、保護者の皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。また日頃より本校の教育活動
にご理解、ご協力を頂き感謝申し上げます。
さて、生活のリズムが学校から家庭生活中心へと変わる夏季休業が始まりました。学校生活の中から見
えてくる生徒の様子をお知らせしますので、休業中の健康管理向上のために、ぜひ参考にしてください。
1、
1学期の保健室の様子
保健室の利用件数
来室者が一番多かった月
401件
4月
1日に平均で 6 人の生徒が来室します。
女子生徒の来室件数は男子生徒の約2倍です。
4月にインフルエンザが流行し、風邪症状で
多くの生徒が来室しました。
体調不良で保健室に来た人
ケガをして保健室に来た人
301人
100人
一番多かったのは腹痛。
ストレスや疲れが原因の腹痛
が増えているように感じます。
一番多かったのはすり傷。
体育の授業中のケガが
多かったです。
来室者が一番多かった学年
来室者が一番多かった曜日、時間
3 年生
水曜日、1 時間目終了後
受験勉強の頑張りや
進路選択の悩みなどの
ストレスで体調を崩しやすいのでしょうか。
週の半ばになると、疲れが出てくるようです。
1時間目終了後の休み時間には、登校前から体
調が悪かった生徒が多く来室します。
過敏性腸症候群(IBS)
過敏性腸症候群(IBS)とは・・・
ストレスの影響で、腸自体には異常がない
のに下痢や便秘、腹痛が続く病気です。
脳と腸は密接に関係しており、ストレスが腸
の動きや感覚を乱してしまうことが原因で
す。
過敏性腸症候群(IBS)の症状
□食事の後に強い腹痛が起こる。
□突然おなかがゴロゴロ鳴る。
□排便すると楽になるが残便感が残る。
□寝ているときや休日は症状が出ない。
過敏性腸症候群(IBS)の対処法
人間関係の悩み、緊張、受験、環境の変化が
きっかけや悪化の原因になります。
□ストレスを認識し、気分転換などのス
トレスとの付き合い方を探す。
□腸は生活リズムの影響を強く受ける
ので生活習慣を整える。
※改善しない場合は専門医の受診をお勧めします。
歯肉炎の多さに注目
2、歯科検診結果より
1年
2年
3年
昨年度
むし歯率
石川県
59.4%
(むし歯になったことがある人) (157 人)
(193 人)
(180 人)
(536 人)
未処置率
24.5%
(未治療のむし歯がある人)
(69 人)
(116 人)
(111 人)
(392 人)
未処置のむし歯の本数
166 本
246 本
257 本
1432 本
(平均 0.7 本)
(平均 1.1 本)
(平均 1.2 本)
(平均 2.1 本)
(175 人)
(140 人)
(153 人)
(62 人)
20.3%
31.9%
30.3%
29.2%
(49 人)
(73 人)
(66人)
歯肉に炎症のある人
歯垢が付着している人
(202 人)
※石川県は H25 年度の値です。
むし歯率・むし歯の本数は減少
本校全体のむし歯率(むし歯になったことがある人)の推移は、一昨年度 75.8%、昨年度 78.4%、今年
度 77.3%で、昨年より 1.1%減少し、ここ数年続いていた上昇傾向に歯止めがかかりました。昨年度は学校
全体で積極的にむし歯治療に取り組んだこともあり、全体のむし歯の本数も 669 本と昨年度(1432 本)
の半数になり、口腔衛生への意識が高まってきているのを感じます。しかし、比較的むし歯率の低い1年生
でも石川県平均(59.4%)を上回っており、2・3 年生の未処置率も 50%を超えているので、まだまだ油
断はできません。
歯磨きが不十分な人が多数・・・
「歯肉が腫れている・出血している」という歯肉炎の所見があった生徒は聖高生の約 70%にのぼるとい
う結果になりました。歯に歯垢・歯石が付着している人、せっかく治したのに再びむし歯が出来てしまった
人もいるようです。治療だけではなく、歯磨きのタイミング・やり方を見直して予防にも取り組みましょう。
学校歯科医からのメッセージ
(にしやまファミリー歯科・西山先生)
むし歯がある人は必ず受診を
口の中が汚れています
実は、歯科検診のように眼で見るだけの検査で
は、本当にむし歯かどうかの判別は難しい。
しかしむし歯を見逃すわけにはいかないので、疑
わしい場合はすべて「むし歯」と判断しています。
必ず受診し、検査をして治療が
必要かどうかの判断をして
もらってくださいね。
時間の余裕のある夏休みの間
の受診をお勧めします。
歯垢や歯石がある人、歯肉が腫れている人がと
くに1年生に多いです。2年生・3年生は、昨年
に積極的に治療した人が多いので、口の中が比較
的キレイでした。
むし歯や歯周病の原因になる歯石は、歯磨きだけ
では取り除けません。1年
に1回は歯医者で取り除
いてもらいましょう。
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