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東京地方壮年連合通信67号20150925

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東京地方壮年連合通信67号20150925
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日本バプテスト連盟
全国壮年会連合
Vol .67
TOKYO
SOUNEN
RENGOU
TSUUSHIN
2015年9月25日
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「選ぶべき道」
「主を畏れる人は誰か。主はその人に選ぶべき道を示される
であろう」(詩篇 25 編 12 節)
花小金井キリスト教会牧師 藤井秀一(ふじい
しゅういち)
東京地方連合に連なる壮年の皆さま。4 月から花小金井キリスト教会の
牧師をしています藤井秀一です。よろしくお願いいたします。今年の 3
月までは東北連合の酒田開拓伝道の働きに 8 年半仕えていましたが、そ
の前は常盤台教会、恵泉教会におりましたので、東京連合には友人も多
く、古巣に帰ってきた思いを抱いているところです。
さて、バプテスト教会の牧師招聘は、招聘を願う教会と、当人との間
に起こる神の出来事です。教会がある人を招聘したいと願い、その人も
その教会から招聘を、神の「召命」と受け止めて決断します。その際、
決断に至るまでに、何の迷いもなくスムースに決まるケースもあるでし
ょうが、多くは迷いや悩み、考えた末に、神の招きと信じるに至って、
決断に至るものではないかと、推察します。
わたしの場合ですが、まず 9 年前に東京の教会から、酒田の開拓へと
出ていく決断をする時、本当にこの道でいいのだろうかとずいぶん考え
悩みました。その時は、考えれば考えるほど恐れに取りつかれ、行き詰
ってしまいました。それで結局、母教会にお断りの手紙を書いたのです。
それによって悩みから解放され、安心できたのですが、なぜか心に平安
はなく、その手紙をどうしても出す気持ちになれないでいたのですが、
その夜、母教会から「酒田に来てほしい」という電話での連絡を頂いた
時、不思議な平安と確信と感動を頂いて、酒田にいく決断に至ったので
した。
また今回、その酒田を離れ、花小金井教会にやってくるプロセスにお
いても、実は当初は「今、酒田からはなれるわけにはいかない」と、招
聘の招きを「迷いつつ」お断りしたのでした。しかしそこには「迷い」
もあったのです。
「今、ここを離れるわけにはいかない」のは、実は、た
だの自分のプライドであり、この働きを握っていたいという「エゴ」で
はないのか、という心の深いところに問いかけてくる声が、
「迷い」とし
て、わたしの断りの言葉に現れていたのでした。招聘を担当された方は、
その私の「迷い」を感じ取られました。そして一旦は断られたにも関わ
らず、再度わたしに連絡してくださり、遠く酒田にまで足を運んでくだ
さったのでした。この一連の出来事を通し、私はこれは主からの「召命」
の出来事なのだと信じるに至り、新しい道に歩みだす決断をすることに
なりました。人間の心は、自己欺瞞や自己正当化という仕方で、自分自
身をさえ欺きます。自分の思いを、神の御心とさえ思わせたがります。
そのように自分の思いに逃げこもうとするわたしたちに、
「本当に、それ
でいいのか」と問いかけてくださるお方を畏れて、その声に聞こうとす
る時、主はその人に、教会に、壮年連合に、選ぶべき道を示してくださ
るのではないでしょうか。
「第 50 回全国壮年大会に出席して」
日本バプテスト大阪教会 汐満達朗・喜久子
記念すべき第 50 回全国壮年大会が、8 月 20 日、21 日東京都大田区産
業プラザと大井バプテスト教会で開かれました。準備にあたられた兄
弟・姉妹、場所を提供してくださった大井教会に対し深く感謝申し上げ
る次第です。総会は事前配布資料と当日配布資料をもとに、討議され、
13 の議題に対して採決が行われました。配布資料の中には、37 年に亘る
貴重なデータも集積され、これからの 10 年間の歩みに対して、負の有意
差が予見されますので、一層の努力を要請された思いでした。
翌日、特別授業の冒頭、須藤先生が神学生時代に受けた奨学資金に感
謝され、思わずジーンとくるものがありました。(汐満達朗)
第 50 回壮年大会に出席できたこと心から感謝申し上げます。「人と人
とのつながり」とのテーマで賀来周一先生のお話を伺いました。
(主題聖
句:ローマ書 12 章 15 節「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。」)
人は如何に自分の居場所があるかと云うことで不安を感じている。私た
ち信仰者は教会という居場所、何時でも安心して居られる所があります。
が、居場所の無い人が多くあります。賀来先生は、教会はこの社会に於
いては極めて稀有な集団です。年齢・性別・性格・能力・人種・価値観
等を異にしても、誰もが身を置く事の出来る集団として、社会に存在し
ています。が、信仰者でない生きづらさを抱えた方々への教会のあり様
について学ばせて頂きました。また、
「人と人とのつながり」は、主にあ
っての隣人愛を通して私たちが「キリストのからだ」「神の民」として、
証しをしていくことが大切である。賀来先生の著作「こころを病む人と
生きる教会」に心の病を持つ方が、
「わたしの病気が治るか治らないかは、
どちらでも別にかまわない。信仰は病気とともに生きることが出来るわ
たしをつくってくれた。」とありました。私は教会を通してどこまで「癒
し」が、
「救い」が出来るかと内心思い上がっていました。この方の言葉
で先生は、これを「癒し」と言わずして何というでしょうか。病む者も
健康な者も弱者も強者も喜ぶ者も嘆く者も等しく人として「救いの中に
包括されています」。と述べられています。私はこのことを通して主にあ
る交わり、主の導きを感じ、私たちの思いを超えた所に、神様の愛を感
じることができました。今までの私の信仰生活は何であったのかと身の
引きしまる思いがしました。
また、過去3回(名古屋、福岡、広島)と、今回の壮年大会に出席し
まして、壮年の方々の神学校への尊いお働きを感じる2日間でありまし
た。壮年会、女性会と別々に考えるのではなく、是非多くの方が出席さ
れ人と人との主にあるつながりを大切にしていくことが出来ますように
と祈りつつ、帰阪しました。 此の度の大会のお役をして下さった皆さ
まに心から感謝申し上げます。在主(汐満喜久子)
大会主題「人と人のつながり」は化学屋(ケミスト)にとって、イエ
ス・キリストという媒体があってこそ、一つにされるその条件設定だと
思っています。「カタラツソー」(Καταλλασσω)- (catalyzer
change) はこれからでたのだよ・・・とは児玉忠重先生の「私に対する
教え」を思い出しながら、大井教会を後にしました。感謝(汐満達朗)
◇ 2015 年度神学校献金(目標 500 万円)のお願い◇
日頃の神学生支援に対するご理解に感謝申し上げます。先日の全国壮
年大会 in 東京においても、神学生に対する熱い議論が交わされました。
伝道者の育成を支える壮年の役割への期待と大きさを再認識しました。
昨年 1014 年度は、東京は 467 万円の献金が捧げられました。本年度
は 500 万円の目標を掲げています。皆様からの祈りとサポートをお願い
いたします。
「全国壮年大会を終えて」
大会実行委員長
山田誠一
第 50 回全国壮年大会 in 東京を、無事終了することができました。東
京地方連合の皆様のお祈りとご支援、ご協力を心から感謝いたします。
終わって振り返ってみると、足らないところが多々ありました。しかし、
不思議な導きを感じました。なかなか会場が決まらなかったこと、実行
委員の足並みが揃わない時があったこと等。
今、思うと主が私達に最善の方向へと伴って下さったのです。 そこに
は、日頃の皆様の祈りがあったことを強く感じます。今回のテーマ「人
と人とのつながり」を一番考えさせられたのは、私達実行委員だったと
思います。人を尊重し共に行動していく、辛いこともありますが主が呼
び集めてくださった仲間です。私達、東京地方連合はそういう主にある
家族だということを知らされました。
主にある人と人とのつながりをこの世にも広げていくことを神は願っ
ておられることでしょう。共に祈りを合わせ主のわざに励みたいと願っ
ています。
ありがとうございました!
◇
日
会
議
2015 年度東京地方壮年連合定期総会のご案内◇
時:2015 年 11 月 23 日(月・祝) 15:30∼17:00
場:恵泉バプテスト教会(「連合の集い」後に行ないます。)
案:①2013 年度活動報告、決算報告
②2014 年度活動説明、会計報告(決算見込み)
③2015 年度活動計画、予算
※近々、総会案内を各教会に郵送します。多くの参加をお願いします。
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信徒伝道隊、信徒宣教者を派遣します!是非、ご連絡ください
Tel&Fax
連絡先 東京地方壮年連合会長 山田 誠一
03-3741-1181 E-mail : [email protected]
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発行人:東京地方壮年連合会長
編集人:中村茂
山田誠一
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