...

まちの話題

by user

on
Category: Documents
0

views

Report

Comments

Transcript

まちの話題
8 7~9
8 20
中学生サマースクール
まちかど歴史
浪漫コンサート
市内3中学校の生徒104人が、8月7
日から2泊3日、奥越高原青少年自然の
家で行われたサマースクールに参加しま
市民の皆さんに文化
した。生徒たちは、星の観察等大自然に
財を身近に感じてもら
触れながら共同生活を通じて友情の輪を
おうと、市指定文化財
広めました。
本山誠照寺四足門前
※この事業には宝くじ助成金を活用しています。
で、コンサートが開催
されました。この日は夕方から門がライトアップされ、幻想的な
雰囲気の中で、「福井ニューサウンズ」によるジャズが演奏され
ました。集まった約350人の聴衆は暑さを忘れて軽快なリズムを
楽しんでいました。
8 26
ドキドキ!土器づくり
&土器焼き体験
文化財への理解を深め、保護
に努めてもらおうと「体験考古
学講座」の一環として、親子で
縄文土器づくりに挑戦しまし
た。古代の発火具を使用して、
苦労しながら火を起こし、その
8 27 さばえNPOセンター
オープンデー
鯖江青年会議所とさばえNPOサポートは、
火で約90個の土器を焼くため
さばえNPOセンター(鯖江市民活動交流セ
の野焼きに点火しました。
ンター)でまちづくりやボランティアに携わ
る市民団体の活動内容などを市民の皆さんに
知ってもらい、気軽に利用してもらうことを
9 3
第27回めがねマラソン
目的に「さばえNPOセンターオープンデー」
を開催しました。
各団体のパネル紹介のほか、
毎年恒例となった参加者が眼鏡をかけて走るマラソン「め
バザー、スタンプラリー、マウンテンバイク
がねマラソン」が行われ、県内の眼鏡会社従業員や家族ら
ショーなどもあり、夏休み最後の日曜日、多
785人が晴れ渡る青空の下健脚を競いました。このマラソン
くの親子連れで賑わいました。
はユニークなマラソンとしてテレビに取り上げられ、全国的
にも有名にな
ってきました。
広報さばえ 8
嚮陽渓開園150周年 東山名称決定!!
「嚮陽庭園」
西山公園の国道417号線をはさんで東側、通称「東
山」の新しい名称が決定しました。
その名は「嚮陽庭園」。鯖江藩第7代藩主間部詮勝
公の「領民とともに」の精神で拓かれた「嚮陽渓」の
名を受け継ぐ名称となりました。
8月に名称を公募し、45人から70点が寄せられた
結果21点が同名称で、抽選の結果、最優秀賞に木野
麻衣子さん(越前市)が選ばれました。
11月のもみじまつりには、嚮陽庭園を中心にさま
ざまな企画が予定されています。ぜひ、もみじで赤く
染まった美しい嚮陽庭園に足を運んでみてください。
9 9~15
越前漆器
ウィーク
9 9 オープニング
うるしの里を堪能する越前漆器の展示会「越前漆器ウィー
ク」のオープニングがうるしの里会館で行われ、来年継体天
皇即位1500年を迎える記念として、漆塗りの冠が披露され
ました。継体天皇に扮した牧野市長、茨田姫(市橋真子さん)、
即位前の継体天皇の大男迹王(河和田小6年宮下太一郎さん)
ができあがった冠を被り開幕を盛り上げました。
漆器ウィーク中は、新商品を紹介する展覧会をはじめ、河
和田地区23の販売店で見本市も開催されました。
※継体天皇の冠についてはクローズアップをご覧ください。
来年の継体天皇即位1500年を記念し、越前漆器協同組
合が進めてきた漆塗りの冠三種がこのほど完成し、9日に
行われた越前漆器ウィークオープニングセレモニーで披露
されました。河和田地区の漆職人や蒔絵職人が7月から約
2カ月をかけて、県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館の青木豊昭
館長のアドバイスを受けて完成したものです。うるしの里
青木館長
左から
宝珠冠、大王冠、双耳冠
会館に展示してありますので、ぜひご覧ください。
冠の説明−青木館長(抜粋)
墳時代の石室に描かれている壁画や、鏡の文様などをよく調べられて、
継体天皇がご即位になる直前の古墳である松
きたと喜んでいます。特に継体大王の冠の文様は日輪を表しており、横
岡の二本松山古墳から金属でできた日本最古の冠
の方には月輪、いわゆる月も描かれており、一年中昼も夜もこの漆器の
が2つ出土しました。継体大王(大王冠)の冠は、
産地が輝き発展していくようにとの願いが込められていると思います。
現在持っておられる技術で作られたもので、大変重厚で立派なものがで
その冠の形を真似て作られたものです。茨田姫が
2000年前から江戸時代ぐらいまでは、北陸道の中で一番光り輝いて
被られている冠(双耳冠)は関東地方の、ちょう
いた国は越前の国です。継体天皇の冠の元になった二本松山から出土し
二本松古墳から
耳みたいなのが出ており、それを模したものです。 出土した王冠
た冠は、朝鮮半島の大加耶というところで、これと全く同じ冠が出てい
ど継体天皇の頃の古墳から出た埴輪に、ウサギの
ます。大陸と日本海を通して越前の豪族たちが交流して、その中でこの
現在のところ古墳で発掘されている冠はほとんど金属で、漆のものは
ような進んだ文物が越前の国に入ってきました。そして越前漆器をはじ
ありません。ただその時代、つまり古墳時代にすでに漆が入ってきてお
めしゃく谷石、越前和紙、そうゆうものが全部継体天皇の頃に始まった
り、割れた土器をくっつけたりしていました。福井で一番古い漆は
という伝承になっているのは、いかに継体天皇が越前から出られた天皇
6000年前の鳥浜貝塚(若狭町)から出たもので、日本で一番古いのは
として人望があったか、人々から慕
北海道で出た漆のブレスレットです。9000年前のもので、世界で一番
われていたかを示すもので、本県の
古いものです。
誇りとすべきことだと思います。
冠に描かれている意匠の文様は、現代の河和田の伝統工芸士さんが古
9 広報さばえ
左から
継体天皇、茨田姫、大男迹王
Fly UP