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平成 28 年度 第2学年 シラバス目次
平成 28 年度 第2学年 シラバス目次 シラバスの活用方法 日本歯科大学新潟短期大学の目標 年間教務予定表 【前学期】 前学期授業時間表 歯科保健指導実習Ⅱ 看護学概論 歯科衛生士基本技術実習Ⅱ 矯正歯科学 専門歯科治療概論(選択必修 A 群) 歯科予防処置実習Ⅱ 歯科診療補助実習Ⅱ 歯周治療学 臨床検査学(選択必修 A 群) 基礎学習・講義 小児歯科学 口腔外科学 手話(選択必修 B 群) 日本文化(選択必修 B 群) 基礎学習・講義 歯科補綴学 医療心理学 【後学期】 病院実習・臨地実習Ⅰ 障害者歯科学 高齢者歯科学 基礎学習・講義 医療保険事務Ⅰ(選択必修 B 群) ケアコミュニケーション演習Ⅰ(選択必修 B 群) 看護・介護実習 社会福祉論 シラバスの活用方法 本シラバスは毎日必ず携行し、授業の前後に記載内容を確認しながら、能動的に学習を進 めてください。 各授業科目における記載項目、内容およびそれらの活用方法は以下の通りです。 【記載項目】 ◆授業形態 講義・演習・実習、選択・選択必修 ◆授業責任者 授業科目の責任者 ◆単位数 各授業科目の単位数は、次の基準により計算しています。ただし、1 時間は 40 分としてい ます。 ①講義については、15 時間の授業をもって1単位とします。 ②演習(語学を含む)については、30 時間の授業をもって1単位とします。 ③実習については、45 時間の授業をもって1単位とします。 臨床実習・臨地実習については、学習の成果を評価して単位が認定されるので、上記計算 方法とは別に定めます。 ◆授業概要 授業の概要を記載しています。初回の授業前には必ず確認しましょう。 ◆教科書・参考書 授業において使用する教科書・参考書および教員推薦の図書などを記載しています。 授業中だけでなく予習・復習などの自己学習を充実するために、教科書だけでなく、参考 書も積極的に利用しましょう。 ◆到達目標(General Instructional Objective:GIO) 学習することにより得られる成果を総合的に示したもので、授業科目を終了した時点で達 成されるべき目標です。 ◆学習方略 目標に到達するための授業方法です。講義、演習、実習のほかに、示説、シミュレーション 実習、実験、見学、グループディスカッションなどがあります。 ◆成績評価の方法 各授業科目における評価方法を記載しています。 複数の評価方法がある場合には、比率を明示していますので予め確認しておきましょう。 目標への到達度は、知識については定期試験における論述試験や客観試験で、臨床実習・ 臨地実習については、学習の成果を評価します。 ◆メッセージ 授業中の注意事項や学習のヒントなど授業科目責任者からのメッセージです。 ◆準備学習(予習・復習) 1単位は 45 時間の学習に相当します。 講義の場合は、受講 15 時間と予習・復習 30 時間、演習の場合は、受講 30 時間と予習・復 習 15 時間、実習の場合は、受講 45 時間となっています。 本欄に記載されている担当教員からの指示にしたがって、予習・復習を実施しましょう。 ◆連絡先・オフィスアワー 授業科目責任者や授業担当者の連絡方法を記載しています。 授業内容に関する質問や学習方法に関する相談などを行う際に利用してください。 ◆授業計画 実施日 1 回から最終回までの授業日を記載しています。変則的に実施する授業もあります。 授業項目・授業内容 授業のテーマ、授業の内容が記載されています。 行動目標(Specific Behavioral Objectives:SBOs) SBOs は GIO を達成するために必要な具体的・観察可能な行動を示しています。授業の進行 に応じて到達度を確認するときに利用しましょう。 講義科目については、試験前にも必ず確認してみましょう。 担当者 授業日ごとの授業担当者が記載されています。 日本歯科大学新潟短期大学の目標 学校法人日本歯科大学の創立以来の建学の精神『自主独立、自助努力』を受けて、日本歯科大学新 潟短期大学では、次のようなテーマを軸に歯科衛生士の養成を展開している。 テーマ1 『自分の行為に責任を持つ』 歯科衛生士は、医療・介護の現場において、患者さんに対して、直接的に対面し行為を行うという 業務を担っている。その意味から、自分の行う行為における責務の大きさを自覚する。 テーマ2 『人との関わりを大切にする』 歯科衛生士は、医療の現場において、常に人と関わりを持つ。その際には、患者さんとのコミュニ ケーションなくして、医療行為は成り立たない。そのため、人とのコミュニケーションを通して、一 職業人として、また一社会人として患者国民に貢献できる歯科衛生士を志す。 テーマ3 『豊かな心を培う』 歯科衛生士は、気持ちのいい挨拶、ハッキリした返事、テキパキした動作、清潔と身奇麗を常とし て、人に接し業務に励む。その態度と行動を通して、職業人また社会人としての豊かな心を培う。 教 育 の 理 念 本学学則には、その目的を「本学は、学校教育法の精神に基づき、歯科衛生に関する専門の知識と 技術を教授研究し、高度な歯科衛生士の育成を図ることを目的とする」と規定している。 この目的を体して、医学の一領域・人体の健康を担当する医療人として、知識と技術と倫理観、す なわち学・術・道を兼ね備えた歯科衛生士を養成する。 教 育 の 目 的 教育の理念を具現するために、一般教養と歯科の基礎と臨床に関する最新の講義と実習を行い修得 させる。これにより、歯科衛生士として地域社会に通用する人格、技能および使命感を有し、口腔保 健の向上に寄与する人材を養成するとともに、保健・医療・福祉に貢献することを目的とする。 教 育 の 目 標 1.人との関わりを通して、相手を尊重した対応ができる。 2.社会人として自らの健康を守り、調和のとれた豊かな人間性を養う。 3.医療チームの一員として周囲と協調すると共に、リーダーシップをもって地域社会に貢献できる 能力を養う。 4.社会のニーズに対応し、歯科衛生士としての使命感に基づいて自己研鑽ができる能力を養う。 カリキュラムポリシー 教育の理念に基づいた人材育成のために、教養科目および専門基礎・臨床の均整のとれた科目を構 築する。 1.豊かな人間性、社会性、コミュニケーション能力を養うための教養教育を行う。 2.全人的視点から口腔の健康支援ができるための基礎教育と専門教育を行う。 3.専門化・高度化する保健・医療・福祉に対応するため自己研鑽ができる能力を養う教育を行う。 4.協調性、責任感、奉仕の精神を身に付けるための臨床・臨地実習を行う。 5.国家資格取得を支援するための教育を行う。 ディプロマポリシー 1.地域社会の保健・医療・福祉に貢献できる能力を持つ。 2.豊かな人間性を持ち、相手を尊重した対応ができる。 3.歯科衛生士としての自覚と倫理観に基づいて自己研鑽ができる。 4.国家試験に合格する知識と安全に配慮した的確な技術を有する。 平成28年度 年間教務予定表 月 4 日 曜 事 項 1 4 5 金 月 火 6 水 7 15 29 18 木 金 金 水 2年・3年春期休業開始(~5日まで) 1年入学前オリエンテーション(~5日まで) 入学式(2年参加) 2年オリエンテーション 1年~2年前学期授業開始 3年実力判定試験 3年前学期授業開始 新入生歓迎会(新潟生命歯学部学生会主催) クラブ活動週間(~5月5日まで休講) 学生交流会(休講) 6 1 10 13 水 金 月 創立記念日 浜浦祭準備(新潟生命歯学部学生会主催、1・2年休講) 定期健康診断(~15日まで) 7 25 28 3 月 木 水 1年・2年夏期休業開始(~8月31日まで) 2年OSCE 3年夏期休業開始(~16日まで) 6 14 15 27 1 3 火 水 木 火 土 月 4 火 5 19 9 水 水 水 3年前学期本試験 1年・2年前学期授業終了 1年・2年前学期本試験開始 3年後学期オリエンテーション 3年秋期休業開始(~14日まで) 2年登院式(1年参列) 1年後学期オリエンテーション・2年登院オリエンテーション 2年病院実習開始(登院) 1年後学期授業開始 1年研修旅行(~7日まで) 3年第1回評価試験 3年第2回評価試験 14 25 水 日 29 10 17 24 25 木 火 火 火 水 1 7 13 14 15 上旬 中旬 31 水 火 月 火 水 5 8 9 10 11 12 1 2 3 金 3年第3回評価試験 1年冬期休業開始(~1月10日まで) 3年冬期休業開始(~1月9日まで) 2年冬期休業開始(~1月4日まで) 3年第4回評価試験 2年後学期本試験① 3年後学期授業終了 第1回卒業試験 第2回卒業試験 2年後学期本試験② 1年後学期授業終了 1年OSCE 1年後学期本試験開始 第26回歯科衛生士国家試験 第32回卒業式(2年参列) 2年後学期授業終了 新潟短期大学 平成28年度 第2学年 前学期授業時間表 時 限 1 2 3 時 9:00 10:40 13:00 14:40 16:20 間 10:20 12:00 14:20 16:00 17:00 歯科保健指導実習Ⅱ 月 〔筒 火 矯正歯科学 〔小 菅〕 〔土 金 〔久 専門歯科治療概論 村〕選択 〔元 田〕 〔両 口腔外科学 〔小 〔中 菅〕 歯科補綴学 〔浅 沼〕 村〕 崎〕 角〕 井〕 ①臨床検査学 〔佐藤(律)〕選択 ②基礎学習・講義 ※ 手 話 〔笹 川〕選択 ②基礎学習・講義 日本文化 ※ 〔佐藤(律)〕選択 医療心理学 〔齋藤(恵)〕 教室:332 教室 ※基礎学習・講義は休講の補講や特別講義にあてる。 選択必修A群 専門歯科治療概論、臨床検査学 選択必修B群 手話:332 教室、日本文化:311 教室 〔宮 保〕 歯周治療学 小児歯科学 歯科衛生士基本技術実習Ⅱ 歯科予防処置実習Ⅱ 歯科診療補助実習Ⅱ 水 木 看護学概論 井〕 〔中 4 歯科診療補助実習Ⅱ 〔土 田〕 歯科保健指導実習Ⅱ Oral Hygiene Instruction PracticalⅡ 月曜日 つつい のりこ 授業責任者 筒井 紀子 単位数 9:00~12:00 授業形態 実習 1.25 授業概要 現代は、人びとの健康に対する意識は高く、保健・医療・福祉の分野においても QOL(Quality of life; 生活の質)の向上の時代となっている。歯科医療においても治療(cure)から予防(care)重視へと変わり、 ヘルスプロモーションの考えが基盤となっている。このような時代背景をふまえて本実習では、一年次 で修得した歯科保健指導の基本的な知識・技術・態度をもとに、現代社会のニーズに対応できる歯科衛 生士を目指すため、実践的な保健指導に関する知識・技術・態度を修得する。 教 科 書 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 歯科予防処置論・歯科保健指導論 参 考 書 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み 1 保健生態学 第 2 版;高齢者歯科 第 2 版 在宅訪問における口腔ケアの実際(医歯薬出版) ;歯肉を診る・歯肉を読む(医歯薬出版) 到達目標 (GIO) 学習方略 一年次で修得した口腔清掃状態の評価法、各種口腔清掃用具および医療面接などの基本的な知識・技 能・態度をもとに、対象者の状態に合わせた指導・支援ができるようになるために実際に即した実習を 行う。それにより、個人や集団を対象として生活習慣や態度を望ましい歯科保健行動に変容させる専門 的な指導ができるようになることを目標とする。 講義、示説、実践、ロールプレイ レポート(30 点) 、小集団指導の発表内容(10 点) 、OSCE(20 点) 、指導用媒体(冊子)(10 点) 、記述試験(30 点)、 成績評価の方法 欠席は 1 回につき 10 点減点、遅刻は 1 回につき 5 点減点、レポートの提出日から1日遅延する毎に 1 点ずつ減点とする。 メッセージ 病院実習前の最終仕上げの時期です。実践に近い実習内容ですので、実習は患者さんを想定したもの が多くなります。また、2 年後期から始まる施設での口腔ケア実習に備えて、高齢者や有病者に関する 内容も入ってきますので、休まず履修するようにして下さい。 次回行う実習に落ち着いて臨めるように、実習内容について予習してきてください。また、実技試験 準備学習 に向けての自己練習は積極的に行いましょう。グループで小集団指導を実践しますので、リハーサルを (予習・復習) 何度も行い、自信を持って臨めるようにしてください。 E-mail: [email protected] (筒井紀子) [email protected] (煤賀美緒) 連 絡 先 新潟短期大学研究室Ⅱ(3 号館 2 階) オフィスアワー 月曜日授業終了後 12:00~12:30、4 限終了後 16:00~17:00 実施日 第1回 4 月 11 日 第2回 4 月 18 日 第3回 4 月 25 日 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 担当者 行 動 目 標(SBOs) 小集団指導法 1.話し手としての心構えを述べる。専門 D-3-4)-① 小集団に対して指導する内容の構成、伝達技法お 2.指導での姿勢や話し方について説明する。 よび小集団指導に臨む心構えについて学ぶ。 3.上手に媒体を使う方法について説明する。 専門 D-5-1)-④ 小集団指導 1.小集団指導を実施する。 15 人程度の小集団に対して指導を行い、 “場”を体 専門 D-3-4)-② 専門 D-4-1)-③ 専門 D-4-2)-① 験する。 筒 井 紀 子 筒 宮 煤 佐 土 元 菊 井 紀 崎 晶 賀 美 藤 治 田 智 井 志 地ひと 子 子 緒 美 子 保 み 第4回 5月9日 指導用媒体(小冊子)の作製 1.選択したテーマに合わせて内容を構成する。 患者へ指導内容を伝達する手段の1つである指導 2.指導用小冊子を作製する。 用の小冊子を作製し、自己の知識を確立する。 (作 専門 D-3-4)-②、専門 D-4-1)-③、専門 D-4-2)-①⑤ 製は夏期休暇の課題とする) 第5回 5 月 16 日 歯科衛生アセスメントにおける情報収集・情報整 1.主観的情報および客観的情報の例を挙げる。 理の理解 2.医療面接の一連の流れを説明する。 相手を理解するための「面接」 「聞き取り」の技法 3.歯牙・歯列、歯肉・口腔粘膜の異常を列記する。 および情報収集の必要性を理解する。 専門 D-2-1)-① 専門 D-2-2)-① 専門 D-2-4)-① 第6回 5 月 23 日 第7回 5 月 30 日 第 10 回 6 月 20 日 第 11 回 6 月 27 日 井 紀 崎 晶 賀 美 富 純 藤 治 田 智 井 志 地ひと 1.音波歯ブラシの特徴を説明する。 2.洗口剤の特徴を説明する。 3.各種洗口剤を使用する。 専門 D-3-1)-①② 1.PLIの診査方法を説明する。 2.PLIのスコアおよびプラーク付着の程度を列挙す る。 3.PLIの診査を行う。 4.PLIのチャートを記入する。 5.PLIのスコアを算出する。 専門基礎 D-5-3)-①④、専門 D-2-3)-②、 専門 D-3-2)-① 第 12 回 パーフェクトブラッシング 1.自己の口腔清掃状態を把握する。 7 月 4 日 「歯を磨く」ということを知識だけでなく体験を通 2.自己の磨き方を確立する。 子 子 緒 美 子 保 み 筒 井 紀 子 煤 賀 美 緒 口腔ケアの実際① 1.安全で安楽な姿勢で口腔のケアを実施する。 対象者の全身状態を把握し、車椅子上での口腔ケ 2.車椅子上での口腔のケアを実施する。 筒 井 紀 アを実施する。 3.誤嚥に気をつけて要介護高齢者の口腔内の貯留物を 宮 崎 晶 回収する。 煤 賀 美 専門 D-2-2)-① 佐 藤 治 口腔ケアの実際② 1.ベッド上での口腔のケアを実施する。 土 田 智 対象者の全身状態を把握し、ベッド上での口腔ケ 2.誤嚥に気をつけて要介護高齢者の口腔内の貯留物を 元 井 志 アを実施する。 回収する。 菊地ひと 専門 D-3-4)-③ 口腔清掃状態の診査 PℓⅠの特徴、判定基準および手技を修得する。 子 子 緒 子 美 子 保 み 筒 井 紀 子 医療面接 1.病状や心理状態に応じたコミュニケーションをとる。 共感的態度で相手と接し、医療面接の一連の流れ 2.病状や心理状態に対する共感的理解の態度を示す。 筒 井 紀 を理解する。 専門 D-2-4)-② 宮 崎 晶 煤 賀 美 佐 藤 治 口腔清掃方法の説明・指導 1.媒体を用いて説明できる。 土 田 智 対象者の生活習慣および口腔内の状況を把握し、 2.患者の理解度を確認しながら説明できる。 元 井 志 それに合わせた口腔清掃指導を実施する。 3.指導の終わりに、指導内容の要約と確認ができる。 菊地ひと 専門 D-3-2)-③④⑤ 第 8 回 (株)ジーシーセミナー 6月6日 洗口剤と音波歯ブラシについて理解を深める。 第9回 6 月 13 日 筒 宮 煤 三 佐 土 元 菊 煤 宮 筒 佐 土 元 菊 賀 美 崎 晶 井 紀 藤 治 田 智 井 志 地ひと 子 子 緒 美 子 保 み 緒 子 子 美 子 保 み して学び、自己の磨き方を確立する。また指導され 3.補助的清掃器具の必要性を理解する。 る患者の気持ちを理解する。 4.指導される患者の気持ちを理解する。 専門 D-3-④⑤ 第 13 回 7 月 11 日 患者対応 1.共感的態度を心掛けて相手とコミュニケーションを 筒 井 紀 子 患者に必要なコミュニケーションの知識を修得す とる。専門 D-2-4)-② 宮 崎 晶 子 る。 煤 賀 美 緒 第 14 回 9月5日 禁煙支援の臨床 1.喫煙による口腔および全身の影響を列挙する。 禁煙支援の基礎知識を理解したうえで、対象者の 2.喫煙ステージに対応した支援方法を列挙する。 禁煙ステージに合わせた面接技法について学ぶ。 3.動機付け面接を実践する。 専門 D-4-4)-① 第 15 回 9 月 12 日 総括 記述試験を行い、歯科保健指導実習で習得した知 識を確認し、理解を深める。 筒 井 紀 子 看 護 学 概 論 Introduction to Nursing 月曜日 く ぼ としろう 授業形態 講義 授業概要 少子化と高齢化の進展、医療技術の進歩、国民の医療への意識の変化、医療提供の場の拡大など患者 を取り巻く状況はドラスティックに変化している。歯科の患者においても、老化や内科的疾患などによ り ADL の低下などがみられ、診療の際に看護を必要とするケースが増えている。歯科衛生士において も、看護の基礎知識と技術が求められるようになった。 看護は患者個々の状態に応じた包括的ケアを医療チームの一員として実施してきた歴史がある。その 概念や方法を学ぶ事は、歯科診療補助や歯科保健指導を業とする歯科衛生士にとって有用である。 看護学概論では歯科衛生士が医療チームの一員として、病院や診療所、地域において活躍できるため に、対象(患者・利用者)を身体的・心理的・社会的存在として理解することに基本的視点をおき、必 要な看護・介護の基礎知識を修得する。 教 科 書 参 考 書 授業責任者 久保 敏郎 13:00~14:20 単位数 2.0 看護の基本となるもの(メディカ出版) 歯科衛生士のための看護学大意(医歯薬出版) 看護学概論(メディカ出版) 歯科診療において、患者に適切な援助を行うために必要な看護の概念や方法を修得する。 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 講義、グループワーク、プレゼンテーション、ビデオ学習 出席状況、授業態度、課題レポート 看護学の豊さや奥深さは、卒業後の実務にすぐに役立ちます。 KJ 法を活用し、グループワークを行います。付箋を用い、 「私にとって○○とは」のカードを 5 枚以 上作成する。KJ 法の結果は模造紙にまとめ、発表するので事前に「看護の基本となるものを」読んで自 (予習・復習) 分自身の生活を振り返ってください。 準備学習 連 絡 先 事務を通して連絡のこと。 オフィスアワー 実施日 第1回 4 月 11 日 第2回 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 看護・介護の概念、人間の理解(1) 歯科衛生士が看護・介護を学ぶことの意義 私にとって「呼吸とは」何か 4 月 25 日 担当者 1.人間の基本的な 14 の欲求を理解できる。 2.歯科衛生士に必要な患者への配慮を述べることがで きる。専門 D-1-1)、専門 D-2-1)、2) 人間の理解(2) 私にとって「飲食とは」何か 4 月 18 日 第3回 行 動 目 標(SBOs) 久 保 敏 郎 人間の理解(3) 私にとって「排泄とは」何か 第4回 人間の理解(4) 私にとって「姿勢の保持とは」何か 5月9日 第5回 1.人間の基本的な 14 の欲求を理解できる。 2.歯科衛生士に必要な患者への配慮を述べることがで きる。専門 D-1-1)、専門 D-2-1)、2) 人間の理解(5) 私にとって「休息と睡眠とは」何か 5 月 16 日 第6回 人間の理解(6) 私にとって「衣類とは」何か 5 月 23 日 第7回 人間の理解(7) 私にとって「体温を保持するとは」何か 5 月 30 日 第8回 人間の理解(8) 私にとって「清潔・身だしなみとは」何か 6月6日 第9回 人間の理解(9) 私にとって「危険からの回避とは」何か 6 月 13 日 第 10 回 人間の理解(10) 私にとって「コミュニケーションとは」何か 6 月 20 日 第 11 回 人間の理解(11) 私にとって「信仰・信念とは」何か 6 月 27 日 第 12 回 人間の理解(12) 私にとって「職業とは」何か 7月4日 第 13 回 人間の理解(13) 私にとって「レクリエーションとは」何か 7 月 11 日 第 14 回 人間の理解(14) 私にとって「学習とは」何か 9月5日 まとめ 「人間とは」 「健康とは」 「環境とは」 「人間に対して 9 月 12 日 お世話をすることとは」 第 15 回 久 保 敏 郎 歯科衛生士基本技術実習Ⅱ Dental Hygienist Basic Technique Practical I 月曜日 みやざき あきこ 授業責任者 宮崎 晶子 授業形態 実習 授業概要 1年次で修得した歯科に関する知識・技術・態度を基盤として、臨床に応用できる実践力を身につけ る。事例を用い、歯科衛生アセスメント~歯科衛生評価に至るまで、歯科衛生過程の実践を学ぶ。また、 1年生との合同実習を通じてコミュニケーションの能力や後輩を指導することの難しさを体験する。 教 科 書 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 歯科予防処置論・歯科保健指導論 参 考 書 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 歯科診療補助論 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 準備学習 (予習・復習) 連 絡 先 オフィスアワー 実施日 第1回 4 月 11 日 第2回 単位数 14:40~17:00 初診の患者に対して、口腔内診査や歯科保健指導を行うために必要な基本的な知識・技術、態度を歯 科衛生過程に基づいた手順にしたがって修得する。 講義、示説、実習 レポート(85%)、グループワークの発表(15%) 2 年の歯科衛生士基本技術実習は病院実習で患者教育を行う上で最も重要な基本的手技・実践力を修 得します。また、1・2 年合同実習を予定しております。そこでは、先輩として後輩を指導することも経 験してもらいますので、楽しみにしていてください。 授業責任者は宮崎ですが、授業項目によって担当者が変わります。担当者欄の筆頭者がその授業項目 責任者となりますので、質問等はその授業の担当者にお願いします。 合同実習では担当した 1 年生の歯科保健指導を行います。これを機会に親睦を深めましょう。 E-mail: [email protected] (宮崎晶子)新潟短期大学研究室Ⅲ(3 号館 2 階) [email protected] (土田智子)新潟短期大学研究室Ⅱ(3 号館 2 階) 月曜日 12:30~13:00 および授業終了後~17:30 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 4 月 25 日 担当者 行 動 目 標(SBOs) 歯科衛生過程のすすめかたと歯科衛生アセスメン 1.歯科衛生過程を説明できる。 ト① 専門 A-2、専門 D-2-1)~4) 事例を用いて歯科衛生過程を理解する。事例から 情報収集・情報処理を行い、ニーズの分類を行う。 歯科衛生アセスメント② ニーズごとに解釈・分析を行う。 1.歯科衛生アセスメントを説明できる。 専門 A-2、専門 D-2-1)~4) 歯科衛生診断 歯科衛生診断を行い、優先順位をつける。 1.歯科衛生診断を説明できる。 専門 A-2 4 月 18 日 第3回 1.0 宮 佐 土 筒 元 菊 煤 崎 晶 藤 治 田 智 井 紀 井 志 地ひと 賀 美 子 美 子 子 保 み 緒 第4回 5月9日 第5回 口腔内写真撮影法(講義) 1.口腔内撮影の必要性につい理解する。 口腔内撮影方法と撮影時のアシスト業務について 2.口腔内撮影に用いる器材を知る。 学ぶ。 専門 E-7-2)-① 撮 影 3 人 1 組の口腔内写真撮影実習を行う。 5 月 16 日 第6回 撮 影 3 人 1 組の口腔内写真撮影実習を行う。 1.口腔内撮影法(5 枚法)を修得する。 専門 E-7-2)-①、専門 D-2-3)-① 2.口角鈎を挿入する。 3.ミラーを挿入する。 4.安全なポジションをとる。 専門 E-1-2)-①、専門 E-1-5)-① 土 宮 佐 筒 元 菊 煤 5 月 23 日 第7回 撮 影 3 人1組の口腔内写真撮影実習を行う。 5 月 30 日 第8回 土 田 智 子 田 智 崎 晶 藤 治 井 紀 井 志 地ひと 賀 美 子 子 美 子 保 み 緒 撮 影 3 人 1 組の口腔内写真撮影実習を行う。 6月6日 第9回 6月3日 全国はみがき大会 フィールド実習 1.児童に保健指導を実践する。専門 D-3-2)-③ 金曜日 3・4 限 第 10 回 6 月 20 日 第 11 回 歯科衛生計画立案 1.歯科衛生計画立案を説明できる。 歯科衛生計画を立案する。 専門 A-2、専門 D-3、専門 D-4 歯科衛生計画の発表 2.歯科衛生計画をわかりやすく他者に提示できる。 グループごとに立案した歯科衛生計画を発表す 専門 F-1-3)-⑨ る。 合同実習 1 年生を患者として染色を行い、記録を行う。 6 月 27 日 1.得られた情報から、歯科衛生アセスメントを行うこ とができる。専門 A-2、専門 D-3-2)-①② 2.歯科衛生診断を行うことができる。専門 A-2 3.歯科衛生計画立案ができる。専門 A-2 宮 崎 晶 子 佐 藤 治 美 第 12 回 合同実習 1 年生を患者として染色を行い、記録を行う。 7月4日 土 田 智 子 筒 井 紀 子 元 井 志 保 第 13 回 合同実習 1.歯科衛生介入を行う。 前回の結果を説明し、ブラッシング指導を行う。 専門 A-2、専門 D-3-2)-③④⑤ 7 月 11 日 第 14 回 9月5日 第 15 回 9 月 12 日 歯科衛生介入と歯科衛生評価 1.歯科衛生介入を説明できる。 事例の模範例を提示し、その後の歯科衛生介入と 2.歯科衛生評価を説明できる。 歯科衛生評価について学ぶ。 専門 A-2 まとめ 1.歯科衛生業務記録の意義を説明できる。 業務記録から、歯科衛生診断の妥当性、歯科衛生計 専門 A-2 画の良し悪しなどを評価する。 菊地ひとみ 煤 賀 美 緒 矯 正 歯 科 学 Orthodontics 火曜日 こすげ なおき 授業責任者 小菅 直樹 9:00~10:20 授業形態 講義 単位数 授業概要 矯正歯科治療は歯列不正を治療するほかに、唇顎口蓋裂のほか、顎顔面の奇形を伴う遺伝性疾患や、 顎変形症(顎顔面の非対称、骨格性上顎前突・下顎前突・開咬など)の外科手術前後の矯正治療も行う。 歯科衛生士は、成長発育、不正咬合の原因、診査検査方法、予防方法、治療方法を理解し、診察にお いては、資料採取、口腔衛生指導、矯正装置の使用方法の説明、筋機能療法の指導などの業務を遂行し なければならない。治療期間が長いので、患者様との信頼関係を維持し、患者様とともに自らも成長し ていく意識を持つことが必要である。この講義では、このような矯正歯科治療と歯科衛生士業務に必要 な知識を修得する。 教 科 書 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 咀嚼障害・咬合異常 2 歯科矯正学 参 考 書 【歯科臨床と診療補助シリーズ】(クインテッセンス出版) 7 歯科矯正学と診療補助 新・歯科衛生士教育マニュアル 歯科臨床の基礎と概論(クインテッセンス出版) 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 準備学習 1.0 顎顔面と口腔の形態および機能を健全に育成するために、不正咬合に対する診察、診断、治療および 予防法を理解し、矯正歯科診療を補助するために必要な知識と技能を修得する。 講義と教科書・参考書を中心とした自己学習 口頭試問による形成的評価(20%)と客観的試験による総括的評価(80%) 矯正歯科の臨床においては、矯正歯科医と歯科衛生士の役割分担は明確です。自分で考え行動する領 域が多いので、しっかり学び診療現場でとまどわないよう実力をつけて下さい。 予習で単元ごとのまとめを作成し、授業時間中に学生が発表し、質疑応答および解説を行う、小テス (予習・復習) トを実施するので、復習しておくこと。 連 絡 先 E-mail: [email protected] または [email protected] 新潟短期大学教授室(3 号館 2 階) オフィスアワー 水曜日 9:00 から 17:00 実施日 第1回 4 月 12 日 第2回 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 行 動 目 標(SBOs) 矯正歯科治療の概要 1.歯科衛生業務を行うために必要な不正咬合の診断お 矯正歯科治療の目的と歯科衛生士の役割を理解す よび治療法を理解する。専門分野 B-7 る。 身体の成長発育 身体の成長発育の過程と評価方法を理解する。 1.各年齢における小児の正常な成長発達に関する事項 を説明できる。専門分野 B-6-② 4 月 19 日 第3回 4 月 26 日 担当者 小 菅 直 樹 頭蓋および顎顔面の成長発育 1.顎・顔面の成長発育とその障害を説明できる。 頭蓋および顎顔面の成長発育のしくみと過程を理 専門分野 B-6-① 解する。 第4回 5 月 10 日 第5回 正常咬合と不正咬合 正常咬合と不正咬合の定義と種類を理解する。 1.年齢に応じた正常咬合(乳歯列から永久歯列)を説明 できる。専門分野 B-7-② 2.不正咬合の種類を列挙できる。専門分野 B-7-③ 不正咬合の原因 1.不正咬合の原因と障害を把握し、矯正治療の目的を説 不正咬合の先天的原因と後天的原因を理解する。 明できる。専門分野 B-7-④ 5 月 17 日 第6回 5 月 24 日 第7回 5 月 31 日 第8回 6月7日 第9回 6 月 14 日 第 10 回 6 月 21 日 第 11 回 6 月 28 日 第 12 回 7月5日 第 13 回 7 月 12 日 第 14 回 7 月 19 日 第 15 回 9月6日 矯正歯科診断 1.口腔内・顔面写真の撮影手順を説明できる。 矯正歯科診断に必要な資料と症例分析の概要を理 2.頭部エックス線規格写真のトレース法を説明できる。 解する。 3.矯正用口腔模型の作製法を説明できる。 専門分野 E-7-2)-①②③ 矯正力・整形力・保定 1.矯正力と歯の移動時の生体反応を説明できる。 矯正治療が生体に及ぼす形態的および機能的変化 専門分野 B-7-⑤ について理解する。 矯正装置 1.不正咬合の治療に適した装置を識別し、その構造、機 矯正装置の種類、構造、使用目的および作用機序を 能を説明できる。専門分野 B-7-⑥ 理解する。 矯正歯科治療の実際 1.歯科衛生業務を行うために必要な不正咬合の診断お 矯正歯科治療の手順と歯科衛生士の役割を理解す よび治療法を理解する。専門分野 B-7 る。 矯正歯科診断にかかわる業務 1.口腔内・顔面写真の撮影手順を説明できる。 矯正診断に用いる資料の採取と分析の方法を理解 2.頭部エックス線規格写真のトレース法を説明できる。 する。 3.矯正用口腔模型の作製法を説明できる。 専門分野 E-7-2)-①②③ 矯正歯科診療時の業務(1) 1.矯正治療に用いる器具・器材とその取り扱いについて 矯正歯科診療に用いる器具・材料の準備と取り扱 説明できる。専門分野 B-7-⑦ い方を理解する。 2.矯正治療の補助のために必要な治療手順、薬剤および 器材の使用法を習得する。専門分野 E-7-1)-① 矯正歯科診療時の業務(2) 1.矯正装置の装着と撤去に必要な器材の準備ができる。 マルチブラケット装置に関わる器具・材料の準備 専門分野 E-7-3)、4) と取り扱い方を理解する。 矯正歯科患者と口腔保健管理 1.矯正治療時の口腔内状況を評価し、適切な口腔内管理 矯正装置の使用方法と不快事項への対処方法を説 方法を説明できる。専門分野 B-7-⑧ 明できるよう保健指導の要点を理解する。 口腔筋機能療法 1.矯正治療時の口腔内状況を評価し、適切な口腔内管理 口腔習癖が原因となる不正咬合と習癖の防止法を 方法を説明できる。専門分野 B-7-⑧ 理解する。 総括 1.歯科衛生業務を行うために必要な不正咬合の診断お 矯正歯科患者の初診から治療終了までの流れと各 よび治療法を理解する。専門分野 B-7 段階での歯科衛生士の役割を理解する。 2.矯正治療の補助のために必要な治療手順、薬剤および 器材の使用法を習得する。専門分野 E-7 小 菅 直 樹 専門歯科治療概論 Introduction to Dental Specialized Therapeutics 火曜日 10:40~12:00 授業形態 講義 選択必修A群 授業概要 医療法によって規定される、歯科で標榜できる診療科目は歯科・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科 である。しかし、歯科医学では歯科保存学、歯科補綴学、口腔外科学、歯科矯正学、歯科放射線学など 一般市民には馴染みのない学問も多い。 現在、歯科は多様な場面で必要とされ、その領域も広い。 日本歯科大学新潟病院では患者のニーズに沿った診療科・特殊外来・診療センターを設けており、そ の概要や関連する基本事項を学ぶ。 教 科 書 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 準備学習 (予習・復習) 連 絡 先 オフィスアワー 実施日 第1回 なかむら なおき 授業責任者 中村 直樹 単位数 歯科における専門的治療を理解するために、日本歯科大学新潟病院の各種特殊外来、センターにおけ る治療内容、意義、目的、評価に関する基本的な知識を修得する。 講義により臨床症例のスライド等を提示し、各分野の専門的に対する理解と興味を促し、これらを学 習・修得する。 筆記試験、客観試験(100%) 後学期からの病院実習に向けて、新潟病院の特殊外来・センターがどの様な治療を行っているか、興 味を持って積極的に学んでください。 臨床実習前の総括的な授業内容となります。しっかりと復習をして下さい。 各担当者への質問などは、事前に中村に相談して下さい。 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 訪問歯科口腔ケア科 訪問歯科診療の進め方 行 動 目 標(SBOs) 黒 川 裕 臣 白い歯外来 変色歯の基本的な対処法 1.歯の変色の原因と処置法を説明する。専門 B-1-⑥ 4 月 19 日 第3回 4 月 26 日 第4回 5 月 10 日 担当者 1.歯科訪問診療を説明する。専門 B-8-⑥ 4 月 12 日 第2回 2.0 海老原 隆 睡眠歯科センター 1.睡眠医学の概要を述べる。 睡眠医学、睡眠時無呼吸症候群との歯科医療の関 2.睡眠時無呼吸症候群との歯科医療の関わりを学ぶ。 わり 河 野 正 己 歯科麻酔・リラックス外来 1.麻酔の目的について説明する。専門 B-5-① 歯科診療時の緊張がもたらす弊害とリラックスの 2.精神鎮静法・全身麻酔の適応症と種類を説明する。 効果 専門 B-5-⑤⑥ 秋 山 麻 美 第5回 5 月 17 日 第6回 障害児・者歯科センター 1.障害者(児)の概要を述べる。専門 B-9-① 障害児・者歯科センターの特殊性、基本的診療方針 2.障害者(児)の歯科治療について説明する。 と治療システム 専門 B-9-③ 島 田 路 征 3.障害者(児)歯科における医療安全について説明でき る。専門 B-9-④ 歯科アレルギー治療外来 歯科アレルギーの検査、治療法 1.アレルギーについて概説する。専門基礎 C-2-2)-⑦ 2.歯科におけるアレルギー疾患の検査および治療法に ついて学ぶ。 二 宮 一 智 スポーツ歯科外来 マウスガードに関する適応症、製作法 1.スポーツ医学のなかの歯科の関わりを知る。 2.マウスガードの適応症、製作法について学ぶ。 5 月 24 日 第7回 5 月 31 日 第8回 渥美陽二郎 いき息さわやか外来 口臭の原因、検査、診断、治療法 1.口臭を起こす要因を列挙し、予防について説明する。 専門基礎 D-2-7)-⑥ 6月7日 第9回 大森みさき 口のかわき治療外来 1.口腔乾燥症の要因と予防について説明する。 口腔乾燥症(ドライマウス)の原因、検査、治療法 専門基礎 D-2-7)-⑦ 6 月 14 日 第 10 回 戸 谷 収 二 あごの関節・歯ぎしり外来 顎関節症の特徴と原因、診察、検査、治療法 6 月 21 日 第 11 回 6 月 28 日 1.顎関節症の症型分類と症状について説明する。 専門基礎 D-2-7)-④ 2.顎関節症の診断と治療法の原則を説明する。 専門 B-4-⑧ 顎のかたち・咬み合わせ外来 1.不正咬合の原因と障害を把握し、矯正治療の目的を説 顎変形症の分類、原因、顎変形症に伴う障害、治療 明する。専門 B-7-④ 法 2.顎変形症の病態と治療法の原則を説明する。 小 林 義 樹 専門 B-4-② 3.不正咬合の治療に適した装置を識別し、その構造、機 能を説明できる。専門 B-7-⑥ 7月5日 口腔インプラントセンター 1.口腔インプラント治療の臨床ステップを概説する。 口腔インプラント埋入外科術式と骨移植等の適応 症の拡大 専門 B-3-⑥ 第 13 回 総括とまとめ 第 12 回 7 月 19 日 第 15 回 9月6日 広 安 一 彦 1.修得度を確認する。 7 月 12 日 第 14 回 永 田 和 裕 中 村 直 樹 歯科補綴治療の実際(1) 1.支台装置とポンティックの選択、特徴および製作法を 顎機能を考慮したクラウン・ブリッジによる歯科 概説できる。専門 B-3-③ 補綴治療を学習する。 2.補綴治療の臨床ステップおよび技工操作を概説でき る。専門 B-3-⑥ 歯科補綴治療の実際(2) 1.補綴治療の臨床ステップおよび技工操作を概説でき 浅 沼 直 樹 顎機能を考慮した有床義歯による歯科補綴治療を る。専門 B-3-⑥ 学習する。 2.義歯製作のための咬合採得に用いる材料と方法を説 明できる。専門 B-3-⑦ 3.可徹性義歯の支持機構、把持機構および維持機構を説 明できる。専門 B-3-④ 歯科予防処置実習Ⅱ Dental Prophylaxis PracticalⅡ 火曜日 もとい し ほ 授業形態 実習 授業概要 歯科予防処置は、保健指導とともに歯科衛生士の職務の根幹となるものである。しかもそれは、知識 とともに“手技”を伴っていて、これは自らが一つ一つ積み上げて身につけていくより仕方のないもの である。手技は確かに難しいところはあるが、基本的なことから順序よく積み上げていけば、必ず自分 のものにすることができる。 本実習では、すべて実践を前提としており、それはいつでも“生きている人”を対象としている。1 年次に履修した知識、技術を踏まえ、それを患者さんに応用できるような総合能力を、相互実習を通し て修得する。 教 参 科 考 授業責任者 元井 志保 13:00~16:00 単位数 書 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 歯科予防処置論・歯科保健指導論 書 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み 1 保健生態学 口腔保健管理;歯周疾患歯周治療 第 2 版 【新歯科衛生士教本】(医歯薬出版) 歯科予防処置 到達目標 (GIO) 学習方略 1.0 第 2 版; 歯科予防処置の知識・技能および態度を基に、患者に対してそれを応用・駆使できる総合能力の充実 をはかる。 講義・示説、実習 筆記試験および実技試験(40%) 、レポート(20%) (レポート 1 回につき 10 点満点で評価。提出期 成績評価の方法 限を過ぎて提出した場合、3 点×日数分減点) 、OSCE(40%)、欠席は 1 回につき 3 点減点、遅刻・早退は 2 点減点(事前連絡なしの場合はさらに最終評価から 3 点減点) メッセージ 本実習の内容は、すべて臨床の場で実際に患者さんに対して行うものです。 “患者さんのために”安 全で適切な対応ができるよう、積極的に学んでください。実習を欠席した場合、欠席した翌日に実習担 当者の所に来てください。場合によっては、小テストの追試験を受けることができます。 1年生の時に学んだ内容を相互実習で行うため、実習前に復習しておいてください。また、関連内容 準備学習 の授業で使用したプリント等を持ってきてください。 (予習・復習) E-mail: [email protected] 連 絡 先 オフィスアワー 火曜日 16:30~17:30 実施日 第1回 4 月 12 日 新潟短期大学研究室Ⅱ(3 号館 2 階) 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 偶発事故・感染予防とその対策、シャープニング実 習(講義・実習) 不注意から起こる偶発事故・感染について学び、そ れを予防するための日常での心構えと対応につい て学ぶ。ユニバーサルプリコーションの概念につ いて学ぶ。手用スケーラーのシャープニングを行 う。 行 動 目 標(SBOs) 1.予防処置における偶発事故とその対策を説明する。 2.感染予防対策を説明する。 3.手用スケーラーのシャープニングを行う。 4.SPT の目的、処置内容を説明する。 5.SPT 実施時の注意点を説明する。 6.歯周病におけるメインテナンスの目的を説明する。 7.メインテナンス時の評価項目を説明する。 専門 C-1-2)-⑦⑧、専門 C-2-3)-⑥、 専門 C-2-5)、専門 C-2-6)-①② 担当者 元 井 志 保 第2回 4 月 19 日 第3回 4 月 26 日 第4回 5 月 10 日 第5回 5 月 17 日 第6回 5 月 24 日 口腔内診査(相互実習) 相互実習によりお互いの歯周組織の健康状態を把 握する。感染予防を修得する。 ・歯周ポケット深さおよび歯肉出血度 ・歯石の沈着 ・歯列および歯肉の状態 ・動揺度の測定 フッ化物歯面塗布法 1.フッ化物歯面塗布を実施する。専門 C-3-3)-③④⑤ 相互実習により綿球法でフッ化物歯面塗布法の手 2.フッ化物応用におけるメインテナンスの目的と必要 技を修得する。処置に際し、対象者への説明と配慮 性を説明する。専門 C-3-7)-①③ を行う。 フッ化ジアンミン銀塗布法 1.う蝕予防におけるフッ化ジアンミン銀塗布の効果を フッ化ジアンミン銀応用の効果および溶液の特徴 理解する。 を理解し、マネキン実習によりフッ化ジアンミン 2.フッ化ジアンミン銀溶液の特徴を理解する。 銀塗布法の手技を修得する。 3.フッ化ジアンミン銀の布への着色・脱色を行う。 4.フッ化ジアンミン銀塗布を実施する。 5.フッ化物応用におけるメインテナンスの目的と必要 性を説明する。 専門 C-3-7)-①③ 超音波スケーラー・エアースケーラー・歯面清掃器 (マネキン実習) 超音波スケーラー・エアースケーラー・歯面清掃器 の基本操作法を修得し、吸入感染対策を学ぶ。 第7回 5 月 31 日 第8回 6月7日 1.口腔の観察をする。 (歯・歯列・歯肉・付着物) 2.全顎のポケット測定をする。 3.歯肉出血指数を算出する。 4.歯石の沈着状況を確認する。 5.動揺度を測定する。 6.診査結果を説明する。 7.メインテナンスの方法を説明する。 8.メインテナンスで行う処置を説明する。 9.歯周病のリスクとメインテナンスの必要性を説明す る。 専門 C-2-2)、専門 C-2-6)-②③ 10.感染予防対策を実施する。 専門 C-1-2)-⑦⑧、専門 C-2-2) エアースケーラー・歯面清掃器(相互実習) 相互実習を通して器械用スケーラーの手技を修得 し、除石時の利点・欠点を理解する。 感染予防を修得する。 第9回 1.超音波スケーラーの使用目的、特徴を説明する。 2.超音波スケーラーで歯石除去を実施する。 3.エアスケーラーの使用目的、特徴を説明する。 4.エアスケーラーで歯石除去を実施する。 5.歯面清掃器の使用目的、特徴を説明する。 6.歯面清掃器で歯面清掃を実施する。 専門 C-2-3)-④⑤、専門 C-2-4)-② 6 月 28 日 第 11 回 7月5日 スケーリング(相互実習) マネキン実習で学んだスケーラー操作の基礎実習 を基にスケーリング相互実習を行う。 観血処置に適応した感染予防を修得する。 1.鋭利な器具を安全に操作する。 2.部位に応じたスケーリング操作をする。 3.スケーリング前の患者教育を行う。 4.スケーリング後の患者教育を行う。 5.感染予防対策を実施する。 専門 C-1-2)-⑦⑧、専門 C-2-3)-①②③、 専門 C-2-4)-③ 第 12 回 7 月 12 日 第 13 回 7 月 19 日 第 14 回 9月6日 第 15 回 9 月 13 日 佐 藤 治 美 宮 崎 晶 子 土 田 智 子 筒 井 紀 1.超音波スケーラーで歯石除去を実施する。 2.エアスケーラーで歯石除去を実施する。 菊地ひと 3.歯面清掃器で歯面清掃を実施する。 煤 賀 美 4.感染予防対策を実施する。 専門 C-1-2)-⑦⑧、専門 C-2-3)-④⑤、専門 C-2-4)-② 三 富 純 6 月 21 日 第 10 回 元 井 志 保 PMTC(相互実習) 1.PMTCの目的を説明する。 術者・患者の体験を通じてPMTCの一連の流れ 2.使用器具を準備する。 を理解し、手技を修得する。感染予防を修得する。 3.各種研磨器材を用いてPMTCを行う。 専門 C-2-4)-①③ 子 み 緒 子 歯科診療補助実習Ⅱ Dental Auxiliary Practical Ⅱ 水曜日 金曜日 つちだ さとこ 授業責任者 土田 智子 9:00~12:00 13:00~16:00 授業形態 実習 単位数 2.0 授業概要 歯科診療補助は、社会的情勢や歯科医療の高度化にともなって歯科衛生士としての専門性を多く発揮 できる領域である。歯科診療補助を行うためには、基礎的理論と基礎的技術の理解が必要である。 そこで本実習では、診療環境のマネジメントや歯科診療の流れを理解した上でのアシスタントワーク および患者の健康状態のアセスメントに必要な知識の修得を行う。 書 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 歯科診療補助論 書 【歯科臨床と診療補助シリーズ】(クインテッセンス出版) 全巻 【新歯科衛生士教本】(医歯薬出版) 歯科器械の知識と取り扱い;歯科診療補助;歯科材料の知識と取り扱い 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 小児歯科;顎・口腔粘膜疾患 口腔外科・歯科麻酔;歯の硬組織・歯髄疾患 保存修復・歯内療法; 咀嚼障害・咬合異常 1 歯科補綴;咀嚼障害・咬合異常 2 歯科矯正;歯科放射線;歯周治療学 第 2 版 到達目標 (GIO) 歯科診療を行うにあたり、歯科衛生士として必要な基本的事項及び使用される器具、材料、薬品の名 称、使用法を理解するために実際に即した実習を行う。それにより、歯科医師と共同して円滑な歯科診 療が行えるようになることを目標とする。 教 参 科 考 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 講義、示説、実習、自習 レポート・実技試験(30 点)、筆記試験(30 点) 、OSCE(40 点) 、欠席点(1 回につき 5 点減点) 、 遅刻点(1 回につき 3 点減点) 手技の修得とともに、全身状態をよく知り口腔との関係を考慮しながら対応していく必要がありま す。また、一人の患者さんには様々な人々が関わっているため、これらの人々と連携し、患者さんにと ってよりよい支援ができるよう、歯科衛生士としてできることは何かを常に考え、授業に参加してくだ さい。 次回の授業について予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。また、実技試験に向けての自己 準備学習 練習は積極的に行いましょう。また、グループ学習では全実習内容についての知識が必要となるため、 (予習・復習) 各自で苦手分野は復習すること。 E-mail: [email protected] (土田智子)[email protected] (菊地ひとみ) 連 絡 先 新潟短期大学研究室Ⅱ(3 号館 2 階) オフィスアワー 木曜日 17:00~18:00 実施日 第1回 4月6日 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 行 動 目 標(SBOs) 担当者 保存治療時の診療補助 1.歯科治療に用いる器具・器材・薬品の名称・用途を説 小 菅 直 ラバーダム防湿マネキン実習 明する。専門 E-1-5) 中 村 直 ラバーダム防湿の意義を理解し、基本手技につい 2.歯科治療に用いる器具・器材・薬品を的確に操作する。 浅 沼 直 て模型を用いて修得する。 専門 E-1-5) 佐々木善 3.ラバーダム防湿を実施する。専門 E-3-1)-①② 両 角 祐 4.的確な共同動作を工夫する。専門 E-1-5) 加 藤 千 秋 山 麻 高 塩 智 三 富 純 宮 崎 晶 佐 藤 治 土 田 智 筒 井 紀 元 井 志 菊地ひと 煤 賀 美 樹 樹 樹 彦 子 景 美 子 子 子 美 子 子 保 み 緒 第2回 4月8日 第3回 4 月 13 日 第 4~6 回 4 月 20 日 4 月 27 日 5 月 11 日 保存治療時の診療補助 ラバーダム防湿相互実習 相互実習を行うことで、さらに患者への負担軽減 を考えて迅速、確実、快適を目標にその操作につい て習熟する。 1.ラバーダム防湿を実施する。専門 E-3-1)-①② 2.歯科用機器を正しく取り扱う。 3.的確な共同動作を工夫する。専門 E-1-5) 4.患者役となりラバーダム防湿をされた時の気持ちを 理解する。 麻酔の準備・保管 1.臨床で使用される局所麻酔薬の一般名、商品名、基本 歯科臨床に用いられる局所麻酔の種類を理解し、 的な薬理作用を理解している。 準備、保管などについて修得する。 2.リドカインゼリーを使用した表面麻酔法を実施でき る。 3.注射器にカートリッジとディスポ針を装着できる。 4.すくい上げ法によるリキャップ操作を実施できる。 専門 E-6-1) 5.使用後の注射針を安全に廃棄できる。 6.患者側から医療従事者側への院内感染の危険性につ いて理解している。 7.針刺し事故時の対応を理解している。 専門 E-1-4) 手指消毒法 1.手洗いの分類を列挙できる。 手術における手指消毒法とノータッチテクニック 2.手洗いの基本的手法を列挙できる。 による滅菌グローブの装着法を修得する。 3.手術時手洗いに必要な薬剤を列挙できる。 4.普遍的予防策を標準的予防策の違いを口述できる。 専門 E-1-4) 5.微生物に対する消毒剤の効力を口述できる。 6.消毒剤の使用目的に対する適合性を口述できる。 専門 E-1-6) 7.手術時手洗い方法を修得する。 8.滅菌グローブの着用方法を修得する。 専門 F-1-2)-②③ エックス線写真の整理 1.エックス線写真のマウントを実施する。 10 枚法で撮影したデンタルエックス線写真を部位 2.エックス線写真から正常像を読み取る。 別に分けるためにフイルムの見かたを修得する。 専門 E-11-1)、専門 E-11-2)-①④ 小 菅 直 樹 中 村 直 樹 浅 沼 直 樹 佐々木善彦 両 角 祐 子 加 藤 千 景 秋 山 麻 美 高 塩 智 子 三 富 純 子 救急蘇生法 1.救急蘇生法の目的を理解する。 呼吸停止、心停止患者に対して行う心肺蘇生法の 2.正確な救急蘇生法を実施する。 理論と実践を修得する。 専門 E-13-2) 宮 崎 晶 子 佐 藤 治 美 土 田 智 子 筒 井 紀 子 第7回 4 月 15 日 第8回 4 月 22 日 第9回 5月6日 保存修復の診療補助 コンポジットレジン修復(1 級窩洞) 1 級窩洞に光重合型コンポジットレジン修復を行 い、材料の使用法、性質を理解し、その術式を修得 する。 1.コンポジットレジンの使用方法を知る。 2.1 級窩洞へのレジン修復の術式を知る。 3.1 級窩洞コンポジットレジン修復を体験する。 専門 E-3-3)-①②③、専門 E-3-2) 4.効率的な共同動作を検討する。 専門 E-1-5) 保存修復の診療補助 1.3 級窩洞へのレジン修復の術式を知る。 隔壁装着~コンポジットレジン修復(3 級窩洞) 2.3 級コンポジットレジン修復を実施する。 3 級窩洞に光重合型コンポジットレジン修復を行 専門 E-3-3)-①②③、専門 E-3-2)-① い、歯間分離法、隔壁法について修得する。 3.歯間分離法を理解し実施する。 4.隔壁法について理解し実施する。専門 E-3-1)-③④ 5.効率的な共同動作を実施する。専門 E-1-5)-①②③ 保存修復の診療補助 1.2 級窩洞へのレジン修復の術式を知る。 隔壁装着~コンポジットレジン修復(2 級窩洞) 2.2 級コンポジットレジン修復を実施する。 2 級窩洞に対するトッフルマイヤー式マトリック 専門 E-3-3)-①②③、専門 E-3-2) スリテーナーを用いる隔壁法を修得する。 3.トッフルマイヤー式マトリックスリテーナーについ て理解し実施する。専門 E-3-1)-③④ 4.効率的な共同動作を実施する。専門 E-1-5) 第 10 回 5 月 13 日 保存修復の診療補助 1.グラスアイオノマーセメント修復の術式を知る。 グラスアイオノマーセメント修復(5 級窩洞) 2.5 級窩洞へグラスアイオノマーセメント修復を実施す 5 級窩洞にグラスアイオノマー修復を行い、材料の る。専門 E-3-3)-④⑤ 使用法、性質を理解し、その術式を修得する。 3.サービカルマトリックスを用い隔壁を実施する。 専門 E-3-1)-③④ 4.効率的な共同動作を実施する。専門 E-1-5) 元 井 志 保 菊地ひとみ 煤 賀 美 緒 第 11 回 歯科材料実習 1 歯科材料の取り扱いを修得する。 1.歯科材料の性質を述べる。 2.歯科材料の用途を述べる。 3.歯科材料を取り扱う。 4.後始末をする。 専門 E-2-2)、専門 E-2-5) 暫間被覆冠の作製 前歯部 暫間被覆冠の必要性を理解し、既成レジン冠を使 用した前歯の暫間被覆冠を作製し、その手順を修 得する 1.マージンを明示する。専門 B-3-①⑥ 2.即時重合レジンを取り扱う。専門 E-2-4) 3.ストレートハンドピースを取り扱う。 専門 E-1-3)-①② 4.解剖学的形態を腑形する。専門基礎 AB-2-1)-①② 5 月 20 日 第 12 回 5 月 25 日 第 13 回 5 月 27 日 第 14 回 6月8日 第 15 回 6 月 13 日 月曜日 4・5 限 第 16 回 6 月 15 日 暫間被覆冠の仮着 1.仮着用セメントを正しく取り扱う。専門 E-2-5)-①② 既製レジン冠を使用し暫間被覆冠を作製。仮着材 2.効率よい受渡しを検討する。専門 E-1-5) を使用し、仮着操作を行う。 3.余剰セメントの除去ができる。 4.正しくクラウンリムーバーを使用する。 歯科矯正器材のセッティング 1.各種プライヤー・インスツルメントの名称・用途を知 矯正治療に使用する各種プライヤーやインスツル る。 メントの形態や使用法を確認・修得する。 2.ダイレクトボンディング法の術式を知る。 3.各種プライヤーを用いてワイヤー屈曲を体験する。 小 菅 直 樹 専門 E-7 中 村 直 樹 歯科材料実習 2 歯科材料の取り扱いを修得する。 1.歯科材料の性質を述べる。 2.歯科材料の用途を述べる。 3.歯科材料を取り扱う。 4.後始末をする。 専門 E-2-3)、専門 E-2-6)、専門 E-4-4)-①② 浅 沼 直 樹 佐々木善彦 両 角 祐 子 加 藤 千 景 ダイレクトボンディング法 1.ダイレクトボンディング法に用いる材料を取り扱う。 秋 山 麻 美 ダイレクトボンディング法にてブラケットを接着 2.矯正用ブラケットを的確に装着する。 する術式を修得する。 専門 E-7 高 塩 智 子 三 富 純 子 第 17 回 6 月 17 日 第 18 回 6 月 22 日 第 19 回 6 月 29 日 第 20 回 6 月 29 日 基礎学習 第 21 回 7月1日 歯内治療時の診療補助、ブローチ綿栓の作製、根管 1.根管充填材を練和できる。 充填材の練和 2.ブローチ綿栓を作成できる。 根管内の乾燥・貼薬に用いられるブローチ綿栓の 専門 E-3-6)、専門 E-3-7) 作製手順、ならびに根管充填用糊剤の適正な練和 稠度を修得する。 宮 崎 晶 子 佐 藤 治 美 土 田 智 子 筒 井 紀 子 歯内治療時の診療補助、交互洗浄のシリンジ 1.感染根管処置・抜髄・根管充填の術式を記述できる。 元 井 志 保 手用切削器具の受け渡し 2.歯内治療に使用される器具の名称・用途を記述でき 菊地ひとみ 抜髄法の器具器材・術式を理解して、確実・効率的 る。 な器具の準備、安全な受け渡しを修得する。 専門 E-3-6)、専門 E-3-7) 煤 賀 美 緒 3.術者とのタイミングを図る。 4.患者に配慮した受け渡しができる。 専門 E-1-5) 仮封操作(二重仮封) 1.仮封の目的を理解する。 仮封の目的・種類を学び、基本手技について模型を 2.仮封材の種類・性質を理解する。 用いて修得する。 3.仮封方法の種類を理解する。 4.各種仮封材の取り扱い方法を修得する 5.二重仮封操作を体験する。 (アシスト・術者) 専門 E-2-5) グループ学習 1 1.器具を選択する。 各治療の流れに即した基本的なセッティングにつ 2.術式を理解する。 いてディスカッションを行う。 3.器具の使用法を説明する。 4.アシスト方法を検討する。 専門 E-1-1)、専門 E-1-3)-①②、専門 E-1-5) 歯科材料 実技試験 1.歯科材料を適切に取り扱う。 臨床において重要となる材料取り扱いについて実 2.後始末をする。 技試験を実施する。 口腔外科の介助(埋伏抜歯) 1.口腔外科の理論と手順を理解し、器具・機材を準備し、 抜歯や小手術に用いられる器材の準備、処置の介 補助する。専門 E-5 助などについての知識・技術を修得する。 第 22 回~ 24 回 7月6日 歯周外科の介助 1.歯周外科の理論と手順を理解し、器具・機材を準備し、 歯周外科に用いられる器具の準備、処置について 補助する。専門 E-3-8) の知識・技術を修得する。 7 月 13 日 7 月 20 日 バイタルサイン 1.水銀計を用いて血圧を正確に測定する。 患者の全身状態を把握する手段として、血圧、脈拍 2.脈拍を正確に測定する。 などのバイタルサイン測定と問診票のチェックな 専門 E-13-1) どを修得する。 小 菅 直 樹 中 村 直 樹 浅 沼 直 樹 第 25 回 7月8日 第 26 回 7 月 15 日 第 27 回 7 月 22 日 第 28 回 グループ学習 2 1.器具を選択する。 各治療の流れに即した基本的なセッティングにつ 2.術式を理解する。 いてディスカッションを行う。 3.器具の使用法を説明する。 4.アシスト方法を検討する。 専門 E-1-1)、専門 E-1-3)-①②、専門 E-1-5) フォーハンドテクニック実技試験 1.アシストとして適切なポジションをとる。 フォーハンドテクニックの実技試験を実施する。 2.部位に合わせたライティングを実施する。 3.部位に合わせたバキューム操作を実施する。 4.フォーハンドシステムの基本動作ができる。 専門 E-1-5) グループ学習 3 1.器具を選択する。 各治療の流れに即した基本的なセッティングにつ 2.術式を理解する。 いてディスカッションを行う。 3.器具の使用法を説明する。 4.アシスト方法を検討する。 専門 E-1-1)、専門 E-1-3)-①②、専門 E-1-5) 佐々木善彦 両 角 祐 子 加 藤 千 景 秋 山 麻 美 高 塩 智 子 三 富 純 子 宮 崎 晶 子 佐 藤 治 美 土 田 智 子 筒 井 紀 子 元 井 志 保 グループ学習 4 グループ毎に発表し、ディスカッションを行う。 菊地ひとみ 9月2日 煤 賀 美 緒 第 29 回 知識確認と総括 記述試験により診療補助の知識を評価する。 1.前期で学んだ内容について振り返る。 2.登院に向けて知識を整理する。 3.苦手な分野を見つける。 グループ学習 5 全症例についてディスカッションを行う。 1.自己学習内容を分かりやすく発表する。 2.他グループの術式を理解する。 3.積極的にディスカッションを行う。 専門 E-1-1)、専門 E-1-3)-①②、専門 E-1-5) 9月7日 第 30 回 9月9日 歯 周 治 療 学 Periodontics 水曜日 もろずみ ゆうこ 授業形態 講義 授業概要 歯周病は齲蝕とともに歯科の二大疾患であり、国民の8割以上が歯周病に罹患しているとの報告もあ る。また、歯周病は生活習慣病の一つとされ、近年では、糖尿病などの全身疾患との関連も明らかにな ってきている。歯周治療の基本は原因であるプラークの除去であり、歯科衛生士が行う口腔清掃指導や スケーリング・ルートプレーニングなどは、歯周治療の最も重要な項目とされている。 本講義では、歯周治療の基礎となる歯周組織、歯周病の病態、原因、治療法を理解し、歯周治療に関 わる歯科衛生士に必要な知識を修得する。 教 科 書 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 準備学習 (予習・復習) 授業責任者 両角 祐子 単位数 13:00~14:20 1.0 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 歯周病学 第 2 版 歯科衛生士講座 歯周病治療の基礎と臨床(永末書店) 歯周病学用語集 第 2 版(医歯薬出版) 歯周治療の重要な役割を担う歯科衛生士に必要な歯周組織、歯周病の病態、原因、治療法についての 基礎的知識を修得する。 講義 定期試験(100%) 日本歯周病学会は、歯周治療を普及させるためには有能な歯科衛生士の協力が不可欠であり、またこ れらの歯科衛生士の養成が重要であるとの考えから「認定歯科衛生士」制度を発足させています。この ことからもわかるように、歯周治療では歯科衛生士がとても重要な役割を果たしています。 授業の最初に前回の内容に関する小テストを実施するので、復習しておくこと。 E-mail: [email protected] (両角)新潟病院歯周病学講座(病院 4 階) 連 絡 先 E-mail: [email protected] (高塩)新潟病院総合診療科医局(病院 3 階) オフィスアワー 授業終了後 実施日 第1回 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 歯周治療とは 正常な歯周組織の構造と機能(1) 4月6日 第2回 正常な歯周組織の構造と機能(2) 4 月 13 日 第3回 4 月 20 日 歯周病の分類(1) 歯肉病変、歯周炎 行 動 目 標(SBOs) 担当者 1.歯周組織の構造を説明する。 2.歯周組織の機能を説明する。 専門基礎 B-2-2)-① 両 角 祐 子 1.歯周組織の構造を説明する。 2.歯周組織の機能を説明する。 専門基礎 B-2-2)-① 高 塩 智 子 1.歯周病の種類を説明する。 2.歯周病の病態を概説する。 専門 B-2-① 両 角 祐 子 第4回 4 月 27 日 第5回 歯周病の分類(2) 1.歯周病の種類を説明する。 壊死性歯周病、歯周膿瘍、歯周-歯内病変、歯肉退 2.歯周病の病態を概説する。 縮、咬合性外傷 専門 B-2-① 歯周病の原因(1) 細菌因子、宿主因子 1.歯周病の細菌因子を説明する。 2.歯周病の宿主因子を説明する。 専門 B-2-① 歯周病の原因(2) 環境因子 ペリオドンタルメディシン インプラント周囲疾患 1.歯周病の環境因子を説明する。 2.ペリオドンタルメディシンを説明する。 3.インプラント周囲疾患を概説する。 専門 B-2-① 歯周治療の進め方 歯周病の検査(1) 歯周病検査 1.歯周治療の流れを説明する。専門 B-2-② 2.歯周病の検査を説明する。専門 B-2-③ 歯周病の検査(2) 咬合の診査、画像診断 1.歯周病の検査を説明する。専門 B-2-③ 歯周基本治療(1) 歯周基本治療の目的と効果 歯周基本治療の内容と実際 1.歯周基本治療の目的を説明する。 2.歯周基本治療の項目を列記する。 3.歯周基本治療を説明する。 専門 B-2-④ 歯周基本治療(2) 歯周基本治療の内容と実際 薬物療法 1.歯周基本治療を説明する。 2.歯周病の薬物治療を説明する。 専門 B-2-④ 歯周外科治療(1) 歯周外科治療の目的と分類 歯周外科治療後の治癒形態 歯周外科治療に用いる器材 1.歯周外科治療の種類と適応症を説明する。 2.歯周外科治療後の治癒形態を説明する。 専門 B-2-⑤ 3.歯周外科治療に用いる器具を説明する。 専門 E-3-8)-② 4.歯周パックを説明する。専門 E-3-8)-② 歯周外科治療(2) 組織付着療法、切除療法 1.歯周外科治療の種類と適応症を説明する。 専門 B-2-⑤ 歯周外科治療(3) 歯周組織再生療法、歯周形成手術 1.歯周外科治療の種類と適応症を説明する。 専門 B-2-⑤ 根分岐部病変の治療 歯周-歯内病変 歯周治療としての口腔機能回復治療 1.根分岐部病変の治療と適応症を説明する。 専門 B-2-⑤ 2.歯周-歯内病変を概説する。 3.口腔機能回復治療を説明する。 専門 B-2-④ メインテナンス まとめ 1.歯周治療後のメインテナンスの意義を説明する。 専門 B-2-⑧ 5 月 11 日 第6回 5 月 25 日 第7回 6月8日 第8回 両 角 祐 子 高 塩 智 子 6 月 15 日 第9回 6 月 22 日 第 10 回 6 月 24 日 両 角 祐 子 高 塩 智 子 金曜日 3 限 第 11 回 6 月 24 日 金曜日 4 限 第 12 回 6 月 29 日 第 13 回 7 月 20 日 第 14 回 9月7日 第 15 回 9 月 14 日 両 角 祐 子 臨 床 検 査 学 Clinical Laboratory Science 水曜日 14:40~16:00 授業形態 講義 選択必修A群 授業概要 歯科医療の現場では、慢性疾患を有する患者や高齢者に対する歯科治療の機会が増えている。そこで 歯科衛生士は患者の全身状態を素早く把握でき、適切な対応ができる知識が望まれている。 本授業では、患者の体の状態を示す臨床検査データを理解するため、検査を行う目的や必要性をふま えて検査項目ごとに修得できるように構成している。 教 科 書 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 さとう りつこ 授業責任者 佐藤 律子 単位数 1.0 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 臨床検査 患者の体の状況を示す臨床検査データを正しく理解し、歯科診療の補助や予防処置としての適切な対 応がおこなえる能力を修得する。 講義、示説、練習問題 筆記試験(100 点) 患者さんの様態を把握することができ、検査の準備が適切に行える衛生士を目指してください。 メッセージ 準備学習 (予習・復習) 教科書に沿って講義が行われるので、教科書を用いて予習し、受講すると良い。 E-mail: [email protected] 連 絡 先 オフィスアワー 火曜日 16:00~17:00 実施日 第1回 4月6日 第2回 4 月 13 日 第3回 4 月 20 日 第4回 4 月 27 日 新潟短期大学研究室Ⅰ(3 号館 2 階) 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 行 動 目 標(SBOs) 担当者 序説 1.臨床検査のために必要な器具の使用法を説明する。 臨床検査の意義ならびに検査法の種類を学び、臨 専門 E-12-1) 床検査と歯科衛生士の役割を理解する。 生理(生体)検査 1.生体検査の準備ができる。 生理機能検査の意義を理解し、体温、脈拍、血圧の 2.生体検査を説明する。 測定法を学ぶ。 専門 E-12-1)-① その他の生理検査 1.生体検査を説明する。 心機能・肺機能検査、筋電図検査、脳波検査につい 専門 E-12-1)-① て理解する。 血液を用いる検体検査 1.検体検査を説明する。 貧血ならびに出血原因や止血機構を理解し、検査 専門 E-12-1)-② 法を学ぶ。 佐 藤 律 子 第5回 5 月 11 日 第6回 感染症の検査、病理検査 1.検体検査の説明をする。 感染症を理解し、細菌検査法を学ぶ。病理検査につ 専門 E-12-1)-② いて理解する。 口腔領域の臨床検査 口腔領域の主な検査を学ぶ。 5 月 25 日 第7回 6月8日 第8回 6 月 15 日 1.口腔領域の検査の準備ができる。 2.口腔領域の検査を説明する。 専門 E-12-1)-③ 病態別検査値のとらえ方 1.主な疾患の症状を説明する。 糖尿病の種類、症状および合併症を理解し、検査法 2.歯科治療上の注意点を説明する。 を学ぶ。 専門 E-12-1)-①② 終講試験 まとめと解説 佐 藤 律 子 基礎学習・講義 水曜日 14:40~16:00 行事や講師の都合で休講になった場合の授業を行います。 また、特別授業や講演会をします。 授 業 計 授 業 項 目 画 回 実施月日 学 習 内 容 担当者 1 6月22日 歯科補綴学 第 12 回授業 浅沼直樹 2 6月29日 歯科診療補助実習Ⅱ 第 20 回授業 土田智子 3 7月 6日 4 7月13日 5 7月20日 6 9月 7日 7 9月14日 小 児 歯 科 学 Pedodontics 木曜日 こすげ なおき 授業形態 講義 授業概要 小児は身体的、精神的、社会的に発育途上にあり日々変化してゆくので、正常な成長発育の過程を理 解し、顎顔面歯列の発育を阻害する因子を排除して個性にもとづく成長発育を導かなければならない。 歯科医師・歯科衛生士、小児患者、保護者を小児歯科治療三角と呼び、これらの緊密な連携が治療の成 否を分ける。とりわけ歯科衛生士には医学的知識のみならず、心理学、保育学、行動科学などの広範な 知識とそれらを臨床の現場で実践する態度や技術が求められる。この講義では成長発育、小児の歯科的 対応、小児歯科特有の診療体系、心身障害児の歯科治療に必要な知識の修得を行う。 教 参 科 考 授業責任者 小菅 直樹 9:00~10:20 単位数 書 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 小児歯科 書 【歯科臨床と診療補助シリーズ】(クインテッセンス出版) 6 小児歯科学と診療補助 新・歯科衛生士教育マニュアル 歯科臨床の基礎と概論(クインテッセンス出版) 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 1.0 小児の成長発育や顎顔面・口腔の疾患や異常の予防あるいは治療法を理解し、小児歯科診療を担うス タッフの一員となるために必要な知識と技能を修得する。 講義と教科書を中心とした自己学習 口頭試問による形成的評価(20%)と客観的試験(80%)による総括的評価 小児は年齢によって理解度や反応が異なるので、治療手順を熟知し、フォーハンドシステムによる円 滑な器具の受け渡しや診療補助ができることが求められます。また、保護者に正しい知識を伝達し、健 康維持のための生活態度を習慣づけてもらうには歯科衛生士の役割は非常に大きいです。 予習で単元ごとのまとめを作成し、授業時間中に学生が発表し、質疑応答および解説を行う、小テス 準備学習 (予習・復習) トを実施するので、復習しておくこと。 E-mail: [email protected] または [email protected] 連 絡 先 新潟短期大学教授室(3 号館 2 階) オフィスアワー 水曜日 9:00~17:00 実施日 第1回 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 小児歯科の意義と目的 小児歯科の意義と目的を理解する。 4月7日 第2回 4 月 14 日 第3回 4 月 21 日 行 動 目 標(SBOs) 担当者 1.歯科衛生業務を行うために必要な小児の身体的・心理 的特徴と小児の歯科治療を理解する。 専門分野 B-6 2.小児歯科治療の補助にために必要な患者対応および 治療手順、薬剤および器材の使用法を習得する。 専 門分野 E-8 心身の発育 1.顎・顔面の成長発育とその障害を説明できる。 身体発育の法則と評価法および精神的発達、小児 専門分野 B-6-① の生理的特異性について理解する。 2.各年齢における小児の正常な成長発達に関する事項 小 菅 直 樹 を説明できる。専門分野 B-6-② 歯の発育 歯の発育の正常像と異常像を理解する。 1.歯、歯列、咬合の役割と全身との関係を説明できる。 専門分野 B-7-① 第4回 歯列・咬合の発育 1.歯列および咬合の発育と発育障害を説明できる。 歯列・咬合の発育の正常像と異常像を理解する。 専門分野 B-6-⑤ 4 月 28 日 第5回 乳歯の特徴とう蝕 乳歯の特徴とう蝕を理解する。 1.乳歯と幼若永久歯の形態的特徴ならびにう蝕の特徴 害を説明できる。専門分野 B-6-⑥ 幼若永久歯の特徴とう蝕 幼若永久歯の特徴とう蝕を理解する。 1.乳歯と幼若永久歯の形態的特徴ならびにう蝕の特徴 害を説明できる。専門分野 B-6-⑥ 5 月 12 日 第6回 5 月 19 日 第7回 5 月 26 日 第8回 顎および口腔軟組織の異常と疾患 1.小児の口腔粘膜疾患を説明できる。専門分野 B-6-④ 小児の顎および口腔軟組織の異常と疾患を理解す る。 小児歯科の診療体系 小児歯科診療の診療体系を理解する。 1.成人歯科と小児歯科の違いを説明できる。 専門分野 B-6-② 小児の歯科的対応法 小児の歯科的対応法を理解する。 1 治療時の小児への対応ができる。 2.治療時の障害児への対応ができる。 専門分野 E-8-1) 6月2日 第9回 6月9日 第 10 回 6 月 16 日 第 11 回 6 月 30 日 第 12 回 小児歯科診療補助(1) 1.治療手順を説明できる。 小児歯科診療における歯科衛生士の役割を理解す 2.治療に必要な薬剤や器材の準備ができる。 る。 3.ラバーダム防湿ができる。 専門分野 E-8-2) 小児歯科診療補助(2) 1.乳歯と幼若永久歯の歯冠修復法ならびに歯内療法を 乳歯および幼若永久歯の歯冠修復と歯内療法を理 説明できる。専門分野 B-6-⑧ 解する。 小児歯科診療補助(3) 小児の外科的処置と咬合誘導を理解する。 1.小児の口腔外科的疾患を説明できる。 専門分野 B-6-⑨ 2.小児の歯の外傷についてその種類と処置法を説明で きる。専門分野 B-6-⑩ 小児の口腔管理 小児の口腔管理方法を理解する。 1.小児のう蝕予防と進行抑制法を説明できる。 専門分野 B-6-⑦ 7月1日 金曜日 1 限 第 13 回 7月7日 第 14 回 患児と保護者への保健指導 1.咬合誘導の概念ならびに保隙装置の種類、適応症およ 小児のう蝕予防と保護者への指導法を理解する。 び留意点を説明できる。専門分野 B-6-⑪ 7 月 14 日 第 15 回 7 月 21 日 総括 1.歯科衛生業務を行うために必要な小児の身体的・心理 診療の流れと患者・保護者への注意事項を理解す 的特徴と小児の歯科治療を理解する。 る。 専門分野 B-6 2.小児歯科治療の補助にために必要な患者対応および 治療手順、薬剤および器材の使用法を習得する。 専門分野 E-8 小 菅 直 樹 口 腔 外 科 学 Oral Surgery 木曜日 なかむら なおき 授業形態 講義 授業概要 口腔外科は歯・顎・口腔状態の診察および同部の疾患、傷害の予防と治療を目的とする分野であり、 そのためには歯科および医科的知識と手技が必要とされる。したがって口腔外科学は医学と歯学との接 点あるいは共同の場であるといえる。 また社会的ニーズからも、口腔外科学的知識と素養はすべての歯科医師に広く求められるようにな り、歯科医療スタッフである歯科衛生士にとっても口腔外科は重要なテーマとなっている。 そこで本講義では、種々の疾患(先天異常・変形、損傷、炎症、腫瘍、嚢胞など)の病態、治療法な どの理解に加えて、患者の全身状態の把握に必要な知識の修得を行う。 教 科 書 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 準備学習 (予習・復習) 授業責任者 中村 直樹 10:40~12:00 第1回 4月7日 第2回 4 月 14 日 第3回 4 月 21 日 1.0 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 顎・口腔粘膜疾患 口腔外科・歯科麻酔 標準口腔外科学(医学書院) 歯科および医科的知識と手技が必要とされる口腔外科診療に対応するため、全身を診ることのできる 幅広い知識を修得する。 講義、示説 定期試験(70%)、修得度確認試験(30%) 口腔や顔貌をみて、全身状態も判断できる歯科衛生士となれるように、歯科医学のみでなく、広く医 学全般の知識が身につけられるよう、常に念頭に置いて履修して下さい。 口腔外科と病理学の教科書を併せて読んで予習・復習して下さい。 E-mail: [email protected] 連 絡 先 オフィスアワー 火~木曜日の 15 時以降 実施日 単位数 新潟短期大学教授室(3 号館 2 階) 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 行 動 目 標(SBOs) 担当者 口腔外科の概要 1.口腔外科の概要を知る。 本授業の進め方(ガイダンス) 2.口腔・顎顔面領域に生じる各種疾患を大きく分類でき 「口腔外科学とはどのような学問であるか。」ま る。専門 B-4-① た、口腔外科で取り扱う疾患の概略を理解する。 顎口腔領域の先天異常と発育異常① 1.先天異常(口唇・口蓋裂など)の病態と治療法の原則 先天異常(埋伏歯、舌小帯短縮症、上唇小帯短縮症、 を説明する。専門 B-4-② など)の病態、治療法などについての知識を修得す 中 村 直 樹 る。 顎口腔領域の先天異常と発育異常② 1.先天異常(口唇・口蓋裂など)と発育異常(顎変形症 先天異常(口唇・口蓋裂、顎変形症など)の病態、 など)の病態と治療法の原則を説明する。 治療法などについての知識を修得する。 専門 B-4-② 第4回 4 月 28 日 第5回 5 月 12 日 第6回 5 月 19 日 第7回 5 月 26 日 第8回 6月2日 第9回 6月9日 第 10 回 6 月 16 日 第 11 回 6 月 23 日 第 12 回 6 月 30 日 第 13 回 7月7日 第 14 回 7 月 14 日 第 15 回 7 月 21 日 顎口腔領域の損傷および機能障害 1.歯の外傷、歯槽骨骨折および顎骨骨折の診断と治療法 損傷(軟組織の損傷、歯の外傷、顎骨骨折)などの の原則を説明する。専門 B-4-③ 症状、治療の原則などについて理解する。 口腔粘膜の病変① 1.各種口腔粘膜疾患の特徴と治療法の原則を説明する。 口腔粘膜は水泡形成、紅斑やびらん、潰瘍、白斑な 専門 B-4-④ どの徴候を示す。これらの疾患の病態、治療法など を理解する。 口腔粘膜の病変② 口腔粘膜疾患の病態、治療法などを理解する。 口腔に症状を現す血液疾患 口腔に症状を現す血液疾患の特徴を理解する。 1.各種口腔粘膜疾患の特徴と治療法の原則を説明する。 専門 B-4-④ 2.口腔に症状を現す血液疾患(貧血、白血病、血友病、 特発性血小板減少性紫斑病など)の特徴を説明でき る。専門 B-4-⑪ 顎口腔領域の化膿性疾患 1.歯槽部、顎骨および周囲組織の炎症の感染経路と診断 炎症の病期、病態について理解し、歯周組織の炎 および治療の原則を説明する。専門 B-4-⑤ 症、顎骨炎や顎骨周囲炎などの治療法についての 知識を修得する。 修得度確認試験 顎関節の異常 顎関節疾患について理解する。 1.修得度を確認する。 2.顎関節疾患(脱臼、顎関節症、顎関節強直症など)の 診断と治療法の原則を説明する。専門 B-4-⑧ 口腔外科小手術と診療補助① 1.スタンダードプレコーションの考えを説明する。 手術器具の準備 専門 E-1-4)-② 外科処置における消毒・滅菌の意義や方法を理解 2.消毒・滅菌の意義や方法を述べる。 し、日常管理および手指や術野の消毒法、院内感染 専門基礎 C-2-1)-⑥⑦ 防止対策の知識も修得する。 口腔外科小手術と診療補助② 1.抜歯・口腔外科小手術(局所麻酔を含む。 )の手順と 中 村 直 樹 手術器具の準備(抜歯術) 必要な器材を説明できる。専門 B-4-⑫ 手術器具の種類や用途を理解する。 2.縫合に用いる器材の種類と名称を説明する。 抜歯に用いられる器材の準備、抜歯手技、介助など 専門 E-5-2)-③ についての知識を修得する。 3.抜歯の適応と禁忌を概説する。専門 B-4-⑬ 口腔外科小手術と診療補助③ 1.各種小手術の手順を説明できる。専門 E-5-2)-① 口腔外科小手術 2.各種小手術に用いる器材の名称と用途を説明する。 種々の小手術における適応症・術式などを理解し、 専門 E-5-2)-② 用いられる器材の準備や実際の介助などについて 3.止血処置を説明する。専門 E-5-3) 修得する。 4.抜歯・口腔外科小手術後の注意を説明できる。 専門 B-4-⑭ 口腔領域の嚢胞 1.顎骨および口腔軟組織に発生する嚢胞の特徴と治療 嚢胞の一般的な特徴を理解し、歯原性嚢胞、非歯原 法の原則を説明する。専門 B-4-⑥ 性嚢胞について知識を修得する。 口腔領域の腫瘍① 1.口腔・顎顔面領域の良性腫瘍、悪性腫瘍、腫瘍類似疾 口腔良性腫瘍(歯原性と非歯原性)の症状、治療法 患の種類と特徴および治療法の原則を説明する。 などの知識を修得する。 専門 B-4-⑦ 口腔領域の腫瘍② 1.口腔・顎顔面領域の良性腫瘍、悪性腫瘍、腫瘍類似疾 口腔悪性瘍の症状、治療法などの知識を修得する。 患の種類と特徴および治療法の原則を説明する。 がんの周術期前後の口腔保健管理の重要性を知 専門 B-4-⑦ る。 2.がんの周術期管理におけるトラブルと口腔管理の関 前癌病変や腫瘍類似病変を理解する。 連を説明する。専門 B-11 3.前癌病変について概説する。専門基礎 C-1-6)-⑥ 唾液腺疾患 1.唾液腺疾患(炎症、唾石症、唾液線腫瘍)の特徴と治 口腔領域の神経疾患 療法の原則を説明する。専門 B-4-⑨ 唾液腺および口腔領域の神経疾患についての知識 2.口腔・顎顔面領域の神経疾患(三叉神経痛、顔面神経 を修得する。 麻痺など)の特徴を説明する。専門 B-4-⑩ 手 話 Sign Language 木曜日 授業形態 授業概要 教 科 書 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 演習 選択必修B群 ささがわ えいこ 授業責任者 笹川 英子 13:00~14:20 単位数 1.0 手話は聴覚障害者とのコミュニケーション方法の一つです。よりよい治療をするには、患者さんとの コミュニケーションが大切です。日常会話だけでなく、歯科に関する言葉を手話表現できるようになる ための基礎を身につける。 新・手話教室入門(財団法人全日本ろうあ連盟出版局) 聴覚障害をもつ患者と歯科医師との信頼関係を築くために、聴覚障害について理解と認識を深め、会 話に必要な手話表現技術を修得する。 講義・ビデオ学習・手話ソング・手話劇・実技・グループワーク・聴覚障害者との交流 学習態度、定期試験(筆記、実技) 病院では、一人でも手話がわかる衛生士が居ると聞こえない患者さんは安心します。 手話ができる歯科衛生士を目指してガンバリましょう。 準備学習 (予習・復習) 連 絡 先 授業終了後 オフィスアワー 実施日 第1回 4月7日 第2回 4 月 14 日 第3回 4 月 21 日 第4回 4 月 28 日 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 行 動 目 標(SBOs) 担当者 聴覚障害の基礎知識 聴覚障害について 耳のしくみ、聞こえのしくみ。 第 1 講座 伝えあってみましょうⅠ 身振りや表情など、言葉以外の伝達方法を考えて、 表現してみる。 第 2 講座 伝えあってみましょうⅡ 身振りや表情など、言葉以外の伝達方法を考えて、 表現してみる。 第 3 講座 自己紹介 名前の表し方を学習する。 笹 川 英 子 真 野 と み 第5回 5 月 12 日 第6回 5 月 19 日 第7回 5 月 26 日 第8回 6月2日 第9回 6月9日 第 10 回 6 月 16 日 第 11 回 6 月 23 日 第 12 回 6 月 30 日 第 13 回 7月7日 第 14 回 第 4 講座 家族の紹介 いろいろな人物を表現してみる。 第 5 講座 趣味について 動きや様子を工夫して表現する。 第 6 講座 誕生日はいつ 数を正確に伝える。 第 7 講座 仕事について 仕事に関する質問を考え、話しあってみる。 第 8 講座 家の紹介 住所の表現・地理の表し方。 第 9 講座 自己紹介のまとめ 第1回から第8回で学んだ事を生かして、自分の 事を表現する。 ビデオ学習 復習・歯科関係 聴覚障害者の手話の表し方を学習する。 歯科に関する単語を手話で表す。 第 10 講座 1日のできごと グループで文章を考え、手話表現する。 第 11 講座 1週間のできごと グループで発表したものを学びあう。 まとめ 聴覚障害者を招いて実技体験する。 7 月 14 日 第 15 回 7 月 21 日 まとめ 聴覚障害者を招いて実技体験する。 笹 川 英 子 真 野 と み 日 本 文 化 Japanese Culture 木曜日 授業形態 授業概要 教 科 書 参 考 書 演習 選択必修B群 さとう りつこ 授業責任者 佐藤 律子 13:00~14:20 単位数 1.0 人とのコミュニケーションが重要視されている現代において、相手の気持ちを理解し、自分に厳しく、 また、相手を許す心を養い、日本人の本来受け継いできているはずのモラルを再認識できるような指導 を行う。授業は、生け花の実技を中心に行うが、自分を磨き心に余裕を持つことが必要であると考える。 いけばなの基本(小原流研究院) 日本の伝統文化を理解し、生け花をとおして美的感覚を養い、行儀作法を修得する。 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 講義、実技 実技、学習態度 感性を豊かにし、自分を磨いて下さい。 メッセージ 準備学習 (予習・復習) E-mail: [email protected] 連 絡 先 オフィスアワー 火曜日 16:00~17:00 実施日 第1回 4月7日 第2回 4 月 14 日 第3回 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 4 月 28 日 行 動 目 標(SBOs) 担当者 日本文化の歴史 茶道・華道・焼き物など、日本の文化史を簡単に説 明できる。 技法の解説 いけばなを習得するうえで必要な用語の意味と技 法を学ぶ。 技法と表現(1) 草花をたてるかたちで表現する。 4 月 21 日 第4回 新潟短期大学研究室Ⅰ(3 号館 2 階) 技法と表現(2) 草花をたてるかたちで表現する。 佐 藤 律 子 第5回 技法と表現(3) 枝をたてるかたちで表現する。 5 月 12 日 第6回 技法と表現(4) 枝をたてるかたちで表現する。 5 月 19 日 第7回 技法と表現(5) 草花をかたむけるかたちで表現する。 5 月 26 日 第8回 技法と表現(6) 草花をかたむけるかたちで表現する。 6月2日 第9回 技法と表現(7) 枝をかたむけるかたちで表現する。 6月9日 第 10 回 技法と表現(8) 枝をかたむけるかたちで表現する。 6 月 16 日 第 11 回 佐 藤 律 子 技法と表現(9) 花材の特徴を生かして表現する。 6 月 23 日 第 12 回 技法と表現(10) 花材の特徴を生かして表現する。 6 月 30 日 第 13 回 季節の表現(11) 花材の取り合わせを理解し、季節美を表現する。 7月7日 第 14 回 季節の表現(12) 生け花をとおして自分を表現する。 7 月 14 日 第 15 回 7 月 21 日 総括 花材と道具を理解する。 基礎学習・講義 木曜日 14:40~16:00 行事や講師の都合で休講になった場合の授業を行います。 また、特別授業や講演会をします。 授 業 回 実施月日 計 授 業 項 目 画 学 習 内 容 担当者 1 4月 7日 2 4月14日 3 4月21日 4 4月28日 5 5月12日 6 5月19日 歯科補綴学 第 6 回授業 浅沼直樹 7 5月26日 歯科補綴学 第 8 回授業 浅沼直樹 8 6月 2日 9 6月 9日 10 6月16日 11 6月23日 12 6月30日 13 7月 7日 14 7月14日 15 7月21日 16 9月 1日 17 9月 8日 歯 科 補 綴 学 Prosthodontics 金曜日 あさぬま なおき 授業形態 講義 授業概要 歯科補綴治療の目的は人工物(補綴装置)を用いた口腔の諸機能の回復と残存組織の保全であり、そ の治療対象は極めて広く治療内容も多種多様である。 本講義では、まず歯科補綴治療の目的を達成するために必要な顎口腔系の形態と機能を理解し、その うえで患者固有の形態と機能に調和した補綴装置とはどのようなものかを考える。そして各種補綴装置 の特徴と治療手順を学び、歯科衛生士が各臨床ステップにおいて診療補助や患者指導を通じてどのよう に補綴治療に関与していったらよいかを修得する。 教 参 科 考 授業責任者 浅沼 直樹 9:00~10:20 単位数 書 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 咀嚼障害・咬合異常Ⅰ 歯科補綴 書 【新・歯科衛生士教育マニュアル】 (クインテッセンス出版) 歯科補綴学 【新歯科衛生士教本】(医歯薬出版) 歯科補綴学;歯科診療補助 歯科材料の知識と取り扱い 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 準備学習 (予習・復習) 1.0 歯科補綴治療の円滑な診療補助を行うために必要な、顎口腔系機能と補綴装置の基本的知識を修得す る。 講義、示説 客観試験(70%)、記述試験(30%) 歯科補綴学を学んでいくと今まで知らなかった顎や口の動きや働きが理解できます。そして、体の一 部として機能する義歯や冠などの人工物(補綴装置)の多さに驚くことでしょう。是非、自ら興味を持 って授業に臨んで下さい。 毎回授業の最初に前回内容に係る小テストを実施するので、復習をしておくこと。 E-mail: [email protected] 新潟短期大学教授室(3 号館 2 階) 連 絡 先 オフィスアワー 金曜日 16:00~17:00 実施日 第1回 4月8日 第2回 4 月 15 日 第3回 4 月 22 日 第4回 5月6日 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 行 動 目 標(SBOs) 担当者 歯科補綴学概要 1.歯科補綴治療の意義と目的を説明する。 歯科補綴学の意義と目的 2.歯科補綴治療の特徴と歯科衛生士の役割を説明する。 歯科補綴学の意義、目的および歯科補綴治療の特 専門 B-3)-①② 徴について学修する。 3.補綴装置の種類を説明する。専門 B-3)-② 補綴治療の基礎知識(1) 歯科補綴治療に必要な基本的用語を理解し、歯列 弓の形態と歯科補綴治療で重要な基準平面につい て学修する。 1.歯列弓の形態について説明する。 2.咬合彎曲について説明する。 3.咬合平面について説明する。 4.対合関係について説明する。 専門 B-3)-① 補綴治療の基礎知識(2) 1.歯科補綴治療で重要な基準平面について説明する。 歯科補綴治療に必要な基本的用語を理解し、歯列 専門 B-3)-① 弓の形態と歯科補綴治療で重要な基準平面につい て学修する。 補綴治療の基礎知識(3) 1.咀嚼運動について説明する。 顎口腔系の機能である咀嚼、嚥下および発音につ 2.嚥下の過程について説明する。 いて学修する。 専門 B-3)-① 浅 沼 直 樹 第5回 5 月 13 日 第6回 5 月 19 日 基礎学習 第7回 5 月 20 日 第8回 5 月 26 日 基礎学習 第9回 5 月 27 日 第 10 回 6月3日 第 11 回 6 月 17 日 第 12 回 6 月 22 日 補綴治療の基礎知識(4) 1.咬合様式について説明する。 歯科補綴治療に必要な基本的用語を理解し、下顎 2.下顎運動について説明する。 位、咬合様式および下顎運動のメカニズムについ 専門 B-3)-① て学修する。 補綴治療の基礎知識(5) 1.咬合様式について説明する。 歯科補綴治療に必要な基本的用語を理解し、下顎 2.下顎運動について説明する。 位、咬合様式および下顎運動のメカニズムについ 専門 B-3)-① て学修する。 歯の欠損・喪失に伴う障害と顎関節(1) 1.歯の欠損に伴う口腔内の変化について説明する。 歯の喪失により生じる障害を理解し、顎関節の構 2.補綴歯科治療に伴う合併症について説明する。 造、機能および異常について学修する。 3.顎関節の構造について説明する。 専門 B-3)-① 歯の欠損・喪失に伴う障害と顎関節(2) 1.歯の欠損に伴う口腔内の変化について説明する。 歯の喪失により生じる障害を理解し、顎関節の構 2.補綴歯科治療に伴う合併症について説明する。 造、機能および異常について学修する。 3.顎関節の構造について説明する。 専門 B-3)-① 補綴装置の種類とその構造(1) 1.クラウンの分類と特徴について説明する。 固定性補綴装置(クラウン)の全部被覆冠について 2.全部被覆冠の分類と特徴について説明する。 種類、特徴および適応について学修する。 専門 B-3)-② 補綴装置の種類とその構造(2) 1.部分被覆冠の分類と特徴について説明する。 固定性補綴装置(クラウン)の部分被覆冠と歯冠継 2.歯冠継続歯の特徴について説明する。 続歯について種類、特徴および適応について学修 専門 B-3)-② する。 補綴装置の種類とその構造(3) 1.ブリッジの種類と特徴について説明する。 固定性補綴装置のブリッジについて種類、特徴お 専門 B-3)-②③ よび適応について学修する。 補綴装置の種類とその構造(4) 1.ポンティックの種類と特徴について説明する。 ポンティックの種類、特徴および適応について学 専門 B-3)-③ 修する。 基礎学習 補綴装置の種類とその構造(5) 1.可撤性補綴装置の分類について説明する。 可徹性補綴装置で無歯顎に応用する全部床義歯の 2.全部床義歯の分類について説明する。 6 月 23 日 分類、構成要素および特徴について学修する。 3.全部床義歯の構成要素について説明する。 木曜日 1 限 専門 B-3)-④ 第 13 回 第 14 回 6 月 24 日 第 15 回 7月6日 補綴装置の種類とその構造(6) 1.部分床義歯の分類について説明する。 可徹性補綴装置で部分欠損に応用する部分床義歯 2.部分床義歯の構成要素について説明する。 の分類、構成要素および特徴について学修する。 専門 B-3)-④ 補綴装置の種類とその構造(7) 1.部分床義歯の分類について説明する。 可徹性補綴装置で部分欠損に応用する部分床義歯 2.部分床義歯の構成要素について説明する。 の分類、構成要素および特徴について学修する。 専門 B-3)-④ 水曜日 3 限 補綴治療の実際(1) 1.クラウン製作の臨床ステップを説明する。 クラウンならびにブリッジ治療の臨床術式を学習 専門 B-3)-⑤⑥ 7 月 13 日 する。 2.クラウン製作に用いる器材について説明する。 水曜日 3 限 専門 B-3)-④⑤ 第 16 回 第 17 回 補綴治療の実際(2) 全部床義歯治療の臨床術式を学習する。 7 月 15 日 第 18 回 7 月 22 日 第 19 回 9月2日 第 20 回 9月9日 1.全部床義歯製作の臨床ステップを説明する。 2.全部床義歯製作に用いる器材を説明する。 専門 B-3)-⑤⑥⑦⑧ 補綴治療の実際(3) 1.補綴治療に必要な基本的な専門用語について説明す 補綴治療の基礎知識で学習した歯科補綴治療に必 る。専門 B-3)-①② 要な基本的用語について復習する。 補綴治療の実際(4) 部分床義歯治療の臨床術式を学習する。 1.部分床義歯製作の臨床ステップを説明する。 2.部分床義歯製作に用いる器材を説明する。 専門 B-3)-⑤⑥⑦⑧ 3.義歯の調整と修理について説明する。 専門 B-3)-⑨ 歯科補綴治療における患者指導 1.補綴治療時の患者指導について説明する。 歯科補綴治療に際して必要な患者指導について学 2.補綴装置の管理法について説明する。 習する。 専門 B-3)-⑩ 浅 沼 直 樹 医 療 心 理 学 Medical Psychology 金曜日 さいとう めぐみ 齋藤 恵美 授業形態 講義 授業概要 心理学とは、目で見ることのできない心のはたらきを科学的な方法で明らかにしようとする学問であ る。医療という“人と直接かかわる仕事”に従事する際には、患者の心身の状態やニーズを言葉だけで なく心の動きからも把握し、それに沿った援助をする姿勢や技術が求められる。 そこで本授業では、心理学の基礎的な知識を理解し、信頼関係を築くためのカウンセリングの基本的 態度やコミュニケーション技術について体験的に修得する。 教 科 書 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 授業責任者 10:40~12:00 単位数 2.0 【最新歯科衛生士教本】(医歯薬出版) 心理学 良好な対人関係を構築するために、人の行動と心理に関する基本的な知識と考え方を修得する。それ により、対人援助職としてふさわしいコミュニケーションに必要な基本的知識・態度を身につける。 講義、演習 成績評価の方法 成績評価は以下の配点で評価する。①期末試験 90 点、②小レポート 10 点(5 点×2 回) 、③欠席点(1 回につき 3 点減点)、遅刻点(1 回につき 1 点減点) メッセージ 患者さんのニーズに応えるためには、口腔内の症状をみるだけではなく、患者さんが抱いている様々 な気持ちや思いを受け止め理解しながら支援することが大切です。目で見ることのできない心をどのよ うにして理解するのか、自分の日常生活や対人関係等と結びつけて考えながら聴講して下さい。 教科書で次回の授業範囲となる箇所を事前に読んでおき、授業後にはノート整理等による復習をして 準備学習 (予習・復習) おくこと。 E-mail: [email protected] 連 絡 先 オフィスアワー 当該授業の終了後 実施日 第1回 4月8日 第2回 4 月 15 日 第3回 4 月 22 日 第4回 5月6日 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 行 動 目 標(SBOs) 担当者 心理学の概要 1.知覚の特徴を例示する。基礎 B-5-① 知覚心理学(1) 心理学とはどのような学問であるか、また知覚成 立の基礎について知る。 知覚心理学(2) 1.行動と知覚との関係を概説する。基礎 B-5-① 錯覚現象及び運動現象の知覚や、知覚に影響を及 ぼす諸要因について学ぶ。 動機づけ・感情(1) 1.動機づけを例示する。基礎 B-5-② 動機づけのメカニズムや種類、および欲求の種類 2.欲求とフラストレーション・葛藤との関連を説明す とその特徴を学ぶ。 る。基礎 B-5-③ 動機づけ・感情(2) 1.人生や日常生活におけるストレッサーを列挙する。 喜怒哀楽の感情が発生するメカニズムやストレス 基礎 B-5-④ に関する理論を学ぶ。 齋 藤 恵 美 第5回 5 月 13 日 第6回 5 月 20 日 第7回 5 月 27 日 第8回 性格心理学(1) 1.性格の類型を説明する。基礎 B-5-⑧ その人らしさを表す“パーソナリティ”の理論を学 ぶ。 性格心理学(2) 1.心理検査結果を読み取り、行動と性格の関係を述べ パーソナリティを査定する心理検査法について、 る。基礎 B-5-① 演習を通して学ぶ。 学習心理学 1.学習のメカニズムや条件づけを例示する。 学習のメカニズムや条件づけのプロセスについて 基礎 B-5-① 知り、人の行動の成り立ちを学ぶ。 認知心理学 記憶の過程や構造について学ぶ。 1.記憶の過程及び構造を説明する。基礎 B-5-① 6月3日 第9回 6 月 17 日 第 10 回 6 月 24 日 第 11 回 発達心理学(1) 1.こころの発達にかかわる遺伝的要因と環境的要因を 発達の規定因や乳幼児期・児童期の心理的側面の 説明する。基礎 B-5-⑦ 発達過程・発達課題について学ぶ。 2.こころの発達の原理を説明する。基礎 B-5-⑤ 発達心理学(2) 1.ライフサイクルの各段階におけるこころの発達の特 青年期・成人期・高齢期の心理的側面の発達過程・ 徴を例示する。基礎 B-5-⑥ 発達課題を学ぶ。 齋 藤 恵 美 社会心理学(1) 印象形成や対人認知に関する理論を学ぶ。 1.対人関係にかかわる心理的要因を示す。基礎 B-5-⑫ 7月1日 第 12 回 7月8日 第 13 回 7 月 15 日 第 14 回 7 月 22 日 第 15 回 9月2日 社会心理学(2) 1.対人関係にかかわる心理的要因を示す。基礎 B-5-⑫ 集団における対人行動の特徴や社会的影響につい て学ぶ。 カウンセリング入門(1) 1.言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケー カウンセリングにおける基本的態度を学び、ロー ションを説明する。基礎 B-5-⑨ ルプレイ体験を通して理解を深める。 2.文化・慣習によってコミュニケーションのあり方が異 なることを列挙する。基礎 B-5-⑩ カウンセリング入門(2) 1.話し手と聞き手の役割を説明し、適切にコミュニケー クライエント中心療法の理論(ラポール、傾聴、共 トする。基礎 B-5-⑪ 感的理解)とコミュニケーション技術を学ぶ。 まとめ 学習内容を整理し、理解不十分な点を補充する。 新潟短期大学 平成28年度 第2学年 後学期授業時間表 時 限 1 2 3 時 9:00 10:40 13:00 14:40 16:20 間 10:20 12:00 14:20 16:00 17:00 月 病院実習・臨地実習Ⅰ 火 病院実習・臨地実習Ⅰ 病院実習・臨地実習Ⅰ ①障害者歯科学 〔三 瓶〕 ②高齢者歯科学 〔中 村〕 医療保険事務Ⅰ 〔高 田〕選択 水 4 ケアコミュニケーション演習Ⅰ 〔宮 崎〕選択 ※2 基礎学習・講義 ※1 看護・介護実習 〔久 保〕 社会福祉論 〔矢 澤〕 ※3 木 病院実習・臨地実習Ⅰ 病院実習・臨地実習Ⅰ 金 病院実習・臨地実習Ⅰ 病院実習・臨地実習Ⅰ 教室:311 教室 ※1 ※2 基礎学習・講義は休講の補講や特別講義にあてる。 ケアコミュニケーション演習Ⅰ:131 教室(1 号館 3 階) ※3 ただし第 3 学年の試験日[10/19、11/9、12/14、1/25、2/1]は 332 教室 看護・介護実習【外部施設】、社会福祉論【講義】 選択必修B群 医療保険事務Ⅰ、ケアコミュニケーション演習Ⅰ 病院実習・臨地実習Ⅰ Hospital and Clinical Practicals I 月・木・金曜日 9:00~17:00 火曜日 9:00~12:00 じゅんこ 実習 授業概要 病院での実習は、今までの教室や基礎実習室における講義・実習とは異なり、みなさんにとっては昨 日まで全くの他人であった、疾患を持って来院している患者さんとの接触を通して行われる。したがっ て、みなさんは実習生とはいえども患者さんの側からは歯科医療スタッフの一員として理解される立場 にある。 そこでみなさんは、このような立場を十分にわきまえ、この1年間をとおして歯科衛生士としての知 識、技能そして人間性を身につけてほしい。そのためには、指導者の指導のもとに、常に新鮮な意欲を もって、自ら積極的に学びとる姿勢を貫くことを忘れてはならない。 また、本病院での実習は、明倫学園明倫短期大学の学生と共に病院実習生として行われる。したがっ て、学校の別なく相互に協調を持って実習に臨むよう期待する。 教 科 書 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 授業責任者 みとみ 授業形態 三富 純子 単位数 10 日本歯科大学新潟病院「病院実習指針」 今日まで教授された講義・実習を基に、第 2 学年後学期より実施している 1 年間の患者実習を通じ て、歯科衛生士として必要な知識、技能および人間性を身につける。 日本歯科大学新潟病院「病院実習指針」のとおり 日本歯科大学新潟病院「病院実習指針」のとおり みなさんの病院実習が可能なのは、実習施設の医療人育成への理解と指導者の熱意および患者さんの ご協力によることを十分認識して実習を行うこと。このためには、医療人としての一般的心得と個人情 報・プライバシー保護を厳守し実習を行うことが必要です。 実習科ごとのオリエンテーションが行われるが、各学生間での引き継ぎを密に実施すること。また、 準備学習 (予習・復習) 日々の診療内容に関し、積極的な自主学習を行い有意義な実習を過ごすこと。 E-mail: [email protected] 連 絡 先 火曜日 授業終了後~17:00 オフィスアワー 水曜日 12:30~13:00 実施日 後学期 授業計画 授業項目・授業内容 詳細は「病院実習指針」を参照すること。 行動目標(SBOs) 1.患者に接する際の正しい知識を身につける。 2.歯科医療関係者として必要な行動を身につける。 3.歯科医療に関する知識と技能を総合的に理解する。 4.臨床実習を通じて歯科予防処置、歯科保健指導に必要 な知識、技能を身につける。 5.臨床実習を通じて歯科診療補助に必要な知識、手技を 身につける。 担当者 各科専任 歯科衛生士 指導医 Memo 障 害 者歯 科学 Dentistry for the Handicapped 火曜日 さんぺい すがこ 授業形態 講義 授業概要 障害者歯科とは身体障害、知的障害、精神障害のため通常の歯科医療を受けることが困難である場合、 その障害を考慮して対応する歯科医療といえる。つまり障害者歯科とは、障害をもって生きる人に歯科 医療の立場から支援することである。 この講義では障害者の身体的、心理的および精神的特徴を学び、障害者歯科医療での歯科衛生士の役 割について理解を深める。 教 科 書 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 授業責任者 三瓶 素子 13:00~14:20 単位数 0.5 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 障害者歯科 第 2 版 歯科衛生士のための障害者歯科 第 3 版(医歯薬出版) ①障害者(児)の概要を述べることができる。 ②障害者(児)の全身的特徴と歯科的特徴を理解し、歯科保健医療の留意点を述べることができる。 ③障害者(児)の歯科治療について説明できる。 ④障害者(児)歯科における医療安全について説明できる。 ⑤障害者(児)の摂食・嚥下障害とリハビリテーションについて説明できる。 講義 筆記試験(100 点) 事前連絡なしの欠席は最終評価から 5 点減点する。 歯科衛生士だけでなく医療人として役に立つ知識を付けて下さい。 メッセージ 準備学習 (予習・復習) 連 絡 先 オフィスアワー 次回の授業までに前回の講義内容を配布プリントおよび教科書で復習する。 E-mail: [email protected] 新潟病院小児矯正歯科医局(病院 4 階) 授業計画 実施日 第1回 授 業 項 目・授 業 内 容 1.ノーマライゼーション、バリアフリー、ICFの概念 を説明する。 専門 B-9-① 2.障害者の医療制度・福祉制度について説明する。 専門 B-9-② 障害者各論① 精神発達遅滞、発達障害 1.精神発達遅滞、発達障害について説明する。 2.精神発達遅滞、発達障害の歯科的対応を説明する。専 門 B-9-②③ 三 瓶 素 子 障害者各論② 神経・運動障害 1.神経・運動障害について説明する。 2.神経・運動障害の歯科的対応を説明する。 専門 B-9-②③ 10 月 11 日 第3回 10 月 18 日 担当者 障害者概論 10 月 4 日 第2回 行 動 目 標(SBOs) 第4回 障害者各論③ 感覚障害・音声言語障害 1.感覚障害・音声言語障害について説明する。 2.感覚障害・音声言語障害の歯科的対応を説明する。 専門 B-9-②③ 障害者各論④ 摂食・嚥下障害、精神障害 1.摂食・嚥下障害について説明する。 2.摂食・嚥下障害の歯科的対応を説明する。 専門 B-9-②③⑤ 3.精神障害について説明する。 4.精神障害の歯科的対応について説明する。 専門 B-9-②③ 障害者各論⑤ 歯科診療時に配慮すべき疾患 1.てんかんの特徴について説明する。専門 B-9-②③ 2.てんかん発作時の歯科的対応について説明する。 専門 B-9-③④ 10 月 25 日 第5回 11 月 1 日 第6回 11 月 8 日 第7回 障害者の行動調整① 障害者の非薬物的対応 1.障害者の行動調整法を説明する。 2.障害者の非薬物的対応方法を説明する。 専門 B-9-③④ 障害者の行動調整② 障害者の薬物的対応を理解する。 1.障害者の行動調整法を説明する。 2.障害者の薬物的対応方法を説明する。 専門 B-9-③④ 11 月 15 日 第8回 11 月 22 日 三 瓶 素 子 高 齢 者歯 科学 Geriatric Dentistry 火曜日 なかむら なおき 授業形態 講義 授業概要 高齢者歯科学は、歯科医療をとおして高齢者の健康増進を図ることを目的とした臨床科目である。超 高齢社会となった、わが国において、高齢者歯科への需要はますます増加することが予想される。老化 というだれも避けて通れない生理的な生命現象を理解したうえで、高齢者に対する歯科的取り組みを学 習する。 教 科 書 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 準備学習 (予習・復習) 授業責任者 中村 直樹 13:00~14:20 第1回 0.5 【最新歯科衛生士教本】 (医歯薬出版) 高齢者歯科 第 2 版 高齢者の口腔健康管理に必要な基礎的知識として、口腔と全身の老化、さらに精神的・心理的側面や 歯科医療、社会福祉などについて理解する。 講義 定期試験(100%) 高齢社会、4 人に 1 人が高齢者という時代を迎えています。加齢に伴って、全身的な疾患を有するこ とが多くなり、安全で確実な診療が望まれます。さらに社会的、経済的な問題も複雑に関係してきます。 通院が困難な患者さんもいらっしゃるでしょう。それら条件を加味した医療をしなければなりません。 高齢者の急増とニーズの拡大の問題は、歯科医療従事者にとって重要な事項といえます。 臨床に直結しますので、復習を十分に行ってください。 E-mail: [email protected] 連 絡 先 オフィスアワー 授業終了後 実施日 単位数 新潟短期大学教授室(3 号館 2 階) 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 高齢者をとりまく社会と環境① 高齢者歯科の概説、高齢社会と健康 12 月 6 日 行 動 目 標(SBOs) 担当者 1.人口の高齢化について概説する。 専門基礎 D-1-3)-①③④ 2.高齢者の全体像を説明する。専門 B-8-② 3.他職種との連携の意義とチーム医療の概略を述べる。 専門 A-1-⑬⑭ 高齢者をとりまく社会と環境② 1.高齢者の全体像を説明する。専門 B-8-② 高齢者にかかわる法制度、高齢者の住居形態・施設 2.高齢者の保健・福祉対策を説明する。 12 月 13 日 および入院設備の特徴 専門基礎 D-3-6)、専門基礎 D-4-6)-③④ 第2回 第3回 12 月 20 日 加齢による身体的・精神的変化と疾患① 加齢に伴う身体的変化 1.老化と口腔の加齢変化について説明する。 専門 B-8-① 2.要介護高齢者の身体疾患と口腔疾患について説明す る。専門 B-8-③ 中 村 直 樹 第4回 1 月 10 日 第5回 加齢による身体的・精神的変化と疾患② 1.高齢者の全体像を説明する。専門 B-8-② 高齢者の精神・心理的変化、高齢者に多い全身疾 2.要介護高齢者の身体疾患と口腔疾患について説明す 患・障害および口腔疾患① る。専門 B-8-③ 加齢による身体的・精神的変化と疾患③ 高齢者に多い全身疾患・障害および口腔疾患② 1 月 24 日 第6回 1 月 31 日 第7回 2 月 21 日 第8回 2 月 28 日 1.高齢者の全体像を説明する。専門 B-8-② 2.要介護高齢者の身体疾患と口腔疾患について説明す る。専門 B-8-③ 高齢者の状況の把握 1.高齢者の全体像を説明する。専門 B-8-② 高齢者の生活機能の評価、高齢者の栄養状態、高齢 2.高齢者への服薬指導について説明する。 者の薬剤服用 専門基礎 C-3-13) 摂食・嚥下リハビリテーション 1.器質的・機能的口腔ケアについて説明する。 摂食・嚥下の評価と対応、誤嚥性肺炎の予防のため 専門 B-8-⑤ の訓練 2.高齢者の摂食・嚥下機能と障害について説明する。 専門 B-8-⑦ 3.高齢者の摂食・嚥下リハビリテーションについて説明 する。専門 B-8-⑧ 修得確認と総括 1.修得度を確認する。 中 村 直 樹 基礎学習・講義 火曜日 14:40~17:00 行事や講師の都合で休講になった場合の授業を行います。 また、特別授業や講演会をします。 授 業 回 実施月日 1 10月 4日 2 10月11日 3 10月18日 4 10月25日 5 11月 1日 6 11月 8日 7 11月15日 8 11月22日 9 11月29日 10 12月 6日 11 12月13日 12 12月20日 13 1月10日 14 1月24日 15 1月31日 16 2月21日 17 2月28日 18 3月 7日 19 3月14日 20 3月21日 21 3月28日 授 業 項 目 計 画 学 習 内 容 担当者 医療保険事務Ⅰ Clerical Works Related to Medical Insurance I 水曜日 9:00~12:00 授業形態 演習 選択必修B群 授業概要 医療事務は、患者対応から医療費請求まで、専門スキルで医療に貢献する幅の広い職種で、メディカ ルクラークともいわれている。受付業務では患者さんを笑顔で迎え、保険証の受け渡し、受診案内や診 療録の準備、また患者さんからの医療に対する質問に直接対応することもある。診療録管理も重要な業 務であり、速やかな診察のための整理や検索、管理に正確性が求められる。会計業務では診療費のうち、 患者さんの自己負担分を徴収するが、ミスの許されない責任のある業務である。診療報酬請求業務では 国や健康保険組合に提出する請求書(所謂レセプト:診療報酬明細書)の作成から請求までを行う。レ セプトは患者さん1人の1ヶ月分の診療内容を点数表にしたもので、医療事務の本幹である。 本講義は、この医療事務「2 級メディカルクラーク(歯科)」の資格を得るために設けられたもので ある。 教 科 書 たかだ まさのり 授業責任者 高田 正典 単位数 1.5 医療事務講座(ニチイ学館) 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 医療事務業務に従事する者として、(財)日本医療教育財団の 2 級医療事務技能審査試験に合格し、 「2 級メディカルクラーク(歯科)」の称号が付与されるための知識、技能、態度を修得する。 講義、演習 1.行動目標として要求される能力:多岐選択方式試験 2.熟練度の評価:実技試験 成績評価の方法 なお、本講義は(財)日本医療教育財団の 2 級医療事務技能審査試験の受験を最終単位取得条件とす る。 メッセージ 目標をしっかり持たないと、簡単には資格はとれません。就職の際は武器となりますのでがんばって ください。 準備学習 (予習・復習) 連 絡 先 オフィスアワー 実施日 第1回 10 月 5 日 E-mail: [email protected] 新潟病院口腔外科医局(病院 2 階) 水曜日 16:00~17:00(事前にメールにて在室を確認すること) 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 行 動 目 標(SBOs) 担当者 医療事務概論 医療事務概論、医療保険制度総論を説明する。 医療保険制度総論 資格取得に必要な項目を知り、その目的を理解す る。また、医療保険制度の概要を理解する。 資格取得に必要な項目を知り、その目的を理解す 医療保険制度の概要を説明する。 る。また、医療保険制度の概要を理解する。 医療保険に含まれる各種保険、老人保健医療制度 および公費負担医療制度を知り、様々な保険用語、 仕組、資格、各種療養費、両者の関係等について理 解する。 高 田 正 典 医療保険制度各論、老人保健医療制度 医療保険制度各論、老人保健医療制度を説明する。 医療保険に含まれる各種保険、老人保健医療制度 10 月 12 日 および公費負担医療制度を知り、様々な保険用語、 仕組、資格、各種療養費、両者の関係等について理 解する。 第2回 公費負担医療制度② 公費負担医療制度②、医事法規一般を説明する。 医事法規一般 医療保険に含まれる各種保険、老人保健医療制度 および公費負担医療制度を知り、様々な保険用語、 仕組、資格、各種療養費、両者の関係等について理 解する。 医療業務① 医療業務①を説明する。 医事担当者の心得を身につける。また、外来・入院 10 月 19 日 業務、病棟事務業務、医療制度に関する諸手続、連 絡・記録について理解する。 第3回 医療業務② 医療業務②を説明する。 保険請求業務(一般・老人)の診療報酬点数の存在 を知り、診療報酬明細書(レセプト)作成、点検、 総括、窓口会計等の業務の概略を理解する。 高 田 正 典 病院管理、医療経理 病院管理、医療経理を説明する。 病院業務と医療サービスの特質(診療・看護・医療 10 月 26 日 技術・事務部門の業務、医療サービスの一般的特 質)院内感染管理および医療経理(窓口収入日計 表、現金出納帳)について理解する。 第4回 診療録 診療録を説明する。 診療録に記載されている用語、項目を知り、歯科病 名と診療行為を関連付けて読みとり、診療録から 診療報酬明細書(レセプト)作成、点検に必要な情 報を収集する知識を修得する。 第5回 11 月 2 日 歯科点数表の解釈① 歯科点数表の解釈① ・基本診療料 基本診療料、指導管理料を説明する。 ・指導管理料 基本診療料(初診料、再診料等)について、その概 念と算定用件を理解する。また、指導管理料の種類 と算定の原則を理解する 歯科点数表の解釈② 歯科点数表の解釈② ・医学管理 医学管理、訪問診療、リハビリテーションを説明する。 ・訪問診療 ・リハビリテーション 江 面 医学管理の算定の原則、訪問診療の算定の概要、指 導料およびリハビリテーションの算定の原則、種 類を理解する。 晃 歯科点数表の解釈③ 歯科点数表の解釈③ ・画像診断 画像診断を説明する。 画像診断について、その算定の原則、構成(診断料・ 撮影料・フィルム料)、各種撮影法による算定方法 を理解する。 織 田 隆 昭 歯科点数表の解釈④ 歯科点数表の解釈④ ・投薬、注射 投薬・注射、手術を説明する ・手術 投薬、注射に関する算定の原則、手術に関する病名 とその治療内容と算定方法を関連付けて理解す る。 中 村 直 樹 歯科点数表の解釈⑤ 歯科点数表の解釈⑤ ・麻酔 麻酔、歯周治療を説明する。 11 月 16 日 ・歯周治療 麻酔の算定の原則と算定方法を理解する。また、歯 周治療の保険診療上の考え方、流れについて理解 する。 高 田 正 典 第6回 11 月 9 日 第7回 歯科点数表の解釈⑥ 歯科点数表の解釈⑥ ・歯冠修復(保存系処置) 歯冠修復(保存系処置)、歯内治療を説明する。 ・歯内治療 歯内治療、保存系処置に関する病名を知り、その治 療内容と算定方法を関連付けて理解する。 海老原 隆 歯科点数表の解釈⑦ 歯科点数表の解釈⑦ ・歯冠修復(単冠関連) 歯冠修復(単冠関連)、欠損補綴概論を説明する。 11 月 30 日 ・欠損補綴概論 補綴に関連する保険診療の種類、その適用範囲と 算定方法および補綴物維持管理料について理解す る。 第8回 歯科点数表の解釈⑧ 歯科点数表の解釈⑧ ・歯周治療 歯周治療を説明する。 歯周治療の保険診療上の考え方、流れについて理 解する。 第9回 12 月 7 日 高 田 正 典 阿 部 祐 三 歯科点数表の解釈⑨ 歯科点数表の解釈⑨ ・欠損補綴(有床義歯) 欠損補綴(有床義歯)を説明する、 保険診療における有床義歯の適用範囲、種類とそ の算定方法、老人保健法の歯科診療における特掲 診療料および指導料について理解する。 浅 沼 直 樹 歯科点数表の解釈⑩ 歯科点数表の解釈⑩ ・歯科矯正 歯科矯正、小児歯科を説明する。 ・小児歯科 保険診療における有床義歯の適用範囲、種類とそ の算定方法、老人保健法の歯科診療における特掲 診療料および指導料について理解する。 小 菅 直 樹 歯科点数表の解釈⑪ 歯科点数表の解釈⑪ ・欠損補綴(ブリッジ) 欠損補綴(ブリッジ)を説明する。 12 月 14 日 ブリッジに関連する製作上の流れおよび保険診療 の種類と算定方法について理解する。また、修理、 脱離再装着時の算定方法を理解する。 第 10 回 歯科点数表の解釈⑫ 歯科点数表の解釈⑫ ・欠損補綴(ブリッジ) 欠損補綴(ブリッジ)を説明する。 ブリッジに関連する製作上の流れおよび保険診療 の種類と算定方法について理解する。また、修理、 脱離再装着時の算定方法を理解する。 第 11 回 歯科点数表の解釈総括① 算定の原則と算定方法を確認する。 佐 藤 利 英 歯科点数表の解釈総括①を説明する。 12 月 21 日 歯科点数表の解釈総括② 歯科点数表の解釈総括②を説明する。 診療録からレセプトを作成・点検するに必要な知 識を再確認する。 レセプト用紙と診療録 レセプト用紙と診療録を説明する。 診療録からレセプトを作成する技能を修得するに 12 月 28 日 必要な書式等の基本的事項を知る。 第 12 回 第 13 回 1 月 11 日 第 14 回 歯科点数表の解釈総括 歯科点数表の解釈総括を説明する。 診療録からレセプトを作成・点検するに必要な知 識を再確認する。 レセプト記載の実際① 診療録からレセプトを作成する。 レセプト記載の実際①を説明する。 レセプト記載の実際② 診療録からレセプトを作成する。 レセプト記載の実際②を説明する。 1 月 18 日 第 15 回 1 月 25 日 高 田 正 典 第 16 回 レセプト記載の実際③ 診療録からレセプトを作成する。 レセプト記載の実際③を説明する。 レセプト記載の実際④ 診療録からレセプトを作成する。 レセプト記載の実際④を説明する。 2月1日 第 17 回 2月8日 第 18 回 2 月 15 日 第 19 回 2 月 22 日 第 20 回 3月1日 第 21 回 問題演習1-① 問題演習1-①を説明する。 2級医療事務技能審査試験の過去問題を行い、実 力を評価する。 問題演習1-② 問題演習1-②を説明する。 2級医療事務技能審査試験の過去問題を行い、実 力を評価する。 問題演習1-③ 問題演習1-③を説明する。 2級医療事務技能審査試験の過去問題を行い、実 力を評価する。 レセプト点検の実際① 診療録からレセプトを点検する。 レセプト点検の実際①を説明する。 レセプト点検の実際② 診療録からレセプトを点検する。 レセプト点検の実際②を説明する。 レセプト点検の実際③ 診療録からレセプトを点検する。 レセプト点検の実際③を説明する。 3月8日 第 22 回 3 月 15 日 第 23 回 3 月 22 日 第 24 回 3 月 29 日 問題演習 問題演習を説明する。 2級医療事務技能審査試験の過去問題を行い、実 力を評価する。 高 田 正 典 ケアコミュニケーション演習Ⅰ Care Communication Skills PracticalⅠ 水曜日 9:00~12:00 授業形態 演習 選択必修B群 授業概要 医療・福祉・介護現場においては、被援助者との信頼関係が不可欠とされ、施設内におけるチームワ ークも重要視されることなどから、より高度なコミュニケーション能力が求められている。本演習では、 病院実習の現場の評価を参考に教育訓練を実施し、フィードバックから得た課題を克服し、円滑な対人 関係を実現する。併せてインターネットを活用し、ケア・コミュニケーション IT BOOK にて教科書に掲 載されている「ケーススタディ」や「演習」といった集合研修向けの学習テーマを自学自習する。学習 成果についてはケア・コミュニケーション・初級アセスメントで学習効果を確認する。 教 科 書 ケア・コミュニケーション(ウィネット) ケア・コミュニケーション IT BOOK 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ みやざき あきこ 授業責任者 宮崎 晶子 単位数 1.5 歯科スタッフのためのケア・コミュニケーション(ウィネット) 対人関係の感性と能力を磨くために必要な知識・技能・態度を修得する。 講義、演習、臨床現場からのフィードバック 客観試験(80%)、宿題ノート(15%) 、レポート(5%) 医療・介護・保健分野では、ケアのプロセスとしてのコミュニケーション技術が大変重要であり、ケ アの質や成果の向上まで認められます。臨床現場からのフィードバックをもとに頑張って良いコミュニ ケーションのとれる歯科衛生士を目指しましょう。 講義による学習のほかに e-learning で演習問題や課題を行い、年度末に実施されるアセスメント試 準備学習 (予習・復習) 験の合格を目指します。 E-mail: [email protected] 連 絡 先 オフィスアワー 授業終了後、または昼休み 実施日 第1回 10 月 5 日 新潟短期大学研究室Ⅲ(3 号館 2 階) 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 行 動 目 標(SBOs) 第1章 1.医療現場でのルールを理解した行動ができる。 ケア・コミュニケーションの基本的な心構え 専門 F-1-2)-① 医療や介護におけるコミュニケーションを考え 2.対象に応じたコミュニケーションの必要性が説明で る。 きる。専門 F-1-1)-③ 第1章 1.歯科衛生のサービスにあたっての歯科衛生士の役割 ケア・コミュニケーションの基本的な心構え と必要性を説明できる。専門 F-1-3)-④ 10 月 12 日 医療や介護におけるコミュニケーションの役割を 理解する。 担当者 宮 崎 晶 子 第2回 第2章 1.メッセージ伝達の手段と役割を説明できる。 被援助者との関係を築くコミュニケーション 専門 F-1-1) 10 月 19 日 好感・信頼感を高めるコミュニケーションの基本 を理解する。 第3回 第2章 1.非言語情報が与える影響と役割を説明できる。 被援助者との関係を築くコミュニケーション 専門 F-1-1) 10 月 26 日 好感・信頼感を高めるための非言語表現、立ち居振 る舞いを学ぶ。 第4回 第5回 11 月 2 日 第2章 1.好感・信頼感を高める行動を説明する。専門F1-1) 被援助者との関係を築くコミュニケーション 好感・信頼感を高めるための声掛けや肯定的な表 現の仕方を学ぶ。 宮 崎 晶 子 三 富 純 子 佐 藤 治 美 土 田 智 子 筒 井 紀 子 元 井 志 保 菊地ひとみ 煤 賀 美 緒 第6回 11 月 9 日 第2章 1.敬語の使い方を説明する。専門 F-1-1) 被援助者との関係を築くコミュニケーション 敬意を伝えるコミュニケーションの基本を理解す る。 第2章 被援助者との関係を築くコミュニケーション 11 月 16 日 敬意を払う態度と表現方法を学ぶ。 1.相手の気持ちに配慮した声掛けができる。 専門 F-1-1) 第3章 被援助者の理解と情報の交換、行動化の支援 11 月 30 日 相手を受容し、共感するスキルを学ぶ。 1.受容・共感のコミュニケーションについて説明でき る。専門 F-1-1) 第7回 第8回 第3章 被援助者の理解と情報の交換、行動化の支援 交流分析を行い、自分や相手を理解する。 1.交流分析について説明できる。専門 F-1-1) 第3章 被援助者の理解と情報の交換、行動化の支援 12 月 14 日 苦情やクレーム対応の基本を理解する。 1.苦情やクレーム対応について説明できる。 専門 F-1-1) 第3章 被援助者の理解と情報の交換、行動化の支援 12 月 21 日 苦情やクレーム対応のスキルを修得する。 1.苦情・クレーム対応で用いられる表現を使うことがで きる。専門 F-1-1) 第9回 12 月 7 日 第 10 回 第 11 回 第3章 1.医療現場における説明・同意について説明できる。 被援助者の理解と情報の交換、行動化の支援 専門 F-1-1)) 12 月 28 日 わかりやすく説明し、同意を確認するステップを 理解する。 第 12 回 第 13 回 1 月 11 日 第 14 回 1 月 18 日 第 15 回 1 月 25 日 第 16 回 2月1日 第 17 回 2月8日 第 18 回 2 月 15 日 第 19 回 第3章 被援助者の理解と情報の交換、行動化の支援 主体的な選択や行動の引き出し方を学ぶ。 3月1日 三 富 純 子 佐 藤 治 美 1.コーチング・コミュニケーションについて説明でき 土 田 智 子 る。専門 F-1-1) 筒 井 紀 子 第3章 1.コーチング・コミュニケーションのスキルを用いるこ 元 井 志 保 被援助者の理解と情報の交換、行動化の支援 とができる。専門 F-1-1) 菊地ひとみ コーチングの定義と基本的な考え方を理解する。 煤 賀 美 緒 第4章 1.医療安全とコミュニケーションスキルについて説明 チームワークとコミュニケーション する。専門 F-1-1) チームの一員として仕事を進めるための情報共有 について理解する。 第4章 1.効果的なホウ・レン・ソウのスキルを用いることがで チームワークとコミュニケーション きる。専門 F-1-1) よりよいチームワークのためのマナーとコミュニ ケーションスキルについて理解する。 第4章 1.アサーティブなコミュニケーションについて説明で チームワークとコミュニケーション きる。専門 F-1-1) 建設的でさわやかな対応するための基本を理解す る。 第5章 1.社会における障害の理解や考え方について説明する。 その人らしさを大切にするコミュニケーション 専門 F-1-1) 障害を持つ被援助者を理解・配慮したコミュニケ ーションスキルを学ぶ。 到達度評価 ケア・コミュニケーション初級アセスメント 2 月 22 日 第 20 回 宮 崎 晶 子 予備日 看護・介護実習 Nursing and Care Practicals 水曜日 く ぼ としろう 授業形態 実習 授業概要 急速な高齢化に伴い、歯科衛生士が、病院や診療所、訪問診療の場面で高齢者、身体障害者などの日 常生活動作に介助を必要とする人々への対応が増加している。 看護・介護実習では、主に高齢者を想定して実技演習を行う。 様々な人々や場面にも対応できるよう、この実技実習を通し、基本的な看護・介護技術と態度を修得す る。 教 科 書 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 メッセージ 授業責任者 13:00~16:00 単位数 久保 敏郎 1.0 プリント 高齢者を想定した実技演習を通して、対象者の安全安楽に留意して歯科医療を行うために必要な基本 的な看護・介護の技術と態度を修得する。 講義、ビデオ学習、グループディスカッション、ロールプレイ他 レポート(100%)、欠席点(1 回につき 10 点減点)、遅刻点(1 回につき 5 点減点) シミュレーションモデル体験や、学生間で役割を決めてロールプレイを体験します。実技演習時は看 護・介護に適した装い(髪型を含む)で出席する事が望ましいです。 毎回の実習で配布される資料を基に復習を行いましょう。また、レポート作成の際にも活用し、歯科 準備学習 (予習・復習) 衛生士という職種の役割について考えをまとめましょう。 事務を通して連絡 連 絡 先 オフィスアワー 実施日 第1回 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 講義と演習① 高齢者の特性と心身の変化、高齢者体験 10 月 12 日 講義と演習② ボディーメカニクスと体位変換、車椅子移動、 10 月 19 日 ストレッチャーの使い方 第2回 第3回 講義と演習③ 呼吸管理、呼吸音の聴診 10 月 26 日 第4回 11 月 2 日 講義と演習④ 吸引の実際 行 動 目 標(SBOs) 担当者 1.加齢による身体的変化を説明する。 2.高齢者体験により、高齢者の気持ちがイメージでき る。 専門 E-9-1)、専門 D-5-6)-① 専門 D-2-1) 1.患者を仰臥位から側臥位に体位変換できる。 2.ベッドから車椅子とストレッチャーに患者を移動で 久 保 きる。 3.ボディーメカニクスを活用できる。 矢 澤 専門 E-9-1)、専門 D-5-6)-①、専門 D-2-1) 浅 沼 1.呼吸音が聴取できる。 2.呼吸音の異常音の種類を述べることができる。 宮 崎 専門 D-2-2) 土 田 1.咽頭部までの吸引を行うことができる。 専門 D-2-2) 敏 郎 洋 子 直 樹 晶 子 智 子 第5回 11 月 9 日 講義と演習⑤ 食事の援助(摂食嚥下) 1.嚥下のメカニズムを述べることができる。 2.安全な食事介助ができる。 専門 B-8-⑦⑧ 久 保 敏 郎 矢 澤 洋 子 浅 沼 直 樹 宮 崎 晶 子 土 田 智 子 Memo 社会福祉論 Social Welfare 水曜日 やざわ ようこ 授業形態 講義 授業概要 21 世紀は社会福祉・社会保障の大きな変革期であり、少子高齢社会という課題の解決に向けた様々 な取り組みが行われている。サービス提供の視点から、社会のニーズや価値観が多様化し、保健・医療・ 福祉の連携がますます期待されるところであり、歯科衛生士にとっても、社会福祉の知識が実務上重要 になってきている。 本講義では、子ども、障がい者、高齢者などのライフサイクルに応じた諸制度、生活保護、地域福祉、 社会保障制度(年金・医療保険・介護保険・雇用保険)等を理解し、必要な知識の修得を行う。 また、演習では、口腔介護が介護保険の定着から一層注目をされている。口腔援助の実践を通して、 摂食・嚥下機能の介護法の修得を行う。 教 科 書 参 考 書 到達目標 (GIO) 学習方略 成績評価の方法 授業責任者 13:00~16:00 単位数 矢澤 洋子 2.0 系統看護学講座「社会保障・社会福祉」 (医学書院) 国民の福祉と介護の動向 2015/2016(厚生労働統計協会) 社会福祉をめぐる基礎的な事項について体系的に学び、理解を深める。 歯科衛生士として、必要な他の専門職と連携をとることができる。 口腔介護の実践を学び口腔ケアの幅広い展開が出来る。 講義、グループワーク、実習 欠席点(1 回につき 10 点減点) 、遅刻点(1 回につき 5 点減点) レポートおよび実習態度(80%)実技試験(20%) メッセージ 社会福祉の基本を学ぶ事は、社会のニーズに対応できる歯科衛生士になるために必要です。実習では、 口腔ケア(器質的口腔ケア、機能的口腔ケア)の知識・技術・態度を修得します。 準備学習 毎回の授業内容を振り返り、最終回の実技試験に向けて自己練習を実施し確実に修得してください。 (予習・復習) 事務を通して連絡(矢澤洋子) E-mail: [email protected](土田智子)新潟短期大学研究室Ⅱ(3 号館 2 階) オフィスアワー 授業終了後 14:20~14:40 連 絡 実施日 先 授業計画 授 業 項 目・授 業 内 容 行 動 目 標(SBOs) 担当者 社会保障制度と社会福祉 1.社会保障と社会福祉の概要を理解する。 社会保障と社会福祉の概要を体系的に理解し、具 2.社会保障・社会福祉の制度やそれを担う体制を知るこ 11 月 16 日 体的にどのような保障内容があるのかを学ぶ。 とで、他職種との連携について説明することができ る。 専門基礎 D-4-6)-①⑤ 第1回 現代社会の変化と社会保障・社会福祉の動向 1.社会や経済の変化を理解し、今後の社会保障・社会福 少子高齢化や人口の減少、経済成長率の低下、雇用 祉がどのような方向を目ざしているのか、その基本的 の流動化などのさまざまな変化。 な動向について説明できる。 国民が直面する諸問題に対応する社会的な仕組 専門基礎 D-1-3) み。 矢 澤 洋 子 医療保険 健康保険と国民健康保険 11 月 30 日 給付と患者負担、高齢者医療制度 公費負担医療 国民医療費 第2回 介護保険 認知症 介護保険制度の概要、介護保険の財政 権利擁護介護保険制度の課題と展望 第3回 12 月 7 日 1.わが国の医療保障制度の特徴を理解する。 2.わが国の医療保障制度の基盤となる医療保険制度と 保険診療のしくみを理解する。 3.高齢者保健福祉に関する制度やサービスの理念と内 容を理解する。 専門基礎 D-4-1)-①②、専門基礎 D-4-6)-③ 1.認知症の特徴を説明できる。 2.介護保険制度の概要を理解する。 3.保険給付の概要を理解する。 4.今後の課題と展望を説明できる。 専門基礎 D-4-6)-④、専門基礎 D-3-6)、 専門基礎 D-4-2)-① 矢 澤 洋 子 摂食・嚥下機能の評価 1.口腔機能のスクリーニングテストを実施する。 歯科衛生士の行う摂食・嚥下機能評価について理 2.口腔機能訓練について理解する。 解を深める。 専門 D-4-3)-①②、専門 B-8-⑦⑧ 中 村 直 樹 間接訓練の実際 1.間接訓練と直接訓練の違いを知る。 ①摂食機能訓練における間接訓練について理解を 2.間接訓練を実施する。 深める。 専門 D-4-3)-①② ②摂食機能訓練における間接訓練(アイスマッサ ージ)について学ぶ。 宮 土 中 浅 崎 田 村 沼 晶 智 直 直 子 子 樹 樹 ※4~9回は半クラス単位(A班・B班)の組み分け実習 A:摂食介助と直接訓練 1.間接訓練を実施する。 食物を使った直接訓練を通して、摂食・嚥下機能の 専門 D-4-3)-①② 12 月 14 日 メカニズムおよび食事介助について理解を深め る。 第4回 B:摂食介助と直接訓練 物を使った直接訓練を通して、摂食・嚥下機能のメ 12 月 21 日 カニズムおよび食事介助について理解を深める。 A:高齢者・障害者と社会福祉サービス 障害児・者と福祉(車椅子操作) 2月1日 第7回 B:高齢者・障害者と社会福祉サービス 障害児・者と福祉(車椅子操作) 2月8日 第8回 2 月 15 日 第9回 2 月 22 日 浅 沼 直 樹 宮 崎 晶 子 第5回 第6回 中 村 直 樹 土 田 智 子 1.移動の看護、介護は日常生活の継続に直結した支援で あることが理解できる。 2.車椅子の操作方法、介助方法を修得して、安全に移動 の介助ができる。 矢 澤 洋 子 専門 E-1-2)-② 宮 崎 晶 子 1.移動の看護・介護は日常生活の継続に直結した支援で あることが理解できる。 土 田 智 子 2.車椅子の操作方法、介助方法を修得して、安全に移動 の介助ができる。 専門 E-1-2)-② A:摂食嚥下障害者への口腔ケア 1.特別配慮を要する要介護者に対し口腔ケアを実施す 口腔ケアをされる患者の気持ちを理解し、安全な る。 口腔ケアを検討する。 2.器質的・機能的口腔ケアについて説明できる。 土 3.要介護者に対するケアのための感染予防対策ができ 宮 る。 専門 B-8-⑤、専門 D-3-1)-①、専門 D-3-2)-③~⑥、 浅 B:摂食嚥下障害者への口腔ケア 専門 D-3-4)-③、専門 D-4-3)-③ 口腔ケアをされる患者の気持ちを理解し、安全な 中 口腔ケアを検討する。 田 智 子 崎 晶 子 沼 直 樹 村 直 樹 3月1日 自己練習 車椅子操作 吸引技術 1.車椅子の操作方法、介助方法を修得して、安全に移動 の介助ができる。 宮 崎 晶 子 2.吸引器の操作方法を修得し、安全に吸引ができる。 土 田 智 子 専門 E-1-2)-②、専門 E-1-4)-①② 第 11 回 実技試験 1.車椅子の基本的操作ができる。 2.吸引技術の基本的操作ができる。 専門 E-1-2)-②、専門 E-1-4)-①② 第 10 回 3月8日 矢 宮 土 浅 中 澤 崎 田 沼 村 洋 晶 智 直 直 子 子 子 樹 樹