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幡多地域アクションプランの進捗状況等について

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幡多地域アクションプランの進捗状況等について
資料
2
幡多地域アクションプランの進捗状況等について
H23.2.7
幡多地域本部
1 地域アクションプランの第3-四半期までの実施状況 (総括)
(1)総 評
・全47項目について、実行支援チームを編成し支援及び進捗管理に取り組んだ。うち 2 項目については、9 月のフ
ォローアップ会議、委員会で統合が承認され(△2)、現在 45 項目となっている。
① 産振総合補助金の執行状況
・平成22年度産振補助金は11月末時点で6市町村12事業367,458千円(事業費695,045千円)の審査会終了。
AP
事
業
名
市町村等
率
対象額(千円)
補助額(千円)
審査日
完了予定
備 考
26
直七搾汁施設整備事業
宿毛市
2/3
70,167
46,777
H22.3.18
H22.11.22
事業完了
2,3
農業所得安定向上支援事業
三原村
2/3
54,866
36,577
H22.4.23
H23. 3.10
2 年目拡充
特
ユズ搾汁施設整備(西土佐)
産地づくり課
1/6
156,354
50,000
H22.4.23
H23. 3.30
限度額5千万円
34
苺を核とした6次産業
大月町
1/2
2,999
1,499
H22.4.27
H23. 3.31
苺氷本舗
33
大月まるごと販売事業
大月町
2/3
20,000
13,333
H22.4.27
H23. 3.15
2 年目拡充
35
黒潮印ビジネス創造事業
黒潮町
2/3
75,000
50,000
H22.4.27
H23. 3.15
2 年目拡充
21
水産物流通加工体制整備事業
宿毛市
1/2
80,306
40,152
H22.5.21
H23. 2.28
ピアーサーティー
23
サメ加工利用委託事業
土佐清水市
2/3
1,900
1,266
H22.5.21
H23. 3.10
水産振興会
22
民間企業連携・水産販路拡大
宿毛市
1/2
110,382
50,000
H22.6.16
H23. 3.15
D&D社
36
カツオ文化のまちづくり事業
黒潮町
2/3
32,426
21,616
H22.6.16
H23. 3.15
2 年目拡充
32
四万十栗加工施設整備事業
四万十市
1/2
25,145
12,572
H22.7.28
H23. 2.28
西土佐地区
28
土佐清水市地域再生計画
土佐清水市
2/3
65,500
43,666
H22.10.27
H23. 3.13
土佐食
695,045
367,458
計
※)審査会ベースの事業費のため、交付決定額とは異なります。
② ①の個別進捗状況
・「No26直七の搾汁・商品加工をする(搾汁)施設整備」は、施設建設を市内業者、搾汁機器の整備を「垣内」に発注。
・工場内の区画細分化等で衛生管理対策実施。設計段階で県工業技術センター、幡多福祉保健所等の指導助言有り。
・新施設で 10 月 7 日から搾汁開始。果汁の品質向上が実現し履歴チェックも可能。キューピー(株)に提供開始。
・県内外から引合い多く大手・。本年は収穫 15 ㌧、搾汁量 5 ㌧で今後増加見込み。課題は搾汁率の更なる向上。
・H23.1.25、かんきつ類搾汁装置が「地場産大賞」を受賞。直七加工商品が「地場産業賞」を受賞。
・「No2,3 果樹(ブンタン・ユズ)の産地づくり」は地元 JAが今年から青果ユズの共同選果を実施し品質向上・価格安定化。
・三原村農業公社では農地集積でユズ新植(4.3ha)と大苗育苗の提供体制を整備。翌 3 月 2,500 本を農家供給可能。
・幡多農業振興センターの果樹専門職員、地域支援企画員が関与することで村役場、農業公社、農業者の意識高揚。
・「JAはた」の西土佐ユズ搾汁施設は 12 月 18 日増改築工事に着工。農水交付金及び産振補助金で更新中。
・「No34 苺を核とした6次産業化」は、大月町「(株)苺氷り本舗」の新商品開発と販促の実施。新商品完成し試食プレ
ゼン等を県外(九州、中国地方)で実施。取引成立には至ってないが好感触。県内では道の駅ふれあいパーク大
月、南国 SA、カフェドグラスで販売開始。
・天候不良等で苺生産が例年割れ。必要量確保可で 5 千万円の売上目標は達成見込。取扱店舗は91で目標クリア。
1
・「No33拠点ビジネスの推進(大月まるごと販売事業)」は、道の駅の販売額はほぼ前年度並みで推移。売上の向上
対策として、直販売り場の改修(7 月)や賑わいづくりのための遊具整備及び週末のミニイベントなども実施。
・セット販売(お中元220 個、お歳暮580 個(1 月現在))。岡山、兵庫など県外との取引実績あり。県内でも高知駅、空
港など販路拡大。11 月には県アンテナショップを活用(キビナゴケンピは売れ筋。ひがしやまの試験販売も実施。)
・大商談会等には積極的に参加するも取引成立には至らず。サンプル送付など動きもある(ひがしやま関連商品)。ス
ーパーマーケットトレードショーにも出展予定。
・産業振興アドバイザー活用中。サニーマートでの商品化。商品づくり、営業体制、店舗運営等の指導で経営改善取組中。
・「No35 黒潮印の商品開発」は昨年度、商品試作、試験販売や販路開拓等の基盤づくりと組織体制強化に取組む。
・21 年度は高知ヤマザキから原料黒糖800kgを受注。本年産の黒糖も兵庫県のカリン糖製造業者など引合い有り。
・特産のラッキョウの漬け物商品化は、精糖工場内の加工場で実現し来年度県内大手販売業者との取引開始予定。
・精糖加工場新設工事はラッキョウづけ生産を見越した施設への見直し、衛生管理見直しなどにより、3月竣工予定。
・来年度からの施設の本格稼働・運営に向け、組織体制の強化を検討中。
・「No21 地域水産物流通加工体制整備事業」は、外食企業(岡山市)の宿毛市片島地区への魚の一次加工場増設。
・連携事業者の意識向上のため築地視察など実施。ほか産振アドバイザー導入で商品作りや販売力強化に取組中。
・概ね、450 ㌧仕入れ→出荷 200 ㌧超(金額ベース推計:1.1 億円→2.3 億円)来年 2 月末完成予定。3 月稼働予定。
・「No23 サメ漁業復活に向けた取り組み」は土佐清水市水産振興協議会が事業主体で土佐清水漁業指導所と連携
・本年は潮流早く現状ではサバ縦縄漁場でのサメは不漁。秋以降1.5tの取引あり(1 月現在)。
・加工品開発では、ドッグフード、塩干物に取り組む。ドッグフードは試験販売の結果、更なる工夫が必要(パッケー
ジ、流通ルート見直しなど)。塩干物については、大阪の居酒屋チェーンと少量ではあるが取引開始。
・11 月末に県内企業からプライベートブランドのドッグフード共同開発のオファーがあり、検討を
進めている。
・「No22 民間企業との連携による水産物販路拡大」は、すくも湾漁協が魚の前処理加工場を建設し、外食チェーン店
(東京都)が地元雇用で施設を活用して自社チェーン店への商品供給を目指す取り組み。12 月 1 日に着工。計画で
は、H23.3 月から操業開始予定。地域資源の活用スキームは、概ね、400 ㌧仕入れ→出荷 210 ㌧(1億円→2億円)
・加工場の整備は平成 23 年3月上旬に完成予定で、3 月中旬からの稼働を予定。
・「No36 カツオ文化のまちづくり事業」は、カツオのまち・黒潮町(佐賀地区)のカツオを活かした新商品の開発と販売、
別格の味「日戻りカツオ」をPRして、地元食堂等の料理提供による賑わいづくりと経済活性化に取組中。
・本年度の商品開発は、カツオジャーキーとカツオ茶漬けの2品。2 月には販売開始予定。昨年度開発商品「カツオ
カツ」は、タタキとのセット販売、幡多青少年の家など地元での活用拡大により320万円程度の売り上げ(1月現在)
・カツオたたき体験場「黒潮一番館」は、周年営業化に向け冬場に改装工事中。併せて、産業振興アドバイザーも活用
して、運営の主体となる「黒潮カツオ体験隊」が組織の強化及び冬場のレストランメニューの開発に取り組み中。
・「No32 栗からはじまる西土佐地産外商プロジェクト」は、良質な「四万十栗」の加工商品を首都圏等の高級菓子店(企
業)に提供し、販路拡大、栗園再生、農家所得向上など地域再生を目指して、地元に加工施設の整備に着手。
・特許商品「氷感庫」の活用で栗の品質を保ち操業期間延長可能。加工量一定で雇用守り菓子店に安定供給可能。
・四万十市は、農商工等連携プロジェクトチームの支援対象事業に選定。本事業は県市一体の支援体制構築が進行中。
・加工施設の整備は 12 月下旬完了し、1 月から加工を開始。
2
・「No28 土佐清水市地域再生計画」は、ペットフード安全法の改正に対応し、併せて新商品開発も可能となる設備を
土佐食(株)に導入する支援を行うもので、3 月中に設備設置完了予定。
・同社は OEM 方式のキャットフード生産で売り上げ 11 億円、従業員 170 名を雇用している。この設備導入により、3
年間で生産量10%増、雇用 10 名増を目指す。
③ その他の進捗状況
・「No9 廃菌床の活用等、地域資源活用型農業の推進」では、こうち農業事業を活用し、黒潮町佐賀地区に廃菌床の
堆肥化施設が 3 月完成。23 年度から稼働予定。堆肥使用量300tを目標。雇用 1 名発生(ふるさと雇用を活用)。
・「No39 幡多広域における滞在型・体験型観光の推進」では、6 月 15 日に幡多広域観光推進協議会を法人化。
・従来の教育旅行中心の受入を継続しつつ、体験メニュー等を育てて一般向けの着地型旅行商品として売出企画推進。
教育旅行では H22 年度中に3,000名を超える見込みとなり、23 年度の目標を達成。
・ジョン万次郎生家が 10 月復元。地域住民がまち歩きの案内なども実施し、新しい観光スポットとしての活用を図る。
・くろしお社中の入場者は目標 5 万人に対し、76,908人。ジョン万資料館として再整備し、4 月にオープン予定。
・産業振興アドバイザーの活用は、前掲の No21 宿毛市の魚の前処理加工施設整備事業、及び No30 四万十市の地
元農産物を使った商品開発事業、No36 カツオ文化のまちづくり事業、No33 拠点ビジネスの推進、No32 栗からは
じまる西土佐地産外商プロジェクト。
・「目指せ弥太郎商人塾」(講師:玉沖氏、臼井氏、寺本氏))は、後期を12月2日から開始(場所:四万十市立中央公
民館)。参加者(延べ人数)66名。
・ステップアップ事業は、No44 大月町の竜ケ浜自然体験及び環境教育型施設整備に係る基本計画調査、No.30 地元
農産物を使った商品開発事業で、四万十市の新しい特産品作りを目指した商品開発、No40 竜串観光再発見事業
(9 月に事業統合)での観光客の実態調査及びそれを踏まえたワークショップ、基本計画の策定の 3 件を実施。
④課題
・「No13 土佐はちきん地鶏生産流通戦略」は、雛の供給など課題があり、相談はあるものの生産者が不在の状況。
23 年度は削除予定。
・「No.37 企業誘致の推進」では、昨年度実施した「企業誘致施設」の整備で、追加改修が必要となったため、本年度
工事実施中。施設整備が終了するため、アクションプランから削除予定。
・「No38 子ども農山漁村交流プロジェクト」は、国の事業仕分けで参加者の負担増となり制度活用の魅力が減少。
昨年度までは体験メニューを構築し受入実績もあったが、制度活用で地域を訪れる小中学校はほとんど無い。
今後は、従来から取り組んでいる体験型修学旅行にメニューを活かすなどの展開を検討するため、「No39 幡多
地域における滞在型・体験型観光の推進に統合予定。
・地域アクションプランの進捗状況を再度チェックし、上記を含め 6 事業を削除、1 事業統合の予定。
3
(2)具体的な動き
①地域の重点的な取組
重点的に取り組む施策
取組状況(課題、結果、成果等)
滞在型・体験型観光の推進
・くろしお社中目標 5 万人に対し、76,908人。ジョン万次郎資料館に再整備。
(観光圏整備事業の活用、
地域コーディネート組
・幡多広域観光協議会は、地域コーディネート機能強化に向けた社団法人化を図り、
織の整備、グリーンツーリズム、ブルーツーリ
ズムの推進、ジョン万生家の復元など)
6 月 15 日に法人設立。組織強化策としてスタッフ3名を雇用(ふるさと雇用)。
・本年度の教育旅行受け入れは、23校3,082名を予定。23 年度目標を達成。
・観光庁・観光圏整備事業の実施を通じて、新たな地産地消メニュー、体験プログラム、
広域周遊ルートなどを開発・構築中。
本年度は、広域周遊バスを運行中。今後、2次交通システム構築(レンタサイク
ルの活用)など地域共通の事業に取り組む。23 年度は事業見直しの見込み
・藤沢アドバイザーを活用して、地域の観光受入体制の見直しや、スキルアップな
どの研修を継続し、魅力増大に努めている。
・四万十市西土佐地区では、西土佐商工会を中心に、江川崎のまちあるきや西土
佐ならではの体験メニューを検討。モニターツアーなども実施し、観光メニュー
づくりに取り組んでいる。
・くろしお鉄道中村駅構内に 4 月 29 日幡多観光情報コーナー設置(運輸政策課)
→非常勤職員 2 名配置(~2011 .03 .31 まで緊急雇用活用)
・ジョン万次郎の生家復元が完成。地元住民によるまちあるき体験も実施中。
地域産物を活用した 1.5 次産業の振興
(しみずの元気再生事業、黒潮印の商品開発、宿
毛の直七、魚の加工施設、サメ漁復活など)
・しみずの元気再生事業(土佐清水市)は、農産物の集出荷登録農家が 130 戸。
漁業冷凍施設利用者数 54 名(H21:36 百万円→H22 収入見込み 50 百万円)。
冷凍保存量1500t(700t増)
・直営レストラン売上200万円/月。雇用 5 名。
・黒潮印ビジネス創造事業(黒潮町)では、昨年度高知ヤマザキとの黒糖の販売契
約が成立(800kg)。本年度製造分についても、兵庫県のカリン糖製造者などか
ら引き合いあり。ラッキョウづけは来年度から本格実施予定。本年度末に製造
施設を整備して稼働する。
・来年度からの施設運営のための組織づくりが課題。
・カツオ文化のまちづくり事業では、新商品2品が完成し、タタキなどとのセット販
売を開始(12月末現在約320万円の売り上げ)。H22年度も「土佐さが日戻りガ
ツオ」のPRや新商品開発(カツオ茶漬け、カツオジャーキー)を実施中。22 年
度開発商品は 2 月から販売予定。
・全体的には、組織強化や生産・販売体制づくり、商品づくりが着実に進み、地域
での雇用の拡大、所得の増加、地域の活性化につながっている。
・直七搾汁施設は 10 月から稼働。22 年度搾汁5tの見込み。果汁の衛生率の向
上、生産履歴の明確化などで、大手メーカー「キューピー」に果汁出荷を開始。
かんきつ類搾汁装置が「地場産大賞」、直七加工商品が「地場産業賞」を受賞。
・宿毛湾の魚を加工する施設(2件)が H23 年 3 月から稼働予定。
・サメ漁業の復活では、サメの不漁に加え、新商品(ドッグフード、塩干物等)の試験
販売では課題が見つかっている(流通システム、パッケージなど)。今後も課題
解決に向けて取り組む(販路拡大・民間事業者との商品開発連携など)。
4
重点的に取り組む施策
取組状況(課題、結果、成果等)
地域基幹品目等の生産拡大と流通・販売対策
・目標収量の達成に向けて農家やJA担当者等との意見交換・情報交換を継続。
(キュウリ、ミョウガ、ナス、ニラ、大葉、ブンタ
・地域園芸戦略会議のもとに、品目別の問題点、課題の抽出、生産量拡大方策、
ン、ユズなど)
産地の方向性を検討する品目別作業部会を継続。
・施設園芸の産地づくりでは、篤農家12名を選定。関係機関で、園芸連のエコシ
ステム認証栽培を選択(キュウリ、ナス)。
・JA高知はたが、育苗センターでナバナ・ブロッコリーの苗を育て、四万十市で
ナバナ・ブロッコリーの試験圃場を設置する。
・ブンタンの品質向上に向けた協議の場を設置。
・三原村AP(ユズ産地づくり)で品質向上と所得増加が実現。22年度は農業公社
が農地を集積し4.3haのユズと1.5haのブロッコリー経営を開始する。ユズの加工
品づくりの取り組みも開始。
森林資源の活用推進
・平成 22 年度には新たに2工場が追加。搬出間伐では、約1,400万円の生産額
(森の工場、木材製品の品質向上・表示、木質バイ
となっている。一方、機械化と基盤整備の遅れから、林業従事者 1 人当たり生
オマスの活用、四万十の家など)
産量は他地域に比べ低い。
・施業推進のための事業体育成
(森林施業プランナー養成研修会は、H22年度 3 回参加)。
・作業道8路線、10,780m を開設。搬出間伐面積は35,74ha で 1,142 ㎥の木材
生産を行った(H22 年度実績(11 月末現在))。
・「木質バイオマスの活用」では、企業体設立を4社で協議。木材乾燥機施設導入
によるバイオマス利用に向けた検討会を6回実施。施設整備の方向性を検討
中。
・地域材ブランド化推進事業では、四万十市産材の定義を一部決定及び区分管
理方法が固まりつつある。四万十市産材活用に対する助成制度を検討中。H23
年 2 月にモデルハウスの完成予定。活用方法を検討中。
つくり育てる漁業の推進
(藻場の回復、ヒラメ・アカウニの放流など)
・宿毛市、大月町周辺でのオニヒトデ、シロレイシダマシの駆除を実施。サンゴの
補植のための種苗生産を実施。
・5 月にヒラメ種苗(11万3千尾)を放流。
・ヒラメの混獲率調査を4月に実施(5回)。
・藻場回復のためウニの除去を 8 月に黒潮町で実施。
・アカウニは本年度736千円の出荷。徳島市場など引き合いは多いが、漁獲量が
限られるため、藻場の回復の継続的な取り組みが必要。
環境ビジネスの創出
・昨年度に続き、本年度もアオノリは不作が予想されている。
(四万十川のアユ、アオノリなど天然資源の回復、 ・アオノリの資源回復に向けての実験・研究が四万十市(市単独事業)と高知大と
特定保健用食品など新しい分野への利活用、
の連携で継続。藻類専門の研究員を 1 年間市役所に配置して、生態を調査する
堆肥工場など)
と共に、同市鍋島地区に下田地区を加えて養殖実験を開始。1月20日には、事
業報告会を実施。
・漁業者の意識向上や課題把握のため説明会やシンポジウム開催(8 月 29 日)を
はじめ、アユ資源の今後について、漁業者を含めた意見交換会を実施。
・四万十川河口の砂州復元に向けて。具体的対策が講じられることとなった。
・事業進捗に向けて、市と漁業関係者等との連携や意識・情報の共有が大切。
・陸上養殖に今後どう取り組むか、販売も視野に入れた四万十アオノリのブランド化
や仕組みづくりも課題となる。
5
重点的に取り組む施策
地域再生への総合的な取組
(土佐清水市地域再生計画、拠点ビジネスの推進
(大月まるごと販売事業)など)
取組状況(課題、結果、成果等)
・土佐清水市地域再生計画では、ペットフード安全法の改正に対応し、併せて新
商品開発も可能となる施設整備を土佐食(株)が実施。今後 3 年間で売上10%
増、雇用 10 名増を目指す。
・土佐清水元気プロジェクトの取り組みでは、直営レストランの売り上げが200万
円/月(50万円増)となった。来年度には、直営の販売店舗(土佐清水市の産品
を取り扱う)の運営を検討中(関西地区)。
・(財)大月町ふるさと振興公社では、昨年度、新商品8品を開発。「きびなごサー
ディン」が「土佐いいものおいしいもの発見コンクール」で優秀賞を受賞。夏・
冬のセット販売では約 1,000 セットを販売。顧客名簿は6000名を超えている。
H22年度は、更なる新商品の開発、インターネットによる情報発信・通販の充
実、有機農業への取り組み支援などを行い、大月町の魅力発信を継続。本年
度のセット販売は約800セット(1月現在)となっている。一方、県内外で取扱店
舗が増え、商談会でも、取引に向けた動きは出てきている。また、県内量販店
のセット販売にも取り上げられるなど、売上向上に向けた動きも出ている。
2 地域アクションプランへの追加・修正項目等
(1)地域アクションプランの追加項目
別途資料4-1
(2)地域アクションプランの修正項目
別途資料4-3
(3)地域アクションプランの削除(予定)項目
別途資料4-2
6
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