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1)これまでの議論を踏まえた導入施設の整理 :道の駅の基本的な施設

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1)これまでの議論を踏まえた導入施設の整理 :道の駅の基本的な施設
1)これまでの議論を踏まえた導入施設の整理
:道の駅の基本的な施設
:付加価値を高める施設
:既存機能を活用する施設
:周辺地域で確保する施設
休憩機能
・トイレ
建 築
外 構
城山公園
・駐車場
・歩行者動線
・芝生広場
・駐車場
・トイレ
生涯学習センター
・温浴施設
・宿泊施設
周辺地域
情報発信機能
・総合案内所
・情報端末
魅力発信・地域連携機能
・農産物直売所
・観光物産館
・会議室
・手作り体験工房・加工場
・レストラン
・展望施設
・レンタルボックス
・イベントスペース(芝生広場)
・遊具広場
・植栽(花畑、花園など)
・バーベキュー広場
・キャンプ場
・イベント広場(芝生広場)
・グラウンド
・ドッグラン
・歴史民俗資料館
・べに花畑
・観光農園、体験農園
・花畑、野草園、
・グリーンツーリズム
・遊歩道(石川川緑道など)
・遊覧飛行
・レンタサイクル
防災機能
環境対策
・災害用備蓄倉庫
・情報提供装置
・太陽光発電
・蓄電池
・非常用発電機
・防災用トイレ
・給水タンク
・防災井戸
・災害ヘリポート(グラウンド)
・調整池
・EV車充電スタンド
・バイオマス発電
2)基本計画策定に向けた論点
①交流機能の具体化
農産物直売所
提供する桶川の特産品
やサービス
ターゲット
(ドライバー、観光客、
一般買物客、市民等)
商品・サービスの販
売・提供方法
活用可能な桶川の人
材、組織等
地域物産館
手作り体験工房・加工所
レストラン
②施設整備方針
①を踏まえた施設整備のあり方
【建 築】
○交流施設の施設形態
施設集中型(利便性・汎用性が高い、大空間を確保しやすい)・・・例)まくらがの里こが
施設分離型(各施設の特徴アピール、周遊・めぐる楽しさ)
・・・・例)もてぎ
○デザイン
・和風(農家、宿場町など)イメージ
・洋風(モダン)イメージ
【外 構】
・芝生広場(イベント広場含む)の有無
・広々した空間か高木植栽による緑量豊かな空間か
③管理運営
・道の駅「おけがわ」にふさわしい管理方針。(●管理・運営方式参照)
●道の駅「おけがわ」の中心となる施設における他道の駅の参考事例
名 称
道の駅「まくらがの里こが」
道の駅「もてぎ」
道の駅「八王子滝山」
概 要
茨城県最大級の道の駅であり、平成 25 年 7 月にオープンした最も
新しい道の駅。純民間の指定管理者が運営。現状では通過型。
平成 8 年 7 月にオープンした河川公園と一体となり、1 日過ごせる道の駅施
設。防災館を新設するなど防災機能も充実。目的型。
東京都初の道の駅であり、平成 19 年 4 月にオープンした都市型の道の
駅。目的型。
テーマ
再発見・新発見
四季折々の花とSLが走る道の駅
交流と賑わいを紡ぐ都市型道の駅
ぐるり
こが
・東京都心から 60km 圏
・田園風景に囲まれた環境に立地。
・隣接する施設との連携はなく、単独で立地。
・茨城県古河市大和田(路線名:新国道 4 号)
(ファミリーで 1 日楽しめる道の駅)
・東京都心から 100km 圏
・川が隣接し河川公園と一体的に整備。
・栃木県芳賀郡茂木町(路線名:国道 123 号)
・東京都心から 40km 圏
・東京都八王子市滝山町(路線名:都道 169 号)
もてぎ
八王子滝山
まくらがの里こが
40km
立地条件
60km
規模
100km
・全体:約 3.5ha(小型車 193 台、大型車 35 台、身障者用 3 台)
・全体:約 4.1ha(小型車 331 台、大型車 5 台、身障者用 4 台)
・全体:約 0.75ha(小型車 96 台、大型車 9 台、身障者用 2 台)
・地域振興施設:2,500 ㎡(レストラン、直売所、会議室等)
・建物:4,000 ㎡(情報館 392 ㎡、直売所 336 ㎡、物産館 263 ㎡、レストラ
ン 305 ㎡、トイレ 182 ㎡など)
・建物:1,300 ㎡
・駐車場:2.4ha、河川公園:1.3ha
事業費
利用者
導入機能
交流施設の
デザイン
・総事業費:約 27 億円(国 8 億円、市 19 億円)
・総事業費:約 16 億円
・建築:8 億円弱
・建築:約 2.3 億円、設備:1.6 億円、造成:0.8 億円
・平日は地元客:来訪者=1:1、休日は 1:1.3(平日は 1:0.5 が
理想とのこと)
・来場者数:1.3 万人/年(平成 24 年度)
・施設は大きく情報発信・休憩機能(トイレ)と地域振興機能で
構成され別棟である。
・導入されている機能は、情報発信・休憩機能(トイレ)
、地域振興機能及
び防災機能である。
・施設は大きく情報発信・休憩機能(トイレ)と地域振興機能で構成
されているが一体である。
・交流施設は、直売所、物産館、休憩所(お茶屋)
、フードコート
を配置している。
・施設は直売所、物産館、情報館、トイレ、レストラン、防災館などが独立
して配置されている。
・施設は直売所、物産館、情報館、トイレ、レストランなどが独立し
て配置されている。
・天井が高く外光を取り入れた明るく大きな空間の中に、全ての
機能を配置
・道の駅のランドマークとして帆をイメージするようなガラス張りの建物
(旧温室)を配置
・落ち着きのある西洋風の外観
・交流施設の裏側には、芝生広場を配置。
・河川公園(1.3ha)と一体である。
・園地はほぼない。
・園地は少ない。
・公園内の広範囲にお花畑を配置
・指定管理者は純民間企業で、独立採算で運営。
・指定管理者は市が出資する第三セクター。
・指定管理者は純民間。
・指定管理者が直接運営
・指定管理者が民間企業や地元農家・商工業者などと契約
・指定管理者は農協へ委託や民間企業と契約
・10 年間の契約
管理運営
・総事業費:約 9 億円
・建物内は明るく清潔感がある。
・5年の契約
・供用 1 年前から契約し、1 年間は開業準備にあてた。
・市の職員が出向し、常駐。
・直売所の商品は、農家から直接買い付け、常に商品がある状態
を維持。
・直売所の野菜の売値は、指定管理者が決定している。
・道の駅外に加工所を設け特産品のゆずを使ったオリジナル商品を製造販
売、施設のリニューアル等、継続的な経営努力によりリピータ獲得に成功
している。
・休日は何等かのイベントを開催している。
・休日は何等かのイベントを開催している。
・営業時間を出荷農家の都合だけで決めず、消費者が最も来店しやす
い時間帯(夕方や休日も営業)としている。
・直売所の野菜の売値は、出荷農家が決定している。
・自転車置場を多く設置するなど地元主婦の獲得に成功している。
名 称
導入施設
道の駅「まくらがの里こが」
道の駅「もてぎ」
・道の駅外観、内観
・道の駅外観、内観
・レストラン(フードコート)
、お茶屋
・レストラン、アイスクリームコーナー
道の駅「八王子滝山」
・道の駅外観
・ レストラン(フードコート)、アイスクリームコーナー
・地場産品直売所、物産館、お総菜屋
・地場産品直売所、物産館、ベーカリー
・芝生広場、フリースペース
全体配置図
・休憩施設、イベント広場
・地場産品直売所、物産館、お総菜屋
・キッズコーナー
●施設形態
施設形態による比較表
施設形態
施設イメージ・事例
1つの建物内に各施設を集約し
て、内部の仕切りなどにより、分
・天候に左右されにくく利
便性が高い。
短
所
・広場等に魅力がないと、
施設内で目的が達成さ
・バリアフリー化が容易。
れてしまい屋外の利用
<事例>
・施設内の配置変更、施設
が下がる。
・八王子滝山
・おおた
変更など汎用性が高い。 ・大空間とした場合、空
・施設が大型となるため、
調・照明等維持管理費が
大空間を確保しやすい。
高くなる傾向がある。
・施設毎の特色を表現でき
・悪天候時の利用性が低
まくらがの里こが
施設毎や目的別に施設を分割し
た形態。
<事例>
・もてぎ
・川場田園ぷらざ
・いちごの里よしみ
施
設
分
離
型
所
割した形態。
・まくらがの里こが
施
設
集
中
型
長
もてぎ
る。
い。
・施設をめぐる楽しさがあ ・施設毎の集客に差が出や
る。
すい。
・広場、休憩施設などの屋 ・各施設に基本設備をする
外、敷地全体での利用が
必要があるため、工事費
高まる。
が高くなる傾向がある。
●管理・運営方式
管理・運営方式の概要並びに長所、短所の比較表
種別
直自
営治
方体
式
概
要
長
所
短 所
基本的に桶川市(職員)自
・自治体が直接的運営するこ
・税金が投入され破綻するこ
ら維持管理、運営を行う方
とにより、公益性と継続性
とがない反面、サービスの
法
が確保される。
低下や、投資効率の低下を
招きやすい。
桶川市と民間企業等とが共
第
三
セ
ク
タ
ー
指
定
管
理
者
方
式
・自治体が資本・人材参加する
・自治体と民間との責任の所
同で出資する組織を設立
ことにより、事業内容の公
在等(特に収益)が曖昧に
し、当該組織が指定管理者
益性を確保しやすい。
なりやすい。
となり維持管理、運営を行
う方法
民
間
企
業
等
P
F
I
方
式
民間企業等を桶川市が審査
・多様な業務を一体として委
託しやすい。
・民間のノウハウを活用して、 ・自治体の意向の反映や公益
し、選定された企業が指定
販売・接客サービスの向上
管理者となり、維持管理、
と経費節減を図ることがで
運営を行う方法
きる。
性の確保が課題となる。
民間が資金を調達し建物の
・基本的に施設整備や管理運
・PFI 方式導入の見極めのた
設計・施工と、道の駅の一
営に必要な資金を民間が調
めの調査や事業者の公募・
部又は全体の維持管理、運
達するため、行政サイドの
選定の準備に時間と費用を
営を行う方法
支出を抑制できる。
要する(概ね 2~3 年)。
・民間のノウハウを活用する
ことで高い整備効果が期待
できる。
・契約後の経営破たん等のリ
スクがある。
・適切な管理運営のモニタリ
ングが必要。
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