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「熱意」「自制心」「忍耐力」を意識して勉強に励みましょう 校長 中野 聡

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「熱意」「自制心」「忍耐力」を意識して勉強に励みましょう 校長 中野 聡
富士宮市立芝川中学校
学校だより
H27.12.2
学校教育目標
夢と希望を持ち 心豊かで 可能性に挑む生徒
芝川中文化…「凡事徹底」:時を守り・場を清め・礼を正す
「熱意」「自制心」「忍耐力」を意識して勉強に励みましょう
校長 中野
聡
11月中旬に外部の方々に授業を見ていただく機会が2回ありました。参加された皆さんから芝
川中生のよさについていろいろほめていただきました。①生徒は、落ち着いていて、個人とし
ても一生懸命に学んでいる。②グループで、ペア、そして時にクラス全体でお互いに学び合っ
ている。信頼しながら、助言をし合う姿がすばらしい。③生徒のノートも充実している。一人
一人のベストノートの取組も充実している。ノートを活用して基礎基本の力、考える力が今後
どんなふうに身に付いていくのか楽しみにしている。中でも、3年生の英語授業は話題になりま
した。「お弁当と給食のどちらがいいか。」というテーマでまずディベートをしました。このデ
ィベートでは、自分の本当の気持ちとは関係なくお弁当派と給食派に分かれて英語で意見を述
べ合いました。自分の立場となったお弁当あるいは給食のよさを理由も加えて意見を述べまし
た。意見が言えるようになるために教科書の基本文やディベート独特の言い方を言えるように
練習しました。その結果、ディベートでは全員が意見をはっきりと言えるようになりました。
次の時間は、「自分の本当の気持ちでお弁当がいいのか、給食がいいのか」について意見を英
語で書く時間でした。10分ほどで、ほとんどの生徒が構成も意識してA4サイズの紙にたくさ
ん書けました。その後、お互いの文章を読み合ってアドバイスをし、完成原稿を作りました。
中学生で全体がここまでの量で、質の高い英語を書ける集団を見たことがありません。驚きま
したし、誇らしい気持ちになりました。同時に、ここまでできるようになるのは、相当の努力
をし、全員がやり抜いた結果なのだと思いました。
12月10日は、ノーベル賞授賞式です。大村智先生は、今年ノ
ーベル医学・生理学賞を受賞されます。オンコセルカ症などの
画期的な治療薬「イベルメクチン」を開発し、10億人以上を病
魔から救った功績が評価されました。
大村先生は、やり抜く力のある人です。やり抜く力に関係す
るのは、
「熱意」
「自制心」
「忍耐力」だと考えられます。
「熱意」
を強みとする人は、情熱と活力をもって仕事や勉強に打ち込む
英語でディベート
ことができます。「自制心」を強みとする人は、自分の感情や思
考の反応を的確に把握し、コントロールすることができます。「忍耐力」を強みとする人は、集
中力と我慢強さをもってある課題を最後までやり遂げる気概をもっています。
大村先生は、若い頃定時制高校の先生をしたことがあります。その当時、生徒が勤め先の工
場から油で汚れた手をして学校に来て学んでいるのを見て、自分ももっと勉強しなればと思い
ました。また、人の役に立つ薬「イベルメクチン」を開発するため朝6時から研究室で長年研
究をしていました。そして、よい細菌を見つけるためにありとあらゆるところで土を採取しま
す。いつもスプーンと小さな袋をもって、集めたサンプルは5万本の試験官になりました。
ノーベル賞受賞者の大村先生と最初に話した3年生の授業での活躍ぶりには、こうしたやり
抜く力も関係があったと思います。12月は、ノーベル賞授賞式がマスコミで話題になると思い
ます。日本人の受賞を喜びながら、皆さんの生き方も考える機会にしてほしいと思います。
1日(火)5時間授業 学力調査3年
SC・学校司書来校日
2日(水)全校集会、専門・中央委員会
学校司書来校日
5日(土)福ろう校外学習
8日(火)生徒集会・ノーメディアデー
9日(水)職員会議・学力強化
15日(火)学年集会・SC来校日
16日(水)三者面談 ~ 21日(月)
21日(月)学校司書来校日
22日(火)学校司書来校日
24日(木)弁当の日
25日(金)2学期終業式
1月6日(水)3学期始業式
11月8日(日)、本年度も信長公黄葉まつり
に、70人程の生徒が参加しました。前週の掃除
前日の準備にも50人以上の生徒が参加し、本
堂周りや参道の掃除に汗を流しました。
当日は午前中から雨が降っていましたが、パンフレットの配布準備や商工会婦人部の手伝いなど積極
的に活動してくれました。雨の中、パンフレットを配ったり、駐車場の案内をしました。メインの武者行列は、
雨のため残念ながら本堂で行われましたが、着物姿で登場した生徒達は、堂々とした姿勢で役を演じて
いました。凜々しかったです。
昨年に続いて、雨の中での作業は大変でしたが、郷土のまつりを盛り上げようと、どの生徒も地域の中
学生としての責任を持って熱心に活動に取り組んでいました。
お祭りの関係者からは、「芝川中生がいなくては成り立たない」とお褒めの言葉をいただきました。
9日には、富士宮ライオンズクラブ様と連携して、
生徒が命について考える時間を設定しました。講師
に助産師「番内和枝先生」を招いて、命の誕生の尊
さや責任ある行動・考え方等を、経験にもとづいて
分かりやすく印象的にお話ししてくださいました。
また、ライオンズクラブの方からは、有害薬物に
ついての現状と対応について話していただきました。
生徒にとって大変有意義な時間となりました。
20日 (金 )に
は、後期生
徒会本部の
所信表明も含めた第1回生徒総会が行われました。
前期の活動報告、後期の活動方針の発表・承認を
行い、後半では「お互いを励まし合う芝中にするに
はどうしたらいいだろう?」という中心議題につい
て、時間を超過して熱心に討議しました。
◎岳南朝日作文コンクール
議長賞 2年 望月 純詩 くん
佳 作 2年 佐野 颯海 くん
努力賞 2年 鈴木なずな さん
◎静岡県読書感想文コンクール
富士宮地区 特選 2年 小泉 伸悟 くん
1年 市川 優翔 くん
入選 3年 佐野 裕紀くん、播磨 拓紀くん
熊谷 美咲さん、青木 稜弥くん
2年 伊藤 彩乃さん、藤本 稜平くん
佐野 颯海くん、鈴木なずなさん
1年 林
羽音さん、谷川 功聖くん
加藤 伊吹くん、髙山 泰輔くん
◎食育ポスターコンクール
最優秀賞
3年 渡邉ひかる さん
◎万引き・非行防止ポスターコンクール
入
選
3年 佐野 夏暉 くん
◎ふもと321号にも15名の生徒が入選しました!
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