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早足に桜の季節もすぎて、つつじが美しく咲く頃となりましたが、 皆様お

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早足に桜の季節もすぎて、つつじが美しく咲く頃となりましたが、 皆様お
早足に桜の季節もすぎて、つつじが美しく咲く頃となりましたが、
皆様お変わりございませんか。
4月より、新たになった法・薬価改定の元で、色々とご苦労されて
おられることかと存じます。
弊社でも情報収集を行い、お客様のお役に立つ
情報提供に努めて参りますのでよろしくお願い
申し上げます。
1. 【調剤】湿布薬の入力について
2. 【調剤】居宅療養管理指導料等に伴う在宅患者重複投薬・相互作用等
防止管理料の算定について
3. 【調剤】労災レセプトのオンライン請求について
1
【調剤】湿布薬の入力について
平成 28 年 3 月 25 日に公表されました「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正にて湿
布薬の請求に記載が必要な事項が追加されました。そのため、湿布薬を処方する際にはレセプトに出力され
るようにコメントの入力が必要となります。
厚生労働省「診療報酬請求等の記載要領等について」の一部改定(平成28年3月25日保医発0325第6号)より
抜粋
P118~119(21)
「処方」欄についてのアより
湿布薬の用量については、湿布薬の枚数としての投薬全量を記載するとともに、湿布薬の枚数としての1日用量
又は投与日数を併せて記載すること。
P121~122(28)
「摘要」欄についてのセより
70枚を超えて湿布薬が処方されている処方せんに基づき調剤を行った場合は、処方医が当該湿布薬の投与が必
要であると判断した趣旨について、処方せんの記載により確認した旨又は疑義照会により確認した旨を記載する
こと。
湿布薬を処方する際には処方せんに投薬全量のほか、「1 日分の用量」または「何日分に相当するか」の記
載が必要になっています
また、医師が疾患の特性等により必要性があると判断し、やむを得ず 70 枚を超えて投薬する場合には、そ
の理由を処方せんに記載する必要があります。
そのため 70 枚を超えているにも係らず処方せんにその理由の記載がない場合には、疑義照会を行って確認
をする必要があります。
<湿布薬の調剤すべて>
湿布薬の入力時に、湿布薬の下に「投薬全量 ○枚」と、「1日用量 ○枚」又は「投与日数 ○日」のコメン
トを入力してください。
(1 日用量・投与日数はどちらか片方を入力していただければ問題ありません)
① 単位が「枚」の湿布薬 (1 日用量の場合)
モーラステープ20mg 7cm×10cm
1 日用量 2 枚
単位が「枚」の場合は、使用量欄に全量が
あるため、投薬全量のコメントは不要です。
14 枚
② 単位が「g」の湿布薬 (投与日数の場合)
MS 温シップ「タイホウ」
投薬全量
5枚
投与日数
5日
100g
単位が「g」の場合は、枚数換算した枚数
を「投薬全量 ○枚」コメントで入力した上
で、「投与日数」又は「1日用量」を入力し
てください。
<湿布薬が70枚を超えている場合>
70枚を超えて湿布薬が処方されている処方せんに基づく調剤を行った場合は、上記の「投薬全量」、
「1 日用量
(または投与日数)
」の入力に加えて、
「70枚を超えて湿布薬を処方:処方せんの記載により確認」または
「70枚を超えて湿布薬を処方:疑義照会により確認」のいずれかを入力してください。
2
NEXT の場合
【定型コメント作成手順】・・・初回のみ
①メインメニューより「マスタ登録」→「調剤系」→「定型コメント登録」を選択します。
②「定型コメント一覧」画面が表示されます。一覧より、8000 番台で空いているコードを確認しF2追
加を選択します。
③「定型コメント登録」画面が表示されます。種類、コード、コメント欄をそれぞれ入力しF8登録を選択
します。
■レセプト処方欄に必要なコメントを登録する場合
2.指導(S)と
6.レセ処方(R)
にチェックを入れます。
手順②で確認した、空いているコードを
入力します。
(カンマの入力は不要です)
投薬全量(全角スペース)@枚
と入力します。
※同様の手順で「1日用量(全角スペース)@枚」、
「投与日数(全角スペース)@日」の定型コメントを
登録してください。
■摘要欄に必要なコメントを登録する場合
1.レセ摘要(K)と
2.指導(S)に
チェックを入れます。
手順②で確認した、空いているコードを
入力しま す。(カンマの 入力は不要 で
す)
70枚を超えて湿布薬を処方:処方せんの記載により確認
と入力します。
※同様の手順で「70枚を超えて湿布薬を処方:疑義照会により確認」の定型コメントを登録してくださ
い。
3
【処方入力について】
<入力例①:単位が「枚」の湿布薬
(1 日用量の場合)>
<入力例②:単位が「g」の湿布薬
(投与日数の場合)>
<入力例③:単位が「枚」の湿布薬&70 枚を超える処方>
処方せんに70枚を超える理由の記載がない場合、疑義照会を行ってください。疑義照会を行ったうえで70枚
を超えて調剤する場合は、「70枚を超えて湿布薬を処方:疑義照会により確認」のコメントを入力してくださ
い。
4
Ver.6 の場合
<入力例①:単位が「枚」の湿布薬 (1 日用量の場合)>
F11(用法コメント)を使用して1日用量を入力。(入力内容は調剤報酬明細書、薬情、薬袋等に印字されます。)
<入力例②:単位が「g」の湿布薬 (投与日数の場合)>
F11(用法コメント)を使用して投薬全量と投与日数、又は 1 日用量を入力。
(入力内容は調剤報酬明細書、薬情、
薬袋等に印字されます。
)
<入力例③:単位が「枚」の湿布薬&70 枚を超える処方>
F10(処方コメント)を→F1(レセ摘要)を使用して理由を入力。
(入力内容は調剤報酬明細書に印字されます。)
処方せんに70枚を超える理由の記載がない場合、疑義照会を行ってください。疑義照会を行ったうえで70枚
を超えて調剤する場合は、「70枚を超えて湿布薬を処方:疑義照会により確認」のコメントを入力してくださ
い。
5
NS の場合
<入力例①:単位が「枚」の湿布薬 (1 日用量の場合)>
\\-(処方コメント)
、又は、外用(ワープロ)を利用して 1 日用量を入力。
<入力例②:単位が「g」の湿布薬 (投与日数の場合)>
\\-(処方コメント)
、又は、外用(ワープロ)を利用して投薬全量と投与回数又は 1 日用量を入力。
<入力例③:単位が「枚」の湿布薬&70 枚を超える処方>
**(レセ摘コメント)を利用して入力。
処方せんに70枚を超える理由の記載がない場合、疑義照会を行ってください。疑義照会を行ったうえで70枚
を超えて調剤する場合は、「70枚を超えて湿布薬を処方:疑義照会により確認」のコメントを入力してくださ
い。
6
【調剤】居宅療養管理指導料等に伴う在宅患者重複投薬・相互作用等
防止管理料の算定について
平成28年 4 月改正より新設されました在宅患者重複投薬・相互作用等防止管理料について、
居宅療養管理指導料、および介護予防居宅療養管理指導を行っている患者に対しても算定できるとの
通知がございました。
在宅患者重複投薬・相互作用等防止管理料
(新設)
30点
[算定要件]
(1)在宅患者訪問薬剤管理指導料、在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料、在宅患者緊急時等共同指導料、居宅療
養管理指導、介護予防居宅療養管理指導を行っている患者に対して算定できる。
(2)薬剤服用歴に基づき重複投薬又は相互作用の防止の目的で、処方せんを交付した保険医に対して照会を行
い、処方内容が変更になった場合に処方せん受付1回につき算定する。
(3)処方内容が変更にならなかった場合には算定できない。
(4)薬剤服用歴管理指導料、かかりつけ薬剤師指導料又はかかりつけ薬剤師包括管理料を算定している患者に
ついては算定しない。
NEXT の場合
処方入力画面で
/360
在宅患者重複投薬・相互作用等防止管理料を入力します。
※介護保険で指導料を算定の場合は、基本料の後に「/360 在宅患者重複投薬・相互作用等防止管理料」を入力
します
7
Ver.6 の場合
◆患者登録画面を開きます。
設定のタブをクリックしまします。
① 在宅訪問を算定する場合
在宅訪問「1:在宅」又は
「3:在宅8回」
② 介護保険を利用する場合
在宅訪問
「1:在宅」
介護保険区分 「1::有り」
※介護保険を使用している既存の患者様について、在宅患者重複投薬・相互作用等防止管理料を算定されない
場合、すぐに登録変更する必要はありません。今後算定される際に変更を行ってください。
※新規で登録される場合は、今後の運用を考え、あらかじめ在宅訪問を設定していただく方が便利です。
◆調剤入力後、集計画面にて
在宅患者重複投薬・相互作用等防止管理料を
算定される場合は、在宅患者訪問指導料の下部
にある「重複投薬・相互作用」に「1」を入力
します。
※介護保険を利用する患者様の場合
「在宅指導料が未算定です。算定しますか?」
とチェックメッセージが表示されます。
「はい(Y)」をクリックします。
8
NS の場合
会計入力画面で、在宅防止管理のタブで「1:算定」にします。
9
【調剤】
労災レセプトのオンライン請求について
平成 26 年 2 月から労災保険の労災診療費。労災薬剤費の請求がオンライン・電子媒体で請求できるようにな
りました。
労災レセプトのオンライン請求への案内されている県もございますので、現在、弊社で取り扱っているシステム
の対応状況についてご連絡させていただきます。
システムでは労災レセプトでオンライン請求の対象は短期(労災第二号用紙)と長期(労災第三号用紙)となり、
アフターケア及び外科後処置については従来どおりの紙で請求となります。
システム名
ぶんぎょうめいとVer.6
ApobahnVer6
ぶんぎょうめいと NS
Apobahn NS
オンライン請求
(レセプト電子請求)
紙レセプト請求
×
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
ぶんぎょうめいと NEXT
Recepty NEXT
Apobahn NEXT
ぶんぎょうめいとVer.6プラス
ApobahnVer.6プラス
なお、それぞれのシステムとも設定変更やライセンス変更等が必要となります。また、オンライン請求にかかわ
る申請手続きや「送信ソフト」のセットアップなどは薬局様で行っていただく必要があります。事前にご連絡い
ただきますようよろしくお願い致します。
厚生労働省のホームページで確認することができます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/rousai/rezeptsyste
m/index.html
また、以下のリーフレットはそのホームページに掲載されております。
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