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「県民満足度の向上」日本一への挑戦!!

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「県民満足度の向上」日本一への挑戦!!
静岡県
【しごと改革ニュース】増刊号
平成22年6月
「県民満足度の向上」日本一への挑戦!!
~集中改革プランにおける改革成果~
静岡県では、「県民満足度の向上」を目指して、平成18年3月に
集中改革プランを策定し、行財政改革を着実に推進してきました。
計画期間(17~21年度)に実践された取組(970項目)の中か
ら、主な改革成果を御紹介します。
改革の7つの柱
集 中 改 革 プランでは、取 組 のテーマに7つの柱 を定 め、「生 産 性 の高 い行 政 運 営 」による
「県 民 満 足 度 の向 上 」を目 指 して着 実 に行 財 政 改 革 を進 めました。
集中改革プランの改革成果
改革成果
改革の7つの柱
〔主 な改 革 成 果 〕
項目
一 般 行 政 部 門 の職 員 削 減
・職 員 削 減 数
・職 員 減 に伴 う削 減 効 果
県
民
満
足
度
の
向
上
総 務 事 務 の集 中 化 とそ
れに伴 う民 間 委 託
・職 員 削 減 数
・職 員 減 に伴 う削 減 効 果
取組期間
効果
1 新 公 共 経 営 (NPM)の
一 層 の推 進
1,353 人
H10~H22
856 億 円
97 人
H10~H22
2 簡 素 で効 率 的 な
組 織 の構 築
3 県民参加と
民 間 能 力 の活 用
59.9 億 円
4 県 民 サービスの向 上
ひとり1改革運動の取組件数 H10~H21
市 町 への権 限 移 譲 法 律 数
静岡地方税滞納整理機構
による徴 収 成 果
H21.4.1
現在
全国 1 位
120,927 件
全国 1 位
120 本
H20~H21 68.4 億 円
新公共経営に基づく事業の
見直しを反映した当初予算 H16~H22
総額の削減
5 市 町 村 合 併 の推 進 と
広 域 連 合 の設 置
6 人 材 の育 成 と
人 事 給 与 制 度 の改 革
7 健全財政の
375 億 円
枠 組 みの堅 持
1
新公共経営(NPM)の一層の推進
※ アウトカム
県民の皆さんが望む社会の姿
県民満足度を目指す行政運営
○静 岡 県 は、新 公 共 経 営 の手 法 により、県 民 満 足 度
と県 全 体 の生 産 性 の向 上 を目 指 しています。
○静 岡 県 の新 公 共 経 営 は、目 的 を明 確 にして、最 適
な方 法 により、成 果 を追 求 する目 的 指 向 型 の行 政
運 営 です。
○静 岡 県 では、総 合 計 画 に県 民 の満 足 度 を向 上 さ
せる166のアウトカム (※) の目 的 や目 標 を定 め、
その達成に向けて、「業 務 棚 卸 表 」や「ひとり1改 革
運動」など新公共経営の手法を導入しています。
これまでの目標
アウトカム目標
下水道の整備
普及率の向上
河 川 等 の水 質
汚 濁 の防 止
業務棚卸表を活用した連続した業務点検
○「業 務 棚 卸 表 」は、複 雑 な県 の業 務 を、課 ごとに全 て書 き出 し、「何 の目 的 のために、
何 をするのか」という、目 的 と手 段 がわかるように表 に整 理 (棚 卸 )して、「見 える化 」した
ものです。
○各 課 は目 的 ごとに数 値 目 標 を設 定 し、目 標 が達 成 しているかを評 価 します。評 価 した
結 果 に基 づいて業 務 のやり方 を「改 善 」し、翌 年 度 の仕 事 に反 映 しています。
○平 成 15年 度 から、評 価 を加 えた業 〔 決 算 特 別 委 員 会 における質 疑 、意 見 への活 用 件 数 〕
年度
18
19
20
21
務 棚 卸 表 は、県 議 会 (決 算 特 別 委
件
数
25
件
59
件
91
件
62
件
員 会 )において、政 策 的 な議 論 に
活 用 されています。
*「見 える化 」→「改 善 」のサイクル
・この考 え方 は、PDCA サイクルと呼 ばれています。
④改 善 (ACTION)
やり方 の「改 善 」
⑤新 たな PLAN へ
仕 事 の質 の向 上
①計 画 (PLAN)
作 戦 の「見 える化 」
PDCA サイクル
③評 価 (CHECK)
結 果 の検 証
②実 施 (DO)
仕 事 をやってみる
事業仕分け
○ 平 成 21年 度 に、県 が行 っている事 業 について、その必 要
性 ややり方 などを第 三 者 の視 点 により公 開 の場 で見 直 しを
行う、「事業仕分け」を実施しました。
○県 の主 要 事 業 101事 業 について仕 分 けを行 い、その結
果 、約 31億 円 の財 源 を捻 出 しました。
〔事 業 仕 分 けの様 子 〕
ひとり1改革運動
~全職員による不断の見直し~
○「ひとり1改 革 運 動 」は、職 員 一 人 ひとりが自 ら考 え、身 近 なところから改 革 ・改 善 を実 践
していく運 動 です。
○全 職 員 による業 務 の見 直 しにより、効 率 的 で質 の高 い行 政 サービスの提 供 に努 めていま
す。
○平 成 10年 度 から取 り組 んでおり、今 年 度 までに12万 件 を超 える「改 革 ・改 善 」、「提
案」が行われてきています。
○これだけ継 続 している事 例 は他 の都 道 府 県 にはなく、日 本 一 の取 組 となっています。
〔事 務 改 善 制 度 の他 県 の状 況 (過 去 3ヵ年 )〕
〔ひとり1改 革 運 動 取 組 件 数 の推 移 〕
20,000
件数
件数/人
2.02
2.10
1.81
513
提案(左)
改革成果(左)
15,000
372
1.45
職員1人当たり件数(右)
1.45 1.45
1.11 1,136 1,109
0.95
10,000
0.84
0.66
5,000
0.68
1,956 2,850
0.92
0.79
4,590
3,397 2,617 2,647
県名
19年度 20年度 21年度
1
静 岡 45,138 12,368 17,048 15,722
2
埼 玉 28,457
857
3
東京
5,477 2,197 1,950 1,330
4
福井
3,076
5
岩手
3,035 3,035
98 14,048 14,311
1.20
16,535
0.90
15,350
11,481
11,511
11,256
0.60
5,633 5,630
620
788 1,668
―
―
(静 岡 県 調 査 )
8,492
4,739
合計
1.50
1,295
3,266 2,215 1,480
1.80
順位
0.30
0.00
0
10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度
○静 岡 県 の取 組 は、単 に件 数 が多 いだけではなく、質 も充 実 しており、経 費 節 減 、時 間 節
約 の事 例 や県 民 満 足 度 の向 上 につながる成 果 が多 くあります。
〔過去3年の取組成果〕
県民満足度の
取組件数
年度
経済効果
時間節約
(職員1人当たり件数)
向上
12,368 件
86,819 時 間
19
166 億 5,871 万 円
6,224 件
( 1.45 件 )
( 職 員 44 人 分 )
17,048 件
109,449 時 間
20
136 億 582 万 円
8,640 件
( 2.02 件 )
( 職 員 56 人 分 )
15,722 件
108,344 時 間
21
215 億 9,570 万 円
8,092 件
( 1.81 件 )
( 職 員 55 人 分 )
ひとり1改 革 運 動 の取 組 事 例
地域のみんなで佐鳴湖浄化。ヨシの活用で一石三鳥
(浜松土木事務所企画検査課)
佐 鳴 湖 の 浄 化 対 策 のため、 市 民 参 加 で湖 周 辺 の ヨシ刈 りを 行
い、刈 り取 ったヨシは廃 棄 物 として処 分 していました。
そこで、刈り取ったヨシを有 効 活 用 するため関 係 機 関 や市 民 団 体
と協働で検討し、お茶畑の敷きワラとして活用することとしました。
その結 果 、処 分 費 用 を年 間 で217万 円 節 減 できたほか、地 域
での資 源 循 環 の実 現 、佐 鳴 湖 浄 化 のPRなど、様 々な効 果 を生
み出 すことができました 。
市 民 との協 働 による
ヨシの刈 取 作 業
2
簡素で効率的な組織の構築
行政サービスの向上を目指した組織づくりとムダのないスリムな職員配置
○静岡県では、効果的・効率的な執行体制を目指して、組織の見直しを進めています。
○施 策 目 的 ごとに組 織 を統 合 したり、事 務 の集 約 をするなど様 々な手 法 により、常 に目 的
指 向 型 組 織 を目 指 しています。
年度
目 的 指 向 型 組 織 を目 指 した見 直 しの例
17 ・農 林 水 産 業 普 及 体 制 見 直 しに伴 う農 林 事 務 所 等 の再 編 (▲23人 )
・本 庁 組 織 の改 編 (事 業 実 施 部 門 8部 → 5部 、▲51人 )
19
・試 験 研 究 機 関 の見 直 し(▲27人 )
22 ・浜 名 湖 ガーデンパークの指 定 管 理 者 制 度 移 行 (▲15人 )
○さらに、政 令 指 定 都 市 の誕 生 や市 町 村 合 併 の進 展 等 に合 わせて、常 に出 先 機 関 の見
直 しを行 っています。
年度
17
18
19
22
権 限 移 譲 に伴 う出 先 機 関 の見 直 しの例
・静 岡 土 木 事 務 所 の再 編 など(▲55人 ) (静 岡 市 政 令 指 定 都 市 移 行 )
・西 部 地 域 の健 康 福 祉 センターの再 編 (▲63人 ) (浜 松 市 の合 併 )
・保健所業務 (静 岡 市 ) 、開発許可事務 (熱 海 市 、伊 東 市 、袋 井 市 ) など権限移譲(▲7人)
・西部地 域 の土木事務所の統合など(▲84人) (浜 松 市 政 令 指 定 都 市 移 行 )
・旅 券 関 係 窓 口 事 務 など権 限 移 譲 (▲9人 )
○組 織 の再 編 に併 せて、静 岡 県 独 自 の定 員 管 理 計 画 を設 定 し、スリムで効 率 的 な職 員
配 置 に努 めています。
○平 成 10~22年 度 の13年 間 で、1,353人 、18.6%の職 員 を削 減 し、人 件 費 では
約 856億 円 の削 減 効 果 をあげています。
〔一般行政部門における職員数の推移と人件費の削減効果〕
年度
計 画 (人 )
実績
期間計
(人 )
累計
人件費削減額(百万円)
10~14 15~17
500
250
509
287
509
796
16,005 17,943
18
84
880
8,170
19
158
1,038
9,102
外郭団体の健全化を支援
○静 岡 県 では、外 郭 団 体 (29 団 体 )について、
毎 年 度 点 検 評 価 表 を活 用 して「必 要 性 」、
「経営の健全性」、「透明性」及び「財政関与」
の4つの視 点 から見 直 しを行 っています。
○平 成 9年 から21年 度 までで、約 4分 の1の
外 郭 団 体 を統 廃 合 しました。
○外 郭 団 体 全 体 の常 勤 役 職 員 703人 (平 成
17年 4月 時 点 )を平 成 22年 4月 までに
248人 (35.3%)削 減 しました。
20
500
116
1,154
10,203
※H22 は精 査 中
21
22
99
1,253
11,319
100
1,353
12,872
合計
1,250
1,353
85,614
〔団 体 数 及 び常 勤 役 職 員 数 の推 移 〕
人数 800
団体数
団体数(左)
常勤役職員数(右)
45
40
38
35
30
36
7 03
556
5 91
34 33 33 33 33 33
32 32 32
5 0 0 4 90
4 55 400
30 29 29
200
25
20
年度 9
600
0
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
※ 外 郭 団 体 と は … 地 方 三 公 社 (静 岡 県 土 地 開 発 公 社 、 静 岡 県 道 路 公 社 、 静 岡 県 住 宅 供 給 公 社 )
や県が一定割合以上出資している団体をいいます。
3
県民参加と民間能力の活用
知 事 広 聴・県 政 さ わ や か タ ウ ン ミ ー テ ィ ン グ
○県 政 が県 民 の皆 さんにとって身 近 なものになると
ともに、県 政 へ の 理 解 と 参 加 意 識 を 高 め る た め
知 事 や県 幹 部 職 員 が県 内 各 地 に出 向 き、県 民 の
皆 様 と交 流 を図 りながら、県 政 について直 接 意 見
交 換 できるようにしています。
○知 事 広 聴 「平 太 さんと語 ろう」では、傍 聴 者 を広 く
募 り、公 開 したうえ、時 間 が許 す限 り、傍 聴 される皆
様 からの意 見 もいただくことで、県 政 がより身 近 なも
のになるよう努 めています。
〔知 事 広 聴 「平 太 さんと語 ろう」〕
指定管理者制度の導入
○指 定 管 理 者 制 度 は、民 間 の経 営 ノウハウを活 用 して、「公 の
施 設 」の管 理 運 営 を行 う制 度 です。
○これまでに44施設で導入し、導入前と比べ10億 3千万 円を
超える経費を削減しています。
○21年 度 からは「富 士 山 静 岡 空 港 」などに、22年 度 からは
「浜 名 湖 ガーデンパーク」などに導 入 し、利 用 者 の視 点 に立
った質 の高 いサービスの提 供 と効 率 的 な運 営 が行 われて
います。
〔浜 名 湖 ガーデンパーク〕
地方独立行政法人制度の活用
○地 方 独 立 行 政 法 人 制 度 は、公 の業 務 を行 う法 人 を設 立 して、効 率 的 な運 営 を行 いなが
ら、県民のニーズに対して、機動的、効果的に応えようとする仕組みです。
○大 学 では学 生 や社 会 のニーズに、病 院 では県 民 の医 療 ニーズに、的 確 に対 応 をしていま
す。
年度
静 岡 県 の地 方 独 立 行 政 法 人
19 静 岡 県 公 立 大 学 法 人 (静 岡 県 立 大 学 、静 岡 県 立 大 学 短 期 大 学 部 )
地方独立行政法人静岡県立病院機構
21
(県 立 総 合 病 院 、県 立 こころの医 療 センター、県 立 こども病 院 )
22 公 立 大 学 法 人 静 岡 文 化 芸 術 大 学 (公 設 民 営 の学 校 法 人 から移 行 )
総務事務の民間委託
○ 各 所 属 で行 わ れ て い た 職 員 給 与 や 旅 費 の 支 給 な ど の 総
務 事 務 を一 元 的 に処 理 する「総 務 事 務 センター」を設 置 し
て、業 務 を民 間 に委 託 してきました。
○平 成 20年 度 からは、知 事 部 局 の本 庁 及 び県 内 すべての
出 先 機 関 の総 務 事 務 を民 間 に委 託 しています。
○総務事務集中化と民間委託で、平成10年度から97人の職
員を削減でき、約59億9千万円の削減効果がありました。
〔総 務 事 務 センター〕
4
県民サービスの向上
ひとり 1 改革運動による身近な業務のサービス向上
○静岡県では、「県民の皆さんを公共サービスのお客様として大切にする」ことを職員一人ひとり
が強く意識して、常に身近な業務の見直しを行い、質の高いサービスの提供に努めています。
〔 平 成 21 年 度 の ひ と り 1 改 革 運 動 に よ る 県 民 サ ー ビ ス 向 上 の 事 例 〕
取
組
事
例
安 全 性 に配 慮 しつつ、患 者 さんの日 常 生 活 での拘 束 感 を軽 減 する新
しい術 後 病 衣 を民 間 企 業 等 との協 働 により開 発
自 動 車 税 の商 品 中 古 車 減 免 の還 付 方 法 を、窓 口 での手 渡 しから口
座 振 込 に変 更
効果等
患 者 さんの負 担 軽 減
納 税 者 の利 便 性 の向 上
窓口サービス充実
○窓口の拡大や利用時間の延長など、県民の皆さんの視点に立っ
て業務の改善を進め、県民満足度の向上を図っています。
コンビニエンスストアで税金納付
県 民 の皆 さんに身 近 なコンビニエンスストアで、平 成 17年
度 から自 動 車 税 を、平 成 20年 度 から個 人 事 業 税 を納 付
できるようにしました。
これまでは、金 融 機 関 の営 業 時 間 中 に、金 融 機 関 窓 口
に行 かなければならず不 便 でしたが、休 日 や夜 間 でも納 付
が可 能 になりました。
市町村窓口で旅券(パスポート)取得が可能に
パスポート発 給 事 務 を県 内 の全 市 町 に移 譲 し、身 近 な市
町 で手 続 きできるようになりました。
これまでは、戸 籍 抄 本 の取 得 など複 数 の窓 口 に行 かなけ
れ ば な り ま せ ん で し た が 、 各 市 町 の 役 場 に行 くだ け で 旅 券
申 請 ができるようになり利 便 性 が向 上 しました。
〔PRポスター〕
〔旅券申請窓口〕
県有施設のインターネット予約
県 有 施 設 のインターネット予 約 システム「とれるNet」を稼 動 し、インターネットから施 設 の
予 約 ができるようになりました。
「とれるNet」は平 成 21 年 度 から 24 時 間 予 約 可 能 となり利 便 性 が向 上 しました。
県有施設におけるユニバーサルデザインの充実
「富 士 山 静 岡 空 港 」では、案 内 所 のカウンターテーブルについて、
車 椅 子 の方 でも利 用 していただきやすいよう、高 さに配 慮 したり、ま
た、ターミナルビル正 面 に屋 根 付 きの障 害 者 用 駐 車 場 を整 備 する
など、高 齢 者 や障 害 のある方 にも快 適 に利 用 していただけるように
施 設 整 備 を行 っています。
〔富 士 山 静 岡 空 港 の
車 椅 子 対 応 カウンター〕
(左 側 の一 段 低 い部 分 )
5
市町村合併の推進と広域連合の設置
住民の利便性やサービス向上を目指した市町村合併の推進
〔県内市町村数の推移〕
○ 住 民 の 利 便 性 や サ ー ビス の 向 上 、 行 財 政
基 盤 の 強 化 を図 るた め、 自 主 的 な 市 町 村
合 併 を推 進 してきました。
平 成 22 年 4月 に35市 町 となり、平 成 15年
3月 31日 の74市 町 村 が半 分 になりました。
県内市町への積極的な権限の移譲
H15.3.31
0
2
3
16
49
4
74
政令市
中核市
特例市
一般市
町
村
合 計
H19.4.1
2
0
2
19
19
0
42
H22.4.1
2
0
2
19
12
0
35
○静 岡 県 では、皆 さんへの身 近 な行 政 サービスの提 供 が市 町 で完 結 できるよう、
県 の事 務 を積 極 的 に市 町 へ移 譲 しています。
○平 成 21年 4月 1日 現 在 、市 町 に移 譲 している法 律 数 は
120本 にのぼり、全 国 で最 も多 くの権 限 移 譲 を行 っています。
静岡地方税滞納整理機構の設立
○市 町 と県 で徴 収 困 難 な地 方 税 の滞 納 整 理 を専 門 的 に
行 う「静 岡 地 方 税 滞 納 整 理 機 構 」を設 立 し、平 成 20年
4月 から活 動 を開 始 しました。
○平 成 22年 3月 までに約 68億 円 の滞 納 整 理 の成 果 を
あげています。
6
〔静 岡 地 方 税 滞 納 整 理 機 構 〕
人材の育成と人事給与制度の改革
静 岡 県 キ ャ リ ア ・ デ ベ ロ ッ プ メ ン ト ・ プ ロ グ ラ ム (※ ) の 推 進
○ 静 岡 県 では、 多 彩 で専 門 性 の 高 い 職 員 の 育 成 に向 け、 全
国 に先 駆 けて新 しい人 材 開 発 システムに取 り組 んでいます。
○職 員 は自 己 の能 力 ・適 性 を分 析 し、将 来 のキャリア計 画 を
作 成 します。
○職 員 のキャリア計 画 を反 映 した人 事 異 動 や公 募 制 度 での
人 材 登 用 により、組 織 の活 力 を高 め、行 政 の生 産 性 の向 上
につなげています。
※キャリア・デベロップメン
ト・プログラム
略 し て 「C D P 」と 言 わ れ る 。
米国で生まれ、近年、民間企
業でも導入されている長期人
材育成システム
職員給与等の適正化
○特 殊 勤 務 手 当 を見 直 し、職 員 給 与 の適 正 化 を行 いました。
年度
17
18
19
20
21
22
特殊勤務手当数
43
34
33
29
21
20
○静 岡 県 では、国 に準 拠 していた旅 費 制 度 を、実 費 に近 い静 岡 県 独 自 の制 度 に見 直 しま
した。
7
健全財政の枠組みの堅持
健全な財政運営のための財政健全化指標の見直し
○静 岡 県 では、平 成 12年 度 から財 政 健 全 化 指 標 を定 め、健 全 な財 政 運 営 に努 めています
が、平 成 21年 度 に、新 たに財 政 健 全 化 指 標 を見 直 しました。
○実 質 公 債 費 比 率 、県 債 残 高 、将 来 負 担 比 率 は目 標 を達 成 、経 常 収 支 比 率 も上 昇 を抑
制 し、全 国 上 位 の健 全 性 を維 持 しています。
新しい財政健全化指標
実績値
目標
備
(H20 決 算 )
考
経常収支比率
90% 以 下
92.5%
全 国 順 位 1 2年 度
34 位 → 2 0年 度 7位
実質公債費比率
18% 未 満
11.7%
全 国 順 位 1 7年 度
14 位 → 2 0年 度 10 位
県 債 残 高 (一 般 会 計 )
2兆円程度上限
(臨 財 債 及 び病 院 債 除 く)
将来負担比率
1兆 9272 億円
400% 未 満
ピーク ( 1 4年度 1兆 9930 億円) より漸減
248.1%
歳出のスリム化
全 国 順 位 1 9年 度
億円
○ 平 成 2 2 年 度 当 初 予 算 で は、 平 成 1 6 年
度 と比 較 して375億 円 縮 減 しました。
○また、投 資 的 経 費 はピーク時 (平 成 10年
度 )の半 分 以 下 に圧 縮 しています。
5,055
〔投 資 的 経 費 の推 移 〕
5,000
3,646
4,398
2,682
3,769
3,000
3,008
1,000
年度 10
歳入の確保
30 位 → 2 0年 度 28 位
11
12
13
14
2,273
2,535
15
16
2,098 2,035
2,207
17
18
2,045
19
20
21
○静 岡 県 では、税 収 を確 保 するため、コンビニ納 付 など納 税 環 境 の整 備 を進 めるとともに、静
岡 地 方 税 滞 納 整 理 機 構 の設 立 などによる徴 収 対 策 の強 化 に取 り組 んでいます。
○そのほか、平 成 20年 度 に「県 有 財 産 の売 却 計 画 及 び利 活 用 計 画 」を策 定 し、未 利 用 財 産
の積 極 的 な売 却 及 び有 償 貸 付 を行 っています。平 成 21年 度 は23箇 所 で18億 7,300万
円 の収 入 になりました。
新たな行財政改革大綱の作成
○行 財 政 環 境 の変 化 を踏 まえつつ、行 財 政 改 革 を更 に進 めるため、
本県が目指すべき行政経営のあり方や行財政改革の方向性をまとめ
た新 たな行 財 政 改 革 大 綱 を平 成 22年 度 中 に策 定 します。
○集 中 改 革 プランの改 革 成 果 や新 たな課 題 等 を十 分 踏 まえ、実 効
性 のある大 綱 づくりを目 指 します。
静岡県経営管理部職員局行政改革課
〒 420-8601 静 岡 市 葵 区 追 手 町 9 - 6
電 話 : 054-221-2911 FAX: 054-221-2750
e -mail [email protected]
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