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(2013年10月16日開催)(PDF:566KB)

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(2013年10月16日開催)(PDF:566KB)
2013年度 町田第一地区町内会・自治会連合会 市政懇談会
次 第
[日時] 2013年10月16日(水)
19:00~21:00
[場所] 文学館 大会議室
司会進行: 市 民 協 働 推 進 担 当 部 長
大谷 光雄
町田第一地区町内会・自治会連合会会長
杉山 昌弘
○ 連合会長の挨拶
[19:00~19:05]
町田第一地区町内会・自治会連合会会長 杉山 昌弘
○ 市長の挨拶
[19:05~19:12]
町田市長 石阪 丈一
○ 職員の紹介
[19:12~19:15]
第1部 地域の要望に関する意見交換
1
伊藤病院前の通路の危険防止策、市立博物館の移転計画のその後の
[19:15~19:30]
検討状況、芹ヶ谷公園の有効利用策について
【建設部、文化スポーツ振興部、都市づくり部】
2
現商工会議所及び周辺の再開発について
[19:30~19:40]
【都市づくり部】
3
文学館通りの整備計画について
[19:40~19:50]
【建設部】
4
伊藤病院前を利用する車の適正な誘導策について
[19:50~20:00]
【建設部】
5
JR町田駅中央口の混雑解消とターミナル口への誘導策について
[20:00~20:10]
【建設部】
6
ペデストリアンデッキの延伸について
[20:10~20:20]
【建設部】
第2部 市政全般に関する意見交換
市長からの市政報告
[20:20~20:55]
○ 閉会の挨拶
原町田四丁目第二町会会長 岩﨑 俊男
[20:55~21:00]
2013年度
町田第一地区町内会・自治会連合会
市政懇談会
議事録(要旨)
[日
時]2013年10月16日(水)19:00~21:00
[場
所]文学館
大会議室
[出席者]石阪市長
文化スポーツ振興部長
建設部長
馬場
浅沼
都市づくり部長
渋谷
都市づくり部都市整備担当部長
市民部市民協働推進担当部長
沖
大谷
市民部次長兼市民協働推進課長
熊谷
市民協働推進課(2名)
町田第一地区町内会・自治会連合会長
ほか26名
司会進行:市民協働推進担当部長
町田第一地区町内会・自治会連合会長
○地区連合会長の挨拶
皆さん、こんばんは。行政の方々については、遅い時間にご出席いただきましてあり
がとうございます。皆様には、町田第一区町内会・自治会連合会、また各町内会に対し
まして、ご理解とご支援を賜りまして、この席をお借りして御礼を申し上げる次第でご
ざいます。また、本日はまたとない市政懇談会でございまして、夜のお疲れのところご
出席を賜りまして、本当にありがとうございます。いろいろと、日頃思っていること、
聞きたいこと、それぞれあろうかと思いますけども、どうぞひとつ忌憚のない意見を、
市長さんに聞いていただきまして、市政に反映するようにしていただければ、今日の懇
談会の効果があるのではないかと、こう思う次第でございます
どうぞ皆様、よろしくお願い申し上げます。
○市長の挨拶(町田市長)
皆さん、こんばんは。市長の石阪です。
今日は、台風26号が朝、東京付近を通過しています。実は、大島と町田市はいろいろ
交流がありまして、今回かなり被害がでまして何かしなければいけないなと思っていま
す。町田のほうは幸いほとんど何もなくて、建設部、都市づくり部を中心に100人以上
が昨日から活動しています。ただし、大きな被害はありません。ただ、境川で女性が流
れてしまって、瀬谷まで流れていってしまった。どこの方かはまだわかりません。大き
なことがなくて幸いです。幸いと言えばもう1つ幸いなことがありまして、功労賞を杉
1/17
山会長が表彰されました。おめでとうございます。
今日は、2時間の間にいろんな意見交換ができればありがたいなと思っています。後
半では、少し市政のことについて、若干報告をさせていただいて、皆さんからそれにつ
いての質問をいただくという時間も設けられているようですので、そこでまたお話をさ
せていただけたらと思います。皆さん、よろしくお願いします。
○出席者の紹介
第1部
1
地域の要望に関する意見交換
伊藤病院前の通路の危険防止策の実現、市立博物館の移転計画のその後の検討状況、
芹ヶ谷公園の有効利用策について
伊藤病院前の通路の危険防止策の実現、市立博物館の移転計画のその後の検討状況、
芹ヶ谷公園の有効利用策について最新情報をお聞きしたい。
【回答】
建設部長
ご要望頂きました箇所につきましては、町田警察署と市の担当者で現地調査をし たと
ころ、白線が薄く見えづらくなっており、車両が白線を越えて、路側帯を走行している
状況を確認しました。
そのため、白線の引き直しを行います。
また、ドライバーに路側帯をわかりやすくするため、新たにカラー舗装をすることと
しました。
白線及びカラー舗装は、年内に実施する予定でおります。
文化スポーツ振興部長
市立博物館には大きく分けて美術系の資料と歴史系の資料がございます。このうち、
美術系資料に関しまして、(仮称)町田市立国際工芸美術館(以下、工芸美術館)とし
て芹ヶ谷公園内に建設することを検討しておりますが、公園内の建設場所については決
定しておりません。現在、工芸美術館の整備基本計画について検討を進めており、今年
度中に計画を策定します。スケジュールとしては、来年度から設計を始め、2018年
度にオープンする予定です。
なお、この工芸美術館の基本計画策定とともなって、原町田4丁目と結ぶエレベータ
ーの設置を検討しています。
都市づくり部
「芹ヶ谷公園の有効利用策について」にお答えします。
芹ヶ谷公園は、中心市街地に位置し、町田駅に近く、国際版画美術館や現在検討中の
2/17
工芸美術館が建設されますと、さらに多くの来園者が予想されます。
そこで、多くの来園者に喜んでいただけるよう、休憩施設、遊戯施設等を適切に配置
し、魅力ある公園造りに努めてまいります。
《質疑》
原町田四丁目第二町会会長
休憩施設ができるのは大変ありがたいと思いますが、トイレなんですね。さくら祭り、
時代祭り等大きな行事があります。そのときに、いろんなところのトイレを借りていま
すが、中にあればよいなと思うのがひとつと、それから最近、保育園の関係ですか、園
庭がないということで結構芹ヶ谷公園に幼児が来てます。先生が連れてきて。トイレが
大人用のトイレしかないんですね。幼児用のトイレなんかもあったらよいなと、できる
かどうかはともかく、やっぱり子どもの立場にしてみたら大きなところでするのはちょ
っとしんどいのかなと思います。トイレの問題がひとつ。それから、水生植物園が実は
あるんですね。ところが結構忘恩にされていて、せっかくあるのに、もったいないなと、
朝歩いて思っています。水生植物園だけではなくて、薬師池公園みたいにもう少し整備
をしていただけたらなと考えています。エレベーターのほうはできそうで嬉しいのです
が。以上ですが、トイレの件はぜひ。
都市づくり部長
水生植物園の管理については、私どものほうでしっかり現場を見て、対応させていた
だきたいと思います。
トイレについては、小さいお子さんも利用されるということで、 芹ヶ谷公園全体の区
域の見直しも含めまして、トイレの必要性ということも、実は小田急線近くにはトイレ
がございますけども、おそらく多目的広場、二小から二中へ行く通りよりもさらに版画
美術館側のところにというお話だと思いますので、 先ほども検討させていただきますと
いうことで、休憩施設、遊戯施設、トイレですと便益施設になりますので、そういった
部分も合わせて検討させていただきたいと思います。
原町田四丁目第二町会会員
エレベーターの件については、私は老人クラブを担当しているのですけども、大変あ
りがとうございます。よろしくお願いします。
高齢化社会を迎えて、元気なお年寄りをつくるということで取り組んでおられると思
いますが、中心市街地というのは、相原とか鶴川とかそういうところとは違いまして、
運動場がないんですね。それで、ぜひ芹ヶ谷公園の中に、いまお年寄りで一番盛んなの
は輪投げとグラウンドボールなのですが、そういうところでできるように、そういう施
設を芹ヶ谷公園の中で考えていただければと思います。よろしくお願いします。
都市づくり部長
3/17
いま私どものほうで、昔で言うと児童公園、街区公園という言い方をするのですが、
そういったところには、子どもさんの遊具に合わせて健康遊具というものを設置させて
いただいております。そういった部分も含めまして、公園をもう一度検討する中で、 先
ほどグラウンドゴルフというお話もありましたが、その辺も合わせて勉強させていただ
いて、当然スペースには限りがありますので、どういったものが市民ニーズがあって、
どういったものが整備できるか、検討させていただきたいと思い ます。
原町田四丁目第二地区街づくりの会代表幹事
先ほどの休憩施設と遊戯施設のことでもう少し詳しく教えていただきたいのですが、
芹ヶ谷公園の中のどの辺りを遊戯施設を設置するスペースとお考えになっていらっし
ゃるのでしょうか。ひだまり荘という建物が移築されていて、芹ヶ谷公園をどこまで面
として捉えていらっしゃるのか教えていただきたいのと、遊具施設がどのようなものが
入るのかなというのもお聞きしたいです。
都市づくり部長
面的にどこまでというご指摘もありますけども、確かにひだまり荘 については公園の
区域の中に入っております。先ほどもお話させていただきましたが、用地の面的な区域
の限界もございますので、私ども今まさに(仮称)美術工芸館を検討しておりまして、
そういった施設も含めて公園の中にどういった施設を、具体的に遊具施設、休憩施設は
どういうものがよいのかということを、先ほどのお答えの繰り返しになりますが、市民
の方のニーズ、それから公園のそれぞれの特色等も考えなければいけないとおもいます
ので、それらを踏まえて検討させていただきたいと思います。具体的なことは、今の段
階でははっきりと申し上げられなくて申し訳ないですが。
原町田四丁目第二地区街づくりの会代表幹事
意見を言えれば、取り入れられる可能性がある。
都市づくり部長
そういう点は、いろいろとご意見をいただく場を。
ターミナルロード商店会会長
私は、ほぼ3日にいっぺんくらいは芹ヶ谷公園に散歩に行っています。
明らかに、中心市街地にある公園にしては、行政の手が入っていないなというのが実
感です。薬師池公園から見ますと、全然違う。例えば、テーブルひとつとってみても、
もうぼろぼろに朽ち果てて、この間ようやくベンチの修理が終わったなと思ったら、腐
っているところの板が2、3枚新しく変わっている。普通であれば、あれは全部木は新し
くするべき。
それともうひとつ、水生植物園の木道にもう穴が開いている。これは危険であります。
4/17
それともう一点、中に版画美術館という、あれはドイツのデザインですよ。あれはイ
ンターナショナルな国際版画美術館。ここには、やはり多くの方が来ていて、それにし
ては、来た人へのサービスの提供の仕方が三流だなと思うのですよ。 内容を見ますと、
ハンディキャップを持っている子たちへの仕事場の提供ということももちろんあるの
ですけども、もう少し多極的に捉えれば、これからの高齢化社会の人たちへのサービス、
例えば、あのきれいなシチュエーションの中で、オープンカフェ風なテーブルひとつな
い。これは明らかにおかしい。折りたたみの椅子が置いてあるのですけども、これは 100
円ショップで買ったような椅子が置いてありますよ。国際版画美術館の建物と比べると
明らかにおかしい。インターナショナルな国際版画美術館、中心市街地にある公園であ
りますから、もう少しここには財政を動かしてもよいかなと思います。
都市づくり部長
いろいろとベンチの関係とか木製のテーブル、水生植物園の木道など、ご指摘の通り
しっかり現場を見させていただき、対応いたします。
文化スポーツ振興部長
私も、現地を確認させていただいて検討させていただきたいと思います。
原町田六丁目若葉会会長
最近中心市街地で、大型店と一緒にイベントをやったりしています。その中にごく直
近で「町田で暮らそう」というキャッチフレーズがついていました。非常に上質な表現
で、ともすると怖い、汚い、なんとかしなきゃ、安心・安全、そんな 話題ばかりの中で、
実はこのキャッチフレーズは、「町田で暮らそう」と言った瞬間に官も民も自分たちの
グレードをつくっていこうとする運動に展開していくような気がするのです。つまり、
「町田で暮らそう」という暮らそうとしている町の 芹ヶ谷公園の質はどうなのかという
ようなことを、できれば行政のほうでも、行政のほうだけではなくてもちろん民間もや
っていくわけですが、行政のなかでそんな位置づけで整理をしていただけるとありがた
いと思うのですが、いかがなものでございましょうか。よろしくお願いします。
町田市長
ここで暮らすというのは第一ですよね。観光については、観光の一番の眼目は、私が
勝手に言っているのですけど、ここで暮らしている人が元気だとか、幸せだと かいうこ
とを外から来た人が感じるというのが、もう一回来てくれるという理由だそうです。だ
から、「町田で暮らそう」というのは、そういうキャッチがでていると、外から人が来
るというようなことだと思います。先ほど、芹ヶ谷公園の位置づけの問題が出ていまし
たが、やっぱり公園に対する評価だとか、それはもう少し公園とか 街づくりを評価する
人にいっぱい見てもらわないといけないかなと思っています。それは何でかというと、
例を出してよいかわかりませんが、成瀬の前の公園とは違うわけで、鶴川の4丁目の公
5/17
園とは違うわけで、やっぱり町田の顔ですからどうすべかということを、そういう人に
見てもらうのが一番最初かなと。見てもらうと、こうしたほうがよいというところがい
っぱいあると思うので、そういう必要があると思うのです。全然違う話なのですが、 山
下公園というのがありまして、鶴川小学校の2年生のときに遠足に行きました。その後、
横浜市役所に行ったときも、山下公園にお金をかけているのですね。というのは、海外
を含めてたくさんお客さんが来るので、ここにお金をかけないといけないだろうと考え
ているのですね。郊外のところは全然お金をかけないのですよ。 だから極端に差がある
のですね。郊外から文句はあったのですが、それはそれでひとつの政策なので、 芹ヶ谷
公園というのは、多分横浜で言えば山下公園みたになところですから、 それなりのお金
をかけるということになると思います。そういうことで考えれば、まだまだやることは
あるので、誰かに見てもらう必要はあるかなと思います。どうすればよいかというのは
まだ、その段階で案をつくって、皆さんから、いわゆるワークショップみたいなものを
開いて、どうしようかという集まりをやってもらえればよいのではないかなと。何もな
いとまた意見の出しようがないので、そういうふうにしていきたいなと思っています。
ターミナルロード商店会会長
芹ヶ谷公園と中心市街地の街づくりとで、どういうイメージでどう結びけていくか。
例えば、ひとつの具体的な例ですと、市長がおっしゃられた中心市街地の公園だからこ
そ顔となるものだと。そうであれば、例えば芹ヶ谷公園は唯一、自然と湧水がこんこん
と湧き出てくるのですね。かつては中心市街地に、東急の大通りに水を流していたので
すよ。木があって、緑があって水が流れていたのですよ。今は原町田大通りで、それは
もうなくなってしまった。街づくりのイメージと芹ヶ谷公園を結びつけるのであれば、
あの湧水を中心の原町田大通りに持ってきて 、そうすると直接街づくりのイメージとか
芹ヶ谷公園が、何かこう結びつくのではないか。そういう具体的なものをこれから何か
みんなでつくりあげていかなければいけないのかな。
これの答えは結構です。
2
現商工会議所及び周辺の再開発について
子供向けの施設や当初のコンベンション・ホール設置案なども含め、多世代のニーズ
に答えられる事業計画を行政、事業者、市民の本音による意見交換によって作り上げて
ゆくべきではないか。
【回答】
都市整備担当部長
市では、2012年度から「まちだ未来づくりプラン」の「町田駅周辺の魅力を向上させ
るプロジェクト」をスタートさせました。
ご要望箇所付近の原町田三丁目地区は、プロジェクトの中で3つの重点検討地区のひ
とつとして、新たな賑わいの創出やゆとりの空間の確保に向けた検討を進めておりま
6/17
す。
検討を進めるに当たり、2013年度は、商店会、大規模店舗及び近隣町内会・自治会の
代表の方々に参加していただき、意見交換会を5月、6月、7月の3回開催して、意見
交換を行ないました。
この意見交換会の中でも、「商店街の土日の売上げが低下している」、「郊外型の大
型店ができる中で、町田駅周辺は、買物を楽しめる街でなくなってきている」等のご意
見が出されております。
また、来街者、商店会、町内会・自治会に対して8月に実施したアンケート調査の回
答で、賑わいの拠点として、4割が映画館等の娯楽施設、2割がホール等の文化施設、
1割がイベントスペース・広場を求めており、賑わいを導く施設が求められていること
は認識しております。
2014年度、2015年度も意見交換会を行い、計画を煮詰めてまいります。
3
文学館通りの整備計画について
文学館通りの整備計画について、多数の市民や来街者(市民文学館、国際版画美術館、
公園利用者)からも歩きにくい道として町田の評判を貶めている状況をいつまでも放棄
することはよくない。博物館移転計画の実施と同時または先行して実施されたい。
【回答】
建設部長
文学館通りの整備につきましては、2012年3月に町内会や商店会、街づくりの会を対
象とした説明会を、2012年6月には、沿道住民の方全てを対象とした説明会を、それぞ
れ開催し、事業への協力をお願いしました。
現在は、町内会や街づくりの会を中心に、町田街道からサウスフロントタワー手前 ま
での区間における一方通行の同意のとりまとめを行っているところです。この同意のと
りまとめにつきましては、市においても、沿道住民のみなさまに対し、働きかけを行っ
ております。
一方通行の同意を得た段階で、無電柱化及び歩道の拡幅等の整備工事に着手したいと
考えております。
《質疑》
原町田四丁目第二町会会員
文学館の前のところで、毎年1回交通量調査をやっております。その結果は市にも出
しておりますが、これは、3・3・7号線ができたこと、原町田大通りができたことによ
って、文学館通りを利用する車が減ってくるのではないかということで、実際にどのよ
うな状況になっているかということを調べています。明らかに、2008年、できてからは
少なくなっておりますが、今までは土日にやっておりましたが、今回は 7月31日水曜日
に、ウィークデーにやってみました。車の台数は減ってはいるのですが、中で目立つの
7/17
が相模ナンバーと横浜ナンバーの車がかなり多い。多摩ナンバーの車はだいたいタクシ
ーと介護施設の送り迎えの車、こういう車が多い。特に相模ナンバー、横浜ナンバーは
成瀬街道へのバイパスとして、文学館通りを利用しているというようなことではないか
なと思っておりまして、実際のその辺の車がもう少し交通整理をされて、例えばほかの、
三塚のほうをまわるとか、 3・3・7号線をよく利用していただくとかということであれ
ば、さらに減ってくるなと思いまして、そうすることによって文学館通りは人が歩く道
ということに特化できるのではないだろうかと。地元の商店の車の出し入れとか、そう
いったものは当然の事ながら排除しなければいけないのですが、十分車の台数が減れば
歩道を拡幅して安全に通行ができる道ができるというふうに我々は確信しておりまし
て、いま住民合意も取り寄せました。ほとんど98パーセント以上は合意していただいて
いるのですが2、3、商店の方とか、いろいろ異論が出ているところがあろうかと思いま
すが、市のほうにいろいろお願いして、よく調整していただければと思っておりますが、
通学路でもありますし、早期に実現していただいて、5年 、10年という計画ではなくて、
美術工芸館ができる前にやっていただきたい。それに合わせて、この後にもいろいろ問
題提起しておりますが、車の台数を減らす工夫も合わせてやっていただければよいので
はないかと思いまして、お話させていただきました。ありがとうございました。よろし
くお願いします。
建設部長
文学館どおりに関しては、いまおっしゃられました、交通量がどうかというよりも、
先ほど申し上げました版画美術館とか芹ヶ谷公園のほうに市街地から向かう重要な路
線だというところがあります。それと、現在、町田市でも考えているのが、この路線を
整備するにあたっては、無電柱化の路線にしたいということを考えています。 100パー
セントの同意を得るということに関しては、 まだ町田市でも努力するところはあるのか
なと。当然ここには人が住んでいますので、粘り強くお話をさせていただくというふう
に考えているところです。最終的には、この道路を整備できるとなったときには、 今度
は沿道住民の方にもご協力をいただいて、使いやすい道路になればなというふうに思っ
ております。
また後のほうに回答がありますが、相模ナンバーとか横浜ナンバーの車が頻繁に通
り、多摩ナンバーとか、近隣の車については、介護とかタクシーだとかということもあ
ります。これは、都市計画道路の 3・3・7号線の位置付けとか方向付けにも関連してき
ますので、そちらのほうで回答させていただきたいと思います。
4
伊藤病院前を利用する車の適正な誘導策について
駅前通りから町田街道下を抜ける道を一方通行化して相模原から横浜方面に抜ける
車を誘導する案についてご検討いただきたい。
【回答】
8/17
建設部長
要望箇所については、確認をさせていただいたところ、高ヶ坂橋下をくぐり成瀬街道
へ行く道路であるということです。一方通行などの交通規制に関することは、警察が所
管となります。今回のご要望につきましては、すでに町田警察署の担当者へお伝えしま
した。
なお、町内会から町田警察署にも、近隣にお住まいの方の意見を集約した上で、直接
ご要望いただきますようお願いします。交通規制に関するご要望は、町田警察署交 通課
交通規制係が窓口となっております。
なお、当該道路は東京都が管理する都道であるため、南多摩東部建設事務所にも、ご
要望をお伝えしております。
5
JR町田駅中央□の混雑解消とターミナルロヘの誘導策について
ターミナル口改札方向に動く歩道やエスカレーターまたはエレベーターの設置を進
め、あわせてターミナル口の跨線歩行者路拡幅など相模原側とのアクセスを改善するよ
うJRを巻き込んで検討していただきたい。
【回答】
建設部長
ターミナル口改札方向に動く歩道やエスカレーターまたはエレベーターを設置する
ことにつきましては、エスカレーターを設置するには、現在の階段幅が狭いことや、エ
レベーターを設置するには、町田乗換跨線橋の下の線路や架線が支障となることなど、
構造上、むずかしい状況です。
また、ターミナル口の原町田自由通路の拡幅など相模原側とのアクセス改善につきま
しては、原町田一丁目地区の再開発事業の中で、JRと協議を行い検討を進めてまいり
たいと思います。
《質疑》
原町田四丁目第二町会会員
結局、だめということのお話なのですけども、もっと工夫のしようがあると思うので
すね。ここに改札口があるのですが、私が申し上げたのは、この辺から動く歩道にして、
ここにエレベーターあるいはエスカレーター をつくることによって、我々は疲れてくる
と、こっちのエレベーターを使ってルミネのほうへ出たりしますが、お年寄りの方はタ
ーミナル口へ出るということができないのです。これをほう っておいてよいはずがない
のですね。できないと言うのは簡単なのですが、少し工夫をして、例えば、ここの下に
は地下のトンネルがありますね、何かその辺をうまく利用して、少し架線部分を避けて
いくくらいの工夫というのはできないものでしょうかね。やはり、お年寄りはどうして
もこちらのほうに行くことができないので、南口のほうにでるのですね。ところが非常
に混雑しておりまして、なかなか厄介な道だと。また、もうひとつ原町田四丁目、三丁
9/17
目側の賑わいという点から考えても、できるだけこちらのほうに行くべき人は、こちら
の道を使えるように工夫することによって、町田市の市街地の賑わいが面として広がる
のですね。しかも、相模原とのつながりもうまくいくということで、やはりできないと
言ってしまえばそれっきりなのですが、もう少し工夫の仕方があるのではないかなと思
いまして、提案させていただいたのです。
建設部長
(図を使って説明)このようにすれば、スペースがあるのかなというのは、絵では考え
られます。当然、JRのご協力がなければできないというところはあります 。
賑わいということに関しては、重要なのかなと。先ほど申し上げました、再開発の中
でみていかなければいけないのかなというお話をさせていただきました。
原町田四丁目町内会会員
私も町田市のバリアフリー部会の一員をやっておりまして、そのときに町田市の駅周
辺の計画のときは、まだ参加していなかったのですけど、バリアフリーの観点からいく
と、ダイソーのビルの中のエレベーターを使っておりたとか、そういうのがあるのです
よ。そういうことがございますので、別の視点からもこれは考える必要があるのかなと
思っております。
建設部長
バリアフリーでいうと、こちらの中央口のところにエレベーターがあります。それと、
ルミネのところ。ビルの中ですけども、ビーミーさんなどもそうなのですが、使ってく
ださいというようなことで、使って下の歩道におりるというような形でのバリアフリー
は考えられているというところです。これがあるからよいということで はなく、バリア
フリーの中では、全部が全部使えるということではなく、こういうところも使えるとい
うことをご紹介させていただきます。
ターミナルロード商店会会長
もう一点、これはぜひ石阪市長の思いを確かめたいということがありまして、 先ほど
都市整備担当部長から、中心市街地の活性化、開発について 3つのプロジェクトがある、
ひとつは小田急の北口、ふたつめがこの一丁目のところ、それと先ほどの会議所のとこ
ろ。この辺のところの温度差があるなと思っているのですよ。というのは、技術的に非
常にむずかしいところだという思いがあるのでしょうけど、これだけの技術が発達して
いる日本で、もし熱い思いがあればこれはクリアできるはずだと 思うのですよ。昔は、
もっとこれ以上の開発事業を実際にやってきたのですから。 駅を移設したりしたわけで
すよ。それに比べたら、エレベーター、エスカレーターひとつつくるのが技術的に困難
だというのは、これはおかしな話ですよ。これは明らかに、この3つのプロジェクトが
私たち中心市街地の住民、市民も含んで、同じ思いで、同じレベルで解決しなければ、
10/17
中心市街地の奥深い街づくりはできないと思います。いまこのまま経済効率だけを考え
ていけば、一丁目と会議所のところは中心から外れつつあると。民間の人は、ここのと
ころに事務所はなかなか難しいと言っている。その中で、こういう開発をするというの
は民間主導ではできないと思います。これは明らかに行政が、経済効率を超えたところ
で高い意識を持って、中心市街地を、奥深い街をつくるのだという思いが 前提になけれ
ばこういう事業はできないと思うのです。ぜひ石阪市長の思いを、ここだけ、ひとつだ
けは聞きたいと思って来ました。
町田市長
一番大事なところは、こちら側の利便性というのが、どこまで貢献できるかというこ
となのですね。反対側にどれくらいの集客能力のある施設を立地させるかということが
駅の利便性を必要とする。両方、どちらが先かということがあるのですが、今のところ
では両方曖昧、立地すべきものも曖昧だし、駅の利便性をどうやって上げていくかとい
うのも曖昧。いまお話のあった、企業としてはもう少しターミナル口の利便性が上がっ
てこないと使い勝手が悪い。従って、立地しにくいという企業があるというのはよくわ
かっています。実際にそのエリアの中で、先ほど重点地区といった原町田一丁目の駐車
場エリア、ここのところをどこまで早く開発できるかがポイントで、その時に一番議論
になっているのが、ターミナルデッキ側とその間をつないでいる自由通路を、ここは当
然JRの敷地の中ですから、JRの負担と私どもの負担をどうするか。JRはなかなか、自分
のところで負担しますよとは言わないので、なかなかすぐに進まないという状況です。
再開発そのものとしてはそれくらいの採算は計画の中ではできているのですが、ここで
自由通路に触れないままの再開発は、なかなか成立しないのではないかなということ
で、いまのところはまとまっていないということです。そこのところを利便性を上げて
いって、先ほどの町田跨線橋との関係をどうするかということも、このなかで解決しな
ければいけないと思っているのですが、繰り返しになりますが、そこを南北につなぐ自
由通路のところで、なかなか話が前に進んでいない状況です。先ほどお話がありました、
駅が動いたわけですから、というかかなり大きな再開発をやったわけですから、それに
比べてどれくらいお金がかかるか、それは確かに小さい お金かも知れないのですが、そ
れにしても、交渉事でやっていることなので、小さい話かも知れないのですが、そこが
合意でないというのが一番のネックかなと思っています。そのところで解決するなか
で、スロープだとか跨線橋の話も解決をしていきたいなと思っています。
原町田六丁目若葉会会長
住民は、131世帯しかないのですけども、 先ほどの建設部長の回答が、都市整備と建
設部とのまさに境目がはっきりしてしまっていて、先ほどの旧成瀬街道のお話をしてい
る原町田四丁目第二町会の方は、つまり住民要望でものを言っているのではなくて、そ
うすることによって文学館通りの整備が進むのではないかという街づくり全体の視点
でお話しているのですね。その時に行政が、そういう地域の要望がありますからと警察
11/17
に、市としてもお答えしますでは、やっぱり足りないのですよ。市としてもこれは全体
計画の中でやりたいという意思を警察当局に示していただかないと、前へ進まないと私
は思います。私も例の中心市街地の将来構想意見交換会に出て、たったひと言、 言わせ
ていただいたのは、誰と誰が意見交換するのかということ。市民と市民が意見交換をす
るだけではなくて、行政としてこの街をどういう商都としてつくっていくのかという意
思がなければ、意見交換に私はならないと思っているのですね。むしろ、原町田の住宅
地の人ですとか、中心市街地の後背地の住民として、しっかりと位置付けができていら
っしゃる方が多いですね。ですから、街が発展しなかったら私たちもここに住んでいな
いみたいなことは、意識の中にありますので、ひとつひとつのことを言っているようだ
けど、実際は原町田の、商都町田がより大きくなることを願っている住民の方がいっぱ
いいるのですね。ですから、行政の立場としてこの中心市街地を、いったいどのくらい
の商圏人口に向かって街づくりをしていくのかという意思が明確にないと、 私が買い物
するには500平米のスーパーがあればよいという話になったのでは、この街が潰れてし
まうのではないのかなと思いますが、いかがでしょうか。
都市整備担当部長
具体的な話ではなくて、大きな話になってしまうかも知れないのですけど、この間国
土交通省に呼ばれまして、そこに呼ばれたのは、町田から小田原までの 各市の都市づく
りの担当者なのですね。どうして呼ばれたかというと、いま鉄道に乗る人が徐々に減り
つつある。大阪の話ですと、大阪の中で一番グレードの高い阪急電車が10年間で、乗る
人が半分になってしまった。神戸電鉄では、今まで 10分に1本あった電車が、1時間に
1本になってしまった。なぜかというと、働きに行っていた人が、仕事をやめてしまっ
たり、あるいは子どもができて行かなくなる。それが関西で深刻になっている。いま東
京のほうでもうかうかしていると、そのようになってしまうよと。そのモデル路線とし
て小田急線の町田から小田原を取り上げて、街づくりをやっていきましょうと。 それは
いろいろな要素があって、ただ街のまわりの、駅周辺の魅力を高めるというのは一番大
事なことなのですけども、それだけではだめで、各市が連携して電車を使ってもらうよ
うにしないと、電車は寂れてしまうよという話だったのです。大きな話ですけども、町
田に持ってきても同じことが言えると思うのですね。中心市街地からバスで行くような
ところ、街があるわけですけども、そういうところに住んでいる人たちが、街の魅力が
なくなったら出て行ってしまう。それを防ぐためには、やはり中心市街地の魅力を維持
しなければいけない。維持するためには、その周辺の魅力ももちろんですが、住んでい
るところと中心市街地を結ぶ、例えばバス便が便利でないと、不便で駅まで行くのに1
時間もかかってしまうと、やっぱり出て行ってしまう。 そうすると街全体、町田市全体
の元気もなくなってしまうということですね。元気がなくならないためには、 いろいろ
な工夫、版画館とか工芸館というようなところも魅力をつけなければいけないし、公園
も、芹ヶ谷公園の魅力もつくっていかなければいけない。いろいろなことがあると思い
ます。交通問題というところで、先ほどの道路のこともでてくると思いますので、中心
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市街地を考える中で交通問題について、バスも含めてどうやっていこうかということは
考えていきたいと思っていますので、先ほどの意見交換会、市民同士とは思っていませ
んので、私どもが皆さんがどういうことを考えているかというのを拾う場というふうに
認識していますので、是非そういうご要望を遠慮なくぶつけていただきたいと思います
ので、よろしくお願いいたします。
6
ペデストリアンデッキの延伸について
ペデストリアンデッキを中央図書館まで延伸して、エスカレーターまたはエレベータ
ー設置による歩行弱者対策をしていただきたい。
【回答】
建設部長
ペデストリアンデッキを延伸して、JR町田駅から中央図書館までを接続することにつ
きましては、デッキとの接続や避難経路の変更など、既存の沿道建物に大きな変更が必
要となることや、現在の歩道幅では、デッキの柱や基礎を設置する場所の確保に課題が
あることから、むずかしいと考えております。
《質疑》
原町田四丁目第二町会会員
確かにむずかしい面があると思いますが、現在ある広場空間をもう少し東急寄り まで
拡幅できないだろうかなという気がしているのです。ビルの数はそんなに多くはないと
思いますし、中心市街地で広場をつくるということが至難の業であれば、駅前通りを 2
階建てにして、あと100メートルくらい広げていくくらいのことはできるのではない
かなと思います。それと合わせて、両端にエスカレーターあるいはエレベーター を早急
に設置していただいて、お年寄りが下の道に降りれるように 配慮していただきたい。少
なくともあと2箇所くらいは必要ではないかなというふうに思っています。広場を2階
に広げるということも、かなりむずかしいのでしょうか。
建設部長
沿道のビル、建物に影響が少なければ、そういう面では伸ばせるのかなと。あとは構
造上の問題ですとか、逆にそこをそこまで伸ばした時に 、どういうメリットがあるのか、
その辺も考えながら研究させていただきたいなというふうには思います。
第2部
市政全般に関する意見交換
市長からの市政報告
こういうものを、今日は配っていまして、「新しい会計制度を 導入しました」というふ
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うになっています。要は、民間企業に近い会計のやり方で、真ん中に書いてあるとおり、
そういうやり方で、会社の決算書と同じ形で見やすいものをつくろうというのが一番の目
的です。従いまして、減価償却費だとか金利だとか、現金以外のコストも含めて、企業会
計でやっているやり方で、コストを把握しましょう、もちろん人件費もです。それから 、
現在の資産あるいは負債の情報をきちんと収支と一緒に経理しましょうということでやっ
たのが、新しい会計制度ということであります。11月19日、1か月後に東京でシンポジウ
ムみたいなものがあって、東京都が主催でやるのですけども、町田市からもスピーカーと
いうのですか、報告者として出ます。愛知県と東京都と町田市と江戸川区が参加して、や
ろうということで、とにかくこの新しい会計制度を日本全体に広めようという運動をして
いるのが町田市と東京都であります。現在のところ、市町村で企業会計を導入しているの
は千七百ある市町村の中で町田市だけなのです。そういう意味では先導しておりますので、
新しい会計制度を全国に広めようという運動の先頭にも立っているということでございま
す。裏をみてみますと、新しい会計制度で計算をするとどうなっているかということが書
いてあります。現金を含めた資産と土地、それから建物、それぞれこれだけありますよと。
一番大きいのは、下水とか橋とか道路というところの資産が一番大きい資産でございます。
そこだけで1兆1600億あります。1兆6163億の資産に対して、負債が2845億ということで、
純資産が残りでございます。そういう計算をできるようになったのは、すべての土地につ
いて評価をして、資産の状況を調べるのに、最終的に道路を含めて3年、4年くらいかか
りましたかね。それがないと、貸借対照表はもちろんで きないので、そんな作業をしてや
っとここまで、4年くらいかかりました。今年の9月には、新しい会計制度で 決算の参考
資料をつくりました。議会に出しております。もう ひとつの冊子は、それの解説版のよう
なものになります。ひとつひとつの事業についてコストと資産の状況、それからバランス
シートを、見開きでつくっているというものでございます。 例えは、7ページに学童保育
クラブ事業がありまして、左に事業の成果だとか収入・支出があって、右側に貸借対照表
というようになっています。矢印で書いてあるところを大きくした部分ですが、7ページ
の左上に「行政コスト計算書」というのがありまして、学童保育については、東京都から
3億2571万6000円入って、お父さんお母さんから1億8465万1000円いただいて、人件費に
は1億2700万円、事業者に対する委託料が8億5890万円というようなことで、費用のほう
は、収入が5億あるところに費用は10億4700万円、こういうふうになっています。別に赤
字だからいけないという話ではなくて、収入と支出はそういう関係になっているという事
実。それから、下のほうに単位あたりコスト分析というのもありまして、入会児童1人あ
たりのコストは2012年度ですと36万4724円、1年間にかかっていますよというような
ことを書いてあります。右側には、学童保育クラブサービスを実施するために、町田市は
資産を持っていますので、10億8200万円の資産を使って、先ほどの36万4724円、1人あた
りコストをかけてやっていますよ、ということですね。 その下、8ページの受益者負担の
割合ということで、受益者負担は18.03パーセントで残りの82パーセントは税金、こういう
ふうになっています。学童保育で言えば、受益者分が18パーセント、税金が82パーセント
で運営されていますよということです。こういうものを、実は町田市が1人でしかやって
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いないので、どうにもならないのですが、例えば相模原市とか横浜市が同じことをやって
いただければ、同じ制度、同じ企業会計制度を取り入れてもらわないと比較ができないの
です。そういう意味では、そういう比較ができる、全国でもこの企業会計制度をはやく取
り入れてもらいたい、という要望をいま一所懸命やっているということです。実はこうい
うものが、270の事業が今回、決算資料で出しました。270事業というのは、ひとつの事業
に2ページあるので、結局500ページか600ページの厚いものになりましたけれども、全部
ホームページにPDF載っていますので、自分の興味のある事業はどうなっているのか、
そこをクリックしていただければ、そこが出てくるようになっています。 そういうふうに
ホームページに載せてありますので、わざわざ600ページもある冊子を買っていただく必要
はないと思うので、ホームページで必要なところだけ見ていただければそういうのが出て
きますので、アクセスしてみていただきたいと思います。
ここら辺の近くの話をします。まず、本庁舎の跡地ですけども、本庁舎の跡地について
は、この12月に全部掘り返して、杭を抜いて、土を埋めて更地にします。今のところの予
定では、春になったら、芝生の養生期間をどれだけとるかというのはあるのですが、 5月
くらいにはなんとか芝生でオープンしたいと思っています。現在使っている駐車場はその
まま。交番は、一応敷地は広く空けてあります。パトカーが停まれるように少し広くとっ
て あ り ま す 。 駐 車 場 の ほ か に ト イ レ だ と か 、 そ う い っ た も の も つ く り ま す し 、 も ち ろん
照明も入れる、フェンスもつくるということで、芝生の中で、学校へ行っていない子ども
と小学校低学年を主なターゲットとして、芝生に入って勝手に遊んでくださいという、 そ
ういうものにする予定です。あとは、日曜日、土曜日に何か企画をしようかと思っていま
す。例えばフリーマーケットというのか、例えば鉄道の部品だけとか時計だけとか、何か
少しマニアックな人が言うようなのがありますので、それを 50週間のうちの何週間かわか
りませんが、土日でセットすれば、特定のものに限ったほうがお客さんが来るみたいなの
で、衣類とか靴だけというのはうまくないので、もちろん町田の商店街は古着の街でもあ
りますので、そういうのはよいのですけど、企画を練っている最中です。
犯罪の数値を少し整理しました。三多摩には26の市があります。人口当たりの犯罪の発
生件数、警察が犯罪だと認知した刑法犯認知件数というのがありまして、 26市のうち多い
ほうから16番目です。少ないほうから11番目。少ないほうから数えたほうが早い、という
のが町田市です。トップは武蔵野、次が立川、福生、昭島、国立、東大和、八王子とずっ
ときて、小平の次が町田ということで、要は下から数えたほうが早い。非常に三多摩の中
では犯罪の少ない街だということです。繁華街がある割には少ないのが町田市の特徴です
ね。
最後に高齢者の話をしますが、たくさん高齢者の施設をつくってきまして、 2009年の秋
の段階で、申し込んでから6か月以内に入所できるケースは2割でした。今は、 48パーセ
ントの人は申し込んでから6か月以内に入れるということです。それから1年以内で、と
いうのは2009年の時は42パーセントでしたが、今は74パーセント。4分の3の人は申し込
んだら1年以内に入れるという状況になっていますので、かなり待機期間が短くなってい
ます。非常に数が増えてきますので、入れなくて待っている、お金で介護しているあるい
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は老健で待ちをしている、老健も長く預かってもらえませんので、そういうケースはいま
どんどん減っているということでございます。あと保育園とかいろいろありますが、時間
の関係でここまでとさせていただきます。
《質疑》
ターミナルロード商店会会長
市長の実績とこれからの町田市の街づくりというのは、リアルにこのように数字で表し
てよく理解もできますし、すごいなという思いもありますが、その片方においては先ほど
までの中心市街地の街づくりについて、特に第一地区、この辺の リアルなイメージという
か、先ほど質問された中にもありましたが、テーマですとかこういう街にしたいというの
が、なんとなく伝わってこなくて、まさに街づくりというのは、かたや経済的な支えがな
ければできないということは十分わかりますし、けど片方でこういう街にしたいという思
いがなければ、両輪にならないなと。いつもいつも、それは経済が支えていかなければい
けないのですが、もう片方でこういう街にしたいというリアルな話も同時にしてほしいと
いう思いがありましてこんな発言になっていますが、先ほどの中心の中で、どんな街にし
たいというものが、中心市街地の市民、住民の中では結構リアルに持っていまして、映画
館がほしいとかあるいは人が憩えるような広場がほしいとか、そういうリアルな話がいく
つかでてきている。これを、長くやっていくとわかりますが、いつも壁に突き当たるのは
街中で広場ができない、現実的に。それをどうするか。あるいは、広場をつくるには、人
が中心に集まってくる時に、車がいま現在、通行許可証があれば入ってこれる。これは、
街づくりについては致命的だと思っていますが、人が安心で、安全で歩ける街をつくる時
には、荷捌きの施設が中心の中には必要だと。それがクリアできなければ広場 もできない
し、自分たちがいつもやっているイベントとかあるいは花や植木やプランターのひとつも
街中に置けないというのが現実で、それを是非地元の方と市と事業者が一体となってやっ
てほしいなと。それにはこういう街にしたいという、テーマと言うかにおいでもよいです
しイメージでもよいから、是非その辺を、それは前にも市長に何回もしたのですが、なか
なか裏づけがない話はできないことはわかっていますが、今日はそれを抜きにして、例え
ば他都市の例をとってもよいですから、こんな街にしたいというのを少しお聞かせ願えれ
ばと思います。
町田市長
(無電柱化)もう少し頑張って、中心市街地は少なくとも下に入れたいなとは思っていま
す。この間、都市問題会議で大分市へ行きましたが、大分は中心市街地はほとんど電柱が
ありません。中心より少しずれたところも縦だけの電柱を左右に開いて反対側の通りは一
切ないというふうに非常にすっきりしていました。これはよいなと思って町田に帰ってき
て、早くなんとかしたいなと思います。
もうひとつは、駅前通りをどうやって車を通さないか。荷捌きの時間、昔たばこで時間
分煙というのがあったのですが、時間規制を、今11時ですかね。11時でとにかく一切通ら
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ない。一番大事なのは自家用車を通さないというふうにできれば一番よいなと思っていま
す。自家用車を通さないで、タクシーとバスだけは通れるというふうにすると、圧倒的に
減りますので、ではどうするかというと、外側に駐車場をかなりたくさんつくらないとど
うにもなりませんし、そこから電気自動車の運転をしないと商店街に買い物も行けません
から、外側にとにかく駐車場をたくさんつくって、中に自家用車を入れないというふうに
するのが一番だと思います。そうすると道路がそのまま広場になりますので、新しく広場
をつくらないで、横浜では日本大通りという大きな通りがありますが、あれと同じくらい
の広さがありますから、あそこは広場になってしまえばよいわけで、その外縁にぜんぶ駐
車場をつくって、とにかくそこへは無料か100円くらいのシャトルの電気自動車をぐるぐる
まわしてるというのが一番、街としては面白いかなと思っています。歩く人は歩くのだけ
ど、荷物を持った人はバスで車まで戻れる。そこから自宅へ車で帰れるというのが一番だ
と思います。それを設定するということが、何年かかるかわかりませんが、最初に外側の
駐車場をたくさん確保するというところからスタートすれば、そのうち中心市街地は走れ
ませんよというふうになると思います。そうすると、電柱も電線もなくて自家用車も通っ
ていない、かなり違う街になるかなと思っています。
○閉会の挨拶(原町田四丁目第二町会会長)
町田第一地区町内会・自治会連合会と行政との市政懇談会に参加していただきましてあ
りがとうございました。今回も、率直な意見交換ができたのではないかと 。今日の懇談会、
よかったなと私は思っています。今日は最後までお付き合いいただきましてありがとうご
ざいました。市長をはじめ市の職員の方々もありがとうございま した。これで市政懇談会
を終わりにしたいと思います。気をつけてお帰りください。
以上
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