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BWV 120

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BWV 120
カンタータ第110番 „Unser Mund sei voll Lachens 「私達の口には笑みが溢れ」 BWV110
歌詞ゲオルク・クリスティアン・レームス
1. Chor
Unser Mund sei voll Lachens
und unsre Zunge voll Rühmens.
Denn der Herr hat Großes an uns getan.
聖句
書簡テトス 2,11-14 またはイザヤ 9,2-7
福音書ルカ 2,1-14
1.合唱
私達の口には笑みが溢れ
私達の舌には賞賛の言葉が溢れます。
主が偉大なことを私達にしてくれたのですから。
(『詩編』第 126 編第 2 節)
2. Arie(Tenor)
Ihr Gedanken und ihr Sinnen,
Schwinget euch anitzt von hinnen!
Steiget schleunig himmelan
Und bedenkt, was Gott getan!
Er wird Mensch, und dies allein,
Daß wir Himmels Kinder sein.
2.アリア(テノール)
3. Rezitativ(Baß)
„Dir, Herr, ist niemand gleich.
Du bist groß und dein Name ist groß
und kannst's mit der Tat beweisen.“
3.レツィタティーフ(バス)
思いよ、心よ、
今こそここから揺れ動け!
素早く天へと昇り
よく考えよ、神がしたことを!
神が人になろうとする。それはただ、
私達が天の子となる為なのだ。
「貴方に、主よ、誰も似る者はありません。
貴方は偉大であり、貴方の名も偉大です。
あなたはそれを、行いで示すことがおできになります。」
(『エレミア書』第 10 章第 6 節)
4. Arie(Alt)
Ach Herr, was ist ein Menschenkind,
Daß du sein Heil so schmerzlich suchest?
Ein Wurm, den du verfluchest,
Wenn Höll und Satan um ihn sind;
Doch auch dein Sohn, den Seel und Geist
Aus Liebe seinen Erben heißt.
4.アリア(アルト)
5. Arie ,Duo(Sopran & Tenor)
„Ehre sei Gott in der Höhe
und Friede auf Erden
und den Menschen ein Wohlgefallen!“
5.アリア、デュエット(ソプラノ&テノール)
ああ主よ、人の子とは何ものなのでしょう、 [詩編第 8 編 5 節]
あなたがその救いを苦痛もかえりみずに求めてくださるとは?
蛆虫です、あなたはそれを呪われる、
地獄とサタンがその周りにいるならば。
また同時にあなたの息子でもあるのです、魂と霊が
愛ゆえに、自分の相続者と呼んでいるものでもあるのです。
「いと高き所では神に栄光あれ
そして地には平和あれ
人々には主の満足あれ!」
(『ルカによる福音書』第 2 章第 14 節)
6. Arie(Baß)
Wacht auf, ihr Adern und ihr Glieder,
Und singt dergleichen Freudenlieder,
Die unserm Gott gefällig sein.
Und ihr, ihr andachtsvollen Saiten,
Sollt ihm ein solches Lob bereiten,
Dabei sich Herz und Geist erfreun.
6.アリア(バス)
目覚めよ、血脈よ、手足よ、
そして喜びの歌を歌え、
私達の神に気に入られるような歌を。
そして敬虔な弦よ、
そうした賛美を神の為に備えておけ、
それを聴いて心と霊が喜ぶように。
7. Choral
Alleluja! Gelobt sei Gott,
Singen wir all aus unsers Herzens Grunde.
Denn Gott hat heut gemacht solch Freud,
Die wir vergessen solln zu keiner Stunde.
7.コラール
アレルヤ!賛美が神にあれ、
私達は皆 心の底から歌います。
なぜなら神が今日このような喜びをもたらし、
それを私達はいかなる時も忘れないのですから。
[K..フューガー作詞クリスマス・コラール「私たちキリ
ストの徒が今喜びを得た」Wir Christenleut
Hab n Jetzund Freud(1592)第 5 節
4.アリア(アルト)
ああ主よ、人の子とは何ものなのでしょうか、
あなたが、その救いをかくも切に求められるとは?
片やそれは蛆虫、あなたが呪われるもの、
陰府とサタンとが人の子を取り巻くなら。
されど、片やあなたの息子ともなり、魂と霊とが愛を込めて、主を
嗣ぐ者とも呼ぶとは。
BCJ「バッハ:教会カンタータ全曲シリーズ vol.52」
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