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大学案内 - 岐阜県立看護大学

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大学案内 - 岐阜県立看護大学
岐阜県立看護大学
2016 大学案内
(平成29年度 入試用)
研究棟
C O N T E NTS
3 大学組織/大学院の紹介
4 学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)/卒業時の取得資格
5 教育課程(カリキュラム)
6 4年間の学習の進み方
7・8 四つの専門領域と専門科目の紹介
9 専任教員の紹介
10 実習と実習施設の紹介
11 専門関連科目の紹介
12 教養科目の紹介
13 学生生活
14 在学生からのメッセージ
15 学生支援
16 卒業後の主な就職先・就職進路の支援
17 卒業者の声
18 地域とともに/看護研究センターの活動
19 施設ガイド/学内施設の紹介
21 大学図書館の紹介
22 学費(入学金・授業料等)/平成29年度入学者選抜の概要
大学基準協会の審査に合格して
2006(平成18)年4月1日から会員になりました。
岐阜県立看護大学は、2010
(平成22)
年度に評価機関のひとつである財団法人大学基準協会の
評価を受け、同協会が定める大学基準に適合していると認められました。
認定の期間は2011
(平成23)
年4月1日から2018
(平成30)
年3月31日までとなっています。
1
ヒューマンケアの実践知を豊かな心で学ぶ
本学は、岐阜県民の誰もが健やかに暮らすことができることを目指し、看護サービスの質の向上に貢献することを使
命として平成12年に開学致しました。平成16年には大学院看護学研究科修士課程、平成18年に博士課程を開設
し、
さらに平成22年には公立大学法人岐阜県立看護大学となり、看護実践の課題に取組む能力を培う実践性・応用
性の高い学修ができる環境づくりをするとともに、看護学高等教育機関として、
その責務を担っています。
看護学は、保健師・助産師・看護師等が行っている活動に関して理論的体系と科学的根拠を与え、
ひとり一人が健
やかに生きることを支える活動を的確に導き、
それらの看護サービスの質向上を目指す学問です。
近年、
ケアに関わる人々の要望は多様化かつ高度化しており、看護職者には確実な技術と知識を身につけるのみ
ならず、
ヒューマンケアとして思索することのできる豊かな人間性と深い倫理的判断力が求められています。 看護学科では、看護職等の免許に繋がる看護学の専門の基礎を学びます。看護学は生涯にわたる研鑽を続ける
学問であることから、高学年次における教養科目の学修や看護学の臨地実践を基盤とした卒業研究など、特色ある
教育課程を展開しています。看護学研究科では、
日々の生活を営む人々が求める看護サービスの本質を見極め、看
護実践の改善・改革に柔軟かつ優れた研究力をもって取り組み、質の高い看護サービスに繋げることのできる人材育
成を追究しています。
本学では、開学以来、全県下の看護職と数多くの共同研究を行うことを通して、看護職の広い繋がりと看護実践の
改善・充実に努めてきました。今後は、
これらの教育研究活動を通して培ってきた実績を踏まえ、本学卒業者・修了者お
よび県下の看護職とともに、看護実践研究支援を含めた本学独自の生涯学習の機会を一層広く提供していきたいと
思います。
学長
黒江 ゆり子
教育理念
本学は、県民の求める生活を保障するために、看護学の基盤となる総合的な学力と人間性の涵養を重視し、看護専
門職としての責任を遂行できる人材を育成します。
また、県内の保健・医療・福祉問題に対して、研究活動に基づく理論
的に裏付けされた創造的・革新的な解決策を提言したり、改革の原動力となる人材を育成することによって、県内の保
健・医療・福祉の充実・発展に寄与します。
教育目標
本学で育成する看護職の姿は、看護実践の中で必要となるヒューマンケアの基本と技術を身につけ、患者など看護の
対象が遭遇した困難や諸問題の解決について、
深い責任を感じ、
常に創造的に問題解決行動をとって活躍できる人です。
そのため、次の能力の育成を目指します。
●看護実践に必要な基本的技術と知識を持つジェネラリストとしての能力
●生活者としての人間に対する深い理解と総合的判断力
●看護の対象となる人とその家族、地域住民等の本来持っている問題解決能力を支え、健康問題の解決に貢献する能力
●保健・医療・福祉等の関係者並びに地域を構成する人など、
ケアにかかわる人々と協働活動ができる能力
●看護実践を重ねることを通して看護学研究への関心を深め、看護実践の改革に貢献できる基礎的能力
2
大学組織
岐阜県立看護大学は、羽島市に2000( 平成12)年に開設され、看護の基礎を修得した人材の供給、大学院教
育による看護実践指導者の育成、現職の看護専門職者への生涯学習支援に努めてきました。
2010( 平成22)年に設置主体が岐阜県から公立大学法人岐阜県立看護大学に移行後も人々の健康と福祉
の充実のために貢献できる看護専門職者を育成することを追求しています。
●開学からの歩み
2000
(平成12)
年4月 岐阜県立看護大学看護学部看護学科
(入学定員80名)
開学
2004
(平成16)
年4月 岐阜県立看護大学大学院看護学研究科修士課程
(入学定員12名)
開学
(2006年 博士前期課程に名称変更)
2006
(平成18)
年4月 大学院看護学研究科博士後期課程
(入学定員2名)
開設
2008
(平成20)
年4月 専門看護師
(CNS)
コース
(慢性看護、小児看護、がん看護)
を
大学院看護学研究科博士前期課程に併設
●大学組織(教学組織のみ)
岐阜県立看護大学長
在学生の状況(平成28年4月1日現在)
看護学部 看護学科
学 位:学士(看護学)
入学定員:80名
大学院 看護学研究科
図書館
教育課程
看護学部
大学院
博士前期
課程
大学院
博士後期
課程
看護研究センター
定 員
320名
36名
6名
学年次
人 数
1年次生
80
(5)
2年次生
81
(3)
3年次生
79
(3)
4年次生
80
(5)
1年次生
10
(1)
2年次生
10
(3)
3年次生
11
(1)
1年次生
2
(0)
2年次生
1
(0)
3年次生
1
(0)
※
( )
の数字は内数で、男子の数を表す。
※看護学部の1年次生は、平成28年3月の合格者数を表す。
学務研究部 学務課
●大学院の紹介
看護学研究科 看護学専攻
博士前期課程
博士後期課程
学 位:修士(看護学)
学 位:博士(看護学)
修 業 年 限:3年
修 業 年 限:3年
入 学 定 員:12名
入 学 定 員:2名
博士前期課程の修業年限は働きながら学ぶ方のために3年の長期在学コースとしています。4つの領域(地域基礎
(慢性看護、小児看護、
がん
看護学、機能看護学、育成期看護学、成熟期看護学)並びに3つの専門看護師(*)コース
看護)
で構成されており、学生はこの中から1領域、
または1コースを専攻して学修します。
博士後期課程の修業年限は3年です。看護実践の研究能力を付与する教育を担うことのできる人を育成します。
(*)専門看護師(CNS: Certified Nurse Specialist)
は、
日本看護協会により認定されます。
より困難で複雑な健康問題を抱えた
人、家族、地域等に対してより質の高い看護を提供するための知識や技術を備え、特定の専門看護分野において卓越した看護
実践能力を有する看護師です。
3
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
岐阜県立看護大学では、看護実践の中で必要となるヒューマンケアの基本技術を身につけ、看護の対象となる
人々のもつ困難や様々な問題の解決に深い責任を感じる者で、常に創造的に問題解決行動をとっていく看護職
の育成を目指しています。
以下の能力を身につけ、かつ所定の単位を修得した者に学士(看護学)の学位を授与します。
1 看護実践に必要な基本的技術と知識をもち、看護専門職としての責任と高い倫理観に基づき、多様な実践現場にお
いて看護実践に取り組むことができる。
生活者としての人間を深く理解し、看護専門職として、総合的に判断
2 幅広い視野と複眼的な思考・判断力を身につけ、
できる。
家族、地域生活集団の本来持っている問題解決能力を支え、創造的に健康問題の解決に努
3 看護の対象となる個人、
めることができる。
ケアにかかわる人々と協働し、主体的に活動できる。
4 保健・医療・福祉・教育等の関係者並びに地域を構成する人など、
看護学研究の意義を理解するとともに、看護実践の充実・改善と自己を
5 看護実践とその振り返りを重ねることを通して、
成長させる取り組みができる。
卒業時の取得資格
本学の卒業時に取得できる資格は次のとおりです。
看護師国家試験受験資格(全員)
卒業後、看護師国家試験に合格し、免許申請を行い、厚生労働省で管理する有資格者の籍簿に登録されると、看護師
免許が取得できます。
なお、看護師国家試験に合格していないと、保健師国家試験、助産師国家試験に合格しても保健師、助産師の免許申
請ができません。
保健師国家試験受験資格(全員)
卒業後、保健師国家試験に合格すると共に、看護師国家試験に合格し、免許申請を行い、厚生労働省で管理する有資
格者の籍簿に登録されると、保健師免許が取得できます。
助産師国家試験受験資格(定員は6名・学内選考による)※
在学中に選択科目を履修し、卒業後、助産師国家試験に合格すると共に、看護師国家試験に合格し、免許申請を行い、
厚生労働省で管理する有資格者の籍簿に登録されると、助産師免許が取得できます。
養護教諭一種免許(定員は6名・学内選考による)※
在学中に、養護教諭に必要な科目を履修した人のみ、
申請により卒業と同時に、養護教諭一種免許が取得できます。
※助産師国家試験受験資格と養護教諭一種免許は、同時履修できないので両方取得することはできません。
※保健師免許を有した人は、都道府県の教育委員会へ申請することにより、養護教諭二種免許が取得できます。
また、都道府県にある労働局へ申請することにより、第一種衛生管理者の資格が取得できます。
国家試験の合格状況
平成27年度
受験者数
合格者数
単位:人(%)
平成26年度
受験者数
合格者数
平成25年度
受験者数
合格者数
平成24年度
受験者数
合格者数
平成23年度
受験者数
合格者数
看護師
81
81
(100)
80
79
(98.8)
78
77
(98.7)
80
79
(98.8)
79
77
(97.5)
保健師
81
76
(93.8)
80
80
(100)
78
75
(96.1)
80
80
(100)
79
74
(93.7)
助産師
6
6
(100)
6
6
(100)
4
4
(100)
6
6
(100)
6
6
(100)
※新卒者のみの数字です。
4
教育課程(カリキュラム)
「看護学」は、保健師、助産師、看護師の実践活動に関する科学的根拠と理論的体系を追究する学問です。本
学は、
4年間の教育課程において、
「 看護学」の基礎を体系的に教授します。
授業科目は、看護学の基礎を体系的に教授する「専門科目」、看護学に関連する分野である生活や保健・福祉・
人体・治療などについて学ぶ「専門関連科目」、広い視野を培う
「教養科目」で構成されています。
「専門科目」は「基礎的学習科目」
と
「展開的学習科目」に分かれています。
「基礎的学習科目」は本学の看護学
の基本的概念を学習する科目で、地域基礎看護学と機能看護学の2領域で提供します。
「展開的学習科目」は看護
学の基本的概念を援助対象の発達段階の特徴と重ね合わせて学習する科目で、育成期看護学と成熟期看護学の
2領域で提供します。
卒業の要件は「専門科目」の必修64単位、選択12単位、
「専門関連科目」の必修18単位、
「教養科目」の必修12
単位、選択20単位の計126単位の修得です。本学では、講義1単位15時間、講義・演習1単位15∼30時間、実習1
単位45時間としています。
卒業に要する単位
区 分
必 修
選 択
総単位数
94
32
126
専門科目
64
12
76
基礎的学習科目
地域基礎看護学
機能看護学
展開的学習科目
育成期看護学
成熟期看護学
卒業研究
統合科目
27
(22)
( 5)
36
(18)
(18)
18
福祉学
保健学
人体・治療学
生活学
18
5
4
4
5
教養科目
教養基礎科目
生涯体育
英語
日本語
情報
12
1
専門関連科目
合 計
12
(
(
(
(
12
1)
8)
1)
2)
教養選択科目
人間の理解
地域社会の理解
世界の理解
体験型プログラム
20
32
1
( 1)
(
(
(
(
助産師国家試験受験資格取得のため
には、左表の単位に加えて、助産師へ
の選択科目
(4科目、計10単位)
の履
修が必要です。
19
4)
7)
7)
1)
養護教諭一種免許取得のためには、
左表の単位に加えて、養護教諭一種
への選択科目
(9科目、計16単位)
の
履修が必要です。
( )
内は内訳
Q 看護系大学には、単科大学と総合大学がありますが、教育課程ではどのような
違いがあるのでしょうか。
それぞれの良さがあります。総合大学では他分野の教員が多数おられ、それらの教員による授業も組まれて
います。本学では、単科大学のメリットである自由度を活かし、独自の教育課程に相応しい他分野の専門家を
選び、招聘して授業を組んでいます。また、他学科との調整が必要ないので、入学者の特性に合わせて看護学
にふさわしいカリキュラムを展開しています。
5
4年間の学習の進み方
本学では、4月1日に始まり翌年3月31日に終わる1年間を学年と定め、
この学年内において毎年の教育プログラムが
編成されています。学生は、学年進行年数に応じて、1年次生、2年次生、3年次生、4年次生と呼ばれます。4年間の
学習を通して、看護を行うために必要な基本的な知識・技術を修得し、人・生活・地域に焦点をあてた学修を重ね、主
体的に問題解決に向う基礎的能力を涵養します。
4年間の学習のプロセスとしては、1年次から、看護専門職の基本となる学習として「専門科目」
「専門関連科目」
「教養基礎科目」を必修で学びます。
「専門科目」は1年次から学び、入学間もない時期には看護の現場を体験する
「看護学概論学外演習」を設け、看護に対する興味や問題意識をもって学ぶことができるよう配慮しています。高学
年次には、主体的な選択により、更に学習を発展させるため、看護の現場での実習を体験した後、看護における課題
やこれからの自分にとって必要な学問を考えた上で自主的に選び学ぶことができる
「教養選択科目」
をおいています。
4年次には「卒業研究」
と
「統合科目」をおいています。
「卒業研究」は「卒業研究Ⅰ」
と
「卒業研究Ⅱ」から構成さ
れ、
「卒業研究Ⅰ」では、学生自身が選択した看護領域で主体的に看護実践を試み、当該実習の場の看護活動を改
善していく方法を探りつつ、
自らの看護実践能力向上を試みることを目指します。
「卒業研究Ⅱ」では、
自らの看護実践
能力の向上とともに、
これまでの学習をもとに個別の研究課題を設定し、看護実践を通じて課題を追究し、研究報告
をまとめます。
これらの学習を通して、看護学の特質への理解を深めることを目的としています。
「統合科目」は「看護学統合演習」1科目で構成され、
「卒業研究Ⅰ」が終了した段階で、個人別に看護実践能力
にかかわる本学教育課程の学修到達状況を確認し、卒業時までに強化すべき課題を明確にして、学生が個別に主
体的に学修を深めることを目的としています。
1年次
専門科目(方法)
2セメスター
専門科目(方法)
1セメスター
専門科目(概論)
全員履修
助産師への
3セメスター
教養基礎科目
4セメスター
専門関連科目
2年次
専門科目(実習)
選択科目 ※
5セメスター
専門科目(方法)
養護教諭一種への選択科目 ※
6セメスター
卒業研究 統合科目
教養基礎科目
3年次
7セメスター
教養選択科目
4年次
8セメスター
選択履修
(※同時履修不可)
Q 助産師、養護教諭一種の課程を選択するには選考試験などあるのですか?
定員は6名のため、希望者が定員を超えた場合は、必要な単位を取得した学生の中から、成績などにより受け
入れます。なお、助産師は、保健師・助産師及び看護師免許を活かした活動ができ、原則として卒業直後から岐
阜県内での勤務を希望する者とします。養護教諭は、看護学を学んだ特質を活かして実践を行うことを強く希
望し、4年次在学中に教員採用候補者選考試験を受験する意思のある者とします。1年次にオリエンテーション
をします。在学中に助産師資格を取得するための学修の機会を持たなかった場合は、卒業後に助産師養成課
程で助産師国家試験受験資格を取得する方法もあります。養護教諭一種免許も卒業後に取得する方法があり
ます。
6
四つの専門領域と専門科目の紹介
看護学を取り巻く社会状況の変化や、現場の問題に対応した看護学の発展に応じて、専門分野を細
分化し、
その専門家を配置しています。看護学の専門を追究するために、以下の4領域が設置されてい
ます。
それぞれの領域で看護学の基礎を体系的に教授する専門科目を担当しています。
地域基礎看護学領域
機能看護学領域
家庭や地域で生活する人々の生活援助を基盤とした
地域、産業、臨床、学校すべての領域における看護
看護学の基本概念と方法を追究する基礎的領域です。
実践をささえ、発展させる機能を探究する開発途上の新
看護の対象を生活者としてとらえ、人々の健康生活を
しい学問です。
その構成要素は マネジメント 人材育成
支える看護とは何か、
看護過程の展開方法、
健康生活援
情報 です。
助の基本技術、
家庭に出向いて行う看護、地域全体の健
機能看護学領域では、①一人ひとりがよい看護をし、
康を支える看護、精神面にかかわる看護を追究します。
②組織としてよい看護ができ、③その中で人材が育って
いくことに役立つ教育・研究を行い、知識・理論の発見と
体系化に取り組んでいきます。
地域基礎看護学領域
看護学概論
看護学概論
地域基礎看護学概論
機能看護学概論
看護方法
看護方法
看護過程の展開方法
日常生活を支える基本技術
治療に伴う援助技術
訪問看護の方法
地域を基盤として展開する看護援助の基本
地区活動の展開方法
地域保健医療福祉対策の中で機能する看護
精神面の健康を支える看護
精神面の健康問題をもつ人への看護
看護情報とマネジメント
キャリアマネジメント
組織とマネジメント
包括的マネジメント
看護情報演習
領域別実習
実践と理論の統合1
看護実践
実践と理論の統合2
卒業研究
卒業研究Ⅰ、卒業研究Ⅱ
統合科目
看護学統合演習
7
機能看護学領域
卒業研究
卒業研究Ⅰ、卒業研究Ⅱ
統合科目
看護学統合演習
専門科目の学修は、1年次から一斉に開始する各看護学の専門領域の概論から始まり、1年次後半
から2年次、および3年次後半に開講する各領域の看護方法、3年次に開講する領域別実習を経て、4
年次では学生自身が選択した看護領域で主体的に看護実践を試み、
これをもとに研究報告をまとめる
卒業研究をもって終結します。統合科目は、卒業研究と並行して取り組みます。
育成期看護学領域
成熟期看護学領域
次世代の育成にかかわる人々や、次世代を担う子ども
ライフサイクルに応じた看護を追究するために、成熟
を対象とした看護学の基本概念とその方法を追究する
期(思春期から高齢期)
を対象とした看護学について教
ことを目指した領域です。
育・研究する領域です。
育成期の人々を対象とした保健医療福祉活動の中
成熟期の人々を対象とした保健医療福祉活動の中で
で機能する看護、育成期の健康な成長・発達を支える
機能する看護、成熟期の健康を支える看護、健康問題
看護、健康問題をもつ育成期の人々とその家族への看
をもつ成熟期の人々とその家族への看護を追究します。
護を追究します。
育成期看護学領域
成熟期看護学領域
看護学概論
看護学概論
育成期看護学概論
成熟期看護学概論
看護方法
看護方法
育成期保健医療福祉活動の中で機能する看護
育成期保健活動の中で機能する看護
父性母性の発達と健康を支える看護
出生にかかわる看護
小児の成長発達を支える看護
健康問題をもつ小児の看護
育成期看護技術演習
成熟期保健医療福祉活動の中で機能する看護
成熟期保健活動の中で機能する看護
成熟期の健康問題と看護
健康障害と治療の特徴に応じた看護方法
老年期生活援助看護方法
認知症・寝たきり高齢者看護方法
成熟期看護技術演習
領域別実習
領域別実習
実践と理論の統合1
看護実践
実践と理論の統合2
実践と理論の統合1
看護実践
実践と理論の統合2
卒業研究
卒業研究
卒業研究Ⅰ、卒業研究Ⅱ
卒業研究Ⅰ、卒業研究Ⅱ
統合科目
統合科目
看護学統合演習
看護学統合演習
助産師への選択科目
助産学概論、助産方法、助産方法演習、助産実習
養護教諭一種への選択科目
教育学概論、教職概説、道徳教育、養護概説1、養護概説2
教育の方法、生徒指導論、教育相談とカウンセリング
教職実践演習(養護教諭)
8
専任教員の紹介
4つの専門領域にはそれぞれ下表の専任教員がいます。
さらに、専門領域以外では看護研究セン
ターに専任教員が所属しています。
地域基礎看護学領域
所属する教員
教授・学部長
教 授
教 授
橋本 麻由里
杉野 緑
社会福祉学概論 社会保障制度論
准教授
松本 訓枝
石川 かおり
森 仁実
田中 昭子
山田 洋子
大井 靖子
卒業研究
地域基礎看護学概論
講 師
助 教
両羽 美穂子
木村 正子
百武 真理子
水野 優子
安田 みき
主な授業担当
機能看護学概論・方法・卒業研究
教育学 教職概説 生徒指導論
英語 英米文学論
機能看護学概論・方法・卒業研究
(職位別50音順)
地域基礎看護学方法
加藤 由香里
葛谷 玲子
助 教
所属する教員
地域基礎看護学概論・方法・実習・
松下 光子
講 師
主な授業担当
北山 三津子
藤澤 まこと
准教授
機能看護学領域
日比野 直子
髙橋 智子
高橋 未来
地域基礎看護学実習
地域基礎看護学卒業研究
原田 めぐみ
堀 里奈
(職位別50音順)
育成期看護学領域
所属する教員
教授・研究科長
准教授
服部 律子
茂本 咲子
布原 佳奈
日比 薫
講 師
助 教
山本 真実
武田 順子
名和 文香
澤田 麻衣子
田中 真理
服部 佐知子
松山 久美
成熟期看護学領域
主な授業担当
育成期看護学概論
育成期看護学方法
育成期看護学実習
育成期看護学卒業研究
助産学概論
助産方法・演習・実習
養護概説
教職実践演習
(養護教諭)
(職位別50音順)
所属する教員
教 授
准教授
講 師
助 教
主な授業担当
梅津 美香
奥村 美奈子
古川 直美
成熟期看護学概論
星野 純子
成熟期看護学方法
北村 直子
窪内 敏子
布施 恵子
浅井 恵理
宇佐美 利佳
斉木 良美
成熟期看護学実習
成熟期看護学卒業研究
鳴海 叔子
堀田 将士
(職位別50音順)
教員構成
看護研究センター
所属する教員
学長・センター長
教 授
准教授
助 教
主な授業担当
黒江 ゆり子
地域基礎看護学
岩村 龍子
地域基礎看護学
会田 敬志
田辺 満子
大川 眞智子
小澤 和弘
小森 春佳
保健学 疫学
機能看護学
地域基礎看護学
情報 統計学 看護情報
育成期看護学
(職位別50音順)
9
職 位
人 数
男性
女性
学 長
0
1
合計
1
教 授
1
14
15
准教授
1
10
11
講 師
0
9
9
助 教
1
16
17
合 計
3
50
53
(平成28年4月1日現在)
実習と実習施設の紹介
看護学概論学外演習
入学早期の段階で、保健・福祉・医療の様々な場における看護職
の活動の現状を知り、看護に対する基本的な理解を深めます。2カ所
の演習施設でそれぞれ2日間の演習を小グループで行います。演習
施設での演習の前には、半日かけてオリエンテーションを行います。
領域別実習
3年次に実施される領域別看護実習では、地域基礎看護学、育成
期看護学、成熟期看護学のそれぞれの領域で、今まで学内で学んだ
理論や技術を基に、初めて実際の患者・利用者を対象者とした看護
を実践します。
卒業研究における実習
4年次には、個々の学生が領域やグループを選択して、卒業研究を
行います。3年次の領域別実習と違うところは、学生が主体的に実習
を計画し看護を実践します。
また、学生自らの看護実践を通して、学生
が重要と思うテーマについて深く考察し、報告書にまとめます。
実習用の自転車は駐輪場の一角の建物(写真
右 )に保 管され、配 車 計 画に定められた期 間中は
学生が借用できます。
実習施設の紹介
保健・医療・福祉にわたる幅広い看護実践を学ぶため、県内
130箇所以上の各種施設の協力を得て実習を行っています。 実習施設の種別
保健所
地域活動支援センター
市町村
小学校
病院
中学校
訪問看護ステーション
高等学校
介護老人保健施設
特別支援学校
特別養護老人ホーム
保育所
障害者福祉サービス事業所
子育て支援センター
肢体不自由児施設
乳児院
診療所
事業所
助産所
デイサービスセンター
岐阜県立看護大学
10
専門関連科目の紹介
専門関連科目は、看護学に関連する分野の授業科目です。幅広い視野で学際領域の知識を応用し
ていくための基礎的学力を培うことを目指す必修科目で、保健・医療・福祉と人間生活の基本的理解に
関する領域の科目です。
看護学に関連する4分野
保 健 学
個人や集団を対象とした健康の
保持増進、病気の予防についての
基礎的知識を学びます
福 祉学
国民の健康と生活を守る
社会のしくみについての
基礎的知識を学びます
看 護 学
生 活学
人間の生活を理解するために
家族・倫理・人間の発達についての
基礎的知識を学びます
人体・治療学
人間の身体のしくみや
治療方法についての
基礎的知識を学びます
専門関連科目(必修)
福祉学
社会福祉学概論、社会保障制度論、日本国憲法(法と人権)
地方行財政論
保健学
保健学概論、環境保健学、疫学方法論、健康管理論
人体・治療学
人体の物質交換システム、人間の環境応答システム
自己保存・種族保存システム、治療学概論
生活学
現代家族論、生涯発達論、倫理学、食生活論
保健師免許を取得後、養護教諭2種免許を申請する場合、
「文部科学省令で定める科目」を修得していることが必要で、
それは「日本国憲法」
「体育」
「外国語コミュニケーション」
「情
報機器の操作」の4科目
(各2単位ずつ)
になります。
本学では、専門関連科目の福祉学の「日本国憲法(法と人
権)」、教養基礎科目の「生涯体育」
「英語」
「情報」が該当
し、
いずれも必修科目なので、卒業時に「文部科学省令で定め
る科目」をすべて修得していることになります。
11
教養科目の紹介
教養科目は、他の学問領域について、
それぞれの分野の学問の状況、考え方、
その学問領域の役割
を学習することを通して、看護学領域における職業人として、視野を広げ、人間らしい責任を果たすため
の基本的姿勢・態度、問題解決能力を身につけ、主体的な課題追究に取り組むための基盤づくりを目指
す科目です。教養基礎科目と教養選択科目にて構成します。
本学の教養教育の全体像
目標
創るために必要な力、および看
護専門職として自己実現をは
かるときに必要となる問題解
決能力等の育成を目指す選択
教養選択
一人の個人として豊かな人生を
科目です。
理、国際化、情報化に対応する
ためのもので必修科目です。
教養基礎科目(必修)
教養基礎
生 涯 に わたる自 己 の 健 康 管
生涯にわたり自己の生き方を追求する
人間の理解
世界の理解
地域社会の
理解
体験型
プログラム
生涯
体育
英語
日本語
情報
21世紀社会に生きる市民として生活する上で
基盤となる知識と技術(リテラシー)を修得する
教養選択科目
生涯体育
人間の理解
生涯体育、生涯体育実技
人間の歴史、認識と表現、コミュニケーション論
人間と道具、ジェンダー論、文学と人間
英語
講読・記述、基礎会話、応用会話、総合英語
日本語
日本語表現
情報
情報と人間、情報処理演習
必修科目である教養基礎科目のうち、
「日本語」
と
「情報」
は1年次、
「生涯体育」は講義と演習の「生涯体育」を1年
次、実技の「生涯体育実技」を2年次に履修します。
「英語」は1年次から2年次にかけて「講読・記述」
と
「基
礎会話」、3年次に「応用会話」、4年次に「総合英語」を履
修し、4年間で計240時間学びます。
地域社会の理解
岐阜の自然、岐阜の暮らしと経済、岐阜の文化
日本の自然と森林、日本の思想と社会
日本の歴史と文化、都市と生活、住まい・地域・都市
街道と生活、生活と経済、経営と人間
世界の理解
現代社会と哲学、人間生活と宗教、アジア文化論
英米文学論、現代国際関係論(政治・経済)
世界の文化と言葉(中国・韓国・スペイン)
人間生活と芸術(総合芸術・音楽)
地球環境論、科学史、生活用品の化学
体験型プログラム
異文化体験セミナー、ボランタリーワークセミナー
森林文化体験セミナー
12
学生生活
年間スケジュール
APR
●
●
04
入学式
新入生歓迎会 サークル・自治会活動の紹介をします。
新入生と先輩との交流は楽しいです。
MAY
05
●
学生総会
学校生活のルールや今年の活動・予算等についてみんなで考えていきます。
JUN
06
JUL
AUG
オープンキャンパス
参加者と学生によるフリートークコーナーを担当します。
学校生活や受験情報について学生の視点で応えます。
平成28年度は8月7日(日)・8日(月)に開催します。
SEP
OCT
●
夏季休業
08
●
07
09
岐看祭
(大学祭)
スポーツ大会では個性的なユニホームを身にまとい白熱した試合が行われます。
学習発表・ステージ・個展等では、全ての学年が協力して作り上げます。 10
NOV
11
●
卒業者と在学生との交流会
看護師、助産師、保健師、養護教諭として働いている卒業者との交流会です。
12
●
クリスマスコンサート
合唱や弾き語り、バンド演奏とクリスマス会を盛り上げるコンサートです。 JAN
01
●
岐阜県医療施設によるガイダンス
県内の主な実習施設の看護部から直接話が聞けます。
FEB
02
MAR
03
13
冬季休業
DEC
●
3年次生と4年次生の交流会 卒業する4年次生が就職活動や国家試験対策、
採用試験対策等の体験を3年次生に語ります。 ●
卒業式 学生自治会執行部
大江 夏美
私たち学生自治会は、学生生活が日々充実したよりよいものとなるよう
に、季節に合わせて様々な活動を企画・運営しています。サークル活動のサ
ポートや日常生活における問題解決など、学生の立場に立って、学年の枠
を越えたメンバーで活動しています。
そんな中で、特に学生が力を入れて取り組んでいるのが文化祭である
「岐看祭」
です。毎年ユニークなテーマを考案し、そのテーマに沿った、多く
の学生が楽しめる企画を行っています。27年度は前年度に引き続き、
「岐看
祭」
を一般公開としました。羽島市の地域の方や高校生、卒業生、他大学の
方など、多くの方に参加していただき、非常に盛り上がった、活気のある文
化祭となりました。
学生だからこそできる取り組みがあると思います。ぜひ私たち学生自治
会と様々な活動を企画し、実りある学生生活を一緒に創り上げていきませ
んか。
在学生からのメッセージ
看護学部看護学科二年次生
渡辺 枝里子
私はこの大学で充実した日々を送っています。本学の授業は、
一年次からナース服を着て、実習室での演習の授業がカリキュ
ラムに含まれているので学業に対するモチベーションがすごく高
まります。
また、少人数で行うグループワークでは様々な討論を重
ねることで自分にはない考えや視野が広がります。
自分の考えを
持つ・伝える大切さを学んでいます。課題の量が多くて大変な時
もありますが、豊富な文献が揃う図書館やパソコンが自由に使用
できる自習室など学べる環境に恵まれていること、質問に対して
丁寧に答えてくださる先生方、一緒にがんばる仲間が近くにいて
くれることが私のやる気の源になっています。
これだけの文字数では本学の魅力を存分にお伝えすることは
できません。同じ目標を持った仲間と過ごす毎日が私にとって大き
な刺激になり、幸せな毎日です。
自分の夢に大きく近づくことができる大学生活。皆さんもすてき
なキャンパスライフが送れますように。
看護学部看護学科三年次生
小寺 空歌
この大学では、看護師となるために基本となる技術、知識を深
く学ぶことができるだけでなく、患者さんの心に寄り添う看護をい
かにさせて頂くかを最も大切にし、
自分の看護に取り入れていくこ
とを考える力を養っていけると感じています。
私たち学生と先生との距離が近く、時には厳しく、時には優しく
ご指導してくださいます。
また、課題はとても多いですが、同じ目標
を持った仲間と励まし合いながら、常に自分と向き合い、
自分の言
葉で考えを表現する力を身につけられます。
21世紀は「心の時代」
と言われています。
「心の時代」を迎え
た今、知識も心も豊かな看護職者になるために、
この大学で一緒
に学びませんか?
看護学部看護学科四年次生
上野 和樹
「看護師になりたい!」そう思い、
この大学に入ってもう4年目に
なりました。毎日学ぶことや課題が多く、
あっと言う間に時間が過
ぎていきました。同じ志を持った仲間との学びや大学生活は私に
とってとても良い刺激になり、忙しさの反面、充実感もありました。
実習では初めて患者さんを受け持たせていただき、看護を行
うことの責任の重さや難しさを感じながらも、大学の先生にたくさ
ん支えていただきながら、貴重な経験から自分の目指す看護師
像を考えることができました。
この大学で過ごす4年間はとても濃いものですが、
なりたい自
分を見つける、
なりたい自分に近づけることがきっとできると思いま
す。仲間や先生、
そして学ぶ環境に恵まれているこの大学で、
自
分の可能性を広げてみませんか。
みなさんの入学をお待ちしてい
ます。
14
学生支援
健康管理
健康管理室
健康管理室に保健師が常駐し、健康
に関する相談を受け、健康増進、疾病予
防をすすめています。
また、急な発病や事
故への応急処置ができるように準備もし
ています。気軽に相談してください。
学生相談
定期健康診断
学校保健安全法に基づき、毎年1回の定
期健康診断があります。
あわせて、B型肝炎
抗原・抗体検査、小児感染症抗体検査も実
施しています。
これらの健康診断を受けて
いれば、就職試験等必要に応じ、健康診断
書等の交付を受けることができます。
みなさんの学生生活をより豊かにするために、教員、健康管理室保健師、
カウンセラーなどによる学生相談
体制を整えています。
各学年に2名の学生相談教員がいますので、学生生活上の困っている問題や悩み、心身の健康問題、
修学上の問題などさまざまな相談に対応します。
また、健康管理室の保健師も心やからだについて困ってい
ること、学生生活上の問題、友人関係の悩みなどの相談に対応しています。
さらに、心の健康支援として、学生生活上の問題、心の健康上の問題、人間関係などで困っていることに
ついて、専門のカウンセラーが相談に応じます。専門のカウンセラーによるカウンセリングは原則として週1回
開設しています。
安全対策
正規の授業中、課外活動中、通学中の事故や賠償責任に対応できる保険制度(日本看護学校協議会
共済会の総合補償制度「Will」)
を紹介し、入学時に加入していただきます。
消費者被害や薬物乱用を未然に防ぐことを目的にしたセミナーの開催、学
生生活を安全に送るためのガイドブックの配布など、学生の意識を高める取りく
みをしています。
キャンパスハラスメント防止
大学全体でキャンパスハラスメントのない大学づくりに取り組んでいます。
キャンパスハラスメント相談員がキャンパスハラスメントに関する相談に対応します。
キャンパスハラスメント
についての知識を学び、理解を深めるために研修会を毎年開催しています。
また、大学で体験した人権・倫
理上の問題や大学に対する意見・要望等を投書できる
「意見箱」
を設置しています。
奨学金等
定められた資格条件に該当すれば、
日本学生支援機構の奨学金をはじめ岐阜県など地方公共団体が
貸与する奨学金等が受けられます。
経済状況の急変により授業料の納付が困難であると認められる学生については、減免又は徴収を猶予さ
れることがあります。
Q 親元から離れて生活するのに、安心して住める所はありますか?
大学には学生寮はありませんが、大学周辺のアパートなどの情報を随時提供しており、不動産業者から大学へ送
られた物件の資料を学内で閲覧することができます。県外からの入学者もいますから、
仲間はたくさんいます。
15
卒業後の主な就職先・就職進路の支援
平成16年3月に最初の卒業者を送り出してから今日まで、
岐阜県内・県外で本学出身者が看護師、
保健師、
助産師、
養護教諭として活躍しています。岐阜県内の最近5年間の主な就職先は下表のとおりです。
職 種
岐阜県内の主な就職先
(最近5年間)
看 護 師
岐阜県総合医療センター、県立多治見病院、県立下呂温泉病院、岐阜大学医学部附属病院、
長良医療センター、羽島市民病院、岐阜市民病院、大垣市民病院、中津川市民病院、
土岐市立総合病院、市立恵那病院、岐北厚生病院、中濃厚生病院、久美愛厚生病院、
岐阜赤十字病院、高山赤十字病院、東海中央病院、松波総合病院、養南病院、等
保 健 師
岐阜県、岐阜市、大垣市、各務原市、海津市、関市、恵那市、揖斐川町、岐南町、富加町、
輪之内町、北方町、養老町、等
助 産 師
岐阜県総合医療センター、県立多治見病院、岐阜大学医学部附属病院、長良医療センター、
高山赤十字病院、等
養護教諭
岐阜県教育委員会(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校)
学生が自分で就職や進路について考え選択できるよう、大学は就職、進学情報の提供や教員による
個人面談などの相談体制により、学生の就職活動を支援しています。
ガイダンス
1年次から就職進路について考えるよう
「就職進路ガイダンス」
を実施しています。3年次からは自分の希望や適性を
考えた進路決定ができるよう
「就職進路及び国家試験受験ガイダンス」
を実施し、
きめ細かな指導を行います。県内の
主な実習施設の看護部から、各施設の看護の理念や実際等について、直接、情報提供してもらう
「岐阜県医療施設
による就職ガイダンス」、実習施設に就業している卒業者に看護体験を聞く
「卒業者と在学生との交流会」、外部講師
による履歴書の書き方や面接試験への臨み方、
身だしなみ等、就職活動及び就職試験に必要とされるスキルやマナー
を解説する
「就職活動支援セミナー」
も開催しています。
3年次生と4年次生との交流会
卒業を控えた4年次生が最終学年での学修や就職活動、国試対策にどのように取り組んだか、
自らの体験を語る会
を開催します。先輩に対し、就職先を決めるにいたった理由や、国家試験の勉強などについて積極的に質問できる機
会です。
国家試験受験に向けての支援
国家試験の学習を支援するため、保健師・看護師国家試験の過去問題や模擬問題を学内のパソコンで学習できる
ように医学書院の「看護師国家試験問題WEB」
「保健師国家試験問題WEB」
を導入しています。
また、4年次では、
国家試験受験に向けてのガイダンスを行います。
就職進路の手引き
毎年、全学年に「就職進路の手引き」
を配布します。
この冊子には就職活動に向けて準備することや、採用試験へ
の臨み方など適切な就職活動を行うためのノウハウを掲載しています。
就職進路支援室
医療機関等から送られてきた求人情報を自由に閲覧できます。先輩の就職、進学試験
報告書や医療機関等からの求人訪問の記録も見ることができます。
16
卒業者の声
前羽島市民病院
看護師 中野
葵
(平成23年度卒)
看護師として働き始め、4年が経ちました。患者さんにどうやって
寄り添うことができるか、医療にできること、看護の立場でできるこ
とが何かを考える日々です。患者さんそれぞれが必要としているこ
と、
そしてそのご家族が抱えている問題も様々です。それに対し
て、
どんな援助ができるのか、
日々試行錯誤の繰り返しです。戸惑
うこともありますが、母校で開催される同窓会や交流会で、卒業し
た先輩や同期、在学生の皆さんの姿をみて、
また頑張ろうという気
持ちになります。
卒業してからも母校とつながりがあることは、
日々の業務で忘れ
かけてしまう自分の看護観の振り返りを行うきっかけになり、
自分自
身の成長につながると思います。
これからも患者さんに求められる看護が提供できるように努力
を続けたいです。
高山赤十字病院
助産師 切田
浩代
(平成24年度卒)
私は助産師となり3年目になります。看護師を目指してこの大学に
入学しましたが、母性実習がきっかけとなり助産師を目指すように
なりました。4年生の夏休みにある助産実習は、決して楽ではあり
ませんでしたが、同期に恵まれていた事や、先生方が親身になっ
て指導してくださったおかげで乗り越えることができました。
新人の頃は、仕事の責任の重さに逃げ出したくなる事もありまし
たが、先輩方にご指導頂き、少しずつ力をつけていくことでやりが
いを感じられるようになってきました。
また、分娩介助をさせて頂い
たお母さんから退院の時に手紙をもらう事があり、
とても励みになり
ます。
今では、助産師という道を選んで本当によかったなと思います。
助産師としてまだまだ未熟ですが、
お世話になっている方々に感
謝して、
これからもお母さん達の力になれるように頑張りたいと思
います。
大垣市立赤坂小学校
養護教諭 三世
真弓
(平成24年度卒)
小学校の養護教諭として勤務をし、
3年目になりました。普段は
健康な子ども達ですが、
いつ何が起こるか分かりません。
そんな
緊張感の中、子ども達の元気と笑顔、
そして共に働く先生方に支
えられて毎日楽しく、充実した日々を過ごしています。
私の将来の夢は看護師でした。
しかし大学での学びや実習を
通して「養護教諭として、子ども達に
『自分の健康を守る力』
を身
につけさせたい!」
と強く感じました。私の人生の転機です。養護教
諭としての道が選択できたこと、
そしてそれを支えてくれた先生方
や友達に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、
その支えは卒業後
も続きます。困ったり、悩んだりした時に頼る人や場所があるのは、
とても心強いです。
「苦しいときが成長するとき」尊敬する恩師からの言葉です。今
後、
たくさんの困難や課題があると思いますが、常に真っ直ぐで素
直な子どもたちに負けないよう、私も全力で、成長し続ける養護教
諭でありたいです。
17
中濃保健所
保健師 田近
俊哉
(平成23年度卒)
岐阜県の保健師として働き始めて4年目になりました。現在は、
職場の異動を経験して、精神保健福祉の担当をしています。精
神障がいを持っている方への支援として、市町村保健師をはじめ
とする多機関・多職種と連携を図りながら治療へ繋げたり、退院
後に地域で安心・安定して生活するための支援をケア会議などを
とおして検討したりしています。大学で学んだ多機関・多職種との
連携の視点がとても重要であることを日々の保健活動から実感し
ています。
経験を積む中で分からないことや知らないことにぶつかります
が、試行錯誤しながら何とか乗り越えています。
まだまだ保健師と
しては未熟ですが、困難や課題にぶつかった時こそ成長できる
チャンスと捉え、大学で学んだ基礎を振り返りながら常に成長して
いける保健師になりたいです。
岐阜大学医学部附属病院
助産師 兒玉
嗣未
(平成23年度卒)
助産師として働き始めて、4年目になりました。業務にも慣れてき
て、病院の委員会や新人担当などの役割も任されるようになりまし
た。忙しい毎日ですが、赤ちゃんに癒されながら毎日頑張っていま
す。新人の頃は、助産師として母体と胎児の命を預かることの責
任の重さや、病棟の業務の量、患者さんとの関わり方など、戸惑う
ことや悩むこともたくさんありました。
4年がたった今でも悩むことや、上手くいかないこともたくさんあり
ます。
それでも、助産師という職業を続けられているのは、生まれて
きてくれた赤ちゃんに出会えた時の喜び、担当したお母さんからの
「ありがとう」の言葉と、家族の笑顔が大きな励みになっているから
です。
最近は、業務にも慣れてきたため、
自分のスキルアップのために
たくさんの研修に参加するようにしています。
これからも、
お母さん
や赤ちゃんを支えていくために、学び続けていきたいです。
名古屋市立一柳中学校
養護教諭 方野
智佳子
(平成22年度卒)
養護教諭として勤務し、
5年目を終えようとしています。小・中両
方を経験させていただいたこの5年間は、辛いこともたくさんありま
したが、
それ以上に感動の連続で、子どもたちと過ごす日々は宝
物だなぁと実感しております。
学校における養護教諭の役割は、子どもや先生方を支える 縁
の下の力持ち だと考えています。
けがや体調不良だけでなく、心
の問題を抱えた子どもたちも多くいますが、担任という立場でなく、
養護教諭にだからこそ話せるというケースが多々あります。子ども
の想いを傾聴・受容・共感することにより、
もやもやした気持ちが晴
れ、心から元気になっていく姿を見ると、
この仕事のやりがいを感
じます。
岐阜県立看護大学では、看護師資格も取得できます。
これは、
現場の先生方や保護者、子どもたちからの信頼感が増し、
自分自
身も自信をもって処置ができるのに繋がっています。卒業後の執
務での困り感や悩みは、先輩養護教諭との交流会等で解消でき
ますし、大学の先生方もサポートしてくださるので安心です。
このよ
うな整った環境に感謝し、子どもたちの健やかな成長を見守る存
在で在り続けたいです。
地域とともに
現場の看護職との協働・連携
岐阜県立看護大学では、県下で提供されている看護サービスの質の向上に貢献するため、共同研究などの生涯
学習支援の活動を全教員が組織的に実施しています。
共同研究では、現場の看護職が抱えている問題を取り上げ、看護職と大学教員が課題を共有して解決に向けた
研究活動を行います。そして、共同研究の経過を振り返り、研究成果を広く共有するために、毎年2月に学内を会場
にして「共同研究報告と討論の会」
を開催しています。
また、県内看護職の生涯学習を促進することを目的として、看護実践研究指導事業を実施しています。県内看護
職が大学の知的資源を利用して、
自己学習や業務改善ができるようにするために、看護の実践研究指導・研修とし
て取り組んでいます。
県内看護職で組織されている「岐阜県看護実践研究交流会」に対して、岐阜県立看護大学では交流会会員が
取り組む看護実践研究への支援と交流会が毎年9月に本学で開催している交流集会への支援を行っています。
学内には、県内看護職や関係者および大学教員が自由に語り合い、
くつろぎながら交流を深められる「看護交流
サロン」
を設けています。
看護研究センターの活動
看護職との協働・連携を促進するために本学には看護研究センターが設置されています。
看護研究センターでは、看護実践現場と大学の橋渡しをすることにより、卒業者や修了者を含めた看護職の
生涯学習を支援し、大学の教育活動や看護実践の改革を推進するための研究活動の基盤づくりを目指して
います。
特に、卒業者が看護職として卒業後も成長していけるように支援するために、新卒者を対象とした「新卒者
交流会」
と卒後2年目卒業者を対象とした「卒後2年目卒業者交流会」を年1回6月の土曜日に、卒業者が卒
業年度を越えて大学に集う
「卒業者交流会」
を同窓会と共催で年
1回11月の土曜日にともに学内で開催しています。
また、看護研究センターには遠隔会議(テレビ会議)
システムが
設置されており、同じシステムが設置された県内6施設(平成28年
4月1日現在)
と大学を結んで教員が学部生の教育や大学院生へ
の研究指導、卒業者を含む看護職者との共同研究や看護実践
研究指導事業などに活用しています。
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施設ガイド
大学は、木曽川と長良川の流れにはぐくまれた羽島市に位置し、学舎を中心として学生広場や中庭を
配置し、
どこにいても庭園のような外部空間を感じることができます。
体育施設(テニスコート、
グラウンド、体育館)、講堂、講義室などは一般に有料で開放しています。
大学にお越しの際は、管理棟1階事務室にお立ち寄りください。車の場合は北門(24時間開放)から
お入りください。
通用門
駐輪場
歩行者通用門
駐輪場
食堂
北門
図書館棟
野外ステージ
学生広場
講義棟
研究棟
管理棟
講堂
実習棟
正面広場
駐車場
体育館
修景堤
テニスコート
東門
調整池
グラウンド
岐阜県立看護大学全景
正門
敷 地:約77,000㎡
建物延面積:約15,000㎡
学内施設の紹介
講義室
講義棟には大小8室の講義室があります。
授業で使用するプロジェクター、スクリーン、
液晶モニター、書画カメラ、DVDプレーヤー、
PC等の映像・音声機器を常設し、
ノートPCの
持ち込み利用も可能となっています。
19
演習室
講義棟・実習棟・研究棟に合わせて大小
14の演習室があります。各室にホワイト
ボードや液晶モニター等が常設されてお
り、授業で使用する以外でも学生のグルー
プワーク、
自己学習等で利用されています。
マルチメディア教室
LL機能を備えたPC55台、プリンター6台、スキャ
ナー6台等を常設し、
「情報処理演習」
「英語」
「人間生
活と芸術
(総合芸術)
」
の授業などで使用しています。
授業以外の時間は学生がレポート作成、電子メール、
インターネット検索など自由に利用しています。
実習室1
新生児のための沐浴槽や出産時の特殊ベッドな
どを常設しています。主に育成期看護学領域の学
内での演習で使用しています。また、
授業だけでな
く助産師をめざす学生の自己学習でも利用され
ています。
実習室4
食事、排泄、清潔など人々の日常生活を支える
基本技術、治療に伴う援助技術について学ぶ場と
して使用しています。映像・音声システムを常設し
ており、
カメラで撮影した映像を6台のモニターに
同時配信でき、
演習の授業等で活用しています。
学生自習室・サロン
約40の座席、16台のPC、2台のプリンターを
常設しています。利用できるのは授業期間中で、
学生は自己学習、
談話、
打合せ、
レポート作成、
電
子メール、
インターネット利用など自由に活用し
ています。
講堂
400名を収容することができ、大型スク
リーンとプロジェクターを常設しています。入
学式、卒業証書・学位記授与式、就職ガイダン
ス、卒業者と在学生との交流会、岐看祭等の
さまざまな行事で使用しています。
実習室2
調理実習室で、それぞれ仕様が異なっ
た8台の調理台を常設しています。専門
関連科目の
「食生活論」
の授業において老
人食、幼児食など、
さまざまな年齢に応じ
た食事を作る演習で使用しています。
実習室5
実習室4と中でつながっており、日常生活を
支える基本技術や治療に伴う援助技術につい
て学ぶ場として使用しています。広い空間と豊
富な物品が揃っており、
フィジカルアセスメント
モデル
「Physiko
(フィジコ)
」
もあります。
オアシス601
研究棟6階の北側の端にある部屋です。教
員が学生との面談に使用したり、県内の看護
職者との共同研究の打合せに使用したり、
さ
まざまな場面で利用されています。カウンセ
ラーによる相談もここで行われます。
テニスコート
グラウンドに隣接してテニスコートが4面
あり、教養基礎科目の
「生涯体育実技」
の授
業で使用しています。授業の空き時間に学
生は自由に利用でき、市民への一般開放施
設としても主に土日に利用されています。
実習室3
42畳の和室があり、家庭用浴槽、調理
台などを常設しています。主に地域基礎看
護学領域の日常生活を支える基本技術の
演習、育成期看護学領域の小児や母性の
技術演習の授業などで使用しています。
自治会室・サークル室
体育館の北側に隣接したサークル棟に
自治会室1室とサークル室6室があります。
入口は2箇所で、体育館内からも入れます。
平日は21時まで、土・日・祝日は17時まで
届け出無しで学生が利用できます。
食堂
座席が約200席あり、学生と教職員だけで
なく一般の方にも開放しています。食堂内の
一角には売店があり、
自動販売機も設置され
ています。授業期間中の食堂営業時間以外
は17時まで学生が自由に利用できます。
体育館
バレーボールコートを2面設けることがで
きる広さがあり、教養基礎科目の「生涯体
育」
「生涯体育実技」
で使用しています。授業
や学生のサークル活動以外では、市民への
一般開放施設として平日の夜や土日に利用
されています。
20
大学図書館の紹介
大学図書館は大学の教育と研究を支援するために体系的かつ網羅的に蔵書を構築し、学問的雰囲気を
持った環境で学生が主体的かつ積極的に勉学に励むことができる「場」です。
本学図書館では、平成12年の開学当初から整備をすすめ、平成27年12月現在で約86,000冊の蔵書を収め
ています。看護・医学関係の専門図書は約42,000冊の所蔵があり、特に看護分野に関しては県内有数の蔵書
数で学習や研究を支援していますが、一般図書も約44,000冊を所蔵し、教養図書の収集にも力を入れていま
す。図書は、学生・教職員はもちろん、県内看護職の方にも貸出を行っています。
看護関連の専門雑誌を中心に、国内外の雑誌を約320タイトル購入しているのも本学の大きな特色のひと
つです。その他、AV資料を集めたコーナーがあり、いつでも自由に視聴覚教材で自己学習ができます。館内
にあるコンピュータの検索端末では、図書館の蔵書検索のほか、医中誌の愛称で呼ばれる医学中央 雑誌
Web版をはじめとした各種データベースを利用して、専門分野の論文などの情報を検索することができます。
図書館では、利用者の多様な学習ニーズに対応したさまざまな支援も行っています。最近では、インター
ネットを使って情報検索し、仲間と相談や議論をしながらレポートを作成するなど、学生の学習スタイルも多
様化してきており、図書館でもグループ学習ができる「学びの場」を提供し、図書館職員からの支援も随時受
けられます。また、学部学生、大学院生を対象にした図書館の利用ガイダンスや文献検索講習会を例年開催し
ています。この他に県内看護職(養護教諭を含む)の方を対象にしたグループ単位の文献検索講習会(無料)
も開催しています。
開館時間は次のとおりです。
月曜日∼土曜日 8:45∼21:00(長期休業中は、10:00∼20:00)
開館日など図書館の利用に関する詳しいお知らせは、館内の掲示や図書館ホームページ
(http://www.gifu-cn.ac.jp/library/)を参照してください。
図書館の状況
蔵書冊数
購入冊数
26年度
25年度
24年度
23年度
22年度
図書
84,193冊
84,865冊
85,763冊
85,767冊
83,072冊
雑誌
1,117種
1,095種
1,080種
956種
927種
図書
2,157冊
2,533冊
2,549冊
3,241冊
2,719冊
雑誌
325種
348種
372種
346種
384種
2,608冊
2,616冊
2,824冊
3,113冊
2,760冊
教職員
貸出冊数
教職員1人あたり
学生
学生1人あたり
学外
利用者数
利用人数
(延べ)
貸出冊数
33.4冊
33.1冊
36.2冊
38.9冊
33.7冊
19,278冊
20,584冊
21,900冊
23,632冊
23,750冊
52.8冊
55.8冊
58.4冊
62.7冊
63.7冊
6,867人
6,246人
6,520人
6,614人
4,872人
12,102冊
10,690冊
11,523冊
13,369冊
12,235冊
(数値は各年度3月31日時点の確定値です)
21
学費(入学金・授業料等)
初年度納付金
区 分
初年度必要経費
入学金
学生保険料
(日本看護学校協議会共済会)
入会金
後援会費
会費
5月
授業料
10月
年間
合 計
18,000円
(4年分)
10,000円
48,000円
(4年分)
267,900円
267,900円
535,800円
837,800円
949,800円
教科書代
1年次生
金 額
県内者
県外者
226,000円
338,000円
区 分
ユニフォーム
ナースシューズ
聴診器
冬場に羽織るカーディガン
ナースウォッチ
エプロン
合 計
金 額
一式
45,000円∼60,000円
(年によって異なります)
9,000円程度
1着
3,000円
8,200円
3,300円
3,600円
1,900円
1足
1本
1着
1個
1着
約74,000∼89,000円
聴診器とナースウォッチは希望者のみ購入しています。ユニフォームとナー
スシューズは洗い替えに複数購入する学生もいます(2年次での購入可)。
授業料
実習に係る交通費
区 分
授業料
単位
金 額
5月
267,900円
10月
267,900円
授業料は、年額535,800円を毎年5月と10月の2回に分けて納めます。
授業料以外に教科書代や演習にかかる諸費用(交通費、製作費等)などを
合計すると、卒業までにおよそ25万円かかります。
申請により授業料の減免(全額または半額)や納付期限の延長が認められ
ることがあります。
在学中に授業料の額が改定された場合は、改定後の授業料が適用されます。
学年
名 称
1年次生
看護学概論学外演習
3年次生
領域別実習
4年次生
卒業研究における実習
交通費
交通費は学生の自己負担と
なります。
☆各種助成があります☆
・後援会から、3年次と4年次に合計36,000円の助成があります。
・実習先が遠方のため、宿泊を伴う場合は、大学が宿泊代を負担しています。
・県立多治見病院への実習では、大学から貸切バスを運行します(無料)。
平成29年度入学者選抜の概要
■募集する学部学科・人数
看護学部看護学科・80名
■入試日程
選抜方法
募集人員
20名
A
(岐阜県内高校推薦入試)
推薦入試
B
(大学入試センター試験を課す推薦入試) 10名
一般入試 前期日程
50名
入試予定日
平成28年11月中旬
平成29年 2月 1日
平成29年 2月下旬
■入学者選抜要項・学生募集要項
○平成29年度入学者選抜要項 7月上旬から配布
○平成29年度学生募集要項【推薦入試A】 7月上旬に岐阜県内の高等学校に配布
(個人には配布しません。希望される方は高校にお問い合わせください。)
○平成29年度学生募集要項【推薦入試B】 配布開始時期、配布方法等詳細については本学ホームページをご覧ください。
○平成29年度学生募集要項【一般入試
(前期日程)
】 11月上旬から配布
■請求方法
①大学のホームページから請求する場合
大学のホームページから テレメールを利用して請求できます。
詳しくは、
本学ホームページ
(http://www.gifu-cn.ac.jp/entrance/)
をご覧ください。
②大学へ直接請求する場合
学務課にメール又は電話にて請求してください。その際、送付先の郵便番号、住所、氏名、電話番号を伝えてください。
学務課メールアドレス [email protected]
電話 058-397-2300
(代表)
22
A C C E S S
至名鉄岐阜
N
はしま
しやくしょまえ
至大垣
名鉄
至一宮
羽島
市民会館
えぎら
岐
阜
羽
島
しんはしま
大阪方面
岐阜羽島
インターチェンジ
名神
GS
高速
東海
道路
道新
名古屋方面
GS
ショッピング
センター
幹線
岐阜県立看護大学
■東海道新幹線
東 京
のぞみ
ひかり
101分
104分
名古屋
ひかり・こだま
10分
ひかり・こだま
新大阪
55分
岐阜羽島
南口
岐阜羽島
南口
駅から徒歩15分
■名鉄名古屋本線、竹鼻・羽島線
名鉄岐阜
名鉄名古屋
( 特急・急行4分
)
普通7分
笠 松
(普通22分)
( )
特急24分
急行30分
新羽島
駅から徒歩15分
■路線バス
名阪近鉄バス 輪之内羽島線
岐阜羽島駅 → 県立看護大学 下車
〒501-6295 岐阜県羽島市江吉良町3047-1
岐阜県立看護大学
TEL.(058)397-2300 FAX.(058)397-2302
ホームページ http://www.gifu-cn.ac.jp
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