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成功に最も早くたどり着く方法とは?

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成功に最も早くたどり着く方法とは?
佐藤みきひろ
一回しかない人生、
チャレンジしようと思った。
NBC 学長
Monthly Special Interview
×
株式会社ライゴー代表
アレックス
月刊スペシャル対談レポート
#12
成功に最も早くたどり着く方法とは?
――学校は出ただけです――。
せどりビジネスの第一人者といわれるアレックス氏はそう言う。8歳でブラジルから日本へ移住、
中学生でアルバイトをはじめ、高校生の時には学校に通いながら月 20 万円を稼ぎ出す。佐川
急便に勤めてからは月 45 万円のサラリーを手にするも、独立。そして失敗――。
――終わったような生活をしてました――。
そこから立ち上がり、月収 400 万円オーバーに駆け上がるまでのサクセスストーリーから、
NBC 学長・佐藤みきひろが、類なき成功者のマインドと行動を炙り出す!
■ アレックス氏 プロフィール ブラジル出身/ 1984 年生まれ 32 歳/既婚 子供2人/趣味 筋トレ
2010 年 ブックせどりに出会い副業開始
2011 年 10 月 せどり独立 1 カ月後には月商 100 万円を達成
2012 年 月商 300 万円達成
2013 年 せどり組織化開始
せどりスクール開催 受講人数 200名以上
2014 年 せどりスクール2開催 受講人数 100名以上
せどり最高月商約400万円 平均月収100万円前後
Monthly Special Interview
1
「高校時代の思い出は『眠い』しかない」(アレックス)
佐藤(以後 佐)
:聞くところによると、中学高校時代からアルバイトをやっていたと……。
どういうアルバイトをやっていたんですか?
アレックス(以後 ア)
:一番最初にやったアルバイトが引っ越し屋です。日本に来た時に、
本当は小学校3年生だったのが小2に編入されたので、みんなより年齢がイッコ上だったん
です。なので(高校)入試が終わった翌日からずっと引っ越しのアルバイト、毎日やってま
したので、中学からですね。16 歳からアルバイトはできるということになっているので。
佐:新聞配達もやられていた?
ア:引っ越し屋は1日8千円と残業で1日1万円ぐらい。ただ(学校があるので)週1回し
かできない。それで、もっと稼げないのかなと思っていて。それなら新聞配達があるなと。
これなら学校に行きながら、毎日できると。
休刊日以外は選べる休みは3日だけで、あとは毎日新聞配達やって、学校行って、夕方も寿
司のデリバリーやって。アルバイト代で 20 万ぐらい稼いでました。
佐:その歳って、本当は遊びたい歳じゃないですか。友達と家でゲームやったりデートしたり。
そういう時間をすべて仕事に費やしていったわけですよね。なんでそこまで、若い頃から稼
ぎたいと思われたんですか?
ア:僕はひとりっ子なんですよ。だから親には――高いものではないんですが――好きなも
のを買ってもらえたということで、大きくなるとバイクとか車とか欲しくなってくる。する
とやっぱ稼がないといけない。そういったものが欲しくて頑張ってたというのがあります。
佐:買いたいものを我慢せずに買っちゃう――だから自分で稼ぐん
だっていう気持ちで。
ア:それだけですね。
佐:新聞配達なんてまあまあキツイんじゃないですか?
ア:キツイです。僕はだから高校の思い出って『眠い』しか記憶に
ないですよ。
佐:
(笑)
ア:
(睡眠時間は)多くとっても3時間以上取れなかったですもん。
佐:学校の中で毎月 20 万稼いでいる友達ってあんまりいないでしょ
う?
ア:いないです。みんな3、4万とかですね。
「高校時代、学校行きながら 20 万稼いでました」
佐:ちなみにお勉強は、どうだったんですか?
Monthly Special Interview
2
ア:高校は 出ただけ なんですよ。理由は――、
わかんなかったんですよ。
(学歴が高いほど)いっぱい稼げるっていう 学歴社会 がわからなかっ
たので。
親がブラジル人なので――悪く言うつもりはないんですけれども――、
アドバイスをもらえなかったんですよ。一切。こういう道行った方がい
いよっていうのが。 我が道 を行っていたような感じで……。親の姿
を見て、いっぱい稼ぐためには残業をいっぱいするしかない、しかなかっ
た。
佐:ご両親は……?
ア:派遣社員です。いつ切られても仕方ないという立ち位置で、一生懸
命働いてました。起業とか、
考えたこともなかったです。全然別世界だっ
た。
佐:起業して、事業を起こすなんて自分には関係ないことだと――?
ア:そんな世界は存在しないかなっていうくらいのイメージでした。
「可能性が1(%)あったら、やらない理由がないでしょ」
(アレックス)
――高校卒業後、20 歳からは稼げる仕事を求め、佐川急便のドライバーに。
(※ 佐川急便では 20 歳にならないとドライバーとして雇用されない)
佐:
(佐川急便で)一番稼いでいた頃って、どのくらい稼いでいたんですか?
ア:月収にして 45 万から 50 万です。
佐:その歳にしては悪くないですよね。
ア:ハタチですからね。
佐:ちょうどそのときに、ネットワークビジネスにもかかわるようになると
お聞きしたんですけど。
ア:社内でネットワークビジネスが流行って、
そこで「稼ぎたいんだろう?」っ
て声かけられて、
「はい!」みたいな(笑)
。もう素直に。で、はじめてそうい
うセミナーを受けにいったときに、感動しましたね。こういう世界があるん
だ――というのが。
佐:それがネットワークビジネスのセミナーで、さっきちょっとお訊きした
ら湯田陽太さんとおなじ大手さんですよ。それで、どう思いましたか? ど
ういう感情が芽生えましたか?
ア:もう僕は素直に全部受け止めて「やりたい」と。もちろんお金を稼ぐの
は簡単じゃないんですけども、ただサラリーマンのときに 100 万稼ぎたいと。
Monthly Special Interview
3
佐:月収 100 万円ですね。
ア:100 万稼ぎたいというのが夢だったので。ネットワークビジネス、簡単
ではないんですけども、可能性というのは 1%でもあったので。何も経営知
識とかなかったんですけども、もう素直に。佐川にいたら 100 万円以上稼
げる確率はゼロなんです。ネットワークビジネスは 1 あるんですよ。やらな
い理由ないでしょうと思って、やめました、佐川急便。
佐:佐川急便やめて(ネットワークビジネスに)飛び込んだわけですか。
ア:飛び込みましたね。
佐:それで結果的に月収でどのくらい稼いだんですか?
ア:いちばんいいときで 20 万前後かな。
佐:僕いろいろお話聞くんですけれど、
(ネットワークビジネスでは)月収
で 10 万以上稼ぐ人の割合が 0.0 何%なんですよ。1%ないんですよ全然。
だから(20 万稼いだというのは)相当すごいなと……。
「絶望しているときに、上の階にスゴイ人が引っ越して
きた」(アレックス)
佐:その後に要はネットビジネスに入るわけですよね。それはどういうきっ
かけがあったんですか? ア:僕家族いるんですよ。20 万だと暮らしていけないというのがあって。
なので(ネットワークビジネスで独立して稼いでいくのを)あきらめて、も
う 1 回会社勤めしたんですよ。そのときにもう終わったような人生を毎日
送ってました。夢がないんですよ。ネットワークビジネスはあんなに夢があっ
たのに、この先頑張れば――というので……。
絶望しているときに、僕が今住んでいるところの上の階にすごい人が引っ越
してきた。その出会いがあって……。その人はもう数百万といっていいほど
稼いでいて。
佐:
「あの方」ですよね。
ア:
「あの方」です。
佐:実は偶然なんですけど、
NBCもその方とすごく縁が深い。僕はネット
ビジネス――いろんな人たち知っていますけど――、やっぱり一番すごいな
と思っている方で、その方はネットビジネスもいろいろと広くやりながら、
今、世界のグローバルビジネスのほうに移行していますよね。その方とたま
たま同じマンションになったというのは、ラッキーでしたね。
「ネットワークビジネスで 20 万稼ぐと
いうのは相当スゴイ」
ア:
「引き寄せた!」と思いました。稼ぎたいという思いが。
Monthly Special Interview
4
佐:でも、その人、誰にでもネットビジネスを教えてくれるわけじゃあり
ませんよね。たまたま同じマンションに住んでいるだけじゃないですか。
どうやってチャンスを掴んだのですか?
ア:たまたま「仕事は何やってんの?」と訊かれたことがあって、そのと
き逆に僕から「何されているんですか?」と訊いて「自分でやってるよ」っ
て言われて、
もう僕のアンテナがビンと立って。それで「教えてください」っ
て頼んでみたんですけど、ちょっと、教えてくれなかった。
佐:あー、そうなんですね。
ア:だからその人が帰ってきた車の音がすると、僕も外へ出ていたんですよ。
(笑)
佐:ええ∼(爆笑)その人が帰ってきたら、車の音で駐車場まで走っていっ
て――?
ア:
「あ、どうも∼」
(笑)
佐:
(爆笑)
「車の音がすると外へ……」「(爆笑)」
ア:きっと「しつこい」と思われたかもしれないんですけども、そうやって
何回も接点を持っているうちに、
「じゃあいいよ、今度時間つくってやる」っ
て言われまして。で、そこで新しい『ネットビジネス』というのを知って。
新世界でしたね。僕にとって。
佐:なるほどね。でも、やっぱり佐川(急便)もそう、学生時代もそうです
けど、アレックスさん自ら(チャンスを)掴んでいきますよね。その方だっ
て、ただ家にいて待っていたって、教えてあげると言って向こうから来るわ
けじゃない。こっちから駐車場まで走って行くぐらい何度も何度もアプロー
チしたから結局チャンスを掴むわけで、これは大事なことだなと思いますよ
ね。
ア:やっぱり自分から行かないと。
佐:ですよね。待っていたって何もしてくれないですよね、成功者ほど。
Monthly Special Interview
5
「じゃあ、アレックスさんは何やってるんですか⁉」(佐藤)
「いま僕……、筋トレしてます(笑)
」(アレックス)
佐:その方にネットビジネスを教わることになる中で、例えばその方って当
時せどりも知っていましたし、SEO アフィリエイトでは日本トップクラス
だったと思いますし、いろんなネットビジネスをすべて網羅していた方なん
ですけど、その中で、なんで最初からせどりビジネスに行ったんですか?
ア:僕は SEO アフィリエイトとか、それを教えてほしいと言ったんです。
でもあっさり却下されました。理由は単純で、これは(その人が)僕のこと
を考えて言ってくれたんですけども、家庭を持っていてすぐに収入が必要な
状況で、今から SEO(アフィリエイト)で独立するのは(時間的に)かなり
難しいというので。
今やっている仕事にプラスして、教えてもらいながら『せどり』をやるのが
いいとアドバイスされまして。
佐:そうか。その方のアドバイスだったんですね。ちなみに今、せどりで月
いくらぐらい売り上げているんですか?
ア:200 万から 300 万です。
佐:200から300万ぐらい売り上げている。それは相当スタッフさんがいらっ
しゃっての話なんですか?
ア:仕入れのスタッフがひとりで、内勤スタッフがひとりです。
佐:そしてご自身。この 3 人で 200 万円以上をせどりだけで稼ぎ続けて……。
ア:僕はやっていないんですよ。
佐:
(驚いて)え! やってないんですか⁉
ア:僕がやったらちょうどそれが倍になるような感じなので、400 ぐらいは
いきますね。
佐:月 400 万ぐらいは、3 人体制だったらいっちゃう。
ア:いきます、いきます。
佐:今、じゃあアレックスさんは、あんまり現場は動いていない?
ア:動いていないです。
佐:じゃあ何やってるんですか?
ア:いま僕……、筋トレしてます。
(笑)
佐:
(爆笑)ヒマなんですね!
「僕がやったら 400 はいきますね」
Monthly Special Interview
6
「最初は 1 カ月数千円。でもこれを掴まなかったら、人生終わる」
(アレックス)
佐:せどりビジネスって、初めて聞く方も多いと思うんですよ。どういうものか簡単に教
えていただけますか? ア:せどりというのは物販の原点で、安く仕入れて高く売るというビジネスモデル。せど
り自体は、家電せどりとか、CD、DVD、ホビーとかいろんな分野がある中の、僕は『古
本せどり』に特化してやっています。やり方としては、古本屋から本を仕入れて Amazon
をメインで販売するという流れですね。
佐:教わった方法を、見よう見まねで始めたわけですよね。それでどのくらい稼げたんで
しょうか? ア:すぐには稼げたんですけど、ただ最初は数千円とかですね。
佐:それは 1 回当たり? 1 カ月?
ア:1 カ月です。
佐:やっぱりそこからスタートだったんですか。
ア:結局、 目利き が必要だったので、当初は(売れる)本が見つからなくて。リサー
チしても価値のある本が見つけられなくて。当時思っていたのが、普通にアルバイトした
方が絶対に稼げると。
佐:1 カ月数千円といっても、そのために膨大な時間を費やすわけじゃないですか。僕の
周りでも、大半の人が最初は夢を持って取り組むんだけど、1 カ月で数千円、数百円――、
これはアルバイトのほうがいいな、バカバカしい――となって、僕のイメージだと 95%
の人がやめちゃう。最初の 3 カ月間で。何でアレックスさんは折れなかったんですか? そこで。
ア:
(ネットビジネスを教えてくれた)その方のお弟子さんが実際、せどりで 100 万円以
上稼いでいたんですよ。ですから(教えてくれた)その方を信用していたというのと、月
100 万円稼ぐという自分の夢があったので。それで続けられたというのはありました。
佐:なるほど。自分の中で、月 100 万稼ぐところは絶対諦めないという目標だったわけ
ですね。
ア:そこ(せどり)にしかチャンスがなかったんですよ。もうそれ以外は、何か知ってい
るわけでもなくて、何もない。これを掴まなかったらもう、人生終わると思って。
佐:会社勤めをしている先にも未来もないし……。
ア:そう。もう終わると思っていたわけです。だから一生懸命やっていたんですけども、
結局、全くうまくいかないから、その稼いでいる方と会わせてくださいとお願いして……。
Monthly Special Interview
7
「本当にこんなので 100 万稼いでいる人がいるの?
ウソじゃないの――?」(アレックス) 佐:まあまあ厚かましい感じ(笑)
ア:さらにもっと厚かましいことを言うと、本当に稼いでいるかも疑問に
思っちゃって……。
佐:絶対ガッツでは負けないアレックスさんが全力でやっているのに……、
ア:絶対負けませんね。
佐:それなのに数千円しか稼げない。本当にこんなので 100 万稼いでいる
人がいるの? ウソじゃないの――? と思ったんですね。
ア:だから、会っていただいたとき、売り上げ見せてくださいと、さらに
厚かましい感じでお願いしたところ、ものすごくいい方で「いいですよ」
と言われて、見せていただいた。ああ、本当だ、すげえって。
佐:どう思いました?
ア:もう本当、すげえと。100 万って 7 個数字が並んでいるんですよ。そ
れ以上だったんですけど。もう感動して。
佐:やっぱり間違いではないんだと確信を持ったわけですね?
ア:そうしたら、じゃあ次のステップは、ちょっと一緒に仕入れ、お願
いしますって(笑)
。
佐:相当厚かましいですね(笑)古本屋一緒に行って。
ア:当時はやっぱりその方の知識といい目利きといい、神的な存在でし
たね。次々利益のある商品をとっていくという。
佐:今だともう『ビームせどり』といって、バーコードで。
ア:そう。今は逆に知識と目利きは一切要らないですけど。
佐:ブックオフ行って本のバーコード、ピッピッピッピッで「これ売れ
ますよ」
「利益出ます」というのをコンピューターが教えてくれるんです
よね? それ昔はなかったんですか?
ア:ありませんでした。あと手打ち(※注)だったので、僕 1 冊(本のタ
イトル)打つのに時間かかるし、打ち間違えると出てこないし(笑)
。ガ
ラケーというパカパカ携帯の時代だったんですよ。
「相当厚かましいですね(笑)」
(※注…本のタイトルを入力して検索し、Amazon での販売価格を確認する作業)
Monthly Special Interview
8
佐:それで一緒に仕入れ先を回るようになって、今まで自分でやって数千
円だったときと、その 100 万円以上稼いでいる先輩のやり方を見ていった
ときに、何か違いに気づいたんですか?
ア:せどりの場合、
(本を選ぶ目利きの作業には)言葉であらわせない感覚
があって、その感覚とか、こういう本をピックアップしていくんだという
のを、体が(覚えていく)
。あと何店舗も回ると、必ず同じ本を見たりする
ので、そういうのが要するに売れ残っていて価値がつかない本であったり
と。
(そういう経験を積んだり、感覚を磨くことで)
、だんだん仕入れがで
きるようになりましたね。
佐:まだサラリーマンをやりながら、副業でせどりをやっていた。その売
り上げはどういうステップで上がっていったんですか?
ア:勤めていた会社が結構忙しくて、朝の 7 時から遅いときに終わるとき
は夜 11 時とかなんですよ。目いっぱいだったので、いける月といけない月
の差が激しくて、ばらつきがあって。ただ、いったときには副業で 20 万前
後ですね。
佐:それだけハードな仕事をしながら、副業でもあいた時間だけで 20 万は
行くようになってきたわけですか。
「1回しかない人生だからチャレンジしようと思って」
(アレックス)
ア:その先輩が仕入れていた 1 日の冊数と、僕が 1 日休みの日にやったときに同じぐ
らい仕入れられたとき、
「あ、独立できるな」と思いましたね。同じ冊数をとるとい
うことは、じゃ、1 日もらったら絶対いけるじゃんと思って。
佐:なるほど。そこが独立をしようと思ったきっかけですね。
ア:正直に、以前ネットワークビジネスで失敗もして家族に迷惑かけていたので、意
外とこの(副業の)ままでもいいんじゃないかな――。今の会社の給料プラス(副業
の収入でいいんじゃないか)というのもあったんですけど、体を壊しちゃったんです
よ。朝の起きるのが 6 時とかで、7 時には会社にいて、終わるのが平均的に大体 8 時
ぐらい。そこから閉店まで毎日ブックオフに。
佐:閉店 12 時ですよね、ブックオフって。
ア:11 時とか 12 時。回れるところを 11 時とか 12 時までやって、
帰ってきて検品、
出品、
発送作業をしていて、寝るの(深夜)3 時だったんですよ。それを繰り返していたら、
僕は大丈夫だったんですけど体がダメで。どこかの太い血管が切れちゃって、血を吐
くようになっちゃって。思った以上に(体の)状態が悪くて、一切起き上がることが
できなくて、4 日間か 5 日間ぐらい点滴で。そこでやっぱり(独立か、副業か)どっ
ちかに決めないと、結局体が 1 個しかないし限界もあるしで。
Monthly Special Interview
9
「その後も 3 カ月、仕事を続けたんですか? 」「いい形でしっかりやめて、1ヵ月目で 100 万いきました」
ア:ただ、前回も家族含めて迷惑かけたんだけど、1 回しかない人生だからチャ
レンジしようと思って、本当に入院したきっかけでもう独立しようと決めて。
会社に戻って、3 カ月前に言わないといけないというルールがあったので、それ
を伝えて 3 カ月後に。
佐:ちゃんとその後は 3 カ月、仕事は続けたんですか?
ア:続けましたね。親と一緒だったので。僕がやっていた仕事、1 人で 5 役(5
人分)ぐらいやっていたんですよ。だから抜けることによって……、
佐:迷惑かかっちゃう。
ア:正直、会社に迷惑かける分には関係ないんですけど、親に負担が行っちゃ
うんですよ。同じ仕事をやっていたので。抜けるにも抜けられなくて。しっか
りちゃんと引き継ぎをして、いい形でしっかりやめて、そして独立して 1 カ月
目でいきましたね、100 万は。
佐:副業でそれまでできていたから、この時間をそこに費やしたら……。
ア:そうです。
佐:なるほど。すごくよくわかります。で、100 万超えて、その頃にはもうバー
コードの『ビームせどり』って始まっていたんですか?
ア:そうですね。だからそのときに、結構早目にさっとできたというのがあっ
たので、圧倒的に仕入れもできたし、独占的でしたね。
佐:すごいですね。やっぱり僕聞いていて、絶対あきらめない気持ちが成功を
掴むんだなと思いましたが――。
でも、結果を出さないまま去っていく人たちが 95%いる中で、何か、例えばせ
どりをやりたいと思ったり、ネットビジネスで結果を、アレックスさんみたい
に出したいと思った人って、何が一番大事ですか?
Monthly Special Interview
10
成功するために――。
やり続けること。
自分が成功できない理由はない。
「大切なのはやり続けること」
ア:ひとつはもう、やり続けることですよね。あと、僕が常に意識してい
たのは、同じ人間が成功していたら、自分が成功できない理由はないとい
うこと。
魔法使える人間っていないじゃないですか。その業界で結果を出している
人がいる限り、結果は出るはずなんです。出ないというのは、何か原因が
あるので、そこさえわかっちゃえば稼げるようになります。
あと僕、100 万ぐらいで意外と落ち着いちゃったんですけど、そこでもっ
と稼いでいる人からアドバイスをもらって、20 分ぐらいのアドバイスだっ
たのですが、そのアドバイスをもらっただけで売り上げが 300 万まで行っ
たんですよ、自分ひとりで。だからビジネスで言えるのは、知っているか
知らないかで、結果が大きく変わるということ。
その代わり、そのちょっとしたアドバイスをもらって結果を出すためには、
無我夢中でやらないとダメ。無我夢中でやるから、そのちょっとしたアド
バイスの、いろんな応用が自分でわかってくるんです。
「あ、そういうこ
とで言いたいのか」というので。自分のやっているやり方と、そのアドバ
イスのやり方を組み合わせてやっていったときに、一気に 3 倍近く売り上
げが増えました。
何が違うんだろう――。
いつも違いを探し求めること。
佐:絶対やり続けることと、やり続けながら、もうできている人
がいるんだったら、絶対できるんだという確信を持つことと、そ
の差、何が違うんだろうというのをいつも探し求めるということ
ですよね。それをやっていけば、例えばせどりビジネス 1 個とっ
ても、
誰だってそれ(成功)は手に入るじゃないですか。すごいな。
ありがとうございます。僕はやっぱりアフィリエイトとかセミ
ナービジネス、全く同じ思いで、同じ道を歩んできたんで、やっ
ぱり NBC の方も、その根本はここしかないんだということを確
信していただいて、この道以外に、じゃ、どの道があるんだと。
ほかを潰すことも大事ですよね。
「信じて突き進むマインドが成功を決める」
サラリーマンをやっていく先に、果たして何があるんだろうと冷
静に考えたときに、可能性が 1%でもあるんだったら、自分を信
じて突き進むという、そういうマインドの部分が最終的には全部
成功を決めるんだなというのが、今日はアレックスさんの話を聞
いて確信しましたね。
本当にすばらしい話、ありがとうございます。
Monthly Special Interview
11
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