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児童図書館員養成専門講座募集要項
第 35 回/2015 年 児童図書館員養成専門講座募集要項 ●目 的 公共図書館の児童サービスの現場で中心的役割を果たし、指導 者・助言者として活躍できる人を養成する。 ●期 日 前期 2015 年6月 22 日(月)~27 日(土) [6日間] 後期 2015 年9月 28 日(月)~10 月7日(水) [9日間]10 月3日(土)は休み ●会 場:主として日本図書館協会 ●受講資格:上記の目的に適う、次の条件を満たす人。 (1) 司書有資格者であること。 (2) 公共図書館職員として5年間以上の経験を持つこと。 (3) 公共図書館の児童サービス担当を2年間以上経験していること。 *なお、全日程を受講すること。 ●募集人数:20 名程度 ●応募方法 ⑴ 本人の略歴:所定の履歴書に、氏名、フリガナ、年齢、勤務先(連絡先) 所在地、現在の雇用形態および職名、司書資格取得方法および年月日、図 書館員としての履歴を所定の履歴書に記載し、そのうち児童奉仕担当履歴 も年数がわかるように明記すること。 【所定の履歴書は、下記メールアドレ スにご請求ください】 ⑵ 課題① 「児童図書館員養成専門講座受講を必要とする理由」について 本文 1,300 字から 1,400 字まで(A4 用紙1ページ以内・縦置き横 書き)にまとめること。 課題② 以下に掲げる課題図書を読み、所属する図書館の課題と照らし 合わせてどのように考えるのかを、本文 1,300 字から 1,400 字ま で(A4 用紙1ページ以内・縦置き横書き)にまとめること。 『児童図書館への道』ハリエット G.ロング著 友野玲子訳 日本図書館協会 (字数不足あるいは字数超過は原則として審査対象とならないので注意すること) 上記⑴、⑵を4月 22 日(当日 17:00 必着)までに、下記アドレスの「日本図 書館協会児童図書館員養成専門講座係」宛にメールの添付ファイルにて送るこ と(exe.ファイルの添付は不可) 。 【応募受付は終了しました】 ●受講者決定通知:5月中旬に本人宛に通知する。 受講者の決定は、児童青少年委員会の書類審査による。受講決定後、必読図 書と各科目の課題を通知する。 ●参加費:6万円 (日本図書館協会個人会員または施設会員1名につき 4万円) ●修 了 証:全講座を受講した者に修了証を発行 ●主 催:公益社団法人日本図書館協会 (〒104-0033 東京都中央区新川 1-11-14 ☎03-3523-0811 E-mail:[email protected]) ●後援:全国公共図書館協議会 第 35 回(2015 年)児童図書館員養成専門講座カリキュラム(予定) ■前 期 午 前(9:30~12:30) 午 後(1:30~4:30) 6月 22 日 月 23 日 火 児童奉仕の運営・年間計画 24 日 水 図書館の魅せ方 押樋良樹 ブックトークの実演 25 日 木 児童図書館員の仕事 松岡享子 おはなしの実演 26 日 金 児童奉仕の実際(1) レファレンス 27 日 土 児童図書の編集・出版 9月 28 日 月 児童奉仕の実際(2) ストーリーテリング 加藤節子 29 日 火 児童資料(1) 外国の児童文学 早川敦子 30 日 水 児童資料(2) 日本の児童文学 宮川健郎 10 月1日 木 児童資料(3) 絵本 矢野 2日 金 児童奉仕の実際(3) 選書・蔵書構成 杉岡和弘 4日 日 児童奉仕の実際(4) ブックトーク 5日 月 児童資料(4) 科学の本 6日 火 児童奉仕の実際(6) 乳幼児サービス 7日 水 児童奉仕の実際(7) 図書館利用に障 害のある子どもたちへのサービス 山内 薫 開講式 坂部 豪 川上博幸 浅沼さゆ子・中島美奈子 別府章子 マスメディアと子どもの発達 土谷みち子 ■後 期 塚原 有 杉山きく子 博 児童奉仕の実際(5) 科学あそび 塚原 博 島本まり子 研修の自己評価とまとめ ■第 34 回児童図書館員養成専門講座受講生の感想から■ ・わが市からは初めての参加で講座の詳細が分からなかったこともあり、受講前は課題の多 さに驚きました。しかし講座に参加してみると、講師の皆さんは提出したものを丁寧に見て 下さっており、こちらがどんな状況にあるのか、どんなことを課題と思い悩んでいるのかな どを把握したうえで一人一人に向き合ってくださったことが印象的でした。また、先生方の 経験に基づく言葉は大変重く、心にまっすぐ届きました。さらにそれぞれの講座の内容はも ちろんですが、同じ受講生の発表や実演を 15 名分見せていただけたことも大きな収穫でし た。 児童サービスの基本を今一度確認し、これから何を大切にして進んで行けばよいのか、心 構えをはじめ、たくさんのヒントを得ることができました。講師の方々の熱意溢れる思いと ともに受け取った、実務に役立つ講義内容とエールを、自分だけのものとせず、共に働く仲 間や同僚と共有していきたいです。私にとって生涯忘れられない経験となりました。共に学 んだ同期の仲間との繋がりも財産になりました。ありがとうございました。これからも児童 サービスに携わる多くの図書館員が受講されることを願います。 坂部 豪