...

メンデルの遺伝の法則 1 理 科 学 習 指 導 案 池田市立池田中学校 中 澤

by user

on
Category: Documents
3

views

Report

Comments

Transcript

メンデルの遺伝の法則 1 理 科 学 習 指 導 案 池田市立池田中学校 中 澤
メンデルの遺伝の法則
理
科
学
習
指
導
案
池田市立池田中学校
中
単
元
名
5
生物の細胞と生殖
澤
景
子
メンデルの遺伝の法則
◎生徒観
小学校での発生の学習などをふまえて、生命の連続性の神秘には大変興味をも
っている。親の形質が子に伝わること、即ち「遺伝の規則性」については科学的な
理解はしていないので、基本的な遺伝に関する法則を理解する必要がある。
単元設定の
位 置 付 け
◎教材観
遺伝の規則性や、その規則性の中に生命の連続性が保たれるような工夫があり、
いろいろな遺伝の形態があることを理解することによって、生命を尊重した科学の
進歩への興味や関心を高めることができる。
◎指導観
遺伝によって保たれている種の保存と遺伝子の役割について正しく理解し、生命
を大切にする心や「生きる」ことに感謝する気持ちを育てることが重要である。
目
標
 身近な生物についての観察、実験を通して細胞レベルでの生物の体のつくりや
生殖の機能について認識を深め遺伝のしくみについて理解する。
自然事象への
関心・意欲・態度
生物と細胞、生物
単元の
評価規準
科 学 的 な 思 考
生物と細胞、生物
観察・実験の
自然事象について
技能・表現
の知識、理解
生物と細胞、生物
生物と細胞、生物
の殖え方に関する
の殖え方に関する
の殖え方に関する
の殖え方に関する
事物、現象に関心を
事物、現象の中に課
事物、現象について
事物、現象について
もち、意欲的にそれ
題を発見し、解決方
観察、実験を行い、 理解し、知識を身に
らを探求し、生命を
法を想定して観察、 観察、実験の基本操
尊重しようとする。 実験を行う。事象の
作を習得し、観察、
要因や仕組みを分
実験の計画、実施結
析的、総合的に考察
果の記録、考察など
して問題を解決す
を探求する過程か
る。
ら規則性を発見し、
自らの考えを引き
出して創意ある観
察、実験報告書の作
成や発表を行う。
1
付けている。
メンデルの遺伝の法則
(学習指導要領
2章
生物の細胞と生殖
生物のふえ方
イ
生物の殖え方)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5時間)
第1次、雌と雄でどのようにして子孫を残すのか・・・・・・(2時間)
指導計画
第1時
動物の有性生殖
第2時
植物の有性生殖
第2次、親の体から分かれてふえる
第1時
・・・・・・・・・・・(1時間)
無性生殖
第3次、親の特徴はどのように子に伝わるのか・・・・・・・(2時間)
第1時
遺伝の定義
第2時
メンデルの遺伝の法則 ・・・・・・・・・・・(本時)
参考文献及び参考にしたURL
(1)国立教育政策研究所(2002 年):評価規準の作成、工夫改善のための参考資料
-評価規準,評価方法等の研究開発(報告)
2
メンデルの遺伝の法則
本時案(計画
第5時の第5時)
 遺伝のしくみやその規則性についての認識を深める。
 有性生殖では両親の形質をいろいろな組み合わせで受け継ぐため、必ずしも親と
目標
同じ形質をもつ子が生じるとは限らないことを減数分裂と関連付けてとらえる。
学習活動(生徒)
設
定
(
10
)
分
 前時の復習をする。(教材
「染色体と遺伝子」)
指導上の留意点(指導者)

評価の方法等
染色体の減数分裂から
 遺伝の用語について正し
受精への流れと遺伝の
く理解している。
【知識・
関係を、整理して理解
理解】ワーク←シートの
できるように説明を心
記入、発問への解答
掛ける
 優性の法則について教材
 操作の説明をする。
を用いて試行する。
 遺伝の規則性について興
味、関心をもち、積極的
に試行に取り組む。【 意
欲・関心・態度】←ワー
クシート
追
求
(
30
)
分
 試行回数を増やすと結果
 遺伝の規則性について正
はどのように変わるか推
しく理解できるように助
測する。
言、指導をする。
 独立の法則についても試
 形質の発現が確率に対応
行して結果を比較する。
する結果であることに気
拠に気付く【科学的思考】
付かせる。
←発問に対する反応、
 発表して意見交換をす
る。
 いろいろな遺伝の規則性
 建設的に意見交流がすす
 遺伝の法則の規則性の根
ワークシート
み、客観的な判断ができ
るよう指導する。
について知る。
 まとめと整理をする。
整
理
(
10
)
分
 有性生殖と遺伝について
整理する。
 ワークシートに今日の感
 有性生殖と遺伝について
想と自己評価を記入させ
減数分裂と関連付けて説
る。
明することができる。
【知
識・理解】←ワークシー
トから
 次時の予告をする。
(準備物)
Flash 教材「メンデルの遺伝の法則」から「遺伝子と染色体」
「メンデルの遺伝の法則」
「いろいろな遺伝」
3
メンデルの遺伝の法則
授業プリントNo,(
3年(
(
)
)組(
)番
/
)
)
氏名(
Ⅰ、文章の空欄にあてはまる語句を入れなさい。
①生殖細胞とは(
)である。
と
②生殖細胞は(
)の数がもとの細胞の半分である。
③生殖細胞ができる細胞分裂を(
④生殖細胞が(
)という。
)することにより、子の細胞の( ② と同じ答が入る)の数が親と同じになる。
Ⅱ、優性の法則・独立の法則
優性形質
劣性形質
まるい・しわ
黄・緑
①丸いマメとしわのあるマメの第二世代について数を調べる
チェック回数
丸マメ(個)
しわマメ(個)
丸マメ:しわマメ
1
:
2
:
3
:
②丸くて黄色いマメとしわがあって緑のマメを交配した場合
チェック回数
(回)
丸・黄
しわ・黄
(個)
丸・緑
(個)
しわ・緑
(個)
(個)
整数比
1
(回)
(個)
(個)
(個)
(個)
整数比
1
丸マメの合計:しわマメの合計=(
黄マメの合計:緑マメの合計=(
:
:
1
1
)
)( およその計算で)
Ⅲ、「いろいろな遺伝」で気が付いたことや興味をもったこと
日時
今日の目標
理解したこと、気付いたこと、
/
4
自己評価
A
とてもよく理解できた
B
よく理解できた
C
理解できた
D
理解できなかった
Fly UP