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サポートブック(pdfファイル)
サポートブック 年長児用様式 本人の名前 男 ・ 女 平成 誕生日 年 月 日 作成日 平成 呼び名 歳 年齢 年 血液型 月 日 型 電話番号 住所 緊急時の連絡先 ①名前 続柄 母 電話(携帯) 住所 ②名前 続柄 祖母 電話(携帯) 住所 ③名前 続柄 祖母 電話(携帯) 住所 写真 学校名 担任名 電話番号 写真 その他 食物アレルギー(A小児科医院毎月受診) 持病 アレルギー等 服薬 有 ・無 薬の種類 卵・牛乳・ハウスダスト 月1回の定期受診 有 ・ 無 主治医 A 医師 病院 A小児科医院 電話番号 主治医 B 医師 病院 C病院 電話番号 障がい名 アスペルガー症候群 障がい特徴 *視線が合いづらい(特に初対面) *忘れ物・忘れごとが度々ある *落ち着きがない マイルールを通そうとする *不安が強く、テレビの中のことを身近なことだと思ってしまう *目に付いたものに振られやすく、思いつきで行動する事がある こだわり行動(癖、手癖、独特な様子) 爪かみ(日中はなし・入眠時) →対処:注目しない げっぷ(食後) →してもいい する時は口をふさぐ・手を当てる・人がいない所でと伝える 社会性 *友だちは大好きだが、いったんトラブルになると過去のトラブルも思い出し、しつこく文句を言う *否定されると、その場を離れ「ぼくはいらないこなんだ」といい、自分を否定する *失敗経験を引きずりやすく次回の活動に支障が出る *興味の方向が移りやすく、忘れっぽい *キーパーソン不在時は指示がはいりにくい 1 コミュニケーション(例 認知の仕方) 指示 ①言葉かけのほうがわかりやすい ②紙に書いた方が分かりやすい 文字 ①ひらがななら読める ②カタカナなら読める 時計 ①読める ②読めない ③読めない ③ 読めるけど残り時間はわからない *言葉かけだけでも理解出来るが、何度も言われるのが嫌なので、指示や約束事は紙面に書くと 理解は深く、後からでも見せるだけでいい *平仮名、カタカナ、数字は読める。最初の一語を見て都合よく解釈をするときがあるので確認は必要 *同じ形の時計を書いてみせると時間は分かる(マッチング)。長針が12の時は○時等も分かる 長い針が6になったら次の活動、と早めに伝えることで切り替えが出来る。反面、急な変更には難色を示すので 交渉することが必要な時もある *時計の形を見せて同じになったら次の行動、と知らせる *わからない時に「できん」「わからん」と言えるが、「教えてください」「手伝ってください」が言えない。 →リマインダーを活用し、定着を目指す。あまり難しい課題設定をしない。言えたらすぐ応じる その他 (感覚の特徴と配慮点、多動、不注意、衝動性等) *聴覚過敏があり、大きな音やびっくりした時の悲鳴をきくと耳を塞ぐ →あらかじめ「こんな音がします。」と伝えておくことで耳は塞ぐが不安は解消される *急に腕をつかまれたり押さえつけられるのが嫌 *匂いが気になるときがある(トイレ・苦手な食材の匂い・その他) パニックや困った時の対処の仕方 (パニックの様子や、起こる原因などわかる限り書いてみて下さい) *不安を言い続ける←初めての活動をする時 人から非難された時 自信がないとき *逃避 動かない ← 〃 *怪我や痛みに大きな声を上げる *着ぐるみが苦手(→遠ざける) *大きな音に固まる(→音源を知らせる ・予告する) 2 そのパニックや困った行動に対して、家で行っている対処方法を詳しく書いてみて下さい *不安を言い続ける時はその不安を紙に書いて○○だから大丈夫と具体的に書くと落ち着く *しばらく離れ、落ち着いてからトラブルの説明・本児の思いを受け止める いったん解決しても引きずりやすいので紙面にかき、その話は終わりました と確認する *逃避行動は追いかけず、しばらく声をかけずに見守る 視線が合ったらニコリと微笑み、落ち着いたら帰ってきてねと伝える *安心できる場所・ここならいていいよという場所を設定してあらかじめ伝えておく *怪我や痛みに大きな声を上げるときは冷やす・消毒する(しみないもの)・カットバンをする ことで落ち着く たいしたことない傷でもカットバンを要求するが応えることで安心する *着ぐるみは無理に近づけずに遠ざける *大きな音は予告があるといい 音源を知らせる *事前予告やスケジュールを使い、具体的な内容・手順を紙面で確認しておくとパニックにならない *パニックを起こした時は安心できる場所に誘導する 暗い場所や初めての場所は余計にパニックになる 余暇の過ごし方 (好きな遊び(外遊び、内遊び等)) ポケモンバトリオ収集 支援の有無と手立て → 一人で30分以上は遊ぶ ウルトラマン・怪獣ごっこ 〃 絵を描く・ぬりえ・工作・粘土 →指示も入るが、好きなものに取り組む方が好き 友だちと遊ぶ →ルールのある遊びや、トラブルになった時には 大人の介入も要る 嫌いな遊び(外遊び、内遊び等) 知らない遊び・ルールが分かりにくい遊びは 他者が遊ぶのを見学する 「ぼくはせん」と興味がむかない 無理に入らせずに気が向いたときを伺って誘う できなかったときに周りから冷やかされると 次回かたくなに参加しない 3 支援の有無と手立て (年長児用) 場面(現状) 登校 支援の有無と手立て(誰がどのように) 保護者 実際に歩いてみる 危険箇所や興味の向く箇所を確認する 地図をつくり注意するところを確認する 地図の提示 歩く時の約束を確認する 約束の提示 雨の時や荷物の多い時等いろいろな場面を体験する 困った時の対処法を伝えていく サポート隊の人を知る 簡単なサポート帳をつくり本児の特徴を伝える 朝の準備 担任の先生 靴箱・ロッカーの場所を知る 靴箱・ロッカーの提示 持ち物の置き場を知る 促しすぎず、サラッと呼びかけたり違う話題からはじめると 教科書・ノート・筆箱 白衣・歯ブラシ・コップ うまくいくこともある 体操服 その他 機嫌によってする時と時間がかかる時がある 国語 手順書・動線の確保・場所のわかりやすさを工夫する 担任の先生 平仮名・カタカナ・数字は読めるが音読は苦手 短い文章を読めたら褒め、長い文章はかわりに読む 簡単な文字と名前は書ける 間違っていても訂正せずに、書けたことを褒める 間違えたら消すがきれいに消えず、紙を破くことがある 介助したり、消し方を伝えている 算数 担任の先生 50までは数えるが、数が多すぎるとできないと言い、 5までの数字からはじめると、後半に大きな数がでても 数え方が乱雑になる 気にしないことがあるので、小さい数を最初に持ってくる 確実なのは10まで 10までの取出しができるが、6以上になると数を数える際は数唱 と指差しがずれてしまうことが多く、確実性を欠いている 生活 担任の先生 イメージが先にできるが訂正にも大分応じられるように 手順書や回答例・正解を紙面で確認させると理解が早い なってきた 事物の因果関係の理解 体育 ○○だから~する と具体的に説明する 担任の先生 着替える 着替えをどこに置くかを明示する→机の上orその他 教室移動 校庭・体育館を伝える 体操をする 初めての活動はあらかじめ内容を伝えておく 4 (年長児用) 場面(現状) 図工 支援の有無と手立て(誰がどのように) 担任の先生 使う道具を知る 道具の明示・使い方やしまい方の確認をする はさみは使える のりは指先につく感触を嫌がる時がある スティックのりを使うか選択させる (↑活動に不安があるときが多い) 活動を詳しく伝える モデルを示す 完成品を飾りたがる 写真をとって飾るなど 音楽 先生 音が大きいと不安を感じる ボリュームに気をつける これから音が鳴ることを予告する 歌詞を覚えるまでは歌えない 歌詞を書いておく 声を出さない 友だちの歌う様子を見せる 歌えるよう交渉する 大きな声の児と場所を離す 鍵盤にドレミがかいてあると弾ける 学活(話し合い) 先生 他者の意見を聞く 紙に書くと入りやすい 自分の意見を言う 言う順番を提示する 給食(偏食等) アレルギー食を食べる 配食を気をつける 食前に薬(インタール)を飲む 飲めたか確認する 予備の薬 苦手な食材 基本的には口を出さず栄養の話や褒めたら食べる 大根 ブロッコリー 人参 確認する 最終的には交渉→量をへらす(ここまでなら食べられる) 座る場所が自由だと落ち着かない あらかじめ指定があるほうがいい 初めての食材は食べてもいいか不安になる 食材は把握しておき、食べられることを伝える 昼休み(余暇の過ごし方) 友だちと遊ぶ トラブルがあったら経緯を聞く それを紙面に書いて その時の相手の気持ちやどうすればよかったのかを伝える 一方的な思い込みになりがちなので、本人の気持ちには 共感して他者の思いを知らせていく 5 (年長児用) 場面(現状) 行間休み(余暇の過ごし方) ルールのある遊びは覚えるのに時間がかかる 支援の有無と手立て(誰がどのように) 担任の先生 ルールの説明はわかりやすく紙に書いて伝えておく シュミレーションやモデルを見せると理解が早い 掃除 担任の先生 雑巾しぼりはできるが経験は少ない 掃除箇所の提示 拭き方 雑巾の片付け方 掃除箇所の指定があるとわかりやすい 係り活動 布団敷き 配膳 担任の先生 当番表の掲示 洗米 活動ができたときに褒める 放送 金魚のえさやり 喜んで活動する 全校集会 先生 視覚的手がかりがあったほうが集中が高い 座り方、聞く姿勢の見本を提示 事前にトラブルがあると後から参加や離れて参加 しばらく様子を見ているとみんなの移動を見て本児も動く 行事(非難訓練) 先生 避難場所 避難ルート を知り、非常ベルの音に動揺 図面を提示し、最初は予告して非常ベルの音がなる事を なく避難できる 予告する 煙体験は参加できない 拒否を受け入れ無理強いせず 運動会 先生 2週間前からスケジュールをしてやる気を高めていく 終わりが分かるように提示する ご褒美シール等 当日のスケジュール スケジュール提示 6 (年長児用) 場面(現状) 遠足 支援の有無と手立て(誰がどのように) 担任の先生 当日のルートを事前に通ってみる 当日のルートとスケジュール提示 準備物 準備物の提示 園便りを見て一緒に確認する 公共の施設は約束事を決めておく 音楽会 約束の提示 先生 2週間前から練習スケジュールをする 終わりが分かるように提示する ご褒美シール等 当日のスケジュール スケジュール提示 前年の様子を見学している どこまでだったらできるか確認し交渉する 下校 登校と同じ 保護者 登校と同じ 待ち時間のすごし方 荷物が重たいとくじけやすい あまり声をかけずに離れておく 手伝っての声には対応してやってください 体調の悪い時 先生 本児から訴えることができる 怪我のときはパニックになることもある 「パニックになった時」を参照 エコー・レントゲン・点滴は抵抗する パニック時は必要最低限の治療でやめておく あとは落ち着いてから トイレ(洋式・和式) 先生 介助不要 休憩時間に行くことを知る 授業中行きたくなった時は先生に言ってから行く ズボンのすそが濡れたら着替えたがる どこまで濡れたら着替えるか提示する 必要に応じて着替えを出す 着替え 先生 介助不要 脱いだものの始末ができているか確認 少しの汚れや濡れで着替えたがる どこまで濡れたら着替えるか提示する 不快な経験が残りやすく活動したがらない事がある 着替えがあるから大丈夫等 安心材料の提示 脱いだものの始末はできる 置く場所の指定 持ち帰り 忘れ物をしやすい 荷物が重たいとくじける 7 先生 チェックリスト要 その他なにかあれば書いてください ・保育園や家庭でのエピソードを記入する。(きっかけ➔対応➔結果) ①こんな時に ・その他 8 ②こういう対応をしたら ③こうなった。