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②団体1~10 - 山形県ホームページ

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②団体1~10 - 山形県ホームページ
特定非営利活動法人/朝日町
朝日町エコミュージアム協会
町全体がミュージアム 町全体が宝物
B
C
A
D
A.エコミュージアム事務局の皆さん B.谷地山ため池の睡蓮 C.一番人気は日本棚田百選「椹平の棚田」ツアー D. 阿部幸作氏撮影の写真
設立までの経過
「エコミュージアム」とはフランスで生まれた
新しい博物館学の考え方で、エコとはエコロ
ニ紀行」というツアーも企画している。
② まちづくりに関わる聞き取り調査、データ
を発刊し全戸に配付している。その編集作業
はこれまでのエコミュージアムの集大成とい
の整理、催し。
えるものであり、これまでの情報の積み重ね
ジー(生態学)、ミュージアムは博物館の意味
●阿部幸作(こうさく)氏 8 ㎜フィルムデジタ
があったからこそ、スムーズに充実した内容
の造語。地域の自然や文化遺産をそのまま現
ル 化 事 業 平成 21年度から「大朝日岳山
で編纂できたと自負している。これからも町
場に保存し、見てもらおうというもので、朝日
麓と住民の関わり」というテーマで調査活
を町民が良く知り、そのことで誇りを持って
町は平成 3 年に独自のエコミュージアム基本構
動を進 めているが、町の写 真 屋さんでも
生活できるまちづくりのお手伝いを続けてい
想をまとめている。「町民は見学者であると同
あった故阿部幸作氏が残された膨大な量
きたい。
時に出演者であり、町はまるごと博物館になり、
の写真や映像(昭和 27年∼ 56 年までの朝
住民は誰でも学芸員になれる」という理念の
日連峰の風景や地域の行事など)が発見さ
今後の展望
もと、朝日町エコミュージアム協会は町と住民
れた。昨年は3回に渡って写真展を開き、町
地域とのつながりを大切にしながら、まだ
まだ眠っている宝を探し発信していきたい。
の協働を実現する為、平成12 年に誕生した朝
内外から多くの人に足を運んでもらう事が
日町エコミュージアムコアセンターと同時期に
出来た。今年は8㎜フィルム映像のデジタル
法人化。平成22年で10年となる活動だが、更な
化を進めており、10月に町で開かれる「日
る町の宝を調査し、広く情報発信している。
本エコミュージアム研究会全国大会」で上
映を予定している。
主な事業
①「朝日町エコミュージアム案内人の会」
朝日町エコミュージアム協会のこだわり
窓口業務
朝日町は、
「地球に優しい町宣言」を行っ
エ コ ミュー ジ アム 学 芸 員(職 員)が、エ コ
ており、全国に類を見ない「空気神社」を始め、
ミュージアムで学びたい方やサテライト(現
ブナ林自然を体験するキャンプ場やコテージ
地見学場所)を訪ねたい方などの相談に応じ
村、りんごやワインなど有名な産物から最上
ている。研修講座を受けた町の人達がそれぞ
川「五十百(いもがわ)峡谷(きょうこく)」など
れ得意分野を「朝日町エコミュージアム案内
の名所まで、まさに宝に恵まれている。平成
人」として案内している他、
「朝日町ふるさとミ
22年、町では「朝日宝ものがたり」という本
01
〒990-1442 西村山郡朝日町大字宮宿2265番地
朝日町エコミュージアムコアセンター
「創遊館」エコルーム内
理事長 長岡 信悦
TEL/FAX 0237-67-2128 HP http://asahi-ecom.jp/
特定非営利活動法人/上山市
上山まちづくり塾
次世代へ繋げるまちづくり
B
A
C
D
E
A.事務局員・尾形睦さん B.改修後内 C.改修前の様子 D.作品展in長屋門ギャラリー E.セルフビルドの様子
設立までの経過
団体の特徴
今後の展望
上山を元気にしたいという市民の熱い想いか
山元地区で栽培されていた食用ほおずきを
上山固有の地域資源を活かしたまちづくり
ら、行政が主体となり平成13年に上山まちづく
地域の貴重な資源としてとらえ、
「ゆかたに似
を試行錯誤しながら継続していきたい。
り塾を設立。その後、主体的で自立した活動を
合うかみのやま温泉のアイテム」として売り
そして、市民、学生、行政、産業界等の架け橋
行うため平成21年3月3日にNPO法人化。住ん
出すべくプロジェクトに着手、上山明新館高
となることで、次世代へ繋ぐまちづくりをめ
でいる人と一緒にまちづくりの学習をしたり、
等学校と協働連携しながら栽培・商品開発を
ざしていく。そのためにも情報発信機能を高
市内外のまちづくり団体や先進地と交流を図っ
行っている。栽培には近隣の保育園と連携す
めるとともに、資金面など組織の充実も図る
たりしながら、上山を「住んで良し、訪れて良し」
るなど多くの市民が参加している。生食用は
必要がある。
のまちにするために奮闘中である。
山形市の割烹料亭やかみのやま温泉の旅館な
どに、加工用は洋菓子店・ベーカリーショップ
主な事業
などに出荷されている。山川牧場の協力のも
① 花いっぱいプロジェクト
と明新館高校の生徒たちが開発したほおずき
上山市弁天地区で草花を活かした緑と花の
アイスは好評を得ている。ほおずきの香料抽
まちづくり・
「紅花・食用ほおずき」の栽培か
出に成功し、新商品も開発中。ラムとココナッ
ら出荷・商品開発など
ツのリキュールを思わせる甘く深い香りがす
② 次世代に繋ぐまち並みプロジェクト
る。また、まち並みプロジェクトでは旧羽州街
見慣れた風景・古い建物にスポットを当て、
道に面した1軒の大きな長屋門長屋を東北芸
その価値を再考しながら後世に伝える活動
術工科大学の学生と市民と連携してセルフビ
ルドで改修し「長屋門ギャラリー」としてオー
プン、学生たちと市民の架け橋を担っている。
市民、学生、行政、産業界などとの広範な連携
がまちづくり塾の活動の特徴である。
02
食用ほおずき
〒999-3153 上山市十日町1-6
代表 鈴木 正芳
TEL 023-674-9600
HP http://sites.google.com/site/
kaminoyamamachidukurijuku/ 特定非営利活動法人/山形市
環境ネットやまがた
地球温暖化防止は一人ひとりの取り組みから
A
C
B
D
A.山形エコハウス外観 B.山形エコハウスの内部 C.事務局の皆さん D.温暖化防止を呼びかけるキャンドルナイトの様子 設立までの経過
私たちを取り巻くさまざまな環境問題は、す
③ 環境マイスター事業(自動車・家電・サッシ・
② 住宅を省エネルギー化する
ガラスの販売員に対して認定)の研修と関
山形県は暖房で使われるエネルギーが多い
でに国や企業のレベルを超え、自らが行動を
連イベント開催
地域だが、壁・屋根・床・窓などの断熱を強化
起こしていかなくてはならない時期に達してい
④ エコアクション21
するとともに機密性を高め、更には換気設
る。平成 8 年環境庁の「環境カウンセラー制
(環境省が策定した環境マネジメントシステ
備の効率を上げることで、環境にやさしい
度」が制定され、山形でも環境問題に関心の
ム事業)の認証登録、普及活動
光熱費の少ない家となる。
高いメンバーが集まり、平成10 年「やまがた
⑤ 環境保全協議会事業
③ 自然のエネルギー(再生可能エネルギー)を
環境カウンセラー協議会」が発足した。その後、
事務局の運営、セミナー開催、社会貢献活
環境カウンセラーのみならず、市民レベルの草
動など。
太陽エネルギーや、木材を破砕したペレッ
の根的な環境保全活動を推進展開していくた
環境に関する様々なイベントを地域、団体、
ト(バイオマス燃料)と呼ばれる原料を燃や
使う
め、また、行政機関等からの環境保全に関す
市町村、県などと連携して行っていくために、
して熱を作る。太陽エネルギーと木のエネ
る様々な委託事業を受託できるような体制づく
補助金・助成金にも積極的にトライしていき
ルギー、両方が補完しあいながら給湯や暖
りのため、平成16年「環境ネットやまがた」と
たい。
房の全てを賄う。
してNPO 法人を取得。現在は、「山形県地球
※山形エコハウスの見学受付中
温暖化防止活動推進センター」「エコアクショ
山形エコハウスの紹介
平日10時∼ 16時 ン21地域事務局」「山形県環境保全協議会事
山形エコハウスとは、平成 21年度に山形県が
毎月第3土曜日 10時∼ 16時
務局」「住まいの温暖化対策やまがた協議会」
業務など、環境問題に関する幅広い役割を担っ
ている。
主な事業
環境省の補助を受け、東北芸術工科大学と連
今後の展望
携し、建設したモデルハウス。地球温暖化を
山形エコハウスは技術の粋を集めたエコ住
防止するために、CO₂を排出しない住宅を目標
としている。 ① 木で住宅を作る ①地域活動支援事業(環境省補助事業)
木はCO₂を吸収し成長するため木で家を作
地球温暖化防止に関わる事業の実施
ることはCO₂を固定することになる。更に県
②省エネ住宅・省エネリフォーム事業(山形県
委託事業)「山形エコハウス」PR活動
内産の木を使用することが森林整備にも繋
がる。
03
宅。平成22年はこれを元に普及版のエコハウ
スを検討している。
〒990-2421 山形市上桜田三丁目2-37
山形エコハウス2階
代表 松村 倭男 TEL 023-679-3340
HP http://eny.jp/ 特定非営利活動法人/東根市
クリエイトひがしね
希望とやすらぎのひがしねを創造する
A
C
B
D
E
A.楽しく遊ぶ子どもたち B.伝統食 ふ料理講座 C.けやきジュニア合唱団 D.けやきホール E.イベントの様子
設立までの経過
小学1年生∼中学生で構成 自主コンサート
今後の展望
子どもから高齢者まで世代を越えた交流の
や施設慰問 など
各部会の事業展開及び屋外遊び場の提供な
場をつくり、すべての市民が輝いて暮らせる地
ど活動の場を広げるためにも外部の団体との
域社会の創造のため、平成16年8月に設立さ
ネットワークづくりを積極的に行っていきた
れ、11月にNPO法人化。
「子育て支援部会」
団体の特徴
い。そして、組織強化や人材育成のために自主
「まちづくり部会」「芸術文化・情報部会」の
NPO 独自の企画提案を活かし総合的な事
事業をしっかりと行い、会員を増やすように
努めたい。
3つの部会とけやきジュニア合唱団からなり、
業展開を行っており、「さくらんぼタントクル
平成17年に「さくらんぼタントクルセンター」
センター」の施設管理においては、行政だけ
の完成後は東根市と協働で施設管理を行う。
では目の行き届かな合いところにきめ細やか
また、子育て支援センター・けやきホール・ファ
なサービスを提供している。けやきホールは
ミリーサポートセンターを運営している。企画
市内外から1日400名、土日になると700
員が持つ自主・創造性を活かした多様な子育
名を超える児童で賑わう。そんな中で、市内
て支援事業を企画・実施している。
の小学生を対象としたキッズボランティアの受
け入れや、東根工業高校の生活クリエイト科
主な事業
の生徒がキッズボランティア用のエプロンを作
① 子育て健康部会
成するなど様々な形で市民が 積極的にセン
たがしや楽校・出前サロン/ 多胎児サロン・
ターにかかわっている。
むかしあそび伝承
他に保育士や看護師など資格を有したスタッ
② まちづくり部会
市民写真展・地産地消料理教室・歩いて訪
ねる再発見 など
③ 芸術文化・情報部会
フの乳幼児向け子育てサロンの開催や育児の
「援助を受けたい人」と「援助を行いたい人」
を結 ぶ 会 員 組 織「ファミリーサポートセン
ター」の運営など市民の目線に立ったセンター
源氏物語講座・文化講座「東根再発見」・タン
の運営を行っており、アイディアを行政に提
トクル市民映画会 パソコン講座 など
供しつづけることで行政と市民との架け橋と
④ けやきジュニア合奏団
楽しい、お遊戯
なっている。
04
〒999-3796 東根市中央一丁目5-1
東根市さくらんぼタントクルセンター内
理事長 菊地 和博
TEL 0237-43-0731
HP http://www.higashine.org/
(認定)特定非営利活動法人/山形市
アイビー
国際ボランティアセンター山形( IVY )
山形から世界へ支援の輪を広げたい
A
C
B
D
C
E
A.事務局長の安達三千代さん B.現地で田植えを手伝う大学生達 C.D.E.「算数ドリル」を現地の先生と一緒に現地語に訳し、教え方をディスカッション中 設立までの経過
て「算数ドリル」を作成し寄贈。学力向
平成 3 年カンボジア難民キャンプのスタディ
上を図る。
ツアーから始まった山形発の民間国際協力団体。
今後の展望
IVYユースの活動も始まったが、今後も国
境を越えて人との繋がりを肌で感じることの
② 日本国内での活動
事務局長の安達さんは白鷹町で外国出身の女
在住外国人への支援 日本語教室の開催、
出来る活動を、あらゆる世代の人に体験して
性達に日本語を教えるボランティアをしていた
医療通訳、派遣、翻訳、生活相談、就労支
欲しい。東北での国際協力の拠点となり、山形
が、平成 6 年にカンボジア担当となり初渡航。
援など。
県内・東北の企業との協働事業を開発してい
実際に自分の目で現地の貧困の様子を知る。
●国際理解協力・環境教育
きたい。身近に出来る国際貢献として、幅広く
物による支援ではなく、人材育成や組織づくり
●IVYユース(青年組織)への支援
募金を募っている。
に力を入れ、平成8年からは現地に駐在員を置
き、年間を通して住民の声を聞き支援の手を
③ 東北 6 県の NGO ネットワーク作り・国際
関係の相談対応
差し伸べている。平成11年法人格取得。平成
IVYの特徴
20年県内では初の※認定NPO法人となる。通
① 認定NPO 法人を取得した事で、活動に賛同
称IVY(アイビー)。前身のJVC山形から始まっ
して頂ける方からの寄付が受けやすくなった。
た活動は平成 23 年 20周年を迎える。(※認定
以前から行っている「書き損じ葉書」
「使用済
NPO法人とは、国税庁長官が認定したNPO法
みインクカートリッジ」の回収活動と合わせ
人のことで、寄付に税金優遇制度がある。)
主な事業
① カンボジア支援 てPRし、活動資金を増やしていきたい。
② 1年間の勉強 会を経て、平成 22 年 4月「IVY
ユース」が誕生した。山形大学の学生が中心
となって東北の大学生をネットワークするも
●農産物の供給流通システムの構築プロジェクト
の。17人のメンバーで算数ドリルを作成し8月
スバイリエン州 60 村の900農家を組織し、
の渡航で、現地の先生方と一緒に現地語へ
毎週 2回大型リゾートホテルへ出荷する仕
組みづくりを支援。収入向上を目指す。
きゅうり等野菜の出荷風景 の翻訳、指導に取り組んだ。
③ 外務省の委託を受けたNGO相談員(IVY 職
●小学校算数教育支援プロジェクト
員)が、東北6県の窓口として国際協力に関す
落第率の高い農村部の小学校1年生に対し
る相談に応じている。
05
〒990-2432 山形市荒楯町一丁目17-40
理事長 枝松 直樹
TEL 023-634-9830
HP http://www.ivyivy.org/
特定非営利活動法人/山形市
小さな天文学者の会
宇宙を見て感じて楽しもう
B
A
C
D
A.お話を伺った柴田晋平先生 B.星空観察の様子(右が星空案内人) C.星空観察の様子 D.山形天文台☆ 設立までの経過
平成10年日本天文学会が山形大学で開催
⑤ 「サマーナイトクルージング」
が高まっている。「星空案内人」はまさに宇
(夏季限定企画)蔵王ロープウエイ山頂
宙・天文に関するサイエンスコミュニケー
された。公開講演会に出席した人達へのアン
駅からの夜景星空鑑賞。※星のソムリエⓇ
ター。星空にはヒーリング効果もあり、天文
ケート調査で「宇宙についてもっと知りた
が案内 台を訪れる人がハッピーになっていくのを見
い」と言う声が多かったことからボランティ
●星のソムリエⓇ資格認定講座の開講 て、感じて、自分たちもハッピーになれる。
ア団体としてスタート。平成15 年もっと地
(年2回開講)豊かな知識と経験からおい
星空案内人も学んだことを人に伝えていくこ
域に貢献する団体を目指して法人設立。山形
しいワインを選んでくれるソムリエのよ
とでますますハッピーが伝播し、日常生活に
県には県立・市立の科学館やプラネタリウム
うに、星空や宇宙の楽しみ方を教えてく
潤いが生まれる。山形から発信したこの制度
が無いことから、山形大学理学部に「やまが
れるのが「星空案内人」。資格を取ると科
を幅広く広めることで、地域社会に貢献して
た天文台」をオープン。ここを拠点に市民に
学館や学校での指導や、地域のボランティ
いきたい。
幅広く天文台への門戸を開き、更に山形発の
アとして、子供たちや身近な人達に星空
「星空案内人資格認定制度」をスタートさせ
や宇宙の話が出来るようになる。①資格認
今後の展望
た。資格を取得した人達が、星の語り部として、
定講座を受講し、星空案内人(準案内人)
星のソムリエⓇ資格取得のため、県外から
専門家が発信するのとはまた違った浸透力で
資格を取得する ②さらに実技の単位を
通ってくれる人も多いので、現在全国13地域
身近な人達に宇宙の魅力を伝えている。お茶
取り、実技科目の認定試験を受けると、
で実施している資格認定制度を全国に広めた
の間で気軽に宇宙の話ができる日も近い。
星空案内人資格を取得できる。※星のソム
い。事務局体制を強化するためにも今後助成
リエⓇは、星空案内人に対する愛称。現
金などにトライしていきたい。
主な事業
在全国で約1000人が資格を取得し、県内
また、宇宙・天文に興味を持つジュニア世
①やまがた天文台運営
では、案内人29人、準案内180人が活躍中。
代の育成にも力を入れていきたい。
毎週土曜日一般公開
②4次元宇宙シアター一般公開
毎月最終土曜日 ※要予約
③小学校等への出前授業
「望遠鏡を作って、観る」講座など
④市民向け天文講座の開催 最新の宇宙像を勉強
小さな天文学者のこだわり
「理科離れ」という言葉が聞かれて久しく、
研究者と市民をつなぐ役割を担う「サイエン
スコミュニケーター」と呼ばれる人達の役割
06
〒990-8560 山形市小白川町一丁目4-12
山形大学理学部内
代表 柴田 晋平
TEL 023-628-4552
ホームページ「小さな天文学者の会」
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特定非営利活動法人/上山市
東北青少年自立援助センター
社会に出て生きていくための人間力、鍛えます!
A
B
C
D
A.B.野菜の栽培の様子 C.蔵王いこいの里 D.田植えの様子
設立までの経過
団体の特徴
『もったいない』という言葉も忘れ去られよう
東京で学校の教員をしていた岩川耕治理事
元教師やカウンセラー資格を持つスタッフ
としている飽食の時代に育つ今の子どもたち
長の両親が不登校の生徒たちと向き合っている
を有し、現場での経験に基づく実践的な自立
には必要不可欠な経験ではないだろうか。
うち、学校ではやれることに限界があると感じ、
支援を行っている。現在は小学校の生徒から
昭和61年に「蔵王いこいの里」を設立。『不
37歳までさまざまな年代の若者たち13人
登校』と呼ばれる児童・生徒や『非行』の子
と、農作業や土木・木工作業、接客訓練な
を預かる施設として長年運営されてきた。しか
ど共同作業活動をしている。子どもたちと真
し、近年の若者を取り巻く環境の変化により、
剣に向き合うために愛を持って怒る。そうす
20∼30代の若者も増え、それらの問題に柔
ることで最初は周りと軋轢があった子も次第
軟に対応し、強固な支援体制を継続して維持・
に耳を傾けるようになり、自分最優先の考え
発展させるために平成19年にNPO法人化され
方や行動に変化が見えてくる。そうした経験
現在に至る。
が、社会に出て集団の中で生きるための実力
となっていく。
生徒たちと座禅修行
主な事業
①不登校・非行・引きこもり等の若者の共同生
活による自立支援事業
今後の展望
・共同作業訓練(農作業・接客訓練など )を通
平成21年から近隣の果樹園の手伝いをして
じて青少年の自立・復学・就労の支援
おり、今後外部との連携を更に増やしていき
②若者自立支援に係る相談員カウンセラー派
たいと考えている。地元地域では高齢化が進
遣事業
み田畑の放棄地が増加している現状があり、
・引きこもり等の若者への相談員派遣
そうした農地を借り、寮生たちと耕すことで農
畝立ての様子
業のノウハウを学び、寮生の中から新規就農
や農業の会社に就職する者が出てくることを
期待している。自分たちが食べるものを自分た
ちで作るということは、モノや情報が氾濫し
07
〒999-3114 上山市永野字蔵王山2561-1 理事長 岩川 耕治
TEL 023-679-4005 FAX 023-673-2610
HP http://www.tohoku-ysc.org/
特定非営利活動法人/山形市
ビルトグリーンジャパン
環境のプロを育てる
A
D
B
C
A.講師も勤める荒井正幸理事長 B.授業風景 C.校舎壁面に設置された太陽光パネル D.無料省エネ診断パンフレット
設立までの経過
県内4 地区から12 名を雇用し研修の後、無料
おり、活躍の場は広がっている。専門校で基
平成7年ジェトロの輸入住宅派遣事業で米コ
省エネ診断を120事業社(平成 22年 8月∼ 23
礎的な知識と技術を身に付け、その後の独立
ロラド州に派遣された荒井理事長は、現地で
年 3月の期間)行う。省エネ診断と改善提案書
を目指すような人材も育成したい。また、市
住宅省エネ評 価システムを採用したビルトグ
を作成する。
場コストと環境コストの低減を図るため、太
リーン運動と出会う。「このシステムを日本で
取り入れたい」とビルトグリーンジャパンの構
ビルトグリーンジャパンの特徴
想が浮かんだ。平成11年の法人設立後、住宅
ビルトグリーンジャパンは、これまでも県
だけでなく、環境とは「エネルギー・水・食料」
内公共施設などの省エネ計画の立案、実行な
を総合的に考えていかなければならないと各分
どを手掛けてきた。特に山形市総合スポーツ
野の勉強を始める。そして、平成 21年専門分
センターの省エネ診断では、水銀灯713 基の
野の講師を迎えて「国際エコロジー大学」を
交換により電力契約を450kw削減。その結
自主事業で立ち上げ、企業から時代を担う多く
果年間700万円の節約を達成した。
の人達が参加した。この事業が評価され、今
山形県環境技術専門校の訓練カリキュラム
年度「環境技術専門校」がスタートした。
には、これまでの実績を生かし、廃棄物減量、
主な事業
理などの科目を設 定。講 師は、省エネセン
①平成22年4月「山形県環境技術専門校」開講、
ター・エネルギー使用合理化専門員の栗田
県内では初となるエネルギー管理士の資格
晃一氏をはじめ、環境建築やバイオマスエネ
取得などを目指す職業訓練校「山形県環境
ルギー、ボイラー管理などの専門家が務める。
陽光・風力・地熱・バイオマス等の自然エネ
ルギーの普及促進を図っていきたい。
省エネ診断、自然エネルギー、省エネビル管
照明器具の改善。上が改善後。
技術専門校」を開設した。国の緊急人材育
成支援事業の助成を受けており、雇用保険
を受給できない離職者や求職中の若者、退
今後の展望
職者が学んでいる。環境分野の訓練校は全
環境技術専門校で学んだ40名の訓練生の
国でも例がないという。
技術を生かして山形県の地球温暖化防止に貢
②省エネ診断事業 (山形県との協働)
献したい。省エネや環境対策が急務となって
08
〒990-0845 山形市飯塚町436-1
山形県環境技術専門校 理事長 荒井 正幸
TEL 023-673-9260
HP http://www.yamagata-bg.net/1.php
特定非営利活動法人/天童市
ふれあい天童
品格ある老いを目指して
A
B
C
D
A.代表理事の加藤由紀子さん(左)と、事務局の新沢一子さん(右) B.手仕事の会の様子 C.手仕事の会の作品 D.利用者への昼食準備風景
設立までの経過
のサービスを他の会員から受けることも出来る。
代表理事の加藤さんは4人の祖父母の介護と
活動者にはプラス交通費が支払われる。
3人の子育てを同時に行った経験から、「日常
ふれあい天童のこだわり
認知症の方や一人暮らしの方が利用され、
活き活きとした表情になっていくのを見ると
のちょっとした事を、気兼ねなく助け合える組
主な活動
喜びを感じる。心と身体の健康づくりを心が
織をつくりたい」と主婦仲間に呼びかけ、平
① 生活支援サービス
け「品格ある老い」を目指していきたい。
成5年「ふれあい天童」を設立した。気持ちが
食事の世話・掃除・洗濯・買い物・留守番・
あれば誰でも参加できる、介護保険ではまか
話し相手など
なえない部分のサービスも提供したいと、会員
制による互助の助け合いの仕組みを作り、有
償で生活支援サービスを開始。スタート時から
NPOの感覚を備え、「お仕着せでない、金儲
けでない、施しでもない」活動をモットーとし
ている。平成13 年NPO法人化。会員は現在
300人弱。介護保険等の収益事業には参入し
ておらず、その活動の分野は利用者のニーズに
応え多岐に及んでいる。
② 外出支援サービス
通院介助・外出介助
③ 洗濯サービス
家族に代わって施設に入所中の方や入院中
の方の洗濯、繕い、ボタン付けなど。
④ デイサービス「いきいきサロン」
毎週月曜日10時∼ 利用料金1500円
⑤ みんなの居場所作り「の∼んびり茶の間」
毎週火曜日∼金曜日10時∼
の~んびり茶の間のみなさん
今後の展望
ふれあい天童 利用の仕組み
利 用 料 金 600 円(昼 食 込 み)、昼 食 のみ
頑張りすぎず、あるがままで今の活動を
300円。子供から高齢者までいろんな人が
ずっと続けていきたい。地域の方々に活動の
① 会員登録する
集い、誰かに会える、自分でいられる場所。
理念を広げ、色んな人が気軽に集えて、お互
年会費3000円で会員になると、サービス(活
手仕事の会やゆったりお茶のみ、書を楽し
いに助け合いが出来る「居場所づくり」を啓
動)を提供することも利用することも出来る。
む会など、何気ないおしゃべりの中で心が
発していきたい。
② 利用料700円(1時間)
繋がる。
この中から100円を事務所経費に、100円を
⑥ その他、介助や産前産後のサポート、子
時間預託として積み立てる。預託金がたまっ
育て支援、緊急時の病児サポート、福祉
たら現金や寄付にも出来るし、その金額分
啓発研修会など。
09
〒990-1442 天童市北久野本二丁目4-18
代表理事 加藤 由紀子
TEL 023-653-0393
FAX 023-653-0398
特定非営利活動法人/山形市
やまがた育児サークルランド
父親も母親もイキイキ子育て B
A
C
A.笑顔で遊ぶ子供たち B.楽しく遊ぶ様子 C.子育てランドあ∼べ
設立までの経過
育児等相談事業
の開設は全国でも先行事例であり、各地に子
山形市内で活動している育児サークルの横の
●子育てカウンセリング 気軽に育児相談
育て広場が出来る際のモデルとなっている。
つながりを築くために他のサークルに呼びかけ、
会発達相談会 育児サークル相談会 など
抱える共通の悩みや運営上の問題について話
その他に、②育児サークル支援③保育サービ
今後の展望
しあったことをきっかけとして、平成10年に山
ス④情報提供⑤女性の人材育成⑥調査研究
現在、子育てひろばの全国協議会によって
形市内の自主運営の子育てサークル連絡会とし
⑦行政からの委託事業などがある。 全国の実践者や子育ての専門家たちと連携し、
て発足。各サークルで培われたノウハウの共有
地方の現状を国に伝え、各地域にあった子育
や個々では実施困難な活動の実現などを目指
ての政策が行われるよう働きかけをしている。
し活動している。現在では育児サークル支援や
団体の特徴
県や各市町村に対しても事業を提案していき
保育サービス・女性の人材育成・調査研究な
子育てランドあ∼べは「生まれる前から保
たい。中長期的には訪問型の子育て支援を行
どの事業を行っている。
育園までの親子」をメインターゲットとし、
いたい。そのためにはより多くの市民の理解
が必要になってくる。地域住民とともに活動
主な事業
中心商店街活性化の一環として平成14 年 6月
に七日町の松坂屋跡地 5 階にオープン。以前
していくように会員を増やすためにも、今後
① 『子育てランドあ∼べ』の運営
から子育ての一時預かりについての実態調査
認定NPO法人を目指したい。
●交流と情報提供事業(地域子育て支援
を行っていた経緯があり、そこで得たお母さ
拠 点事 業 ひろば 型)交流・相談 広場 育
んたちの意見をもとに事業を提案、運営を行っ
児情報の提供 おやこ広場でのサークル活
ている。施設にはおやこ広場・託児ルーム・
動の受け入れなど
研修室の3つのスペースがあり、保育士の免
●保育サービス事業(一時預かり地域密着
許など専門的な資格を有するスタッフによっ
Ⅱ型)託児ルームでの一時保育・・・3 時間ま
て短時間でも充実した保育サービスを受ける
で利用目的は問わない ことができる。託児ルーム利用料も実態調査
料金1時間500円(以後30分毎に250円)
から値段を算出するなどニーズにあった利用
●教育と女性の自立支援事業
しやすい環境づくりを目指しており、非営利
IT講座 子育て関連の講座 手作り講座
だからこそできるサービスの提供は今後新た
再就職応援講座 ボランティア養成講座など
な公共の担い手として期待される。この施設
10
〒990-0042 山形市七日町四丁目7-18
エミネンス七日町1号
代表 野口比呂美
TEL 023-673-9337
〒990-0042 山形市七日町二丁目7-10
NANA-BEANS 5階
【子育てランドあ∼べ】
TEL 023-615-1930
HP http://www.ikuji-land.jp/index.html
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