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【三重県鈴鹿市】特定非営利活動法人 鈴鹿循環共生パーティー
「農」のある暮らしづくり交付金 取組事例 市街化区域 【三重県鈴鹿市】特定非営利活動法人 鈴鹿循環共生パーティー 食育の推進 [農業を文化的に組み込む地域社会の実現] NPO等 ○親子での農作業体験を通して食育を推進。 ○農業を通じて地域内での世代間交流を実現。 活動のきっかけ・経過 ○鈴鹿市の人口の1割強を占めるシニア世代 は、生きがいを持てる社会参加を望んでいる がきっかけをつかめずにいた。 ○人口の4分の1を占める20代30代世代、特 に子供を持つ世帯は食の安全安心のため、 農業体験を通じた食育に高い関心がある。 ○若い世代とシニア世代が農業を通じて交流 することで、互いに農を通した食の安全安心 に対する共有意識を高め、活動を通じて趣味 として農作業を楽しむ環境作りを行うことが地 域の活性化にもつながると判断し、「農」を通 じた世代間交流に取り組むこととした。 ■活動主体のタイプ NPO団体を主体に地域住民と連携 ■地域資源キーワード ・里山 活動の実績(H26実績) ○事業参加者数(月平均):40人 活動の効果 活動の概要 (シニアと子供のコラボ) シニア世代が見守る中で、子供たちは「街の畑公 園」で野菜の栽培・収穫・調理体験、「鈴鹿の里山」で きのこ類の栽培、収穫体験を行った。 子供達が本物の農業体験をしたときの感動や驚き を、親と共有することで食育につなげていく。 (地域住民による蕎麦・大豆農園) 蕎麦・大豆の栽培を通して、充実感を持ち趣味を実 現していくことを実感するとともに、共同作業により住 民の交流の場ができた。 ○ビラ・チラシ、立て看板の設置、参加者への 呼びかけ等周知活動の徹底により毎月平均 40名の参加者の確保に成功するとともに、計 画立案した事業を全て実施することができた。 ○農作業体験に参加した親子や地域住民の 農業への意欲の向上が見られた。また、社会 参加を希望していたシニア世代の企画に対す る熱意によって地域の活性化に希望を見いだ すことができた。 <活動体制> 特定非営利活動法人 鈴鹿循環共生パーティー 協力 ○SUZUKA FARM(株) 事務局 特定非営利活動法人 鈴鹿循環共生パーティー 「農」のある暮らしづくり交付金 取組事例(平成26年度の実績) シニアと子供のコラボ 親子での農作業体験 親子とシニア世代との交流 ○「町の畑公園」や「鈴鹿の里山」で「種まきやきのこの植菌→定植→成長過 程の観察→収穫」の一連の作業をシニア世代が見守る中、子供たち自身が体 験を行った。 ○子供達が体験したことを親と共有することにより、親子で農に対する関心を 高めることができた。 ○取り上げる品目によっては専門家や学識経験者が講師として参加。地域特 有の品種の説明や、野菜に関する雑学等を披露してもらい参加者から好評を 得た。 地域住民による蕎麦・大豆農園 大豆の収穫、調整 収穫した大豆を使用したみそ作り ○地域住民を対象とした蕎麦・大豆の栽培から加工までを体験する企画を 実施した。 ○播種から定植、成長過程の観察、収穫、加工の各過程において年齢・性 別を超えた交流の場を形成することができた。 【問い合わせ先】 「特定非営利活動法人 鈴鹿循環共生パーティー」 〒513-0828 三重県鈴鹿市阿古曽町14-28 電話059-389-6603 ウェブサイト:http://www.suzuka-jp.org/