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木や紙が燃えると、なぜ木炭のように黒くなるの
6年 理科 学習相談 学研教育情報資料センター 小/理科/6年/物質とエネルギー/ 物の燃え方と空気/理解シート 木や紙が燃えると、なぜ木炭のように黒くなるの 燃える物のおもな成分は炭素で、炭素のかたまりは高 温でしか燃えないから、燃え残るのさ。 はい ■よく燃えた後には、白い灰しか残らない 木、紙、石油などの燃料類は、ほとんど、おもな成分が炭素でできています。 きゅう これらに火をつけると、熱で分解されて燃える気体が出てきて、空気中の酸素と 急 げき 激に結びつき、ほのおとなり、熱や明るい光を出します。火のいきおいが強く、完 全によく燃えた後には、わずかに白い灰が残ります。火が小さかったり、いきおい が弱かったときは、黒い紙や黒い木の燃え残りができます。 また、木を、空気(酸素)が出入りできないようにして熱したときは、燃える気 体が出てきた後、黒い木炭が残ります。 ■燃え残りの黒い紙や木炭は、強火で熱すると燃える 燃え残りの黒い紙や木炭は、強火で熱すると燃え出し、よく燃えた後には、ほん の少しの白い灰しか残りません。 木炭は、粉にでもしないと、なかなか火がつきません。およそ400℃以上まで 熱しないと、燃え出さないのです。ただし、火がつけば、けむりを出さないで燃え 続けます。木などから燃える気体が出た後に残るおもな成分は、炭素です。炭素は、 かなり高温にならないと燃えないため、燃え残って黒い炭(炭素)のかたまりにな るのです。 たき火 温度が 高い よく燃えた後は、 何も残らないね。 けむり 白い灰 黒い燃え残り よく燃えているとき 無断複製:転載:翻訳を禁ず Gakken 火が消えた後 B046204810